【緋弾のアリア】遠山キンジ「バレンタインデー」【小説形式】 (74)

緋弾のアリアの二次小説です。
時系列は、原作第18巻の神社での緋緋神アリア戦の翌日。そしてその日の夕方のかなえさんとの面会の前の武偵校での話です。

※非SS形式です

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1455327728

バレンタインデー。

武偵校では禁止(蘭豹のせいで)されているのだが…、実は隠れてチョコを持ってくる女子は意外と多い。

俺が女子だったら絶対にやらんけどな、そんな自殺行為。

しかもバレたら渡された男子もお仕置きを受けるんだ。

そんな危険を顧みずにチョコをわざわざ作って持ってくるんだから、女子の行動は理解に苦しむ。


そんな事を考えて眠りについたのだが、いつの間にか朝になっていた様で、リサが起こしてくれて目が覚めた。

ベッドサイドテーブルに置いてある、目覚まし時計替わりの携帯で時刻を見ると…7:00ピッタリだ。

リサの方を見ると、こんなに朝早くなのにピッシリいつもの改造メイド制服を着ている。
向こうからの匂いから察するに、もう朝食まで用意してくれているようだった。なんか申し訳ないな、ホント。


「リサ、いつもありがとな」


俺は、こんな物じゃ到底足りないだろうが、日々の感謝をリサに伝える。

すると…


「ご、ご主人様…ご主人様…!」


な、なぜか泣きながらリサは、寝起きでベッドから上半身だけ持ち上げた状態だった俺に抱きついてきた!どういうことだ…



「リサは幸福者です。世界で一番幸せなメイドです…!」


よく分からんが、下半身にやたらと胸が当たってくる…!

「わ、分かった、分かった!」

昨夜の神社で戦った緋緋神アリアとの疲れも忘れ、俺はヒスらないようベッドから飛び出てリビングへと走る。

俺が朝食を食べ終わり、ソファーに座ってバスが来る時間までテレビを見てグズグズ過ごしていると…
何やらリサがキッチンから小さい袋を持ってきている。

「ご主人様、日本にはこのような文化があると聞きました」

すっ、と可愛らしく包装された小袋を渡してくるリサ。

「これは何だ?」

「バレンタインチョコです」

ん?でも今日は15日だぞ?
あ、もしかしたら、昨日の14日が休日だったから今日こうして代替日としてチョコを渡してきたのかもしれん。

「お、おう。ありがとう」

ここには居ないハズだが蘭豹に見られてるのではないかと気が気でない俺は、中身を確認して冷蔵庫に入れておく。

「そうだリサ、お前、他の男子にチョコなんて絶対あげるなよ」

リサはどうせこの武偵校の暗黙のルールを知らないだろう。
ってわけで、今から教えておいて被害者を出さずに済ませておかなければな。

「勿論です!リサはご主人様一筋ですから!心配してくださってありがとうございます!」

…?やたら嬉しそうな顔をするな、なんでだろう。
まあいいや。渡さなさそうだし。

「では行きましょう、ご主人様」

「あ、おう」

腕時計を見るともうすぐバスが来る時間だったので――、俺はリサと一緒に家を出た。

「げっ…」

学校に着いて、リサと別れて教室のドアを開けると――
蘭豹が居やがる。何をしてるのかと思えば、チョコを渡してる生徒が居ないのか見回ってるよ。ほんと暇だなコイツ。


ん?蘭豹が俺の机を見て…な、なんだあの顔。般若みたいになってる

俺も机を見てみると、そこには――

なっ…!
キーくんへ、とか書かれた分かりやすい小袋が置いてあるッ!チクショウ理子のやつ、今日は学校に居ないからって…っ!


「とーオーやぁーま…、何だコレはァ?」

周りの空気を歪ませるというアリアみたいな事をしながら、蘭豹は俺に近づいてくる。ヤバい。ヤバいって。

「ち、違いますよ先生…あ、あはは」

蘭豹が袋を開ける。教室に居る皆さんも固唾を呑んで見守ってるし。助けろよオイ。

「…ちっ、紛らわしい事をしやがって」

「…えっ?」

驚きが声に出つつ、次の教室へ行こうとする蘭豹の背中を目で追う。どういう事だ、紛らわしい事…?
俺はとりあえず見てみようと、袋の中をこわごわ確認する―――。

に、人形だ。
理子をデフォルメ化したような――人形が入ってる。なるほど、チョコじゃなかったから紛らわしい事ね。
しかし理子は何でこんな物を俺によこしたんだ…?と取り出してみると。

あ、甘い匂いが…。
まさかこれ―――と、理子人形の一部をぺろっ、と舐めると…

チョコだ。

ただの人形にしか見えなかったが――これは紛れもないチョコだった。
理子、すごいな。こんな物まで作れるのか。蘭豹の目を欺くために、チョコを変装させたのか。

俺は袋の中にチョコを戻して、蘭豹にバレないように鞄の奥深くに理子人形チョコを入れる。冬だし溶けないだろ。


そして顔を上げると――

何やら教室が騒がしい。
見ると、通信科の鷹根と早川や安根崎のスマホを皆が見て深刻な顔をしている。何か事件でもあったのか――?と不安になるが…

「私にも送って!」「俺にも!」――?何の話だ、と思いつつ武藤のスマホを取り上げ、何が送られたのか見てみると――


「なっ…!」

そこには、シリアス顔で理子人形の胸を舐める俺の姿があった。いつの間に撮ったんだよ!

