マスコット「まぁ大筋の話はだいたい理解してくれてると思うけど
この3つの魔法の杖に適合する地球の人間を集めて、魔法少女を作りたかったわけよ。
ほんで探したわけよ、この杖に適合する人間さえ見つけられたら世界とかの平和が保たれるから。
一生懸命頑張って世界中を探したわけよワイもな、ほんだら結果がこれよ」
オッサン1「……」
オッサン2「……」
オッサン3「……」
マスコット「……」
マスコット「ほわあああああああああああああああああ!!?!!!?」
オッサン1「変な人形が突如発狂しだした!」
マスコット「おどれらふざけんなよ!!ワイは、魔法少女を探したかったわけや!!
代々ワイの星じゃ、少女だけが戦士として杖に選ばれて敵と戦ってたんや!!
それをおどれら…………………オッサンやないか!!!」
オッサン1「オッサンですけど!!
オッサン2「ちょっと待てや」
マスコット「あ?」
オッサン2「ワシらも寝てたら突然こんな所に来てもうて、わけわからんのに突然潰れたクリームパンみたいな人形もどきに『オッサンやないけ!』って怒鳴られてむしろ被害者なんやけど」
オッサン3「そうそう、ちゃんと説明しなさいよ!」
マスコット「黙れい!!!黙れ黙れい!! これは何かの間違いだ!貴様らオッサンが由緒正しい我が国の魔法少女に選ばれるわけがない!素質も格も何もかもがないんだ!」ピーピーピー
マスコット「!!」
オッサン2「何の音や」
マスコット「なんてことだっ……敵の奴らにこの場所がついにバレたっ…奴らが総攻撃を仕掛けてくる……くそっこうなったら仕方ない、説明は後だ!!
その杖を持ってここに来る奴らと闘ってくれ!!じゃないと君たちまで死んでしま……」
オッサン1「敵ってこいつらか?」
オッサン2「この杖ええな ゴルフの素振りに使えるわ」
オッサン3「運動したあとのタバコは美味しいわね~」
敵幹部達「」ピクピク
マスコット「………」
マスコット「………何ソッコー倒してくれてんだよ!こいつらは後半くらいに出てくるレベルの敵なんだよ!」
オッサン2「後半くらいって何やねん」
オッサン1「まあ、これで君の役に立てたなら良かった」なでなで
マスコット「あ……ありがと…」
オッサン1「いいんだいいんだみんなが無事なら、さぁでは頂ける報酬の話をしようか」
マスコット「ほら出たよ大人の汚い部分、もうもろむき出しだよもはやその心は猥褻物だよ。今度から君たちのことを露出魔って呼ぶね」
オッサン2「そうかイシツブテ」
マスコット「誰がイシツブテだ!!そもそも、奴らは地球も狙っているんだぞ!奴らを放っておいたら君らの住む場所もなくなるんだ!君らも困るんだぞ!だからぼくに報酬を要求するのは場違いだし!」
オッサン1「まぁこっちに被害及んだらその時に倒せばいいだけの話だしわざわざ君に協力する筋合もないしな」
マスコット「ジコチュ~」
オッサン2「鳴き声まちがえてるぞイシツブテ」
マスコット「ジャイ!お前ら、我が国の杖の力で強くなった癖に!杖の力で奴らと張り合えるんだぞ、すべて自らの力でしたみたいに言うんじゃないよ!!ああん!!」
オッサン1「押し付けといてその言い種」
オッサン3「…いやというかそもそもあたしは杖使ってないんだけど」
マスコット「え」
オッサン2「おやおや」
マスコット「え?でもあいつらって宇宙を支配するくらいの大規模な組織なんだけど」
オッサン3「確かに戦車や航空機よりはちぎりがいがあったわ」
オッサン2「え?戦車をちぎるって何?怖い怖い怖い」
マスコット「おっ異常者の中でも異常者が浮き彫りになってきたぞ」
オッサン1「ごめんケーキ焼いてる途中だから帰るわ」
マスコット「おい、僕を置いて帰るなよ親友」
オッサン2「親友を剥き出しの露出魔扱いするんかお前の国では」
オッサン3「大丈夫よ、時が来たら私がチ○コを出して歩いても咎められない美しい世界を作ってあげるわ、チ○コ出しただけで露出魔だと理不尽に罵倒されなくて住むわ」
オッサン2「男が常時チ○コ出しっぱなしの世界は糞汚いと思うけどな」
オッサン1「おい、お前らの真の敵はこいつなんじゃないか」
マスコット「……」
マスコット「ということで魔法少女が二人僕の前に現れたわけだが」
オッサン1「奴をいなかったことにしたな」
オッサン2「何も解決してへんけど」
マスコット「この際、君達で仕方ない。幹部たちは君達が倒してくれたがまだまだ敵はいる。
特に次元3大皇帝と呼ばれる巨悪の根源は今の君達ではまだとうてい足元に及ばない、今までの次元の歴史の中でもかつてない脅威の一つと呼ばれているのだけど、こいつらを倒さないと平和はまず訪れないんだ!頼む、もう君達しかいないんだ!」
