米屋「んじゃあまずはチュートリアルからだな」
三輪「何かを選ぶみたいだが」

米屋「それはプロデューサーのタイプで、選んだタイプとアイドルのタイプが一致してるとバトルの時にボーナスが付くってヤツだな まあそこまで大きな差が付くってわけじゃないから適当に選んでへーきじゃね？」

三輪「バトル…ランク戦のようなものか？」

米屋「いや、ちげーんだけど…まあ後々分かるって」

三輪「陽介は何を選んだんだ」

米屋「オレ？オレはとりあえず好みの娘が居そうなCuだなー」

三輪「じゃあ俺も同じにしておく」ﾎﾟﾁｰ

米屋「んじゃ、適当に説明しながら進めてくか」ｱﾚｶﾞｱｰﾅｯﾃ


～

米屋「…と、まぁこんな感じだな！」

三輪「…陽介、やはりこういうのは俺に向いていない気がするんだが」

米屋「まー最初はだれでも同じだって！やり込んでれば慣れていくんじゃね？」

翌日


米屋「よー秀次、調子どうだ？」

三輪「ああ、このパネルミッションとやらの達成報酬でチケットというのをもらったんだが」

米屋「お、ラッキーじゃん！取り敢えず一枚ずつ引いてみようぜ！」


ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ


三輪「こいつは……」

米屋「お、超☆風紀委員の冴島清美ちゃんだな！特訓前の眼鏡も可愛いけど特訓後の眼鏡を外して髪を下ろした姿も可愛いんだよなー んじゃもう一枚いくか！」


ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ


米屋「お、この娘は四代目シンデレラガールの塩見周子ちゃん！」

三輪「シンデレラガール、とは？」

米屋「年に一度シンデレラガール総選挙ってのをやるんだよ まあ要するにアイドルの人気投票みたいなもんだな それで一位になった娘をシンデレラガールって呼ぶワケ」

三輪「そうか、こいつが……

それにしても肌が白すぎるな、貧血か？」


米屋「(献血が好きなだけなんだけど面白いから放っておこ)」

三輪は普通に薦められてもまずやらないとおもったため何か理由をつけておこうかと思った結果がこれです

お姉さんがやってた、という理由でもよかったんですけどなんとなく寂しい雰囲気になるかなって思ったんで影響が大きそうな迅さんにしました

設定ガバガバですみません

米屋「よし、最後の一枚いってみるか！」


ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ……


三輪「こいつは……」

米屋「乙倉悠貴ちゃんか！ジュニアモデルをやってたの中学一年生だな あとは生野菜が苦手らしいぜ」

三輪「…………」

米屋「ん、どうした秀次？」

三輪「……何でもない」
米屋「(んー、もしかするともしかしなくても……)」

数日後



米屋「よー秀次、進んだか？」


三輪「陽介か、それなりにはな」


米屋「へー、見せてくれよ……おー！レベル45か！結構進んでるな！フロメンは……と、この前出た乙倉ちゃんリーダーにしてるんだな！あとはこの前出た周子ちゃんと清美ちゃん……五十嵐響子ちゃんと喜多日菜子ちゃんも出たのかー！フロントがかなりにぎやかになってきたな！」


三輪「ああ、だがなかなかLIVEバトルというもので勝つことができないのだが……」


米屋「んー、やっぱりそこはガチャ運だよなー……人によってはもうSR何枚も持ってそうだしな……お、そうだ」

米屋「俺にいーい考えがあるんだよ」


三輪「なんだ、教えろ」ｽﾞｲ


米屋「ちょ、秀次食い付きすぎだろwこれはもう沼だな？」


三輪「そんなのどうでもいい、さっさと教えろ」

米屋「あー、ハイハイ
このゲームにはフリートレードっていう機能があってそこにアイドルを出品したり、逆に買い取ったりできるんだよ
まあ、最初の方は取引によく使われるスタミナドリンクなんかはあんま持ってないと思うから、そこでマニーが活躍するんだよな

SRにはマニーだけで取引されるものからドリンク四桁単位で取引されるものがあって幅広いんだよ R+も最初の方はかなり戦力として役立つから、今回は安値で取引されてるSRとR+を買い取ってみるか」


三輪「陽介」


米屋「どした？」


三輪「俺はこれが欲しい」


米屋「どれどれ……ってこれ……」

米屋「[春らんまん]乙倉悠貴ちゃんじゃん……しかもスタドリ300台って……流石にこれは俺でも無理だな……」


三輪「どうすれば手に入るんだ」


米屋「んー、ガチャで目玉SR当ててフリトレに出品……まあ簡単に言っちまえば課金だな」


三輪「課金をすれば手にはいるのか？」


米屋「いやいややめておけって！確かに手にはいるかもだけど確実に出る訳じゃないからな!?」


三輪「くっ……俺には手に入れられないということか……!?｣


米屋「そのうち手にはいるって！んじゃあ取り敢えず今回は「眼鏡プリンセス」上条春菜ちゃん二枚と、[セクシーギャル]輿水幸子ちゃん二枚買っておくからな？ちゃんと忘れずにMMMしておけよー」

