洋榎「恭子が『ありがた山のとんびからす』に攫われた!?」由子「なのよー」 (73)

漫「ど、ど、どうするんですか!?明日は五位決定戦ですよ!?」

洋榎「落ち着け漫!兎にも角にも恭子を攫ったとんびからすを追うんや!」

絹恵「真瀬先輩、とんびからすが何処行ったかわかりますか?」

由子「慥か…>>3に飛んでったのよー」

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はやりんが泊まってるホテル

由子「瑞原プロが泊まってるホテルへ飛んでったのよー」

洋榎「よっしゃ!それなら話は早いわ。早速、ホテルに殴り込みやで!」

絹恵「お姉ちゃん、そんな物騒な…」

漫「何言ってるんや絹ちゃん。あのババア、言うに事欠いてうちの先輩を掠め取りやがったんやで?」

洋榎「せや。戒能とか言うカキタレが居りながらJKに手を出すとか、今はやりの不倫やな!はやりだけに」

由子「お、おう…」

漫「ババアが泊まってるホテルに>>6で突撃や!」

はやり「ん?今馬の嘶きが聞こえたような…」

バァーン!!!

馬「ひひーん!」

漫「オイコラ、婆!うちの先輩返せや!」

はやり「ひぃぃ!?」

由子「とんびからすがここへ飛んで来たことは判ってるのよー」

洋榎「恭子を何処に隠したんや!?」

絹恵「お姉ちゃん…まだ末原先輩が此処に居るとは限らへんのとちゃう?」

馬「そう馬。兎に角先ずは瑞原プロから話を聞いてみる馬」

漫「先輩をどこやった!?手ェ出してへんやろうなァ阿婆擦れ女?ええ齢こいて色ボケかボケェ!」

馬「まぁまぁ…落ち着いて下さい馬。済みません…どうやらこちらへ末原さんを攫ったとんびからすが向ったと真瀬さんがおっしゃったようで…」

由子「のよー」

馬「何か御存知でしょうか馬?」

はやり「>>9

すこやんにさらわれた

はやり「すこやんに攫われたんじゃないかな?」

洋榎「すこやんに?」

絹恵「小鍛冶プロが何で?」

漫「決まってますよ!アラフォー拗らせて先輩をレイプしようって算段ですよ」

由子「ホンマに小鍛冶プロが攫ったんですか?」

馬「ひひーん」

はやり「はやりこの目でみたもん、すこやんがとんびからすを飼ってるところ☆」

洋榎「で、すこやんはどこに居るん?」

はやり「すこやんは>>12に居るよ」

はやりの実家

はやり「はやりの実家に居るよ」

洋榎「何で?」

はやり「さぁ?駄洒落でも習いに行ってるんじゃないかな?」

漫「うぅ…寸胴体形のアラフォーは兎も角、あの瑞原プロより少しだけおっぱいの大きい美月さんに誘惑されとったらどうしよう…『漫ちゃん!ウチ、美月さんで熟女の良さが判ったよ!』なんて言われたらウチもう立ち直れへん…」

