数日後ー

プラチナ「パーティですか？」

ダイヤ「そー！オイラ達がんばってシンオウの危機守ったよね！」

パール「だからいろんな人を呼んでパーティやろうってことになったんだよ。
　　　　それでお嬢さんにも協力してもらおうと思って。」

プラチナ「そういうことですか・・・それで私は何をすれば宜しいでしょうか？」

ダイヤ「えーっとね。お嬢様にはこれを買ってきて欲しいんだ。」

プラチナ「これは・・・？」

ダイヤ「パーティで作るカレーの材料だよ。
　　　　ここに書いている材料を決められたお店で買ってきて欲しいんだ。」

プラチナ「分かりました。では早速・・・」

パール「待った！今回はお嬢さん一人で買ってきてくれないか？」

プラチナ「？？？どうしてですか？」

パール「お嬢さんが買ってくるところをカメラで撮ってきて欲しいんだ。
　　　　後でパーティでそれを流すためにさ。
　　　　ここにカメラマンも用意したから。」

プラチナ「なるほど！分かりました！では一人で行ってきますね！」

ダイヤ「うん！宜しくね～。オイラ達は会場の飾りつけしてるから、
　　　　大体３時間くらいまでぐらいには買ってきてね～。」

プラチナ「了解しました。では行ってきますね。」トコトコ

二人「行ってらっしゃーい！」

パール「・・・いったな？」

ダイヤ「うん」

パール「じゃ俺たちも・・・」

モニタリング部屋

ディレクター「大丈夫だったかい？」

ダイヤ「うん、大丈夫だったよ。お嬢様も怪しんでなかったし。」

パール「にしても俺達より先にお嬢さんのほうが番組出演するとはなぁ・・・」

ディレクター「前に彼女がコンテストに出た時の映像が人気でね。
　　　　　　　それで彼女を番組に出すために協力者を探してたんだけど・・・僕は図鑑所有者にでも縁があるのかな？」

ダイヤ「？　何のこと？」

ディレクター「いや、こっちの話だよ・・・おっ！映像がつながったよ！」

パール「えーと、どれどれ・・・あ、これか。」

ダイヤ「おー、頑張ってるね。」

プラチナ「・・・豚肉、ニンジン、ジャガイモ、玉ねぎ、カレーのルー、・・・
　　　　　いつも家やダイヤが作ってくれるカレーはこんなに多い材料の元出来ていたのですね。」

プラチナ「では、早速この指示された「すうぱあ」と言うところでこの材料を買ってきましょう。
　　　　　にしても・・・こんなお金で本当に全部買えるのでしょうか？」

パール「・・・結構余裕持って金渡したつもりなんだけどな・・・」

ダイヤ「やっぱりお嬢様はちがうねぇ～」

ディレクター「この戸惑った姿が欲しかったんだよ！」