・安価でオリキャラ作ってボーダーライフを送るスレです
・オリキャラの性別は男で固定
・目的はワールドトリガーのキャラと親密になる事
・アニメのネタや設定は拾えない可能性が高いのでご注意を
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1445174984
城戸「新たなブラックトリガーが生み出され、我々ボーダーの物となった」
忍田「――!?」
城戸「知っての通り、ブラックトリガーは優れたトリオン能力を持つ者が死の間際に作り出す物。また一人、優秀なボーダー隊員画この世を去ったというわけだ」
忍田「……悔やまれます」
城戸「この世を去った同志に報いるためにも、このブラックトリガーは有効に活用せねばならない」
忍田「はい……それで、ブラックトリガーの適合者は?」
城戸「研究室の調べにより、隊員から一人だけ見つかった。それは……」
ブラックトリガーの適合者である主人公のキャラメイクを始めます
名前、年齢、性格、派閥を決め、他の足りない部分は都度行っていきます
まずは名前の選択
(自由に決めていいですが原作キャラと同じ姓の場合、そのキャラの親戚という設定が自動で付き初期好感度にボーナスが付きます)
候補を募ります
↓1~3
候補が集まったので多数決安価で決めます
1 荒船 映司 あらふね えいじ
2 四谷 御舟 よつや みふね
3 本郷 末久(ほんごう まつひさ)
↓から一番早く二票集まった名前で決定
主人公の名前 本郷 末久(ほんごう まつひさ) で決定
次は年齢を決めます
16歳から33歳まででレスしてください
(同じ年齢の相手には初期好感度にボーナスがつきます)
安価↓2
ミスりました
主人公の名前 四谷 御舟 よつや みふねで決定
次は年齢を決めます
16歳から33歳まででレスしてください
(同じ年齢の相手には初期好感度にボーナスがつきます)
安価↓2
名前 四谷 御舟 よつや みふね
年齢 20歳
性格の選択
1硬派
2軟派
二つのどちらかを必ず選び、更に付加したい設定性格を自由に書き込んでください
候補を募ります
↓1~3
締め切ります
主人公
名前 四谷 御舟 よつや みふね
年齢 20歳
性格を以下の二つから選択してください
1 硬派、生真面目で非常に几帳面、少し煙たがれることも
2 硬派、人はいいが死ぬほど負けず嫌い
↓から2票最初に入った方で決定
おっと読み込んでなかったのでやり直します
主人公
名前 四谷 御舟 よつや みふね
年齢 20歳
性格を以下の二つから選択してください
1 硬派、生真面目で非常に几帳面、少し煙たがれることも
2 硬派、人はいいが死ぬほど負けず嫌い
3 硬派、真面目だがどこか抜けている
↓から2票最初に入った方で決定
主人公
名前 四谷 御舟 よつや みふね
年齢 20歳
性格 硬派、生真面目で非常に几帳面、少し煙たがれることも
続いて派閥でしたがその前に通常トリガーでの戦闘スタイルを決めたいと思います
1 アタッカー
2 ガンナー
3 シューター
4 スナイパー
5 オールラウンダー
6 パーフェクトオールラウンダー
7 トラッパー
この中から一つ選んでください
↓から最初に二票入ったもので決定
主人公
名前 四谷 御舟 よつや みふね
年齢 20歳
性格 硬派、生真面目で非常に几帳面、少し煙たがれることも
戦闘スタイル スナイパー
最後に派閥の選択です
1 城戸派(強硬派)
2 忍田派(穏健派)
3 玉狛派(融和派)
この中から選んでください(作中でその派閥だとされている相手との接点が増えます)
安価↓
主人公
名前 四谷 御舟 よつや みふね
年齢 20歳
性格 硬派、生真面目で非常に几帳面、少し煙たがれることも
戦闘スタイル スナイパー
派閥 忍田派
では開始します
城戸「……ブラックトリガーの適合者は四谷御船くんだ」
忍田「四谷が?」
忍田(なるほど、城戸司令が苦い顔をしていると思ったが、城戸派以外の者がブラックトリガーに選ばれたからか)
城戸「どうかしたか?」
忍田「いえ、何でもありません」
城戸「ふん……だがこのブラックトリガーの特性は少々厄介なのだ。研究室からの報告では『一人では使えないらしい』」
忍田「は? 適合者は一人だけなのにですか? そもそも二人以上でなければ使えないトリガー? そんな馬鹿な」
城戸「嘘ではない、何なら四谷くん本人に確認するといい。入れ」
ミフネ『はい、失礼します』
忍田「四谷」
ミフネ「おはようございます忍田さん」
忍田「あ、ああ。おはよう」
城戸「彼はブラックトリガーの起動実験を終わらせてきたところだ。四谷くん、報告を聞かせてくれ」
ミフネ「はい……トリガーの起動は可能でした、しかしそれ以上何の反応も変化も見られませんでした。こちらが観測データです」
忍田「……なるほど、確かにまったく変化が見られないな」
ミフネ「しかし、起動時に妙な感覚がありました。誰かが足りないと……ブラックトリガーが囁いた様な感覚を感じました」
忍田「……」
城戸「そういうわけだ、現状新たなブラックトリガーを使う手段がない」
城戸「だから四谷くんはしばらくは、S級隊員ではなく通常隊員として様子を見ていくことにした。異論はないな?」
忍田「……ええ」
ミフネ「では自分は、通常の隊員業務に戻らせていただきます」
城戸「待ちたまえ、確か君は隊に所属していなかったな?」
ミフネ「はい」
城戸「では今日からきみは、本部司令の権限で――隊に所属して貰う」
忍田「!?」
ミフネの所属隊の選択
1A級から選ぶ
2B級から選ぶ
安価↓
以下のB級部隊からミフネが配属される部隊を選択してください
1 B級1位 二宮隊
2 B級2位 影浦隊
3 B級6位 東隊
4 B級8位 来馬隊(鈴鳴第一)
5 B級10位 諏訪隊
6 B級11位 荒船隊
7 B級12位 那須隊
8 B級21位 三雲隊(玉狛第二)
安価↓2
東隊で決定したところで本日最後の安価
ミフネのメイントリガーと所持ポイントの判定
1 イーグレット
2 アイビス
3 ライトニング
選んだ安価のコンマ×50+4000が所持ポイント(ぞろ目は二倍)
安価↓2
メイントリガーが選択されてないので再安価
1 イーグレット
2 アイビス
3 ライトニング
安価↓
ポイント剥奪された人もいるしへーきへーき(他人事)
城戸「今日からきみは本部司令の権限で東隊に入って貰う」
忍田「!?」
ミフネ「……唐突ですね」
城戸「多くの人間と関わることがブラックトリガー使用の為の取り付きとなりえる。そう思って手配してあったが異論があるかね?」
ミフネ「……いえ」
城戸「忍田本部長は?」
忍田(城戸派一党ではなく、あえての東隊? この人ならブラックトリガーを手元に置くために行動するはずだが、どういうことだ?)
忍田「……異論はありません」
城戸「よろしい、では行きたまえ四谷くん。東隊の者達も待っているはずだ」
ミフネ「分かりました……」
忍田(安心してくれ四谷、私の目の黒いうちはこの男の好きには決してさせん)
―― 東隊作戦室 ――
小荒井「ねえ東さん、たしか今日からですよね新しい人がうちの隊に入るのって」
東「ん? ああ、そうだな」
奥寺「どんな人なんですか? スナイパーの人らしいですけどあんまり聞いたことないんですよね」
人見「あ、私も気になる」
東「俺も合同訓練で一緒になった程度の面識だぞ?」
小荒井「東さんならそれで十分ですよね」
奥寺「うん、一目見ただけで人格から全て見通す神の目ですもん」
東「……なんだそれ」
コンマ判定・東のミフネへの初期好感度
コンマ数÷2+(合同訓練での面識補正+10) ぞろ目は更に+30
判定↓
東さんの初期好感度
97÷2+10=59(端数切り上げ)
東「俺の主観で言うなら、意識が高く実直な人だな」
小荒井「意識が高い?」
奥寺「コミットとかマストとか系ですか?」
東「奥寺、何が言いたいのか意味は分からないけど多分違うぞ」
人見「あ、違うんだ」
東「四谷くんはランク戦には参加せず、地道に防衛任務や訓練のみでB級まで上がってきた人だ」
小荒井「うへ、そうなんですか? 歳のわりにポイント低いなとは思ってましたけど」
東「C級は訓練とランク戦以外ではトリガーは使えない、防衛任務では救助活動や避難誘導がメインになるから撃破によるポイントのボーナスはない。だから普通はランク戦でB級に上がる」
奥寺「そうですね。僕らもそうでしたもん、特に黒江とか緑川なんて入った時からボーナスすごかったしランク戦でポイント掻っ攫ってあっという間にA級だし」
東「俺が見たところ、四谷くんはトリガーを使いたいという欲求を自ら律してる用だった」
小荒井「えーボーダーなんだからトリガー使って何ぼじゃないですか?」
人見「なるほど、トリガー振り回してはしゃぐお子様達とは違うと?」
奥寺「ちょ、摩子さん、それって僕らの事ですか!?」
東「そこまでは言わないが……そういえばこんな話がある、非番の時に街で四谷くんに出くわした事があったんだが」
小荒井「ふむふむ?」
奥寺「ふむふむ?」
東「彼は非番の時でも有事の際にすぐ動けるように、街をパトロールしてるらしい」
小荒井「!?」
奥寺「!?」
人見「え? それって実質休み無いじゃないですか」
東「意識が高く実直というのはそういう意味だ。そういう行動を煙たがる奴もいるが、俺は好ましいと思う」
奥寺「ストイックなんですね四谷さんて」
小荒井「今時珍しいっすね」
人見「今時の子だろきみ達は」
東の話によって東隊のメンバーの初期好感度にボーナスがついた!
ミフネ『四谷御船です、入室許可を願います』
東「ああ……はい、どうぞ」
ミフネ「失礼します」プシュー
小荒井(この人が……)
奥寺(四谷さん……)
人見(あ、ちょっとかっこいいかも)
ミフネ「本日から東隊でお世話になる事になりました四谷御船です。
隊に所属するのは初めてなので至らぬ事もあると思いますが、よろしくお願いします」フカブカ
東「ああ、どうぞよろしく東です」
小荒井「小荒井登でっす!」
奥寺「奥寺常幸です」
ミフネ「む、きみ達……」
小荒井「え?」
奥寺「へ?」
ミフネ「頭、寝癖がついている。直してあげよう」サッサ
小荒井「え、ちょ、これは寝癖じゃ……」
奥寺「あ、あわあわ、これはそのなんていうかファッショ……」
ミフネ「うむ、直った。未成年とはいえ防衛隊員は世間から厳しい目で見られるからね、身だしなみは整えないと」
小荒井「う、どうも」
奥寺「あ、ありがとうございます」
人見(コアラとオクラが左右対称の七三分けにされた、ぷ)
東「ぶふッ」ゲホゲホ
小荒井「あ、東さん! 笑ってないで止めてくださいよ!」
奥寺「僕ら任務中ずっとこれなんですか!?」
ミフネ「?」
小荒井・奥寺のミフネへの初期好感度判定
コンマ数÷2+(東の話により+10、ミフネの几帳面な行動により-5)ぞろ目は+30
判定↓
小荒井・奥寺の初期好感度
87÷2+10-5=49(端数切り上げ)
小荒井(真面目な人とは聞いてたけど……)
奥寺(この人、ちょっと天然入ってるんじゃ……)
ミフネ「あ……貴方が東隊のオペレーターですね?」
人見「あ、そ、そうです。人見摩子です、よろしくお願いします」
人見(やばい、よく考えたら私も髪型直されるかも!? 確か隊務規定には前髪は目にかからないのが望ましいって書いてあった気がする!)
ミフネ「……」ジッ
人見(ちょ、まって、まだ会ったばかりの人に髪触られるのは……その、心の準備が)
ミフネ「よろしくお願いします」ペコリ
人見「え?」
ミフネ「……東隊長、少し聞きたいことが」スタスタ
人見(直さないの!? いやいいけど!)
人見摩子のミフネへの初期好感度判定
コンマ数÷2+(東の話により+10)ぞろ目は+30
判定↓
好感度目安
1~20 苦手な相手
21~40 知り合い
41~60 友好
61~80 親友または恋愛感情
81~99 親密または親愛
100 生涯のパートナー
人見摩子の初期好感度
2÷2+10=11
東「さて、自己紹介も済んだし。この後は防衛任務も入ってるが、まだ少し時間があるな……」
小荒井「東さん! それなら訓練室で模擬戦しましょう!」
東「ん? 別にいいが、どうした?」
奥寺「ほら四谷さんとのコンビネーションを高めるには、任務の前にお互いの実力を知っていないといけないですし」
東「なるほど……一理ある」
小荒井「それで俺たちが四谷さんに勝ったら、東さんからこの髪型の事を注意してください」ヒソヒソ
奥寺「これで表を歩くとか罰ゲームですよ」ヒソヒソ
東(そちらが本意か……)
東「どうだろう四谷くん、模擬戦やってみるかい?」
ミフネ「……」
選択
1 受けましょう
2 防衛任務を優先しましょう
3 自由安価(ミフネ性格の範囲内で)
安価↓
―― 訓練室 ――
『仮想戦闘モード』
東「さて、まずは誰がやる?」
小荒井「はい! はい!」
東「……やる気まんまんだな、相手は四谷くんでいいんだな」
小荒井「お願いします!」
ミフネ「わかりました」
小荒井とミフネは訓練室の中央に向かい合う
東と奥寺、そして人見は観戦スペースまで下がった
人見「東さんはどっちが勝つと見てるんです?」
東「ん? さあね、分からないよ。まあ、狭い訓練室での戦闘はスナイパーが大幅不利ってのは言えるが」
人見「ですよね。一応遮蔽物は無しの設定にしましたけど、最大でも中距離戦くらいの間合いになっちゃいます」
奥寺「東さんはそれでも僕達相手に勝ち越しますけど、四谷さんはどうかなあ」
東「俺も四谷くんの戦闘をまともに見るのは初めてだ、まあじっくり見させてくれ」
東(……合同訓練では、一つ際立っていたものがある、彼がそれをどう使うのか)
小荒井「トリガーオン!」
ミフネ「トリガーオン」
奥寺「!?」
東「……ふむ」
人見「え?」
トリガーを起動する小荒井とミフネ
小荒井はメイントリガーの弧月を抜く
対するミフネが起動したのは、メイントリガーのライトニングと……サブトリガーのレイガストだった
奥寺「スナイパーがレイガスト!? 何ですかあれ? 四谷さんって荒船さんみたいに接近戦もできたんですか?」
東「……いや」
ミフネ「接続」
ミフネはライトニングの先端にレイガストを接続する
狙撃主用のトリガーの先端から伸びる剣先、その形状は銃剣そのもの
小荒井(なんだこれ、こんな組み合わせでトリガー使う人初めてだ……レイガストはシールドモードもある、どう使う気なんだろう?)
ミフネ「……」
小荒井(いや、はったりかもしれない。俺を近寄らせないための……どのみち接近しないと始まらない。仕掛けよう)
走り出す小荒井、その距離を一気に詰めていく
その視線はミフネの構えたライトニングの銃口ただ一点を見据えている
小荒井(伊達に東さんに鍛えられてるわけじゃない、どこを狙ってるかは全部お見通しだよ四谷さん!)
