しくじり先生 ~エミヤ先生の失敗から人生を学ぶ~ (124)

1限目 失敗から人生を学ぼう

ー理想を抱いて溺死したー
エミヤ先生



アーチャー「ーーー初めまして、と言っておこう。今回の授業でしくじり先生として君たちに講義をするエミヤだ。」



生徒『よろしくお願いします』


関根「なんか、すっごい筋肉してるねぇ~」

吉村「イケメンじゃないですか。この人」


アーチャー「....ふっ。」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1453724695

若林「なんかしっかりしてそうな人だけど....どんな『しくじり』をしたのか気になるなぁ~」


エミヤ「ーーーまずは自己紹介から始めよう。教科書を開いてくれ、」


生徒『はい。』ペラッ


プロフィール
ー霊長の守護者・エミヤー

真名:エミヤ
身長:187cm / 体重:78kg
出典:Fate/stay night
地域:日本
属性:中立・中庸
性別:男性
イメージカラー:赤
特技:ガラクタいじり、家事全般
好きなもの:家事全般(本人は否定) / 苦手なもの:正義の味方




澤部「特技に『家事全般』ってありますよね?イケメンで家事も得意とか隙がないな~」


関根「エミヤさんってプライベートで絶対モテてるよね?」


エミヤ「....まあ」

澤部「やっぱりそうだよな!」

吉村「家事も得意なイケメン男性なのに何やらかしたか気になりますねぇ....」


エミヤ「ーーー無駄話はこれぐらいにして、今からオレが人生でどのように『失敗』をしていったのか解説していこう。」


若林「えー怖いなー」



エミヤ「ページをめくってくれ」


生徒『』ペラッ


エミヤ先生のしくじり

【理想を抱いて溺死した】




澤部「えぇ....どうゆうこと?」

関根「何これ何これ?」


若林「溺死ってなんだよ....」

エミヤ「ーーーかつてのオレは『正義の味方』に憧れ、」


エミヤ「そして、『全てを救う』という理想を追い続けたところから様々な『しくじり』を経験することになった。」



吉村「全て救うってどうゆうことですか?」

若林「正義感に溢れてた?」



エミヤ「ーーーそれについては順番に話していこう。ではページをめくってくれ」


生徒『』ペラッ

第1章
ー生い立ちー

幼少期の出来事


エミヤ「ーー」最初はオレの幼少期の出来事から語らせてもらおう。ページをめくってくれ」



関根「うんうん」ペラッ

澤部「うん、」

【冬木の大災害】



エミヤ「この事件を知っているか?」



関根「たしか....大きな火災で犠牲者が沢山出たやつだよね?」


若林「けっこう前の事件だったかな...?」


エミヤ「ーーー実はこのオレ、エミヤは『冬木の大災害』の被害者であり。数少ない生き残りの1人だった....」


澤部「えぇ~!」

吉村「大変でしたね、それ」

エミヤ「ーーーあの災害で周りの人間が死に絶え、辛うじて生き残った人の助けを求める声にオレは何もできずただ泣きわめくだけだった。」


若林「大変だなぁー」


エミヤ「そして、家族も失いただ死ぬのを待つだけのエミヤ少年はどうなったかと言うと....次のページをめくってくれ。」


生徒『』ペラッ


【後の義父に助けられ、無事保護された】


吉村「あ~よかったよかった!」


エミヤ「エミヤ少年は助けられたのだ。生存者を探しにきた男に運良く見つけてもらい、そして保護された。」


澤部「後の養父って書いてありますよね?」


エミヤ「実は、幼いオレを助け出した男が身寄りのなくったエミヤ少年を引き取って父親代わりになったのだ」


澤部「イイ話じゃないですか~!」

若林「ここまで完璧にドラマの主人公みたいだけど、しくじるんだよね?」


エミヤ「、しくじる」


関根「えぇ~怖い怖い」


エミヤ「そして無事、災害から生き残れたオレにある想いが芽生えるのだが....次のページをめくってくれ」


生徒『』ペラッ

養父「僕はね、正義の味方になりたかったんだ」そして、

【自分は人の為に生きなければならない】



吉村「えっ、何ですかこれ?」

澤部「真面目じゃん!」


若林「どんなしくじりしたのか気になるわこれ....」