俺は武藤のスマホに保存されたその画像を消したが――、うわぁ、A組の全員に渡ってるなこれ。

「お、お前ら今すぐ消せっ!」

ヰ筒取りと、最近の色々なバトルのおかげでヒステリアモードになっていなくても使える二分の一桜花を駆使しながら全員のスマホを奪う事に成功した俺は、授業中画像を削除する作業をこそこそやるハメになった。ふざけんな。

昼休み。

全員のスマホの画像を消したはいいものの、消される前にSNSに載せてる奴が居て、俺の努力は無駄になった。
軽く絶望しながら昼食を買う為外に出ると…。


げっ。
「アリアせんぱい~…!」
ニコニコしながらアリア先輩アリア先輩と口ずさんで走っていく間宮あかりに遭遇した。

スルーしても良いのだが、少し嫌な予感がしたので俺は間宮に話しかける。

「おい、間宮」

「うわぁっ!遠山キンジ!先輩!」

突然の俺の登場に驚いたのか、間宮は軽く転ぶ。どんだけ驚いてんだコイツ。


「な、何ですか。チョコならあげませんからねっ」

「あー…、やっぱりか」

クエスチョンマークでも出てきそうな顔で俺の顔を見る間宮。
やはりこいつ、チョコが禁止されてる事を知らないんだな。

「お前、アリアにチョコ渡すつもりだろ」

「もっちろんです!」

無い胸を張る動作がアリアに似てきた間宮。

「武偵校ではバレンタインチョコを渡すのは禁止されてるんだ」

「…へ?」

>>6ちょっとミスです。リサもA組でした…

くっそ珍しい緋弾のアリアSSとは
前に1つだけ見たことあるけど…期待

「な、なんでですかっ?」

面倒だが一から説明する事にしよう。

「蘭豹が昔、好きだった本屋の店員にチョコを渡したら、その店員があまりの恐怖で雲隠れしたんだ。それから、蘭豹はチョコに対して敵意剥きだしでな。バレンタインは禁止されたってわけだ」

俺が蘭豹に聞かれないよう、耳打ちしてその事実を伝えてやったところ…

「な、なんと…」

間宮は呆然自失と言った顔で立ち尽くしてる。バレンタインチョコ、気合を入れて作ったのかな。だとしたら少し申し訳ないな。

「だから、バレンタインって単語も…できればチョコって単語も、蘭豹の前では言わないようにな。注意しろよ」

「は、はいっ!」

あ、そうだ。
こいつはアリアに渡すつもりだと言っていたが――アリアは今入院している設定になっていなかったっけ。
ちょっと聞いてみるか。


「アリアは病院で、お前も行ったから分かるだろうけど会えないぞ?どうするつもりだったんだ?」

「理子先輩に預かってもらって、あとで渡してもらうつもりでした」

ふむ。
理子は今アリアに化けて病院だ、どう伝えるべきか。

「えっとな、今理子はインフルエンザで、学校に居ないんだよ」

「ええっ!?」

それを聞いて更にオロオロする間宮。なんか本当に可哀想になってきたなこいつ。ちょっと嫌いだけど。

「ど、どうしよう…アリア先輩に渡してくれる人…一般中学の頃の友だちは…アリア先輩の事を知っている人もいないし…」

う。
涙目になってやがる。そこまでして今日渡したっていう事実を残したいのかねこいつ。
しかし――、俺は女子の涙に弱いのかもしれん。何やらこいつの為に何かやりたくなってくる。やる気が満ち溢れてくる感じがするし。何故だ。

「おい間宮」

「ひゃ、はい?」

どうするか考えていて周りの事を完全に忘れていた感じの間宮に――、俺は再度話しかける。

「そのチョコ、俺が渡しといてやるよ」

甘いな、俺も。
ヒステリアモードでもないのに、いつからこんな柄でも無い事をやるようになってしまったのかね…。

「ほ、ホントですか?」

絶望的な状況から、光が差し込んで来た様な顔をする間宮。

「ああ。誰よりも早く渡してやるさ」

「あ、ありがとうございますっ!」

涙目のまま、天使のような満面の笑み。感謝し過ぎだよ。君みたいな可愛らしい女の子が困っている所を助けないなんて、男が廃る――。
と、笑顔で涙を拭ってやる俺――――

はっ。
何やってんだ俺。

まさか――なっているのか、ヒステリアモードに!?