小荒井「シールド!」
小荒井はサブトリガーのシールドを起動する、面積を狭めその分防御力を一点に集中させる形に
小荒井(ライトニングは威力が低めの弾速重視のトリガー、回避するのは難しいけどシールドで守っていれば……)
ズドン
『――トリオン供給機関破壊、小荒井ダウン』
小荒井「へ?」
奥寺「い、いい、今のって……ライトニングで小荒井のシールド、貫通させた!?」
東「みたいだな……」
奥寺「いやアイビスじゃあるまいし、普通じゃありえないですよ!? なんでそんなに落ち着いてるんですか!?」
東(まあ、本部に大穴あけたあの子に比べれば……それに)
東「知っていたからかな、四谷くんのトリオン能力の高さは訓練でも際立っていた。恐らくだが、彼は出水以上のトリオン能力を持ってる」
奥寺「はあ!?」
人見「それって普通にトップクラスだね……むしろボーダーで一番?」
東「今は、そうかもしれないな」
人見「?」
小荒井「東さーん先に教えておいてくださいよー」
東「悪かったな、前情報無しの二人の戦闘を見たかったんだ」
小荒井「そんなー」
東「それで、奥寺はどうする?」
奥寺「え?」
小荒井「おい、まさか逃げる気じゃないよなー。このままだと俺達ずっと七三分けだぞ? それと俺の死を無駄にするな」
奥寺「う……分かったよ」
小荒井に言われるままに訓練室の中央に進む奥寺
一戦終えて待っていたミフネに相対する
ミフネ「……」
奥寺(……なんか急に、四谷さんから威圧感とか感じてくる気がしてきた)
奥寺(でも、負けられない! 四谷さんに悪気があるわけじゃないのは分かってるけど、七三分けは嫌だ!!)
人見「あれ? オクラ、弧月抜かないですね?」
東「弧月は一度抜いたら自由に出し入れできない。メインとサブ両方でシールドを使う為だろう」
小荒井「ふっ、俺の戦いを見て学習したんですね。感謝しろよ奥寺」
人見「瞬殺されたコアラは黙ってようね。東さんのありがたい解説の邪魔」
奥寺(癪だけど、小荒井のおかげで勝ち筋は見えた)
奥寺(フルガードで守って、接近したら弧月の二刀で確実に仕留める!)
奥寺(フルガードでも貫通したら、それはもう無理ってことで!!)
奥寺は両手のシールドを重ね、ミフネに向かって距離を詰める
ミフネの銃口はしっかり見て、小荒井と同じように狙いは読みきっていた
ミフネ「……」
ミフネのライトニングからトリオンの弾が放たれる
ライトニングとミフネの高いトリオン能力と合わさった最高最速の砲撃
パリーン パリーン
重なった奥寺のシールドは一瞬で砕け散る……だが
奥寺(貫通はしてない! とった!)
シュコ
『――トリオン伝達脳損傷、奥寺ダウン』
奥寺「へ?」
奥寺の頭には深々とレイガストの刃が刺さっていた
東「……なるほど、レイガストをオプションのスラスターで飛ばしたのか。面白いな」
小荒井「無茶苦茶ですよ! ツインスナイプもびっくりの曲芸じゃないっすか!」
東「スナイパーの活路としては微妙だが、中距離以内に接近された場合の選択肢はあった方がいい」
東「もっともライトニングの威力にのみ注目させるほどの、トリオン能力があったからこそ活きた戦法だろう、スラスターも普通の速度と飛距離じゃなかった。ご丁寧にライトニングとレイガストで別々の急所を同時に狙ったのもすごいが」
人見「すごいですね……色々と」
好感度上昇判定
コンマ下一桁+1(ぞろ目は更に+10)分上昇します
東
判定↓
人見
判定↓2
東(駒として考えるとすれば、面白いのが入ってくれたな。それに、いつかは俺の後釜として……)
人見(もしかして、念願のA級に一歩近づいたり?)
好感度上昇
東さん 59+4=63
人見さん 11+8=19
東「お疲れ様四谷くん、奥寺も」
ミフネ「お疲れ様です」
奥寺「……はい」ズーン
人見「落ち込んでるね、一度負けたくらいで落ち込むな男の子」
小荒井「だって摩子さん……俺ら結局、七三なんですよ」ズーン
人見「あ、そっちか」
東「落ち込んでるところ悪いが、防衛任務も控えてる。切り替えてくれ」
ミフネ「はっ!」
小荒井「そうだった……このまま外に出なきゃいけないんだ」
東「大丈夫か? 今日は他の隊と合同の任務だぞ?」
奥寺「はい!?」
ミフネ「どこの隊と一緒なんですか?」
東「確か……」
選択・合同で防衛任務を行う隊(A級、B級どちらかから一隊)
安価↓2
唐突ですが主人公ミフネをサイドエフェクト持ちにするかどうか安価取りたいと思います
サイドエフェクトを持たせる場合、どんなサイドエフェクトにするか候補を出して貰い、その後多数決安価で決めたいと思います
まずはどちらか選んでください
1 サイドエフェクト持ちにする
2 サイドエフェクト持ちにしない
↓から最初に二票入ったほうで決定
ミフネはサイドエフェクト持ちで決定しました
次にミフネに持たせたいサイドエフェクトの候補を募ります
S~Aランク 超感覚
A~Bランク 超技能
B~Cランク 特殊体質
C ランク 強化五感
ボーダー基準の上に当てはまる範囲でレスしてください詳しく書いて貰えるとありがたいです
↓5まで候補を受け付けます(30分後まで埋まらなかったらそこまで)
揃った候補からミフネのサイドエフェクトを決定します
1 透視能力
2 弾道予測
3 視線を文字通り肌で感じる能力
4 自分が認識出来る範囲の状況で最適の行動を導き出す
5 強化嗅覚
以上からお選びください
↓から二票最初に入ったもので決定
決定したのでプロフィール
名前 四谷 御舟 よつや みふね
年齢 20歳
性格 硬派、生真面目で非常に几帳面、少し煙たがれることも
戦闘スタイル スナイパー
派閥 忍田派
メイントリガー ライトニング
個人ポイント 4250
所属 東隊
サイドエフェクト 弾道予測
東「今日の合同任務の相手は那須隊だ」
小荒井「な、那須隊……」チーン
奥寺「よりによって……」チーン
人見「あはは、お姉さん達にしっかり弄られてきな二人とも」
ミフネ「……」
―― 郊外 ――
熊谷「あ、来たよ東隊」
茜「遠くからでもすごい貫禄ですよね東さん」
那須「そうね」
熊谷「それ、本人に言ったらだめなやつだよ? 年長者扱いされるの地味に傷ついてそうだから」
茜「了解です!」
熊谷「あれ? 東隊、今日は一人多いような……?」
東「すまんね、待たせたみたいで」
那須「いえ、私達が早く来すぎただけですから」
熊谷「それより、そちらの方は?」
茜「あ! 四谷さんだ!」
那須「四谷さん?」
熊谷「茜の知ってる人?」
茜「はい、スナイパーの合同訓練でお会いしたことがあります。ライトニング愛用家の良いお方です!」
ミフネ「今日から東隊に入りました、四谷御舟です。よろしくお願いします」
那須隊の初期好感度判定
那須玲
コンマ数÷2(補正なし) ぞろ目は+30
判定↓
熊谷友子
コンマ数÷2(補正なし) ぞろ目は+30
判定↓2
日浦茜
コンマ数÷2(合同訓練での面識補正+10、ライトニング愛用補正+5) ぞろ目は+30
判定↓3
那須(そういえば、非番の日でも街をパトロールしてる人がいるって聞いたことがある……元気で羨ましい)
熊谷(真面目そうな人だな、こういう人ならまず尻触ったりしないから警戒しなくていいわ。最近緑川くんまで迅さんの真似しだしたし)
茜(ライトニングをメインにする人に悪い人はいません!)
初期好感度
那須怜の初期好感度 9÷2= 5(端数切り上げ)
熊谷友子の初期好感度 62÷2= 31
日浦茜の初期好感度 64÷2+10+5= 47
一通り形式ばった挨拶をミフネと那須隊は交わし終えた
熊谷「そういえば、さっきから気になってたけど。小荒井くん達なんで東さんに隠れてんの?」
小荒井「い、いえ隠れてないっす」
奥寺「僕達のことは気にしないでください」
茜「どぅわっひゃーーー! どうしたんですか二人ともその頭!」
小荒井「う、ばれた」
熊谷「七三分け? イメチェンしたの?」
奥寺「そんな感じです……」
茜「あはは! すごく似合ってますよ!」
小荒井「うっせ、お前だけは笑うな!」
奥寺(くそ、笑いものになるならせめて、那須隊長の笑顔だけでも拝んで自分を慰めよう)
那須「……」シーン
奥寺「あれ?」
那須「おかしいかしら? 似合ってると思うけど。ねえ、くまちゃん?」
熊谷「そうだね、真面目なのはいい事だよ」
小荒井「え!?」
奥寺(以外にも、受けがいい? もしかして真面目系の方が年上にモテるのか?)
那須(く、くく、他の隊の隊員を笑うなんて駄目よ……落ち着きなさい、落ち着くのよ玲。平常心トマホーク、平常心トマホーク)
ちょっとした勘違いにより小荒井・奥寺のミフネへの好感度上昇
コンマ下一桁+1(ぞろ目は更に+10)分上昇します
判定↓
小荒井・奥寺の好感度上昇 49+8=57
東「さて、今日は郊外の警邏任務だけど、全員でまとまって動いてもしょうがないな」
那須「はい、イレギュラーゲートがどこに発生しても対応できるよう、手分けして回りましょうか」
東「じゃあ二人ずつ、適当に分かれよう」
選択・パトロールを一緒にする相手
1 東
2 小荒井・奥寺
3 那須
4 熊谷
5 茜
安価↓
うーん勉強不足だった
他はともかく結果東さんがアホの子みたいになっちゃったのが自分で許せないなー
このまま続けるのは無理そう
付き合ってもらって勝手に逃亡するのもアレなのですっぱり安価で決めようと思います
1 設定ミスを無かった事にして続ける
2 単行本読み込んで出直してこい
安価↓
東さんは解説に便利だけど上手に使わないとアホの子になるな 主人公のデメリットとかリスクとか解説させると釣り合いとれるんじゃない?
あと1は単行本派か?ライトニングの特性はジャンプ最新話の新情報 ちなみにイーグレットはトリオン次第で射程が延びる
>>131
なるほどー最新話でしたか、ありがとうございます
では次回は東さんとペア行動からという事で
小荒井と奥寺にはなんかうまいこと勝ったという事でその辺の好感度上昇もそのままでいきます
―― パトロール中 ――
東「そういえば四谷くん、少し気になったことがあるんだけどいいかな?」
ミフネ「なんでしょう?」
東「キミの戦い方だが……あれは誰かに教わったものかい?」
ミフネ「えっと……はい」
東(ふむ、四谷くんに師匠がいたのか。合同訓練では一人で行動してる事が多いようにみえたが)
東「誰に教わったものなんだい?」
ミフネ「それは……教えられません」
東「ん……?」
東(意外な返答だな、教えられないという言葉を彼が選んだ意図……いくつか考えられるが)
東「……もしかして四谷くんの師匠は、ネイパーなのかな?」
ミフネ「!?」
東(おっと……いきなり当たりを引いたか?)
ミフネ「な、なぜ解ったんです?」
東「なんとなく、かな? しいて言うなら俺の弟子の一人がネイパーと近しいところにいてね。キミの戦い方もそいつと少し重なってみえたから」
ミフネ「……」
東「ああ、大丈夫。別に根掘り葉掘り聞こうとは思わない……ちょっと興味が湧いたから聞いてみた、それだけだから」
ミフネ「なんだか、全部お見通しな感じが隊長からするんですが」
東「はっは、そんな事ないから安心しな」
東春秋の好感度上昇判定
コンマ下一桁+1(ぞろ目は更に+10)分上昇します
判定↓
同時にイベント判定
コンマ下一桁の数字によってこの後何が起こるか変化
0~5 このまま何事も無く任務終了
6~9 イレギュラーゲート発生
ぞろ目 選んだ相手と好感度中上昇イベント
判定↓2
>>1よ、ネイパーになってるぞ
>>139
ごめんなさい
何事も無く任務は終わり、ミフネ達は基地に戻ってきた
ちょうど時間は正午を回り、午後の任務に備え各々好きな場所にて昼食をとる事になった
―― 食堂 ――
ガヤガヤ
ミフネ(さて、食堂に来てみたが。やはりこの時間は混んでるな)
ミフネ(一人でテーブルを使うのは良くなさそうだ。知り合いがいたら相席させてもらおうか)
ミフネが食堂を見回すと、何人か見知った顔を見つけた
選択・一緒に昼食をとる知り合い
1 嵐山隊(忍田派)
2 加古隊(同い年の者がいる)
3 二宮匡貴(同い年)
4 上記以外の同い年の者、または所属する隊
安価↓
賑わう食堂の中でぽっかりと開いた空間を見つけ、ミフネはうどんを抱えてその場所に進む
ミフネ「二宮、相席してもいいか?」
二宮「……四谷か、好きにしろ」
ミフネ「珍しいな、お前がここに来るのは」
二宮「俺がどこで食おうと俺の勝手だ」
ミフネ「それはそうだが……お前もうどんなんだな、好きなのか?」
二宮「ここのゴミみたいなメニューの中ではまだ食えるほうなだけだ、腹に入れば大して変わらん」
ミフネ「それ、加古のチャーハンの前でも同じこと言えるのか?」
二宮「ゴフッゲホボボッ」
二宮匡貴の初期好感度判定
コンマ数÷2(同い年補正+15)ぞろ目は+30
判定↓
二宮匡貴の初期好感度 25÷2+15=28
二宮「ひとの食事中に特別管理産業廃棄物の話をするな殺すぞ」
ミフネ「すまん、自分で言って食欲が失せてきた」ズーン
二宮「馬鹿が」
頭痛・吐き気が収まるのを待ち、二人は悪夢を振り払うかのように腹にうどんを詰め込んだ
ミフネ「ふう、ごちそうさまでした」
二宮「お前のせいで最悪の食事になった、覚えておけよ」
ミフネ「すまん、いや本当に」
二宮「チッ……」
二宮「そういえば四谷、お前もようやくB級に上がったらしいな」
ミフネ「ん? ああ、まあな」
二宮「どこかの隊に入る予定はあるか?」
ミフネ「それなら、今日から自分は東隊に入ることになったんだ」
二宮「あ?」
ミフネ「もしかしたら、今後はランク戦で顔を合わせることがあるかもしれないな」
二宮「東隊か……鬱陶しいところに鬱陶しいのが入りやがって」
ミフネ「そういうのは心の中で言うものだ」
二宮「ふん、じゃあな」
二宮との楽しい昼食終了
午後の行動の前に誰かと出会う、または知り合うかどうか
人物名、隊名、知り合わない
安価↓
ミフネ(……誰かに後をつけられている気がする)
コツコツ
ミフネ(ブラックトリガーの適合者になってから、連日だな)
三輪「……」
ミフネ(今日はA級七位の三輪隊長? やっぱり城戸派の差し金か)
ミフネ(さて、どうしようか。無視してもいいが)
ミフネ(いや、気付いた以上、ちゃんと挨拶しておこう。礼節を重んじる心を伝えるのも年上の役目だ)
ミフネ「始めまして三輪隊長」
三輪「!?」
三輪秀次の初期好感度判定
コンマ数÷2(城戸派-5)ぞろ目は+30
判定↓
>>135の東さんの好感度上昇を書くの忘れてました
東春秋 63+9= 72
三輪秀次の初期好感度 47÷2-5= 19(端数切り上げ)
三輪「……」ギロッ
ミフネ(む、挨拶したのに睨まれてしまった)
ミフネ「何か怒ってるのかな?」
三輪「とぼけるな……ネイバーのスパイ」
ミフネ「え?」
三輪「ネイバーもネイバーの手先も、俺の敵だ!」
ミフネ(どういう事だ、ネイバーのスパイって……?)
