【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」哩「そん41よ」【咲-Saki-】 (1000)


※このスレは咲の二次創作安価スレです

※もはや何個あるんだよ……な、京太郎視点です

※最強(麻雀でとは言ってない)の京太郎を目指して、日本各地の高校で雑用をします

※色々補正あり、エンディングはヒロインの数だけ

※鬱なし、ガチ修羅場なし、闘牌なし

※麻雀は基本、京太郎視点のみの個人戦ですよーぅ

※ギャルゲのみでやっていくもよし、麻雀を極めるもよし、すべては安価神とコンマ神のみぞ知る


パート1
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1389148459/)

前スレ
パート40
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」小蒔「そ、その40ですっ!」【咲-Saki-】
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」小蒔「そ、その40ですっ!」【咲-Saki-】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1453193834/)


 安価の連続取得、連続スナイプはおk
 複数選択安価の、同一IDによる複数取得は不可
 踏み台+単独取得は可能
 安価取得からの選択修正は不可、取得内容がミスなら安価↓となります

 書き込みエラーは書き込まれている場合があるので、再書き込みの前に更新推奨
 連続書き込み、下げ忘れなどへ、厳しいツッコミはあったかくな~い
 煽りにならないよう、和やかに行きましょう


◆スタートは9月(二週目以降は10月)
(現在??月、永水→宮守→阿知賀→白糸台→姫松→千里山→清澄→臨海→清澄→有珠山→新道寺)

基本ステータスは3つ。
・雀力スキル=咲世界での戦闘力
・執事スキル=炊事・洗濯・掃除・裁縫等の家事全般、教養や成績、さらには容姿に関わるスキル
・雑用スキル=麻雀関連の雑務、気遣い、買い物、データ管理、コミュ力に関わるスキル

※成功判定はコンマが、50+スキル数値÷10以内なら成功、オーバーなら失敗(普通)、ゾロ目で大成功
※麻雀判定は別記載


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1458990524


◆基本的な流れ
・派遣先で一ヶ月過ごす

・一ヶ月の内訳は4週間、週7日、ただし使用するのは二週間分=平日12日+休日2日、+連休3日

・週開始時に、重視行動選択。行動に対応するスキルが毎日1上昇する。経験値の場合は5。
 (例:重視雀力→毎日1上昇×6、週末にさらに6追加)

・各日で選択可能な行動を選び、判定し、イチャイチャしたり鍛えたり

・7日が終わると、6日で成長した分と同じだけさらに成長、スキルポイントと女の子好感度
(技能経験値以外の、コンマ運で上げた分は除く ※例:ボーナス、遭遇判定好感度、おみくじ)
(追加成長は、本来予定していた四週行動の名残。前週と同じ行動をした、という仮定で成長する)

・連休 合宿or旅行or休日×3として使用可能

・そこからまた7日行動、終わると倍成長、日程終了

・オファーをチェックし、別の学校へ(安価多数決)


【※ 学校イベント予定】
テストは基本、5月二週、7月二週、10月四週、12月二週、2月四週。
白糸台と千里山と阿知賀は6月二週、9月二週、12月二週、2月四週。
テスト前週は通常行動の雀力行動不可。

5月一週水曜~金曜:GW(三連休) 土曜:体育祭
10月一週土日:学園祭 二年限定10月三週水木金:修学旅行
3月:卒業式(3月0日に、という扱い。行ったことある場所なら、どこでも行ける)
4月:入学式

【麻雀大会イベ】(土曜は団体戦イベ、関与なければ通常土曜)
11月第一週土日:秋季地方大会予選
11月第三週土日:秋季地方大会本選・ドラフト会議
3月第一週土日:春季大会予選
3月第三・四週:春季大会本選
6月第三週土日:夏の全国予選
8月第一・二・三週:夏の全国大会

【正月の扱い】
・正月期間が存在、実家で過ごす(描写はカット)
・ただし例外として、ときめき以上の相手とは、自由に初詣に行ける。一ヶ所(一人)のみ
・1月の学校は普通に、第一週月曜から

●初詣
・雀力or執事or雑用、いずれか+10
・経験値+60
・一緒に行った女子の好感度+10(すでにときめき、ただしこれを選べばデート回数が1追加)
・別の女子好感度+5
のうちから一つ選択、その後おみくじ安価

●おみくじ
・引くか否か選択後、引く場合はコンマ判定
ゾロ目 大吉 ステ三種+2・経験値+10・全知人好感度+1
01~10 中吉 ステ三種+1・経験値+5・1月派遣先生徒&卒業生好感度+1
キリ番 中吉
11~60 小吉・吉・末吉 一桁123雀力+1、456執事+1、789雑用+1、0好感度+1(※別途人物安価)
60~89 凶 一桁123雀力-1、456執事-1、789雑用-1、0変化なし
90~00 大凶 ステ三種-3
4ゾロ 大凶


【大会情報】
・土曜、前週については団体戦関連のイベントが大部分。以下は京太郎出場の大会のみ

◆秋大会=地方大会 ※公式試合の前にはセーブ可能です(公式戦は2回コンティニューできる)
 ●予選:県代表選抜戦、四回判定戦×3試合、11月第一週休日。ちなみに次の行動は連休。
初戦はトップ、二回戦・三回戦は二位以上で通過。強さは50、100、150。
試合突破ごとに雀力+2、経験値+5。

 ●本選:○○地方最強決定戦、四回判定戦×3試合、11月第三週休日。終了後、移動イベントへ。
三試合の四回判定戦、初戦はトップ、二回戦は二位以上、ラストはトップで地方最強。
全国優勝には含まれない。強さは150、200、250。
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10。


◆春大会=全国大会 ※公式試合の前にはセーブ可能です(公式戦は2回コンティニューできる)
 ●予選:四回判定戦×3試合、3月第一週休日。
すべてトップで勝ち抜け。強さは100、150、200。
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10。

 ●本選:四回判定戦×5試合、3月第四週。
初戦・二回戦はトップで勝ち抜け。三・四回戦は二位以上で勝ち抜け。ラストはトップで優勝。
強さは200、250、300、350、400。
決勝卓では対戦相手を上から順にコンマ判定、一番高いコンマが出た相手は補正に上乗せ。
(例:コンマ20、40、30になったら、40の人のみ元の補正値に+40上乗せ。上乗せ数値は50を上限とする)
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10、四回戦・決勝勝利で雀力+10、経験値+100。


◆夏大会=全国大会(インハイ) ※公式試合の前にはセーブ可能です(公式戦は2回コンティニューできる)
 ●予選:四回判定戦×3試合、6月第三週休日。突破すると6・8月がその学校で固定。
すべてトップで勝ち抜け。強さは150、200、250。
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10。

 ●本選:四回判定戦×5試合、8月第第三週。
初戦・二回戦はトップで勝ち抜け。三・四回戦は二位以上で勝ち抜け。ラストはトップで優勝。
強さは250、300、350、400、450。
決勝卓では対戦相手を上から順にコンマ判定、一番高いコンマが出た相手は補正に上乗せ。
(例:コンマ20、40、30になったら、40の人のみ元の補正値に+40上乗せ。上乗せ数値は50を上限とする)
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10、四回戦・決勝勝利で雀力+10、経験値+100。


・秋の優勝は、所属校の好感度が+2(OG、卒業プロ含む)
・全国優勝は、二位との点差が20000以上なら全員好感度+1、25000以上なら+2、30000以上なら+5
・また、飛び人数×3が、好感度加算に追加される


※大会ルールは予告して変更する可能性がございます。


●女子好感度
 嫌い < 普通 < 友人 < 好き < 大好き < ときめき<<<<<<<超ときめき状態
(~0、0~5、6~25、26~60、61~99、100~、1000~)
 の6or7段階。嫌いになることは、あまりないはず。

 出会ったときにコンマ判定、1桁数字+2桁数字。ゾロ目で+10、キリ番で+5。
 77なら+20。00で+50。44で-40。聖なる数字は+10。
 執事スキル÷20(切り捨て)に上記を補正。

●例外:清澄について
・帰還時数値+執事÷20
・コンマについては通常ではなく、コンマの高いほうの数のみ追加
・コンマボーナスについては付与

●ルートについて
・基本的に女子からの告白のみでルート確定、ED分岐
 ▽そのまま3年終了までやる、そして強くて最初からor強くて続きから
 ▽カップル成立アフターをちょい書き、そして二人は幸せなキスをして終了、強くて最初からor強くて続きから
 ▽カップルになって終了、強くて最初からor強くて続きから

・告白は月日程終了後、一定条件クリアで
 ▽条件:ときめき状態
     デート3回以上
     等々。

・デートは大好きになってから、平日誘って土曜or休日のみ可能。10~20くらい好感度が上がるはず

・告白イベント直前に、セーブされます。セーブは大会中にも、試合前にされます

・告白イベント発生の有無を多数決、起こるとエンディングです

●その他イベント
・期間延長
 月日程終了後、多数決で同じ高校での活動に決まれば、期間延長として扱われる。

・転校
 ▽条件:ときめき状態の女子がその学校に二名以上
    :雑用で大成功が5回以上(累積)
    :雀力が全国レベル(300↑)
 以上が満たされれば、ときめき女子からお願いされる。告白が起きる場合は、そちらが優先。
 安価多数決で、転校するか否か決める。

●好感度追加設定
・選択安価と雑用ボーナス
 好感度変動の行動・返事選択の安価にて、コンマが雑用÷10以下なら、好感度上昇+1
 これは、雑用の要素にコミュ力が含まれるため。執事としての振舞いでなく、京太郎の素のコミュ力

・好感度判定について
 好感度に50足すとき、足さないときがあるが、ランダム
 基準は、無理がある流れなら厳しめの判定、という感じ。曖昧である

・技能経験値での能力取得
 一年目からのプロ、いわゆる原作プロ組からは能力を取得できるが、相手がときめき状態なら、本来の取得経験値の半分で取得可能となる


◆休日について
●休日の利用(昼行動)
1 メンバーと特打ち(対局ありの先達指導×2、一位=大成功、二位・三位=成功、四位=失敗、という感じで。雀力4~6、経験値10・20・40、好感度1~3、をそれぞれ×2)
2 雀荘(希望するプロ3名と二回対局、順位問わず技能経験値30=60、順位問わずコンマ一桁雀力成長。好感度は1固定、勝利相手にはさらに+1。スキル購入可能)
3 買い物 (土産や誕生日プレゼント購入)
4 デート ※約束ある場合のみ

●デートの仕様
・大好き以上なら誘える
・夜に電話で誘う
・空いている土曜・休日から選択し、予定を立てる。土曜の場合は部活、日曜の場合は午後行動がなくなる
・告白条件のデート回数、に換算される
・プロは西日本にある学校在籍中は西日本プロ、東日本にある学校在籍中は東日本プロ、とする

●デート内容
・デートスポット自由記入安価 → 移動
>>1が必死に書く、好感度判定で好感度を稼ぐ、成功で5くらい?
・デートスポット安価再び → 移動
>>1が必死に書く、上に同じ

●その他・お土産システム
予算は10000 お土産が1000~3000、プレゼントが3000~5000
1000円につき好感度+1、ただしお土産は3つまで、プレゼントは誕生日相手(購入日より二週間以内)のみ
バイトの程度・学年上昇により、予算が15000、20000、25000と増加したりしなかったり

追記 二年時予算15000確定 オリジナルレシピ開発+レシピ本出版で10000追加


◆派遣について
●派遣タイミング
 一ヶ月置きに、多数決安価で派遣先決定
 現在の派遣校でも可能(永水 → 永水、でも大丈夫)

●現在の派遣可能校
 0 清澄高校
 1 宮守女子(※七ヶ月目以降はオファーなし)
 2 白糸台高校
 3 阿知賀女子学院
 4 姫松高校(※二年目3月以降はオファーなし)
 5 永水女子
 6 龍門渕高校(※二年目3月以降はオファーなし)
 7 千里山女子
 8 新道寺女子(※二年目3月以降はオファーなし)
 9 有珠山高等学校
10 臨海女子

 ※プロの付き人は未実装 実装後は派遣なし学校での仕事もあり


◆対局ルール
●和了判定
・コンマ+雀力÷10で勝負。持ち点は25000

・全国クラスの相手は300がデフォ。

・能力保持者はその補正あり

・コンマが奇数でツモorテンパイ、偶数でロンorノーテン(対象は補正処理後の最低値)

・判定一位と二位の補正後判定コンマ差が3以内なら流局、コンマ差1以内がどこかにあっても流局

・ゾロ目なら、コンマ差1の流局がない限り、和了確定。競合はプレイヤー優先

・最上級優先スキル>流局>ゾロ目≧スキル


※プロの手加減について
 手抜きで雀力が10分の1に。手加減で5分の1に。やや手加減で2分の1に。
 やや手加減・本気のみ、能力使用。
 本気のプロが京太郎の雀力を上回る場合、京太郎の技能・異能は無効化される。
 八咫鏡については、プロの雀力が京太郎の倍以上の場合に限り、無効とされる。

●打点判定
・コンマ反転で下記通り

01~14 1000=300.500  1500=500all 
15~24 1300=400.700  2000=700all  
25~29 1600=400.800  2400=800all  
30~39 2000=500.1000 3000=1000all  
40~49 2600=700.1300 3900=1300all  
50~54 3200=800.1600 4800=1600all  
55~64 3900=1000.2000 5800=2000all  
65~74 5200=1300.2600 7700=2600all  
75~79 6400=1600.3200 9600=3200all  
80~89 7700=2000.3900 11600=3900all 

91~94・11・44・55・40・50・60 満貫 
95~97・33・66・30・80 跳満
98・22・88・20・90 倍満
00・99・10 三倍
77・70・72 役満

『破竹の火力』での打点表(親は1.5倍)
01~20が5200、21~38が6400、39~53が7700、54~68が満貫
69~80が跳満、81~90が倍満、91~96が三倍満、97~が役満

●打点上昇判定
 最終和了判定で、上がり主が逆転できない場合、コンマ安価
 補正以内コンマで逆転手への手替わり成功
 越えると失敗、流局(京太郎テンパイなら五回目判定へ)

・追加1 自分を上回る雀力の相手が同卓なら、その相手の補正値から自分の補正値を引き、差分を補正から引
※例
 雀力500、補正+50のときは50以内で上昇判定成功
 同卓に雀力700、補正+70の相手がいれば、50から差分の20を引く。つまり30以内で判定成功となる

・追加2 打点上昇、必要点数までの上昇回数分、判定成功基準から-5される
※例
 子が逆転に5000いるとして、打点判定が2000だった場合、四段階上昇なので補正-20以内が成功となる

・追加3 打点上昇判定の補正値は、雀力超過を無視し、100を上限とする


◆通常行動について
●通常行動選択は数字とアルファベットの組み合わせで選択(一年時:2回 二年時以降、変更予定)

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・指導者の好感度1・技能経験値5~20
 C雀荘 トップで5+コンマ一桁、二位で2+コンマ一桁、三位で2、四位で1、雀力上昇。
(プロが登場し、勝利すれば好感度+1。やや手加減以上に勝てば+3。やや手加減以上なら四回判定のみ)
 D大学対局

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2、片方1)
 D大学差し入れ Aに準拠の成長

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4・出会い(学外人物との遭遇判定、好感度+1)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・部長&顧問好感度+1
 C大学雑用
 Dプロからの仕事依頼 雑用3・執事1・プロ好感度2~4 夜行動が固定される

●次に、人物選択があれば、記入安価を取る

●最後に、遭遇や成功の判定へ続く

●二年時以降、一年指導を追加。通常行動の片方がこちらに(>>1のリアル仕事が楽になると、指導は選択に)

1 一年雀力指導 雀力+4
2 一年執事指導 執事+4
3 一年雑用指導 雑用+4
4 一年協力指導 雀力+1 メンバー好感度(一人選択)+1

●プロの関与について
・地元プロは可能
・その他プロは、在籍校が西日本か東日本によって、それぞれの側のリーグから呼べる
・ただし、半月ごとに3人を限度とする(デート人数も含む)

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◆その他諸注意
・大まかな成長枠と選択後の展開は決めていますが、その他メインとなる会話は、思いつくままに即興で書いています

・ノリによってゴッと上昇することもございます、あらかじめご了承ください

・その際、○○優遇、不公平、などの指摘がありますと、特性あまのじゃくによって、本格的な補正が加わることもございます

・また、そういった指摘によって不快感を覚える方もいます。展開が気に入らなければ指摘の前に、そっ閉じして、どうぞ

・大学生、プロは一定数デート後に告白、というのがとりあえずの考え。大学生においては、進学先の土地にいることが前提

・プロは基本どこにでもいる、社会人の特権。と思っていたのも束の間、現在は東日本西日本で分かれている

・プロ付き人&マイナー校派遣は二週目以降アナザールート(予定)

・当スレはマッサージスレではありません。マッサージは死んだ! もういない!

・キャラは壊れてるのではなく、成長してるわけです。京太郎の能力然り、女の子の感度然り。夏のインハイ当時なら、こうじゃなかったかもね

・そろそろゴールしましょう(懇願)

・聖なる数字には寄りません。寄せて上がって聖なる数字になるわけないだろ、いい加減にしろ!

・寄せて下がるわけもないんだよなぁ……

・なにかあれば、諸注意は増えていく予定、以上


更新滞ってて申し訳ない
ちょっと昼夜逆転が続いてて、時間が合いませんでした
けしてロマサガ2やりまくってたとかではないです

ということで、17:30、もしくは18:00くらいからやります


くっそ、下り飛竜全然閃かねえ……
では再開です

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~二年目7月第三週土曜 たかみー誕生日

京太郎「さて――今日も一日、がんばるぞい」

イツマデモ、キミデイルタメー アシタヲ、アキラメテハイケナイ

京太郎「ん……尭深先輩?」

尭深『なんでアルフィー?』

京太郎「い、いえ、その、なんとなく……」

尭深『ふーん……まぁいいや、おはよう』

京太郎「あ、はい。おはようございます……なにかありました?」

尭深『うん、あったねぇ。あったあった』

京太郎「……怒ってます?」

尭深『え……ううん、そうじゃないんだけど……』

尭深『…………京太郎くん、やっぱりこういうの、好きなんだなって思って』

京太郎「――――――あ」

尭深『思いだした?』


>返事選択
1 お誕生日おめでとうございます
2 あれは違うんです(焦)
3 に、似合うかと思いまして

安価↓2


京太郎「あ、あれは違うんです」

尭深『ん? 宛名ミス?』

京太郎「……では、ないですけども」

尭深『じゃあ、違う商品?』

京太郎「……でも、ないですけど」

尭深『じゃあなにが違うの?』

京太郎「すいませんっ、なにも違いません!」

尭深『よろしい』

京太郎「…………お気に障ったかと思います、申し訳ありませんでした」

尭深『えっ、別に怒ってないよ?』

京太郎「ほ、本当ですか……?」

尭深『うん。京太郎くんからなら、水着は大歓迎かな』

京太郎(それは期待していいんですか!)

尭深『今度、試着してあげる』

京太郎「いやっふうううううううううううう!!!」

尭深『』

京太郎「……すいません」

尭深『う、ううん、大丈夫……』

尭深『それにしてもこれ、すごいね……上の繋ぎがリングで、布地もちょっと際どいし……』

京太郎「えっ……おかしいな、サイズはきちんと合わせたはずだけど……」

尭深(それはそれで怖いんだけど……)

尭深『ちょっとサイズ増えたから、そのせいかな』

京太郎「なんとぉっ!」

尭深『………………あのさぁ』

京太郎「重ね重ね、申し訳ないです……」

尭深『……まぁ、男の子だもんね』

京太郎「すいません!」

尭深『……ふふっ、だけどイヤではないからね』

京太郎「あざっす!」

尭深『これ……似合うと思ってくれたんだよね?』


>返事選択
1 もちろんです!
2 すいません、趣味の押しつけです!
3 スリングショットと迷いました!

安価↓2


京太郎「もちろんです!」クワッ

尭深『……うん』

京太郎「色合いは、尭深先輩の物静かな印象と対照的に、暖色系にしてみました」

京太郎「屋内で着る機会もあるかと思いますが、やはり基本は晴天の屋外かと思いますので、そのときに映えるようにと」

京太郎「デザインについては、失礼ながら先輩のスタイルにはやはり、こういったものが相応しいかと思いまして――」

京太郎「リングについては、その、俺の趣味も多分にあると申しましょうか……」

京太郎「ですがやはり! それを着た先輩を、一瞬でも想像してしまったら……」

尭深『したんだ、想像』

京太郎「し、しました……そうしたらもう、着ていただくことしか考えられなくなって――はっ!」

尭深『うん、それで?』

京太郎「………………すいませんっっ! つい、熱くなってしまって……」

尭深『ふふっ、別にいいよ? もっと語ってくれたら、あとで聞き直す楽しみもできるし』

京太郎「きょ、恐縮です――え、聞き直し?」

尭深『この電話は録音されています』

京太郎「」

尭深『大丈夫、悪用はしないよ。誰にも聞かせないから、ね?』

京太郎「……や、約束してくださいますか?」

尭深『うーん、タダでは無理かなぁ』

京太郎(鬼! 悪魔! たかみー!)

尭深『ふふっ、冗談だよ』

京太郎「そ、そうですか……って、どっちが冗談なんですか?」

尭深『え? さっきのがだけど……』

京太郎「さっきのどっち!? 録音がなのか、タダでは約束しないほうか!」

尭深『あ、そんなことよりも……』

京太郎「そんなことじゃなくて!」

尭深『……これ着てる写真、欲しい?』

京太郎「」


>返事選択
1 ください
2 …………な、生で拝むのを楽しみにしたいと思います(血涙)
3 いいえ、私は遠慮しておきます

安価↓2


京太郎「ください」

尭深『……ん、わかった』

京太郎「あの……マジでいいんですか?」

尭深『いいよ? どうせそのうち見せるし、先取りしたいだろうからね』

京太郎「お、おお……ありがとうございますっ……」

尭深『女神って呼んでいいよ』

京太郎「ありがとうございますっ、女神さま!」

尭深『……録音しててよかった』ゾクゾクッ

京太郎「それで、あのっ、ポーズなんですけどねっ!」

尭深『え、あ、はい』

京太郎「あまりあざとくない感じで、自然体なんだけど、ある特定部分を強調する感じというか――」

尭深『お、おう……』

京太郎「で、目線はいただきたいんですが、できればこう、流し目のような形で――」

尭深(男の子だなぁ……よし、頑張ろう)ギュッ


・尭深好感度+16 大好き→ときめき
・たかみー自画撮りビキニ写真入手


京太郎「ありがとうございますっっ! 家宝にします!」

尭深『ふふっ、どういたしまして……私も、水着大事にするからね』

京太郎「……タンスにしまっておくってことじゃないですよね?」

尭深『どうでしょう? でも、そうだなぁ……京太郎くんがいないところでは、着ないかもね』

京太郎「……わかりました。その……機会を見つけて、お誘いします……はい」

尭深『うん、待ってます』

京太郎「……いいんですよね?」

尭深『ちゃんと誘ってくれたらね。二人きりだよ?』

京太郎「りょ、了解です!」

尭深『じゃあ、いつになるかわからないけど、期待してるから』

京太郎「お、おまかせあれ!」

尭深『申松N』

京太郎「こ、これは失礼をば……」

尭深『それじゃね……かわいいかわいい、京太郎?』クスクス

京太郎「か――あ、切れた……しかも、なんか呼び捨てにされたような……?」


尭深(……うん……大丈夫っぽいね、呼び捨て……今度から、京太郎って呼ぼう)


と、プロローグが終わったところで現在ステータスを

●現在のステータス 称号:春のインハイチャンプ

 雀力:22→2353
 レベル24 指導の大成功補正±2 大成功(トップ)ボーナス+23
 技能経験値:558

 所持スキル
【ディメンジョンシュート】師:戒能良子
 補正後コンマにゾロ目があれば、ロン和了。
 ゾロ目扱いなので、他者ゾロ目と競合は、こちら優先。

【カッパーシュート】師:戒能良子
 出上がり時の打点コンマを1.5倍にする(小数点以下四捨五入)
 1.5倍で満貫以上の数字になる場合は満貫に、元が満貫以上の点数はそれぞれ一段階上昇
 判定コンマが二桁偶数キリ番(20、40、60、80)でも和了可能に

【鼓動のリズム】師:瑞原はやり
 コンマ40台なら打点二段階下降で和了、50台なら打点変わらず和了可能

【一意専心】師:野依理沙
 自分に対するデバフを半減、自身コンマ補正+25
 他家のゾロ目ツモに最低打点でカウンター(任意)
 ※任意カウンター、親かぶりで逆転可能なタイミングなど、選択でカウンターを見逃せる

【沼の淵】師:大沼秋一郎
 自分の和了判定偶数時、放銃しなくなる。一度だけ相手のツモをキャンセル可能

【国内無敗・劣】師:小鍛治健夜
 和了判定二位でも和了可能。自分の和了時、常に打点一段階上昇

【破竹の火力】師:三尋木咏
 和了判定で一位和了、かつ二位と20以上の差があった場合、特殊打点判定(咏のものとは異なる)に
 『特殊打点表』
 子の場合で、01~20が5200、21~38が6400、39~53が7700、54~68が満貫
 69~80が跳満、81~90が倍満、91~96が三倍満、97~が役満
 『補足』
 特殊効果勝利(リズム、カッパーのキリ番など)の場合、この効果は反映されない
 ゾロ目和了(ディメンジョン含む)の場合は、無条件で反映される
 打点コンマがゾロ目、キリ番等でも、この能力が優先される。ただし、聖なる数字は役満のままとする
 打点上昇判定(無敗劣の一段階上昇など)は、そのまま反映される
 カッパーのコンマ数値変動も反映、ロン和了で発動し、打点コンマ65以上なら役満確定

【追いすがる意思】師:藤田靖子
 四回目判定(二回判定の対局なら二回目)で三位以下時に+50の補正、打点一段階上昇効果を得る。和了すれば連荘のたび+40、+30と補正値は減っていく。
(この能力での補正が+0になる、もしくは和了を止められる、あるいは一位になると終了)
 ディメンジョン発動の場合は、ディメンジョンで処理。打点上昇、連荘の補正効果減少は発動。

【八咫鏡】オリジナル
 ??・婚期代償を除く、最上級優先度スキル
 他者のすべての異能・技能を反転(=打点変更は元に戻る)させる。
 (+補正は-補正に、-補正は+補正に。半減は倍に、特殊判定は効果を逆転、勝利は敗北に)
 この異能の効果が関与して和了に至った場合、流局にはならない
 また、この異能の効果でバフ・デバフが変動し、流局条件を導いた際も、流局にはならない

 執事:237→1511
 レベル15 大成功補正±1 大成功ボーナス+14
 雑用:231→578 レベル6 大成功ボーナス+5

【たこ焼きマイスター】5/5
 大阪二校での差し入れ時、好感度上昇対象に2人選択可能な【黄金たこ焼き】を差し入れできる
 その際、片方には判定結果に加えて、好感度+1のボーナスがつく
 ただし、週に二回まで。また、一度使用後は、二日空けなければ再使用はできない

【マッサージ+1】
 マッサージ時の執事成長、好感度成長に+1ボーナスされる

【北の食材取扱い資格】5/5
 有珠山での差し入れ時、成長ボーナス+1(執事、好感度)

 家宝
・石戸霞の笑顔の写真
・石戸霞のミニスカ巫女メイド姿の写真
・愛宕絹恵の龍門渕メイドコス姿の写真
・狩宿巴の麗しい袴姿(赤面&笑顔)の写真
・石戸従姉妹のツーショットおもち押し合い写真
・高1渋谷尭深のプライベート水着ショット
・割烹着たかみーの写真
・シロのイヤリング装着(髪かき上げ、やや照れ、頬染め)顔写真
・メイド服明華の凛とした佇まい写真
・成香&揺杏&由暉子の制服フリルエプロン写真
・はやりん下ろし髪+銀細工髪留めの振り返り写真
・たかみー自画撮りビキニ写真


●女の子好感度
嫌い < 普通 < 友人 < 好き < 大好き < ときめき<<<<<<<超ときめき状態
(~0、0~5、6~25、26~60、61~99、100~、1000~)

【清澄】新入部員(二年時)男子好感度:敬愛 女子好感度:ときめき
・宮永咲   ??→222(ときめき) デート1回
・片岡優希  15→123(ときめき)
・原村和   10→259(ときめき) デート2回
・染谷まこ  15→119(ときめき)
・竹井久   18→189(ときめき) デート1回
・室橋裕子  53→99(大好き)
・加藤ミカ  57→120(ときめき)

・福路美穂子 44→55(好き)※エンドなし?
・加治木ゆみ 64→76(大好き)※エンドなし?

【白糸台】※男子好感度:親友、女子好感度:63
・宮永照   20→174(ときめき) マッサージ経験済 マ:1 デート1回
・弘世菫   23→124(ときめき) マッサージ経験済 マ:1 デート1回
・渋谷尭深  23→107(大好き) マッサージ経験済 マ:1
・亦野誠子  25→68(大好き) マッサージ経験済
・大星淡   26→135(ときめき) マッサージ経験済
・多治比真佑子51→56(好き)※エンドなし?

【龍門渕】
・井上純   32→37(好き)
・沢村智紀  21→30(好き)
・国広一   31→36(好き)
・龍門渕透華 14→23(友人)
・天江衣   20→29(好き)
・杉乃歩   25→30(好き)※エンドなし

【阿知賀(雑用大成功1)】
・松実玄   35→118(ときめき) マッサージ経験済
・松実宥   27→119(ときめき) マッサージ経験済
・新子憧   37→128(ときめき)
・鷺森灼   32→98(大好き) マッサージ経験済
・高鴨穏乃  25→76(大好き) マッサージ経験済
・志崎綾   31→39(好き)

・岡橋初瀬  37→45(好き)※エンドなし?
・巽由華   28→34(好き)※エンドなし?
・小走やえ  30→40(好き)※エンドなし?
・佐々岡よし子28→34(好き)※エンドなし
・桐田凛   21→27(好き)※エンドなし
・辰己春菜  29→35(好き)※エンドなし
・ギバード桜子28→34(好き)※エンドなし
・新子望   24→30(好き)※エンドなし?

【宮守】
・小瀬川白望 28→207(ときめき) デート1回
・エイスリン 31→120(ときめき)
・鹿倉胡桃  20→67(大好き) マッサージ経験済
・臼沢塞   25→97(大好き)
・姉帯豊音  27→127(ときめき)

【永水(雑用大成功1)】
・神代小蒔  17→90(大好き)
・狩宿巴   22→193(ときめき) デート1回
・滝見春   13→227(ときめき)
・薄墨初美  36→80(大好き)
・石戸霞   28→134(ときめき)
・石戸明星  34→68(大好き)※エンドなし?
・十曽湧   13→24(友人)※エンドなし?


【姫松】※男子好感度:親友、女子好感度:77
・上重漫   39→98(大好き)
・真瀬由子  37→75(大好き)
・愛宕洋榎  32→100(ときめき)
・愛宕絹恵  41→114(ときめき)
・末原恭子  44→81(大好き)
・赤阪郁乃  39→89(大好き)

【千里山】※女子好感度:112
・園城寺怜  42→120(ときめき)
・二条泉   36→103(ときめき)
・江口セーラ 44→88(大好き)
・船久保浩子 51→87(大好き)
・清水谷竜華 46→129(ときめき) デート1回
・荒川憩   52→69(大好き)※エンドなし?

【臨海女子】※女子好感度:130
・辻垣内智葉 44→90(大好き)
・ハオ慧宇  49→101(ときめき)
・雀明華   54→118(ときめき)
・メガン・ダヴァン 51→79(大好き)
・ネリー・ヴィルサラーゼ 47→121(ときめき)
・アレクサンドラ・ヴィンドハイム 49→156(ときめき)

【新道寺女子】※女子好感度:162(やばい)
・花田煌   71→110(ときめき)
・安河内美子 72→74(大好き)
・江崎仁美  70→84(大好き)
・白水哩   59→128(ときめき)
・鶴田姫子  70→145(ときめき)

【有珠山高校】※女子好感度:155(やばい)
・本内成香  23→119(ときめき)
・桧森誓子  24→83(大好き)
・岩館揺杏  64→123(ときめき)
・真屋由暉子 66→205(ときめき) デート1回
・獅子原爽  50→64(大好き)

【プロ】
・戒能良子  22→101(ときめき) マッサージ経験済
・小鍛治健夜 69→152(ときめき) デート1回
・瑞原はやり 30→171(ときめき) デート1回
・野依理沙  30→119(ときめき)
・藤田靖子  23→50(好き)
・三尋木咏  36→202(ときめき) マッサージ経験済
・赤土晴絵  28→71(大好き) 二年目以降、東日本プロ→プロエンド開放

・霜崎絃   53→55(好き) エンドなし? 二年目以降、東日本プロ→プロエンド開放
・藤原利仙  25→54(好き)※エンドなし? 二年目以降、西日本プロ→プロエンド開放
・佐々野いちご89→98(大好き) 二年目以降、西日本プロ→プロエンド開放

【アナ】
・村吉みさき 40→56(好き)
・針生えり  49→69(大好き)
・福与恒子  64→69(大好き)


●好感度ランキングBEST10
1 和 259  デ:2
2 春 227
3 咲 222  デ:1
4 シロ 205  デ:1
4 由暉子 205  デ:1
6 咏 202
7 巴 193  デ:1
8 久 189  デ:1
9 照 174  デ:1
10 はやり 171  デ:1


~土曜、朝 部室

京太郎「……ふぅ……」

「……京ちゃん先輩、どうしたんだろ」
「朝から携帯見てはため息ば吐いて……」
「なにかお悩みでも……」
「ただの賢者モードでは」

京太郎「聞こえてんぞ、モブ子ァ!」

モブ子「くそっ、大勢に紛れればバレんと思ったのに!」

京太郎(まぁでも、賢者モードは間違ってない……しかし、家宝もだいぶ増えたなぁ)ピッピッ

京太郎「むふふふ……」


煌「……京太郎くんから不穏な気配を感じますね」

姫子「よし、携帯ば取り上げっか」

煌「それは吝かではないのですが……」

友清(いや、やぶさかでないんはいかんとやろ)

煌「その……彼が見ているのが、白水先輩のメールや写真だったらと思うと、関与しづらいのではと……」

姫子「ふぐっ……そ、そいは……確かに……」

友清(さすが白水先輩っ……ここにおらずして、後輩の財産と名誉を守ったとですよ!)

煌「ということで――コホンッ、みなさーん! そろそろ練習を開始します、携帯やスマホはしまってくださいね!」パンパンッ

京太郎「おっと――はいっっ! よろしくお願いします!」

姫子「ナイス、煌」ヒソヒソ

煌「彼の手元には残っていますから、根本的な解決にはなりませんけどね……」ヒソヒソ

姫子「なぁに、そっちは隙ば見つけてどうにかすっとよ」ヒソヒソ

京太郎(先輩方から不穏な気配を感じる……用心しよう)


>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・好感度1~2・技能経験値5~20 (プロのみ)
 C雀荘 トップで5+コンマ一桁、二位で2+コンマ一桁、三位で2、四位で1、雀力上昇
(プロに勝利すれば好感度+1。やや手加減以上なら+3、その場合は四回判定のみ。本気なら勝敗問わず経験値+10)
(大学組と打つ場合は、Aに準拠)
 D京太郎指導 雀力編 雀力2~4・好感度1~3(全員なら1、一人なら3)

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2、片方1)
 D一年指導 執事編 執事+4

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用3~5、好感度+1(在校生から一人)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・部長&監督好感度+1
 C一年指導 雑用編 雑用+4
 Dプロから電話 雑用3 執事1 プロ好感度2~4 夜行動は、試合観戦固定


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


>対局

京太郎「それじゃ――今日はしっかり打ちます」

姫子「今日は?」

京太郎「きょ、今日もです(震え声)」

煌「ついに日頃は別の作業が多いと自白しましたね……」

京太郎「さ、さぁ今日も張り切っていきましょう!」

友清「まぁええけど――」

仁美「なんもかんも政治が悪か」

美子「それと――先輩たちに指導不足やと思うとよ」

姫子「!?」

煌「江崎先輩、安河内先輩!?」

友清「な、なぜここに!?」

京太郎「どうぞ、アイスティーを……仁美先輩には、フルーツジュースをお持ちしました」スッ

仁美「ごくろーさん」ジュゴー

美子「京太郎くんは、動じんねぇ」

京太郎「突然誰かが現れるなんて、執事界では常識ですからね」

煌(羊飼い?)

友清(大図書館かな?)

姫子「あの、先輩方……ご用件は……?」

仁美「土日は学校もなかけん、練習ば付き合うてやらんとち思うて」

美子「試験? そやねぇ、そろそろ始まりよっと」

姫子(あっ……)

煌(逃避に来てますよ、このお二方!)

友清(追い返すんが、二人のためかもしれん……)

京太郎「あ――そうでした先輩。これ、頼まれてました、予想問題です……習った範囲じゃないので、手間がかかりましたけど」

仁美「おお、やってくれたか! いい後輩ば持って、嬉しかぁ」ポンポン

美子「なにそれずるか! 京太郎くん、うちのもお願いできんと?」

京太郎「科目と、ある程度の資料がわかれば……ただ時間がかかりますので、日程の終盤だとありがたいです」

美子「ありがと~! それじゃこれ……はい、最終日のやつやけん」

煌(テスト勉強用でしょうか)

友清(逃避しきれんあたり、真面目な人やね……)

姫子「そ、そろそろ練習ばしたいんですけど……」

仁美「あー、大丈夫大丈夫。ちゃんと付き合うてやっから」

美子「合宿にも顔だせなかったし、今日くらいはね」

姫子「う……はい」

煌(お声をかけませんでしたね、そういえば……)

友清(に、人数ば多かったけん……)


京太郎「では……始めましょうか。最初、誰が入ります?」

姫子「きょ、京太郎は誰と打ちたかっ?」

京太郎「えっ」

煌「そ、そうですねっ、京太郎くんに選んでいただきましょう」

京太郎「ちょ――」

仁美「そやね。私らも打ちたかけど、後輩の練習ば邪魔するんもあれやし――」

美子「京太郎くんが決めてくれたら、あとくされもなかけんね」

京太郎(俺は!? あとくされそうなんですけど!)


京太郎「くそう、どうすれば……」

>相手選択 煌、姫子、友清、仁美、美子

安価↓2-4


家宝 →たいせつなもの
扇子 →装備品

--------------------------------------------

>姫子、仁美、煌

姫子 +67
仁美 +60
煌 +37
京太郎 +235+25


京太郎「では――姫子さんと煌先輩には入っていただきます」

姫子「よかよー」

煌「喜んで!」

友清「私は!」

京太郎「う……」

美子「友清、後輩を責めない」

友清「ぐっ……」

京太郎「一応、負け抜けの入れ替わりを予定してますので……で、お二方からは仁美先輩に」

仁美「っしゃ!」

美子「……まぁよかよ。京太郎くんの打ち方ば見て、勉強させてもらうけん」

仁美「美子、拗ねとっと?」

美子「拗ねてない」

友清「ギスってきよったと……」

姫子「京太郎……」

京太郎「俺のせいですか!?」

煌「ま、まぁまぁ、言ってても仕方ありません。早く打って回転を速くして、大勢と打てるようにしましょう、ね?」

京太郎「そうですね……では、よろしくお願いします」


京太郎(そうだ、来月のことを考えて、とにかく練習に集中しないと……)

>手加減選択
1 超手加減(雀力半減、技能なし、三倍成長)
2 手加減(雀力半減、倍成長)
3 しない

安価↓1


>超手加減

京太郎(今日も、意識してコントロールだ……)グヌヌッ

姫子「早く回すんなら、東風戦?」

煌「うーん、大会を意識するなら、半荘で打ちたいところですが……」


>判定回数
1 四回
2 二回

安価↓1


仁美「まぁそこはあれよ、本番と同じでよかとやろ」

美子「うん。あくまで練習の付き合いやけん、そこまで邪魔はしたくなかと」

友清(邪魔の自覚はあったのか……)

姫子「そ、そういうことなら……」

煌「ええ、では半荘でいきましょう――お願いしますっ」

京太郎「よろしくお願いします」


対局ルールは>>6

>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
姫子 ↓1+67
仁美 ↓2+60
煌 ↓3+37
京太郎 ↓4+117+25

打点↓5


>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
姫子 7+67
仁美 55+60
煌 75+37
京太郎 33+117 ツモ

打点80→08→子:300、500

姫子25000→24500
仁美25000→24700
煌25000→24700
京太郎25000→26100


京太郎「ツモ――300、500です」

姫子「うっ……なんちゅう速さよ」

仁美「むぅ、惜しい……」ジュコー

京太郎「ええ、先輩が張っていましたので、急ぎました」

煌「そこを狙い撃つ形もあったのでは……」

京太郎「終盤ならありですけどね。序盤は広く浅く、削っていかないと」

姫子「なら……大きく削られん、いまがチャンスッ……」

煌「そうですね……なんとか、いまのうちにリードを作れれば……」


対局ルールは>>6

>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
姫子 ↓1+67
仁美 ↓2+60
煌 ↓3+37
京太郎 ↓4+117

打点↓5


>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
姫子 16+67=83
仁美 36+60=96
煌 51+37=88
京太郎 57+117=174 ツモ

打点23→32 子:500、1000

姫子25000→24500→24000
仁美25000→24700→23700
煌25000→24700→24200
京太郎25000→26100→28100


姫子「む……じわじわ削られっと……」

煌「高火力攻勢でない分、ジリ貧感がありますね……」

仁美「そうやって戦意を削いでいくやり方か……」

美子「上級者にやられっと、心折れそう……」

友清「まさにドS……」

京太郎(うーん、この言われよう)


対局ルールは>>6

>和了判定三回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
姫子 ↓1+67
仁美 ↓2+60
煌 ↓3+37
京太郎 ↓4+117

打点↓5


>和了判定三回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
姫子 35+67=102 テンパイ
仁美 62+60=122 ノーテン
煌 00+37=137 △ ノーテン
京太郎 20+117=137 △ ノーテン

△が0差なので流局

姫子25000→24500→24000→27000
仁美25000→24700→23700→22700
煌25000→24700→24200→23200
京太郎25000→26100→28100→27100


煌(よぉーし、来た! 来ましたよ、すばらですっ!)

京太郎(煌先輩がやばい……ツモられたら仕方ないってことで、当たり牌は集めておこう)


煌(くっ……これは、切れません……っ)タンッ

京太郎(あ、降りた……なら、いまのうちに当たりを処分っと……うーん、テンパイ間に合わんな)


姫子「テンパイ!」

仁美「なんもかんも政治が」

煌「……どこでわかったんですか?」

京太郎「なんというか……気配、でしょうか?」

煌「曖昧な!」

姫子(トップと100点差やのに、誰も気づいてくれん……)


対局ルールは>>6

>和了判定四回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
姫子 ↓1+67
仁美 ↓2+60
煌 ↓3+37
京太郎 ↓4+117

打点↓5


>和了判定四回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
姫子 3+67=70 放銃
仁美 38+60=98
煌 39+37=76
京太郎 74+117=191 ロン

打点28→82 親:11600

姫子25000→24500→24000→27000→15400
仁美25000→24700→23700→22700
煌25000→24700→24200→23200
京太郎25000→26100→28100→27100→38700 トップ


京太郎「ロン――裏乗って11600ですね。ありがとうございました」

姫子「」

仁美「最終局は守備に気ぃつかわんと……」

煌「配牌の問題でしょうか」

京太郎「ですね。手が揃うまで、かなり苦戦されてましたから……おかげで俺のほうが、早く出来てしまって」

姫子「あ……あああああああああ! もうちょいっ、もうちょいでぇぇ……京太郎の部屋に行く計画がぁ……」

京太郎「は?」

煌「京太郎くんに勝てば、お願いを聞いてもらえる――という、あの約束ですよ」

京太郎「なんのことですか!?」

友清「サイトで話し合われとるやろ」

美子「臨海の子たちが、そういう約束ばしとったち言うて、そこから参加校のメンバーで話し合いば進んだみたいよ」

京太郎「俺が聞いてないんですけど!」

煌「とはいえ、いまさら周囲が騒いで取りやめにするわけにも……」

京太郎「当事者なんですが!?」

仁美「ともかくお疲れ――で、最下位の姫子は交代」

姫子「」

友清「つ、次は現役部員の私が――」

美子「さっきは現役二人、今度はOG二人だとバランス取れるち思うとよ?」

京太郎「……当事者なのに」

・雀力+35
・姫子、仁美、煌好感度+6


京太郎「と、とりあえず全員と打てた……」

京太郎「ふぅ、集中しっ放しで少し疲れたな……こういうときは――」

姫子(休憩)

煌(休憩)

友清(休憩)

美子(休憩)

仁美(政治)

京太郎「回復するために――」

>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・好感度1~2・技能経験値5~20 (プロのみ)
 C雀荘 トップで5+コンマ一桁、二位で2+コンマ一桁、三位で2、四位で1、雀力上昇
(プロに勝利すれば好感度+1。やや手加減以上なら+3、その場合は四回判定のみ。本気なら勝敗問わず経験値+10)
(大学組と打つ場合は、Aに準拠)
 D京太郎指導 雀力編 雀力2~4・好感度1~3(全員なら1、一人なら3)

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2、片方1)
 D一年指導 執事編 執事+4

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用3~5、好感度+1(在校生から一人)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・部長&監督好感度+1
 C一年指導 雑用編 雑用+4
 Dプロから電話 雑用3 執事1 プロ好感度2~4 夜行動は、試合観戦固定


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


京太郎「――雀荘行ってきます」

全員『!?』

京太郎「え……ど、どうしました?」

煌「い、いやぁ、なんといいますか……」

姫子「意表ば突かれたいうか……」

友清「掃除か料理を予想しとって……」

仁美「まさかの練習倍プッシュ」

美子「しゃーなかね……うちらじゃ相手にとって不足やろうし」

京太郎「そういった意味では……」

煌「まぁ構いませんよ。気をつけて行ってきなさい」

京太郎「はい、行ってきます!」

京太郎「あ――そうそう、差し入れはこちらにご用意しておきますので。お好きなときに、召し上がってください」

姫子「い、いつの間に……」

京太郎「一度にいくつものことをこなせませんと、執事にはなれませんからね……」

友清「初耳ばい」

仁美「ジュースにも合うと」ジュゴー

京太郎「それでは、俺はこれで――行ってまいります」


~雀荘

京太郎「セーラ先輩、洋榎先輩は大阪だから、こっちにはいらっしゃらない……」

京太郎「ほかのみなさんもお忙しいだろうから、多大な期待はしないで――」

京太郎「いざ、入店!」


~相手選択 理沙、利仙、良子、いちご、初美から選択

安価↓2-4


>良子、初美、利仙

京太郎「――どういう組み合わせですか、今日は」

良子「グッモーニン、京太郎」

初美「た、助けてくださいー」

利仙「ごきげんよう、京太郎さん」

京太郎「おはようございます……まぁ、利仙さんはわかります。地元ですからね」

京太郎「初美先輩は、いったいどうして……」

初美「お仕事で来てたんですよー。少し早かったので、時間を潰していたら捕まってしまって……」

良子「捕まえたとは人聞きの悪い。皆の様子を聞こうとしただけでしょう?」

京太郎「それがなぜ雀荘に……というか良子さんは、なぜここに……」

良子「セーラや洋榎がいてもおかしくないのに、私がいてはおかしいと?」

京太郎「め、滅相もない……お疲れさまです」

良子「京太郎もお疲れさま。理沙さんに勝ったと聞いて、いてもたってもいられずに駆けつけた次第ですよ」

初美「ほらやっぱりそれが目的じゃないですかー! もういいでしょう、私はお仕事があるんですよー」

京太郎「こう仰ってますし……その、俺が代わりますから」

利仙「あら、それでは三麻になってしまいますね。もう一人メンツがいればいいのですが……」

良子「ノープロブレム。霞を呼びましょう」

利仙「うふふ、楽しみですね」

初美「……わ、わかりましたよー! やればいいんでしょう、やれば! 半荘一回だけですからねー!」

良子「結構――では京太郎、打ちましょうか」

京太郎(ひどい脅しを見た……)

利仙「霞さんにも久しぶりにお会いしたかったのですが、仕方ありませんね……」

初美「よく言うですよー」

京太郎「そういえば……お勤め関連はいつも霞さんだったのに、今日は初美先輩なんですね」

初美「はい、初美さんですよー。京太郎に会ったら、仕事のできる大人の女だというところを、見せつけてやろうと思ってですねー」

京太郎「お仕事、お疲れさまです」

良子「まぁサボって雀荘にいるわけですが」

初美「誰のせいだと思ってるんですかー!」

京太郎「時間は大丈夫なんですか?」

初美「……一応」

良子「偶然にも、先方が知り合いでしたので……急用で初美をお借りしたいと、お願いしたわけです」

京太郎「……だ、大丈夫なんですか?」

利仙「わたくしも口添えしましたから、問題ございません」

京太郎(……闇が深そうな界隈だし、口をださないでおこう)

初美「あーもー! こうなったら打ちますよっ、勝ちますよー!」

良子「そうですね……私も負けられない」キリッ


>良子手加減の有無
1 本気
2 やや手加減
3 手加減
4 手抜き

安価↓1


セーラと洋榎だけ考えて、他は考慮しとらんかった……
まぁ人数増やしても処理できないんで、どっちみち参加はなしにしてたかと
でもせっかく余ったし、ちゃちゃのんは絡めてもいいかもです

-------------------------------------------------------

>良子の本気

良子「いやぁ、楽しみです」

京太郎(……やばいなー)

初美「京太郎ー、唇が笑ってますよー?」

京太郎「え」

利仙「獣は闘争心を露わにするとき、笑顔を見せるといいますが……京太郎さんも、その類でしょうか?」

良子「ほう、それはますます楽しみです」

京太郎「……わかりました。勝てるよう、全力で挑みます」

京太郎「あ――ところで良子さん」

良子「はい?」

京太郎「……パウチカムイみたいななにかを呼びだせるって、本当ですか?(真剣)」

良子「ええ、本当です」

京太郎「」ガタッ

良子「今日は使いません」

京太郎「」ストン

利仙(相変わらずわかりやすいですね……なんと愛らしい)ニコニコ

初美(あ、あんなもの呼びだされては、お嫁に行けなくなりますよー!)

良子「ですが――そうですね。もし私に勝てたら……」

京太郎「呼びだし方教えていただけるんですかっ!?」ガタタッ ドガッ ガシャーンッ

利仙「」

初美「落ち着け」

良子「……素人が迂闊に手をだすと、命の危険も伴います」

良子「ですから召喚ではなく、制御の基礎理論をお教えしましょう」

初美「っっ! そ、そういうことを、一存で――」

良子「京太郎はおそらく、そういった類に好かれる傾向にありますからね。防衛のためにも、学んでおくべきでしょう」

初美「…………はぁ、わかりましたよー。その代わり、霞たちにも伝えておきますからねー」

良子「ええ、そうしてください」

京太郎「……あの、なんか危ない感じですか?」

利仙「ある程度は……ですが、実際に降ろすわけでもありませんし、命の危険はございませんよ。ご安心を」クスクス

京太郎(命以外の危険はあるっぽいじゃないですか、やだー!)


