阿笠「入れ替わりスイッチじゃ」コナン「またありきたりだな」 (36)

コナン「誰かと心を入れ替えるスイッチってんだろ?使い古されたアイディアじゃねーか」

阿笠「そうかのう?」

コナン「そんなんよりもっとド派手に光彦を殺れるのを頼むぜ!」

阿笠「やれやれ、仕方無いのう。これは後で処理するとして向こうで新しいスイッチを考えるかの」

コナン「おう、頼むぜ!」

光彦「ふふふ、聞きましたよ。あのスイッチでコナン君を......」ニヤリ

???「......」

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翌朝

コナン「ふぁーあ。良く寝たぜ。さて、博士はスイッチ作ってくれたかな」

朝美「あらみっちゃん。おはよう」

コナン「あれ?光彦のお姉さん?」

朝美「何それ?変な言い方ね。自分の姉に光彦のお姉さん?なんて」

コナン「は?は?何言って......。え?この、声まさか」ドタドタッ

朝美「キャッ?!何?!」

コナン「や、やっぱり......。鏡に写るこのソバカスまみれの顔は......。光彦!!」

コナン「バカな!何故俺が光彦の姿に?!まさか......。博士の昨日の?!こうしちゃいられねぇ!!博士に早く直して貰わなきゃ!!」ダダダッ

朝美「あ、ちょっと!変なみっちゃんねぇ」

阿笠宅。

ピンポーン......

阿笠「おや?こんな朝にだれかのう?」ガチャッ

コナン(姿光彦。以下コナ彦)「博士!大変だ!」

阿笠「何じゃ光彦君か。朝早くから近所迷惑じゃぞい」

コナ彦「バーロ!!俺だ!新一だ!!」

阿笠「な、何?た、確かに敬語を使わずその口調は新一のモノじゃが......」

コナ彦「そうだよ、新一だよ!!朝起きたら身体が光彦と入れ替わってやがったんだよ!!」
阿笠「ナンじゃと?まさか......」

コナ彦「そうだよ、あのスイッチだ!きっと光彦の野郎、昨日の話を盗み聞いてやがったんだよ!それでスイッチを盗みやがったんだ!!」

阿笠「そんな......。と、とにかくスイッチの所在を確認せねば!」

阿笠宅内。

阿笠「な、無い。やはりスイッチが無い!」

コナ彦「やっぱり......。どうすんだよ、博士!このまま光彦のままなんて真っ平ゴメンだぜ!!元に戻す方法はねーのかよ!!」

阿笠「あるにはあるが、あの入れ替わりスイッチのリセットボタンを押すしか無いんじゃ!」

コナ彦「じゃあ、光彦からスイッチを取り返せば良いんだな?」

阿笠「うむ。しかし、それは難しかろう」

コナ彦「何でだ?」

阿笠「新一と光彦君が入れ替わったのなら、今スイッチを押されたらその効果は君に行ってしまう。心は新一でも、身体は光彦君じゃからな。そして、君の身体に入れ替わった光彦君は......」