ミフネ「悪いが三輪隊長、まったく身に覚えが無い。何か勘違いしていないだろうか?」
三輪「黙れ、お前と東……さんの会話は聞いている。ネイバーに戦いを教わったんだろ?」
ミフネ「!?」
ミフネ(しまったな、監視だけじゃなく盗聴までされてたのか。城戸司令はさすが手を選ばないな)
三輪「トリガーオン」
ミフネ「!」
三輪「ネイバーにブラックトリガーを渡すわけにはいかない、お前はここで殺す」
ミフネ「待て、隊員同士の私闘は禁じられている! それは城戸司令の意思なのか?」
三輪「……」
ミフネ(……違うのか? 俺の弾道予測のサイドエフェクトは反応してないから、奈良坂くんや古寺くんはいないようだ。ならばこれは三輪隊長個人の意思か?)
ミフネ(だったら……)
選択
1 三輪と戦う
2 三輪を諭す
安価↓
ミフネ(確か彼は姉をネイバーに殺されたんだったな……ネイバーを憎む気持ちもわからないでもない)
ミフネ(だが、明らかに彼は人道を脱しようとしている。それを正しく諭していくのは大人の役目のはずだ)
ミフネ「やめるんだ三輪隊長、一時の衝動で行動してもきみの目的は達成されない」
三輪「何……?」
ミフネ「きみがどう思おうが、自分はれっきとしたボーダーの隊員で、そして日本人だ。
もしもきみがここで自分を殺したとしたら、間違いなく日本の法で裁かれる」
三輪「……」
ミフネ「それがどういう事態を招くか、想像がつくだろう? きみ一人の問題じゃない、ボーダーの中から殺人者が出てしまったとあれば、
ただでさえ微妙な世間からのボーダーの評価が一気に地に落ちる」
三輪「ぐ……」
ミフネ「そうなればネイバーへの防衛機能も下がり、また家族を失う者も増える。それがきみの望む結果なのか?」
三輪「だ、黙れ……俺は」
ミフネ「防衛隊員としての務め果たせ、三輪秀次!!」
三輪「!?」
ミフネ「自分はきみのネイバーへの憎しみを否定はしない。だが、それを露わにするのは大事な時までに取っておくべきと思う」
三輪「くッ」
ミフネ「……言いたい事は以上だ、自分の言葉に納得がいかなければ。好きに後ろから撃つといい、任務があるのでこれで失礼する」
ツカツカ
三輪「……俺は、ネイバーを許さない」ギュウウ
立ち去るミフネの背に三輪の銃型トリガーの銃口が向けられる
だが、結局その銃口から弾は発射されず三輪秀次はトリガーを収めたのだった
三輪の好感度上昇判定
コンマ下一桁+5(ぞろ目は更に+10)分上昇します
判定↓
三輪秀次の好感度 19+13=32
―― 東隊作戦室 ――
ミフネ「すみません、遅れました」
東「いや、時間ぴったりだ問題ない」
小荒井(く、遅れてれば髪型元に戻そうと思ったのに)
奥寺(おしい)
東「では四谷くんも来たし、午後の任務の説明から始めようか。人見」
人見「はい、任務はボーダー主催のイベント会場の警護。会場にはスポンサーも多く来場されます」
小荒井「おー結構大きい場所でやるんですねー」
奥寺「僕らだけでこの広さカバーできるんですか?」
東「一応一般警備員も配置されてるが、ボーダーからはイベントに参加する嵐山隊と……」
一緒に防衛任務をする隊を選択してください
1 二宮隊
2 三輪隊
3 太刀川隊
4 風間隊
安価↓2
―― イベント会場 ――
二宮「」イライラ
犬飼「……」
辻「……」
犬飼「なあ辻、なんか隊長いつも以上にピリピリしてね?」ボソボソ
辻「実はさっきひゃみさんから聞いたんですけど……前から勧誘しようと思ってた人が、他の隊に入っちゃったとかで」ボソボソ
犬飼「あー鳩原さんの代わりに入れようとしてたスナイパーの……確か、四谷さん?」ボソボソ
辻「隊長勧誘とか苦手だから、会うたびに仄めかしたりしてたみたいですけど」ボソボソ
犬飼「ぷ、なんつーか周りくどいつーか、隊長らしいな」ボソボソ
二宮「……お前ら、聞こえてるぞ」
辻「うっすいません!」
東「すまない。渋滞してて遅れてしまった」
二宮「……いいえ」
東「それと、こちら今日からうちの隊員になった……」
二宮「四谷の事は存じています、無駄な事は省いて任務につきましょう」
ミフネ「おい、初めての人のいるんだ自己紹介くらいさせてくれ。どうも四谷御舟です」
辻「あ、どうも……」
犬飼(って、噂してた四谷さんじゃねーか!)
辻(しかも東隊……東さんが鳩原さんの師匠で、二宮さんは鳩原さんの代わりに四谷さんを入れようとしてて、でも東隊に入って……なんだこの関係)
犬飼・辻の初期好感度判定
コンマ数÷2(新隊員候補補正+5)ぞろ目は+30
判定↓
犬飼・辻の初期好感度 71÷2+5=41
東「それじゃあ各自、所定の持ち場に回ってくれ」
小荒井「了解っす!」
二宮「俺達もだ」
犬飼「犬飼、了解」
辻「辻、了解」
ミフネ(さて、自分の持ち場は……)
ミフネの向かう場所(選択機会残り二回)
1 嵐山隊のイベントブース
2 オペレーター達のいる受付
3 東と同じ場所
4 二宮と同じ場所
5 小荒井・奥寺と同じ場所
6 犬飼・辻と同じ場所
安価↓
ミフネ「なんだか今日は、よく顔を合わせるな二宮」
二宮「……またお前か」
ミフネ「昼の事は本当すまなかったな。今度なんか奢るから許してくれ」
二宮「いらん」
ミフネ「焼肉でどうだ?」
二宮「いらんと言ってる、貸しとして覚えておけ」
ミフネ(あ、貸しにはするのか)
ミフネ「ところで二宮、そのポケットに手を入れるの止めないか? さすがにこういう場所だと、一般のお客さんからの心象が悪くなる」
二宮「ふん……お前のそういうところ、煙たがるやつは多いぞ。
知ってるか? 他人に効率よく嫌われるには、正論だけを言っていればいいという言葉があるのを」
ミフネ「知ってるさ、でも正しいと思う事を自分はしていきたい。じゃないと自分が間違った時に、誰も自分を正してくれなくなるだろ?」
二宮「……そうか、フッ」
ミフネ「?」
二宮「じゃあその面白い返答に免じて、今日はお前の言う通りしよう」スッ
ミフネ(面白い事を言ったつもりは無いんだが……)
二宮匡貴の好感度上昇判定
コンマ下一桁+5(ぞろ目は更に+10)分上昇します
判定↓
次のミフネの持ち場
1 嵐山隊のイベントブース
2 オペレーター達のいる受付
3 東と同じ場所
4 小荒井・奥寺と同じ場所
5 犬飼・辻と同じ場所
安価↓2
二宮匡貴の好感度 28+13= 41
持ち場交代の時間になり、ミフネは二宮と別れて小荒井と奥寺の持ち場に向かった
ミフネ(さて、ここのはずだけど……人通りが多いとあの二人は見つけにくいな)
『きゃーかわいーい』
ミフネ「ん?」
『僕たちもボーダーなのー? みえなーい 超ウケるーw』
小荒井「あ、あわあわ」
『その髪型も逆に新しくなーい? ねーねー良かったら、一緒にイベント回ろうよーいいでしょー?』
奥寺「あわあわ」
ミフネ(小荒井くん達が女性に囲まれて困っている! 助けなくては)
ミフネ「すみません、自分達は今任務中なので……」
『あなたもボーダーさん? おおー結構イケ面じゃなーい?』
『ほんとだーあのーよかったらカメラ写していいですかー?』
ミフネ「こ、困ります……そう言った行いは」
『一緒にとりましょー はいメテオラ(掛け声)』パシャ
ミフネ「」
その後一通りいじり倒され、ミフネは消沈した
小荒井「あ、あの四谷さん」
奥寺「大丈夫ですか?」
ミフネ「」チーン
小荒井「もしかして四谷さんって女性苦手なんですか?」
ミフネ「……恥ずかしながら」コクリ
奥寺「もしかして、摩子さんの髪型はスルーしたのも……」
ミフネ「……すまん、性別で差別はしちゃいけないと思っていても、無理だったんだ」
小荒井「そうだったんですか……」
奥寺(四谷さんって大人の人だと思ってたけど……)
小荒井(なんだか俺達と同じ臭いがするな)
ミフネからDT臭を感じ取り、小荒井と奥寺は親近感を感じた
小荒井・奥寺の好感度上昇判定
コンマ下一桁+5(ぞろ目は更に+10)分上昇します
判定↓
イベント判定
コンマ下一桁の数字によってこの後何が起こるか変化
0~5 このまま何事も無く任務終了
6~9 イレギュラーゲート発生
ぞろ目 選んだ相手と好感度中上昇イベント
判定↓2
小荒井・奥寺の好感度 57+14=71
『イレギュラーゲート発生!!』
ミフネ「!?」
小荒井「!?」
奥寺「!?」
『発生地点……イベント会場内! 現れたのは……ら、ラービットです!』
ラービット「……」
ミフネ「こちら四谷、対象を確認。周囲の安全確保を優先します」
小荒井「う、嘘だろ」
奥寺「こいつ大規模侵攻の時の……!!」
ラービット「……」ノシノシ
ミフネ(こいつ、周囲には目もくれず自分の方にだけ……まさか、狙いは自分なのか?)
選択
1 自分一人が囮になり、小荒井と奥寺には周囲の人達の避難誘導をさせる
2 小荒井、奥寺と三人でラービットと戦う
安価↓
何故ラービットが?
大規模侵攻後ならアフトはもう遠ざかってる筈なのに
>>178
メタ的に言うなら原作のトリオン兵のバリエーション少なすぎだからです
あと、他にも原作と違う動きで進める予定のものもあります
実はちょっと示唆してますがチカちゃんはさらわれてる設定だったり……
必要ならトリオン兵は今後安価で決めるので意見ください
その場合原作のトリオン兵がほとんどアフトクラトル製なのでオリジナルになると思います
特に意見がでなければこのまま進めます
ラービット以外のは大体の国が共通で持ってるんじゃなかったっけ?イルガーが珍しいくらいで
あとボーダーの弾トリガーは生身には気絶させるぐらいで殺せないらしいぞ これも最新話な
>>181
多分三輪のくだりの事でしょうがトリガーについてはQ&Aで出てたので知ってました
戦闘体さえ解除させればトリガー使わずに[ピーーー]方法はいくらでもあるのでそういう事です
欲しいのはトリオン兵を安価で決めるかどうかの意見ですのでよろしくお願いします
小荒井「……」カタカタ
奥寺「……」
ミフネ(小荒井くん達、動きが硬くなっている。無理も無い、大規模侵攻でさらわれかけたトラウマもあるだろう)
ミフネ「エスクード!」
ミフネはエスクードを起動する
ラービットの四方に壁がそびえ、その動きを封じる
ミフネ「小荒井くん、奥寺くん、ここは自分ひとりで引き受ける。きみ達は逃げ遅れた人の避難誘導を務めてくれ」
奥寺「そんな! 四谷さん一人に任せるなんて無茶です!」
ミフネ「ラービットの狙いは自分のようだ、囮になれば被害は最小限で済むかもしれない」
小荒井「――!? それなら、なおさら俺達も!」
ミフネ「大丈夫、ここには嵐山隊や二宮、東さんもいる。すぐにかけつけてくれるだろうから、自分も時間稼ぎに務めるつもりだ」
奥寺「……わかりました、頼みます四谷さん」
小荒井「いいのかよ奥寺!」
奥寺「こういう時の判断の遅れが大きな被害を招くって教わっただろ、行こう」
小荒井「く、分かったよ」
逃げ遅れた人に手を貸しながら移動していく小荒井達を横目に、ミフネは頷きながらメイントリガーからライトニングを起動した
ミフネ(ラービットか、大規模侵攻のデータは確認済みだが……正直自分の手に余る相手だ)
ミフネ(自分の手札で、有効打を与えられそうなトリガーはアイビスかメテオラあたり)
ミフネ(だが、ここで使うにはどちらも周囲への被害が大きい……死んでも使うわけにはいかない)
ミフネ(自分はボーダー……防衛隊員だ、ネイバーを倒す事だけが目的ではない、ランクやポイントも関係ない)
ミフネ(自分のがやるべきこと……いまは、周囲に被害が出ないよう、それだけを考える!)