京太郎「と、とにかく……負けるつもりで打つやつはいません! よろしくお願いします!」

利仙「ええ。試合でもなかなか対局がありませんから、本気の戒能プロにお相手いただけるのは嬉しい限り」

初美「このメンツだと、私が一番カモですねー……はぁ、やれるところまで頑張りますよー」

良子「では――よろしく、皆さん」

良子(とはいえ、京太郎……すでに昨年の私には勝っているくらい、でしょうか……これは厳しくなりそうです)


対局ルールは>>6

>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
良子 ↓1+264
初美 ↓2+82
利仙 ↓3+140
京太郎 ↓4+238+25

打点↓5


ちょいちょい専心の補正抜き忘れてます、すいません
今回も専心補正はキャンセルされます

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>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
良子 79+264=343 ツモ
初美 81+82=163
利仙 14+140=154
京太郎 27+238=265

打点26→62 親:2000オール

良子25000→31000
初美25000→23000
利仙25000→23000
京太郎25000→23000


良子「ツモ――まずは2000オール」

初美「まずは、ですかー」

良子「ええ、まずはです」ニッコリ

京太郎「っ……速い……」

利仙「出上がりではありませんでしたか……」

良子「出上がりは京太郎にも狙われていそうです、なるべくそうならないよう、打ち回したいところなので」

京太郎「ははは、そんな余裕ありませんよ」(むっ、バレてる……)

良子「ふふふ、どうでしょうねぇ?」

初美(あー、いけませんねー、これは……人外魔境に踏み入ってしまってますよー)

利仙(プロなら乗り越えねば……)

初美(私はプロじゃないですよー!)


対局ルールは>>6

>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
良子 ↓1+264
初美 ↓2+82
利仙 ↓3+140
京太郎 ↓4+238

打点↓5


>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
良子 58+264=322 ロン
初美 9+82=91 放銃
利仙 16+140=156
京太郎 73+238=311【ディメンジョン】無効

打点97→79→【シルバーシュート】打点コンマ倍→【反転】コンマ半減→39 子:2000

良子25000→31000→33000
初美25000→23000→21000
利仙25000→23000
京太郎25000→23000


良子「む――残念、安めですか。2000点です」

初美「ほっ……」

利仙「まずは2000オール、次は2000単体ということですか」

良子「ははは、煽りますね、利仙」

利仙「ほんの冗談ですよ」

京太郎「くっ……もうちょいだったのにっ……」

良子(本当に、もう少しでした……もう少しだけ私が劣っていれば、私より速く京太郎が射抜いていた……)

良子(――ああ、本当にいい男になりましたね。まさに食べ頃ではないですか)ゴクリ

京太郎「――っ!?」ゾクッ

良子「どうしました、京太郎?」

京太郎「い、いえ、なんか寒気が……」

良子「それはいけない。私の上着を着ますか?」

京太郎「いえ、さすがに入りませんから……お気持ちだけで」

利仙(あっ……)

初美(察し)

良子「なにか?」

利仙「いえなにも」

初美「存じ上げませんよー」


対局ルールは>>6

>和了判定三回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
良子 ↓1+264
初美 ↓2+82
利仙 ↓3+140
京太郎 ↓4+238

打点↓5


>和了判定三回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
良子 54+264=318
初美 12+82=94
利仙 80+140=220
京太郎 47+238=285

打点28→82→【シルバーシュート】→【反転】41 子:2600

良子25000→31000→33000→35600
初美25000→23000→21000→18400
利仙25000→23000
京太郎25000→23000


京太郎(初美先輩が北家のときは、風をださないようにして……)

良子「まぁ、初美対策は基本ですね」

初美「うぅ~!」

利仙「自分で引いてこられる分には、どうすることもできないのですが……」

良子「そういうときは、上がってしまえばいいんです――このように」

初美「……はい」

初美(い、いけませんよー、これは……私一人、かっ剥がれちゃうやつじゃないですかー!)

良子(しかし――打点が伸びませんね。これが京太郎の鏡……自分を射抜いているような、妙な違和感があります……)

利仙(さて、厳しくなってまいりました……団体戦なら、二位を守って後に託す……というやり方もありますが)

京太郎(くそっ、ラストだ……なんとかしないとっ……)


対局ルールは>>6

>和了判定四回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
良子 ↓1+264
初美 ↓2+82
利仙 ↓3+140
京太郎 ↓4+238

打点↓5


スキルは素の雀力で勝てば通るようになります

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>和了判定四回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
良子 54+264=318 ロン
初美 91+82=173 放銃
利仙 64+140=204
京太郎 73+238=311

打点99→【SS反転】49 子:2600

良子25000→31000→33000→35600→38200
初美25000→23000→21000→18400→15800
利仙25000→23000
京太郎25000→23000 同点二位 上家二位の下家三位でもいいけど、プレイヤー優先でいいよね?


良子「ふむ――残念、やはり裏は一枚もありませんね」

初美「京太郎の影響ですかー?」

良子「どうでしょう……今日の私がツイてなかった、ということも」

利仙「そんな戒能プロに完敗、ですか……はぁ」

京太郎「……ありがとうございました」

良子「ふふっ……いいですね、京太郎。負けて悔しがる、男の子の顔です」

京太郎「……情けないですね」

良子「ええ、とてもそそります」

京太郎「……ん?」

良子「おっと……ミステイク、なんでもありません」

利仙(そそると仰いましたね)

初美(な、なにも聞いてませんよー)

良子「さて、残念ですがご褒美はなしです。また次の機会に、チャレンジしてください」

京太郎「はい……お疲れさまでした」

良子(ああああああ! いますぐ抱き締めて撫で回して、優しく慰めてあげたいっっ! ですが師としては心を鬼にしなければっ……)ハァハァ

利仙(邪な気配を感じます……)

初美(あれは祓えませんよー)


>雀力成長判定
安価↓1 コンマ一桁+2成長


・雀力+5
・利仙、初美好感度+1
・技能経験値+10

京太郎「確か、牌譜見られる店でしたよね!」

利仙「ええ」

京太郎「検討しましょう!」

良子「いいですよ、付き合いましょう」

初美「さて、私はこれで失礼しますよー」

良子「初美――助かりました、ありがとう」

初美「はぁ……どういたしまして、ですよー」

利仙「お帰りになったら、霞さんによろしくお伝えくださいな」

初美「なにをですかー……それじゃ、さよならですー」

京太郎「お疲れさまでした!」


~午前行動、終了


プロの技能の劣化版なので、プロにはそう簡単に通用しない……みたいな感じです
まぁ本気のプロに楽に勝ててもあれですしね
なお藤田プロ

とりあえず、本日はここまででー
なんか長いと思ったら、最初にたかみー誕生日があったからでした

では、ありがとうございました
お疲れさまでした


今日は夕方からできるかもです
18:00予定でお願いします


~二年目7月第三週土曜、午後

京太郎「……うぅ、だめだ。どこがよかったとか悪かったとか、見れば見るほどわからなくなっていく」

利仙「悩みすぎですね。お身体に触りますよ」

京太郎「はぁ……ん?」

利仙「どうかなさいましたか?」

京太郎「いえ、なにかニュアンスが違ったような気が……」

利仙「気のせいでは?」

良子「利仙、お触り厳禁です」

利仙「さて、なんのことでしょう」

良子「まったく、最近の若い子は……」

京太郎(良子さんも十分若いのでは……)

京太郎「けどまぁ、悩みすぎは確かか……もう昼過ぎてるし」

京太郎「午後からの予定も決めないと……」


>午後行動選択
1 メンバーと特打ち(対局ありの先達指導×2、一位=大成功、二位・三位=成功、四位=失敗、という感じで。雀力4~6、経験値10・20・40、好感度1~3、をそれぞれ×2)
2 雀荘(希望するプロ3名と二回対局、順位問わず技能経験値30=60、順位問わずコンマ一桁雀力成長。好感度は1固定、勝利相手にはさらに+1。スキル購入可能)
 ※良子・利仙は継続、セーラ・洋榎は選択不可
3 買い物 (土産や誕生日プレゼント購入)
4 ネトマ改(全国前限定)東風戦(二回判定)のみ 全国個人出場者と対戦すると、勝ち進みやすくなるかも
5 オリジナルレシピ開発(255/500) 執事力/20+コンマが獲得ポイント
6 海でも……

安価↓2


>海

良子「午後の予定で悩んでいるようですね、京太郎」

京太郎「あ、はい。そうなんです、部室に戻って練習するか、ここで続けるか、ネトマで集中してやるか――」

利仙「麻雀ばかりなんですね……」

良子「大会前で根を詰めるのはわかりますが、たまには息抜きもすべきですよ。よければ私と――」

利仙「そこは私『たち』とでは?」

良子「いいえ、『私と』です」

利仙「あらあら、それはそれは」ニコニコ

良子「なにか異存でも?」

利仙「まさか、異存がないとでも?」

良子「…………ふふふふ」

利仙「うふふふ」

京太郎(うわぁ、なんだかすごいことになっちゃったぞ……っと、ん?)

京太郎「ちょっとすいません、メールが――」

京太郎「…………ふむ、ふむふむ」

京太郎「すいません、ちょっと部から呼びだしがかかっちゃいまして……今日はこれで、失礼します」ペッコリン

良子「は――ま、待ちなさい、京太郎!」

利仙「ただいま勝負をつけますので、もう少々――」

京太郎「本当にすいません! それじゃ、対局ありがとうございましたっ」ダッシュ

アナタガジャマヲ――
ワタクシハタダ――

京太郎「――けど、呼びだしなんて珍しいな。なにかあったのかな……」


~部室

京太郎「――海?」

姫子「そうよ。せっかく南ん島ば来とるのに、海水浴のひとつもせんち言うんは、もったいなかよ」

煌「来月はすぐに東京入り、来週は練習漬け――ですからその前に、ひと時の休息をと思いまして」

京太郎「なるほど……」

友清「部員全員で行くけん、もちろん京太郎も参加してもらわんことには」

煌「いけませんよ、友清。無理強いするように言っては」

京太郎「いえ、そんなことは……お気遣い、ありがとうございます」

姫子「なんばいいよっと……部のイベントなら、全員誘うんが当たり前やなかか」

京太郎「……ありがとう、ございます」


久「」

まこ「どうしたんじゃ、この世の終わりみたいな顔しおって……」

久「な、なんでもないの……ただ、消えてなくなりたいと思っただけで……」

咲「なんでもなくないですよ!」


京太郎(なにも言ってないじゃないですか!)

姫子「そいで――どがんすっと? その、予定があっとやったら、無理にとは……」

煌「そうですね、急なお誘いでしたから、先約があるならやむを得ません」

友清「うちらは男子にほぼ免疫ばない、無防備な女子部員大所帯で、危険極まりなか海水浴に行ってくっと……」

京太郎「――なにを仰います、お嬢様方。こういった機会にこそ、俺のような男手が活躍しなくてどういたしましょうか」

姫子(あっ……)

煌(妙なスイッチが……)

友清(フィッシュ)

京太郎「みなさん、準備のほうは?」

姫子「いったん寮ん戻って、荷物ばまとめてから駅ん集合ったい」

煌「我々以外は、すでに動いていますので――30分後くらいには、動けるかと」

京太郎「承知いたしました。それでは、俺も必要なものをまとめましたら、30分後に駅に参ります」

友清「……念のために言うとっけど、弁当とかよかけんね?」

京太郎「大丈夫ですよ、サンドイッチ程度でしたら、すぐにご用意できますので」

姫子「なにが大丈夫なのか」

煌「コレガワカラナイ」

京太郎「それでは30分後に――では、失礼します」ヒュッ

姫子「!?」

煌「き、消えっ……お、おかしいですね、目の錯覚でしょうか……」ゴシゴシ

友清「……さて、とにかく私らも、寮ば戻るとすっか」

姫子「なんで動じてなかか!」

煌「人ひとりが、そう簡単に消えたりなど……いえ、しかし現に――」ブツブツ


~まずは家

京太郎「――よし! とりあえずお昼だ!」

京太郎「部活が終わってすぐ、荷物を持って集合ってなったわけだからな……」

京太郎「おそらくみんな、お昼は現地でとか、移動中にって考えだったはずだ」

京太郎「そう――つまり、俺の出番だったわけだよ!」

京太郎「仕込む時間が少ないから、サンドイッチが限界だけど……30分あれば、ギリギリなんとか――」

>執事判定
自動成功、ゾロ目±1まで大成功

安価↓1


>大成功

京太郎「こんなこともあろうかと、用意しておいたローストビーフがいい具合に――」

京太郎「メインはこれとして、あとはポテサラ、トマト、チキン、それにデザート用のフルーツも――」

京太郎「あとは忘れないよう、飲み物も各種――クーラーボックスもいくつかいるな。で、レジャーシートとパラソル、水の遊具一式……」

京太郎「これくらいなら――うん、執事空間で持ち運びできそうだ」

京太郎「おっと、俺の準備もしておかないと……しかし水着なんて、いつ以来だっけか」

京太郎「……去年、大会の前にクラスの男子たちと連れだって行ったっけなぁ、懐かしい」

京太郎「ふふふ、今年は女子とだ――しかも、全員美少女!」

京太郎「……いや待て、落ち着け。俺はあくまで執事として行くんだ、邪な感情など抱いてはいけない(戒め)」

京太郎「けど……楽しみにするくらいはいいよな、うん」

・執事+17


姫子「さて――気合いば入れんとな」

煌「ちなみに、水着画像に関しては、販売中のPSvita用ソフト咲~全国編~で確認できますので」

友清「私んだけなかやん、ずるかぁ……」

姫子「に、二年編に入ったら出てくっとやろ……」

煌「あるんですかね?」

姫子「た、たぶん(震え声)」


~待ち合わせ

京太郎「お待たせいたしました! それでは参りましょう!」

友清「……随分身軽やね、意外やったと」

京太郎「はは、見えないとこに持ってますからね、一応」

姫子「???」

煌「よくわかりませんが……ともかく、皆さんいらっしゃいますね!」

全員『はーい!』

煌「それではこれより、新道寺女子麻雀部は、海水浴に向かいます! はぐれないよう、遅れないよう、慌てないよう――」

姫子「新道寺の名を穢さんよう、淑女らしゅう行動するよう心がけっとよ。よかね!」

全員『はーい!!』

姫子「全員! バスに搭乗!」

全員『マム! イエスマム!』

京太郎「え……バス!?」

煌「部費で手配しました」

京太郎「さ、さすが強豪校……っていうか、レクリエーションですけどいいんですか?」

友清「部のレクリエーションやけん、せーふせーふ」

京太郎「はぁ……まぁそのほうがいいか。気軽にお弁当も開けますしね」

煌「あぁ、本当に用意してきたんですね……」

京太郎「もちろんです! 簡単にご用意したサンドイッチなのが、申し訳ないんですけど」

姫子「しかも全員分、個別に包んで……」

京太郎「これならみなさん、任意のタイミングで食べられますしね。それじゃ俺も、乗り込んでお渡ししてきます」

姫子「あ――ちょい待ち京太郎! まだ席分けを――」

京太郎「俺は余った席でいいですよ。なんでしたら、補助席でも大丈夫なので。では」

友清「あらら」

煌「仕方ありません、こちらで決めてしまいましょう」

姫子「さて――京太郎ば隣に座らせるんは、どっちになっか」

友清「このクジですべてが決まる――いざ!」

煌「尋常に――」

三人『勝負ッッッ!!!』


>席
1 煌の隣
2 姫子の隣

安価↓2


~バス車内

京太郎「姫子さんの隣でしたか。よろしくお願いします」

姫子「えへへ、よろしくぅ」ニッコー


煌「……むぅ」

友清「ま、まだ帰りがあっと……」


京太郎「これ、姫子さんの分のお弁当です」

姫子「時間もなかやったろうに、すごかなぁ」

京太郎「いえ、簡単なものですから。師匠だったら、この短時間でもしっかり作り込んだはずですし……」

姫子「謙遜ばせんでもよか……京太郎の分もちゃんとあっと?」

京太郎「俺は味見もかねて、出かけに頂いてきましたので――移動中は、給仕と皆さまのお世話を」キリッ

姫子「相変わらず真面目な……今日はレクリエーションなんやけん、京太郎もしっかり楽しまんといかんよ?」

京太郎「ええ、ありがとうございます。もちろん、現地でもしっかりとお仕えさせていただきますので」

姫子「そういうんでなく――」

京太郎「水着姿の皆さんのお世話をするのも、楽しみですから」

姫子「……はぁ、まったく。そがんいうて、水着ば忘れたんやなかやろうね」

京太郎「大丈夫です。どなたかが溺れられてもすぐ助けられるよう、しっかり用意してありますので」

姫子「ん、そんならよか。一緒に泳げんこともなさそうやけん」

京太郎「お気遣い、ありがとうございます」

姫子「…………ち、ちなみに、どんな?」


>返事選択
1 普通のサーフトランクス
2 競泳用
3 際どいブーメラン

安価↓2


>ブーメラン、ゾロ目

京太郎「これです」ビロン

姫子「!?」

京太郎「海辺の男は、肉体がファッションですからね。水着自体は、極力目立たないものであるべきです」

姫子「こ、こここっ……え、こ、こい……で、泳ぐと?」カァァッ

京太郎「ええ、もちろん」

姫子「いや、あの……でも、これ……す、すっごい布面積、小さぁ……なか?」

京太郎「あ、一応パーカーもありますから」

姫子「下は!」

京太郎「ブーメラン、オンリー」

姫子「」ブシュッ

京太郎「!? せ、先輩っ、鼻血っ……大丈夫ですかっ、止血を!」フキフキッ

姫子「ら、らひじょぶ……ちょっと頭に、血ぃのぼっただけよ……」ボタボタボタ

京太郎「そ、それならいいんですが……」

姫子「しかし、あれやね……こがん水着ちいうことは、随分と、その……自信があっとやね」ゴクリ

京太郎「え? はぁ、まぁ……」

>返事選択
1 朝晩鍛えてますから(意味深)
2 こう見えても、元運動部ですからね
3 (筋肉の)盛り上がりには自信があります

安価↓2


京太郎「朝晩、鍛えてますからね」ニッコリ

姫子「あ、朝もっ!?」

京太郎「ええ。日課みたいなもんですから」

姫子「に、にに、日課て……ああでも、男ん人はそうやって、毎日何回もせんとち言うし……」

姫子「いや、その、それでも……そいで、見た目まで鍛えられっと?」

京太郎「まぁ、鍛えれば鍛えただけ大きくなりますからね」

姫子「ほ、ほぉぉ……」

姫子(そ、そうかぁ、そういうもんやったとか……ん?)

姫子「――あっ」

京太郎「え?」

姫子「そ、そうや! それだけ鍛えて、その……お、おっきぃなったとしてよ?」

京太郎「はい」

姫子「こ、こん小さか中に……ちゃんと収まっとやろか?」

京太郎(小さ――ああ、パーカーちゃんと着られるかってことか?)

京太郎「まぁ普通にしてれば入りますよ。(筋肉を隆起させるために)硬くしなければ、ね」

姫子「か、かた――当たり前やろ!!!!!」カァッ

京太郎「はは、確かに。それに、滅多なことではそうなりませんからね」

姫子「あぅ……滅多なって、その……たとえば、京太郎は……どがんもんで、そうなっとか……」

京太郎「そうですね……たとえばみなさんが海辺で、(ナンパや事故なんかで)危なくなったりとかなら……」

姫子「わ、私ら(の水着)が危ないとき!?」

京太郎「ええ。しっかり見ていますけど、俺のいないところでは気をつけてくださいね」

姫子「あ、う……わ、わかった……と……」カァァァッ

姫子(きょ、今日の水着はどうやったか……こ、これは京太郎の好みになっとると!?)

京太郎「……あの、姫子さん?」


>返事選択
1 なにか勘違いしてませんか?
2 もしかして(筋肉に)興味あります?
3 着く前にお弁当召し上がらなくて大丈夫ですか?

安価↓2


姫子「な、なんね!?」

京太郎「えっと――もしかして、興味あるんですか?」

姫子「」

姫子「ぉ、あ……え、そ……れ……えっ!?」

京太郎「ほら、男と女だとやっぱり(筋肉の種類もつき方も)違うじゃないですか」

姫子「お、おふぅ……」

京太郎「自分にないものですし、女性はそういうの(男性の筋肉)がお好きだと聞いたこともあります」

姫子「!?」

京太郎「ですから――興味がおありでしたら、触ってみますか?」

姫子「」

姫子「ふ――」

京太郎「ふ?」

姫子「ふきゅう……」ガクリ

京太郎「ちょっ!? 先輩っ、せんぱーい!?」

姫子(さわ……触る、とか……さすがに、そがんこつ……無理っ、無理ぃ……)

姫子(けど、将来的にはそうなる可能性も……ああでも、まだ覚悟ばつかんとぉ――)

姫子「ごめんな……京太郎ぉ……」

京太郎「だ、大丈夫です、俺はっ……それより、体調が悪いのでしたら、無理せず休んでてくださいっ……」

姫子(将来的には、ちゃんと……優しく、触っとやからぁ……) ←聞いてない


・姫子好感度+8


おかしい
お弁当を食べさせて、車内ビビクンさせて、姫子の水着をチラッと見せてもらったり――とか考えてたのに
どうしてこうなった

----------------------------------------------------------------------------------------

~海
サブーン、バシャーン

京太郎「ウェーミダー」

姫子「はぁ……潮風ば、ここちよかぁ……」

煌「はい、みなさん集合! 更衣室はあちらにありますが、他の利用者さんもいらっしゃいます。邪魔にならぬよう静かに、かつ迅速に着替えますよ!」

友清「移動開始! おっと、京太郎はあっちやけん」

京太郎「ええ。俺のほうが早いでしょうから、あの辺りにパラソルとシート置いて、待機しておきます」


~で

京太郎「よし、設営完了――っと」

京太郎「ビーチチェアもあるけど、ほかのお客さんのご迷惑だしな」

京太郎「誰か……姫子さんとかが、また倒れられでもしたら、ご用意して休んでいただくとしよう」

京太郎「あとは……みんなが来るまで、冷たい物の準備でも――」

煌「京太郎くん、お待たせしました」

京太郎「あ、みなさん、お疲れさ――ま……で……」

姫子(極力あそこは見ない極力あそこは見ない極力あそこは見ない)ブツブツブツ

友清「でかいシートば敷いとぅなぁ」

姫子「でかい!?」

煌「どうしたんですか、姫子」

姫子「な、なな、なんでんなかぁ……」プシュゥゥ

京太郎「」

友清「お? 京太郎、どうしたー?」パタパタ

煌「どうしました、友清」

友清「いや、京太郎が――」

京太郎(こ――)

京太郎(これは……天国か!?)


>反応選択
1 みんなかわいい、カワイイヤッター!
2 煌先輩かわいい
3 姫子さんお美しい
4 友清先輩でけぇっ!!!!!

安価↓2


京太郎「――姫子さん、水着お似合いです」

姫子「へ――?」

京太郎「お美しいです……思わず見惚れてしまいました」

姫子「ぁ……う……その、あ……ありが、とう……」モジッ

煌(……なんでしょうね、この空気)

友清(まぁあれよ……姫子は意外と、着痩せばすっ体型やけん……)

京太郎「姫子さんもそうですけど、みなさんもよくお似合いです」

煌「それはどうも、ありがとうございます」

友清「そういう京太郎こそ、なかなか――」ピクッ

「」
「きょ、京ちゃんせんぱ……い?」
「まさかのブーメラン」
「やべぇ」
「パねぇ」
「写真! 写真写真! 先輩、一枚よろしいですか!?」
「よろしくなくてもいただきますっ、あざーっす!」パシャパシャパシャッ

京太郎「なに撮ってんだオラァンッ!?」

煌「きょ、きょきょきょ京太郎くん!? なんというかその、それは……す、凄まじい水着ですね、ええ……実にすばらです……」

友清「」ブシュッッ

京太郎「友清先輩!? い、いまビーチチェアをお持ちしますので!」

友清「だだだだ大丈夫よ……」ボタボタボタボタ

「あぁぁぁ……京ちゃん先輩の筋肉、マジ筋肉ぅ……」
「こ、こんなんあれやん、金取れるやん……」
「触りたい触りたい触りたい触りたい触りたい」ハァハァ
「ブーメランの中の京ちゃん先輩もマジ京ちゃん先輩」
「この水着チョイスは……イエスだね!」
「……………………」パシャッパシャッパシャッパシャッ

京太郎「いつまで撮ってんだオラァンッ!?」

京太郎「姫子先輩もなんとか――あれ?」

姫子「」ガクリッ

京太郎「姫子さーん!?」

・姫子好感度+2


と、とりあえずここまでです
イベント考えて、続きは明日にします
明日も夕方かな、たぶん……と思ってます

それでは、ありがとうございました


予定通り、夕方に
17:00くらいかなー、たぶん


~野戦病院

京太郎「血は止まったみたいですね……あ、姫子先輩。もう大丈夫ですか?」

姫子「な、なんとか……」

煌「ここは野戦病院かなにかですか……」

「まったくです」カシャカシャカシャッ
「こんな姿を前にして気絶だなんて……」パシャパシャパシャッ
「実にもったいない」●REC

煌「……あなた方より、姫子や友清のほうがよほど健全ですね」ハァ

モブ子「まったくですね」ウプー

京太郎「――ちょっと待てお前」

モブ子「ぎくっ」

京太郎「いまネットに繋いでなかったか?」

モブ子「いえいえ、まさか。そんなそんな……ねぇ?」

京太郎「貸せ」

モブ子「いやああああああああ! やめてっ、襲われりゅうううううう!」

京太郎「てめえええええええ! やっぱり日誌に上げてんじゃねえかあああああああああ!」

モブ子「ちゃうねん」

京太郎「なにがだゴルァ!」

モブ子「事前に立てたスレをご覧あれ」ポチー

京太郎「あん……?」


『京太郎と海行くわけだが、写真欲しい人いればうpろうと思う』

1 名前: 以下、名無しにかわりましてお嬢様がお送りします [sage] 投稿日とかは省略 ID:mobbeauty
 需要あれば

2 名前: 以下、名無しにかわりましてお嬢様がお送りします [sage] 投稿日とかは省略 ID:telltell
 それは京ちゃんに迷惑だと思うけど京ちゃんも私に見せたいだろうからうpっていいよ

3 名前: 以下、名無しにかわりましてお嬢様がお送りします [sage] 投稿日とかは省略 ID:hirogochi
 2get

4 名前: 以下、名無しにかわりましてお嬢様がお送りします [sage] 投稿日とかは省略 ID:kneepillow
 取れてへんでダッサ

5 名前: 以下、名無しにかわりましてお嬢様がお送りします [sage] 投稿日とかは省略 ID:fallsspring
 出遅れた
 うpよろしく

6 名前: 以下、名無しにかわりましてお嬢様がお送りします [sage] 投稿日とかは省略 ID:notoccult
 ……本人の許可があるなら

7 名前: 以下、名無しにかわりましてお嬢様がお送りします [sage] 投稿日とかは省略 ID:flowering
 ないならいらないと?

8 名前: 以下、名無しにかわりましてお嬢様がお送りします [sage] 投稿日とかは省略 ID:notoccult
 いらなくはありませんけども

9 名前: 以下、名無しにかわりましてお嬢様がお送りします [sage] 投稿日とかは省略 ID:daruwhite
 いい身体してるから楽しみ

10 名前: 以下、名無しにかわりましてお嬢様がお送りします [sage] 投稿日とかは省略 ID:posthayari
 どんな水着なのでしょうか
 際どい系がいいです

11 名前: 以下、名無しにかわりましてお嬢様がお送りします [sage] 投稿日とかは省略 ID:fukyuuuuuuu
 ふきゅ

12 名前: 以下、名無しにかわりましてお嬢様がお送りします [sage] 投稿日とかは省略 ID:tiearataso
 こけし大明神

13 名前: 以下、名無しにかわりましてお嬢様がお送りします [sage] 投稿日とかは省略 ID:megeruwa
 際どいてなんやねん、普通でええやろ

14 名前: 以下、名無しにかわりましてお嬢様がお送りします [sage] 投稿日とかは省略 ID:sharpshoot
 待て、いまの誰だ

15 名前: 以下、名無しにかわりましてお嬢様がお送りします [sage] 投稿日とかは省略 ID:thankyouhissa
 どっち?

16 名前: 以下、名無しにかわりましてお嬢様がお送りします [sage] 投稿日とかは省略 ID:ninkyoglass
 どっちもだろう


モブ子「――とまぁ、こんな感じでリク多くてね」テヘペロ

京太郎「スレ立てたせいだろうが!」

煌「ま、まぁまぁ京太郎くん、落ち着いて」

京太郎「これが落ち着いていられますかっ」

姫子「いや――けどこれだけの大人数で来とったい、遅かれ早かれバレとったとは間違いなかよ」

煌「そうですね。その際になんの情報も提供していなければ、他校から無能のそしりを受けかねません」

京太郎(せやろか)

姫子「新道寺女子の誇りのために――京太郎、その身を捧げてくれんね?」

京太郎「そう言われましても……俺だって恥ずかしいですs――」

友清「こん通り!」ユサッ

京太郎「わかりました」テノヒラクルー

煌「ナイスです、友清!」

モブ子「んじゃま、承諾も取れたってことで、マジな写真撮影しましょうか」

京太郎「お前なんだその一眼!?」

モブ子「ま、資料用やね」

京太郎「っつーかさっき上げたのでもう十分だろ!」

モブ子「あー、あれはほれ、パーカーの背中からだからさ」

煌「なるほど、正面写真が要りますね……」

京太郎「煌先輩!?」

姫子「顔もしっかり見せとかんと……」

京太郎「姫子さん……」

友清「自慢のか……から、だも……見せた、ほうが……よかよ?」モジッ タプッ

京太郎「了解です」キリッ

姫子(……私んが綺麗や言うとったのに)

煌(この戦力差はすごいですね……)


~撮影再開

モブ子「はい、いーよー! 京ちゃんいいねー、すげーキレてるよー!」カシャッカシャッ

京太郎「せめてもっと静かにしろ」

モブ子「おー、その好戦的な目もいいねー、女の子受け待ったなし!」

京太郎(殴りてぇ……)

「ボディビルダーっていうのとは違うよね……」
「あれは格闘家……ボクサー系の締まり方だ」
「腹筋しゅごいぃ……」
「あ、あんな身体がいつもの服の下に……やばい、もうまともに京ちゃん先輩と接せない」
「常に透視状態になりそう」

煌「あなたたちは再教育が必要ですね」

姫子「同じ部の仲間を不純な目で見るんは許さんと」

友清「そ、その通りだ」

モブ子「……あんなこと言ってますぜ、京ちゃんよぉ」

京太郎「お、俺だって見てねーし」

モブ子「おいおい、京ちゃんの京ちゃんが国士無双状態だってのに、そりゃあねぇよなぁ?」

京太郎「なっ――嘘だろモブ子!?」バッ

モブ子「ああ、嘘だぜ――だが、間抜けは見つかったようだな」

京太郎「……はっ!」

京太郎「……いや、自分の状態くらい見なくてもわかるっつーの」

モブ子「国士状態だったら閲覧数うなぎ上りなんだけど、なんとかならんかね」

京太郎「ならんことはないが、絶対にしない」

モブ子「ちっ……」

京太郎「新道寺のみんながいるのに、俺の危険な部分を見せてどうすんだ」

モブ子「あ、京ちゃんの! ちょっと危ないとこ見てみたい!」

京太郎「……もういいよな? なんかあれだし、スパッツ穿くわ」

モブ子「あぁん、待って! あと10枚! パーカーはだけ気味で頼んます!」

京太郎「もうなんでもいいから、さっさと済ませてくれ……」

姫子「ん?」

煌「いま」

友清「なんでも――」

「するとは言ってないんだよなぁ……」
「っていうか京ちゃん先輩、普段からなんでもします状態だしね……」
「今度触らせてもらおう……」
「さりげなく抱きつこう……」

京太郎(後輩たちの視線が熱い……悪くないけど、なんかこええ)


>撮影の出来栄え
執事判定、自動成功、ゾロ目±1まで大成功

安価↓1


>成功

・執事+2

京太郎「あー、やっと終わった……」

姫子「お疲れさん。喉渇いたやろうし、これでも飲まんね」ピトッ

京太郎「ふひぃっ!?」ビクッ

姫子「あはははっ、ナイスリアクションったい」

京太郎「ひ、姫子さん、いきなりはビビリますって……」

煌「京太郎くんが快く撮影に応じてくれて、助かりました。これで全国の皆さんに、胸が張れます」

京太郎「ああ……目先の果実に騙されて、俺はなんてことを……」

姫子「まぁよかとやろ、京太郎だって色んな子の写真ば持っとろうもんやのに」

京太郎「――っっ!! な、なな、なにを仰いますやら……」

煌「これでもですか?」


672 名前: 以下、名無しにかわりましてお嬢様がお送りします [sage] 投稿日とかは省略 ID:goalkeeper
 みんなも写真あげんと釣り合わへんかもしれへんなぁ
 私はあげたことあるけど

673 名前: 以下、名無しにかわりましてお嬢様がお送りします [sage] 投稿日とかは省略 ID:goastofoppai
 へぇ……奇遇ね、私もよ
 もう3枚ほど送ったかしら

674 名前: 以下、名無しにかわりましてお嬢様がお送りします [sage] 投稿日とかは省略 ID:harvesttime
 私も3枚
 1枚はつい最近だけど

675 名前: 以下、名無しにかわりましてお嬢様がお送りします [sage] 投稿日とかは省略 ID:marypoppins
 私も誕生日に服をいただいたので、その写真を
 
676 名前: 以下、名無しにかわりましてお嬢様がお送りします [sage] 投稿日とかは省略 ID:hayariofsong
 はや~、みんなも結構送ってるんだね☆


京太郎「」

煌「一方的に送ってもらうより、たまにお返しをするほうが、よい関係を築けるのではありませんか?」

京太郎「はい……」

姫子(……まぁ、私ら含めて送っとらん連中は丸儲けやけど)

煌「ともあれ――ある程度の公務は済みましたし、ここからは海を満喫する方向でいきましょうね」

京太郎「そうですね、せっかく来たんですし」

姫子「あれは公務やったとか……」

京太郎「つっても、もう部員のほとんどは海に入ってったみたいですね」

煌「……火照りを冷ますとかなんとか言ってましたねぇ、そういえば」

姫子「今日も暑かやけんなぁ……ふぃ~」

京太郎「お二人も行ってきていいですよ。荷物は俺が見てますから」

煌「京太郎くんを休ませずして、どうしますか」

姫子「私らんことは気にせんで、好きなようにしとってくれて構わんけん」

京太郎「はぁ……」

京太郎(うーん、そう言われても――)

>行動選択
1 お二人とここで待つ
2 じゃあちょっと泳いでくるか
3 戻ってくる部員たちのために準備を
4 夕食のことを考える
5 ……ん、なにかイベントでもやってるのか?

安価↓2


しまった、牌のお姉さんをなぜか歌のお姉さんと勘違いしてしまった
まぁいいか

--------------------------------------------------------------


京太郎(――ん? なんか向こうが騒がしいな……)

京太郎「あの、なんか向こうで人垣が出来てるんですけど……なにかあるんでしょうか」

煌「はて、どうなのでしょうか……」

姫子「ああ、そう言えばさっき、海の家にチラシが貼ってあったような――」

京太郎「なんと?」

京太郎「確か、あれは……」


>イベント選択
1 ミスター浜辺コンテスト
2 ドキッ!水着だらけの麻雀大会!ポロリもあるよ!(見せ牌)
3 ちゃちゃのん野外ステージ(ポロリはないです)
4 戒能良子の麻雀教室

安価↓2


ミス
×京太郎「確か、あれは……」
○姫子「確か、あれは……」

------------------------------------------

>ミスコン

姫子「確か、あれは……ミスター浜辺コンテスト、やったか」

京太郎「ああ、ミスコン……ミスター?」

煌「浜辺に映える男性ナンバーワンを選ぼうという趣旨ですね」

京太郎「……どこに需要があるんですかね」

姫子「さっき、うちの部員どもで需要は確認したやろ?」

京太郎「そうでした……まぁそれなら見に行かなくてよさそうかな」ボソッ

煌「ほう」

姫子「つまり――女の子のミスコンやったら全力移動で見に行ってたと?」

京太郎「」

京太郎「そ――そそ、そんなはずないじゃあないですか、はははは」

姫子「……よか。そういうことやったら、私らにも考えのあったい」

煌「そうですね――では京太郎くん、参りましょうか」ガシッ

京太郎「へ――ちょ、ちょっと煌先輩!? いったいなにを……」

煌「この期に及んで惚けるのはなしですよ」

姫子「当然――京太郎に、ミスコンへ参加してもらうとよ」

京太郎「……………………は――」

京太郎「はいいいぃぃっっっ!?」


~ミスコン会場

京太郎「どうしてこうなった……」

「さて――今年も始まりました、浜辺でナンバーワンのいい男を決める、ミスター浜辺コンテスト!」

京太郎(毎年やってんのかよ……)

「例年にも増して、個性的な男性陣が集まってくれたわけですが――今年の目玉はなんといっても、高校生くらいでしょうか? あの若い少年でしょうねぇ」

キャアアアアアアアアアア
シュテキィイイイイイイイイイイイイイイ
ダイテエエエエエエエエエ

京太郎(こわい)

「周囲のマッシブな男性陣のように、盛り上がった筋肉ではありませんが、あのストイックな締まり方は、かなり期待が持てます」
「そうですねぇ。なにより彼には、若さと――他の厳つい男性たちとは違う、女性受けする顔立ちもありますからねぇ。声援もひと際大きいですし」

京太郎(おじさんたちにめっちゃ睨まれてるんですけどおおおおおおおお!?)

京太郎(しかもいつの間にか、解説っぽい人まで来てるし!)

「さてさて、それではそろそろ開催と参りましょうか。ファーストステージは例年通り、観客へのバーストアピール対決!」
「それぞれの魅力をこれでもかと誇示し、審査員票と一般投票のポイントを集めていただきたいところ」

京太郎(バーストアピールってなんだよ、なにすりゃいいんだよ……)

「それでは、ご参加の偉丈夫たち――準備はよろしいかな?」
「いざ――アピール対決、開始!」デデドンッ


>行動選択
1 周囲に合わせてポージング
2 筋肉の量では敵わない、軽やかなダンスで勝負
3 なんの脈絡もなく、お茶の準備を始めよう

安価↓2


軽く寝落ちってたことにビビった
続行します

----------------------------------

京太郎(――ま、いいか。別に負けてもいいわけだし)チラッ

煌「頑張るんですよ、京太郎くん!」

姫子「………………」●REC

友清「新道寺魂ば見せてやれ!」

京太郎(……い、いいわけだし……とはいえ、期待されてる気がする……)

「ああっ! 京ちゃん先輩、そんな際どい格好で大勢の前にっ……///」
「たってないのにたってるだけでバーストアピールできてますぅ……」
「ポロリするの!? しちゃうの!?」

京太郎(……こいつらの期待に応えるのは、マジで御免こうむりたいけど――)

京太郎「えー、では――エントリーナンバー48。新道寺より参りました、須賀京太郎――」

京太郎「お茶会の支度を、させていただきます」バサッ

「ファッ!?」
「な、なにを言って――なっっ!? い、いきなりっ……ステージにテーブルと椅子が!?」
「それだけじゃありません! 見てくださいっ、いつの間にか彼の手に――ポットとカップまで!?」

煌「が、頑張るんですよっ……」

姫子「………………」●REC

友清「いや……いやいやいや、なんのアピール!?」


 驚く大勢の前で、京太郎は流麗な動きを披露し、お茶会の支度を整えてゆく。
 テーブルにはアフタヌーンティー用のサンド、スコーン、菓子を並べ――。
 香りを際立たせるため、高い位置からお茶を注ぎ――その一滴すらもこぼすことはない。
 戸惑いつつも、動きに魅入られる審査員はいつの間にか、その席に座らされていた。


京太郎「どうぞ――イベントも長らく続くでしょうから、こちらのお席で寛ぎつつ、審査のほうを続けていらしてください」ペッコリン

「あーっと、これは審査員にダイレクトアタックだ!」
「お茶にお菓子のセットを振る舞うというのは、場合によっては賄賂とも取られかねませんが――」
「――どうやら、問題はなさそうです! 審判は彼のバーストアピールを、アピールとして捉えました!」
「観客は大盛り上がり――が、その一方でどうも、他の出場者からはブーイングが飛んでいるようです」
「とはいえ、彼のアピールは用意された飲食物ではなく、その用意に使った技術のようですからねぇ、はい」
「その通り。その評価がどう扱われるかは、審査員次第というところ――」


>執事判定
自動成功、ゾロ目±1まで大成功

安価↓1


>成功

・執事+2

「――以上が、ファーストステージの勝ち抜け者になります」

京太郎「……勝ったし。マジかよ」

「さて、続いての対決ですが――これはひょっとすると、先の技術を持った須賀選手が有利かもしれませんねぇ」

京太郎「ん?」

「さて、セカンドステージ――勝負内容は、ズバリ!」
「その食卓に、あと一品……料理対決です!!!」

京太郎「……ほう」ガタッ


煌「なっ……」

姫子「勝ったと」●REC

友清「ああ」

「ああっ、京ちゃん先輩の目が野獣の目に!」
「逃げて! 審査員の人たち超逃げてー!」
「骨抜きにされても知らんぞーっ!」


「さて、なにやら忠告の声が届いておりますが」
「はっはっは、料理一品で骨抜きにはならないでしょう。あくまで一品、しかも追加ということで量も少なくというのがポイントですからね」
「はい――ということで、食卓に並ぶメニューをこちらのものと想定し、そこに追加する料理をそれぞれにご用意していただきます」

「食材はあちらにございます、どうぞお好きなものをお使いください」
「ただし――料理を作る際には、エプロンの着用をお願いいたします」
「すなわち、料理のチョイスや見栄え、味だけではなく――」
「水着エプロンでの料理姿も、審査対象となる――ということ」
「その辺りをよーく考え、審査に臨んでいただきましょう」


京太郎(ふむ――なるほど、海辺とあってはやはり、魚介類がメインのメニューだ)

京太郎(ここになにを追加するか、どう料理をするか――時間内での的確な判断と行動が求められる)

京太郎(周りの人たちも、常連参加者だけあって、よくわかってるみたいだ……ほぼ迷いなく、食材を選んで調理を始めているな……)

京太郎「ま――かくいう俺も、すでに決めてますけどね」シュルッ ビシッッ


煌「……無駄にスタイリッシュにエプロン着けてますよ、あの子」

姫子「エプロンも似合うわぁ……」

友清「そういえば――いつもは執事の服で動いているせいで、エプロン姿は新鮮に思えっと」


京太郎「それじゃ、作らせていただきましょうか――審査員の方々、お待ちを!」

>執事判定
自動成功、ゾロ目大成功

安価↓1


毎年恒例みたいだし、多少はね?

-------------------------------------------------

>成功

・執事+2

京太郎「――というわけで、俺は食卓のメニューは食事ではなく、晩酌のアテになりうるものだと考えました」

京太郎「ご用意しましたのはこちら、どうぞお試しください――」

アヒィィィンッッ
ンモッッンモォォォッッッ
ハムッハフハフッハムッ

京太郎「――お粗末!」


「……さて、審査員の方々が一瞬、直視もしかねる顔になっていたわけですが」
「なんだかんだで、最終ステージへの進出者が決まったようです」
「ということで、進出者にはすでに、次の審査の指示が与えられましたね?」
「ではみなさん、中をご確認ください」


京太郎「……ああ、この封筒はそういうことなのか。どれどれ――」ビリッ

京太郎「えーっと、なになに……海辺での一期一会、ひと夏のアバンチュール、モノにする者こそ真の伊達男――えっ」

京太郎「ん……んんっ!? つまり、これは……ナンパ対決ってことか!?」

京太郎「違う、ナンパじゃなくて……口説き落とし対決? でも相手は――なっっ!?」


>相手選択
1 参加者の任意(煌)
2 参加者の任意(姫子)
3 人気のベテラン雀士(理沙)
4 人気の若手雀士(良子)
5 人気の新人雀士(いちご)
6 人気の小動物系面白雀士(銘刈)

安価↓2


>ちゃちゃのんじゃー

いちご「え、えっとぉ……そういったわけで、最終対決の女性役に呼ばれました、新人の佐々野いちごと申します……」モジモジ

いちご「どうぞ、よろしくお願いしますけぇ」ペッコリン


姫子「」

煌「……どうするんですか、これ」

友清「お、お前らがこんなん参加させっから!」

姫子「知らんかったもんはしょうがなかやろ!?」

煌「京太郎くん、ここは辞退一択です。大丈夫、優勝できなくとも、ここまでやれば十分です。私たちは誰も責めませんからね、ええ」


京太郎「――と、言われてもなぁ」

いちご「………………」ジー

京太郎「…………ども(小声)」ペコッ

いちご「~~♪」ニコニコッ

京太郎(いちごさんも仕事で来られてるわけだし、いちいち気にされることはないだろう……)

京太郎(っていうか、いちごさんを見て辞退なんてしたら、そっちで気にされることだってあるよな……)

京太郎(ってことで、ここは潔く口説かせていただくしかない、か――)

京太郎(しかしあれだ、問題が一つだけある)

京太郎(俺は女の子を口説いた経験ってやつが、まるでない――)


久「えっ」

和「……あれで?」

咲「ないわー」

照「最初に口説かれたのは私」

春「京太郎は素でいるのが一番いい」

シロ「それね。ナチュラルに口説いてくれて心地いい」

由暉子「その説でいくと、京太郎と話した女の子は、誰もが口説かれたということに」

巴「そういうことで合ってるよ」

咏「……どんだけ引っ掛けるつもりなのかねぃ、あいつは」

はやり「そ、それだけ持て余してるってことなのかなっ、かなっ!?」


京太郎(いや、ほんとないんですって……そういうつもりで話したこともないですからね)

京太郎(どうしたもんかなぁ、これは……)

京太郎(……しかしおっさんたち、さすがに年季が違うというか、女の子の扱いもうまい……)

京太郎(いちごさんも、満更でもないっていうか……恥ずかしがってはいるけど、嬉しそうな反応で――)

京太郎(いや、これはアイドルとしての対応、なのか……?)

京太郎(だとしたら俺は、どうやって責めるべきなのか……)


>行動選択
1 おっさんたちを参考にする
2 普段話しているようにする
3 普段よりも情熱的に懐に飛び込む

安価↓2


京太郎(――そうだな、悩む必要はない)

京太郎(いつも通り、気取ったり無理したりせず、自然体で話せばいいだけだ――)


~ダイジェスト

いちご「――じゃけえ、無理せんでもええんよ?」

京太郎「はは、無理なんてしてませんって。新人プロで、アイドルの――それもこんな可愛い方がお相手なんですから、出来る限り長く話してたいくらいです」


京太郎「この際ですから、いちごさん……思ってること、不安なことや吐きだしたいことなんかあったら、全部俺に話してくださいよ」

いちご「え、でも、それは……のう?」

京太郎「お願いします――俺は少しでも、いちごさんのお役に立ちたい」

いちご「――っ……きょ、京、太郎……」

京太郎「いちごさんを――支えたいんです」キリッ

いちご「」


京太郎「大丈夫ですか、いちごさん?」

京太郎「ええ、これからは俺がついてます……なにかあったら、いつでも頼ってください」

京太郎「俺にとっていちごさんは――大切なお嬢様なんですから、ね?」ニコッ

いちご「………………はい」プシュー


煌「落ちましたね(確信)」

姫子「う……うがあああああああああああああああ!!!!!」

「部長ご乱心!」
「お、落ち着いてくださいっ……うわあぁあっ!?」

友清「いかん、手がつけられんごたるなっとる……」

煌「しっかし京太郎くんも、これは相当ですね……あれ、全部本音ですよ」

友清「ああ……好きだとも付き合ってとも言わんで、相手の中の自分をひたすら大きな存在にしとったい……恐ろしか才能よ」

煌「……我々も気を付けなければいけませんね」

友清(………………えっ、もう手遅れじゃなかか?)

姫子「うぅ、京太郎、京太郎ぉぉ……」シクシク


・いちご好感度+3


いちご(まさかこんなとこで、こんな仕事で京太郎に会うなんて、思うとらんかった……考慮しとらんよ)

いちご(…………しかも、あんな……あ、あんなにっ……ちゃちゃのんのことを、真剣に考えてくれとったなんてのう……)

いちご(うむ、ちゃちゃのんも女じゃ! 男に恥をかかせたりはせんけぇ、安心してくれ!)

いちご(京太郎のことは、ちゃちゃのんが責任もって、幸せにしちゃるけえの!)ドヤァッ


(大好き→ときめき)


~イベント終了

京太郎「えーっと……あ、あははは……優勝、しちゃいました」

姫子「ふーん」

煌「おめでとうございます。では、そろそろ帰りましょうか」

京太郎「リアクションひどくないですか!?」

煌「ああ、いえ……そうですね、無理やり出場させておいて、いまのはさすがにいけませんでした」

姫子「や、やけど京太郎ぉ……あんな、最後のは……」

友清「気持ちはわかっとやけど、京太郎に責任はなかやろ」

姫子「…………そうやね」

姫子「ごめんな、京太郎――優勝、おめでとう。色々言いたかことはあっけど……基本的には、かっこよかったとよ」

京太郎「あ、ありがとうございます……」

煌「まぁなんだかんだで、色々と楽しめましたし……レクリエーションとしては成功でしょう」

友清「明日っからの練習にも、精ばだせっはずよ……なぁみんな!」

『おおぉぉぉぉ――――っっ!』

京太郎「――なら、よかったです」

煌「では、今度こそ帰りましょう。遅くならないうちに、急いでシャワーと着替えを済ませ、バスに集合です」

『はい!』


~海レクリエーション、終了


 新道寺女子と海に行ったはずが、気づいたらちゃちゃのんを口説いていた……
 なにを言っているかわからねぇと思うが(ry

 といったところで、ここまでです
 帰宅のバスは、みなさんグッスリです
 京ちゃんは起きてますが、話す相手がいなければ、なにもできません……はい

 次は本来なら夜行動という気もしますが、いつになるかわかりませんので、日誌からになるかと思います
 お待ちかねの写真を見ての反応、なるべく全員見られるといいなぁと思ったり思わなかったり

 では、ありがとうございました


週明けまでにやることが一気に来たので、日誌はそれ以降ってことでオナシャス
という報告だけさせていただきます、サーセン


仕事A進行

早めの仕事B追加(前回報告分)、完遂

Aに戻るも間髪入れずC追加

C片付き、A進行中

仕事D追加、Eの予告、Aはいまだ進行中 (いまここ)


GW手前にA第二段階終了予定

こんな感じです
第一段階が週明けに終われば、Dかかる前にこっちできるかな? というところです
だいたいBとCのせいです、ファック


【二年目7月第三週土曜】

 できれば見ないでください。

……………………

『え、こんだけ?』

 はい、こんだけです

『いったいなにがあったのか……(すっとぼけ)』

 クソァ!