オッサン3「コンビニ行ったついでに皇帝一匹倒してきたわよー」
皇帝1「……プギュー」
マスコット「二大皇帝はっ」
オッサン2「あ、しれっと言い直した」
オッサン1「というか帰らせてよ、この檻の中から」
マスコット「そ…」
オッサン1「そ?」
マスコット「そもそもさ、オッサン3は部外者なんだよねぇ!!僕は悪に決して屈しない正義の名の元に、戦士を集めてるんだ!!君みたいなど変態そりのこしオカマ野郎なんかに」
オッサン3「あ?」
マスコット「そ…そもそもですね 部外者…いやいい意味でですよ あ…あなた様みたいな素晴らしい方に僕ごときのお仕事を手伝わせるだなんてそんな、そうだ肩でも揉みましょうか?」エヘヘ
オッサン3「あら~気が効くわね~」
オッサン2「ソッコーで屈したなこいつ」
オッサン1「というか俺らは杖で奴らと戦ったけどその人は素手で投げすてていっただけだから、お前が言う魔法少女の資格には当てはまらないんじゃないか?」
マスコット「それが言いたかった、だから部外者なんだ!」
マスコット「オッサン3!杖を使わないキミは、僕の管轄する魔法少女ではないんだ!
だから僕の預かり知らない所で好き勝手やってくれ!」
オッサン3「何これチ○コ?」
マスコット「ふざけるなチンコのわけないだろ!
我が国に代々伝わる伝説の杖だ!その杖には数値を測る機能もあるんだ!
新人で300が出たら文句なし逸材で500なら超ベテランクラス、700なら国で文句なしのNo1!
かつて伝説の魔法少女の全盛期は2000という驚異的な数値を叩き出した!
オッサン1は500!オッサン2は450!君が本当に杖に選ばれた適合者ならとんでもない数値が出るはずだ、さあどうだ!柄の部分をぎゅっと握ってくれたまえ」
オッサン1「戦闘能力測定機器が出た時点で益々胡散臭さが増したな」
オッサン2「ていうかもしオッサン3が2000とかいったらどうするつもりだ」
オッサン3「出たわよ」
オッサン1「あれ、これ10くらいしか言ってないんじゃない?」
オッサン2「う…ウソ ほんまやんけ」
マスコット「イヤッホオオオイ!本当かいでかした!残念だけどオッサン3君は適合者じゃないから仲間になれない、誠に残念過ぎるが速やかに杖を返してくれたまえ」
マスコット「…」
マスコット「これはメーターが振り切れてしまってるんだよ!!!!」メコッ
オッサン1「大事な杖がメコッとかいったけど」
オッサン2「というかさ、お前いいの?最大の敵になりそうな奴を手離して、自分の手の元に置いてたらいいのに」
オッサン3「ちょっと待ってよ、私は悪人でもないわ 正義を愛するだけよ
戦争もなく種族男女問わずチ○コ生やしてむき出しのまま生活する素晴らしい世界を作りたいだけよ
この杖の力を借りてね」
オッサン1「悪用する気満々だぞ」
マスコット「……」
マスコット「そうだ、杖を盗まれたことにしよう」
オッサン2「すごく澄んだ目」
マスコット「ということでさっそく作戦会議しようじゃないか」
オッサン1「いやつか俺ら一言も協力するとは言ってないけどな」
オッサン2「ていうか一回帰らせてくれや なんやねんこのウヨウヨした空間は」
マスコット「大丈夫だよ 地球ではあまり時間は進んでいないから君達は存分ここにいることができる」
オッサン1「漁師は朝早いんだよ 充分寝とかんと」
オッサン2「俺も本庁で刑事やってっから長いこと仮眠できんねん」
マスコット「刑事ならまずオッサン3を逮捕しろよ、あいつを取り締まる法律がないだけで犯罪者なのは間違いないのだから」
オッサン2「めちゃくちゃ言いよるな」
オッサン2「とりあえずもうええやん、お前も俺らオッサンやと都合悪いんやろ?」
マスコット「そうなんだよね。魔法少女って名前なのに、オッサンならそれは虚偽みたいなもんだからね。
強さだけを求めて人を集めたら君らみたいなのがくるってわかったから、今度から気をつけるね。さっきは緊急だから、君達に要請しちゃったけど、悪かったね。戦士集めは続行する、どうしても助けてほしい時だけお願いしにいくよもちろん報酬はあげるから」
オッサン2「いやそんなん全然ええねんけど…」
マスコット「ん?」
オッサン1「そ…それ何?」
マスコット「あ、ああこれ?魔法少女のコスチュームだよ、そもそもどう考えても女の子しかきれないようなフリルのスカートなんか着いててさ
さすがに君らに着てもらうわけにはいかなかったし
無理があったよね、ごめんね。今から帰すから。」
オッサン1「魔法少女になるわ」
マスコット「は?」
オッサン2「俺そういう服着たかったんだよね」
オッサン1「俺も俺も」
マスコット「死ねよ変態野郎共」