ガシャーーーーン
ラービットを囲んでいたエスクードが崩れさる
鉄壁の硬度を誇るトリガーがあっさり砕けたことで、ラービットのパワーがどれほどのものかミフネは肌で感じ取った
ミフネ「……」ドゥギューン
データ以上かもしれないラービットの性能にうろたえることもなく、ミフネは冷静にライトニングの引き金を引く
だが予想通り、そのトリオン弾はラービットの装甲に弾かれた
ミフネ(やはり硬い……だがこれならどうだ)
ミフネ「レッドバレッド」
ミフネは射撃オプションのレッドバレッドをライトニングから打ち出す
レッドバレッドは被弾した部分に重石をつけ、動きを鈍らせることができる
大規模侵攻では三輪秀次が実際にラービットに使用し、戦果をあげていた
だが……
ラービット「……」バチバチ
ミフネ「!?」
ラービットが電撃を発すると同時、被弾した部分に付いた重石が消滅した
ミフネ(レッドバレッドに対応してるか……大規模侵攻でのデータはこちらのみが有利になったわけではないようだ)
向かってくるラービット、プレーン体なのにやはりデータよりも動きが速い
ミフネ「……グラスホッパー」
一撃目を飛んで回避、すぐさま追撃がくるがそれもグラスホッパーの空間機動でかわす
だが更にもう一撃、グラスホッパーの機動を追従するようにラービットは宙返りしながら手を伸ばしてきた
ミフネ「く、テレポーター」
テレポーターにより、視線の先に瞬間移動する
ミフネ(こいつは想像以上にきつそうだ……)
使用するトリガーを防御や回避にフル回転させなければ時間稼ぎもできない相手
孤軍奮闘のミフネに、同時に別の場所にもイレギュラーゲートが発生しているという凶報が届いていた
時間の感覚が麻痺してきた
一分が一時間にも感じられるような密度の濃い猛攻をさばくミフネだったが、ついにラービットにつかまってしまう
ミフネ(トリオンの節約を少しでも考えたのが仇となったか……自分がスパイダーをうまく使えればもう少し粘れたものを)
ラービットがミフネをキューブにしようと腹を開いた
ミフネ(ベイルアウトが封じられている……データ通りだな、テレポーターも使えなくなるのは初めて知ったが、このデータを持ち帰られないのが残念だ)
がっしりとミフネを捕まえたラービットの怪力の前には身じろぎ一つも許されない
ミフネ「ん?」
だが、ミフネのサイドエフェクト弾道予測は絶望的な状況の中、数瞬先の希望を教えてくれた
二宮「ギムレット」
ドスドスドス
三角錐の合成されたトリオン弾がラービットの頭と腕に突き刺さった
ラービット「――!?」グラリ
ダメージを受けたラービットの力が緩む
弾道予測によってその結果が分かっていたミフネは、すぐさまトリガーを起動した
ミフネ「テレポーター!」
二宮「……こんな雑魚といつまで遊んでいる。アイビスを使えば一撃で済んだだろ」
ミフネ「二宮と違って自分は貪欲じゃないし不器用なんだ。ポイントは進呈する」
二宮「……いや、それはお前のところの隊長が許さないそうだ」
ミフネ「え?」
もう一度ミフネがサイドエフェクトで見たのは、二宮がギムレットであけたラービットの穴に寸分違わず入り込んだ一条の光
東『きみの粘りのおかげで射線が通るようになった。本当にお疲れ様四谷くん』
最初のスナイパー東春秋がラービットの頭部を吹き飛ばし、事態を終結させた
イレギュラーゲート戦果報告
嵐山隊 ラービット1体 モールモッド2体
二宮隊 ラービット1体 イルガー1体
東隊 ラービット1体 モールモッド1体 (その他イルガーの爆撃を多数迎撃)
二宮匡貴の好感度上昇判定
コンマ下一桁+5(ぞろ目は更に+10)分上昇
判定↓
東隊(東春秋・小荒井、奥寺・人見摩子)の好感度上昇判定
コンマ下一桁+5(ぞろ目は更に+10)分上昇
判定↓2
二宮匡貴の好感度 41+12= 53
東春秋の好感度 72+12= 84
小荒井・奥寺 71+12= 83
人見摩子 19+12= 31
その他の人物の好感度
那須玲 5
熊谷友子 31
日浦茜 47
三輪秀次 32
犬飼・辻 41
一日目終了
―― ミフネの自宅 ――
ミフネ(さて、今日は非番だったな。何をして過ごそうか)
非番の日の行動
1 大学に行こう
2 街にパトロールに行こう
3 ボーダー本部に行こう
安価↓
―― 大学 ――
ミフネは高いトリオン能力によりスカウトされた者なので
研究への協力などと引き換えに、学費が免除されるという待遇を受けていた
ミフネ(訓練やパトロールにかまけて単位が不足気味だな、ボーダーと勉学の両立は難しいものだ……)
選択・大学で出会う人物は?
1 月見蓮
2 太刀川慶
3 上以外で19歳以上または大学生設定の人物自由
安価↓
ミフネが構内を歩いていると、知っている顔が正面から来るのに気付いた
太刀川「おっす四谷」
ミフネ「太刀川か、ここで会うのは珍しいな」
太刀川「ハッハッハ、俺もお前も大学の単位やばい組みだしな」
ミフネ「一緒の括りにしないでくれ」
太刀川「まあ、そうか。性格も生き方も正反対っぽいしな俺達」
太刀川慶の初期好感度判定
コンマ数÷2(同い年補正+15、城戸派-5)ぞろ目は+30
判定↓
太刀川慶の初期好感度 72÷2+15-5= 46
太刀川「せっかく会ったんだ、本部で個人ランク戦しないか?」
ミフネ「おい、そこは一緒に講義受けないかって言うところじゃないのか?」
太刀川「いや、もう帰ろうと思ってたし。餅食うか?」
ミフネ(こいつ自由すぎないか?)
ミフネ「ランク戦はしない、自分は講義を受ける、そして餅は食う」モニュ
太刀川「まだランク戦しないっていってんのか、頑固な奴だな」
ミフネ「自分は一度決めた事を簡単に曲げたりしない」
太刀川「ふーん、なんだっけ四谷が個人ランク戦しない理由って」
ミフネ「……」
選択・ミフネが個人ランク戦をしない理由
1 防衛任務に必要ないから
2 トリオンとトリガーの力に溺れたくないから
3 自由安価(ミフネの性格の範囲内で)
安価↓
ミフネ「スナイパーはチームで機能するものだからだ。オペレーターの支援、各隊員の観測データ、それらが揃って初めてスナイパーは真の実力を発揮できる」
太刀川「ふーん、なるほど」
ミフネ「それに一人で戦うことに慣れ、妙な癖が付くのは避けたい。自分は器用な人間じゃないからな、一度ついた癖を修正するのは難しいんだ」
太刀川「その割りに、昨日は新型相手に大立ち回りしたそうじゃないか。データ見たぞ、アタッカーもいけるんじゃないか?」
ミフネ「アレはスナイパーとしてじゃない、囮としての動きだ。目の前にゲートが発生して、狙いが自分になったから下手に隠れて被害を広げるわけにいかなくなっただけだ」
太刀川「……」
ミフネ「……」
太刀川「……ま、いいか。無理にランク戦誘ってもしょうがないし、その気になった時に相手してくれ。じゃあな」
スタスタ
ミフネ(本当に帰ってしまった、というかまだ朝一なのに太刀川は大学に何しに来たんだ?)
太刀川慶の好感度上昇判定
コンマ下一桁+5(ぞろ目は更に+10)分上昇
判定↓
太刀川慶の好感度 46+13= 59
―― 講義室 ――
ミフネ(さて講義を受けよう、さすがに全学系の講義は席が埋まってるな……)
選択・誰かミフネの隣に座るか?
1 風間蒼也
2 月見蓮
3 上以外の19歳以上または大学生設定の者から誰か
4 特に何も無く昼になる
安価↓
月見「となり、座ってもいいかしら?」
ミフネ「どうぞ…………」
ミフネ「ッ!?」ビクッ
月見「いきなり二度見は失礼だと思うわ」
ミフネ「い、いや、おはよう月見さん」
月見「ええ、おはようございます。四谷くん」
ミフネ(びっくりした、この人が隣にいると心臓に悪い)
月見「そういえば聞いたわよ、東隊に入ったそうね」
ミフネ「あ、ああ、確か月見さんは東隊長の弟子だったか」
月見「ええ。昨日、面白いのが入ったってメールが来てたの、期待されてるみたいね貴方」
ミフネ「……」
月見「それと、うちの三輪くんも迷惑かけたみたいで、ごめんなさい」
ミフネ「いや、それは月見さんが謝ることじゃないけども……」
月見蓮の初期好感度判定
コンマ数÷2(東からの話+10、三輪の話+5)ぞろ目は+30
判定↓
連続になっちゃうけどコンマならいいよね?
>>210
大丈夫ですーもってますな
月見蓮の初期好感度 77÷2+10+5+30= 84
月見「三輪くんが迷惑をかけた事、何か埋め合わせをしたいと思うの、何がいいかしら?」
ミフネ「え? いや、気にしてないからいい、いいです本当に」
月見「いいえ、私が気にしているの。三輪くんは私の弟子みたいなものだし、弟子の非礼は師の非礼というでしょう?」
ミフネ「そ、それでもこれは、自分と三輪隊長の問題だから」
月見「……そういうところ、本当に頑固者ね」ムウ
ミフネ(なぜ、月見さんは自分に対してよく絡んでくるんだ? 正直怖い、この人の高嶺の花オーラは自分には直視できん)
月見「では今度の非番の日に一緒に出かけましょう」
ミフネ「なんでそうなった!?」
月見「前から思ってたの、四谷くんの女性嫌いをどうにかしようって」
ミフネ「……別に自分は女性が嫌いなわけでは、苦手なだけで」
月見「でも苦手なら、克服するべきと思うわ? 防衛任務でも女性の救助の際に、その苦手が一瞬の躊躇を生み、大事になる事もあるかもしれない」
ミフネ「ぐ……」
ミフネ(埋め合わせの話から、何故か立場が逆転してる気がする……)
月見「……嫌かしら?」
ミフネ「う……」
ミフネ(受けても断ってもえらい事になる予感がする……)
選択
1 月見の誘いを受ける
2 月見の誘いを受けない
3 埋め合わせについて別の条件を提示する(自由安価)
安価↓
ミフネ「……誘って貰って悪いが、遠慮しておくよ」
月見「……そう」
ミフネ「……」
月見「……」ガタッ
ミフネ「え?」
月見「ちょっと……離席するわね」フラフラ
ミフネ「月見さん? もうすぐ講義が始まると思うけど?」
月見「ごめんなさい、今は放っておいて……」
ミフネ「……あ、はい」
そう言って立ち去った月見蓮は講義が終わっても戻ってくる事は無かった
そんな中、周囲でミフネと月見のやり取りを見ていた者達がちょっとした噂を流す
「月見蓮が四谷御舟に告ってフラレた」
それは学内だけに留まらず、ボーダー内まで広まる事になった
※四谷御舟のプロフィールに『高嶺の花を振った男』が追加されました
―― 昼食 ――
ミフネ(さて、今日はどこで食べようか)
選択
1 大学の食堂
2 近くのラーメン屋
3 ボーダー本部の食堂(午後の行動は本部メインになります)
安価↓
―― ラーメン屋 ――
ミフネ(たまに食べたくなるんだよなここのラーメン)
ミフネ「ん?」
ラーメン屋に入ったミフネの視界には見慣れた者の姿が映る
迅「あっ四谷さん、こっちこっち」
まるで、そこで会う事を約束していたかのように手招きするのは迅悠一
ミフネ(太刀川、月見さんに続いて迅くんか……何か今日は朝から豪華面子が続くな)
迅「どしたの四谷さん、変な顔して。ぼんち揚食う?」
迅悠一の初期好感度判定
コンマ数÷2(忍田派有効補正+5)ぞろ目は+30
判定↓
迅悠一の初期好感度 25÷2+5= 18
ミフネ「ぼんち揚は遠慮しておく、自分はラーメンを食べにきたんだ」
迅「そっか、うまいんだけどなー」ボリボリ
ミフネ「迅くんはどうしてここに?」
迅「俺は……野暮用かな?」
ミフネ「そうか……」
ミフネ(……迅くんはこう見えて、無駄の無い男。自分をわざわざ手招きしたのは何の意味が?)
選択・迅に切り出す話題
1 何か悪い予知でも見たのかたずねる
2 月見さんの様子が変だった事を相談する
3 自由安価(迅への質問という形に限る)
安価↓
ミフネ「迅くん、何か悪い予知でもみたのか?」ズルズルチュルン
迅「ん? どしてそう思うの?」ボリボリ
ミフネ「大して深い交友関係でもない自分の前にキミが現れるのは、それはすなわち何か予知をした時だけだろう。
そしてキミは、わざわざ良い予知を言いに来たりはしない、それは他人の先の楽しみを奪う行為だからな……」
迅「そうなれば必然と……悪い予知が残っちゃうと」
ミフネ「ああ。さあ、自分は何を言われても動じない腹で聞く。もったいぶらずに言ってくれ」
迅「うーん……動じないって言われちゃうと、ちょっとは動じてほしいんだよね」ハハ
ミフネ「ん、そうか。難しいな」
迅「ま、うまくいくか分からないけどとりあえず聞いといてもらいたいのが……」
ミフネ「……」
迅「四谷さんには、『脇役』に徹してほしいんだ」
ミフネ「?」
迅「ちょっと変な言い方だけど、特に特別な事をしようとしないで、普通に過ごしてほしいって事かな?」
ミフネ「……キミが何を言いたいかよく分からないが」
選択
1 善処する
2 承服しかねる
安価↓
ミフネ「キミの言う通り善処しよう。普通に過ごすだけなら簡単なものだ」
迅「……その普通が難しいだけどね」
ミフネ「?」
迅「ま、四谷さんがそう言ってくれて良かったよ。最初にここに来ておいて正解だった、俺のサイドエフェクトがそう言ってる」
ミフネ「そうか」
迅「じゃあ俺はもう行くね。まだまだ暗躍しないといけない事があるから」
ミフネ「暗躍か……もっと普通に仲間を頼ったらどうだ?」
迅「それをしちゃ、普通のエリートだ。だって俺、実力派エリートだし」
そう言って立ち上がり、店を出ようとする迅悠一
しかしミフネはもう一つ、どうしても聞いておきたい事があり迅を呼び止めた
ミフネ「待ってくれ迅くん、自分が脇役とするなら。『主役』は誰なんだい?」
迅「それは、もちろん……」
ニッと笑って迅悠一は続けた
迅「うちのメガネくんだよ」
迅悠一の好感度上昇判定
コンマ下一桁+5(ぞろ目は更に+10)分上昇
判定↓
迅悠一の好感度 18+9= 27
―― 午後 ――
ミフネ(迅くんも言っていたが。確かに普通とは難しい。普通、普通ってなんだ?)
午後のミフネの行動を選択して下さい
選択
1 大学に戻る
2 街をパトロールする
3 ボーダー本部に行く
安価↓
―― 大学 ――
ミフネ(単位が太刀川と同じレベルになるのは避けたい、今日はしっかり勉学に励もう)
ヒソヒソ
ミフネ「ん?」
アノヒトガツキミサンガコクッタテイウヒト?
マジカーオレラノマドンナテキソンザイガー
シカモフルトカパネエワー
ミフネ(何か、妙に視線を感じる気がする)
選択・大学で出会う人物
1 加古望
2 諏訪洸太郎
3 上記以外の19歳以上または大学生設定の人物(ただし、今日会っていない者に限る)
安価↓
諏訪「よう堅物ゥ!」ガバッ
ミフネ「!?」ビクッ
諏訪「おもしれー事になってんな! 聞いたぞオイ!」
ミフネ「諏訪さん……なんですか、急に飛び掛って来ないでもらえませんか?」
諏訪「あんだその迷惑そうな顔は! もう少し砕けた態度をとれよ! 俺がバラバラのノリで来てるんだからよ!」
ミフネ(また、苦手な人に出くわしてしまった……今日は厄日か?)
諏訪「お前、月見の事フッったんだってなwwww」
ミフネ「え?」
諏訪洸太郎の初期好感度判定
コンマ数÷2(月見ネタ+5)ぞろ目は+30
判定↓
諏訪洸太郎の好感度 4÷2+5= 7
諏訪「クソがーーーーーーー!!」
ミフネ「ええ!?」
諏訪「お前この……くそが。フッたのは良しとして、よりによって月見がお前に告ったとか……」
ミフネ「ええー……」
ミフネ(笑ってたと思ったらキレて、今度は泣いてる……なんだこの人)
諏訪「お前東隊に入ったんだってな、俺の隊がB級上位に入ったらランク戦で蜂の巣確定だからなお前ェェ!!」
ミフネ「いや、自分には弾道予測のサイドエフェクトがあるので」
諏訪「クソがーーーーーーー!!」
この後めちゃくちゃ諏訪に絡まれ、ミフネは単位を取れなかった
二日目終了
好感度一覧
東春秋 84
小荒井・奥寺 83
人見摩子 31
那須玲 5
熊谷友子 31
日浦茜 47
二宮匡貴 53
三輪秀次 32
犬飼・辻 41
太刀川慶 59
月見蓮 84
迅悠一 27
諏訪洸太郎 7
―― 三日目・ボーダー本部 ――
ミフネ(昨日は諏訪さんに捕まってえらい目にあった……)
ミフネ(あの人、自分が月見さんをフッたとか言ってたな……そんな事あるはず無いのに、酒でも飲みすぎたんだろうか?)
