<ワーワー

ナッパ「ピーピーうるせーひよこ達に挨s
ベジータ「ナッパ止めんか！」

ナッパ「」ﾋﾞｸｯ

ベジータ「ここ一帯にドラゴンボールがあったらどうするつもりだ」

ナッパ「す、すまねぇ…」

ベジータ(あ、危ない危ない後少しでｸﾝｯされる所だったぞ…)

ベジータ(…………とりあえず今の状況を整理しよう)

ベジータ(まず今俺は死んでない。という事は生きてる。うん)

ベジータ(次に……ここは俺が地球に攻めてきた時の場面だ)

ベジータ(要するにエイジ……)

ベジータ(…………)

ベジータ(まぁいい)

ベジータ(…今解決すべきなのは…)

ベジータ(この鈍った身体をどう治すかだな)

ベジータ(……感じられん)

ナッパ「おいベジータどこかに高い戦闘力の反応無かったか？」ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

ベジータ「あ、ああ」ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

ベジータ(………)

ベジータ(1220…981…1083…)

ベジータ「おいナッパ」

ナッパ「？」

ベジータ「あっちに３つ程いい反応があった」

ナッパ「お？3つもか？」

ナッパ「でも他にも1000越える奴が数匹いるが」

ベジータ「後でよかろう」

ベジータ「それに恐らく後から他のも集まる」ｺﾞｫｯ

ナッパ「ま、待ってくれベジータ」ｺﾞｫｯ





人「………飛んだ」

ピッコロ「…来たか」

ﾀｯ

ベジータ「……」

ベジータ(悟飯ちっさ)

ナッパ「おお。見ろベジータナメック星人じゃねえか」

ベジータ「そうだな(適当)」

ナッパ「成る程！ナメック星人には特殊な能力があるって聞いてたが」

ナッパ「ドラゴンボールを作ったのなら合点がいくぜ」

ベジータ「そうだな(適当)」

ピッコロ「勝手に話を進めないで貰おうか」

ベジータ「」

ピッコロ「貴様らにも聞きたい事がたっぷりあるからな…」

悟飯(クリリンさん…ナメック星人って…)

クリリン(俺に言うなよ…)

ナッパ「へっ。それなら話が早え。ナメック星人を生け捕りにして後は皆殺しだな」ﾊﾞｷﾎﾞｷ

ベジータ「それとナッパ。奴らは戦闘力を高める事ができる」

ベジータ「スカウターはむしろ邪魔になるだろう」

ナッパ「ちげえねえ」ﾎﾟｲ

ベジータ「……」

ナッパ「さぁてと誰から遊んでやるか…」

ピッコロ「来るぞ…」

悟飯「…」

クリリン「う…」ｺﾞｸ






ベジータ「待ったナッパ」

ナッパ「なんだよベジータ…」

ベジータ「体育の時はまず準備運動が必要だろう」

ナッパ「？ああ…」

ナッパ「なんだやっぱ使うのかよこれ」

ピッコロ「なんだあれは…」

ナッパ「ちっ…これで体力消耗して長い時間楽しめなくなっちまうぜ」ﾎﾟﾄ

ﾎﾞｺ

ピッコロ 悟飯 クリリン「！？」

サイバイマン「キキーッ」

ナッパ「流石に2vs1は可哀想だったからな。3体までにしておいてやったぜ」

ベジータ「後はとっとけナッパ」ｶﾞｼ

ナッパ「ちょっベジータ俺の…」

ベジータ(よしよし)

ﾀｯﾀｯ

ヤムチャ「遅くなってすまない」

天津飯「あのでかいのと小さいのがサイヤ人か」

ベジータ(小さくない)

チャオズ「て、天さんあれ…」

ピッコロ「だが見た感じ然程強くなさそうだ」

ベジータ(さぁ…誰からだ)


ヤムチャ「俺が行く」

クリリン「ヤムチャさん…」

ヤムチャ「何がなんだか分からんがこんな奴らは俺だけで十分だ」

サイバイマン「キキーッ」

ピッコロ「俺もやらせてもらおうか」

天津飯「余興にはなるか…」

ヤムチャ「お前ら…」

ナッパ「決まりだな」



ヤムチャ「ハイーーーッ！」

ｽﾞｶﾞｶﾞ…

ｶﾞｼ

ヤムチャ(やばっ)

ﾌﾞﾝｯ

ヤムチャ「くっ！」ｺﾞｫｯｯ

サイバイマン「キキッ」ｺﾞｫｯ

ﾀｯ

ヤムチャ「すばしっこい奴っ！」ｺﾞｫｯ

クリリン「ヤムチャさん！無茶だ！」

悟飯「クリリンさん…」

サイバイマン「キキッ！」ｺﾞｫｯｯ

ﾌｯ

悟飯 クリリン チャオズ「！？」

ヤムチャ「引っかかったな馬鹿め波ぁぁぁぁ！」ﾎﾞﾎﾞｫ

サイバイマン「キキーッ！」ﾎﾞﾎﾞｫ…

ﾄﾞｫｫｫ…

ヤムチャ「へっ。汚ねえ花火だ」

ベジータ「」

ヤムチャ「2人とも！倒しt

ピッコロ「やっとか」ｹﾞｼｹﾞｼ

天津飯「油断しなければどうということはない」

ヤムチャ「」

ベジータ(ざまぁ)

ナッパ「へぇ…」

ナッパ「こりゃ他の奴出しても変わらなそうだな」

ベジータ「ふぅ…」

ベジータ(なんとか天津飯の戦いを見せずに戦わせる事に成功した)

ベジータ(恐らく『前回』の敗因は別の誰かが勝ったという安心感により生んだものだろう)

ベジータ(その証拠に今回は容赦なくかめはめ波で粉々にしてる)

ベジータ(問題はナッパだが…)

ナッパ「さぁてと仕切り直しと行くかな…」ｺﾞｺﾞｺﾞ…

クリリン「ピッコロピッコロ」

ピッコロ「？」

クリリン「☆♪$#€2・＊〒々」

ピッコロ「…本当か？」

クリリン「ああ」

ピッコロ「…分かった。任せる」

ピッコロ「おいデカ物」

ナッパ「ああ？」

ピッコロ「今からある技を出す」

ピッコロ「受け切れれば俺達の負け、受けて死んだら貴様らの負け」

ベジータ(…成る程。その手があったか)

ナッパ「なんだ？博打か？そんなの…」

ベジータ「面白そうだ。ナッパ。受けてみろ」

ナッパ「なっ…」

ベジータ「…」

ナッパ「…しゃあねえな」

ピッコロ(よし)

クリリン「…ふぅ」

クリリン「はぁ…」ｺﾞｺﾞｺﾞ…

ﾎﾞ…

ナッパ「ん？なんだありゃ」

クリリン「気円斬！」

クリリン「っらぁ！」ﾌﾞﾝ

ナッパ「ふっ…下らん技だ」

ベジータ「ナッパァァ！」

ナッパ「？」

ベジータ「……え、ええとその」

ｽﾞﾊﾞｯ

ナッパ「………え？」

ベジータ「なんでもなかったすまん」

6人「お、お、おおおおおおお！」

ナッパ「がはっ」

ﾄﾞｻ…

ヤムチャ「よ、よっしゃ！やったじゃねえかクリリン！」

クリリン「え、えへへ…あは」

クリリン(な、なんだろう。読み通りすぎて気持ち悪い…)

悟飯「凄いですクリリンさん！」

ピッコロ「喜ぶのはまだ早いぞ」

ベジータ「……」

天津飯「あいつの方が厄介そうだが…」

チャオズ「ひぃぃ…」

ベジータ「……」

ベジータ「……おい貴様らァァ！」

6人「！？」

ベジータ「話がある。ちょっと面貸せ」

ピッコロ「…何？」



ピッコロ「……どういう事だ？」

ベジータ「だから言ってるだろう。俺達はそもそもここを荒らしに来たのではない」

ベジータ「カカロットの力を貸してほしいだけだ」

ベジータ「今の俺より何倍も強いフリーザって奴と戦う為にな」

ベジータ「奴はこの数十年でとてつもないスピードで成長しつつある」

ベジータ「フリーザと戦う上でカカロットは確実に必要になってくる」

ヤムチャ「だが元々2なんて雑魚だったのをなんで？」

ベジータ「阿呆。20年足らずで数百倍も強くなるなんて異例のスピードなんだよ」

クリリン「なんで俺達がお前の手伝いなんかしなきゃいけねぇんだよ」

ベジータ「ほほう？今すぐ殺されたいか？」

クリリン「ひっ…」

ベジータ「冗談だ。いやその内殺す日が来るかもしれないな」

ベジータ「少なくとも貴様らはフリーザの部下達に殺されるだろう」

クリリン「なんでだよ」

ベジータ「スカウターのせいでドラゴンボールの話も何もかも筒抜けなんだよ」

ベジータ「まぁ今は外してるから聞こえてないが」

6人「……」

悟飯「……あのー…なんで付けてたんですかじゃぁ…」

ベジータ「………」

ベジータ「忘れてた」

6人「ぇぇぇぇぇ！？」<ダッテイマオモイダシタモン

ベジータ「まぁその前にナメック星に立ち寄るが」

ベジータ「フリーザの事だ。自分を消そうとする可能性がある奴は徹底的に殺す」

ベジータ「ドラゴンボールがある時点でここは少なくとも人類は皆殺しだな」

ベジータ「という訳で俺様と一時協定を結びあいつを倒すのを手伝ってほしい」

天津飯「なっ…」

ベジータ「まぁ断っても俺は行くがな。ここに来た時はお前らだけで守る事になる」

ベジータ「お前達にそんな力はないと思うが」

6人「…」

～3日後～

悟空「……へえ。おめえがベジータか」

ベジータ「よう、カカロット」

ベジータ「その様子だと返事はOKでいいんだな？」

ピッコロ(流石に納得できんぞ孫)

悟空(？)

ピッコロ(あいつと協力するメリットなぞ無いだろう！)

悟空(へへっ。そりゃオラだって兄ちゃんみてえな悪い奴と手なんか組みたくねえけどよ)

悟空(フリーザって野郎を野放しにしたかねえ。オラだって今日まで修行してきた)

悟空(それにクリリンだって言ったろ。ドラゴンボールの願いはオラ達が叶えていいってよ)

悟空(最悪ここにワープして貰えりゃいいじゃねえか)

ピッコロ(ううむ…)

ベジータ(……)

ベジータ(言っとくが全部とは言ってないぞ全部とは)

ベジータ「よし。それじゃあ今から修行するか」

7人「？」

ベジータ「いいか。俺の計算(してないが)だと約1ヶ月後にフリーザはナメック星に着く」

ベジータ「今女(ブルマ)のジジイに10日でナメック星に行ける宇宙船の開発を進めて貰ってる」

ヤムチャ(ブルマの機嫌が悪かったのはこれか…)

ベジータ「ついでと言ってはなんだが」

ﾄﾞｰﾝ

ベジータ「100Gまで増幅可能の重力トレーニングマシン作ってもらったから毎日20時間トレーニングしてもらう」

クリリン「」

ベジータ「文句ある奴は殺す」

悟空「うひゃー界王様んとこの10倍まで可能なのかー」

悟空「面白れえ！」

ピッコロ「お、おい孫…今までお前…」

ヤムチャ「10倍の重力で修行してたのか？」

悟空「？ああそうだぞ？」

天津飯(重りの次は重力かよ)

