兄「安価で妹と部屋の中を整理する」 (208)
安価スレ。ゆっくり進行。
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妹「お兄ちゃん、お兄ちゃん」コンコン
ガチャ
兄「おー、どしたー?」
妹「この前借りた漫画返しに。はい」
兄「あいよ、確かに。面白かっただろ?」
妹「ん……まぁ」
兄「続きあるけどどうする?」
妹「……借りる」
兄「はは、りょーかい。ちょっと待ってな」
兄「っと、どこやったっけ…」ガサガサ
妹「……」
兄「えーと、ここじゃなくて…」ゴソゴソ
妹「……」
兄「えー、あー?」ガサゴソ
妹「…お兄ちゃん」
兄「あ、悪い、ちょいタンマ。探せばあるはずだから」
妹「…や、そうじゃなくて」
妹「この部屋汚過ぎ。こんなんじゃどこになにがあるか分かるわけないよ」
兄「……正解」
兄「そんなわけで、レッツ部屋整理!」
妹「おー」
兄「って、別にお前は手伝わなくてもいいぞ? 漫画は見つかったら持ってくから」
妹「部屋をこんなに散らかした人の整理なんて、信用あると思ってるの?」
兄「……はい、その通りでございます」
妹「いいからさっさとやるよ」
兄「おう。それじゃまずは棚からやるか」ガサゴソ
ガサリ
兄「ん? これは…………>>6?」
さっきまで履いてた妹のパンツ
妹「パンツ? 女物の……ってこれ……え?」
兄(Oh…)
妹「……なんで、さっき、着替えたとき脱いだのが、ここに?」
兄「おかしいな、服はクローゼットの中に入れるようにしてるのに。おかしいな」
兄「これはちゃんと厳重に仕舞っておかないとな。あぁ不思議。世界はこんなにも神秘で満ち溢れて」
妹「お兄ちゃん、待つ」
兄「はい」
妹「正座」
兄「はい」
妹「ん…やっぱり土下座して」
兄「はいっ」ベタッ
妹「…んしょっと」
妹「じゃあ、質問その一。……なんで、私の下着を持ってたの」
兄「良い子のお兄ちゃんにサンタさんが来てくれたのさ」
妹「今は春。真面目に答えて」ゲシッ グリグリ
兄「おぶっふ!?」
妹「それで、なんで?」グリグリ
兄「あだだっ……えーと、その、な? あのパンツ、そこそこお高いものだっただろ?」
妹「……続けて」
兄「それで遂にお前もそういうのに金使うようになったかぁ、なんて浸ってたら……気付いたら部屋にあった」
妹「…じゃ、質問その二。どうやって盗ったの、それ。私部屋にいたはずなのに」
兄「そりゃお兄ちゃん、ベラちゃんををリスペクトしてるからな。隙なんて幾らでもあったぜ!」
妹「〜〜〜っ、変態!」ゲシッ グリガリッ!
兄「あ゛あ゛あ゛っ!!?」
兄「ねぇ、俺のうなじ大丈夫? 骨見えてたりしない? ねぇ?」
妹「…どうでもいいから。ほら、はやく続きやる」グイッ
兄「あ、やめ、痛っいたた、アアオッ?!!」
兄「うぅ、クソッ……何で隠してたこと忘れてた俺よ……恨むぞクソ……」ボソボソ
妹「……? これは……」
兄「それは……>>12か?」
着ぐるみ
妹「何故に着ぐるみ、それも○なっしー…」
兄「確か文化祭で使ったんだよ。んで記念にーって。お前も来てくれたよな?」
妹「確かゆるキャラカフェ…だっけ。着たの?」
兄「じゃなきゃ押し付けられないっての。あー、今思い出しても地獄だ…」
妹「…確かに、すごく暑そう」
兄「そうそう、風通し悪いし子どもにゃ殴られるし。安物だから割と感触とか来るんだよ」
妹「小さい子ってすごく元気だから……」
妹「……そういえば私、その文化祭でふ○っしーに抱き着かれた思い出が……」
兄「よっしゃバーロー! 妹さん、次ですよ、次!」
兄「ほら、こんなところに>>16が!」
妹が着てるはずのパンツ
兄「ほーら、こんなところにパンツ様…が……」
兄(いじわるなかみさまへ、ぼくがなにかしたでしょうか?)
兄(ってか今回マジで身に覚えがねぇ……無意識とかヤバくね?)
