思ったより長くなったので2,3回に分かれます
花陽「ご飯のお供」
花陽「ご飯のお供」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439476829/)
にこうみ「ご飯のお供」あんじゅ「私の場合?」
にこうみ「ご飯のお供」あんじゅ「私の場合?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1454767679/)
の続きというかツバサ編です
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1455979711
穂乃果 むすーっ
花陽「さっきからずっとあんな調子なんです」
にこ「あんたなんでむくれてんの?
穂乃果「べーつーにー?」ムスッ
にこ「海未、何か知ってる?」
海未 「ことりがツバサさんと出かける事をさっき聞いたらしくて。それからこの調子で」
にこ「なに?誘ってもらえなかったって拗ねてんの?」ナデナデ
穂乃果 「すねてないもーん」ムスーッ
にこ「拗ねてんじゃないの」
穂乃果「だから拗ねてないってばー!もー!」プンプン
にこ 「ことりにジェラシーしてるのかしら?」
穂乃果 ツーン!
海未 「逆にことりをツバサさんに取られると思ってるのかもしれませんね」
穂乃果「だからそんなんじゃないってば!拗ねてないー!」
花陽 「あのー、ひょっとして…」
にこ「ん?」
花陽 「穂乃果ちゃんもいろんなパンが食べたかった…とか?」
にこ 「そんな!子供じゃあるまいしそれで拗ねたり…」
穂乃果 ドキッ!
にこ 「それで拗ねてんのかい!」
穂乃果 「だって!だって穂乃果がパン大好きなの知ってるのにだよ?ひどいよぉー! あんまりだよぉ~」ォイォイ
ことり 「あ、穂乃果ちゃん!」 がちゃ
穂乃果 「なぁにー?」ムスッ
ことり 「ツバサさんと話したんだけど穂乃果ちゃんも一緒にどうかな?って」
穂乃果 「いくーーっ!」モギューッ
ことり 「やん♪急にどうしたの!?」
穂乃果 「やっぱりことりちゃん大好きっ!」
ことり 「穂乃果ちゃん、苦しいよぉ♪」
海未「現金なものですね、まったく」
にこ 「はー、あほらし。心配して損したほら、さっさと練習始めるわよ!」
穂乃果 「さぁ!はりきっていこー!」
ことり「なにかあったの?海未ちゃん?」
海未 「いえ、普段通りですよ。さぁ、私たちも行きましょう」
~帰り道
ことり「あ、そうだ。穂乃果ちゃん。行ってみたいお店考えておいてね、って」
穂乃果「うん!美味しいパン屋さんでいいんだよね?」
ことり「いいけど、それだと買ってどこかで食べることになっちゃうけど…」
穂乃果「流石にツバサさん連れて公園のベンチでランチは無理か~」
ことり 「かな?ツバサさん人気者だから難しいかも?」
穂乃果 「どうしよう、みんなが知らないお店なんて穂乃果しらないよ?」
ことり 「そっかぁ」
穂乃果「パン屋さんは知ってるけど食べに行くとこでしょ?うーん」
ことり 「困ったね、じゃぁことりが穂乃果ちゃんの分まで調べてとこうかな?」
穂乃果 「あ、行ってみたいお店でいいんだよね?」
ことり 「うん」
穂乃果 「それじゃちょっとみんなに聞いてるよ!それじゃあ明日ね!」
ことり 「うん、また明日~♪」
穂乃果 「さて、雪穂に聞いてもだめだろうし…。誰がいいかなぁ…花陽ちゃん、は違うし凛ちゃんも違うなぁ。真姫ちゃんはとんでもなく高いお店とか言いそうだし。三年生の三人ならなんか知ってるかも?」
~Line
穂乃果:ねぇ、美味しいパンが食べれるオススメのお店とかってある?
絵里:明日食べに行くのよね?パン…あ、サブウェイとか?
穂乃果:なんか違う…かな?美味しいけどね
にこ:にこはフジパン本仕込みをおすすめするにこ!
穂乃果:にこちゃんは料理は知っててもお店は知らないか
にこ: ボケてんだから突っ込みなさいよ!
穂乃果:ごめん、素だと思っちゃった
絵里:私も
にこ:あんたには言われたくないわよ!
穂乃果:じゃあどこかおすすめのお洒落なお店とかってある?
にこ:ん?ちょっと妹達が呼んでるからいくわねー、をほほほ
穂乃果:あ、逃げた
希:うちこの間美味しいお店教えてもらっていったんよ。そこ教えたげるね?
穂乃果:ほんと!?助かるよー!
希:この間神社に観光に来てた人と仲良くなって教えてもらって
絵里: 希?大丈夫なの?ナンパじゃないの?
希:違うよえりち。心配しすぎ。だって女の子やもん。大丈夫!
絵里:それでも!
希:え?なんで?
穂乃果:え?
絵里:え…?えーと……と、とりあえず変な人じゃないのね?
希:へんなえりち。あ、じゃぁ穂乃果ちゃんにそのお店のことあとで送るね?
穂乃果: ありがとー!助かったよ!
希:で、えりちはちょっとうちと話そっか
絵里:え?いや、うん、今度でいいんじゃないかしら?
希:じゃぁねー、穂乃果ちゃん。明日たのしんできてな?
穂乃果:うん!ありがとー、おやすみー!