ベジータ「お喋りしてる暇があるならさっさと入れ」

ベジータ「10倍で平気にならない限り今日は終わらせん」

6人「」

～10日後～

クリリン「ふ、ふええ…」

クリリン「や、やっと50倍慣れてきた…」ｸﾞﾀ

ヤムチャ「大分楽になったとはいえかなりの負担がくるな…」

ピッコロ「ふん。体が鈍る」

ヤムチャ「お前は宇宙人だから特異なんだよ」

ピッコロ「悟飯を見習え」

悟飯「」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝ…

ヤムチャ「だから宇宙人じゃねえか…いやまぁハーフだけど」

天津飯「だがこのペースじゃまずいのも事実だ」

天津飯「とてもじゃないが出発してから300Gには辿り着けない」

クリリン「なんでそんなハードル上げんのかねぇ…」

ピッコロ「悟空に至っては別の機体でベジータと特別メニューだからな」

ピッコロ「今頃100Gで手合わせしてるだろう…」



悟空「はりゃ！」ｶﾞｯｶﾞｯ

ベジータ「でりゃあ！」ｶﾞｯｶﾞｯ

悟空「うりゃあ！」ﾌﾞﾝｯ

ベジータ「させるか！」ｶﾞｼ

悟空「うぐぐ…」ｸﾞｸﾞｸﾞ

ベジータ「ぐおおお…」ｸﾞｸﾞｸﾞ

悟空 ベジータ「……」

悟空「疲れたから止めね？」

ベジータ「同感」



悟空「なあベジータ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ベジータ「うぶ？」

悟空「今オラってどん位強くなったんだ？」

ベジータ「大体90000ぐらいだな」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

悟空「うひょー！すげー！数日前じゃ10倍使ってもここまで行けなかったぞ！」

悟空「…ところでフリーザっちゅうのはどん位強えんだ？」

ベジータ「………53万」

悟空「あ、意外と大したことねえな」

ベジータ「…が第一形態」

悟空「」

ベジータ「浮かれるな。正直俺にもどこまで強くなるかわからん」

ベジータ「だから兎に角強くなる事に集中しろ」

ベジータ「そうすればその内界王拳など使わずとも53万位越えられる筈だ」

悟空「……まぁ死ぬ寸前で回復を何度でもすればかなり上がっかんな」

ベジータ「次は30倍目指すぞ！」

悟空「えっちょっベジータ！まだ20倍も慣れて…」

ベジータ「弱音を吐くんじゃねえ！」

今日はここまで

更新スピード遅かったけどどうかな

一応ブウ編まではやるつもり(+αとして個人的に入れたいのは入れるが)

まぁ意見があったらボチボチ出してくださいなほな

～数日後～

クリリン「うっひょー。でけー」

天津飯「まぁ8人用だからな。しかも修行スペースありの」

ヤムチャ「ポッド改造して20日間でできるもんなのかこれ…」

ブリーフ「さ、流石に疲れたよ…」

ブルマ「あの…なんであたしまで同行しなきゃならないわけ？」

ピッコロ「貴様ぐらいしか宇宙船の知識がないからな」

ブルマ「ないわよ。宇宙船なんて作った事ないし」

ベジータ「修理ぐらいならお手の物だろう。俺達じゃどうしようもない」

悟飯「じゃあ行ってきますお母さん」

チチ「悟飯ちゃん！ちゃんと勉強するだよ！」

悟空「そんな言わなくてもいいだろ～…」

悟空「地球の命運かかってわかんな…」

チチ「地球よりも悟飯ちゃんの勉強の方が数十倍大事だべ！」

ベジータ(過保護って怖いな)


ｺﾞｫｫｯ

クリリン「ぬあっ…」

チャオズ「天さん凄いっ…」

ピッコロ「なんて速度だ…」


ｺﾞｫ…

ベジータ「…よし。そろそろ大丈夫だろう」

ベジータ「おい貴様らぁ！」

ベジータ「ちゃんと100Gまで行ったのだろうな！？」

クリリン「へっ。2週間ありゃ楽勝よ」

ピッコロ「お前らが時間かかった所為でかなり時間を無駄に過ごしたがな」

ヤムチャ「てめえらが異常なんだよ…」

ベジータ「今日中には150倍まで慣れさせるからな」ｺﾞｺﾞｺﾞ…

クリリン ヤムチャ チャオズ「ひっ…」

ベジータ「覚悟しろよ…特にそこの3人」

ブルマ「……私はボッチかぁ…(涙)」

ベジータ「……」

>>25 9人だった

～またまた数日後～

ヤムチャ「はぉ…はぁ…」

クリリン「な、なんとか…間に…合った…」

チャオズ「ひえ～…」

ベジータ「よし。これで皆300Gを物ともせずに動けるようになったな」

ベジータ「ヤムチャでも10万は下らんだろう」

ヤムチャ「でもってなんだよでもって」

ベジータ「では残り1日は兎に角休め！」

ベジータ「体力を温存して決戦に挑め！」

天津飯(なんかいつの間にかベジータが仕切ってる…)






ベジータ「ああそう悟飯」

悟飯「はい？」ｶﾘｶﾘ

ベジータ「勉強して疲れたというのも無しだからな」

悟飯「はい」




ｺﾞｫｫｯ…

悟飯「うあっ…」

悟空「変わらず速えなぁ…」

ベジータ「着陸するぞ！」

ｼｭｩｩｩ…


ｳｨｨｨｨ…

クリリン「うおっ明るっ」

天津飯「昼夜のバランスが崩れそうだ。太陽が3つあるなんて聞いてないぞ」

ヤムチャ「まぁ予想はしてたけど緑なんだな大体」

ピッコロ「ここが故郷ねぇ…」

ベジータ「おいカカロット。仙豆は後何個残ってる」

悟空「修行で使いすぎて残り1個になっちまった…」

ベジータ「それは困ったな…」

ベジータ(まぁすぐ代わりの奴が見つかるが…)

ベジータ「よし。貴様らぁ！」

ベジータ「行ってこい！」ﾁｭｰ

8人「お前も行けよ！」

ブルマ(しかもあたしのジュース勝手に飲むなぁぁぁ)

ベジータ「何言ってやがる。俺はフリーザとの戦いの為に体力温存しておくんだ」

ベジータ「態々雑魚を倒しに行くのに一々行くのはめんどくさい」

ベジータ「それに」

ベジータ「今のお前らならフリーザ以外、どの部下でも倒せる筈だ」

ベジータ「安心しろ。何かあったら俺が行く」

ベジータ「それにこの女1人に番を任せるのも心配だからな」

7人(お前の方が心配だよ)

ブルマ「え…あの…」

ブルマ「つまりあたしは…」

ベジータ「」ｷﾞﾛ




ブルマ(こいつと2人ーーー！？)

ブルマ(ヤムチャー！ヤムチャー！)

ベジータ「……」

ブルマ(なんでこんな物騒な奴と一緒にいないといけないのぉー！？)

ベジータ「貴様も十分物騒だがな」

ブルマ「心の叫び読むな！」

ベジータ「……」



ドドリア「ふん」ｸﾞｷ

ドドリア「脆い体だなぁ…」

ドドリア「さてと…」

キュイ「ドドリア様！次の村は俺にもやらせてくださいよ！？」

ドドリア「分かってら」

ドドリア「フリーザ様」

フリーザ「なんでしょうドドリアさん」

ドドリア「このガキはどうしましょう」

フリーザ「……お好きにどうぞ」

ザーボン「だと」

ドドリア「ひひひ…」

デンデ「ひ、ひぃ…」

ドドリア「こんなガキ残しておいても別に支障は出ねぇだろうが…」

ドドリア「まあとりあえず死ねぇぇぇ！」

ﾌﾞﾝ

ドドリア「………お？」

フリーザ「な、なんだ今のは…」

キュイ「な、なっ…消えた…」

ザーボン「あんなガキにそんな事が…」

フリーザ(ち、違う…！)

フリーザ(誰かが逃がした…！)

フリーザ「追いなさい！追うんですよドドリアさん！」

ドドリア「え、あ、はい…」

ドドリア「……な、なにっ！？」ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

ドドリア「2、24000が…」

キュイ「なっ…24000！？」

フリーザ「大方ベジータさんがトレーニングしたのでしょう。飛鳥的な上昇ですが…」

ドドリア「ち、違う…24000が…8、8つあります！」

フリーザ「なんだとっ！？」

クリリン「お、おお危なかったなお前…」

デンデ「え、あ、はい…」

悟飯「クリリンさん…今…」

クリリン「お、俺も見えなかった…この1ヶ月でこんな速くなっちまうなんて…」

クリリン「でも極力全力は出さねえようにしないとな」

クリリン「それに…」

ドドリア「がぁぁぁ！」ｺﾞｫｯ

クリリン「……どうやらあの妙な機械つけてんのはあいつだけっぽいからな」

クリリン「今の内に叩いておくか」

クリリン「悟飯！目瞑れ！」ｷｷｰ

ドドリア「ん？」

クリリン「太陽拳！」ｶｯ

ドドリア「ぐおっ…め、目g

ﾊﾞｷﾎﾞｺﾄﾞｺﾞ



キュイ「お、俺様はフリーザ様の部下だぞ！？殺されるぞ！？」

ヤムチャ「ああフリーザ？冷凍庫か」

天津飯「そこまで馬鹿にせんでもいいだろ」

キュイ「や、やめ…」

ﾊﾞｷﾎﾞｺﾄﾞｺﾞ


ザーボン「ははははっ！どうだ！これが私の真の姿だ！」

悟空「………え？」

チャオズ「お前弱い！」

ザーボン「何だと！？本気を出した私を舐めるn

ﾊﾞｷﾎﾞｺﾄﾞｺﾞ



フリーザ「……」

フリーザ「まだですかねぇ」




部下「おっほーでかい宇宙船があると思ったら異性人が居たぜ！」

部下「結構いいメス野郎じゃねーか」

ブルマ「な、何あんた達…」

部下「おいメス。俺達と一緒に遊ぼーz
ｶﾞｼ

ベジータ「任務中に痴漢とは聞き捨てならんな…」

ベジータ「…後でフリーザ様に報告せんとな」

部下達「ひぃ…」

ﾊﾞｷﾎﾞｺﾄﾞｺﾞ

ブルマ(ひぇぇ…もう帰りたいよぉ～…)

ベジータ「さてと…そろそろ片付いたか？」

ピッコロ「」

デンデ「ね、ネイルさん？」

クリリン「知り合いなのか？ピッコロ」

ピッコロ「知ってるわけないだろう。大体ナメック星人なんて神以外と会ったことなどない」

デンデ「貴方方は一体…」

悟飯「とりあえず今はベジータさんの所へ戻りましょう」

クリリン「そうだな…」





ベジータ「ほう…」

ベジータ「つまりもうドラゴンボールは5個奪われたという事か…」

デンデ「はい…」

悟空「やべえぞ…ちゅうことは後2個…」

天津飯「最低でも1個は確保しなければ…」

デンデ「1つは多分あいつらも気づかない場所にあると思います」

9人「？」

デンデ「最長老様が1つ持っています。多分貴方方なら快く渡してくれるでしょう…」

クリリン「ど、どこにいるんだその最長老ってのは…」

デンデ「あっちです」

クリリン「………あ、あああの気ね。小さいのと少し大きいのがいるな」

ベジータ「よし。クリリン。悟飯。行ってこい」

クリリン「え？」

ベジータ「お前らが1番こういうのに慣れてそうだからな」

ベジータ「何分で行ける？」

クリリン「……1時間かな」

ベジータ「よし。いいな」

ベジータ「後とりあえずデンデも連れて行け」

クリリン「わ、分かった」

悟飯「行くよデンデ！」

デンデ「は、はいっ…」

ｺﾞｫｯ


ベジータ「……」

ベジータ(……さてと…)

ベジータ(多分てんで大した事ないから気にしてないんだろうが)

ベジータ(……何故もうあの5人が…)


