モバP「ママとパパはベッドでゴロゴロ」 (60)

のんびりと書いていきます

人によってはコレジャナイ感があるかもしれませんのでご注意を

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---05:30---



「んっ...」パチッ

「あふっ...んん~...」ググググ...

「...ふぅ」


P「ん~...?」


「あっ、起こしちゃった?」

P「...もう朝か?」

「ううん、まだ大丈夫だから寝てて」

P「んっ...じゃあそうする...」

「時間になったら起こすね」

P「ん~...」

「ふふっ♪」チュッ

「さてと、それじゃ...」


パシッ!


「今日も一日がんばろう!」

トントントントン...


「よし、これでいいかな」


チーン♪


「あっ、こっちもできた♪あとはお弁当箱に詰めて...」


ペタペタ...


「ママー...」


「p!おはよう、ひとりで起きたの?」

「うん、ひとりでおきたよ、えらい?」

「えらいえらい、よくできました♪」ギュウウウウウ

「えへへ♪」

「はい、それじゃ今日最初のミッションはお顔を洗ってくること、できる?」

「うん、できる!」

「よしよし、じゃあ行ってきてね、よーいどん!」

「よーし!みっしょんすたーとぉ♪」ダダダ...

「ふふっ♪」

P「ふわぁ~あ...」


「あっ、起きてきたの?まだ寝てても大丈夫なのに」

P「うーん、それでもよかったんだけど、たまには早起きして余裕を持とうと思ってな」

「うん、いい心がけ、感心感心♪」

P「ありがと、んじゃ顔を洗ってくる」

「pも洗面所にいるからちゃんと見てあげて、あと歯磨きも忘れずにね」

P「あいよ、任せとけ」

「よろしくね...あっ、ちょっと待って!」

P「んっ...?」


チュッ


「おはよっ♡」

P「...イヤじゃないか?顔も歯も洗ってないから汚いぞ?」

「別に?」

P「...まあ、お前がいいならいいけど」

「ほら、アナタも♪」

P「はいはい...」


チュッ


P「おはよう、亜季」

亜季「うん、おはよう!早く顔を洗ってきてね」

P「ああ、わかってるよ」

亜季「洗ったらもう一回キスしてあげる♪」

P「へいへい、ありがとな」

p「はむっ♪」

亜季「ちゃんと噛んで食べないとダメだよ?」

p「はーい」

P「好き嫌いしちゃダメだぞ?大きくなれないからな」

p「うん!」

亜季「ふふっ♪ほら、こぼしてる」

p「んぐっ...ママありがとう!」

亜季「どういたしまして♪」

p「きょうのじゅぎょうさんかん、ぜったいにきてね!」

亜季「うん、もちろん」

P「...あのな、p?」

p「なぁに?」

P「ゴメンな、本当はパパも行きたかったんだけど、どうしても今日の仕事が外せなくて...」

p「...だいじょうぶ!へいきだよ♪」

P「p...」

p「パパは、いっしょうけんめいおしごとしてるんだもんね!」

p「それに、パパの代わりにママがみてくれるから...わたし、へいきだよ!」

p「だからパパ、きょうもおしごとがんばってね!」

P「p...」ジーン

亜季「えらい!よく言ったね♪」ナデナデ

p「えへへ、そう?」

P「おうとも!感動したぞp!よーし、じゃあ今日はパパが仕事帰りになにかお土産買ってきてやろう!」

p「ホント?やったー!」

P「なにがいい?」

p「うーんとねぇ...くまさんのぬいぐるみ♪」

P「くまさんのぬいぐるみだな?わかった、楽しみにしてろ」

p「パパありがとー!」

亜季「ふふっ、よかったね♪」

P「おっとそうだ、ついでに亜季にもなにか買ってきてやろうか?」

亜季「私にも?」

P「ああ、俺の代わりに授業参観出てもらうんだしな、なにかゴホービあってもいいだろ」

亜季「別にいいよ、授業参観に出るのは親の務めでしょ?」

