【R18】穂乃果「…わん!」 (78)
※このスレは安価で決められたキャラが野良の獣人(犬)穂乃果ちゃんを拾って飼い主となり好感度やらを上げてハッピーエンドを目指すSSです
※この世界で獣人は犬や猫と同じ扱いです
※獣人はかなり知能が高いです。言葉も理解できます
※獣人は人間に近い外見(耳と尻尾が生えてるだけ)をしていますが人間が獣人に恋愛、性愛感情を抱く動物性愛は禁忌・異常とされています
※獣人との性交は例え同意の上でも動物虐待になります。バレたら捕まります
※獣人には雄がいません。そのため、アレが生えてる雌がいます。(なのでふたなり注意)
その個体が雄の役割を果たします。
※飼い主は生えてます
※穂乃果ちゃんには生えてない設定ですが生えてるのも書きたいです
以上、とんでも設定でした
飼い主になるキャラをμ'sのメンバー限定で決めてください
>>2
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1445277516
絵里ちゃん
絵里ちゃん、了解です
あと亀更新です
すいません
――――――――――――――――
亜里沙『お姉ちゃん…』
絵里『うん?どうしたの、亜里沙』
亜里沙『…本当に家を出て、一人暮らしするんだよね………』
絵里『…来週からね』
亜里沙『…やだ、いかないで!亜里沙、寂しいよ…っ』グス
絵里『っ…もう、今生の別れってわけじゃないんだから…』
亜里沙『…コンジョー、ってなに?ど根性?』グスン
絵里『…亜里沙、もう少し国語のほう頑張りなさいね?
えっと…とにかく、私も定期的に家に帰ってくるし、今の時代遠くにいても顔を見ながら電話だってできるんだから…そんなに寂しがることないわよ。
それに、亜里沙にはお友達もいるでしょ?』
亜里沙『…でもぉ』
絵里『もし、どうしても寂しくて仕方なかったら…そうね、いつでも泊まりにきなさい! 歓迎するわよ?』
亜里沙『…いつでも?』
絵里『ええ』
亜里沙『…ハラッセオ!わかった!じゃあ亜里沙お泊まりの準備してくるね!』ダダダ
絵里『ええ!?ちょっと、気が早すぎよぉ!』
―――――――――――――――
絵里「―――なんてこともあったわね。一人暮らし初めて、もう半年…」
絵里(結局、亜里沙が泊まりにきたのは最初の一回だけ……)
絵里「…………」
絵里「寂しい…」グスン
絵里(なによ…亜里沙ったらたまに電話してくるぐらいで、全然寂しがってないじゃないっ!この前なんか…私がいなくて寂しい?って聞いたら…!)
亜里沙『え?別に』
絵里(別に?別に私なんかいなくても寂しくないってわけ?
亜里沙がそんな薄情な妹だったなんて…お姉ちゃん知らなかったわ)
絵里「はぁ……帰りたくないわね」トボトボ..
絵里(家に帰っても誰もいない生活が、こんなにも寂しくて心細いものだなんて…)
絵里(それに夜、家に一人でいると…無駄に恐ろしいこと想像しちゃって…!ゆ、幽霊が後ろにいるんじゃないか、とか…っ)ガタガタ
絵里「ああ…もう!さらに帰りたくなくなったわ…」
絵里「うう…もうこうなったら、ペットでも飼おうかしら…」
絵里(うちのマンション、ペットOKだし…
犬とか、猫とか……ウサギとか…? 爬虫類は…ちょっとあれだけど…そうすれば
この寂しさも、少しは――――)
「…………」
絵里「え…?」
絵里(嘘……人が、倒れてる…!?)タタタ
「…………」
絵里「女の子…?え、えっと、こういうときはまず…」
絵里「も、もしもし!? ねえ、大丈夫?!」トントン
「ぅ……」
絵里(よかった…!意識はある!)
絵里「どうしたの? どこか具合が…
救急車、呼びましょうか?」
「…………ぃ…た」
絵里「え? なに?」
「…ぉなか…すい……た…」
絵里「――は?」
「………」
絵里(今、この子…
お腹空いた、って言ったの?)
絵里「……」
「………………」
絵里「…あ、あれ? ちょっと、」ユサ..
「…………………………」
絵里「ねえ!」
……グゥ~
絵里「」
絵里「 ……まさか、本当にお腹が減って倒れちゃってただけ…?」
「…………」
絵里「……はぁあ
なによそれ…」ヘタ..