フリーザ「ふう。まさかこうもあっけなくやられるとは…」

フリーザ「落ちたものですねぇ」

フリーザ「ま、念の為貴方方も呼んでおいて正解でしたよ」

ギニュー「おお！早速我々の出番ですか！」

フリーザ「ええ。さぁ存分に暴れてくださいよ？」

フリーザ「ギニュー特戦隊…」

ギニュー「成る程…確かに2、30000の反応が10個ほど…」

フリーザ「？さっきは8つって言ってましたがねぇ」

ギニュー「とりあえず固まってる6つの反応の所へ向かいます」

ギニュー「何かあればスカウターでいつでもお呼びしてください」

フリーザ「ふふ。頼みましたよ」

ギニュー「よっしゃ！お前らぁ！ギニュー特戦隊の力を見せつけてやるぞォォォォ！」

ギニュー特戦隊「ォォォォ！」



ベジータ「……」

ヤムチャ「来たな」

ﾀｯﾀｯ

リクーム「ふふ。久しぶりじゃないのベジータちゃん？」

バータ「こりゃお強そうな方が5名ほど」

ギニュー「おいベジータ。貴様だな？ドドリアとザーボンをやったのは」

ベジータ「だったらどうした」

グルド「どうやらフリーザ様に逆らったらどうなるか忘れちまったみたいだなぁ！」

ジース「俺達がすぐ正気に戻してやるぜ…」

ギニュー「よーし！俺がベジータやるぞー！」

リクーム「えーずるいっすよ隊長ー！」

バータ「そうそうこないだだっておいしいところもってったじゃないすかー！」

ベジータ「俺はそっちでいい」

5人「……」

ギニュー「ほほう。勝機があるというのかねベジータ」

ベジータ「逆にてめえに負ける要素がない」

ギニュー「ぐぐ…いいだろう。ギニュー特戦隊隊長このギニューが直々に相手をしてやる…」

リクーム「よーし！恒例のジャンケン大会始めェェェ！」

ジャンケン結果

餃子vs ヨーグルト

無茶vs クリーム

天津飯vs バター

悟空vs チーズ

ギニュー「決まりだな」

ベジータ「ふっ」



クリリン「遠いなぁ…」

悟飯「…」ｺﾞｫｯ

リクーム「おーおー兄ちゃん。流石にちーと強いだけで俺達とタメ張ろうってのは調子乗りすぎなんじゃない？」

ヤムチャ「やれば分かるさ…」

リクーム「おおっ…中々自信あるじゃなーい」

リクーム「ならこっちも手加減なしでやろっかなー…」

リクーム「リクーム！」ｺﾞｺﾞ…

リクーム「ウルトラ！」ｺﾞｺﾞ…

リクーム「ファイティング！」ｺﾞｺﾞｺﾞ

ヤムチャ「…」

リクーム「ボ…」

ﾊﾞｷ

リクーム「んんんんん…んん」

ﾄﾞｻ

ヤムチャ「所詮クズはクズなのだぁ…」

ブルマ(あれ、ヤムチャってこんな強いの？)

ヤムチャ 10万

バータ「なっ…おいリクーム！何へm

ﾊﾞｷ

バータ「ごはっ…」

ﾄﾞｻ

天津飯「しばらく寝ててもらおう」

天津飯 15万

ジース「な…リクーム…バータも！」

悟空「悪い事は言わねぇ。さっさと帰れ」

ジース「そんな事っ…」ﾄﾝｯ

ﾄﾞｻ

悟空「ふう」

悟空 30万

チャオズ「」ﾍﾞﾁﾍﾞﾁﾍﾞﾁ

チャオズ 8万

グルド「痛え痛え！顔面ビンタやめてぇぇ！」

ピッコロ「」

ギニュー「ぐおお…情けない…ギニュー特戦隊とあろう者が…」ﾌﾞﾝ

ベジータ「余所見してる場合か！」ﾄﾞｺﾞ

ギニュー「ぐっ…」

ギニュー「ふふ…嬉しいぞベジータ…まさかこれ程とは…」

ギニュー「だがこの程度で威張っていては困るなぁ…」

ギニュー「貴様らは戦闘力を変化する事ができるらしいな…無論この俺も戦闘力をコントロールできる種族だ！」

ギニュー「参考程度だが教えてやる…俺の戦闘力は12万…貴様の父、ベジータ王が大猿になっても勝てたかどうかってとこだな…」

ベジータ「ほう…じゃあ…俺は…今」

ベジータ「30万近くはあるらしいな」

ギニュー「な、なんだとっ！？」

ベジータ「試してみるか？」

ベジータ「ハァァァァ…！」

ｺﾞｺﾞｺﾞ…

ギニュー「よーし測ってや…」ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

ギニュー(な、なにっ！？もう10万…12万…)


フリーザ(ベジータの戦闘力が上がっている！…16万…19万…)


ベジータ「ァァァァ………！！」

ギニュー(じょ、冗談だろ…24万…28万…)



フリーザ(30万を超えてもまだ…)

ギニュー「34万5000…35万3000…」

ﾋﾟﾋﾟ

ギニュー「さ、36万だと…！」

ベジータ「残念だったな。正真正銘これが俺の本気だ…」

悟空(すげえなベジータ…オラでも界王拳使わなきゃ勝てねえぞ)

ギニュー「ふふふ…はははは…」

ベジータ「何がおかしい！」

ギニュー「ふはははははーはっはっはっ！」

ギニュー「馬鹿め！墓穴を掘ったな！」

ベジータ「何だと！？」

ギニュー「ぐぅお゛！？」ｸﾞｻ

ベジータ「なっ…」

ギニュー「ふふ…」

ギニュー「チェーーーーーn
ﾊﾞｷ

ギニュー「いった！何してんだベジータ！今いいシーンだったのに！」

ベジータ「早く言わん貴様が悪い」

ギニュー「くそ…なら今度は早く…」

ギニュー「c
ﾊﾞｷ

ギニュー「せめて一文字は言わせて！」

ベジータ「丁重にお断りする」

ギニュー「ぐ、ぐぬぬ…」

グルド「がぁぁぁ！」ｸﾞｸﾞｸﾞ…

チャオズ「て、天さん！」

天津飯「チャオズと同じ…っ…」

ヤムチャ「いや…チャオズよりも強力な…」

ベジータ(し、しまった…グルドの始末を忘れていた…！)

ギニュー「流石はグルド。やってくれるじゃないの！」

ギニュー「では3度目の正直…」

ベジータ(くそっ！)

ギニュー「チェーーーーーンジッ！！！」

ｺﾞｫｯ‼

ギニュー「ぐおお…」

ベジータ「ふはははは！これだ！この力だ！」

ベジータ「前回の3倍にまで高まったぞおおおお！」

ギニュー(結構まずい状況だな…まぁ仙豆さえなくしてくれなければ…)

ベジータ「よし！私の史上最高のパワーを見せてやる！」

ベジータ「ハァァァァ…」

ベジータ「ァァ…ァ…」ｺﾞｺﾞｺﾞ…

ベジータ「……」

グルド「……隊長…53000しかないんすけど」

ベジータ「チクショォォォ！」

ギニュー「おいベンチ！」

ｶﾞｼ

ベジータ「え」

ピッコロ「さっきから出番がなかったんでなぁ…丁度いいストレス解消にはなりそうだ」

ベジータ「」

ピッコロ「俺がいるのも忘れてもらっちゃ困るな」ﾋﾟｷﾋﾟｷ

ギニュー(あ、やば選ぶ相手間違えた…)

ﾊﾞｷﾎﾞｺﾄﾞｺﾞ‼

ピッコロ 22万5000(ターバン付きで18万)



ベジータ「すびばぜん…」

ピッコロ「さぁ早くチェンジって言え！」

ベジータ「？」

ヤムチャ「そうかそうかしばかれたいか」

ベジータ「分かりましたやりますやります」

ベジータ「えーチィェンジィ」

天津飯「真面目にやれ」ﾊﾞｷ

ベジータ「すびばぜん…」

ギニュー(ここまで見たら可哀想になってきた…)

ブルマ(リンチダメ、ゼッタイ)



ﾊﾞｷ

ギニュー「ほえ…」

グルド「ぐらへぇ…」

悟空「一丁あがり」

ヤムチャ「大した事なかったな…」

天津飯「まぁあれだけの修行をしていたらな…」

ピッコロ「次がフリーザか…」

チャオズ「え、ドラゴンボールは？」

ベジータ「その内きっとフリーザは単独で出て行く。それまで待て」

6人「？」

天津飯「それとベジータの傷も何とかせんとな」

ベジータ「あいつつ…手加減しやがれピッコロ…」

ベジータ「えっとここら辺に…仙豆…」

ベジータ「……なくした」

6人「」

ベジータ「仕方がない。メディカルマシーンを使うか…」




クリリン「」ｼｭｩｩｩ…

悟飯「」ｼｭｩｩｩ…

クリリン「す、すげえ…なんか力が湧いてくる…」

最長老(元々力が大きかった者をさらに解放した…これでかなり有利に戦いを進める事ができるでしょう)

最長老「ネイル…」

ネイル「はい」

最長老「私の寿命が刻一刻と迫っている…」

最長老「恐らくもって…30分」

クリリン「い、いい！？」

最長老「できる限り最善を尽くしなさい。彼らが最後の希望です」

悟飯「でもクリリンさん！お父さん達移動し始めましたよ！」

クリリン「何でだ？まぁいいや」

クリリン「…20分で着くかな」

悟飯「早く行きましょう」

クリリン「そうだな…」

クリリン「悟飯。お前が持て。それとお腹に隠して」

クリリン「フリーザが来た時に大変な事になる」

悟飯「はい」

クリリン「飛ばすぞっ！」

ｺﾞｫｯ




フリーザ「…」ｺﾞｫｯ…

フリーザ(あと1つ…恐らくこの2つの反応以外はあり得ない)

フリーザ(ナメック星人で数千は高いような気がしますが…戦闘型なんでしょう)

フリーザ(…で妙ですね。24万なんて数値初めて見ますけど)

悟飯 クリリン「」ｺﾞｫｯ

フリーザ(…さっきのガキか？でもパッと見ドラゴンボールは…)

フリーザ(まぁ無視しておきましょう。数十万だろうが数百万だろうが私の敵ではありません)

ｺﾞｫｯ

ｺﾞﾎﾞｺﾞﾎﾞ…

悟空「相変わらず洒落てるデザインだな…」

天津飯「…結構防御力に特化してるんだな」

ヤムチャ「にしては軽いよなぁ…」

ピッコロ「………」

ブルマ「あんたは着ないの？」

ピッコロ「逆になぜ着なきゃならんのだ」

悟飯「皆さーん！」

クリリン「意外と早く着いたな」

悟空「悟飯！クリリン！」

悟飯「お父さん！はいドラゴンボール！」

クリリン「にしても何あったんだ？ベジータ何してんの？」

ピッコロ「まぁ色々あってな…」

チャオズ(天さん天さんもう一つの貰ったよ)

天津飯(そうか。分かった。適当に誰もいない広い場所に移動していてくれ)

天津飯「7つ全部揃った。チャオズの所へ向かおう」

5人「応！」

ブルマ「……あたしは？」



ﾀｯﾀｯ

ネイル「」ﾊﾞｯ

ネイル「んん………ん…」

ネイル「ハァァァァ！」ｺﾞｯ

ﾋﾟﾋﾟ

フリーザ「おお！これは凄い。戦闘力が42000まで上がりましたよ」

フリーザ「成る程。ただのナメック星人ではなさそうですね」

フリーザ「殺すには惜しい方だ」

ネイル「……」

フリーザ「……参考までに一つ教えておきましょう」

フリーザ「私の戦闘力数は…」

フリーザ「53万です」

ネイル「なにっ？」

フリーザ「ですが勿論フルパワーで戦うつもりはありませんのでご心配なく」

フリーザ「……そうだ！私はこの左手だけで戦ってあげましょう。少しくらいは楽しめるかも知れませんよ？」

ネイル「っ………」

ネイル「ほざけェェェッッ！！！」

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ…

ネイル「うおおおお！」ﾌﾞﾝｯ

フリーザ「……」

ﾀｯ

クリリン「にしてもでけぇよな…」

悟飯「本当ですね」

ピッコロ「…で、何と言えばいいんだったか」

悟空「出てくれ神龍！オラ達の願いを叶えてくれ！」

ｼｰﾝ

悟空「ありゃ、出ねえ…」

デンデ「この星の神龍はこの星の言葉じゃないと通じないんですよ」

デンデ「僕が言いますよ」

>>1はナメック語なんて勉強してないのでカット

ポルンガ「どんな願いでも3つ叶えてやる…」

悟空「うっひゃー！すげーぞ！」

ヤムチャ「これが本場の神龍なのか…」

デンデ「まぁ僕達はポルンガって言うんですけどね」

デンデ「ええと…何がいいですか？」

7人「……うーん…」

クリリン「そいや…何も考えていなかったな…」

ヤムチャ「今の所誰も死んじゃいないからな…」

天津飯「どうするか…」

ピッコロ(……何か今叶えなければならないのがあった気がするが…)

