棟方愛海「今日もみんなのお山に登ろーっと♪」 (26)

※一部キャラ崩壊

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1449737674

愛海「おはよーございまーす!」

ほたる「あ、愛海ちゃん……おはようございます」

愛海「おはようほたるちゃん。今日もいい天気だね(うひひ、早速くみしやすい子と遭遇だよっ)」

ほたる「そうですね……天気がいいと、心も晴れやかになります」

愛海「まったくもってその通りだね!」

愛海「じゃあその晴れやかな気持ちのまま、あたしにほたるちゃんのお山を」

ふにゅっ


ほたる「わあ、柔らかいんですね。愛海ちゃんのお山」モミモミ

愛海「……えっ」

愛海「(その瞬間、まるで身体全体に電流が走ったかのような心地を覚えた)」

愛海「(突き抜ける違和感。自らのお山から伝わってくる未知の感触。あたしはただそれに翻弄されるだけだった)」

ほたる「大きくはないですけど……形の良さが、服越しにも伝わってくる……」

愛海「ひゃんっ」

愛海「あれ? あれ? なんで?」

ほたる「どうかしましたか?」

愛海「いや、その。どうしてあたしのお山を」

ほたる「ダメでしたか……? いつも愛海ちゃんが私にしているので、逆も大丈夫かと思って」

愛海「あ、うん……そう言われるとなにも返せないんだけどさ」

愛海「まさかほたるちゃんに先手を取られるとは」

愛海「あんなアグレッシブな子じゃなかったはずなんだけど……まあいいか。気を取り直して次!」

愛海「………」

愛海「……でも、自分で揉むのとは全然違う感触だったなぁ」

巴「こういう攻めをされた時は……ここに飛車を打つ」

ライラ「おー。形勢逆転でございますねー」

巴「他人事のように言うのう。ほら、そっちの番じゃ」

ライラ「むむむ……将棋とは奥が深いものでございます」

巴「おう、悩め悩め」ハハハ



愛海「おはよう! 悩める美少女のお悩み解決するよ!」

ライラ「アツミさん、おはようございますです」

巴「朝から元気じゃのう」

愛海「へっへっへ、そりゃそうだよ。なんたってこの事務所にはいつだってお宝の山が」

モミっ


ライラ「おー。これが『お山』の感触なのでございますねー」モミモミ

愛海「ひゃぅっ!?」

愛海「(ま、また……!?)」

愛海「(ほたるちゃんの時とはまた違う、しっとりとした手つき……!)」

ライラ「初めての経験はいつも大事にしなければ、です。ライラさんとのお約束でございますよ」

愛海「あぁんっ」

愛海「(こ、こんな……いい加減あたしも攻めに転じないと! あたしが本気を出せばこのくらい――)」


もにゅっ


巴「どれどれ……ほう、思ったより柔らかいのう」モミモミ

愛海「んふぅ……!」

愛海「(うそ! 巴ちゃんまで!? こんなことする子じゃないはずなのに)」

ライラ「トモエさんは左をお願いしますです」モミモミ

巴「おう」モミモミ

愛海「(あんっ……巴ちゃんのも、また違う……粗雑で、乱暴な揉み方……男らしい)」

愛海「(あ、あたしならこんな揉み方絶対しない……だからこそ、未経験の感覚が流れ込んでくる!)」

愛海「ふ、ふたりとも……んっ、どうして、こんなことを……あぁっ」

ライラ「はい? どうしてと言われますと」

巴「いつも愛海がやっとることじゃろうが」

愛海「……だから、それ言われるとなんにも言い返せないって」

愛海「……どうも今日はおかしい。調子が狂うよ」

愛海「でも……なんだろう。身体が熱い……まだお山を登られた感触が残ってる……」

愛海「……はっ! ダメ、ダメよ愛海! あたしは登山家、登らないうちに魂を抜かれちゃ名が廃る!」

愛海「でも、やっぱり今日は変だし、自重したほうが」



雫「おはようございまーす♪」ボヨン

愛海「自重なんてできないっ!! 本能が疾走する!!」ガバッ

