晶葉「出来たぞ!『…』が『!』になる発明だ!」 (40)

晶葉「出来たぞ!『…』が『!』になる発明だ!」

モバP「なんだって!?!?!?!?!?!?!」

晶葉「落ち着け」

モバP「この銃を人に向けて撃てばいいんだな???」

晶葉「そうだがまだ試作段階で重大な欠点があってだな」

モバP「いやぁ天才かよありがとう!!」

モバP「一度で良いから見てみたい ハキハキ喋る ゆきみちゃん! 圓楽です!」

モバP「というわけで早速俺は行くぞ!!!」

晶葉「人の話を聞け!!!!」

晶葉(まずい! あの装置はまだ解除するシステムがないんだ!)

晶葉(使われる前に止めないと!)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1459595096


―――――

晶葉「見つけたぞモバP! それは解除装置がついてないからまだ使っちゃダメだ!」

モバP「えっ?」

晶葉「まさか!?」

雪美「晶葉!!どうしたの!!?」

晶葉「あぁ……なんてことだ……よりによって一番影響の大きい娘に……」

モバP「すまん……つい……」

雪美「モバP!ご主人様!!私!膝の上!!乗せて!」ダキッ

モバP「ああ^~」

晶葉「おい」

モバP「すまないつい」

晶葉「とりあえず私はラボに戻って元に戻す装置を急いで創る」

晶葉「だからその拳銃を渡してくれ。 すぐに終わるぞ」

モバP「確かにずっとこのままじゃいけないしな、頼むわ」

ペロ「ンギャァ」パクッ

晶葉「こらペロ!」

ペロ「ニャニャッ」ダダダダッ

晶葉「仕方ない…追え!ウサちゃんロボ!」

ウサ「うさー!」ダダダダダダッ

雪美「ふふっ!ペロ!!いたずら!!!!ね!!」

モバP「これはこれであり!!!!かわいい!!!!」

晶葉「そうのんきなことをいってる場合じゃないんだぞ!」

モバP「まぁカワイイからこのさいよくない?」

晶葉「本当にいいのか!?」

晶葉「ともかく私はなんとかして元に戻す装置を作るから、その間雪美を頼んだぞ」

モバP「あぁ、あそこのソファで膝の上に乗せて待ってるよ」

晶葉「うぅん、それでいいのだろうか……とにかく頼んだぞ」

モバP「いやぁ、声の大きい雪美もなかなかいいもんだなぁ」

雪美「ふふっ!!たくさん!!働いた!モバP!!撫でて!」

モバP「もちろん!」

雪美「モバP!!!これ!!!!いい!!!」

モバP(声が大きくなったせいかなんだか積極的だな今日は)

雪美「モバP!!どうしたの!!?」

モバP「えっ? なんでもないよ?」

モバP(うぅん、声が大きいからこう顔が近いとなかなかインパクトがあるな)

千秋「ただいま」

モバP「おぉ、千秋おかえり」

雪美「千秋!!おかえり!!」

千秋「さ、サジョウサン!? どうしたの? まるで『…』が『!』になったみたいじゃない!」

モバP「飲み込みが早い!」

千秋「早く戻してあげましょう?」

モバP「もうちょっとこのままでもよくない?」

千秋「あなたそれでもゆきみストなの!?」

モバP「えっ?」

千秋「佐城さんは『…』で語りかけるのがいいのよ。わかるかしら?」

モバP「あっ、はい」

千秋「というわけですぐに戻して!」

モバP「それが……」

千秋「なによ? せっかく『…』を『!』にする機械を作ったけれど元に戻す機能をつけ忘れたとでも言いたげな顔ね?」

モバP「うん」

千秋「しょうがないわねぇ、私も直せそうな人を探してみるわ」

モバP「頼む」

雪美「予想どおり!!この声はなじむ!!!実に!よく馴染む!!!ぞ!!!!!」

モバP「雪美どこでそんなの覚えたの!?」

雪美「比奈!!!!1人で!!楽しそうに!言ってた!!演技!!練習!!?」

モバP「雪美、そのこと絶対他の人にいってあげないでね!?」

雪美「わかった!!!!モバP!!約束!!!!ね!!」

モバP(というか実によく馴染んでない気がしてきた)

雪美「!!!!!!?」

雪美「モバP!!どうかした!!?」

モバP「ううん、なんでもないぞ」

雪美「嘘!!!隠し事!!ダメ!!!!!」ズイッ

モバP「か、隠し事なんてないよ。 そうだ! 新しい衣装が届いてたんだ! あわせにいこう!」

雪美「うん!!」

モバP「良い返事だ」

――――――――――

モバP(千秋ならものすごい速さで雪美を元に戻せる人を探し出してくるに違いない)

モバP(その間に雪美で色々遊ぶぞ!)