『大丈夫、ちゃんと保存したから』

 大丈夫じゃねぇ!

『照れることないのに』
『照だけに』

 照れてねぇよ! あと照さんでもねぇ!

『寮のみんながスマホに保存してる件』
『あー、麻雀関係者はほぼ誰でも……プロならなおさら、見れちゃうからねぇ』
『許しがたいですね』
『まったく!』
『嘆かわしい』

 良識ある人もいてくれるんだな……

『まぁそういう皆さんも保存済みなんですけどね』
『礼儀としてね』
『弟子の成長を見届けるのは師の務め』
『そこらの役者より見応えあんねぃ、知らんけど』

 クソァ!

――――――――


~清澄

「………………ほう」
「………………ふむ」
「お、おぉう……」ゴクリ
「………………すごいわね」
「うむ…………」
「~~~~~~っっっ!!」////
「ガン見してその反応はあざとい」
「し、仕方なくないっ?」
「ふぅ……すいません、早退していいですか」
「あ、私も!」
「なにをする気じゃあ、二人して」
「そりゃもう、決まってるわよねぇ?」
「な、なななななにするつもりだじぇっ」
「いえ、その……印刷してタペストリーに加工できないかと」
「創作意欲が湧いたので、SS一本作ろうかと」
「申し訳程度の文学少女要素」
「しっ……」
「不許可じゃ――さて、練習始めるか」
「にしても、ほかの一年が遅くないか? どうなってるんだじぇ?」
「あっ……えーっと、ほかの部員は、その……」
「来ません」
「は?」
「ひぃっ! すいませんっ!」
「よくわかんないんですけど、今日は行けないってメールがみんなから!」
「あっ……(察し)」
「あらま、大変ねぇ」
「ではやっぱり私たちも――」
「ええわけなかろうが! あいつらぁっ……」
「男子はどうしてるんですか?」
「あの子たちもサボり?」
「いえ、あいつらは……」
「調理教室で、料理研究してますね……」
「何部なんじゃあいつらはっっ!!」
「お、落ち着くんだじぇ部長!」
「部長はサボりに厳しいからね……」
「私たちも去年通った道です、懐かしい」
「落ち着いてないで、まこを止めなさいよ」



~白糸台

「あわわわわわわわ」
「おお、さすが京太郎くん!」
「………………プリントアウトしなきゃ(使命感)」
「こ、こ、これはダメでしょ! ダメだよねっ、ねっ?」
「え、なんで?」
「すごくいいと思うけど……ほら、思わず待ち受けにしちゃうくらい」
「あわわわわ! ダメッ、たかみーストップ!」
「いいよねー、男の人の筋肉って。女子のとは全然違ってて、まさに強靭って感じが」
「そ、それはそうかもだけど……っていうか! なんなのこの水着!」
「大丈夫、肝心なところは隠してるからね」
「そこがモロに写ってたら、間違いなくアップされてないよ……っていうか、されてたら京太郎くん失踪しちゃうでしょ」
「……そんなにすごいの?」
「いや、知らないし! っていうかやめよ、この話題は……筋肉の話に戻ろうよ」
「そもそも、そっちの話でもなかったような」
「そうだよ! 写真の話! これ見られるんだよっ? 色んな人が、キョータロー見てるとか!」
「いつものことじゃないかな」
「そうだけどそうじゃないの! マジ許されザル!」
「つまり、見ていいのは淡だけってこと?」
「そうっ――ん、なこと言ってないし!」
「じゃあ見よう」ジー
「そうだね」ジー
「や……やめてっ! なんかその……舐め回すように見るの禁止!」フーッ
(かわいい)
(かわいい)
「あ、プリントアウトできた――さすが最新プリンター、綺麗だよ」ビランッ
「部室に貼っとこうか。みんなの士気も上がりそうだし」
「だめええええええええええ!!! 没収! ボッシューします!」
(どうせみんなプリントアウトしてると思う)
(待ち受けにもね……)
「うぬぬぬぬ、キョータローめっ……こんな簡単に肌見せるとか、シューチシンがないの!?」
「あると思うけど」
「だから、できれば見ないでって言ってるんだよ。ほら淡ちゃん、見ないようにしなきゃ」
「そ、そっか……そうだよねっ」
「まぁ私は見るけど」
「私も」
「なんでよ!」


~龍門渕

「おお、結構鍛えられてんじゃん」
「まぁボクらに比べれば、断然ね」
「さすがに……ハギヨシさんと比べると、劣る……」
「ちょっ、智紀!? どこで見たんですの!」
「黙秘」
「え、なにその意味深なの」
「お前ら、そういうあれなのかっ? あれ、智紀いくつだっけ……犯罪か、これ?」
「17」
「誕生日3月だもんね……あ、やばいよ。犯罪じゃない」
「は、ハギヨシは色欲懸想に心乱されほど、無知蒙昧ではないぞ!」
「その通りですわ!」
「――二人がガチだし、そろそろタネ明かしは?」
「更衣室にカメラ」
「!?」
「やばいよ、ともきーのほうが犯罪者だったよ……」
「智紀、檻の中でも頑張るんですのよ」ピッポッパ
「ハギヨシ、すぐにカメラを回収しておくのだ!」
「ご心配には及びません。沢村さんには、私の健康診断時のサポートをお願いしたので、その際に少々、お見苦しい姿をお見せしただけです」
「あ、萩原さん」
「――ということです」
「ま、そんなとこだよな」
「お、驚きましたわ……」
「透華は騙されやすいなぁ」
「信じていたぞ、ともきー」
「うん」
「それに、カメラはとうの昔に外しておりますので、なんの問題もございません」ニッコリ
「………………ん?」


~永水

「は、は、早くっ! 早く繋いで!」
「お従姉様、落ち着いてください!」
「必死すぎてアラフォー婚活女子みたいになってるですよー」
「誰が小鍛治プロみたいですって!?」
「誰も言ってませんっ、霞様! あと小鍛治プロに死ぬほど失礼です!」
「むしろ、小鍛治プロも瑞原プロも、必死さが足りなさすぎると思う……」ポリポリポリポリ
「黒糖消費の勢いがすごいです……」
「はるるも楽しみにしすぎですよー……お、繋がりましたね」
「――――――っ」カタカタカタカタカタカタ、ッターン
「IDパス入力はやっ!」
「――――――っっ!!」ブシュッ
「霞ぃ――――っっ!?」
「お、お従姉様が一撃で!?」
「これはとんだ刺激画像……京太郎、素敵……」カチカチカチカチッ ホゾンー
「きょ、きょきょ、京、くっ……」ゴクリッ
「…………なんで男子高校生が、いかがわしい画像を探してるみたいな状況になってるんですか」
「そこにいる湧も仲間だけどね!」ポンッ
「わ、私は違うからっ!」
「画質もかなり綺麗ですねー、新道寺の誰が撮ったか知りませんが、いい仕事してますよー」
「こ、これだけの身体なら、霧島の荒行にも耐えられそうね……」ボタボタボタボタ
「あ、復活した」
「か、霞ちゃん、血がすごいですっ」
「大丈夫、想定の範囲内よ……それにしても、これは本当に……写真集になっても売れそうで怖いわ」
(私はお従姉様の反応が怖いです)
「なにか言ったかしら」ニッコリ
「滅相もございません!」
「写真集になったら五冊買う」ポリポリポリポリ
「そ、それなら私は十冊買います!」
「小蒔ちゃん、そんなに買ってお小遣いは大丈夫?」
「あ……その、あんまり……大丈夫くありません……」
「大丈夫、姫様。部の予算で部員数分買えばいい」
「予算の不正流用!」
「も、問題になるのでは……」
「部員の士気をあげるための買い物、なんの問題もない」
「はるる、恐ろしい子っ……ですよー」
「でも部員数分で全員に配ったら、結局姫様には一冊しか渡りませんよ?」
「部室に二冊、残りは私と姫様でわける」ポリポリポリ
「はい!」
「だめですよ!」
「そうよ、小蒔ちゃん」
「う……すいません」シュン
「私も入れて三等分にしてちょうだい」
「だめですってば!」
(というか、写真集が出るなんてまったく決まってないですよー)


~宮守大学組

「ねー、エイちゃん。まだ次の画像に移っちゃダメなの?」
「マダ!」カキカキカキカキカキ
「ちょーうまいよー」
「写真の模写、する人がいるのは知ってるけど、目の前で見るのは初めてだわ」
「で、これはなにか、後々の役に立つの?」
「英)立つわ! 京太郎の身体の細部まで知ることは、色々な場面で効果的なはずだもの!」カキカキカキカキカキ
「ちょ、ちょー早口だよー」
「なに言ってるかわかんなかったけど……滅茶苦茶必死だってことだけは伝わってきたわね」
「これ、全部書くの?」
「カク!」カキカキカキカキカキカキ
「それじゃ、私たちもしばらくは、この写真だけしか見られないねー」ジー
「と、豊音、じっくり見すぎじゃない?」///
「えー、だって京太郎くんの水着だよー? 一緒に海も行ってないし、こういう機会じゃないと見られないよー」
「そ、そりゃそうだけど……なんか発想が、女子に対する男子っぽいわよ」
「ギャクテンセカイ!」カキカキカキカキカキカキ
「どこでそんなの覚えるの……あれ、どうしたの胡桃?」
「…………えっ!? な、なんでもないよっ」
「そ、そう。まぁいいけど……」
(あぁ、まずい……なんか、京太郎くんの筋肉と……腕と手、見てたら……マッサージのこと、思いだしちゃった……うぅ)キュンッ
「うぅ~、やっぱり羨ましいよー。私も京太郎くんと海いきたーい」
「永水の人たちと行けたし、来月の東京で、ワンチャンあるかな?」
「ソレアルー!」カキカキカキカキカキ
「あるんだ……」
「きょ、京太郎くんと海っ!?」
「え、うん、そういう話だけど……どうしたの、胡桃」
「な、なんでもない……」カァッ
「………………」ジー
「………………」メソラシー
「あやしいぞー! 白状しろー!」グゥーイ
「ぎゃああああああ! やめてっ、豊音エレベーターやめて! 高低差ハンパないから!」


~阿知賀

「すっごい! さすが男子だよね、これ!」ムフー
「………………」
「………………」
「………………」
「……なんか言ったら?」
「ふきゅっ」
「鳴き声でなく」
「こ、ここ、これはいけませんのだ……おもち愛好家として、こんな……こんな、もの、に……」ジー
「…………これでギュッてされたら、すっごくあったかそう」ボソッ
「ふきゅっ!?」
「わかります、宥さん! っていうか、実際あったかいですよ! 京太郎にひっついてると!」
「し、ししし、シズぅ!? あんた、なにやってんの!」
「ぅ?」
「落ち着いて、憧……穏乃は普通にくっついてるだけでしょ」
「というか問題はお姉ちゃんだよ! なに言ってるのお姉ちゃんっ、そんな……よよ、嫁入り前なのにはしたないよ!」
「えっ!? わ、私、なにか言ってた……?」
「えぇ……無意識なの?」
「それは、若干あぶな……」
「私なに言ってたの!? 玄ちゃんっ、教えてよぉ!」
「……私の口からは、とても言えないよ」フイッ
「玄ちゃん!? あ、憧ちゃんっ、私なんて――」
「ふきゅぅっ!? し、し、知らないわよっ!」カァァッ
「穏乃ちゃん!」
「えっ? 京太郎にギュッてされたいって言ってました!」ペラッ
「~~~~~~っっ!?」ボヒュッ
「――そうしたらあったかいだろうなって言って……あ、もう聞いてないか」
「お、お姉ちゃん、しっかり!」
「でもすごいよね、ほんと……そっか、こんな逞しいから、あのときのマッサージも――」ボソッ
「ちょっ!?」
「穏乃!?」
「え? だから、これだけ逞しいからマッサージのときも――」
「いいいいい、言わなくていいから、穏乃ちゃん!」バッ
「もがっ!? ゆ、宥さんなにをっ……うわわわわっ!」
(……う~、この話題だけほんとわかんない。っていうか、なんなの……マッサージってなにしたの! っていうかどんななのよぉっ!)
「ふ……ふきゅぅぅぅっっ……」///


~姫松

「すごいな」
「うん、すごいな」
「ん~? なに見てるん~?」
「京太郎くんです」
「京太郎くんです」
(……さっきからおんなじことしか言うてへんな、この二人)
「そ、そうか~。京太郎くんの日誌やろか~?」
「そうです」
「監督も見ますか」
「そういうたら、今日のはまだ見てへんかったな~。見せてもろてええかな――」チラッ

「………………えっ」

「すごくないですか?」
「すごいですよね」
「な、え……えっ、えぇっ!?」
「はぁ……あのとき私は、めっちゃもったいないことしとったんやな……」
「あのとき……ああ、旅行?」
「うん、同室やったし……自分が見られるかもしれへんいうことばっかり考えて、見るいうことを忘れとったわ……」
「逆に考えようや。あのときより、さらに鍛えられたやつが、初見で見られたんやで」
「なるほど!」

(なるほどちゃうやろぉ~~~~~っ!? なに言うてんのこの二人!?)

「監督はどう思います、これ……」
「はへっ!?」ビクッ
「次にうち来たとき、スパワールドとか行ってみましょか」
「す、スパッ!?」
「ええな、漫ちゃん!」
「えへへ、そうやろ? じゃあ今日は、みんなで水着買いに――」
「――あ、あかんやろっ!」
「!?」
「か、監督……?」
「………………こほんっ………………あ、あかんやろ~? 大会は来月やし、東京入りも近いねんからな~。しばらくは練習漬けにすんで~」
「う……そう、ですね……はい」
「ほな、練習再開しましょか――はい、休憩終わりやで! みんな日誌閉じて!」
(全員見とったんかい! っていうか、京太郎くん……なにしとるんや……)


~千里山

「静画データは十分……あぁ~、動画データもあったら最高やのに……」
「部長がおかしいです」
「いつものことやろ」
「そうですね」
「聞こえてんで、泉」
「おかしなこと言うてる部長に払う敬意はありませんので」
「はぁ、素直で可愛い泉はもうおらんねんな……」
「それにしても、新道寺は余裕やな。大事な時期に、部員みんなで海とは……」
「春のチャンプ連れていくんは、普通やったら問題になりそうですけど」
「京太郎やし、そこはかまへんやろ」
「どういう扱いですか……それに、京太郎くんがなんぼ強ても、万が一いうことも――」
「なんや泉、京太郎くんが負けると思てるんか?」
「いえ、全然思ってないですけど」
「あのな……」
「つまりあれか、新道寺がうらやましいいうことやな?」
「ああ、なるほど」
「なっ!? ちゃ、ちゃいますって! 私の意見と、一般論は別いうことで――」
「しっかしこれ、すごいですね……どんだけ鍛えたらこうなるんですかね」
「毎日朝夕に筋トレと走り込み、いうのは聞いてたけど……それでこんなにはならんやろ。まだなんかあるんちゃうか」
「ほっほう、それはそれは……本人に聞いて確かめんといけませんなぁ」ベロォ
「常人が聞いたら引くようなトレーニングが、さらっと語られそうな気ぃしますけど」
「どうやろなぁ――なぁ、その辺りについては、専門家から見てどうやろ。憩ちゃん?」

「………………練習に来て、そういう話やめときませんか~?」ゴッ

「まぁまぁ、そう気負いなや」
「新道寺に余裕て言うてた人の言葉やないと思いますよーぅ」
「実際どうなんですか、荒川さん。京太郎くんの、この……こういうのは」
「んー、そうやねー……前にほぐしたげたときより、また一回り大きいなってるかなぁ」
「ほー、それはそれは――――ん?」
「でもバランスは割とええと思いますよーぅ。メニューについては、先人の知恵が反映されてるんやろなぁ」
「あ、あの……荒川さん? いま衝撃的なことを――」
「でもやっぱり、ストレッチが甘いんかな……また今度、ちゃんとほぐしてあげんとあかんかもねぇ」
「…………軽い話題のつもりが、えらい爆弾になってしもたなぁ」


~大阪大学組

「やりすぎやろ、この水着は!」
「恭子、どうどうなのよー」
「きょ、京太郎がっ……私以外の前で、こんなカッコに~~~~~~っっ!」ビェーッ
「落ち着き、竜華。とんでもないこと口走ってんで」
「海でこんな水着穿いてる男子、初めて見たのよー」
「え、なに、ゆーこ? そんなん言えるほど男子と海行ってんの?」
「…………言ってません(小声)」
「京太郎ぉぉぉ~~~~~~っっ!」
「ああもう、鬱陶しい! 竜華はなんでこんなになっとんねん!」
「最近、京太郎に会うてないからちゃうかな」
「私らも一緒やんか!」
「あとは、来月なったら会えそうやから、昂ぶってるんちゃうかなーと思うのよー」
「めんどくさ……これが千里山の前部長かい」
「すごいやろ」ドヤァ
「褒めてないで」
「普通でええて言うたのに……」
「ああ、掲示板のあれ?」
「本人は見てへんかったし、しゃーないやろ。見てから水着とか用意できんやろうし」
「まぁモロには写ってへんし、その辺は良識あるっぽいのよー」
「良識あるやつが写真撮ってアップするか!」
「……ほんま、チラッと見える程度にしてるんが逆にえげつないわ……これ撮ったやつプロやな……」ポチー
「竜華、さりげなく保存すんのやめーや」
「まぁいまさら竜華一人が保存せんかったところで、どうしょうもないやろけどな」
「これ、流出したら変な使われ方とかせんか、心配なのよー」
「ふむ、確かに……」
「それは大丈夫ちゃうか? 保存する画像、閲覧者のID浮くし」
「ここだけ加工するとか?」
「いたずらで流出させるやつが、そこまでするやろか……」
「あ、あかん……京太郎が危ない! ちょっと警告しに行ってくる!」ダッ
「どこ行くねーん」
「福岡やろ?」
「落ち着いとる場合か! 竜華っ、アホ! ちょっと止まれええええええええええ!」


~臨海

「………………」カチッカチッカチッ ホゾンー
「………………」カチッカチッカチッ ホゾンー
「………………」カチッカチッカチッ ホゾンー
「………………」カチッカチッカチッ ホゾンー

「…………監督も先輩方も、なにしてるんでしょう」
「しっ……触れないほうがいい。見ないふりして、我々は練習してよう」
「は、はい……」


~臨海側大学

「これはひどい」
「まったく……後輩にどんな指導をしてきたんでしょうね」
「先輩の顔が見たいものだな」
「私のせいやなかやろ」
「果たしてそうかな?」
「新道寺は伝統校、上下関係も厳しい。先輩の指導は必ず、後輩の人格形成にまで影響を及ぼすはずだ」
「つまり――こういうことをする後輩を育てたのは、先輩やOGにも責任の一旦はあるということです」
「人格形成は言い過ぎっとやろ!? というか、そう思うんなら、お前らだけでも見んかったらよか!」
「そうもいかない理由があってな……ふぅ」カチカチッ
「そういえば菫、さっきから熱心に保存しているな」
「照に頼まれたんだ。ログインもあいつのIDを使っているしな」
「相変わらずですね、宮永さんは……」
「そ、そげんこと言うて、自分用も保存すっとやろ!」
「するか! その……確かに、京太郎くんの鍛錬の跡は立派なものだと思うが……」
「その感想もどうかと思うぞ」
「こういう画像を気軽に持っていて、誰かに見られたら困りますしねぇ」
「つまり――見たくなったら本人に直接見せてもらうけん、写真はいらんち言うことか」
「全然違うわ!」
「しかしまぁ……本当に何部なんだ、あいつは。運動部と比べても劣るどころか大幅に上回ってないか?」
「そうかもしれませんねぇ……まぁうちは女子校で、男子の運動部がどうか知りませんけど」
「いや、うちもそうだぞ」
「うちもだな」
「うっとこもやな……」
「…………実際どうなんでしょうかね」
「ちょっと検索してみるか」
「おいやめろ、私のパソコンでいかがわしいものを調べようとするなっ」
「は? なんもいかがわしくなかとやろ」
「その通りだ。でなければ、京太郎のこの画像までいかがわしいものになってしまう」
「そ、それとこれとは話が――おいやめろっ、おい!」
「まぁまぁ、菫さん落ち着いて」
「自分たちのパソコンでやれ!」
「どうせお前がやってることも、この京太郎のいかがわしい写真を保存するだけのことだ。大差あるまい」
「あるわ! というか、これは照の頼みだと――」
「そうは言うけど、菫? 照の頼みば素直に聞くちいうんは、お前らしゅうなかとよ」
「うっ……い、いや、それは――」
「はいはい。個人的にも保存するつもりだったことは、私たちの胸にしまっておきますから」ニッコリ
「やめろっ、優しい目で見るな!」
「なに、恥じることはない。男性の逞しい肉体に惹かれるのは、種を繁栄させる女としての本能だ」
「生々しい言い方はやめろぉぉぉぉ――――っっっ!!!」


~有珠山

「げっ、採寸したときよりゴツくなってる!? 京ちゃんの衣装、作り直しだな……」
「間に合いますか、揺杏先輩」
「んー、まぁなんとかなるっしょ」
「頑張りましょう。私たちも手伝いますから」
「――ねぇ、おかしくないかな?」
「チカセンも手伝ってよー」
「聞きなさい! あのねぇ、あなたたちは二年連続全国出場の、有珠山女子麻雀部なのよ?」
「チカちゃん、落ち着いて。はいお茶」
「京太郎直伝のハーブティーです、落ち着きますよ」
「ありがと――ってそうじゃないでしょ! 練習! あなたたちに必要なのは練習なの!」
「いやいや、練習は練習でちゃんとやるって」
「その通りです。京太郎が全国優勝するのに、私たちができないのでは、話になりませんから」キリッ
「練習の合間に――あと寝る間も惜しんで(ボソッ)――京太郎くん用の、大会ユニフォームを作るだけだから」
「そう、それなら――って、ちょっと待って! いまなんか、小声で言わなかった!?」
「気のせいでしょう」シレッ
「そうだよ、チカちゃん。はいお茶」
「あ、ありがとう……あれ、私がおかしいの?」
「そうそう。んじゃ私、新しい生地買ってくるからー。あ、一年の誰か、荷物持ち付き合ってー」
「はい、了解です!」
「練習はぁぁぁぁぁっっ!」

(……そういう桧森先輩も)
(京太郎さまの日誌と写真、しっかり見てますが)
(ちなみにこの『さま』呼びは、先輩に対する敬称です、はい)


~西日本プロ

「なんちゅう水着やねん」
「水着はともかく、身体がやばいな……俺でもここまではよう鍛えられへんぞ」
「まったくけしからん」カチカチカチッ ホゾンホゾンー
「すばやい!」
「まるでメタルスライムですね……」
「っ!」キッ
「申し訳ございません」フカブカー
「海かー、ええなぁ……そういや、今年はまだ行ってへんなぁ」
「去年はちょいちょい行けてたのになぁ……受験生とプロ、どっちもどっちか思とったけど、普通にプロのが忙しいわ」
「ふふふ、そうでしょう。それがわかってきたなら、ようやく新人から一歩前進ですね」カチカチカチッ
「なんぼ保存してるんですか……」
「戒能さんは海とかあんま行かへん人ですか?」
「そうですね。プライベートではあまり、ですがグラビア仕事などではよく行きますよ」
「グラビアッ……」
「なるほど、その手が!」
「あの……申し上げにくいのですが……そういった仕事は、人選が偏るので……」
「難しい!」
「なっ……」
「え、ちょ、どういうことや……?」
「ふむ、確かに――洋榎もセーラも、顔立ちだけなら十分以上なのですが」ジー
「胸部装甲が……」
「少しばかり、ニーズに応えられないでしょうか……」
「読者ニーズ的には五分かと思いますが、出版側からのニーズが巨砲大艦主義ですからね。やむを得ません」
「ぐっっ……き、絹に吸い取られてなかったら……」
「妹に責任押しつけんなや……」
「利仙は?」
「私は今年に入って二度ほど、撮影で行かせていただきました」ニッコリ
「なん……やと……?」
「これが格差社会か……」
「大丈夫!」
「まぁ……麻雀の実力とは関係ない評価ですからね、一応」
「はい。宮永さんも、そういった仕事には呼ばれていないはずですので」
「嬉しないわ!」
「あいつよりはある……あいつよりはあるはずや……」



~東日本プロ

「グラビアの仕事したい」
「無理でしょ」
「でしょうね……ああ、シロ。先日はお疲れ様でシタ」
「二人はそっちの仕事もあったんだ……」
「ふふふ、はやりと共演だったけどね☆ でも二人とも、特にシロちゃんはいいもの持ってたかな☆」
「どうも……」
「くっ……世の中間違ってる」
「まーまー落ち込むなよ、宮永ァ。私だってプロ入ってこの方、グラビアなんて一回もねーんだぜぃ」
「私もまだない! ハルちゃんは?」
「ハルちゃん言うな。っていうか、あのね……アイドルフェイスでもないアラサーに、そんな仕事来るわけないでしょ」
「おお、それもそっか!」
(あっさり納得されるとムカつく……)
「でも晴絵ちゃんはたしか、ブランド服のモデルの仕事があったよね?」
「ええ、まぁ……女子麻雀の中では、背高いほうですからね」
「へ~、赤土さんすっげ~」
「宮永さんも、そっち方面ならオファーあるんじゃないかな」
「なくはないです」
「ダヴァンもあったよね」
「絃もでしょ……雑誌で見た」
「おや、シロが人の仕事をチェックしてるとは珍シイ」
「照が自慢げに見せてきたのに、一緒に載ってたから」
「ぬあああああ! なんかみんな、色んな仕事やってて羨ましいっ……」
「爽は赤土さんと同時期に、同じチームに入ったのが不運」
「あー、確かに」
「普通なら若手注目だろうけど、赤土さんはちょっと別格だからねぃ、知らんけど」
「そ、そうかな」テレッ
「まぁグラビア仕事はないけどね☆」
「余計なお世話です!」
「いやいや、むしろそれがいいんだよ☆ 代々の牌のお姉さんはスレンダーだったからね、晴絵ちゃんからその流れに戻せるってもんでしょ☆」
「戻しませんから!」
「え、まだ育つっていう希望……?」
「それは無茶かと思いますガ……」
「そういう意味じゃねええええええ! お姉さんやらねぇってことだよ!」
(遊ばれてるなぁ、赤土さん……うぅ、こーこちゃんにいじられてる私みたいで、いたたまれない……)

「あの――ちょっといいですか」
「お、どうしたの、やっこちゃん?」
「いえ……飲み会ですし、話が盛り上がるのはいいんですか――なんですかこの状況」
「状況?」
「なにか問題でも?」
「――みんなして、スマホやタブレット片手にガン見してる状況、なんとかなりませんかね!」
「みんなじゃないですけど?」
「そうだぞ☆ 照ちゃんとシロちゃんは、絃ちゃんに見せてもらってるね☆」
「IDを菫に渡して、保存してもらってるので」
「ダルいので……」グデー
「見せるくらい、構わないから」
「そこはどうでもいい! せめて飲み会と話に集中して、見るのは解散後にして欲しいんだよ……」ハァ
「それは無理。一人で部屋で見てたら、なんかすっごい惨めになるし」
「いつ消えるかもわからない写真、保存しておかないと☆」
「ほれ、靖子も見てみなって~」
「やめろ! 飲み会の肴にするのは、さすがに気の毒だろ……」
「そんな扱いはしてません」キリッ
「言うなればこれは、美術品の観賞です」キリキリッ
(こいつらめんどくせぇ……)
「マジすごいよなぁ、これ……京太郎にパウチ使ったらどうなるか、ちょっと興味が湧いてきてる」
「私と囲んでるときにして、ぜひ」
「私も」
「やめてさしあげろ」


~新道寺

「……反響の、すごかなぁ」
「新道寺の面目躍如ですね!」
「こんなことなら、もうちょい色々と、撮っとけばよかったと」
「まぁあまりたくさん披露しても、京太郎くんが困るでしょうからね。程々が一番ですよ、何事も」
「ん、それもそやな」


すっげ~時間かかったゾ

できることなら連休中に、新道寺編は終わらせたいとこですが、どうなるかはまだ未定です
では、そゆことで


~宮守大学組(白糸台側) エイスリン・胡桃・塞・豊音

~臨海側大学組 菫・巴・智葉・哩

~大阪大学組(阪大ではない) 恭子・由子・怜・竜華

~西日本プロ 良子・理沙・洋榎・セーラ・利仙

~東日本プロ 健夜・はやり・咏・靖子・晴絵・爽・照・シロ・メグ(ダヴァン)・絃


あ、ちゃちゃのん忘れてた


とりあえず今夜、21:00くらいからできたらいいなぁと思ってます


~ちゃちゃのん、飢えた虎の中へ

ちゃ「遅れたんじゃ!」バーンッ

洋榎「遅いで、いちごー」

良子「急な仕事でも?」

ちゃ「あ、お、お疲れ様ですっ……収録のあとのインタビューとか、色々ありまして……」

理沙「おつかれ!」

利仙「まぁまぁ、駆けつけ一杯」トクトク

セラ「おまっ、酒ちゃうやろなっ」

利仙「ご安心を、こどもびぃるです」

洋榎「ようそんなもん瓶で売ってんな、この店」

ちゃ「おお、すまんの……んぐっ、あまっ!?」

良子「子供向けですからね」

理沙「クセになる!」グイッ

セラ「なんで野依プロまで……」


洋榎「お、そや。いちごはもう見たか? ほれ、京太郎の裸」

理沙「裸違う!」

利仙「正確には半裸ですねぇ」

セラ「水着やろ!」

ちゃ「おお、もちろん見たんじゃ! 間近で手も握られたぞ!」ドヤァ

全員『――は?』

良子「いちご、詳しく話しなさい」ガシッ

ちゃ「ほへ? あ、あの、戒能プロ……て、手が痛いんじゃが……」ギリギリギリ

洋榎「間近で言うんはどういうこっちゃ?」

ちゃ「そ、そのままの意味じゃ……ちゃちゃのんは仕事で、同じ海に行っとったけぇ」

利仙「偶然ですか? 偶然なわけありませんよね?」

ちゃ「ぐ、偶然じゃっ……」

理沙「手は!」

ちゃ「ては? あ、ああ、手はのう……京太郎はあのとき、そこでミスコンに出たんじゃ」

セラ「は? 男やぞ!?」

良子「おそらくミスターコンテストでしょう」

ちゃ「そう、ミスターコンテスト……その審査で、ちゃちゃのんを口説いて男ぶりを競う、ちゅうもんが企画されたんじゃが――」

良子「――なるほど、状況は見えました」

洋榎「そこで手ぇ握らせて、口説かせたっちゅうわけかい……ほー」

理沙「破廉恥!」プンプンッ

セラ「……京太郎がそんなんやるか?」

ちゃ「いやいや、そうじゃなくてじゃ。熱烈には口説かれたけど、握ってもらったんは、ステージから降りるときでのう」

利仙「……まさかとは思いますが、佐々野さんが落ちるか滑るかした、とかではないでしょうね?」

ちゃ「おお、すごいのう、利仙は! ちゃちゃのんが段を踏み外したんじゃが、そのとき京太郎が、手を握って支えてくれたんじゃ……男の手いうもんは、デカくてあったかいのう!」

良子「――よろしい。話はわかりました……洋榎」

洋榎「へいっ、用意できてます!」

ちゃ「ん? なんじゃ、なんでいきなり卓が出てくるんじゃ?」

利仙「さて、なぜでございましょうねぇ」ニコニコ

セラ「……グッドラック」

ちゃ「へ? へ?」

理沙「御託はいい」ゴッ

良子「卓につきなさい――あなたの覚悟を、確認させてもらいます」ゴッ

洋榎「清老頭、久々に出んかなぁ……」ゴッ

ちゃ「」


 このあとちゃちゃのんがどうなったかは、君の目で確かめてみよう!
 では再開します


~二年目7月第三週日曜

京太郎「土曜の夜行動とかなかった、いいね?」

京太郎「ってことで、日曜か……あー、昨日は大変だったな……」

京太郎「なんか日焼けしてるし、練習もしないで遊んでばっかり――とか思われないだろうか……」

京太郎「ま、気にしても仕方ない。とにかく、今日も頑張ろう」


京太郎「さて――今日はどうするんだったかな。午後は洋榎先輩の試合に誘われてるから、大阪に行かないとなんだけど……」

京太郎「午前中に、大阪入りしとくんだったかな?」

>行動選択
1 朝は練習だ!
2 そうそう、移動は早いうちが基本だからな

安価↓2


>大阪移動

京太郎「そうそう、大阪に行くんだった。一応、出発前にももう一回、連絡しとかないとな……」

>相手選択
1 煌
2 姫子

安価↓2


>姫子

京太郎「――ってことで、申し訳ありませんが、今日は休ませていただきます」

姫子『聞いとったけん、大丈夫よ。そいより、せっかくプロの試合ば見に行くんやけん、しっかり勉強しといでな』

京太郎「はい、承知しております」

姫子『……万が一とは思うけど、そっちでなんかあったときは、ちゃんと連絡ばすっとよ?』

京太郎「ええ、ありがとうございます。まぁ、大阪も知り合いが多いですし、俺の親父の親友って人もいるので、なんとかなるかと」

姫子『そか……なら、安心やね。そいない、気ぃつけて行ってらっしゃい』

京太郎「うす、行ってきます!」

・姫子好感度+1


姫子「むふふ……」ニヨニヨ

煌「こら、部員の前で締まりのない顔を見せない」

姫子「えっ、そがん顔しとったと?」バッ

煌「出発前に連絡をもらったくらいで浮かれていてどうしますか、あのミスコンを見て……」

姫子「むむ……ま、まぁ佐々野いちごは今回関係なかとやし――」

煌「――姫子、知らなかったのですか?」

姫子「ふぇ?」

煌「対戦カードは――大阪、天王寺、広島、松山ですよ」

姫子「ファッ!?」

煌「まぁ、佐々野さん――佐々野プロが出るかはわかりませんが」

姫子「あああああああああ! なんではように言わんとねっ!? 釘ば刺しとけばよかったばいっ……」

煌「……なにを言っておこうと、必要に差し迫られれば必要なことをやる子ですけどね、あの子は」


~on 新幹線

京太郎「大阪は――そうそう、先月も行ったんだった。一ヶ月そこそこで、迷うほども様変わりしないだろ」

京太郎「うーん、しかし……いつもはこういうとき、誰かがいるから退屈しないんだけど……」

京太郎「一人で移動するのはあれだ、派遣先変更のときみたいだな」

京太郎「そろそろ、新道寺での活動も終わりか……」

京太郎「荷物の整理も……始め、ないと……」ウツラウツラ

京太郎「zzzzzzzz……」( ?ω?)スヤァ


~in 大阪

京太郎「お、おぉ……いつの間にか着いてた」

京太郎「さて、今夜は一応、泊まりの予定ではないから――この荷物、抱えていかないとだな」

京太郎「どっかに置き忘れないようにだけ、注意しとくってことで……」

京太郎「試合までは時間あるし、先に約束のほうだけ済ませとくか」


>約束選択
1 姫松に行くんだっけ
2 千里山に行くんだっけ
3 大学行った方々のシェアルームに呼ばれてたっけ

安価↓2


失礼、有珠山遠征での対面相手をチェックしてました

---------------------------------------------

>大学組の家

京太郎「おぉー……でけぇマンション」

京太郎「けどまぁ、四人で一部屋だし、こんな感じなのかね……」

京太郎「さて――怜さんと竜華さんは先月会ったわけだけど、恭子先輩由子先輩は、かなり久しぶりだな……」

京太郎「うーん、どんな顔して会ったもんか……普通にとは言うが、普通ってのが一番難しいんだよなぁ」

京太郎「というか――あの写真、全員見てるんだよなぁ、たぶん……」

京太郎「くそぉっ! なんか猛烈に恥ずかしいしっ、あと俺だけ上半身見られてるって不公平じゃねぇ!?」

京太郎「なんとかこう、公平にならんもんか――」

??(なにを言うてるんや、さっきから――)


>相手選択
1 怜
2 竜華
3 由子
4 恭子

安価↓2


>怜ィ

怜「京ー、さっきからなにブツブツ言うとるん」

京太郎「いえ、俺だけ上半身見られたのは不公平だなと――えっ」

怜「おっす」

京太郎「おっす――じゃないっ、お疲れさまです!」

怜「はい、お疲れおつかれー。遠いとこよう来たなー、まぁお入りよ」ウィーン

京太郎「あ、失礼します! 怜さんはなんで外から?」

怜「ジャンケンで負けて買いだしになー」

京太郎「え、炎天下に怜さん一人を……?」

怜「徒歩一分のコンビニくらいは、さすがに大丈夫なっとるて……まぁそれはともかく」

京太郎「あ、はい。えーっと、お久しぶりで――」

怜「うちの上半身、見たいか?」ピランッ

京太郎「ちょおっ!?」グギッ

怜「おぉ、不公平やてゴネてたとは思えんくらい、すごい首ひねったなぁ」

京太郎「な、なにをしてるんですか……」

怜「いや、見たいんかなー思て。あ、裾めくっただけやし、逸らさんでも大丈夫やで」

京太郎「さ、さっきのはそういうことではなくてですね……」

怜「えー? けど見たいんやろ?」

京太郎「えっと、その……あれはですね……」

怜「うちは見たで……京のムッキムキなとこ、隅から隅までな」

京太郎「うぅ……」

怜「背中よりの右わき腹にホクロあるやろ」

京太郎「なんすかそれ!?」

怜「なんや、自分の写真確認してへんのか? ほな、みんなは知ってるけど、自分は知らんホクロやなー」

京太郎「うあああああああああああああ!」

怜「まぁウソやけど」

京太郎「怜ァ!」

怜「ほら、こんなん言われたらかなんやろ。対等になるためにも、見といたほうがええんちゃう?」ピラピラッ

京太郎「ぐ、ぬっ……い、いや、俺は……俺はあああ……」

怜(むふふふ、悩んどるなぁ。さて、この美少女怜ちゃんの上半身、見たら最後やで――勝負はもろたな)キランッ

京太郎(俺はどうすればいいんだっ……ふ、不埒な目的のために、ここにいるわけじゃないのに……)


>返事選択
1 見せてくださいオナシャス!センセンシャル!
2 じょ、女子大生らしく落ち着いた振る舞いをお願いします(震え声)
3 見たくないと言えば嘘になりますが、俺はあくまで、執事でありたいんです!(血涙)

安価↓2


京太郎「み、見たくない……と、言えば、嘘になります……」ブルブル

怜(フィッシュ――よっしゃ、これで一週目は怜エンドやな)

京太郎「けど――っ!」

怜(あらら)

京太郎「俺が――俺がみなさんと知り合えたのは、執事だったおかげですっ……ですから! あくまで執事でありたいんですっ!」

怜「お、おう」

京太郎「そんな俺が、見るわけにはまいりませんっ……」

怜「ふーむ……ええんか? こんなサービス、もう二度とせーへんで?」

京太郎「やむなしですっ……どのみち誰のを見るにせよ、合法的に見たいっ……」

怜「え、合法やん。見せる言うてんのに」

京太郎「そういうことじゃなくて! その……か、彼女に……なった相手のを、ってことです……」

怜「真面目か!」

京太郎「いいじゃないですか、真面目!」

怜「はぁ……つまらんなぁ」

京太郎「っていうか、そうやってからかうのをそもそもやめてくださいよ……」

怜「別にからかってないけどなぁ」

京太郎「無防備すぎます、怜さんは」

怜「言うて、この下も水着やし、へーきへーき」

京太郎「はぁっ!?」

怜「いま夏やん?」

京太郎「まぁ……はい」

怜「で、暑すぎたら脱ぐしかないやん」

京太郎「う、うーん?」

怜「けど下着ははしたないし、裸なんか論外や」

京太郎「ですね」

怜「やから水着」

京太郎「変わんねぇよ!」

怜「いや、わりとおもろいねんて、これが。四人でファッションショー気取りもできるしな」

京太郎「いや、なにが――え、待ってください。四人って、竜華さんや恭子先輩もですか?」

怜「ほかに誰がおんねん」

京太郎「………………続けてください」

怜「えぇ、なんやその反応……あれか、竜華のおもちと真面目な恭子の乱れっぷりに興奮したか」

京太郎「生々しい言い方やめろ」

怜「それで執事とは、ようも言うたもんやなぁ、京!」

京太郎「俺の心はスーパーサイヤ人のように純粋なのでセーフです。ということで続きを!」

怜「まぁ、続けたりたい気もするけど――ほい、部屋到着や。ここまでやな」

京太郎「なっ……くっ、謀ったな!?」

怜「君と、君のイタズラ息子がいけないのだよ」

京太郎「なんでや! っていうか息子とかいうな!」

怜「なんでやの発音にめっちゃ違和感あるな……ま、とにかくお入りよ」

京太郎「あ、お邪魔しますっ!」

怜「うぉーい、帰ったでー。あと京拾ってきたでー」


~JD四人の部屋、いい匂いしそう(小並感)


恭子「はぁっ!? ちょっ、いきなりかいっ!」

竜華「きょ、京太郎っ……ちょ、ちょっと待っとり! 五分!」

由子「おおー、久しぶりなのよー」

京太郎「お久しぶりです、みなさん……あ、出直したほうがいいですか?」

怜「五分程度で何も変わらんし、入ってええで。ほい、クッションクッション」

京太郎「失礼します……あ、これつまらないものですが。福岡の名産です」

怜「これはこれは、ご丁寧に……」

由子「名物のひよこやねー」

恭子「ド定番やな」

京太郎「奇をてらっても仕方ないですよ」

怜「にわかやったら、ちょっと遊べたやん?」

竜華「食べもんで遊ばんの。京太郎、ほんま久しぶり……」ウルッ

京太郎「あ、はい……ご無沙汰してまして」

怜「いやいや。竜華は先月、うちと一緒に会うてるからな?」

恭子「そうや! なに私らと同じ立場になっとんねん!」

由子「ちょっとええ? おー、ほんとにカッチカチなのよー」

恭子「そっちはもっと感慨持ちや! 何ヵ月ぶりや思てんねん!」

怜「見た目通り、こんなカッチカチとは……やっぱり男の子やなぁ」

京太郎「あの、さっきからなんで、言葉が足りない妙な言い回しなんですか……」

由子「んー? なに想像したん?」

京太郎「いえ、別に……」

怜「京がやらしいから、そんな妄想するんやで」

京太郎「な、なにも考えてませんけど」

竜華「か、カッチカチ、見た目通り、男の子……」ボフッ

京太郎「ほらぁっ! 変なことなったじゃないですか!」

恭子「はいはい、セクハラやめーや。それより、お茶淹れよか……せっかく来てくれたんやし」

京太郎「はい、お任せを!」

恭子「あっ」

怜「これはやってしまいましたなぁ」

由子「恭子、アウトー」デデーン

竜華「はぁ、京太郎休ませる計画、一瞬で水泡に……か」

恭子「い、いまのはちゃう! ちゃうねん、京太――」

京太郎「えっ?」トポポポポポ

恭子「」

怜「はい手遅れ」

由子「ま、しゃーないのよー」

竜華「過ぎたことはしゃーないし、いただこか」


>執事判定
自動成功、ゾロ目±1大成功

安価↓1


>成功

・執事+2
・おみやげ分、全員好感度+1


京太郎「どうぞ――ダージリンセカンドフラッシュ、アイスティー仕上げですが、香りは十分に開かせられたかと。ひよこにも合いますよ」

怜「はぁー、炎天下帰りにはたまらんなぁ」ンクッンクッンクッ

恭子「もうちょい味わいや……」

竜華「はぁぁぁ……これが京太郎の味やったなぁ、なつかしわぁ……」

由子「竜華がやらしーこと言うとるのよ」

京太郎「特にやらしくはございません」ニッコリ

恭子「あ、なんか執事らしくしとる」

怜「みんなで水着見せたったら、すぐ化けの皮剥がれるて」

京太郎「やめろぉ!(建前)」

由子「剥がれんのはやいのよー」

竜華「福岡はどうやったー?」

京太郎「暑いですね。けど、食材と料理が色々あって、すげー楽しいです」

恭子「……麻雀部らしいない受け答えやな」

怜「京らしいからセーフ」

由子「練習はしとるのー? なんや、プロと打ってるとこばっかり見とるけども」

京太郎「そりゃもう、名門校ですからね。毎日練習漬けですよ(自分も打ってるとは言ってない)」

恭子「ほほう、そら結構やな」

竜華「チャンピオンやもんなぁ。そりゃ、練習に余念がないくらいやないと」

京太郎「え、ええ、もちろん」

由子「さて――ところで京太郎くん、このテーブルやけど」

京太郎「はい?」

怜「ここを叩くとやな――」ポンッ

グルンッ ガシャーンッ

京太郎「!?」

怜「雀卓になるんやで」

京太郎「ハイテク!? あ、だからみなさん、サイドテーブルを……」

竜華「そういうことや!」

恭子「というわけで――京太郎くん!」

京太郎「はい!」

由子「あっちでの練習の成果、見せてもらうのよー」

京太郎「あー、そういうことですか」

怜「ふふ、怖いか?」

京太郎「いえいえ、望むところです――ってことで、ぜひお願いします」

竜華「決まりやな! ほな――誰が抜ける?」

四人『――――――っっ!』

京太郎「……はい、東南西と白用意しましたので。白引いた人が抜けてください。北家は俺が入りますので」

恭子「ま、それで席決めが楽か――ほな、勝負!」

由子「こいこいっ……」

竜華「久々に京太郎と打てるんやっ、負けられんっ……」


>相手選択
↓1 怜
↓2 竜華
↓3 由子
↓4 恭子

コンマ少ない人が抜ける、ゾロ目は確定、まさかのゾロ4人だったら数字少ない人の負け


では由子抜けで、大きい順に上家ってことで

恭子

竜華
京太郎

でいきましょう
23:30再開でちょい休憩


由子「んもー!」

恭子「悪いなぁ、由子」

怜「これも厳しい勝負の世界や……」

竜華「弱肉強食いうことやで……」

京太郎(牌引いただけなのに……)

由子「しゃーないのよー……だから、京太郎くんの後ろで見とこかなー」ギュッ

京太郎「結構ある!(うおっ、先輩、後ろから抱きつくなんて)」

怜「逆ゥー!」

恭子「部屋から叩きだすで」

京太郎「サーセンした!」

由子「まーまー、男の子は元気なほうがかわいいのよー」

竜華「……次は私もあれしよ次は私もあれしよ」

怜「こわっ、なんやその呪文……」

恭子「ほな――由子も入りたそうやし、東風戦にしとこか」

怜「せやな」

竜華「異議なし」

由子「京太郎くんはー?」

京太郎「お任せします」

由子「そっかー、私にくっつかれ続けるんはいややねんなー」

京太郎「そういうことではなく……」

由子「うんうん、わかっとるよー」

京太郎(むぅ……底が知れないこの包容力……いいっ……まるで女子大生だぁ……)

由子(女子大生なのよー)

怜(ファミチキください)

竜華(Lチキください)

恭子「いつまで脳内でしゃべっとんねん! ほな、始めんで!」


対局ルールは>>6

>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
恭子 ↓1+82
怜 ↓2+75
竜華 ↓3+97
京太郎 ↓4+239+25

打点↓5


>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
恭子 92+82=174
怜 13+75=88
竜華 19+97=116
京太郎 89+239+25=353 ツモ

打点14→41→【破竹】子:2000、3900→【無敗劣】→子:2000、4000

恭子25000→21000
怜25000→23000
竜華25000→23000
京太郎25000→33000


京太郎「ツモ――裏乗って、2000、4000です」

怜「ふむ……」

恭子(速い――あと高いな)

竜華(ツモ宣言のときの顔、めっちゃヤバいな)キュンキュン

由子「ほー、さすがなのよー。あ、ここでこっち切らんかった理由はあるん?」

京太郎「こっちだと、繋がったときにこれかこれを切ることになります。で、こっちは恭子先輩、こっちは竜華さんが狙ってるはずなので、残すためにはこれしかありませんでした」

由子「ほー……」

恭子「なんやその読み……深すぎやろ」

竜華「で、どうなん? ちょっと私の見てええから」

由子「ほいほい……うわっ、当たってるのよー!」

恭子「……逆に引くな」

京太郎「ひどい!」

恭子「冗談や」

京太郎「うぅ、頑張ってるのに……」

怜(調子ええし、ちょっとだけ視てみよかなぁ……どうしよかな――)

京太郎「――怜さん」

怜「な、なにっ?」ドキッ

京太郎「……無理はしないでくださいね」

怜「……んー、わかっとるよ」


対局ルールは>>6

>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
恭子 ↓1+82
怜 ↓2+75
竜華 ↓3+97
京太郎 ↓4+239+25

打点↓5


対局ルールは>>6

>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
恭子 76+82=158
怜 28+75=103
竜華 31+97=128
京太郎 11+239+25=275

点数処理省略、トビなし、トップ京太郎


京太郎「――お疲れさまでした」

恭子「お疲れ――あかん、手も足も出ん」

竜華「どんな練習したら、こんななれるんやろ……」

怜「元々ド素人やったらしいし、そこが関係してるんかな……」

由子「もしくはそれも嘘で、密かに培養されてた麻雀ロボかもしれんのよー」

京太郎「ロボを培養しないでください。あと俺を人外にしないで」

由子「冗談はさておき――野依プロに勝ったんも、伊達やないのねー」ナデナデ

京太郎「あざっす!」

竜華「由子」

由子「な、なに?」

竜華「交代」

由子「は、はいなのよー」

竜華「……頑張ってるんやなぁ、京太郎」ナデナデ

怜「次私なー」

竜華「りょうかーい」

由子「ふぅ……あ、恭子は最後なのよー」

恭子「やらんわ! はいはい、次始めんで!」

京太郎「してくれないんですか……」シュン

恭子「ぅ――ま、まぁ、その……したくないわけやないからな、うん……その、どうしてもいうことなら吝かでも……」

怜(ちょっろ)

由子(メロメロなのよー)

竜華(心配になるわ)

恭子(お前がいうな)

京太郎(おお……女子大生のお姉さん方にいい子いい子されてる……あぁ~、生き返るわ~)


・雀力+27
・怜、竜華、恭子好感度+2
・由子好感度+1


~対局後

京太郎「ふぅーい……さすがにきつい」

恭子「なんや、若いもんがだらしない」

怜「うちらはまだまだ行けるで」

竜華「まぁ京太郎は移動してきたしな、しゃーないわ」

京太郎「それもありますけどっ! 俺は交代なしでやってんですよ!?」

恭子「……お、もうこんな時間か」

怜「そろそろお昼やなー」

由子「準備しよか」

京太郎(無視された!?)