ピッコロ(気のせいか)





ベジータ(今思ったが俺の体力回復して言わせりゃよかったな…)




クリリン「何にする？」

ピッコロ「フリーザを消せもできんしフリーザよりも強くしても無理だからな」

デンデ(………)

デンデ「ピッコロさん」

ピッコロ「？」

デンデ「少しあっちの方角に行ってくれませんか？」

ピッコロ「何？」

デンデ「ネイルさんが呼んでいます」

悟飯「ネイルさん！？まさかフリーザ…」

ピッコロ「何の用があるのか知らんが…」

ピッコロ「それならば俺をネイルという奴の所へワープしてくれ」




クリリン「は、早く言わねえとフリーザが来ちまうな…」

悟空「残り2つどうしようかな…」

悟飯「あ、そうだ」

悟飯「>>57」

死んだときに一回自動で生き返るようにしてもらう

6人「……」

6人(誰を！？)

悟飯「……ブルマさんとか」

ヤムチャ「…確かに」

天津飯「いざ部下が来た時に殺されるかもしれないからな」

チャオズ(その後生き返ってもまた死ぬだけじゃ…)

悟空「じゃあそうしよう」




ポルンガ「後1つだ…」

7人「うーん…」

クリリン「……？急に明るく…」

悟飯「ま、まさか！」

ﾄﾞｺﾞﾄﾞｺﾞ…

デンデ「さ、最長老様が…」

天津飯「何っ！」

ヤムチャ「間に合わなかったか…」

悟空「へへ…しかも大分タイミング悪いぞ…」




フリーザ「やってくれましたね皆さん」

フリーザ「よくも私の不老不死の夢を見事に打ち砕いてくれました」

ヤムチャ「ひっ…」

フリーザ「ベジータさんがいないのは残念でしたけどねぇ…」

フリーザ「ま、別に後でもいいでしょう」

フリーザ「………その前に………」

フリーザ「」ﾋﾞｷﾋﾞｷ

チャオズ「あ、ああ…」

天津飯(激しい怒り…っ！)ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

フリーザ「絶対に許さんぞ虫ケラ共！じわじわとなぶり殺してくれる！1人たりとも逃さんぞ！」

フリーザ「覚悟しろっ！！！」

クリリン「……」

クリリン「…へえ…なんだこの程度か」

フリーザ「！？」

クリリン「も少し強い気かと思ったけど…」

フリーザ「ほう…アリ数匹が恐竜に勝てると思うのか？」

クリリン「勝てるね」

フリーザ「………」

フリーザ「一々感に触る野郎だ！」

フリーザ「まずハゲ！貴様からだァァァァッ！」ｺﾞｫｯ

悟空「クリリン！」

ｶﾞｼ

フリーザ「何いっ！？」

クリリン「ぐ、ぐぬぬ…」ｸﾞｸﾞｸﾞ

ﾌﾞﾝｯ

クリリン「おっと！」ｶﾞｼ

クリリン フリーザ「ぐおあああああ…」ｸﾞｸﾞｸﾞ…

ｺﾞｺﾞｺﾞ

フリーザ(こいつ…どこまで上げ…)ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ…

デンデ「あ、あわわ…」

フリーザ「！？」ﾎﾞﾝｯ

ﾄﾞｫｫｫﾝｯ…

クリリン「はぁ…はぁ…」

フリーザ「…」

フリーザ(…まさか最大48万まで計測可能のスカウターを壊すとは…)

クリリン 50万

フリーザ「お見事。まさか私との力比べで互角とは…」

フリーザ「という事は他の方々も中々のパワーがあると見た…」

フリーザ「どうやら私が甘く見ていたようですね…」

フリーザ「いいでしょう…褒美に良いものを見せてやる…！」

フリーザ「かぁぁぁぁ…」

ｺﾞｺﾞｺﾞ…

悟空「…な、なんだありゃ…」ﾊﾞｷﾊﾞｷ…

ヤムチャ「戦闘服が壊れて…」

ピッコロ「……駄目だ」

ネイル「早くしろっ…私はもう時期死んでしまう…」

ピッコロ「！？フリーザの気が膨らみ始めている…！」

ネイル「今のお前ならコテンパンにやられてしまうだろう…だが私と同化すればフリーザを遥かに上回る力を手に入れられる」

ネイル「万が一気に入らなかったら出してくれて結構」

ピッコロ「……」

ピッコロ「ふん。今回限りだぞ」

ネイル「よし。行くぞ…」






フリーザ「……ふふふ。気をつけろよ。こうなってしまったら前ほど優しくはないぞ」

悟空(なんて奴だ…一回変身しただけでこんな…これを後何回すんだこいつは…！)

フリーザ「余興と言ってもなんだが…」

フリーザ「ふんっ！」

ﾄﾞｫｫｫﾝｯ‼





ｻﾞﾊﾞｧ…

フリーザ「おお…どうやら見た感じ全員生きている様だな…」

ヤムチャ「はぁ…はぁ…」

天津飯(なんて力だ…一瞬にしてここ一帯を海に…)

フリーザ「まあ、この程度造作もない事だ」

フリーザ「誰から殺してやろうか…」

フリーザ「……」

フリーザ「やはりハゲからっ！」

クリリン(ですよね！？)

クリリン「速っ…」

ｸﾞｻ



悟空「く、クリリンーー！」




クリリン「……あ、ああ…」

フリーザ「………1人目…」

ﾌﾞﾝｯ

ﾎﾞﾁｬｯ

フリーザ「ふふ…あんなに粋がっていたのに…まぁ所詮地球人などこの程度か」

悟飯「……く、くっ……！」

悟飯「ゆ、許さない…！」

悟空「悟飯…」

悟飯「許さないぞォォ！フリーザァァァァッ！」

ﾌｯ

フリーザ(な、なっ…一瞬でここま…)

ﾊﾞｷ

フリーザ「ごっ…」

ﾄﾞｺﾞﾄﾞｺﾞﾄﾞｺﾞ…

フリーザ「うおっがっ…」

悟飯「だァァァァッ！」

ﾊﾞｷｨｯ‼

フリーザ「ぐおおっ！？」

ﾋｭｩｩ…

ﾄﾞｺﾞｫｫｫ‼

悟飯「でりゃりゃりゃりゃりゃっ！」ﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞ…

ヤムチャ「ご、悟飯…すげえ…」

天津飯「ここまでとは…」





悟飯「はぁ…はぁ…」

フリーザ「……」

フリーザ(なんてガキだ…この数秒で俺にこんなダメージを負わせたとは…)

フリーザ(この状態では拉致があかんな…)

フリーザ(変身したばかりだが…)

フリーザ「ふふふふ。まさかここまでやるとは思わなかったぞ猿野郎…」

フリーザ「下等生物にしては上出来だ」

フリーザ「良かろう。なら見せてやる…どうしようもない絶望感をな…」

悟飯「？」

フリーザ「ふふ…まぁ変身した時点でもう驚いたと思うだろうが…」

フリーザ「実は一回しかできないという訳ではない」

フリーザ「2回…後2回俺は今の様な変身が出来る」

フリーザ「俺の言っている意味が分かるかな？」

フリーザ「光栄に思うが良い！」

フリーザ「この変身を見せるのは貴様らが初めてだ！」

フリーザ「んんん…」

ｺﾞｺﾞｺﾞ…

フリーザ「かぁぁ！」

ﾎﾞｺｯ

悟飯「あ、あわわ…」

悟空(な、なんてこった…またぐんと気が膨らみやがった…)



ピッコロ「…まずい…早く行かんと取り返しの付かん事に…」

ｺﾞｫｯ…

フリーザ「ケケケ…」

悟飯「ば、化け物…」

ヤムチャ「なんて野郎だ…！」

フリーザ「では先程のお返しをしなければね…」

ｺﾞｫｯ

悟飯「は、速っ…」

ﾄﾞｺﾞｫ

悟飯(み、見えなかった…！)

フリーザ「ひゃっ！」ﾊﾞｷｨｯ‼

悟飯「ぐぁぁっ！？」

ﾊﾞｷﾎﾞｺﾄﾞｺﾞｫｯ

チャオズ「酷い…」

クリリン「くそぉ…」

ヤムチャ「………あれ、なんでクリリンいんの？」

クリリン「あ、ええとその…」

フリーザ「ひゃっ！」ﾋﾞｯ

悟飯「がっ！」

フリーザ「ケケケ」




フリーザ「ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃァァァァッ！！！」ﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞｯｯ‼

悟飯「がぁぁぁ！」

悟空「悟飯！」

悟空(くそ…仕方ねぇ…)

悟空(多分6、7倍の界王拳で倒せる筈だ…！)

悟空(………！！)

悟空「ありゃ…」

フリーザ「？」





ピッコロ「……待たせたな」

悟飯「ピ、ピッコロさ…」

ﾋｭｩｩ…

ｶﾞｼ

クリリン「酷い怪我だ…デンデ！」

デンデ「はい！」

フリーザ「まだ生きているナメック星人がいたとは…」

ピッコロ「……ほざけ」

フリーザ「……何処かで聞いた事のある様なセリフですねぇ…」

フリーザ「とりあえず殺しちゃいましょうか…」ｽｯ

悟空「ピッコロ！危ねぇ！」

フリーザ「ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃァァァァッ！！！」ﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞｯｯ‼

クリリン「ピッコロ！！！」

ピッコロ「……」

フリーザ「何っ！？」

ピッコロ「今何かしたか？」

ｺﾞｫｯ

フリーザ「ぐおっ！？」ﾊﾞｷｯ

ピッコロ「わだだだだ！」

ﾊﾞｷﾎﾞｺﾄﾞｺﾞｫｯ

フリーザ「くっ！」

ヤムチャ「すげえ…あのフリーザと互角に渡り合ってやがる…」

天津飯「…いやどちらかというと…」

ピッコロ「だぁっ！」ﾄﾞｺﾞｫｯ

フリーザ「ごっ！」

クリリン「若干ピッコロの方が優勢か…？」

ピッコロ「わちゃァァ！」ﾌﾞﾝｯ

ｶﾞｼ

フリーザ「ケケケ」

ピッコロ「っ！？」

ﾄﾞｺﾞｫ

ピッコロ「ぐぁっ！？」

ﾋｭｩｩ…

ﾄﾞｺﾞｫｫｫ‼





ピッコロ「くっ…そ…」

フリーザ「すみませんねぇ…どうやら私は貴方を少々舐めていた様だ…」

フリーザ「今度は本気で行きますよ…！」

悟空(まだあれでも本気じゃなかったってのか…)

ピッコロ「奇遇だな。俺もだ」

ｸﾞｲ

ﾄﾞｻ…

フリーザ(重りか…だがそれを外した程度で何も…)

ピッコロ「貴様らに殺されたナメック星人の怒りを思い知れ！」

ﾄﾞｺﾞｫ

フリーザ「ぐほっ…」

フリーザ(スピードだけではない！パワーも数段上がっている…！)