妹「……」
兄「いや、その、あの……な? はは……」
兄「――ほんっとうにッ! すんませんしたァッ!!」
妹「……別に」
兄「は、はいぃ…?」
妹「別にいい。もう勝手にしないで」
兄「え……マジ?」
妹「…なに? そんなに欲しいの?」
兄「おう。……じゃなくて、マジで許してくれんの?」
妹「もう一回怒ったから。二回も三回も同じ」
妹「だからこの話はこれで終わり」
兄「あ、ああ、了解。ほら、返しとく」
妹「ん。…はぁ…」
兄(お、漢前やでぇ…)
妹(……こっそり置いて、お兄ちゃんに“使わせて”から回収するつもりだったのに)
妹(はぁ…)
兄「では気を取り直して再開っと」ガサガサ
妹「それにしても、意外と埃とかはないんだね」
兄「まぁ、定期的に掃除はしてるからなぁ。その後の整理が適当なだけで」
妹「…ちょっと意外」
兄「一応さっきみたいなナマモノとかもあるかもだから、一応な」
妹「……? ナマモノとかあった?」
兄「え? あっただろ? それも二回も」
妹「……、…………、……………………………」
妹「……ほら、続き」
兄「お、おう。何でいきなりそんな距離取んの……と」ガサゴソ
兄「あぁ、>>23か」
兄の小便が入ったペットボトル
兄「ペットボトルに…飲みかけのCCレモン、か?」
妹「なんで疑問系なの?」
兄「や、こんなの残しといた記憶ねーし」
兄「とりあえず開けて……ん?」
妹「『絶対開けるな』……なにこれ」
兄「……なぁ妹、この字、なんか見覚えないか?」
妹「え? ……あ、これお姉ちゃんの字じゃない?」
兄「だな。チッ、後で返しとかないと……」
妹(……シスコン、ブラコンのお姉ちゃん……黄色い液体……開けるな……お兄ちゃんの部屋……)
妹(あ、そういうことか)
兄「ったく、何でアイツの物が俺の部屋に……」
妹「…多分、灯台下暗し、木を隠すなら森の中、ってことじゃないかな」
兄「は?」
妹「ん、分かんないなら別に気にしないで。どうでもいいことだから」
兄「ん、まぁお前がそういうならそうなんだろうけど……釈然としないなぁ」
兄「まぁいいや、次はー?」
妹「コレは……>>30だね」
生きのいいたらばがに
兄「……タラバガニ……」
妹「……っ!? お兄ちゃん、これ、生きて……!」
兄「嘘ぉっ!? ってハサミ危なっ」
兄「痛っ!」
妹「あ……!」
妹「」ブチッ
兄「妹、そっち行っ――」
ガシッ
妹「それ以上、動くな」
ゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッ
兄「Oh…」
〜清掃中 しばらくお待ちください〜
妹「…お兄ちゃん、本当に大丈夫?」
兄「いやまぁ、掠っただけだしそんなに心配しなくても。……むしろお前の手の方が心配だぞ? あんなグーパンしまくって」
妹「…平気。慣れてるから」
兄「そ、そうですか…」
兄(詳細とか怖くて聞けねぇ…)
兄「というか、何故俺の部屋にタラバガニ…それも何でか生きてたし…」
妹「…お兄ちゃん、大丈夫? 病院行く? 柵付きの」
兄「ははっ、兄ちゃん割と出て来れる気がしねぇや。あはははっ」
妹「……まぁ、どうせお父さん達のお土産だと思うけど」
兄「だろうな。どうせ出来るだけ新鮮なのを食べさせたかったー、とかで」
妹「…うん。生きたままカニが生きていられる環境って、お兄ちゃんの部屋くらいだから」
兄「なんだっけ。職業、貿易商だっけ」
妹「…なんでだろ。アレなもの売ってるイメージしかない。武器とか」
兄「ヨル○ン……」
妹「……ちょっと怖くなって来たけど、次は?」
兄「あ、ああ。次は……>>40?」
カビの生えたパン
兄「カビの生えたパン…」
妹「略してカビパン…」
兄「コレは……食えそうにないな」
妹「ん……捨てるしかないね」
兄妹「……………………」
兄(何でだろう)
妹(本当なら絶対あったらダメ系のものなのに)
兄妹(何故か凄まじく安心している自分がいる……!)
兄「……なんかアレだな。俺って、生きてていいんだな」
妹「なんて悲しい悟り開いてるの……まぁ、気持ちは分かるけど」
兄「……よしっ、なんか元気出てきた気がするぜ!」
妹「ん、その意気でさっさと終わらせよう」
兄「さてさて……ん?
