大石泉「さくらの反抗期」 (46)

モバP「…と言うのが次のライブの流れだ」

土屋亜子「なるほど…」

大石泉「うん、一通りわかった」

村松さくら「楽しみだねー」

亜子「せやね」

泉「うん」

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モバP「と言うわけで今からライブの衣装用の採寸行ってくれ」

さくら「はぁい!」

亜子「今から?」

モバP「今から」

泉「ちょっといきなり過ぎない?」

モバP「大丈夫だって、いつも通り亜子も泉も綺麗だぞ」

亜子「うぅ…そんなこと言って…」

泉「しかも採寸と関係ないし…」

さくら「さくらは?」

モバP「さくらはいつも可愛い」ナデナデ

さくら「えへへぇ」テレテレ

モバP(前の採寸の時より亜子が 1、泉が0.8くらいだな…)

採寸後
亜子「ふぅ…」

泉「ほ…」

さくら「イズミン、亜子チャンどうだった?」

泉「私は少し背伸びただけだった」

さくら「いいなー、さくらは伸びてないよ」

亜子「アタシも伸びてへんよ、それよりお腹周り変わってなくてよかったわー」

泉「本当に亜子ってスタイル良いよね」

さくら「いいなー」

亜子「さくらはだい…」ノビー

ブチ

亜子「あ」(ブラ壊れた…)

亜子「…」

さくら「…」

泉「…亜子」

亜子「ちょっと胸大きなったかな…」

さくら「…」(さくらだけどこも成長してない…)

さくら(成長したいなぁ…)ヒョコヒョコ

さくら「早く成長する方法ないかなぁ」ヒョコヒョコ

TV『反抗期は子供の大切な成長の機会、きちんと見守ることが大切よね、わかるわ』

さくら「これだぁ!」

翌日
レッスン場

さくら「反抗期ってどうやるんですかぁ?」

相馬夏美「え?」

兵藤レナ「さくらちゃん、どうしたの急に」

さくら「反抗期になりたいんです!」

レナ「な、なるほど」

夏美(ど、どう言うことなの?)

レナ(しかもなんで私達に?)ボイン

夏美(経験はなくもない程度よ?)ボイン

レナ(私もなくもない程度よ?)

レナ「反抗期ね…」

夏美「ほら、あれじゃない?私より先にお風呂入らないで、とか?」

レナ「あぁ、洗濯物一緒にしないで、とかね」

さくら「ふむふむ」

夏美「後は門限破ったり…」

レナ「とりあえず冷たく当たってみるとか?」

夏美(こんな感じで良いのかしら?)

レナ(さ、さぁ?)

さくら「ふむふむ…ありがとうございまぁす!」

夏美(満足してくれたみたい…)