エミヤ「ーーー当時、助けを求めている人を助けず『自分だけ生き残ってしまった』と悩んでいたエミヤ少年」


エミヤ「そして、養父と生活しているうちにある出来事が起きた。次のページ」

【養父の死】


関根「助けてくれた人が死んじゃったの!?」


エミヤ「オレの養父は病を患い、若くして死んでしまったのだった。」


吉村「悲惨だなぁ~」


エミヤ「そして、死ぬ前にこんな言葉を残していた。次のページ」

『僕はね、正義の味方になりたかったんだ』


若林「なんだなんだ!」

関根「なんか渋いな~」

エミヤ「これにより、この言葉を聞いたエミヤ少年にある想いが生まれる事となった。」


澤部「えぇ?」


エミヤ「思い出してくれ、説明を」


エミヤ「『自分だけ生き残ってしまった』と悩んでエミヤ少年は悩んでいたのだ。」


若林「あっ!悩みの解決になったんだ」


エミヤ「正解、オレはこれを聞いてある答えを出した。次のページをめくれ、」

【俺が代わりになってやるよ】




吉村「これって正義の味方にですか?」


エミヤ「ーーーそうだ。分け隔てなく全てを救う『正義の味方』になることをエミヤ少年は決意してしまった」


関根「これって悪いことなの?」

澤部「正義の味方って子供なら誰だって目指しそうだけど。」


エミヤ「ーーー実はこの『正義の味方』が....オレのしくじり人生の始まりと、なる」


若林「えぇ!?なんで???」

エミヤ「確かに、普通の子供なら問題なかった話だったが....このオレの場合は特別過ぎたのだ。次のページをめくってくれ」


生徒『』ペラッ


【人の為に生きなければならない、という強迫観念にも似た義務感】


若林「なんだなんだぁ?」


関根「ちょっと!」


エミヤ「エミヤ少年は普通の子供ではなかった....『自分だけ生き残ってしまった』という想いを抱いたばっかりに」


吉村「なんかかわいそうだぁ....」

エミヤ「そして糞真面目に『正義の味方』を目指していくのだ。そして迷走が始まるー」


エミヤ「次のページをひらいてくれ」


生徒『』ペラッ



第2章

【正義の味方に憧れて】


澤部「なんかあんな話聞いた後だと笑えないなぁ~」


エミヤ「成長したのエミヤ少年、本名『衛宮士郎』は立派な青年になった。そして、いわゆる『人助け』に情熱を注いだオレにこんなあだ名がついたのだ。次のページ」


【ついたアダ名は】

「穂群原のブラウニー」「偽用務員」「ばかスパナ」


若林「ブラウニーってなんだよ!」

関根「変な名前ぇ~」



エミヤ「ブラウニーとは『家事を助けてくれる』妖精の名前」

エミヤ「学生時代、さまざまな要望に応じて各所に赴き、機械の修理や頼まれごとを無償で片っ端から引き受けていたことでついたアダ名だ」


関根「要するに、良いように使われてたのね」


エミヤ「そういうことだ」

エミヤ「『人助け』への執着、『全てを救う』という義務感。時には。身を省みず『人助け』をしようとしたことも何度かあった」


澤部「危ないな~」



エミヤ「さらに人助けはエスカレートし、災害救助や海外の紛争地域に出向いたりとしていた。『全てを救うという』理想をいだきながらーーー」


吉村「悪いことしてる感じには見えないんですけど....」


関根「なんか変わってるよね~」

エミヤ「ーーー人生で最も大きい選択をする時がやってきたのだ、次のページをめくれ」



若林「えーっなんだろ」ペラッ


第3章
人生最大のしくじり
【守護者との契約、そして英雄へ】


関根「えぇ!?しくじっちゃったの??」
吉村「ヤバいヤバい」
澤部「どうしたんだ!?」


エミヤ「この先ずっと苦しめられる原因となった『しくじり』をやらかしてしまったのだ。次のページ、」

【俺は『正義の味方』!だが所詮人間、限界にぶつかる】


若林「うんうん」


エミヤ「『全てを救う』という理想を追い求め続けた結果、オレこと衛宮士郎は限界にぶつかってしまう。何故なら、人間である以上は出来ることにも制限があるからだ。」


吉村「そりゃ当然ですよ」


関根「人間だしさ」


エミヤ「そして衛宮士郎は考えたのだ、次のページ」

【英霊になれば、きっと全てを救えるはず】