P「まあまあ、それ以外にも普段から亜季には家のこと全部任せっきりなんだから、たまにはなにかしてやりたいんだって」

亜季「ふーん、そっか...♪」

P「おう、なにか欲しいものないか?」

亜季「あっ、じゃあプラ...」

p「ぷら?」

亜季「じゃなくって...えーっと...ぷ、プラ...プリ...プル...」

P「?」

亜季「ぷ、プリン...とか?」

p「わたしもプリンすきー♪」

P「...なるほど、じゃあプリンも買ってくるよ」

亜季「う、うん...」

p「プリン♪プリン♪」

P「じゃあ、行ってくる」

亜季「気を付けてね」

P「ああ、亜季の方も授業参観よろしくな」

亜季「まかせて、しっかり見て来るから♪」

P「おう頼むよ、それとな...」

亜季「?」

P「...ちゃんと買ってくるからな?お前の欲しがってる物」

亜季「アナタ...」

P「まったく...欲しいなら欲しいってちゃんと言えばいいだろ」

亜季「でも、あの子の前だし」

P「マジメだな、まあそういうところが好きなんだけど」

亜季「もう...♪」


チュッ


P「それじゃ、行ってくるよ」

亜季「んっ...いってらっしゃい♪」


亜季「...ふふっ♪」

大和亜季(旧姓)
http://imgur.com/fCnpcYM.jpg
http://imgur.com/v7RU6mg.jpg

とりあえず今日はここまで つづきはのちほど

ちょっとずつ再開します

p「あれ、パパは?」

亜季「今お仕事に行ったよ」

p「むぅーっ!わたしもいってらっしゃいのチューしたかったー!」

亜季「ざーんねん、ママがしちゃった♪」

p「ママずるーい!いっつもママばっかりパパとぎゅーってしてたり、チューしたり!」

亜季「ふふんっ、ママの特権です♪」

p「ずるいずるーい!」

亜季「はいはい、じゃあ今日のお帰りのチューはpにさせてあげる」

p「ホント?」

亜季「ホント♪」

p「やったー!」

亜季「ふふっ♪さあ、そろそろ準備して!学校に遅れても知らないよ?」


p「いってきまーす!」

亜季「はーい、気を付けてね」

p「ママ、じゅぎょうさんかんにちこくしちゃダメだよ?」

亜季「わかってます、ちゃんと行くから安心して♪」

p「うん!じゃあいってきまーす!」

亜季「いってらっしゃーい」


バタンッ


亜季「さて...」

亜季「まずはお掃除!聖母マリアもびっくりするくらいピッカピカにしなきゃ♪」

亜季「それが終わってお昼を食べたら、授業参観に行く用意をしようかな」

【お掃除】


ウィィィィン...


亜季「スカした彼女もういらな~い♪」

亜季「俺の彼女はエムフォーティーン♪」



【お洗濯】


ゴゥンゴゥン...


亜季「もし戦場で倒れたら~♪」

亜季「棺に入って帰還する~♪」



【昼飯の用意】


ジュージュー...


亜季「胸に勲章飾り付け~♪」

亜季「ママに告げてよ見事な散り様~♪」

亜季「ふぅ...ひと段落ついたけど、まだ少し時間がある...」

亜季「あっ、そういえば先週買ったやつにまだ手を付けてなかったな...」

亜季「...いやいや、ダメダメ!そろそろ準備が...」

亜季「でも...ちょっと...ちょっとだけ...」


テクテク...


亜季「先っぽだけ...先っぽだけなら...」


バタン!



【30分経過】



シーン...



【1時間経過】



シーン...



【2時間経過】


バタン!


亜季「しまった!もうこんな時間に!」

亜季「早く着替えて、お化粧も...あいたっ!」ベシャッ!

亜季「うぅぅ...どうして私はいつもこう...」

------


亜季「ほっ、なんとか間に合った...」

亜季「髪...変じゃない、かな?」

亜季「えーっと、ここが一年生のクラスか」


ガラガラ...