竜華「ということで、京太郎」

京太郎「あ、はい」

恭子「ここには食材やら食器やらが、色々あります」

京太郎「まぁ、暮らしてるわけですもんね」

由子「で、お昼のお時間よー」

京太郎「お任せを!」

怜「と――いうやろなぁ、とは思っとった」

京太郎「え?」

恭子「その……一回でも私らが勝てたら、そのつもりはなかったんや」

京太郎「はぁ……」

竜華「けど事情が変わった――全部負けてしもたら、自分ルールやからて曲げるわけにもいかん」

京太郎「あの、なにを――」

怜「掃除や」

京太郎「――は?」

由子「京太郎くんが掃除してる間に、私らが料理するか――それとも、京太郎くんが料理を作るか、どっちか選んでええのよー」

京太郎「どっちもできますけど」

恭子「どっちも禁止!」

京太郎「えー」

竜華「京太郎くん、これはチャンスやて思い」

京太郎「はぁ」

怜「合法的に、女子大生の家を家探しできるんやで」

京太郎「掃除するときは、そういうこと考えないんで」

由子「引くのよー。まぁそれはともかくせっかく勝ったんやし、好きなほうにしてええのよー」

怜「ちなみに、うちらがみんな掃除苦手やった、とかいう事実はないし、関係ない」

京太郎(関係ないって言ってる時点で事実なんじゃ……いややめよう、俺の勝手な想像でどうこう)

恭子「事実はない、ええな?」

京太郎「アッハイ」


>行動選択
1 家探し――もとい、みなさんの部屋の片づけをさせていただこう
2 料理に勝る奉仕なし
3 影分身だってばよ!(両方)

安価↓2


ではお掃除でー
イベント考えます、夢の中で

ってことで、今宵はここまでにいたしとうございます
たぶん、続きは明日できるのではないかと信じてます

では、ありがとうございました
お疲れさまでした


やっぱ無理でした(白目)
あ、明日こそは……ということでお願いします
この作業が今日終わると信じて


では今日も21:00からということで
夢がホラー映画の世界だったので、イベントの参考にはなりませんでした、どうしよう


>掃除


京太郎(ある程度には片づいてるけど、微妙に掃除が甘いのは確かだ……)

京太郎(とはいえ、それをはっきりと言うのは憚られるし……かといって、掃除がしたいなんて言いだしたら、あらぬ疑いをかけられかねない)

京太郎(そうなると、俺が言うべきなのは――)

恭子「ほれ、どうするんかはよ決め」

京太郎「……そうですね。せっかくですし、みなさんの作った料理を食べてみたいです」

竜華「えっ……」トゥンク

由子「やばいのよー」

京太郎(ん?)

恭子「そ、そっちか……しもたな、予想外やで……」

京太郎(あ、なんかやばいかも……)

怜「まぁやるだけやるしかないな……京はうちらの部屋掃除したいみたいやし」

京太郎「そうは言ってません!」

怜「じゃあ掃除せんと、料理しとるとこ眺めるか?」

京太郎「…………しないとも言ってません」

恭子「変なとこ見たらえらいことなるで」

京太郎「心得ております!」

由子「ここがリビングダイニング、一応共有スペースよー。で、あっちが私と恭子の部屋、そっちが怜と竜華の部屋やからねー」

京太郎「はい。それでは、みなさんが下準備始める間に、ここの掃除は済ませますので。調理が始まる頃には、部屋のほうにかからせていただきます」

竜華「な、なんやドキドキするなぁ」

京太郎「ははは、大丈夫です。俺は執事として、お部屋の掃除をさせていただくだけですので」

怜「散らかっとったらどうするんや? しまうとこないで」

京太郎「雑貨だと確かに困りますね……まぁある程度整理して、わかりやすいとこに並べておきます。あとはみなさんで、片づけていただければ」

由子「服とか落ちとったらどうするんー?」

京太郎「……………………」

恭子「な、なにを黙りこくっとるんや!」

京太郎「ああ、いえ。洗濯して、干すとしたらスペースあるかなと……ほら、場合によっては布団も干したいですし」

竜華「予想以上に本格的やった」

京太郎「シーツと布団カバーくらいは洗いましょうか。夏場ですし、こまめに洗うほうがいいですよ」

恭子「やめーや」

怜「男視点やのうて、完全にオカン視点やないか……」

由子「まぁ、今日はええ天気やもんなぁ……私んはお任せするのよー」

恭子「入って右が私のベッドやから。そっちはほっといてや」

京太郎「はい、お任せください」

恭子「ほっとけ言うとるんや!」

怜「あかん、もう洗濯する気満々やで」

京太郎「それじゃ、掃除始めますねっ」ウズウズ

竜華「めっちゃうずうずしとる!」

由子「とりあえず、私らもお料理始めんとー」

恭子「ああ、そうやった……」


怜「まぁ今日までなんやかんややってきたし、変なもんにはならんやろ」

竜華「気取って変わったもん作ろうとせんと、いつも通りのもん作ればええねん」

恭子「せやな」

由子「じゃあカレーにするのよー」

怜「無難やな」

竜華「怜もちゃんと手伝いや」

怜「……うち病弱やから」ケホッ

竜華「聞き飽きたわ」

怜「ひどない?」

由子「はいはい、野菜洗うのよー。二人ずつにわかれて、片方は皮剥きからねー」

恭子「今日は由子が頼りになるな……」

怜「やれやれ、しゃーない……あれ、京太郎は?」

竜華「もうおらん!? うわっ、しかもここ綺麗になってる!」

由子「相変わらずなのよー」

恭子「部屋掃除されるんより、どう変わるかの心配がすごいわ……大丈夫やろか」



京太郎「さて――それじゃ、部屋の掃除始めるか。まずは恭子さんたちの部屋からだ」

>執事判定
自動成功、ゾロ目±1まで大成功
大成功にて好感度イベント

安価↓1


>成功
・執事+2

京太郎「――ふむ、埃や隅の汚れがあるくらいで、整頓はされてるな。さすが恭子先輩たち」

京太郎「まぁ一応、シーツと布団カバーは洗濯に回そう」

京太郎「ベランダのスペースを見る限り、敷布団は干せそうだな……よし、これも干しておこう。帰りに取り込みを忘れないようにしないと」テキパキ

京太郎「さて、こっちは洗濯機。布団は干して――次は千里山チームの部屋だ」


怜「誰が千里山チームやねんな」アライー

竜華「まぁ合ってるんやけど……」カワムキ

恭子「二人ともなに言うて――うぉっ!? ちょっ、由子! なんか敷布団干されとる!」

由子「お、ほんまやー。干したての布団て、なんであんなやわっこくてぬくいんやろなー」

恭子「そんな話してへん! 京太郎っ、京太郎くんどこや!」

怜「千里山チームの部屋やで」

竜華「あんたも気に入ってるやないの」

由子「恭子ー、そろそろ鍋の準備しといてなー。私、タマネギ刻まんとー」

恭子「それでええんか、女子として!」


京太郎「はい――それじゃ、千里山チームの部屋、掃除していきましょうか」

>執事判定
自動成功、ゾロ目大成功

安価↓1


>大成功
・執事+17

京太郎「……意外というかなんというか、意外だな」

京太郎「怜さんのほうが、まだ片づいてるっていうのも意外か……」

京太郎「っていうかこれ、竜華さんのベッドって……あれだよな、人をダメにするベッドだよな」

京太郎「あーあー、ハンガー縁にかけて……クローゼットはまだ余裕あるし、こっちに入れたほうがいいと思うんだが……」

京太郎「まぁ忙しいみたいだし、こういう機能的なベッドのほうがいいんだろうな……棚の本も、ほぼ麻雀関係のだし……」

京太郎「逆に怜さんのほうは、なんていうか……いいベッドだな、これ」

京太郎「スプリングもやわらかくて、マットもかなり上等だぞ……身体のこともあるし、色々考えられてるってことかな」

京太郎「さて、とりあえずは余計なことをする前に、シーツと布団を片づけて――と」

京太郎「………………ん?」

京太郎「ちょ、ちょっと待て、これ……なんか引っ掛かって来たけど、これって――」


>発見物選択

1 下着じゃねーか!
2 水着じゃねーか!
3 ジャージじゃねーか!

安価↓2


京太郎「し……下着じゃねーかっっ!」


~in 台所

『下着じゃねーか!』

竜華「――――――はっ?」ビクッ

恭子「……竜華、あんまり言いたないけどな」

竜華「ちょっ、私ちゃうって!」

由子「セーラやとか後輩らには内緒にしといたげるのよー」

竜華「だから私とちゃうて――怜っ、あんたやろ!?」

怜「えぇ……人のせいにせんといてや」

竜華「怜いいいいいいいいい!」

怜「まぁ私やねんけど」

竜華「ほらぁ!」

由子「まーハナから信じとったのよー」

竜華「絶対ウソや!」

恭子「まぁそれはともかく――」

竜華「誤魔化せてへんからな!?」

恭子「え、落ち着いてるっちゅうことは、もしかして――」

怜「ふふ……当然やろ。京一本釣りの作戦やで」

恭子「あの子が料理しとったら失敗しとるやん……」

怜「そうなったらそうなったで、疲れたフリしてベッドに運んでもろたら、どうにでもなったやん」

由子「ふわー、用意周到なのよー」

竜華「そ、そ、そんなことよりもや! きょ、京太郎釣ってどうするつもりやねん!」

怜「そら――こ、これは怜さんの下着っ、こんないやらしいのを着けてるなんて……けど、目が離せない……ゴクリッ――的な展開をやな」

京太郎「……なるわけないでしょ」

怜「ふおっっ!?」ビクッ

竜華「あ、京太郎くん! 私とちゃうでっ、それは怜ので――」

京太郎「そりゃ、怜さんのベッドから竜華さんの下着が出てきたら、そっちのが驚きますって……」

由子「あり得そうやない?」

恭子「最初の頃は、添い寝しとることもあったしなぁ」

竜華「黙りやあああああああああ!」

京太郎「怜さんの心配をされるのは当然じゃないですか、ねぇ竜華さん」

竜華「京太郎ぉぉ……」ウルッ

怜「っていうかなんや、京。全然、感慨なさそうやん……感想は?」

京太郎「えーっと……洗濯しておいていいですか?」

怜「そこかい!」

恭子「さすがに汚れたんは置いとかんやろ……」


竜華「なんか……意外なほど落ち着いてんなぁ」

京太郎「そりゃもう、いまは執事としての作業中ですからね。邪念なんて挟みませんよ」キリッ

由子「あー、そういうことなのねー。私はまたてっきり、サイズの問題かと思とったのよー」

京太郎「………………」

恭子「おうこら、なに黙っとんねん」

京太郎「――いえ別に?」


>返事選択
1 図星とかではありませんので
2 俺が興味あるのは中身ですので
3 可愛いデザインだな、とは思いましたよ?

安価↓2


京太郎「可愛いデザインだな、とは思いましたよ?」

怜「せやろ」

竜華「せやろちゃうわ!」

恭子「なにマジマジと観察しとんねん」

由子「あー、やっぱり意匠も大事なんやねー」メモメモ

京太郎「まぁ観察というわけではないですけど、洗濯方法くらいは調べないといけませんし」

怜「使用済みやったら大惨事やわ」

京太郎「一応、手袋はつけておりますので、ご安心を」

怜「……なんかばっちぃもんみたいにせんといてや、傷つくわ」

恭子「恥じらい捨てた罰やで」

怜「いやいや、捨ててへんて。京にしか見られへんやろから、安心して置いといたわけやし」

京太郎「そこで安心されても困るんですけど……まぁでも、俺を信頼してみなさん、部屋にお招きくださったわけですからね。それを裏切るようなことはいたしません」

竜華「さすがやわぁ……」

恭子(……なんか腑に落ちん)ムスー

怜「それに、ちゃんと見て可愛い言うてもろたわけやし、目的は達成やな」

京太郎「怜さんはもう少し、分別を弁えていただければと」

怜「お、おう……手厳しいな、ごめんやで」

京太郎「いえいえ。では、俺は洗濯のほう進めてきますので」

由子「うん――うん?」

竜華「え、結局洗うん?」

恭子「シーツのほうやろ……やろ?」

京太郎「えっ」

怜「上だけとはいえ、下着を手洗いされるんはちょっと……」

京太郎「………………」


>行動選択
1 おとなしく畳んで部屋に戻しておく
2 ついでですので、洗っておきます(キリッ
3 それよりみなさん、お料理のほうは?(誤魔化し)

安価↓2



京太郎「……着用はされてないんですよね?」

怜「まぁ、そらな」

京太郎「では、信用して部屋に戻しておきます。畳んでベッドに置いておきますので、あとで片づけておいてくださいね」

恭子「おお、洗う気ではおったんか……」

竜華「さすがやわぁ……」

由子「そこはさすがで片づけちゃだめなのよー」

恭子「まぁそっちは任せて、私らは料理に戻ろか」

京太郎「こっちは洗濯機回したら終わりですから、あとで手伝いにいきますよ」

由子「あとは炒めて、煮込んだら終わりやから大丈夫よー」

京太郎「了解です。では、煮込み中にスープのご用意を」

竜華「……ん?」

京太郎「あとはそうですね、簡単なサラダも作っておきましょうか」

恭子「…………負けた」

由子「か、カレーはカレーだけで終わったらあかんの……?」

怜「スープってどんなん?」

京太郎「エンドウ豆を裏ごしして、コンソメと合わせて冷製ポタージュにしようかと。カレーとの相性もいいですし」

怜「……完璧やな」

京太郎「ありがとうございます!」

恭子「ええ嫁になれそうやな……」

竜華「これ対抗できる女子おるんか……?」

由子「もう竜華の家で雇てあげたらええと思うのよー」

竜華「――っ!」

恭子「その手が、みたいな顔してんと。カレー仕上げんで」


・怜+11
・竜華+4
・由子、恭子+2


恭子「――では、手を合わせましょう」

人 人 人 人 人

全員『いただきます!』

京太郎「んっ――おぉっ、うまいですっ!」

恭子「そ、そんなん市販のルーやし、普通やろ」

京太郎「はは、確かに。まぁ俺のスープも市販のコンソメですから、そうおかしな味にはならないと思います」

由子「……その口振り、普段は違うみたいなのよー」

京太郎「うーん、特別なときとか、仕込み時間があるときは、コンソメも作りますね」

竜華「どうやって……?」

京太郎「簡単に言うと、色々な具材でダシを取って、卵が熱で固まる効果を利用して、済んだ色に仕上げるんです」

怜「時間かかる?」

京太郎「まぁそれなりには」

由子「……教わるんなら、このポタージュの作り方でよさそうなのよー」

京太郎「具材をの裏ごしで手を抜かないことと、生クリームとコンソメスープの比率を間違えなければ、問題なく作れると思いますよ。レシピ置いておきます」

恭子「そうか……一人暮らし始める前に、そういうレシピ聞いといたらよかったんやな」

竜華「え、そんなん悪いやん」

京太郎「ふむ……じゃあ部長に掛け合って、そういうページも用意しておいてもらいます。あんな写真より、そっちのほうがいいですよ」

恭子「それは助かるなぁ」

怜(あれはあれでええんやけど)

竜華(言うたらショック受けそうやし、言わんとこか)

由子(なのよー)

京太郎「あ、そうだ。ちょっと事情がありまして、デザートのほうは無理なんですが……食事用の料理だけで大丈夫ですか?」

恭子「ええと思うけど……事情ってなに?」

由子「あれちゃうかな。師匠の人に、未熟者が人に教えるとは~みたいに言われたとか」

京太郎「まぁそんなとこです」

竜華「料理はええの? 料亭とか旅館の人らに教わったいうて……」

京太郎「その辺りの料理は載せませんからね。家庭料理の範囲だけで、簡単なものをチョイス予定です」

怜「その頭ン中、なにが入ってるんやろなぁ……」

恭子「家事のことしかないんちゃうかと疑いたなるな」

京太郎「い、色々考えてますよっ」

由子「女の子のこととかー?」

京太郎「」

竜華「お、おもちのこととか……」

京太郎「いや、ちがっ……」

怜「太もものこととか」

恭子「やらしい」

京太郎「違いますって、麻雀のこととかですよ!」


~食後

京太郎「うぅ、誰も信じてくれない……」

恭子「冗談やて、ごめんな」

由子「そういえば、今日は麻雀の試合見にきたんやったね」

京太郎「はい、天王寺の試合を」

怜「私らもチケットもろてんねんなぁ、これが」

京太郎「そうなんですか?」

竜華「うん。せっかくやし、一緒に行こうや」

京太郎「はい! あ、でも、応援席は違いますよね」

怜「おお、そういうたら」

恭子「洋榎がくれたやつは、天王寺側やわなぁ」

由子「で、竜華らは大阪側……」

竜華「!? 京太郎くんのこれっ、特別観覧席やん!」

恭子「……洋榎、張り込んだなぁ」

由子「よっぽど見に来てほしかったみたいなのよー」

京太郎(……そうなのか、洋榎先輩……ありがとうございます、しっかり応援しますのでっ)

怜「ふーむ、それやったら中では一緒におられへんな……」

京太郎「残念ですけどね」

竜華「まぁしゃーない……そういうことやったら、試合の時間まで、一緒に遊ぶしかないわな」

恭子「せやな」

京太郎「はい――って、待ってください!」

由子「どうしたんー?」

京太郎「あの、すっかりくつろいじゃってましたけど……大学のほう、そろそろテストの時期なのでは?」

恭子「――私らが、そんなん忘れて遊んでると思うか?」

京太郎「え、違うですか?」

由子「レポート類は提出済なのよー」

怜「試験も、あと2、3いうとこかなぁ」

竜華「早くに始まったから、わりと片づいてるんやで。残ったやつも、月末に寄ってるから今日は大丈夫や」

京太郎「そうですか……それならいいんですけど」


恭子「さて――洗いもんも終わったし、なにするか決めよか」

竜華「食べてすぐやし、ゆっくりしたいなぁ」

怜「映画とか?」

由子「どっかでお茶するいうんもありなのよー」

京太郎「ここではだめなんですか? すぐご用意できますけど」

恭子「光熱費抑えたいし、日中はなるべく、冷房効いたモールとかに行くんや」

京太郎「なるほど、確かに……」

竜華(あとは京太郎くん休ませたげたいしな)

怜「もしくは――プール」キランッ

恭子「ゆっくりはどこいってん」

京太郎「いいですね、プール!」

由子「食いついたのよー」

怜「ここ来る前に、エサ撒いといたからな」フッ

恭子「あんたほんま、どんだけ罠張ってんねんな……」

竜華「試合時間までやと、あんまり遊べへんけど」

京太郎「暑い時間だけ過ごせれば、それでいいんじゃないでしょうかっ」

恭子「めっちゃノリノリやで」

怜「引くわー」

由子「誰のせいなのよー」

竜華「うーん、まとまらへんな……とりあえず、多数決にしよか」


>移動選択
1 映画
2 カフェ
3 プール
4 遊技場(ボーリング、ビリヤード的な ○ウンド○ン的な)

安価↓2


やっぱり夢の内容は活かせないんやなって……

ってことでプールの夢見たら、続きやります
短いですが、今日はここまででということで

怜の水着は前に送ったやつなので、うまくいけば写真撮れるはずです
それはともかく、京ちゃんは水着どうしようか……
こんなこともあろうかとブーメランを持ってきてるか、近くで適当に買うかってとこですかね

では、ありがとうございました


~幕間 原作158局にて 湧・明星登場

京太郎「……明星ちゃんはあれだな、まぁ元気っぽいとこは近いか」

明星「ありがとうございます!」

京太郎「……湧ちゃんどうしよう」

春「ツンデレっぽくしたのに、すごく気弱でおしとやかそう……」

湧「こ、この際ですから、原作のキャラクターに寄せていきましょう……」

京太郎「ここまでひたすらツンツンしてたのに180度転換は、キャラぶれとかいう以前に、情緒不安定に思われそうだな」

湧「で、でも、その……私は、そういう性格なわけですし……」

京太郎「………………」

初美「なんですか、その『こういう湧ちゃんもいけるやん!』みたいな顔はー」

小蒔「そ、そうなんですかっ、京くんっ!」

京太郎「なにも言ってないじゃないですか!」

霞「あとは巴ちゃんのおもちが、ちょこっとあるのが判明しちゃったわねぇ」

巴「ちょこっとは余計です!」

京太郎「と、とにかくあれです……湧ちゃんについては、少し態度を和らげていくということで……」

湧「はい、頑張ります」

京太郎(いけるやん!)

明星「私はどうしましょう」

京太郎「……あんまりはっちゃけすぎない、純粋な元気キャラでいこうか」

明星「穏乃さんと若干かぶりそうですけど、わかりましたっ」


 ってことでいこうかな、どうかな
 再開はまだ先です、おそらく来週?

乙です。

京ちゃん関係に対してだけ今のままで他はおしとやかにしてみたらどうだろうか。


14:00か15:00からやりたいと思います


>>445
確かに、京ちゃんに対してはやや気弱な感じのツン、みたいにしたほうがよさそうかも

巴さんは大きくなったけど、また別カットで縮みそうな気がしないでもない
湯船に浸かるワンカットだけど、見た感じは中の大ってとこだった

あと豊音がちょっと小さくなったような気がしたです
ペタな気がしてたけど、水着のときにかなり大きく見えて、またお風呂のカットでは中の小か中の中くらいに見えた
ただ豊音はおもちより、入浴時のまとめた髪に目がいった
ちょーかわいかったよー


高橋名人の冒険島RTA見てたら遅れるとこだった

再開します


>プール

怜「みんな、水着は持ったな! 行くで!」

京太郎「…………」

恭子「どないしたん、京太郎くん」

京太郎「いえ、まさかプール行くとは思ってなかったので……」

竜華「水着ないん?」

京太郎「ええ、そういうことです」

由子「あらー、ブーメラン見られへんのよー」

怜「うわ、恭子がめっちゃガッカリしてる」

恭子「してへんわ! 変なキャラづけすな!」

竜華「言うて、一緒にプールで遊べへんのもなぁ……」

由子「んー……あ、プールここにしよか。ここやったら、併設してる売店で買えたはずなのよー」

竜華「ほんまっ?」

怜「ゆーこ、有能」

恭子「うーん……私らはそれでもかまへんけど、京太郎くんはどうなん?」

京太郎「え? まぁ水着が手に入るなら、それでも――」

恭子「そうやなくて、言うたら買わんでもええもんを買うわけやし、無駄な出費やん?」

竜華「……そういうたら、京太郎くんも一人暮らしやしなぁ」

怜「ほな、うちらでカンパしよか」

京太郎「いやいや、さすがにそんな――」

怜「うちは100円までしかだせへんけど」

京太郎「えぇ……」

由子「全員で400円、小学生のお小遣いレベルなのよー」

京太郎(全員100円ですか!?)

恭子「あれやったら、やめとくけど?」

京太郎「いえ、それだと皆さんの水着が見られないので(大丈夫ですよ、水着はもう一着欲しかったので)」

怜「逆ゥー!」

恭子「ほんまはったおすで、あんた……」

京太郎「違うんです! マジで水着は欲しかったんですよ、もう一着別のが!」

竜華「そうなん? なんで?」

京太郎「俺としては普通のつもりだったんですが、どうもあの水着、あまり一般的ではないようなので……」

怜「あー、なるほど」

由子「だからええのにねー」

恭子「同意求めんといて。まぁそれやったらええけど……」

竜華「ほな、まず水着買いに行こか」

怜「オッケーや。そんならみんな、100円ずつこの封筒に入れてやー」

京太郎「いえ、ほんといいので……」


~売店

京太郎「広いですねー、ここ」

怜「できて2年ほどやから、設備も新しいし、人気のデートスポットやで」

竜華(次は二人で来られへんかなぁ……)

恭子「ちゃっちゃと買ってきぃ」

京太郎「うーっす」

由子「せっかくやし選んだげよか」

怜「ええな、乗ったわ」

竜華「なるほど……京太郎に似合うやつを選んで、好感度アップいうイベントか……」

恭子「――やて。どうなん?」

京太郎「プレッシャーすごいんですけど」

竜華「そうと決まったら、さっそく――」

怜「よっしゃ、うちはこれや!」バーンッ

竜華「なんでブーメランにしたん!?」

恭子「ブーメラン以外て言われてんのに」

怜「だってこれが一番似合いそうやし」

京太郎(おお、なんだこのメタリックなの、いいじゃん! すげーじゃん!)

由子「私はこれー」

竜華「あ、かっこええやん」

恭子「由子のファッションセンスは、ほんま頼りになるな」

京太郎(サーフショーツ、たぶんこれが妥当なとこだと思うけど……)

竜華「ほんなら、私は――あ、これにしよ」

恭子「ぶっ!」

由子「紐!?」

怜「グラディエーターいうやつか……横が紐んなってるメンズ水着て、初めて見たわ」

京太郎「あ、あの、竜華さん……さすがにこれは――」

竜華「見たい」ギンッ

京太郎「アッハイ」

恭子(気圧されとる……)

由子「さて、あとは恭子だけなのよー」

怜「どんなエグいん選ぶか、楽しみやな。トリやし」

恭子「勝負の方向性間違うてるで」

恭子(さて、どないしよか……キワモノ選んでもしゃーない、かといって無難なんもおもろないな……)

竜華「なにげにノリノリで探しとる」

由子「わくわくなのよー」

恭子「――お、これにしよ」ヒョイ

怜「ふーん、豹柄か……悪ぅないな」

竜華「ワイルドな感じでええやん」

京太郎「……この四つから選べと?」

四人『うん』

京太郎「………………はい」


>水着選択
1 メタリック素材のブーメラン
2 かっこいい系のハーフ丈サーフショーツ
3 グラディエーター、編み上げボクサーパンツ
4 豹柄のサーフショーツ

安価↓2


>ブーメラン

京太郎「んー……それじゃコレにしますね」

怜「よっしゃ」

恭子「って、なんでまたそれやねん!」

京太郎「うぅ、すいません……けど、なぜかこれを選んでしまうんです……」

由子「ブーメランの呪いに縛られてるのよー」

竜華「グラディエーター……」

京太郎「そ、それはまたの機会に……」

恭子「海やったらともかく、レジャープールでこの水着て、ある意味ヘンタイやな」

京太郎「そこはそれ、パーカーも着てますし、なんとか……」

怜「まぁなんでもええやん。はよ行かんと、泳ぐ前に試合見に行かなあかん時間になるで」

恭子「おっと、そうやった」

由子「はー、京太郎くんに水着見られるん初めてやし、ちょっと緊張するのよー」

竜華「そ、そういうたらそうやな……」ソワソワ

怜「万が一がどうこういうて、処理は毎日してるし平気やろ」

竜華「ちょっ、なに言うてんの!?」

京太郎「それじゃー、俺はこっちなのでー」スルー

恭子(ややこしなるまえに逃げたな……)

由子「またあとでねー」

竜華「ま、またねー……ちょっと怜、どうするん! 京太郎に毛深い思われてしもたやろ!」

怜「そんなん思わへんて、京は」

恭子「むしろそっちが好きまであるな」

竜華「そ、そうかな……それやったらええねんけど……」

由子(ええんや)


・怜好感度+2


~お着替え後

京太郎「とりあえず、休憩場所はキープして、っと……」

京太郎「怜さんの水着、楽しみだなぁ……はっ、いかんいかん!」

京太郎「邪な気持ちはない、あれは純粋に、似合いそうだから送っただけなんだ」キリッ

京太郎「……みなさんが来られるまで、お茶の支度でもしとくかなぁ」カチャカチャ

「なぁ見てや、あの子……」
「っっ……な、なんちゅう水着を……」
「すごい自信やな……っていうか、着るだけあるは……」
「はぁ、はぁ、ええ身体してるやん……」
「一人かなっ、声かけてみよかっ」
「複数連れや思うけど……さすがに彼女かなぁ、どうやろ……」

京太郎(……なんか注目集まってるような)

京太郎(プールサイドでお茶の準備は、さすがに目立つかぁ……)

「きょーおーちゃん♪」

京太郎「ん?」

「お待たせなのよー」

京太郎「あ、お疲れさまです。俺もいま来たとこなので――」

「それやったらよかったけど――」

京太郎「………………」

「ん、どないしたん?」

京太郎(て――――)

京太郎(天国かここはっ!?)


怜 フリルのついた白ワンピ、濡れると脇腹の生地が透ける
竜華 黒ビキニ、ショーツの端は紐で結んだデザイン
由子 オレンジのビキニ、ロングパレオ
恭子 ボーダーのホルターネックビキニ、パーカー


怜「ほれほれー、どうや? 京が選んでくれた水着やでー? あ、京のもうちが選んだやつやし、完璧やな」

京太郎(か、可憐だ……怜さんが怜さんじゃないみたいだ……)

怜「……なんや、失礼なこと思わんかったか?」

京太郎「滅相もございません」

竜華「な、なんか恥ずかしなぁ」モジモジ

京太郎(……なにも言うことはない。俺はもう、ここで死んでも悔いはない)キリッ

由子「むー、さすがに物量には敵わんのよー」

京太郎(チラリズムと脚線美……さすが由子先輩、よくわかっていらっしゃる――)

恭子「場所取りごくろーさん」

京太郎(スパッツもそうだったけど、恭子先輩は案外、スポーティな服が似合う……パーカーと相まって、まさに健康美って感じだな)ウンウン

恭子「なにを納得しとんねん……」

怜「まぁええやん、似合うとるってことやろ?」

竜華「そ、そうなん? よかったぁ……えへへ」

由子「さて、ほなお約束の――水着コンテストやね」

京太郎「ふぅ……えっ?」

怜「誰が一番かわいい?」ウフーン

京太郎「」

竜華「お、お遊びみたいなもんやから、気軽に選んでな?」

京太郎(ンな無茶な!)

恭子「あ、あんまジロジロ見なっ」

京太郎(どうしろと!?)


>相手選択
四人から選択

安価↓2


京太郎「……え、と……恭子先輩、ですかね」

恭子「な――」

竜華「むー……まぁ、しゃーないか」

怜「パーカーでうまいこと隠したんがそそったか……うちも羽織ればよかったな」

由子「姫松おったときも、偉い懐いとったもんねー。思い入れがちゃうんかなー」

恭子「そ、そそ、そんなことあらへんやろっ」カァァッ

京太郎「み、みなさんお似合いですよ、本当にっ」

怜「で、一番は恭子と……」

竜華「物量に頼っててもあかんか……もう一歩先に進まんと、勝てへんいうことやな……」

由子「ちなみにどこがよかったー?」

京太郎「その……自然な感じ、ですかね。恭子先輩自身、かなり悩んで選ばれたんでしょうけど……その選ばれた水着が、本当にハマってるって感じで」

京太郎「まさに、これしかないって気がしました……それで一目見た瞬間、思わず見惚れたと申しますか……」

恭子「~~~~~~~っっ!」

怜「おー、真っ赤になっとる」

由子「代行にスカート穿かされたときより恥ずかしがっとるのよー」

竜華「ま、負けへん、勝負はこれからやっ……」タプンッ

京太郎「…………」クルッ ジー

怜「めっちゃ欲望に素直や」

由子「結局はそうなのよー」

恭子「あ、あ、あんたなぁっ……」ブルブルブル

京太郎「――はっ! ち、違うんです、これはっ……」

 このあと滅茶苦茶機嫌取った。

・怜好感度+1(贈った水着だし、多少はね?)
・恭子好感度+2(ゾロ目)


恭子「ほんまにっ、ほんまにあのアホはっ……」プンプンッ

由子「まーまー、男の子やししゃーないのよー」

怜「そうそう。うちらもまだ成長するし」

竜華「せやな」

由子「せやろか」

恭子「もう遅いやろ、さすがに……」

怜「希望を捨てん限り、可能性は無限大やで」

竜華「えらいかっこええな」

由子「それはともかく、せっかくやしプール入ろや」

恭子「……はぁ、そうやな。たしかここは、スライダーがおもろいて――」

京太郎「お任せくださいっ」ダッシュ

恭子「ちょ、コラ! プールサイドで走りな――」

京太郎「お待たせいたしましたっ」シュンッ

恭子「ひぃんっ!?」ビクッ

竜華「い、いきなり出てきた……」

由子「次元連結システムのちょっとした応用……?」

怜「それは?」

京太郎「スライダー用のボートです。貸出多くて、3人用と2人用になっちゃいましたけど」

恭子「………………」

由子「あーあ」

京太郎「え?」

怜「学習せんなぁ、ほんま」

京太郎「えっ、えっ?」

竜華「あ、あああ、あのっ、その……2人用、誰と乗るん?」

京太郎「え――――あっ」

恭子「はぁ、アホやなぁ……」

京太郎「い、いやっ、違うんですよっ! 俺はほら、3人用で後ろにつくとか、もしくはボート乗らずに下で写真撮るとか、そういう予定でですね――」

怜「能書きはええ」

由子「乗ればわかるのよー」

恭子「もう慣れたもんやろ、選び」

京太郎「…………はーい」

竜華「っっ!!」ワクワク


>誰と二人乗りボートでスライダーする?

安価↓2


京太郎「……まぁ、では……怜さん、一緒に乗りましょうか」

竜華「」ガクッ

恭子「……ん、まぁ……そのほうがええか」

由子「そっちのが安心できるのよー」

怜「もう大丈夫やねんけど」

由子「私らはわかってるけど、京太郎くんにしてみたら、心配やろしねー」

怜「……そうなん?」

京太郎「……いえ。そうでなくても、怜さんと一緒に乗りたかったですよ。でなければ、水着を贈った甲斐もありませんし」ニッコリ

怜「……おおきにな」

恭子「ええ話やなー」

怜「でも竜華と一緒にも乗りたかったやろ?」

京太郎「はい」ソクトー

竜華「っっ!!!」パァァァァッ

恭子「笑顔まぶしいな!」

由子「まぁ交代で乗ったらええんとちゃうかなー」

恭子「ま、とりあえず行こか。時間もったいないし」

竜華「せ、せやな! 急いで交代せんと、全員京太郎と乗れへんしなっ」

由子「そういうことなのよー、それじゃあゴー」

怜「……京」

京太郎「はい?」

怜「……ありがとうな」

京太郎「いえ、そんな――」

怜「私、前座るから、京うしろな。そんで、ちゃんと抱えといて――ええな?」

京太郎「……はいっ」

怜「しっかり抱きしめるんやで?」

京太郎「え、あ、はい」

怜「変なとこ触ったらあかんで?」

京太郎「ぜ、善処しますっ」


 煽った側の怜が、なぜか真っ赤になっていたという話

・怜好感度+2


~一時間ちょっと後くらい?

京太郎「ふぅ……そろそろ休憩にしますか。お茶、お淹れしますよ」

恭子「……水着のどっから、その準備はだしたんや」

由子「もう突っ込んだら負けなのよー」

怜「……ほな、準備は任せたで。うちはちょっと……」

竜華「あ……わ、私もちょっと……」

恭子「……私も行こかな」

由子「じゃあ私もー」

京太郎「……………………」

京太郎「!」ピコーンッ

京太郎「ええ。では俺は、お茶を用意しておきますので」


京太郎「……危ない危ない。気づかなかったら、どちらへ――とか聞いちゃうとこだったな」

京太郎「そういうデリカシーのないことしてると、また怒られるってばっちゃも言ってたし――」

京太郎「おとなしく、お茶淹れときますかねー」

「……なーなー、そこの君?」
「高校生、やんなぁ? ちょっと時間あらへん?」
「うちらと泳がへん? 女だけで来てて、退屈しててんわぁ」

京太郎「――――え?」

「君やで、き・み♪」

京太郎「お、俺っすか!?」

「そうやでー。へー、背ぇ高いなぁ」

京太郎「あ、あざっす……」

「な、一緒に泳ごうやぁ」ギュッ ムニュッ

京太郎「はおっ……」シャキーン

京太郎(こ、これはまさか――逆ナンってやつですかぁっ!?)

「なーなー、ええやろぉ?」
「お姉さんら社会人やから、色々奢ってあげられるしー?」
「気持ちいいこと(スライダー)、一緒にしよ?」

京太郎(俺の人生に、逆ナンされるなんてことがあるとは――)ジーン

京太郎(しかし、ここは……慎重に言葉を選ばなければ……)


>返事選択
1 大変申し訳ございません。本日は私、お嬢様方のお供で参りましたので、そのような時間はございません
2 ちょ、ちょっとだけですよ……?
3 彼女と来てるので無理です

安価↓2


京太郎「大変申し訳ございません」ニッコリ

「え?」

京太郎「本日は私、お嬢様方のお供で参りましたので、そのような時間はございません」

「ん、んん?」
「お嬢……え?」

京太郎「女性に恥をかかせてしまい、申し訳ございませんが……なにとぞ、ご容赦のほどを」ペッコリン

「な、なんやろ、これ……」
「お金持ちの人の付き人、いうことかな……」
「なんか仕事中みたいやし、しゃーないな……ほ、ほなそういうことで」ペコッ

京太郎「はい、ごきげんよう――」

京太郎「ふぅ……なんとかやり過ごせたか」

京太郎「……もったいなかったなぁ」

怜「行ってきたらええのに」

京太郎「一人か、ヤロー同士で来てたら、行ってたでしょうねー。どうぞ、お茶です」

怜「あれ、驚かへんの?」

京太郎「声かけられたあたりから、隠れて見てたじゃないですか」

由子「なんや、バレとったのよー」

京太郎「……あの、もしかしてさっきの、仕込みですか?」

恭子「そんな余裕なかったやろ。マジもんの逆ナンやで」

京太郎「あ、そうですか……ドッキリみたいなのじゃなくてよかったです」

竜華「まぁちゃんと断ってくれたみたいで、安心したわ」

京太郎「みなさんと遊びに来てるのに、それを置いてよそへは行きませんよ」

恭子「めっちゃもったいなさそうにしとるけど」

京太郎「あんな誘われ方、したことないですしねー。貴重な体験だったってことです」

怜「それだけぇ?」

京太郎「ええ、それだけです」

由子「ま、真相は京太郎くんの胸の中にしかないのよー」

京太郎「ほんとですって!」

恭子「まぁなんにせよ――ちゃんと断ったんは正解や」

京太郎「……あの、さっきから、なぜカメラを?」

竜華「プールドキュメンタリー、京ちゃん逆ナンさる――配信中や」キラーン

京太郎「おいカメラとめろ」


・四人好感度+1


帰宅、洗濯物取り入れ、試合会場へ


あ、やべ。余計なのまでペーストしてしまった……
まぁでも、あとは帰って洗濯物入れて、試合会場へ向かう感じです

----------------------------------------------------

~シェアルーム

京太郎「はい、これで全部ですね」

怜「干したてのお布団~」ゴロゴロ

恭子「こら、皺になる」

由子「花粉とか虫とかおるし、掃除機かけたほうがええのよー」

竜華「……さっきかけてへんかった?」

京太郎「かけておきましたよ」ニッコリ

恭子「……仕事はようて助かるわ」

京太郎「ありがとうございますっ!」

怜「今日一番のええ笑顔やなぁ」

由子「京太郎くんは、家事褒められるんが好きやねー」ナデナデ

竜華「由子ずるい!」ナデナデ

京太郎「あはは、ありがとうございます……それじゃ、洗濯物畳み終わりましたら、参りましょうか」

恭子「そやな。あ、京太郎くん、場所わかるか?」

京太郎「はい、調べてましたから」

怜「よっしゃ、行くで! セーラがヒロに勝つとこ、しっかり見せてもらおか」

竜華「大阪ダービーやし、天王寺には負けられへんなっ」

恭子「いーや、勝つんは洋榎や」

由子「洋榎も夏は調子上げてくるからねー、悪いけどこっちがもらうのよー」

京太郎「……俺も洋榎先輩にもらいましたし、洋榎先輩の応援になりますね」

竜華「えー」

怜「セーラにチクんで?」

京太郎「やめてくださいよ!」

恭子「一緒に応援できへんのが残念やなぁ」

京太郎「お飲み物がご入り用の際は、いつでもお呼びください」

由子「控室挨拶も行くんやろ? よろしく伝えといてなー」

京太郎「はい、もちろん」

怜「ほな、出発やー!」


~試合会場、入場口

「チケットを拝見――あ、お客様はこちらですね。どうぞ」

京太郎「はい、失礼します…」

京太郎「んー、まずは観覧室入ってと。どなたから挨拶行くべきか――」


>順番選択
洋榎、セーラ、良子、ちゃちゃのん 洋榎とセーラは土産あり

安価↓2 出た順で


~洋榎

京太郎「まずは礼儀として、洋榎先輩だよな――」

京太郎「えーっと、天王寺の控室は……お、ここだ」コンコン

「お、なんや?」
「おとなしいノックやな……初めてちゃうか」
「係員ではないわな……誰かの知り合い?」
「おーい、心当たりー?」
「……あ、うちかもしれません。ちょい失礼します」ガチャッ

京太郎「あ、洋榎先輩。お疲れさまです、今日はありがとうございました」

洋榎「京太郎、来てくれてんな! 久しぶりやなー!」ダキッ

京太郎「!? あ、は、はい、お久しぶりで――」

「男!?」
「――洋榎」
「詳しぃ聞かせてもらおか」
「そっちの少年も中はいり」

京太郎「え、あ、あの……どうしましょう」

洋榎「よっしゃ、外で話そか」

「逃がすか!」ガシッ

洋榎「じょ、冗談ですて……京太郎、とりあえず入りー」

京太郎「はぁ……では、お邪魔します」

全員『邪魔するんやったら帰ってー』

京太郎(全員で!?)

京太郎「あ、そうだ。これ、つまらないものですが――福岡のお土産です。よろしければみなさんでどうぞ」

洋榎「おお、わざわざすまんなー」

「……福岡土産?」
「本千鳥やん、大阪土産やろ」
「まぁなんでもええ。それより、君は――」

全員『あっっ!!!』

京太郎「えっ?」

全員『派遣執事!!!!』

京太郎「は、はい……どうも、はじめまして」

洋榎「よっ、有名人っ」

京太郎「どれだけの人が知ってるのか、たまにすごく気になりますね……」


・洋榎好感度+5


「ほんでや」

京太郎「はい」

「君と洋榎の関係は」

京太郎「先輩と後輩です。一時期、姫松にもいましたので」

「聞いてないなぁ」

洋榎「言うようなことちゃいますし」

「浮いた話の一つもないと思とったら、ちゃんとあるやん」
「隅におけへんなぁ、洋榎も」

洋榎「そらどーもです」

「ほんで、派遣執事くん――須賀くんも、福岡くんだりからよう来たなぁ」

京太郎「せっかくお招きいただいたのに、断るなんてとんでもないことですから」

洋榎「ようできた後輩やで、ほんま」ナデナデ

京太郎「――あの、いいですか?」

「どうしたん?」

京太郎「なぜみなさん、俺と写真を?」

「記念。あとは魔除けやな」

京太郎「魔除け!?」

洋榎「プロ麻雀界には、ジンクスがあってな」

京太郎「はぁ」

洋榎「あんまり男っ気ない生活送っとると、一生結婚できへんいう呪いがあるんやて」

京太郎「……麻雀界に限らなくないですか、それ」

「いやいや、それがやな」
「麻雀界やと、その……実例が色々と……」

京太郎「………………そーですかー」

洋榎「正直に言うてみ、誰のこと想像した?」

京太郎「誰も想像してませんよ!」

「いやー、よかったわ。おおきになぁ、執事くん」

京太郎「いえ、お役に立ててよかったです」

京太郎「では、ほかにも挨拶にお伺いしますので、これで失礼します」ペコッ

洋榎「……セーラとこも行くんか?」

京太郎「はい。近くまで来ましたし、ご挨拶しないわけにも参りませんから」

洋榎「んー……まぁオカンとこにも通っとったし、しゃーないか」

「……洋榎、あんたあれやな」

洋榎「へ?」

「いや、割と束縛するタイプやねんなぁて」

洋榎「――ちゃ、ちゃいますて!」カァッ

「なんやその反応!?」
「まるきり乙女やん……」
「へー、あの洋榎がなぁ……おもろいからとっとこ」パシャッ

洋榎「なっ、なにっ……京太郎! もうええから、はよ行き!」

京太郎「あ、はい……では、失礼します」

「めっちゃ照れとる!」
「照だけに」
「宮永おらんやろ!」
「あの子はそういうんなさそうやなぁ……常に冷静で、淡々としてそうやわ」

京太郎(……絶対にそれはないです)


~セーラ

京太郎「で、こっちが大阪の控室か――」

京太郎「……向こうと違って、こっちは俺が来てること知らないんだよなぁ。大丈夫かな」コンコン

「お? 誰か来た?」
「え、試合始まる?」
「まだやん……なんやろ」
「あ、俺出ますわ」ガチャッ

セーラ「はーい、なんかありました――か……」

京太郎「あ、セーラ先輩! お久しぶりです、ご無沙汰しておりました」ペッコリン

セーラ「」

セーラ「え、あ……きょ、京太郎!?」

京太郎「はい、須賀です。あ、これお土産です、よろしければ」スッ

セーラ「お、おう……って待てや! なんでっ、いきなりっ!?」

京太郎「……その、チケットをいただきまして、応援に来たんです。で、せっかくなのでご挨拶にと」

セーラ「そ、そうか……けど、ここまで入れへんのんちゃうか?」

京太郎「特別観戦室だと、ご挨拶に入れますので」

セーラ「あー、そういうたらそういうんも……それやったら、怜たちにもそれにしたらよかったなぁ」

京太郎「お二人も、一般席から応援すると仰ってました」

セーラ「って、会ったんか?」

京太郎「はい。午前中に」

セーラ「そうかぁ……けど、怜と竜華だけやなくて京太郎まで見とるとなったら、ますます負けられへんなっ」

京太郎「はい、頑張ってください――」

セーラ「そんなん言うて、試合中は別のチーム応援やろ?」

京太郎「う……まぁ、その……」

セーラ「いや、それはしゃーないて。まぁでも、かっこ悪いとこは見せへんし、楽しんでいきや」

京太郎「そうします――では、失礼します」

「ちょい待ち」
「話終わったんやったら、こっちおいで」

京太郎「……やっぱりですか」


セーラ「せ、先輩……京太郎はほら、よそのチームの応援ですし」

「そんなん関係ない!」クワッ

セーラ「いや、あるでしょ!?」

京太郎「い、いえ、大丈夫です、セーラ先輩……ご心配、ありがとうございます」

セーラ「……京太郎の心配とちゃうんやけど」ハァ

「おーおー、ようできた彼氏やなぁ」

セーラ「かっ……ちゃ、ちゃいますって!」

京太郎(あー……そういう心配でしたか)

「隠すな隠すなー」
「けどあれやな、マスコミに見つかったらめんどいかもしれへん」
「うちのチーム、セーラのことドル売りしようとしとるしなぁ」

京太郎「ドル売り……?」

セーラ「アイドルや……ほら、佐々野とかみたいなん」

京太郎「あー、なるほど。まぁセーラ先輩、美人ですからね」

セーラ「な――」カァッ

「さすが彼氏」
「まぁまぁ、中にお入りよ」
「お茶菓子食べていきやー」

京太郎「い、いえ、俺はこれで……」

「……ん? そういうたら君、どっかで――」

京太郎(あ、このパターンは)

「んー?」
「あっ……」

全員『派遣執事や!!!』

京太郎(またか……)

「ちょっと脱いでみてくれへん?」

京太郎「はぁ!?」

「いや、あの写真合成ちゃうかなー、思てて」
「高校生であんな肉体してる子、おるわけないやん?」
「あと高校生の半裸見たい」

京太郎「直球ですね!?」

「まーまー、悪いようにはせんから……」
「ほら、おとなしゅうして――」

セーラ「ちょ、先輩っ、まずいですて! 問題なりますよ!」

「問題が怖ぁて、高校生ひん剥けるか!」

セーラ「ひん剥くな言うてるんですよ!! ええから京太郎、もう行き!」

京太郎「え、あ、はい……あの、大丈夫ですか?」

セーラ「お前がおるほうが大丈夫ちゃうわ!」

京太郎「そ、そうみたいですね……では、試合頑張ってください」


・セーラ好感度+5

もしかして下2から名前上がったキャラに順番で挨拶?


~良子&ちゃちゃのん

京太郎「さて、あとは広島と松山――」

良子「……京太郎?」

京太郎「え――あっ、良子さん!」

良子「なぜこんなところに……いけませんよ、京太郎。私に会いたいからと、こんな場所まで忍び込んでは」メッ

京太郎「違いますって! 特別観戦です、ほら半券!」

良子「ほう――なるほど、洋榎の招待ですか」

京太郎「あ」

良子「なに、隠す必要はありません。しかし、そうですか……京太郎が見ているとなれば、全力全開で行かねばなりませんね」ゴゴゴゴゴゴゴ

京太郎「良子さん、本日のオーダーでは……」

良子「副将です。残念ながら、新人組とは当たりませんね」

京太郎「そ、それはなにより……」

良子「副将で試合を決められるよう、頑張りますよ」ニッコリ

京太郎(あかん)

良子「しかし、こんなことなら中堅でお願いすればよかったですね……洋榎、セーラ、いちごが中堅で見えるのですから」

京太郎「そうなんですか。洋榎先輩とセーラ先輩がそうなのは知ってましたけど……」

良子「興業ですからね、注目の集まるカードはわりと組まれるのです。いちごも加わったことで、松山も中堅は新人になりました」

京太郎「へー、楽しみですね」

良子「……よければ、うちの控室へ来るといい。その子は京太郎のファンですから、激励されれば喜びます」

京太郎「……なんか、逆じゃないですか? 普通は俺が、プロの方のファンであるべきかと……」

良子「知名度的には、圧倒的にあなたが上ですからね。もちろん、私のファンになるなら大歓迎ですが」ニッコリ

京太郎「師匠のファンでない弟子なんていません」

良子「……よくできた弟子ですね、本当に」ギュッ

京太郎「!? ちょ、ひ、人に見られたらまずいのでは――」

良子「私は気にしません。さぁ、控室に案内しましょう」

京太郎(おおおおお、おもちが腕にぃ!)