妹「これは……>>45……!」
あ
>>45
すまんアルバムで、無効なら下で
では>>47で
兄「アルバムか…何のだ?」
妹「…私とお兄ちゃんの写真ばっかだ」
兄「あー…姉貴がくれたんだっけか。自分のオカズ要のあまりだよーって」
妹「……気持ち悪い」
兄「それな。どれ、ちょっと見てみるか」パラパラ
妹「あ…これ、私が小学生のときの……」
妹(私がお兄ちゃんの膝の上で寝ちゃってて、その上から毛布掛けてお兄ちゃんが勉強してる…)
兄「確か、受験勉強やってるときにお前が来て…んで寝ぼけてそのまま寝ちまったんだったな」
兄「起こすわけにもいかないから姉貴に毛布頼んで、そのときに写真撮られたんだよ」
妹「……懐かしいね」
兄「だな。お前って結構体温高いから傍にいるとすぐ寝れるんだよなぁ…」
妹「…誰が子ども体温か」
兄「言ってません。なに、照れてんの?」
妹「うるさい。ほら、続きやる。まだ部屋汚いよ」
兄「うっ、痛いところを。んじゃ、えーと……>>53
コンドーム
兄「コンドームか。まさかこんなとこにあったとは……」
妹「……確か、お兄ちゃんって彼女いなかったよね?」
兄「まぁな。これ、確か財布に入れとくと金運上がるー、なんて噂にあやかって買っただけだし」
兄「あ、ちょっとここ書いてあるの読んでみて」
妹「……? 『0.01ミリ、破けちゃってもおーるおっけー』………っ!? 〜〜〜っ!!!」カァァァ
兄「おっ、どうしたどうしたー? そんな真っ赤になっちゃってー」ニヤニヤ
妹「……っ! …………っ!!」ブン ブン バシッ バシッ
兄(可愛い)
妹「……」ムスッ
兄「はは、ごめんごめん悪かった。もうしないって」
妹「……」プイッ
兄「あ、もしかして欲しい? あげるよ?」
妹「いらないからっ! …………あ」
兄「」ニヤニヤ
妹「……はぁ、もういい。とりあえずこれは焼くから、貸して」
兄「やっぱり欲し――」
妹「は?」
兄「はい、どんどん行ってみよう! お次は>>63DA☆」
セガサターン
妹「これ…なに? ファミコン?」
兄「はぁー? それマジで言ってんの? セガサターンも知らんのか最近のゆとりは! うわマジか、ちょ、はぁー!?」
妹「」イラッ
兄「ないわーないわー、いやー、チョーないわー」
妹「…それ、そんなに有名なものなの?」
兄「いや別に。むしろお前の世代で知ってる奴の方が珍しいけど。俺だってソフト殆ど知らんし」
妹「蹴っていい?」
兄「おう! ……や、ジョークですジョーク。それよか……お、百物語入ってる」
妹「百物語……?」
兄「ホラゲだよホラゲ。というかこれの稲淳目当てで本機も買ったんだったな。中古で」
妹「……ホラーゲーム?」
兄「そ。後で一緒にやろうな」ニッコリ
妹「ぜ、絶対やらない……!」カタカタ
〜〜〜
兄「さて、整理終わったら一緒にプレイする約束もしたし、さっさと再開するぞー」
兄「あ〜、超楽しみっすわぁー」
妹「…………」
ガッ
棚<ガシャアアアアアアアアアアアアアア...
兄「えっ」
妹「…ごめん、足が滑った」
兄「……えっ」
妹「これは……>>69だね」
兄「……えっ?」
兄「ああ、それ…」
妹(すっごい禍々しい…絵?)
妹「これ……厄除けかなにか?」
兄「あー……大変言い辛いが」
妹「…?」
兄「それ描いたの……お前だよ? 覚えてない?」
妹「え…嘘」
妹(ジャングルの奥地で暮らしてる部族の魔除け的な感じの、これが?)
兄「保育園の頃くらいか? に描いた俺の似顔絵だよ。先生、すっげー微妙な顔してたぜ」
妹「…だろうね」
兄「確か少しの間飾ってたけど、お前ののところだけドス黒いオーラが漂ってるような感じだったよ」
兄「ちなみに最初ソレを最高の笑顔で渡された俺は、悲しさやら恐怖やら悔しさで号泣しましたとさ」
妹「…あぅ」
兄「ま、今となっては良き思い出だな」
妹「そんな思い出、いらない…」
兄「あっはっは。さぁ次行くぞー」
妹「…? この感触は……>>75?」
妹のブラジャー
ちょっと飯落ち
八時半くらいには再開する
妹「……」
兄「それはブラジャーだな。ブラジャーっていうのは女物の下着の上のことで――」
妹「知ってるから。……お兄ちゃん」
兄「なんだい、妹よ」
妹「……なんで私のお気に入りだったブラが、ここにあるの」
兄「あー、それにはもうアホみたいに深い理由があってな?」
妹「短くまとめて」
兄「つい理性が興奮を上回っちゃいまして」
妹「Guity(有罪)。……え? 理性?」
兄「まぁまずは話を聞いてくれ」
妹「…どうぞ」
兄「まず、妹の部屋に遊びに行くだろ?」
妹「うん」
兄「しかしお前は留守だった。そしたら部屋を漁るのが普通だろ?」
妹「そんなわけないでしょ」
兄「一通り漁ってから最後にベッドの匂いを嗅ごうと寝転がったんだ。そしたら丁度、隣にそのブラがあったんだ」
兄「分かるか? お前のその、服の上からじゃ殆ど分かんないような胸を包んでいたはずの、脱ぎ捨てられたブラジャー」
兄「アレは運命だった。だから俺は丁重にソレを畳み、最高速で部屋にお持ち帰りしたのだ…」
兄「これが事の顛末だ。理解して貰えたかな?」
妹「……ごめん、流石に引いた」
妹「…もう持って帰るのはいろいろやってるみたいだから何も言わないけど。それならそれでせめて管理はしてよ」
兄「ああ、分かった」
兄(感覚、いい感じに麻痺り出したな)
兄「さ、続きだ続き」ガサガサ
妹(次お兄ちゃんが留守だったら私も漁ろう)
妹「…お兄ちゃん、それは?」
兄「これは…>>83だな」
ヨスガノソラ
妹「箱? 『ヨスガノソラ』……って、これ…ゲーム?」
兄「…まぁ、ゲームではあるな。悪いことは言わないから、その箱の裏面は見ない方が――」
妹「……っ!? お兄ちゃん、こ、これ…!」
兄「……遅かったか」
兄「まぁ、俗に言うエロゲって奴だよ。ほい、分かったらその箱渡す」
妹「…これ、どんなお話なの」
兄「あー、それはだなぁ…」
兄(…妹にエロゲのストーリーを口頭で伝えろ、と)
兄(それなんて拷問?)