原因をなりかけ程度のヒステリアモードの頭で考えると――、どうやら俺は、さっき間宮が言った「一般中学」というワードでアレを思い出して、ヒスったらしい。耐性なさすぎだろ俺。
さっきのやる気が出てくる感覚は、弱めのヒステリアモードだったのか…。俺はヒステリアモードが解けてきたので、先ほどの涙を拭ったりしたアレを思い出してさっそく死にたくなってきた。

「…?」

ヒステリアモードになっていた俺の様子にキョトンとする間宮。

「じゃ、じゃあな!チョコ渡しとく!」

「はっ、はいっ!」

間宮はさっきの俺の行動に今更動揺し始めたので、この場からとっとと逃げる事にした。

まあどこかに行こうというわけでも無いのだが――、うん、走りながら考えよう。


…とりあえず、間宮とのあれこれのせいで結局昼食を食えずに終わりそうな昼休みだが――、これが終わると自由にそれぞれの任務を遂行する事になっている。

――バレる事もないだろうし、一旦家に帰ろうかな…。


目的地が決まった俺の足は家の方向を向いた。

家に着いた。

しかし、初めてだな…こんな事。学校を途中で抜け出しちゃったよ。教務科にバレたら殺されるな。いや、蘭豹に「バレンタインが嫌で帰りました」とでも言えば同情して許してくれるかもしれない。うん、もしバレてもなんとかこれで通そう。


そんな事を考えていると…

ピンポーン――

インターホンが鳴った。まさかもうバレたか?と思い、言い訳を小声で復唱しながらドアを開けると…


「お届け物でーす」

間延びした声が聞こえ、ホッと胸を撫で下ろす。良かった、配達か。
俺は指定された位置に、少し欠けたハンコを押した。うーん、そろそろ買い替えるか。

まあそれは良いとして、俺は荷物を受け取る。配達員は一礼して立ち去っていく――、少し重いな、この荷物。

送り主を見ると…鈴木桃子と書いてある。誰だそれ。

送り間違えかとも思ったが、宛先はちゃんと遠山金二と書いてある。間違いなく俺宛だ。

とりあえず、見ず知らずの人物からの配達物という事で、武偵らしく警戒しながら開けてみる。
すると―――

「…手紙…?」

手紙、っぽい物が入っている。
折りたたまれていたので広げて読んでみると、一行目に「"哿(エネイブル)"様へ」と書かれていた。張り倒すぞ。何で俺の恥ずかしい二つ名を知ってるんだ。

だが、これでどうやら一般の人間ではない事が判明したので、緊張感を持ちつつ次の行へ目をやる。


『初めまして――ではないけれど、まだ名乗っていなかったわ、元イ・ウーの夾竹桃と言う者よ。』

更に緊張感が走る。元イ・ウー…!もしかしたら俺が壊滅に追い込んだ事を恨んでいるのかもしれない。

『元イ・ウーのメンバー限定のSNSのグループで、リサがあなたにチョコを作っているという話をしたの』

あ、あれ?
なんかユルい流れになってきたぞ。SNSって…

『そうしたらカツェも作ると言い出したのよ。そうしたら、ジャンヌやワトソンも渡したいが校則違反だから渡せないと言ってね、代わりに皆の分を私が送る事になったの』

なんだそれ…。
ってか、こいつはパシられたって事か?可哀想だな。

『あっ、パシられたわけではないわ。私も呪いの男さんに送りたい物があってね』

俺の思考を先読みしてるし、こいつ。しかし送りたい物って一体何だろう。

『それは毒よ。あなたは死んでも生き返ってくるらしいから、私が作った新しい殺人薬を試して欲しいの。よろしくね。  夾竹桃より』

アホか…できるかそんな事…!

俺って一体なんだと思われてるんだろう…と嘆きながら、『夾竹桃より』と書かれた殺人薬と思われる物を見つけて捨てた。コイツもし会ったら一発殴ろうかな。

お、本スレに宣伝してたからきたで

同じく

>>17
>>18
おお、あれだけの情報で来れる奴が居るとは…wwありがとう!

