巴「レッドベリィズのいちご味らじお」ありす「12回目です」 (24)

※某聖帝様は関係ありません
※キワモノレシピ有り、写真はない


前回【巴「レッドベリィズのいちご味らじお」ありす「11回目です」】
巴「レッドベリィズのいちご味らじお」ありす「11回目です」 - SSまとめ速報
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ありす「ラジオネーム【三角玉葱】さんから」


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ある日、某カオスなラジオのバックナンバーを漁りながら考える


この番組はCGプロのアイドルをゲストにしてるけどいずれ765や961、果ては某アイドル養成学園やスクールアイドルからもゲストが来るのかな?
来たら面白そうだよね


でも自分で言っておきながら強制打ち切りエンドになる未来しか見えなかった…何でだろう?


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ありす「いずれは呼んでみたいですね…それとこの番組には打ち切りになる要素なんてありませんから」

巴「12回目の放送、パーソナリティーの村上巴じゃ」


ありす「同じく橘ありすです」


かな子「同じく三村かな子です」


巴「確かに他事務所との交流は楽しそうじゃが…予算の問題があるけぇのう」


ありす「それは失念していました…」


かな子「(問題はそこじやないんだろうなぁ…)もっと視聴者が増えれば叶うかもしれないよ?」


ありす「成程…流石は先生です」


かな子「お仕事中はその呼び方禁止だよ!?」


巴「まあカタい事は言いっこなしじゃ」

巴「それじゃゲストを呼ぶかの」


ありす「今回のゲストはこの方です」


happy×2 DAYS!


続いてゆく あなたと2人の物語


ずっと一緒にいよう


弱いとこ含めて全部好きだよ


巴「師匠も歌っとるhappy×2 DAYSじゃな…」


かな子「だからお仕事中は師匠呼びも禁止だってば!」


杏「おいーす」


智絵里「こ、こんにちは…」


ありす「やはりキャンディアイランドの2人でしたね」


巴「2人共よく来たのう」


智絵里「お、お邪魔します…」


杏「じゃ、杏は寝てるから頑張ってねー」


かな子・智絵里「なんでやねん!」ビシッ


ありす「お約束のやり取りをした所で一旦CMです」


ナレーション(川島さん)「この番組は調査兵団リヴァイ班の提供でお送りします」


杏「ちょっと待って…そこはどうやってスポンサーになったの?というか実在するの!?」


巴・ありす・かな子・智絵里「???」

巴「改めてパーソナリティーの村上巴じゃ」


ありす「同じく橘ありすです」


かな子「同じく三村かな子です」


杏「ゲストの双葉杏だよー」


智絵里「同じく…お、緒方智絵里…です」


ありす「CM中に検索してみたら恐ろしい物が出てきましたね…」


巴「というか実在しとったらヤバいじゃろこれは…」


杏「まあその時は今回のスポンサーに頑張って貰おう」


巴「それじゃゲストに質問メールが来とるから紹介していくぞ」


智絵里「だ、大丈夫かなぁ…」


かな子「だ、大丈夫だよ智絵里ちゃん…杏さんも居るし」


杏「だからそろそろ杏離れしようとあれ程…」

ありす「まずはラジオネーム【トロン家の長男】さんから」


巴「来おったなアークライト一家…」


杏「ってそこも実在してんの?」


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杏ちゃんに質問です


何でドラマはきらりんとユニット組まなかったんですか?


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杏「今更それを聞くの?それは脚本家か構成作家に言いなよ…まあバランス型のNGにクールのラブライカ、蘭子ときたらキュートユニットになるのも当然だし?」


かな子「パッションも凸レーションを結成してましたからね」


智絵里「意外だったけど…好評で良かった…です」


杏「まあ後半であんきランキングとかで結局組んだんだけどね…」


ありす「って、ここまでアスタリスクの話はなしですか…」


杏「だってみくはもう出たでしょ?この番組に」


巴「まあ出たがのう…」


杏「それにみくにゃんの芸人魂からして再登場する時凄いネタを考案してるだろうしね」


かな子「みくちゃん達はアイドル枠(の筈)なんですけどね…」

巴「次はラジオネーム【六つ子のクローバー】さんからじゃ」


杏「六つ葉じゃないんだ…」


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智絵里ちゃんに質問です


チョップで瓦を何枚まで割れますか?


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智絵里「え?え…」


ありす「これも投稿する番組間違えてませんか?」


智絵里「え…えっと…1枚も割れない…です」


杏「ただし受けた相手は…」


智絵里「なんでやねん!」ビシッ


杏「やーらーれーたー…ガクッ」


かな子「杏さん、キャンディあげますよ」


杏「わーい」


巴「見事な連携じゃな…」


杏「それ程でもある」ドヤァ

かな子「続いてラジオネーム【抹茶カレー】さんからだよ」


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ゲストの2人に質問です


かな子ちゃんが決闘者だと聞きましたけど2人もやっていますか?


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杏「むしろ杏がかな子ちゃんを決闘者にしたのさ」ドヤァ


智絵里「わ、私も杏さんに教わりました…」


ありす「因みにどんなデッキですか?」


杏「杏はシンクロンだよ、エクストラはレモン一式だけどね」


智絵里「わ、私はsophiaを軸にした天使デッキです…」


杏「言っておくけど2人は輝子よりも強いよ…勿論杏もね」


巴「何…じゃと!」


ありす「今度私の代わりに輝子さんとデュエルしてください」


杏(必死)「それは断る!」


智絵里「自分で勝たなきゃ…意味がないよ?」

巴「最後にラジオネーム【四つ葉のクローバーの白和え】さんからじゃ」


智絵里「勿体ないですよ!」


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杏ちゃんに質問です


ウサミン星に刺客を送り込んだり勝手に引っ越しさせたりした時どんな気持ちでしたか?


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杏「それは別の次元の杏でしょ!聞くなら大御所の方に聞きなよ!」


かな子「この手の質問はきっと来るとは思っていました…」


ありす「スタッフはあえて読ませようとするのも予測してました」


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テヘペロ☆


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杏「というかこの次元でそんな事したらもれなくきらりんぱわー(物理)の餌食だよ…(…あえてやるのも有りかもしれない)」


巴「杏姐さん顔がニヤけとらんか?」


杏「気のせいでしょ」

巴「質問はこれで終わりじゃな」


智絵里「凄い質問ばかりでしたね…」


杏「一応普通な質問もあったけどね」


かな子「杏さんならむしろもっとカオスな方へ持っていくと思ってました…」


杏「一緒に居るのがほぼ無敵なきらりや弄ってなんぼのみくにゃんや幸子ならそれもありだけど、今回はキャンディアイランドだったからね」


巴「一緒に居る面子で対応代えるんか…ならもし杏姐さんだけじやったら?」


杏「むしろ巴とありすを弄って遊んでた」


かな子「私…キャンディアイランドで良かったです」


ありす「危ない所でした…それでは次のコーナー、【ストロベリーファイト(ゴング音)】!」


杏「来たね問題のコーナー…(頼んだよかな子ちゃん…)」


ありす「まずイチゴ料理はラジオネーム【ショコアラ】さんから頂いた【イチゴカレー】です」


かな子「(ホッ…)そしてイチゴスイーツはキャンディアイランドを象徴する【ストロベリーレアチーズ】を作ったよ」

ありす「例によってまずは私のターンです…材料はこちらです」


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イチゴカレーの材料
イチゴ(丸のまま、たっぷり)
イチゴジャム(お好みで)
リンゴ(1個、卸金でおろす)
カレー粉(甘口)


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ありす「まず鍋でお湯を沸かします、沸騰したらおろしたリンゴとイチゴジャムを加えてカレー粉を溶かします」


ありす「カレー粉が溶けたら火を止めて水洗いしたイチゴを入れて完成です」


巴「たった2行…もとい、二言程度の手間で出来上がりとはの」


智絵里「こ、これ食べて大丈夫…なのかなぁ?」


杏「大丈夫だよ、かな子ちゃんが笑顔のままだから」ヒソヒソ

かな子「それじゃ次は私のターンですね、材料はこちらですよ」


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ストロベリーレアチーズの材料
イチゴ(2個、スライス)
クリームチーズ(200g)
生クリーム(400cc)
イチゴジャム(120g)
レモン味の飴(1個)
イチゴ味の飴(1人1個、細かく砕いておく)
蜂蜜(大さじ5)
ゼラチン(15g)


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かな子「まずクリームチーズとイチゴジャムをレンジで温めてからボウルに入れて、生クリームと蜂蜜とレモン味の飴も入れて撹拌します…飴が余熱で溶けるまでじっくりやります」


智絵里「え…今入れた白いの蜂蜜…なんですか?」


かな子「混ぜたらゼラチンを少量の水でふやかしてからレンジで30秒加熱して溶かしておくよ」


かな子「そしたらこのゼラチンをボウルに入れて、全体に混ざる様に軽く撹拌して器に流すよ」


かな子「最後にスライスしたイチゴと砕いたイチゴ味の飴で飾り付けして、冷蔵庫で3時間冷やせば出来上がりです」


杏「お菓子作りが趣味のかな子ちゃんが飴を使って…まではいいとして、何でこれがキャンディアイランドを象徴するの?」


かな子「それは食べてから説明しますね」

巴「じゃあまずはありすのイチゴカレーからじゃ」


全員「頂きます」


智絵里「…」オソルオソル…パクッ


智絵里「あ…美味しいです」パァァ


杏「杏は辛いカレー食べれないからこれはありがたいね」モグモグ


杏「(イチゴの存在感もカレーだとあまり気にならない…万能過ぎるよカレー)」


ありす「当然ですよ、イチゴなんですから」


巴「やはりイチゴは美味いのう」


かな子「(良かった…私が忍ばせたレシピだってバレなくて本当に良かった…)」


巴「それじゃ次は師匠のストロベリーレアチーズじゃ」


かな子「だから師匠って呼んじゃ駄目だってば!」


智絵里「これも美味しいよかな子ちゃん」


杏「蜂蜜にありがちのとんがった感じがしない…」


ありす「流石は先生…凄く美味しいです!」


巴「蜂蜜をたっぷり入れておったのにちゃんとイチゴの味が生きておる…どういう事じゃ?」


かな子「それじゃ種明かしするね、今回使った蜂蜜は【ホワイトクローバーハニー】っていうクローバーの蜜を集めた蜂蜜なんだよ」


かな子(ハイライトOFF)「他の蜂蜜にありがちな喉に張り付く感じやとんがった甘味がなくて隠し味に最適なんです…ちょっと値段が高かったけどね…」
※某密林で600g2000円(送料別)


杏「つまりこのスイーツには飴とクローバーが入っていたのか…」


ありす「それでCIの象徴ですか…」


かな子「厳密に言うとスイーツとお菓子は別物だからちょっと苦しかったんだけど…」


智絵里「そ、そんな事はないよ!」


巴「それじゃ勝敗は…」


ありす「判定するまでもありません…私の負けです」


巴「じゃな…」


杏「イチゴカレーも悪くはなかったよ…ただ今回は出す相手が悪かったね」


かな子「という訳でストロベリーファイトのコーナーでした」


杏「(ラジオネームからしてイチゴカレーはきっとかな子ちゃんが試作したんだろうね…本当にありがとう助かったよ)」


かな子「(杏さんにはせめて気絶しないで済む物って言われたけど智絵里ちゃんに変な物は食べさせたくないからね…)」

巴「あっという間にエンディングじゃ」


智絵里「た、楽しかった…です」


杏「次杏がゲストになったら巴とありすを徹底的に弄って遊ぶからねー」


ありす「それは止めて下さい!」


かな子「大丈夫だよ、杏さんがこう言う時は楽しかったって事だから」


巴「そうなんか…」


かな子「まあ弄る事に変わりはないでしょうけど」


巴「それは遠慮したいのう…」


杏「後、今回レシピを採用された人は特別に杏が直接メッセージ色紙を届けに行くからねー」


ありす「杏さんが自ら面倒な事を!?」


巴「明日は槍でも降るんか!?」


杏「失礼だなぁ…合ってるけど」


智絵里「あ、合ってるんですか…」


かな子「あはは…」


ありす「では最後にまたメールを紹介しましょう、ラジオネーム【カレー味のサクランボ】さんから」


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イチゴ入りのカレー…不思議と美味しそうに聞こえるのは何でだろう?


でもゲストが気絶しないのは違和感があるね
皆はもっと際どいイチゴ料理を考えるべき


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杏「リスナーはアイドルに何を求めているの…気絶させるのはみくにゃんや幸子といった芸人にやらせるべきでしょ!」


巴「杏姐さんが言える事ではない気がするんじゃが…というかさり気なくみく姐さんと幸子姐さんを芸人扱いしおった…」


智絵里「さ、流石に気絶しちゃうのは…ちょっと」


ありす「下手をすれば放送事故になりますからね…」


杏「それはありすが言える事じゃないからね?」

巴「最後にラジオネーム【絶対王者】さんからじゃ」


杏「そっちも実在したのか…レモンにはいつもお世話になってるよ」


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すぐに出来そうだったからラジオを聞きながらイチゴカレーを作ってみたら本当に美味かった
ただチームメイトには不評だったがな!


それはともかくゲストがメッセージ色紙を届けに行くというのは是非とも恒例化するべきだ!
そして次のゲストはNGかPPの3人にするのだ!


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杏「元キングは未央のファンなのか…」


ありす「まあ提案してはみますが…(採用されるとは言ってない)」


巴「サプライズとしては有りじゃな…」


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採用するかどうかはそちらの事務所と相談する事になりますね…
流石に勝手に話を進める訳にはいきませんので


今回は杏ちゃんが自分で言ったので特別ですが


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杏「まあそうだろうね…」


かな子「(というか相手は私なんですけどね…)」

巴「といった所で終了じゃ」


巴「お相手は村上巴と」


ありす「橘ありすと」


かな子「三村かな子と」


杏「双葉杏と」


智絵里「緒方智絵里…でした」


かな子「あ、放送中に食べようと思ってたお菓子を出すの忘れてました!」


ありす「勿体ないですから今から食べましょう」


杏「食べよう食べよう」


智絵里「一杯食べた後だけどいいのかなぁ…」


巴「別に構わんじゃろ」

~終了後~


巴「お疲れじゃ」


ありす「お疲れ様でした」


かな子「お疲れ様です」


杏「お疲れー」


智絵里「お、お疲れ様です」


ありす「やっぱり先生には勝てませんでしたね…もっとイチゴを生かした料理を研究しないと」


巴「師匠が強い程越える甲斐があるっちゅー物じゃ」


智絵里「な、何で2人共…かな子ちゃんを先生とか師匠とか…」


かな子「前回のイチゴ料理にちょっと手を加えただけなんだけどなぁ…」


杏「まあ頑張ってね…この番組が終わるまで」


かな子「うん…」


―この後蜂蜜代は経費(事務員の給料)で落としてくれました

~翌日・女子寮(かな子の部屋)~


杏「おいーす」


智絵里「こ、こんにちは…」


かな子「本当に届けに来てくれたんですね」


杏「事務所に用事もあったし、下手に住所見られたらあの2人にバレちゃうでしょ?」


かな子「そういえばメールに書いた住所はここのでした…」


杏「やるなら実家の住所とか、事情を説明した友達の住所とか工夫した方がいいよ?」


智絵里「でもかな子ちゃんのおかげで助かりました…」


かな子「流石にこれは今回限りしか出来ないと思うけどね…」


杏「それは仕方ない…次からのゲストには犠牲になって貰おう」


智絵里「わ、私達じゃどうしようも…」


かな子「凄く心苦しいですけど…せめて早めにスタジオ入りして味がまともになる様にしてみます」


杏「過労には注意してよ?」



終わりです
どんな食材も受け入れて美味しく仕上がるカレーは最高ではなかろうか…異論は一応認める
…そういえば俺キワモノ作ろうとしてたんだったorz


見てくれた人(居たら)ありがとうございます
次は誰をゲストにするかな…(この先を考えてないともゲフンゲフン)

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