オッサン3「あっ私も着たい着たい~」
マスコット「ほら!最悪のパターン!」
マスコット「こんなめいど服みたいなヒラヒラした服でさ、しかもスカートがこんなに短いんだよ、敵と闘ってると高確率でパンチラするから君らみたいな筋肉ムチムチでか男ならチラどころか常時パンツ見えっぱなしだとすごく困るよ!」
オッサン3「確かに困るわね」
マスコット「念のため言うけど僕が懸念しているのは、君らにパンツを見せられる周囲のことだからね」
オッサン1「え?パンツがみえて困るならパンツを穿かなかったらいい話だろ」
マスコット「なんだその糞迷惑なマリアントワネット思考は、お前が良くても周りが困るんだよ、それこそ腐れオカマの野望である常時チ○コ丸出しの世界じゃねえか!」
オッサン1「口悪すぎるだろこのマスコット」
オッサン2「ちょっとまてや」
マスコット「え?」
オッサン2「闘ってる時にパンチラするるようなコスチュームをお前らの国が作ってそれを女の子らに着せてたってことやろ…つまり 」
オッサン1「あ…」
マスコット「……」
マスコット「や…やめろ、僕をそんな目でみるな!オッサン3をみるような目でみるな!!」
オッサン3「え?みんなはそんなゴミをみるような目で私をみてたの?」
マスコット「うちの国王の趣味なんだよ!ボクにはそんなつもりはない!」
オッサン1「嘘付けよ欲望の塊」
オッサン2「男性器を杖と称し、無理矢理少女に所持させた上にパンチラを強要させる仕事からいい加減足を洗え」
オッサン3「やっぱりあれはチ○コだったのね!」
マスコット「……う」
マスコット「うるせええええええええええええええええええええてめえらぶち殺すぞおおおおおお!」
オッサン1「マスコットがまたキレた!!」
マスコット「そもそもボクは性別上女だ!女が女に発情するか!」
オッサン3「あなた女なの?じゃあ証拠としてセ○クスさせなさいよ」
オッサン2「うわ本当コイツ頭狂ってるわ」
オッサン1「アンタホモじゃなかったの?」
オッサン3「オカマだからといってホモだとは限らないわよ
私はとりあえず私のモノが入る穴があればなんでもいいの」
オッサン2「じゃあチクワにでもスコスコしとけよ」
オッサン3「いやね、あんなものすぐ破けちゃうじゃない、クマの尻穴くらいの小ささよ」
オッサン1「なんでクマの尻穴いやなんでもないです」
オッサン3「あれだけ元気だったツキノワグマちゃんも私のアレを突っ込んだとたん ぎょえっ!と言いながら悦びにもだえ動かなくなったわ」
オッサン2「どう考えても断末魔」
オッサン3「今までクマ飛行機戦車トラライオンゾウキリン馬サイゴリライルカカバ帝王1帝王2など色々と試してきたけどやっぱり人間が一番だわ」
オッサン3「その杖の力があればいかなる時もいかなる物にも自由に私のチ○コを突っ込めるってことでしょ?」
マスコット「まあ確かに君くらいの力があれば可能だけど」
オッサン1「なんで言うのかなあ」
オッサン2「あ…あかん、もうコイツを野放しにできへん…」
オッサン2「頼むわ…制服云々やなくてこいつを倒すのが俺らしかできひんかったら俺らがやるしかないんや力かしてくれ!」
オッサン1「確かに…俺からも頼む」
マスコット「えー今から君らの家族を騙してここに連れてきて魔法少女になってもらう予定だったんだけど」
オッサン1「ふざけろ馬鹿野郎」
オッサン2「お前が戦えやゴミクズ似非ポケモン」
マスコット「素質の強い人の血の繋がりがあれば戦力として充分期待できるんだけど
君たちが戦ってくれるのなら一番心強い、よろしく頼むよ」
オッサン2「ああ、で。あのオカマを倒した後はお前の国を攻撃してそのふざけた王宮を潰しにいくわ」
オッサン1「もちろんお前ごとな」
マスコット「じゃあどっちに転んでもアカンやん」
オッサン2「それより あと1人どうすんねん、俺らの家族以外やったらスカウトに協力したるから教えてえや」
マスコット「ほんと?助かるよ じゃあ女子たちにこの杖をこすらせて数値を測ってくれるかい、100以上だと嬉しい」
オッサン1「このチ○コみたいな棒を見知らぬ女の子に握らせろっていうのか…いや待てお前さっきこすらせろって言ったのか?俺の聞き間違えか?」
オッサン3「いえ確かに言ってたわ」
マスコット「ちなみに数値が高ければ白い液体が杖の先端から飛び出して顔にかかる仕組みになってます」
オッサン3「やっぱりチ○コじゃないの」
オッサン2「さっきまでそんな機能なかったやろ、なんやお前やけくそか?開き直ってんのか? 」
マスコット「ボクは魔法少女を期待してたんだよ!!本当は華やかな女の子に囲まれてガールズトークしたかったんだよ!!
