翌日

雪乃「由比ヶ浜さん、今日は休みみたいね。三浦さんたちと遊びに行くみたいね。」

八幡「そうなのか？」
(タイミングとしてはバッチリだが…）

雪乃「知らなかったのかしら？親しい人からすら教えてもらえないなんて可哀想ね。」

八幡「前のお前なら絶対、貴方みたいな人外生物と二人きりで同じ部屋にいるのなんて嫌だわぐらい言ってたよな。」

雪乃「失礼ね、私を何だと思ってるのかしら？」

八幡「氷の…」

雪乃「何か言ったかしら？」ギロッ

八幡「いいえ何でもないです！」

雪乃「ならいいわ。」

八幡(タイミングは今しかないな！もうどうにでもなれ！）

八幡「なぁ雪ノ下」

雪乃「何かしら？」

八幡「今週の土曜か日曜暇か？」

雪乃「えぇ…特に予定はないけれど、どうして？」

八幡「じゃあ土曜日どこかに一緒に出かけないか？」

雪乃「はい？何故私が貴方と一緒に出かけなければいけないのかしら？」

八幡「簡単な話だよ。デートの申し込みだよ。」

雪乃「デ、デート？冗談は辞めてもらえるかしら？」

八幡「俺は真面目に雪ノ下をデートに誘っているつもりなんだけどな。」

雪乃「貴方、熱でもあるんじゃないかしら？今日は早く帰ったほうがいいんじゃないかしら？」

八幡「嫌だったら断ってくれてもいいんだ。その時は諦めるだけだからな。」

雪乃「ちょっと一旦、頭の中で整理するから待って貰えるかしら？」

八幡「あぁいいぞ。」

雪乃「つまり貴方は私を真剣にデートに誘っているという認識で間違いないわね？」

八幡「あぁ間違いない。」

雪乃「そう…」

八幡「で、どうなんだ？」

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