コナ彦「そ、そうか。俺がストックしてる光彦虐待用のスイッチを使う事が出来る!」

阿笠「うむ。恐らく彼の目的は君の身体を手に入れつつ君を消す事じゃろう。手を出せば倍返し処ではすまんぞい」

コナ彦「クソッ、どうしたら......」



コナ彦「このまま俺は光彦としてスイッチで痛めつけられるのを待つしかねぇのかよ......」

灰原「朝から騒がしいわね。どうしたの?」

阿笠「お、おう哀君」

灰原「おはよう博士、と......。円谷君?珍しい組み合わせね。朝から不快な気分だわ」

コナ彦「違う灰原!俺だ!工藤新一だ!」

灰原「ふざけてるの?」

阿笠「ワシから話そう。実は、かくかくしかじかと言う訳でな」

灰原「じゃ、じゃあ工藤君が今円谷君の身体に入ってるのね?」

コナ彦「そうなんだよ......」

阿笠「しかし、元に戻そうにもスイッチを取り返さんとな......」

灰原「......待って。要するに、スイッチを取り返さなくても本人にリセットボタンを押させれば良いのよね?」

コナ彦「な、何か方法があるのか?灰原?」

灰原「ええ。考えがあるわ」

コナ彦「ほ、本当か?頼む灰原!!何とかしてくれ!!」

灰原「良いわ。あなたがいつまでもその不快な身体に入りっぱなしなのは私もイヤだもの。但し、条件があるわ」

コナ彦「条件?」

灰原「耳を貸しなさい。計画も含めて話すから」ヒソヒソ......

コナ彦「......い?!マジかよ?!」

灰原「どうする?話に乗るならあなたは身体も元に戻り円谷君に復讐も出来る訳だけど」

コナ彦「い、いやしかし......」

灰原「嫌なら良いのよ。その代わり、一生円谷君の身体のままだけど」

コナ彦「......分かった。やる。やるよ」

灰原「やるよ?」

コナ彦「......やらせていたたきます」

灰原「素直で結構。じゃあまず博士、工藤君を縛り上げておいて。私は工藤君の身体の円谷君に会ってくるから」

阿笠「い、一体何をする気なんじゃ?」

灰原「それは仕上げをごろうじろ、って所ね。行ってくるわ」

阿笠「新一、哀君は何と?」

コナ彦「......とても言えねーよ。とにかく博士、俺を縛り上げて地下室にぶち込んでくれ」

阿笠「あ、ああ。分かった」

コナ彦(灰原を頼るしかねーが、あの条件......。アイツ、何考えてんだよ......)

阿笠「しかし、元に戻そうにもスイッチを取り返さんとな......」

灰原「......待って。要するに、スイッチを取り返さなくても本人にリセットボタンを押させれば良いのよね?」

コナ彦「な、何か方法があるのか?灰原?」

灰原「ええ。考えがあるわ」

コナ彦「ほ、本当か?頼む灰原!!何とかしてくれ!!」

灰原「良いわ。あなたがいつまでもその不快な身体に入りっぱなしなのは私もイヤだもの。但し、条件があるわ」

コナ彦「条件?」

灰原「耳を貸しなさい。計画も含めて話すから」ヒソヒソ......

>>8は誤投下です。

一方。とある公園。

元太「ったく、コナン達おせーな」

歩美「何してるんだろうね?」

コナン「ハァ、ハァ」タタタッ

元太「お、コナンだ!」

歩美「やっと来た!コナンくーん!」

コナン「ハァ、ハァ。おはようございます!遅くなってしまいました!」

元太「?!」

歩美「!?」

コナン「どうかしましたか?」

元太「いや、何だよその喋り方」

歩美「いつものコナン君じゃないよ……?」

コナン「ハッ!い、いや何でもねーんだよ。ハハハ」

コナン(中身光彦。以下光ナン)(危ない危ない。ついいつもの喋り方をしてしまいました。気を付けないと。毛利探偵事務所からの道も慣れてないから遅くなってしまいましたし)

コナン(まあ、ホントは蘭さんの裸に興奮して一発抜いてきたからなんですがね)ニヤリ

光ナン(昨日話を聞いてスイッチを盗んで真っ先に対象はコナン君に決めました。僕をいつも嘲笑う諸悪の権化……)

光ナン(しかも、悔しい事に基本スペックにおいても僕を全て上回り、歩美ちゃんや灰原さんの愛情まで独り占め。僕をいじめてなくても憎たらしくて仕方ありません)

光ナン(しかし、その身体を頂けばそれらは全て僕のもの!朝みたいに蘭さんともラッキースケベが出来て……。ゲヘヘ)