「…………」
絵里「…とりあえず、救急車を呼んだほうがいいのかしら?」
「…………」
絵里「……んん!?」
絵里(耳に…尻尾?
この子……よく見たら人間じゃなくて…!)
絵里「『獣人』じゃない…!」
訂正
耳に…尻尾?→獣の耳に…尻尾?
~~~
「…………」
絵里「……」
絵里(どうしよう…家に連れ帰ってきちゃった…)
「…………」
絵里(……しょうがないじゃない。ほっとけなかったんだから…)
絵里(…この子、野良かしら?首輪も着けてないし…)
絵里「……」ジー
「…………」
絵里(…可愛い)
絵里「……頭、撫でても大丈夫かしら」
「…………」
絵里「……………」ナデ..
絵里「………………ふふ」ナデナデ
「ん……っ」ピク
絵里「!?」バッ
「んぅ……? あれ……?」
絵里「…よかった。目が覚めたのね」
「……ッ!?」ガバッ
絵里「きゃ… もう、そんな急に起き上がっちゃダメよ。
あなた、道端で倒れてたのよ?覚えてる?」
「! ………」キョロ..
絵里「…『ここはどこ?』って?
あなたのこと、あのまま放って置けなかったから…おぶって私の家まで連れてきたの。
…大変だったんだからね?」
「……」
絵里「…どこか怪我をしてたり、具合が悪かったりとか…そういうのはない?もしそうなら、病院に連れていくんだけれど…聞いてる?」
「……」
絵里「…ねえ」スッ..
「っ!
ぅワンッ!! ワン!ワンッ!!」
絵里「きゃ…っ!」ビクッ
「や、やめて…! 触らないで…っ」ブルブル
絵里(び、びっくりした……
この子、怯えてる…?私を怖がってるの…?)
絵里「…ねえ、そんなに怖がらないで」
「うぅ~…!」ガルル
絵里「…大丈夫だから …ね?」
「……」
絵里(…)
絵里「ほら…怖くない、怖くない──」スッ..
「………がう!」ガブッ
絵里「」
「がるるる…!」ガブー
絵里「痛ッ!? いたたたたた痛い痛い痛い!!?」
「ううぅ……!」ガブー
絵里「~~~っっ!!!!」
絵里(ゆ、指!指噛まれてるぅ…!痛い…っ!すっっごく痛いわ!!)
絵里(お、落ち着くのよエリーチカ!こういうときは、痛!無理に引離そうとしちゃ駄目なのよっ!
えっと、えええーと…イタタ!
…はっ!そう、そうだわ!いつだかの金曜日の夜に亜里沙と一緒に観たあの映画!こんな風に動物に噛まれるシーンがあって、あれだと…!)
絵里「ッ…!」
絵里「…だ、大丈夫よ…っ」
「っ…!」
絵里「私は、あなたを傷つけたりしないから…」
「……うぅ」
絵里「ほら……怖くない。怖くない…」
絵里「…ね?怯えていただけ、なのよね…」ニコ…
「…………」
絵里(ほら、私は敵じゃないのよー……だから離して~…)グスン
「…………」
「………………」
…ペロ
絵里「ひゃ…! 」ビク
絵里(な、なに!?今…)
「……………さぃ」
絵里「…え?」
「 …指…噛んじゃって……
グス… ごめんなさぃ……」
絵里「!」
「こんな、痕ついて……痛かったよね…?
穂乃果、思いっきり、噛んじゃったから……」ギュ…
絵里「――…」
「本当に…ごめんなさい……っ」グス
絵里「…気にしないで」
絵里「全然、痛くなかったもの。ほら、血だって――」
「……」ペロ…
絵里「」
「ん……ハァ……」ペロペロ
絵里(その行動や仕草は、まるで私に許しを乞うかのようで――)
「……くぅん」ペロ…
絵里「~~~!!?!?////」キュンキュンキュンキュンッ♡
絵里(その愛らしさに、私は一発で骨抜きにされた)
絵里(は、ハラショー…!////)ぷるぷる…っ
絵里(上目遣いで…指舐めてきて…「くぅん」って!「くぅん」って鳴いたわ!なにあれ!なにあれ可愛いっ!!)
「………」グスン
絵里「――はっ! だ、大丈夫よ? 本当に、歯形がついただけで…ほら、ね?」ヒラヒラ
絵里(かなり痛かったけど…)
「……ごめんなさい」しゅん…
絵里「……えっと」
「……」
絵里「あ、そうだ…ねえ? さっき言っていた『穂乃果』って、あなたの名前?」
穂乃果「……うん」
エロシーンまだ先です
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はよかけ