馬「まだ決まったそうわけじゃ…」

洋榎「兎にも角にも、はやりんの実家に突撃やで!」

由子「馬さんはここでお別れなのよ」

馬「皆さん、お気を付けて馬」

洋榎「おう!」


洋榎「島根に着いたで」

絹恵「あれ?そういえば瑞原プロの実家って何処にあるん?」

由子「うーんなのよー…」

>>16「おい、お前達何をしてるんだ?」

爽「慥か姫松の…」

由子「有珠山の大将さんなのよー」

洋榎「あんたこそ、島根までわざわざ何しに来たんや?」

爽「はやりんの実家を尋ねようと思ってさ」

漫「っていうことは、瑞原プロの実家を知ってるんですか?」

爽「んにゃ、知らない。はやりんの出身の島根まで来たら判ると思ってたんだけど、お手上げでね?途方に暮れてたんだよ」

由子「なんなのよー」

爽「でも、代わりにでっかい鳥が女の子連れてどっかへ飛んでくのを見たような…」

洋榎「恭子や。きっとそっちにはやりんの実家があるに違いないで!」

漫「でも、情報が曖昧ですね。そのどっかってどっちの方角やったか判りませんか?」

爽「うーん…そうだな…そう言えばその鳥、>>20を背中に乗せてに居たような…」

咲さん

爽「清澄の大将を乗せてたなぁ…」

漫「宮永か…」ギリッ

由子「きっと宮永さんが事の黒幕に相違いないのよー」

洋榎「宮永とすこやんは共謀して恭子を攫い、はやりんの実家に立て篭っとると…」

漫「先輩…二人に酷いことされてへんといいけど…」ぐすん…

絹恵「泣かんといて?まだ酷いことされてるとは限らへんよ?」

洋榎「せやせや。今頃、はやりんの実家でカレーでも御馳走になってるかも判らんで?」

漫「先輩、ポンカレーの甘口しか食べられないんですよ?もし中辛以上を無理矢理食べさせられてるとしたら…」カタカタ

洋榎「そう気を落とすなや。今度、梅田のインディアンカレー奢ったるさかいな?」ポンポン



一方その頃…

咲「ふふ…どうやらうるさい鼠が数匹、ここ島根まで嗅ぎ付けて来たみたいだね…」

末原「んー!んー!」ジタバタ!

咲「何言ってるのか判らないなぁ…口のガムテープくらい外してあげよう」

びりり!

末原「痛い!って、宮永!一体何の真似や!?ウチを攫って何を企んどるんや!?」

咲「ふふ…それはね…末原さんを攫った理由は>>24

一目惚れした洋榎と恋人同士になりたいから

咲「一目惚れした洋榎さんと恋人同士になりたいからだよ」

末原「な!?」びくん!

健夜「それと末原さんと何の関係が?それなら愛宕さんを直接攫って来たほうがいいんじゃ?」

咲「知ってるよ…末原さん、洋榎さんと隠れて付き合ってるって…」

末原「な、なんでそれを!?」

咲「千里山の情報マニアにこっちの情報と引き換えに聞き出したんだ…」

末原「なんや浩子…あんだけ他に言わんように釘さしたのに…」

咲「本当、適当に和ちゃんのスリーサイズを想像で言っただけなのに騙されて…これじゃあフナQじゃなくてチョロQだね」

末原「クソォ…宮永ァ!!」

美月「まーまー、ママの前で喧嘩は止してね?」

健夜(たまたま瑞原プロのお母さんと親しくなって、実家に御呼ばれしたと思ったら、変なことに巻き込まれたなぁ…)

どうしよう?>>29

とりあえず美月さんのケーキを食べる

健夜「もう食べてるよ」もぐもぐ…

美月「ケーキはまだまだあるからケーキ良く食べてね☆」

健夜「こっちのチーズケーキも美味しいよー♪」

とんびからす「どうしなはります咲さん?奴さん、いずれこちらを嗅ぎ付けてきやすぜ?」

咲「うーん…早めに手を打っとくか…」

末原「何する気や宮永ァ!もし洋榎に何かしたらただじゃすまへんで!」

咲「そんな酷いことはしないよ。ただ>>32するだけ…」きゅふふ…

美月さんに捧げる

今日は此処まで

しーゆーあげーんなのよー

再開するで~

咲「美月さんに捧げるんだ…」

末原「???」

咲「丁度いいし、美月さんの異能を見て貰おう…」

健夜「うめーうめー」もぐもぐ

美月「美味しいケーキになぁれ☆」びびび

健夜「!?」

ピカン!

ぽん…

末原「ひぃぃ…さっきまであんなに美味しそうにケーキを食べてた小鍛冶プロが、美月さんのビームに当ってチョコレートケーキになってしもうた!?」

美月「あら、フォンデュショコラね☆」もぐもぐ

咲「美月さんの異能…それはビームを当てた人を美味しいケーキに変えてしまう能力…」

美月「人間パティシエの美月とは私のことよ?」

末原「そ、それで…『美月さんに捧げる』って…」カタカタ…

咲「もちろん、洋榎さん以外の姫松メンバーを美月さんに捧げて、私と洋榎さんとの初めての共同作業の為の人間ウェディングケーキになってもらうんだよ」

美月「おもちの大きな絹恵ちゃんを一番下の段のケーキに、次に華やかな由子ちゃんを二段目に、可愛らしい漫ちゃんを三段目、そして一番上を頑張り屋さんの恭子ちゃんに飾ってもらおうと思うの」