光ナン(後は、僕の身体に入ったコナン君をいつものスイッチでいたぶってから始末してしまえば死人に口無し。僕が江戸川コナンとして生きていけます!後は歩美ちゃんと灰原さんをこの手にしてハーレムですよんほぉぉぉぉおおおお!!!)ニヤリ

歩美「どうしたのコナン君?ニヤニヤして」

光ナン「え?あ、何でもねーよ」

元太「そうか?何だか気持ち悪かったぜ」

光ナン「うっせーな……」

光ナン(チ、うるさい豚ですね。僕の身体を始末したら次は博士を唆してコイツをスイッチで遊んであげましょう)

歩美「後は哀ちゃんかあ。早く来ないかな」

光ナン「まあ、ゆっくり待ってようぜ」ナデナデ

歩美「コ、コナン君///どうしたのいきなり」

光ナン「あ、ワリー。嫌だったか?」

歩美「う、ううん。嫌じゃないよ」ウットリ

元太「ちぇっ、朝から何だよお前ら」

光ナン(グヘヘ……。僕がこんな事したら嫌がられますが、コナン君の身体ならこの通り歩美ちゃんも悦んでます。すっかりメス顔ですよ)

光ナン(さあ、後は僕の身体の。コナン君の後始末ですね。自分の身体を処分するのは少し抵抗がありますが、今後の天国の様な生活を考えたら未練はありませんよ。早くコナン君の苦しむ姿を見たいですねぇ)ニタリ

灰原「みんな、遅くなってごめんなさい」

歩美「あ、哀ちゃん!」

元太「おせーぞ、何やってたんだよ!今日はみんなで光彦への新型スイッチを試すんだから早くしようって言ったじゃねーか!」

灰原「ええ。ごめんなさい」チラッ

光ナン「な。何か?」

灰原「いいえ。何でも」

光ナン(何でしょう、今の眼差しは?でも灰原さんに見つめられて興奮して来ましたよぉおおお!!)

灰原(工藤君の身体にあの下劣な円谷君が入ってると思うと虫唾が走るわ。待ってて。工藤君。今助けるわ)

光ナン「さて、全員揃った事だし。光彦ん所に行くか!」

歩美「はーい!」

灰原「……気が進まないわ」

光ナン「?!」

元太「何でだよ?」

灰原「実は……。今まで黙ってたけど私……」

灰原「円谷君の事が好きなのよ(棒)」

歩美「え?!」

元太「マジかよ?!」

光ナン「????!!!!?」

灰原「今までそれを言葉に出せなくてずっと後ろめたさからスイッチによる攻撃にも付き合ってきたけど……。ホントは今日彼に謝ろうと思ってたの。そして、彼に告白しようと……」ゾゾッ

歩美「ほ、本当に?」

灰原「ええ。本当よ(棒)」

光ナン(な、何ですって?!そんなバカな?!灰原さんは絶対にコナン君の事が好きなハズ!!それが……。本当は僕が好き?!まさか……。ハッ!!)

光ナン(さっきのチラッと侮蔑の目で僕を見た表情……。あれは本当はコナン君の事が嫌いって事では?!)

灰原「ああ。彼がここに来てくれたら、すぐにでも想いを伝えるのに」オエッ

光ナン(ああああああ!!!!何て事でしょう!!!!これじゃコナン君の身体なんて必要ないじゃないですかぁあああ!!!こうしちゃいられない!!確かあのスイッチにリセットボタンと言うボタンがありました!!!すぐに戻って灰原さんの愛をゲットです!!!急がないとスイッチで攻撃されてしまう!!!)

