二次創作SS 仮面ライダー雷滅 (191)

仮面ライダーオタクの作者が書きたいままに(節度を守って)書く二次創作小説です。
世界観は仮面ライダーがテレビ放送されていた日本で、主人公は中二病のライダーオタクです。
もちろんバトルはありますが、主人公の恋路(片想い)も描いていこうと思います。
頑張って書きます!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1451097030

それでは、早速キャラ紹介といきましょう

倒辛滅正(とうしん めっせい)/仮面ライダー雷滅
瀬祭市(せまつりし)の小さな本屋 倒辛ブックスを営む20歳の男。
勉強も運動もダメダメだが、仮面ライダーの知識では町一番。
高校を中退した直後に秘密結社クロードに拉致され、バッタ改造人間となる。
中学の同級生である神川知残(後述)に恋心を抱いており、嫌われることを恐れている。
ライダー好きだからという理由で人から遠ざけられていたせいで友達が少ない。
重い過去を抱えている。
身長は172cmぐらいで、眼鏡をかけている。

神川知残(かみかわ ともの)/仮面ライダーティア
倒辛家の同居人である20歳。滅正の同級生。
滅正とは対照的で、勉強も運動もこなすパーフェクトな女性。
ノリが良く、可愛いので友達が多い。
滅正と同じときにクロードによってバッタ改造人間にされた。
滅正のことを実の弟のように心配しているが、彼に恋心を抱かれている事には気付いていない。
身長は164cmで、髪型はポニーテールにしている。

ノージャス/仮面ライダー正無(セイム)
倒辛家の同居人である女性人造人間。
滅正たちが改造された時と同時期にクロードが作ったが、組織を裏切って滅正たちと一緒に脱出した。
家庭的で、倒辛家の家事は全て彼女の役目である。
性格はいわゆる妹キャラで、少し子供っぽいところがある。
十徹敬座(後述)とは両想い。
身長は159cmで、髪型はショートカット。

十徹敬座(じゅうてつ けいざ)/仮面ライダーVO(ブイオー)
倒辛家の同居人である20歳の男。滅正の同級生。
研究者を目指していたので、滅正たちの装備を作るメカニックの役目を果たす。
滅正たちと同じときにクロードによってメカニカル改造人間にされた。
元は金持ちの家に生まれたが、敷かれたレールに嫌気がさして家出した過去がある。
ノージャスとは両想い。
身長は177cmで、眼鏡をかけている。

本山静司(もとやま せいじ)
瀬祭署捜査一課の刑事。
真面目な熱血刑事だが、気が抜けると少しいいかげんになる。

森坂ミカ(もりさか みか)
滅正が行きつけの喫茶店「イエロードット」の店長。
恋愛経験が豊富で、「困った時のミカさん」と呼ばれている。

佐津川有希(さつかわ ゆうき)
映画好きのフリーター。
滅正が信頼している情報通の一人。

ロギー
瀬祭高校2年生で、ロギーはユーザーネーム。
ネットが得意で、滅正に情報を伝える。

隆島輝ノ助(たかしま てるのすけ)、間宮一馬(まみや かずま)
知残の同級生。二人とも同じ大学に通っている。
知残とは仲が良いが、滅正のことは「クズ人間」と見下している。

«7
ありがとーございます!
«10
ガキで悪かったッス

···とりあえず、登場するライダーを紹介します。

仮面ライダー雷滅
パンチ力 2t キック力 4t ひと跳び31m 100mを7.1秒
倒辛滅正がコアタイフーンとライメツユニットで変身するライダー。
改造が不完全であるため、スペックは他の3人より低い。
他のライダーのユニットを使用すると、歴代主役ライダーに変身できるが、能力はオリジナルに劣る。
武器(ライドツール)はクレイジーナイフとクレイジーボウガン。

仮面ライダーティア
パンチ力 5t キック力 8t ひと跳び35m 100mを6.3秒
神川知残がコアタイフーンとティアユニットで変身するライダー。
知残の元々の身体能力が高いため、スペックは4人中最強。
他のライダーのユニットを使用すると、歴代2号ライダーに変身できる。
ライドツールはホッパーナギナタ。

仮面ライダー正無
パンチ力 3t キック力 5.5t ひと跳び33m 100mを6.5秒
ノージャスがダブルコアタイフーンとセイムユニットで変身するライダー。
通常の攻撃に風属性または雷属性を付加できる。
他のライダーのユニットを使用すると、歴代3号ライダーに変身できる。
ライドツールはスタッグハンマー。

仮面ライダーVO
パンチ力 3.5t キック力 6t ひと跳び34m 100mを6.1秒
十徹敬座がコアタイフーンネクストとVOユニットで変身するライダー。
他の3人に比べ、スピードに長けている。
他のライダーのユニットを使用すると4号以降のサブライダー、劇場版ライダーに変身できる。
ライドツールはRTマルチガントレット。

···とりあえず、登場するライダーを紹介します。

仮面ライダー雷滅
パンチ力 2t キック力 4t ひと跳び31m 100mを7.1秒
倒辛滅正がコアタイフーンとライメツユニットで変身するライダー。
改造が不完全であるため、スペックは他の3人より低い。
他のライダーのユニットを使用すると、歴代主役ライダーに変身できるが、能力はオリジナルに劣る。
武器(ライドツール)はクレイジーナイフとクレイジーボウガン。

仮面ライダーティア
パンチ力 5t キック力 8t ひと跳び35m 100mを6.3秒
神川知残がコアタイフーンとティアユニットで変身するライダー。
知残の元々の身体能力が高いため、スペックは4人中最強。
他のライダーのユニットを使用すると、歴代2号ライダーに変身できる。
ライドツールはホッパーナギナタ。

仮面ライダー正無
パンチ力 3t キック力 5.5t ひと跳び33m 100mを6.5秒
ノージャスがダブルコアタイフーンとセイムユニットで変身するライダー。
通常の攻撃に風属性または雷属性を付加できる。
他のライダーのユニットを使用すると、歴代3号ライダーに変身できる。
ライドツールはスタッグハンマー。

仮面ライダーVO
パンチ力 3.5t キック力 6t ひと跳び34m 100mを6.1秒
十徹敬座がコアタイフーンネクストとVOユニットで変身するライダー。
他の3人に比べ、スピードに長けている。
他のライダーのユニットを使用すると4号以降のサブライダー、劇場版ライダーに変身できる。
ライドツールはRTマルチガントレット。

本当にごめんなさい。
こちらの操作ミスでレスが(OMO)ジェミニ してしまいました。
この一件で俺の事をクズと呼んでもらっても構いません

本当にごめんなさい。
こちらの操作ミスでレスが(OMO)ジェミニ してしまいました。
この一件で俺の事をクズと呼んでもらっても構いません

どんなに罵られても俺は書きますよ。
批判されたっていいんですよ

本編開始です

第1話「ライダー·チェンジ」 その1

「滅正、起きて!」
知残の声で、滅正は目を覚ました。
「あっ、知残···おはよー」
滅正は枕元に置いておいた眼鏡をかけた。
「んっ···今何時?」
「7時半過ぎたよ!今日は映画観にいく日じゃん!」
「うおっ、やっべ!」
時刻を聞いた滅正はベッドから飛び出し、身支度を始めた。

7時45分ごろ、身支度を終えた滅正と知残は大急ぎで家を出た。
映画館のあるショッピングモールに着くと、中でノージャスと敬座が待っていた。
「遅いよ、滅正!」
「わーりわーり、寝過ごしちまって···」
「まあまあ、倒辛も神川も来たんだし、席取りに行こうぜ。」
「そうだね。」

11時25分ごろ、映画を観終わった滅正は大粒の涙を流していた。
「うぅ···最近の映画は泣かせるのが多いな···」
そんな滅正に、知残はハンカチを渡した。
「泣き虫だなぁ。でも感動出来るのは良いことだよ。滅正のいいとこってそこでしょ。」
「うん、ありがとう···。 あ、ハンカチは自分のあるから大丈夫だよ。」
滅正はハンカチをポケットから出し、涙で濡れた目の周りを拭いた。
拭きながら、彼はその場にノージャスと敬座がいないことに気がついた。
「あれ、知残、ノージャスと敬座は?」
「今二人とも抽選会にいってるはずだけど···」
その時、滅正の携帯から木魚の音が鳴った。
「敬座から着信だ!」
知残はそんな事よりも、滅正の着信音が気になっていた。
「えっ、それ滅正の着信音!?」
「うん。ゴーストの御成のやつ···はいもしもし?」
「と、倒辛か! クロードが出たんだ、怪人が!」
「なんだって、それは本当かい!? わかった、すぐいくよ!」
滅正は電話を切り、知残にクロード怪人の出現を伝えた。
「クロードの怪人が出たらしい、行こう!」
知残は一瞬戸惑ったが、返事をした。
「えっ、卯、うん。わかった!」
二人は敬座の元へ急いだ。

本編開始です

第1話「ライダー·チェンジ」 その1

「滅正、起きて!」
知残の声で、滅正は目を覚ました。
「あっ、知残···おはよー」
滅正は枕元に置いておいた眼鏡をかけた。
「んっ···今何時?」
「7時半過ぎたよ!今日は映画観にいく日じゃん!」
「うおっ、やっべ!」
時刻を聞いた滅正はベッドから飛び出し、身支度を始めた。

7時45分ごろ、身支度を終えた滅正と知残は大急ぎで家を出た。
映画館のあるショッピングモールに着くと、中でノージャスと敬座が待っていた。
「遅いよ、滅正!」
「わーりわーり、寝過ごしちまって···」
「まあまあ、倒辛も神川も来たんだし、席取りに行こうぜ。」
「そうだね。」

11時25分ごろ、映画を観終わった滅正は大粒の涙を流していた。
「うぅ···最近の映画は泣かせるのが多いな···」
そんな滅正に、知残はハンカチを渡した。
「泣き虫だなぁ。でも感動出来るのは良いことだよ。滅正のいいとこってそこでしょ。」
「うん、ありがとう···。 あ、ハンカチは自分のあるから大丈夫だよ。」
滅正はハンカチをポケットから出し、涙で濡れた目の周りを拭いた。
拭きながら、彼はその場にノージャスと敬座がいないことに気がついた。
「あれ、知残、ノージャスと敬座は?」
「今二人とも抽選会にいってるはずだけど···」
その時、滅正の携帯から木魚の音が鳴った。
「敬座から着信だ!」
知残はそんな事よりも、滅正の着信音が気になっていた。
「えっ、それ滅正の着信音!?」
「うん。ゴーストの御成のやつ···はいもしもし?」
「と、倒辛か! クロードが出たんだ、怪人が!」
「なんだって、それは本当かい!? わかった、すぐいくよ!」
滅正は電話を切り、知残にクロード怪人の出現を伝えた。
「クロードの怪人が出たらしい、行こう!」
知残は一瞬戸惑ったが、返事をした。
「えっ、卯、うん。わかった!」
二人は敬座の元へ急いだ。

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第1話「ライダーチェンジ」 その2

滅正と知残はショッピングモールの駐車場で怪人に襲われている敬座とノージャスを見つけた。
「ノージャス!敬座!大丈夫?」
「私達は大丈夫だよ。でもこいつ、かなりの強敵···」
それを聞いた滅正は怪人に対し名前と目的を尋ねた。
「お前、誰だ?どうしてこの二人を狙ったんだ?」
怪人はそれにすぐ答えた。
「ほほーん、覚えていないのか、倒辛滅正。俺様はクロードスパイダー、組織随一の暗殺者さ。」
滅正はクロードスパイダーの返答に少し戸惑った。
俺はこいつと会ったことがあったっけ、そんな疑問を抱えつつも、彼は戦うことを決めた。
「···まあいい。とにかく暗殺者なら倒すまでだ!」
滅正はポケットからバックルを取り出し、腰にあてた。
するとバックルの両側からベルトが出現し、「コアタイフーン」が完成した。
さらにライメツユニットをバックル部に装着、起動用カードをセットすると、滅正の体が光に包まれた。
「変身!」
そして緑色の戦士・仮面ライダー雷滅と姿が変わった。

「仮面ライダー、雷滅···」
少しカッコつけて名乗った雷滅はスパイダーに早速攻撃を仕掛けた。
パンチを2発叩き込み、相手が怯んだところに一発キックを見舞う戦法を繰り返した。
「うおっ、思ったより強いなァ···」
スパイダーがそうもらした直後に、雷滅はクレイジーナイフで切りつけた。
だが、この武器では思った程ダメージは与えられず、スパイダーの反撃を受けてしまった。
雷滅は吹っ飛ばされ、すぐにスパイダーが放ったエネルギーの糸で拘束されてしまった。
「おい、んにゃろう、ヒキョーだぞ···なんて言えねーよな。」
「何意味の分からんこと言ってやがる、俺様を侮ったことを後悔させてやるぜ!」
スパイダーが爪を光らせて迫って来るのを見て、雷滅は悔しく思った。

「滅正!」
その時、知残がバックルを取り出して、滅正と同じ手順を行った。
「変身!」
彼女は仮面ライダーティアに変身し、武器のホッパーナギナタで雷滅を拘束していた糸を切り裂き、スパイダーの攻撃も簡単に防御した。
「知残···ありがと。ごめんね、こんなに弱くて···」
「ううん、別に謝らなくていいよ。最初善戦してた滅正、ちょっとカッコよかったし。」
「マジ!?嬉しい!」
ティアの言葉で雷滅は上機嫌になった。

「どうするノージャス、俺らも行く?」
「うん!あの二人を助けよー!」
敬座とノージャスの二人も、バックルとカードを使い、その姿を変えた。
「変身!!」
ノージャスは仮面ライダー正無、敬座は仮面ライダーVOへと変身を遂げ、雷滅とティアの元に駆け寄った。
「私達も協力するよ、滅正、知残ちゃん!」
「俺らも見てるだけじゃさすがにつまんねーからな。」
雷滅とティアは頷いた。
4人揃ったライダーを前に、スパイダーは少し怖じ気づいていた。
「ヌウウ···」
「クロードスパイダー、お前を倒す!」
4人はスパイダーに向かって走り出した。