〜〜〜
兄「……とまぁ、つまりは双子の兄妹がラブラブするお話ってわけだ」
兄(バッチリ説明してやったぜ! いえあ!)
妹「……」
兄「満足したら返してくれー。一応俺にだって羞恥心はあるんだから」
妹(……)
妹「駄目」
兄「はい?」
妹「じゃあ逆に聞くけど、普通自分の兄に妹モノの…その、エッチなゲームを返してあげると思う?」
兄「いや、そりゃまぁ……でも、ならどうするんだ?」
妹「私が管理するから。異論反論は認めないよ」
兄「え、あの、それ一応18禁…」
妹「うるさい。ほら、ちゃっちゃと片付ける」
兄「……まぁいいか」
兄(や、よくねーけど。とりあえず次は……>>89か)
アコギ
亜空間
兄「ん? ここ、壁に穴空いてるな」
妹「私たちの部屋の壁って、結構厚かった気がするけど…」
兄「あぁ、部屋の中でナニしてても大丈夫なようにっていう、親父達の余計なお世話でな」
妹「隣は…お姉ちゃんの部屋だね」
兄「だな。一応どのくらい貫通してんのか確認しないとな…」
兄(うわ、こりゃ完全に貫通してるな。修繕費とか高そうだなぁ…)
兄「――っ!!?」
妹「っ…いきなりどうしたの、お兄ちゃん」
兄「……ちょっと、覗いてみろ」
妹「……っ!?」
兄「…見えたか?」
妹「う、うん…」
妹(壁一面どころか部屋一面を埋め尽くして貼られてる、プリクラサイズの私達の写真…)ゾクッ
兄(更に数え切れないほどのモニターやらカメラやら、謎のハイテクマシン…)ゾクゾクッ
兄妹((部屋の)トンネルを抜けると、そこは亜空間だった)ゾクゾクゾクッ
兄「……」
妹「……」
兄「よし、全力で忘れるぞ」
妹「異議なし」
今日はここまで。
弾けた安価の数々、どうもありがとうございました!
〜〜〜
兄「……よし、これで塞げた、か?」
妹「ん、急ごしらえとしては充分だと思う」
兄「じゃ、後は今度業者に頼むとするか…」
兄(というか、姉貴まさか自分でわざと開けたんじゃ…)
妹(部屋戻ったら確認しよう)
兄「さて、そいじゃお片づけに戻りますかい」
妹「そだね。……あれ?」
妹(コレは……>>99?)
金塊
妹(金塊…インゴット状の…)
妹「お兄ちゃん、これ」
兄「あん? ってあぁ、いつかのインゴットか。こんなとこにあったのか」
妹「こんなもの、なんで持ってるの?」
兄「んー…去年の修学旅行のお土産ってところかね」
妹「去年…確かオーストラリアだったっけ」
兄「そ。で、班活動中の鉱山でちょっとピタゴラスイッチ式アクシデントに遭ってな」
兄「……よく生きて帰れたなぁ……」
妹(あ、遠い目)
兄「その時にたまたま見つけたのを現地の連中に押し付けられて……と、そんな感じで手に入れたんだよ」
妹「…空港とかで何も言われなかったの?」
兄「空港経由してないからな。何でも、専用の運び屋がいるとかなんとかでな。まぁ、怖くなったから詳しく聞かなかったけど」
妹「それが正解」
妹「……事情は分かったけど、お兄ちゃんの部屋は西日よく入るんだから気をつけてよ。燃えたりしたら一大事だよ」
妹「ほら、ちゃんとしたところに片付けて」
兄「これ重いし場所取るんだけど。妹、いらない?」
妹「いらない」
兄「ちぇー。っていうかお前、今更だけど全く驚かないのな……」
妹「驚いたけど…別にヤバイ系のものじゃないから」
兄(マジモンの漢やで。……っと、何だこりゃ)
妹「あ。それ、>>105?」
スーパーひとしくん
妹「スーパーひとしくんのストラップだね」
兄「世界・ふしぎ発見! のだっけ」
兄「……え、何で俺の部屋に?」
妹「知らないよ。これ、たぶん私のだし…お得意の無意識じゃないの」