光ナン「大丈夫だ灰原。光彦は必ずすぐ現れるさ。そしてオメーの想いを受け入れてくれるさ」

灰原「……そうかしら」ジロッ

光ナン「ああ。すぐにな!!」

光ナン(コナン君に止めをさせなかったのは残念ですが……。これで僕にも薔薇色の日々。戻れ!!僕の身体!!)ポチッ

阿笠宅地下室。

コナ彦(ハーッ。身体中拘束されて苦しいし。灰原は上手くいくのか……?んっ?!)シュンッ

公園。

コナン「……んっ?!ここは?!」

灰原「……どうやら、戻った様ね。江戸川君」

コナン「灰原……。って事は……」サワサワ

コナン「も、戻った!!俺の!俺の身体だ!!」

灰原「良かったわね」

コナン「灰原ぁ!!ありがとう!!」ダキッ

歩美「?!」

灰原「ちょっと。大げさよ」ニコッ

元太「お、おい。一体何がどうなってんだよ?」

灰原「今から説明するわ。実はね……」



歩美「……ええ?!コナン君と光彦君が入れ替わってた?」

灰原「そう言う事。だから、彼の私への好意を利用して自分の身体に戻る様誘導した訳」

歩美「じゃあ、さっきはコナン君じゃなくて光彦君に撫でられたの……?」

灰原「そうなるわね」

歩美「やだ、シャンプーし直さなきゃ」

コナン「おいおい歩美。手は俺の手なんだから傷つくぜそれ」

歩美「あ、そうだね。ゴメンねコナン君」

コナン「まあ良いさ。こうして元の身体に戻ったんだし」

灰原「いいえまだよ」

コナン「え?」

灰原「彼に制裁を加えないと。でしょ?」

コナン「あ、ああ。そうだったな」

灰原「じゃあ、行きましょう」

コナン「おう。ワリーな2人とも。ちょっと今回は俺達2人に任せてくれ」

歩美「ええ?!行っちゃうの?」

コナン「ワリーな。またな」

元太「何だよアイツら。結局訳わかんねーまんまほったらかしだぜ」

歩美「……コナン君。やっぱり哀ちゃんが好きなのかな。2人で内緒に」グスッ

元太「歩美……」ポンッ

歩美「元太君……?」

元太「元気出せよ。今度特上うな重食わせてやっから」

歩美「元太君……。ありがとう」

場面は変わり阿笠宅地下室。

光彦「ん……。ここは……?真っ暗ですね?どこなんでしょう?」

光彦「周りがよく見えませんが……。声からするとどうやら元の身体に戻った様ですね」

光彦「さあ、急いで灰原さんの所に行かないと!!」ガチャッ

光彦「!?何ですかこれは?!鎖?!動けません!?」

光彦「ど、どうなってるんですか?」

地下室のドア前。

コナン「……な、なあ。本当にやるのか?」

灰原「約束でしょ。約束を破るのは男らしくないわよ」

コナン「わ、わかったよ。やるよ」

灰原「じゃ、行くわよ」

ガチャッ……。

光彦「!?」

灰原「気分はどう?」

光彦「は、灰原さん!?ここは何処なんですか?僕はどうなって」

灰原「そんなお芝居はしなくていいのよ?江戸川君」

光彦「!?」

灰原「あなた、昨日博士の作ったスイッチで円谷君と身体を入れ替えたんでしょう?つまり、今のあなたは本当は江戸川君のハズ」

光彦「ち、違います!!さっきまではそうでしたが今は僕は円谷光彦です!!」

灰原「良いわよそんなクサイ演技は。それより、あなたに挨拶したい人がいるの」

光彦「挨拶?」

灰原「良いわよ。円谷君」

コナン「は、はい」

光彦「?!?!」

灰原「円谷君。彼、自分が円谷光彦だと言い張ってるんだけど」

コナン「そ、そんなの嘘ですよぉ。僕が円谷光彦ですよぉ」

光彦「デタラメだ!!そいつはコナン君だ!!」

灰原「だそうよ?」

コナン「違いますよぉ。でも、僕自分の顔は嫌いでしたから、改めてソバカスまみれの顔を見ると吐き気がしますねぇ」

灰原「そうね。顔は残念ながら江戸川君に1歩譲るかも知れないわね」