第1話「ライダーチェンジ」 その2

滅正と知残はショッピングモールの駐車場で怪人に襲われている敬座とノージャスを見つけた。
「ノージャス!敬座!大丈夫?」
「私達は大丈夫だよ。でもこいつ、かなりの強敵···」
それを聞いた滅正は怪人に対し名前と目的を尋ねた。
「お前、誰だ?どうしてこの二人を狙ったんだ?」
怪人はそれにすぐ答えた。
「ほほーん、覚えていないのか、倒辛滅正。俺様はクロードスパイダー、組織随一の暗殺者さ。」
滅正はクロードスパイダーの返答に少し戸惑った。
俺はこいつと会ったことがあったっけ、そんな疑問を抱えつつも、彼は戦うことを決めた。
「···まあいい。とにかく暗殺者なら倒すまでだ!」
滅正はポケットからバックルを取り出し、腰にあてた。
するとバックルの両側からベルトが出現し、「コアタイフーン」が完成した。
さらにライメツユニットをバックル部に装着、起動用カードをセットすると、滅正の体が光に包まれた。
「変身!」
そして緑色の戦士・仮面ライダー雷滅と姿が変わった。

「仮面ライダー、雷滅···」
少しカッコつけて名乗った雷滅はスパイダーに早速攻撃を仕掛けた。
パンチを2発叩き込み、相手が怯んだところに一発キックを見舞う戦法を繰り返した。
「うおっ、思ったより強いなァ···」
スパイダーがそうもらした直後に、雷滅はクレイジーナイフで切りつけた。
だが、この武器では思った程ダメージは与えられず、スパイダーの反撃を受けてしまった。
雷滅は吹っ飛ばされ、すぐにスパイダーが放ったエネルギーの糸で拘束されてしまった。
「おい、んにゃろう、ヒキョーだぞ···なんて言えねーよな。」
「何意味の分からんこと言ってやがる、俺様を侮ったことを後悔させてやるぜ!」
スパイダーが爪を光らせて迫って来るのを見て、雷滅は悔しく思った。

「滅正!」
その時、知残がバックルを取り出して、滅正と同じ手順を行った。
「変身!」
彼女は仮面ライダーティアに変身し、武器のホッパーナギナタで雷滅を拘束していた糸を切り裂き、スパイダーの攻撃も簡単に防御した。
「知残···ありがと。ごめんね、こんなに弱くて···」
「ううん、別に謝らなくていいよ。最初善戦してた滅正、ちょっとカッコよかったし。」
「マジ!?嬉しい!」
ティアの言葉で雷滅は上機嫌になった。

「どうするノージャス、俺らも行く?」
「うん!あの二人を助けよー!」
敬座とノージャスの二人も、バックルとカードを使い、その姿を変えた。
「変身!!」
ノージャスは仮面ライダー正無、敬座は仮面ライダーVOへと変身を遂げ、雷滅とティアの元に駆け寄った。
「私達も協力するよ、滅正、知残ちゃん!」
「俺らも見てるだけじゃさすがにつまんねーからな。」
雷滅とティアは頷いた。
4人揃ったライダーを前に、スパイダーは少し怖じ気づいていた。
「ヌウウ···」
「クロードスパイダー、お前を倒す!」
4人はスパイダーに向かって走り出した。

第1話「ライダー·チェンジ」 その3     行間開けます。

ティア、正無、VOの三人が連続でスパイダーに打撃を繰り出し、雷滅は遠くからクレイジーボウガンで攻めた。

「よし、そろっと1号さんの力でいきますか!」

雷滅はユニットをイチゴウユニットに変え、仮面ライダー1号に変身した。

「やはり、他のライダーの力をコピーしているのか!」

「ブツブツ言ってないで行くぞぉ!」

雷滅1号は連続パンチを叩き込み、スパイダーは少し怯んだ。

その時、ティアが雷滅1号に叫んだ。

「滅正!あたしたちも戦わせてよ!」

三人がそれぞれユニットを交換し、ティアはメテオ、正無はNEW電王ベガフォーム、VOはランスへと変身した。

「いっくよーっ!」

正無NEW電王とVOランスがそれぞれの武器でスパイダーを切り裂き、すぐにティアメテオがジュピターハンマーで追い打ちをかけた。

「やっぱみんなすげぇや。」

「何言ってんだ倒辛。ライダーの力を一番最大限に活かせてるのはお前だろう。」

「···そうだね。よしっ、じゃあトドメの技だ!」

雷滅1号の合図で、四人はもとの変身形態に戻り、ベルトのカードを抜き、もう一度差して必殺技を発動した。

雷滅とティアのキック「エンドライジング」、正無の「ドラゴンストライク」、VOの「スカイストライク」が連続でスパイダーに決まった。

「ぬわぁぁぁぁぁぁぁっ!」

スパイダーのいた場所で爆発が起こった。

四人は一息ついて変身を解除した。

「やったね、敬ちゃん!」

ノージャスが敬座にしがみついて甘えているのを一瞬見た知残は、一人険しい表情をしている滅正に話しかけた。

「どうしたの?滅正。」

「んー、なんか、アイツは本当に死んだのかって思ってね。」

知残は滅正の言葉の意味が分からず、聞き直した。

「えっ、どういうこと?さっきクモ怪人は倒したでしょ?」

「ちょっと見なよ、あれ」

滅正はスパイダーが爆発した場所を指さした。

いつの間にか話を聞いていた敬座とノージャスも指さす先を見た。

「前、クロードの基地で見たんだけど、あの組織の怪人は死体が残るハズなんだよ。でも、今はない。
 ということは、スパイダーが死んだかどうか、怪しいんだよ。」

滅正の言う通り、爆発した場所に死体らしきものは何もなかった。

「じゃあヤツは死んでないのね?」

「そうとも限らない。だから俺、ちょっと調べてくる。先帰ってていいよ。」

滅正はその場から離れ、調査に向かった。

「滅正···」



第2話「奴らの目的」につづく。

第1話「ライダー·チェンジ」 その3     行間開けます。

ティア、正無、VOの三人が連続でスパイダーに打撃を繰り出し、雷滅は遠くからクレイジーボウガンで攻めた。

「よし、そろっと1号さんの力でいきますか!」

雷滅はユニットをイチゴウユニットに変え、仮面ライダー1号に変身した。

「やはり、他のライダーの力をコピーしているのか!」

「ブツブツ言ってないで行くぞぉ!」

雷滅1号は連続パンチを叩き込み、スパイダーは少し怯んだ。

その時、ティアが雷滅1号に叫んだ。

「滅正!あたしたちも戦わせてよ!」

三人がそれぞれユニットを交換し、ティアはメテオ、正無はNEW電王ベガフォーム、VOはランスへと変身した。

「いっくよーっ!」

正無NEW電王とVOランスがそれぞれの武器でスパイダーを切り裂き、すぐにティアメテオがジュピターハンマーで追い打ちをかけた。

「やっぱみんなすげぇや。」

「何言ってんだ倒辛。ライダーの力を一番最大限に活かせてるのはお前だろう。」

「···そうだね。よしっ、じゃあトドメの技だ!」

雷滅1号の合図で、四人はもとの変身形態に戻り、ベルトのカードを抜き、もう一度差して必殺技を発動した。

雷滅とティアのキック「エンドライジング」、正無の「ドラゴンストライク」、VOの「スカイストライク」が連続でスパイダーに決まった。

「ぬわぁぁぁぁぁぁぁっ!」

スパイダーのいた場所で爆発が起こった。

四人は一息ついて変身を解除した。

「やったね、敬ちゃん!」

ノージャスが敬座にしがみついて甘えているのを一瞬見た知残は、一人険しい表情をしている滅正に話しかけた。

「どうしたの?滅正。」

「んー、なんか、アイツは本当に死んだのかって思ってね。」

知残は滅正の言葉の意味が分からず、聞き直した。

「えっ、どういうこと?さっきクモ怪人は倒したでしょ?」

「ちょっと見なよ、あれ」

滅正はスパイダーが爆発した場所を指さした。

いつの間にか話を聞いていた敬座とノージャスも指さす先を見た。

「前、クロードの基地で見たんだけど、あの組織の怪人は死体が残るハズなんだよ。でも、今はない。
 ということは、スパイダーが死んだかどうか、怪しいんだよ。」

滅正の言う通り、爆発した場所に死体らしきものは何もなかった。

「じゃあヤツは死んでないのね?」

「そうとも限らない。だから俺、ちょっと調べてくる。先帰ってていいよ。」

滅正はその場から離れ、調査に向かった。

「滅正···」



第2話「奴らの目的」につづく。

第2話「奴らの目的」

一人で調査に出た滅正。

だが、スパイダーが逃げ出して一時間も経ってないのに目撃情報が出てくるわけがない。

「あちゃー、また勢いで出ちゃったな。」

公園のベンチに座って缶のミルクココアを飲んでいると、通りかかる女子高生の会話が耳に入った。

「ねぇねぇ、蜘蛛人間って知ってる?」

「知ってる知ってる。会うと誘拐されちゃうヤツでしょ?」

「うん。私は信じてないけどね。どうせスーツ着たオッサンでしょ。」

滅正は会話を聞いて、ある仮説をたてた。

(スパイダーって前から噂になってたのか?誘拐してるなら本当は暗殺者じゃなくね?)

気になった滅正はベンチから立ち上がり、ある人物に電話した。

「もしもし、ロギーか?」

「滅正さん?何かあったんスか?」

滅正が話している相手はロギーといって、ネットに詳しい情報通である。

「このあと時間あるかい?」

「あー、ないっすよ。」

「よし、なら12時半にイエロードットに集合だ。」

「はい、了解っす」

滅正はロギーと約束をし、喫茶店イエロードットに向かった。


一方、家に帰った知残はまだ滅正の事を心配していた。

そんな知残を見ていた敬座とノージャスはヒソヒソと話をしていた。

「滅正、本当は知残ちゃんにカッコいいとこ見せたいだけなんじゃないの?」

「そうかもな。倒辛は神川のこと好きだし、それも片想いだもんな。」

そんな会話が聞こえていない知残は、今も滅正の気持ちに気付かず、あくまで友達としての彼を気にかけていた。

訂正···第2話 その1です

あと、ラストは読者の皆様の投票によるマルチエンディングにしようと考えています。
どうか最後までお楽しみ下さい。

余談···俺、友達からのアダ名が「V3」なんです
   (V3のOPを学校で歌いまくった結果)

読者アンケート

Q.カブトの3号ライダーは誰だと思いますか?

未だにカブトの3号ライダーがダブトなのか兄貴なのか、はたまたザビーなのかはっきりしません。
そこで、読者の皆様の意見を集計し、この作品におけるカブトの3号ライダーを決定しようと思います
(決まったライダーにノージャスが変身します)
ご協力願います

vitaで書いています かごめって誰っすか

きめつけないでくださいよ

あとは、ライダーファンだから幼稚だってクズヤロウに言われた主の経験から滅正はできてます

第2話「奴らの目的」 その2

滅正がイエロードットに行くと、カウンター席に茶髪の高校生が座っていた。

滅正は彼がロギーだと一目でわかった。

「ようロギー。わざわざ来てもらって悪りぃな。」

「なあに、いいんすよ。」

「そうだ、今日はおごるよ。」

「マジっすか、あざっす!ミカ姐、ミルクコーヒー1つおなしゃす!」

「あ、ミカ姐!じゃあ俺も同じヤツを···」

注文を聞いた店長の森坂ミカは笑って二人を見た。

「あいよ。しかしアンタらそれ好きだねぇ。」

滅正は少し笑い、ロギーに話を始めた。

「さて、本題本題。ロギーはさ、蜘蛛人間って知ってるか?」

「あー、それっすか。俺の彼女も大騒ぎしてましたよ。誘拐だとか···」

「それでさ、ネットに画像ってアップされてるか?」

「ちょっと待って下さい、今見てみます」

ロギーはスマホを取り出して「蜘蛛人間」で画像検索した。

すると、検索結果はクロードスパイダーの画像ばかりだった。

「滅正さん、しかも画像をアップしたユーザー、全員アップした日からSNSが更新されてないんですよ。」

「ロギー、一番最近にアップされたのって、いつだ?」

「···これ、13分前っすよ。」

滅正はここでスパイダーが生きている事を確信した。

「ありがとう、ロギー。コーヒー飲んだらすぐに調査再開だ!」

そこに、ミカが二人分のコーヒーを運んできた。

「お待ちどうさん。」

「あ、どもっす。」

「そういえば滅正ちゃん、どうなのよ、神川さんとは」

「···そうですね···どうやったら好かれるのか、分かんなくて。」

「そっか。でも、モタモタしてると他の男に取られるんじゃないの?」

「ですよね。俺も今焦ってるのかもしれないです。」

第2話「奴らの目的」 その3

コーヒーを飲み終え、支払いも済ませて店を出た滅正は、ロギーの情報を頼りに、スパイダーの目撃情報があった場所を回った。

最初に、人気のない不動産会社の跡地に行った。

「ここが最後に目撃された場所だよな。」

「その通り」

何処からか声が聞こえた。

滅正が振り向くと、屋根から飛び降りて着地したクロードスパイダーがいた。

「やっぱり生きてやがった。探す手間省けてラッキーだぜ」

「せっかくだから我らクロードの目的を教えてやる。」

「なん···だと」

「この組織の目的は全世界の支配。『感情操作』による理想郷を創ることだ。」

「···今思い出したぞ。お前、俺を誘拐して改造させた奴だったな。」

「思い出してくれて嬉しいぞ。だが元暗殺者としてお前をこの手で···」

「望むところだよ。お前を仕留めて知残に認めてもらう!変身!」

滅正は雷滅に変身し、クレイジーナイフで斬りかかった。

だがスパイダーの素早さで避けられ、反撃を喰らってしまった。

「ちっ。」

舌打ちをした雷滅はカブトマスクドフォームに変身し、爪の攻撃のダメージを軽減することに集中した。

隙を見てカブトクナイガンアックスモードで攻撃したが、連続で攻撃は決められず、ダメージを思うように与えられない。

「どうしたどうした!その程度か?」

「うぅ、バカにするなぁっ!」

雷滅カブトはベルトを操作してキャストオフ、ライダーフォームとなった。

「今は一旦退却するか···クロックアップ!」

雷滅カブトはクロックアップを発動させてその場から逃げた。

「ふっ、根性なしだな。」

スパイダーもその場から呆れたように去った。

読者アンケート第2弾

Q.個人的に登場させてほしい!というライダーは誰ですか
 (登場させるなではありません)