ミフネ(いや、気にしないでおこう。今日は朝からスナイパーの合同訓練がある、浮ついた気持ちにならぬよう精一杯取り組もう)
スナイパー合同訓練で会う人物
1 佐鳥賢
2 奈良坂透
3 チカ以外のスナイパーから誰か
安価↓
―― スナイパー訓練場 ――
ミフネ(少し早く来すぎたな、まだ誰も来てないようだ)
カシャンカシャン
ミフネ(ん? いや、先客がいた)
誰もいない訓練場で黙々と狙撃訓練を行う背中を見つけ、ミフネは声をかけた
ミフネ「おはよう奈良坂くん」
奈良坂「……」カシャンカシャン
ミフネ(自分に気付いてない? すごい集中力だ……終わるまで挨拶は待っておこう)
奈良坂「……」フウ
ミフネ「おはよう奈良坂くん」
奈良坂「!?」ビクッ
奈良坂透の初期好感度判定(30以上の場合イベントあり)
コンマ数÷2(合同訓練での面識+10、城戸派-5)ぞろ目は+30
判定↓
奈良坂透の初期好感度 3÷2+10-5= 7
奈良坂「四谷さん……いたんなら声、かけてください」
ミフネ「いや、かけたんだが、気付いてないようだったから」
奈良坂「……そうですか、失礼しました。おはようございます」
ミフネ(なんか……棘があるな、今日の奈良坂くん)
奈良坂「そういえば、四谷さんと蓮さんの噂を耳にしたんですが……本当の話ですか?」
ミフネ「え? 月見さんとの噂?」
奈良坂「……四谷さんが蓮さんに貢がせて捨てたって」
ミフネ「ちょっと待て!? なんだその根も葉もない噂は!?」
ミフネ(確かに自分は月見さんの誘いを断ったが……そんな事は今まで一切無いぞ)
奈良坂(蓮さん……昨日、作戦室に来た時はかなり落ち込んでいた。あの人が弱ったところを見せるなんて初めてだったから、まさかと思ったが)
ミフネ「奈良坂くん、それは……」
選択
1 まったくの誤解だと弁解する
2 そこまで酷い事をしたわけではないと弁解する
3 自由安価(ミフネの性格の範囲内で)
安価↓
ミフネ「一緒にでかけようと誘われて丁重にお断りしただけですよ」
奈良坂「……本当にそれだけですか?」
ミフネ「ああ、本当だよ」
奈良坂「……」
奈良坂(怪しいな、急に敬語になったというのは何か後ろめたい事があるからか?
噂を間に受けるつもりはないが、この人の話を全部信用するのもよしておこう)
奈良坂「……とりあえず、そういう事にしておきます」
ミフネ「」ホッ
奈良坂「でも三輪には注意した方がいいでしょう。貴方をネイバーのスパイと疑っているのに加えてこの噂ですから、会ったら切りかかられるのも覚悟したほうがいいかもしれません」
ミフネ「うっ、それは肝に銘じておこう」
奈良坂「……では、俺は訓練に戻ります」
ミフネ「あ、ああ」
しばらくの間二人で肩を並べて狙撃の訓練を行ったが、その間まったく会話はなかった
本格的に合同訓練が始まった時には噂について言及する者はなく、合同訓練はつつがなく終了する
―― 昼食 ――
ミフネ(午後にはB級ランク戦がある、東隊長は解説で呼ばれてるから自分達は観戦だな)
ミフネ(手早く本部の食堂で腹ごしらえしようと思ったが、やっぱり混んでるな)
ミフネ(相席できそうな者は……)
選択
1 二宮匡貴
2 嵐山隊
3 加古隊
4 今まで好感度判定した者、または者達から自由
安価↓
嵐山「四谷さん、よかったら一緒にどうですか?」
ミフネが混みあってる食堂でうどんを抱えて席を探していると、それに気付いた嵐山准が声をかける
ミフネ「ありがとう、ご一緒させてもらうよ」
佐鳥(うげっ、嵐山さん……何の躊躇もなく黒い噂が立ち上ってる四谷さんを呼び込んだ!?)
時枝(噂はあくまでただの噂、ですよね嵐山さん?)
木虎(不潔よ……)
綾辻(うーん、噂は気になるけど……四谷さんはよく嵐山隊に差し入れ持ってきてくれるし)
初期好感度判定(今回だけ一緒にしてる者あり)
嵐山准・時枝充の初期好感度判定
コンマ数÷2(忍田派+10)ぞろ目は+30
判定↓
木虎藍・佐鳥賢の初期好感度判定
コンマ数÷2(忍田派+10、噂を間に受ける-5)ぞろ目は+30
判定↓2
綾辻遥の初期好感度判定
コンマ数÷2(忍田派友好+5)ぞろ目は+30
判定↓3
嵐山准・時枝充の初期好感度 86÷2+10= 53
木虎藍・佐鳥賢の初期好感度 56÷2+10-5= 33
綾辻遥の初期好感度 80÷2+5= 45
嵐山「ここのうどんおいしいですよね」
ミフネ「そうだね、二宮もそう言ってた」ズルズル
嵐山「へー、二宮さんもうどん食べたりするんですね。見たことなかったな」ハハハッ
佐鳥(普通に談笑してるよ……天然ってすげえ)
時枝(天然じゃなく社交性、ですよね嵐山さん?)
木虎(どうせならずばり聞いてくれればスッキリするのに……)イライラ
綾辻(ティラミスおいしいな。んー至福)モグモグ
ミフネ「ところで……」
選択・ミフネの行動
1 嵐山の髪型をセンター分けにする
2 佐鳥の髪型を七三分けにする
3 時枝の髪型をほめる
4 木虎の髪型をほめる
5 綾辻の髪型をほめる
安価↓
ミフネ「いつも思ってたが、木虎さんの髪型はすばらしいな」
木虎「ふぇ!?」
佐鳥(なんだ!? まったく会話もしてなかった木虎をいきなり褒めだしたぞ!?
もしかしてこれが月見さんに貢がせたっていうジゴロの手口? メモしておこう……)
ミフネ「どこをとっても非の付け所が無い。清潔感にあふれ戦いの邪魔にもならない、まさに防衛隊員の理想だ」
木虎「と、当然です。広報も担当する身として、身だしなみは気を使ってますから!」フ フフ
時枝(木虎……ネットで変な髪形とかよく書かれてるから、ほめられてすごく嬉しそう)
佐鳥(なるほど……むしろ相手の弱点を褒めると、メモメモ)
木虎藍の好感度上昇判定
コンマ下一桁+5(ぞろ目は更に+10)分上昇
判定↓
佐鳥賢の好感度上昇判定
コンマ下一桁+1(ぞろ目は更に+10)分上昇
判定↓2
木虎藍の好感度 33+9= 42
佐鳥賢の好感度 33+3= 36
―― 午後 ――
木虎をほめた事でジゴロの疑惑を深めつつも嵐山隊との昼食を終え
ミフネはB級ランク戦の観戦をするため会場に来ていた
ミフネ(隊長命令で観戦しに来たが、席がほとんど埋まってるな)
ミフネ(これは知り合いの隣か立ち見になりそうだ)
選択・ランク戦を一緒に見る相手
1 二宮匡貴
2 加古隊
3 太刀川隊
4 自由安価(三雲隊以外の隊または個人に限る)
安価↓
※注意事項
ランク戦の日程とかは細かく考えたり逆算するのがつらい(面倒)のでテキトーにいきます(いままでも色々ガバってますが)
ミフネ(席には座れそうにないな、適当な場所で立ち見をしよう)
ミフネ(ん?)
立ち見のために上段の手すりに寄りかかったミフネだが、意外な人物の姿を見つけそちらに移動した
ミフネ「やあ二宮」
二宮「……四谷か、わざわざ寄ってくるな」
ミフネ「まあそう邪険にしてくれるな、せっかくだし一緒に見よう」
二宮「……勝手にしろ」
ザワザワ ザワザワ
ミフネ「それにしても、今日はB級下位のランク戦だったはずだが、いつもこんなに盛況なのか?」
二宮「そんなわけないだろう、B級下位の雑魚の戦いを見に来るのはC級の訓練生くらいだ」
ミフネ(いつもながら辛らつだな……周りから睨まれてるんだが)
ミフネ「そんな事いいながら、二宮も見に来てるんだな」
二宮「おい、もしかしてお前……知らずに見に来たのか?」
ミフネ「え? 何をだ?」
二宮「……あれを、だ」
そう言って二宮はランク戦を映すモニターに視線を促す
ミフネ「!?」
二宮「やっぱり知らなかったか、お前こそもう少しランク戦に興味を持ったほうがいい」
モニターには迅悠一の姿が映っていた
ミフネ(なぜ迅くんがB級のランク戦に? 忍田さんから風神を手放した事は伺っていたが……)
二宮「今の迅は新しく結成された玉狛第二……三雲隊の隊員だ」
ミフネ「三雲隊……たしか記者会見に出てたメガネの子の?」
二宮「それは知ってたか。そう、何のつもりか知らないが、迅はそのメガネともう一人のネイバーと共にA級まで上がる気らしい」
そんな話をしている内に、あっという間にランク戦は終了していた
結果は、三雲隊が全ての得点と生存点をさらっていき、デビュー戦にして一気にB級中位まで駆け上る
ミフネ「圧倒的だったな……迅くんに、あのネイバーの子も相当強い」
二宮「あのネイバーはソロランク戦で緑川に勝ったそうだ、既にマスタークラス以上の実力は証明されてる」
ミフネ「……なるほど、それなら確かにA級まですぐに上がってしまうかもな」
二宮「おい……」ジロッ
ミフネ「……あ、悪い」
二宮「俺はあんな奴等に負けるつもりは無い、もちろん他のB級やA級にもだ」
ミフネ(そうだな、二宮のプライドがそれを許さないだろう。鳩原さんの事で傷がついたが、二宮は完璧主義で意外に努力家だ)
ミフネ「俺はお前を応援するよ、二宮」
二宮「お前のそういうところ、本当にぶん殴りたくなるな」
ミフネ「なんでだよ!?」
二宮「ちょうどいい機会だ……四谷、一度だけ言う。俺の隊に来い」
ミフネ「え?」
二宮「二度は言わない、聞こえただろ?」
ミフネ「あ、ああ、多分……」
二宮「……」
ミフネ(なんだいきなり……脈絡のない。でも二宮の顔は、冗談を言ってる顔じゃなさそうだ。
いや、二宮の冗談を言ってる顔なんて見た事ないが)
ミフネ「二宮、それが冗談じゃないのなら……どうして俺なんだ?」
二宮「お前は使えると思うからだ。そして、俺が他の奴よりお前を使いこなせると思うからだ」
ミフネ「使える、か……正直な奴だな」
二宮「いいから聞かせろ、俺の隊に入るのか、入らないのか」
ミフネ「……」
選択
1 二宮隊に入る
2 二宮隊に入らない
3 考えさせてほしい
安価↓
ミフネ(鳩原さんとの事を知ってる自分としては、二宮を手伝ってやりたいという気持ちもある……だが、迅くんの事もある)
ミフネ(迅くんは自分に、特別な事はせずに普通に過ごしてくれと言った。その分岐点がここにあるのなら、二宮の誘いを受ける事は……)
ミフネ「すまん二宮、自分は東隊を離れる事はできない」
二宮「……なぜだ?」
ミフネ「東隊にいるのは城戸司令直々の命令だからだ。自分の意思で隊を離れる事を勝手に決める事はできない」
二宮「そう、だったのか」
ミフネ「それに、仮に二宮隊に入ったとしても、自分は最後まで二宮を手伝う事はできない可能性もある」
そう言って、ミフネは常に持ち歩いていた『ある物』を二宮に見せた
二宮「……ブラックトリガーだと?」
ミフネ「ああ、適合者は今のところ自分だけらしい。その自分も、起動だけできてもまとも動かせれない代物なんだけどな」
二宮「……」
ミフネ「だが、いつかこれを使えるようになる時がくれば、自分はS級隊員。二宮と一緒にはいけないだろう」
二宮「……そうか」
ミフネ「悪いな。二宮には借りがある、何か他に力になれる事があればいつでも言ってくれ」
二宮「……いや、いらん」
二宮はそれだけ言って去っていった
ミフネは孤独な戦いに向かうような少し寂しげな二宮のその背を黙って見送った
ミフネ(すまん、二宮)
―― 三日目夜・行動 ――
ミフネ(午後は観戦しただけだから、体力に余裕があるな……)
選択・夜の行動またはイベント
1 街をパトロールする
2 本部で訓練する
3 友好的な人物から連絡がくる(好感度40以上の相手、再安価で決めます)
安価↓
選択・連絡がくる相手
1 東春秋
2 小荒井・奥寺
3 日浦茜
4 太刀川慶
5 月見蓮
6 嵐山准
7 時枝充
8 木虎藍
9 綾辻遥
10 犬飼・辻
安価↓
街にパトロールでも行こうかとミフネが考えた折
ミフネの隊員通信用の端末に連絡が入った
ミフネ(通信? 相手は、日浦さん? 珍しいな)
ミフネ「はい、四谷です」
茜「あ! 四谷さん、こんばんわ!」
ミフネ「えっと……こんばんわ」
茜「四谷さん、いま本部の近くにいますか?」
ミフネ「あ、ああ。すぐ外にいる……かな?」
茜「あ、これからスナイパーの人達で皆一緒にご飯を食べに行くんですけど、四谷さんも一緒にどうですか?」
ミフネ「へえ、スナイパーの皆と……」
ミフネ(せっかくのお誘いだ、無下にしないでおこうか……月見さんの誘いを断ったら大変な事になったし)
ミフネ「お邪魔かも知れないがご一緒させてもらうよ」
茜「やった! じゃあ、お店の場所メールで送りますね!」
―― 食事処 ――
ミフネ(自分は……慣れない事をすると厄が降りかかってくるのを義務付けられているのだろうか?)