米屋「大分戦力が揃ってきたな」


三輪「ああ、だがSRを揃えている奴にはどうしても勝てない」


米屋「そーだな、そうなると…あ、そうだ

イベントに参加すれば順位点報酬とか完走報酬でSRが手にはいることがあるんだよな 取り敢えず参加してみようぜ！」ｱｰﾀﾞｺｰﾀﾞ


～


米屋「……とまあ、今開催されてるトークバトルショーの説明は終わり。まずは順位点報酬SRゲット目指して頑張れよ！」

三輪「……陽介」


米屋「ん？」


三輪「こういうのを漏れなしにしっかり説明出来るなら勉強のほうにも力を入れたらどうだ」


米屋「うるせぇ……」

現在もTBS開催中ですが、今の晴ちんTBSではなく去年の8月に開催していたいずみんTBSということになっています。理由は9月の……


時系列バラバラで申し訳ない。

米屋「順位点報酬のSRも二枚確保したみたいだな」


三輪「ああ、ところで一つ気になることがあるんだが」


米屋「何？」


三輪「この上位報酬の大石泉というのは俺が手にいれたSRとは何か違うのか？」


米屋「あー、それなんだけど……

俺らじゃ到底手が届かないものだって思った方がいいかもな」


三輪「手が届かない……だと？」


米屋「んー、まあ秀次もそのうち分かるようになるって
ところで秀次ってまだプロダクションには入ってなかったよな？」


三輪「ああ、俺は顔も分からない奴らと馴れ合うつもりはない」


米屋「……って思うじゃん？
そんな秀次にピッタリのプロダクションがあるんだよなー 入ってみれば分かるんだけど」


三輪「……保証はするんだな？」


米屋「当たり前じゃん？だってそこ、俺が代表してるプロダクションだし？」

米屋「……てなわけで、秀次に俺が代表してるプロダクションに入社してもらったわけだけど、なんか気付いたことは？」

三輪「特にない」


米屋「ま、まあ見ただけじゃわかんないよな

まずは、プロダクションに入るとそのプロダクションの社員の人数×2の振り分けポイントがもらえるんだよ あとはライブバトルとかイベント中に発揮値ボーナスがついたりするんだよな
まあ簡単に言えばプロダクションに入っておけば、入ってない時に比べてイベントとかが有利に進められるってワケ」


三輪「だが、俺の希望はそれだけではないはずだが」


米屋「『顔も分からない奴らと馴れ合うつもりはない』って言ったよな？その条件もちゃーんと満たしてるんだぜ

このプロダクションの社員、全員ボーダーなんだよ｣


三輪「何……!?」


米屋「岡崎泰葉ちゃん担当の奈良坂、古澤頼子ちゃん担当の章平、佐久間まゆちゃん担当の弾バカ、遊佐こずえちゃん担当の時枝、安部菜々さ……ちゃん担当の佐鳥、三船美優さん担当の歌川、五十嵐響子ちゃん担当の菊地原、そんで喜多見柚ちゃん担当の俺な。顔見知りなら相互で支援とかしやすいだろ？」


三輪「…俺以外の奴らはほとんどこのゲームを初めていたということか？」


米屋「まー、そうなるな」


三輪「……それはどうでもいいが、俺には助け合いは不要だ。自分の力で全て何とかする」


米屋「ま、まぁ秀次らしいっちゃあそうだなww」

佐鳥「へー、三輪先輩もモバマス始めたのかー！」


出水「え、マジかよ、アイツが？」


佐鳥「なんか乙倉ちゃん担当になりかけてるって米屋先輩が言ってましたよ」


出水「乙倉ちゃん……ってやばくねえか？」


佐鳥「何でですか？」


出水「だって春のドリフから来てねぇじゃん」


佐鳥「あ……

いやでも!!ガチャが乙倉ちゃんって決まったワケじゃないですし！イベントR枠かもしれないじゃないですか！そんなこと言ったら頼子さんだって……」


出水「あー、やめやめ。そうなると年内にまゆが来る可能性もあるってことになるし」


佐鳥「これ以上月末ウサミン爆死の傷をえぐらないでください……」


出水「拓海出たからいいだろ」


佐鳥「それはそうですけど！担当くらい自引きしたいじゃないですか！」

出水「なーんか三輪も同じこといいそうだな……気の毒に」

米屋「おお、秀次のフロントリーダー[華傘の芸達者]乙倉ちゃんになってんな！フリトレで落札したのか？」


三輪「あぁ、毎週月曜に発表されるランキングで配布されたアイテムでな」


米屋「へー！ところで秀次」


三輪「何だ」


米屋「お前もう完全に乙倉ちゃん担当Pになってんな？」


三輪「!?」ﾋﾞｸｯ


米屋「いやいや、隠しても無駄だってwwだって始めて乙倉ちゃん引いた時からそんな顔してたし？」


三輪「馬鹿な……!?」


米屋「っていうか秀次がお姉さん以外の女、っていうか別次元の女の子好きになるなんて物珍しすぎるんだよwwなあなあ、乙倉ちゃんのどこ気に入ったんだよ！ちなみに俺ぐふっ!?｣



弧月ｷｯｸｸﾘﾃｨｶﾙﾋｯﾄ!



三輪「お前には関係ない」


米屋「ひ、ひでぇ……」