響鬼のOPだけに登場した関東十一鬼でも、影の薄いライダーでも構いません。
 (設定だけの技はたくさん出すつもりです。)
 ご協力お願いします

あ、四人のマシンについて触れてませんでしたね

ライドサイクロン(滅正、知残)
滅正のものはベースカラーはライトグリーンで、ライダーステッカーが貼ってある。
知残のものはベースカラーはオレンジ。
攻撃用のバルカン「ライドキャノン」が搭載されている。

トライハリケーン(ノージャス)
ノージャスのバイクで、車に変形する。(イメージは3号のトライサイクロンみたいなものに)
「トライカッター」「ハリケーンショット」が装備されている。
ベースカラーはブルー。

スカイマシーン(敬座)
敬座のバイクで、飛行機に変形する。(イメージは4号のスカイサイクロンみたいなものに)
「スカイマシーンキャノン」「ウイングソード」が装備されている。
ベースカラーはネイビー。

ノージャスと敬座のヤツはネーミングそのまんまですwwwwww

ハリケーン+トライサイクロン

ライダーマンマシーン+スカイサイクロン

第2話「奴らの目的」 その4

滅正は家に帰って来た。

「ただいま···」

「あ、おかえり滅正。あのクモは見つかった?」

「それが、見つけたけど俺の力じゃかなわなかった。退散してきたんだ。」

知残、ノージャス、敬座は少し驚いた。

「なら今度は皆で探そ!」

知残の意見に他の三人は賛成した。

「うん。そうだね。」

早速、四人でスパイダーの捜索を始めた。


知残は瀬祭大学の近く、敬座はゲームセンターの近く、滅正とノージャスは川の近くをそれぞれ調べた。

知残は大学の近くにあるコンビニを重点的に調べていた。

「よう、知残」

知残は振り向き、自分を呼んだのがだれか確かめた。

「あ、輝ノ助、一馬!」

同級生で現役大学生の隆島輝ノ助と間宮一馬だった。

「そんなとこでなにやってんの?」

「いや、ちょっと蜘蛛人間を探しててね。」

「ふーん。そんなことより、皆でカラオケ行こうぜ!」

「マジ!?いくいく!」

知残は二人に誘われ、あっさりと遊びに行ってしまった。


滅正とノージャスは、スパイダーが見つからず疲れていた。

「あーもう、どうしたらいーんだよ!」

滅正は川辺の芝生に寝転んだ。

「はぁ、知残はまだ振り向いてくれないし、俺はどうしたら···」

そんな滅正にノージャスは言った。

「滅正。大丈夫だよ。知残ちゃんは滅正の良いところ、ちゃんと分かってくれてるよ。」

「そうかな?俺の事をクズ呼ばわりする間宮と隆島みたいな奴らと仲いいし、俺じゃ駄目だろうなー」

「私だって悩むよ。敬ちゃん、本当に私のこと好きなのかなーって。でも、聞いてみるのが一番だよ。」

「聞いてみる···?」

「うん。滅正も聞いてみな。知残ちゃんは滅正といると楽しいかって。私も敬ちゃんに聞いてみたら、スッキリしたし。」

「···。」

その時、ノージャスの携帯から1FINGERの「はじまりの日」が鳴った。

敬座からの着信だった。

第2話「奴らの目的」その5

「もしもし、敬ちゃん?」

「ノージャスか。スパイダーを見つけた。ヤツ、ゴミ処理場の様子を見ているぞ。」

「え、そうなの!?」

「あぁ。あともうひとつ厄介なのは、神川の奴隆島と間宮に誘われてカラオケに行ってるぞ!」

「ええ~!?わかった。すぐいくから!」

ノージャスは通話を終了し、滅正に内容を伝えた。

「ゴミ処理場で蜘蛛人間を見つけたんだけど、知残ちゃんが間宮くん、隆島くんと一緒にカラオケに···」

「何!?あの優等生のクズ共、あとでムッコロしてやる!とにかく急ごう!」


数分後、ノージャスと滅正は敬座の元に到着した。

「お待たせ、スパイダーは?」

「屋根の上だ。見ろ」

敬座が指さす先には、屋根に穴を開けて中の様子を見ていた。

「よし、敬座、ノージャス、突撃するぞ。」

「おっけー」

三人は処理場の柵まで走り、屋根の上にいるスパイダーに叫んだ。

「そこまでだ!スパイダー!今度こそ仕留めてやる!」

「来た来た。だが今度は三人まとめて殺すチャンスだ。」

スパイダーは屋根から柵を飛び越えて三人の近くに来た。

「変身!!」

三人はそれぞれライダーに変身し、スパイダーに襲いかかった。

「ふっ。何度かかっても同じことだ。」

「果たしてそうかな?」

少し笑った雷滅はオーズサゴーゾコンボに変身し、ゴリラアームで後ろからスパイダーの胴体を押さえた。

「うおっ!?」

「いくらスピードがあってもこれでは逃げられまい。敬座、ノージャス!決めろお!」

「わかった!」

VOは武器のRTマルチガントレットをガトリングモードにして、スパイダーに必殺技の「RTロードクラッシュ」を放った。

スパイダーに弾丸が連続で命中したその直後に、正無がスタッグハンマーによる必殺技「正無サンダー」を仕掛けた。

見事に電撃はヒットし、スパイダーは雷滅オーズを巻き込んで大爆発した。

「うぅ···死体···あるよな···」

変身が解除された滅正は倒れたまま死体があるかどうか確認した。


その夜、知残はやっと帰宅した。

「ただいまー。ごめん、蜘蛛人間探しすっぽかしちゃって···」

「···いや、別に···」

少しイライラしながらも滅正は言った。

「そういえば滅正、蜘蛛人間を倒した時、大活躍だったらしいね。」

「え、うん、まぁ···ね」

「スゴいじゃん!これからも一緒に頑張ろうね!」

知残に頭を撫でられた滅正は少し微笑んだ。

次回第3話「死の連鎖」 お楽しみに!

おはようございます 今日も頑張ります!

第3話「死の連鎖」 その1

「お待たせー、出来たよ!」

ノージャスが朝食である四人分のご飯、味噌汁、サラダと焼き魚を運んできた。

「いっただっきまーす!」

「美味しい!やっぱノージャス凄いね!」

「えへへ、ありがとね。」

「おーい、テレビつけてもいい?」

「あ、いいよー」

滅正がテレビの電源を入れると、ニュースが放送されていた。

「次のニュースです。瀬祭市でまたも高校生の少年が自殺しました。高校生の自殺は今月に入って三度目です···」

このニュースを聞いた知残は少し怪しいと思った。

「ねぇ、何か変じゃない?月に三回も自殺なんて。あたしあとでロギーに聞いてみる。」

「なら俺も一緒に···」

「ありがと。滅正とロギーは仲いいもんね。」


その後、滅正と知残はロギーとイエロードットに集合し、自殺騒ぎについて聞いた。

「あー、あのことっすか。あれなら学校で最近妙な事が起きてるんすよ。」

「妙な事···?」

「自殺した奴ら、実は全員自殺する五日前から性格がかなりおかしくなってたんですよ。」

「性格って···どんな風に?」

「ちょっと触っただけでも『来るな!』とか、先生に指名された時に『嫌だ!』って大声で···」

ここで、滅正はある仮説をたてた。

(もしこれがスパイダーの言ってた感情操作によるものだとしたら、怪人の仕業か···?)

そして、ロギーは二人に言った。

「すんません、俺、あんまこうゆうの詳しくなくて···これ以上のことは分からないんです···」

「いいよ、ありがとね、ロギー。」

「あぁ。少し分かった事もあるし。あとは佐津川に頼むよ。」

滅正と知残は店を後にした。


佐津川有希は街を回っているフリーターで、滅正の情報屋の一人でもある。

滅正と知残は映画好きの佐津川がよくいる映画館に行った。

佐津川はわりと早く見つかった。

「よう、佐津川。今時間はあるかね?」

「倒辛ちゃん、神川くんも。映画終わったし、時間はあるけど。」

「なら話は早いね。あたしたち、あの高校生自殺事件について調べてるんだけど···」

「あー、あれね。あれならこの男を調べた方がいい。」

佐津川は髭を生やしてスカジャンを着た男の写真を渡した。

「こいつはいつも自殺するのを学校の外から見てる男さ。こいつを追えば···」

「よし。そうしよう。ありがとうな、佐津川。知残、行くよ。」

「OK!」

滅正と知残は男の写真を持って映画館から出た。

かごめって本当誰だよ!
Who is he?

第3話「死の連鎖」 その2

滅正と知残からの連絡で、ノージャスと敬座もスカジャン男を探していた。

だが一向に見つからず、手掛かりも掴めなかった。

「見つからないね···どうしよう、敬ちゃん?」

「う~ん、とりあえず、高校に張り込んでみるか。」


滅正と知残は途中で刑事の本山静司と会った。

「お、倒辛に神川か。どうかしたのかい?」

「いやー、実はこの男を探していて···」

知残はスカジャン男の写真を本山に見せた。

「こいつ、自殺事件の現場近くに必ずいる···」

「刑事さん、知ってるんですか?」

「あぁ。こいつは大滝義彦。高校生の息子がいるんだ。」

「え、息子さんが···」

「でも、こいつ、嫁さんに出ていかれて、職も失ってる。」

滅正は疑問を感じた。

(この人が怪人に協力していたとしても、高校生を襲う理由がないような···)

その時、本山の携帯が鳴った。

「本山だ。どうかしたか?····何!?すぐ向かう!」

「どうしました?」

「また高校生が飛び降りようとしてるって。大滝もいるらしい。」

「な、なら俺たちも行きます!」

滅正、知残、本山の三人は高校に向かった。

第3話「死の連鎖」 その3

滅正たちが高校に到着すると、そこには多くの見物人に、ノージャスと敬座もいた。

「ノージャス!敬座!」

「やっと来たか。俺らずっと張り込んでたんだ。」

「あ、滅正、敬ちゃん、知残ちゃん!あの人!」

ノージャスが指さす先には、写真と同じスカジャンを着た大滝義彦が逃げるのが見えた。

「よし、俺と神川はあの男を追う。ノージャスと倒辛はあの生徒を助けろ!」

「OK!分かった!」

敬座と知残は逃げた大滝を追うため走っていった。

ノージャスと滅正は学校の中に入り、屋上へ登った。

「やめろ、飛び降りるんじゃない!」

滅正が叫ぶと、飛び降りようとしていた女子高生は頭を抱えてうずくまった。

「やめて、私に関わらないで!みんな私の事嫌いだから···いなくなりゃいいのよ!」

その言葉で滅正は一瞬、自分の中学時代を思い出した。

その時、女子高生の隣に禍々しいオーラと共に怪人「クロードボーン」が現れた。

「ちっ、あともう少しだったのに···」

「あ、あんたなの?この騒ぎの犯人!」

「大正解。私は人の自殺願望を強められる。その力でこれまで何人か死んでいった。」

「どうして···どうしてそんな事を!」

「私のこの力で未来ある学生の命を奪い、クロードの世界征服を進めるのさ。」

滅正とノージャスの中に怒りが迸った。

「人の命を···そんな理由で奪うんじゃねぇ!変身!」

二人はライダーに変身してボーンに挑んだ。

ボーンはマントを巧みに操って攻撃を回避し、骨型の剣で攻撃した。

「くっ、一筋縄じゃ行かなそうだね、こっちも行くよ!」

雷滅はBLACK、正無はG3に変身し、ボーンに連続でパンチを放った。

そしてボーンが怯んだところでサタンサーベル、GG-02サラマンダーの攻撃を続けて叩き込んだ。

「ちっ、ならこれを喰らうがいい!」

ボーンは紫色の波動を正無G3に向けて発射した。

「ノージャス!危ねぇ!」

雷滅BLACKは正無G3を庇って波動を喰らった。

「ぬわあああっ!」

変身が解除され、滅正はその場に倒れこんで気を失った。

「滅正!滅正、大丈夫!?」

「ふっ、全て計画通りだ。私は一旦帰らせてもらうよ。」

正無G3が滅正に呼び掛けている間に、ボーンは撤退した。


第4話「恐怖心の呪縛」につづく。
雷滅新フォーム「キングブレイド」登場!お楽しみに!

誰だよなりすましのクズ野郎!
今すぐ出てきやがれ63レス目のヤツ!