兄「いやいや待て待て。俺が無意識に持って行くのはお前のパンツとかブラジャーとか、何だかぽかぽかした気持ちになれるものであって、そんなストラップを持って行くわけないだろ」
妹「じゃあ、興奮したんじゃないの。コレに」
兄「……ふぁっ?」
兄「え、おま、ちょっと。それ、俺が人形フェチ、しかも男のってこと…」
妹「お兄ちゃんなら別に驚きはしないけど」
妹「まぁ…社会からの風当たりは強いから頑張って。アガルマトフィリアさん」
兄「…う、嘘だぁ…!」
妹(まぁ、ホントはいらなくなったのを昔、私が適当に放り込んだだけなんだけど)
妹(…まぁ、因果応報だよね)
妹「はい、じゃ次いくよ」
兄「おしまいだぁ…こんな、こんな…おしまいだぁぁぁ……!」
妹「…はぁ。……? あ、>>111だ)
あと3分で爆発する時限爆弾
妹(私の友達曰く、私は変態らしい)
妹(その時は納得してなかったけど、今なら少しだけその意味が分かる……気がする)
妹(話は変わるけど、私はお兄ちゃんとお姉ちゃんが大好きだ。二人に恋人が出来たら発狂するという自信があるくらいには)
妹(そんな人の部屋で、しかもお兄ちゃんの匂いが色濃くついたものをたくさん手にとってきた、私)
兄「…気にしても仕方ない。よし、切り替えていこう、切り替えて」
妹「…お兄ちゃん」
兄「ん?」
妹「保って、あと、3分だから」
妹(逃げ、て)
妹(……発情する、から……!)
妹(まずい。まずいまずいまずいまずい)
妹(性欲が爆発したら、お兄ちゃん襲わない自信が露ほどもない)
兄「はぁ? 3分って……なにが?」
妹「いい、から」
妹(…!? 逃げてって、口に出せない……欲望に押し負けてる…!)
妹(ダメ。口でなんて言っても、体は正直だ)
兄「妹ー?」ツンツン
妹「ひゃあうっ!?」ビクンッ
兄「うおうっ!?」ビクッ
妹(あ…今ので、ヤバ…)ハァ ハァ
兄「だ、大丈夫? お前、息荒いぞ? 風邪か?」
ピトッ
妹「……ぁ」
妹(おでこに、お兄ちゃんの、手、が…)
妹(……)
妹「」プッツン
〜〜爆弾爆発中 しばらくお待ちください〜〜
兄「妹、正座」ゲソッ
妹「ん」ツヤツヤ
兄(ていそうの ききを かんじた)カタカタ
兄(や、ご褒美ですよ? ご褒美ですけどムードゼロ、妹に逆レはね? 流石にね?)
妹「…♪」ツヤツヤ
兄「…妹。無理矢理、ダメ絶対」
妹「んっ」
兄「ハジメテ、タイセツ」
妹「ん」コクリ
兄「せめて喋れや」
妹「ごめんなさいでした」
兄「はい、続き始めます」
妹「さっきのでまた散らかったからね」
兄「誰のせいだと……まぁいい。はい次>>119」
妹(目が死んでる…)
次の安価で今日は最後で。
動画撮影機能付きのデジカメ(中に妹の自慰中動画)
兄「デジカメだな、なんの変哲もない。全くこんなところに置いとくなんて不用心極まりないなぁ。しっかりしないと」
兄「これはちゃんと大事な物ゾーンに入れとこう。よしさあ次行くぞ」
妹「強引に流そうとしない。それ渡す」ヒョイッ
兄「あっ」
妹「……これ、さっきお姉ちゃんの部屋にあったのと同じ種類でしょ。中見るけど、いい?」
兄「……拒否権は?」
妹「ないよ」カチッ カチッ
妹「んと、動画ファイルが一つだけ……」
妹(再生っと)カチッ
『――ああぁぁぁぁぁぁ髪型変えたお姉ちゃん可愛いぃぃぃぃいいいいい! うなじがっふぁあっ、しろ、あ、ひぁぁぁぁぁぁぁっ! あああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!』
『あ゛ーーーっ! あ゛あ゛ーーーっ!!』
『〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!!!』ビクビクビクンッ!
