訂正


みほ「何でまた…」

まこ「遊び。 特に理由なんてない」

みほ「まぁ…いいですけど」

まこ「じゃ、問題」


まこ「夫婦と子供の三人家族がいて、夫が亡くなりました」

まこ「その夫の葬儀に参列していた男に、夫を亡くした妻が一目ぼれしてしまいます」

まこ「数日後、妻は自分の子供を殺してしまいました。なぜでしょう」

みほ「……何だか物騒な問題ですね」

まこ「まぁあくまで遊びだし」

まこ「じゃあ制限時間1分ね」


ーーー


まこ「さ〜ん、に〜い、い〜ち、はい終了ぉ〜」

まこ「できた？」

みほ「は、はい」

まこ「じゃあ答え言って」


みほ「子供の葬式でまたその人に会えるから……ですかね？」


まこ「……」

みほ「？ まこさん？」

まこ「…あ、ごめん。 うん、良いんじゃない」

みほ「本当ですか？ よかったぁ」

まこ「……じゃあ、二問目」

みほ「え？ は、はいっ」


まこ「あなたはマンションに住んでいます。夜眠れずにバルコニーに出ました」

まこ「すると向かいの建物である男が女をナイフで刺殺していました」

まこ「その姿を見て慌ててケータイで通報しようとすると、男と目が合ってしまいました」

まこ「その男はあなたの方を指して手を一定の動きで動かしました。どういう意味あいがあると思いますか」

みほ「また物騒な問題ですね」

まこ「ごめん。 こういう問題が多いの言うのわすれてた」

みほ「あんまり人にこう言う問題出したりすると疑われますから気をつけて下さいね？」

まこ「……」


ーーー


まこ「できた？」


みほ「はい。 答えは、『自分が何階にいるか数えていた』、ですね」


まこ「………」

まこ「………」

みほ「ど、どうしたんですかまこさん？ 怖い顔して……」

まこ「何でもない。 次で最後」

みほ「は、はい」



まこ「クリスマスの夜、ある男の子にサンタクロースからプレゼントが届きました」

まこ「プレゼントはサッカーボールと自転車でしたが、男の子は喜びませんでした」

まこ「どうしてでしょう

まこ「………」

みほ「…」

まこ「…………」

みほ「……」

みほ「あ、あの」

まこ「な、なに？」

みほ「ちょっとそんなに見つめられるとこわいかな、って」

まこ「良いから早く答えて」

みほ「……はい」

まこ「……できた？」

みほ「は、はい」

まこ「じゃあ答えて」

みほ「……答えますね」










みほ「男の子が喜ばなかったのは……」

みほ「『自転車もボールも持っていた』、からですかね？」

まこ「………」

みほ「……あ、あの〜…」

まこ「よかった」

みほ「え？」

まこ「よかったぁ〜〜〜っ」

みほ「えっ！？ ちょ、ちょっとまこさん、いきなり抱きついて」

まこ「うん。 よかった。 本当によかった」

みほ「な、何がですかまこさん」

まこ「内緒」

みほ「そんなぁ」

まこ「なんかお腹空いたしどこか食べに行こうか」

みほ「あ、良いですね」



華「私も混ぜてもらっていいですか？」

みほ「あ、華さん。 もちろんです。 一緒に行きましょう」

華「うふふ。 ありがとうございます」

まこ「流石華だな。 食べることに関しては目ざとい」

華「目ざといなんてそんな///」

華「でも、みほさん惜しかったですね」

まこ「え？」

華「あ、す、すいません。 実はさっきの心理テスト盗み聞きしてまして……」

まこ「う、うん」

華「最後まではみほさんと一緒だったんですけど……みほさん最後の問題間違われたでしょ？ だから惜しいなって」

まこ「………ち、ちなみに華のこたえは……？」

華「嫌ですねぇそんなの……」

華「『少年は足がないから』 、ですよ」

サングラス「藪蛇、という言葉があります」

サングラス「あるいは、好奇心は猫を[ﾋﾟｰｰｰ]というものも」

サングラス「あなたの直ぐ近くに気になる人がいても、気にしない方が良いのでしょう」

サングラス「え？ 私はどんな答えを出したのかですって？」




サングラス「それはですねーーー」

終わり


みぽりんが持ってるぬいぐるみの設定知ったらこのSS思い浮かんだ。


みぽりん可愛いよみぽりん