絵里:おやすみなさい
希:さて、えりち。説明してくれる?
絵里:ぁ、亜里沙がなんかよんでるわ、ハラショーって!
希:そんな呼び方するわけないやん!うちのことなんやと思ってるん?女の子相手にナンパされるってどういう事?
絵里:いや、ほら、言葉の綾で…
希:ふ~ん、えりちはそんな目でうち見てたんや。明日から付き合い考えよっかなぁ~
絵里 違うの!希!違うのよ!
翌日
ことり「遅れちゃうかと思った~」
ツバサ 「おはよう、南さん」
穂乃果 「おっはよー!ことりちゃん!」
ことり 「ぇええ?ことりもしかして遅れちゃった?ご、ごめんなさい!」
ツバサ 「ううん、私は今来たとこだよ?高坂さんは先に来てたけど」
穂乃果 「お腹すかせるために早起きしすぎて…えへへ」
ことり 「穂乃果ちゃんらしいなぁ」
ツバサ 「普段遅いけど遠足とかの日は一番のりするタイプでしょ?」
穂乃果 「そ、そんなことないよ?」
ことり 「穂乃果ちゃん、目が泳いでるよ?」フフッ
穂乃果 「もー!そんなこといいの!ほら、早くいこっ!穂乃果もうお腹ぺこぺこだよぉ~」
ツバサ 「そうね それじゃいきましょっ?最初は誰のお店からいく?」
ことり 「最初はことりでいい?朝食にぴったりなんだぁ~」
ツバサ 「それじゃ行きましょ?」
~カフェ
ツバサ「ここ?」
ことり「そう、ここのリコッタパンケーキがふわっふわでもう凄いんだよ?」
穂乃果 「パンケーキ…おいしそぅ…」
ツバサ 「ふーん、 パンケーキか~」ゴクリ
ことり 「あ、もしかしてツバサさんこういうのは食べ飽きちゃったりしてます…か?」
ツバサ「ん?全然!そんなことないよ?」ウキウキ
ことり 「それならよかった♪」
ことり 「それじゃリコッタパンケーキを3つお願いしま~す」
穂乃果 「ねぇねぇ、あの隣のテーブルに来てるあれがそう?」
ことり 「もー、穂乃果ちゃん、そんななに隣のみちゃだめだよぉ!」
ツバサ 「ふふっ、そんなに楽しみなんだ」
穂乃果 「えへへ、つい…ごめんね?」
ツバサ「可愛いなぁ、 パンケーキくらいでそんなに浮かれてちゃっt…」
店員「お待たせしました、こちらリコッタパンケーキになります」
穂乃果 「うわぁぁ~!」ジュルリ
ツバサ 「ふわぁぁ~」キラキラ
ことり (はい、二人とも可愛い)
ツバサ 「!っ、と、お、美味しそうだね」
穂乃果「うんうん!さ、早く食べよー!」
ことり (ぁ、自制心が働いたみたい)
ツバサ「何?なんか顔についてる?」
ことり「ううん!ナンデモナイノヨナンデモ!」
穂乃果「うんうん!さ、早く食べよー!」
ことり「それじゃ いただきまーす♪」
ツバサ 「ん~!ふわっふわぁ~♪はぁぁ~しあわせ~」ホワーン
穂乃果 「ん~!おいし~ぃっ!」mgmgmgmgmg
ことり 「でしょっ?ことりのイチオシですっ!」
ツバサ「コホン 、美味しいわ。チーズの酸味とシロップの甘みがすっごくマッチしてて」
穂乃果「口にいれたらふわ~って。なんでこんなにふわふわなんだろ!」
ことり 「ふわふわの秘密はメレンゲですっ!マカロン作るときみたいにふわふわにしたメレンゲをケーキのベースにするとこんな感じになるんだよ」
ツバサ(柔らかいんだけどナイフで切っても簡単に崩れる訳じゃないのに口の中だとほどけるみたい。チーズの酸味とシロップの甘みがまた絶妙ね)
ことり(はぁ~チーズの甘みとシロップの犯罪的なコンビネーション!最高だね♪でもふわふわにどんな秘密があるんだろう??メレンゲと生地の混ぜ方にコツがあるのかなぁ?)
穂乃果(どうしよう、もっと食べたい・・コレじゃ足りないよ!)