ピッコロ「わだだだだ！わだぁ！」

ﾊﾞｷﾎﾞｺﾄﾞｺﾞｫｯ

フリーザ「ごはっぐえっ！」

悟飯「すごい…完全に押してる…」

ヤムチャ「てか治るの早っ」

ピッコロ「わだぁああっ！」ﾊﾞｷｨｯ‼

フリーザ「がぁぁっ！？」

ﾋｭｩｩ…

フリーザ「…あのっ…ナメック星人がっ！」

フリーザ「何っ！」

ピッコロ「爆力魔波ァァァァッ！！！」

ﾎﾞﾎﾞｫ‼

フリーザ「グォォォォ…」

ﾄﾞｫｫｫﾝｯ‼

ヤムチャ「やったか！？」

クリリン「ヤムチャさん…」




フリーザ「……」

フリーザ「……成る程。これは…」

フリーザ「……やむを得ませんね」

ピッコロ「？」

フリーザ「褒めてあげますよ。ここまで私を追いつめたことを…」

フリーザ「だがその悪運もここまでです！」

フリーザ「今度こそ貴方達に死よりも恐ろしい恐怖というものを教えて差し上げよう！」

悟空(次が…)

天津飯(最後の変身…)

フリーザ「大サービスですよ！滅多に見られるものじゃありません！」

フリーザ「さぁ！とくとご覧あれ…」

フリーザ「私の最後の変身を！そして私の真の姿をォォォォッッッ！！！」

ｺﾞｺﾞｺﾞ…

チャオズ「あ、ああ…」

デンデ「ひぃ…」




ベジータ(頼む…もってくれ…後100秒…)





フリーザ「……」ｼｭｩｩ…

クリリン「あ、あれが最終形態？なんか小さくなってねえか？」

天津飯「が、外見だけで判断するなといういい見本だ…」

ヤムチャ「下りて来るぞ…」

ﾀｯ…

ピッコロ「……っ…」

フリーザ「……」ｽｯ

ﾄﾞｫｫｫﾝｯ‼

悟空「………え？」

悟飯「……で、で、で…」



デンデ「」


フリーザ「これでもう、復活できない」

悟飯「デンデェェェッッッ！」


フリーザ「さてと…」ｽｯ

ヤムチャ「く、来るぞ…」

フリーザ「……」

フリーザ(あのモジャモジャ頭…)

フリーザ(何処かで見た事があるんだよな…そう。あの反乱した奴…)

悟空「？」

ﾋﾞｯ




悟飯「お父さん！」ﾊﾞｷ

悟空「痛っ！？」

フリーザ(何っ…)

ﾄﾞｫｫｫﾝｯ‼




フリーザ(あのガキ…見えただと…)


悟空「す、すまねぇ悟飯…助かった…」

ピッコロ(ご、悟飯の奴…1発見ただけで見切ったのか？)

ピッコロ(俺でも出来んぞ…)

フリーザ「ふふふ…面白そうだ」

フリーザ「そこの坊や。ボクと遊ばないかい？」

悟飯「っ…」



悟空「待て。オラがやる」

悟飯「お父さん…」

悟空「心配すんな。父ちゃんには界王拳がある」

フリーザ(カイオウケン？)

悟空「…」

ピッコロ(止めろ孫…貴様は基本値が低い。それに数十倍の界王拳など使ったら命に関わってくるぞ…)

悟空「やろうぜ。さっさと」

フリーザ「そちらからどうぞ」

悟空「はぁ…はぁ…」

フリーザ「どうしたどうしたちょっと本気出しただけでこれか…」

ヤムチャ「あ、悪夢だ…」

天津飯「ただでさえ今20倍を使っているんだぞ…！？」

悟空「くっ……」

悟空「界王拳30べえだァァァァァァ！」ｺﾞｫｯ

悟空「だァァァァッ！」

ｶﾞｼ

悟空「な、何っ…」

悟空「がぁぁぁ…」ｸﾞｸﾞｸﾞ

フリーザ「……うーん…少しは張り合いのある相手だと思ったけど…」

フリーザ「やっぱりつまらないね」

ﾊﾞｷ

悟空「ぐはっ！」

ｼｭﾙﾙ…

ｷﾞｭｯ!

悟空「ぐぁぁああああっ！？」

フリーザ「ふふふ。君達もこいつみたいに後でたっぷりいじめてやるから大人しく待っていなよ」

ﾄﾞｺﾞｫｯ

悟空「ゲホッ！？」

ﾄﾞｺﾞｫｯﾄﾞｺﾞｫｯﾄﾞｺﾞｫｯ…

ピッコロ「…う…」

クリリン(は、早く助けねぇと…)

ヤムチャ(でも動けねえよ…)

ﾌﾞﾝｯ

ﾄﾞｻ…

ﾎﾞｷｯ‼

悟空「あがぁぁぁああ！？」

フリーザ「おおっとごめんよ軽く踏んだつもりがつい…」

悟空「が…」

フリーザ「苦しいかい？…そうかそうか」

フリーザ「なら今すぐ楽にしてやるよ…」

クリリン「悟空！」

悟飯「お父さんっっ！」

ｽｯ

フリーザ「さよならだ…」










ﾊﾞｷｨｯ‼

フリーザ「っ！？」

ベジータ「……誰が勝手に殺していいと言った」

7人「べ、ベジータ！」

悟空「へ、へへ…やっと来た…か」

ベジータ「勘違いすんじゃねえ。こいつを倒してもらう為に生かしただけだ」

ベジータ「利用価値があっただけだ」

悟空「へ？」

ベジータ「さっさと準備しやがれ。時間を稼いでやる」

とりあえず今日は終了。いやはや疲れる

多分明日はフリーザvsベジータで手一杯ですな…さすがにパンツ登場までは難しい…

明日も是非見ていってね

フリーザ「なんだ。誰かと思ったらベジータか…」

フリーザ「どうだい？いきなり体が変化していて驚いたろう？」

ベジータ「へっ。もう大分見慣れてる。フリーザさんよ」

フリーザ「何？」

クリリン「ベジータ…フリーザのあの姿知ってたのか？」

ピッコロ「そんな訳なかろう…」

フリーザ「さてと今更君が来ても戦力にはならなそうだが？」

ベジータ「どうかな。やってみなきゃ分からんぞ」

フリーザ「……」

フリーザ(…どうしようかな…一瞬でケリをつけるか…)

フリーザ「じゃあウォーミングアップがてらに…」

フリーザ「1割ィィッ！」ｺﾞｫｯ

天津飯「1割！？」

ヤムチャ「さっき戦ってた時10%しか出さなかったってのか…」

ｶﾞｼ



ベジータ「……どうしたフリーザさんよ…」

フリーザ「何っ！？」





界王「なっ…ベジータの奴…何故‥」



フリーザ「……ほほう」ﾊﾞｯ

フリーザ「成る程。これは強い」

ベジータ「ふん」

ベジータ(……結構負担が来るものだな…)

ベジータ(果たして耐えられるか…)


フリーザ「いやァァァァッ！」

ベジータ「だだだだァァァァッ！」

ﾊﾞｷﾎﾞｺﾄﾞｺﾞｫｯ

ヤムチャ「お、おい付けねぇ…」

天津飯「はは…もう俺達は用済みってとこか…」

ピッコロ「次元が違いすぎて…相手にならんな…」

フリーザ「ほほほほっ」ﾌﾞﾝｯﾌﾞﾝｯﾌﾞﾝｯ

ベジータ「がむしゃらに攻撃すりゃいいってもんじゃねえぞフリーザァァァァッ！」

フリーザ「ごふっ！？」ﾊﾞｷｨｯ‼

フリーザ「おおっ…」

フリーザ(今のは効いたぞ…)

ベジータ「はぁ…はぁ…」


悟空(ベジータ…無理に使うんじゃねぇ…)

悟空(まだ実戦した事もねぇのに…)

ベジータ「はぁっ！」ﾎﾞﾎﾞｫ‼

フリーザ「いやぁ！」ﾎﾞﾎﾞｫ‼

ｺﾞｫｯ ‼!

チャオズ「うひゃあ！？」

ベジータ フリーザ「っ！」

ﾄﾞｫｫｫﾝｯ‼


ベジータ「……はぁ…はぁ…」

フリーザ「ふぅ…」

クリリン「何か…ベジータの奴疲れるの早くねぇか？」

悟飯「…」

ベジータ(くそっ…10倍だけでもこれだけ…20倍まで引き上げたら何秒動けるか…)

フリーザ「…そろそろスタミナが切れそうだね…」

フリーザ「正直ここまで付いてこれたのは予想外だった。流石はサイヤ人の王子だ」

フリーザ「出来れば君を殺したくない」

フリーザ「幾らでもその力には利用価値がある…」

ベジータ「…嫌だと言ったら？」

フリーザ「…実に残念だ」

フリーザ「もう少し利口な奴かと思っていたが…」

フリーザ「どうやら僕が馬鹿だった」ｽｯ

ベジータ(…来
ﾊﾞｷ

ベジータ(…何だと…)

フリーザ「ややややややっ！」ﾊﾞｷﾎﾞｺﾄﾞｺﾞｫｯ

ベジータ「ぐあっ！ごえっ！」

フリーザ「イヤァッ！」ﾄﾞｺﾞｫｯ‼!

ベジータ「ごぁぁぁあああ！？」

クリリン「なっ…」

ヤムチャ「やばいぞ…不利になってきた…」

フリーザ「そおらっ！」ﾌﾞﾝｯ

ﾄﾞｺﾞｫｫｫ‼

ベジータ「げほっげほっ…」

ｽﾀｽﾀ…

ベジータ(使うしかないか…)

ベジータ(…恐らく出しても奴の50%に届くかどうか…)

フリーザ「どうした？さっきまでの威勢がなくなったぞ？」

フリーザ「まだ僕は半分しかパワーを出してないんだからさ…」

ベジータ(…30秒…)

ベジータ(30秒耐えれば…っ！)

ベジータ「……ウ…ン」

フリーザ「？」



ベジータ「20倍界王拳ーーーーッッ！！！」ｺﾞｺﾞｫｫｫｯ‼!

フリーザ(またあの技か！…っ！)

ベジータ「うォォォッ！」

ﾊﾞｷｨｯ‼

フリーザ「がっ！！」

フリーザ(なんてスピード…)

ﾄﾞｺﾞｫｯ‼!

フリーザ「ぐおおっ！？」ﾋｭｩｩ…

ベジータ(今しかないっ！)

ベジータ「ギャリック砲ォォォォーーッ！！！」

ﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞｫ‼

フリーザ「ぐっ！」

フリーザ「かぁぁっ！」

ｺﾞｫｯ ‼!

ベジータ「くそったれが…」

ﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞ…

フリーザ「ぐぁぁぁ…」

クリリン「……」

ベジータ「うぉぉぉ…」

ベジータ「っ！？」

クリリン ヤムチャ チャオズ「波ァァァァッ！」ﾎﾞﾎﾞｫ‼

悟飯「魔閃光！！」ﾎﾞﾎﾞｫ‼

天津飯「気功砲！！」ﾎﾞﾎﾞｫ‼

ピッコロ「魔貫光殺砲！！！」ﾎﾞﾎﾞｫ‼

フリーザ「奴らっ…」

ﾄﾞｫｫｫﾝｯ‼…





ベジータ「……はぁ…はぁ…」

ピッコロ「ぜぇ…ぜぇ…」












フリーザ「………」ｼｭｩｩｩｩ…

ベジータ「……ちっ…」

フリーザ「…全く…人をイライラさせるのが上手い奴らだ…」

フリーザ「もうここまでだ！この星もろとも貴様らをゴミにしてやるッッッ！！！」

ﾎﾞﾝｯ!