その服を着るならせめて脛毛くらい剃れよ!」
オッサン3「じゃあそりあいっこしましょー」
オッサン2「ええでー」
マスコット「やめろ!!オッサン同士で脛毛をそりあうな!!」
マスコット「君たちは敵同士なんだ、さっきからしれっと会話に混じるなオッサン3!!君たちは戦わなきゃいけないんだぞ馴れ合う必要性なんてない!」
オッサン1「あのさ、俺も冷静に考えたんだけどさ、よく考えたらオッサン3を嫌う理由ってないんだよな」
マスコット「おやおや!!!!!」
オッサン3「こんな怒りの感情を剥き出しにしたおやおやははじめてきいたわね」
オッサン2「アンタについたらセーラー服きほうだいってことやろ」
オッサン3「もちろんよ、さあそうと決まればここから出ていきましょう、もう今頃次元の半分は私たちの手中にあるわ、すべてを征服するのも時間の問題よ」
マスコット「お前らちょっと心情コロコロ変化しすぎだろ」
オッサン1「潰す優先順位が変わっただけだがな」
マスコット「こ……こうなったら君たちの家族を無理矢理魔法少女に仕立てあげてやるからな!!」
オッサン1「家族言うても嫁と息子しかいないけどな」
オッサン2「同じく」
オッサン3「同じく」
マスコット「くそおおおおお!!」
オッサン3「じゃあ二人とも行きましょうか」
オッサン1「おう、まあ地道に若い女の子探してくれ」
オッサン2「じゃあな」
マスコット「……あ………」
マスコット「くそおおおおお!!!」
その数年後
帝王1.2.3「一応全次元の98%は支配下に置いたよ」
オッサン1.2「こっちも終わった
オッサン3「…よくやったわ。これでようやく私の願いが叶う、ついに長かった」
「まてい!」
オッサン2「だれや!」
マスコット「そこまでだ!!」ババン
帝王1「あっ変態国家の小動物だ」
マスコット「ついに君たちを倒せる魔法少女を見付けたぞ!!」
オッサン1「うわ出た」
オッサン2「面倒な奴やなあ」
オッサン3「…何?面白いじゃないの、でどこにいるのかしらその魔法少女とやらは」
マスコット「魔法少女というか魔法熟女って感じで」
オッサン2「おい、血迷うな」
マスコット「一応君たちの母親或いは嫁に参加して貰ったんだけど」
オッサン1「もはや老女じゃねえか、なんだお前やけくそか?やけくそになってるのか?」
帝王1「そういうみんなが悲しむようなことするのはやめようや」
マスコット「うちの王様は喜んでたよ」
オッサン3「オタクの王様守備範囲広すぎでしょ」
オッサン2「数値に拘らず女の子探すいうてたやんけ、化け物召喚してんねん」
オッサン1「あのドアでスタンバってるんだろ?パンドラの箱じゃねえか…」
マスコット「身内をそんなボロくそ言って大丈夫?」
マスコット「王様は言ってたよ、私は愚かだったようやく目覚めたんだ、熟女の素晴らしさを!これからは熟女の素晴らしさを全世界へ知ってもらうよう啓蒙活動を行おう!と」
オッサン2「現在進行形で愚かやけどな」
オッサン1「王様ってキチ○イじゃないとなれないのかな?」
帝王2「そんなことないけどなぁ」
オッサン3「アナタにしたらどちらに転んでも地獄じゃないの。ねえ、それでいいの?」
マスコット「そうだねもうどっちに転んでも終わりやし」
マスコット「全部どうでもよくなってきた」
終わり
終わりでつ
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