酉つけテスト

第4話「恐怖心の呪縛」 その1

滅正が気を失っている頃、知残と敬座はあるアパートの前で大滝を捕まえていた。

「ねぇ、あなた、大滝義彦さんだよね。どうしていつも現場に···」

すると、大滝は二人に向かって土下座をした。

「ごめんなさい!僕は···こんなダメ人間で···でも、せめて息子の···宏は幸せにしたくて···
 あの化け物に金を貰って···」

「あぁ。よくわかってるじゃないか。お客様。」

三人の前に現れたのは、滅正たちから逃げたクロードボーンだった。

「お前が犯人か!」

「その通り。私はこいつのせがれの友人、恋人を一人ずつ抹殺していき、殺したあとに金を渡した。」

「この人の心の弱さにつけこんだのね···」

「お前らもあの二人と同じようにしてやる。」

「じゃあ、滅正とノージャスを···許せない!変身!」

敬座と知残はライダーに変身し、ボーンに攻撃を繰り出した。

雷滅と正無はボーンに苦戦したが、ティアとVOは善戦していた。

「くっ···さっきの奴らより強いな···」

「よし、敬座、行くよ!」

「あぁ。ノージャスと倒辛の仇はとらせてもらう!」

ティアはイクサバーストモードに、VOはソーサラーに変身した。

「その命、神様にお返ししてよね!」

ティアイクサがイクサカリバーで切りつけた直後に、VOソーサラーが「ライトニング」の魔法を放った。

「なっ、見くびっていたか···また会おう!」

ボーンは出現時と同じくオーラと共にその場から消えた。

「ちくしょう、逃げたか。神川、その男も連れていこう。調べれば何か分かるかも···」

変身解除した二人は、大滝を連れて家に帰った。


「ただいまー」

知残がそう言ってドアを開けると、ソファーにいる滅正が悲鳴をあげた。

「ああもう!俺の事はほっとけよ!」

「え、どうしたの滅正!」

「うるさい!何が分かる···オマエニナニガワカルンダー!」

「ノージャス、これはどうなってる?どうして倒辛は···」

「···滅正はあの怪人の攻撃を受けたの。そしてあいつは人の自殺願望を高めて今まで悪さをしていた···」

「そんな···このままじゃ滅正が···」

知残の心の中に悲しみが走った。

「うるせぇ!どうせ俺なんていなけりゃいいんだろ!」

滅正は階段を上って自分の部屋に行ってしまった。

一同は嫌な予感を感じた。

第4話「恐怖心の呪縛」 その2

知残たちが落ち込んでいると、家のドアが開き、ロギーと一人の高校生が入ってきた。

「おい、親父いるか」

「じゃあ、あなたは···」

「あいつは僕の息子、宏だ···」

「ロギーが連れてきたのか。」

「はい。お父さんの居場所聞かれて、とりあえず知さんと敬さんが連れて帰るの見たんで···」

宏は大滝の隣に座り、話をした。

「親父、今まで何してたんだよ!」

答えようとしない大滝の代わりに、敬座が事情を説明した。

「親父さんは怪物から金を貰ってあんたの教育費を払ってた。あんたの友達を殺したのもその怪物だ。」

事情を聞いた宏は父に怒りをぶつけた。

「親父、お前何てことを···そんなはした金で学校行くぐらいなら友達が生きてた方が良かったよ!」

宏は家を出ていった。

大滝は自分の罪を感じていた。

「僕のせいだ···僕があんな化け物に頼ったから···僕なんて···」

泣き崩れる大滝に、ノージャスは言った。

「誰だって、過ちを犯すことはあるよ。でも、それだけで死んでしまうのはダメだよ。
 ちゃんと生きなきゃ、息子さんも···」

その言葉で、大滝は少し顔を上げた。

その時、知残の携帯が鳴った。本山からだった。

「もしもし、刑事さん?」

「お、神川!また自殺騒ぎだ。今度はあの大滝の息子だ!」

「えっ!宏くんが!?分かりました、すぐいきます!」

電話を切った知残は大滝、ノージャス、敬座に宏が身を投げようとしていることを伝えた。

「そんな···今度は宏が···」

「とにかくいこう!···あ、神川、これを。」

敬座は知残にブレイドユニットとラウズアブゾーバーを渡した。

「これって···」

「倒辛のこと、もう少し説得してくれないか。ヤツが戦う気になったらこれを渡してくれ。
 使えばブレイドキングフォームの力を得られるはずだ。」

そう言って敬座はノージャス、大滝を連れて家を出発した。

知残は、ユニットを見つめて、滅正を説得する覚悟を決めた。

第4話「恐怖心の呪縛」 その3

大滝、ノージャス、敬座の三人は高校の屋上に着いた。

やはり、宏が飛び降りようとしていた。

「宏!やめてくれ!君を失ったら僕は···」

「黙れダメ親父!お前と一緒に暮らすぐらいなら死んだ方がマシなんだよ!」

そう言って宏は身を投げた。

「ああ、宏!」

「···心配は無用!」

その時、敬座の愛車スカイマシーンが飛行機の状態で現れ、空中で宏を受け止めた。

「凄い、さすが敬ちゃん!」

「おのれ、貴様ら、私の完璧な計画を···」

オーラに身を包んだボーンが出現した。

「人の命を弄んだ罪は重いよ。変身!」

ノージャスと敬座はライダーに変身してボーンに攻撃を仕掛けた。


知残は滅正の部屋に入った。

「ねぇ、滅正···」

「もういいでしょ···皆俺のこと···」

「輝ノ助たちはそうかもしれない。でも、あたしたちがいるじゃん。」

「えっ···」

「結局、皆の信頼とか評価じゃなくて、近くにいる人の信頼なんだよ。皆がどう思っていても、あたしたちは友達でしょ。」

ノージャスの言葉を聞いた大滝のように滅正は顔を少し上げた。

「じゃあ、あたし、ノージャスと敬座手伝ってくる。」

知残はブレイドユニットとラウズアブゾーバーを置いて部屋を出た。

滅正はユニットとアブゾーバーを手に取り、何秒か見つめていた。


知残が屋上に到着すると、正無とVOがボーンに苦戦を強いられていた。

「敬座!ノージャス!あたしも行くよ!変身!」

知残はティアに変身してボーンにホッパーナギナタで攻撃した。

攻撃をモロに喰らったボーンに隙ができ、そこで正無とVOが同時キックを決めた。

「どんどん行くぞ!」

VOはオーガに変身し、オーガストランザーでボーンに斬攻撃を繰り出した。

続けて威吹鬼に変身したティアとゾルダに変身した正無が弾丸を連射してボーンに攻撃した。

「ぬおっ、ちっ、最後の手段を使うしか···!」

ボーンはティアを攻撃して変身解除させ、自分の盾にした。

「貴様ら!私を攻撃すればこの女の命はないぞ!」

「くっ、この卑怯者!」

「卑怯とは失礼な。これも立派な戦術の一つさ。」

「うぅっ···」

正無ゾルダとVOオーガは悔しさを隠せなかった。

第4話「恐怖心の呪縛」 その3

大滝、ノージャス、敬座の三人は高校の屋上に着いた。

やはり、宏が飛び降りようとしていた。

「宏!やめてくれ!君を失ったら僕は···」

「黙れダメ親父!お前と一緒に暮らすぐらいなら死んだ方がマシなんだよ!」

そう言って宏は身を投げた。

「ああ、宏!」

「···心配は無用!」

その時、敬座の愛車スカイマシーンが飛行機の状態で現れ、空中で宏を受け止めた。

「凄い、さすが敬ちゃん!」

「おのれ、貴様ら、私の完璧な計画を···」

オーラに身を包んだボーンが出現した。

「人の命を弄んだ罪は重いよ。変身!」

ノージャスと敬座はライダーに変身してボーンに攻撃を仕掛けた。


知残は滅正の部屋に入った。

「ねぇ、滅正···」

「もういいでしょ···皆俺のこと···」

「輝ノ助たちはそうかもしれない。でも、あたしたちがいるじゃん。」

「えっ···」

「結局、皆の信頼とか評価じゃなくて、近くにいる人の信頼なんだよ。皆がどう思っていても、あたしたちは友達でしょ。」

ノージャスの言葉を聞いた大滝のように滅正は顔を少し上げた。

「じゃあ、あたし、ノージャスと敬座手伝ってくる。」

知残はブレイドユニットとラウズアブゾーバーを置いて部屋を出た。

滅正はユニットとアブゾーバーを手に取り、何秒か見つめていた。


知残が屋上に到着すると、正無とVOがボーンに苦戦を強いられていた。

「敬座!ノージャス!あたしも行くよ!変身!」

知残はティアに変身してボーンにホッパーナギナタで攻撃した。

攻撃をモロに喰らったボーンに隙ができ、そこで正無とVOが同時キックを決めた。

「どんどん行くぞ!」

VOはオーガに変身し、オーガストランザーでボーンに斬攻撃を繰り出した。

続けて威吹鬼に変身したティアとゾルダに変身した正無が弾丸を連射してボーンに攻撃した。

「ぬおっ、ちっ、最後の手段を使うしか···!」

ボーンはティアを攻撃して変身解除させ、自分の盾にした。

「貴様ら!私を攻撃すればこの女の命はないぞ!」

「くっ、この卑怯者!」

「卑怯とは失礼な。これも立派な戦術の一つさ。」

「うぅっ···」

正無ゾルダとVOオーガは悔しさを隠せなかった。

第4話「恐怖心の呪縛」 その4

知残を盾にしたボーンは高笑いをあげていた。

その時、ボーンは背中を斬られた。

「ぐはぁ!誰だ!」

ボーンが振り向くと、そこにはクレイジーナイフを持った雷滅がいた。

「滅正!」

「何故だ!貴様は私の攻撃で····」

「確かに俺は死にたくなったよ。でも、知残と一緒にいられないのはもっと嫌だ。」

「滅正···」

「知残、ありがとう。俺はこのブレイドの力で、俺の運命を掴み取る!」

雷滅はアブゾーバーを装着し、スペードQとKのカードを使って新しい姿「キングブレイド」となった。

「あたしも、滅正と一緒に!」

知残は立ち上がり、ダイレクトでワイルドカリスに変身した。

雷滅のキングラウザー、ティアカリスのワイルドスラッシャーが交互に命中し、ボーンは後ろに下がった。

「何なんだ、この力は···」

「決めるよ、滅正!」

「了解!」

ティアカリスがワイルドサイクロンを放ち、ボーンが怯んだところに、雷滅のロイヤルストレートフラッシュが炸裂した。

「バカなあああああああっ!」

ボーンは爆発し、残った死体も灰になった。


夕方、家で滅正たちは大滝親子について話していた。

「大滝さん、宏くんと仲直りできて良かったね。」

大滝と宏は仲直りをし、父は職を探し始めるという。

「仲のいい親子、か···」

滅正は話を聞いて呟いた。

「ん?何か言った?滅正。」

「いや、何でも。それより···」

「なあに?」

「知残は俺といるとさ、楽しい?」

「当たり前じゃん。滅正はいい人だし。あたしたちずっと友達だもんね。」

「そうか。 友達、ねぇ···」

滅正は少し笑って新聞を読み始めた。

追加   次回、第5話「もう一人の自分」につづく。

キングブレイドが登場したので、データを書きます

仮面ライダー雷滅 キングブレイド
パンチ力 290AP(2.9t) キック力 470AP(4.7t) ひと跳び33.5m 100mを6.4秒
ブレイドキングフォームの力を使用できる形態。
キングラウザー、ブレイラウザーやラウズカードの技を使用可能。

ちなみに、雷滅たちはそのライダーの全形態、全必殺技を使用できるので、オリジナルじゃありえない事も出来ます
(キングブレイドの場合は1人だけでもフォーカード発動 ただし他スートのカードはフォーカードに使用するもの以外は持ってない)

あけましておめでとうございます
今年は仮面ライダー45周年の年ですね。
作者はもちろんバトライド·ウォーを買って、映画も見るつもりです

2016年も仮面ライダー雷滅を応援宜しくお願いします!

第5話「もう一人の自分」 その1

ある日、倒辛家に本山が慌ててやってきた。

「刑事さん、どうしたんすか!?」

「実はね。前回の自殺騒ぎを解決してくれた君たちに、捜査協力を···」

「ということは、また怪物の仕業ですか?」

「あぁ。ここ最近、街の人が次々に行方不明になる事件なんだが···」

「分かりました。あたしたちも協力します!」

「あ、ありがとう!やっぱり神川は優しいな。」

本山、知残、敬座、ノージャスの順番で家を出たあと、滅正が遅れて出た。

四人は歩きながら本山に行方不明者の写真を見せてもらっていた。

行方不明になったのは若い女性、小学生の男子、そして中年男性の三人だった。

「よし。お前ら、まずはこの女、笹野文代の勤務先のケーキ屋だ。従業員の方に少し聞いてみるぞ。」

その時、滅正は本山に言った。

「あの、刑事さん、その笹野っていう人があそこにいるんですけど···」

「本当だ。刑事さん、これどういうことですか?」

一瞬戸惑った本山は店内を覗いてみた。

店内には、写真と同じ笹野文代がケーキを運んでいるのが見えた。

「え、嘘···だろ?」

ますます不思議に思った四人と本山は店に入り、笹野に調査をした。

「あの、笹野文代さんですか?」

「ええ、そうですけど···」

「あなた、両親から捜索願が出されているんですが···」

「ああ、それは私の帰りが遅いので、多分誤解ですよ。ちゃんと家には帰ってますし···」

「え、そ、そうですか。ありがとうございました。」

やはり四人と本山は怪しいと思いながらも店を出た。


結局、その日は小学生の川合翼と中年の小塚省吾も見つかり、本山の疑問はさらに深まった。

本山と別れて家に戻った四人もやはり頭がモヤモヤしていた。

「ったく、何なんだこの事件···」

「でも、三人とも勤務先や学校に行ってるってことは、解決でいいんじゃないかな?」

知残がそう言ったとき、ノージャスが口をはさんだ。

「違うよ知残ちゃん。皆も聞いて。あの三人は本物じゃないの。」

突然言われて、三人は驚いた。

「どういうこと?ノージャス」

「私分かったの。あの三人から、クロード怪人のエネルギーを感じ取れたの。」

「そうか!ノージャスは元々怪人だから、仲間が近くにいると感じることが出来るんだよな。」

「なら、怪人が本物を誘拐して、怪人が化けた偽者とすりかえたってことか?」

「なるほど、そう考えるとしっくり来るね。」

「念のため、明日も三人を調べてみようよ。」

「OK。分かったよ。」

一応言っておきます 最初にも書きましたが
らいめつ(めっせい) てぃあ(ともの) せいむ(のーじゃす) ぶいおー(けいざ)
です

第5話「もう一人の自分」 その2

次の日、四人はノージャスの推理が本当か確認するため、知残、敬座、滅正とノージャスに分かれて三人の尾行を開始した。

知残は笹野、敬座は小塚、滅正とノージャスは翼をそれぞれ追跡した。

三人はなぜか同じ地下道の中に集まり、尾行していた四人も合流した。

「やっぱり、三人集まってるね。」

「ここは隠れて様子をうかがってみようか。」

四人は壁に隠れて三人の様を見た。

四人が隠れてすぐ、三人の前に怪人が出現した。

「今日も頑張ったわね、私の坊やたち。」

「待て怪人!」

四人は壁から姿を現した。

「あら、あなたたち、このクロードミラーにやられにきたのかしら?」

「その前に、本物の三人はどこだ!」

「皆私の脳内、ミラーブレインで生きてるわよ。ただし、返して欲しいなら、私を倒すことね!」

「望むところよ!変身!」

四人はライダーに変身、ミラーに攻撃した。

だが、ミラーのボディは鏡のように硬かった。

「硬っ!ならこれでいくよ!」

正無はチェイサーに、ティアはバロンマンゴーアームズに変身して、武器を思いっきり叩きつけた。

ミラーのボディには多少の傷がつき、隙ができたところにガイに変身したVOがストライクベントを放った。

そしてそこに追い打ちをかけるようにキバドッガフォームに変身した雷滅の一撃が決まった。

「おのれ、こうなったら、坊やたち!」

ミラーが合図をすると、三人がミラーとほぼ同じ姿に変貌し、四人に襲いかかってきた。

「本物より防御力は落ちているはず、一気に決めよう!」

四人は元の姿に戻り、クアドラプルライダーキックで分身ミラーを撃破した。

「ふぬ~っ、よくも私の坊やたちを···喰らいなさい!」

ミラーは両腕を伸ばして正無を掴み、そのまま自分の体の鏡に吸収した。

「ノージャス!····貴様ァ!」

VOが怒りを胸にミラーに突撃していくと、また正無のように吸い込まれてしまった。

「うああああああっ!」

「さぁ、次はあんただよ、お嬢ちゃん。」

ミラーの片腕がティアを掴んだその時、雷滅はクレイジーナイフで腕に斬りかかった。

「知残を···ノージャスと敬座も助ける!」

「邪魔だい!どきな!」

ミラーのもう片方の腕が雷滅を突き飛ばし、ティアが吸収されてしまった。

「知残!····そんな···」

「敢えてあんたは吸い込まないよ。あんた、一人だと何も出来ないらしいからね。」

そう言ってミラーはその場から離れていった。

追う気力もなく変身解除して膝をついた滅正は、ただ悲しんでいた。


次回第6話「叶えたかった夢」につづく。
雷滅新フォーム「雷滅サバイブ」登場!お楽しみに!