いちご「お――京太郎じゃ! おーい、京太郎ー!」

京太郎「えっ……あ、よ、良子さん、ほら! 誰かが……」

良子「……いちごですし、大丈夫でしょう」ギュー

いちご「京太郎っ、なんで大阪におるんじゃ? あ、もしかしてちゃちゃのんの応援かのう?」ニッコー

京太郎「こんにちは、昨日振りです。今日は洋榎さんの応援で、こちらにお招きいただいたんです」

いちご「なんじゃ、そうかぁ……しかも洋榎の応援いうことは、試合中の応援は期待できんのう」

京太郎「はい、そればっかりは……でも、いい試合になると思っていますから。頑張ってください!」

いちご「うむ、任せるんじゃ!」

良子「さて、話は済みましたね。うちの控室に来る約束ですよ」グイグイ

京太郎「う……い、いえ、そろそろ時間が――ほら、試合始まりますし」

良子「む――確かにそうですね。本当なら、その……試合前に、マッサージをお願いしたかったのですが……」モジッ

京太郎「それはまたの機会ということで――」

良子「本当ですねっ!? 約束ですよ!」カッ

京太郎「は、はいっ」ビビクンッ

良子「よろしい――では京太郎、副将戦の応援はお願いしますよ」

いちご「むー、戒能プロはええのう」

良子「あなたは昨日口説かれたのでしょう? それ以上を望むのは贅沢というものです」

いちご「わ、わかっとります」

京太郎「では、俺もそろそろ戻りますので……お二人とも、頑張ってくださいね」

良子「ええ」
いちご「うむ!」

・良子、いちご好感度+1


>>488
そですよー、↓2から名前上がった順なので、洋榎→セーラ、です
残り二名は出なかった扱いなので、まとめました


本当は選択肢会話にしたかったんですが、長くなりすぎそうだったので、諦めてます
洋榎との会話とかは、試合後に……たぶん

で、試合後までいけるかと思いましたが、全然いけませんでした……大阪編長いのう
とりあえず、今日はここまでにいたしとうございます

続きはできれば明日……できなければ火曜くらいにできれば、みたいな……
気長にお待ちくださいませ

では、ありがとうございました


週末までの仕事ぶっ込まれたので、そっち早めに仕上げて、それからにします
つまり今日は無理っぽいです

ノックは……その……
コンコン(3回)ということで、うん……


マジすかやべえ

ってことで、今日は頑張ります
時間はちょっと読めない……18:00とかそのくらいで

大阪編→第四週誕生日の人たち→最終日→全国大会
という流れですが、どこまでいけるかなー
派遣先は有珠山で決まってるので、今月は投票なしですね


~試合観戦、特別観覧席

京太郎「会場は違うけど、この特別席も二回目か……」

京太郎「前は菫さんが一緒だったけど、今日は一人……一人だと持て余すな、この部屋」

コン、コンッコンッ
京太郎「ん、んん?」

京太郎(怜さんたちか……? いや、普通のチケットだと、この部屋がある通路には入れない……)

京太郎(試合間近ってことを考えると、選手の方たちではない――)

京太郎「……会場スタッフの方でしょうか?」

「いえー、私ども、マンスリー麻雀パラダイスの取材スタッフなのですが――」

京太郎「………………えっ」

「こちら――えーっと、須賀京太郎さんのお部屋でお間違いないでしょうか?」


>返事選択
1 はい、そうですが
2 いいえ、違います

安価↓2


京太郎(む……どこから聞きつけられたんだ? いや、会場内で見られたか……)

京太郎(だとしても、なんの用だ……取材かな。うーん、けど勝手に取材受けて、変なことになるのもなぁ……)

京太郎(それに、今日の俺は洋榎先輩の応援と観戦に来てるんだし、集中できないのも困る――)

京太郎(――よし)

京太郎「……いいえ、違いますけどー(裏声)」

「おっと、そうでしたか……失礼しましたー」

京太郎「ふぅ……お、試合が始まる」


~少年観戦中……


京太郎「先鋒と次鋒までは、拮抗してるな……大阪が少し優勢に見えたけど、運が及ばなかったってとこか」

京太郎「動くとしたらそろそろ……中堅戦からだな。おっ、先輩たちだ」


洋榎『さて、今日は京太郎も来とることやし――悪いけど、飛ばさせてもらうで』

セーラ『そう簡単にやらせるか。っちゅーか、流れは大阪のほうにあるからな……ここで俺がデカいの当てたら、大将まで待たんでも決着やろ』

いちご『ふ、二人だけに盛り上がらせんけぇの! ちゃちゃのんも、今日はやる気が違うんじゃ!』

松山の中堅(……いつもはやる気ないの?)


『さすが、同学年三人が卓を囲むとあって、盛り上がっているようですねぇ』
『若手三人ですからね、勢いと華やかさがあります――その勢いを松山のベテランがどう止めるか、見どころになると思います』


京太郎「えーっと、最近五試合の牌譜は見られたはず……お、これか」

京太郎「うお、松山の人安定してるな……いちごさんは、一軍デビューから間もない。戦績としては、ちょっと負け越し……」

京太郎「こう言っては悪いけど、広島的には興業目的で、いちごさんを中堅にしてる感じか……けど、ここで活躍を見せれば、その評価は覆らせられる」

京太郎「頑張りどころってわけだ……で、大阪ダービーのお二人は、と」

京太郎「まぁ知ってたけど、洋榎先輩の防御率はすごい……チーム内では実は一位。セーラ先輩はチーム二位の打点率、だけど失点も多い……」

京太郎「勝ち越し率は五分で、勝ったときの稼ぎはセーラ先輩が上――負け越しでのマイナスは、洋榎先輩のほうが小さい――」

京太郎「……なんていうか、盾と矛の試合だな」


『――天王寺の盾、大阪の矛。どちらに軍配が上がるでしょうかっ』


京太郎「うわああああああ、感想かぶったああああああああああ!」

京太郎「くそっ、なんか恥ずかしい……ふぅ、しかし――これはどっちが勝つか、読めないな……」


>勝敗予想
1 洋榎先輩が守り勝つかな?
2 セーラ先輩が稼ぎそう
3 いちごさんが奇跡を起こす……とか

安価↓2


京太郎「うーん……全国時の戦績でも、大阪のお二人が拮抗……いちごさんは、少し劣る感じだけど――」

京太郎「なんとなく――今日はいちごさんが、麻雀の神に愛されてそうな気がする」


ちゃちゃのん(――はっ! な、なにやら期待されとる感じがするのう!)

洋榎「んー? なんやいちご、調子よさそうな顔しとるやん」

セーラ「ほー、要警戒やなぁ、これは」

松山さん「……試合中は、なるべく静かにね?」


京太郎「……マジでいちごさんに牌が集まっていくな」

京太郎「これは洋榎先輩、ちょっと厳しそうだな……まだイーシャンテンだ」

京太郎「あ、いちごさんが鳴いて――張った。セーラ先輩も、リーチはしないけどダマで張ってる……くっ」


>簡易勝敗判定
雀力+コンマで判定

洋榎 160+↓1
セーラ 150+↓2
いちご 120+↓3


洋榎 160+98=258
セーラ 150+64=214
いちご 120+36=156


京太郎「――奇跡は起こらないから奇跡って言うんですよ、か」

京太郎「しかし、洋榎先輩はすごかった……一局は二人の上がり牌をギリギリまで集めて、溢れそうなところで松山の53手に差し込んだ」

京太郎「次の曲ではしっかり上がって、次も下りる素振りを見せながら――二人にリーチをかけさせた上で、満貫和了」

京太郎「締めるとこはしっかり締めて、攻めるとなったら冷静に前に出てる……」

京太郎「実力は同じくらいのはずなのに……この一局に限っては、洋榎先輩はセーラ先輩を圧倒してたな」


洋榎『せやろ』

セーラ『いきなりなんやねん……』

洋榎『いや、京太郎が絶賛しとるんちゃうかなと思て』

いちご『こ、こんなはずではっ……』

セーラ『俺もやて……はー、くそっ! 一局目で完全に歯車狂ったなぁ。無理に上がりにいってしもたわ』

洋榎『おかん曰く――』

セーラ『は、監督?』

松山さん『愛宕元プロの助言ですか、気になりますね』

洋榎『ええ女は、家庭も子供も守る――けど、それ以上に点棒を守るもんや』

セーラ『お、おう……え、なにそれ。いつ言うてたん?』

洋榎『たぶん小学校上がる前やった思うけど……まぁとにかくや。守備いうんはそれだけ大事いうことやな、自分の流れは待てるし、相手のリズムも崩せるわけやし』

セーラ『……俺は聞いてないなぁ』

洋榎『高校んときはあれやぞ、長所伸ばさせんのが一番やて指導してたらしいし』

いちご『ずるいんじゃあ、自分だけ!』

洋榎『ずるいことあるか! さて、これで天王寺の勝ちはもろたも同然やな』

セーラ『ぐっ……あーあ、ベンチ戻りづらいわ』

いちご『ちゃちゃのんもじゃあ……』

松山さん『……良子に託しましょう』


京太郎「……うーん、予想は完全にはずしたなぁ。いちごさん、あと一歩って流ればっかりで……まぁ今回は、相手が悪かったってやつか」

京太郎「俺としては、応援しにきたチームが、それも洋榎先輩が勝ったわけだし、もっと喜ぶべきだな――うん、そうだ」

京太郎「お疲れさまでした、洋榎先輩――かっこよかったですっ」


洋榎『せやろ』

セーラ『それはもうええねん!』

いちご『あああああ、次のスタメンが遠のくのう……』


・いちご好感度+2
・洋榎好感度+2


~試合終了

京太郎(その後――良子さんが稼ぎ返したものの、中堅戦での天王寺のリードは覆らず……)

京太郎(今日の試合は天王寺が一位、続いて松山、大阪、そして広島という結果に終わった――)

良子(待ちなさい、私の活躍をもう少し――)

京太郎(すいません、メインは洋榎先輩なので……)

良子(……解せません)


~天王寺控室

京太郎「――し、失礼しまーす」

「おお、派遣執事!」
「応援ご苦労、大勝利やったで!」
「褒めてー、京ちゃん褒めてー!」

京太郎「お、お疲れさまです、おめでとうございます……あの、京ちゃんっていうのはやめてください」

「いーじゃん京ちゃーん」
「いや待て、洋榎がキレそうなっとる!」
「ああ、それはあかんわ!」

洋榎「な、なってませんてっ」

京太郎「洋榎先輩っ、すごかったですよ!」

洋榎「……ん、ま、まぁな」

京太郎「なんていうか、全員の手どころか山の中まで全部見えてるような――完全に掌握した動きでしたね」

洋榎「まぁ――あれや。呼んどいた手前、負けるわけにもいかんやろ。そんなとこ見せたら、京太郎に舐められそうやし」

京太郎「舐めませんって……けど、今日のを見て、より尊敬したのは本当です」

洋榎「……ん、そうか。ええとこ見せた甲斐あったな!」

京太郎「はい――」


>返事選択
1 素敵でした!
2 個人決勝の照さんみたいでした!
3 まるで健夜さんみたいでした!

安価↓2


京太郎「素敵でした……それ以外の言葉が見つからないくらいですっ」キラキラキラッ

洋榎「」

洋榎「ぁ――そ、そら、おおきに……いや、っていうか、な……なに、言うてんねんっ……」////

「照れとる」
「めっちゃ照れとる」
「タコみたいになっとる」
「っつーわけで、お前の能力はバレバレのヒョウモンダコ」

洋榎「だ、誰がヒョウモンダコなんですか! 京太郎も京太郎やっ、ワンパな褒め言葉は手抜きやろっ!」ビシッ

京太郎「けど――本当に、素敵だったので……」

洋榎「//////」ボシュゥッ

「こいつちょろいな」
「ちょろすぎて心配や……」
「おかしな男に引っかからんかったらええけど……」
「京ちゃんの資質をチェックせなあかんか……」ガタッ

京太郎(なんか言いだしたぞ……)「あの、洋榎先輩、大丈夫ですか?」

洋榎「あああああ、当たり前やっ、なんともないわ!」

京太郎「そ、そうですか。ならいいんですけど……とにかく、今日はおめでとうございます」

洋榎「ま、長い長いペナントの一試合やけどな……けどまぁ、自分ヒーローで勝つんは、やっぱ気持ちええわ」

・洋榎好感度+3


京太郎「では、俺はこれで失礼しま――」

「まぁ待たれよ」ガシッ

京太郎「」ビクッ

「これからミーティングして、そっから寮で飯やねんけど――」
「まぁ軽い祝勝会もするわなぁ、ダービー勝ち越したわけやし」

京太郎「は、はぁ、そうなんですか……」

「――来るやろ?」

京太郎「…………え、えーっと」チラッ

洋榎「…………?」

京太郎(助けてくださいっ!)パクパク

洋榎(…………いや、無理やろ)

京太郎(そこをなんとか!)

洋榎(ふんっ、人をからこうた罰ちゃうか?)

京太郎(からかってませんって! 本当に素敵だったんですっ)

洋榎(っっ……あ、あほやなっ、お前はほんまぁ……)

洋榎「…………えーっと、その、先輩ら――」

「おう?」
「洋榎もそのほうが嬉しいんか、んん?」
「大丈夫やて、ちゃんとお前の隣に座らせたるし」
「まぁ、ちょこーっと? お猪口にお酌はしてもらうけど~」

京太郎(楓さんみたいなこと言いだしたぞ……さっきはアシモフだし)

洋榎「………………」ムー

京太郎(先輩、頑張ってください!)


>洋榎返事選択
1 ……わかりました(敗北)
2 すんません、今日はうちとこいつで、実家帰りますんで

安価↓2



洋榎(……まぁ、京太郎に意地悪してもしゃーないしな)

洋榎「えーっと、すんません……実はうちとこいつ、今日は実家のほうに顔だす予定なんですよ」

京太郎「……えっ?」

「……本人、驚いてるけど」

洋榎「まぁこいつに言うてませんでしたし――あ、でも寮のほうには言うてありますし、チームマネにも言うてますから」

「確認してー」
「りょうかーい」プルルルルル

「……マジやったわ」
「マジか……」

京太郎「――え、マジなんですか?」

洋榎「今日来るて言うたら、久々に顔ださせぇておかんがなぁ。キヌも楽しみにしとったし、ええやろ?」

京太郎「まぁ……新幹線はギリギリにしましたから、まだ時間ありますし」

洋榎「おし、決まりやな! っちゅうことで、うちらはこれで失礼しますー」

「むううううっ……せっかく男子高校生がおる、華やかな飲み会になると思たのに……」
「まーたモテへん女同士の慰め合いかぁ……」

京太郎(……なんかどこの寮でも同じこと言ってる気がする)

「まぁしゃーないわ。恋人の親御さんへの挨拶は、基本やしなぁ……」
「洋榎も彼氏持ちか……爆発しろドあほ」

洋榎「――――へ?」

京太郎「な、なに言ってるんですかっ!?」

「隠すなあああああああ!」
「余計惨めになるやろ!」
「わざわざ女の家で両親に会うてっ、そういうことやろが!」

洋榎「ちゃ、ちゃいますわっっ! なに言うてるんで――」

京太郎「そ、そうですよ! これは、その……お、俺の親と先輩の親が昔からの知り合いで、その縁で俺のこともよくしてくださってるからで――」

洋榎「ちょっ、おまっ、アホ――」

京太郎「へ?」

「お、お、お……」
「幼なじみ属性きたああああああああ!?」
「なんやそれ勝ち確やんけ!」
「さ、ささ、最近の幼なじみは負け確やから……」

京太郎「あああああああ、さらなる誤解を!」

洋榎「どない収拾つけんねん!」


 ――宥めるのはマネージャーさんに任せて、ひとまず撤収しました。


~愛宕家

洋榎「はぁ、明日からどないしょ……」

京太郎「ど、ドンマイですっ」

洋榎「誰のせいやと――はぁ、もうええわ。とにかく上がり……ただいまやでー」

京太郎「あ、はい……こんばんは、お邪魔しますー」

雅枝「おう、おかえりー。京太郎も、よう来たなぁ」

京太郎「お邪魔します、えーっと……監督?」

雅枝「千里山の子になるんやったら、いつでも歓迎すんでー」

京太郎「お邪魔します、雅枝小母さん」

雅枝「おばさん言う響きが気に入らんなー」

京太郎(どうしろと……)


絹恵「千里山の子になるてどういうことなん!?」ダッ

京太郎「あ、絹恵さん――お久しぶりです、こんばんは」

絹恵「京太郎くんっ! よう来てくれたなぁ、待っててんで~。ほら、上がって上がって♪」

京太郎「はい、お邪魔します」

絹恵「うんっ……あ、お姉ちゃんもお帰りー」

洋榎「こらこらこら! 実の姉に対して、なんか軽ないか!?」

絹恵「えー……でもほら、京太郎くん来てくれてるし」

洋榎「むぐ……そ、それに京太郎も! なんでうちが先輩で、キヌはさんやねん!」

京太郎「え……えーっと、なんででしょうか?」

絹恵「そない呼んでって、私が言うてんもん」

京太郎「そういえばそうでしたか……けどもう長いことそう呼んでますし、慣れちゃいましたね」

絹恵「ふふっ、そうかなぁ? 恥ずかしいけど、嬉しいわぁ」

洋榎「……うちも、そっちにせえ」

京太郎「え?」

洋榎「姉妹でわける必要ないやろ! 今日から、うちも……ひ、洋榎さんて呼ぶようにしぃ!」

京太郎「……えーっと、はい……洋榎さん」

洋榎「…………っっ!」トゥンク

絹恵「むぅ……なんかお姉ちゃん、前とちゃうなぁ。ちょいちょい九州でも会うたりしてるし、そのとき京太郎くんとなんかあった?」

洋榎「な、なんもあらへんてっ。あー、それより今日は疲れたなー、飯できとるかー?」

雅枝「はいはい、もう冷めるとこやで。手洗いしてき……京太郎、ちょっと」グイッ

京太郎「お? はい、なんでしょう」

雅枝「…………娘二人は、親の私が言うのもなんやけど、ようできた子らやし、器量もええ」

京太郎「ですね」

雅枝「けど――どっちもはやれん。それはお父さんも同じ意見や、ええな?」

京太郎「…………はい。いや、あのですね、俺たちそういう関係では――」

雅枝「そういう関係になる前に、はっきりしとくいう話や……ま、どこの親でも姉妹両方やるわけあらへんし、当たり前のことやけどな」

京太郎「そ、そう、ですね……肝に銘じておきます」

雅枝「よろしい――ほな、手ぇ洗ってきぃ」

京太郎「お、押忍!」


松実父「ふぇっくしょい!」

玄「お父さん、風邪?」

宥「最近、また寒いから……」

玄「夏場だし、汗かくくらいだよ、お姉ちゃん……」

松実父「うーん、誰かが噂でもしてるのかな……しかし私が体調を崩す前に、京太郎くんに継いでもらわないとなぁ……両方もらってくれてもいいから」ボソッ

玄「……お父さん?」

宥「変なこと考えないでね?」ニコッ

松実父「は、はい……」


~夕食

洋榎「久々のオカンの飯、やっぱうまいなぁ」

雅枝「よう噛み締めや……あとあんた、試合後のあれなんやの」

洋榎「あれて?」

絹恵「家庭と子供と点棒っていうやつ」

洋榎「言うたんオカンやろ?」

雅枝「アホ、あれはお父さんが言うたんや」

京太郎「ぶっ!」

愛宕父「お、そうやったか?」

絹恵「しかも本人忘れてるし……」

洋榎「まぁええやん。結果的に、うちが守って大勝利やったわけやしな」

京太郎「はい、お見事でした」

雅枝「セーラの出来には色々言いたいけど……まぁ、今日のはええ試合やったわな」

絹恵「さすがお姉ちゃんや」

洋榎「せやろー、さすがやろー?」

愛宕父「おう、さすが俺の娘や! よし、ご祝儀に小遣いやろ」

洋榎「ほんまか!」

雅枝「もう稼いどる娘にやらんでええ」

愛宕父「あ、はい……」

洋榎「毎月の小遣いは制限されとんのに……」

愛宕父「うーん、けどもう祝儀袋に入れてしもたもん、もっかいだすんも――お、そうや。京太郎にやろか」

京太郎「は!? い、いや、嬉しいですけど申し訳ないので、遠慮します……」

愛宕父「ええねんてっ、かまへんかまへん! 須賀に借りとった金返すだけやし!」

京太郎「それこそ親父に渡してくださいよ! 雅枝小母さん、なんとか言ってください!」

雅枝「千里山に通うとったら止めたけど、いまのあんたは、一人暮らししてる知り合いの子やしなぁ」

洋榎「娘と扱い違いすぎやろ!」

絹恵「京太郎くん、もろといたら? 色々頑張ってるんやし、来月の滞在費にもなるんやし」

京太郎「いえ、そういうわけにも……小父さんも、付き合いなんかでなにかと入り用でしょうし」

雅枝「……娘の友達に懐具合心配されてんで」

愛宕父「……泣けてくるわ」グスッ

洋榎「あーあー、おとん泣いてしもたわー」

絹恵「京太郎くん、あかんやん」

京太郎「俺のせいですか!?」


>行動選択
1 わかりました、親父に返しておきます
2 ……もう、洋榎さんにあげてはどうでしょう
3 絹恵さんも、来月の滞在費で入り用では?

安価↓2


・洋榎好感度+4

京太郎「では、当初の予定通り、洋榎さんに差し上げてはいかがでしょう――九州のほうに来ていただいたり、俺もお世話になっていますから」

洋榎「京太郎……」ジーン

雅枝「……ま、今日は頑張ったみたいやしな。無駄遣いせんように」

洋榎「ええんか! おとん、おおきにな!」

愛宕父「おう、これからも頑張るように」

絹恵「よし、私ももっと頑張ろ……っ」

京太郎「ですね。来月は、その絶好の機会なわけですし」

絹恵「うん!」

雅枝「私も絹恵もおらんようなるけど、プロのお姉ちゃん家に呼ばんようにな」ジロッ

愛宕父「よ、呼ばへんわっ。俺は雅枝一筋やぞっ! なぁ、京太郎!」アセッ

京太郎「俺ェ? えと、はい……小父さんは、見るからに誠実そうですからね」

愛宕父「せ、せやろー?」

雅枝「須賀のお父さんと、ええ店行っとったんやろ?」ニコッ

愛宕父「」

洋榎「……京太郎かて、色々やっとるしなぁ」

京太郎(飛び火した!?)

絹恵「……どういうことなん、お姉ちゃん」

京太郎「ご、誤解ですって……」

洋榎「海ではいちご口説いとったんやろ?」

京太郎「ごふっ!」

雅枝「ほう……」

愛宕父「ど、ど、どういうことや京太郎!」クワッ

雅枝「あんたがいいな」

愛宕父「」ハイ

絹恵「そ、そうなんっ、京太郎くん!? やっぱアイドルがええのん!? 一番ははやりんなんか!?」

京太郎「ごほっ、ごほっ……違います、落ち着いてください!」

絹恵「じゃあ嘘なん!? お姉ちゃん騙したん!?」

洋榎「いや、騙してへんで」

京太郎「ちょっとおおおおおおおおお!」

雅枝「なんやおもろなってきたな」

京太郎「楽しむのやめて!」

愛宕父「愉悦……」

京太郎「和のお父さんの口癖やめて!」

絹恵「原村を口説いとったんか!?」

京太郎「違いますってば!」


>行動選択
1 ちゃんと説明する
2 いちごを口説いてたと認める
3 はやりんを口説きたいことを認める
4 和を口説いたと言ってしまう
5 誰かを口説いたことはないと答える

安価↓2


京太郎「――じ、事実として、こう……いちごさんを口説いた格好にはなりましたけどっ」

雅枝「ほー」

愛宕父「」ガタッ

洋榎「クックッ……おとん、座っててええて」クククッ

愛宕父「」ストンッ

絹恵「そ、そんな……」フラッ

京太郎「わああああああああああ!? た、ただですねっ、それは――海に行ったとき、ミスターコンテストをやってたからで!」

絹恵「ミスコンと、なんの関係がっ……」

京太郎「その、途中の審査で、そういう企画で……アイドル佐々野いちごを口説け、みたいな感じになって……俺は部員の推薦で出場してましたので、結果として……」ゴニョゴニョ

絹恵「えっと……つまり、いちごさんのことが好きいうわけやない、と?」

京太郎「いえ、好きは好きですけど――」

絹恵「いやあああああああああああ!」

京太郎「恋愛感情ではないですっ、はいぃっ!」

雅枝「――まぁ、あれやな。一応、誰かと付き合うとるわけやなかったら、とやかく言われる筋合いはないわな」

京太郎「……いえ。俺は色んな人のご厚意を受けて、あちこちでお世話になれてるわけですから。軽々しく、そういうイベントに出るべきではなかったです」シュン

雅枝「……ヒロ」

洋榎「う……す、すまんかったな、京太郎……堪忍してや」

京太郎「いえ……大丈夫です。俺のほうが、勝手に取り乱してしまって」

絹恵「私も、ごめん……そうやんな、京太郎くんが誰を口説いてても……き、気にすることと……」ガタガタ

洋榎「めっちゃ震えてる! キヌ、すまんかったて……」

雅枝「正直に言えたいうことは、ほんまに特別ななんかはないいうことや……あんまり気にせんでええやろ」

絹恵「うん……うんっ、そうやな……」

京太郎(……俺はいったい、なぜこんなに必死になって言い訳してるんだろうか)

愛宕父(女心は大変やねん……いずれわかるで)

京太郎(すでにちょいちょいわかっちゃってるんですが……)

絹恵「要するに、私が口説かれるようになれ、いうことやな――頑張るわっ!」ゴッ

京太郎(なんだか妙な流れに……いや待て、これはもしかして……絹恵さん、俺のことを……そういう対象として見てくれてるのか!?)シャキーンッ

京太郎「お、俺も捨てたものじゃないのか……よし、俺も頑張ろう!」

洋榎「ふぅ……なんやようわからんけど、二人とも元気なったな」

雅枝「あんたはちょっと反省しぃ」

洋榎「か、堪忍……」


・絹恵好感度+2
・いちご好感度+1



京太郎(……でも、そうだな)

京太郎(なんだかんだで、俺は色んな人と二人で出かけたりしてるし……誰かとの真剣な付き合いっていうのも、少しは考えてみてもいいのかもしれない)

京太郎(もちろん、一人前になるための努力は当然だけど――)

京太郎(人生の潤いを求めるのも、同じくらい大事なんじゃないか……な?)

京太郎(っていうかぶっちゃけ――彼女欲しい! エンディング見ようよ!)

京太郎(うぅ、はっきりと――この人は俺に好意を持ってる、ってことがわかればいいのに……)


全員『なんでわからんねんっっ!!!!』



 というところで、今日はここまでです
 次回は大阪編の締め……の予定
 あるいはもうここで終わったという形にしておいて、適当なまとめから、誕生日の処理になるかも

 乞うご期待!(応えられるとは言ってない)
 では、ありがとうございました


~買ってないので、感想まとめの画像でチラッと見ただけですが

友清「…………」

煌「一年だったんですねぇ、友清」

友清「は、はい、実はそがんとでした」

姫子「そんわりには、思きしタメ口やったと……」

友清「なんもかんも、原作では出ないとわりきった>>1が悪かです……」

京太郎「……あ、これあれか。俺と同級生ってことか」

友清「そーなるとやね」

煌「つまり……来年も新道寺への派遣はある、ってことですかね」

姫子「ようやった友清ぉ!」

京太郎「えぇ……そうなる、のか?」

友清「嫌やったら、別に来んでもよか」プイッ

京太郎「……いや、別に嫌ではないけどな」

友清「……ふへへ」パァッ

京太郎「ただ、そうなると好感度の処理とか色々……」

煌「……ときめきからでいいんじゃないですか、この反応ですし」

姫子「……うちの一般女子が好感度162やし、そっからでよかとやろ」

京太郎「高すぎませんかね」

友清「べっっ……別に、そがん、こと……高ぅはなかち思うと……」カァッ

京太郎(やっべかわいい)

煌「まぁミカや明星さん、湧さんのキャラクターもミスってますしね。いまさら友清一人、どってことありませんよ」

姫子「そん通りよ。今日から友清は一年、素直で純朴な感じでいけばよか」

友清「は、はいっ」

京太郎「ただなぁ――」

煌「まだなにか?」

京太郎「……海で、友清は――あ、名前は朱里だっけ。朱里はナイスバディって感じにしちゃったじゃないですか」

姫子「あー……」チラッ

友清 改め朱里「な、なに見よっとですか! 京太郎もっ、やらしか目で見んな!」バシッ

京太郎「いたい」


 っつーことで、友清朱里さんは好感度162スタートです。一気に新道寺トップです。来年もいます、やったぜ。
 お身体のほうは、まぁあれです、みんなの目の錯覚でした
 コーチの須田山さんはおばーちゃんな感じですし、まぁいいでしょ
 監督の比与森さんは、善野さんと同じくらいかなー?
 まぁ赤阪さんが善野さんよりだいぶ下っぽいし、赤坂・サンディは可能、善野・比与森は不可能、でいこうか

 名前があるキャラはいつか出る、という想定をしておいて、安易に扱わないようにしよう
 ということで、しばらく多治比真佑子さんは出番なくなります(いまさら)


うわあああああああああ!
>>489で松山も中堅は新人になったとか書いてるクセに、松山の中堅ベテランにしてもうたああああ!

新人は急病にかかり、ベテランと差し替わりました
そんなドラマが舞台裏では行われていたそうな


ホビージャパンから出た憧ちゃのフィギュアなんですが、下着じゃなくて絆創膏装備でした……


画像はとっくに出てたのかー、それは見てなかった
届いて確認したらそうだったので驚いた次第


まぁそれはともかく、洋榎は誕生日にもらったメガネをして試合してた、という流れなのを忘れてました
なので、ちょっと触れておきます

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~食後 洋榎自室

京太郎「ふぅ……すいません、お待たせしました」

洋榎「おー、お疲れさん。オカンも別にええて言うてたのに、律儀に洗いもんしてくれるとはなぁ」

京太郎「むしろ洗い物しかできなかったのが申し訳ないですよ……それで、お話とは?」

洋榎「ふふふ……これや」チャッ

京太郎「ああ。試合中もかけてくださってましたね、これ……普段から?」

洋榎「んー、ここぞっちゅうときだけかな。今日はその、ここぞっちゅうときやったからな」

京太郎「試合中のジンクスみたいなやつですね。野球でも、ボックス入る前にする行動で、ジンクスかけてる人とかいらっしゃいますし」

洋榎「久も髪結んだりしとるしな」

京太郎「全国ではずっと結んでたような気もしますけどね……」

洋榎「まぁ――これつけると、なんやよう集中できるしな。成績も上がってきた気ぃするわ」

京太郎「気に入っていただけたようで、よかったです」

洋榎「で――どやった?」

京太郎「…………ええ、お似合いだと思いました」

洋榎「そ、そうか……ふふっ」ニヤー

洋榎「けどあれやねんなぁ……やっぱかけとると、オカンに似てきたやの、妹さんがどうのて、色々言われたりはするわ」

京太郎「洋榎さん的には、あまり好ましくないんでしょうか」

洋榎「いや、全然?」

京太郎「あ、いいんですか」

洋榎「まーその辺はどうでもええねんけど、うちを通してオカンやキヌも見られてる――っちゅう実感は湧くなぁて思て」

京太郎「麻雀界で愛宕家っていうのは、有名ですもんね」

洋榎「ただや、うちはそれでええとしても――オカンはともかく、キヌはどうやろなぁて思て」

京太郎「ああ……なるほど」

洋榎「キヌはサッカーでもええとこいったし、周囲に見られるプレッシャーには弱ない。けど、うちを通して見られて、余計なプレッシャーもらうんは、うちの望むとこやない」

京太郎「洋榎さん、絹恵さん大好きで妹想いですもんね」

洋榎「ま、まぁうちとこは仲良し美人姉妹で有名やからなっ」

京太郎「この業界、仲いい姉妹多いですね、ほんと……」

洋榎「まぁそれはともかく――キヌが嫌がるようやったら、メガネは控えよかなぁと思ててん。で、そうなったときのために、今日はちゃんと京太郎にも見せといたわけや」

京太郎「ありがとうございます……洋榎さんの強いとこ、見せていただきました」

洋榎「ふふん。で、や……キヌに聞いてみたけど、その辺は気にしてないみたいや。うちもメガネ似合うて周囲から言われて、なんや嬉しいらしいしなぁ」

京太郎「絹恵さんも、洋榎さん大好きで姉想いですしね……」

洋榎「ま、うちとこは仲良し――」

京太郎「それはもういいので」


洋榎「…………で、そうなるとや」

京太郎「うす」

洋榎「あとはメガネくれた京太郎が、実際見てどう思うかだけ、気にしとこ思てな。そんで、わざわざうちの部屋に呼んだわけやねんけど」

京太郎「俺からは、さっき言った通りです。それにプレゼントしたものですし、試合でも使っていただけるなら、これほど嬉しいことはありません」

洋榎「ん――ほな、これからも使わせてもらうわ」チャッ

京太郎「あ、外しちゃうんですか」

洋榎「言うたやろ、これはとっておきや♪」

洋榎「誰にでも気安う見せるもんとちゃう、勝負メガネ――いうことやな」

京太郎「……そうなると、強くなればなるほど、拝見できなくなるってことですね」

洋榎「そやなぁ……まぁそんときは、京太郎だけがうちのメガネ姿、独占できるちゅうわけやろ」

京太郎「え、いいんですか?」

洋榎「言うたやろ――誰にでも気安う見せるもんちゃう、勝負メガネやもん♪」カチャッ

京太郎(…………かわいい)

京太郎「……照れますね、それは」

洋榎「おー、赤なっとるやん。こんな美少女にそんなん言われたら、やっぱそうなるわなー」グリグリ

京太郎「はい、なります」キリッ

洋榎「」

洋榎「そ、そうか――」

洋榎「うん…………よしっ、話終わり!」カァッ

京太郎「え、そんな唐突に――」

洋榎「そろそろ帰らなあかん時間やろ。見送ったるから、準備しぃやー」

京太郎「え――うおっ、もうこんな時間ですかっ」

洋榎「ほい、出た出たー。こんな部屋着であれやし、もうちょいええ服で見送ったるからなー」

京太郎「お着替えでしたらお手伝いを――」

洋榎「あ、あほか! ええから出てさらせ!」ゲシッ

京太郎「あうっ! し、失礼しました……では」


京太郎「……つい執事の教えが出てしまった。けど、人によっては危ういからな……ついでも言わないよう、気をつけないと」


照「ドンと来い」ムフー

春「いつでも、手伝ってもらう準備はある……」

シロ「楽できるし、ありがたい……」

和「私の服、着るのに意外と時間がかかりますから……助かります、ええ本当に助かります、他意はないです」


京太郎「……ガチで気をつけよう」


・洋榎好感度上げようと思ったけど選択肢ないので上げないことにします(怠慢)


小蒔フラグの一つです
フラグ5個溜まれば、思いだす予定でした
が、なぜか4/7で思いだしてる現状、管理ミスってた……
まぁ10スレ目のそれは、姫様といないと思いだせないやつだったので、2ポイント分ってことで(震え声)

最近は少し余裕あるのですが、かなり更新サボってる気がしなくもないです
ちな週末は旅行です、またサボります


~超番外 次世代を背負うもの 対談・宮永照と西住まほ (提供MHK・SHK)


照「――まほ、みほさんに甘すぎない?」

まほ「そんなことはない。確かに、多少は妹に対して融通を利かせてしまうが、適度な厳しさも残している」

照「じゃあここ――カチューシャさん睨みすぎでしょ」

まほ「大隊長に従うのは当然だ。真っ当な意見ならともかく、副隊長が難癖つけるべきではない」

照「あとエリカさんに厳しくない? みほさんの作戦やらに突っ込み入っただけで」

まほ「内容についてならともかく、名称についてはお門違いだと思っただけだ。みほへの対抗心が、エリカにとってプラスになればいいとは思っている」

照「じゃあ次、ここなんだけど――」

まほ「待て、私だけ言われるのは公平ではない。私からも言わせてもらおう」

照「……どうぞ」

まほ「そうだな――では大きい点として、妹がいないという発言について言わせてもらおう」

照「アニメ版だけだからセーフ。あと、悪い意味ではない」

まほ「知っている。自分の妹ということで騒がれたりして調子を崩さないよう、無関係を装ったことはわかる。だが、それが甘いと私は感じた」

照「普通はそうするでしょ。卓上に他の要素を持ち込むのは、雀士の矜持に反する」

まほ「それは個人の問題だ。勝負事の前に他者を気遣うことは、真剣勝負の醍醐味を壊している。そこまでの気遣いは、優しさを通り越して甘やかしになるぞ」

照「これだから戦車脳は困る。利用できるものならなんでも利用し、有利に立とうなんて考えは、麻雀にはない」

まほ「戦車を馬鹿にするな。それに、卓上でブラフを多用するのは麻雀の専売特許だろう。それこそ、利用できるなら同卓者すべてを利用するくせに」

照「卓上と卓外を一緒にしないでほしい」

まほ「戦車道は生き方そのもの。その個人の抱えるすべてが、戦車道に表れるんだ。だからこそ、戦車道の戦術戦略には個人が見える――隊長の色を最大限に魅せなければ、意味はない」

照「麻雀こそ究極の個。卓を前に、牌を前にすれば、それはもう俗世とは切り離された空間――余計な横槍も陰口もない、剥きだしの自身をぶつけ合うことになる」

まほ「だから私は妹に甘いのではなく、戦車道にまっすぐなだけだ」

照「私は妹に甘いわけじゃない。麻雀に対して真摯でありたいだけ」



京太郎「…………とのことですが、どうでしょうか。妹さん方」

咲「なにこれ、テレビ放映されるってわかっててこれなの? 私が恥ずかしすぎるんだけど」

みほ「お、お姉ちゃん……うぅ、嬉しいんだけど、恥ずかしいよ……」

京太郎「優しいお姉さんを持つと大変ですね。どうぞ、紅茶のお代わりを」

みほ「あ、ありがとうございます……須賀さん」

咲「ありがと、京ちゃん」

みほ「……仲がよろしいんですね。お二人は、恋人同士なんですか?」

咲「そ、そそっ、そんなんじゃ――」

照「それは違う。京ちゃんは私のお婿さんだから。京ちゃん、私もお代わり」

京太郎「はいはい、どうぞ」

まほ「……えっと、いま聞き捨てならない事実があったんだけど……須賀くんは、照の婚約者なの?」

照「そう」

京太郎「違いますから!」

まほ「なんだ、照の妄想か」

みほ「お、お姉ちゃんっ、そういうこと言うのは、あんまり……」

まほ「みほ、厳しいようだがこれも照のためだ。友人として、彼女をストーカーにするわけにはいかない」

照「……友人なら恋路を応援すべきでしょ。自分に男っ気がないからって、僻まないでほしい」

まほ「なんだと……っ」

咲「お姉ちゃん! すいません、西住さん……お姉ちゃんには私が言って聞かせておきます」

みほ「なんて?」

咲「京ちゃんは私のだからって」

みほ「」

照「咲こそ妄想はやめたほうがいい」

まほ「……だめだこの姉妹、早くなんとかしないと」



 劇場版届いて見直してたら、なんかやりたくなった
 カチューシャにガンつけするまほさんマジシスコン
 継続がパーシング三両潰すとこほんとすこ


ですね、臨海にいたとき、家元が来てたって話はしました
照まこの絡みも、その辺に前後して入れてたような

さて、更新予定は明日にします。時間は17:00、あまり安価ないはずなので
7月第三週日曜の締め、エイちゃん誕生日、理沙誕生日、7月最終日
までできたらいいけどなー、俺もなー

ではごきげんよう


~愛宕家

京太郎「では、今日はありがとうございました。これで失礼します」

洋榎「おう、まったなー」

絹恵「京太郎くん、またね。来月、東京で」

雅枝「身体に気ぃつけて。大会は万全の状態で臨むようにな」

京太郎「はい、ありがとうございます」

愛宕父「どっちかとどうこうなっとったら、泊まっていかせるんやけどなぁ……」

京太郎「小父さん、そういうこと言ってると、先輩方に嫌われますよ……」

愛宕父「せやろか」

雅枝「あんたら二人はちょっと黙っとったほうがええな」

二人『はい』

絹恵「ど、どうこうなっとらんかっても、泊めてええんとちゃう!?」

雅枝「それはさすがに私が許さん」

洋榎「でも京太郎やで? なんもあるわけない思うけど」

京太郎(ひどい)

雅枝「一理あるけど、世間体いうもんがある。派遣執事が未婚女子二人もおる家から朝帰り、なんちゅう噂が立ったら困るやろ」

絹恵「そ、それはそうやな……京太郎くんに迷惑かけるんは、うん」

京太郎「お気遣いいただき、ありがとうございます」

雅枝「それで千里山に来れんようなったら困るしな」

洋榎「合宿でも旅行でも平気やったのに……」

雅枝「ほんなら、そういうことは合宿でやったらええ」

絹恵(はぁ……最大のチャンス、活かすべきやったなぁ……)

京太郎「では――みなさんもお元気で。失礼します」


~新幹線

京太郎「ふぅ、すっかり遅くなったな……とりあえず帰ったら、簡単に明日の仕込みして、明日は学校行って――」ウツラウツラ

京太郎「zzzzz……」



~二年目7月第三週日曜 終了


●現在のステータス 称号:春のインハイチャンプ

 雀力:22→2420
 レベル25 指導の大成功補正±2 大成功(トップ)ボーナス+24
 技能経験値:568

 所持スキル
【ディメンジョンシュート】師:戒能良子
 補正後コンマにゾロ目があれば、ロン和了。
 ゾロ目扱いなので、他者ゾロ目と競合は、こちら優先。

【カッパーシュート】師:戒能良子
 出上がり時の打点コンマを1.5倍にする(小数点以下四捨五入)
 1.5倍で満貫以上の数字になる場合は満貫に、元が満貫以上の点数はそれぞれ一段階上昇
 判定コンマが二桁偶数キリ番(20、40、60、80)でも和了可能に

【鼓動のリズム】師:瑞原はやり
 コンマ40台なら打点二段階下降で和了、50台なら打点変わらず和了可能

【一意専心】師:野依理沙
 自分に対するデバフを半減、自身コンマ補正+25
 他家のゾロ目ツモに最低打点でカウンター(任意)
 ※任意カウンター、親かぶりで逆転可能なタイミングなど、選択でカウンターを見逃せる

【沼の淵】師:大沼秋一郎
 自分の和了判定偶数時、放銃しなくなる。一度だけ相手のツモをキャンセル可能

【国内無敗・劣】師:小鍛治健夜
 和了判定二位でも和了可能。自分の和了時、常に打点一段階上昇

【破竹の火力】師:三尋木咏
 和了判定で一位和了、かつ二位と20以上の差があった場合、特殊打点判定(咏のものとは異なる)に
 『特殊打点表』
 子の場合で、01~20が5200、21~38が6400、39~53が7700、54~68が満貫
 69~80が跳満、81~90が倍満、91~96が三倍満、97~が役満
 『補足』
 特殊効果勝利(リズム、カッパーのキリ番など)の場合、この効果は反映されない
 ゾロ目和了(ディメンジョン含む)の場合は、無条件で反映される
 打点コンマがゾロ目、キリ番等でも、この能力が優先される。ただし、聖なる数字は役満のままとする
 打点上昇判定(無敗劣の一段階上昇など)は、そのまま反映される
 カッパーのコンマ数値変動も反映、ロン和了で発動し、打点コンマ65以上なら役満確定

【追いすがる意思】師:藤田靖子
 四回目判定(二回判定の対局なら二回目)で三位以下時に+50の補正、打点一段階上昇効果を得る。和了すれば連荘のたび+40、+30と補正値は減っていく。
(この能力での補正が+0になる、もしくは和了を止められる、あるいは一位になると終了)
 ディメンジョン発動の場合は、ディメンジョンで処理。打点上昇、連荘の補正効果減少は発動。

【八咫鏡】オリジナル
 ??・婚期代償を除く、最上級優先度スキル
 他者のすべての異能・技能を反転(=打点変更は元に戻る)させる。
 (+補正は-補正に、-補正は+補正に。半減は倍に、特殊判定は効果を逆転、勝利は敗北に)
 この異能の効果が関与して和了に至った場合、流局にはならない
 また、この異能の効果でバフ・デバフが変動し、流局条件を導いた際も、流局にはならない


 執事:237→1555
 レベル15 大成功補正±1 大成功ボーナス+14
 雑用:231→578 レベル6 大成功ボーナス+5

【たこ焼きマイスター】5/5
 大阪二校での差し入れ時、好感度上昇対象に2人選択可能な【黄金たこ焼き】を差し入れできる
 その際、片方には判定結果に加えて、好感度+1のボーナスがつく
 ただし、週に二回まで。また、一度使用後は、二日空けなければ再使用はできない

【マッサージ+1】
 マッサージ時の執事成長、好感度成長に+1ボーナスされる

【北の食材取扱い資格】5/5
 有珠山での差し入れ時、成長ボーナス+1(執事、好感度)


 家宝
・石戸霞の笑顔の写真
・石戸霞のミニスカ巫女メイド姿の写真
・愛宕絹恵の龍門渕メイドコス姿の写真
・狩宿巴の麗しい袴姿(赤面&笑顔)の写真
・石戸従姉妹のツーショットおもち押し合い写真
・高1渋谷尭深のプライベート水着ショット
・割烹着たかみーの写真
・シロのイヤリング装着(髪かき上げ、やや照れ、頬染め)顔写真
・メイド服明華の凛とした佇まい写真
・成香&揺杏&由暉子の制服フリルエプロン写真
・はやりん下ろし髪+銀細工髪留めの振り返り写真
・たかみー自画撮りビキニ写真


●女の子好感度
嫌い < 普通 < 友人 < 好き < 大好き < ときめき<<<<<<<超ときめき状態
(~0、0~5、6~25、26~60、61~99、100~、1000~)

【清澄】新入部員(二年時)男子好感度:敬愛 女子好感度:ときめき
・宮永咲   ??→222(ときめき) デート1回
・片岡優希  15→123(ときめき)
・原村和   10→259(ときめき) デート2回
・染谷まこ  15→119(ときめき)
・竹井久   18→189(ときめき) デート1回
・室橋裕子  53→99(大好き)
・加藤ミカ  57→120(ときめき)

・福路美穂子 44→55(好き)※エンドなし?
・加治木ゆみ 64→76(大好き)※エンドなし?

【白糸台】※男子好感度:親友、女子好感度:63
・宮永照   20→174(ときめき) マッサージ経験済 マ:1 デート1回
・弘世菫   23→124(ときめき) マッサージ経験済 マ:1 デート1回
・渋谷尭深  23→107(大好き) マッサージ経験済 マ:1
・亦野誠子  25→68(大好き) マッサージ経験済
・大星淡   26→135(ときめき) マッサージ経験済
・多治比真佑子51→56(好き)※エンドなし? ※原作で出るまで出番消滅

【龍門渕】
・井上純   32→37(好き)
・沢村智紀  21→30(好き)
・国広一   31→36(好き)
・龍門渕透華 14→23(友人)
・天江衣   20→29(好き)
・杉乃歩   25→30(好き)※エンドなし

【阿知賀(雑用大成功1)】
・松実玄   35→118(ときめき) マッサージ経験済
・松実宥   27→119(ときめき) マッサージ経験済
・新子憧   37→128(ときめき)
・鷺森灼   32→98(大好き) マッサージ経験済
・高鴨穏乃  25→76(大好き) マッサージ経験済
・志崎綾   31→39(好き)

・岡橋初瀬  37→45(好き)※エンドなし?
・巽由華   28→34(好き)※エンドなし?
・小走やえ  30→40(好き)※エンドなし?
・佐々岡よし子28→34(好き)※エンドなし
・桐田凛   21→27(好き)※エンドなし
・辰己春菜  29→35(好き)※エンドなし
・ギバード桜子28→34(好き)※エンドなし
・新子望   24→30(好き)※エンドなし?

【宮守】
・小瀬川白望 28→207(ときめき) デート1回
・エイスリン 31→120(ときめき)
・鹿倉胡桃  20→67(大好き) マッサージ経験済
・臼沢塞   25→97(大好き)
・姉帯豊音  27→127(ときめき)

【永水(雑用大成功1)】
・神代小蒔  17→90(大好き)
・狩宿巴   22→193(ときめき) デート1回
・滝見春   13→227(ときめき)
・薄墨初美  36→81(大好き)
・石戸霞   28→134(ときめき)
・石戸明星  34→68(大好き)※エンドなし?
・十曽湧   13→24(友人)※エンドなし?


【姫松】※男子好感度:親友、女子好感度:77
・上重漫   39→98(大好き)
・真瀬由子  37→80(大好き)
・愛宕洋榎  32→114(ときめき)
・愛宕絹恵  41→116(ときめき)
・末原恭子  44→89(大好き)
・赤阪郁乃  39→89(大好き)

【千里山】※女子好感度:112
・園城寺怜  42→140(ときめき)
・二条泉   36→103(ときめき)
・江口セーラ 44→93(大好き)
・船久保浩子 51→87(大好き)
・清水谷竜華 46→137(ときめき) デート1回
・荒川憩   52→69(大好き)※エンドなし?