光彦「ひ、ひどいですよ灰原さん!!」

灰原「だから、そんな必死な演技は良いのよ?嫉妬してるからって」

光彦「し、嫉妬?」

灰原「あなた、私が円谷君に好意を持っているからって嫉妬してるんでしょ?だから自分が円谷光彦だと言い張ってる」

光彦「ち、違います!!僕が光彦です!!あなたが好意を持っている光彦は僕なんです!!」

灰原「もう遅いのよ江戸川君。さっき彼に告白してOKを貰ったわ」

光彦「え……?」

灰原「ね。円谷君」

コナン「は、はい!!もう嬉しくて死ぬかと思いましたよ!!残念でしたねコナン君。灰原さんは僕のモノです!!」

光彦「ち、違う!!僕が光彦だ!!!灰原さんから離れなさいコナン君!!!!」

灰原「しつこいわね。円谷君?彼に見せつけてあげましょうか。私達の相思相愛ぶりを」

光彦「?!?!?!?!??!」

コナン「そ、そうですね。じゃあ」ギュッ

光彦「あああああああああああぁぁぁぁっぁぁぁぁああああああっ!!!!!!」

コナン「どうですか?灰原さん」

灰原「とっても気持ちいいわ。円谷君」ウットリ

光彦「コナンンンンンンンンンンンン!!!!!貴様ぁああああ!!!!!」ガシャッ

灰原「まだ諦めが付かないみたいね。もっと刺激のあるものを見せてあげましょう」

コナン「し、刺激?」

灰原「キスよ」

光彦「なぁぁああああああああ?!?!?!?」

コナン「キ、キスですか?!」

灰原「そうよ。したくない?」

コナン「い、いいえ!!で、では……」

光彦「や、やめなさい!!!僕の灰原さんに……」

チュッ……

光彦「ぐああああああああああああああああああ!!!!!!!?????」

コナン「……」

灰原「……」

光彦「ちょ、長っ……。は、離れなさい!!離れなさいコナン君!!!!!!!離れろおおおおおおお!!!!!」

コナン「……ふぅ。ど、どうでしたか?」

灰原「とっっっても気持ち良かったわ。最高よ」

光彦「kgyy8あはぷうgvfhgpじゃふぉうhyがあぽじゅはsじうは」

灰原「まだ怒る元気があるみたいね。止めを刺しましょうか」

コナン「え?止めって……。まさか……」

灰原「そう……」

「○ックスね」

光彦「?!?!??!?!???!??!!?!?」

コナン「そ、それは流石に……」

灰原「……。女が命を懸けて愛している人に恥を忍んでお願いしてるのよ」

コナン「……!!」

灰原「嫌?私じゃ」

コナン「……。嫌じゃない。俺で良いのか?」

灰原「ええ。勿論よ。江戸川君……」

光彦「や、やめなさいそんな事ォォォォ!!」

光彦「……え、江戸川君?あれ?どういう事ですか?え?え?」

灰原「鈍いのね。単細胞生物並ね。もうとっくに分かってるわよ。あなたが円谷君だって」

光彦「な、な……」

コナン「ワリーな光彦。実はな……」

数時間前。

灰原「耳を貸しなさい……」

灰原「……彼の好意を利用して、身体を入れ替える様に仕向けるわ。あなたには悪いけど、彼が元に戻った時に逃げられない様身体を拘束して」

コナ彦「ああ、わかった」

灰原「それと……。戻ったら、彼への制裁を加えましょう」

コナ彦「どうやって?」

灰原「彼が最も苦しむ方法……。彼の前で私とあなたがイチャイチャしている風景を見せつけてやるの。自分が好意を抱いている人間が目の前で他の男とラブラブしてたらこれ以上の苦しみは無いわ。必要とあらば行き着く所までいっても良いわ」

現在。

コナン「……て、訳だ」

灰原「流石に、愛の営みをしてる時に演技でもあなたの名前を呼びたくないからもうバラさせて貰うけど。抱っこもキスも気持ち良かったのにあなたの名前を言うだけで5割は気持ち良さが減ったわ」