クリリン「や、やべえよ…マジで切れてる…」

ピッコロ「そんな……」

ヤムチャ「ギャァァアア！どうせ死ぬんだったらブルマともっとヤりゃ良かったァァァァッ！」

天津飯(ヤムチャ…)

ベジータ「…」

ベジータ「…いや、この勝負…俺達の勝ちだ…っ！」

悟飯「え？」







悟空「死ぬのはテメェだぁぁぁぁぁっ！！！」ｸﾞｲ…





フリーザ「な、なんだ…」



フリーザ「なんだあの巨大な…」ｺﾞｺﾞｺﾞ…


ベジータ「伏せろっ！」

フリーザ「こんな物…」

ｸﾞｸﾞｸﾞ…

フリーザ「こ、こ、こん…な…」

フリーザ「あ…あ…」





フリーザ「ァァァァァァァァァ…」





ﾄﾞｫｫｫｫｫｫﾝｯ…

クリリン「み、皆無事か？」

ピッコロ「俺はなんとかな…」

天津飯「ヤムチャ。大丈夫か？」

ヤムチャ「大丈夫じゃねえ…」

悟飯「よかった…」

ヤムチャ「」

チャオズ「全部海になっちゃった…」

悟空「ベジータ…大丈夫か？」

ベジータ「ああ…だがデンデが…」

ベジータ(まぁ生き返る時は陸地でかな…)

ベジータ(……そういえばカカロットを復活させちまったから死んだ奴らを生き返らせるのは1年後か…)

ベジータ(まぁフリーザも倒れた事だし、暫くの間はコルドが来るまでに出来ればいいか)





ﾋﾞｯ

ピッコロ「ベジータ！」ﾊﾞｷ

ベジータ「！？」





ピッコロ「がっ…」






悟空「ピッコロっ！」

フリーザ「………」

フリーザ「ふふふ。残念だったな。まさかこのボクが死にかけるとはね…」

フリーザ「だが、今度こそおしまいだ！」

ﾋﾞｯﾋﾞｯﾋﾞｯﾋﾞｯ

悟飯「！？」




ヤムチャ「ぐあっ…」

チャオズ「あ…」

天津飯「がはっ…」

クリリン「……ご、ご、ご…」ﾄﾞｻﾄﾞｻ…




クリリン「悟飯ーーーーッッ！」

悟飯「」

悟空「ふ、フリーザァァァァッ！オメェよくも悟飯をォォォ！」

ベジータ(な、なんだと…元気玉をもってしても…敵わん…だと…)

フリーザ「さぁ…残りの御三方…誰から殺してやろうか…」

ベジータ「あ、ああ…」

フリーザ「ほほほ。今更怖気ついたかベジータ…」

フリーザ「よし。先に他の2人を殺そう。怯えているベジータの顔を最後まで堪能させてもらおうか…」

クリリン「この外道が…」

フリーザ「外道で結構。俺は全宇宙の支配者なんだからな…」

ﾎﾞﾝｯ

クリリン「なっなな…」

クリリン「うぁぁぁあああ！？」

悟空「止めろーーーーッッ！フリーザァァァァッ！もうクリリンは生き返らねえんだぞォォ！」

フリーザ「ふんっ！！」

ﾄﾞｫｫｫﾝｯ‼

ベジータ「あが…」

悟空「あ…」

フリーザ「……ふふふ。よーしではそこのモジャモジャ頭…」

悟空「よ、よくも…クリリン…をっ…」

悟空「ぐ…ぐ…」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ…

フリーザ「？」ｺﾞｺﾞｺﾞ…

ベジータ(や、止めろカカロット…今の貴様の力じゃ超サイヤ人になっても…)

フリーザ「空が暗くなってきた…だがもう最長老は死んだ筈…」

ベジータ(…………なんだと？)

悟空「ウォォォォォォォォォォ！！！」




ｼｭｲﾝｼｭｲﾝｼｭｲﾝ…

悟空「っ！」

フリーザ「何っ…」

悟空「…おいベジー…」

悟空「……どこ行った…」




ベジータ(……さっきからおかしいと思っていた…)ｺﾞｫｯ…

ベジータ(まさかその2人の仕業…)





悟空「はぁぁぁぁ！」

ﾊﾞｷｨｯ‼

フリーザ「ぐおっ！？」

ﾋｭｩｩ…

悟空「……」

悟空「？」

デンデ「？」ｷｮﾛｷｮﾛ

悟空「なんで…デンデが動いて…」

ﾌｯ

悟空「……消えた…？」

ﾌｯ

クリリン「……ありゃ？ここは…」

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

ヤムチャ「地球？」

天津飯「さっきまで俺達はナメック星にいた筈だが…」

チャオズ「それにフリーザに…」

ブルマ「あ、皆！」

ピッコロ「ブルマ。これは一体どういう事だ」

ブルマ「あたしに聞かないでよ！さっきまでのフリーザの宇宙船で大人しく留守番してたわよ！」

悟飯「あれ、ベジータさん…」

ベジータ「？」

悟飯「傷…治ってません？」

ベジータ「……」






ベジータ『……言っている意味が分からんが…」

？『言った通りだよ。孫悟空の体力を回復させ、フリーザ一味に殺された者を復活させた』

？『これから貴様らを地球にワープさせる。そうすれば爆発に巻き込まれずに済むだろう』

ベジータ『……なんでこの後ナメック星が爆発するのを知ってやがる…』

？『そうそう』ﾌﾞﾝｯ

ベジータ『？』

ﾊﾟｼ

？『落し物だ。元気になるだろう』

ベジータ『…』

？『別に貴様らが死んでも別の世界に行けばいいがこれはこれで面白い展開だからなぁ…』

？『行くぞ、？？』

？？『……』




ベジータ(なんだ…あの2人は…特に図体のでかい奴…)

ベジータ(別の世界？さっぱりだ…)

悟飯「ベジータさん？」

ベジータ「悟飯。考え事してるから後にしてくれ」

悟飯「あ、はい」





ベジータ(それ以降は至って普通に正史通りに進んだ)

ベジータ(カカロットはフリーザを倒し、ヤードラット星に(

ベジータ(そして数ヶ月後出来上がったポルンガで早速ナメック星を復活させ、ナメック星人共は新ナメック星に帰って行った…)

ベジータ(………後1つはナメック星人が何か叶えたんだろう)

ベジータ(多分別に重要な伏線じゃないと思うから安心しろ貴様ら)

ベジータ(…結局、またカカロットに追い抜かされてしまった…)

ベジータ(…くそったれ…)

ｳｨｨｨｨ…




コルド「ほほぅ。ここが地球か」

メカフリーザ「結構高値で売れそうな星じゃあないか」

メカフリーザ「孫悟空を殺した後全員殺して売却しよう」

コルド「それもいいな」

メカフリーザ「そうだ。見せしめとして1、2つ街を壊してこよう」

コルド「あまり土地を傷つけるなよ。でないと価値が下がってしまう」

メカフリーザ「分かってるよパパ。ちゃんと地球人だけ殺してくるから」

メカフリーザ「？」






ｳｨｨｨｨ…

トランクス「なんとか過去に来れたが…」

トランクス「巨大な2つの気がある所へ移動しよう」

トランクス「…あそこか？」





メカフリーザ「ほえー」

コルド「おほ…」

部下「」

ベジータ「けっ。所詮この程度か」ｼｭｲﾝｼｭｲﾝｼｭｲﾝ…

トランクス「」

ヤムチャ(お、おいベジータって超サイヤ人に変身できたっけ？)

クリリン(俺に言わないで下さいよ…)

天津飯(僅か1年弱であれ程…)

トランクス「……何…これ…」

ベジータ「…ふぅ」ｼｭｩｩｩｩ…

ベジータ「……」

ベジータ(ようトランクス。余りにも遅いんでもう倒しちまったぜ)

トランクス(と、父さん！？なんで僕の事を…)

ベジータ(ちょっと面貸せ)





ベジータ トランクス「～」

ヤムチャ「ベジータ…あいつと何話してんだろ…」

ピッコロ「………！？」

トランクス「え…僕より更に後の未来から？」

ベジータ「そうだ。この後人造人間が復活する事もセルと戦う事も、そしてその後の事も全てな」

トランクス「はぁ…て、セルって誰ですか」

ベジータ「細胞」

トランクス「？？？」

ベジータ「兎に角大体の事情は知っている」

ベジータ「薬も俺から説明して渡しておこう」

トランクス「え…あ、はい」

ベジータ「それとトランクス」

トランクス「ハイッ！」

ベジータ「こんな奴ら見た事あるか？」

トランクス「………」

トランクス「父さん…絵汚い」

ベジータ「うるさい」

トランクス「…さあ？分かりませんけど」

トランクス「杖？」

ベジータ「ああ。二人共。形は違えど持っていたな」

トランクス「分かりました。調べておきます」

ベジータ「そうそうトランクス」

トランクス「ハイッ！」

ベジータ「……そろそろ彼女作っとけよ」

トランクス「…」

トランクス(何故童貞がばれた…)





ヤムチャ「あ、帰っていった」

悟飯「なんだったんだろう…」

ベジータ「すまない。戻ったぞ」

ピッコロ(おいベジータ)

ベジータ(なんだピッコロ)

ピッコロ(貴様未来人など聞いてないぞ)

ベジータ(……)

ベジータ(やばい…ナメック星人地獄耳だったのすっかり忘れてた…)

ピッコロ(うんとかすんとか言わんか)

ベジータ(……あ、ああうん)

ピッコロ(一部始終話してもらおうか)





ベジータ ピッコロ「～」

チャオズ「今度はピッコロと…」

ヤムチャ「ピッコロ内容分かったのか？」

ピッコロ「…よ、よし俺がまとめるぞ…」

ピッコロ「3年後 人造人間強襲&孫心臓病」

ピッコロ「人造人間強いから孫助けてー」

ピッコロ「後ゲロが最終兵器でセルとかいう俺の兄弟を作った」

ピッコロ「……」

ベジータ「ああそうだな(適当)」

ピッコロ「と、とりあえず要点は分かったからトランクスの事を隠しつつ説明しておこう」

ピッコロ「後セルはよく分からんから省くからな」

ベジータ(言う事は然程変わってなかったからよかった…)



ピッコロ「～」

悟空「へぇ…オラワクワクしてきたぞ！」

クリリン「フリーザより強い奴なんて悟空とベジータしかいねぇよ…」

悟空「にしてもベジータが超サイヤ人になってたのはおでれえたぞ…」

ベジータ「ふっ。まぁ色々あってな」

悟空「この後オラと組み手しようぜ！」

ベジータ「ああいいぞ。まぁその前にそろそろ帰らんとな」

ベジータ「ブルマが痺れを切らす頃だ」

悟空「へ？」

ヤムチャ「ベジータの奴ブルマと付き合ってんだと」

悟空「いいい！？ヤムチャおめえブルマに振られたんか！？」

ヤムチャ「」

天津飯「孫…傷にウォッカかけるな」

悟空「うぉっかってなんだ？」

ベジータ(純粋って怖いな)

ブルマ「お帰り～！ベジータ！」

ブルマ「あ、誰かと思ったら孫君じゃない！」

悟空「おっす！」

ブルマ「まま。ゆっくりくつろいで頂戴」

ブルマ「全く…いきなりフリーザフリーザって出てった時は驚いたわよ…」

ブルマ「ま、超サイヤ人には敵わなかったみたいだけどねー」

ブルマ「…怪我ない？」

ベジータ「そんな心配せんでもいい」

ブルマ「コーヒー入れといたから好きに飲んでどうぞ」

ベジータ「すまないな」

ブルマ「後お風呂も沸いてるから好きに入ってどうぞ」

ベジータ「すまないな」

ブルマ「…そうそう…えっと…」

ベジータ「…修行終わった後でな」

ブルマ「ベジータの意地悪ー」ﾌﾟｸｰ

悟空「」

ヤムチャ(糞画亜亜亜亜亜亜亜亜！)

クリリン「ヤムチャさん落ち着いて！」

ベジータ(はぁ…)

ベジータ(まさか前より早くこんな関係になるとは…)

ベジータ(それもこれもあの忌々しいキャンプのせいだ！)

～1ヶ月程前～

ベジータ「オーイチョットー？」

ベジータ「オーイ！チチー！」

チチ「？何だべ？ベジータさ。こんな遅くに」

ベジータ「いや、悟飯を呼びに来た」

チチ「悟飯ちゃんなら部屋で勉強中だべ」

ベジータ「なんだ。まだ終わってないのか」




悟飯「あ、ごめんなさい。ベジータさん。もう直ぐケリつきますから」ｶﾘｶﾘ

チチ「？ベジータさー。まさかまたファイヤードラゴンと遊ぼうとしてるだか！？」

ベジータ(ファイヤーじゃねー)

チチ「どちらにしろもう暗いから駄目だぞ！悟飯ちゃん！」

ベジータ「何言ってやがる。キャンプは夜じゃないと意味なかろう」

チチ「へ？」

クリリン「おーい！ごはーん！」

ブルマ「もう皆いるわよー！」

チチ「……」




ベジータ「あーくそ！また失敗しちまった！」

ウーロン「ベジータの奴また失敗しちゃってるよ」

ベジータ「なら豚！貴様がやれ！」

ウーロン「やなこーった」

ベジータ「くそったれー！」

クリリン「ベジータ…もう飯ごうは俺やっとくから魚獲りに行きなよ…」

ベジータ「何だと！？」

ブルマ「ま、サイヤ人は狩猟要員ものね」ｸｽｸｽ…

ベジータ「…ちっ」

ベジータ「まさかサイヤ人の王子であるこの俺があんなに馬鹿にされるとは…」

ベジータ「くそぉ…」

ベジータ「チクショォォォ！元の世界に戻れんわ戦闘力5未満の奴に馬鹿にされるわ」.

