【FateGO】アイム「嘘など吐いた事がありません」【スパロボZ】 (24)


パアアアアア

ライム「どうも、セイバーのクラスで現界したアーサー・ペンドラゴンです!」

ぐだ男「え、アーサー王? それならここに……」

アルトリア「誰ですかあなた」モッキュモッキュ

ライム「おやおや、あなたがアーサーでしたか。ですが私は別のアーサー、アーサーは複数いたのです!」

アルトリア「……なるほど。だがアーサーであれば、しかもそれがセイバーであったなら――」

ライム「なんでしょうか?」

アルトリア「聖剣を見せろ。どの並行世界上であったとしてもそれだけは保有しているはずだ」

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アイム「……お見事、私はアーサー王ではありません。試させていただいたのです!」

ぐだ男「そうだったのかー」

アルトリア「私の直感が訴えています。こいつは嘘吐きだと」

清姫「嘘吐き……?」

アイム「む、誰ですかあなたは?」

ぐだ男「清姫だよ。特徴は嘘が大嫌い」

アイム「……清姫……あの安珍物語の少女でしたか」


清姫「嘘吐き……燃やさないと」

アイム「待ちなさい。私は嘘吐きではありません」

清姫「それは本当ですか?」

アイム「ええ、そうですとも。私は嘘など吐いた事がありません」

アルトリア「ついさっき嘘を吐いてました」

清姫「まあ……どちらが本当なのでしょう」


アルトリア「は……? 私は騎士です。嘘は吐けません」

清姫「ではそちらの……」

アイム「アイムです。アイム・ライアード。実は私も騎士、嘘は吐けません」

清姫「アイムさんもアルトリアさんも騎士だから嘘が吐けない……けれどアルトリアさんはアイムさんが嘘吐きと」

清姫「それが本当ならアイムさんを、それが嘘だったなら……アルトリアさんを燃やさなければなりません」

アルトリア「え?」


ぐだ男「面白いことになってきたね」

アルトリア「呑気な事を言わないでほしい。私の身に危機が迫っているのです」

アイム「ちなみに私は安珍の生まれ変わりです」

清姫「そんな……なら、やはりアルトリアさんが嘘吐き……?」

アルトリア「まま、待ってほしい。そのですね……」

清姫「そこまでですアルトリアさん。まさか騎士王の貴女が嘘を吐くなんて……」


アルトリア「マスター! 助けてください!!」

ぐだ男「あー、待ってくれ清姫」

清姫「どうしたのでしょう、マスター。邪魔をしてはアルトリアさんが燃やせません」

ぐだ男「アイムが今、自分を生まれ変わりって言ったけどさ」

清姫「はい」

ぐだ男「生まれ変わりって俺じゃなかった?」

清姫「……!?」


ぐだ男「それと俺が証人になるけどアルトリアは本当のことを言ってる。アイムが嘘吐きだ」

清姫「そうですか……アルトリアさんを疑い悪い事をしてしまいました」

アイム「信じてもよろしいのですか! マスターも嘘を吐いている、その可能性だってあるのですよ?」

清姫「マスターを信じれなければ、もう誰も信じる事が出来ない……」

アイム「っ……そうだ。実は私があなたのマスター。アイツは偽物なのです!」

清姫「ああ……なんと白々しいのでしょう。とても悲しい」


アイム「ああああああ! 実は嘘を吐いていた事が嘘だったのです。そしてこれも嘘! 嘘嘘嘘嘘嘘、全てが嘘!」

清姫「見苦しい……もう燃やしてしまいましょう」

アイム「がああああ!! 来いアリエティス!! 返り討ちにしてやるうううう!」ピョン

アリエティス『あはははは! 死ねええ!!』

清姫「大きい、ですがそれだけでは無力です」



清姫「転身――火生三昧!!」


  


大蛇「◼︎◼︎◼︎――!!!」

アリエティス『は……はは……は?』

大蛇『この息吹、大嘘吐きの全てを焼き尽くしましょう。燃えなさい』

ゴオオオォォォォォォオオ!!

アリエティス『あfイキかrhじbfdyjbzsきああああああ!!??」

ドオオオオオン

ミス
大蛇「◼︎◼︎◼︎――!!!」

大蛇「■■■――!!!」


ぐだ男「大破したね」

アルトリア「あの……良かったんですか? 聖晶石使って呼び出したサーヴァントだったんですよ?」

ぐだ男「いいよ。アイツがいると内部崩壊しそうだし」

シュンシュンシュンシュン

清姫「大嘘吐き退治、完了致しました」

ぐだ男「お疲れさm」



アイム「まだ死んでいませんよ?」


清姫「っ……そんな」

アイム「残念ですが、私の宝具は先ほどのアリエティス。そして――全てを嘘へ変える力(スフィア)を持っている」

アルトリア「そんな……それでは殺せない!」

アイム「その通り! 私は不死身にして無敵なのです!」


ぐだ男「アルテラ、かもん」

アルテラ「どうしたマスター。文明か? 文明なのか?」

ぐだ男「ああ、あのオッサンのスフィアは悪い文明だ」

アイム「誰がオッサンか!?」

アルテラ「了解だマスター。そのスフィアを粉砕する――軍神の剣(フォトン・レイ)!!」

キラキラキラキラキラ

アイム「これはデジャブ! 月光蝶かー!? ぐああああああああ!!」


ぐだ男「今度こそ一件落着だな」

清姫「そうですね。それで……旦那様(マスター)」

ぐだ男「なんだろうニュアンスに違和感を感じる……」

ぐだ男(……あっ、安珍の生まれ変わりとか言っちゃったんだった。どうしよう)

清姫「ま・す・た・あ」

ぐだ男「アルトリ……アルテ……マズイ誰もいなくなってる」

清姫「誰もいない事ですし……床へ参りましょう?」

ぐだ男「……はい」


―後日―

ぐだ男「よし聖晶石が集まった。今度こそいいの来い!」

パアアアアア

クロウ「ライダーのクラスで現界した。クロウ・ブルーストだ」

ぐだ男「今度はマトモそうだな」

クロウ「ところでよ……金の匂いがするぜ」

金時「呼んだか?」

クロウ「……多分お前じゃねえ」

ギル「ならば我か、守銭奴」

クロウ「あんた……俺の直感が告げてるぜ。相当な金持ちってな。……ちょっと分けてくんねえ?」



ぐだ男(また賑やかになりそうな方が来たようです)

おわり

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