光彦「そ、そんな……。灰原さん、僕の事を好きだって……」

灰原「あなたみたいな人を妬んで見下すばかりの陰険なクソバカスを好きになるわけ無いでしょ?」

光彦「そ、んな……。でも、だったらコナン君ももう十分でしょう?僕への制裁はスイッチですれば」

コナン「いや……。俺は今本心から灰原としたいと思ってる」

光彦「?!?!?!????!」

コナン「さっきの真剣な眼を見て。そして、助けてくれた時のあの笑顔を見て思った。灰原は俺にとって掛け替えの無いヤツだって」

コナン「だから、演技でなく本当に灰原と一緒にいてーし、最後までしたい。そう今は想う」

光彦「じゃ、じゃあこんな所でやらなきゃ良いじゃないですかあああ!!!!」

灰原「確かに彼との初体験をあなたに見られるのはこの上なく悍ましいけど。それ以上にあなたを罰したいのよ。江戸川君の身体を1時でもあなたに汚されたと思うと許せないわ。万死に値するわ。その罪の重さを知りなさい」

光彦「ひ、い、いやだ。嫌だああ!!違う!!僕はコナンだあ!!そいつは光彦だあ!!!あなたが愛してる江戸川コナンは僕だあああああああ!!!」

灰原「あらあら。さっきと主張が二転三転ね。恥ずかしくないの?自分を貶めたり、自分を他人と言い張るのは」

光彦「や、やめでぇえええええええ!!コナンだ!俺はコナンだあああああ!!!灰原さんやめでぇええええええ!!!」

灰原「じゃあ、江戸川君……」

コナン「ああ。灰原……」ギュッ

光彦「ぐおおおおおおおおおお!!!!」

コナン「服、脱がすぞ」シュルッ

光彦「があああああああああああおおおおおあああああ!!!!」

中断します。

灰原「情けない身体でしょう?」

コナン「いや、可愛いぜ。興奮して肌ピンク色で……」

灰原「言わないでよ、もう……///」

光彦「ちょぉぉぉぉおおおお!!」

コナン「胸も、可愛らしいな」プニッ

灰原「あっ♥気持ち、いいっ♥」

コナン「ヤベ、反応がまたエロいぜ……」

光彦「ふぐぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」ガシャガシャッ

灰原「あ……。江戸川君のも大きくなってる……♥♥」

コナン「言うなよ、恥ずかしい///」

灰原「私も江戸川君の、触りたい♥♥」パクッ

光彦「あああああああああああああ!!!」ガシャガシャッ

灰原「んっ♥んっ、んっ♥♥」ジュルッチュルッ

コナン「くっ、灰原っ!!そんなにしたら……。出ちまうっ!!」

灰原「んーんん、んんんっ♥(いーわよ、出して)」チュルチュルッ

コナン「ぐっ……。出るっ!!」ビュルビュルッ

灰原「んっ!!んっ、んんんっ♥♥」ゴクゴクッ

光彦「のォォォォォっォォォっぉォォォォっぉ!!!!」ガシャガシャガシャッ

コナン「悪ぃ、灰原。大丈夫か?」

灰原「ええ。大丈夫。とっても気持ち良いわ♥ねぇ、江戸川君……)。私、もう……」

コナン「わかった。じゃあ、挿れるぜ……」

光彦「ぐああああああ!!ダメだあ!!それだけはぁああああああ!!それは僕がするんだぁああああ!!」

コナン「行くぜ……」

灰原「ええ……♥」

ズンッ

灰原「あっ♥入ってきたっ♥江戸川君のぉっ♥」

コナン「スゲ、灰原の中っ!気持ち良すぎるぜっ……」パンパンパンパンッ

灰原「あっ♥ああっ♥♥スゴイッ!!♥♥工藤君のがっ♥♥」

コナン「工藤君っって言っちまってるぞっ」パンパンパンパンッ

