ヴェノムスネーク「緊急ミッション?」 (35)
思いつきで始めました。
時間軸などはむちゃくちゃです。
ネタバレあり。
ご都合主義あり。
アニメ少しだけ見て滅茶苦茶不憫だったから…すみません、つい…。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1444920115
ヴェノムスネーク(以降スネーク)「カズ、いったいどうしたんだ?帰還するなりいきなり平和丸に押し込まれたんだが・・・」
スネーク「しかもこれは…、なんでこの船に俺たちのトップクラスのメンバーがこんなに乗り込んでいる?しかも装備や戦車までも…、どこかと戦争でも始める気か?」
カズ「BOSS、すまない、急を要したので説明をしている暇がなかったんだ」
スネーク「…まあいい、それで?今この船はどこに向かっているんだ?」
カズ「…日本だ」
スネーク「日本?なぜまた急に」
カズ「実は…、日本で謎の疫病が確認されたんだ」
スネーク「謎の疫病?」
カズ「何でも感染した者は人を襲いそれに噛まれた人間も感染し人を襲うようになるそうだ」
カズ「そして感染したものは音に反応して動きその動作に知性などは感じられないとのことだ」
カズ「まるで…映画のゾンビだそうだ」
スネーク「!…カズ、それは…」
カズ「覚えがあるだろう、それ似た奴らをあんたは相手にしたことがあるはずだ」
スネーク「スカルズ…、いや、傀儡兵か」
スネーク「いやだとしてもこの装備と人員は過剰過ぎるだろう、それに第一まず日本政府が俺たちの立ち入りを許可するはずがない。これだけの戦力で領海に侵入したらそれこそ日本側から攻撃される」
カズ「いや、その心配はない」
スネーク「何?」
カズ「日本政府主要機関、並びに日本の自衛隊は俺たちの領海侵入を許可した」
スネーク「なんだと?なぜ?」
カズ「彼らじゃ対処しきれなかったからだ」
スネーク「いやそれはないだろう!?少なくとも日本の自衛隊は傀儡兵に後れを取るほど弱くはないはずだぞ!」
カズ「最初はそれを俺も考えていた。スカルフェイス…奴の残した虫をサイファー利用したのだと…。だが傀儡兵、そして声帯虫とは明確に違う点がある」
スネーク「違う点?」
カズ「…感染した者たちは一度死亡してから生き返る、そして人を襲い人肉を喰らい食す、そしてまた新たな感染者が……、正真正銘本当にゾンビと言うわけだ」
カズ「そして爆発的に数が増えたのだと」
スネーク「…冗談だろ…」
カズ「…残念ながら本当らしい…、念のためコードトーカーにも確認したが思い当たる寄生虫には覚えがないそうだ」
カズ「だが無関係とも言い切れないと」
スネーク「…」
カズ「感染が発生したのは5日前、俺は日本のかつての仲間からこれを知らされた、そいつは隔離処置を行う部隊として出撃してその惨状を目の当たりにし俺達…いや俺に助けを求めてきた」
スネーク「お前にか?」
カズ「ああ、奴の部隊は撤退が間に合わず隔離エリアに取り残されたそうだ」
カズ「そして今は生き残った民間人とともにショッピングモールに立てこもったらしい」
カズ「俺は立てこもった彼から連絡を受けたんだ、奴とは古い付き合いでな俺の今の職をかなりぼかしていはいたが話しておいたんだ、優秀なやつでな信頼もできるからぜひうちに来てほしくて連絡先も教えていたんだ」
スネーク「それでお前に直接連絡がとれたわけだ」
カズ「この件がもしサイファー、いやスカルフェイスに関連することなら俺たちが対処すべき…」
スネーク「…カズ…」
カズ「…そんな目で見るなよ…ああそうだ、これは建前だ。サイファー、奴らがこの件にかかわっている可能性はほぼない。スカルフェイスもしかり」
カズ「その仲間には大きな借りがある、まだ返せていない大きすぎる借りがな。だから俺は政府に話をつけ部隊を招集していた。もちろんあんたに話してから出撃させるつもりだった。そこだけははっきりさせておくが」
スネーク「わかってる、だがなぜ急に無断で部隊を動かした、しかも俺とDDとクワイエットまで加えるとは」
カズ「…その仲間と急に連絡が取れなくなった、今から4時間ほど前だ。最後の通信で奴はこう言っていた」
カズ「…民間人の一人が感染したと…」
カズ「それ以降こちらからの通信が一切つながらなくなった」
カズ「スネーク…いやBIGBOSS!勝手に部隊やアンタを動かしたことについての罰は必ず受ける!どんな処罰でも文句は言わない!…だから頼む!奴を…俺のかつての戦友を助けてやってくれ…!」
カズ「できれば俺が助けに行きたい…だが俺はこの体だ……。だから…頼む!」
スネーク「………ハァ…。わかっている元から断るつもりはない。お前たちもいいか?」
DD「ワフ!」
クワイエット「…」こく
モブ兵(S++)ズ「はい!」
カズ「…すまない、ありがとう」