で、それを除いて送られた物は全部で3個。さっき重かったのは、それぞれやたらデカくて重かったからだった。

「ジャンヌとワトソンとカツェか…ってかワトソンはついに性別を隠す気がなくなったのかね…」

バレンタインにチョコ作るとか、もはや女アピールじゃねーかそれ。
まあ、イ・ウーメンバー内の事はよく分からないので、深くは考えないでいいや。

そのワトソンのチョコなのだが…うん、すごい女子っぷりだ…めちゃめちゃカワイイ包装だしな…。

一応中身を確認し、昨日のアリアのアルミ箔チョコみたいな命に関わるシロモノではない事をチェックする。…うん、大丈夫そうだ。


で、ジャンヌのチョコ…、うわぁ、ワトソンよりもファンシーな感じの…いかにも少女趣味って感じの包装だな。

先ほどと同様に中を確認すると――な、なんだこれ。
暗黒の謎物体が…可愛い袋の中に入ってるよ…

ここで、俺の頭にジャンヌが描いた幼稚園児みたいな絵がよぎる。
そうか、ジャンヌってやっぱり不器用なのかな…

一応くれた事には感謝して、ワトソンのものと一緒に冷蔵庫へ入れておいた。

キンジが夾竹桃の毒食らって生きていたら興味持たれそうだな

恐々カツェの袋を開けるとそこには、普通のチョコと―――なんかヤバそうな感じの箱が入っていた。
箱を慎重に開封してみる。こえー。

まず、旭日旗と鉤十字のちっこい旗。これは…飾りみたいな物かな。
それをどけて、中身を見ると―――

「うわぁ…」

武偵だから驚かなかったものの、一般人なら悲鳴を上げているであろう――銃の数々が入ってる…。それぞれに対応したサイズの弾丸まで。

…うーむ。有り難いが、やっぱりベレッタが一番俺の腕に合うんだよな…。
今のところは使わなさそうだな。一応しまっておくが。



しばらくして―――

家にずっと居てもやる事がないので、武偵校に戻ることにした。


とりあえず武藤とでも話してようかな――なんて考えて、武藤を探すが…居ない。
どうやら千葉に仕事に行ったらしい。

しかし、夕方からのアリアの母親、かなえさんとの面会に車を出してもらおうと思っていたのだが…まあいいか。島にでも頼もう。

本スレから来ました。原作っぽくて面白いっす

>>23 ありがとうございます(‘∀‘)


ってわけでやって来たぞ、車輌科。

「遠山さんですの~」

いきなりそんな事を言いながら俺の方へてくてく近づいてきた、この間宮以下のちっこい女の子が――島苺。相変わらずの制服の改造っぷりだ。
大きい乗り物に目がない奴だが、それによって車輌科では武藤のライバルとまで言われている。

「お前、相変わらず原子力空母に恋してんのか?」

冗談交じりに俺がそう言うと…

「っ、あ、その…原子力空母さんは…勿論好きですが…恋、と言われると――あの…」

チラチラこっちを見てくる島。この感じは…なるほどね。俺に答えを当てて欲しいわけか。

しかし、原子力空母よりデカいもの…?うーん…分からんな。

「答えはなんだよ」

結局分からなかったので答えを聞くが…

「ふぇっ!?お、お教えできませんわっ」

うーむ。そっぽを向かれた。気になるけどまあいいか。今度、武藤にでも聞こう。


「あ、そうだ。お前に用があって来たんだよ」

「へ?何ですの?」

期待したような感じの真剣な目で俺を見る島。何を期待しているのか知らんが、用件は「車出して」ってだけなので何だか言い出しづらいな、これ。

「えーっと、その…」

すぐ言えばいいのに言いよどんでしまう。何やってんだ俺。

「ははーん、なるほどですのね。その事ならご安心くださいませ、渡すつもりだったので用意しておりますの」

…?
渡す?
車を出してくれ、ってのを察したならそんな変な言い方はしなさそうだが…何だ?車輌科独自の言い回しなのかな。

「どうぞ!ですの!」

バッ、と俺の鞄のチャックを開けて中に何か突っ込む島。

「な、何だ?いきなり…」

俺はそこを見ると―――、小さな袋が入っている。
これは…バレンタインチョコか。あ、なるほど。俺が言いよどんでいるのを『バレンタイン』が禁句だから言えないと勘違いでもしたわけか。

「あ、ありがとう。でも用件はこれじゃないんだ」

「えっ!?ですの!?」

そこにもですのを付けるのか、と心の中でツッコみつつ、言いづらい感じの雰囲気も消えたので…俺は用件を言っておく。

「今から、新宿警察署へ行くんだが…車を出してもらえるか、普通ので良い」

「あ、分かりましたの!」


こうして――島から貰った手作りチョコと、理子人形チョコを昼食代わりに食べ、島に若干引かれた気もするが…俺は、ミニクーパーに乗ってアリアと一緒に向かうのだった。

新宿警察署留置人面会室。そこに居る、緋緋色金の秘密を知っているかもしれない―――アリアの母、神崎かなえの所に。



Gor For The "Maybe,Maybe"!!!

赤松先生なにしてんすか

終わりです!