【臨海女子】※女子好感度:130
・辻垣内智葉 44→90(大好き)
・ハオ慧宇  49→101(ときめき)
・雀明華   54→118(ときめき)
・メガン・ダヴァン 51→79(大好き)
・ネリー・ヴィルサラーゼ 47→121(ときめき)
・アレクサンドラ・ヴィンドハイム 49→156(ときめき)

【新道寺女子】※女子好感度:162(やばい)
・花田煌   71→116(ときめき)
・安河内美子 72→74(大好き)
・江崎仁美  70→90(大好き)
・白水哩   59→128(ときめき)
・鶴田姫子  70→161(ときめき)
・友清朱里 162→(ときめき)

【有珠山高校】※女子好感度:155(やばい)
・本内成香  23→119(ときめき)
・桧森誓子  24→83(大好き)
・岩館揺杏  64→123(ときめき)
・真屋由暉子 66→205(ときめき) デート1回
・獅子原爽  50→64(大好き)

【プロ】
・戒能良子  22→102(ときめき) マッサージ経験済
・小鍛治健夜 69→152(ときめき) デート1回
・瑞原はやり 30→171(ときめき) デート1回
・野依理沙  30→119(ときめき)
・藤田靖子  23→50(好き)
・三尋木咏  36→202(ときめき) マッサージ経験済
・赤土晴絵  28→71(大好き) 二年目以降、東日本プロ→プロエンド開放

・霜崎絃   53→55(好き) エンドなし? 二年目以降、東日本プロ→プロエンド開放
・藤原利仙  25→55(好き)※エンドなし? 二年目以降、西日本プロ→プロエンド開放
・佐々野いちご89→105(ときめき) 二年目以降、西日本プロ→プロエンド開放

【アナ】
・村吉みさき 40→56(好き)
・針生えり  49→69(大好き)
・福与恒子  64→69(大好き)


●好感度ランキングBEST10
1 和 259  デ:2
2 春 227
3 咲 222  デ:1
4 シロ 205  デ:1
4 由暉子 205  デ:1
6 咏 202
7 巴 193  デ:1
8 久 189  デ:1
9 照 174  デ:1
10 はやり 171  デ:1


~7月第四週月曜

京太郎「うーん、長時間の移動から、翌朝学校はキツいな……」

京太郎「まぁでも、飛雷神で移動するよりは遥かにマシか――ん?」

エーラブーアイハヒートツー
京太郎「はい、もしもし」

エイ『英)京太郎! おはようっ、京太郎の愛は受け取ったわ!』フンスフンスッ

京太郎「……ええっと……えー、あー……英)お、おはようございます……で、なんですか?」

エイ『英)とぼけなくてもいいわよ、京太郎の気持ちはちゃんと伝わったから……素敵な髪飾り、一生大事にするわね』

京太郎「英)……ああ! そっか、今日……よかったです、無事に届いたようで」

エイ『英)むー、もしかして忘れてたのかしら?』


>返事選択
1 滅相もございません――お誕生日、おめでとうございます
2 う……き、昨日遠出をして、疲れていたので……
3 最近忙しくて、つい……

安価↓2


京太郎「英)滅相もございません――お誕生日、おめでとうございます」

エイ『英)……えへへ。ありがとう、京太郎……だけど残念、また京太郎と、一つ年が離れちゃったもの』

京太郎「英)そうですか? 俺はエイスリン先輩が、いつまでもお姉さんでいてくれて嬉しいんですけど」

エイ『英)そう言ってくれるのは嬉しいけれど、一生同い年になれないというのは、少しつまらないわ……一度くらい同じ教室で、同じ授業を受けて、そのまま一緒に下校したかったわね』

京太郎「英)下校はしてましたけどね……まぁ同じ授業なら、俺が同じ学校に行けばできそうですけど」

エイ『英)女子大なのに?』

京太郎「英)……あー、そういえば、そうか……夏の優勝で、女子大進学もできるようになるんでしたっけ」

エイ『英)あら、よく覚えてたわね!』

京太郎「英)いま思いだした感じですけど……俺が別のとこ進学して、エイスリン先輩がそっちに移るっていう選択肢はありませんか?」

エイ『英)ふふ、魅力的なお誘いね……でも、それは無理だわ』

京太郎「英)やっぱりですか……」

エイ『英)ええ。だって、胡桃や塞、豊音と過ごすキャンパスライフ、とっても楽しいもの……だからそこに、京太郎も入ってほしいのよ。もちろん、シロもだけどね』

京太郎「英)エイスリン先輩……」


>返事選択
1 麻雀連盟の力が及ぶなら――
2 まずはシロさんの大学入学が先ですね……(真剣)
3 すいません、貴重なお願いなので、もう少し考えます

安価↓2


京太郎(……エイスリン先輩がそう言ってくれるのは、素直に嬉しい。けど――)

京太郎「英)すいません、貴重なお願いですから、もう少しだけ考えます」

エイ『英)そう……でもそうね。私のわがままのために、京太郎の可能性を潰すのは、私も嫌だわ』

京太郎「英)そう言っていただけると、助かります」

エイ『英)きっと京太郎のことだもの、派遣先の学校すべてに、男子用宿泊室を作って――とかお願いしてくれるはずよね』

京太郎「……えっ」

エイ『英)もちろん二週目にも持ちこされるから、宮守にも男子用個室ができるわ。寮とも近いでしょうから、私も気軽に遊びに行けるし――』

京太郎(あかん……っていうか二週目ってなに!)

エイ『英)それで台風が来て、どうしよう帰れないわ……それなら先輩、泊まっていってください……京太郎、ダメッ、ダメよっ、あんっっ……』

京太郎「英)先輩、しっかりして!」

エイ『英)はっっ! ご、ごめんなさい、つい没頭してしまったわ……』

京太郎(この人、学校では大丈夫なんだろうか……)

エイ『英)ごめんね、京太郎。久々に母国語で話せるから、ちょっとテンションが上がってしまって』

京太郎「英)いえ……先輩方とは、英語では話されませんか?」

エイ『英)みんなの英語の勉強のために、少しくらいはするわね。でもそれ以外では、私の日本語の勉強のために、日本語でお願いしているの』

京太郎「英)ああ、なるほど……俺も日本語のほうがいいですか?」

エイ『英)ダメ』

京太郎「えぇ……」

エイ『英)うふふっ♪ それは私が、京太郎の英語くらい完璧に、日本語を話せるようになってから……ね?』

京太郎「――――」


>返事選択
1 はい、楽しみにしています
2 俺も日本語の勉強に協力したいです……
3 ちなみにいま、どのくらい話せますか?

安価↓2


京太郎「英)はい、楽しみにしています」

エイ『……ま……まだ、少し……しか……話せないけど……』

京太郎「エイスリン先輩?」

エイ『きっと――もっと、上手くなるから……ねっ』

京太郎「英)はい……ありがとうございます」

エイ『え?』

京太郎「英)エイスリン先輩が、宮守に……日本に来てくださって、本当によかった」

エイ『英)……私も。日本に来て、みんなに会えて……京太郎に会えて、本当に嬉しい』

京太郎「……お誕生日、おめでとうございます。これからも、よろしくお願いします」

エイ『ありがとう……こ、こちらこそ、ヨロシク――』


・エイスリン好感度+11


すいません、連続でやる予定でしたが、ちょっと空腹なので夕食食ってからにします!
18:30~19:00の間には、再開します!

ぬああああああああん、もう腹減ったあああああああああ!


~7月第四週金曜

京太郎「――そんなこんなで、もう週末……そろそろ新道寺ともお別れか」

京太郎「そういえば、来月からは理沙さんも、福岡から兵庫――神戸に移籍だったな。もっとも、大半の日程は大会とかぶってるし、試合は再来月からになるんだろうけど」

京太郎「……ん? 理沙さんといえば、なにかあったような――」

ギュイィィィィィンッ、キキィィィ――ッッ! バンッ、バタンッ!
京太郎「……え?」

ピンポーン
京太郎「……いまの、車の音だよな? え、ってことは、運転手がここに来たってことか?」

京太郎「そんなすげー車乗ってる人に、なんか恨み買うようなことしたっけか……」

ピンポンピンポンピンポーン
京太郎「ああああ! わかりましたっ、出ますから!」ガチャッ

京太郎「何事ですか、こんな朝から――」

理沙「っ……お、おはようっ……」

京太郎「……理沙さん?」


京太郎「どうぞ、粗茶ですが」コトン

理沙「恐縮……」

京太郎「いえ――それより、どうされたんですか、こんな朝から」

理沙「これ!」

京太郎「ベルト……あっ」

理沙「知ってる?」

京太郎「あー……はい、俺がお贈りしたものです」

理沙「よかった!」ニコッ

京太郎「そ、その確認にわざわざ……?」

理沙「お礼!」

京太郎「……それは、ご足労いただきまして。けど、電話でもよかったんじゃ?」

理沙「緊張!」

京太郎「……顔を合わせるよりですか?」

理沙「そう!」

京太郎「まぁ……電話越しだと、相手の顔も見られませんし、会話が難しいですよね」

理沙「っっ!!」コクコクッ

京太郎「わざわざありがとうございます、ご丁寧に」ペッコリン

理沙「こ、こちらこそっ!」


>返事選択
1 ではお引き取りを(冷徹)
2 あまり高いものでなくて、申し訳ありません
3 今日はパンツですね、そういえば

安価↓2


京太郎「あまり高いものをご用意できず、申し訳ないのですが……」

理沙「そ、そんなことないっ」カチャカチャ

京太郎「ちょお!? な、なにしてるんですかっ、いきなり――」

理沙「替える!」

京太郎「かえ――えっ、ベルト付け替えるってことですかっ?」

理沙「そう!」シュルッ

京太郎「お、落ち着いてくださいっ、肌蹴てます! お、おへそが、さっきからチラチラ――」ジー

理沙「見すぎ!」バッ

京太郎「すいません!」

理沙「あっち!」

京太郎「はいっ、よそ向いてます!」

京太郎(――まぁ気配でどういう動きしてるかはわかるんだけど)

カチャカチャ、シュルシュル

京太郎「……もうよろしいでしょうか」

理沙「どうぞ」

京太郎「……つけてくださる、ということですね」

理沙「どうかなっ」

京太郎「俺がいうのもなんですが、よくお似合いかと」

理沙「よかった!」ニッコリ

京太郎「ん……でもどうして、こちらに来てから?」

理沙「確認」

京太郎「……そういえば。けど、ご自宅に届いたのなら、ご自宅を知っている相手から、ということになりますし、俺でなかったとしても、気心の知れた相手なのでは?」

理沙「甘い!」

京太郎「えっ」

理沙「ストーカー!」

京太郎「ああ……確かに、理沙さんほど人気のある方なら、そういうのがいてもおかしくないですもんね」

理沙「っっ……そ、そんなこと……」カァッ


>返事選択
1 これまでに、なにかあったんでしょうか?
2 今後はチームの事務所へ贈ったほうがいいですね……
3 健夜さんやはやりさんからは、どうやって贈られてるんですか?

安価↓2


京太郎「……これまでに、そのようなことが?」

理沙「……少し」

京太郎「なんですって!」ガタッ

理沙「だ、大丈夫っ」アセッ

京太郎「大丈夫なんてことありません! さぞお辛い目に遭われたでしょうにっ……」

理沙「も、もう済んだこと――」

京太郎「心の傷に時効はないんですよ!」

理沙「お、おう……」

京太郎「そんなことも知らず、不躾に荷物を送りつけるようなことをして……俺はなんて浅はかなことを……」

理沙「…………」

理沙(ファンの子が、帰り際にお手紙くれたっていうだけなんだけど……)

京太郎「これ以上、理沙さんを不安にさせないためにも、できるだけプレゼントは送らないように……」

理沙「――っ!?」

京太郎「そうだな、同じことを繰り返さないようにして、ここは――」

理沙「だ、だめ! いいから贈って!」

京太郎「ここはやはり、手渡しをメインに――えっ?」

理沙「えっ」

京太郎「……わかりました。そうですね、手渡しのほうが、不安を刺激するかもしれませんし……」

理沙「えっ、あっ、ち、ちが――」

京太郎「今後はチーム事務所のほうにお送りし、事務方へ連絡をしておくことにします」

理沙「!?」

京太郎「あ、大丈夫です! 理沙さんがプレゼントを喜んでくださっていることは、こうして着けて見せてくださったので、わかってますから!」

理沙(わかってない! 色々ずれてる!)アセアセッ

京太郎「――ご安心ください、理沙さん」

理沙「な、なにを……」


>返事選択
1 今後、なにかあれば――俺が必ずお守りします(そっと犬笛を渡す)
2 ご自宅へは近づかないよう、配慮いたしますので
3 現在、アパート周辺に不審者はおりませんので、ここにいらっしゃることはバレていません(キリッ

安価↓2


京太郎「今後、なにかあれば――俺が必ずお守りします」

理沙「……これは?」

京太郎「なにか危機に陥りましたら、これをお吹きください」

理沙「……こう?」スゥー

理沙(あれ、音が鳴らな――ん?)

京太郎「~~~~~~っっっ!?」ジタンバタンッ

理沙「ど、どうしたのっ?」

京太郎「い、いえ、お構いなくっ……至近距離で音を聞いて、少し耳が……」キーン

理沙「??????」

京太郎「と、ともかく……なにかあれば、遠方であろうと駆けつけられますので……いざというときには、どうぞご使用ください」

理沙「わ、わかった……」

京太郎「ふぅ……では、理沙さん」

理沙「あ、うん」

理沙(はぁ、これでお別れか……)ションボリ

京太郎「……よろしければ、新道寺へいらっしゃいませんか? 大会前の追い込みで、今日は一日特打ちの予定なので」

理沙「えっ」

京太郎「理沙さんがご指導くださるなら、とても嬉しいです」ニコッ

理沙「っっ……行く!」

京太郎「ありがとうございます――では、参りましょう」

理沙「乗って、送ってく!」

京太郎「畏れ入ります」ニッコリ


・理沙好感度+15(プレゼントゾロ目含み)


誕生日はここまでで
あとは最終日です

その前に、四週の成長は
週間累積 雀力45 経験値70 執事18 雑用10 煌12 仁美8 姫子14 理沙11 久2 洋榎4 セーラ4 いちご3 咏5 初美1 利仙1
という感じです、たぶん


 雀力:22→2465
 レベル25 指導の大成功補正±2 大成功(トップ)ボーナス+24
 技能経験値:638

 執事:237→1573
 レベル15 大成功補正±1 大成功ボーナス+14
 雑用:231→588 レベル6 大成功ボーナス+5


●好感度ランキングBEST10
1 和 259  デ:2
2 春 227
3 咲 222  デ:1
4 咏 207
5 シロ 205  デ:1
5 由暉子 205  デ:1
7 巴 193  デ:1
8 久 191  デ:1
9 姫子 175
10 照 174  デ:1

 個別好感度は省略、ランキング変動はこんな感じです


乙と見せかけて、最終日があるのです


~7月最終日

京太郎「では――短い間ではありましたが、お世話になりました」

姫子「うん……京太郎がここんおったとは、忘れんけん」

煌「それに、いつ帰ってきてもいいんですからね」

朱里(友清)「それに、来月は東京で会えっとやから、寂しいいうこともなか」

京太郎「だな……その、来月は敵同士ってことになりますけど――お互い、長く勝ち残れるよう、優勝目指して頑張りましょう」

姫子「そうやな……有珠山には絶対負けん」ゴッ

京太郎「えっ」

煌「ふふ、意気込みですよ、意気込み」

京太郎「そ、そうですよね……」

朱里「はように当たって蹴落としてやりたかなんち、誰も思っとらんと」

京太郎「」

姫子「そういうことやけん、よろしゅう伝えとってくれんね」ポンポンッ

京太郎「どういうことですか!?」

煌「絶対に負けませんという、我々の挑戦状ですよ」

京太郎「そんな生易しい物じゃなさそうなんですけど!?」

朱里「去年は五位決定戦で当たった因縁もあっとやし、今年もよか試合ばしたかよ」ニヤァ

京太郎「なに企んだ友清ァ!」

姫子「大丈夫よ。ほかの学校もみーんな、同じように思っとるけん」

京太郎「狙われてるんですか!? 普通なら去年優勝の清澄か、春優勝の白糸台ですよね!?」

美子「京太郎くん、さっきからツッコミばっかしとっとうねぇ」

仁美「なんもかんも政治が悪い」チウー

京太郎「いや、もう、こっちとしても意外で……他校だと、最終日はもっとしんみりしてましたし……」

利仙「風土の違いでしょうか? 九州の女性は芯が強く、夫の帰りを待つのも得意ですし、そのことも影響しているかと」ニコニコ

京太郎「それは、なにか違うような……」


理沙「京太郎くん」

京太郎「理沙さん、お世話になりました」

理沙「ん……しっかり!」ポンッ

京太郎「はい――そうですね、こんなことで動じてられません。大会では、しっかり結果にコミットします」

煌「急に意識高くなりましたね……」

朱里「どうせ意味の半分もわかっとらんと思います」

京太郎「わかってるわ! 力強く約束する、みたいなニュアンスだろ? 今回のだと、必ず優勝を――」ハッ

姫子「……んふっ♪ そいでこそよ、期待しとっと」ポンッ

美子「さすが京太郎くん――まぁ、余裕やろうね?」

仁美「政治とか関係なか」チウー

京太郎(謀ったな、朱里!?)

利仙「……わたくしも、解説のお仕事等で東京に参りますので。男子決勝のお仕事を頂戴いたしましたら、力を尽くさせていただきます」

京太郎「あ、ありがとうございます……まぁ決勝に残るのも、結構勝ち進む必要がありますけどね」

理沙「しっかり!」

京太郎「はい! 気合入れます!」ビシッ

理沙「よろしい」

煌「では――そろそろお時間ですね」

京太郎「っと、そうですね……ではみなさん、お元気で。また東京で、お会いしましょう」

姫子「っ……京太郎も、元気でっ……」ウルッ

煌「夏こそ体調管理は厳しく、ですよ。大会中になにかあれば、私たちにも連絡してください」

朱里「ちゃんと――面倒ば、見たるけんね」

京太郎「おう、サンキュー」

美子「私たちも、哩と一緒に応援しとる予定やけん」

仁美「……グッドラック」

京太郎「はい、尽力します」

利仙「では、ごきげんよう」

理沙「またね!」

京太郎「ありがとうございます――では、行ってまいります!」


~新幹線車内、日誌

【7月最終日】

 明日からは全国大会です。
 出場される方も、そうでない方も、大会中に得るものは大きいでしょう。
 俺も同じです。
 この大会で、もっと成長できればと――そう思いながら、東京へ向かっています。

 このひと月、新道寺で得られた経験を活かして、一つでも多く勝てるよう邁進いたします。
 新道寺でお世話になったみなさん、本当にありがとうございました。

……………………

『ちょっと待ってください! 北海道に戻って、そこから一緒に東京じゃないんですか!』
『そりゃないぜ、京ちゃーん』
『宿の予約も終わってるんだよ? 同じホテル、ちゃんと取ってあるからね。勝手に別の宿取らないように』

 ……は?

『どこの宿。私も取り直す』
『同じく、私たちも取り直しましょう』
『そんな余計な予算ないわい……』
『京ちゃんだめだよ! お、おおお、女の子と一緒なんて、そのっ……よくないよ!』

 ……すでに女子と同じ部屋で、何度か寝泊りしてるって言ったらどうなるんだ。
 まぁ今回は、師匠と同じ宿を取らせていただいてるんだけどな……あ、揺杏さんか由暉子にメールしとこう。

――――――――

~新道寺

「京太郎……」
「私たちも、京太郎くんに教わったことを活かして、一つでも先へ進みましょう」
「そん通りです、花田先輩!」
「そう、やな……そん通りよ! よし、円陣組むぞ! 新道寺集合!」

「勝つぞォ――――ッッッ!!!」
『えいっ、えいっ、おぉ――――っっっ!!!!』


~7月最終日、終了


 とりあえず、ここまでです
 ありがとうございました


今週いっぱいはまず無理っぽいです
うまくいけば来週は少し
しばらく厳しいスケジュールが続きます、やったぜ(やってない)


マジすか
とりあえず一段落したので、明日はできると思います
ちょい遅めで20:00くらい希望

どこからだっけと思ったら、全国大会からか……スケジュール組まないと


~新千歳

京太郎「――え」

由暉子「京太郎! よく帰ってきてくれました……嬉しいです」ギューッ スリスリスリ

京太郎「ゆ、由暉子!? あれ、俺は新幹線で、東京へ――」

揺杏「ほい、執事さんからの預かりもの」ピラッ

京太郎「しつ――師匠ですか!?」バッ

ハギヨシ『女性のお願いを無碍にしてはいけません。東京入りくらいは、北海道代表として一緒にするように』

京太郎「こ、これは師匠の字……イエス、マスター!」ビシッ

成香「い、いいのかな?」

京太郎「もちろんです! 俺は今月、有珠山高校の一員なんですから! 一緒に動かないと」

揺杏「調子いいなぁ、こいつ……」

由暉子「なんでもかまいません。一緒に行けるなら、それだけで……」スリスリ

成香「ユキちゃん、そろそろ交代。一人だけでマーキングしちゃだめだよ」

由暉子「もうですか? 仕方ありません……」

京太郎(え、マーキングってなに?)

揺杏「それより京ちゃん――これ、試合用のユニフォームな」ポンッ

京太郎「え、俺の分ですか?」

揺杏「そうそう。女子エースの由暉子の分と、男子エースの京太郎の分な――それ着て、しっかり目立ってこい」

京太郎「――押忍!」


京太郎「では、そろそろ搭乗時間ですね、行きましょうか」

揺杏「よし、行くぞ!」

由暉子「ちょっと待ってください、揺杏先輩」

成香「どうしてナチュラルに隣に座ろうとしてるの」

揺杏「そこはそれ、私部長じゃん、部長」

由暉子「それならなおさら、誰かの隣というのは問題があります」

成香「そうだね。公平を期して、一人席に座らないと」

京太郎「2人ずつで座れるよな!?」

一年ズ「あ、私たちは2人ずつで4席いただいてますので」

顧問「……私も端の2人席にいるから、余った人は私とね」

京太郎「遠足バスの最前列かよ……」

揺杏「あ、先生いらっしゃったんですね」

顧問「泣くよ?」

由暉子「なるほど、真ん中は三列シートなんですね」

成香「つまり、左右に一人ずつ座れる……」

京太郎「……俺、窓際が――」

三人「は?」

京太郎「なんでもないです」

一年ズ「京太郎さま、弱いです」

京太郎「三人に勝てるわけないダルルォ!?」

顧問「あ、くじ引き作ったから、よかったら使ってね」

三人「ではありがたく」

揺杏(遠征のときはユキに取られたからな――)

成香(ここは絶対に譲ってもらう、できれば右――)

由暉子(独占したい……やっぱり京太郎窓際のほうがいいんでしょうか……)


>せっかくだし運で

成香↓1
揺杏↓2
由暉子↓3

聖なる数字>数字の大きいゾロ目>小さいゾロ目>大きいコンマ>小さいコンマ


成香 87
揺杏 50
由暉子 36


成香「右!」

揺杏「左!」

由暉子「」

京太郎「……じゃ、座るか」

由暉子「待ってください! もう一回! 泣きの一回!」

揺杏「往生際が悪い!」

成香「帰りのチャンスもあるし、行きは我慢してね」

由暉子「くっっ……わかりました……では、ホテルの部屋は相部屋でお願いします」

顧問「あなたたちは先生と同じです!」

揺杏「なん……だと……!?」

成香「横暴です!」

一年ズ(残当)

由暉子「じゃあ京太郎はどうなるんですか!?」

京太郎「いや、だから別のホテルで――」

顧問「同じホテルで一人部屋です」

京太郎「は?」

揺杏「はい、執事さんのメモ」

ハギヨシ『北海道代表として、同じホテルに滞在するべきです』

京太郎「イエス、マスター!」

一年ズ「つまり、私たち4人が一部屋、先輩方と先生で一部屋、京太郎さまはお一人と」

京太郎(相変わらずさま呼び慣れねぇ……まぁ先輩はさま付っていう有珠山の伝統なら仕方ない)

由暉子「……仕方ありません。誰とも相部屋でないなら、それでよしとしましょう」

揺杏「だな」

成香「ご飯は一緒に食べられるみたいだし、大丈夫だね」

由・揺・成(……買い物行くフリして、部屋に行けば問題ないし)

京太郎(……嫌な予感がするのう)


~機内

京太郎「……あのー」

成香「ん?」ギュッ

揺杏「トイレ禁止な。ここから移動しないように」ギュッ

京太郎「トイレくらいは行かせてくださいよ……」

由暉子「くっっ……」ギリギリギリ

成香「はぁ……久しぶりの京太郎くんの手、大きくてあったかい……」スリスリ

京太郎「ちょ、成香さんっ……」

成香「この手に触れてると、全国でも頑張れる気がするの……」

京太郎「う……い、いくらでも握っててください……」

成香「うん、ありがとう♪」

揺杏「じゃあこっちもな」ギューッ ニギニギ スリスリ

京太郎「っっ……」

揺杏「あれ、なんも言わんの?」

京太郎「え、ええ、はい……」

京太郎(裁縫やってるだけあって、指の動きが繊細というか……器用な、動きをっ……)ビクンビクン

揺杏「手が汗ばんできたね~」クチュクチュ

京太郎(やめろぉ!)「ナイスゥ!」

一年ズ(ゥーッ!)

顧問(東京まで二時間くらいかー、寝よ……)zzzzz


・成香、揺杏好感度+2


~成田?羽田?

京太郎「うぅ、寝不足だ……」

成香「寝かせなかったからね」

揺杏「ちょっと激しくしすぎた」

ザワ・・・ザワ・・・
京太郎「言葉選べ!」

由暉子「大会中は私が寝かせませんっ……」

顧問「はい、移動しますよー。バスと地下鉄だから、迷わずついてきてください」

一年ズ「先生、注意とかは」

顧問「あの子たちの指導はほぼ諦めました。一年のみなさんはまっすぐ育ってください」

一年ズ「お、おう……」

京太郎「あ、そういえば今日の予定はどうなってましたっけ」

揺杏「えっと、とりあえずホテル行って、荷物置いて休憩したら、会場移動だな。書類提出と会場の下見で」ギュッ

京太郎「了解です。あ、書類はどなたが?」

成香「私だよ。揺杏ちゃんだと心配だから」

揺杏「なにおう!?」

京太郎「安心しました。では、俺の分もお渡ししておきますね」

成香「じゃあ一緒にファイリングして……はい、京太郎くんが持っててね」

京太郎「は、はい……ではお預かりしておきます」

成香「京太郎くんなら失くさないから、安心」ギュッ

京太郎「プレッシャーすごいんですけど……まぁ、失くさないようにします」

由暉子「ちょっと待ってください! もう飛行機は降りたのに、いつまで隣席気分なんですかっ」

揺杏「いいじゃん、別にさー」

成香「そうそう。先輩だし、たまにはこれくらい」

由暉子「そういうのは電車とバスの席を決めてからにしてもらいましょう!」

京太郎「……た、たまには一年とも座って、交流したいんだけど」

先輩ズ「は?」

一年ズ「いいえ、私たちは遠慮しておきます」

先輩ズ「だって」

京太郎「くそっ、くっそぉっ!」

 なんか交代で三人に囲まれたそうです


~ホテル

京太郎「会場まで15分、いい立地だぁ――あ、色々な荷物は俺の部屋にまとめておきます」

顧問「はい、よろしく」

由暉子「ではお願いします」ノシッ

京太郎「――荷物に乗らない」

由暉子「私のことはお構いなく。お部屋までで結構ですので」

京太郎「……俺としても非常に残念だけど、大会中に問題は起こしたくないからな」ヒョイ

由暉子「あんっ……仕方ありません、納得します」

由暉子(お姫様抱っこで下ろしてもらえましたし、よしとしましょう)

揺杏「しっかし……チラホラほかの学校もいるなぁ。それに、結構見られてるような」

京太郎「去年の夏はベスト8ですしね、注目されますよ」

成香「いや、京太郎くんを見てるんだって」

京太郎「いやー、男子チャンプくらいで、そこまでは……」

一年ズ(相変わらず自分の価値をわかっていらっしゃらない……)

由暉子「ふむ――とりあえず京太郎、このタスキを」

京太郎「あん? なにこれ」シュルッ

京太郎「――サインおことわり?」

揺杏「あー、それは確かに」

京太郎「なんすかこれは」

成香「ホテルとか会場で、人が集まって来ちゃうと迷惑だからね。牽制しておかないと」

京太郎「そんなことあるわけ――と思いましたけど、北海道の予選ではありましたしね」

由暉子「そういうことです。今月の京太郎は、私たちの京太郎ですから――それを忘れないように」

京太郎「……おう、了解。でもタスキは外す」

由暉子「どうしてですか!」

京太郎「恥ずかしい」

成香「……一理あるかも」

京太郎「まぁちゃんと断るようにするから」

由暉子「……わかりました」

揺杏「んじゃ、とりあえず荷物運ぶか。まだ余裕あるし、一時間後にロビー――で、いいですかね?」

顧問「はい、大丈夫です。ただし、ホテルからは出ないようにね」

全員『はーい!』


京太郎「さて、それじゃ荷物も運び終わったし、書類も持った――待ち合わせまで、なにしてようか」

>行動選択
1 ホテルの厨房に挨拶だ
2 ラウンジに挨拶して、お茶してよう
3 部屋で練習
4 師匠にご挨拶しに行こう

安価↓2



京太郎「師匠にご挨拶に伺おう――」

京太郎『師匠、もう到着されてますか?』

ハギヨシ『ええ、一週間前に……須賀くんは今日ご到着でしたね』

京太郎『はい、いまし方。それで、師匠にご挨拶に伺おうかと――いまはホテルでしょうか』

ハギヨシ『そうですね。お嬢様方になにかありましたら、すぐに移動する予定ではおりますが』

京太郎『では少しだけ。お部屋の詳しい座標は――ああ、そこならわかります。では、移動しますので』


京太郎「ご無沙汰しております、師匠」

ハギヨシ「飛雷神も随分上達しましたね」

京太郎「マーキングだけじゃなく、知らない場所は座標がないと難しいので、まだまだですけど」

ハギヨシ「その年でこれだけの練度なら十分でしょう」

ハギヨシ「しかし、今日は書類提出の日かと思いますが……みだりに移動していては、同チームの方々に叱られるのでは?」

京太郎「そうですね、ホテル外には出ないようにと言われていました」

ハギヨシ「おやおや」

京太郎「まぁホテル内からホテル内の移動ですし、大丈夫かと」

ハギヨシ「ふふっ、まったく……須賀くんのような生徒を持った先生は、ご苦労されるでしょうね」

京太郎「うぐ……た、確かに師匠にもご迷惑を……」

ハギヨシ「いえいえ、私のほうはあまり手もかかっていませんし……さ、どうぞ。せっかく来たのです、お茶でも飲んでいきなさい」

京太郎「っっ……気配もなく、お茶だけを……さすが……」

ハギヨシ「慣れですよ。須賀くんもあと二年あれば、このくらいはできます」

京太郎「だといいんですけど……っっ……す、げぇっ……香りだけじゃない、茶葉本来の味が……全身に広がるみたいだっ……」

ハギヨシ「お茶は本当に奥が深いですからね……研究次第では、まだまだ質を上げられるでしょう」

京太郎「っっ……ご指導、ありがとうございますっ……」

ハギヨシ「ふふ、指導などとんでもない。私は友人として、もてなしをしただけですよ――ん?」

京太郎「どうかされましたか?」

ハギヨシ「お嬢様方よりお呼びがかかりそうです。残念ですが、ここまでですね」

京太郎「はい――」


>返事選択
1 ありがとうございました
2 俺もお手伝いできることはありませんか?

安価↓2



京太郎「――師匠、なにかお手伝いできることはありませんか」

ハギヨシ「ふむ……お時間はまだよろしいのですか?」

京太郎「はい。一時間後に集合なので、まだ余裕が」

ハギヨシ「では少々手をお借りしましょうか。移動は私がやりましょう、肩を掴んでいてください」

京太郎「はいっっ!」


透華「ハギヨシッ!」パチンッ

ハギヨシ「はっ」

京太郎「はっ」

一「えっ」

智紀「須賀、くん……?」

純「なんでだよ!」

ハギヨシ「少々事情がありまして――それはともかくお嬢様、衣様のことでしょうか」

透華「え、ええ、そうですわ! あの子がホテルで迷子になっているようですの。探してきなさい!」

ハギヨシ「はっ……では須賀くん、ご協力を」

京太郎「心得ました!」

透華「……まぁよろしいでしょう。須賀さんの実力は衣も認めていますし、顔を合わせても、逃げられるということはないでしょう」

一「それじゃ、ボクらはトイレとか浴場のほうを見て回ろうか」

純「だな。ハギヨシ、京太郎、ほかは頼んだぞ」

智紀「私は、連絡係で待機してる……」

透華「そうですわね、入れ違いになっては困りますし……では皆、行動を開始なさい」


京太郎「さて、どこから探すか――」

>探索場所
1 ホテル下階から
2 ホテル上階から

安価↓2


~屋上

京太郎「確か衣様は、高いところがお好きだとか――」

京太郎「屋上は鍵がかかってるだろうから、こっちの展望台か、展望ホテルのほうか――」

衣「む……?」

衣「おお、京太郎ではないか!」

京太郎「っと……こ、衣様! その場所は危なくありませんかっ?」

衣「なに、この程度の高みから落ちるほど耄碌してはおらん……しかし奇遇だな。京太郎もこのホテルに逗留しておったか」

京太郎「いえ、俺はもう少し離れた、別のホテルで――師匠へのご挨拶に伺った次第です」

衣「うむ、そうか。師への恩義を忘れぬ姿勢、実に天晴」

京太郎「ありがとうございます」

衣「衣も再び京太郎に会えたことは、非常に嬉しく思っているぞ。有朋遠来とはこうした状況なのか――」

京太郎「もったいないお言葉でございます」

衣「ふふっ、構わんかまわん♪ それより、ハギヨシへの挨拶に来て、なぜこのような場所に? 宿は別のはずだが……」

京太郎「っと、そうでした――衣様のお姿が見えず、透華お嬢様がご心配されていました。俺と師匠は、捜索の命を受けて参った次第です」

衣「おお、そうか――ふむ、少し風を浴びたかっただけなのだが、久方ぶりの景色ゆえ、時を忘れていたようだ」

衣「ご苦労だったな。では戻ろう、共をせよ」

京太郎「はっ」

衣「それにしても……ふふっ、ハギヨシより先に見つけるとは、やるものだな♪」

京太郎「――いえ。おそらく師匠は、俺に機会をくださったのでしょう」

衣「ほう?」

京太郎「透華お嬢様に呼ばれた師匠に、俺が無理を言ってついてきてしまったので……なにしに来たのかと言われないよう、お気遣いくださったのだと思います」

京太郎「師匠はすでに衣様を見つけられていて、俺が初動を誤れば、師匠がこちらにいらっしゃったのではないでしょうか」

衣「ふむ――だろうな、あそこにいる」

京太郎「え――し、師匠!」

ハギヨシ「おや、見つかってしまいましたか」

衣「ふふっ、とーぜんだ♪ 衣の目から逃れられるものか」

ハギヨシ「おみそれいたしました……それでは衣様、参りましょう」

衣「うむ」

ハギヨシ「須賀くんも、お手柄でしたね」

京太郎「いえ、逆にお気遣いをいただいて……」

ハギヨシ「いえいえ、須賀くんなら見つけてくれると信じてのこと――それに応えてくれたのですから、師匠冥利に尽きるというものです」

京太郎「師匠……」ジーン


~部屋

透華「衣、無事でしたのね!」

衣「狭いホテルで迷うはずもなし!」

純「いやー、迷いかねないだろ、衣は」

一「まぁ無事に見つかってよかったよ」

智紀「それじゃ、会場に行く?」

京太郎「っと、俺も集合時間ですね――それでは透華お嬢様、衣様、師匠、みなさんも。失礼いたします」

透華「ええ、助かりましたわ。大会での活躍、期待していますわよ」

衣「京太郎の試合は再来週であったな。それまで滞在するのであれば、折を見て相手をしてもらおうか」

純「ま、来るなら歓迎するぜ。けど、それで調子崩さねーようにな」

一「手土産作ってきてくれてもいいからね、採点してあげるから」

智紀「あ、その前にお宝ショット……」パシャッ

師匠「では須賀くん、ご武運を」

京太郎「はいっ、ありがとうございます!」


・執事+2
・衣以外好感度+1
・衣好感度+2


~再び、滞在してたホテル・ロビー

京太郎「お待たせしまし――げっ、俺最後ですか?」

由暉子「遅いです」ムー

成香「お部屋にも行ったんだけど、出なかったし……」

揺杏「どこ行ってたん? 風呂?」

京太郎「はは、ホテルの探索に……」

由暉子「子供ですか、まったく」

揺杏「ま、時間はまだだからいいけど……それじゃ、揃ったし行くか」

成香「そうだね――でも、その前に」クンクン

京太郎「えっ」

成香「……別の女の子の匂いがするみたいだけど、なにしてたらこんなのつくのかな?」ジー

京太郎「」

成香「……なんてね、冗談だよ?」ニコッ

京太郎「な、ななん、なんだ、冗談ででで、ですか……」

由暉子「はい、冗談です。でも――」

揺杏「その動揺――間抜けは見つかったようだな」

京太郎「――っ!!」

由暉子「サインでもしてたんですか」ジー

京太郎「や、そうじゃなくて……」

成香「記念撮影? お部屋にでも連れ込まれた?」

京太郎「ち、違いますけど……」

揺杏「じゃあ廊下でくんずほぐれつか!」

京太郎「ほぐれってねぇよ! あと、会いに行ったのは男の人から!」

成香「きゅふふ」

京太郎「そっちでもなくて! ちょっとお世話になった人に、お礼とご挨拶を……」

揺杏「ほーん。で、なんで女の匂いで動揺すんの?」

京太郎「その方がお世話されてる方々に、女性がいらっしゃっただけです」

由暉子「……では、その方たちに会わせてください。ホテル内にいるんですよね?」

京太郎「う……」

成香「いないの? どうして? ホテルからは出ないようにって、言われてたよね?」

京太郎「その、ホテルから出ないように、移動をしたので……せ、セーフかなーっと、あははは」

揺杏「なにわろてんねん」

京太郎「すいませんでしたぁぁぁぁぁっ!」


~会場入り

京太郎「――着いたので、離してもらえないでしょうか」

由暉子「だめです」ギューッ

成香「マーキングし直しです」ギューッ

京太郎(だからマーキングってなんですか!)

揺杏「そろそろ交代じゃない?」

京太郎「いや、会場着きましたし、マジで離れてもらわないと……人の目が……」

一年ズ「移動中でもかなり見られてましたし、いまさらかと……」

京太郎「その理屈はおかしい」

「来たぞ、去年ベスト8の有珠山だ……」
「男子チャンピオンもいる……」
「須賀きゅううううん、こっち向いてええええええええええ!」
「写真いいですかっ、写真!」
「サインくださいっ、サインンンンッッ!」

京太郎「」

成香「すごい人気だねー」

京太郎「目が笑ってないです」

由暉子「いつ撮られるかわかりません、私たちは離れないほうがいいですね」

揺杏「由暉子たちだとちっさいからな、枠外にやられる可能性もある。私が一緒についてるよ」ギュッ

成香「ずるい!」

由暉子「そうですっ、どうせ顔だけアップになったら、誰が一緒でも同じじゃないですか!」

京太郎(だったら全員離れててもいいんじゃ……)

揺杏「ま、とりあえず書類提出に行くか」

京太郎「ですね。ま、全員で移動するのもなんですし、先生と一年はここで待っててください」

顧問「顧問なのに……まぁいいんだけど」

一年ズ「目立つだなんだ言いつつ、結局は先輩方を連れていかれるんですね」

京太郎「」

一年ズ「いえ、怒ってるとかじゃなく、素朴な感想です」

京太郎「棘があるよぉ!?」

由暉子「まぁいいじゃないですか」

成香「この子たちもそれだけ、京太郎くんのことを慕っているんです」

揺杏「ほらいくどー」

京太郎「あ、はい……では行ってきます」


>遭遇選択
各校在学生、OG、プロから選択記入

安価↓1~6


>姫子、咏、すこやん(ゾロ)、ネリー、巴、はやり


京太郎「ふぅ、提出が済むと、なんとなく肩の荷が降りますね」

揺杏「失くしたらやばいからなー。まぁでも、ここからが重要なんだけどさ」

京太郎「はい。明日が開会式、明後日はもう一回戦ですからね」

由暉子「京太郎、見守っててください」ギューッ

京太郎「ああ、任せとけ」

成香「私も、頑張ります」

京太郎「サポートは任せてください」

イチャイチャ

京太郎「ただいま戻りました――あれ?」

顧問「お、お、お帰りいいいいい!」

一年ズ「待ってたんですよ、もう!」

京太郎「そんな泣かなくても……なにされたんだ?」

姫子「なんもしとらんと!」

京太郎「じょ、冗談ですよ……姫子さんはそんな方じゃないってわかってます」

咏「師匠を疑うなんて、悪い弟子だねー、知らんけど」

京太郎「いえ、ですから冗談で……ご無沙汰してます、咏さん」

健夜「有珠山の子たちだと思って、ちょっと挨拶しただけなのに」

京太郎(麻雀でじゃないよな?)

健夜「ん?」

京太郎「な、なんでもありません……お疲れさまです、健夜さん」

ネリー「京太郎! あーん、寂しかった――って、腕が塞がってる!?」

京太郎「う、すまん……っていうか一人か? 明華さんやハオはなにを――」

巴「……なにこの状況。京太郎くん、有珠山でなにやってるのかな? 姫様怒るよ?」

京太郎「違うんですっ、これにはワケが――携帯しまってください! 電話しないで! 霞さんに言わないで!」

はやり「まぁまぁ、落ち着いて☆ とりあえず、そこの小娘どもは離れようか★」

京太郎「はやりさん――え、いまなんて……」

揺杏「なんか濃いのが集まってきてんねー」

成香「この人数で済んだのは、運が良かった……のかな?」

由暉子「そうですね。下手をしたら全学校の部員が来ててもおかしくないですし、OGが先輩ぶって取り囲んでてもおかしくないですし、プロが権力を笠に攫っていってもおかしくありません」

京太郎「落ち着け由暉子」

由暉子「はい、落ち着きました」


姫子「おのれ有珠山、目の前でイチャイチャとぉ……ぜ、絶対お前らには負けんけん!」

ネリー「こっちもだよ! 有珠山倒すって、全員本気なんだから!」

京太郎「なんで目の敵にされてんだよ……」

咏「やれやれ、小娘どもはかわいくていいねぃ」

健夜「こっちもこっちで、解説担当で揉めるんだろうけどね……」

はやり「すこやんは女子決勝のお仕事があるから、去年みたいに解説入れないなんてことになるかも☆」

健夜「縁起でもないよ!」

巴「あ、そうそう。はいこれ、京太郎くん」

京太郎「え、なんですかこれ」

巴「永水のみんなが泊まってる宿のメモ。失くしたら祟られるから、注意してね」

京太郎「ちょっと待って、いまなに言いました!?」

巴「祟られるのが嫌なら、一回は会いに行ってあげてね」ニッコリ

京太郎「お、おっす……」

姫子「それじゃ、私はそろそろ戻るけん――京太郎、大会で浮かれるんはわかっとやけど、あんま羽目ば外さんようにね」

京太郎「あ、はいっ、お疲れさまです! 気をつけます!」

ネリー「あっ、やばい、ハオから電話……ネリーも戻るけどっ、京太郎! ちゃんと優勝してよ!」

京太郎「……ああ、頑張るよ」

巴「私も戻るけど――菫さんと哩さんと智葉さんも会いたがってたから、会ったら声かけてあげてね」

京太郎「……えっと、今日はご一緒ではないんでしょうか?」

巴「今日は私用だったからね。応援にはみんなで来るから、そのときにでも♪ それじゃあ、またね」

京太郎「……今日会ったこと、言わないほうがいいんだろうな」

咏「やーれやれ、面倒ばっかしょい込むねぃ、京太郎は」

京太郎「俺がなにげに楽しんでるっていうのも、問題なのかと」

咏「んじゃしょい込みついでに、時間あんなら一局どうだい?」

はやり「だめだぞ、咏ちゃん☆」

健夜「私たちもそろそろ打ち合わせ。移動するよ」

咏「げっ……ま、しゃーないやね」

京太郎「えりさんにあまり負担かけないようにしてあげてくださいよ……」

咏「はーあ、美人に甘いねぃ、京太郎は。まぁえりちゃんは真面目だかんねぃ、もっと適当でもいいのにさぁ」

健夜「咏ちゃんが適当すぎるんだよ……」

はやり「咏ちゃんと福与ちゃんのコンビも見てみたいけどね☆」

健夜「やめて、放送事故だよ!?」

京太郎(だろうなぁ……)

咏「んじゃな、京太郎~」ヒラヒラ

健夜「ごめんね、忙しいタイミングで来ちゃって」

はやり「試合は再来週だけど、調整はちゃんとするんだよ」

京太郎「はい、ありがとうございましたっ」


揺杏「しーっかし、あれだなぁ……予想はしてたけど、くっついてるくらいじゃまったく気にしないし」

成香「さすがって感じだよね……これで牽制できちゃうのは、名前もないモブファンだけかぁ」

由暉子「仕方ありません、私たちもそうですし……いまはできることで、できる戦いをしましょう」

京太郎(少なくとも麻雀の話じゃないってことだけはよくわかる)

京太郎「じゃ、とりあえず戻りましょう。移動で疲れましたし、今日はホテルでゆっくり休養、明日の開会式に備えるってことで」

顧問「そ、そうですね、帰りましょう……」ガタガタ

京太郎「だ、大丈夫ですか……? まぁプロの方々ですし、迫力ありますからね……」

一年ズ(い、言えない……実は一番プレッシャーを背負ってたのは、永水OGの人だったなんて……)


・姫子、咏、ネリー、巴、はやり好感度+1
・健夜好感度+2


なんか結構頑張ってたっぽい
ひとまずこの辺で終わらせてもらいますー
なお、まだ0日目すら終わってないもよう、おかしいなぁ

では、同じホテルになった学校だけ決めときましょうか
龍門渕以外です

>学校選択 清澄・白糸台・永水・阿知賀・姫松・千里山・臨海・新道寺

安価↓1-3


では、お疲れさまでしたー
次は今週にもう一回できればなー、とは思ってますが詳しいことは不明です


>同じホテル勢
阿知賀・清澄・白糸台


京太郎「日本代表エースにグランドマスターに牌のお姉さんが集まってたせいか、注目度が倍以上になってるような気が」

揺杏「それを派遣執事が集めたってのも要因なんだけど」

成香「マスコミがいらっしゃると困りますし、今日はもうホテルに戻りましょうか」

由暉子「賛成です。ホテルでしっぽりと休みましょう」

顧問「表現がおかしい!」

京太郎(先生がツッコミしてくれるから楽でいいなぁ)

一年ズ「京太郎さまはそこまでツッコミ要因ではないかと」

京太郎「!?」


~で、ホテル

京太郎「お疲れ様でしたーっと」

由暉子「夕食まではまだ時間がありますね、どうしましょうか」

成香「練習は……ホテル内ではできないね。近くに練習場や雀荘はあるけど」

京太郎「あー、そっか。自動卓持ってくんの忘れてたな……」

揺杏「京ちゃん、ここは清澄じゃないから大丈夫だって」

京太郎「風評被害! 別に清澄でもそればっかり運んでたわけじゃないですから!」

成香(運んでたことは否定しないんだ……)

「監督、しっかりしてください!」
「だめだじぇ、心が折れてるじぇ……」
「なにがあったんですか、監督!」
「あ、あっちで、京太郎が……」

京太郎「――ん?」

揺杏「まずい、京ちゃんに気づかれたか――防衛陣形!」

成香「うん」

由暉子「ここは通しません」

京太郎「えぇ……っていうか、なんか聞き覚えのある声だったような――」

淡「あーっ! キョータローだー!!」ダッシュ

シズ「えっ、京太郎!? うわっ、ほんとだ!」ダッシュ

京太郎「おう?」クルッ

淡「キョータロー♪」ダキッ

シズ「京太郎おおおおおおおおお!」ピョーンッ

京太郎「うおっ!? 淡! 穏乃!?」

由暉子「上から!?」

成香「と、届きません!」

揺杏「京ちゃん逃げて!」

京太郎「無理ですよ! うおっと、あぶねっ!」ガシッ ガシッ

淡「ナイキャッ! キョータローもここのホテルなんだ、ナーイスッ♪」

京太郎「俺もって……白糸台もか?」

穏乃「阿知賀もだよ!」

京太郎「その二校だったら、もうちょい高いホテルに泊まれたんじゃないのか?」

淡「なんか近いからって理由でここにされた。寝坊なんてしないのにー」ブー

京太郎「あ……(察し)さすが誠子先輩、賢明だな」

淡「どういう意味だこらー! ま、キョータローとシズーもいるなら、大正解だったけど」

穏乃「私も、淡と京太郎がいるなんて思わなかったよ!」

京太郎「そっちはなんでここ?」

穏乃「へ?」

京太郎「あー……いや、なんでもない」ナデナデ

穏乃「ウェヒヒ」

京太郎(こいつ、阿知賀が去年いいとこ泊まってたこととか知らねーんだろうなぁ。まぁお金とか気にしない、いい子に育ってくれ)


由暉子「いつまでくっついてるんですか!」グイー

成香「いったん離れてください! 京太郎くんはうちの子なんです!」

淡「やーだよーだ! 私は私よりよわっちいやつの言うことなんて聞かない!」

京太郎「いいから離れろ。それと先輩たちは弱くない」ポイッ

淡「あわっ! ひっどーい!」

穏乃「っと、そうだね、重かったよね!」ヒラリッ

京太郎「お前はむしろ軽すぎる。ちゃんと飯食ってんのか?」

穏乃「食べてるよー、今日だってめっちゃ食べるよ!」

京太郎「あー、そういや晩飯はバイキングだっけか」

バタバタバタッ
憧「ちょ、シズ! 二階からダイブして、大丈夫だったの!?」

玄「穏乃ちゃん、ケガはない!?」

京太郎「憧、玄さん! それに――」

灼「あ、京太郎だ」

宥「京太郎くんもここだったんだね~」

京太郎「宥さん、それに灼先輩も……」

灼(……あれ? 私だけ先輩?) ←軽くショック

京太郎「宥さんは監督ですか?」

宥「違うよ~。自腹でついてこようとしたら、コーチ枠ってことで連れてきてくれたんだ~」

灼「うちの監督は、熊倉先生だから」

京太郎「あ、そうでした……あとであいさつに行かないと」

揺杏「くっ、阿知賀勢のお出ましか……どうする、京ちゃん。部屋に逃げるか」

京太郎「いや、なんでそこまで警戒を……」

淡「あ、アコー! どうっ、E乗った?」ムニュッ

憧「ひああああっっ!? バカッ、アホッ、やめなさいっっ! まだ乗ってないわよ、たぶん……」(リッツ絵だとFはありそうだけど……)

京太郎「…………」

揺杏「お前がそういう態度だからだよ!」ベシッ

京太郎「すいませんっ!」

由暉子「私だけでは足りませんか」タプーン

成香「……ごめんね、京太郎くん」

京太郎「わああああああ! 気にしないでくださいっ! っていうか、そんなのこだわってませんから!」

淡「私もやっばいんだよねー、FっていうかGくらいありそうに描かれてるから♪」

京太郎「」

成香「~~~~~~~~っっっ!!!」ゲシッ ←無言の蹴り

京太郎「すいませんっっ!」


誠子「やれやれ、相変わらず京太郎くんの周りは騒がしいなぁ」

尭深「淡ちゃんのせいもあると思うんだけど……お久しぶり」

京太郎「誠子先輩、尭深先輩! ご無沙汰してます」

灼(あ、私だけじゃない)ヨカッター

誠子「灼も久々、元気してた?」

灼「うん、問題なし。そっちは部長どう?」

誠子「いやー、慣れないよね、ほんと。二年からやってた灼は偉いよ」

尭深「副部長も楽じゃないしね」

玄「そうでしょう、そうでしょう!」

憧「いや、副部長あたしだから」

宥「あ、副部長といえば……」

穏乃「あぁ――――っっ!」

京太郎「うおっ!? どうした、穏乃!」

穏乃「和――っ! それに咲もいる!」

京太郎「――は?」

由暉子「――っ!」

揺杏「清澄、だと……」

成香「京太郎くん、大丈夫だから……」

京太郎「いや、別に平気ですって! それより、和に咲って……あっ、マジだ。あとは優希と……部長?」

久「――っ!」ビクッ

咲「み、見つかっちゃった……」

和「っ……行くしかありませんね……」

優希「監督、大丈夫だじぇ! 私らで支えるから――」

淡「あれ、悪待ちの人がなんかしにかけてる」

誠子「そういうこと言わない」

憧「けど変ね、いつも余裕かましてる人なのに」

宥「風邪かなぁ……ちょっと寒いし」ブルブル

成香「夏真っ盛りなんですけど……」

灼「宥さんはちょっと変わってて」

京太郎「部長、どうしたんですかっ」

久「あ……きょ、京太郎……ごめんね……ごめんなさい、本当に……自動卓を合宿所に持って来させたのは、自分でも最低だって――」

京太郎「あ……だ、大丈夫ですって! 気にしてないです、俺は全然!」

揺杏「あー、なるほど。あれ聞かれてたのか」

尭深「なに言ってたの?」

由暉子「練習場所の話をしていて、自動卓を持ってきてればここで練習できたのになー、と京太郎が」

咲「そんな拷問みたいな荷物運びしなくていいから!」

久「」


和「フレンドリーファイア!?」

優希「監督しっかり!」

京太郎「咲ィ! お前なぁ!」

咲「ああああああっ、ごめんなさい部長、じゃなかった監督! 違うんです!」

京太郎「あれ、そういやまこさんは?」

和「うちは、その……出場者は咲さんとゆーきだけですから、付添は私と監督で……部長のほうがと、進言はしたんですけど……」

京太郎「あー……そっか。まぁ来年も考えると、和で正解だろ、うん。あんま気にすんな」

和「はい……」


玄「京太郎くん、和ちゃんにだけ特別優しくないかな」ヒソヒソ

淡「それあるー! でも大丈夫、私たちも育てばね……いまの5倍は優しくされるよ!」

穏乃「え、なんか関係あるの!?」

憧「あるかもしんないけど、京太郎が和に優しいのは……たぶん、それと関係ないとこ……かも」イジイジ

宥「あったかいんだけど……心が、寒いよぉ……」


揺杏「……私ら有珠山に、阿知賀、白糸台、清澄かぁ……なにこのホテル、関係者多すぎない?」

誠子「さすがにこれ以上はないと思うけど……少なくとも、派遣先はないはずだよ。見てないし」

灼「ご飯のときとか、すっごい騒がしくなりそ……」

尭深「永水も一緒だったら、色々面白かったかもね」ワクワク


京太郎(なんか妙な会話をされてるような……というか、あんまりロビーの真ん中で騒いでるのもあれだな……)

京太郎「――えーっと、ちょっと移動しませんか。話すなら端のソファのとこで……部長もお疲れみたいですし」

揺杏「んー? 大丈夫だけど」

誠子「うん、荷物置いてきたとこだしね、平気だよ」

灼「ありがとう、京太郎」

京太郎「……わざとですよね?」

三人『うん』

京太郎「うぐぅ……すいません」

揺杏「さすがに目の前でそれされるとへこむ」

誠子「所属校でそれだとねー、わかるわかる」

灼「たまにでいいから、部長って言ってほし……」

京太郎「わ、わかりました……また折を見まして――」

揺杏「まぁ名前呼びのが気持ちいいからいいんだけど」

京太郎「ああもう! と、とにかく、久さん……立てますか?」

久「――ん、大丈夫……久しぶりに刺激されて、ちょっとぐらついちゃったみたい」

京太郎「大事を取って、少し休んでください。水もらってきますので」

久「ごめんね、ありがと」

優希「心配したじぇ」

和「すいません、京太郎くん。咲さんも、不用意な発言は控えてください」

咲「私のせい!? まぁ、余計なこと言っちゃったけど……」

久「ううん、いいのいいの」

成香(……もしかしてあの人、わざとだったんじゃ……?)ジー

久「……ん? どうしたの、本内さん?」ニッコー

成香「い、いえ、なんでもありません……」

由暉子「やはり、油断ならない人たちばかりですね……」


で、ここからは楽しい楽しい夕食タイムの予定
今日の夜とかにちょっとできたらなー、と思ってます

とりあえず徹夜なので寝ます、起きられたら20:00からやりたいです


~夕食の時間まで情報交換とか

「奈良も大学リーグは厳しいでしょ」
「そうだけど、やえちゃんたちもいるし、なんとかやれてるかな~」

「そっちの部長、そんななんだ……やっぱ楽できてるかも、私。灼でよかった~」
「私もそうだなぁ。誠子に感謝しないと」
「ゆ、揺杏ちゃんも真面目にはやってくれてるんですっ」

「なにこの流れ、やめてくんない?」
「そういえば憧も、後輩からは呼び捨てされてるの?」
「それはない。うちで先輩相手もタメ口なのは、憧だけだよ」

「ねぇ、ちょっと揉んでもいい? そっちのユキーのもできれば」
「な、なにを言ってるんですかっ!?」
「淡ちゃん、落ち着いて!」
「そうだよ! 和だって困ってるじゃん!」
「私は構いませんけど」
「ででで、では是非に――あ、いえ、お姉ちゃん、なんでもないですの――くぁwせdrftgyふじこ」


京太郎「……お久しぶりです熊倉先生。ご無沙汰しておりました」

トシ「久しぶりねぇ、須賀くん。あら、ちょっと大きくなったかしら?」

京太郎「最後に先生にお会いしてからだと、どうでしょうか」

トシ「ふふっ、人間的にという意味よ。ああ、そうそう。遅くなったし、いまさらだけど、全国出場おめでとう」

京太郎「ありがとうございます。先生にご指導いただきましたことを忘れず、臨みたいと思います」

トシ「はぁ、本当に……須賀くんは真面目でいいわね。昔の男子学生雀士ときたら、チンピラみたいなのとか、じーっと黙りこくってるようなのばっかりだったのよ」

京太郎「はは……俺もそう変わりませんよ。それにそういう方々も、いまなら皆さん、落ち着いた大人になられているのでは?」

トシ「……そうでもないのよねぇ」ハァ

京太郎「どんな大人なんですか……」

トシ「たぶん大会に来てるのもいるでしょうから、機会があれば紹介するわ」

京太郎「あ、ありがとうございますっ」

トシ「ええ……あら、もうこんな時間。そろそろ移動したほうがいいかもしれないわね、穏乃も限界みたいだし」

京太郎「本当ですね……では、ちょっと言ってきます」


京太郎「揺杏さ――ぶ、部長……そろそろ食事行ける頃合いかと」

揺杏「部長ってなんか気持ち悪いな」

京太郎「お前がへこむ言うから呼んだんダルルォ!?」

揺杏「まーまー、冗談だって。けどやっぱ揺杏さんのが嬉しいから、そっちでなー」

京太郎「はいはい……で、移動しましょうか、揺杏さん」

揺杏「んー、そうだな。成香ー、ユキー、行くぞー」

由暉子「あ、はい」

成香「そうだね。じゃあみんな、またあとで」

京太郎「テーブルは学校ごとにわかれてそうですけど」

揺杏「たぶん都合よく隣とかになってて、よその学校も移動しまくってると思うから、適当に話せるだろ」

京太郎「まぁ食事チケットつきだし、そうなるか……それじゃ、行きましょう」


あ、優希だけ会話挿れるの忘れてた
クロチャーのあとあたりに「尊くもない犠牲だじぇ……」とか言ってます、たぶん


~で、レストラン。今夜はバイキングだ!