末原「うちがケーキの一番上なのはうれしーッ!でも、美味しいケーキになるんはごめんやーッ!!?」カタカタカタカタ

咲「逃げようとしても無駄だよ?ここにあるケーキも、すべて美月さんがケーキにした人達なんだからね…」

チョコレートケーキ(たすけて!)ぷんすこ=3

チーズケーキ(えりちゃ~ん…)しらんし…

末原「ひええぇぇ!!?こ、コイツら狂っとるでぇぇ!!?」

咲「さぁ…先ずは末原さんも美味しいケーキになぁれ…」

末原(う、うちはどないしてこのピンチを切り抜ければいいんや?>>43

美月さんに泣きつく

末原「いやや!うち、ケーキになるんはいやや!」

美月「でも、咲ちゃんと洋榎ちゃんとの披露宴にはウェディングケーキは欠かせないのよ?」

末原「うわーん!ぐすん!おねがいじまずぅぅ!なんでもずるんでケーキだけば…ケーキだけばがんべんじでぐだざい…」

咲「うわわ。すごい泣き顔だね」

美月「ちょっと可哀想かしら」

末原「お”ね…お”ねがいでず…」ずずず…

美月「どうする咲ちゃん?こう顔中涙と鼻水だらけだと、ケーキにするにはばっちいわ?」

咲「うーん…そうだね…それなら>>46してもらおうかな?」

私と洋榎さんの仲を祝福

咲「それなら末原さんには私と洋榎さんの仲を祝福して欲しいな」

末原「な!?」

末原(それは遠回しにウチに洋榎と別れろって言ってるんやないか…)

とんびからす「らすらす…ここは咲さんの言う事聞いてた方が賢いんじゃおまへんか?」

咲「駄目ならいいんだ…駄目なら…」

美月「あらあら☆」

末原「わかった…祝福するわ、二人のこと…」

末原(洋榎…ごめんな…)

漫「あの準決で使ったスタンドみたいな奴使えばいいんじゃないですか?」

由子「すたんど?」

爽「あぁ、カムイのことね」

洋榎「せやな。それやったら一発ではやりんの実家がわかるんちゃうか?」

爽「んー…実はさっきも試したんだけど、駄目っていうか…」

漫「駄目?」

爽「何か、島根広域に『いてつくはどう』みたいなものをかけられてるみたいでさ。さっきから呼べども呼べども全然来てくれないんだよ」

洋榎「げにおそろしきは宮永の魔力やなぁ…流石魔王の諢名を頂くだけのことはあるで」

由子「敵は恐ろしく強いのよー」


絹恵「あ!お姉ちゃん。何か大きな鳥が向こうから飛んでくるで?」

洋榎「ん?あれは…恭子を攫ったとんびからす!?背中には宮永と美月と恭子も乗っとるで!?」

咲「ふふ…逢いたかったよ?洋榎さん」

漫「お前が先輩を攫った奴やな?先輩を返せリンシャン畜生!!」

咲「末原さんならほら?今は私と洋榎さんとの仲を取り持ってくれる仲人をしてくれるって」

洋榎「き、恭子が!?ほ、ホンマか!?」

末原「>>51

全ては神の導くままに(適当)

末原「すべては神の導くままに(適当)」

洋榎「恭子!?ど、どないしてもうたんや!?」

咲「二人の仲は神様も祝福してくれるってことだね。それじゃあとんびからすさん、美月さんに捧げる生贄共を全員生け捕りにして」

とんびからす「らすらす、わかりましたで」

爽「とんびからすが襲い掛かって来た!?」

漫「大丈夫です!私には>>54という秘策が!」

デコからビーム

漫「デコからビームです!」

びびび

とんびからす「ぐわぁ!?」

ちーん

焼き鳥「ほくほく」

咲「あわわ…とんびからすさんが焼き鳥に!?」

洋榎「ようやったで漫!」

焼き鳥「らす…」

絹恵「お姉ちゃん!何か様子が変やで!?」

洋榎「ぐわぁ!!?」

焼き鳥「らすらすらす…鶏肉はちゃんと火を通さないと危険やで?」

末原「!?」

漫「しまった!?出力が足りなかったか!?」

由子「洋榎ちゃんが捕まったのよー」

咲「空をちゃんと見てみなよ?」

爽「うわ、曇りだ」

漫「そうか!?空が曇りで太陽光エネルギーが足りなかったから敵を焼き切れなかったんや」

由子「漫ちゃんのデコからビームは、ソーラエネルギーを使うエコロジーな必殺技なのよー。今はやりの再生エネルギーなのよー」

焼き鳥「さぁ、残りのもんも観念しなはるんやな!」

漫(くっ…もう一回試したい…でも肝心の太陽光エネルギーが…)