ここからは緋弾のアリア18巻、『かもしれない』・『かもしれない』に続きます。

出来るだけ矛盾が無いよう注意して書いたつもりですが…少しおかしい部分もあるかもしれないです。ご了承ください。


ひとまずバレンタイン編は終わりですが…、他に何か書いて!って物があれば、リクエストをお願いします。バンバン書きますぜ!(/・ω・)/

乙!キンジとあかりとの絡みとか色々見たいです

乙です!同時期の菊代の話をリクエストしたい。

レキとか白雪さんの出番はまだですかね~…?
白雪さんは何となく想像出来るけど

つーかキンちゃん様いくつフラグ立てたんだ…?
AAのキャラにまで立てたの?

乙なもんですなぁ( ´∀`)
島苺ちゃんかわゆす

さすがにキンジはまだAAキャラにまでは好かれてない

>>28
>>29
了解です、書き溜めときます!

>>30
レキは…あんまりバレンタインとか興味なさそうですしねww
白雪はアレです、この期間だと星伽に帰ってるので。もし居たら色々媚薬とか入れてそうです。

>>31
ありがとうございます、イラスト見たいですよね

>>32
百合ってますからね~

蘭豹の目の前でクロメーテルさんが男性教諭にチョコ渡すとかやれば簡単に謀殺出来るな

とりあえず桃子を出した貴方は、よくわかってるね…!

物理法則ちゃんからのチョコはまだですか?

すみません、書き溜めにもうちょっとかかります!
他にもリクエスト書いていいですよー。

>>35
いいですよねぇ

猴ちゃんを出してほしいです

リサとの絡みがもっとみたい

とりあえず、>>28>>29>>38>>39を取り入れたものをまとめて書きます。

投稿ペースは遅いと思いますがお付き合いいただければ。

「間宮、か…」

リサが作ってくれた夕食をリサと一緒に食べながら――俺はアリアの戦姉妹である、間宮あかりの事について考える。
実は今日、アリアと俺が一緒に歩いていたら、その間宮からの殺人的な視線を背中に感じたのだ。武偵は人間の殺気も感知できないとダメだからな。そういう事には敏感なんだ。
で、そういう事が今日だけではなく毎日の様に繰り返されているので、俺はそろそろ嫌気が刺してきた。
なのでこうして、夕食を食いながら間宮対策を練っている。

「だ、誰ですか?それは、女の方ですか?」

リサがいきなり身を乗り出して聞いてきた。つい口に出したのを聞き取ったようだ。やっぱり耳いいなこいつ。獣だからかな。

「あ、ああ。アリアの戦姉妹でな、俺はそいつにどうも嫌われているようで、対策を練っていたところだ」

俺が正直に説明すると―――

「そうですか…。よかったぁ」

と安堵の表情を浮かべるリサ。なんだか『これ以上は流石に勘弁してくださいよ?』みたいな顔をしている。なんだろう。まあいいか。

「あ、そうです!良ければリサがその対策にお手伝いをしましょう!」

唐突に――リサが提案をしてきた。手伝いか。リサは頭が良いし、何より女の事だから俺なんかよりずっと分かるだろう。

「是非お願いする」

「モーイ!」

頼られることが嬉しいのか、リサはそんな事を言って対策方法を考え出した。

その丁度翌日―――


何気なくすれ違ったコンビニのドアガラスから、コンビニの店内を見てみる。すると、アリアにパシられているのか知らないが、間宮が大量のももまんを買っている。アリアひでぇ。

だがこれはチャンスだぞ。間宮対策の第一歩となるかもしれん。


『女性は、男性に紳士的に優しくされると嬉しがります。特にご主人様のような素敵なお方にされるとなると―――もう堪らないでしょう』

『そうか…。具体的にはどんな事をすれば良いんだ?』

『荷物を持ったりだとか、女性にとって苦痛で男性の方が適していると思われる事をさりげなくしてあげれば良いんです!』

『これでその間宮さんのご主人様に対する警戒心も解けるでしょう!』

リサに聞いた間宮対策。
先輩である俺が後輩の荷物を持つのは若干納得がいかないが――、丁度大量のももまんを買っているところだ。ここでその技を使えばいけるはずだ。


――間宮が店から出てきた。ももまんをビニール袋二個分いっぱいに持っている。うわぁ…めっちゃ重そうだ。

「おい、間宮」

「ふぁっ!?はっ、はいっ!?」

「ももまん、アリアにパシられてんだろ?持ってやる」

ひょい、と間宮が重そうにぶら下げていたももまんでパンパンになったビニール袋を、俺は二つとも持つ。

「えっ…?あっ、ありがとうございます…」

なんだか意外そうな顔で、こっちを見てくる間宮。
もしかして俺、冷酷非道な人間と思われてたのかねぇ。
まあ、それも戦姉妹が冷酷非道な人間だからだと思うので同情して許してやろう。
夕陽が俺たちの背中を橙色に染める。俺と間宮は並んで歩き、何だか気恥ずかしいな。俺が荷物を持ってあげてるってのは傍から見てもすぐに分かりそうだし。