エミヤ「人間をやめてしまったら良いじゃないか?という考えを」


吉村「英霊になるとどうなるんですか?それ、」


エミヤ「ーーー人間以上の存在。いわゆるスーパーマンのようなものだと考えてくれ。そして俺は『しくじる』のだった。次のページ」

>>46
守護者じゃなくて世界との契約やった

しくじり

【世界との契約】


若林「どうしくじりなの?これ」

関根「やだなぁ~」


エミヤ「ある時、己の限界に直面した衛宮士郎は『死後、守護者になる』ことを条件に世界と契約して超常的な力を手に入れることに成功した。」


エミヤ「そして、その力で人々を救い続けたことで、何時しか『英雄』と呼ばれるようになったのだ」


澤部「それで、何がいけなかったの?」

離れます
m(_ _)m

エミヤ「ーー『世界との契約』これが大問題だった....これをキッカケにオレは転落人生を歩むことになる」


吉村「本当なんですか?」


エミヤ「力を手に入れる代わりに『守護者』になるという内容なのだが。この『守護者』という存在、簡単に話せば『世界を救う為のに奴隷になり永久に働き続ける』といったものなのだ....」


若林「えぇ!?ヤバいじゃん!!」

澤部「奴隷って??」

エミヤ「『全てを救う』理想を抱いていた衛宮士郎は『生前に超常的な力を得られて、死後も守護者として世界を救える』といった内容に疑問も何もなく即決で契約を成立させてしまったわけだが....次のページ」


生徒『』ペラッ


【やがて、その生命を終えて守護者になってしまった。】

関根「えぇ?死んでるよこれ」

若林「幽霊なの?」


エミヤ「ーーー世界と契約した『力』を使って『正義の味方』として活動していたオレこと衛宮士郎は、『人々を救っていたのだがーー」


エミヤ「やがてその見返りを求めない行動に人々が恐怖を抱いた。そして救った人々にオレは裏切られ続けて、最後は処刑されたのだった。」


澤部「処刑!?嘘っ?」

エミヤ「だが、生粋の人助け気質であったオレが願っていたのは『人の幸せ』『人の救い』。裏切って処刑した人々に何の怨みも憎しみもなかった」


若林「僕なら呪い殺すな」

吉村「さすがに頭がおかしいと感じてきましたね、これ」


関根「人助けして処刑とか報われないなぁ~」

エミヤ「そしてこうなった....次のページをめくってくれ」


しくじり!
【霊長の守護者 エミヤの誕生】


若林「あ~世界の奴隷になっちゃったか」

関根「名前はカッコいいけどね、」


エミヤ「契約通り、衛宮士郎は守護者となり。現在のオレ、エミヤが誕生した。」


エミヤ「....ここからが、後悔の始まりだ。次のページ、」

俺が間違ってたら申し訳ないんだけど
士郎が世界と契約した条件は
人を助けるために超常的な力をもらったんじゃなく自分の力で救えない人々を世界に救ってもらったんじゃないの?

【世界を救う守護者の仕事!
それは人類を滅亡を回避する為に『加害者』も『被害者』皆殺しにして無かった事にする掃除屋さん】


澤部「えぇぇぇええええ!!??」

吉村「ちょっとまって!こんなハードなの??」


エミヤ「『人を救いたいと』希望を抱いていたオレに待っていたのは『掃除屋』として人を殺し、人類を救うという指名だったのだ」


関根「え?でも前のページとかで『全てを救う為に』って情熱かけて生きてたんだよね?」


エミヤ「その通り。見事に抱いていた理想は裏切られてしまったわけだな....」

>>63
こっちも間違ってたらゴメン。たぶんそんな気がする
とりあえず今回はこっちでいくわ

エミヤ「そして、この守護者の仕事は『永久』に続けなければならない、そして『全ての人を救う』どころか殺してしまう始末....つまり、」



澤部「やっちゃったなぁ~」

若林「もぉ~バカだろそれは....」

関根「報われないなぁ」


エミヤ「次のページをめくってくれ、」

しくじり
【理想を抱いて溺死した】



吉村「なるほど、」

若林「まあそうなるわな」

関根「なんか本末転倒だねw」


エミヤ「ーーー結果的に、信じ続けた唯一の理想にすら裏切られ、拒絶する事も許されず、数え切れないほど殺戮を続けた末に彼の信念も遂に磨耗し、かつての理想に絶望してしまうのだった....」