穂乃果 「ことりちゃん、それじゃこれ作れるの?!」
ことり 「流石にこんなに上手にできないよぉ~ だからこのお店はことりのおすすめなの。ツバサさんのお口に合いますか?」
ツバサ 「はぁ~しあわせ~」
穂乃果 「お気に入りみたいだね!よかったね、ことりちゃん!」
ことり 「うん!良かった♪」
ツバサ 「あ、うん!ごめん、あんまり美味しくて…あはは」
ことり 「そんなに喜んでもらえてことりも嬉しいな」
ツバサ 「はぁ、一応年上の威厳みせたかったんだけどなぁ。美味しいもの目の前にしちゃうとだめだねー」
穂乃果 「ねぇ、もう一つ頼んでもいいよね?」
ことり 「だめだよぉ、このあとべつのお店行くんだよ?せっかくだもん、いろいろ食べたいでしょ?」
穂乃果 「え~、でもこれすっごく美味しいし!」
ツバサ 「じゃあ一つたのんで私と半分こしよっか?」
穂乃果 「ほんと?!」
ことり 「だーめ♪」
ツバサ 「大丈夫だよ、半分なら」
ことり 「だめでーす♪」
穂乃果 「ことりちゃ~ん ね?ツバサさんと半分こなら大丈夫だって」
ことり 「ダーメ」
穂乃果 「今日のことりちゃん強いよ…どうしよう、ツバサちゃん!」
ツバサ 「なんか目が笑ってないから折れた方が良さそうよ?」
穂乃果 「でももっとたべた~い!」
ことり 「ん~、今日どれくらい食べたかは海未ちゃんには黙っておこうと思ったんだけどなぁ~?」
穂乃果 「ひぃ!わ、わかったよ、わかりました!」
ツバサ (今度あいつらつれてきてあげよっと)
穂乃果 「あ、ごめんね、ツバサさん」
ツバサ 「ん?」
穂乃果 「つい、ツバサちゃんって言っちゃって…えへへ」
ツバサ 「あー、そんなの気にしてないよ?好きに呼んでいいよ?」
穂乃果 「いいの?じゃぁ~、ツバサちゃんって呼ぶね?じゃあ穂乃果も好きに呼んでね?」
ことり 「ことりも好きに呼んでください♪」
ツバサ 「うんうん。で次はどうする?」
穂乃果 「次のお店行く前にヘルシーな屋台があるらしいんだけどよってみる?」
ツバサ 「屋台でパン?」
ことり 「ヘルシーなんだ。サンドイッチかな?」
穂乃果 「うん、じゃあ早速いってみよー」
~屋台前
穂乃果「あの辺に~、あ、あれかな?ファラフェルサンドっていうんだって」
ことり 「ラファエル?」
穂乃果 「ファラフェル!食べ過ぎたらことりちゃんに怒られるから3人で分けよっか?」
ことり「もー!怒らないよぉ~!」
穂乃果「ことりちゃんは怒らないけど海未ちゃんが怒るもん!」
ツバサ 「どんなものなんだろう…?」
穂乃果 「実は希ちゃんに教えてもらっただけで穂乃果は食べたことないんだよねー。すいません、一つ下さーい」
店員「はーい、お待たせしましたー」
穂乃果 「おー、これがファラフェルサンドかー」
ツバサ「このポケットみたいなパンってピタって言うんだよね、確か」
穂乃果 「おー、ツバサちゃん詳しいね」
ことり「生野菜のサラダとまん丸なフライ?がポケットみたいなパンに入ってるんだね。可愛い!」
穂乃果 「ふむ、この丸いコロッケみたいなのなんだろう?」
店員「黄色み掛かってるのがガルバンゾのフラァフェルで、緑が透けてるのがえんどう豆のファラフェルです。豆と野菜だけで出来てるから体にも優しいんですよ?」
穂乃果「その頑張るぞ?ってなんですか?」
店員「ガルバンゾ、ですよ。豆の種類でそういう名前なんです」
ツバサ「へぇ、変わった名前」
店員「日本語だとひよこ豆っていうんですよ。最近はスーパーでも簡単に手に入りますよ?」
穂乃果「ことりちゃん…ひよこだって。共食いになっちゃうね?」ウシシ
ことり「もーっ!ひどいっ!穂乃果ちゃーん!」
穂乃果あはは さて…どうやって分けよっか?」
ツバサ「かじっちゃっていいよ?」
ことり「ツバサちゃんはそれでいいの?」
ツバサ「大丈夫だよー、ほらじゃぁ穂乃果からいっちゃって!」
穂乃果 「そう? じゃぁー はむっ」
ツバサ「どう?」
穂乃果 「ぉー、なんだろ…かかってるのが濃厚ごまドレッシングみたいな味」
(マメのコロッケだから水分少ないのかな?でもすごいスパイスの香り。何処の国の料理だろう。インド?)
ツバサ「それじゃわたしも… もぐもぐ。どこの国の料理か知らないけどこのゴマだれっぽいのは日本人受けするね」
(ゴマの風味は確かに和風だけどなんだっけ?この風味…あ、あれだ、タコスの香り!メキシカンなのかなこれ??)