日浦茜に誘われ、スナイパーの集いに参加したミフネに待っていたのはまたしても試練
茜に手招きされ座ったテーブル……そこには奈良坂透と当真勇が向かい合っていた
当真「よう、四谷さんじゃん。来てくれて良かったぜ、奈良坂がいるとどうも盛りあがらなくてねえ」
奈良坂「……四谷さんもよんだのか?」
茜「はい!」
奈良坂「……」フウ
ミフネ(既に帰りたいんだが……)
当真勇の初期好感度判定
コンマ数÷2(合同訓練での面識+10、城戸派-5)ぞろ目は+30
判定↓
当真勇の初期好感度 65÷2+10-5= 38
茜「うわぁーこれおいしいですよ! 四谷さんも食べてみてください」
ミフネ「あ、ほんとうだ、うまい」ムグムグ
当真「おい奈良坂、もっといっぱい食えよ。そんなだからモヤシみたいなんだよおまえ」
奈良坂「……食べてます」
茜「あ、何か追加しましょう! 四谷さんも来た事ですし!」
当真「ん、じゃあ俺バナナジュース」
奈良坂「子供かよ……」ボソッ
当真「あん?」
茜「まあまあまあ」
ミフネ(日浦さんがいて良かった。そうじゃなければ、とても耐えられない空気だ……まあ、呼んだのは日浦さんだけど)
当真「奈良坂、お前こういう場所で披露できる芸とか無いのか?」
奈良坂「あるわけ無いでしょう?」
当真「おっまえ、駄目だなー。四谷さんをみてみろや、すげえ芸もってんだぜ。
遅れて来たのだってその準備してたからだしな。なあ、四谷さん」
奈良坂「え?」
ミフネ「は?」
ミフネ(なにそれ知らない)
茜「本当ですか四谷さん! 見たいです! すごく見たいです!」
ミフネ「え……いや、ちょっと」
もちろん当真の思いつきの無茶振りだった
ミフネ(日浦さんの純粋な期待の眼差しがつらい……覚えておけよ、当真くん)
当真(やべえ、調子にのりすぎた)メンゴ
選択・披露する芸
1 手品
2 腹話術
3 自由安価
安価↓
ミフネ「じゃあ、腹話術でもお見せしようか。あいにく人形が無いから、当真くんが人形役でいいね」
当真「え? 俺が人形役?」
ミフネ「いいね?」
当真「わ、わかったぜ」
茜「わあわあ」パチパチ
奈良坂「……」パチパチ
披露されたのは当真勇が過去にボーダー本部で起こした恥ずかしい失敗談
それが腹話術の人形役となった当真自身で再現される、というネタだった
ミフネの腹話術の完成度は微妙だったが、そこそこの笑いを取る事ができた。おもに奈良坂から
奈良坂透の好感度上昇判定
コンマ下一桁+5(ぞろ目は更に+10)分上昇
判定↓
日浦茜の好感度上昇判定
コンマ下一桁+1(ぞろ目は更に+10)分上昇
判定↓2
奈良坂透の好感度 7+5=12
日浦茜の好感度 47+8=55
当真「はあ、ひでー目にあったぜ。真面目そうな顔してやる事がえげつねえや、四谷さんは」
奈良坂「くく……」
当真「おめーは笑いすぎなんだよ。これ見よがしのあてつけかっての」
癖のような奈良坂への挑発が減り、少し大人しくなった当真
そうなると自然と卓は共通の話題であるスナイパー談義の場となる
その中で、ミフネにこんな質問が飛び込んできた
当真「そういや四谷さんよ、あんたは何派スナイパーなんだい?」
茜「あ、私も気になります!」
ミフネ「え?」
ミフネ(何派? 何の事を聞いているんだろう?)
選択・ミフネは何派スナイパー?
1 感覚派
2 理論派
3 にゃんこ派
4 たけのこ派
安価↓
ミフネ「うーん、理論派かな?」
当真「なんだやっぱりそっちか、鞍替えしたらどうだい四谷さん。それじゃあいけてせいぜい二位だぜ」
ミフネ「自分は順位には興味ないからね。それが性に合ってると思うからだよ」
奈良坂(……順位には興味ない、か)
茜「理論派仲間ですね奈良坂さん!」
奈良坂「……そうだな」
奈良坂透と日浦茜の好感度上昇判定
コンマ下一桁+1(ぞろ目は更に+10)分上昇
判定↓
イベント判定
コンマ下一桁の数字によってこの後何が起こるか変化
0~5 特になし
6~9 茜を帰りに送っていく
ぞろ目 奈良坂からスナイパー理論を教わる
判定↓2
奈良坂透の好感度 12+9= 21
日浦茜の好感度 55+9= 64
>>297 訂正 奈良坂さん→奈良坂先輩
ミフネ「さて、そろそろ未成年が出歩くのは遅い時間だ。店を出ないか?」
当真「おいおいまだ夜はこれからだぜ四谷さん、ハシゴしようぜ」
ミフネ「それをキミが言うとサマになりすぎてるな……もちろん駄目だ」
当真「そうかい、お堅いこって……じゃあお先に」
ミフネ「おやすみ、当真くん。ところで日浦さんだけど、女の子が夜道で一人はあぶないから、奈良坂くんが送ってあげてくれるかい?」
奈良坂「……そのつもりだったんですが、本部から呼び出しがありまして」
ミフネ「え?」
茜「あ、私は一人で帰れますよ。おっかない人にあってもトリガーがありますから!」
ミフネ「いや……悪人相手でも民間人にトリガー使うのは大問題だ」
茜「あ、そうですね……」
奈良坂「……しかたない、他の皆は帰ってしまったみたいだし。四谷さんが送ってもらえますか?」
ミフネ「自分が? いや、しかし……日浦さんが嫌なのでは?」
茜「い、いいいやじゃありません! むしろご迷惑かな? なんて……」
ミフネ「迷惑ではないよ、自分も心配だからね、日浦さんがいいのならば、その任請け負おう」
奈良坂「くれぐれも頼みますよ、四谷さん。日浦、もし四谷さんになにかされそうになったらベイルアウトしろ」
茜「四谷さんはそんなことしません!」
ミフネ(分かってたが、奈良坂くんにはまったく信用されてないな……酷い言われようだ)
ミフネは日浦茜を家の近くまで送っていくことになった
ワロタ
好感度って下がったりしないのかな?
選択しだいで下がっても面白いと思うけど
>>302
下がるのも考えたりもしましたが、安価取りにくくなるかもしれませんのでおそらくこのまま最後までいくとおもいます
―― 帰り道 ――
茜「ごめんなさい四谷さん……奈良坂先輩が変な事言って」
ミフネ「いや、いいんだよ、気にしてないから」
ミフネ(月見さんとの変な噂が流れてるみたいだし、かわいい弟子が心配だったんだろうな)
茜「あの……四谷さん、もしよかったらちょっとどこか寄っていきませんか?」
ミフネ「え?」
茜「……帰りたくないんです、家に」
ミフネ「帰りたくない?」
茜「はい……」
ミフネ(沈んだ顔だ、いつも明るい日浦さんのこんな顔は初めて見る)
ミフネ「何かあったのかい?」
茜「実はボーダーの活動の事で……ちょっと、親と喧嘩して」
そこでミフネは、茜が両親からボーダーを辞めさせられ、三門市から離れるかもしれないという話を聞いた
ミフネ「そうなんだ……いや、でも帰らないのはちょっと、親御さんも心配するだろうし」
茜「いいんです心配させておけば、あんな人達!」
ミフネ(……話を聞く限り、日浦さんの両親の選択が間違っているとは思えない。大規模侵攻での死者と行方不明者の数は一般の人達にネイバーの脅威を再認識させるには十分なものだった。
だが、それは個人の感情を抜きにした場合の話で……)
ミフネ「日浦さん……」
選択
1 もう一度、ちゃんと親御さんと話し合うべきだ
2 自分も、日浦さんがボーダーに残れるように親御さんを説得しよう
3 自由安価
安価↓
ミフネ「自分も、日浦さんがボーダーに残れるように親御さんを説得しよう」
茜「え?」
ミフネ「日浦さんはボーダーに必要な優秀な人材だ、辞めてしまうのは非常におしい」
茜「よ、四谷さん!? 説得するって……本気ですか?」
ミフネ「ああ、今からでもいいかな?」
茜「ええ!? 待ってください! ちょっと待ってください!!」
ミフネ「駄目かな?」
茜「いえ、駄目かどうかは……というか突然の事すぎて、びっくりして思考が追いつきません!」
ミフネ「自分で駄目なら忍田さんや唐沢さんにでも自分から相談して来てもら……」
茜「うわああああ!? 待ってください! これ以上は本当に頭がパンクしちゃします!!」グルグル
それから数分、混乱した日浦茜が落ち着くまで待った
茜「ふうふう、ごめんなさい四谷さん取り乱して……」
ミフネ「いや、自分こそすまない。良かれと思って」
ミフネ(まさか考えすぎて目を回すなんて……日浦さんらしいかもしれないけど)
茜「……本当にびっくりしました、まさか四谷さんがそんな大胆な事を言うなんて思ってなかったから」
ミフネ「常に迅速な行動を心がけていないと、大事なものは守れない。それが自分が思うボーダーの基本だからね」
茜「大事なもの……」
ミフネ「自分は不器用だから、愚直といわれるような方法しか思いつかないんだ。
迷惑だったならすまない、ただ自分は日浦さんの力になりたかった。それだけなんだ」
茜「四谷さん…………ありがとうございます」
ミフネ「え、どう、いたしまして?」
茜「ぷ、なんで疑問系なんですか? あははは!」
ミフネ(笑われてしまった……)
茜「四谷さん、私もう一度ちゃんと親と話し合ってみます」
ミフネ「ん、そうか……余計なお節介だったかな?」
茜「いいえ、四谷さんのおかげでもっとしっかりしなきゃって思いました!」
ミフネ(それはもしかして……いや、深く考えるのはよそう)
茜「私、もう逃げません。ちゃんと親を説得して、ボーダーを辞めなくて済むように……
皆と離れ離れにならなくて済むようにがんばってみます!」
ミフネ「うん、応援してるよ」
茜「はい!」
日浦茜の好感度上昇判定
コンマ下一桁+8(ぞろ目は更に+10)分上昇
判定↓
日浦茜の好感度 64+10= 74
三日目終了につき好感度一覧
東春秋 84
小荒井・奥寺 83
人見摩子 31
那須玲 5
熊谷友子 31
日浦茜 74
二宮匡貴 53
三輪秀次 32
犬飼・辻 41
太刀川慶 59
月見蓮 84
迅悠一 27
諏訪洸太郎 7
奈良坂透 21
嵐山准 53
時枝充 53
佐鳥賢 36
木虎藍 42
綾辻遥 45
当真勇 38
―― 四日目朝・東隊作戦室 ――
ミフネ「おはようございます」
人見「あ、四谷さん。おはようございます」
ミフネ「ん、来てるのは人見さんだけですか?」
人見「まだ早い時間ですから、私はデータの整理があったので早く来ましたが」
ミフネ「そうだったんですか、お疲れ様です」
人見「いえ……」
ミフネ「……」
人見「……」
人見(やば、四谷さんと二人きりってそういえば初めてだわ。間が持たない……)
ミフネ「……」
選択・この後の二人
1 ミフネが意を決して人見の前髪を直す
2 話題に困った人見が月見とミフネの噂について尋ねる
3 自由安価(人見、ミフネどちらの行動または言動でも可)
安価↓
人見「そういえば四谷さん、オペレーター仲間から四谷さんの噂を耳にしたんですけど」
ミフネ「え?」
ミフネ(噂って……まさか奈良坂くんが言ってた、自分が月見さんに貢がせてどうとかのあれか)
人見「四谷さんと月見さんって近々結婚されるんですか?」
ミフネ「ぶっ! げほげほ!」
人見「四谷さん!? 大丈夫ですか?」
ミフネ「え、ええ」
ミフネ(何がどうしてそうなったんだ……酷くはなってないが、更にえらい事になってる気がする。噂って怖い)
ミフネ「……そんな事実はありません」
人見「そうなんですか?」
人見(月見さんが落ち込んでたのはマリッジブルーだからだって噂だったけど、違ったんだ……)
人見摩子の好感度上昇判定
コンマ下一桁+1(ぞろ目は更に+10)分上昇
判定↓
人見摩子の好感度 31+6= 37
十数分後、東隊の作戦室には東と小荒井、奥寺も揃いミーティングが始まった
東「今日は模擬戦の予定が入ってる」
小荒井「模擬戦! やったぜ! 相手はどこですか?」
奥寺「いきなりテンション上げすぎだよ」
東「ふ、それが続くならいい事だと思うぞ……今日の相手はA級だからな」
小荒井「げえ!?」
奥寺「……マジですか」ハア
人見「露骨にテンション下げすぎだよきみ達は」
ミフネ「相手はどこなんですか?」
東「相手は……」
選択・模擬戦の相手
1 風間隊
2 三輪隊
3 嵐山隊
安価↓
小荒井「よりよって風間隊……」ズーン
奥寺「コンビネーションでも格上の相手じゃないですか……」ズーン
人見(うわあ、これは流石にフォローできない)
ミフネ(隠密機動の風間隊か……カメレオンを使われてしまえば、自分はもちろん東さんでも狙いをつけるのは難しい相手だろう)
東「まあそう落ち込むな、風間からこちらは四人全員で戦って良いと言われてる。うまくいけば善戦できるかもしれないぞ」
小荒井「四対三か、それなら……」
奥寺「うーん、でも……」
ミフネ「入って間もない自分が加わって、逆に連携がぎこちなくなってしまう可能性はないですか?」
東「それならそれでいいさ、今後の課題になる。その為の模擬戦だ
小荒井、奥寺も、風間隊のコンビネーションを間近で見て吸収するチャンスでもある」
ミフネ「なるほど」
東「だからって素直に負けてやる事はないぞ、模擬戦の時間までしっかり作戦を立てておこうか」
「「「「はい!」」」」
―― 風間隊作戦室 ――
菊地原「はあ、なんで今更B級の相手なんかしないといけないかなあ」
歌川「まだ文句言ってるのか菊地原」
菊地原「だってそうでしょ、模擬戦したってうちにとって何のメリットもない。風間さんもそう思いませんか?」
風間「……司令の決めた事だ」
菊地原「城戸司令ですかあ? あの人も、この時期にこんな模擬戦を組む理由くらい話してくれてもいいのになあ」
風間「話さなくても分かってるだろうと、そういうことだろう。わざわざ四谷のいる隊を指定したんだからな」
歌川「ブラックトリガーですね?」
風間「ああ、四谷がブラックトリガーを使えるようになれば、ボーダー内のパワーバランスは危ういものとなる。
あるいは四谷が敵に回った時、俺達が対抗しなければいけなくなる場面もあるかもしれない、そういう考えだろう」
菊地原「ずるいですよね、ぼくらばかりが汚い事を押し付けられるみたいで」
歌川「それだけの信頼を得ていると思うべきだ」
風間「文句を言ってもはじまらん。まずはノーマルトリガーでの四谷の動きを知る事、
それはいずれブラックトリガーを使う時にも、通じるものになるかもしれない」
菊地原(それならいっそブラックトリガーなんて取り上げてしまえばいいのに……)
―― ランク戦用ブース ――
三上「お疲れ様です東さん」
東「やあ三上、風間達はどこに?」
三上「お先にブースに入って準備をしています」
東「そうか、待たせると悪いな。俺達も準備しよう」
ミフネ(風間隊……A級上位の実力、どれほどのものか自分には想像できない)
小荒井「いろいろ作戦練ったけど……俺達、どこまでやれるかな?」
奥寺「やれるだけやろう」
東「ああ、もし勝ったら焼肉でも奢ろう」
人見「本当ですか!? よし、がんばろう。ほらしゃきっとしなさいコアラ達!」
小荒井「うわあ……」
奥寺「摩子さん超肉食系……」
仮想戦場の転送判定(市街地A)コンマ下一桁の数字で変動
0~3 風間隊、東隊共にバラバラの転送位置
4~6 小荒井、奥寺、菊地原が近い位置
7~9 風間とミフネが近い位置でその他バラバラ
判定↓
―― 市街地A ――
ミフネ(転送完了……)
東『人見、位置データを全員に』
人見『はい、現在はうちも風間隊も全員バラバラの位置に……いえ、四谷さんの近くにだけ風間隊の誰かが転送されてます!』
風間「……」
ミフネ『……視認しました風間さんです、自分はまだ気付かれてないようです』
小荒井『うわ、良かった俺のとこじゃなくて……』
奥寺『そういうの言わなくていいから。同感だけど』
東『少し予定外だが、作戦通りいこう。いいな?』
ミフネ『はい……』
選択・ミフネの行動
1 バッグワームで身を隠して仲間との合流を優先する
2 あえて風間を攻撃して釣り上げる
3 自由安価
安価↓
風間「……」シュタッ
風間『三上、俺の近くに誰か転送されていたようだが?』
三上『そのようでしたが、どうやらバッグワームを使ったようです。東隊のレーダーの反応は四人全員分消失しています』
風間(全員がバッグワームか、東隊らしい動き出しだ)
三上『射線の通らない道の割り出しが完了しました。こちらも合流しますか?』
風間『ああ、そうしよう』
菊地原『全員バッグワームなんて小ざかしい真似して隠れても、ぼくのサイドエフェクトならどこにいるのか一発ですからね』
歌川『逆に東さんが本気で隠れたら俺達じゃ見つけられない、菊地原はくれぐれも油断するなよ』