ーここでエミヤ先生のフロートチャートをまとめてみましょう。ー


生い立ち
大災害から生き残り。養父の影響を受けて『正義の味方』を真面目に目指す


『正義の味方』『人助け』といった生き方を貫く人生、『全ての人を救う』理想を追い求める

やがて限界を感じた結果、世界と契約

そのせいで、追い求めた理想は永遠に叶う事はなくなる。むしろ、逆の日々

寝ます
m(_ _)m

なんかただ説明してるだけの感じが

>>74なんとかしてみるわ....

エミヤ「さて、守護者の役割に徹していたオレは、身も心もボロボロになってゆく。そしてついに、ある考えに至ってしまうのだが....次のページ」


生徒『』 ペラッ


【自分を消滅させたい】


澤部「早まっちゃダメだよ~!」

関根「自殺願望まで抱いちゃったの??」


エミヤ「そんなところだ、」

若林「追い詰められてんな~」

エミヤ「ただし、守護者になった自分は死ぬことはできない。既に死んでいるからね。それで出た結論が、『過去の自分を殺せたら、タイムパラドックスで現在の自分を消滅させられる』というものだった、」


吉村「早まっちゃだめですよ!」


若林「でも過去の自分殺すとか基本無理だよね?」


エミヤ「そうだ。要する叶うわけのない願望を抱きながら永い時間を過ごしていたわけだな....」


関根「ほんとしくじってるよね、」


澤部「かわいそうだなぁ」


エミヤ「そして、ある時。守護者エミヤに転機が訪れる、次のページ」

第4章
聖杯戦争への参加


エミヤ「ーーー第五回目に行われた聖杯戦争でサーヴァントとして参加することとなったのだ。」


吉村「え?それってまさか」

若林「召喚されたってこと?」


エミヤ「その通り。次のページをめくれ」

【アーチャーとして参戦!英霊エミヤ、そして時代は過去だった!タイムスリップに成功!】


関根「昔の自分殺したいとか考えてたら本当にタイムスリップしちゃったんだ!?」

吉村「人生何が起こるかわかりませんよね、これ聞くと」



エミヤ「運命の巡り合わせか、自身の召喚されたのは自分の故郷『冬木市』。そして時代はオレの学生時代の頃だった」


若林「正義の味方目指してる最中の頃だ~」


澤部「だったらあの考えが実行に移せちゃいますよね?」


エミヤ「当然、そうなる」

エミヤ「理想を抱いて溺死したオレは
密かに抱いていた希望が実現可能なモノとなってしまったことで『しくじり』をやらかしてしまうわけだが....次のページ」


生徒『』ペラッ


しくじり
【かつての自分『衛宮士郎』を殺そうと考える】


関根「迷走してるねぇ~」

吉村「どんどんキツくなってくるなぁ~」


エミヤ「迷走していたのさ....オレは。そもそも守護者として『英霊の座』に登録されていた段階で、過去の自分が消えてもオレが消える可能性は低かった。」


澤部「詰んでるじゃん!」

エミヤ「要するに八つ当たりのようなものだな....まあ、『衛宮士郎が守護者になることで死んでしまう人を助けられる』という側面もあったから必ず無駄というワケではなかったが....」



吉村「来ましたよ~正義の味方気質」

関根「筋金入りだねwこの人」


エミヤ「そして次第にはこんな事をしていた....次のページをめくれ」


生徒『』ペラッ

【過去の自分に嫌がらせ!妨害!罵倒!『お前の行為は偽善だ!』と責め立てる】


澤部「かわいそうだなぁ~衛宮士郎くん」

若林「未来の自分に言われてるワケだしね」


エミヤ「後悔からくる怒りで過去の自分をとにかく嫌悪していオレは。挙句、殺すまでは行かずとも当時の自分の生き方を『否定』するような罵倒を過去の自分にしまくった ....」