穂乃果 「ここはね、希ちゃんがベジタリアンの人の定番ファストフードだって教えてくれたの。きっと食べたことないから行ってみて?って」
ツバサ 「へぇ。じゃあ希さんってビーガンなだったり?」
穂乃果 「ビーガン?」
ことり「凄い純ベジタリアンな人の事だよ。ベジタリアンっていっても厳密に分けると凄くいろいろあるんだって。ちなみに希ちゃんはお肉だーい好きです」
ツバサ 「じゃぁお肉食べた後こういうのでバランスとってるのね、きっと」
ことり 「さて、それじゃことりも。あーん…ん?!ぴぃっ!」
穂乃果 「あ、ごっめーん!言い忘れてた」
ことり 「ひどいよーーっ!」シクシク
ツバサ 「やっぱり共食い?」
ことり 「もー!ツバサちゃんまでぇ!違うよぉ!ことり、ニンニク苦手なのぉ~。穂乃果ちゃーん…」
ツバサ 「あ、そうだったの?」
穂乃果 「ごめん、美味しくてつい…」モグモグ
ツバサ 「全然反省して無いし。野菜だけなのにニンニクやスパイスの風味で物足りないって感じは全然ないね」
穂乃果 「洋風精進料理って感じ?」
ツバサ 「洋風のガンモドキとかなのかも?お肉たべれ無いけどコロッケ食べたい!って作られたとかさ」
穂乃果 「ね、店員さん、これって由来とかあるんですか?」
店員 「これいつ頃発祥とか由来とかはっきりしないんです。イスラエル発祥らしいんですけどいつのまにか中東一帯で流行ってたみたいなんですよ」
ツバサ「美味しかったら広まっていくよね」
ことり「体にもよさそうだしカロリーも低そう。ニンニクが無ければことりも食べれたんどけど」
ツバサ「ことりちゃんたべれなかったみたいだし次にいこっか。次はことりちゃんも大丈夫だからね」
今宵はこの辺で。ありがとうございました。
すいません、ちょっと忙しすぎて
とりあえず続きを
ツバサ「ついたよ、私のおすすめはここっ!」
穂乃果「す、すぱにっしゅかふぇ?」
ツバサ「ふふっ、どう?お洒落でしょ?」
ことり(ドヤ顔 ツバサちゃん可愛い♪)
穂乃果「かっこいい!さっすがトップアイドル!」
ツバサ「もー!それ穂乃果たちもでしょ?」
穂乃果「えー、でも穂乃果たちトップアイドルって柄じゃないし、こんなお店来た事もないもーん」
ツバサ「穂乃果ちゃんの中じゃお店知ってるかどうかもトップアイドルの基準になるのね」
ことり「スペイン料理って日本人の口に合うって聞いた事あるんだけどどんなのだろ?」
ツバサ「ここのサンドイッチがね、もー病みつきなんだ!」
穂乃果「おー、楽しみだね、ことりちゃん!」
ことり「うん!」
ツバサ「三人ともコーヒーは飲める?」
穂乃果「ミルクと砂糖ありなら!」
ことり「ことりはお砂糖はどっちでもいいけどミルクはた~っぷりがいいな?」
ツバサ「じゃあ、カフェ コンレチェとボカディージョを3つずつお願いしまーす」
穂乃果 「ぉぉお!すごーい!カッコいい!!」
ことり「うんうん!なんか大人って感じ!」
ツバサ「そ、そう?」テレテレ
穂乃果「うんうん!それにしてもボカディージョってなんか強そうな名前だね」
ツバサ「あははは!料理名に強そうって」
穂乃果 えー、でもなんかそんな響きしない?鉄壁のボカディージョ!ほら、なんか強そう!
ことり「鉄壁なんて付けたら強そうになるよぉ~」
ツバサ「じゃあ、鉄壁の穂乃果」
穂乃果「どう?強そう?」
ことり「うーん、可愛いけど」
ツバサ 「全然強そうには思えないな~」
穂乃果「鉄壁のツバサ!」
ことり「それはなんか強そう!」
ツバサ「そう?じゃあ鉄壁のことり?」
穂乃果「ツバサちゃんの進化前?」
ことり「ことりツバサちゃんになっちゃうの!?」
穂乃果「じゃぁ、鉄壁の英玲奈!似合ってない?」
ツバサ 「英玲奈…?」もわもわ
~ツバサの脳内
英玲奈 「フン、カデモトマッタカ?」カキーン
ツバサ「ぶっ、に、似合いすぎて…くくくくっ…だ、ダメだ、ツボに…あははははは」
ことり「もう、人の名前で遊ぶの禁止ですっ!」
穂乃果「ことりちゃんも乗ってたじゃーん」
ことり「ぇ、え~そ、そうだっけ?あ、お料理きたよ?ツバサちゃん大丈夫?」
ツバサ「う、うん、もう大丈夫…あとでこれで弄ってやろっと」
店員「お待たせしました」 コトッ
穂乃果「三角形の想像してたんだけど違うね」
ことり「フランスパンみたいなバゲットのサンドイッチなんだね」
ツバサ「そう!そこにローストチキン、薄めのスパニッシュオムレツ、ハモンセラーノにスライスチーズ!どう?この黄金の取り合わせ!美味しくないわけないでしょ?!」
ことり (ツバサちゃんもテンション分かりやすいなぁ)
穂乃果「ハモンセラーノ?」
ツバサ「スペインの生ハムね、ほらここに入ってるこれこれ」
穂乃果「 おー!具もすごいリッチっ!お肉にチーズにパンなんて美味しくないわけないよね!いっただきまーっす!」ガブッ
ツバサ「ん~!!」
(やっぱりこれこれ!この生ハムの風味がたまんない!)
穂乃果「んまぁ~い!」
(チキンってこれ胸肉だよね?なのにジューシーで柔らかくって癖になるかも!)