妹「」
兄(…確か、昔姉貴に渡されたんだよなぁ。自慢目的で。めっちゃ笑顔で。血涙流したからよーく覚えてる)
兄「…あーまぁ、アレだ」
妹「…なに…?」
兄「お前が立派な百合娘に育ってくれて、兄ちゃん悲しくも嬉しいぜっ」
妹「」
パタリ
今日はここまで
明日は夕方からくらいから再開します
〜〜〜
兄「さて、気絶してた妹がようやく起きたし、そろそろ再開するぞ」
妹「……お姉ちゃん、あとで絶対に泣かす」
兄「ほどほどにしとけよー? さて、そんな間にも手に取ったこれは…」
妹「>>129だね」
山羊
兄「何だそれ……って、うおぁ!?」
妹「え。……っ!? きゃぁあああ!?」
妹(や、山羊みたいな動物の……な、生首……!)ガクガク
兄(の、形したマスクだけどな。見た目も触感もすんごい完成度だから、一見本物にしか見えないっていう)
妹「ひっ…こ、こわい…!」
兄(あ〜、グロ系ダメで涙目な妹ちゃんマジ可愛い。妹は天使、はっきり分かんだね)
兄(さて、あとは怖がる妹を優しく慰めてやれば、名付けて『吊り橋効果でハートキャッチ! 作戦』は完りょ――」
妹「……へぇ」
兄「あ」
ガシッ
グイゲシッ ドサッ
バキッ グリグリメシャアッ グシャドチュッ
ゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッ
妹「反省は」
兄「……ほうひおほひはふぇん(訳:もう二度としません)」ボロッ
妹「次は(お兄ちゃんの命が)ないからね」
兄「へひぃ…」
妹「全くもう……ん?」ガサゴソ
妹(これは……>>135みたい)
知らない女の下着
妹「またパン、ツ……?」
妹(私のでも、お姉ちゃんのでもない)
妹「……お兄ちゃん。これ、誰の?」
兄「へ? 俺の部屋にあるんだからお前の……じゃないな。姉貴のじゃねぇの?」
妹「こんな2千円ちょっとくらいの下着を履いたら、お姉ちゃんの玉の肌に傷がつくかもしれないでしょ。そんなの私が許すと思うの?」
妹「お姉ちゃんの買ってきたもので5千円以下のは私が回収してるから」
兄「…確かに」
妹「……まさか、彼女とかじゃないよね……?」
兄「んなのいないからその顔やめろ。ウサミちゃんかお前は」
妹「でも…」
妹(サイズはだいたい75、6。色気より可愛い寄りで、値段は2千円くらい…)
妹(…私と同じくらいの歳の娘…? だとしたら、一番可能性が高いのは…)
妹「……友ちゃん?」
兄「はぁ?」
妹(友ちゃんはNTRフェチ…そして私がお兄ちゃんを愛してることも知ってる)
妹(辻褄は――合う!)
兄「妹? 妹友ちゃんがどうしたって?」
妹「……ううん、何でもないから気にしないで」
兄「…? あぁ、分かった…?」
妹(…今度、対策を考えないと)
兄「何か釈然としねえ……っと」カツン
兄「>>141か」
額部に赤く綺麗な宝石が埋め込まれた、血液に反応して動く石製の仮面
妹「石の仮面…? お兄ちゃん、それは?」
兄「……」スチャッ
兄仮面「――血は生命なりッ!!」
妹「は?」
兄「まぁ赤石ついてない時だからこれは違うんだが」スチャッ
妹「…や、わかんないから」
兄「男の子は誰でも通る道なんだよ。お前もあるだろ? 堕天使とか闇の力とか黒炎龍とか」
妹「だからわかんないっつの。そもそも私女だから」
兄「大丈夫。俺はお前が弟だとしても今と同じだけ愛せる自信がある」
妹「…なにが大丈夫なの…」
兄「さて、ここで一つお話があります」
妹「…どうしたの? 急に改まって」
兄「いやね? さっきからずっと踏んだり蹴ったりな目に遭ってる気がするからさ」
兄「そろそろサービスタイムがあってもいいんじゃない? と」
妹「…部屋の整理にサービスも何もないと思うけど」
兄「うるさいうるさいうるさい! 兄ちゃんだってそろそろいい思いしたいんだ! 鞭はご褒美だか傷が残らないくらいがベターなんだよ!」
妹「意味わかんないよ…」
妹(というか、割といい目に遭ってるような。本人気付いてないだけで)
兄「てなわけで次はボーナスタイムのはずなんだ。そうに決まってる。俺がそう決めた」ガサゴソ
妹(なんだろ…>>148?)