雪美「モバP!!衣装!どこ!!?」

モバP「う~ん、ごめん今日届くはずだったんだけどないみたいだ……」

モバP「せっかくだし色々着てみるか!?」

雪美「!!!!!!!モバP!!私!!人形!違う!!!!」

モバP(元気よく否定されると案外背徳感がないな)

モバP(いつもなら「……………モバP……私……人形…違う……」とか言われて申し訳ない気持ちになるんだけど)

モバP「まぁそんなこと言わずに頼むよ」

雪美「わかった!!!!」

モバP(ちょろいぜ)

モバP「どれがいいかなぁ……」

雪美「モバP!!見て!!!!」

モバP「おぉこれはマーチングバンドのやつか」

雪美「私!!代表!!選ばれなかった!!!!けど!!みんな!!仲間!!!」

雪美「ステージ!!立つのは!!5人!!でも!!歌う!!踊る!!!!みんなで!!!!」

モバP「雪美……」

モバP(なんだかスポ根マンガみたいだ)

モバP「ごめんな……雪美……俺が不甲斐ないばっかりに……」

雪美「大丈夫!!チャンス!!まだある!!!!」

雪美「いつか!!私!!バトンを持って!!みんなの!!先頭に立つ!!」

モバP「ありがとう」

雪美「だから!!悲しい顔!!だめ!!!!」

モバP「うん」

雪美「次!!何がいい!!?」

モバP「もう……………いいんだよ……雪美……」

雪美「そう!!わかった!!!!」

モバP「ゴメン嘘やっぱりとときらのスモッグお願いします!!猫耳鈴付きで!!!!」

雪美「!!!!!変態!!?」

モバP「あぁ^~」

参考画像
http://imgur.com/uUTtszI
http://imgur.com/uUTtszI

>>20
すみません同じのを貼り付けてしまいました。
とときら学園猫耳鈴付きはこちら
http://imgur.com/obpwcC4

雪美「モバP先生!!!!!どう!!?」

モバP「最高だよ」

雪美「ありがとう!!!!」

ペロ「にゃにゃぁ!」

雪美「ペロ!!どうしたの!!?」

ペロ「かくかくぺろぺろ」

雪美「!!わかった!!!!。モバP!!千秋!!呼んでる!!!!」

モバP「うん、いこう」

モバP(もう十分楽しんだし千秋に直してもらうか)

モバP(ペロは銃もってないし、千秋が回収して晶葉に渡したのかな)

モバP(正直そろそろ元の静かな雪美が恋しくなってきたしちょうどいいタイミングだ)

――――――――――

モバP「すまないちょっと用事があってな」

千秋「嘘が下手なのね、衣装室に佐城さんを連れ込んで着せ替えしたって顔に書いてあるわよ」

モバP「ひえぇ」

雪美「千秋!!怒らないで!!!!」

千秋(佐城さんとときら学園スタイル!!!!)

千秋(控えめにいってbrillanteよ……」

千秋「え、えぇ。 そうね、ちょっと熱くなりすぎたわ」

モバP「解除装置ができたのか!?」

千秋「それが…なんとかペロから取り返したのはいいけれどだいぶかじられていて装置を創るのはまだだいぶ時間がかかるそうよ」

モバP(ペロの噛むチカラおかしくない?)

千秋「それで、池袋さんが直している間に誰か佐城さんを元に戻せそうな人を探していたら……」

裕子「偶然このサイキックアイドルのユッコが通りがかったというわけです」

裕子「まさにサイキックめぐりあい宇宙ですね!!」

モバP(出たな! サイキックガンダム!!)