ことり「美味し~!」
(トマトとチーズって正義だよね!スペイン料理ってイタリア料理と凄く似てるんだ。今度真姫ちゃん誘ったら喜びそう♪)
ツバサ 「お肉って聞いたら重そうだけど胸肉のローストチキンにハムだからあっさり目でしょ?」
穂乃果「うんうん。胸肉だけどパサパサしてないし生ハムのしょっぱさが効いてていいね」
ことり「バゲットで噛みきれないかと思ったけどぱりっとしてて。オムレツもプレーンじゃなくて色々具が混ざってるんだね」
ツバサ「チーズも具の熱でじわーっと溶けかけて中の具とすごくマッチしてるでしょ?ん~おいし♪」
ことり「はぁ、美味しかった♪」
ツバサ「喜んで貰えてなにより」
穂乃果「 穂乃果まだまだいけるよ?次はどうする?」
ツバサ「サンドイッチ続くのもあれだね、何かある?」
ことり「じゃぁ、ちょっとスイーツ食べにいこっか?この時間だと食べれるかも?」
ツバサ「時間限定のスイーツ?」
ことり「タイミング合わないと食べれないの。すぐ売り切れちゃうし」
穂乃果「なんかプレミア感凄いね」
ことり「売り切れてたらごめんね?」
穂乃果「その時はその時だよ!ほら、早くいこっ!」
ツバサ「ふふっ、穂乃果ったら浮かれちゃって」(どんなケーキかな~?楽しみ~)
ことり(ツバサちゃんも浮かれてるの隠しきれてないなぁ)
穂乃果「おー!可愛いカフェ!ことりちゃん!早く早く!」
ツバサ「ほら、早く入らないと売り切れちゃうよ!」
ことり(ツバサちゃんがこんな人って知れてほんと今日良かったかも)
ことり「あ、お目当ての発見です♪すいません、トライフルのタルト3つお願いしま~す」
ツバサ「あれがそうなんだ。いろいろ乗ってるね」
穂乃果「おいしそ~…早くこないかな~?」
ことり「もー、大丈夫だよ。すぐ来るから」
ツバサ「これ売り切れるの早いの?」
ことり「うん。そんなに数作れないんじゃないかな?」
ツバサ「ところでトライフルってどんなケーキ?」
ことり「トライフルってつまらないものって意味なんだって」
穂乃果「全然つまらなくないよ!すっごくおいしそうだったよ?!」
ことり「もともとの意味がね? ここのお店は他のケーキで作った余り物でトライフル作るから、他のが出来上がらないと作らないんだ」
穂乃果「余り物で作ったからつまらないもの、なんだね。賄いケーキ?」
ことり「うん、そうだね、賄いケーキってぴったりかも」
ツバサ「なるほど、だから出来上がる時間が決まってるのか」
ことり「うん、ケーキの中身もその日作った残りだから日替わりで??今日はタルトになってるけどミニパフェだったりスポンジメインだったり色々なの」
穂乃果「じゃあ、次に来たらまた違うのになってる?」
ことり「たぶんそうじゃないかな?この前ことりが見たのと違うし」
穂乃果「ツバサちゃん、ことりちゃん!」
ツバサ「あ~なんとなく言いたいことわかった」
ことり「またいつか来ようね、って?もちろん!」
穂乃果「来週また来よう!」
ツバサ「はやいよ!?」
穂乃果「えー、毎日でもいいよ、そんなの…」
ことり「来週はあれだけどまた三人でね?」
ツバサ「むしろ他にも誘わない?甘いものはうちの二人も好きだし。甘いもの以外はいろいろ問題あるのが1人いるけど…」
穂乃果「うんうん!」
ことり「そうだね、楽しみだね♪」
穂乃果「さーて、どんなケーキかな?」
ツバサ「ブルーベリーにイチゴ、これはラズベリーかな?」
ことり「で、ヨーグルトベースのクリームの下の層にはカスタードがた~っぷり!」
穂乃果「タルトもサクサクで!ん~おいしぃ!」
ツバサ「やっぱり甘いものはいいね!」
ことり「うん、食べると幸せになるね」
穂乃果「今日は食べてばっかりだからずっと幸せだね」
ことり「うわ~ん!今日はそんな事聞きたくない!聞きたくない!」
ツバサ「あ、あははは…明日からダイエットしないと」
穂乃果「最後はがっつり系でしめだよ!さ、そろそろいこっか?」
ツバサ「おー!」
ことり「あ、二人ともまってよ~」
穂乃果「希ちゃんのオススメなんだって。どれも大満足のボリュームが売りなお店らしいよ?」
無国籍料理のお店
ツバサ「ハードロックカフェみたいな感じだね。で、どれがオススメなの?」
穂乃果「」
ことり「あの、穂乃果ちゃん?」
穂乃果「聞いてなかった…かな?あはは」
ツバサ「えー!もー、しっかりしてよ!」
ことり「今から希ちゃんに聞いてみる?」
穂乃果「ほ、ほら!メニューにサンドイッチってあるからここに載ってるの頼めばきっと大丈夫だよ!」
ことり「でも結構種類あるよ?」
ほのか「じゃあ全部一個ずつ…」
ことり「絶対だめ~!」
ツバサ「流石に全部は無理だね」
ことり「どうやって決める?」
穂乃果「じゃあ、みんなの直感を信じて1人一個づつこれっ!って思うの頼めばいいんだよ!」
ツバサ (ずっとこの調子だと思うとμ’sのみんなって大変だなぁ…
