オーキド「ほう、グリーンは公務員を選んだか」

レッド「あ....僕も公務員が良い....です」

オーキド「早いもの勝ちじゃ、残り二つから選びなさい」

グリーン「レッド、やる気のあるやつから仕事が回ってくるんだぜ」

レッド「.....」

グリーン「ちなみに公務員っつっても何の仕事やるんだ？色々あるだろ？」

グリーン「内容次第でレッドに譲ってやっても良いけど....」

オーキド「女子高の図書館の司書じゃよ、あと一度決めた仕事は変更できん」

グリーン「そりゃ残念だなw」

レッド「.....」

オーキド「完全週休2日 連休はほぼ高校と同じ 福利厚生 賞与もしっかりしてる」

オーキド「司書といっても仕事のほとんどがjkの話相手.....ちょっとやり甲斐がないがの」

グリーン「いえ、仕事をもらえるだけ充分ですっ！頑張って働かせていただきます！！」

オーキド「うむ、グリーンはしっかり者じゃ 頑張るんじゃぞ」

オーキド「....レッドは決まったかの？」

レッド「えと.....辞めます....帰ります」

オーキド「駄目じゃ....仕事を決めるまで帰すなと君の親から言われとるんじゃ」

レッド「そんな.....ブラック底辺しか残ってないのに」

グリーン「おいレッド....」ガッ！！

グリーンがレッドの胸ぐらを掴む

グリーン「ニートの分際で働いてる人を底辺とかよく言えるなぁ...おい！」ググッ

レッド「グ、グリーンだって....ニートじゃないか....ゲホッ」

グリーン「は？俺は公務員だよ？ニートじゃねぇけど？？」グッ！

オーキド「離してやりなさいグリーン....気持ちは分かるが暴力は良くない」

グリーン「.....チッ！」ドサッ

レッド「ゲホッ！ゲホッ！」

オーキド「グリーンは明日から出勤じゃ場所はポケモン看護女子高じゃ」

グリーン「まじすかっ！？あの可愛い娘しかいないと有名な！ポケ看！」

グリーン「博士よくこんな美味し....特殊な仕事見つけてくれましたね」

オーキド「まぁコネじゃがな、もう帰って明日に備えなさい」

グリーン「はいはーい、じゃあレッド頑張れよ」 バタン

レッド「....」

オーキド「さて、話を戻そうかレッド」

レッド「いやだ....グリーンの仕事がやりたい」

オーキド「いい加減にしろ！人の仕事を羨むな！！自分で自分の仕事を見つけなさい！！！」

レッド「じゃあ自分で職を探します
....帰ります」

オーキド「そういって何年もゲームしかしとらんじゃろお前は....」

オーキド「ワシの用意した中から見つけるんじゃ、今ならワシのコネで面接なしで正社員じゃ」

レッド「....じゃあ.......いん....s....」

オーキド「ん？」

レッド「......飲食....」

オーキド「ほう、飲食か」

レッド（まだ....条件次第で大逆転も....女子大の学食受け付けとか）

オーキド「場所は大手チェーンレストラン 隔週1日休み 月給12万 賞与無し 残業代無し 夜勤有り（手当て無し）！」

オーキド「まぁ労働基準法を完全無視じゃが今の時代それが普通じゃ やり甲斐をもって頑張りなさい」

レッド「」

オーキド「早速今日から出勤じゃ、タイムカード押す一時間前に店に来て掃除しなさい」

オーキド「大きな声で挨拶、笑顔を忘れずにな」

レッド「....介護に変え」

オーキド「一度決めたことを変えるな」

レッド「....」プルプル

オーキド「どうした？自分で選んだんじゃろ？遅刻するぞ！早く行くんじゃ！！」

レッド「....」

レッド「...」

レッド「」


レッド「ぼく！ポケモンマスターになる！！」

オーキド「は？」

レッド「ポケモンマスターになれば一攫千金だ！いくぞピカチュウ！！」

レッド「ピッカーッ！！！」ダッ！

オーキド「ま、待てレッド！ポケモンも無しに....まっ」


バタン

オーキド「レッド.....」

一週間後

ポケモン看護女子高校 図書室

jk「近くの草むらで死体がみつかったらしいんですよ....コラッタに襲われた跡があって....」

グリーン「怖っわ！！お前達も野生のポケモンには気を付けろよ」

jk2「それより今日の放課後カラオケ行きましょーよー」

グリーン「またかよw仕方ねーな....ちゃんと勉強もやるんだぞ」

アハハハハ.....