爽「こんな時は私に任せろ!私の真の異能>>59

ネオパウチカムイ

爽「ネオパウチカムイ!」ズズ

焼き鳥「ふひゃっ//」

由子「敵が怯んだのよー」

漫「今や!末原先輩、今のうちに私に愛の告白をして下さい!」

末原「なんで?」

漫「いいから!とりあえず今だけでもウチの言う通りにして下さい!」

末原「なんやわからんけど…漫ちゃん好きやでー」

漫「先輩が…先輩がウチのこと愛してるって…爆発する程抱きしめたいって…子供は二人以上産んで欲しいって…」

由子「そこまで言ってないのよー」

漫「ふおおおぉぉぉ!!!先輩、大好きっス!!!」ぴかぁ

どかーん!!

絹恵「漫ちゃんのネオ・デコからビームでとんびからすが蒸発したで!?」

爽「やった」

咲「うわわ…とんびからすさんがやられたよ…」

美月「あらあら」

洋榎「恭子は返してもらうで!」

末原「洋榎!」

漫「えへへ…先輩が…先輩がウチのこと好きやって//」

末原「えへへ//洋榎、ごめんなあんなこと言って。あれは敵を欺く噓やで」

洋榎「あ、あぁ、わかってる…だから今は宮永の方を…」

末原「もうええやん。洋榎、うちとの関係好い加減みんなに話そう?」

洋榎「き、恭子!?そ、それはみんなに秘密にと…」

由子「?」

末原「実はウチ…愛宕洋榎とお付き合いさせていただいてます//」

由子・絹恵・漫「「は?」」

漫「え?え?主将って鹿老渡高校の麻雀部の部長さんと付き合って聞きましたけど?」

由子「は?何言ってるん?洋榎はうちと付き合ってるんやで?」

絹恵「え?お姉ちゃんはうちの恋人やろ?姉妹同士でも問題ないよねって言ってたやん」

咲「…」

洋榎「や、やばい…」だらだら

末原「洋榎、どういうこと?」にこっ

由子「部活に支障が出るから付き合ってることは内緒って話やったな?」

絹恵「うちは女同士な上に姉妹同士、世間の目もあるから黙っとこうって話やったで?」

咲「はぁ…洋榎さん、これはどういうことかな?」

末原「説明して?」にこにこ

洋榎「ち、違うんや。こ、これは>>64

全部赤阪郁乃って奴の仕業なんや

洋榎「ぜ、全部代行の仕業なんや!?」

洋榎(ええい!もうヤケや!全部代行の所為にしたろ)

由子「巫山戯るな。そんな訳ないやろ?」

絹恵「お姉ちゃん…ちゃんと説明して?」

洋榎「代行の…代行の所為や!」

咲(あ~あ…100年の恋も醒めちゃったな…)

末原「うーん…慥かに代行なら怪しげな魔術で由子と絹ちゃんに自分は洋榎と付き合ってると思い込ませる事が出来るかも…」

洋榎「せ、せや!すべて代行の魔術の所為や!」

洋榎(ふぅ…恭子がうちの言葉を何の疑いも無く鵜呑みにするほどうちにぞっこんで助かった…ホンマ、恭子はチョロいで)

「みんな!騙されたらアカンで!」

洋榎「!?」

末原「あ、あなたは…」

漫「監督!?」

善野「いくのんちゃんはそんなことしとらへんで!全部洋榎ちゃんが悪いんや!」

洋榎「ぎくっ!?」

善野「本当は洋榎の不倫癖に気付いてたんやけどな…この大事な時期に変ないざこざを持ち込まんために黙っとったんや」

漫「それはホンマですか!?やい!よくもウチらを騙したな、このゲスの極み女子!」

洋榎「ひぃぃ…恭子、絹恵、由子…みんな堪忍な?」

由子「許せないのよー」

咲「美月さん」

美月「みつつ☆」

洋榎「うわ!?」

ぽん!

絹恵「あ、お姉ちゃんがケーキになった」

美月「洋榎ちゃんのケーキ、ひろえ食いしちゃった☆」もぐもぐ

ちゃんちゃん♪

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