千秋「そういうことなの……だから……一応……万が一……」

モバP「大丈夫か、しゃべり方が雪美っぽくなってるぞ」

雪美「千秋!!ものまね!!上手!!!!」

モバP「今の雪美とは全然似てないけどな」

裕子「それでは早速私のサイ…サイキック元に戻しでなんとかしましょう!!」

千秋(うまいこと思いつかなかったのね)

モバP(上手いこと思いつかなかったんだなぁ)

裕子「それでは雪美ちゃん、このソファに座ってください」

雪美「うん……」

裕子「それでは私が元に戻れと念を送っていきます!!」

裕子「雪美ちゃんは目を閉じて私のサイキックを感じながら元に戻ったと思ったら目を開けてください!!」

裕子「行きますよ!! さいきっくぱわー!」

千秋(どうするのこれ……)

モバP(気の済むまでやらせてあげよう……)

裕子「………………………」

千秋「………………」

雪美「!!!!!!!!」

モバP「……………………」

裕子「う~ん、私1人のサイキックちからではどうすることもできませんね」

モバP(今度はサイキックバトラーか)

裕子「千秋さん、プロデューサー、チカラを貸してください」

千秋「堀さんあのね、私もどういう原理で佐城さんがこうなったかはわからないけれど」

千秋「少なくとも池袋さんがやったのだから科学的な何かだと思うの」

千秋「だからサイキックなんて非科学的なものでは元に戻せないんじゃないかしら」

裕子「千秋さん……」

千秋「ごめんなさい、気を悪くしないでね。 サイキックは…その…とても素晴らしいと思うわ」

千秋「だけど今回ばっかりは……」

モバP「そうだなぁ、一度晶葉のラボに戻って……」

裕子「待ってください!!」

すみません間違えました。
>>25

☓雪美「うん……」
◯雪美「うん!!」

でお願いします。

裕子「ここで引くは行かないんです!」

裕子「ここで諦めちゃったらサイキックじゃないんです!!」

千秋「堀さんそもそも……」

裕子「どんな信じられないことも信じ続けて強く念じることがサイキックなんです!!」

裕子「千秋さん!!お願いします!!」

裕子「私にはサイキックしかないんです!!」

千秋「堀さん……」

モバP「協力しよう。 スプーンだって念じなきゃ絶対に曲がらねぇんだ」

千秋「……そうね、ダメでもともと。 やらないよりはましね」

裕子「ではみなさん手をつなぎましょう」

千秋「ふふっ、なんだか手をつなぐのって照れくさいわね」

モバP「そうだな」

裕子「では目を閉じて念じてください!!」

千秋(いつものミステリアスで物静かでクールな佐城さんに戻って!)

モバP(思い出せ!クールサジョウ!!絶対的佐城を!! アブソリュートユキミ!!!)