「……」

「……」

沈黙が続き、気まずい。俺はこういう雰囲気は苦手だからな。と、辺りを少し見渡し、話のネタになる物がないかと探していると…

映画館の看板が目に入った。なるほど、あの映画の続編がね…!などと、映画鑑賞が趣味な俺はさっそくこれをネタにしようとするが…
こんな話題ではこいつが知っているか分からないしな。

「あのっ」

突然、間宮が沈黙を破った。

「ん、何だ?」

「そこの看板の映画、知ってますか!?」

どうやら俺と同じく沈黙がイヤで何か話題になるものは無いかとネタを探していたらしく、俺は苦笑しながら答える。

「ああ、俺は映画が好きだからな、知ってるよ」

「そうなんですかー!」

お、何やら乗り気だ。
こいつ、映画好きなのかな。

>>8
クソワロタ

そして…、間宮と話しているうちに、アリアの寮の前に着いていた。案外話が盛り上がったな、と二人して思っているのであろうそこに―――、

現れた…!冷酷非道なツインテール、アリア…!なぜか知らんが寮から出てきた。俺たちの姿が窓からでも見えたのかね。
ちょっと俺が居ることに改めて驚いている様子の、アリアは…

「遅いわよ、あかり。行動が遅いのは命取りよ、これは訓練なんだから、しっかりしなさい」

そんな事を言ってるよ、訓練とか言いながら、後輩をパシらせるかね普通…。まあ、俺も人の事は言えないが。
間宮がしょんぼりしていたので、俺は―――

「おいおい、ももまん食いたいだけだろ」

と言っておくと、

「な、な、そ、そんなことないわよっ!っていうか、何であんたがここに居るのよ!」

飛び跳ねながら誤魔化して話題を逸らすアリア。まあいいか。俺と風魔みたいなもんと考えよう。
で、俺はアリアの質問に答えておく。

「間宮とコンビニで会ったんでな、ももまん。重そうだったから持ってやったんだよ」

そう俺が言うと…アリアは…なんだか斜め下を向いて――なんだろう、じぇらす、とかなんとかブツブツ英語で呟いてる。意味が分からん。まあいいや。

「では、遠山先輩!さようなら!!ささ、アリア先輩、お部屋へ行きましょう!」

半ばアリアを押すような形で――いつもの顔で寮に入っていった間宮だが――。

今初めて、「遠山先輩」って言ってくれたんだな。
遠山キンジ…先輩、なんて言い方ではなくなっていた。

そこまで大した収穫じゃないのかもしれないが、リサ効果すげぇ、なんて思いながら俺は帰路に就くのであった。

基本的に1日1レス更新がデフォかな

リクエストあるけどとりあえず上のが消化されるまで待とうかな

>>46あんま決めてないでふ(´・ω・`)
インフルに感染して休み取れたので今日はどんどん書きます

帰った俺は、パソコンでメールをチェックする。

なぜパソコンを使うのかと言うと…


最近海外やら色んな所へ行ったりする事が多くなり、必然的に知り合いも多くなった。
なので、まあメアドを交換したりする事も多いわけだ。

そいつらからのメールが毎日何通も来るので…とてもパソコンじゃないと遅くて処理し切れないのだ。
しかも長文の奴がやたら多い。
例えばメヌエットとかだ。
こいつも暇なのか知らんが、いつも恐ろしい程の長文を送り付けてくる。
しかもその内容はかなりくだらなく、「お姉様の胸のサイズはどうなってるか」だとか、ネットゲームでの話だとかだ。

で、昨日の深夜に送られてきた「キンジが武偵校でどんな一日を過ごしているのか推理してあげましょう」とかいうメールに適当な生返事と「早く寝ろ」というメッセージを加えて送信する。あいつほんと暇だな。


すると―――、メールだ。メヌエットからの返信か?と思ったが、違う。未登録の、見覚えのないメールアドレスからだ。

内容を見てみると…

『猴です、遠山ですか。
タブレットを買ってもらったので、メールをしてみます。
メールは、よく分かりません。ごめんなさい。』


なんと、猴からだ。

驚きつつも、返信ボタンを押して返信をする。

時差というものがあるのですよってバカにされるオチか

貴重な緋アリのSSだ

すると――

「これ!何だこの文章は!」

「うおぉっ!?」

いきなり背後から声が――と思ったら、玉藻だった。

「なんだよいきなり!」

驚いて苦情を言う俺をよそに、玉藻は怒る。

「そんな事よりこの文章!」

「文章…メールの内容のことか?それがどうした」

「失礼すぎるわ!猴様に対して『おう』とは何様じゃ!」

ぺしぺし俺を叩いてくる玉藻。

「そ、そりゃ妖怪社会…?では偉いのかもしれんが、あんなちっこい女の子に敬意を払う必要なんてあるか!」

玉藻を押しのけ、キーを再度叩く俺。

「遠山の!よく聞け、儂より偉いのじゃぞ!猴様は!」

「だから何だ」

「む…!」

で…なんでかその事で玉藻と俺がもみくちゃになって喧嘩していると…

ピン、ポーン…

インターホンが鳴った。が…何せ玉藻がひっついて離れず、出ることができない。マズいな。今はドアの鍵を開けているんだが…
そうして焦りながら玉藻をどかそうとしていると…