亜季「ウチの子は...あっ、いたいた♪」


先生「では、そろそろ皆さんのお父さんとお母さんのことを書いた作文を読んでもらいます」


「「はーいっ!」」


先生「ではまず...pさん、読んでもらえますか?」


p「はいっ!」


亜季「おっと、いいタイミング♪」

p「わたしのパパとママ」

p「わたしのかぞくはパパとママとわたしのさんにんかぞくです」

p「パパはアイドルのぷろでゅーさーのおしごとをしています」

p「いつも、いそがしそうにカタカタとおしごとをします」

p「でも、おやすみのひになるとあそんでくれたり、どこかへつれていってくれたりします」

p「とってもやさしいので、わたしはパパがだいすきです」

p「ママはおうちで、おせんたくをしたりおそうじをしたりしています」

p「ママのつくるごはんはとってもおいしくて、ほっぺがおちそうになります」

p「とってもやさしくてきれいなので、わたしはママがだいすきです」


亜季「ふむふむ♪」


p「でも、ひとつだけママにひとつだけきらいなところがあります」




亜季「?」




p「それは、ママがパパのことをひとりじめすることです」

p「パパがおしごとにでかけるとき、パパとママはいつもキスをします」

p「わたしもキスしてあげたいのに、ママはいつもじぶんばっかりキスしちゃうのでズルいとおもいます」

p「パパがおやすみでいえにいるときも、ママがずっとパパとくっついているのもズルいとおもいます」

p「だからわたしも、はやくおおきくなってパパみたいなけっこんあいてをみつけたいです」

p「ママがパパにするみたいにいっぱいキスして、いっぱいしあわせにしてあげたいとおもいます」


パチパチパチパチ...


先生「ありがとうございます、pさんのパパとママはすごく仲良しなんですね」

p「はい!ラブラブだって、パパがいってました♪」



亜季「っ...」カアァァァァァ

---帰り道---


テクテク...


p「ママ、わたしのさくぶんよんでるのみてた?」

亜季「う、うん、まあ...ちゃんと見たよ」

p「えへへ、やったぁ♪」

亜季「...この子もちゃんと見てるんだ...」

p「どうしたのママ?」

亜季「なんでもない、よしよし♪」ナデナデ

p「えへへ~♪」

「pちゃーん!」

p「あっ、やっほー!」

亜季「お友達?」

p「うん、なかよしなの♪」

友「そのひとがpちゃんのママ?」

p「そうだよ、わたしのママ♪」

友「そうなんだー、こんにちは!」

亜季「はい、こんにちは♪」

友「へぇ~...」ジロジロ

亜季「ど、どうしたの?」

友「いつもpちゃんがいってるとおりだね!いいなー、きれいなママで♪」

p「でしょ?わたしのママはきれいなんだよ!」

亜季「ふふっ、ありがとう♪でも、いつもって?」

友「pちゃんがいっつもママのことじまんしてるの!きれいでやさしいって!」

亜季「そ、そうなの?」

p「うん、そうだよ!」

友「でもほんとうにきれいだね、pちゃんのママ♪」

p「おりょうりもじょうずなんだよ!」

亜季「もう...pったら...」

友「ねえpちゃん、そこのこうえんでいっしょにあそばない?」

p「ねえママ、いい?」

亜季「うん、いいよ♪」

p「まってまってー!」

友「きゃははははっ♪」


亜季「あんまり走っちゃダメだよー」


p「はーいっ!」


亜季「ふぅ...」



友『pちゃんがいっつもママのことじまんしてるの!きれいでやさしいって!』

友『きれいでやさしいって...きれいでやさしいって...』


亜季「...ふふっ♪」

亜季「綺麗で優しい、か...」

亜季「あの子が私のことをそんな風に自慢してただなんて...」

亜季「あーもう...嬉しくてニヤけちゃうなぁ♪」

亜季「よし!今日はあの子の好きな物を作ってあげ...」



「おーい、どけよ!」



亜季「っ!?」

「邪魔なんだよおまえら!」

「この公園は俺たちの縄張りなんだよ!」

p「わたしたちがさきにあそんでたんだよ!」

友「そうそう!」

「はぁ?お前ら年下のくせに生意気だぞ?」

「早くどっか行けよ、じゃねぇと...」スッ...

p「きゃっ...」

「おっ、エアガンだ!すげー!」

「へへっ、パパに買ってもらったんだ!お前らどっか行かねーと撃っちまうぞ?」チャキッ

p「うっ、うぅぅ...」

友「こわい...」

「あはは!こいつらマジで怖がってるぜ!」

「ぎゃはははははっ...」


パシッ!


p「あっ、ママ...」

「な、なんだよこのオバさん?」


亜季「......」ゴゴゴゴゴゴ...

「おいオバさん!俺のエアガン返せよ!」

亜季「......」

「おい、早く返せって...」


ガチャンッ!


「う、うわぁ!俺のエアガンがバラバラにぃ!」

亜季「心配することはない、分解しただけだ」

「ぶ、分解?」

「な、なんなんだこのオバサ...」


グイッ!


「ひっ!」


亜季「子供に、銃口を向けるんじゃない!!!」


「じ、銃口って...おもちゃじゃ...」


亜季「エアガンの威力をなめるな!もし目に当たって失明でもしたら責任が取れるのか!」

「そ、それは...」

亜季「しかも相手は年下の女の子なんだぞ!エアガンをチラつかせて脅すなんて、それでも男か!」

「す、すみませ...」

亜季「貴様のようなやつは徹底的にシゴいて、泣いたり笑ったりできなくしてや...」


p「ママ...」


亜季「...はっ!」

「グスッ...ひっく...ご、ごめんなさい...もう...もうしません...」

p「わたしはだいじょうぶだから、そのひとたちゆるしてあげて...?」

亜季「あっ...」


いったん中断します もうちょいで終わります

ちょっと間が空きましたが再開します

------


ガチャッ


P「ただいまー」

p「おかえりパパー!」

P「ただいま、いい子にしてたか?」

p「うん、してた!」

P「授業参観はどうだった?」

p「せんせいにほめられた♪」

P「本当か?そりゃすごいなぁ」ナデナデ

p「えへへ♪」

P「じゃあ、いい子にしてたpには...ほら、ゴホービだ」

p「あっ、くまさん!パパ、ほんとうにかってきてくれた!」

P「当たり前だろ、約束だからな」

p「パパありがとう!」ダキッ!