京太郎「……さて、どこのテーブルに行くべきか」

揺杏「こらこらこら、なんでサーブ側なんだよ」

由暉子「座ってお食事してください」

成香「こっち空いてるよ」

京太郎(なぜかどのテーブルも一席用意されている……いや、この四校だけじゃなくて、ほかの学校もだよ? おかしくね?)


>混ざるテーブル

監督・コーチ席(宥・久)
3年席(揺杏・成香・誠子・尭深・灼・玄)
2年席(由暉子・淡・穏乃・憧・和・咲・優希)

安価↓2


>三年席

京太郎「……では失礼します」

成香「いらっしゃい」

揺杏「そうそう、先輩は立てないとなー」

誠子「……で、その大量の皿はなに?」

京太郎「みなさんのお好みのものがあれば、取りに行ってこようかと……」

灼「いやマナー違反だから」ズバッ

京太郎「」


玄「自分たちのは自分で取りに行くから、心配しなくていいよ~」

京太郎「はい」

尭深「それより私は、成香と揺杏の間に座ったのが気になる」

成香「だって京太郎くんは、有珠山の子ですから」

揺杏「まぁ私らが見てないと、なにしでかすかわからんし」

京太郎「おまいう」

灼「けど実際、京太郎は変なとこで警戒薄いから」

尭深「それわかる。もう隙だらけだよね」

京太郎「えっ」

誠子「落ちないけど、既成事実は作り放題、みたいな」

京太郎「そ、そんなことないです……ほら、俺って自意識の化け物みたいなとこありますし(震え声)」

成香「ないよ」

揺杏「流され放題だよ、お前」

京太郎「マジすか!」

玄「積極的じゃない子は不利だよね~」

京太郎「そんな風に思われてたなんて……」

「……そ、そうなのか」
「隣のテーブルでよかった……メモっとこう」
「物陰に連れ込めばなんとかなるかな……」
「トイレとか……大浴場とか……」
「いっそ部屋に……」

京太郎「なんか物騒なささやきが周囲から聞こえるんですが」

灼「いけない。周りに情報もらしちゃったね」

誠子「さすが人気者、注目されてるね」

京太郎「めちゃくちゃ怖いんですけど」

尭深「大丈夫だよ。京太郎くんとなにかあれば、小鍛治プロと麻雀を楽しむことになるわけだし」

京太郎「なんですかその物騒な処遇!?」

成香「物騒って言っちゃうんだ……」

玄「いっけないんだー、赤土先生に教えちゃおっかなぁ」

京太郎「やめて! 赤土はやめてぇ!」

揺杏「おいおい、うちの地元プロにきびしーこと言うなよー。っと、そろそろご飯取りに行こうぜー、お腹空いちった」

誠子「ん、そうだね。穏乃じゃないけど、私もかなり限界だし」

京太郎「え、ここで話切り上げるんですか!? 不安しかないんですけどっ!」

灼「いいから、一緒に来なさい」

京太郎「御意」

成香「やっぱり流される……」

玄「年上には弱いっていうデータもあるしね~」

尭深「だからこっちの席に来てくれたのかな?」


・先輩方好感度+1


~食事中

玄「ところで――実際のところ、京太郎くんは赤土先生のことどう思ってるの?」

京太郎「どうって……強いですよね。あと頼りがいありますし、たまにダメなとこありますけど、それはそれでお世話欲をかき立てると言いますか」

揺杏「意外なほど高評価だった」

成香「それなのに、あんな扱いしてるんだ……」

灼「ハルちゃんが優しくて怒らないから、京太郎も甘えてるだけ」

京太郎「あ、甘えてませんっ」

誠子「一回り離れてるし、そこは甘えてても仕方ないんじゃない?」

尭深「学校ではどうだったの?」

灼「……あんま変わらなかったかな」

成香「在籍当時だと、まだ京太郎くんもそこまで強くなかったし……指導とかもしてもらってたんじゃ?」

揺杏「それでその態度はどうなん……」

玄「指導はどっちかって言うと、憧ちゃんがよくしてあげてたかな~」

尭深「へぇ……それであんなに育ったんだ」

京太郎「風評被害!」

誠子「え、なにが? 京太郎くんの実力のことだよね?」

京太郎「」

成香「……なに想像したの」

灼「やらし」

京太郎「ご、誤解です」

揺杏「お前の頭ン中はそのことばっかりか」

京太郎「違いますって!」

玄「仕方ないのです! おもちの魅力に抗える男子なんていません!」

京太郎「違うつってんダルルォッ!?」


>返事選択
1 確かにでかいのは好きだけど、そこまで節操なくはありません!
2 ご不快にさせて、すみませんでした……
3 そんなことより先生の話は!

安価↓2


京太郎「確かにでかいのは好きだけど、そこまで節操なくはありません!」

揺杏「でけぇ声で叫ぶな!」

京太郎「すいません!」

尭深「そっかぁ」ニコニコ

誠子「半端ない敗北感が……」

灼「これは屈辱」

玄「まぁまぁ、みんなもまだ成長するのですっ! そのためにもぜひ、松実館でご宿泊、ご入浴を!」

成香「ご利益あるの?」

玄「ふっふっふ、もちろんなのです……私とお姉ちゃんを見ていただければ、その目でわかっていただけるかと」

成香「……っ! た、確かにそうだよねっ……新子さんも、すっごく育ったみたいだし……」

京太郎(そこは関係ないような……あいつたぶん、そんなに松実館で風呂入ってないよな?)チラッ

「……なんかこっち見てない?」
「とんでもねーこと叫んだあとこっち見るとか、とんだ変態だじぇ」
「まぁまぁお二人とも」ニコニコ
「比較するのは仕方ありません」ニコニコ
「さいってー……」/////
「ふふふ、育てた甲斐があったね」ニヤリ
「ただいまっ、いっぱい取ってきたよ! って、どうしたの?」ゥ?

京太郎(いかん、誤解を招いた……)

成香「………………目の保養は済んだ?」

京太郎「そ、そんなことはけして……」

誠子「まぁでも、実際はそこまで気にしないってよく聞くよね」

京太郎「そう! そうなんですよ!」

揺杏「まぁ信用はないけど。そういうこと言ってるやつほど、彼女が小さかったら大きいのと浮気するっぽいし」

京太郎「マジだとしたら、大多数の男はその男を軽蔑すると思いますけど」

灼「だろうね」

尭深「目で追うのも浮気だとしたら?」

京太郎「すいません、それだけは勘弁してください。それはもう反射なんです、身体が勝手になんです」

玄「私は触らなければセーフだと思うな~」

灼「そりゃ触ったら完全にアウトだし……」

誠子「まぁサイズのことは置いといて――それ以外だと、どういう子に惹かれる?」

京太郎「ちょっと待ってください、この話題ずっと続くんですか?」

尭深「あんまりしたことない話だし、この機会にね」

成香「興味あります」

京太郎「メモ帳しまってください!」

揺杏「よそのテーブルもすげー注目してるし、気にすんな」

京太郎「余計にするわ!」

灼「いいから答える」

京太郎「アッハイ」

玄「なんでもいいよ~。髪が長いとか、気が強いとか、面倒見がいいとか、おいしくご飯を食べてくれるとか」

京太郎「急に言われてもなぁ……」

>返事選択
1 可愛い子(安牌)
2 優しい子(安牌)
3 気を遣わない相手
4 お世話し甲斐のある相手
5 仕えたくなる相手

安価↓2


京太郎「――そうですね、やはりお仕えしたくなるような方でしょうか」キリッ

灼「は?」

揺杏「それ好きなタイプじゃなくね?」

京太郎「い、いいでしょ、別に! 惹かれるのはってことですし」

玄「うまく逃げたね」

成香「じゃあちょっと考えてみる?」

尭深「まず、名家とかのお嬢様だよね……」

誠子「私らの中にはいない? あ、玄とかは老舗のお嬢様か」

玄「えへへ~、そこまでお嬢様でもないけどね。庶民だよ、庶民」

灼「憧も神社の子だし、地元だと名家かな」

成香「ほかだと……やっぱり、龍門渕の方でしょうか」

京太郎「透華お嬢様と衣様には、師匠がいらっしゃいます。俺なんかがお仕えするなんて畏れ多いことです」

揺杏「お、おう」

誠子「筋金入りだね」

尭深「あとは……やっぱり永水のお姫様とか」

京太郎「――小蒔先輩は、そういう相手ではないです」

玄(おやぁ? 一瞬、間があったような……)

揺杏「いつも着物のプロ……三尋木プロも、いいとこじゃない?」

灼「聞いたことあるね」

京太郎「へー、知りませんでした」

誠子「あとは、元千里山の清水谷さんの家も資産家だっけ」

尭深「よく知ってるね」

誠子「うん。弘世先輩に聞いたことあってさ」

揺杏「あれは? 臨海の辻垣内……京太郎も働いてたし」

玄「うちと似たような感じなのかな~」

京太郎(ふぅ、なんとか話題を逸らせてよかった……)


・尭深、玄+2
・憧、淡、和、由暉子+1
・このテーブル勢+1


灼(大好き→ときめき)
尭深(とっくにときめきだけど忘れてた)


灼(……うん、やっぱりあれだ)

灼(久しぶりに話して思ったけど、京太郎と話すの楽しいな)

灼(これは……そういうこと、なんだろうなぁ)

灼「ねぇ、京太郎」

京太郎「はい、なんでしょう」

灼「私のことも、灼さんって呼んでくれない?」

京太郎「え」

玄「ど、どうしたの灼ちゃん、急に」

灼「玄と宥さんもそうだし、おかしくないでしょ?」

京太郎「え、ええ、まぁ……」

尭深「あ、だったら私もいいかな。さんづけされるの、経験してみたい」

京太郎「……まぁ構いませんけど……えっと、灼さん、尭深さん」

灼「はうっ」

尭深「っっ……」ゾクゾクッ

京太郎「……恥ずかしいんですけど」

揺杏「くっ、なんてことだ……」

成香「誠子さんはどうします?」

誠子「え? い、いやー、私はまだいいよ、うん……ほら、先輩って呼ばれるほうが希少なとこあるし」

玄「一理あるね」

尭深「あとは、さんづけで呼ばれてるの宮永先輩に聞かれたら、大変だし?」

誠子「そ、そんなことは考えてないけどっ」

揺杏「あの人、やっぱ怖いん?」

京太郎「優しい先輩ですよ」

誠子「まぁ、京太郎くんにはね……」

尭深「優しいけど、厳しいよ。麻雀については特にね」

成香「チカちゃんも爽先輩も、そういう意味では優しかったかなぁ」

灼「うちも宥さんは、厳しいタイプではないよね」

玄「お姉ちゃんはとっても優しいのです!」


~お食事終了

京太郎「――ご馳走様でした」

全員『ご馳走様でした!』

トシ「明日は開会式だから、朝寝坊しないようにね」

阿知賀勢「はーい」

久「咲、二度寝しないように」

咲「なんで私だけなんですか!」

顧問「うちの子たちもね」

有珠山勢「はーい」

白糸台監督「各班、班長は点呼忘れないように」

白糸台勢「はいっっ!」

京太郎「……白糸台以外、緩いなぁ」

誠子「そういう校風だからね」

尭深「それじゃ、ひとまず解散だね」

トシ「消灯時間は一応11時よ。あまり遅くまで起きてないようにね」

灼「はい」

京太郎「妥当ですね」

久「遅くまで起きて、データ整理とか調整メニューとか考えないように」

京太郎「……はい」

白糸台監督「では解散。他校のみなさんも、ありがとう」

顧問「ありがとうございました」


揺杏「さて――」

成香「夜です」

由暉子「お楽しみの時間です」

穏乃「枕投げ!」

和「だめですよ、穏乃」

優希「このメンツなら、麻雀したいとこだが……」

咲「出場者だらけだからね。普通には無理かな」

淡「うー、つーまーんーなーいー」

憧「とりあえず、お風呂行こっか」

玄「賛成!」

宥「………………」

玄「あ、汗を流したいだけなのですっ」

宥「なにも言ってないよ?」ニコニコ


京太郎「……風呂、か」

京太郎「一人で入ろう」トボトボ


~お風呂はカットです、反省はしていない

京太郎「あぁ~生き返ったぁ~」

京太郎「露天大浴場、最高だな……安いホテルだけど、それは本気でありがたい」

京太郎「さて、先生方もおっしゃってたし、今日は早めに寝るかな。移動の疲れもあるし――」


>本日ラスト安価、宿泊メンツから一人

安価↓3


>淡

京太郎「――早めに寝たいんだけど」

淡「まーまー、いいじゃん、たまにはさー」

京太郎「女子はみんなで風呂じゃなかったのかよ」

淡「行ってきたよー。で、いったん解散したんだけど、私だけこっちに来たのだ!」

京太郎「なにしにだよ……」

淡「んー? 久しぶりだったから?」

京太郎「答えになってねーぞー」

淡「あとは、お風呂上がりの淡ちゃんを見せてあげようかと」

京太郎「はいはい、かわいいかわいい」

淡「でっしょー♪」クルックルッ

京太郎「ってかなんでジャージ……ホテルの浴衣あっただろ」

淡「胸きつい」

京太郎「お前っ、大勢を敵に回すぞ!」

淡「それに動いてたら、なんか肌蹴ちゃうんだよねー」

京太郎(それは見てみたかった……)クッ

淡「あ、見たいって思ったでしょ! 変態! エロ助!」

京太郎「……否定はしない」

淡「えっ」ドキュッ

京太郎「……ま、一般論でな。正直、可愛い子の浴衣姿とか最高だと思う」

淡「あわっ、あわわわわっ」カァッ

京太郎「……っつかお前、髪濡れてんぞ。乾かしてやろうか?」

淡「ふぇっ、えぇぇっ!?」

京太郎「あー、つってもドライヤーは脱衣場か……部屋になら置いてあるけど、来るか?」

淡「なっ、ひっ……い、行かないっ! バカッ、へんたーい!」ダッシュ

京太郎「あ、おいっ……なんだったんだ」


淡「ぐぬぬぬっ……からかうつもりだったのに、キョータローめぇ……」

淡「……………………行けばよかったかも」ハァ

淡「っていうか、浴衣着ればよかった……あーでも、浴衣で部屋行ってたら……~~~~~~っっっ!」/////

ジタバタ モンモン
誠子「あれなに」

尭深「お年頃だねぇ」

誠子「おばさん臭いよ……」


・淡好感度+3


~ってことで、0日目終了


とりあえず、今日はここまでです
次回からいよいよ、8月日程になります
まぁ開会式だけだし、一週目は団体だしで、試合はないですけどねー

デートは前回大会より、やりやすくしたいと思ってます、もちろん選択されればですが
次回は来週かなー、たぶん

では、ありがとうございました


先週は仕事したりみほ梓SS書いたりしてたら時間なくなりました

今週は先方から来るはずの仕事のレスを確認したら、ちょっとできるかと思います

7日にカルドセプト出ちゃうので、それ以降はもうマヂ無理……って感じです


甘やかされるほうがエタりそうなので、明日から頑張ります!

ってことで、明日の夕方17:00くらいからやろうかと
最近、遅い時間だと眠くなるので、早めにささっとやっていく魂胆です

眠い


~二年目8月第一週月曜

~朝

京太郎「ホテルとか旅館はいいなぁ、朝から大浴場が使えて」

京太郎「パルクールのあとの風呂ってのは、どうしてこうも格別なのか……ふぅ……」ブクブクブク


~朝食

京太郎「おはようございます。どうぞお席のほうへ、お飲み物はいかがなさいましょう」

由暉子「で――どうしてホテル側の立ち位置になってるんですか、京太郎……ミルクセーキ(意味深)を」

揺杏「しかもスタッフから指示とか受けてるし、それで動いてるし……んー、ブラック」

成香「それを認めるホテル側がすごいのか、溶け込む京太郎くんがおかしいのか……オレンジジュースください」

京太郎「いえいえ、そんなおかしなことじゃありませんよ」スッ

顧問「おかしいと言いながらナチュラルにスタッフ扱いだし、もうこれどっちもおかしいよね」

京太郎「スタッフの方がお一人、欠勤になったとお伺いしましたので。なにかお役に立てることがあればと申し出ましたところ、快諾いただいたんです」

由暉子「京太郎を断るわけがないので当然かもしれませんけど、それでもよく承諾されましたね」

揺杏「なにしたわけ。あれか、女社長たぶらかしたか?」

成香「そうなの、京太郎くん」ジロッ

京太郎「違いますよ! この、龍門渕バトラー養成コースの卒業証明を見せたので、技術と信用の問題をクリアできたわけです」

由暉子「なんですか、その妙な証は……」

揺杏「聞いてもよくわかんなそうだし、別にいいけど……それより、メニューはどれがおすすめ?」

京太郎「エッグベネディクトがおいしいですよ。それ以外だと、フリッタータのサラダ、スフレオムレツ、スープはコンソメよりポタージュが味も深くて――」

成香「なんだか卵に偏りがあります……」

京太郎「わ、和朝食のメニューもありますよ。だしまき、おひたし、味噌汁に焼き魚」

成香「じゃあ京太郎くんが作ったものがいいな」

由暉子「! 私もそれ!」

揺杏「私もー」

京太郎「はいよろこんで! ただいま、お持ちします!」

顧問「」

一年ズ「先生、考えるだけ無駄です。せめて京太郎さまに負担をおかけしないよう、自分たちのは自分たちで取りに行きましょう」

顧問「もうやだこの部の顧問」


>続いてやってきた学校は?
清澄、阿知賀、白糸台から選択

安価↓2


>白糸台

誠子「おはようございまーす」

尭深「来てるのは……有珠山の子たちだね」

淡「あれ、キョータローは?」

京太郎「おはようございます。昨夜はよくお休みになられましたか?」

誠子「」

尭深「」

淡「なんで働いてんのさー!」

京太郎「そりゃお前、義を見てせざるは勇無きなりっていうからだろ」

淡「ぎをみ……なに?」

誠子「全ッ然話が見えない……」

尭深「人手不足だから手伝ってるってことじゃないかな」

京太郎「さすが尭深さん。どうぞ、少し渋めの緑茶です」

尭深「ありがとう。はぁ、やっぱり朝はお茶だね……」

誠子「尭深はいつもじゃない」

京太郎「誠子先輩にはコーヒー、ミルクのみ。淡は……」

淡「わくわく」

京太郎「よくわかんなかったし、牛乳にしといたぞ」

淡「えー、これ以上大きくってー? しょーがないなー」ゴクゴク

京太郎(なんも言ってねぇ……)

誠子「よし、パン取ってこよっと。尭深は? またご飯?」

尭深「うん。入ってくるとき、炊き込みご飯が見えたから気になって」

京太郎「頑張りましたっ」

尭深「京太郎くんが炊いたんだ……ふふ、期待しとこっと」

淡「私もお米にする!」

京太郎「ではごゆっくりー。あ、いらっしゃいませ。おはようございます――」

誠子「よく働くなぁ……っていうか、開会式に遅れないよね?」

京太郎「はい、大丈夫です。いざというときは、影分身残して行きますので」

誠子「そ、そう……(深く突っ込まない)」


・有珠山勢、白糸台勢+1


~飛ばして、会場

京太郎「ここが、全国大会の会場……」

揺杏「昨日も来たろ」

京太郎「そうでした」

成香「春にも来てるんだよね……?」

由暉子「去年の夏も来たはずですが」

京太郎「こ、今年はほら、ディフェンディングチャンピオンとして来てるから」

揺杏「そうそう、うちのチャンピオンだからなー。期待してるぞ、京ちゃん」ポンポン

京太郎「任せてくださいっ」グッ

成香「ほかの学校の男子の人たちも、京太郎くんに注目して――あれ?」

由暉子「ないですね。むしを目を逸らしてます……腕をグッとしただけでというやつでしょうか」

京太郎「いや、チャクラ使ってないし、攻撃もしてないけど」

(え、そんなことしてくんの?)ドンビキ
(こわいわーチャンピオンこわいわー)
(とずまりすとこ)

咲「控えめに言って、京ちゃんに怯えてる感じじゃないの」

京太郎「はぁ? 小鍛治プロじゃあるまいし、俺はそこまでのことやってねーだろ?」

優希「サラっととんでもねぇ毒吐きやがったじぇ」

和「赤土先生……」ホロリ

久「ご本人がいらっしゃらなくてよかったわね」

玄「それは赤土先生のことなのか、小鍛治プロのことなのか……」

灼「小鍛治プロ……ハルちゃん、早くリベンジして……」ゴッ

誠子「灼が燃えだした」

尭深「本番は明日からだよ?」

穏乃「いやー、遅刻しなくてよかったね!」

憧「朝起きて、あんたがいなかったときはどうしようかと思ったわよ……」

京太郎「なんだ、穏乃も走りに行ってたのか?」

穏乃「うん、軽くね!」

淡「朝からよく疲れることするよねー」

京太郎「健康的に汗をかいて、それを風呂で流すのがいいんだろうが」

穏乃「ねー?」

京太郎「なー?」


和「妙なシンパシーがあるようですね……」

由暉子「おもちがなくとも、やはり強敵のようです……」

憧「なんの対抗心なの、あんたたちは」

宥「そろそろ学校ごとにわかれたほうがよさそうだよ~。開会式に入らない人は、こっちで固まって客席に移動するからねー」

久「それじゃ、私と和はあっちね」

京太郎「お疲れさまです」

久「はいはい。あ、それと京太郎、開会式であいさつすると思うけど、考えてる?」

京太郎「…………え」

灼「あ、やっぱり」

誠子「まぁ例年なら女子だからね。仕方ないんじゃない」

尭深「京太郎くんならアドリブで対応できるだろうし、大丈夫だよ」

京太郎「ちょちょ、ちょっと待ってください、聞いてないんですけど! 揺杏さん、どうなんですか!」

揺杏「ああ、聞いてたっけか。教えてないけど」

京太郎「おいィ!?ちとsyれならんしょマジで……」

成香「用意された挨拶より、そのときに思ってる言葉で勝負したほうがいいよ、京太郎くん」

由暉子「連盟も、そういったことに期待してのことだと思います」

京太郎「そ、そうなのかな……まぁ、うん……考えてはみるけどさ」

咲(……女子だと淡ちゃんになるから、男子にしたのかな)

優希(まぁ京太郎のが話題性もあるしな、ありえるじぇ)

京太郎「うーん、とりあえずある程度の形だけ考えておいて、と――」


>行動選択?
1 挨拶文を考えておく
2 その前に声をかけられる、勢力選択(龍門渕、永水、千里山、姫松、新道寺、臨海、大学組、プロ、新人プロから一枠)

安価↓2


>プロ

咏「うぉーい、きょうたろー!」

京太郎「咏さん?」

良子「だけではありませんよ」

はやり「そろそろ開会式だからね、その前に顔見ておこうと思って☆」

理沙「……しっかり!」

晴絵「……あれ? なんで私、新人の枠じゃないの?」

靖子「求めすぎでしょう、さすがに……」

健夜「あはは……ところで京太郎くん、さっき聞き捨てならないこと言わなかった?」ニコッ

京太郎「い、言ってないですっ……お疲れさまです、みなさんっ!」

「うたたんきたああああああ!」
「生咏たんかわいういいいいいい!」
「はやりーん! は、はーっ、ハアアーッ!! ハアーッ!!」
「野依さんマジ天使!」
「戒能さんのけしからんあれをこんな間近で……ゴクリ」
「グランマが通られるぞ、道を開けろ!」
「あ、あんなメンツの中で平然としてるとは……やっぱ須賀京太郎、はんぱねぇ……」
「ハルちゃん輝いてる!」


晴絵「……誰も私に反応してくれない」ズーン

靖子「教え子さんがいるじゃないですか。私なんて、完璧にスルーですよ」

晴絵「教え子以外にもチヤホヤされたいの!」

灼「ひどい……」

晴絵「いや、ごめん、違うのよ! でもそれ以外の声も欲しいっていうか……」

京太郎「めんどくさい人だな……」

憧「引くわ」

晴絵「うっさい!」

トシ「ほほ、相変わらずねぇ」

晴絵「え――あ、熊倉先生。ご無沙汰してます、阿知賀のみんなは、ご迷惑おかけしてませんか?」

トシ「ええ、みんないい子よ」

咏「お、トシさーん」

トシ「咏さんも、活躍してるようでなによりだわ」

咏「まぁはい、なんとかやってますよー」

トシ「みんなも、お仕事お疲れさまね。今年もよろしく」

はやり「こ、こちらこそ、よろしくお願いしますっ」

理沙「しますっ……」

健夜「ま、また改めてご挨拶に……では、失礼しますっ」

京太郎「あれ、もうお帰りですか?」

靖子「まぁ、ひと言声をかけるだけ、と決めてたからな……私たちは関係者側に列席だから、これで」

京太郎「はい、ありがとうございました」

咏「おーう。挨拶、期待してっかんねー」

京太郎「あ……ああああああああ、忘れてたああああああああ!」

良子「ふふふ……そんなこともあろうかと、原稿を用意しておきましたよ」スッ

京太郎「マジすか! ありがとうございます!」

久「……中、チェックしといたほうがいいわよ」

京太郎「え」パラッ

良子「ちっ」

京太郎「えーっと……公私ともに戒能良子から愛されるこの須賀京太郎に、太刀打ちできるものなら挑んでこい――なんですかこれは!」

良子「手元に置いておきたいほどの愛弟子ということです」

京太郎「それはありがたいですけど、この挨拶はちょっと……」

由暉子「貸してください、燃やしておきますので」

良子「ではこちらのバージョンで――」

はやり「はいはい、良子ちゃんいくよ☆」

健夜「っていうか、いつ用意したのあれ」

靖子「お前、ちょっとは自重しろ……相手は未成年だぞ」

咏「あっはっは、読んだときの会場の反応、見てみたかったけどねぃ、知らんけど」

晴絵「油断も隙もないわね……それじゃ、まともな挨拶考えときなさいよー」

・ベテラン?プロ組 +1



京太郎「あ、危なかった……」

久「はぁ、仕方ないわね……私の用意した原稿を使いなさい」

京太郎「……いえ、遠慮しておきます」

久「んま、警戒心の強いこと」

誠子「当然じゃないですかね……」

尭深「あ、そろそろ移動みたい」

和「では、私たちはここで」

宥「みんな、またあとでね~」

京太郎「はい、お疲れさまでした」


~開会式の挨拶

「では――前回大会男子チャンピオン須賀京太郎、前へ」

京太郎「はい!」

京太郎(……冷静に考えたら、俺って春のチャンピオンだろ? 夏は別だと思うんだけどなぁ……)

「京くんですっ、京くんが挨拶を!」
「ひ、姫様、落ち着いてっ」
「やべぇ、威圧感パねぇ」
「確か前回の大会では、目があっただけで役満振り込んだやつがいたとか」
「ああ、ありましたねぇ」
「合宿でもようやっとったと」
「あれは大変やったなぁ……」
「これどこまで乗っかればいいんですかね」
「会場、ざわつきすぎじゃないかな……」
「宮永先輩の挨拶のときは、もっと静かだったよね」

京太郎(や……やりづれえええええええええええ!)

京太郎(あー、もうっ……とにかく、無難に終わらせよう)


>挨拶内容
1 大会の抱負
2 スポーツマンシップ云々
3 優勝宣言

安価↓2


京太郎(………………いや、やっぱりこう、挨拶するならなにかを残さないと)

京太郎(世話になった人たちも見てるのに、無難に、誰も言えるようなことを言っていいのか?)

京太郎(いや、よくない)

良子(では先ほどの原稿を――)

京太郎(あれは由暉子が燃やしました)

良子()

京太郎「え――それでは、春のチャンピオンとして、開会の挨拶を」

京太郎「コホン――俺が見ているのは、優勝だけです」

全員『――っ!』

京太郎「学校は変わってしまいましたが、今回の大会も俺があの旗を持ち帰る――そのために俺はここまで来ました。あの旗を持ってきたんです」

京太郎「あの旗は――ここにいる誰にも渡さない」

京太郎「奪いたいなら、全力で挑んできてください。そして、いい大会にしましょう」

京太郎「選手代表、男子チャンピオン――須賀京太郎」ペッコリン


ざわ・・・ざわ・・・

  ざわ・・・ざわ・・・


京太郎「ふぅ……」

淡「あのさぁ」

京太郎「お? あれ、なんでお前も?」

淡「挨拶はしないけど、旗返すのはやるから」

京太郎「あー、なるほど。んで、あのさぁってなんだよ」

淡「――自分だけずっるーーーーーーーーい!」

京太郎「は?」

淡「私もやりたかった! 優勝しか見えてない、全員ぶちのめす! ってやつ!」キラキラキラッ

京太郎「そこまで言ってねーよ」

淡「言ったも同じだよ! なんかねっ、楽しみになってきた!」

淡「また優勝しよっ! ダブルで!」

京太郎「――学校が違うから、あんまり大声では言えないけど」

京太郎「一回だけ言っとく……おう、頑張ろうな!」

淡「うんっっ♪」


・雑用+3


書き終わってから、優勝旗って単語を思いだしました

--------------------------------------------------------

京太郎「どうでしたかっ?」

揺杏「京ちゃん……よくやった!」b

由暉子「かっこよかったです!」b

成香「うん、よかったと思うよ」

京太郎「あざっす!」

京太郎「けど――あれですね。結構煽ったんで、男子の選手からは睨まれるかと思ったんですけど……」

姫松男子A「いやー、下手な社交辞令よりは、よっぽど熱かったて好評やで」

京太郎「おっ、久々ぁ!」パンッ

姫松男子A「おう、お久ぁ!」パシッ

姫松男子B「男子もそうやけど、連盟も盛り上がっとんな」

京太郎「……いや、そうなるならさ、俺じゃなくて淡に任せても同じだったと思うぞ?」

姫松男子C「それは俺に言われても知らんわ」

姫松男子D「淡ちゃんはかわいいけど、女子ん中にはよう思わんやつもおるからちゃうか?」

京太郎「あー……そっか、そういうこともあるか……」

揺杏「ごく一部だよ、そーゆーんは」

由暉子「……くだらないことをする人は、どこにも一定数いるものですから。ただ、大星さんが同じことを言っていても、私たちは歓迎したと思います」

成香「うん、そうだね……そのために、みんな頑張ってきたんだもん」

京太郎「ですね……とにかく、言ってしまった以上は、優勝するしかないです」

揺杏「そうそう、頼むよー」

由暉子「私たちも、負けませんので」

成香「女子団体、個人、男子個人、総なめにしようね」

京太郎「はい!」

有珠山ズ『有珠山――っ、ファイト――ッ、オーッ!』



久「ふーむ、原稿より面白かったわね」

優希「くくく、言ってくれるじぇ、京太郎め……」

咲「よーし、私も頑張るぞー」

和「調整はお任せください……と言っても、個人戦は再来週ですけど」

久「ま、それまでは団体でも観戦して、対策練りましょ」


衣「ふふふ、剛毅なものだ」

一「キャラ変わっちゃってたね」

智紀「ランナーズハイ……?」

純「走ってねーけどな」

透華「ぐぬぬぬ! 春に優勝していれば、私があの場にいた可能性もっ……」


照「京ちゃん、かっこよかった……」

菫「お前なんで列席してないんだ!」

智葉「そして誰も気づかなかったのか……」

巴「迷ってたんですか?」

哩「まぁ開会式やけん、それはええやろけど……解説はしっかりな」


誠子「いやー、いい挨拶だったね」

尭深「淡ちゃんのテンションも上がって、これは期待できるね」

淡「やってやんよ!」


小蒔「私たちも、負けるわけにはまいりません」キリッ

春「はい」

明星「目指すは優勝ですね!」

湧「足を引っ張らないよう、励みます……」



シロ「京太郎の挨拶以外は普通だったね……」

塞「普通でいいのよ、普通で」

胡桃「っていうか、意外過ぎたんだけど……」

エイ「英)あれはやばいわ、録画しておけばよかった。放送されてたわよね、誰が録画してないかな……」

豊音「英)録画セットしてきたよー。帰ったら一緒に見ようねー」

エイ「トヨネ! アイシテル!」ガバッ


絹恵「言い切れるもんやなぁ……」

漫「なにが京太郎くんをあそこまで……」

浩子「まぁなんにせよ、正面アングルで押さえられてよかったわ……」ジー

泉「撮影しとったんですか!?」

浩子「生放送や」

雅枝「」


ネリー「うああああああ、あれはやりたかった!」

ハオ「私たちは春と来年夏、二回チャンスがありますね。京太郎と一緒にできるかもしれません」

明華「留年しましょうか……」

サンディ「いや、留年しても出場できないから」


穏乃「うっは、テンション上がる!」

憧「恥ずかしげもなく、よくやるわねー」

灼「まぁ京太郎だし」

玄「京太郎くんだもんねー」


姫子「ん……哩先輩ばおっと」

煌「おや、本当ですね。ご挨拶に行っておきますか?」

姫子「いや……会うんは優勝してから、その報告ばすっときよ」

煌「そうですね。京太郎くんに負けていられません」

友清「京太郎んキャラとは違うとりましたけどね。でも、らしかっちゃらしかったとです!」



京太郎「それじゃ、いったん戻りましょうか」

揺杏「そーすっかー」

由暉子「全員いますか?」

成香「先生、点呼をお願いします」

顧問「あ、はい……一年生、いなくなってませんかー?」

一年ズ『大丈夫です!』

京太郎「よし、それじゃ帰るぞ! それから練習だ!」

揺杏「えぇー」

京太郎「いや、えーじゃなくて……」

由暉子「まぁでも、調整くらいにはしておくべきですね」

成香「はい、明日は一回戦ですからね」

京太郎「む……それもそうですね、わかりました」

揺杏「私もそれが言いたかった」

京太郎「はいはい。では、そういう形ということで」

揺杏「こらぁ! 先輩に敬意を見せろ!」

京太郎「尊敬してますよ、揺杏さんのことは」

揺杏「っ……な、ならいいけど」

由暉子「ずるい!」

成香「いまのは言わせたよね!」

顧問「はい、それじゃ帰りますよー。一年生、しっかりついてきてねー」

一年ズ「あの、先輩方は……」

顧問「子供じゃないんだから、ほっといても勝手に帰ってきますよー」

一年ズ『えぇ……』



~ホテル

京太郎「……まさか放っていかれるとは思わなかった」

京太郎「さて、予定では一応、調整で打つんだけど――」

京太郎「俺だとうまく調整できないって言われるんだよなぁ、最近……どうしたもんかな」


>行動選択
1 いいから調整に行くぞ!
2 それなら特訓だ! 誰か打ってくれそうな人を――
3 ……遊びに行くか、誰か誘って

安価↓2


では、次回は調整からで
今日はここまでで、お疲れさまでした

暑いなぁ、もう


踊ってる方には申し訳ないですが、セプターのほうがしばらく忙しそうです(ゲーム)
あ、適度に仕事もしてます
あとスマホに替えたので、色々馴染むようカスタムもしてます(面倒)
今月一回しか更新してないですが、お兄さん許して


急ですが17:30くらいからゆっくりやります
初日日程くらいは片づけたいなぁ


>調整

京太郎「――どうですか、調子は」

揺杏「んー、たぶん大丈夫。いつも通りって感じだな」

由暉子「そうですね。引きも波がありませんし、手が止まる感じもありません」

成香「卓全体が見えてると思うよ」

京太郎「そうですか……それで、なんですけど――」

揺杏「ダメ」

京太郎「まだなんも言ってないダルルォ!?」

成香「京太郎くんと調整すると、ペースが崩れちゃいそうで……」

京太郎「」

由暉子「すいません、京太郎。私は構わないんですが、先輩方がこう仰るので」

揺杏「ユキ、それはずるくね?」

成香「これは総意のはずだよね?」

由暉子「すいません、大会さえなければ京太郎と打ちたいという私の欲求が、つい口をついて」

京太郎「……要するに、由暉子以外は俺と打ちたくない、と?」

由暉子「はい」

成香「違います! 調整だから、京太郎くんに負けたら、調子が崩れちゃいそうだって言ってるの」

揺杏「モチベ奪う気かよぉ」

京太郎「……わかりました」

成香「そういうことだから、ごめんね?」

京太郎「いえ、先輩方が仰ることもわかります。ですから――」

由暉子「ですから?」

京太郎「せめて、どなたかの隣でサポートさせていただきたいなと……だめでしょうか」

揺杏「じゃあ私の隣な」

由暉子「待ってください。お二人は口を揃えて拒否ったじゃないですか。やはりここは私が――」

成香「あれは三人の総意だってば! 先鋒が一番キツいんだから、私の底上げのほうが重要だと思うの!」

京太郎「……それならいっそ、一年のどっちかのサポートに入りたいなと――」

三人『は?』

一年ズ『いいえ、私たちは遠慮しておきます』

京太郎「あ、はい」

揺杏「よしよし。それじゃ、京太郎が私らから選ぶってことで、どう?」

由暉子「異議なしです」

成香「そうだね。一番揉めないかも」

京太郎「異議あり!」

成香「却下します」

京太郎「」

揺杏「んで、誰にする?」

京太郎「えぇ……」

由暉子「はぁ、暑いです……」パタパタ

成香(露骨に胸元開いてるっ……)

揺杏(くっ、アイドルらしい育成が裏目に出たかっ……)

京太郎「はぁ、わかりました……とにかく、午前中は三人とも見ますってことで、最初は――」


京太郎「最初は――」

>相手選択
1 成香から
2 揺杏から
3 由暉子から

安価↓2


>揺杏

京太郎「確かに、先鋒は重要です。大将も」

成香「!」パァッ

由暉子「!」キラキラ

揺杏「…………」

京太郎「ですが――それより重要なのは、部長の実力です」

揺杏「!」

京太郎「部長になる人というのは、同級生からも後輩からも頼られる存在ですから。ちゃらんぽらんにしてても、決めるところはしっかり決めるからこそ、部長なんです」

揺杏「お、おう」

由暉子「部長職に嫌な思い出でもあるんでしょうか……」

成香「清澄の人かな?」

京太郎「コホン――ですから、まずは揺杏さんです。調整ですから厳しく打ち方を変えたりはしませんけど、途中で、ウィークポイントを指摘します。フォローの仕方も」

揺杏「ん、了解」

京太郎「まずは重点的に揺杏さん、そこから順番に、一年二人も見ていくから。それでは、始めましょう」スッ

揺杏「…………京太郎、椅子座っていいよ」

京太郎「いや、隣にって言ってるんですけど」

揺杏「私の隣だったら、そっち側の家とも隣になるじゃん! だからこう、京太郎が椅子に座るだろ?」

京太郎「はぁ」ストン

揺杏「で――その上に私が座ると」

京太郎「!?」

成香「!?」

由暉子「!?」

揺杏「おー、視線が高い、すげー新鮮」

京太郎「お、俺が見えにくいんですけどっ」

揺杏「んなことないだろー? 座高高いんだし、私の肩越しに見えるじゃん」

京太郎「脚短くてすいません!」

揺杏「いや、そこまでは言ってないし……っていうか長いほうじゃん? たぶん」

京太郎「ほっ……いや、安堵してる場合でもない。この体勢はおかしくないですかっ!?」

揺杏「だーいじょうぶだって、なぁ?」

成香「………………そうだね、いいんじゃないかな」

由暉子「時間がありません、早急に済ませましょう」

揺杏「ほら」

京太郎「なんか鬼気迫るものを感じるんですが」

揺杏「いーからいーから、サポよろしくなー」

京太郎「……はい」

成香「…………次は私、早く終わらせて次は私、早く終わらせて次は私……」

由暉子「戦争は仕掛ける側が悪いです」

京太郎(やっぱり鬼気迫ってると思うんですけど(名推理))


>雀力判定
自動成功、ゾロ目±2まで大成功

安価↓1


>補正ゾロ目 大成功

京太郎「――そこです、揺杏さん」

揺杏「ひゃうっ!?」ビビクンッ

京太郎「ちょっ、なんて声を……」

揺杏「んっ、あっ……ば、かぁっ……んくっ……耳に、息がぁ……んはっ……」ゾクゾクッ

成香「………………」

由暉子「………………」

京太郎「…………い、いいから聞いてください」

揺杏「ちょ、待てっ……波が、引くまでぇ……」ビクッビクッ

揺杏「――――っ……ふぅっ、はぁっ……」ゾクンッ

揺杏「はぁ……んで、なに?」

京太郎「…………いま、これを切ろうとしたじゃないですか」

揺杏「ん、だっていらねーし。次たぶんここ入るから、これでリーチだろ?」

京太郎「これが由暉子に当たります。なので、これは抱えてこっち切ります」ニギッ

揺杏「――っ!!」///

成香「手をっ……」

由暉子「それは私のっ……」

京太郎「そう、手を読んで、待ち牌を把握するんです。目の前のリーチに釣られず、そこで一歩止まって、場を観察するのが揺杏さんには必要です」

成香(手を握るなんてっ……)

由暉子(それは私の手ですっ、私の手を握るための手ですっ、京太郎っ……)

揺杏(やばいな……京太郎の手に握られてると、はんぱなく落ち着く……あー、これ握って、いや握られて試合行けないかなぁ、行きたいなぁ……)ポヤー

京太郎「……あの、聞いてますか?」

揺杏「あー、うん……きーてるきーてる」

京太郎「駄目みたいですね……なら、先に次の人から――」

成香「はい!」

由暉子「私に!」

揺杏「だぁっ! まだ終わってねーだろ! ほら次っ、京太郎はよ!」

京太郎「やる気あるなら、最初から見せてくださいよ……じゃ、続けますからね」

一年ズ(今日も平和です)


・雀力+40
・揺杏好感度+12


~調整終了

京太郎「――だ。とにかく、次鋒はやることというよりは、流れに合わせて動き方を決めるほうが難しい。もちろん、稼げるときには稼いでいいからな」

能登もとい藤堂「は、はい」

京太郎「さて――それじゃ、午前中はこんなとこですかね」

揺杏「だなー、そろそろお昼行くか」

由暉子「はい、お腹ぺこぺこです」

成香「ホテルはお昼はないからね。レストラン使うか、外で食べるか、なにか買ってこないと」

京太郎「そこは、俺の出番で――」

揺杏「せっかくだし、どっかで食べようぜー」

京太郎「いえ、ですから――」

由暉子「いいですね、東京はいいお店が多いです。いつかどこかで聞いた、辻というお店もランチ営業を再開されたとか」

京太郎「だから、俺が――」

成香「あそこはお昼だけで最低5千円はするからねー、またにしようよ」

京太郎「あの、俺がご用意――」

揺杏「さて、どこにするかな……ホテルのレストランもいいけど、外の珍しい店もいいなー」

京太郎「…………ぐすん」

由暉子(泣いてる京太郎、ありです)

成香「泣いちゃだめだよ、さ、行こう?」

京太郎「誰のせいやねん」


>ランチ場所選択
1 外は暑いし、ホテル内で
2 あなたとコンビニ
3 ハミレスや!
4 おそばの有名な店
5 喫茶店で軽く
6 まさかの辻

安価↓2


>ハミレス

京太郎「滞在期間長いですし、ファミレスとかのがいいと思いますよ」

揺杏「そういうもん?」

顧問「正直、この人数分の宿泊費と食費考えると、そのほうがいいですね。寄付金も無限ではないので」

京太郎「どうしても変わったとこ行きたいなら、自分たちの小遣いで個人的にって感じでしょう」

由暉子「個人的……なるほど」

成香「そういうことだね」

京太郎「どういうことだってばよ……」

揺杏「デートでってことだろ、言わせんな恥ずかしい」

京太郎「え、二人ともそういう相手が!?」

由暉子「誰かが誘ってくれればいくんですけどね」チラッ

成香「そういう人がいればねぇ」チラチラッ

京太郎(…………よその男子が声かけにこないよう、監視しておこう)ギンッ

揺杏「さて、なんか知らんが気合も入ったみたいだし、行くかー」


~ハミレス

京太郎「はー、涼しい」

揺杏「生き返るわ~」

由暉子「さすがに混んでますね……よその制服も、チラホラ見えます」

成香「すいません、9人で入れますか?」

「はい、奥のお席が空きましたので、そちらへどうぞー」

京太郎「いいタイミングでしたね――って、あれは……」

揺杏「んぁ?」

由暉子「どなたでしょう……」

成香「どこかで見たような気も――」

京太郎「どこかでじゃないですよ! あちらは――」

透華「あら、須賀さんではありませんの」

京太郎「は! ご機嫌麗しゅう、透華お嬢様!」

揺杏「えぇ……」

由暉子「あ――思いだしました、龍門渕の人です」

成香「長野代表……清澄に勝ってきたところだ」

純「オレらからすれば、去年の清澄がうちに勝って行ったとこなんだけどな」

一「仕方ないよ純くん。清澄の実績はすごかったからね」

衣「ふふ、ならば今年は我々が、その実績を上書きしてやればいいだけのこと」

京太郎「衣様も……ご機嫌麗しゅう。師匠はいらっしゃらないのでしょうか」

智紀「ハギヨシさんなら、どこかにいると思う……」

京太郎「あー……確かに、気配だけはありますね……特定は難しいですけど」

一「まだまだだね」

京太郎「すいません、精進します……」

純「まー、オレらもわかんねーんだけど」

揺杏「いや、ちょっと待ってよ! 龍門渕って超金持ちじゃなかった? なんでファミレスなんか来てんの?」

京太郎「失礼ですよ、揺杏さん」

衣「家がどれだけ富んでいようと、我々は一介の学生ゆえ、使える小遣いは知れているぞ」

一(まぁカードで払うから同じなんだけどね)