「おい兄貴!何で居留守使ってんだ!あと不用心だぞ、鍵くらい閉めとけ!」
「お、お邪魔します…?」

じ、ジーサード。それにツクモ。
「って、兄貴は何してんだ…?」
「たッ、玉藻さまッ!?おはようござ、あ、こんに、ご、ご機嫌麗しゅうございます!あ、あれ?」

俺と玉藻をやっと発見したようだ。だが玉藻が覆いかぶさってて見えない。
「いい加減どけ、玉藻」
「フン、やっと書き直すことを認めたか」
何か俺が負けた感じに言われたので玉藻を軽く小突いてやると、玉藻はうぎゃーと俺の腹に抱きついてキリキリ閉めてくる。そこまで痛くないが。

「見ての通りだよ…」

俺は溜め息を吐きながら玉藻を顎で指して二人に状況を説明する。

「お、おう…。ついに…ちっこい少女にまで手を出したか…流石だぜ…」
「玉藻様…、何と……。…いや、もしかしたら私とサード様をこのような関係に導かんと、この光景を見せてくれているのでは…」

ツクモが訳のわからない事を言い出したので、もしかしたら正しく伝わってないのか?と思い、

「お、おい。喧嘩だぞ?」

と口頭で説明すると、二人は安心したようなしょんぼりしたような、別々の反応を見せたな。なんでだろう。

「というわけで遠山の。書き直せ」
「玉藻はまだそれを言ってんのかよ…」

玉藻と俺がそんなやり取りをしていると――ツクモが何のことかと尋ねてきたので、玉藻が事のあらましを説明した。
ツクモは「猴様がメール」の説明のあたりで「ここここうさまッ!?」と叫んで少し意識が飛んでいたが、しっかり事情を分かった様子だ。

「しかしですよ、やっぱりこのメールは失礼です!」

と、玉藻がいるからか俺に敬語を使うツクモが、そんな事を言ってくる。
猴ってそんなに偉いのかね。

「あー…だったらもうお前らでメール書けよ。めんどくせえ…」
本格的に面倒になって来たから、もう折れる事にした。

「では九十九、書くぞ」
「はい」

意気込んでパソコンに向かった妖怪ギツネ二人を後に…
俺はジーサードと話す事にする。

「ジーサード、俺の部屋に来るか?」
「おう!勿論だ兄貴!」
俺が呼びかけるとかなりテンション高めで返事をしながら付いてくるジーサード。やけに嬉しそうだな。

「ここが俺の部屋だ」

一人暮らしをするには広すぎる家の、俺の部屋へ――ジーサードを招き入れる。
ジーサードは少し殺風景なこの部屋をきょろきょろと見渡し、勝手にベッドへ腰を下ろした。ので、俺は机用の椅子に座る。

「…なぁ兄貴」

「ん?何だ」

ベッドを一瞥してから少し匂いを嗅いだりと変な行動をしていたジーサードが呼びかけてきた。

「…俺、兄貴にまた負けちまったぜ」
…?
何を言ってるんだ?

「何の話だ」

勝負をした覚えも勝った覚えも無いぞ。

「もう…その、だな。女と――やることはやってんのか…」

「はぁ!?」

最近のあれこれのせいで、微妙にそういう事に関する知識が増えてしまった俺は…
ジーサードの今の発言の意味が――何となくだが、分かる。

だが、俺はそんな事をした覚えは一度もないぞ…?

「や、やるかよ、そんな事」

「分かりやすいウソを吐きやがるぜ、兄貴は」

ウソって…
何を根拠にそんな事を言ってるんだよ、こいつは。
すると、ジーサードは少しニヤニヤした様子で口を開いた。

「―――峰理子、なんだろ?」

やっぱりりこりんがNo.1!

ヒルダを出してあげてください

セーラも是非

「はあ?理子?」

「しらばっくれんなよ、ちゃんと分かってんだぜ」

何言ってんだこいつ。
ますますニヤけるジーサードに若干イラつきながらも、俺は言葉を続ける。

「何がどう分かるんだよ」
「匂いだ」
「…匂い?」
確かに、ジーサードはベッドの匂いを嗅いでいた。
だが、それで何が分かるんだ?