穂乃果「じゃー、穂乃果はこれ!フランセジーニャってのにする!」
ことり「ほんとにここに書いてあるのサンドイッチなのかな。全然名前から想像つかないね」
ツバサ「何語なんだろう。フランセっていうくらいだからフランス?」
ことり「じゃあことりは? ギャッツビーをペリペリソースで。ペリペリソースって名前がかわいい♪」
ツバサ「なんかCMでギャッツビーって聞くね。男性向けのコスメとかのブランドだっけ?」
ことり「きっとなにか由来が有ってこれもそこから来てるんじゃないかなぁ?」
ツバサ「じゃあ私はこのチャカレロっていうやつにしよっと」
ことり「なんか響きが南米っぽいかも?ラテン系って感じ?」
穂乃果「さて、どんなのが来るのかな~?」
次いつか分かりませんが何とか終わらせますので
今宵はこの辺で ありがとうございました
今日で終わります
ツバサ「自分で連れてきておいてブラインドオーダーって凄いな」
ことり「穂乃果ちゃんいつもこな感じだから…あはは」
ツバサ「ことりちゃんも苦労してそうだね」
穂乃果「えーっ!そんなことないよね!?ね?」
ことり「ううん!すっごく楽しいよ?ことり1人だとこんな思い切ったことできないし」
穂乃果「ことりちゃーん!」ひしっ
ツバサ「で、ほんとのとこは?困る事もあるでしょ?ん?」
ことり「ぇ… ちょっとだけ…ほ、ほんのちょっとだけだよ?!」
穂乃果「がーん!」
ツバサ「あははは!でも毎日面白そうだね」
ことり「うん!それはことりが保証します!」
穂乃果「あ、来たよ!」
ことり「ぉお~すごい!」
ツバサ「みんな形バラバラだね」
穂乃果「えっと、穂乃果の前に来たこれがフランセジーニャ?フライドポテト山盛りが添えてあって真ん中にはどーんとおっきなチーズが掛かった…ハンバーグ?あれ?」
ことり「チーズハンバーグにしかみえないね?とろっとろのチーズがおいしそう♪」
ツバサ「ねえ、これほんとにサンドイッチ?っていうかパン要素見当たらないけど」
穂乃果「た、たぶん。これはフォークとナイフじゃないとたべれないね。じゃぁ早速ナイフを…ぉおおお?!」
ことり「ほんとにハンバーグみたい…中からじゅわ~って肉汁なのかな?溢れてきて」
穂乃果「肉じゃないから肉汁じゃないね、パン汁?」
ツバサ「途端においしそうに感じないな、それだと」
穂乃果「お、チーズの一つ下は目玉焼き?!」
ことり「ほんとにハンバーグみたい」
穂乃果「あーん…もぐもぐ…んんん?!!なにこれ!食べた事ないよこんなの!」ガツガツ
ツバサ「ちょ、ちょっと!みんなでわけるんでしょ!」
穂乃果「あ、ごめん、思わず…えへへ。じゃぁ、ツバサちゃん、あーん!」
ツバサ「あーん!もぐもぐ…へぇ!お肉とハム?となんだろう」
穂乃果「はい、ことりちゃんもあーん!」
ことり「あーん…うん、ソーセージ?ピリッとしてるからチョリソーかな?あとなんだろう、このソース?」
ツバサ「美味しいね、甘くて酸っぱくてちょっとだけほろ苦くて」
ことり「サンドイッチでこれが、出てくるって面白いね」
ツバサ「ハムとお肉のサンドイッチに目玉焼きを乗せてチーズをたっぷり。それを焼いたあとにソース掛けてあるんだね。手間掛かってるなぁ」
穂乃果「サンドイッチじゃないね、もう別のこういう料理だよ」
ことり「このポテトもソースとすごくあうんだけどなにで作ってあるんだろう?」
穂乃果「食べた事ない味だね…なんだろう?」
ツバサ「トマトは分かるんだけどこのほろ苦さの正体は?まぁ美味しいからいっか」
(ビールとトマトをメインにしたソースなので三人には最後まで分かりませんでした)
ツバサ「で、私の前に置かれたこのとんでもないハンバーガーみたいなのがチャカレロ?」
穂乃果「サンドイッチっていうかハンバーガーっていうか…肉?」
ことり「希ちゃんきっとこれがオススメだったんじゃないかな…?」
ツバサ「パンの間には肉肉肉!!!って間じゃ収まってないな、皿に溢れかえるお肉!」
ことり「薄切りのお肉なんだね、この緑の細いのはピーマン?」
穂乃果「たぶん違うよ!穂乃果のピーマンセンサーが働かなかったもん!」
ツバサ「ピーマン嫌いなんだ?」
穂乃果「あー!いま子供って思ったでしょ!」プクー
ツバサ「思ってない思ってない!」(可愛い)
ことり(うん、可愛い)
ツバサ「これも丸かじりできそうにない大きさだから切り分けて、と」mgmg
穂乃果「どう?」
ツバサ「うん、お肉はもうみたまんまだけどトマトにマヨネーズだね。緑のは唐辛子とインゲンかな?」
ことり「え、辛いの?」
ツバサ「まぁ辛いっていうほどでも無いかな?シシトウに近い感じでぴりっとしてるくらい。ほら、大丈夫だよ、あーん?」
ことり「あーん…うん、そんなに辛く無いね。お肉の存在感が凄いね」