スネーク「それでカズ、二つほど質問だ。まず…その…ゾンビ…だがどう言う風に感染するんだ?それにそいつらを倒す方法はあるんだろうな?」
カズ「ああ、感染経路だがどうやら奴らに噛みつかれる、または奴らの血液が体内の血の中に入ることで感染するようだ。空気感染の心配はないとのことだ。倒す方法は頭を、脳を破壊すること、もしくは脊椎を破壊すること、それ以外は効果が薄いらしい」
カズ「それとどうやら感染者の血液を浴びた人間もいたそうだがそいつも感染はしなかったそうだだから万が一返り血を浴びてしまったとしても問題はない、だが当然怪我などをしてそこから血が入り込めばどうなるかはわからん。それには注意してくれ」
スネーク「了解した、近接戦闘はなるべく避けるべきと言うことだな…そして撃つ時は頭を狙い撃つか」
カズ「それでは改めてミッションの説明をする。今回のミッションは日本の巡ヶ丘市ショッピングモール「リバーシティ・トロン」内に取り残された自衛隊員『コウスケ・タナカ』の救助、そして可能であれば他の隊員並びに民間人の保護を行なう事だ」
カズ「感染者…以降はゾンビと呼称するが、ゾンビは凶暴性が高く知性が全くないらしい。そして音にのみ反応するようだ。基本ゾンビは行動の邪魔にならない限り無視しろ。数が多すぎる上に発砲した場合ほかのゾンビたちがよってくる可能性がある」
カズ「万が一、止むおえず発砲するとしても必ずサプレッサーを使用しその後は直ちに移動しろいいな?」
スネーク「ああ、分かった」
スピーカー『間もなくヘリ発艦予定位置です』
スネーク「…聞いての通りだ!全員へリに搭乗!出撃用意!」
全員「了解(ワン!)」カチャ…
カズ「皆、頼んだ」
スネーク「…カズ、バックアップは頼んだぞ!」
10時36分
とある学校
???「………」zZZ
??「でね…なんだよ!」
??「へ―そうなんだ」
??「あらまあ、フフフ」
???「……!?」ガバ!
??「?どうしたの?太郎丸?」
太郎丸「ワン!」ピョン!ガブ!タタタタタ…
悠里「あ!」ガタ
由紀「あ、だめだよ太郎丸!それめぐねえの!」ガタ
胡桃「こら待て!この泥棒犬!」ガタン
慈「私のコンパクト返して~!」ガタ
太郎丸「ワン!」タタタタタタタタ……
10時36分
とある学校
???「………」
??「でね…なんだよ!」
??「へ―そうなんだ」
??「あらまあ、フフフ」
???「……!?」ガバ!
??「?どうしたの?太郎丸?」
太郎丸「ワン!」ピョン!ガブ!タタタタタ…
悠里「あ!」ガタ
由紀「あ、だめだよ太郎丸!それめぐねえの!」ガタ
胡桃「こら待て!この泥棒犬!」ガタン
慈「私のコンパクト返して~!」ガタ
太郎丸「ワン!」タタタタタタタタ……
失礼ミスりました。
10時36分
巡ヶ丘市上空
ピークォド「BOSS、間もなく目標地点に到着です」
スネーク「了解、カズほかのヘリは?」
カズ『ヘリ2機は周辺の上空を旋回しいつでも援護できるように待機させてある。1機は陽動でゾンビどもを誘導する」
スネーク「誘導?そんなことが可能なのか?」
カズ『フ、奴らは音に反応するといっただろう?だから大型スピーカ搭載のヘリで大音量で音楽を流して飛び回るのさ』
スネーク「なるほどな、わかったカズ、盛大にやってくれ」
カズ『ああ!実は俺のお気に入りのとびっきりいい曲を用意しておいた。それを苦情が来るぐらい大音量で流してやる!』
ピークォド「目標地点到着」
カズ「よし作戦開始!テープを流せ!」
カチ
恋の抑止力(杉田合いの手バージョン)
I love you届いてこの想い 「いつでも待ってる!」
きっといつかは 叶うよね
こんな気持ち せつなすぎるの 「エビバディセーーーイ!かーなーうーよ!」
「なーな!なーな!なーな!なーな!なーな!なーな!」
「行きますよ~はい!」
始まりなんてわからないの「わかんない!わかんない!」
名前も平凡で どこにでもいそう「平凡(たいらぼん)って名前です!」
でも何万人いても私 「何万人?何百万にでもね!」
きっとキミを見つけるよ「ん?貴様見ているな!?」
素直な 気持ち閉じ込め 「気持ち閉じ込め!真空パック!!」
殻にこもった自分がいやで 「そんなこと言うなよ!大好きだよ!!」
気のないふりするそのたびに 「何だって!?」
ただ痛みが増えてく 「俺は今痛いよ、心が!」
キミは何を願うの? 「ピースウォーカーで遊びたい!友達(中村)と!」
そばにいてほしい 「いるよ!望むならいるよ!!」
ずっと ずっとそれだけなのに(ドキドキ…) 「それだけーーなのにーーー!!DOKI☆DOKI!」←ここは奈々さんとハモリ
恋の抑止力 「止めてみろ!!」
ほらGameが始まる 「ライアーゲーム!!・・・あっ、それ実際あるわw」
見つめ合うとわかるでしょ?