ベジータ「ストレスたまるぅぅぅぅ！」

ベジータ「はぁ…はぁ…」

ベジータ「……何故こんな怒っているのに超サイヤ人になれないんだ」

ベジータ「あ、純粋じゃなかった」

ベジータ「…ここか」






クリリン「よーしこの位でいいだろ」ｺﾄｺﾄ…

ブルマ「やっぱりキャンプといえばカレーよね」

悟飯「ヤムチャさんも来れば良かったのに…」

ウーロン「どーせじーさんと一緒にAV鑑賞会でもしてんだr
ｹﾞﾝｺﾂ!!

ブルマ7「何子供に吹き込んでんじゃ…」

悟飯「AV？」

クリリン「ほ、ほら居たろ、ポケモに」

悟飯「それってイーブイじゃ…」




ベジータ「よーし。これなら豚み満足するだろう…」

ベジータ「さてと…それじゃあ帰…」

ベジータ「っ！？」




クリリン「…」

悟飯「クリリンさん…これって…」

クリリン「っ後ろだ悟は」ﾊﾞｷｨｯ‼

クリリン「うっ…」ﾄﾞｻ…

ブルマ「え、あ…」

悟飯「クリ…」

悟飯「…リ……」

ｶﾞｼ

ウーロン「お、おい…あ、あああありゃ…」




ドーレ「こいつが超サイヤ人か？」

ネイズ「んな訳ねぇだろ数値が低すぎる」

ブルマ「う、嘘…フリーザ軍の残党…」

ブルマ「でも戦闘服とか少し違う…」

ドーレ「んー？地球人か？」

ネイズ「戦闘力一桁だってよ流石に低い」

サウザー「目撃者がいると面倒だ。始末せねばな」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ブルマ(勝手にカレー食うなー)

ﾀｯ

サウザー「おお？これはこれは」



サウザー「裏切り者ベジータ様じゃないか」

ベジータ「…」

ベジータ「チビを離せ」

ドーレ「…へっこいつか」ﾌﾞﾝｯ

ｺﾞｯ

ネイズ「おお。結構戦闘力高ぇじゃねえか」ﾋﾟﾋﾟ…

ネイズ「まぁ相手にゃならなそうだが」

サウザー「クウラ様によれば戦闘力をコントロールできるようになったとか」

サウザー「まぁ退屈しのぎにはなりそうだ」

ベジータ(クウラ？)

ベジータ「闘る前に聞いておこう。貴様らは何者だ」

サウザー「クウラ機甲戦隊！」

サウザー ドーレ ネイズ「はぁっ！」ｺﾞｫｯ

ベジータ「ブルマ！豚！悟飯とクリリンを！」ｺﾞｫｯ

ブルマ「え、う、うん！」

ドーレ「ぬぉっ！」ｶﾞｯ
ネイズ「へりゃ！」ｶﾞｯ
サウザー「はあっ！」ｶﾞｯ

ベジータ「成る程…ギニュー特戦隊とは格が違う」

ベジータ「だがどうした！」ｺﾞｫｯ

ドーレ「くっ！」ﾎﾞﾎﾞｫ‼

ベジータ「遅い！」

ネイズ「ぐおおっ！？」ﾎﾞﾎﾞｫ‼

ネイズ「……」

ネイズ「危ねぇだろドーレ！」ﾎﾞｺ

ベジータ「ほう。こりゃ面白い」

サウザー「中々やるじゃないかベジータ」

ベジータ「貴様らもな」

ベジータ「？」



ブルマ「あ、あああ…」

ウーロン「ふ、ふふふふ…」

ベジータ「……なっ…」


クウラ「…」

ベジータ(あれがクウラ…？)

ベジータ(確かにフリーザそっくりだが…)

ベジータ(フリーザは一人っ子の筈…)

クウラ「サイヤ人は皆殺しだ」

ﾋﾞｯ

ブルマ「へ？」

ベジータ(くそっ…あれじゃ4人共…)

ｺﾞｫｯ



ブルマ「……ベジータ？」

ベジータ「ば、馬鹿野郎…目立つ所にいる…」

ｶﾞｸ…

ウーロン「ベジータ！」

サウザー「好機！」ｺﾞｫｯ

ｶﾞｼ

ブルマ ウーロン「へ？」

ベジータ「飛ばすぞ貴様ら…」

ｺﾞｫｯ‼

サウザー「なっ…」

クウラ「逃がすかっ！」ｺﾞｫｯ

ベジータ(さ、流石に4人+ドラゴンは無理があったか…)

ﾋｭｩｩ…

ブルマ「ギャァァアア！落ちる！落ちる！」

ウーロン「死にたくなァイイイ！」

ｻﾞﾊﾞｧｯ‼

クウラ「はぁっ！」ﾎﾞﾎﾞｫ‼

ﾄﾞｫｫｫﾝｯ‼





クウラ「間一髪逃げたか…」

クウラ「まだ遠くには行ってない筈だ！この周辺を捜しだせ！」

サウザー ドーレ ネイズ「はっ！」

ベジータ「ぐ…そ…」

クリリン「」

悟飯「」

ウーロン「お、おい悟飯！クリリン！」

ブルマ「駄目…気絶してる…」

ベジータ「ぶ、ブルマ…」

ブルマ「何？」

ベジータ「すまん…がカリン…塔に行って…仙…」

ブルマ「ええっ！？あたしが！？」

ウーロン「この状況だと必然的にそうなるよな」

ブルマ「たまには働けこのエロ豚！」

ブルマ「う、うーん…生憎今ジェット機のカプセル持ってないのよ…」

ハイヤードラゴン「～」

ブルマ「」






ブルマ「うぇぇん！なんでこうなるのーー！？」ｺﾞｫｯ

ハイヤードラゴン(知らんな)

ブルマ「お腹は空いたわ敵に襲われるわもう嫌よ…」

ブルマ「…はぁ…着くまで寝るか…」





ブルマ「う、うーん？」ｺﾞｫｯ

ブルマ「もう朝か…」

ブルマ「あ、あれあれ！」

ハイヤードラゴン(高っ)

ブルマ「カリンさーん？ヤジロベー！？」

カリン「なんじゃ小娘」

カリン「それと己の肉体のみでここまで来んと儂ゃ入らせんぞ」

ブルマ「え、あ、どうしよ…」

ヤジロベー「何言ってんだオメー。どうせまた仙豆くれってんだろ」

ヤジロベー「態々登れねぇ奴をここに来させるってのはそれ程緊急事態ってこったろ」

カリン「……まぁよかろう」

ブルマ「ありがと…」




ブルマ「はい。ファイヤー」

ハイヤードラゴン「」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ブルマ「よーし出発進行！」ｺﾞｫｯ

ブルマ「て速っ！あまり飛ばさないでよー？見つかっちゃうんだから…」

ハイヤードラゴン(大丈夫だ。問題ない)

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ…

サウザー「ん？この星の生物にしては高い数値だ」ﾋﾟﾋﾟ

ブルマ「げっ…カレー男…」

サウザー「はぁっ！」ﾎﾞﾎﾞｫ‼

ハイヤードラゴン(ダニィ！？)ﾄﾞｫｫｫﾝｯ‼

ブルマ「きゃぁぁぁぁ！？」ﾋｭｩｩ…

ｶﾞｼ

ブルマ「ふ、ふぃ～助かった…ありが…」

ドーレ「どーも」



ブルマ「ギャァァァ！助けて！ファイヤー！ファイヤー君！ねえねえほら！」

ドーレ「ジタバタ動いたって無駄だ。誰も助けになんか来ねえぜ」

ドーレ「交渉には使えそうだからな」

ドーレ「とりあえず気絶しろっ！」ﾌﾞﾝｯ

ﾎﾞﾎﾞｫ‼

ドーレ「ぐおおっ！？」ﾄﾞｫｫｫﾝｯ‼

ドーレ「あ、離しちまった」






ブルマ「い、いたた…」

ブルマ「ファイヤー君が居なければ即死だったわよ…」

ハイヤードラゴン(人をクッション代わりにしないで…)

ブルマ「さあ！今のうちに飛ばすわよ！」

ハイヤードラゴン(解せぬ)ｺﾞｫｯ





サウザー「誰だ貴様。ナメック星人の様だが…」

ピッコロ「貴様らに名乗らせる義理などない」

ドーレ「生意気な事言ってくれるぜ…」

ネイズ「ついでにサイヤ人の事も吐いてもらおうか…」

ｸﾞｲ

ﾄﾞｻ…

ピッコロ「ふん。雑魚が…」

ピッコロ「わだだだだ！」ﾊﾞｷﾎﾞｺﾄﾞｺﾞｫｯ

ドーレ「くっ…やってくれるぜ！」

ピッコロ「わだぁっ！」ﾊﾞｷｨｯ‼

ドーレ「ごはっ！」

ピッコロ「ハァァツ！」ﾎﾞﾎﾞｫ‼

ネイズ「危ねっ」

ﾎﾞﾎﾞｫ‼

ドーレ「こ、こんなの跳ね返…」

ドーレ「ぐ、ぐおお！？」

ﾄﾞｫｫｫﾝｯ‼

ネイズ「ドーレェェェ！？」

ピッコロ「余所見してる場合か？」

ネイズ「馬鹿め！」ｶﾞｼ

ピッコロ「がぁぁぁぁ！」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ…

ネイズ「ははっ！後何分もつかな？」

ピッコロ「…さあな？」ｶﾞｼ

ネイズ「ぐぁぁぁぁ！？」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ…

ピッコロ「…ふう」

サウザー「くっ…」

ピッコロ「後は貴様だけか…」

ブルマ「はぁ…はぁ…」

ウーロン「あ、おーい！ブルマー」

ブルマ「やっとついた…」ﾄﾞｻ…

ウーロン「大丈夫か？ハイヤードラゴン」

ブルマ「そ、そんな事より仙豆…3つ…」

ウーロン「わ、分かった」

ウーロン「ほれ。クリリン。悟飯。食え」

ﾓｸﾞﾓｸﾞ…

クリリン「…う、ウーロン？」

ウーロン「事情は後だ。さっさとここから逃げるぞ！」

悟飯「ベジータさんは？」

ブルマ「今仙豆を渡…」

ﾎﾞﾎﾞｫ‼

ブルマ「つっ！？…」

クリリン「せ、仙豆が…」

サウザー「はははっ！残念だったな」

ブルマ「えっ！？さ、さっきのカレー男！ピッコロは！？」

サウザー「ふふふ。ピッコロ？ナメック星人か…ナメック星人ならクウラ様に殺されたさ」

クリリン「な、何っ！？」

悟飯「ぴ、ピッコロさんはもう生き返らないんだぞォォッ！」ｺﾞｫｯ

ﾊﾞｷｨｯ‼

悟飯「がはっ…」

クリリン「悟飯っ！」

サウザー「雑魚は引っ込んでいろ！」

クリリン「だ、誰が雑魚だってェェェ！？」ｺﾞｫｯ

ウーロン「な、なんてこった…」

ブルマ「どうしよう…」

ブルマ(…はっ！)