「人工天才をナメんなよ。嗅覚も犬以上だ」
「便利だな人工天才…でも何で理子が出てくるんだよ。確かに先週理子はウチで寝てたが、別室のベッドだぞ?俺の部屋じゃない」
「フン、兄弟なんだから嘘は良くないぜ」

俺との信頼関係を悲しむように―そしてそれを誤魔化すように――、ジーサードは吐き捨てる。それにしてもホントお兄ちゃん子だなこいつ。
で、それを弁解しなきゃならないのもあって――

「聞かせろよ、ベッドからどんな情報を得たんだ」
「…時刻は一昨日の夜だ。そして間違いなく峰理子の匂いがしっかりと付着してる。兄貴と戦ったときぶん殴っただろ?あの時匂いとかの情報は得てる」
「それなら俺にはアリバイがあるな、一昨日の夜、俺はその日の放課後に理子が『お部屋交換しよう!』なんてワケの分からん事を提案してきたせいで、理子の部屋で過ごしてる。深夜にコッソリ入れ替わったんだ」

そう打ち明けると―――成程と納得した顔で、ジーサードは少し笑い、そして若干引いたような顔を見せた。何でだ。

「そうだ、お前は何で…その…俺と理子が何かしたって思ったんだよ」

そう俺が聞くと、ジーサードはしばらく逡巡するような表情になってから――諦めたような感じの顔で…


「…峰理子の――愛液…みたいな成分の含まれる…匂いがしたんだよ」

そっぽを向きながら珍しく小声で喋るジーサード。
ってか、アイエキって何だ…?

だが、俺はジーサードの兄。
兄が弟に知らない言葉の意味なんて聞いてたら、兄としての威厳がなくなる。
今の話は、なんとなく分かったフリをしておこう。

「なるほどな」

「えっ…!?何だその反応…!?」

そして盛大に引かれた。

なんかとんでもない話になってきましたぞww

オカズにシちゃったんだねぇ・・・

妙に再現度高くて笑える

理子さんナニやってんすか!

キンゾーはいったいどこで愛液の成分を取得したのか

それにムカついたのでジーサードを軽く殴ると殴り返されたので、また殴って殴り返されの殴り合いを続けていたら―――
そう言えば玉藻とツクモに猴へのメールを任せていた事を思い出し、俺と喧嘩してちょっぴり嬉しそうな顔をしていたので俺の中でマゾ疑惑の生まれたジーサードと一緒に、リビングへ戻る。

リビングには、先ほどと変わらない場所でずっとパソコンでメールをしている玉藻とツクモの姿があった。
と言うか、ずっと猴とメールしてたのか?

俺はふと二人の顔をチラ見してみると…すごくニヤニヤしている。どうやら俺が視界に今さら入ったのか、ツクモは――

「ふっ、ふわぁっ!」

などと、若干訳の分からんというか、場にそぐわなさそうな反応をした。驚きながら、赤面している。だが俺を見てだ。決してジーサードではない。
その原因は、玉藻がキヒキヒ言いながら気持ち悪く文字を打ち込んでいるモニターを見てみるとすぐに分かった。

…文面が、色々とおかしい。
当初この二人は、「失礼だから私たちが書く」と言っていたが、失礼と言ったらこれの方が酷いと思う。――って何冷静に考えてるんだ俺!

「おい玉藻!何書いてんだ!」

玉藻の両脇に腕を入れてヒョイと持ち上げ、食卓の椅子にストンと乗せてやってから…ついでに言えばその扱いに怒った玉藻のグルグルパンチを捌きながら、俺はメールをしっかりとチェックさせてもらう。

見ると――文は、最初の方はしっかりと真面目に書いているのに、後から…何だろう、ヒステリアモードの俺が敬語を使っているような文になっていた。

書きかけだった文を見ると、『猴様へ、その様なお返事、誠に嬉しく存じます。このお礼として、俺はお望み通り猴様とけkk』この有様だ。ふざけんな。

主犯っぽい玉藻にお説教してから、猴へメールの誤解を解こうとしたが…
玉藻とツクモに全力で阻止された。何なの。
恋心がどうとか、聞きたくもない話を延々と…逆に俺がお説教されてる感じになってきていた。

飽きてきていたジーサードが「帰るぞ」とツクモを玄関まで引っ張っていくと、ツクモは無抵抗でだらしない顔をしながら引きずられていった。

ついでに玉藻も一緒に摘み出してドアの鍵を厳重に締めてから、俺はリビングに戻り、パソコンへ向かった。
玉藻が書いたんだ、そう送ろうと思ったのだが…

それまでの猴の返事が――あまりにも嬉しそうだったので、俺はちょっと苦い笑みを浮かべながら、ノートパソコンを閉じた。

オワーリ
結局書き溜めはほとんど出来なかったです

あ、何かまたリクエストでもあればどうぞ!

おつおつ
良かったよ

乙!
やっぱりここは圧倒的正妻力を誇るレキか白雪をですね…

モーイ!
夾竹桃かヒルダお願いします

夾ちゃん、ヒルダ、レキ
あと出来ればライカとの絡みも見たいな!

乙です

メヌエットとの絡みがもっと見たいです

地味に原作再現がうまい

マダー?

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