菊地原『分かってるよ』
人見『風間隊もどうやら合流を優先するようです。それと風間さんにはタグをつけておきました』
東『最初に風間の位置が分かったのはむしろ運が良かったな。おそらく菊地原は慎重に動かすはずだ、レーダーで動きが鈍い方だと当たりをつけていい』
人見『分かりました』
小荒井・奥寺『小荒井と奥寺、合流までもう少しかかります』
東『そのまま合流予定の地点まで行ってくれ、俺も狙撃位置につく』
ミフネ『自分は……』
選択・ミフネ
1 小荒井・奥寺と合流する
2 東とは別の狙撃位置に付く
3 自由安価
安価↓
風間(このまま合流できそうだな……仕掛けてくるなら合流前だと思ってたが)
三上『警戒!』
風間「!?」
風間の頬を高速のトリオン弾が通り過ぎ、その先にあった住居の壁に穴をあける
射線の通りにくいルートを細心の注意を払って移動していたにも関わらず、狙撃を受けて頬から漏れだしたトリオンに風間は歯噛みする
風間「……射線の通りにくいルートがあるからこそ、そこを通る事を読んでくるか」
ほとんどレーダーだけを頼りに、風間の移動スピードを上回る勘の冴え、ほんの僅かな建物の間を長距離から抜く技量
それほどの芸当が可能な者は、ランカークラスの風間が知る中でもそういない
風間『……東さんを発見した、合流を中止して単独で追走する』
発見した狙撃主が再び身を隠す前に追うというセオリーにのっとるかのように、風間蒼也は静かに状況を開始する
菊地原「風間さん、東さんを追うみたいだけど、これ明らかに罠じゃないの?」
歌川「かもしれないな。だがわざわざ東さんが姿を現してくれたのに、無視するわけにもいかないだろう。
罠にかかるとしても自分ひとりなら被害は少ない、風間さんはそう考える人だ」
菊地原「……はあ。まあ隊長としての務めを果たしてくれるなら、なんでもいいけど」
歌川「お前はなんでそんなに偉そうなんだ?」
菊地原「それよりさ――きみらさっさと出てきたら? 待って上げてるんだけど」
歌川と話してる間も周辺への警戒は抜かりなく、強化聴覚による索敵を張り巡らせていた菊地原
その言葉に、身を潜めていた小荒井と奥寺がしぶしぶ顔を出した
奥寺「こっちが今から仕掛けようかと示し合わせてたところで声かけるなんて……」
小荒井「相変わらずの性格の悪さだな菊地原って」
菊地原「当たり前の事でしょ。ところで、ここにいるのはなんちゃって七三コンビだけ? 東さんの援護なしで相手になると思うの?」
小荒井「分かってるな奥寺」
奥寺「うん、菊地原のペースに乗っかる必要はなし」
歌川『これで見つかってないのは四谷さんだけか? 何か分かるか菊地原?』
菊地原『ぼくのサイドエフェクトにばっかり頼らないで自分でも少しは考えなよ。狙撃主の位置なんて分かるわけないでしょ』
歌川『……素直に、分からないの一言で済む話じゃないか。とりあえず、周辺にはいないんだな』
その時、ミフネは小荒井達を援護可能な狙撃地点にいた
ミフネ(……ここまで、まずまず作戦通り)
風間隊と戦うにあたって、数の有利を生かす為の方法をいくつか話し合った
その中で一番の難点となったのは、たとえ小荒井と奥寺が二人でかかっても撃退される恐れがある風間蒼也の個の力
それを一時的にでも封じる方法が、東を使って遠くに釣り出す事だった
ミフネならばあるいは捨て置かれるかもしれないが、さすがに東を発見してしまっては風間も無視はできないだろうと、そういう結論である
ミフネ(あとは東隊長が風間さんを相手にしてどうなるか……)
この作戦での最良の形は、歌川と菊地原を小荒井、奥寺、ミフネの三人で倒し、最後に風間を東を加えた四人で倒す
だが時間をかけてしまっては、東が風間に倒されて菊地原達との合流を許してしまう可能性がある
その為に……
選択・ミフネの行動
1 菊地原を撃つ
2 歌川を撃つ
3 自由安価
安価のコンマ下一桁によって結果変動(0が効果なし~9が効果高い、ゾロ目はクリティカル)
安価↓
ミフネはライトニングの引き金を引く、その照準の先には菊地原
菊地原「!?」
ミフネの高いトリオン能力から発射されるライトニングのトリオン弾は、菊地原がまったく反応できないほど速い
菊地原「……いらいらするなあ」
菊地原の耳を覆っていた長い髪がパラパラと舞う
姿を見せないミフネを警戒し、菊地原と歌川はフルガードの姿勢でトリオン体の急所である伝達脳と供給機関を守っていた
ミフネはそれが分かっていたから、二人がシールドで守っていない部分で、尚且つもっともこの場で有効な部分を狙って狙撃した
それが菊地原の耳
残念ながらかすめただけだったが、それは菊地原への挑発として効果を上げる
菊地原『……なんていうか、ちょっと気に食わなかったんだよね。
ぼくのサイドエフェクトが弾道予測なんていう大して使いどころもないものの下にランク付けされてるのがさ』
歌川『それは四谷さんはお前が相手するって事か?』
菊地原『なんちゃって七三コンビは歌川の担当ね、まとわり付かれるとうざいから』
歌川『……いいだろう、どちらかがやらなきゃならないしな』
菊地原「カメレオン」
隠密トリガーであるカメレオンを菊地原が起動し、その姿が視界から消える
歌川「ハウンド!」
同時に歌川が小荒井と奥寺にむかって誘導弾を放ちながら後退する
奥寺「小荒井、菊地原は放っておこう」
小荒井「分かってるって」
姿を消した菊地原には注意を向けず、小荒井と奥寺はシールドを展開しながら歌川に向かう
小荒井(俺達の仕事は、二人でしっかりと一人倒す事!)
奥寺(信じて囮をかってくれた東さんをがっかりさせられない!)
歌川(いい連携だ、だがこれを崩す事ができれば、俺も立派なA級の一人前を名乗れる!)
歌川と小荒井・奥寺の二対一の戦いが始まると共に、姿を消した菊地原はミフネのいる方向に向かった
人見『四谷さん! 菊地原くんが向かってきてます!」
ミフネ「確認しました、すみませんが人見さん、レーダーの情報を随時報告お願いします」
ふう、と一息はいて集中の構えのミフネ
ここが勝負どころ、自分の出来次第でこの模擬戦の勝敗は大きく揺らぐ
カメレオンで姿を消した菊地原に対して、ミフネは狙撃地点から動くことなく、人見のオペレーションに耳を預ける
人見『二時の方向、150……140……130……』
だんだんと近づいてくる菊地原の動きを想像しながらトリオンを練り上げる
敵を前にしてレーダーを見る余裕は無い、これから行う動作とトリオンのコントロールを脳内でシミュレーションしながら、その時を待つ
人見『50……40……30……今です!』
合図とともに、ミフネはサブトリガーをからトリオンを放出する
ミフネ「メテオラ!」
菊地原「!?」
降り注ぐ絨毯爆撃、ミフネの高いトリオン能力ならばメテオラの爆発範囲はかなり広い
シールドが使えないカメレオンに対してのミフネ流の対応策
持ち合わせてないシューターとしてのセンスは、人見のオペレーションが補ってくれた
菊地原「く!」
メテオラの爆発範囲から逃れられないと悟った菊地原はカメレオンを解除し、フルガードで防御する
爆発の中心で消耗するシールド、そんな状態で集中ガードを選択する事はまず不可能
ミフネは菊地原を撃ち抜く絶好の機会を逃さぬため、ライトニングを構えた
命中判定(コンマの下一桁で判定)
0~2 外れる
3~9 菊地原撃破
ぞろ目 菊地原撃破と同時に、小荒井と奥寺が歌川を撃破
判定↓
ズドン
菊地原「……いやらしいなあほんと」
菊地原のシールドの綻びを決して見逃さず、ミフネはライトニングで打ち抜く事に成功した
『戦闘体限界――ベイルアウト』
ベイルアウトの光が上り、ミフネはなんとか自分の仕事をやり遂げた事に安堵する
だが、すぐに頭を切り替え、他の場所の仲間達の状況を人見に確認する
人見『えっと、コアラ達と東さんは……』
歌川VS小荒井・奥寺の結果(コンマ下一桁で決定)
0~2 小荒井奥寺が敗北
3~9 小荒井だけベイルアウトするが、歌川の撃破に成功
ぞろ目 小荒井と奥寺が残った状態で歌川を撃破
判定↓
風間VS東の結果(コンマ下一桁で決定)
0~2 東が敗北し、既に風間が近くまで来ている
3~7 東が敗北するが、風間の片腕に損傷を与えた
8~9 東と風間が相打ちになる
ぞろ目 東が風間に勝利する
判定↓2
三つのベイルアウトの光がミフネの目に映った
ミフネ『人見さん、今のは誰のですか?』
人見『コアラと歌川くん……そして東さんです』
ミフネ(これで残ってるのは自分と奥寺くん、相手は風間さん……か)
レーダーで見るに、風間はものすごいスピードでミフネの方に向かっている
とりあえずミフネはバッグワームを使用し、奥寺の元に向かう
人見『東さんが風間さんの片腕を損傷させていますので、風間さんはメイントリガーしか使えないはず。なんとか、がんばって下さい』
東『すまん、もう少し粘れたらよかったんだが』
奥寺『いいえ、充分です。僕らこそ……』
ミフネ『大丈夫……反省会は後で、焼肉を食べながらしましょう』
小荒井『お、四谷さんは勝つ気満々だ! 奥寺、足引っ張るなよ!』
奥寺『歌川の誘いに乗ってやられた奴が言うな!』
ミフネ(……ふう、調子の良い事を言ったがこの状況は作戦の内に無い)
ミフネ(どうするべきか……)
選択
1 奥寺と共に、レイガストで突撃
2 奥寺を囮にアイビスで壁抜きを狙う
3 東のオペーションを頼りにイーグレットで長距離狙撃
4 自由安価
安価↓
風間『……まさか、二人ともやられるとはな』
歌川『すいません』
菊地原『……』
風間『まあ、俺も満足な状態とは言えないが……』
風間は、損傷してトリオンの漏れ出した片腕を見て少しだけ苦い顔をする
相手に逃げ切られたらトリオン露出過多でベイルアウトもありえる、風間は攻め手に回らざるを得ないのだ
菊地原『しっかりして下さいよ、一対一で片腕持っていかれるなんて、油断しすぎじゃないですか?』
歌川『……なんでお前は自分の事を棚に上げてるんだ?』
隊員達のいつものやり取りと三上からのオペレーションを聞きつつ、風間は目標を捕捉する
弧月を構えた奥寺が待ち構える道、狙撃できそうな場所には当たりを付け警戒し風間はスコーピオンを起動
狙撃主がいるのが分かっていて足を止める気はない風間
逆に考えれば奥寺は、足を止めさせるように動くのが定石
風間(なかなかの気合だ、今までは一人じゃポテンシャルを発揮できないと自分で決め付けてそうなところがあったが、それがまるで見えない)
奥寺をそう評し、それでも負けは無いと風間は分析し突撃する
トリオン体の速度のランク差は歴然
だが、奥寺も黙って切られるためにそこにいたわけではない
奥寺「旋空弧月!」
弧月のオプショントリガーである旋空を起動し、刃の形状を変化させる
それは拙いものだったが、ほんの一瞬だけ風間は警戒を強め動きに変化を生じさせた
旋空弧月によって僅かながら誘導させられた動き、それを狙ったように壁が崩壊する
風間「!」
アイビスの壁抜き命中判定(コンマ下一桁で判定)
0~6 外れる
7~9 命中
ぞろ目 命中
判定↓
―― 戦闘終了後 東隊作戦室 ――
風間隊と東隊の模擬戦の結果は、東隊の敗北で終わった
奥寺「……」ズーン
小荒井「……」ズーン
人見「お、落ち込まないの二人とも」
東「まあ、勝てる見込みがあっただけ悔しさも一際か」
ミフネ「……自分が最後に外さなければ」ズーン
東「いや、四谷くんの狙いは良かった。あれは回避した蒼也を褒めるしかない」
ミフネ「はい……」
人見「ああ、もう! 四谷さんまで暗くならないで下さいよ!」
東(仕方ない、負けは負けだが焼肉には今度連れて行くか)
東隊全員の好感度上昇判定
コンマ下一桁+1(ぞろ目は更に+10)分上昇
判定↓
東春秋の好感度 84+9= 93
小荒井・奥寺の好感度 83+9= 92
人見摩子の好感度 31+9= 40
―― 風間隊作戦室 ――
三上「お疲れ様でした皆さん」
歌川「うん、お疲れ」
風間「ああ」
菊地原「まあ、楽勝だったね」
歌川「どの口が言ってるんだ?」
菊地原「うるさいな、七三コンビの片割れを倒しただけでデカイ顔しないでよ」
風間「……勝てはしたが、こちらも色々と課題の残る模擬戦だった」
菊地原「本当ですよ風間さん、最初からちゃんと合流して三人で行動してればぼくらがやられる事もなかったのに」
歌川「……おい、いい加減にしとけ菊地原」
風間「いや、言い分は否定できない。それも反省すべき点だ」
歌川「……風間さんがそういうなら、いいですけど」
三上「ふふ」
風間「ところで二人とも、四谷と戦ってみてどう感じた?」
歌川「俺は……ほとんど見てなかったのでなんとも、菊地原はどうだ?」
菊地原「別に普通の正隊員レベルのスナイパーでしょ、ライトニングをメインで使ってるのが珍しいなってくらいで」
風間「……そうか」
歌川「風間さんはどうですか? 最後の壁抜きとか結構危なかったように見えましたけど」
風間「……」
風間蒼也の初期好感度判定
コンマ数÷2(城戸派-5)ぞろ目は+30
判定↓
菊地原士郎の初期好感度判定
コンマ数÷2(城戸派-5、ランク上のSE持ち-5)ぞろ目は+30
判定↓2
風間蒼也の初期好感度 96÷2-5= 43
菊地原士郎の初期好感度 79÷2-10= 30
風間「……俺は、見込みはあると感じたな」
歌川「へー、風間さんがそう言うなら俺もちょっと興味出てきました」
風間「それもブラックトリガー次第といえば、それまでだが……」
菊地原「いいですけどねなんでも、ぼく達はぼく達のやり方でこれからも行くだけなんで」
風間「そうだな」
風間(だが、城戸司令の意思によってはどうなるか……四谷【ブラックトリガー】を引き入れるために、司令がこれ以上動かないとは考えにくいが)
―― 昼食 ――
ミフネ(さて、いつもいつも本部の食堂は混みあってるな……)
選択・昼食を一緒に食べる相手
1 月見蓮
2 太刀川慶
3 迅悠一
4 加古望
5 好感度判定した事ある者から自由
安価↓
混みあっている食堂で、座る場所がみつからずミフネがうどんを抱えてうろうろしていと
ミフネの知っている顔に行き当たる
太刀川「おっす四谷、ランク戦しようぜ」
ミフネ「なんでだよ、そこは一緒に飯を食べようと言うところじゃないのか?」
いつもながらマイペースにランク戦を申し込んでくる太刀川
それをあしらいつつ、その正面の空いた席にミフネは座ってうどんをすする
太刀川「見てたぞさっきの風間隊との模擬戦」
ミフネ「そうか」ズルズルチュルン
太刀川「反応薄いなお前、俺の事嫌いなのか?」
ミフネ「嫌いではない、でも少し面倒くさいとは思ってる。会う度にランク戦申し込んでくるところとか」
太刀川「いつ四谷の気が変わるともしれないからな、念には念を入れてるんだ俺は」
ミフネ「そもそも、したところで意味があるのか? 自分はいまいち個人ランク戦に意味や意義を見出せない」
太刀川「いや、楽しいだろ。迅も言ってたぞ、ランク戦で競い合ってたころが一番楽しかったって」
ミフネ「……」
選択・ミフネの返答
1 トリガーは兵器だ、それを使って楽しいと思う事はできない
2 優劣よりももっと大事なものがある
3 自由安価
安価↓
ミフネ「トリガーは兵器だ、それを使って楽しいと思う事はできない」
太刀川「そう決め付けるなよ。ただの兵器かどうかは使う奴次第、使い方だって少しは思わないのか?」
ミフネ「……少なくとも自分はそう思っている。それに先生の教えでもある」
太刀川「先生?」
ミフネ「なんでもない……とにかくランク戦はしない。これからも期待は持たないでくれ」
太刀川「いいや、期待してるね。なんだかんだでいつかお前は俺とランク戦をする、俺のサイドエフェクトがそう言ってる」
ミフネ「なに迅くんの真似してるんだ……太刀川はそんなサイドエフェクト持っていないだろ」
太刀川「まあそれは冗談だが、でもお前と戦うのはきっと楽しいだろうって、俺の本能がいってるんだ」
ミフネ「……自分には分からない感覚だ」
太刀川「理論派はこれだからな、時にはもっと感覚を意識してみろよ。きっと楽しいぜ、毎日が」
ミフネ「……」
太刀川慶の好感度上昇判定
コンマ下一桁+3(ぞろ目は更に+10)分上昇
判定↓
昼食を終え、太刀川と別れたミフネは本部司令室に向かっていた
ミフネ(何故か城戸司令に呼び出されてしまった、思い当たる節も無い訳ではないが、いったい何の用だろうか?)