ツバサ「そうだね。野菜でだいぶマヨネーズの油っぽさは流されてるけどお肉の脂がこの量の野菜じゃ足り無い感じ?」
穂乃果「ツバサちゃん!ほら、穂乃果にも!あーん!」
ツバサ「はいはい、あーん!」
穂乃果「おぉお、これがっつりしてるね!穂乃果は好きだよ?」
ツバサ「うん、私も好きだよ。でも今日はちょっと食べ過ぎだから少し重く感じるのかも」
ことり「今度食べるときはもっとお腹空いてるときがいいかな?」
穂乃果「で、ことりちゃんの前に置かれてるのがギャッツビー?」
ことり「みたいだね。赤が基調なんだ」
ツバサ「ケチャップかな?見えてるのもお肉っていうよりハムっていうかソーセージの凄く太いやつみたいだね。フライドポテトも添えてあるんじゃなくて挟んであるって変わってるね」
ことり「ボロニアソーセージっていうやつかな?それかお肉のパテかも?」
穂乃果「ほらほら、早く食べてみて!」
ことり「じゃぁ もぐm…」 バタっ
穂乃果「こっ、ことりちゃん!?」
ツバサ「あれ?ニンニク入ってるのかな?そんなにニンニク臭く無いのに」
ことり がばっ! ぐびぐびぐび
穂乃果「こ、ことりちゃん!?」
ことり「あ、あんまり美味しくて…」ヒクヒク
ツバサ(なんかやばそう…)
穂乃果「そんなに!?」
ことり「はい、穂乃果ちゃん、あーん?」
穂乃果「あーん んー…ん?」バタ
ツバサ(あ、やっぱりやばいやつだ)
ことり「はい、ツバサちゃんも!」ニッコリ
ツバサ「え?いや、私はそろそろお腹いっぱいかな?なんて…」
ことり「あーん?」
ツバサ「いや、だから…」
ことり「あーん!」ニコニコ
ツバサ「覚悟するか あーん… うん、うん、分かった」グビグビ
穂乃果「ひどいよことりちゃん!こ、これはなに?!」
ことり「きっとこのペリペリソースっていうやつだね、注意書きくらいしておくべきちゅん!」プンプン
ツバサ「ある程度あんじゅに連れまわされて耐性ついてるとはいえなんだこれ…」ヒリヒリ
穂乃果「あまりの辛さに気絶しちゃったよ」
ツバサ「辛いサンドイッチとか聞いたこともないよ」
ことり「どうしよう、残り…」
ツバサ「…もう一口づつ食べるしか」
穂乃果「残すのもったいないしね」
ことり「ぇえええ!?た、食べるの?」
穂乃果「うん、いける、いけるよことりちゃん!」
ことり「いや、無理だよ、ダメダメ!」
ツバサ「諦めたらそこで試合終了だよ?とりあえず私ももう一口…うん。辛いけど美味しい。ほら、ことりちゃんも!」
ことり「ことりはゲームセットでいいもん!」
ツバサ「ほら、お口あけて??」
ことり「やだぁ ほ、ほのかちゃぁん!」
穂乃果「うっひっひ…死なば諸共だよ!」ガシッ
ことり「二人とも怖いよぉ」ウルウル
ツバサ(うわぁ、なんかことりちゃんの反応えろいなぁ…)
ことり「わかった、穂乃果ちゃん、さきにあーん、してあげるから食べて?」
穂乃果「うん、その後ことりちゃんも食べるんだよ?」
ことり「うん。じゃぁ、穂乃果ちゃん、あーん」
穂乃果「あーん…」
ことり「目も瞑って?」
穂乃果「こう?あー…もがっ!」
ことり「えへへ、頑張ってね穂乃果ちゃん?」
穂乃果「*+P%$S*A+EW*?!」
ツバサ「全部詰め込んじゃったよこの子…」
ことり「ほら、穂乃果ちゃん!早く飲み込ま無いと窒息しちゃうよ?頑張って?ふぁいとだよっ!」
ツバサ(こ、こぇええええええ)
ことり「あ、ツバサちゃんももう一口食べたかったかな?」ニコニコ
ツバサ「いえ、めっそうもありません、ことりさん!」
穂乃果「はぁはぁ、 死ぬかと思った…」
ことり「ことりを虐めるからですっ!」プンプン
ツバサ「うん、ことりちゃん追い詰めちゃダメってことはわかったよ」
ことり「あんじゅさんならたべれるのかな?」
ツバサ「あー、あいつなら喜んで食べるだろうな」
穂乃果「そんな事聞いたらあんじゅさんとはご飯いくの考えちゃうよ」
ツバサ「そうだぞ、ほいほいついて行くととんでもない目にあうぞ?」
穂乃果「しかし辛いサンドイッチかぁ。世界は広いね」
ことり「ほんとだね♪」
ツバサ「さて、お腹もいっぱいだしそろそろ帰ろっか?」
~帰り道
穂乃果「ねぇ、ことりちゃん!今度パンケーキ作ってよ?」
ことり「ぇええ・・あんなにふわふわにはできないよぉ~」
穂乃果「ことりちゃんならできるって!ファイトだよっ!」
ことり「ファイトでできるものかなぁ・・・」
ツバサ「そのときはぜひ私も呼んでほしいな?」
ことり「うん、そのときはもちろん!」
ツバサ「しかしすごいなー、パンケーキ作るのかぁ」
穂乃果「あんなにふわふわには無理だけど穂乃果でもパンケーキ自体は出来るよ?」
ツバサ「え?そうなの?!」
穂乃果「あんなにふわふわは無理だしことりちゃんみたいにうまくは出来ないとおもうけどね」
ことり「パンケーキってホットケーキみたいなものだからそんなに難しく無いと思うよ?」