SMプレイ用の鞭とろうそく
妹「SM用の鞭とろうそく……。……お兄ちゃん……」
兄「ああ待て待て妹よ、そんな可哀想なものを見る目で兄を見るんじゃない。それにこれは立派なボーナスタイムなんだ」
妹「……分かった。聞くだけ聞いてあげる」
兄「ありがとう。……まず前提として、人間の感情は上書き保存されるものだ。辛いことも楽しいことがあればいい思い出となり、逆に楽しいことがあってもその後に辛いことが起こると、その日一日ブルーになっちまう」
兄「ここまではいいな?」
妹「ん」コクリ
兄「さっき言ったように、俺は度重なる不幸によってSAN値がかなりのピンチだった。これを上書きするには相当な快楽、もとい幸福を感じなければいけない。しかしそんなものは簡単には起こらない」
兄「ならどうするか? ……さっきも言ったように、人間の感情は上書きされるものだ。マイナスを足し算っていう正攻法でプラスに出来ないなら、方法は一つだけ」
兄「――そう。マイナスに、更にデカイマイナスを、掛け算っていう裏技を使ってブチこんでやればいい」
兄「お前も経験があるだろう? 頭のネジ抜けてるような奴に悩み事を相談すると、悩み事自体がどうでもよくなるっていうアレだ」
兄「他にも身近な例を挙げるなら、タバコや酒がそれだ。他にもゲロ不味いモノを食った後、クソ辛いモノを食って味覚をぶっ壊すのも同じ要領だな」
兄「っと、少し話がズレて来たか。軌道修正するとしよう」
兄「さっきから俺の身に起こる不幸は、精神的なものより肉体的なものの方が多かった。だったら話は簡単だ」
兄「妹。愛するお前に痛めつけられるのは唯のプレイであり、そこに不快感や嫌悪感は微塵もない。むしろたくさんやって欲しいくらいだからな」
兄「しかし、その鞭とろうそくによって先程以上の痛みをお見舞いされれば、先刻俺を襲った痛みは確かに消える。生きてることを逆説的だろうと肯定してくれるなら、不幸なんてどこへなりとも行くだろうから」
兄「……結論を言おう、妹よ」
兄「――その道具を使って、お兄ちゃんをメッタメタに苛めてくださいっ!」
妹「……(ドン引き)」
「苛めてください」。は普通すぎる
むしろ「妹を苛めたい」だろ
兄「さぁ、状況は整理された」
妹「ちょっ」
兄「さぁほら、今のお兄ちゃんキモいだろ? 蹴りたいだろ? 罵りたいだろ? 殴りたいだろ?」
妹「あの、まって」
兄「ほらほらほらほらほらほらほらほらはやくはやくはやくはやくはやくはやくはやくはやく」
妹「……やめ、ろっ!!」ゲシッ
兄「うっ…」
兄「…ふぅ。いい脚だ」
妹「〜〜〜〜〜っ、やればいいんでしょ、やれば!」
妹「この――
変態! 豚猿! 性犯罪者! ロリコン! 宇宙人似の日本人! 負け犬! ヘタレ! 人権非保持者! 厨二病末期野郎! 床下手! 年中オナニスト! 理性の敵! 日本語学んでから国外追放されろ!」ピシッ パシッ バチッ バチッ
兄「あっははははいってぇぇえあははははいてあはいててあはははははははは!!」
と、自分でも何書いてるか分からなくなってきた辺りで今日は終わり。
>>152作者の趣味です。好きな娘は苛めるより苛められたい。
兄「おれは しょうきに もどった!」
妹「こころの じゅんけつを うばわれた」カタカタ
兄「ほら、遊んでないでそろそろ再開しよう。大分片付いてきたしな」
妹「そだね。もう少し」
兄「えーと…これはこっちで…」ガサゴソ
妹「お兄ちゃん、これは?」
兄「それは……>>164か。それは――」
子供の頃のアルバム
兄「アルバムか。んー、スペースとるしどこにするか…」
妹「これ、何のアルバム?」
兄「ガキの頃の奴だな。姉貴のも確かあったし、欲しかったらやろうか?」
妹「…いいの?」
兄「俺あんまアルバムとか見ないからな。それの存在自体忘れ切ってたくらいだし、勿体ないだろ」
妹「それなら…貰うね。ありがと」
兄「あいよー」
兄(平和だなぁ)
妹「……」ペラッ
兄「これは…動くこけしか。ガラクタ置き場っと」ポイッ
妹「……」ペラッ
兄「『白衣性恋愛症候群』…ゲーム置き場のギャルゲーコーナーでいいかな。百合だけど」
妹「……」ペラッ
兄「妹の性感帯メモ…は、財布の中に」
妹「……」ペラッ ハァハァ
兄「……妹ー。兄ちゃんそろそろ寂しくて死ぬ。一緒に作業しましょ?」
妹「……あ」
妹(完全に没頭してた…)
妹「ごめんなさい」
兄「思い出を大事にしてくれてるのはいいんだけとなー……っと、>>171か」
飼っていた狐の形見
>>171安価了解しました
突然ですが、もしやって欲しいお題とかあればレスしてください
余程ブッ飛んだものでない限りは、出来るだけ書いてみようと思います
思いついたらどうかよろしくお願いします
スレタイ詐欺? そんなの知らん。
兄「っと、こっちは最初から整理ついてる場所だったな。あーあ、うっかりうっかり」
妹(鈴と、首輪……掠れててよめない)
妹「……お兄ちゃん、これって」
兄「昔、引っ越す前の家って畑あっただろ? あそこに残飯目当てで住み着いてた狐のだよ。平たく言えば遺品って奴」
兄「お前はまだちっこかったから覚えてなくても仕方ないけど」
妹「覚えてるよ。それに…自分で言うのもなんだけど、小さいのは今もだから。子ども扱いしないで」
兄(そういうこと言ってる間はまだまだ子ども…ってのはまぁ、黙っておこう)
妹「狐…確か、私もお兄ちゃんも全然懐かれなかったんだよね」
兄「軽く噛まれたりもしたもんなぁ。何故か姉貴には懐いてたけど」
妹(というより、キレたお姉ちゃんが怖かったんじゃないかな。動物的本能とかで。お腹見せてたし)
兄「まぁ、結局寿命だか病気だかで逝っちまったからな。思い出的なアレで取っておいてるんだよ」
妹「懐かしいね…」
兄「だな…」
妹「もふもふ」
兄「もふもふもふもふ」
〜〜〜
兄「よし、あともう少しで終わりそうだな」
妹「夜までには終わらせられそう…」
兄「ああ、多分そんなもんだろ」
妹「漫画、まだ出てきてないけど」
兄「あー……そういえば。まぁ、最悪もう一回買えばいいだろ」
妹「…お兄ちゃんがいいなら、それでいいけどさ」
兄「じゃ、次行ってみようか。>>180」
妹の足
兄「っと、棚の下に何かのパッケージ…って」
兄(貰い物の、巨乳系のAV)
兄(…妹にバレたら、確実に不機嫌になられるな…)チラッ
妹「んしょ…これは棚の上っと」ガサゴソ
兄(よし、まだバレてない。今のうちにベッドの下に!)ポイッ
兄(ミッションコンプリート。後は何もなかったかのように作業に戻れば……っ!?)