今後の展開について、読者の皆様にアンケートをしたいと思います

主人公が闇堕ちして人殺すのはアリですか?
(滅正がそうなるかは第23話のお楽しみ)

>>86
最初からずっと雷滅の読み仮名書いてないから聞いたんだよ
画数多けりゃ格好良いってDQNの発想じゃん

あと、そもそもコレ何話まで想定してんの?23話でも長すぎるわ。
短編でいけ

すぐに公式のライダーに二段変身するから
オリジナルでやる意味が薄い気がする
このssオリジナルライダーの外見のイメージとかある?

>>90
第50話まで。どんなに罵られても書くので。絶対第2スレは立つ

>>91
雷滅とティアはそれぞれ1号と2号にFIRST版を足したような感じ。
正無はV3と3号を足したような感じ。
VOはライダーマン+4号+Xライダーかな

あと、公式ライダーに変身出来ても公式と同じくらい強いわけじゃないッス。
特殊能力とか変わる系
スペックは雷滅たちの基本形態+オリジナルの10分の1になる。(キングブレイドの紹介を見ればわかる)

第6話「叶えたかった夢」 その1

滅正が帰った家は案の定静かすぎた。

いつもは聞こえるあの三人の声が聞こえない。

「みんな···俺はどうしたら···」

滅正の胸の中には不安と恐怖しかなかった。


ミラーブレインの中の知残たちは、行方不明の三人を探していた。

「絶対···この空間に···いるはず···」

「ダメだ、見つからない」

「んっ···?なんか、頭が···痛いような···」

「本当だ···私も···さっきから···」

「ミラーブレインの中にいると···こうなるのか···?」


次の日、滅正は起きて、冷凍庫からシューマイのパックを取りだし、レンジに入れた。

「いつもはノージャスが作ってくれるから、冷凍食品は必要ないのに」

そう呟き、いつものようにTVをつけて玄関から持ってきた新聞をテーブルの隅に置いた。

レンジからシューマイを出してテーブルに置いた時、玄関のチャイムが鳴った。

滅正がドアを開けると、そこには本山が立っていた。

「刑事さん···何ですか、こんな朝早くから···」

「ん?それより、他の連中は?」

滅正は辛そうに答えた。

「みんな···怪物にさらわれました」

本山は驚いた。

「そんな···怪物、いたのか···」

「俺の不注意です。だから捜査協力を頼んでも俺は役立たずですよ」

「い、いや、捜査協力を頼みに来たんじゃなくて、君のことだ。」

「俺···っすか?」

「あぁ。これを渡そうと思ってね。」

本山はコートの中から何冊かパンフレットを取り出して滅正に渡した。

「なんでもお悩み相談室···?」

「うん。倒辛、なんか、無理してるように見えるんだ。一人で抱え込むなよ。じゃあな。」

そう言って本山は去っていった。

滅正はパンフレットを新聞の上に重ねて朝食を再開した。


朝食を食べ終えると、滅正は家を出て、イエロードットに行った。

「ねぇ、ミカ姐···」

「ん、どうしたの?滅正ちゃん」

「もしミカ姐の大切な誰かがさらわれたら、どうします?」

「助けにいくよ。」

「え?」

「だって、何もしないよりマシじゃん。」

「そうですか···」

滅正はコーヒーを飲み干し、代金を釣りのないようミカに渡して店をでた。

第6話「叶えたかった夢」 その2

滅正が歩いていると、三人の女性が本山に怒鳴っていた。

「刑事さん、早くウチの子を探してください!」

「ウチの旦那も···」

滅正は本山に聞いてみた。

「刑事さん、これどういうことですか?」

「倒辛? 実は、行方不明者の家族が···」

本山に怒鳴っていたのは翼の姉、笹野の母、そして小塚の妻だった。

「なんで何もしてくれないんですか!もう何日も家に帰って来ないのに···」

ここで滅正は疑問に思った。

(偽物を倒したのは昨日なのに、何日も帰っていないのか···?)

「弟にはサッカー選手になる夢があるんです。どうか···」

「ウチの子は子供の頃から夢だったケーキ屋さんにやっとなれたんですよ。」

「夫だって、この前部長に昇進する話が来たのに···」

三人の話を聞いて、滅正はあることに気付いた。

「夢···か。知残たちにも、俺にも、あるよな···」

そして本山と三人に言った。

「皆さん、俺と友達が必ず解決します。待っててください。」


滅正は走って地下道まで行った。

「ミラー!いるんだろう、出てこい!」

すると、答えるようにミラーが姿を現した。

「あら、諦めの悪いブサイク男ね。」

「悪かったな。知残たちと行方不明になった人たちを解放してもらうぞ!変身!」

滅正は雷滅に変身してクレイジーボウガンを連続で発射した。

「そうはいかないわよ!」

ミラーは腕を伸ばして雷滅の手首を掴み、攻撃を妨害した。

「なるほど、やはり俺をミラーブレインに入れるつもりはないみたいだな。自分から入ってやる!」

「なっ、何をっ···!」

雷滅は自らミラーの鏡の中に入っていった。

第6話「叶えたかった夢」 その3

ミラーブレインの中に入った雷滅は、知残たちを探した。

「知残!敬座!ノージャス!何処にいるんだ!」

白い空間をしばらく歩いていると、倒れている知残たち三人を見つけた。

「おい!三人ともしっかりしろよ!」

「あ···滅正···ごめん、笹野さんたち探そうとしたけど、見つからなくて···」

「謝る必要ない。それより、内側から攻撃してここから出よう。」

その時、敬座が上着からドラグバイザーツバイを取り出して雷滅に渡した。

「倒辛、これを使え。本当は閉じ込められる前に渡すつもりだったんだが···」

「おお、今度は龍騎か。ありがとな。」

雷滅はドラグバイザーツバイにサバイブカードをセットし、「雷滅サバイブ」に姿を変えた。

「っしゃあ!やってやる!」

雷滅サバイブはソードベントのカードを使い、「バーニングセイバー」で壁を攻撃した。

壁に穴が開き、雷滅サバイブたちは風に押されてミラーブレインから脱出した。


脱出した直後、横には、行方不明の三人も一緒にいた。

「さっき、一緒に出てこれたんだな。よかった···」

「おのれ、おのれぇっ!」

「人の夢を邪魔することがどんなに罪深いか分かったか!」

「夢、だと···?」

「俺はそれぞれの人間が夢にかける願いを守る!」

雷滅サバイブは元の姿に戻り、必殺キック「エンドライジング」をミラーに放った。

ミラーブレインの内部への攻撃によって防御力が下がっていたミラーはそのまま爆発して死亡した。


行方不明だった笹野、小塚、翼は無事家族の元に戻り、滅正たちも一息ついた。

「終わり良ければ全てよし。戻れてよかったね。」

「あぁ。倒辛のおかげだ。礼を言うぜ。」

「うん。滅正、かっこよかったよ。」

「え、そう?照れるな···」

「さて、帰ろ!今日は何食べたい?」

「あ、あたしカレーがいいな」

笑顔の四人は家の方に向かって歩き出した。


次回第7話「バック・トゥ・スクールデイズ」につづく。

第6話「叶えたかった夢」 その3

ミラーブレインの中に入った雷滅は、知残たちを探した。

「知残!敬座!ノージャス!何処にいるんだ!」

白い空間をしばらく歩いていると、倒れている知残たち三人を見つけた。

「おい!三人ともしっかりしろよ!」

「あ···滅正···ごめん、笹野さんたち探そうとしたけど、見つからなくて···」

「謝る必要ない。それより、内側から攻撃してここから出よう。」

その時、敬座が上着からドラグバイザーツバイを取り出して雷滅に渡した。

「倒辛、これを使え。本当は閉じ込められる前に渡すつもりだったんだが···」

「おお、今度は龍騎か。ありがとな。」

雷滅はドラグバイザーツバイにサバイブカードをセットし、「雷滅サバイブ」に姿を変えた。

「っしゃあ!やってやる!」

雷滅サバイブはソードベントのカードを使い、「バーニングセイバー」で壁を攻撃した。

壁に穴が開き、雷滅サバイブたちは風に押されてミラーブレインから脱出した。


脱出した直後、横には、行方不明の三人も一緒にいた。

「さっき、一緒に出てこれたんだな。よかった···」

「おのれ、おのれぇっ!」

「人の夢を邪魔することがどんなに罪深いか分かったか!」

「夢、だと···?」

「俺はそれぞれの人間が夢にかける願いを守る!」

雷滅サバイブは元の姿に戻り、必殺キック「エンドライジング」をミラーに放った。

ミラーブレインの内部への攻撃によって防御力が下がっていたミラーはそのまま爆発して死亡した。


行方不明だった笹野、小塚、翼は無事家族の元に戻り、滅正たちも一息ついた。

「終わり良ければ全てよし。戻れてよかったね。」

「あぁ。倒辛のおかげだ。礼を言うぜ。」

「うん。滅正、かっこよかったよ。」

「え、そう?照れるな···」

「さて、帰ろ!今日は何食べたい?」

「あ、あたしカレーがいいな」

笑顔の四人は家の方に向かって歩き出した。


次回第7話「バック・トゥ・スクールデイズ」につづく。

紹介でーす

仮面ライダー雷滅サバイブ
パンチ力 70AP(3.5t) キック力 130AP(6.5t) ひと跳び35.5m 100mを6.2秒
龍騎サバイブの力を使用できる形態。
ドラグランザーの召喚、アドベントカードによる技の発動が可能。