ヤジロベー『おいパンツ女』

ブルマ『誰がパンツじゃ！』

ヤジロベー『これも一応持っていけ』

ブルマ『え？』

ヤジロベー『ほんのおまけだ』



ブルマ「ウーロン…これ」

ウーロン「え？」

クリリン「くそっ…」

サウザー「今更足掻いても無駄な事位承知だろう？」

ブルマ「それ以上やったら許さないわよ」

サウザー「？」

ブルマ「この外道…」
ﾊﾞｷｨｯ‼

ブルマ「うあっ…」

サウザー「すまん。聞こえなかった。もう一度」

ブルマ「っ…」

サウザー「…！？」ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ…

ﾎﾞﾝｯ

サウザー(なんだ今の数値は…まさか…)







ベジータ「…」ｻﾞｯ…




サウザー「なっ…」

ﾌｯ

ベジータ「失せろ」

ﾊﾞｷｨｨｨｯ‼‼

サウザー「ぐあっ！？」

ﾋｭｩｩ…

ﾄﾞｺﾞｫｫｯｯｯ‼‼

クリリン「や、やっと来た…か」ｶﾞｸ…

ブルマ「べ、ベジータ…」

ベジータ「…ブルマすまん。危険な事をさせて…」

ブルマ「別に？この位の修羅場。慣れっこよ」

ベジータ「っ…」







クウラ「…どうやら復活したみたいだな」

ベジータ「…お陰様で全快だ」ﾊﾞｷﾎﾞｷ

クウラ ベジータ「第2ラウンド始めるか」

今日は少し早いけど終了。次回とびっきりの最強VS最強！！

本当はフリーザ戦で覚醒させようかと思ったけどあまりにもベタな展開だったため正史通りに変更

その代わり黒幕さんに会ってもらってます。まぁ多分もう分かる人もいると思いますが

明日も是非見ていってね

遅れてサーセン。別に凍って動けなくなった訳じゃないのでご安心を

後界王様なんで居んの





クウラ「ふははは。ベジータ…まさか貴様が俺達に反乱を起こすとは…」

クウラ「愚かな猿よ…まぁ、超サイヤ人になった事は一応褒めてやるが」

ベジータ(こいつは超サイヤ人がどんな奴かは知っていなさそうだ…)

ベジータ(とはいえフリーザよりも一味違う様だがな)

ベジータ「フッ。そうだ。俺があのフリーザを倒してやった」

ベジータ「まさかフリーザに兄弟がいるのは想定外だったが…」

ベジータ「だからどうした…今更多少強い貴様が来て何になる？」

クウラ「闘えばわかるさ…」




クウラ ベジータ「………」

ベジータ「」ﾌｯ

クウラ(速いっ！)

ﾊﾞｷｨｯ‼

クウラ「がっ…」

ベジータ「だだだだっ！」ﾊﾞｷﾎﾞｺﾄﾞｺﾞｫｯ

ﾊﾞｷｨｯ‼

クウラ「おおっ！？」ｺﾞｫｯ

ベジータ「でりゃぁああっ！」ｺﾞｫｯ

ｶﾞｼ

ベジータ(何っ！？)

クウラ「ふはは。俺は弟の様には行かんぞ？」

ベジータ(ちっ…！)

クウラ「はぁっ！」ﾌﾞﾝｯ

ｶﾞｼ

クウラ「なっ…」

ベジータ「舐める…」

ベジータ「なッッ！」ｶﾞｯ‼!

クウラ(頭突きかっ！)ｺﾞｫｯ…

ベジータ「攻撃は手足じゃなくても出来るんだぞ！」

ｺﾞｫｯ…


ｷｷｰ ｯ



ﾀｯﾀｯ…

クウラ「ほう…」

ベジータ(ブルマの所から大分離れたな…)

ベジータ(さてどうするか…)

クウラ「ふはははは…」

ベジータ「？」

クウラ「はーっはっはっは！」

ベジータ「何を笑ってやがる…」

クウラ「まさかここまでやるとはな…」

クウラ「まんざらデタラメでもないようだ」

クウラ「…が、残念ながら貴様が大ボラを吹いてるのはとっくにバレている」

ベジータ「何？」

クウラ「かつて…我が一族の先祖はこう語っている…」

クウラ「『金色に光るサイヤ人に気をつけろ』とな」

ベジータ「っ！？」

クウラ「図星か…とは言ってもこれは父でさえ知らなかった情報だ。超サイヤ人を調べている時に古い書物に記されていてなぁ…」

クウラ「まぁ、まだ本気を出していない所を見ると強さだけなら弟に一矢報いるのは可能かもしれん…」

クウラ「だが相手が悪かったな…」

ベジータ「…？」

クウラ「後一回…」

ベジータ(何だと…！？)

クウラ「後一回…俺は弟より多く変身できる」

ベジータ(くそったれが…この状態でも下手すればフリーザ以上のパワーを持っているかもしれんのに…！)

クウラ「光栄に思うがいい…！この変身を見せるのは、貴様が最初で最後だぁぁッッ！」

ｺﾞｺﾞｺﾞ…

ベジータ「ぐっ…！？」

クウラ「ァァァァァァァァァ…！」

ベジータ(な 、なんて気だ…フリーザの何倍あるんだ…！？)





クウラ「さぁ…始めようかァッ！」ｶﾞｼｬ

ｺﾞｫｯ‼

ベジータ「なっ！？」


ﾄﾞｺﾞｫｫｫ‼







ブルマ「ベジータ…」

クウラ「……」ｻﾞﾊﾞｧｯ…



ベジータ「はぁ…はぁ…」

クウラ「タフだな。然程手加減してなかったが」

ベジータ「ハァァァァ！」ｺﾞｫｯ‼

ｺﾞｫｯ…

クウラ「阿呆が」

ﾊﾞｷｨｯ‼

ベジータ「ごはっ！？」

クウラ「動きが鈍すぎてあくびが出るぞ」

ベジータ「ちっ！」ｺﾞｫｯ‼

ベジータ「はぁっ！」ﾌﾞﾝｯ

ﾌｯ

ベジータ(は、はや

ﾊﾞｷｨｨｨｯ‼‼









クウラ「死んだか…」ﾀｯ…

クウラ「所詮この程度か…」

クウラ「……まぁそう簡単にはいかんか…」ﾁﾗ

ベジータ「はぁ…はぁ…」

ベジータ「ハァアアアアッッ！！！」ｺﾞｫｯ‼

クウラ「…？」

ベジータ「ギャリック砲オオオッッ！！！」ﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞｫ‼

クウラ「小賢しい…っ！」ｺﾞｫｯ…

ベジータ「何だと！？」

ベジータ(20倍界王拳を物とも…)

ﾊﾞｷｨｯ‼

ﾋｭｩｩ…







ﾄﾞｫｫｫﾝｯ‼





クウラ「終わったな…」ﾀｯ…

ベジータ「あ…が…」

クウラ「ふん。不様だな。サイヤ人の王子であろう貴様がこれ程までにズタズタにされるとは…」

クウラ「にしてもよく足掻けたものだ…1人とはいえ我が一族を殺したのだからな」

クウラ「それに敬意を表し、俺も…本気で…」

クウラ「殺すゥゥゥッ！！！」ﾌﾞｫｯ

ベジータ(死んだっ！)

ｽﾞﾄﾞｫｫｫｯ‼








ﾌﾞｼｭｭｭｭ…

ブルマ「ごふっ…」

ベジータ「………あ、あああ…」

クウラ「ちっ！邪魔が入ったか…」ｽﾞﾎﾞｯ

ﾄﾞｻ…









ベジータ「ぶ、ブルマァァァァァァァァァッッッ！！？？」

ブルマ「う、う…」

ベジータ「馬鹿野郎！なんで邪魔しに来た！殺されたいのか！？」

ブルマ「あたしは…借りを…作らない…人…だもの」

ベジータ「借りなど後々返せるだろう！それに…」

ｷﾞｭｯ

ブルマ「ふふ…」

ベジータ「………？」

ブルマ「死ななくて…良かった」

ブルマ「なんか…体が無意識に動いちゃったんだよね…」

ベジータ「喋るな…もう喋るな…」

ブルマ「昨日…馬鹿にしちゃって…ご…」

ｶﾞｸ…






クウラ「ククク…ふふはっはっはっ！はーっははははっっ！」

クウラ「馬鹿な女だ！自分から死にに来おって…」

クウラ「結局寿命を少々伸ばすにしか至らなかった…」

クウラ「本当におめでたい奴だ！！笑わせる！」

ベジータ「……」

ベジータ「…ハァァァァァアアアアアアアアアアッ！！！」

クウラ「？」

ｼｭｩｩｩｩ…

クウラ(あ、穴が塞がっている！？)

クウラ(確かにまだ息をしている状態だったが…)

クウラ(まさかコイツエネルギーを…だが今のベジータにそんなパワーは残ってないはず…！)

ベジータ「………」ｶｯｯ‼

クウラ「ぐおっ！？」








ｼｭｲﾝｼｭｲﾝｼｭｲﾝ…




ベジータ「ぎっ！」

クウラ「なっ…」

クウラ「…そ、そんな大道芸で俺がっ…」ﾌﾞﾝｯ

ｶﾞｼ

ベジータ「…もういい加減にしろ」

クウラ(う、動けん…！)

ベジータ「この星をメチャクチャにしやがって…！」

ベジータ「もう謝っても許さんぞ…」

ベジータ「このクズヤロォォォオッッ！」ﾊﾞｷｨｯ‼

クウラ「ぬぉっ！？」

ベジータ「でりゃあ！」

ﾄﾞｺﾞｫｫｫ‼

クウラ「ぐ、ぐおお…」

ベジータ「…」

クウラ「ククク…成る程。弟が敵わん訳だ」

クウラ「だがっ！！！」

ﾎﾞﾎﾞｫ‼

ベジータ「……」

ベジータ「っ…！？」


ﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞ…

クウラ「ははは！言ったろう！？俺は弟の様に甘くはないとなァ！」

クウラ「この星もろとも…消えてなくなれぇっ！！」

ｺﾞｫｯ

ベジータ「……はぁぁぁぁぁっ！」

ｺﾞｯｯ‼

ベジータ「ぐ、ぐああ…」

クウラ「止められるものなら止めてみろ…！」

ベジータ「地球には…お、落とさせん…！」

ベジータ「が、がああ…っ！」ｸﾞｸﾞｸﾞ…

ｺﾞｯｯ‼

クウラ「ふはははっ！どうだ！これで超サイヤ人も！サイヤ人も！全員消え去った！はははははっ！」

ベジータ「………っ…ああ…」

クウラ「？」

ベジータ「がぁぁぁぁあああああっ！！！」

ﾎﾞﾎﾞｫ‼

クウラ「何ぃっ！？」

ｺﾞｯｯ‼




クウラ「くっ…この程度で俺がやられるか…っ！」

クウラ「おっ！？」




ﾎﾞｫｫｫ…

クウラ「グァァァァ……」




フリーザ『ベジータは残しておく事にしますよ。兄さん』

フリーザ『幾らでも需要がありますからね』

クウラ『………』

クウラ『俺は何も言わん。ただ自分で撒いた種だ。自分で刈れ』

フリーザ『勿論…』

クウラ(…フリーザもまだまだ…甘い…)





クウラ(違う…！甘かったのはフリーザだけではなかった…っ！)

クウラ(甘かったのは…)



クウラ「グォォォォォッッッ！？」


ﾄﾞｫｫｫｫｫｫﾝｯｯ‼‼