純「あと、こいつがファミレスのエビフライとタルタル好きなんだわ」

揺杏「へー、んじゃ私もそれ入ったやつにしよーっと」

衣「ほう、わかっているやつがいるようだな」

由暉子「とりあえず座りましょう」

京太郎「そうだな。周りにも迷惑だし」



智紀「………………」

透華「どうしましたの、ともきー」

智紀「須賀くんが普通に話しているのが、新鮮で……」

一「あー、そういえば」

純「オレらにも敬語だしな、あいつ。透華と衣には特に」

透華「そのうち慣れますわ」


京太郎「………………」

揺杏「面白そうだし、私らにもそういう感じで接してみるってのは?」

京太郎「無理です」

揺杏「んだとこら!」

成香「もー、騒いだら迷惑だよ」

京太郎「そうですよ、後ろの席にもいらっしゃるんですから……すいません、騒がしくて――」

京太郎「――あれ?」


>相手選択、新人じゃないプロ一人

安価↓2


>咏

咏「いやー、別にいーって、知らんけど。ファミレスなんてそんなもんだしさ」

京太郎「咏さん!?」

咏「おっと、京太郎じゃん。へー、こんなとこで会うとは奇遇だねぃ」

えり「お久しぶりです、京太郎くん」

京太郎「えりさんも……ということは、打ち合わせですか?」

えり「そんなところです。そうそう、以前いただいたチョーカーは、実況の日につける予定ですから」ニッコリ

京太郎「あ、はい……わざわざどうも」

咏「……ちょい待ち、なにそれ。チョーカーって?」

えり「おっと……いえ、なんでもありませんよ?」

京太郎(え、なんでそんな意味深な誤魔化しを――)

咏「へぇ~……京太郎!」

京太郎「はい!」

咏「……ちょっと話聞かせてくんね?」

京太郎「しょ、食事が先でよろしいでしょうか……」

えり「…………」ニヤニヤ

京太郎「楽しんでないでください!」

揺杏「まーまー、いいじゃん京太郎」

由暉子「そうですね、私も俄然、興味が出てきましたので」

成香「詳しく聞かせてね、お昼のあとにでも」ニコニコ

京太郎(ヒェッ……)


純「あっち面白そうだな……」

透華「よしなさいな、はしたない」

一「そうだよ、盗み聞きなんてよくない」

智紀「でも……派遣執事の一挙手一投足は、情報として価値がある……他校との練習試合を優先してもらう、いい餌になるから」

衣「ふむ――それにあの小さいのは、あれで高名なプロだったな。話を聞くついでに、あわよくば対局を申し込んでみるぞ」ゴゴゴゴゴ

透華「もうっ、衣まで……」

一「ボクら、この大会のあとで練習試合って、する機会あるのかな……」


>食後

京太郎「――ということで、その……誕生日を思いだしたときに、せっかくだからと……」

咏「ほーん……そんだけ?」

京太郎「……と、仰いますと?」

咏「そ、そりゃ、あの……ほら、なぁ?」

揺杏「女子アナ口説いてどうこうって下心じゃねーのかアァン?」

京太郎「ち、違いますよっ! ねぇ、えりさん?」

えり「そうですか? 私は年下の男性に口説かれているのかと、少し嬉しかったですけど」

京太郎「えりさぁん!?」

由暉子「そういえば、京太郎は年上好きっていうデータが……」

成香「こ、ここまで年上じゃないとだめなの……?」

衣「ほう、そうだったのか。ならば京太郎、衣のことを姉と呼んで慕ってもいいぞ」

京太郎「いえ、あの……衣様には、さすがに畏れ多いと申しますか……」

一「じゃあボクらは? 純くんはお兄さんって感じで」

純「あ?」

京太郎「いや、あの……それだと、先輩方全員がそういうことを仰いそうなので……」

透華「論点がずれてきていましてよ」

智紀「透華も、すっかりノリノリで……」

咏「っていうか、あのチョーカーはそれかぁ……なーんか、えりちゃんっぽくねーと思ってたんだよねぃ、そういことかよ……」

由暉子「正直に言いますと、死ぬほど羨ましいです。京太郎からチョーカーもらうなんて」

揺杏「ユキ、人目があるところではそういうの控えて」

由暉子「あ、そうですね」

えり(……ポスト瑞原プロを狙ってるというのは本当でしたか)メモメモ

京太郎「というか――俺が年上好きって噂、マジでどこが出所さんなんですか?」

成香「自分で言ってたって、もっぱらの噂だけど」

京太郎「マジすか」

一「違うの?」

京太郎「いえ、まぁ……間違ってはないですけど……特別好きってこともないですよ? 年下だって全然オッケーですし」

透華「節操がありませんこと」

京太郎「申し訳ございません!」orz

智紀「透華、土下座までさせなくても……」

透華「め、命じていませんわ! 須賀さんもおやめなさい!」


咏「あー、そういや思いだしたわ。奈良で飲んだとき、私が最初に会ったとき、ンなこと言ってたっけねぃ」

純「それ口説かれてたんじゃないっすか?」

咏「――――えっ」

えり「いえ、それはないでしょう。ほかのプロも大勢いらっしゃったそうですし」

咏「なんで知ってんだよ!」

えり「戒能プロを始め、色んな方からお聞きしています」

咏「良子ォ!」

成香「京太郎くん、学校の先輩には礼儀を尽くしてるのに、それ以外の年上だとかなり積極的だよね……」

揺杏「そもそも礼儀尽くされてない先輩もいるんだけど」

由暉子「赤土プロはどうなるんでしょう」

京太郎「さ、最低限の礼節は弁えてるつもりなんです(震え声)」

衣「気にすることはないぞ、京太郎。年上に惹かれるのは、いわば母性に惹かれるようなもの。男女だけでなく、人間である以上、根源的な愛情に惹かれるのはやむを得まい」

京太郎「こ、衣様……」

衣「衣のことも遠慮なく、衣おねーちゃんと呼ぶがいい」

京太郎「――っ!」

京太郎(こ、これは……呼ぶべきだろうか……確か衣様は、年上らしく接されることを喜ばれる……ああ、でも師匠がどこかから見てらっしゃるのに、それは――)

咏「ちょい待ちチビッコ、そういうのはもっと年上が呼ばれてからにするべきじゃないかい、知らんけど」ゴゴゴゴゴ

衣「プロともあろうものが、個人の感情を強制させまい? 京太郎が呼びたいと思うなら、好きに呼べばよいのだ」

衣「年功序列に理解はあるが、立場や年を笠に着る行動は看過できぬ」ゴゴゴゴゴ

えり「三尋木プロ、あまり学生相手にそういうことは――」

一「最初の原因なのに、いまさら……」

揺杏「で、京ちゃんどうするん?」

京太郎「えっ」

純「だな。ここでお前が決めれば、丸くは収まらないかもしれねーけど、とりあえずはまとまる」

成香「男の見せ所だね」

京太郎「あの――」

透華「スパッと決めなさいな、男らしく!」

京太郎「はいっ!」

衣「よし、では呼ぶがいい」

京太郎「あっ」

咏「どうすんだー、京太郎ー?」

京太郎「………………えーっと」


>衣おねーちゃん
1 呼ぶ
2 呼ばない
3 一回だけ呼ぶ
4 優勝したら呼ばせていただきます

安価↓2


>呼ぶ

京太郎(…………仕方ない。衣様の期待を裏切るわけにもいかないし、断って恥をかかせるなんてもってのほかだ……ですよね、師匠!)

ハギヨシ(知らんがな)



京太郎「――こ……衣、おねーちゃん……」カァッ

揺杏「」ブハッ

成香(かわいい)

咏「」

えり「……」●REC

京太郎「ちょっ!? なに撮影してるんですか! 福与アナみたいなことを!」

えり「たまにはアナウンサーとして、視聴者の需要にもお応えしようかと」

衣「まぁよいではないか、京太郎。おねーちゃんは気にしないからな」ナデナデ(必死に背伸び)

京太郎「う……は、はぁ……衣様がそう仰るなら……」

衣「おねーちゃんだ」

京太郎「……おねーちゃんが、そう仰るなら」

衣「そうだ、おねーちゃんにすべて任せておけ」ムフー

透華(……外部の人間に呼ばれたことで、ずいぶんとご機嫌になったようですわ)

純(ナイスだ京太郎、骨は拾ってやる)

一(ボクも録音しとこうかな)

智紀(大丈夫、私が撮影中)

三人(グッジョブ)

由暉子「……でもこれ、あれですよね。姉でない人を姉と呼んでいることが知られたら、本当の姉属性を持った人たちがどう思われるか――」

智紀「興味深い」

揺杏「えーっと……宮永姉、松実姉、愛宕姉か」

成香「その人たちは、お姉ちゃんになりたいわけじゃないだろうから、大丈夫だと思うけど……」

えり「それでも心中穏やかではないでしょうね」

純「宮永姉には正直教えてやりたいな」

京太郎「やめてくださいマジで」

一「じゃあ松実のお姉さん?」

智紀「……なにげに重そう」

京太郎「生々しい!」

成香「愛宕の洋榎さんは、サバサバしてそうですけど……」

透華「ああいう女性ほど、裏ではショックが大きいものですわ」

京太郎「……なんとなくありそうですね」

衣「ははは、心配無用だ。衣おねーちゃんが守ってやるぞ、京太郎」

京太郎「はぁ……ありがとうございます、衣おねーちゃん」

咏「」

えり「いつまで寝てるんですか、三尋木プロ」

咏「はっ……こ、これで勝ったと思うなよおおおおおおおおおお!!!!」

由暉子「あ、逃げました」

えり「では、私たちはこれで。京太郎くんもそうですが、みなさん――悔いのない試合を」

全員『あ、ありがとうございまーす……』


・衣好感度+5
・透華、純、一、智紀好感度+2
・えり、揺杏、成香好感度+1
・衣の呼び方変更 衣様→衣おねーちゃん


※とある食事処

良子「は? 三尋木プロ、どうされたんです? はぁ、はぁ……はぁ、そうですか」ピッ

健夜「どうしたの、良子ちゃん。咏ちゃんなんだって?」

良子「天江衣が京太郎の姉になったと、よくわからないことを供述していて」

照「この暑さだから、おかしくなったのかも」

シロ「あり得る」グテー

咲「失礼だから……まぁでも、お姉ちゃんはそのうち、京ちゃんにお姉ちゃんって呼ばれるかもね」

照「は?」

咲「だってそうでしょ?」

照「なに言ってるか理解不能」

宥「け、ケンカはよくないよ~」

玄(……もし……もし私と京太郎くんが、そそそ、そういうことになったら……お姉ちゃんも――)チラッ

宥「……玄ちゃん、どうかした?」ニコッ

玄「な、なんでもないですのだ~~~~~っっ!!」

宥「???」

憧「宥姉こっわ……」

洋榎「キヌと京太郎がくっついたら、うちはあいつの姉ちゃんやな!」

絹恵「えっ!? い、いややわ、お姉ちゃん、そんなん気ぃ早いて~」

洋榎(否定はせんのかい……)

照「やる気? 大会前だからって手加減しないけど……ああ、清澄は団体出ないんだっけ、ならいいか」

咲「新人トップが高校生に負けたら、一生試合出られないね、お姉ちゃん」

健夜「――いい加減にしないと二人とも二度と麻雀楽しめなくするよ」

宮永『すいまえんでした;;』


 とかなんとか


>午後

京太郎「はぁ……なんかもう、大火傷しましたよ……」

由暉子「お疲れさまでした」

京太郎「そんでもう、由暉子は俺の部屋に自然と入ってきてるし……そんなん考慮しとらんよ……」

由暉子「午後の予定を聞きにきたんです。私、唯一の同級生ですから」アッピル

京太郎「んー……まぁそうだな。由暉子がいないと、有珠山でも困ったこと多かっただろうなぁ……」

由暉子「そうでしょうか? 京太郎なら、そこまでのことはなかったと思いますけど」

京太郎「由暉子がいたから、そういう風に振る舞えてたんだっての……ありがとな」ナデナデ

由暉子(それが聞きたかった)ゴマンエツ

京太郎「んで――午後の予定だっけ」

由暉子「はい。一応、午後は自由時間を予定しています。試合のある日は、この時間にお出かけできます」

京太郎「試合のある日は、ね。了解――えっと、ない日は?」

由暉子「お出かけに誘うなら午前中からがいいです。午後は暑いですから」

京太郎「まぁ、そうだよな……」

由暉子「そういった理由で、みなさん屋内で過ごしていらっしゃるか、午前中同様、近くの練習場に行ってます。歩いて三分程度ならなんとか、という感じで」

京太郎「そっか……」

由暉子「あと――これは顧問の先生からです」

京太郎「おう」

由暉子「『須賀くんがホテルでお仕事すると、宿代浮いて先生助かるな~』だそうです」

京太郎「……まぁ、ホテルで働くのも修行のうちだな」

由暉子「大会中になにしてるのか、という感じもしますけど」

京太郎「言わないでくれ……」

由暉子「とりあえずは以上です。それで、今日はどうしますか?」

京太郎「寝たい……」

由暉子「はい、喜んで」

京太郎「そうじゃないから! というか喜ぶなって、無防備だな……」

由暉子「京太郎の前でだけなんですけど……」

京太郎「あのな、俺だって男なんだから、やめとけっての……」

由暉子(だからこそなんですけど)

京太郎「うーん、まぁ……いつまでもゴロゴロふて寝してたって仕方ないな。大火傷の分、身体か頭動かして気分転換しないと」


>午後行動
1 そういや、自分の練習はしてなかったな……
2 たまにはマネージャー業にも励もう
3 そんなことよりホテルマンだ!

安価↓2


~ホテルで労働

京太郎「じゃ、ちょっと働いてくる……ホテル代稼がないといけないしな」

由暉子「無理はしなくていいそうですよ? お昼が少し豪華にできる、という程度らしいので」

京太郎「んー、それでも行っとくわ。祝勝会するなら、その費用もかさむだろうし」

由暉子「――そうですね! では私は、京太郎の努力を無駄にしないよう、練習してきます」

京太郎「ああ。練習場まではすぐだけど、気をつけてな。男を見たら、なるべく離れるように」

由暉子「大丈夫です。京太郎以外の前では、警戒を怠ったことはありません」

京太郎「――なら安心だ」

京太郎(信頼されてんのかな……まぁとりあえず、護衛に影分身をつけておくか)


~では、労働開始

京太郎「いらっしゃいませ。お待ちしておりました、ご予約のお名前をお伺いします」

京太郎「お部屋は右手のエレベーターで5Fに降りられまして、左手方向となっております。こちらが鍵です。部屋はオートロックですので、お出かけの際は必ずお持ちくださいますよう」

京太郎「それでは、ごゆっくりおくつろぎください――お待たせしました、次の方どうぞ」


京太郎「お荷物、お持ちいたします。あちらがフロントとなっておりますので、まずは受付のほうを」

京太郎「よろしければ、お部屋の前までお持ちいたしましょうか。はい、では失礼いたします」


京太郎「失礼いたします、ルームサービスをお持ちいたしました。受け取りのサインを頂戴いたします……はい、ありがとうございました。ごゆっくりお楽しみくださいませ」


「……よく働くねえ、君は」

京太郎「お疲れさまです、支配人」

「……卒業後は、麻雀のプロに?」

京太郎「いえ、決めかねています」

「そうか……人生は長い、よく考えるといいよ」

京太郎「はい、ありがとうございます」

「ついては、君――この名刺と紹介状を持っておきたまえ」

京太郎「えっと、これは……?」

「道に悩み、やるべきことがわからなくなったら――これを持って、もう一度ここに来なさい。いいね?」

京太郎「はぁ、ありがとうございます……」


京太郎「また就職口が増えてしまった……」

京太郎「なんにせよ、買っていただいてるのはありがたい話だ――さて、もう少し頑張ろう」


>執事判定
 自動成功、ゾロ目大成功
 十の位1、2有珠山 3、4清澄 5、6白糸台 7、8阿知賀
 一の位で該当人物(一部はずれ)

安価↓1


>大成功 阿知賀7=灼

京太郎「あ――おかえりなさいませ、お客様」

灼「」

京太郎「よろしければ、冷たいものをお持ちしますが――」

灼「ちょ――ちょっとこっち来なさい」グイッ

京太郎「あ、お、お客様っ、なにを――」



灼「あのさぁ……」

京太郎「はい」

灼「どうして高校生雀士で一番注目集めてる男子が、それも男子チャンピオンが、こんなところでホテルマンやってるの?」ゴゴゴゴゴ

京太郎「……修行です」

灼「練習もせず?」ジー

京太郎「ご、午前中はやりましたので……」

灼「………………」ジー

京太郎「その――俺にかかる費用は、基本的に連盟持ちじゃないですか」

灼「そうだね」

京太郎「けど……連盟の資産って、各校の加盟金とかスポンサーの出資でしょう?」

灼「うん」

京太郎「……ありていに言って、申し訳ないので」

灼「生活費、滞在費くらいは自分で稼ぎたいと?」

京太郎「まぁ、はい……あと、祝勝会やるとなれば、その費用もありますし」

灼「そういうのは学校がだすもの」

京太郎「……けど俺は、その学校にとってはイレギュラー要素が強いので、負担をかけるわけにも――」

灼「怒るよ?」

京太郎「――みなさんがそう言ってくださるのは嬉しいですけど、俺にとっては、大事なことなんです」

灼「……まぁ、京太郎がどうしてもっていうなら、私に止める権利はないからいいけど」

京太郎「すいません……それと、本当に修行になるんです、これは。それも俺にとっては、麻雀と同じくらい大事なことなので」

灼「うん……いや、こっちこそごめん。ちょっと熱くなった……京太郎がそういう子だっていうのは、わかってるつもりだったんだけど……」

京太郎「いえ。灼さんが俺のことを心配してくださっているのは、よくわかってます……そう思ってくださったことには、感謝しています」

灼「無理してないなら、別にい……」

京太郎「はい、ありがとうございます。ただ――本当に無理をしているときでも、自分では止まらないと思いますので……」

灼「…………」

京太郎「そういうときは――灼さんみたいな厳しい人に、止めていただければ嬉しいです」

灼「……都合のいいこと、ばっかり」

京太郎「すいません」

灼「そんなの、見たってわかるかわからないよ……」

京太郎「はい……」

灼「――でも、わかった。なるべく……ううん、絶対に見逃さないようにするから」

灼「少しでも、自分で自覚があったら……私が止めたとき、素直に折れて」

京太郎「…………はい」

灼「ん、よろしい。それで、今日はまだ働くの?」

京太郎「ディナーの材料の準備までですね。調理補助のほうは、みなさんに合わせると入れそうもないので」

灼「そう……じゃあ、また夕食のときにね。それまで、無理しないで頑張って」

京太郎「はい、ありがとうございます」

灼「……あと、お部屋にジュース」

京太郎「かしこまりました」ニッコリ

・執事+22
・灼好感度+8


あ、間違えた
執事+23でした

とりあえず、今日はここまでにしますー
初日終わってないゾ

まぁあとは夕食と夜の短い電話だけなのでセーフ
次回がいつかはわかりませんが、今月中にもう一回くらいは頑張るぞい

では、ありがとうございました


うまくいけば15:00からちょっとだけやります
初日日程のラス2安価くらいになる……あれ、3安価かな……
たぶん一時間くらいかと


15:00と言ったな、あれは嘘だ
いい年して外にポケモン取りに行ってられないので、サクッと始めちゃいます


~仕事終わり、いったんお部屋

京太郎「――ふぅ、さっぱりした」

京太郎「さて、シャワーも浴びたし、そろそろ夕食に行くか――」

コンコン
由暉子「京太郎、そろそろ夕ご飯です。行きましょう」

京太郎「ああ、了解。シャワー浴びたとこでさ、すぐ着替えるからちょっと待っててくれ」

由暉子「っっ! きょ、京太郎っ、先にここを開けてください! 危ない人が!」

京太郎「なっ……大丈夫か、由暉子!」ガチャッ

由暉子「怖かったです!」ダキッ スリスリッ

京太郎「中にいてくれ。俺が外の様子を……」

由暉子「いえ、よく見たらマネキンと観葉植物でした」

京太郎「えぇ……なんでホテルの廊下にマネキンが」

由暉子「よく見たら彫像ですね」

京太郎「まぁ確かに半裸だし、危ない人に見えなくもないな……って、俺も半裸だった。すぐ服着るから」

由暉子「ごゆっくり」ジー

京太郎「……あんま見てないでくれるか」

由暉子「お構いなく」●REC

京太郎「構うわ! なに撮ってんだ!」

由暉子「大丈夫、誰にも見せません。私だけです」

京太郎「なにも大丈夫じゃねぇ……っていうか見るのか、それ?」

由暉子「疲れたときや気分転換のときに。一種のアロマテラピーみたいなものです」

京太郎「……楽しいの?」

由暉子「最高ですよ。一緒に見ますか?」

京太郎「いや、いい。なにが悲しくて自分の半裸見なきゃならんのだ」

由暉子「………………」

京太郎「どうした?」

由暉子「いえ別に」

由暉子(……よければ私の半裸を、という勇気はまだありません……デート3回終わってればここで見せてEDでした)

京太郎「よし――さて行くか」

由暉子「はい」

京太郎「先輩たちは?」

由暉子「一年を連れて先に行ってます」

京太郎「……こういうのって、二、三年は先に行って、一年が俺を呼びに来るとかでは」

由暉子「私では不服でしたか」

京太郎「滅相もございません」


~レストラン

揺杏「おっせーよー」

京太郎「すいません、仕事上がりのシャワー浴びてたもので」

由暉子「証拠です、これ」サイセイー

揺杏「ほう」

成香「それなら仕方ないね」

京太郎「誰にも見せないんじゃなかったのかよぉ!」

由暉子「京太郎が叱られないためです、不可抗力です」

京太郎「怒られる謂れはない気がしてきた……まぁいい、飯にしよう」

成香「今日はイタリアンだそうです。コースというわけでもありませんけど、アラカルトで大皿の料理がいくつか、人数分運ばれるみたいですね」

京太郎「はい。作るとこまで見ておきたかったんですが、材料の支度で結構時間かかっちゃいまして」

成香「やっぱりそっちにいたんだ……」

揺杏「なんだっていい、イタリアンを食うチャンスだ!」

京太郎「よその学校もいらっしゃるんです、淑やかにお願いします」

揺杏「いまさらでしょ」

由暉子「今日は学年ごととかでわかれないんですね」

京太郎「ま、明日から試合だしな。前夜はさすがに仲良くってわけにもな」

成香「その分、私たちが仲良くしましょう」

由暉子「そうですね。チームワークを高めるのも練習です」

揺杏「我らの友情パワーを見せるときだな」

京太郎「夕食でどうやって友情パワーを見せるんですか」

揺杏「そうだな――お、ちょうどよく料理が来たぞ」

由暉子「サラダを取り分けます」

成香「ピザを切ります」

一年ズ「パスタを配ります」

揺杏「――とまぁ、このように抜群のチームワークでスムーズに食事を取るわけよ」

京太郎「まぁ、言わんとすることはわかります……ところで、先輩はなにを」

揺杏「私の仕事は――これだ、肉を切る!」

京太郎「……結構ガッツリですね、夕食」

揺杏「昨今の女子は大食いだからなぁ」

由暉子「しっかり食べることが、試合での体力を左右します」

京太郎「いいこと言うなぁ……さて、俺はどうするか――」


>行動選択
1 サラダは色のバランスが大事、手伝おう
2 ピザ、すでに切れてるような……
3 パスタは盛りつけにこだわりたい
4 肉を切るのは得意です
5 ……たまには座して食する

安価↓2


>肉を切る

京太郎「――揺杏さん、俺が切ります」

揺杏「へ?」

京太郎「見ての通り、肉でかいですからね……切り分けるのも大変ですよ」

揺杏「こ、こんくらい、私の女子力なら――」

京太郎「肉の塊切り分ける女子力は結構です。それに、繊維の方向とか肉汁が溢れないようにとか、これで結構技術いりますからね」

揺杏「むー」

京太郎「揺杏さんの女子力は、また別の機会に拝ませていただきます。部長なんですし、堂々となさっててください」

揺杏「そうはいうけど……」


誠子「尭深ー、お皿取って」

尭深「はい」

淡「お腹空いたー、はよー」


玄「はい、お姉ちゃん」

灼「一年生、大丈夫? ちゃんと食べてね、明日は試合ないけど、観戦は体力使うから」


久「……まこにも食べさせてあげたかったわね」

まこ(電話)『なんで亡くなったみたいな扱いしとるんじゃ、わりゃあ』



揺杏「部長が落ち着いてるとこがない」

京太郎「どこも一年がいるのに、なぜ使わないのか……清澄にいたっては、部長がいないし。いや、予選終わったら和に引き継ぎしたのか……?」

由暉子「一年ばかり酷使すると……」

成香「第二第三の京太――ゲフンッ、執事さんが誕生するからでは」

京太郎「あ、俺のせいですか」

揺杏「ということで、ナイフを置け! やっぱ私がやるからさー」

京太郎「そうですね――では、お任せします」

揺杏「よし来た任せろ!」バリバリ

成香「やめて!」

由暉子「京太郎はどうするんですか」

京太郎「……よその一年に、こういうときはどう動くべきかを指導しようかと」

揺杏「それはだめ」

京太郎「なぜ!」

揺杏「他家の指導に口だししない」

京太郎「……はい」

揺杏「あと、私の切り分けた肉をおいしくいただけ」スッ

京太郎「うす、いただきます」

揺杏「けどやっぱ疲れんねー、これ。あとはもう代わってもらっていい?」

京太郎「構いませんけど……飽きたんですか」

揺杏「飽きたとかじゃなくてさー、もう目的は達成したし」

京太郎「目的? ってなんですか?」

揺杏「へへー、内緒ー」

京太郎「はぁ、そうですか……」モグモグ

揺杏「……どう、うまい?」

京太郎「はい、おいしいです」

揺杏「そか、そりゃよかった。頑張って取り分けた甲斐もあったかなー」

京太郎「先輩もどうぞ、あーんしてください」


他校生徒「」ガタッ


揺杏「ん……あ、すげぇ。見た目硬そうと思ってたけど、全然ンなことないのな」

京太郎「調理方法がうまいんですよ、参考になります……」

揺杏「ほいお食べ、あーん」

京太郎「はむっ」モグモグ

由暉子「はいそこ、イチャイチャしない」

成香「食事中です、人目を気にしてください」

京太郎「すいませんでした」ペッコリン

揺杏(お前らが言うなよー)


・揺杏好感度+3


あ、間違えたかも
春の結果なら、阿知賀は一回戦あるな
まぁ去年夏のランキングでいきます


~夕食後

京太郎「ふぅ……ちょっと食べすぎたかも」

京太郎「腹ごなしにでも行くか、それとも――」


>行動選択
1 腹ごなしに散歩しよう
2 ……試合前日、誰かに電話するかな(選手名記入で、ただし阿知賀・臨海・白糸台はなし)

安価↓2


>春、ゾロ目

京太郎「んー……」ポチポチ

京太郎「………………」トゥルルルルル トゥルルルル

春「もしもしっ」

京太郎「いま大丈夫か?」

春「大丈夫。かけてきてくれて、嬉しい」

京太郎「その様子だと、あんまり緊張してないか?」

春「うん、そこまでは……私は元々、あまり緊張しないから」

京太郎「あぁー……なんとなく、わかるな」

春「むぅ……緊張することもあるのに」

京太郎「たとえば?」

春「……いまとか」

京太郎「えっ」

春「京太郎と電話するの、いつも緊張する」

京太郎「……な、なんで?」オロオロ

春「……変なこと言っちゃわないか、心配になるから。それで嫌われたらイヤ」

京太郎「……そんな心配しなくても大丈夫だろ。なに言われても、嫌いになったりしねーって」

春「本当に?」

京太郎「う……いや、そうだな……よっぽどのことがない限りは、ってことで」

春「どういうのがよっぽど?」

京太郎(妙に食いついてくる……)


>返事選択
1 誰かの悪口
2 下ネタ
3 霊の話

安価↓2


京太郎「んー……誰かの悪口、とかだろうな。俺との電話だと、陰口になっちまうし……そういうのはさすがに感心しないからさ」

春「ん……それなら大丈夫かな。悪口言いたくなるほど、嫌いな人もいないから」

京太郎「そっか、ならよかった……というか、そうか……なんか、悪かった」

春「えっ」

京太郎「いや、ほら……いまの例って、春が誰かの悪口言いそうだとか、そういう感じに聞こえたかなって」

春「ああ……ううん、そんな風に思わない。京太郎はそういうのが嫌いなんだって、教えてもらっただけ」

京太郎「そう言ってくれると助かる……あ、まだ緊張してるか?」

春「ちょっと。それでも、変なこと言っちゃうかもしれないのは、気になるから」

京太郎「心配性だな……」

春「それだけ……京太郎には、よく見ててもらいたいの」

京太郎「……春はいい子だと思ってるぞ。可愛いし、気配りできるし、優しいし……」

春「……嫁に欲しくなるタイプ?」

京太郎「あー……どうだろうな。けど、春みたいな子は、きっといい嫁さんになると思うぞ」

春「……うん、頑張る」

京太郎「そっか……え、頑張る?」

春「超頑張る」

京太郎「お、おう……」

春「楽しみにしてるから」

京太郎「あ、あの、はるるさん、なにか誤解を――」

春「あ……そろそろ姫様がご就寝だから。また明日、京太郎。おやすみなさい」

京太郎「はい、おやすみ――じゃないっ、ちょっと待て、春――くっ、切れてる」


小蒔「どうしました、春……やけに上機嫌ですけど……」ウトウト

春「京太郎がいい嫁になると太鼓判を押してくれました」ムフー

小蒔「詳しく聞かせてください」シャキーン

春「……姫様、そろそろ寝ないと」

小蒔「寝ている場合じゃありません!」

・春好感度+6(ゾロ分)


~初日日程、終了


初日からデートくると思ってたのに、まったくそんなことはなかったぜ
ま、10回くらいチャンスあるし、デート回数稼げるでしょ(願望)

では、今日はこれだけですが、終了です
お疲れさまでした


あっほみたいに忙しいです
10日までにやれるだけのことはやって、11日くらいにやりたい所存
11日って祝日になったんすね……


10:30くらいから午前の部
14:00くらいから午後の部
っていう予定でオナシャス


おはヨハネ
ではやっていきます

次は970くらいになったら立てる予定でいきます


~二年目8月第一週火曜

~朝

京太郎「今日も一日がんばるぞい!」

揺杏「ぞいって……ぶははは!」

京太郎「女子にあるまじき笑いはやめてくださいよ……っていうか、なんで俺の部屋に」

揺杏「カードキー忘れてたろ。部屋出てたら大変なことになってたぜー?」

京太郎「うお、うっかり……ありがとうございます。で、大変なことって?」

揺杏「カードキー探すじゃん?」

京太郎「ですねぇ」

揺杏「私らにも相談するじゃん?」

京太郎「いやー、お手を煩わせるのも悪いので、自分で探すかと」

揺杏「するだろ!?」

京太郎「はい……」

揺杏「したら由暉子が言う。ならもう部屋には戻らず、この部屋で過ごせばいいじゃないですか、と」

京太郎「言いそうだ……でもそれはさすがに、先生が怒るでしょう」

揺杏「そう、怒った先生と京ちゃんをトレードして、先生が追いだされるわけ」

京太郎「大変だ……」

揺杏「失くさなくてよかったね、気ぃつけなー」

京太郎「どうも……」


~で、朝食

京太郎「ということで、試合の日は手伝いなしでいいそうです。ありがたいですね」

揺杏「うん、そもそも私ら客だからな」

京太郎「でも手伝うと、部屋代割引な上に、お給料まで出るんですけど……」

成香「だめ」

京太郎「はい」

由暉子「ですが、試合の日に京太郎の作ったご飯で挑めないのは、少しテンションが下がります」

揺杏「ふむ、一理ある」

京太郎「なにか作ってきましょうか」ウズウズ

成香「それより手軽な方法があるよ」

由暉子「――そうですね、そっちにしましょうか」

京太郎(なんで通じてるんだ……っていうか、手軽な方法ってなんだ?)

揺杏「んじゃ私から……あーん」

京太郎「……俺になにをしろと」

揺杏「京ちゃんから食べさせてもらえたら、すっごいテンション上がって、試合で超活躍しちゃう」アー

成香「そういうことです」アー

由暉子「誰から順番でもいいですよ」アー

京太郎「えぇ……」チラッ

顧問「宿泊施設だと、朝食が楽に取れていいですねー」モシャモシャ

一年ズ
「あ、これおいしー」
「なんか緊張で、胃が……」
「先輩方も京太郎さまもいらっしゃるし、大丈夫よ」
「写真撮っとこう」パシャッ

京太郎(無視すんなぁ!)

揺杏「はよ」アー

由暉子「それにこうすることで、周りで見ている他校の士気を下げることも可能です」アー

成香「対戦校もいるから、やって損はないと思うの」アー

京太郎(……どうしよう)


>行動選択
1 まぁやってみるか
2 逆に周囲の士気が上がるかもしれない、やめといたほうが
3 正々堂々試合に挑むべき、策謀などフヨウラッ

安価↓2


京太郎「――いや、そういう作戦はやめておこう。試合は正々堂々やっても、俺たちが勝つ。そうだろ?」

由暉子「……まぁ、もちろん負けるつもりはありませんけど」

揺杏「勝つためにはなんでもやるって言ったろ?」

京太郎「ん?」

成香「いや、京太郎くんがね」

京太郎「言ってません! とにかく、いつも通り、特別なことをせず過ごすほうが、リラックスできますよ」

揺杏「ちぇー」

由暉子「はぁ……テンション下がります」

成香「先鋒で取りこぼしたら大変……」

京太郎(……まずかったかな)


淡「さっすがキョータロー、いいこと言うね」ホッ

誠子「まぁ確かに……淡の調子が変になってたかもだし」

尭深「京太郎くんグッジョ」


憧「……ふぅ」

玄「……ふぅ」

灼「あのね……いや、もういい……」

穏乃「私も京太郎から食べさせてもらいたかったなー」

宥「ふふ、それじゃ優勝できたら、してもらおうね」


和「破廉恥な」

久「おまいう」

優希「私ら、個人戦のない今週は暇だじぇ……」

咲「ま、まぁ対戦しそうな相手の研究ができるってことで……」


京太郎「……だ、大丈夫ですか?」

揺杏「おう……」

成香「大丈夫……」

由暉子「がんばるぞい……」

京太郎(大丈夫じゃない!)


・他校メンバー(来ている人)好感度+1


~朝食後

京太郎「で、では30分後にロビーで。遅刻と忘れ物に気をつけてください」

揺杏「おーう」

由暉子「はい、のちほど」

成香「京太郎くんも忘れ物しないでね」

京太郎「はい」


京太郎「やれやれ、なんとか平静になってくれたみたいだけど……ん?」カチャッ

京太郎「そういえば、鍵がないと部屋に入れないんだよな。それじゃ、カードキーを忘れて部屋に戻れるわけがない……」

京太郎「なら、揺杏さんはどうやって入ったんだ……?」


~真相

揺杏「すいません、有珠山高校の者なんですか」学生証提示

揺杏「はい。個室の鍵を部屋に置き忘れてしまいまして、開けていただいてもよろしいでしょうか」

揺杏「ありがとうございます。ではお願いします」


揺杏「ありがとうございました。それでは」

揺杏「……ふふふ、よく寝てるなぁ、京ちゃんよ」

揺杏「……うーん、ドッキリしてやろうかと思ったけど、なんかそういう気分でもなくなったなぁ」

揺杏「とりあえず鍵だけ借りて、頃合い見て戻ってくるかな」


~出発

揺杏「――ってな感じ」

京太郎「ホテルの方にまで迷惑かけない」

揺杏「すいませんでした」

由暉子「そういうときは、次から誘ってください」

揺杏「気ぃつけるよ」

京太郎「違う、そうじゃない」

成香「そうだよね。京太郎くんに開けてもらって、それから鍵だけ回収すれば――」

京太郎「違う、そうでもない」

顧問「……いつか犯罪に走りそうで怖い」

一年ズ「京太郎さま相手なら、なにも起こらないかと」

顧問「それもそっか」

京太郎「おいこら引率者」


~試合前

京太郎「――まぁデータも対策もすでに渡してありますし、いまから繰り返すつもりはありません」

京太郎「出番の前には、特に気をつけるポイントだけお伝えし直しますので、とにかく集中していきましょう」

京太郎「観戦中も、すぐに試合に出られる気持ちを切らさないように」

全員『はい!』

京太郎「……いいんですかね、俺が先生みたいなことしてて」

顧問「まぁ私、麻雀のことわからないしねぇ。京太郎くんの好きなようにして」

揺杏「教師のくせに京太郎に色目を!」

顧問「そういう意味じゃないわよ!」

京太郎「まぁまぁ落ち着いて……では、成香さん。先鋒ですが、気負わずいきましょう」

成香「うん……頑張りますっ」

由暉子「応援していますから」

京太郎「そろそろですね。前半戦終わったら、一度お迎えに上がりますので」

成香「ちょっとテンション上がってきたよ」

由暉子「いいですね。私も味わいたいので、ぜひ大将戦まで回してください」

京太郎「あのな……」


>試合結果コンマ判定
01~40 辛勝
41~70 勝利
71~00 圧勝

安価↓1


>勝利

京太郎「――お疲れさん、由暉子」

由暉子「ありがとうございます。京太郎が前半戦のあと、お迎えに来てくれたおかげです」

揺杏「……あれさ、周りのテンションも上がってなかった?」

京太郎「え!?」

成香「うん……生派遣執事だとか、あとでサインもらおうとか、いきいきしてたよね」

京太郎「おぅふ……次からはやめとくかな」

由暉子「それはだめです」

京太郎「えぇ……」

成香「私たちのテンションが下がります」

揺杏「そうそう。戻る戻らないは別にしても、ああして顔見せてくれるだけで、嬉しいもんなんだからさ」

京太郎「……まぁ、それなら続けますけど」

由暉子「京太郎は、そういうことはありませんか?」

京太郎「俺か? いやー、団体戦はまだしたことないし、個人戦でも誰かが来るってことはないしな」

全員『』ブワッ

京太郎「!?」

由暉子「ごめんなさい、京太郎っ……」

成香「今年の個人戦は、試合ごとに祝福に行くからね!」

揺杏「全員で抱き締めに行ってやるから!」

一年ズ『他校の男子を存分に悔しがらせてあげましょう!』

京太郎「い、いいからっ! なんかこう、いらん恨みを買いそうな気がする!」

京太郎(というか、よその男子がそんな目に遭ってたら、俺ならキレる。そいつは飛ばす)

京太郎「そ、それより……確かに、戦意には関わってきそうですよね。特に今日の揺杏さんは、後半戦がすごかったです、お見事でした」

揺杏「んー、まぁ……由暉子にお迎えを味わわせたくなかったわけじゃないんだけど、大将戦前には終わらせようって気持ちだったからなぁ」

由暉子「どうしてまた」

揺杏「うちの切り札だし、隠せるうちは隠しときたいだろ?」

京太郎「できることなら、ですけどね」

揺杏「確かに、結局は見せちゃったからなぁ」

京太郎「いえ。そういう気持ちで、前向きに、力強く打てたのは大きいですよ。二回戦もこの調子でいきましょう、揺杏さん」

揺杏「おう」

京太郎「なんか初めて、部長らしいとこを見ました」

揺杏「ひと言余計!」


・成香、由暉子好感度+1
・揺杏好感度+4



京太郎(さて、一回戦はこれで勝ち抜き――)

京太郎(次からは上位2チームが進出だから、多少は楽になる)

京太郎(ただ、準決勝以降は俺が世話になった学校も多く出てくるだろうし、試合は厳しくなるはずだ)

京太郎(いまのうちに、洗いだせる問題点は洗っとくかな……)


>雀力判定
自動成功、ゾロ目±2まで大成功

安価↓1


>大成功

京太郎「――ということで、皆さんにはこれを進呈します」

揺杏「SDカード?」

由暉子「お宝画像ですか?」

京太郎「なんのだよ!」

成香「京太郎くんの……違うの?」

京太郎「違います! いまの試合を見て感じた修正点を、試合中に軽くまとめておいたものです」

揺杏「うえぇ……っていうか、ちょいちょいタブレットいじってたのはそれか」

京太郎「あとで練習の時間が取れそうなら、そのときにでも詳しく解説したいとこですけど」

由暉子「ありがとうございます。明日は二回戦ですから、その前には必ず目を通しますので」

成香「二回戦も突破できれば、準決勝前に日程が空くし、そこで集中して見直せるかもね」

京太郎「そうですね。俺も、準決勝以降を視野に入れて作っておきました。明日は、今日と同じだけの力がだせれば、問題ないと思います」

京太郎「とにかく、お疲れさまでした――それじゃ、遅くなりましたけど昼食にいきましょうか」

全員『おーっ!』


・雀力+30(大成功ボーナスが25っておかしい……おかしくない?)


~昼食

揺杏「さて――そんじゃ、どこ行くかな」

由暉子「東京はおいしいお店が多いですからね。お洒落な隠れ家系とかそういう場所にしましょう、響きがかっこいいですっ」

成香「調べてみようか」

京太郎「…………」


>行動選択
1 実はお弁当が……
2 こんなこともあろうかと、いくつか候補を

安価↓2


京太郎「――あの」

揺杏「へーい?」

京太郎「実は、その……試合中に食べる機会があるかと、昼食の用意が」

由暉子「では今日のお昼はそれをいただきましょう」

成香「会場内に、食事スペースあったよね。行こうか」

京太郎「えっと……外食じゃなく、大丈夫なんですか?」

揺杏「京太郎の料理よりおいしいのが安く食べられるとこなんてないだろうし」

由暉子「他校の方も残るようなら、また心理戦を仕掛けられます」

成香「あはは……そういうのは置いておいて、せっかく作ってくれたのに、食べないなんてあり得ないよ」

京太郎「ありがとうございます……では、移動しましょうか」


~休憩スペースにて

京太郎「こういう場所もあるんですね」

由暉子「解説の人とかは、仕出しのお弁当なんかをこちらでいただくそうですよ」

京太郎「ああ、そういえば……」

揺杏「じゃああれか、爽とかもいる?」

成香「いるかもしれないね……OGの人がいるなら、大学生もいるかも」

揺杏「そういや、チカセンは来るんだっけ?」

成香「たぶん……」

由暉子「爽先輩が誘って、付き人として連れてくるって言ってましたけど」

京太郎「なら、いそうだな……お弁当、もう少し増やせばよかったか」

揺杏「まぁわけなくてもいいでしょ」

京太郎「なんで!」

成香「いいお店の仕出し弁当だろうし、そっちを食べたいんじゃないかな」

由暉子「ということで、爽先輩の分は、私たちがおいしくいただきます」

京太郎「っと、そうだな。とりあえずここらに座って、いただきましょうか」

一年ズ
「お、お茶汲んできますっ」
「確か、おしぼりがあっちに――」

京太郎「大丈夫、もう準備できてるから」ズラァッ

揺杏「知ってた」

由暉子「今日は頑張ってくれましたし、一年生も、京太郎に甘えておきましょう」

京太郎「ではどうぞ。お重はホテルの借り物なんですが……」パカッ

成香「うわぁ……すごい、おいしそう……」

揺杏「よし、食おう! 腹の中が綺麗にスッカラカンだ!」

由暉子「それでは――いただきます」ペッコリン


??「あれは――」


>プロ、新人プロ、及び大学生から一名選択

安価↓2


>哩 臨海組大学生

哩「ほう、うまそうなもんば食っとうね、京太郎」

京太郎「は――ま、哩さん!」ガタッ

哩「よかよか、座っとって構わんと」

揺杏「何者だ!」

由暉子「所属と階級をどうぞ」

哩「えぇ……なんね、こん子らは」

京太郎「警戒心が強くて」

成香「実際、どなたで――あれ、どこかで見たような……」

京太郎「新道寺OGの白水哩さんです。応援にいらっしゃってたんですね」

哩「うちと永水は、一回戦からあっとやろ。それでな……まぁ二人ほど、後輩の試合なかとやけん、ブーブー文句ば言うとったけど」

智葉「言いがかりはやめろ」

菫「普通に観戦していただろう……」

京太郎「智葉先輩、菫さん……巴さんもいらっしゃるんですか?」

智葉「永水のほうへ行ってしまったぞ」

巴「あ、挨拶に行っていただけですっ……」ハァハァ

京太郎「巴さん、お疲れさまです」

巴「はい、お疲れさま。有珠山のみなさんも、一回戦突破おめでとうございます」

成香「あ、ありがとうございます……」

揺杏「臨海の辻垣内、白糸台の弘世……と」

由暉子「有珠山の狩宿さんです」

京太郎「やっぱり全国大会は、全試合追われるんですか?」

菫「どうかな……後輩の初戦と、あとは決勝まで残ればといったところか」

智葉「私たちも練習やバイト、課題なんかがあるからな。今日はたまたまだ」

京太郎「お疲れさまです……あ、よかったらお座りください。こちら、冷たいお茶をご用意しておりますので、よろしければおくつろぎください」スッ

哩「相変わらずの手際や……なら、お言葉に甘えて」

菫「すまないな……食事中に来てしまったのは、タイミングが悪かったか」

智葉「飲み終えたら、早々に退散すればいい」

京太郎「そう仰らずに。俺たちはよその試合を見ていませんし、できれば感想や評点を聞かせていただければ嬉しいですし」

巴「ちゃっかりしてるなぁ」


由暉子「……他校の先輩は、なんだか圧力がありますね」

京太郎「そ、そうか? けど、前に洋榎さんには会ってただろ?」

揺杏「あれは爽寄りだね」

菫「なんだその区分は……」

成香「辻垣内さんと狩宿さんは、チカちゃん寄りですね」

智葉「どう反応すればいいんだ……」

京太郎「……おそらくですけど、なんというか、こう……し、親しみやすいか、威厳があるか、という雰囲気の問題かと」

哩「わかるような、わからんような……まぁでも、獅子原と愛宕の区分はなんとなくわかったい」

菫「……待て、こっちの二人が、そのチカちゃんとかいう某に寄っているとして、私たちはどうなんだ」

揺杏「……爽寄り?」

京太郎「二人とも厳しい方ですよ? 後輩には尊敬されてますし」

智葉「いや、哩はどちらかといえば、獅子原寄りだろう」

巴「ですねぇ。キリッとしてるのは、試合だけという気もしますし」

哩「ひどい侮辱ば受けたと……」

由暉子「弘世さんはどうなんですか?」

智葉「……悩ましいな」

巴「威厳はあるんですけど、なんというか……親しみやすさもあるんですよね」

京太郎「そうですね。なんやかんやで、淡もベッタリ懐いてましたし」

菫「確かに、淡にはもっと厳しくするべきだったな……」

成香「これは爽先輩寄りかも……」

菫「なぜか納得いかない」

智葉「プロに近いと言われてるんだ、喜んでいいだろう」

菫「にやけながら言うことじゃないなぁ、智葉よ」

巴「まぁまぁ……」

由暉子「楽しい方々ですね」

成香「それにいい人そう……」

京太郎「実際、いい人たちですよ」

揺杏「見た目は怖そうなのになー」モシャモシャ

菫「言われてるぞ、智葉」

智葉「お前の話だろう」

哩「私と菫は獅子原寄りやけん」

巴「じゃあ智葉さんですね」

智葉「自分を外すな」


 ※このあとめちゃくちゃ試合観戦の話聞いた

・哩好感度+2
・菫、智葉、巴+1


先に次立ててきます
それから午後予定決定、みたいな感じです
決まったら休憩挟んで午後の部で

しばしお待ちを


次でー

パート42
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」巴「その42かな」【咲-Saki-】
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」巴「その42かな」【咲-Saki-】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470886538/)


ということで、午後予定決定枠

--------------------------------------------

~昼食後

京太郎「では、いろいろとありがとうございました」

菫「なに、気にするな」

智葉「弱点や対策を教えたわけじゃない……次以降の、いい試合を期待している」

哩「当たらん限りは、そっちの応援もするけん」

巴「それじゃ、またね」

京太郎「お疲れさまでした」

全員『ありがとうございましたっ』


京太郎「じゃあ、俺はいったんホテルで、重箱洗ってきますので」

揺杏「もう完全に準従業員だな……」

成香「午後はなにか考えてるの?」

京太郎「そうですね、一応は」

由暉子「とはいえ、試合の日の午後は自由時間ですからね。なにかあれば、声をかけてください」

京太郎「ああ、ありがとな。それじゃ、またあとで」


京太郎「さて――午後はどうするんだったかな」

>行動選択
1 誰かを誘って遊びに行く
2 色々とわかったし、練習するか
3 ……プロの誰かに、特訓をお願いできないものか

安価↓2


京太郎「――よし、俺も負けないよう、特訓あるのみだ!」

京太郎「どなたか、付き合ってくれる方はいらっしゃるだろうか……」


>相手選択
プロ、新人プロから一名記入

安価↓2-4


>シロ、照、咏

ということで、次スレからにしようかな
あとは埋めでオナシャス


あ、それと試合期間のプロの肩入れは、姫松の特訓に良子さんがいた公式があるのでセーフよー


デートはしたい
でも選んだとて、目当てじゃない相手を選ばれるかもしれない

というジレンマを抱えてそう


あ、再開は予定通り、14:00くらいからです
それまで休憩です

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年07月04日 (月) 17:57:04   ID: mJeCK92A

他にもSS書いてるのか
おつかれ

2 :  SS好きの774さん   2016年07月24日 (日) 21:37:36   ID: zAsaZx4j

清澄がまた鬼畜になるの?

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