途中で誰かに出会う?もしくは出会わないか(出会う場合は人物名か隊名)
安価↓
ミフネが司令室に向かう途中、通路を鈴鳴第一の面々が通りがかる
来馬(ん? あれは……)
太一「あ! 四谷さんじゃないっすか! こんにちわっす」
ミフネ「こんにちは別役くん、それと来馬に村上くん、今さんも」
来馬「あ、どうもこんにちは」
村上「こんにちは」
今(う、もしかしてこの人って、月見さんと色んな噂がたってる四谷さん?)
来馬辰也の初期好感度判定
コンマ数÷2(同年代+10)ぞろ目は+30
判定↓
別役太一の初期好感度判定
コンマ数÷2(スナイパー合同訓練の面識+10)ぞろ目は+30
判定↓2
村上鋼、今結花の好感度判定
コンマ数÷2(補正なし)ぞろ目は+30
判定↓3
埋まらなそうなので村上、今の好感度は無しで
それと書き忘れの太刀川慶の上昇後の好感度 59+11= 70
あと>>350で人見さんの好感度ミスってました 正しくは46です
来馬辰也の好感度 90÷2+10= 55
別役太一の好感度 39÷2+10= 30
来馬「めずらしい場所で会ったね?」
ミフネ「ちょっと司令に呼ばれてるんだ、そっちはどうして本部に?」
来馬「防衛任務の帰りにランク戦を見学する事にしたんだ」
今「来馬さん、私達は先に行っててもいいですか?」
来馬「え? あ、うんわかったよ」
今(黒い噂がたってる四谷さんと関わって、村上くんに悪い影響がでないとも限らないわ)
今「行くわよ村上くん」グイ
村上「え? あ……それじゃ失礼します四谷さん」
ミフネ「うん、お疲れ様」
ミフネ(なんか心なしか、今さんに睨まれていたような……)
太一「そういえば四谷さん! 月見さんと噂になってますけど本当のところはどうなんですか?」
ミフネ「え?」
来馬「い!?」
来馬(聞いちゃったよ、どうしよう……僕も気になってるけど……でも)
太一「結構色んな噂でわかんないんすけど、実は恋人同士だったりするんですか?」
ミフネ「い、いや違うよ」
太一「えーじゃあ、ここだけの話、四谷さんは月見さんのことはどう思ってるんですか?」
来馬(さすが太一、たしなめる隙も与えず聞きにくい事をズバズバ聞いちゃってるよ……)
ミフネ(別役くんに話したら、ここだけの話で済まない気がする……かといって答えないわけにも)
選択・月見についての質問の返答
1 嫌いじゃない
2 苦手
3 自由安価
安価↓
ミフネ「月見さんの事は、嫌いじゃないよ」
太一「え? それって好きって事ですか?」
ミフネ「……嫌いじゃないよ」
太一「えっと、それは……」
ミフネ「嫌いじゃないよ(威圧)」
太一「ひっ」
来馬「そ、それじゃあ僕達もランク戦を見に行こうか! それじゃ四谷くんまたね」イソイソ
来馬は太一を連れて逃げるように去っていった
ミフネ(……ふう、月見さんとの事は、いい加減なんとかできればいいんだけど)
―― ボーダー本部・司令室 ――
ミフネ「失礼します」プシュー
城戸「……来たか」
司令室に入ると、ボーダー本部の最高司令官である城戸正宗がミフネを出迎えた
広い司令室には他に誰もいなく、椅子に腰掛けた城戸の威圧感と相まってミフネに緊張が走る
城戸「東隊での活動はどうかね?」
ミフネ「はい、少しは慣れてきたと思います。東隊長を始め、小荒井くん達や人見さんも良くしてくれていますので」
城戸「そうか。だが、慣れてきたところで悪いのだが、キミにはまた、隊を移って貰おうかと考えている」
ミフネ「え?」
城戸「ブラックトリガーに変化が見られない場合は、最初からそうしようと決めていた事だ。これからの事を考えると、悠長にしているわけにもいかないのでね」
ミフネ「……そんな」
ミフネ(いずれはそういう事もあるかもしれないと思っていたが、まさかこんないきなりとは思ってなかったな)
選択・隊の移動について
1 異議を唱える
2 司令に逆らうわけにはいかない
安価↓
ミフネ「待ってください、自分は……まだ、東隊にいたいと思っています」
城戸「キミの意見は聞いていない、最高司令官である私の決定はボーダー総意のものと同じ。キミに拒否権はない」
ミフネ「しかし! 忍田さん……忍田さんは何と言っているんですか?」
城戸「本部長は留守にしている。まあ、彼がいたところで覆る事はないだろうが」
ミフネ「……そう、ですか」
城戸「私の決定に従えない者はボーダーには不要だ、もし不服だというなら命令違反で処罰せねばならないが」
ミフネ「!?」
ミフネ(……分かっていたが、この人は従わない者に対しては容赦ない。忍田さんもいないとなると、司令を止められる者は誰もいないだろう)
選択(重要)
1 それでも城戸司令に異議を唱える
2 城戸司令に従うしかない
安価↓
ミフネ「……わかりました、司令の決定に従います」
城戸「そうか、それは何よりだ」
城戸司令がそう言うと、他に誰もいないと思っていた司令室の中に三人の人物が現れた
ブーン ブーン ブーン
風間「……」
ミフネ(カメレオン!? 風間さん達がいたのか、気付かなかった……)
城戸「もしもキミが拒否していたら、風間隊がキミを拘束する事になっていた。
喜ばしいよ、キミがボーダー隊員であり続ける事を選んでくれて」
ミフネ(いつの間にか、ベイルアウト機能も停止されている……逆らえば、どうなっていたか)
城戸「では、キミの新しい所属隊だが……」
選択・新しい所属隊(好感度50以上の者がいるところが候補)
1 A級一位 太刀川隊
2 A級五位 嵐山隊
3 A級七位 三輪隊
4 B級一位 二宮隊
5 B級八位 来馬隊(鈴鳴第一)
6 B級十二位 那須隊
安価↓
―― 二宮隊作戦室前 ――
ミフネ「……」
ミフネ(司令に逆らえず、隊の移動を受け入れる形になったが……まさか移動先が二宮隊だとは)
ミフネ(……一度きっぱりと断ってるから、どんな顔して入ればいいか分からない)
ミフネ(東隊へは司令が話をしておくとの事だったが、そっちも気になるし……はあ)
プシュー
ミフネ「!?」
二宮「……」
ミフネ「や、やあ二宮」
二宮「……作戦室の前で何をぼけっとしてる、さっさと入れ」
ミフネ「いいのか?」
二宮「司令から通達は来ていた、歓迎はしないがそこにいられても邪魔だ」
ミフネ(歓迎は、やっぱりされてないのか……)
二宮隊の作戦室に入ったミフネを、隊員の犬飼、辻、そしてオペレーターの氷見が迎えた
ミフネ「えっと、二宮隊に入る事になりました四谷です。よろしくお願いします」
二宮「もうみんな知ってる、挨拶とかは必要ない」
ミフネ「そういうわけにもいかないだろ」
犬飼「よろしくお願いしまっす四谷さん」
辻「歓迎します」
二宮「歓迎しなくていい、どうせいつまでいるか分からない奴だ」
ミフネ(厳しいな、これは)
氷見「二宮隊オペレーターの氷見です、よろしくお願いします四谷さん。あなたの事は二宮さんからよく聞かされていました」
二宮「……氷見、余計な事は言わなくていい」
氷見亜季の初期好感度判定
コンマ数÷2(二宮の話補正+5)ぞろ目は+30
判定↓
氷見亜季の初期好感度 25÷2+5= 18
二宮「面通しが済んだなら今日のランク戦の打ち合わせを行う」
ミフネ「自分はどうすればいい?」
二宮「お前は使わない」
ミフネ(ま、そうだよな)
二宮「そのかわり、データ漁りがお前の仕事だ」
ミフネ「え?」
二宮「氷見」
氷見「はい」
二宮に促され、氷見がデータを用意する
ミフネ「これは……迅くんと白いネイバーの子のデータ?」
二宮「お前の仕事はそいつらの動きを頭に叩き込んでおく事だ」
ミフネ「それって、つまり……」
二宮「……犬飼、辻、俺達は作戦室だ。さあ行くぞ」
犬飼「あ、了解っす」
辻「了解です」
スタスタスタ
ミフネ(行ってしまった)
ミフネ(これは……一応、三雲隊とやる時は自分を使う可能性があるって意味なのかな?)
>>385 ミス 「俺達は作戦室だ」は、正しくは「俺達は訓練室だ」です
二宮達が訓練室に入り、作戦室ではミフネが迅悠一と空閑遊真のデータをひたすら眺め、氷見がそのサポートで残った
ミフネ(迅くんにネイバーの子……改めてみるとB級にいるのが反則級の二人だな、いや一人だけならまだしも、ランカーと同じクラスの実力者が二人揃ってるのが問題だ)
氷見「四谷さん、お茶が入りました」
ミフネ「あ、どうも」
氷見「煎茶でかまいませんでしたか?」
ミフネ「ええ、日本茶はなんでも好きです」
氷見「それは良かったです」
ミフネ(氷見さん、無表情な人だけど気が利くんだな)
ミフネ(あ、そうだ……)
選択
1 氷見に月見との噂がどうにかならないか相談する
2 二宮が自分の事をどういう風に言ってたのか聞いてみる
3 自由安価
安価↓
ミフネ「ところで氷見さん、二宮が自分の事を何か言ってたみたいですが……」
氷見「はい」
ミフネ「えっと、それはどんな風に言ってたんですか?」
氷見「……気になりますか?」
ミフネ「え?」
氷見「気になるんですね?」
ミフネ「は、はい」
ミフネ(この人も何か怖いな……月見さんとは違うベクトルで)
氷見「二宮さんの言葉をそのまま言いますと、四谷さんは『恵まれた才能を活かしきれない、努力の方向性を間違えた大馬鹿』らしいです」
ミフネ「……そうですか、大馬鹿ですか」
氷見「ですが二宮さんは、気に入ってる相手ほど貶すという特殊な性質も持っています。この一種のツンデレともとれる言動を私は二宮言語と呼んでいます」
ミフネ「え? あ、はい……え?」
氷見「ちなみに、二宮さんは歯牙にも掛けない相手の事は『雑魚』とひと括りで評します。『大馬鹿』と評された四谷さんの事は、裏返しで認めているとも受け取れるかもしれません」
ミフネ「それは、つまりどういう事なんでしょう?」
氷見「残念ですが、私も二宮言語のマスタークラスでは無いので深くまでは読み取れません」
ミフネ「そ、そうですか」
氷見「鳩原さんなら……あ」ポツリ
ミフネ「?」
氷見「い、いえなんでもありません」
氷見亜季の好感度上昇判定
コンマ下一桁+3(ぞろ目は更に+10)分上昇
判定↓
氷見亜季の好感度 18+5= 23
その後、午後から行われたランク戦では、二宮隊は元A級の威厳を見せつけB級暫定一位をキープ
本日は任務も無かったので解散となったが、ミフネは遅くまで作戦室で迅達のデータ漁りを続けた
―― 二宮隊作戦室 ――
二宮「……まだいたのか四谷」
ミフネ「あ、二宮か。お疲れ様」
二宮「そろそろ上がれ、ここはもう閉めるぞ」
ミフネ「お、すまん。すぐ支度する」
二宮「……」
イベント選択・夜行動
1 東隊がミフネの送別会を焼肉屋で行ってくれる
2 二宮と食事をする
3 月見と出くわす
4 上記以外の好感度が41以上の者とイベント(再安価で決定)
安価↓
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