今からでも遅くない、pixivでやれ
あそこで見かけるオリライの中ではマシな方だから人気でると思うよ

>>98
考えときます それまではここでご勘弁を

第7話「バック・トゥ・スクールデイズ」 その1

「おい倒辛。ご注文の品が出来たぞ。」

敬座はハイパーゼクターを持ってきて滅正に渡した。

「おお、スゲェな。ありがとうだぜ」

「滅正、何なのそれ。」

「これはハイパーゼクター!カブトがパワーアップするためのゼクターだ。もうじき知残の分も出来るっぽいね。」

「え、そうなの?どんなことができるの?」

「そうだな。ハイパークロックアップによって驚異的なスピードを使用可能、時間跳躍も···」

「時間跳躍って···タイムトラベル!?」

「まぁそうだね。その力でカブトはガタックを爆死から救ったんだ。」

「すごぉーい!見てみたい!ねぇ敬ちゃん、これってもう使えるの?」

「あ、このあと倒辛とテストをするつもりだったんだが、一緒に行くか?」

「うん。是非是非!」

「それじゃあ、庭に行くか。あそこなら広いしな。」


四人は庭に行き、滅正は雷滅に変身した。

「よし、倒辛。ハイパーゼクターを使ってみてくれ。」

雷滅は言われた通り、ハイパーゼクターを腰に装着してホーンを倒した。

すると、敬座はパソコンを見てある事に気付いた。

「ん?おかしい···姿に変化がないのにエネルギーが上昇している···まさか!」

「どうしたの?敬ちゃん!」

「急げ!倒辛からハイパーゼクターを引き離すんだ!別の次元に飛ばされるかも···!」

その言葉を聞いた知残は雷滅のところに行ってハイパーゼクターを外そうとした。

「痛たたた···知残、どう?」

ハイパーゼクターのエネルギーが流れている雷滅には、既に激痛が走っていた。

「うぅ···こっちも···取れない···!」

「まずい、今すぐプログラムをリセットしないと···!神川!これをつなげてくれ!」

敬座は長く伸びたミノムシクリップを知残に投げ渡した。

その次の瞬間、ハイパーゼクターが発した光に包まれた雷滅と知残の姿がドロンと消えた。

「知残ちゃん!滅正!」

「そんな···遅かったか···」

庭にはミノムシクリップが転がっていた。

第7話「バック・トゥ・スクールデイズ」 その2

滅正と知残は目を覚ました。

「んっ···?知残···ちょっ···重い···」

「んん···あ、ごめん···」

滅正の上に重なっていた知残は体を起こして周りを見渡した。

滅正たちが昔通っていた瀬祭中学が目の前にあった。

「あれ、瀬祭中だよね···滅正」

慌てて起き上がった滅正は頷いた。

「うん。だよねぇ。···ん?」

滅正は校門の方を見て驚き、知残の肩を叩いた。

「知残知残知残、あれ、知残じゃね···?」

滅正の目線の先には、知残と同じ髪型の女子中学生が女友達と一緒に歩いていた。

「本当だ···顔も似てる···。 あ、あれ滅正じゃない?」

知残が指さしたのは、滅正と同じ眼鏡をかけて一人で歩くブサイクな男子中学生だった。

「あのブス俺だ···靴を持ってる。あの色は一年のだ···。」

「じゃあ、ここは···」

「うん。俺たちが入学した直後、7年前だ···!」

現代のノージャスと敬座は、どうにかして二人を連れ戻す方法を探していた。

「困ったな、飛ばされた先が分からないんじゃ···」

「うん···あの二人携帯置いてっちゃったし···」

その時、敬座が何かを思いついた。

「そうだ!携帯じゃなくても、あいつらベルトを持ってる。他のライダーが連絡手段に使ってるものなら···」

「そうだね。多分つながるよ!」

二人は敬座の部屋に道具を取りに行った。


過去に飛ばされた滅正と知残は、中学を見て懐かしんでいた。

「懐かしいね···滅正がいじめられてたのをあたしが助けて···」

「結局二人ともボロ負けで、一緒に保健室行ったんだよな···」

「ねぇ、変装して、ちょっと見に行こうよ。」

「えー、バレない?」

「へーきへーき。」

「じゃあ、行こうか。」

滅正はベルトにウィザードユニットを取り付け、ドレスアップリングを使った。

二人は当時のような制服姿になって、校門に入っていった。

7年経って中学の制服姿になるのはやばいだろ…普通に通報されるぞ
教職員や保護者に変装したほうがバレにくいと思う

第7話「バック・トゥ・スクールデイズ」 その3

「昼休みになるまでここで待とっか。」

滅正と知残は植木に隠れた。

「うん。でも、昼飯は···そういえば元の時間で食ったよな」

「ふふ、そうだったね。現代に帰るのはちょっと待とう。」

「そうだね···あっ!」

滅正が急に何かを思い出した。

「ちょっと変身してもいい?」

滅正はゴーストロビン魂に変身し、コンドルデンワーのダイヤルを回した。

「滅正、何してるの?」

「超MOVIE大戦でコンドルデンワーを使って過去から未来に電話してたのを思い出したんだ。」

そして雷滅ゴーストは電話をかけた。


家の電話が鳴り、ノージャスが出た。

「もしもし···」

「あ、ノージャスか!俺だ!滅正だ!」

「え、滅正!?」

思わず大声を出したノージャスに反応し、敬座が受話器を横取りした。

「倒辛か!?どこからかけているんだ?」

「コンドルデンワーだ。これだけだ、過去からかけれるのは。そしてここ、7年前だ。」

「そうなのか、それより、ハイパーゼクターは?」

その言葉で、雷滅ゴーストと知残はハイパーゼクターがないことに気付いた。

「ない···消えちまった!」

「よく聞いてくれ。それについて分かったことがある。ハイパーゼクターは多分、暴走の影響で自我を持って飛び回ってるはずだ。早く捕まえないと、別の時間にジャンプしてしまうから···」

「うそっ、じゃあ早く探さなきゃ···!」

その時、遠くから爆発音が聞こえた雷滅ゴーストは電話を切って知残を連れて向かった。

そこではクロードの怪人が生徒を襲っていた。

「この時代にもクロードが···?」

「この時代にも···?さてはお前ら、僕と同じく7年後から来たのか?」

「じゃあ、この時代に来た目的を話してもらおうかな。変身!」

知残はティアに変身し、雷滅ゴーストは元の姿に戻った。

第7話「バック・トゥ・スクールデイズ」 その4

雷滅とティアは怪人クロードクロックに交互に攻撃した。

「ぬふっ、早いな」

体が少し大きいクロックはティアと雷滅のスピードには追い付けなかった。

「知残、Wサバイブで行くよ!」

「うん!」

雷滅は雷滅サバイブに、ティアはナイトサバイブに変身した。

「よし、まずは運試しだ!」

雷滅サバイブはストレンジベントを使用し、引き当てたカードはコピーベントだった。

ティアナイトがダークブレードでクロックに攻撃したとき、雷滅サバイブはカードを使ってダークブレードをコピーし、一緒に攻撃をした。

「一気に決め···」

「きゃーーーっ!」

その時、背後から悲鳴が聞こえて二人が振り向いた。

そこには、戦闘を見て逃げていく中学生の知残がいた。

ずっと目で追っていくと、中学生の知残はいじめられている中学生の滅正をスルーしていった。

ここで、滅正は気付いた。

ここで知残が自分を助けなかったことで、二人の出会いがなくなったことを。

「ああ···」

ショックで雷滅サバイブは膝をつき、その隙にクロックは逃げていった。

知残も出会いがなかったことになったのに気付いていた。

二人は変身を解除し、ただお互いの顔を見ていた。


次回第8話「砕け、奴の進化」につづく。
雷滅新フォーム「カブトハイパー」ティア新フォーム「ガタックハイパー」登場!お楽しみに!

>>102
後々の話になって分かると思うけど、知残の頭は色々おかしい
(成績はいいけどね!)
滅正は嫌われたくないから断らなかった
やっぱりこの二人、ちょっとおかしい

>>102
後々の話になって分かると思うけど、知残の頭は色々おかしい
(成績はいいけどね!)
滅正は嫌われたくないから断らなかった
やっぱりこの二人、ちょっとおかしい

ちなみにノージャスと敬座は一応両想いなのであの空白の間に結構イチャついてます

おはざっす
冬季休暇最後の4日間、頑張ります

余談 昨日10歳下の弟がDXベンケイゴーストアイコンを買ってもらってました
   DXのアイコンって高いっすねぇ

第7話「砕け、奴の進化」 その1

滅正と知残の出会いが妨害され、二人は出逢わないことになってしまった。

滅正は、ふと思ったことを知残に言った。

「知残···これってさ、俺ら消える系だよな···」

「え、どういうこと?」

「さっき見た通り、俺は助けられずにボコられた。そのせいで未来が変わっちまうってことだよ。SF映画でよくあるパターンさ。」

それを聞いて、知残は滅正の両肩を掴んで言った。

「嫌だ!あたしは···滅正のこと忘れちゃうなんて···!」

その時、滅正は自分の右手が消えかかっているのに気付いた。

「滅正、それは···」

「···やっぱり俺、知残と逢ってなければ、死んでたんだな。知残が俺を救ってくれてたんだね···」

知残は言葉の意味が少し理解できなかった。

「···とりあえず、ハイパーなんちゃら探そ。あれ使えば元の歴史に戻せるかもしれないし···」

「そうか、その手があったか!」

二人はハイパーゼクターを探すことにした。


再びドレスアップリングで教師風に変装し、二人は学校の中庭を捜索した。

「どう?滅正」

「見つかんない。どーしよー?」

滅正は捜索の手を止めて少し上を向いた。

教室には、楽しそうに話す7年前の知残、間宮、隆島が見えた。

(あいつら···本当死ねばいいのに)

滅正の顔は怒りと恨みに満ちたまま捜索の作業に戻った。

知残が上を見上げると、席で寂しそうにノートに何かを書く昔の滅正がいた。

(滅正···あたしが助けてなければ···そういうことなのね。)

すると、突然中庭にクロックが出現した。

「お前は···!」

「ふっ、存在が消えるのをまだ認めてないのか?」

「じゃあ、最初から滅正を消すのが目的で···!」

「あぁ。邪魔な人間は存在ごと消して住みやすい世にする。それもクロードの大事な仕事だ。」

「ふざけんじゃねぇんにゃろう!変身ッ!」

二人はライダーに変身してクロックに襲いかかった。

「前と同じ事になるわけにはいかねぇ!」

クロックは時計の針を模した弾丸を連射した。

「痛いっ···ならこれで!」

ティアはカイザに変身し、カイザブレイガンで反撃した。

「よし、俺も!うあっ···」

ユニットを変えようとした雷滅の手に痛みが走り、倒れこんでしまった。

「滅正!大丈夫!?」

「ほう、また逃げる隙を与えてくれるとはな。」

クロックはまたその場を離れた。

「滅正!しっかりして!滅正!」

第7話「砕け、奴の進化」 その2

滅正は気が付き、知残に言った。

「あっ、知残···俺、多分もうちょっとで消えるね···」

「そんなぁ···絶対ハイパーなんちゃら見つけるから、あの用具室で待ってて!」

「イヤ···俺、ぼっちだと死んじゃう病だから···どうせ消えるなら知残のそばで···」

滅正は泣いていた。

でも、それが自分が消えることではなく、知残と一緒にいられなくなることに対しての涙であることを知残は知らなかった。

「···でも···あたし···滅正が目の前で消えちゃうなんて···」

「俺は、知残と一緒が···」

「···分かったよ。でも、滅正。絶対に見つけて助けるからね。」

知残と滅正はハイパーゼクターを探しにこっそり屋上に行った。

そこには、何故かクロックがいた。

「お前たち···何故ここが分かったんだ···?」

「偶然だよ。変身!」

知残はティアに変身してクロックに攻撃した。

滅正はただ見ているだけではつまらなくなり、持ち歩いている護身用ナイフを取り出してクロックを切りつけた。

「なんだ、お前か?そんなちゃっちい刃物で僕を傷つけられるとでも!?」

クロックは生身の滅正を吹っ飛ばした。

「滅正!···許さないッ···!」

「させるものか!」

クロックは腕から光弾を放った。

その時、滅正がティアの前に立ち、光弾を代わりに受けた。

爆発が起こり、滅正は傷だらけのまま倒れた。

「滅正!どうして···どうしてあたしなんか···!」

「なんかって言わないでよ···ゲホッ···知残は何でもできるんだから····」

「だからって滅正が盾になるなんて···!」

「どうせ消えるんだし、最後にこれぐらい···それに···俺は知残の···」

滅正はそのまま動かなくなった。

ティアは絶叫した。友がいなくなった悲しみを吐き出した。

その時、その絶叫に答えるかのようにハイパーゼクターが天から舞い降り、ティアの手に乗った。

「ハイパー···ゼクター···」

「それは!?」

「ハイパーキャストオフ···」

滅正がやっていた動作を真似して操作し、ティアは「ガタックハイパー」に姿を変えた。

「待っててね···滅正···!」

ティアはハイパークロックアップを発動し、その場から消えた。

第8話「砕け、奴の進化」 その3

雷滅とティアが初めてクロックと戦った時間にガタックハイパーはやって来た。

そしてハイパーライダーキックを発動し、目にも留まらぬスピードでクロックを蹴飛ばした。

「ん?何だ今の。」

「さぁ···」

ガタックハイパーを視認できなかった雷滅とティアは不思議に思った。

その後、7年前の知残は無事滅正を助け、歴史は元通りになった。

「良かった···」

それを確認したガタックハイパーは屋上で滅正が死んだ時間に戻った。


屋上には、滅正がいた。

「滅正!良かった···」

「えっ···何、どうしたの?というよりその姿···」

何も知らない滅正は首をかしげた。

「とにかく、元の時代に帰れるってわけね。でも、その前にハイパーゼクター貸してよ。あいつ倒すから。」

滅正が指さした場所には、クロックがいた。

「何かで大きなダメージを追ってるっぽい。これ使えばあとは楽だ。変身!」

変身解除した知残から渡されたハイパーゼクターで滅正は雷滅の新フォーム「カブトハイパー」に変身した。

「な、何だと!?その姿はっ···」

雷滅は連続でパンチを放ち、3回に1回キックした。

「トドメだ。ハイパーキック!」

雷滅はハイパーライダーキックを発動し、クロックを葬った。

「ふぅっ···さ、帰ろう。変身しといた方がいいかもしれない。」

「うん。」

知残はティアに変身して雷滅の背中の装甲につかまり、ハイパークロックアップを発動した。


庭に光が発生し、敬座とノージャスは慌てて家から庭に出た。

そこには、滅正と知残がいた。

「ただいまー」

「倒辛!神川!帰って来れたのか!」

「ハイパーゼクター、捕まえたんだね。」

「あ、うん。まあね···」

知残は答えづらかったが、笑って頷いた。

「ハイパーゼクターはもうちょっと改良しないとな。」

「ああ、そうだな。よし、ノージャス、何か作ってくれよ。」

「OK!今日はハンバーグにしようか。」

四人はいつものように家に戻っていった。


次回第9話「人間の中にいること」につづく。

お詫び···ずっと第8話を7話と打っていましたスマソ

滅正、盛大にウンメイノーしましたね
これでもまだ「めつとも」は友達です

よう
呼ばれたから来たぞ
頑張れ

7話その2の滅正デリカシー無さすぎだゾ~
年頃の女の子に重いはないゾ~

散々に言われてるかもしれないけど
俺はこのSS応援してるよ
確かにまだまだ下手かもしれないが
最初はそんなもんだから頑張れ!
俺は最後まで付いていくぞゾ~

>>114
あざっす

>>115
ご指摘どうも
でも、隆島や間宮もそれなりにデリカシーない
(普通に下ネタふってくる 設定上だけど)