裕子「いいですね! 皆さんの思いが伝わってきました!!!!」

裕子「それではご唱和ください!!!!!!」

裕子「みんなの気持ちを一つにして!」

裕子・千秋・モバP
「「「
     サイキック!!!大ユニゾン!!!!
                         」」」

雪美「!!!!!!…………………………」

モバP「………………やったか!?」

千秋「佐城さん、何か喋ってみて」

雪美「どう……?」

裕子「成功です! やりました!」

千秋「信じられないわ……」

晶葉「助手! やっと装置が完成したぞ!」

モバP「あぁ、それなんだけど……」

雪美「さいきっく……元通り……ね…………」

晶葉「サイキック元通り? 確かに元には戻っているが……」

裕子「私の…いえ、私達3人のサイキックで見事!雪美ちゃんを元に戻しました!!」

晶葉「そうか…裕子のサイキックは一度科学なほんと…」

晶葉「もしかして作用が一時的なものだったのか?」

モバP「いや、本当にサイキックなんだ」

晶葉「モバP、そういう冗談は私はあまり好きじゃないんだ」

千秋「池袋さん、本当なの」

晶葉「うぅ、普段ちゃらんぽらんなモバPの言うことならともかく千秋にまで言われると信じるしかないみたいだな……」

雪美「晶葉……サイキック……本当…………」

晶葉「なんだって……」

雪美「最初…私……楽しかった……でも……やっぱり……嫌……あんなの…私じゃない……」

雪美「モバP……最初……嬉しがってた……でも……だんだん……いやそう……私…辛かった……」

モバP「雪美……」

雪美「裕子……モバP……千秋……みんなの気持ち……流れてきて……嬉しかった……」

雪美「みらくる……てれぱしー……ね…………」

晶葉「う~ん…にわかには信じがたい話だが雪美まで嘘をつくとは思えないし信じざるをえないな」

千秋「私も正直信じられないわ」

モバP「そうかな? 俺は裕子が見せるサイキックをいくつも見てきた。 だから何も不思議じゃないさ」

裕子「えっ? そ、そうですよ! なんてったってサイキックですから!」

千秋「どういうこと?」

晶葉「やはり特異体質? この事務所はやたらと……」

モバP「そうじゃねぇよ、ファンの皆を笑顔にするサイキックだよ」

モバP「信じることで人を笑顔にする、それが裕子のサイキックなんだ」

裕子「え、えへへ……」

モバP「だから今日も雪美が元に戻って笑顔を取り戻したいという思いにサイキックで応えたんだ」

晶葉「ふふっ、サイキックか……非科学的だが今回ばっかりは白旗を揚げるしかないな」

モバP「雪美、今回は本当にごめん」

晶葉「そうだぞ、私が解除装置を作ってる間にテスターを集めてもらうつもりだったのに」

晶葉「それを勝手に話を聞かずに使うから」

モバP「晶葉もすまなかったな」

晶葉「とはいえ、未完成の発明を助手に見せたのが悪かった」

晶葉「すまなかったな雪美」

雪美「ううん……大丈夫……楽しかったから……」

裕子「これでサイキック仲直りですね!!」

モバP(しかし、未完成の発明を見せるなんて晶葉らしくないな……)

モバP(つい嬉しくて見せびらかせたくなっちゃたのかな、晶葉もカワイイところあるなぁ」

晶葉「モバP、声が駄々漏れだぞ」

モバP「えっ? あっ、いや」

晶葉「そうだ、次はモバPにテスターになってもらおう」チャキッ

モバP「今度も銃か。 どんな銃なんだ?」

晶葉「あぁ、今回のは高速で金属を飛ばすことによって『P』を『…』に変える銃だ!」バキュンッ

モバ…「普通の銃じゃねぇか!」

終わり

―――――おまけ―――――

千秋「ちょっと池袋さん!?」

裕子(あれ? 今打たれてから喋ってましたよね? サイキックダイイングメッセージ?)

モバP「……やっぱいてぇ……ってか鍵クローゼットがなければ即死だったぜ……」チャラッ

晶葉「流石は私の助手だ」

モバP「当たり前だろ、いつ何時誰に襲われるかわからないからな」

千秋(えっ!? あの変なキーホルダーにあたって大丈夫だったってこと?)

雪美「流石……モバP……ね……」

モバP「でもありがとよ晶葉。 打たれたおかげで次の仕事のアイデアが出来たぜ!」

モバP「裕子!晶葉!雪美! 3人でユニットを組むぞ!」

千秋「ちょっと待って私は?」

モバP「ほら千秋はブリノワで忙しいから」

千秋「それじゃぁ佐城さんをブリノワに入れて3人にしましょ?」

モバP「あ~それもいいな」

晶葉「意思を強くもて!」

モバP「そうそう、その裕子と晶葉と雪美でユニットを組むぞ!」

モバP「ユニット名は!『サイキック・サイエンティフィック・ミステリック』だ!」

モバP「色とりどりの念力と科学と神秘が3つそろって流星となる!!」

モバP「次回!サイキック・サイエンティフィック・ミステリック!お楽しみに!!」

晶葉「名前が安直な上に冗長、0点!」バキュン

本当におわり

以上です。
これからも膝の上の恋人こと佐城雪美をよろしくお願いします。

前作です。
モバP「えぇっ!? ありすがツイッターで雪美を囲ってる!?」
モバP「えぇっ!? ありすがツイッターで雪美を囲ってる!?」 - SSまとめ速報
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