【モバマス】サヨウナラ【白坂小梅】 (8)

初投稿 至らない点もあるかと思いますがよろしくお願いします

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プロデューサーさんが亡くなった

ずっと私を引っ張ってくれた私の大切なプロデューサーさんが亡くなった…

デビューしたばっかりで怖かったときは手を握って勇気をくれた

失敗して落ち込んでいたときも励ましてくれた

ライブが成功したとき褒めてくれた

私のためにいろんな人に頭を下げて、お仕事をもってきてくれた

一緒にホラー映画をみてくれた すごく怖がってて見ていて楽しかった

そんな私の大切な人が亡くなった

呼んでも全然気がつかないことが多くなったと思ったけど

もうそのときはプロデューサーさんはボロボロだったんだ…

最初は信じられなかった 

だってちょっと前まで笑ったり 怖がったり はしゃいだりしてたのに

それが…いまではもう…応えてくれない

映画で人が死んでしまうのはよくみた

映画だったら見所でテンションが上がる場面

でも…なんで…どうして…こんなに悲しいのかな どうして涙が止まらないのかな

もっと一緒にいたかったよ…もっとありがとうって言いたかったのに…

あの出来事から数日たったとき ちひろさんが私宛の遺書を受け取った

そこには私への感謝 謝罪 そして…できればアイドルを続けてほしいと書かれていた

あの人はこの手紙を私に渡そうか迷ったらしい

私のことを縛り付けてしまうかもしれないからと考えたみたい…

でもあの人は…プロデューサーさんは私にもっと輝いていてほしいと言ったらしい 

だからこの手紙を預けたそうだ

私はあれから抜け殻のようになってた きっとこのままだったら私はきっと挫けてしまってました

でもプロデューサーさんは最後まで私を引っ張ってくれた

引っ張ってもらうのはこれで最後

ここからは自分の足で進んでいきます

ありがとう…プロデューサーさん

あれから月日が流れて



私白坂小梅はいまもアイドルを続けている


以上です ありがとうございました

ホラーかと思ったがしっとりしたいい話だ

感想ありがとうございます。 とてもうれしいです

依頼だしてきます

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