雫「あら? おはようございます、愛海ちゃん♪」

もみもみっ

愛海「はうぅん!?」

愛海「そんな、雫さんまで……あたしのお山を?」

雫「たまにはいいじゃないですか♪」

愛海「(ああ、また揉まれてる……しかも、今度はそれだけじゃない)」

雫「これでもおちちを揉むのは得意なんですよ。牛さんの、ですけど」

愛海「(て、手つきがすごい……優しさと力強さが混ざり合って、とんでもない刺激のハーモニーを生み出してる!)」

愛海「しゅごい、しゅごいよおお」

雫「ありがとうございますっ。まだまだ行きますよ~」

愛海「はぁんっ♪」

愛海「(お、お山に登られると、こんな……支配されちゃうような感じなの?)」

愛海「(あたしのお山、征服されちゃうぅ!)」



愛海「(あぁ……あたし、今までみんなにこんなことしてきたんだ)」

愛海「(時に強引にもみもみして、みんなのお宝を支配していたんだね……)」

雫「どうですかー?」

愛海「こ、こんなの、こんなのって……」

翌日


智絵里「愛海ちゃん、昨日様子がおかしかったけど……何かあったのかな。ずっとぶつぶつ何かつぶやいてたし」

巴「なに、ちょっとばかりお灸を据えてやっただけじゃけぇ」

芳乃「お灸……でしてー?」

巴「普段からあっちこっち女子(おなご)に迷惑かけとるからの」

巴「うちらがやり返して、いつも自分が相手にどうゆうことをしとるかわからせたってことじゃ」

ほたる「で、でも。本当によかったんでしょうか……」

ライラ「ライラさんは新鮮な経験で楽しかったですよー」

芳乃「なるほどー。しかしなにやら悪い予感がするゆえー、気をつけた方がよいのでしてー」

ガチャリ

愛海「………」

智絵里「あ、愛海ちゃん。おはよう」

巴「どうじゃ。ちっとは反省したか――」


シュバッ
モミッ


巴「……な」バタン

ほたる「と、巴ちゃん!?」

ライラ「突然倒れたのでございます……アツミさん、いったい何を」


愛海「何を……? ふふふ、それは巴ちゃんの顔を見ればわかるんじゃないかなぁ」

ライラ「顔……」


巴「ひゃうっ……んっ」ビクンビクン

ほたる「あ、あの巴ちゃんがこんなだらしない顔を……」

ライラ「こんな高い声初めて聞きましたです」

芳乃「おそらくー、今の一瞬で巴殿のお山をもみもみしたのでしてー」

智絵里「……ううん。ただ揉んだだけじゃない……あの一瞬で距離を詰めて、合計5回も左右のお山を揉んでいた……!」

芳乃「……なにゆえそこまで細かく見えるのでしてー?」

愛海「あぁ……やっぱりいい。すぐに他のみんなにもしてあげるからね……」

巴「な、なぜじゃ……なぜ、昨日散々揉まれた末にこんなことを……んぁっ」ビクン

愛海「うふ……あんなことをされたからこそ、だよ」

愛海「揉まれる立場になって、初めて気づいた。登られる側の快感に、征服される喜びに」

愛海「今のあたしは、ただ相手のお山を味わうだけじゃなく、相手にも気持ちよくなってもらいたいと感じている。あたしの知った快感を味わってもらいたいと思っている」

愛海「あたしの知った喜びを、他のみんなにも与えてあげる……それが愛ってやつなんじゃないかな」

愛海「ふふふ……あはははは!」

ほたる「そ、そんな……私達のやったことが、完全に逆効果に」

芳乃「テンションフォルテッシモでしてー」

愛海「おかげで今のあたしには、女の子のお山をどう触れば気持ちよくなるのか、手に取るようにわかるんだ……」

愛海「こんな風に、ねっ!」

シュバッ、モミモミッ



芳乃「……しゅ、しゅごいのでしてー」ビクンビクン

智絵里「ああっ、芳乃ちゃんまで!」

愛海「さあ、次は誰? みんな幸せにしてあげるよ?」ヒタヒタ

ライラ「なんだか面白そうでございますね」

ほたる「だ、ダメですライラさん! 今の愛海さんは明らかに危険です……!」

巴「な、なんとかせんと……しかし、体に力が入らん……」

シュタッ!