P「よしよし、ママはどうした?」

p「えっとね、おへやでねてる」

P「ねてる?」

p「なんかね、げんきがないの...」

------



亜季「はぁ...」


ガチャッ


P「亜季、大丈夫か?」

亜季「あっ、おかえり...もう帰ったの?」

P「ああ、今日は予定がスムーズに進んでな、ちょっと早めに帰ってきた」

亜季「そうなんだ...あっ、ゴメン!すぐにご飯作るから...」

P「まあ待て、その前に話がある」

亜季「話?」

P「授業参観が終わった後のことだ」

亜季「ど、どうしてそれを...」

P「pが話してくれたんだ、心配してたぞ、ママが元気ないってな」

亜季「......」

P「...亜季」


ギュッ


亜季「...んっ」

P「よしよし、まあそう落ち込むな」

亜季「別に...落ち込んでなんか...」

P「ウソつけ、お前昔から本当にウソが下手だなぁ」ギュウウウウウウ

亜季「そんなこと...」

P「いいや、お前はウソをつくとすぐに顔に出てたぞ、昔からな」

亜季「うっ...」

P「...まあ、とにかく元気出せ」


亜季「......」ギュッ

P「よしよし」ナデナデ

亜季「...はぁ」

P「なあ、何をそんなに落ち込んでるんだよ、別に悪いことしたわけじゃないんだろ?」

亜季「......」

P「亜季?」

亜季「...た」

P「んっ?」

亜季「pのこと...怖がらせちゃった...」

P「怖がらせた?」

亜季「うん、あの子...大声出してる私のこと、すごくおびえた目で見てて...」

P「うーん、まあ確かにビックリはしたのかもな」

亜季「うぅぅ...なんて不覚、子供の見てる前であんな大声あげるなんて...」

亜季「それに...授業参観には遅刻しかけるし...」

P「寝坊でもしたのか?」

亜季「プラモ作ってた...」

P「プラモ?」

亜季「先週買った紫電改のプラモ...尾翼の先っぽの部分だけ作ろうとしたらいつい夢中になって...」

P「ああ、そういうことか」

亜季「私...全然ダメ...」

亜季「pが産まれてから...優しくていいママでいようって決めてたのに結局こんな感じ...」

亜季「私のあんな姿見ちゃったら、きっと嫌いになる...」

亜季「そう考えると...」

P「はぁ...」


ギュッ


P「...バカだな亜季」

亜季「んっ...」

P「pがそんな所を見たくらいでお前を嫌いになると思ったのか?」

亜季「だって...」

P「なあ亜季、pは賢い子だ、そうだろ?」

亜季「...うん」

P「だからさ、pはどうしてママが大声を出して怒ったのか、ちゃんとわかってるさ」

亜季「...そう、かな?」

P「当たり前だ、ママが自分のことを守るために怒ったんだって思ってるよ」

亜季「p...」

P「だから元気出せ、いつまでもそうやってるとpが心配するぞ?」

亜季「...うん」

P「まったく...お前変わったよなぁ」

亜季「変わった?」

P「ああ、昔はそんなにクヨクヨ悩むタイプじゃなかっただろ」

亜季「うーん、そう言われればそうかも...」

P「初めて会った当初は猪突猛進で、こっちが手綱を引っ張ってやらないとすごく危なっかしいやつだったけど」

P「でも結婚して、pが産まれてから...ずいぶん変わったよ」

P「あの子のママとして恥ずかしくないようにするんだって決めて、サバゲーとかを我慢して、掃除も洗濯も人一倍頑張って、pのこともちゃんと面倒を見て...」