ツバサ「そ、そっか・・」
穂乃果「ほら、穂乃果も一応?和菓子屋の娘だし。っていってもことりちゃんや海未ちゃんにはとてもかなわないけどね」
ことり「やっぱりにこちゃんがいるとね。にこちゃんはいろいろ出来すぎちゃうからね~♪」
ツバサ「そ、そっか、意外とみんな料理できるんだ・・」
穂乃果「どしたの?」
ツバサ「いや、私達って誰か料理できたっけ、って思って」
ことり「ツバサちゃんは?」
ツバサ「正直長い間包丁触ったことさえないなぁ?」
穂乃果「あんじゅさんと英玲奈さんは?」
ツバサ「そういやあいつら料理できるのかな?」
ことり「あんじゅちゃんって女子力高そうだもん♪」
ツバサ「料理・・料理・・みたことないような・・・」
~アライズLine
ツバサ『ってことでさ、今更変な事聞くけど二人って料理できるの?』
あんじゅ『私は中学の家庭科以来包丁触って無いかなぁ』
英玲奈『まぁあんじゅは実家だしな』
あんじゅ『あ、でもチリトーストとかそういうのなら作るよ?』
ツバサ「それって料理ってレベル?」
英玲奈『まぁ一応料理じゃないのか?』
ツバサ『英玲奈も私も寮で料理なんてしないしねぇ』
英玲奈『ん?たまに料理してるぞ?知らなかったのか?』
ツバサ『え?うそうそ!ほんとに?今度何か作ってよ!』
英玲奈『いいぞ、板わさでいいなら部屋に来ればいまからでも』
ツバサ『しぶいな!ってかそれ料理っていえるの?!』
英玲奈『仕方ないだろ、部屋で作れる料理なんて限られてるんだから。じゃぁ酒盗茶漬けとかはどうだ?』
あんじゅ『あなたなのね。寮のゴミ箱から塩辛の瓶とかかまぼこの板とか出てくるからだれかお酒飲んでるんじゃないかって変な噂たってた原因・・』
英玲奈『失礼な。酒なんか一滴も飲んでいないぞ!』
あんじゅ『飲んで無くてもそんなものゴミに出してたら疑われるわよそりゃ』
ツバサ『しかし好みがおっさん臭すぎて・・』
あんじゅ『ホントよ、もう。寂しい中年のおじさんみたいじゃない』
英玲奈『少なくてもカプサイシン中毒のお前には言われたくは無いな!』フン
ツバサ『火を使って料理とかはできないの?』
英玲奈『するぞ?焼き芋とか』
ツバサ『どこでやいてんだよ!てかそれ料理なの?!』
英玲奈『神田明神で落ち葉炊きでな。たまーに肉も焼くぞ?』
あんじゅ『あなた一人でなにしてるのよまったく・・』
英玲奈『一人じゃないぞ、東條と小泉と一緒にだな?こう・・』
ツバサ『え?なにしれっと言ってるの?!そんな仲だったの?!』
あんじゅ『あとそれも料理って言っていいの?』
英玲奈『料理・・かどうかは微妙だが間違いなく調理だぞ?』
ツバサ『結果としてうちのメンバーでは誰も料理できないってことなんだね、やっぱり』
あんじゅ『ママのしてるのを見たり手伝ったりはしてるからできると思うけど』
英玲奈『だからできるって言ってるじゃないか。知識もそれなりにあるし。ほんと失礼だなお前は!』
ツバサ『知ってるのと実際するのは全然違うでしょ?」
あんじゅ『そういうツバサが一番できる気配ないんだけど』
ツバサ『た、確かに・・』
英玲奈『なのに偉そうに』
ツバサ『板わさを料理って言い張る人に言われたくないな~!』
英玲奈『なんだと?よし、今部屋に行って酒盗茶漬け作ってやるから!待ってろ!』
ツバサ『やめろくんな!そんなの食べたら部屋が臭くなる!』
英玲奈『は?!臭いだと?!良くそんなこといえるな、よし待ってろ、10秒で行くから!』
あんじゅ『相変わらず仲いいわね。それじゃ先に寝るわねーおやすみー』
ツバサ「げ、ほんとにきた!」ドンドン
英玲奈「こら、ツバサ!あけろ!」
~後日 秋葉腹
??「あの、すいません、少しだけよろしいですか?」
ツバサ「はい?」
??「実は私こういうものでして。失礼ですがアライズの・・」つ名刺
あんじゅ「あ、T○Sの」
P「はい、実は街角収録していまして、もしお時間よろしければご出演していただけませんか?特別歌っていただくというようなことはありませんので」
あんじゅ「学校に確認を取らないと私達ではお返事できないので少しお時間よろしいですか?」
P「ええ、もちろんです」
英玲奈「番組名お聞きしても?」
あんじゅ「許可でましたよ。オンエアの前にチェックさせていただければ構わないそうです。生放送ではないですよね?」
P「生放送ではありませんので、後日チェックをしていただければ」
あんじゅ「じゃ、二人とも頑張りましょ?」
英玲奈「そうだな、なにをするのかは知らんがきっちりやるぞ?」
ツバサ「すいません、まだお聞きしてなかったんですが番組名は・・?」
P「あ、やってTRYって番組なんですが」
ツバサ(あ、詰んだ)
終わり 気長にお付き合いありがとうございました
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