>>116
ありがとうございます
これからもエンジン全開若さ全開で頑張ります

第9話「人間の中にいること」 その1

「よーし、お買い物終了っと!」

ノージャスはスーパーマーケットの出入口から両腕にレジ袋を抱えて出てきた。

家事は全てノージャスの仕事だが、倒辛家では買い出しは四人が交代で行っている。

今日はノージャスの順番が回ってきたのだ。

ノージャスが袋を愛車トライハリケーンのカゴに入れようとしたその時、怪人が現れて人々を襲い始めた。

ノージャスはその怪人のことを知っていた。

「あなた···クロードバット!?」

「久しぶりね、裏切り者のスタッグさん。」

クロードバットはノージャスを組織からの呼び名で呼んだ。

「名前を変えてるらしいけど、本当ダサいわねぇ。」

「侮辱するな···これは···私の大切な人が···敬ちゃんがつけてくれた私の名前なんだから!変身!」

袋をカゴに素早く入れたノージャスは正無に変身した。

「なるほど、それがあなたの今の姿ってわけね。見せてもらうわ、その力を!」

バットは正無のスタッグハンマーの攻撃をがっしりと受け止めた。

だが、正無はそれを気にせず、すぐにハンマーから手を離してバットにキックした。

「ううっ···随分と腕を上げたようね···」

「当たり前よ!今の私には、仲間がいるんだから!」

「仲間、ね···」

バットは大量のコウモリを正無に飛ばした。

「おおっと!」

正無はスカルに変身、スカルマグナムを使ってコウモリを次々と撃ち落とした。

「次はあなただよ、バット!」

コウモリを全て倒し、正無スカルはバットがいたところに振り向いたが、既にバットは姿を消していた。

「あちゃー、逃げられちゃったね。」

変身解除したノージャスはトライハリケーンに乗り、家に帰った。

だが、彼女は自分の背中に倒されなかったコウモリがくっついていることに気付いていなかった。

第9話「人間の中にいること」 その2

「ただいまー!ねぇねぇ聞いて皆!さっきスーパーから出たらね、バットがいたの」

三人は「バット」と聞いてすぐ思い出した。

「あー、あのノージャスが改造されてた手術室にいた奴か。」

「変だね、どうして今···」

「幹部···」

滅正は少し呟いた。

「ふぁー、夕ごはんまで時間あるし、ちょっと寝てるね。疲れちゃって···」

「うん、分かった。おやすみー」

ノージャスは誰も座っていないソファーで寝た。


ノージャスは十分後、目を覚まして立ち上がった。

「ん?ノージャスか。なんか起きるの早いな。」

その直後、ノージャスが突然滅正を殴りつけた。

「いでっつ!」

「ちょっ···ノージャスどうしたの!?」

近づいてきた知残もノージャスは突き飛ばした。

「おい、ノージャス····!」

ノージャスは敬座に蹴りかかったが、敬座はそれを難なく受け止めた。

「神川、倒辛!俺はこいつを庭に連れてく!」

敬座はノージャスを庭まで引きつけた。

ノージャスは庭に来ると、怪人態に変身した。

「その姿は···変身!」

敬座もVOに変身し、ノージャスの攻撃をRTマルチガントレットのシールドモードで必死に防御した。

遅れて滅正と知残も庭に出て、ノージャスの怪人態に戸惑いながらも変身した。

「もうやめろ、ノージャス!···あっ!」

VOはノージャスの背中にコウモリがくっついているのを見た。

そして、これがノージャスを暴れさせた原因だと予想した。

「神川!お前はそっち側の腕を縛って動きを封じてくれ!」

ティアは言われた通り、ギルスに変身してギルスフィーラーでノージャスの左腕を縛った。

VOも右腕をRTマルチガントレットロープモードで縛り、ノージャスは動けなくなった。

「倒辛!お前がノージャスの背中のコウモリを取ってくれ!」

雷滅は指示に従い、ノージャスの背中のコウモリを取った。

すると、ノージャスは人間態に戻って倒れ、気を失った。

「何だったの···これ···」

「とりあえず、彼女を部屋に···」

変身解除した三人はノージャスを部屋に連れて行った。

第9話「人間の中にいること」 その3

ノージャスが起きると、ベッドの横には敬座がいた。

「敬ちゃん···どうして···私はこんなことを···」

「気が付いたか。調べたら、このコウモリは本体が超音波を出すと、それを受信してくっついている対象を暴走させるという性質があった。」

「じゃあ、私は···」

「でも、一つだけわからないことがあった。これが暴走させるのは、悩みを持つ生き物だけだ。ノージャス、もしかして悩みが···?」

ノージャスは少し黙りこんでから言った。

「ごめん、隠してて···」

「今ここにいるのは俺とお前だけだ。しかも、お前は俺の···まぁいい。とりあえず、恥らないで言えばいいってこと。」

「実は、ね···私、人間たちの中で生きるのがすごく不安なんだ。」

「どうして?」

「人間に私の正体がバレたら、私、どうなるか想像したら怖くて···」

ノージャスは涙をこぼしていた。

「ノージャス···」

敬座は初めて知ったノージャスの本心に、何も言えないままだった。


「見つけた!あなたがバットね!」

滅正と知残は公園近くでバットを発見した。

「あら、お仲間からの攻撃には耐えられたかしら。」

「うるせぇ!黙ってろ!変身!」

二人は変身してバットに向かって突撃していった。


次回第10話「スーパーノヴァ·本心に従え!」につづく。
雷滅新フォーム「キバエンペラー」登場!お楽しみに!

第10話「スーパーノヴァ·本心に従え!」 その1

雷滅とティアはバットに武器で攻撃したが、羽で防御されてしまっていた。

「ちっ、あの羽硬ぇ···しょうがねぇ、使ってみるか!」

雷滅は数日前に敬座から貰ったキバユニットとタツロットを使い、「キバエンペラー」に変身した。

「すごぉい」

「何なのよ、その姿!」

「コウモリにはコウモリ、ってね。」

雷滅はバッシャーフィーバーを発動し、バッシャーマグナムを連続で発射した。

「···あたしも!」

ティアはライジングイクサに変身して雷滅を援護した。

「ぬわっ!くっ···仕方ない、ここは一旦退くわ!」

バットはそれなりのダメージを負ったが、すぐに逃げてしまった。

「ああっ···逃げちゃった···」


家に帰った滅正と知残は敬座にノージャスの様子を聞いた。

「敬座!ノージャスは?」

「····あ、ああ。なんとか目は覚めた。でも···」

「ん?でも何だって?」

「いや、何でもない···」

敬座はノージャスの本音がまだ心に引っ掛かっていた。


敬座はまたノージャスの部屋に行き、彼女の様子を見に行った。

ノージャスは眠っていた。

「眠り足りなかったんだな···あの時。」

敬座は自分の部屋に戻っていった。


(ノージャス···お前は自分が人間じゃないことを相当気にしていたのか···)

敬座は部屋に戻ってからも悩んでいた。

デスクに飾ってある四人の集合写真に写っているノージャスは笑っていたが、その笑顔の裏に悩みを隠していたことを考えると、複雑な気持ちになった。

「俺は···お前のことを···絶対···」

呟いたとき、滅正と知残の声が聞こえてきた。

「敬座!敬座!面倒なことになった!」

「ノージャスがいないの!どこにも···」

「なんだって!?」

敬座はすぐに立ち上がり、部屋を出た。

第10話「スーパーノヴァ·本心に従え!」 その2

敬座、滅正、知残は家を出てノージャスを探した。

道の途中、佐津川が三人とすれ違い、話しかけてきた。

「よう、みんな、どうかしたのかい?」

「あ、佐津川、ノージャス見なかったか?」

「ノージャス···?あー、おたくの彼女さんね。港の方向行ったよ。」

「よし。どうもな、佐津川。」

三人は港の方に走っていった。


ノージャスは港で、バットと対峙していた。

「わざわざ操られに来るなんて、おバカさんね。」

「私のせいでみんなに迷惑かけちゃったから、今ここであんたを倒す!変身!」

ノージャスは正無に変身、襲ってきたコウモリの集団を「正無サンダー」で一気に退治し、バットに攻撃した。

「もう遅いわ。私の分身はまだたくさんいるのよ!」

そう言ってバットはコウモリを取り出して正無の腹にくっつけた。

そして、超音波を送り込んだ。

その時、三人が港に到着した。

「ノージャス!···あれは···!」

敬座は正無の腹についているコウモリを見て状況を把握した。

「貴様ァ···またノージャスを····!」

「うふふ、それがこの娘の弱さなのよ。せいぜい頑張りなさい。」

バットはまた飛んで逃げた。そして、正無が三人に襲いかかってきた。

「ノージャス···!今助けてやる···!」

敬座は生身のまま正無の腰につかまり、腹のコウモリを取って投げ捨てた。

すると正無は正気に戻って変身が解除された。

「敬ちゃん···みんな···ごめん···」

「どうして···どうして一人で···」

「みんなに迷惑かけたのは私だから···せめてあいつを倒して···」

「もう悩まなくていい···」

敬座は泣きながら言った。

「え?」

「もう自分の正体がバレた時のことなんて考えなくていい!俺が···神川が···倒辛がいるじゃないか···俺が···絶対···守るから···ノージャスはもう···悩む必要はないよ···。」

ノージャスも涙を流した。

「もう···辛い思いしなくて···いいの··?」

「ああ···人間じゃなくても···ノージャスはノージャスだから···」

敬座はノージャスを強く抱き締めた。

「今度はみんなで···ヤツを倒そう···」

「あたしも協力するよ。滅正は?」

「···俺が協力しない人間に見える?」

涙に濡れた敬座とノージャスの顔に笑みが浮かんだ。

第10話「スーパーノヴァ·本心に従え!」 その3

「見つけたぞ、バット」

四人はビルの屋上でバットを見つけた。

「あんたたち···どうして···」

「んめの目的が分かったんだ。このビルの屋上からコウモリ大量に飛ばして人々暴れさせるつもりだろ。」

「···何故そのことが···」

「私が気付いたの。あなたがクロードの計画に協力するような性格じゃないって知ってたから。」

「そうよ!世界征服なんか興味ないわ。だから自分のやりたいことだけをやるのよ!」

「あんたはすぐに幹部に処刑される。その前に···変身!」

四人はそれぞれライダーに変身してバットを順番に攻撃していった。

ティアはホッパーナギナタの必殺技「ロードストーム」で風のエネルギーを巻き起こし、バットが隠していた分身のコウモリを全滅させた。

「よし!今だよみんな!」

「ああ。キバ最終回の再現、やってみるか!」

雷滅はキバエンペラー、正無はサガ、VOはダークキバに変身した。

正無サガとVOダークキバが「スネーキングデスブレイク」を発動し、バットを宙吊りにした。

そして身動きができなくなったバットに雷滅が「エンペラームーンブレイク」を放ち、バットは爆死した。


その日の夜、ノージャスと敬座は二人、ノージャスの部屋でビールを飲んで楽しんでいた。

「敬ちゃん···私、これからも人間として生きるからね···」

「そう言ってくれて、俺は嬉しい。さぁ食え、飲め。久々に夜中まで楽しもーぜ!」

そのやり取りを廊下から聞いていた滅正は、少し知残のことを思い出して部屋に戻った。



次回第11話「友人関係」につづく。

第10話 After

滅正は目が覚め、枕元の時計で時刻を確認した。

「もうすぐ3時か···便所行っとこ」

滅正は部屋を出て便所に行こうとノージャスの部屋の前を通った。

すると、滅正は何やら凄い声が聞こえ、ノージャスの部屋の前で立ち止まり、ドアに耳を当てた。

「んんっ~敬ちゃん~」

「ノージャス···お前こういうのに敏感すぎじゃね···」

「え~いいじゃん···」

「えっ、ちょっ···そこはやめろって···うっ···」

「えへへ~敬ちゃんも私にやってよ~」

「ったく、しょうがねぇ娘だな···」

「ああっ、いきなり···」

「やれって言ったの誰だっけ?」

「んんっ···じゃあ、もっとしてよ···」

「分かった。可愛い小娘のために···」

「小娘って言うなよ~きゃっ!」

滅正は少し変なものを想像してしまったが、あまり深く考えずにその場から離れた。

カブトハイパー、キバエンペラーまとめて紹介です

仮面ライダー雷滅 カブトハイパー
パンチ力 3t キック力 5.8t ひと跳び36m 100mを6.3秒
カブトハイパーフォームの力を使用できる形態。
防御力は他の形態に比べて劣るが、スピードに長けている。


仮面ライダー雷滅 キバエンペラー
パンチ力 3.8t キック力 7.2t ひと跳び49m 100mを6.8秒
キバエンペラーフォームの力を使用できる形態。
全フィーバー、ザンバットソードの使用に加え、飛翔態にも変身できる。

10話Afterのくだり、本当は第41話にやろうと思ってたんですが、
我慢できなくて繰り上げました。
その後あの二人が何をしたのかは11話で明らかにします

>>129
冬休みのガキにエロい文章を求めるのは酷だと思うの

>>130
まあ仕方ないか
生温かく見守ろう

うげえ誤爆した
スルーで

>>132
咲SSまだ?w

>>133
お、おう
ちゃんと書いてるよ(震え声)