妹「うぅ…もうちょっと…!」ノビー
兄(目の前に、背伸びしてる妹の御御足が)
兄(真っ白で、すらっとしながらもほどよい肉づき。マシュマロのようなふわふわの感触が見ているだけで伝わってくる)
兄(……)
兄(舐めても、いいよね?)
妹「あぅっ!?」コケッ
兄「おぶっ……!?」
兄(妹、転んで足、太もも、密着)
兄「」ブチッ
妹「あ、ご、ごめんお兄ちゃ――」
兄「……」ペロッ
妹「んうっ!?」ビクン
妹「お、お兄ちゃん、何して」
兄「……」ペロペロ
妹「うぅあっ……!!」ゾワリ
妹(い、今、背中ぞわって…!)
兄「……」ペロペロ
妹「や、やめ――」
兄「」ペロッ
妹「んっ、ふ、ふともも……!」
兄「……」ペロペロッ
妹「ふぁっ、あ……だ、だめ、それ以上、だめ……!」
兄「……」ペロペロ
妹「っ、ぁ……!?」
妹(……ヤバイ)
妹(なんとなくデジャヴだけどヤバイ。さっきぶりだけど今度はホントにヤバイ)
妹(なにがヤバイかって、この雰囲気に流されちゃいそうなじぶんがヤバイ)
妹(……流されても別にいいような気も、するけど)
妹(なにか……>>190……!)
今日はこれでおわりです。
多分もうちょっとで終わりそう。
コンドーム
妹(こ、コンドーム……! こんな時にこんなのが出るなんて……)
妹(……もう、そういうことなのかな)
妹「……お兄ちゃん」
兄「……」ペロペロ
妹「お兄ちゃん、聞いて」ギュ-ッ
兄「……っっっ!?!?」
兄(顔、妹の太ももで挟まれて……苦しい、が……)
兄「我が生涯、一片の悔いなし!」
妹「……戻ってきた?」
兄「うん? …………………はっ!」
兄「す、すまん妹! こんなことするなんてお兄ちゃんどうかしてた! マジで謝るから許してお願い嫌わないでぇ!」
兄(妹に嫌われたりしたら……我が生涯、一遍に台無し……!)
妹「……はぁ、別に怒ってないから。だから落ち着いて」
兄「嘘だッ!!」
妹「マジる。……お兄ちゃんは私の言うこと、信じられないの?」
兄「うっ……!」
妹「信じてくれた?」
兄「あ、ああ。信じた」
妹「……あと、怒ってないのと許すのは違うから」
兄「そ、そうだな! よし兄ちゃんに出来ることなら何だってやってやるよ!」
妹「…へぇ」
妹(……自業自得とはいえ、こんなお兄ちゃんの良心につけ込むようなこと、できればしたくない)
妹(――けど)
兄「そ、それで俺は何すればいいんだ……?」
妹「……じゃあ、お兄ちゃん。私の…こんなにした責任、とってよ」スルッ
くちゅっ
兄「お前、濡れて……」
妹「お兄ちゃん、何でも、してくれるんでしょ?」
妹「兄妹とか気にならないし、ゴムだってあるから」
妹「……早く、して?」
妹(私だってもう、我慢できないから)
エロ書ける気がしないし後は各々の脳内補完ってことで、いいね?
兄「……わーったよ。兄に二言はありません。お前が満足するまでやってやるさ」
兄「いや……違うな。お前が満足してもやらせて欲しい。いいか、妹?」
妹「ん」コクリ
妹「……お兄ちゃんは、嬉しい?」
兄「当たり前だ、言わせんな恥ずかしい。ふー……」
兄「……」スーッ
妹「……」ハーッ
兄「愛してるぞ、妹!」
妹「大好きだよ、お兄ちゃん!」
おしまい。
こんなノリと勢いで書いたようなの見てくれた方々、ありがとうございました。
基本的にその場のノリとテンションで書いてるから通して見ると矛盾してるところとかあるかもだけど、あんまり気にしないでください。こんなのでも暇つぶしになったならいいなぁ。
それではおやすみなさい。
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