レナ「あんまり危ないことしちゃ駄目よ?」

さくら「はぁい、あ、レッスン行ってきます」

夏・レ「「いってらっしゃい」」

夏美「さくらちゃん反抗期になるの?」

レナ「さ、さぁ?」


事務所
モバP「今日の卵焼き明太子入ってるのか」モグモグ

泉「ちょっと贅沢だね」モグモグ

さくら「おいしいね」モキュモキュ

亜子「Pちゃんこの明太子賞味期限ギリギリやったよ」

モバP「あ…あれか」

亜子「自分の家の冷蔵庫くらいしっかり管理せなアカンよ」

モバP「そうだな、亜子いなかったらコイツ腐ってたのか…」

さくら「ごちそうさま…あ、プロデューサーさぁん!」

モバP「どうした?」モグモグ

さくら「さくらは反抗期になりまぁす」

モバP「は?」

泉「え」

亜子「どうしたん、急に?」

さくら「じゃあ、お仕事に行ってきます」

泉「あ、うん、いってらっしゃい、晩御飯は7時くらいからお鍋するから」

さくら「お鍋…あ、でも反抗期だから遅れて帰る」タッタッタ

モバP「は?」

亜子「それって言うもんなん?…って行ってもうた…」

モバP「…」

亜子「どうしたんやろ、さくら」

モバP「さくらが反抗…期?」

泉「そう言ったね」

モバP「グハッ…」ブシャツ

亜子「吐血!?」

泉「P!?しっかりして!」

亜子「と言うかなんでPちゃんがダメージ受けてんの?」

泉「ほら、Pって私達が寮生活なのもあって今はさくらのお父さんよりさくらの父親だし」

亜子「あー、確かにさくらの結婚とかさくらのオトンより反対しそうやな」

泉「凄いイメージしやすいよね」

モバP「うぅ…しばらく亜子と泉の料理以外喉を通りそうにない…」

亜子「アタシらに三食作れと…」

モバP「大事な担当アイドルの作った物すら食えないってプロデューサー失格だと思うんだ、ありすPだってちゃんと出されたら苺パスタ食ってるし」

亜子「中学生に料理丸投げって大人として失格やないの?」

モバP「お前らの作るものの方がおいしいから仕方ない」

亜子「そんなこと言って…」

泉(と言うかお昼に亜子が作ったお弁当食べて、私が作った晩御飯食べてるわけだし、いつもと変わらないよね、それ)


仕事場
スタッフ「お疲れ様でーす」

さくら「お疲れ様でぇす!」

さくら「…」

さくら「お仕事早く終わっちゃった…」

さくら「今帰ったら7時より先に着いちゃうよ…」

さくら「とりあえず事務所に行ってみよう」

事務所
さくら「誰もいない…」

白坂小梅「あ…さくらちゃん…おはようございます」

さくら「小梅ちゃん、おはようございまぁす」

小梅「何してるの?」

さくら「反抗期だよ」

小梅「反抗期?」

さくら「7時半に帰ろうと思ったんだけどそれまで何しようかなーって」

小梅「そっか…なら…一緒にビデオ見る?」

さくら「ビデオ?」

小梅「うん…とっておきの怖い奴」

さくら「え」

小梅「怖すぎて…あの子も一緒に見てくれないの」

さくら「あの子ちゃんも怖がっちゃうくらい怖いビデオ?」ガクガク

小梅「うん…」

さくら「さくらも見たくないよぉ」ブルブル

小梅「そっか…じゃあ蘭子ちゃんと見るね」

さくら「ごめんね」

小梅「ううん…大丈夫だから…お疲れさま」

さくら「お疲れさまー」

さくら「怖いビデオかぁ…」

さくら「…」ブルル

さくら「もう帰ろう…」

モバP宅
ガチャ

さくら「ただいまぁ」(時間通り帰って来ちゃった…)

亜・泉「「おかえりー」」

モバP「お疲れさん、今日も問題なかったか?」

さくら「ばっちりでぇす!」

モバP「そうか」

亜子「時間通り帰って来たし、反抗期ってなんやったんやろ?」ヒソヒソ

泉「さぁ?」ヒソヒソ

さくら「今日のお鍋は何?」

泉「除夜鍋だよ、胡麻ダレとポン酢どっちが良い?」

さくら「胡麻ダレ」

亜子「胡麻」

モバP「胡麻で」

泉「全員胡麻ダレね」

食後

モバP「ふぅ、ご馳走さま」

泉「お粗末様でした」

亜子「Pちゃん、今日出たレシート出してといてね」

モバP「あぁ、わかった」

モバP「じゃあ俺は風呂にでも入るか」

さくら「あ」

モバP「ん、どうした?」

さくら「さくらより先にお風呂入らないで下さぁい!」

モバP「お、おぅ、いいけど」(どうした急に)

さくら「おぉ!」(できた!)