灰原「も♥いいのっ♥どうでもっ♥もっと工藤君のっほしいっ♥♥あぁんっ♥♥」

光彦「灰原……さん……。は、はい……はいばら……さんが……。僕以外の男に……あんな……」

コナン「灰原っ!!どうだっ?」パンパンパンパンッ

灰原「いいっ♥きもちっ♥いいのっ♥もうイっちゃうっ♥」

コナン「俺も……。出るっ!!」ドピュルルルルッ

灰原「ああああぁぁぁぁぁっ♥工藤君のでイクゥゥッ♥♥♥」

コナン「ハァ、ハァ、大丈夫か灰原?」

灰原「ええ……。大丈夫よ……。最高だったわ……♥」ニコッ

コナン「そっか。あ、光彦は……?」

光彦「ヒ、ウヒヒ……。僕はみツひコだ……。いや、こなンだ……。はいばらサンにあいサれるのはぼくなんダ……。ヒ、ヒヒヒ……」

灰原「どうやら完全に精神崩壊したようね」

コナン「どうするよコイツ?」

灰原「人体実験の材料として博士にあげましょう。飽きたら処分してくれるはずよ」

コナン「そうだな」

灰原「それより工藤君」

コナン「ん?」

灰原「ここじゃなくて、ベッドでもう1度……。ね?」ニコッ

コナン「ああ、喜んで」ニカッ

そして、数週間後。

コナン「しっかし、何とも奇妙な体験だったな」

灰原「ええ。本当にね」

コナン「光彦は廃人になり博士のオモチャに。歩美は元太の優しさに触れ付き合うように。そして俺達は」ギュッ

灰原「ちょ、ちょっと♥」

コナン「こうしてデートをする仲に、だもんな」

灰原「ええ。本当に不思議ね。でも……。今更だけど本当に良いの?あの時はあなたも動転してたから冷静じゃ無かったでしょうし」

コナン「ああ。勿論良いに決まってる。寧ろ時間が経つに連れオメーに対する思いは強くなるばかりだ。順番が逆になっちまったけどよ。灰原。俺はオメーが好きだ。ずっと一緒にいてくれるか?」

灰原「ええ。勿論よ」ニコッ

コナン「ありがとう。スゲー嬉しいぜ」

灰原「こちらこそ」

コナン「あ、そうだ。バスが来る前に飲み物買ってくるわ。待っててくれ」

灰原「分かったわ。気を付けて」

コナン「おう!」タッタッタッ

灰原「……しかし、まさかこんなに上手くいくとはね。博士のスイッチを研究して作ったこの【好きな人を特別な状況に追い込んで否応なしに惚れさせるスイッチ】」

灰原「あの時、円谷君がスイッチを盗むのは見ていたけれど。このスイッチの流れだと思って止めなかったのよね。正解だったわ」

灰原「おかげで工藤君は私のものになった。そう言う意味では円谷君にお礼を言わないとね」

灰原「でも、私のものになった位では物足りないわね」

灰原「今度は……。工藤君が毎晩私を求めるスイッチでも作ろうかしらね」ニヤリ

コナン「お待たせ!ん?どうしたんだ?ニヤニヤして」

灰原「何でもないわ」ニコッ

灰原(例え卑怯な手段でも構わない。やっと工藤君を手に入れた。もう一生離さないわ)

灰原(これからはずっとずっとずーっと私のモノよ。工藤君)ニヤリ

ありがとうございました。
たまには灰原が黒幕と言うのをやりたかった。

拙い文章、失礼しました。

MITSUHIKOがキモ過ぎてまともに見れないからオチだけ教えて欲しい。
結局灰原とイチャついたのはコナンの身体だけってことでおKなん?

>>34
灰原とイチャイチャしたのはちゃんとしたコナン
光彦をいたぶる為にコナンが光彦のふりをしただけ

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