?「任せろ!」

ほたる「あ、あなたは!」


P「愛海は俺が止める! それがプロデューサーの使命だ!」

ライラ「プロデューサー殿!」

智絵里「ベンチプレス200キロを持ち上げられ、さっさと格闘技かなにかに転向しろとささやかれている筋肉質のプロデューサーさん!」

P「食らえ愛海! 俺の大胸筋を!」ムキムキムキンクス!

愛海「くっ……なんて硬い筋肉なの……! これじゃ揉む快感が味わえない!」

P「さあ、俺の大胸筋バリアで正気に戻してやる!」

芳乃「たくましい上半身かとー」

巴「うちのもんにも見習ってほしいのう」

ほたる「ど、どうして脱ぐ必要があるんですか……?」カアァ

P「どうだ、俺の筋肉は!」ムキムキムッキー!

愛海「………」

愛海「あたしは……あたしは、こんなところで立ち止まっていられないっ!」

愛海「モミモミで……登山で、みんなに笑顔を……!」


ゴゴゴゴゴ……


ほたる「えっ……なんですか、この地響き……」

P「これは……愛海の身体が光っている!?」

智絵里「ま、まさか……今まで眠っていた、愛海ちゃんのもみもみパワーが!」

巴「なんじゃそれは」

愛海「うおおおおお!! モムモムモムモムモムモムプリン!!」

キュピーン!

ライラ「アツミさんの背中から羽が……」

P「これは……天使!?」




智絵里「人の域に留めておいた愛海ちゃんが、本来の姿を取り戻していく」ドンドコ

智絵里「人のかけた呪縛を解いて、人を超えた神に近い存在へと変わっていく」ドンドコ

智絵里「ガチャと課金と万物を紡ぎ、相補性の巨大なうねりの中で、自らを登山家の凝縮体に変身させているんです」ドンドコ

智絵里「純粋にお山への願いを叶える、ただそれだけのために」ドンドコドン

芳乃「ぶおおー」

ほたる「なぜ太鼓を叩きながら……ほら貝を吹きながら……?」

ほたる「その後、なんやかんやでなんとかなりました」

ほたる「なんやかんやは、なんやかんやです」

ほたる「危うく事務所の周囲3キロがリング状に壊滅するところでしたが、未遂ですみました」

ほたる「巴ちゃんの作戦は裏目に出ましたが……ちゃんと話し合った結果、愛海さんにも気持ちは伝わったようで……今後は、承諾なしでおそいかかることはしないそうです」

智絵里「あ、愛海ちゃん……また羽が出ちゃってるよ」

愛海「あ、ほんとだ。ごめんごめん、まだこの身体に慣れなくて」

智絵里「少しずつ慣れていけばいいよ。天界の天使さん達にも、ちゃんと新しい天使が生まれたこと、報告しておいたから」

愛海「まさか本物の天使になるとは思わなかったけど、これからもみんなをお山で幸せにしていくよー!」

智絵里・愛海「いぇい♪」



ほたる「………」

ほたる「私は元気です。お母さんも、身体には気をつけてください……」

巴「のう……その手紙、本当に実家の母親に送るつもりか?」

ほたる「………」



ほたる「書き直そうかな……」


おしまい

終わりです。お付き合いいただきありがとうございます
流れ星キセキが何度やってもフルコンできないのでむしゃくしゃして書きました
師匠も天使になってたし、Cuは天使が多いなあ


以下過去作宣伝
似たような感じの前作:島村卯月「頑張ります禁止令?」モバP「そうだ」
昨日かいたもの:渋谷凛「長女」 大石泉「次女」 橘ありす「三女……なんですかこれ」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom