キバオウ「ワイがSAO人気投票ランキング1位やて!?」 (73)

キバオウ「どういうことや!?」

キバオウ「SAOの人気ランキングをやっていたのは知っとったけど・・・」

キバオウ「なんでワイがそのランキングで1位なんや!?」

キバオウ「ま、まさか・・・!!」

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キバオウ「まさか、いや、しかし・・・」カタカタ

キバオウ「いったい何が目的なんや!?」ッターン


SAOの人気投票ランキングでキバオウ1位にしようぜwwwwww★5(334)
SAOの人気投票ランキングでキバオウ1位にしようぜwwwwww★4(1000)
SAOの人気投票ランキングでキバオウ1位にしようぜwwwwww★3(1000)
SAOの人気投票ランキングでキバオウ1位にしようぜwwwwww★2(1000)
SAOの人気投票ランキングでキバオウ1位にしようぜwwwwww(1000)



キバオウ「こんなん工作やないか!!!」

キバオウ「なんでや!!」

キバオウ「こいつら何が目的でワイを1位にしてんのや!?」カチッ

キバオウ「・・・なになに?」


1:この人気投票でランキング上位がSAOのイラスト集の表紙に描かれるらしいから、キバオウ1位にして信者涙目にしてやろうぜw


キバオウ「なんやて!?」ガタッ

キバオウ「イラスト集の表紙やと!?」

キバオウ「この人気投票がそないな事になってたやなんて!!」

キバオウ「しかし、しかしなんでワイなんや!?」

キバオウ「他にももっと良い登場人物はおるやろ!?」


2:キバオウ了解wwwwww
3:キバオウさんは人気キャラ
4:キバオウさん実はいい人だしな!
5:キバオウさんに投票するやで!
6:おまいらキバオウさん1位にすっぞwwww



キバオウ「なんやて!?」

キバオウ「なんでや!?」

キバオウ「ワイは、ワイは主人公であるキリトに敵対するキャラ・・・」

キバオウ「不人気キャラやないんか!?」


7:キバオウさんは神
8:キバオウさん弱気を助けようとした正義漢だからな
9:大 正 義 キ バ オ ウ
10:キバオウさん大好き
11:キバオウさんは1位にふさわしい人物



キバオウ「なんやて!?」

キバオウ「ワイの事をこんな風に見てくれとる人がおったなんて!!」

キバオウ「感動や・・・!!!」

キバオウ「なんや、照れ臭いやないかっ!!」

キバオウ「いやでも、ランキング工作いうのはどないやろか?」

キバオウ「嬉しいは嬉しいんやけどな・・・」カチカチッ



12:投票ツール作った。これ使えばキバオウさんに大量投票できるぞ!
13:有能
14:よくやった!
15:これで勝つるwwwwwwww
16:うおおおおおおおwwwwwwwwwwwwwwww
17:キバオウ祭やぁああああwwwwwwww
18:投票ツールキターwwwwww



キバオウ「なんやて!?」

キバオウ「投票ツールやて!?」

キバオウ「こんなん・・・こんなん・・・」


キバオウ「こんなんチートやチーターや!!!」


キバオウ「前言撤回や!!」

キバオウ「チートは・・・不正はしたらアカンねん!!」

キバオウ「ワイの事を気に入ってくれて、投票してくれた事は素直に嬉しい!!」

キバオウ「でも、でも・・・」

キバオウ「チートは使ったらアカンのや!!!」

キバオウ「大量投票ツールなんてもん使ったら!」

キバオウ「こんなのチートや!!チーターや!!!」

キバオウ「VIPPERでチーターなんて・・・」


キバオウ「ヴィーターやないか!!!!!」

キバオウ「ワイは認めへん!こんなん認めへんわ!!」

キバオウ「いくらワイに投票してくれるいうても、チートは認められへん!!!」



19:キバオウ1位キターwwwwwwwwwwwwwwww
20:さすが我らのキバオウさん!
21:キバオウさんがイラスト集の表紙に
22:胸が熱くなるな
23:キバオウさん万歳!!
24:で、次は誰を2位にする?
25:キバオウさんの次か・・・
26:ナメクジ研究員あたりだと信者涙目じゃね?
27:キバオウさんだと地味に人気あって信者涙目にはならんからな
28:ナメクジいいんじゃね?
29:触手要員だしな



キバオウ「なんやて!?」

キバオウ「今度はナメクジやて!?」

キバオウ「そんなのが表紙に載るなんて、考えられへんやろ!!」

キバオウ「そもそもこの人気投票の企画者は、何を考えてこんなん候補にしたんや!?」



30:ナメクジ2位wwwwwwww
31:このままキバオウ1位、ナメクジ2位をキープだ!
32:テンション上がってきたwwwwwwwwwwwwww
33:触手が2位か。薄い本が厚くなるな・・・
34:イラスト集の表紙でキバオウさんの触手プレイがみれる可能性
35:やべえw



キバオウ「なんやて!?」

キバオウ「あろうことか、ワイの触手プレイやと!?」

キバオウ「投票ツール使こうてそんなランキング工作したら、エライこっちゃないか!!」

キバオウ「そもそもなんでチートなんか使うんや!!」

キバオウ「そんなん、そんなんチートや!!チーターや!!!」

キバオウ「VIPPERでチーターやなんて・・・」



キバオウ「ヴィーターやないか・・・!!!!!!!!!」


キバオウ「チートで触手プレイなんて、絶対にそんなまねさせへんぞ!!」

キバオウ「ワイは絶対チートなんて認めへんぞー!!」



36:3位どうする?
37:釣り人の西田さん
38:じゃあそれで
39:釣りバカかな?w
40:西田wwwwww
41:キバオウさんと西田さんと触手の3Pか・・・
42: 合 体 !
43:壮絶な表紙すぎるwwwwwwwwww



キバオウ「なんやて!?」

キバオウ「ワイとおっさんとナメクジが触手で3Pやと!?」

キバオウ「そんなイラスト集発禁やんけ!!!」

キバオウ「絶対アカンぞそんなもん!!」

キバオウ「チート使こうて、舐めたまねしくさりおって!!」

キバオウ「こんなのチートや!!チーターや!!!」


キバオウ「VIPPERでチーターなんて・・・!!」



キバオウ「 ヴ ィ ー タ ー や な い か!!!!!!!!!!!」

キバオウ「なんとかせんよアカン!!」

キバオウ「このままやと、ワイの触手責めの薄い本が出来てまうぞ!?」

キバオウ「いや、それ以前にチートがアカンのや!!!」

キバオウ「なんとかせなアカン、しかし・・・どないしたらええんや!?」

キバオウ「ワイにはこの状況をどうにかする技術も、つても無いで!?」

キバオウ「・・・せや!!」

キバオウ「アイツなら、アイツならなんとか出来るんちゃうか!?」


キバオウ「キリトやったら・・・!!」

【キリト宅】

ドンドン!ドンドン!!

キバオウ「誰か!!誰かおらんか!?」

ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポーン!!

キバオウ「頼む!!ここを開けてくれや!!頼みがあるんやーー!!」

ドンドンドンドン!!ガチャガチャガチャガチャ!!


直葉「お、お兄ちゃん・・・!変な人がっ!変な人がドアをめちゃくちゃ叩いてるよ!?」

キリト「アイツは!?」

ガチャ

キバオウ「!!」

キリト「お前、キバオウか!?」

キバオウ「キリトか!?久しぶり・・・やな」

キリト「・・・何故、ここへ?」

キバオウ「お前なら、事態を把握しとるんやないか?」

キリト「・・・まぁ、な」

キリト「人気投票のランキングの件だろ?」

キバオウ「せや!!!」

キリト「俺たちもこの状況には驚いてな。もう大概のメンバーは集まって来てるんだ」

キバオウ「せやったんか!!」

キリト「・・・お前も来いよ。一番の当事者が来たのなら、ちょうどいい」

キバオウ「・・・お邪魔します」

アスナ「キリト君、誰が来たの?・・・って、あなたは!?」

キバオウ「ワイがキバオウや!!久しぶりやな!!」

直葉「この人が例の!?」

キリト「ああ。今回の“主役”だな」

キバオウ「奇妙な事に、そないなっとんのや」

キバオウ「それで、お前は現状をどうとらえてるんや?」

キリト「問題とは思っている。このままじゃイラスト集の表紙はめちゃくちゃだ」

アスナ「投票システムがコレじゃあ、祭りになるに決まってるのに」

直葉「どうしてこんなことに・・・」

キバオウ「せやな」

キリト「それで、どうしてお前は俺のところに来たんだ?」

キバオウ「・・・頼みがあって、来たんや」

キリト「頼み?」

アスナ「あなたまさか、このままランキング1位になりたいなんて言うんじゃ!?」

キバオウ「ちゃうわ!!」

キバオウ「ワイは・・・ワイはキリトに、このランキングを元に戻してもらいたくて来たんや!!!」

キリト「・・・。理由を聞こうか」

キバオウ「理由なんてたいしたもんやない。ワイはチートが嫌いなんや!」

キバオウ「ワイは人気投票のランキングが祭りになるのは、別にええと思ってる!」

キバオウ「みんなで盛り上がって楽しめるんやったら、ワイが御輿として担ぎ上げられるんは構わん!」

キバオウ「でも、チートは嫌いなんや!!」

キバオウ「ゲームも祭りも、敵も味方もみんながいっしょに楽しめるからこそ楽しいんや!!」

キバオウ「チートはそれをぶっ壊す存在や。使こうたらアカン!」

キバオウ「せやからワイは、この操作された人気投票を元に戻して欲しいんや」

キバオウ「天才プログラマーで、SAOの主人公として顔も効くキリトに!!」

キリト「・・・そうか」

キバオウ「せやからお願いや!」

キバオウ「こんなこと、ワイが頼めた義理やないのは重々わかっとる!!」

キバオウ「それでも、ワイには頼れるのがお前しかおらんのや!!」

キバオウ「この通りや!!!」土下座ッ!

キバオウ「この人気投票、元通りにしてくれ!!!」

キリト「キバオウ・・・」

キリト「頭を上げてくれ」

キバオウ「やってくれるんか!?」

キリト「ああ。元々俺も今回の件は問題だと思っていたしな」

キリト「だが、どうやって解決したものかは迷っていたんだ」

キリト「でもキバオウの話を聞いて、俺も腹を決めたよ」

キリト「人気投票の運営に掛け合ってみようと思う」

キバオウ「運営て、ホンマにええのか!?」

アスナ「キリト君。主人公のあなたが運営に指示を出したことが知られたら・・・」

直葉「それは避けようって、さっきから話し合ってたじゃない!」

キリト「いいんだ。キバオウの熱意と土下座で、考えが変わった」

キリト「『運営によるランキング介入』の汚名。俺が受けよう」

キリト「お前のこと、少し見直したぜ。キバオウ」

キバオウ「キリト・・・!!」

キリト「さて、運営に連絡する前に少し段取りをつけようか」

キバオウ「何をするんや?」

キリト「なに、組織票を識別してランキングから取り除くプログラムをこっちで作っておけば、話が通りやすいと思ってさ」

キリト「実はもう9割は出来上がってる」カタカタ

キバオウ「なんやて!?」

キリト「名付けて、アンチチートプログラムだ!」

直葉「さすがはお兄ちゃんだね!」

アスナ「すごいわキリト君!こんな短時間でプログラムを作り上げてしまうなんて・・・」

シオン「なかなかできることじゃないよ」

キリト「たいしたことじゃないさ」フッ

キバオウ「すごいでキリト!そんで運営に連絡取れば完璧や!!」

キリト「それじゃあ電話してみるか・・・」

キリト「とは言え、このランキングがどこで運営されてるかがよくわからないな」

キリト「ま、いいや」

ピッポッパ

トゥルルル、ガチャ


編集者「はいこちら電◯文庫編集部」

キリト「俺です」

編集部「き、ききききキリト様ッ!!?」ガタッ

キリト「編集さん、例のランキングの件なんですけど」

編集者「ははは、はひっ!!その件はもうっ!!編集部一同大変遺憾に思っておりまして、はいっ!!」

キリト「あの」

編集者「ただいま!今すぐに編集長に代わりますっっ!!!」ガタガッッ

ドタバタッ!ガタゴト!

編集長「編集長でございますっ!キリト様には今回、大変なご迷惑をおかけいたしまして!!」

キリト「あ、いや・・・」

編集長「我らが稼ぎ頭であるキリト様にイラスト集の表紙を飾っていただこうと我々一同も賛成して始めたこの企画ですがっ!
ふ、不届きな輩がランキングに工作を仕掛けましてっ!!ええ、我々としても全くの予想外でして!はいっ!」

キリト「あの、ですから」

編集長「ただいま、全力を持って対策を考案中でありましてッ!!キリト様には今後とも我らとも良いお付き合いを続けたく!!」

キリト「えっと、そのランキングの運営の電話番号教えていただけます?」

編集長「もちろんでごじゃいましゅっっ!!!」

ピッ

キリト「やれやれ・・・」

アスナ「すごいわキリト君!」

直葉「さすがはお兄ちゃんだね!」

シリカ「キリトさんは電◯文庫で一番の稼ぎ手ですもんね!」

リズ「編集長にあそこまで気を使っているだなんて・・・!」

シノン「なかなかできることじゃないよ」

キリト「なに、たいしたことじゃないさ」フッ

キバオウ「やっぱり顔が効く奴は違うなぁ!!」

キリト「これならランキングの運営にもうまく話を通せるかもしれないな・・・」


♪キミーガ エガイーター ミライノー セカーイハー


キリト「あれ?俺の携帯、知らない番号からだ・・・」

ピッ

キリト「もしもし?」

運営者「き、キリト様のお電話でしょうか!?わたくしっ、今回の人気投票の責任者でございますっ!!」

キバオウ「なんやて!?」

キリト「はい。今かけようと思ってたところです」

運営者「こここっ、今回はとんだ不手際で!!た、大変申し訳なく存じましてっ!はいっっ!!」ペコペコ

キリト「あ、いえ・・・」

運営者「我々も現在!全力で事態の収拾に向けて動いておりますがっ!!そ、その・・・!!」

キリト「その件なんですが」

運営者「必ず責任を持って事態を決着させますゆえ!!どうか!どうかこの件は穏便に!!どうか!!!」

キリト「あの・・・」

運営者「ええっ!?キリト様がもうプログラムを組んだ!?」

運営者「さすがはキリト様です!」

運営者「すでに我々の一歩先を行っておられつとは・・・」

運営者「なかなかできることじゃないよ」

キリト「たいしたことではありませんよ」フッ

キバオウ「これで解決やな!?さすがはキリトや!!」

キリト「それはもういいよ・・・」

キバオウ「ありがとうキリト。全部お前のおかげや!!」

キリト「そんなことはないさ。キバオウが来なければ、俺はここまで動かなかったさ」

キバオウ「やっぱり主人公はちゃうな!短時間でこれだけ活躍するんやから、やっぱりキリトこそが人気1位やで!!」

キリト「キバオウこそ、かっこ良かったぜ。それに比べたら俺のしたことなんて、たいしたことじゃないさ」

キバオウ「そうか・・・」

キリト「そうさ」

キバオウ「・・・。」

キリト「・・・。」

キバオウ「そんなら、ワイ、そろそろお暇するわ」

キリト「・・・ああ」

キバオウ「今日はホンマにありがとう。ワイのワガママで、運営の介入までさせてしもて。この借りはいずれ返すで!」

キリト「そうだな。その時には、また」

キリト「敵も味方も、みんないっしょに楽しもうぜ!」

キバオウ「!! ああ、せやな!!」

キリト「ランキング結果、楽しみだな」

キバオウ「せやな!ここからどう転がるかわからんで!!」

キリト「また会おう、キバオウ!」スッ

キバオウ「おう!またなキリト!!」グッ


こうして二人は握手を交わし別れた

チートによるランキング操作に立ち向かった、二人の英雄の戦いはこれにて終わり

終了

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