モバP「一番風呂だから好きなバブロマンいれて良いぞ」

さくら「やったぁ!」タッタッタ

泉「多分だけど最初の想定は違うことで喜んでるよね」

亜子「うん」

数十分後

亜子「ふぅ…暖まったわー、さくらはもう風呂入ったし、洗濯機回すけど洗濯物ない?」

泉「ないよ」カタカタ

モバP「ない」

さくら「あ!」

亜子「どうしたん?」

さくら「さくらの洗濯物一緒にしないで!」

亜子「手間やし、電気代もったいないから駄目」

さくら「そっかぁ…」シュン

さくら(少ししか達成できなかったなぁ…ちゃんと成長できるかなぁ?)

翌日
レナ「さくらちゃん、反抗期の調子はどう?」

夏美(何か変なこと教えちゃったけど大丈夫よね?)

さくら「半分くらいしかできてないです」

夏美(さくらちゃんが半分も出来たの…?)

レナ「そ、そう…」(半分はできてるんだ…)

さくら「お風呂は一番に入れたんですけど、洗濯物は亜子チャンが電気代がもったいないって…」

夏美「亜子ちゃん…」

レナ(やっぱりさくらちゃんが反抗期って無理あるわよね…)

さくら「さくらは反抗期できないのかなぁ…」

レナ「やっぱり…(ここは大人として諭したほうが)

的場梨沙「はぁ~?反抗期ですって?」

さくら「あ、梨沙ちゃんおはようございまぁす」

夏美「梨沙ちゃん、おはよう」

レナ「おはよう」

梨沙「うん、おはよう…じゃ、ないわよ!」

さくら「何が?」

梨沙「反抗期よ、反抗期!」

さくら「?」

梨沙「あんた反抗期なんかやろうとしてるの?」

さくら「うん、大人になりたいなぁって」

レナ(そんな理由だったの?)

梨沙「風呂に先に入るなとか、洗濯物一緒にするなとかでしょ?」

さくら「うん」

梨沙「そんなんで大人になれるわけないでしょ!」

さくら「え?」

梨沙「世の中のお父さんは家族のために頑張って働いてるのよ、その結果汗かいたりしてちょっと汚なくなるのは仕方ないでしょ、それを結果的に出た汚い部分だけ見て、不潔だの臭いだの言って…自分の為に頑張って働いた結果出ちゃったものだけ見てをブーブー文句ばっかり言う癖に感謝の1つもいわないで、挙げ句の果てには隔離さえしようとする子供が大人になれるわけないでしょ!」クワッ

レ・夏「「ご、ごめんなさい…」」

梨沙「私に謝っても意味ないでしょ!」クワッ

レ・夏「「は、はい!」」

さくら「おー」パチパチ

梨沙「わかったらそんな下らないことやめなさいよ」

さくら「うん!」

泉「結局、さくらの反抗期ってなんだったの?」

亜子「Pちゃんが一度血吐した程度やしな」

モバP「まぁ、何も無さそうだし特に気にすることもないだろ」

亜子「せやね」

テッテッテ

さくら「おはようございまぁす!」

亜子「おはよ」

泉「おはよう」

モバP「おはよう」

さくら「プロデューサーさぁん、いつもありがとうございまぁす、クッキー焼いてきましたぁ!」

モバP「おぅ、いただく」

さくら「肩叩きましょうか?」

モバP「じゃあ頼もうかな、このクッキーよくできてるじゃないか」モグモグ

さくら「えへへぇ」トントン

モバP「どうしたんだ、急に?」

さくら「感謝の気持ちでぇす!」

亜子と泉は嫁、さくらは絶対に嫁に出さない

P宅がニューウェーブの溜まり場的な感じに書く予定だったのに明らかに同棲してますよね、どうしましょう

反抗期のあった二人に関してはちょっとワイルドなお姉さんということでこの二人にしました

しゅがは早苗さん礼子さん菜々さんヘレンさんとかはワイルドが過ぎるのでやめました

ヘレンさんの反抗期とか想像力が追い付かない…

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