P「今じゃ、誰がどう見たっていいママだよ」

亜季「アナタ...」

P「自分をダメだなんて言うな、亜季が家をしっかり守ってくれるおかげで俺は安心して仕事ができるんだ」

P「...いい嫁を持ってよかったと思ってるぞ」

亜季「...ありがとう」

P「やっぱり子供を産むと人は変わるって本当だな」

亜季「ふふっ、そうかもね、でも頑張る理由はそれだけじゃないよ」

P「えっ?」


チュッ


亜季「あの子のためにもいい母親でいたいっていうのももちろんあるけど...」

亜季「でもやっぱり...アナタに...好きな人にいいとこ見せたいんだもん♪」

P「亜季...」

亜季「ふふっ、単純だよね私♪」

P「...お前、本当に変わったなぁ」

亜季「そう?」

P「ああ、昔よりグッと女らしくなった」

亜季「もう...昔から女だよ...」

P「今はもっと女らしくて、可愛いぞ...」

亜季「えへへ♪」

P「おっとそうだ、お前に渡す物があったんだった」

亜季「渡す物?」

P「ほらよ、これだ」

亜季「こ、これは...戦艦大和!」

P「今朝俺に頼もうとしたのはプリンじゃなくて、プラモのことだろ?」

亜季「た、確かにpの前だから言い出せなかったけど...なんでわかったの?」

P「そりゃ顔を見ればわかるよ、夫婦なんだからな」

亜季「...いいのかな、今日もプラモいじってたから授業参観に遅刻しそうに...」

P「だから気にしすぎだって、マジメだなぁ、間に合ったんだからいいだろ」

亜季「う、うん...」

P「マジメなのはいいことだけど、気を張ってばっかりだとパンクしちまうぞ?」

亜季「うん...」

P「時間がある時に作るといいさ、少しくらいリラックスしろよ」

亜季「...ありがと」ギュッ



亜季「...大好き♡」



------



p「でね、ママがいじめっこのピストルをつかんだらね?ピストルがバラバラになっちゃったの!」

P「へぇー、そりゃすごいなぁ」

p「うん!わたしびっくりしちゃった!ママってつよいんだね!」

P「そうだぞー、それにな怒るとすごく怖い...」

亜季「も、もう!やめてったら!」

P「わかったわかった、それでp、ママはどうだった?」

p「うんとね...かっこよかった!」

亜季「そ、そう?」

p「うん!わたしもママみたいにつよくなりたいなー!」

亜季「そ、それは...」

P「ママはな、昔ミリタリーアイドルって言われてたんだぞ?」

p「みりたりーあいどる?」

P「そうだ、迷彩服を着て銃を振り回したりして、軍人さんみたいなしゃべり方を...」

亜季「あ、アナタ!」

p「すごーい!みてみたいなー!」

亜季「え、えぇ...?」

P「いいじゃないか、一回くらいやってあげても」

p「ママ、やってー!」

亜季「うぅぅ...じゃ、じゃあ一回だけ...」

亜季「オホン...」



亜季「大和亜季であります!鍛えられた身体と心で、厳しい芸能界を戦いぬきます!あなたのハートを狙いうち♪であります!」



p「わぁー...」

亜季「うっ...うぅぅ...はずかしぃぃぃ!」

p「ママすごーい!」キラキラ...

P「いいぞ亜季、まだまだ現役でも通用し...いてっ!」

亜季「ん~!」ポカポカ...

P「こらこら、落ち着けって、どうどう」ギュウウウウウ

p「わたしもママみたいになりたーい!あなたのはーとをねらいうちでありまーす!」

亜季「うぅ~!ダメー!」

------



亜季「......」カチャカチャ...

亜季「よし、次は...」


ガチャッ


P「ふぃ~、いい湯だったぁ」

亜季「ふふっ、お疲れ様、pをお風呂に入れてくれてありがとね」

P「いいよいいよ、おっ!プラモ作ってたのか?」

亜季「うん、せっかくアナタが買ってきてくれたんだもん、早く完成させたいし」

P「おいおい、あんまり気負うなよ、プラモって作るの時間かかるんだろ?」

亜季「まあね、戦艦で塗装もするとなると...大体一か月はかかるかな」

P「先週買ったのもまだ完成してないんだし、時間のある時に無理なく作れよ」

亜季「わかってる、完成したら真っ先に見せてあげるね!」

P「ああ、それにしても...くくく...」

亜季「なに?」

P「いや、さっきのpと亜季のやり取りは面白かったなと思ってさ」

亜季「むぅぅ...他人事だと思って...」

P「照れるなよ、pも喜んでたじゃないか」

亜季「そうだけど...でも、自分の子供に見られるのはさすがに恥ずかしいの!」

P「わかったわかった、だけどよかったじゃないか、pは怖がるどころかカッコいいって思ってたみたいだぞ?」

亜季「...まあ、そこはちょっと嬉しかったけど」

P「だろ?少なくとも、怖がってはいなかったみたいだし、心配事が一つ減ったじゃないか」

亜季「うん、そうだね♪」

P「あっ、そういえばちょっと思ったんだけど亜季は現役の時と体型があんまり変わってないよな」

亜季「ん~、まあね、一応暇を見つけて太らないように運動はしてるから」

P「じゃあちょっとお願いがあるんだけど...」

亜季「なに?」



P「......」ヒソヒソ



亜季「えぇ~?」

P「頼むよ、一回だけでいいからさ」

亜季「ん~...」

------


P「おぉ...」


亜季「ど、どう...?」


P「いい!すごくいいぞ!」

亜季「で、でもやっぱり恥ずかしいよ、現役の時の衣装を着るなんて...」

P「なに言ってるんだ、昔は喜んで着てたじゃないか!」

亜季「で、でも私もう30過ぎだし...」

P「年齢なんて関係ないぞ、今でもすごく似合ってる」

亜季「もう...調子いいこと言って...」

P「あっ、どうせならさっきみたいに口調も昔に戻してくれよ」

亜季「また?う~ん...オホン」


亜季「P殿!今さら私にアイドル時代の衣装を着せるなんて、どういうつもりでありますか!」


P「おぉー、懐かしいなぁやっぱり」

亜季「むぅぅ...なにを笑っているのですか?私は怒っているのですよ!」

P「あははは、そうかそうか、怖いなぁ...」


ギュッ


亜季「んっ...」

P「昔よりずっと美人だぞ、亜季...」

亜季「もう...ウソはいけません...」

P「ウソじゃない、子供を産んでからますますいい女になった」

亜季「...ふふっ♪」

P「なあ亜季、あの子がもしお前にあこがれてサバゲーやりたいとか言い出したらどうする?」

亜季「うーん、そうですねぇ...今の段階ではおそらく反対すると思います」

P「反対するのか?」

亜季「pはまだ小さいですからね、万が一ケガでもしたら大変ですので」

P「おっ、さすがママだ、娘の安全が第一ってことか」

亜季「もう少し大きくなって、それでもしサバゲーに興味があれば...その時は」

P「母娘でサバゲーに参戦ってことか」

亜季「ええ、その時は鬼教官としてビシビシ鍛えるであります!」

P「ははっ、あんまり厳しくするなよ?泣いちゃうかもしれないぞ」

亜季「ふふっ、わかっています♪」

P「でも、pがサバゲーに行くとすると俺としては少し不安だな」

亜季「不安?」

P「pは可愛いから、変な男に声をかけられるんじゃないかと...」

亜季「なるほど、それはそうかもしれませんな、なにせ私がそうでしたから♪」

P「...そうだったな」

亜季「サバゲーやミリタリーに興味をもっていたから、私はP殿に出会えました」

亜季「だから、あの子ももしかすると...」

P「はぁ...だが父親としては娘が男を連れてくると思うと...」

亜季「ふふっ、心配はいりません♪」


ギュッ


亜季「もしそうなっても、私が傍にいて慰めてあげるでありますよ♪」ギュウウウウウウ

P「亜季...」

P「...ありがとな、よくできた嫁さんを持って俺は幸せだ」

亜季「どういたしまして♪」

P「んっ...亜季...」

亜季「ちゅっ...」

P「愛してるぞ...」

亜季「ひゃうっ...ま、待って...服を脱がないと...」

P「いや、今日はそれ着たままで...」

亜季「も、もう...衣装汚れちゃ...んんっ♡」

P「んっ?軍人口調はどうした?」

亜季「む、無理ぃ...それ...されたらぁ...♡」

P「ほら、どうして欲しい?正直に言わないとやめるぞ?」

亜季「やぁん...♡い、いじわるぅ...♡」



亜季「ほしいの...♡」




------

ーーーーーーーーー

チュンチュン...





P「ん~...」

P「もう朝か...」


ガチャッ!


p「パパー、ママー!」

P「んんっ...どうした?」

p「あのね、いまテレビ...」

P「...p、ちょっと静かにしてもらえるか?ママがまだ寝てるんだ」


亜季「くぅ...くぅ...」


p「あっ、ほんとだ...しずかにしないと...」

P「ありがとな、ママはちょっと疲れてるんだ、少しゴロゴロさせてあげよう」

p「うん、じゅぎょうさんかんにきてくれたもんね」

P「...あー、まあ昨日の夜は掃除以外のことで疲れてると思うが...」

p「どういういみ?」

P「いや、なんでもない、それよりどうしたんだ?」

p「あのね、テレビみててもいい?」

P「ああ、もちろんだ、好きなの見てていいぞ」

p「わーい!ありがとうパパ♪」タッタッタ...

P「俺もそろそろ起きるか、パンでも焼いて...」


グイッ


亜季「んっ...」

P「亜季、起きてたのか?」

亜季「うん、今起きたところ...」

P「まだ寝てていいぞ、俺はpに朝ごはんを...」

亜季「待って...お休みなんだしもう少しだけ...」

「でも...」

亜季「もう少しだけだけでいいから...ねっ?」

P「...少しだけだぞ」

亜季「うん、ありがとう♪」ギュッ

P「あぁ、亜季のおっぱいが顔に...」

亜季「ふふっ、もう♪」

亜季「...アナタ」

P「亜季...」


チュッ


亜季「好き...♡」




おわり

http://imgur.com/DSuSx0p.jpg

駄文失礼しました~
子供が生まれると人は変わると言いますが
若いころにヤンチャしてた人ほど落ち着いた感じになりそうです
まあ何が言いたいかって言うと人妻になった亜季が見たいってことです
歳を取って落ち着いた亜季はただの美人さんだと思います
デレスレの亜季は美人過ぎて死にそうです
ではまた~

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