はじまりのベルが鳴る 「鳴らせ!鳴らせ!!」
Listen To My Heart
気にならないこの声 「届く!届く!!」
とめて恋の抑止力 「よ~くしうりょくぅ~~!!」
伝えたい私の全て 「な~な!いつでもおいで!!」
リピート
無線「プククク…」「ゲフ…フフフ」「グ、フフ」
ピークォド「し、しばらく上空で待機グフ…」
DD「クーン…」(´・ω・`) ...
クワイエット「………」( ´_ゝ`)
スネーク「………カズ……?」
カズ『……すまん、渡すテープ……間違えた…』
スネーク「……………いいセンスだ……」
ド!!
カズ『……ゾンビどもは離れたようだ。スネーク着陸して1階から探索してくれ」
スネーク「了解、お前たちはこのままヘリで屋上を制圧、確保しろクワイエットもこいつらを援護してくれ」
モブ兵ズ、クワイエット「了解」コク
スネーク「DDこい」
DD「ワン!」
ピークォド「BOSS!お気をつけて!」バララララ……
スネーク「…行くぞ」
DD「ワフ!」
カズ『タナカはこのショッピングモールの5階の一角に立てこもっているといっていたまずは二階に向かい捜索してくれ』
ミス
2階に向かい×
上の階に向かう階段を○
リバーシティ・トロン
1階
スネーク「1階に侵入した……中は…ゾンビだらけだ…」
カズ『スネークできるだけゾンビとの戦闘は避けろ早く階段に向かうんだ』
スネーク「了解」
…………CQC!……CQC!…マガジンポーイ……
バリケード……ホフク………
5階
カズ『5階に着いたな…[バン!]!?今のは銃声!?まさか生存者か!生存者を探してくれ必ずどこかにいるはずだ!』
スネーク「ああ!」ダッ!
ひとまず一旦ここまで
戻りました。続きです。
ゾンビ「があああああ」ブン!
タナカ「が?!…くそがぁ!!」バン!バン!
ゾンビ「あ…」バタン
??「ヒィ!」
タナカ「はぁはぁ……クソ…」
タナカ「佐藤…松田…柏木…」
ゾンビ「……うああああ」
タナカ「白木…お前まで」……カチカチ
タナカ「はは……弾も尽きちまった…ここまでか」
タナカ「…二人とも早く逃げろ!こいつはおれが食い止める」
圭「で、でも田中さん!」
美紀「田中さんを置いて逃げるなんてできませんよ!!」
タナカ「いいから行くんだ!どの道俺はもう噛まれて感染してる!君たちとは一緒に逃げられない!」
美紀「だけど!」
タナカ「…俺は戦えない人を守るために、ヒーローになりたくて自衛官になったんだ。だから最後くらいかっこつけさせてくれ」二コ
ゾンビ「あああああああ」
タナカ「ぐ!早くいけ!いけえええええ!!」
美紀「ッ!!!」ガシ!ダッ!
圭「あ!」グイ!タタタタタ…
タナカ「行ったか………なあ白木うまいか俺の腕の肉?」
ゾンビ「あああああ」メキメキ
タナカ「ぐ、そうかそうか、なら存分に味わえよ?お前の最後の食事だ」つ起爆スイッチ
ゾンビ「あああああ」メキ
タナカ「…悪い、カズヒラ……」…カチ
ゾンビ「あ……」
ドーン!
スネーク「爆発!?」
カズ『BOSS!急いでくれ!』
スネーク「これは………」
DD「クーン」
タナカ「………」
スネーク「…自爆か」
カズ『…身元を確認してくれ』
スネーク「…認識票を見つけた…コウスケ・タナカ…本人だ」
カズ『…ッ!!…クソ!!』ガン!
スネーク「カズ…」
カズ『クソ!クソ!クソ!!』ガン!ガン!ガン!
スネーク「カズ!」
カズ「はぁ、はぁ…」
スネーク「……遺体の一部を収容する」
カズ『………ああ』
スネーク「カズ、俺は今からほかの生存者を『きゃあ!』!?悲鳴?!他の生存者か!」ダ!
カズ『………そうか…、あいつはほかの奴を逃がすために……全く…正義バカは変わってなかったか………。BOSS!タナカの奴が命がけで守った民間人たちだ!絶対に死なせないでくれ!!タナカの死を無駄にしないために!』
スネーク「当り前だ!」
このSSまとめへのコメント
このクロスは俺も妄想してた!
続きに期待!!
実にグー。期待してます