アドバイスなんだけど
「」の最後に句読点(。)はつけちゃダメなんだぜ
これが許されるのは学校の作文までだな

あと、「!」や「?」といったマークの後ろにはスペース空けろよ

さらに言えば半角の!や?は好ましくない
全角/半角はちゃんと統一してくれよな

三人称で進行するのは悪くないんだけど
例えば昨日のエロシーンの
「すると、滅正は何やら凄い声が聞こえ」って言うのは文法的におかしい

主述にまとめると、「滅正は聞こえ(た)」というのになっちゃうよ
変になるけどこの状況なら「は」じゃなくて「には」かな

同じ名詞を前後の文で繰り返し使っているのも気になるけど、これからに期待するね

長文スマソ
面倒だったらスルーしちゃっていいよ

<<129
無茶言うなァーーーっ!
まぁ完全版、時間あったら書くよ

<<135
ごめんなさい
もうちょっと文に気をつける

<<134
もしかしてリアルで主(V3)と(ry

あんちきしょう
思いっきりミスった

第11話「友人関係」 その1

その日は、珍しくノージャスが起きるのが遅かった。

「どうしたんだろ、もう9時半なのにな···」

「うん···」

すると、ノージャスと敬座が寝間着のまま階段から降りてきた。

二人とも髪はボサボサで、敬座の方は眼鏡をかけていなかった。

滅正と知残はかなり驚いた。

「ちょっ···二人ともどうしたの!?」

「ふぁ~、ごめんごめん···」

「すまねぇ···昨日は遅くに寝たからな···」

「ああ~それにしても···昨日は気持ちよかったね~敬ちゃん」

「こらぁ···神川と倒辛が聞いてるだろ···」

「あはは、ソーリーソーリー。あ、ご飯は昨日のチンして食べてね」

四人は順番に電子レンジで前日の夕食を温めて食べた。


滅正が朝食を食べ終えて部屋に戻ろうとしたとき、知残が話しかけてきた。

「ねぇ、滅正。今日なんか予定ある? 」

「ん? 予定? ないけど···」

「よかった。じゃあさ、今日あたしの友達と一緒に出かけない? 滅正のこと紹介したいし」

「友達って···女の? 」

「うん。男いないけど、別にいいよね。あいつらがいると厄介になるし。じゃあ、昼ごはんもレストランにするから、11時に一緒に出ようか」

「あ、うん···OK」

知残はすぐに部屋に戻っていった。

すると、後ろから敬座が滅正に言った。

「デートに誘われたのか。よかったな」

「ち···違ぇ! 他の奴らはみんな女だし、不埒な会合じゃないのは確かだけどさ」

敬座と一緒にいたノージャスも話しかけた。

「じゃあ、知残ちゃんへのデートは滅正が誘うの? 」

「そうしようかと···」

「そうか。頑張れよ」

敬座は滅正の肩を二回叩いた。

滅正は嬉しさと不安が混じりあった複雑な気持ちになっていた。

安価は>>だゾ~
あと言い忘れたけど、「」の最後にある!と?はスペースいらないよ
文法的には…(三点リーダ)は……だぜ
二つ繋げてくれよな

>>140
(OwO)ザンキュウ

第11話「友人関係」 その2

滅正と知残は予定時間通りに家を出て、待ち合わせ場所のレストランに向かった。

「ねぇ知残、今から会う人ってさ、俺と会ったことないよね?」

「うん。名前は市川花代、保田理子、大沢晴美っていうの」

「そいつらのリアクションが一番気になるんだが......まぁ、お楽しみってことか」


レストランの前で、花代、理子、晴美の三人が知残に手を振っていた。

「お待たせ~」

「もー、待ったよ、トモノン。あれ?」

三人は滅正を見て険しい表情になった。

「あんた、トモノンの何なの?」

「別に......俺は本屋の......」

「誰だか知らないけど、あんたみたいなブサイクはついてきてほしくないわ。行こう、トモノン。」

晴美に腕を掴まれた知残は、そのままレストランに入っていった。

その後に、理子と花代が同時に滅正の両足を蹴りつけて晴美と知残を追うように店に入った。

「ちっ、やっぱりルックスか。知残の友達とはいえ、相当頭おかしいな。まるで隆島や間宮みたいだ......」

滅正は転がっていた空き缶を蹴飛ばして家に帰った。


滅正が「Action-ZERO」を口ずさみながら歩いていると、目の前に怪人の集団が現れた。

「こんな時に限って......面倒くせぇ......変身!」

滅正はすぐに雷滅に変身して怪人に挑んだ。

「倒辛滅正......必ず消す!」

「何だ、カラスの群れさん。俺のことを笑うのか?」

「すでに感情操作の実験は進んでいる。あとは我らクロードクロウ隊がライダーを抹殺するだけだァッ!」

「残念、今の俺、ちょっとイライラしてるから多分無理だね」

そう言って雷滅はストロンガーに変身し、エレクトロファイヤーをクロウの集団に放った。

それでもクロウは全滅しなかった。

「ちきしょう、パワーが足りないか......?」

その瞬間、見たことのないクロード怪人三体が出現し、雷滅ストロンガーに連続で攻撃した。

元の姿に戻った雷滅ストロンガーが三体を見ると、特徴がはっきりと分かった。

サソリ、トラ、ティラノサウルスの怪人で、三体とも共通のベルトを装着していた。

「んめがた......もしかして幹部か?」

「その通り、初めてお目にかかる、拙者クロードスコーピオン......」

「クロードタイガー......」

「クロードレックスだ!雷滅、お前は俺らが始末するぜ!」

「組織への裏切りは、死で償ってもらいます」

「いざ、参る!」

スコーピオン、タイガー、レックスはまた雷滅に攻撃を仕掛けてきた。

第11話「友人関係」 その3

レストランで食事をしている知残たち四人は、滅正について話し合っていた。

「本当あの男、この世の者とは思えないぐらい顔面凶器だよね」

「思いっきり蹴ってきたから、骨折れてればいいな。」

「ちょっと、それ言い過ぎじゃない?滅正にだっていいとこは.....」

「ないでしょ。トモノン、あんた目が腐ったんじゃないの?あんな男は死ぬのも時間の問題よ」

「そうそう。トモノンも同類になったのよ」

「そんなんだからロクなとこで働けないのよ」

花代、理子、晴美はそのまま席を外した。

知残は不思議でしょうがなかった。

(どうして......?何であたしにもこんなに冷たいの......?)


雷滅は幹部三体とクロウ隊の攻撃に苦戦していた。

「強えな......よし、ここは!」

キバエンペラーに変身した雷滅はエンペラーアクアトルネードを放ち、怪人たちの隙を作ってカッコ悪く逃亡した。

雷滅がいないことに気付いたタイガーは追いかけようとしたが、スコーピオンがそれを止めた。

「待たれよ、タイガー。今はまだ処刑の時ではない」

「いいだろ、スコーピオン。俺も暴れ足りないんだ」

「しかしこれは首領陛下の命令だ。下手に動けば拙者らの命もない」

レックスとタイガーは諦め、スコーピオン、クロウ隊と共に基地に戻っていった。


店から出て三人と別れた知残はイラつきながら家に帰ろうとした。

しばらく歩いていると知残は、公園のベンチに座る傷だらけの滅正を見つけた。

「滅正?その傷......大丈夫!?」

「幹部に......やられた......あと、気をつけろ。お前の友達、操られてるかも......」

「えっ......とにかく、詳しい話は後で聞かせて。ウチに戻ろう」

知残は滅正をの肩を支えて一緒に家に帰った。


次回第12話「走れ知残!」につづく。
雷滅新フォーム「ライナーデンオウ」登場!ご期待ください

滅正をのってなんだよwww

>>144
I'm sorry!
正しくは「滅正の」ですヨ

今日は色々あって疲れました......
また明日お会いしましよう

オヤスミィー

第12話「走れ知残!」 その1

家に帰った滅正は、ノージャスに手当てをしてもらった。

「まさか幹部が出てくるなんてな......」

「うん......あと、あたしの友達が操られてるかもって話、あれは何なの?」

「あ、それか。カラスの怪人の一人が言ってたんだ、もう洗脳は完了してる的なこと。俺を殺すための洗脳と考えると、あの三人を洗脳するのが一番効果的かなって......あくまで俺の予想だけど」

「そういえば、あの三人、私にも冷たかったよ。どう考えてもおかしい」

「ごめん、知残、三人について調べてくれない? 俺は休まなきゃ死ぬからさ。ノージャスと敬座も......」

「分かった。しばらくちゃんと休んでるんだぞ」

「無理に動いたら私が手当てした意味ないんだからね」

「ああ、分かってる」

知残、ノージャス、敬座は家を出て捜査を開始し、滅正は休むために眠った。


「ちょっと、みんな!」

知残は花代が町で歩いているのを見つけて話しかけた。

「どうしたの、ブサイクの彼女」

「そんな関係じゃないよ。それより、何であたしに冷たいの......?」

「決まってるでしょ、トモノンに失望したの」

「えっ......滅正は何も悪くないじゃん!」

「それだけじゃないの。あんたのその性格、接し方、全てに嫌気がさしたのよ」

「そんな......」

「晴美と理子もそうよ。あの性格、どちらもよく考えたら気に入らないの。だから絶交してやったわ」

知残はその言葉で衝撃を受けた。

「ちょっと待って花代。絶交したって......」

「言ったまんまよ。二人ともそれが一番いいって言ってたし。悪いけど、あんたの相手してる暇ないから」

花代はすぐに去っていった。


その後知残は晴美と理子にも聞いてみた。

だが、二人とも花代とは絶交したと話した。

知残は不思議に思いながら家に帰った。

第12話「走れ知残!」 その2

知残は三人に言われたことを滅正に相談してみた。

それに対して、滅正は羨ましそうな声で言った。

「俺はどうしたらいいか分からない。だって俺はそういう経験がないもん。友達と喧嘩したり、絶交したり......ただ、一つ言えるのは、知残があいつらが言うほど悪い人間じゃないってこと。それは俺が一番分かってるから......」

「そうかな......ありがとう」

その時、敬座とノージャスが二階から降りてきた。

「倒辛が持ち帰ったカラス怪人の羽を分析してみた。どうやら、この羽は洗脳の能力があるようだ。しかもこれを洗脳された人間に近づけるとオレンジ色に発光するみたいだ」

「じゃあ、それをあの三人に近づければ......」

「待て、もっとヤバいことが分かったんだが、洗脳は本体が死んでも永遠に解けないんだ......」

知残と滅正はショックを受けた。

「ってことは......花代たちは元に戻らないの......?」

「そういうこと......だね」

「嫌......嫌ぁっ!」

知残は絶叫した。友達を助けられない自分が情けなくてたまらなかった。

滅正はそんな知残を見て、あることを思いついた。

「だったら俺が洗脳前の時間に飛んでカラスを倒す。そうすれば洗脳がなかったことになるから......」

その考えを聞いたとき、知残は滅正に言った。

「いや、あたしは自分の時間で、自分の力で洗脳を解いてみせる」

「おい、正気か!?」

「うん......このままは嫌だから......」

滅正は反対しなかった。

「なら俺も協力するよ。本当、知残って優しいよ。だから友達がいっぱいいるんだよ」

知残は滅正に微笑んだ。


知残はメールで花代、理子、晴美をイエロードットに集めた。

「本当何なのよ、ムカつく」

「で、今度は何?またごちゃごちゃ口出しすんの?」

「それだったらお断りだけど」

「そんな事じゃないの。実は、思い出話しに来たんだ。」


邪魔をしに行こうと、クロウ隊はイエロードットに続く道を歩いていた。

「絶対に邪魔はさせん......!」

そこに、滅正、ノージャス、敬座が現れて道を塞いだ。

「なっ......貴様ら......!」

「邪魔されたくないのはこっちだよ。知残が......人の思いで洗脳をぶち破るのを......」

「我らの洗脳は絶対に解けない。いくらやっても無駄だ」

「それはどうかな?私たちは知残ちゃんを信じる!変身!」

滅正、ノージャス、敬座の三人は変身した。

第12話「走れ知残!」 その3

知残は花代たちに写真を見せて話を始めた。

「ねぇ、覚えてる?あたしたち小学校6年間ずっと同じクラスだったよね。あたしは中学、高校はこの町で入ったけど、またこうしてこの町の大学に通う花代たちに会えた。あたし、すごく素敵だと思う。だからね......あたし、この関係をいつまでもこのままで生きたい。この関係を......壊したくないの。だから......お願い。また友達になろう......?」

三人の目には大粒の涙が浮かんでいた。

「うん。......ごめんね、トモノン......」

「私も......酷いこと言って......」

「みんな、友達の大切さに気付いてなかったんだよね......今分かったよ......」

「みんな......良かった......これでもう仲直り完了だね!」

三人は大きく頷いた。


雷滅たちは、クロウ隊に苦戦していた。

「くそっ、数の暴力ってことか......?」

「こうなったら、集団を一気に片付けるしかないね」

「そうか。倒辛!これを!」

VOはデンカメンソードを雷滅に渡した。

「これは......ライナーフォームか!」

「ああ。これでカラスを弱らせてくれ!」

雷滅はデンカメンソードにライダーパスをセットして「ライナーデンオウ」に変身した。

「喰らえ、フルスロットルブレぇぇぇぇイクっ!」

変身してすぐに雷滅は「電車斬り」を放ち、その直後に正無とVOがダブルライダーキックでクロウ隊を全滅させた。


夕方、知残が笑顔で家に帰ってきた。

「ただいま~!」

「おかえり。そんなに元気、ということは......」

「うん。成功したよ。だから花代たちと遊んできちゃった」

「良かった。『人の思いが時間を作る』って言うし、結局人の思いに勝るものはないってことかな」

「あはは、そうかもね」

「あ、前から聞きたかったんだけど、知残はさ、俺のこと友達としてどう思う?」

「え?そんなの決まってるでしょ。滅正は今一番の友達だよ」

「そうか。そりゃ、良かった......」

滅正は少し不満げな表情を浮かべた。


クロードの基地では、スコーピオンの人間態「ノーマン」とタイガーの人間態「メリー」が話し合いをしていた。

「やはり、ここ最近の怪人では戦力不足のようですね」

「それは拙者も存じておる。だが、ライダーの始末は拙者に......」

「何度言ったら分かるのですか!無断の戦闘は......」

「陛下には既に許可は頂いた。次の作戦は拙者と部下で行う。タイガー、御主は手を出さぬよう......」

メリーは何も言えずノーマンから離れた。


次回第13話「変わりゆく姿」につづく。

幹部のキャラクター紹介です

ノーマン/クロードスコーピオン
クロード幹部のサソリ型怪人。
普段は和服に身を包んでおり、正々堂々とした勝負を好む。
剣術を得意とし、武器は「妖刀 蠍丸」。


メリー/クロードタイガー
クロード幹部のトラ型怪人。
普段は白衣を着ており、タブレットを持ち歩いて作戦を立てる参謀。
組織への忠誠心は幹部一で、裏切り者は絶対に許さない。


フィル/クロードレックス
クロード幹部のティラノサウルス型怪人。
普段は現代風なファッションに身を包んでいる。
好戦的で、メリーから危険視されているが、仲間思いである。

アドバイス(という建前の批判)は速報で書く上での洗礼みたいなもの
ワイも昔書いてたとき散々に言われたが、今となってはいい経験やで
ビッグな作家でもたま~にアドバイスされることがあるし、アンチもいる
のめり込める世界観とのめり込める人物像、これやね
読んでくれる(数少ない)読者様への感謝を込めてほしいな
みんながみんないい人じゃないからね
物書きってのは人に見せられる内容を書けないと務まらないよ
だけどその「人」っていうのはいい人だけじゃない、悪い人もいる
さらにいえば速報で初SSっていうのも難しいところだね
いきなり死地に踏み込んでるようなもん
前の人も言ってたけど、引っ越すならpixivが良いと思うぜ
はっきり言うとpixivにはロクな作品がない
だからと言ったら可哀想だけど、ワイはオススメする
めいっぱい頑張ればファンは勝手につくよ
というか、お前別に誰かに見てもらいたい訳じゃないだろ?
これが俺の小説だスゲーだろーって、自慢したい訳じゃないだろ?
やっぱり自己満足ですか?
さっさと目的決めて書きなよ
ん? 俺が荒らし? アドバイスのつもりだよ?

丁寧に書いて、どぞ

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