関根「例えばどんなの?」


エミヤ「『理想を抱いて溺死しろ』」


吉村「既に溺死しちゃった人が言うわけですか」

飯落ち
m(_ _)m

むしろ偽善だったら良かったのに。本気で頑張り過ぎたからこその大惨事では
偽善というか現実見えてない馬鹿の方が適切な気がする

>>88
「そうだ、誰かを助けたいという願いが綺麗だったから憧れた!」
「故に、自身からこぼれおちた気持ちなどない。これを偽善と言わずなんという!」


というシーン覚えてて書いてたけど、「頑張りすぎた馬鹿」というテーマが抜けてる書き方をしているのでフォローします

m(_ _)m御指摘ありがとうございます

>>85続き



エミヤ「理想の実現の為に頑張りすぎた結果、守護者となってかつての理想を憎むエミヤ。
そして、この時代で馬鹿真面目に現実を見ずに理想を目指している衛宮士郎。」



エミヤ「同じ人間ながら、違う思想を持ってしまった2人は当然ながらお互いに嫌悪しあう事となる。さらに....次のページだ。」


若林「盛り上がってきたな」ペラッ



【ついにエミヤと衛宮士郎の戦いが勃発!!】


澤部「キターーッ!!!」

吉村「きましたよぉ~?」

関根「ついにやらかしちゃったんだね~」

若林「やばいよやばいよ」


エミヤ「オレは、自身の固有結界に衛宮士郎を引きずり込んで戦いを挑んだ。
敵はお互い自分自身。己の生き方にケジメをつける為の戦いだった....」


関根「どうなっちゃうんだろね?」


エミヤ「そして、命を賭けた戦いの中でオレの罵倒に負けず衛宮士郎はこうオレに言った....次のページ」

【「―――おまえには負けない。誰かに負けるのはいい。
 けど、自分には負けられない―――!」】


関根「ガッツあるな~」


エミヤ「眼前の相手は夢破れた己。今夢を追う者として、その男にだけは負けるわけにはいかないという強い意志の表れだった」


澤部「こんな風に言える人間になりたいわ」


エミヤ「さらに衛宮士郎は言葉を投げかける....次のページをめくれ」


吉村「えぇ、、、なんだろきになる」ペラッ

【「決して、間違いなんかじゃないんだからーーー!」】


若林「一応学生ですよね、この人?」

関根「熱いねぇ~」


エミヤ「『たとえ矛盾していても、叶うことがなくても。胸に抱いたそのユメだけは間違いではないと信じている。』」


澤部「自分自身に言われてるんじゃ重みが違うよな、そら」


エミヤ「そして、この言葉を聞いたオレはこれまでの人生に一つの答えを見出すこととなった、次のページ」


関根「幸せなになって欲しいなぁ~」

【守護者になって後悔する結末になってしまったけども、
「それでも―――俺は、間違えてなどいなかった―――」】


吉村「なるほど」

澤部「渋いな~」

エミヤ「『自分の選んだ道に絶望し、後悔して、何度もやり直しを望み、その結末をずっと呪い続けることに変わりはなくとも、』」

関根「うんうん」


エミヤ「『それでもかつて”正義の味方”へ憧れ、借り物の理想であっても美しいと感じ、信じて進んできたその道は間違いではなかった』」


若林「やっぱり主人公属性あるよね?」

関根「自暴自棄から抜け出せてよかったよ~ホント」

エミヤ「己を肯定する為に自分を否定したが、最後は自分を肯定する答えを見つけだせたというわけだ。」


澤部「よかったよかった」

吉村「芸能界も夢や理想をもって挫折する人達多いですから他人事じゃないですし、為になるな~」


エミヤ「では、最後にまとめだ。次ののページを頼む」


生徒『』ペラッ

エミヤ「
人生において、理想や夢を追い続け、

時にそれで頑張りすぎるたことで

激しく後悔する結果を招いてしまうこともあったが

だが、自分の信じた『道』は結果はどうあれ間違いではなかった。





若林「お疲れ様!」パチパチ

関根「お疲れ~」

澤部「ありがとう!」パチパチ

吉村「ありがとうございます」パチパチ

ーエミヤ先生のしくじりー

番組ナレ
《理想や夢を追いかけて頑張ることは悪い事じゃないですが、皆さんも『しくじり』をしないよう時には冷静になることも大事ですよ~》

終わり

終わりました
m(_ _)m

機会があれば別のキャラでやってみたいです....

おつかれ楽しかった
子ギル先生とか読んでみたいっすっす

>>101
大人の自分を冷めた視点で淡々と批判しながらのしくじり談

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom