※注意※
このSSには白糸台高校のチーム虎姫のキャラ崩壊が含まれています
また、ギャグとはいえ百合要素もございますので苦手な方は閲覧をご遠慮下さい
書き溜めありですがまだ8割と言ったところですので今日中の投下は出来ませんがご了承下さい
では少しずつ投下していきます
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1444746173
12月某日、白糸台高校部室
菫「なんだ急に呼び出して、今日は部活も休みだぞ?」
照「皆に集まってもらったのは他でもない…」
誠子「手短にお願いします…」
照「淡って可愛くない?」
尭深「可愛いですね…」
菫「まぁ可愛いな…」
誠子「右に同じ…」
照「そんな可愛い大星がもうじき誕生日を迎えます」
誠子「あぁ…そういえばそうですね」
照「なので私達がそれぞれお金を出し合ってプレゼントを買ってあげてはどうかなと思います」
菫「なんだ、案外まともな話じゃないか」
尭深「良いと思います…」
照「でもただ買ってあげるんじゃ面白くないので」
菫「普通に買ってやればいいじゃないか…」
照「今日から一週間、淡に萌えるたびに100円ずつ回収して、最終的に集まったお金でプレゼントを買ってあげようと思います!」
菫「いやいや、意図がわからないんだが…」
照「100円を一番多く払った人が淡に直接プレゼントを渡す権利を貰えます」
菫「いや、いらんだろ…」
尭深「やります…」グッ…
誠子「勿論参加します」グッ!
菫「えぇ~…」
照「ルールは簡単、淡に萌えた数だけこの自分専用の貯金箱に入れていくだけ。最終日に皆の100円玉を集計してトップを決めます」
菫「でも私達の見ていないところで不正をする可能性もあるんじゃないか…?」
照「それはありえない。100円を入れるという行為は『淡ちゃん可愛い…』と同じ意味。我慢なんか出来る訳無い」
尭深「確かに…」
誠子「いかさまの出来ない完璧なルールですね…」
菫「もうそれで良いよ…」ハア…
照「それじゃあ淡が部室に来た段階でスタートって事で」
尭深「はぁ…今月のお小遣いで足りるかなぁ…」ワクワク
誠子「銀行に行くのはありですよね?」ワクワク
菫(この温度差…)
ガラガラ
淡「こんにちは~、わ!もう皆揃ってるじゃん!遅れてゴメンね…?」テヘッ…
照 チャリン
尭深 チャリン
誠子 チャリン
菫「嘘だろ!?」
淡「なになに?皆なんで貯金箱持ってんのー?貯金選手権?」
照「うん、皆でお金を貯めようかなと思って」
淡「何買うの~?」
尭深「夢…かな?」
淡「ふ~ん、よくわかんないけど頑張ってね!」ケイレイ!
照 尭深 誠子 チャリン
菫(なんでも良いんじゃないか…)チャリン
部活中
淡「リーチ!」ギュルギュルー!
照「」トンッ
尭深「」トンッ
菫「」トンッ
照「ポン」トンッ
尭深「」トンッ
菫「」トンッ
照「ポン」トンッ
尭深「」トンッ
菫「」トンッ
照「ポン」カッ
淡「もー!意地悪しないでよー!」プンプン!
チャリン チャリン チャリン
菫「じゃあ今日の部活はこれまで、お疲れ様」
誠子「お疲れ様様です!」
淡「さまさまです!」
チャリン チャリン
照「菫、帰りどこかに寄って帰ろう」
菫「また甘いものか…?最近食べすぎだぞ?」
照「大丈夫、私は食べても太らないから…」キリッ
菫「腹立つなお前…」
淡「・・・・」ムニムニ
照「淡も行く?」チラッ
淡「わ、私はいいよー!晩御飯食べられなくなっちゃうから!」アセアセ
照「・・・・・」
菫「・・・・・」
チャリン チャリン
一日目終了
部活前
照「皆どう?調子は?」
菫「どうもこうも…」
尭深「小銭いっぱい用意してきました…」ジャラッ
誠子「私もです」ジャラジャラ
菫「まぁでも部活中以外は気にする必要もないから楽ではあるけどな」
照「そうでもない…」
菫「なんでだ?私達は学年も違うし部活位でしか会わないだろ?」
照「それが昨日、私が寮の部屋で寝る準備をしてると…」
淡『テルー…まだ起きてる…?』ガチャッ
照『どうしたの?淡』(淡はパジャマ派なんだ)チャリン
淡『きょ、今日もし良かったらさ…一緒に寝ない…?///』
照『どうしたの?なにかあったの?』チャリン チャリン
淡『あうぅぅ…実はさっき怖いテレビ見ちゃって…』
照『寝れなくなっちゃったの?』チャリン
淡『///』コクリ
照『そう、じゃあ一緒に寝ようか?』チャリン チャリン
淡『ほんと!?ありがとうテルー!』ダキッ
照『今日だけだからね?』チャリン チャリン チャリン
淡(なんでずっとお金を入れてるんだろう…?)
照「って事が有ってね…」ハア… チャリン
菫「自分で思い出して入れるなよ…」チャリン チャリン
尭深「でもそれは仕方が無いですよね…」チャリン チャリン
誠子「まぁ結局一緒に寝れたんですよね?ご褒美じゃないですか…」チャリン チャリン
照「それはもう可愛かった…」チャリン チャリン
チャリン チャリン チャリン
淡(なんか凄い小銭の音がする…)ガラガラ
部活中
淡「ローン!チッチーね!」
尭深(チッチー…)チャリン
淡「ロン!ピンピンロクね!」
尭深(ピンピンロク…)チャリン
淡「ツモ!二千・四しぇん!」
尭深(噛んだ…)チャリン チャリン
淡「イッポンバ…///」パチッ
尭深(気にしてるぅぅぅぅぅ!)チャリン チャリン チャリン
ジョギング中の亦野さん
誠子(あれ?大星じゃないか…寮にも帰らないでなにやってるんだ?)
淡「」キョロキョロ
誠子(随分辺りを警戒してるな)ササッ…
淡「よしっ、ネコちゃ~ん?良い子で待ってましたか~?」パカッ
誠子(あれは…捨て猫?)チャリン チャリン
淡「今日はネコちゃんの好きな…ツナ缶でしゅよ~?」ニコニコ
誠子(ツナ缶なんでしゅか…?)チャリン チャリン チャリン
淡「ネコちゃんは可愛いでしゅね~?早く飼い主さん見つかるといいでしゅね~?」ナデナデ
誠子(そうか…寮でペットは飼えないから…)チャリン チャリン
淡「そろそろ行かなきゃ、また明日来るからね~?」ナデナデ
誠子(大星…私もなんとかしてやりたいな…)チャリン
寮、弘世菫の部屋
淡「スミレーいるー?」ガチャッ
菫「なんだ、ノック位しないか…」
淡「えへへ、ごめんなさい」
菫「で、どうしたんだ?こんな時間に」
淡「スミレにちょっと勉強教えて貰いたくって…わかんない所があるの!」
菫「なに?どこだ?」
淡「えっとねー…ここの式なんだけど…」ペラッ
菫「ふむふむ」チラッ
菫(おいおい…大星のやつ…風呂上りじゃないか…いい匂いだな…シャンプーの香りと少し濡れた髪…)ムラムラッ
淡「スミレー聞いてる?…って」
淡「その貯金箱お札入れる用じゃないと思うんだけど…」
菫「あ、あぁ…そうだったな…」グイグイ
二日目終了
部活前
照「2人ともそんなエピソードを持ってるなんて…」チャリン チャリン チャリン
尭深「淡ちゃんは可愛いでしゅねぇ…」チャリン チャリン チャリン
菫「このままだと車くらい買えてしまいそうだ…」チャリン チャリン
誠子「大星の風呂上りか…」チャリン チャリン チャリン
照「それにしてもそのネコちゃん大丈夫かな…今日は夜から雨だって言ってたけど…」
菫「もしもし私だ、河原の近くに捨て猫が一匹居るんだがそこに小さめの小屋を1つ建てておいてくれ。あぁ、頼む」ピッ
誠子「これで安心ですね!」グッ!
菫「あぁ!」キリッ
尭深(弘世先輩…完全に淡ちゃんにはまってる…)
ニャンニャン! ニャンニャン!
淡(今日もなんかやってる…)ガラガラ
部活中
照「ロン、2600」
照「ロン、5200の一本場は5500」ギュルギュル
淡「今日もテルーは調子良いね~」
菫「あいつの調子が悪い日なんて見た事無いがな」
誠子「あ、でも私一回だけ宮永先輩が見せ牌した所見た事ありますよ?」
尭深「あぁ、あの時…」
菫「なんだ、2人とも知っているのか?」
淡「えー!何それ面白そう!」ウキウキ
誠子「えっと…それがですねぇ…」コソコソ
照(うん、今日も仕上がり的にはまぁまぁ…)
照(ここからどれだけ連荘を伸ばせるか…!)ゴッ
淡「いった~い!」コケッ!
淡「もう、何にも無いところで転んじゃったぁ~…」チラッ
照(むっほぉ~い!淡の太もも見えちゃってますぅ~!これはもう少しで全部見えちゃいますけど!?)ハアハア
モブA「あ、あの…宮永先輩…見えてますよ?」
照「え?嘘?こっちからは見えないんだけど…どの角度?ここ?ここなの?」クイッ クイッ
モブA(牌の事なんだけどなぁ…)アセアセ
照「見えないなぁ…あ、お財布持ってくるから待ってて…」イソイソ
モブA(もうこの人なんなの!?)
誠子「ね?」チャリン
菫「あぁ…あいつにはもう少し集中力を上げるように言っておこう」チャリン チャリン
チャリン チャリン チャリン
放課後
淡「じゃあお先に失礼しま~す!」タッタッタ
菫「大星、今日はやけに急いでたな…」
誠子「多分明日の雨の予報を見て猫を見に行ったんじゃないですか?」
照「なるほど、じゃあ私達も後を追おう」
尭深「ですね…」
河原の近くのネコスポット
淡「あれー!?何この小屋!?昨日まで無かったのにー!」ビクッ
菫「ふふふ…もう完成してるとは、流石に仕事が速いな」
照「小屋ってもっと猫の小屋かと思ってたら、普通に人が作業できるくらいの小屋作るなんて…」
誠子「やりすぎですね…」
淡「じゃあ…ネコちゃんもここを追い出されるかもしれないんだ…」
菫「え?いや…それがそのネコの家で…」
尭深「あの大きさは人間用ですよ…」
誠子「保健所に連れてかれると思ったのかな…大星可愛そうに…」
菫「あんな所に人が住めるわけないんだけどなぁ…」ブツブツ
照(これだから金持ちの娘は…)
淡「ここなら大丈夫かなぁ…でも他の人に見つかるかも…うーん…」
淡「明日は雨だし…どうしよう…」
菫「えらく考え込んでるな…」
照「もう誕生日プレゼントはネコと淡の一軒家で良いんじゃないかな」
誠子「いや、流石にそれは…」
菫「成る程…考えておこう…」
尭深(これだから金持ちの娘は…)
淡「う~ん…でも…でも…う~ん…」
淡「よし!決めた!」バッ!
照「あ、淡がダンボール持って走り出した」
菫「あれって寮のある方向だよな…?」
誠子「さすがにそれはまずいんじゃ…」
尭深「行ってみましょう…」
白糸台の寮玄関
淡「」キョロキョロ
淡「」ススッ…
菫「あぁ…入ってしまった…」
照「ばれたら凄い怒られるよね…?」
誠子「停学も有り得るかもしれませんね…」
尭深「淡ちゃん…」
淡「はい、ここが私の部屋だよ、あんまり騒いだら駄目だからね…」
淡(でもこんな事してるのがばれたら虎姫の皆にも迷惑が掛かっちゃうんじゃ…)
ピンポーン
淡「」ビクッ!
淡「誰だろう…もしかして寮長さんが気付いて…とにかく押入れの中でジッとしててね…」ゴソゴソ
淡「はーい…」ガチャッ
菫「大星、少し良いか…?」
照「・・・・」
誠子「・・・・」
尭深「・・・・」
淡「えっと…とにかく中に入って…」
菫「その…大星、最近何か変わった事とか無いか?」
淡「べ、別に無いよ…?」
照「その…なにか動物を飼ったりとか…」
淡「な、何言ってるの?寮で動物を飼うのは校則違反で…」
ニャーン ニャーン
淡「あっ…にゃ、ニャ~ン!ニャ~ン!」アセアセ
菫「大星…」チャリン チャリン
チャリン チャリン チャリン
淡「だって…ネコちゃんがかわいそうで…」シュン…
菫「かわいそうだからって寮のルールを破る事はいけないことだ。それは大星もわかっているな?」
淡「…うん」
照「…でも淡はなんとかしてあげたかったんだよね?」
淡「…うん」
菫「大丈夫だ。私がなんとかしてやる」
淡「え…?本当…?」
菫「あぁ。というか…もうなんとかしてたんだがな…」ポリポリ
淡「どういう事?」
淡「え!?じゃああの小屋スミレが作ったの?」
菫「あぁ…お前が勝手に勘違いしてネコを連れてきただけだ…」
淡「そんな…それならなんで私がここに帰ってくるまでに教えてくれなかったのさ!」
照「それはまぁ…確かに」
誠子「なんだか尾行してる事がばれるのも…」
淡「何それ!酷いよ!」プンプン!
菫「まぁそういう訳でその猫はあそこで住ませていいから、返しに行こうな?」
淡「うん!わかった!」パアッ!
淡「じゃあね~、また来るからね~?」ニコニコ
菫「なんとか一件落着だな」チャリン
照「うん、これで皆でまた遊びに来れるね」チャリン
誠子「今度は皆で餌でも買って来ますか?」チャリン
尭深「それ良いかも」チャリン
淡「じゃあもう帰ろっか!」グウー…
照「お腹空いたの?」
淡「うぅ~…///」
菫「じゃあ今日は外で食べていくか。寮には私が連絡しておく」チャリン
淡「本当!?やったー!じゃあ私お寿司食べたい!」
誠子「寿司か~私もしばらく食べてないな…」チャリン
尭深「私も…」チャリン
照「だって、菫」チャリン
菫「なんで私に言うんだ!…まぁ今日の事は私の責任でも有るからな…良いだろう!好きなだけ食え」
淡「やったー!じゃあ私頑張って食べちゃおう~!」フンス!
菫「大星はあまり無理して食うなよ?太るからな…」ニヤッ
淡「~ッ!?///」ボンッ!
淡「スミレには関係無いでしょ~!!///」プンプン!
照(今日も白糸台は平和だなぁ…)チャリン
チャリン チャリン チャリン
三日目終了
淡「う~んムニャムニャ…もう食べられないよ…」グー…
ジリリリリリリリリ!
淡「ん~…もううるさいなぁ…」パチッ
時計「7時50分なんだな!!」
淡「…うわぁ~!遅刻遅刻~!」ドタバタ!
淡「行ってきまーす!」バタン!
淡(私の名前は大星淡!ちょっぴりドジな高校一年生!今日も目覚ましをセットする時間を間違えて遅刻寸前!とほほ~☆)
照(私の名前は宮永照!そんな大星を眺めて興奮する高校三年生!淡たんマジ天使!)ハアハア!
菫(私の名前は弘世菫!高校三年生でござる!淡ちゃんの将来のお婿さんだお?)ハアハア
尭深(私の名前は渋谷尭深。家庭菜園が趣味の高校二年生です。家庭菜園の次に淡ちゃんが大好きです!)
ニコライ(私の名前はニコライ・ポンネチャップ・マルキージオ!趣味は裁判の傍聴デス!)ムキッ!
淡「って夢を見たんだけど…」カタカタ…
誠子「せめて私も出してくれよ!」チャリン
部活前
照「じゃあ本日も『最近の可愛かった淡の行動会議』を始めたいと思います」
誠子「いよっ!」パチパチ
尭深「待ってました…」パチパチ
菫「部室でするなよ…」
照「はい、じゃあ文句を言った菫からどうぞ」
菫「え~…私は別に無いよ…」
誠子「議長!弘世先輩は先日大星とお買い物デートをしてたみたいです!」ビシッ!
菫「うぐっ!どこでその情報を…」
照「ほぅ…私の知らないところで随分と…」ジロッ
菫「い、いやぁ…実は大星が急に新しい服が欲しいと言うものだからな…?」
淡『スミレー!待ったー?』トテトテ
菫『待ったも何もまだ出発すらしてないだろ…?』
淡『えへへ~、1回言ってみたかったんだ!じゃあ出発~!』
アウトレット☆ARATA
菫『それで、大星は普段どんな服を着るんだ?』
淡『えっとね~今みたいにワンピースとか~…後は普通の!』
菫『普通って…例えばここに有るもので同じようなのとか…』
淡『えっと…あ!あれと同じの私も持ってる!』
菫『あぁ…成る程なぁ…じゃあこれと合わせてみると良いかも知れんな…』
菫「以上だ」
照「え?嘘でしょ?それだけ?」
菫「あぁ。まぁ変わったところと言えば、後日その服を買って部屋に飾って大星と擬似同棲生活をしている位かな」
照「ちょっとその服見せて…」ズイッ
誠子「私も私も…」ズイズイ
菫「駄目だ!これは私と大星の初デートの思い出なんだ!」
尭深(それで良いんだろうか…)
ミセテ! ミセテクダサイ! ダメダトイッテルダロ!
淡(なんで私が来る時に限ってうるさいんだろう…)ガラガラ
部活中
尭深「ハーヴェストタイム…」ブワッ!
照「ツモ、16000オール…」ギュルギュル!
菫「ロン、8000だ」シュピッ!
淡「リーチ!」ゴゴゴゴ…
誠子「ポン!」ピチョッ…
誠子「」シクシク
淡「テルー!セーコが泣き出したー!!」アワアワ
照「どうしたの一体…」
誠子「いえ…なんだか虎姫の中で一番貧弱なエフェクトなのが悔しくて…」シクシク
菫「それは私達がどうこう出来る問題じゃないからなぁ…」
淡「じゃあ私がセーコの必殺技考えてあげる!」
誠子「本当か!大星!!」パアッ!
淡「えっと…まずセーコはサイボーグって設定でね?」
誠子「もう前提から無茶だよぉ…」チャリン
淡「それで口から火を吐いて、目からビーム出すんだ!」キャッキャ!
菫「成る程、確かに強そうだ…」チャリン
照「でも誠子だけ美味しいものが食べられないのは可哀想…」チャリン
淡「大丈夫!胃は有ります!」フンス!
尭深「至れり尽くせり…」チャリン
誠子「私の体で遊ばないで!!」チャリン
放課後
淡「ねぇタカミー!今日タカミーの部屋行って良いー?」
菫・照・誠子「」ピクッ
尭深「うん良いよー?」ニコッ
照「あの…尭深、私も…」オズオズ
尭深「今日はこの後『誰も来ない』予定だからー…」ギロッ
照「あぅ…あぅ…」ビクビク
菫・誠子(言わなくて良かったぁ…)カタカタ
尭深の部屋
淡「うわぁ~!タカミーの部屋良い匂い~!」スンスン
尭深「恥ずかしいよ…淡ちゃん…///」チャリン
尭深「ちょっと待ってて、今お茶を…」
淡「あ、待って!私も手伝う!」ガタッ
尭深「え…?いいよ、私が…」
淡「その…実は今日タカミーの部屋に来たのって、お茶の煎れ方を教えて貰おうと思って…」
尭深「え?どうして淡ちゃんが…?」
淡「いやぁ…なんかカッコいいなと思って…///」テレテレ
尭深「そっか、じゃあ一緒に煎れようか?」ニコッ チャリン
淡「うん!(なんで常に貯金箱を携帯してるんだろう…)
隣室、亦野誠子の部屋
誠子「さぁ、盗み聞きしますよ!」ドンッ!
菫・照「おうっ!」バンッ!
誠子「それにしても大星の奴…なんで急に尭深の部屋に…羨ましい限りだ…」ハアハア
照「まったくもって…けしからん…」←経験者
菫「あぁ、確かに…」←経験者
誠子「さぁ、尭深と淡はどんな話をしてるのかなぁ?」グヒヒヒ…
菫・照(気持ち悪い…)
淡『えっと…こうかな…?』
尭深『あ、そんなにいっぱい入れちゃだめ…溢れちゃう…』
淡『あ、ゴメン!じゃあ…これ位?』
尭深『そうそう、淡ちゃん上手…』
淡『えへへ~///じゃあタカミーも私に入れてみてよ』
尭深『うん…じゃあいくよ?』
淡『わわっ!タカミーの入れ方優しくて凄い上手!』
尭深『そう?ありがとう…///』
誠子・菫・照「ハアハア…」チャリン チャリン チャリン チャリン
淡『じゃあ、タカミーの飲むね?』
尭深『うん…召し上がれ?』
淡『わぁ…凄く美味しい…もっと飲んでも良いかな?』
尭深『うん、いっぱいあるから沢山飲んで?』チョロチョロ
淡『タカミーも私の…飲んでくれる?』
尭深『うん、もちろんだよ…?』
誠子・菫・照「ハアハア…ハアハア…」チャリン チャリン コトッ コトッ
尭深『淡ちゃんのも美味しい…本当に初めて?』
淡『うん…初めてがタカミーって緊張しちゃったけど…タカミーでよかったかも!』
尭深『淡ちゃんさえ良ければまた今日の続き…しよ?』
淡『うん!またお願いね?』
誠子・菫・照「終わった…?」コトッ コトッ グイッ グイグイッ
菫「しまった!あまりの興奮で入れすぎた!?もう貯金箱に小銭が入らない!」グイッ
照「わ、私も…」グイグイ
誠子「まったくけしかりませんでしたねぇ…」ハアハア
照「これは実に良いモノを聞かせてもらった…」キラリ
菫「じゃあ私と照は二周目に突入って事で」
誠子「私もすぐ追いかけるんで待ってて下さい!」グッ!
尭深の部屋
淡「じゃあまたお願いね?タカミー!」ブンブン
尭深「うん、また」フリフリ
バタン
尭深「ふぅ…」スッ
尭深(淡ちゃんの匂い、淡ちゃんの感触、淡ちゃんのお茶、淡ちゃんのぉぉぉぉぉぉぉぉ!!)チャリン チャリン チャリン コトッ
尭深「ふぅ…もう入らなくなっちゃった…」ギチッ
尭深「二周目も頑張ろうっ!」グッ!
四日目終了
部活前
照「今日で貯金生活も五日目に突入しましたが、皆さん調子はどうですか?」ツヤツヤ
菫「すこぶる良いな」ツヤツヤ
尭深「いいですね…」ツヤツヤ
誠子「はぁ…尭深も二周目に突入してるなんて…ショックだ…」ハア…
菫「まぁ気を落とす事も無い。逆に言えば亦野はまだ貯金をする喜びを味わえるんだ」ポンッ
誠子「うぅ…そう考えます…」
照「それで今日集まってもらった理由なんだけど…」
菫「まぁ部活なんだけどな?」
照「そろそろ淡に欲しいものを聞いても良い様な気がする」グッ!
尭深「確かに…」
誠子「私達、お金を貯めることばかり考えてましたけど、確かに何が欲しいかとか聞いてませんでしたね…」
菫「でも大星に勘付かれたら不味いんじゃないか?サプライズの旨みが無くなってしまうと思うんだが…」
照「そこは皆で協力して、なるべく淡に勘付かれないように欲しい物を聞いてくるのが今日のミッションです」
誠子「なるほど…結構難易度高いですね…」フム…
尭深「でもやってみます…」グッ
菫「お前ら部活もするんだからな…?」
…… …… ……
淡(え…?なんで今日はこんなに静かなの…?)ガラッ…
部活中
誠子「なぁ大星、何か今欲しいものとか無いか?」
淡「えぇ~?点棒?」
誠子「いやぁ…そういう今限定の話じゃなくて…プライベートの方とかでさ?」
淡「ん~…お金と、タブレットと、家政婦!」
誠子「現代人め!!」
淡「だってぇ~それくらいしか欲しい物無いしなぁ…ほら、私って麻雀の実力も伴った美少女だから?」ドヤア!
誠子「そうか…わかったよ…」チャリン
虎姫第二の矢
尭深「ねぇ淡ちゃん、最近身の回りで困ったことか無い…?」
淡「あぁ~困った事かぁ…」キョロキョロ
淡「あのね…?タカミーだから話すんだからね?絶対内緒だからね…?」コショコショ…
尭深「うん、安心して?誰にも言わないから…」チャリン
淡「実は最近…ちょっと体重がね…?///」モジモジ
尭深「あぁ…私もそうなの…冬になるとあまり動かないから…」
淡「えぇ~!だってタカミー細いじゃーん!」コチョコチョ
尭深「私が細かったら淡ちゃんはもっとだよ~…」コチョコチョ
キャッキャウフフ
菫(あれは…なんだろう…まぁいいか…)チャリン
チャリン チャリン
虎姫第三の矢
菫「おい大星、なんだか最近やけに思いつめた顔をしているな…私で良ければ相談に乗ろう」ズイッ
淡「え…?いやそんな事無いと思うけど…?」
菫「いいや、お前は今困ってるはずだ、私に何でも相談するといい。すぐに解決してやるぞ?」ズズイッ
淡「そんな宗教勧誘みたいに言われても無い物は無いよ!もう…どうしたの?今日のスミレおかしいよ?」ジロッ
菫「い、いや…そんなことないぞ?(しまった…このままでは計画までバレかねん…仕方ない…!)」クッ…
菫「ま、まぁ何も無ければそれで良いんだ…変な事を聞いて悪かったな…」イソイソ
淡「???」
菫(皆…すまない…!)ブワッ!
虎姫のリーサルウェポン
照「淡、今一番欲しい物って何?」
淡「えー?テルーもー?どうしたの皆して…」
照「これは虎姫全員に聞いて回ってるから別に変な意味じゃない。」
淡「そうなの…?私だけ仲間外れ…?」ムスッ
照「そんな事無い。一年生の淡は皆より多く牌に触れるべきっていう菫の判断」
淡「ふーん…まぁいいけど。欲しい物はテルーの座かな?」
照「私の…?そっか…」スッ
照「はい、どうぞ」
淡「イスとかそういう話じゃなくて!高校生チャンプみたいな証が欲しいの!」
照「うーん…それは困った…私じゃそれは叶えてあげられない…」グヌヌ…
淡「え?じゃあ他の物なら叶えてくれるの…?」
照「うん…出来る範囲ならね…」グヌヌ…
淡「あ!じゃあ私あれが欲しい!えっとねぇ…
部活後、弘世菫の部屋
照「皆ご苦労様。それじゃあ皆の結果を報告して貰おうかな」
照「じゃあまず誠子から」
誠子「私はお金、タブレット、家政婦でしたね」
菫「またなんとも現代っ子の答えそうな物だな…」ハア…
誠子「ですよね~、なんだか時代っていうか…」
尭深(大して年も変わらないのに…)
照「じゃあ次は尭深の報告ね」
尭深「えっと…私は…」ハッ!?
淡『絶対内緒だからね…?』
尭深「えっと…その…」アセアセ
照「どうしたの?尭深?」
尭深「…い、言えません!」
菫「言えないって…それはどういう…」
尭深「淡ちゃんに、絶対言わないでねって…私だから話すんだからね?…って」グスッ
尭深「私…淡ちゃんに嘘は付けません…」グスッ
誠子「尭深…」
照「そっか…それでこそ『淡親衛隊』だよ!じゃあ尭深の方は単独でお願い。お金足りなかったら皆で出すから」
尭深「宮永先輩…ありがとうございます…!」グスッ…
チャリン
照「えっ…?なんで今貯金箱の音が…?」
菫「これは、大星のための貯金では無く…私達が改めて絆を深めた祝福の貯金さ…」フッ…
誠子「弘世先輩…」チャリン
照「うん…そうだね」チャリン
尭深「皆…ありがとう…」チャリン
照「よーし!なんとしても淡に喜んで貰えるように頑張ろう!」グワッ!
菫・誠子・尭深「オーッ!!」グワッ!
照「それじゃあ次は菫の報告だけど…」
菫「」ビクッ…
照「菫?どうしたの…?」
菫「いや…まぁ私も渋谷と同じような事になっててな?皆には言えないんだ…」アセアセ
照「そっか…じゃあ仕方ないね…」
菫「」ホッ
誠子「えぇ『大星に嘘は付けませんからね?』」
菫「」グサッ
照「そうだね菫のプレゼントで『淡もきっと喜んでくれるだろうし』」
菫「」グサグサッ
尭深「弘世先輩…『一緒ですね…?』」ニコッ
菫「くっ…皆!」バッ!
菫「ごめんなさい!嘘を付いてしまいましたぁぁぁぁぁぁぁ!!」ドゲザッ!
菫「本当は聞けなかったんだぁ…大星に勘付かれる寸前で…私は…私はぁ…」ビエーン!
菫「すまなかったぁぁぁぁぁぁぁ!あはぁぁぁぁぁぁ!!うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅオエッ…」ヒックヒック…
照「菫…顔を上げて?」
菫「うぇぇぇ…?」グチャグチャ
照「…もとい顔を拭いて?」スッ
菫「」グシグシ…
照「菫は私達の為にそれ以上を聞かなかった…聞けなかったんだよね?」
菫「」コクコク
照「もし菫がそれ以上聞いていたら、淡は私達の計画に気付いていたかもしれない…」
照「そうならなかったのは、菫のお陰なんだよ?」ニコッ
菫「照ぅ…」ジワッ…
チャリン
菫「ま、亦野…?」チラッ
誠子「」コクリ
チャリン
菫「し、渋谷ぁ…」
尭深「」コクリ
照「私達は一心同体!望むものは淡の笑顔のみ!その為の判断を責める事なんて私には出来ない…」
菫「皆ぁ…」チャリン
照「さぁ、気を取り直して私の報告だよ?」
菫「あぁ…すまない…」グシグシ
照「それで私が聞いてきたのはこれなんだけど…」スッ
wiiU マリオカートで遊びたい
誠子「おぉ…なるほど!」
尭深「それなら確かに…(他のソフトでダイエットも…)」
菫「でも…それは四人用なんじゃないか?」
誠子「それじゃあビリの人が次のプレイまで、大星の家政婦になりましょう!」
照「それは名案!これで淡も喜ぶ事間違いなし!」グッ!
菫「いよいよ…だな?」
照「うん、明日の夜にまた集まって結果報告をしよう。そして明後日パーティーの準備を!」
尭深「わかりました…!」
五日目終了
そして六日目…ここから怒涛の淡地獄(天国)が四人を攻め立てる…
照(うぅ…寒い…起きたくない…今日は休みだしもう少し…)カタカタ…
ガチャッ
淡「テルー!起きてー!」ワー!
照「あ、淡…今日は随分早起きだね…」カタカタ
淡「ふふーん…そろそろ私の大好きなイベントがあるからね…寝てなんていられないよ!」ビシッ!
淡「昨日、なんで皆が私に欲しい物とか聞いてきたのかやっとわかったよぉ…」ヤレヤレ
照(ま、まさか淡に誕生日の計画が…いや自分の誕生日を覚えてない方がどうかしてるけど…)カタカタ…
淡「皆もサンタさんにお願いするんだね!?」ビシッ!
照「え…あぁ…うん…そうそう…」
淡「やっぱり~!だったら早く起きなきゃ!サンタさんは良い子の所にしか来ないんだよ~!」バサッ
照「うぅ…淡のケダモノぉ…」チャリン チャリン
淡「はっ…!?もしかしてその貯金って…」ゴゴゴゴ
照(今度こそ…?)
淡「募金をしてサンタさんに良い所を見せようとしてたんだ!わぁ~!先を越されたー!」クウー!
照「そう…そうなんだよ…」チャリン チャリン チャリン
淡「私も今からしようかな…でもでもサンタさんはこれ見よがしにすると来てくれないかもだし…」オロオロ…
照「じゃ、じゃあ今日は良い事をする日にすれば良いんじゃないかな?休みだし…」
淡「!?」ハッ!
照「その手が有ったかみたいな顔をされても…」
淡「じゃあそうする!テルーもなんか困った事が有ったら私に言ってね!」フンス!
照「う、うん…じゃあ私は二度寝するから…」ゴソゴソ
淡「ダメー!テルーも一緒にするの!サンタさん来ないよー!!」グイグイ
照「いいよ…お金も地位も名誉もその内手に入るし…」モゾモゾ
淡「心が汚いよ!サンタさん絶対テルーの所には来ないからね!もう知らないかんね!」
照「うん…大丈夫だから…Zzz」スピー
淡「いいもーん!これから菫の所行くもんね~!」プンプン
バタン!
照「Zzz…」チャリン チャリン チャリン
弘世菫の部屋
淡「スミレー!起きてー!」バターン!
菫「なんだ騒がしい…今日は随分早起きだな…」
淡「あっ!起きてる!?やっぱりスミレはテルーと違って良い子にしてるんだ!」キラキラ
菫「当然だ、もうそろそろクリスマスだからな!」キリッ!
淡「流石スミレー!私も今日は皆のお手伝いをしてサンタさんが来てくれるように頑張るんだ!」フンス!
菫「そうか、流石だな大星は。じゃあ1つ頼まれてくれるか?」ニコッ
淡「うん!任せてー!」キラキラ
菫(まったく、高校生にもなってサンタを信じるとは可愛いやつだ…)チャリン チャリン チャリン
淡「それで何すればいいの!?」ワクワク
菫「あぁ、それがな?実は亦野が今日釣りに行くと言っていたんだがな…私は用事が出来て行けなくなってしまってな…」
淡「えぇ~…寒いよぉ…」
菫「サンタさんは元気な子供が好きなんじゃないかな~?」チラッ
淡「むぅ~…わかったよ…」
菫「じゃあ道具は外に置いてあるから頼んだぞ?」
淡「は~い」
・・・・・・・・・・・・・・・
淡「えっとぉ…ここら辺で釣ってるみたいなんだけど…」テクテク
誠子「」ボーッ
淡「あ、居た居た。凄い無心で釣ってる…」
誠子(釣れない。しかし悲観する事もあるまい。我々も昔は海の子。少しずつ解り合い、分かち合えばいいのだから…またの)
淡「セーコー!来ちゃったー!」ブンブン!
誠子(あぁ大星か。魚がビックリしてしまうからあまり大きな声は出さないでくれ。そう、魚も私たちと同じ小さくて臆病な生き物なのだから…またの)
淡「なんでそんな悟った顔してこっち見てるの…?」
誠子「ん?あぁ大星じゃないか!ゴメンゴメン!釣りをしてる時ってどうしても一人の世界に入っちゃうんだよ…///」テレテレ
淡「それにしても全然釣れてないねぇ…」ジーッ
誠子「そうなんだよ…まぁ気長に待ってみるさ。そういえば弘世先輩は一緒じゃないのか?」
淡「うん、なんかスミレってば用事が出来ちゃったみたいでね?代わりに良い子の淡ちゃんが来てあげました!」フンス!
誠子「そうかそうか、それはどうもありがとう」チャリン
淡「そういえば私、釣りした事無いんだけどどうすれば良いの?」
誠子「あぁ、先ずはこの釣り針に餌を付けるんだ。ほらこれ」ウニョンウニョン…
淡「やぁ!?気持ち悪い!!」ビクッ!
誠子「まぁそれが普通の反応だな、最初はしょうがないから私が付けておくよ」チャリン
淡「うげぇ…魚ってあんなもの食べてるんだ…」
誠子「見た目が気持ち悪くても命は命だ。その命をいただいて私達は生活出来てるんだぞ?」ヒュン!
淡「そうだけどさぁ…」
誠子「自然と触れ合うときにはいつも自然の事を考えながら行動するんだ。そうすると自分が触れ合ってる物一つ一つに歴史を感じてな?」プカー…
誠子「そしてその上で自分達が生かされてる。なんて大きいんだ地球…って感じるんだよ。なんていうか地球と一体になる感覚って言うのか…」グイグイ!
淡「セーコ!引いてる引いてる!!」アワアワ!
誠子「うおっ!?これは中々大きい…ぞ!」グイグイ!
淡「おぉ…頑張れセーコ!頑張れー!」ハラハラ…
誠子「」ピタッ
淡「セーコ…?あれ?」
誠子「うおおおおおおおお!」グルグル!
淡「わああ!?ビックリするから!そういうの止めてよ!」
誠子「」ピタッ
淡「あ…」ジーッ
誠子「」シーン…
淡「」ジーッ
誠子「よいしょおおおおおお!!」グルグルグルグル
淡「おおおおおおおおお!!」ハラハラ…!
誠子「よしっ!大星タモ!」グイグイ!
淡「た、タモ…?どれー!?」アワアワ!
誠子「そこにある網取ってくれ!虫網みたいなやつ!」グイーン!
淡「あ、はい!網!網!」ワタワタ
誠子「違う!取って!大星がすくってくれ!」ミョンミョン!
淡「ひゃー!!怖い怖い!動いてるーー!!」クイクイ
誠子「よしっ!ありがとう!もう大丈夫だ!」ザバーン!
淡「はぁ…良かったぁ~…」ホッ…
誠子「見ろ大星!こんなに大きな鰈が釣れたぞー!」フンフン!
淡「ホントだ!おっきー!何人前!?」フンフン!
誠子「う~ん…物にもよるな…」チャリン チャリン チャリン チャリン
淡「よーし今度は私も釣るからねぇ…」ヒュン ポチャン
誠子「はっはっは、いくら大星でも今日始めていきなり釣れるもんでもないさ」
淡「セーコー!!引いてる引いてるー!!」アワワワ!
誠子「なんだってんだチクショー!!」チャリン
淡「どうすんの!?引っ張るの!?」アワアワ!
誠子「落ち着け、相手が引っ張ってきたらこっちは力を抜くんだ!!」
淡「力を抜くって…」
誠子「魚の動きを読んで、疲れるのを待つんだ!!」
淡「魚の動きを…」グッ…
淡(あぁ…竿の僅かな動きも感じ取れる気がする…今魚は嫌がっている。委ねなさい…体の力を抜いて…そうゆっくりと…)トオイメ
誠子(大星が今まで無い位に集中している…全身の力が抜けた良い状態だ…なんか目が半開きだけども…)ゴクリ
淡「!?」ピクッ
誠子(大星が…動いた!)
淡「うおおおおおおおおお!!」グルグルグル!
誠子「良いぞ大星その調子…」
淡「」ピタッ…
誠子「」ジーッ…
淡「」ハンビラキ
誠子「」ゴクリ…
淡「ぬおおおおおおお!!フィッシュ・オーン!」ザバーン!
誠子「お、大星ーーーーー!!」チャリン チャリン チャリン
淡「はぁ…はぁ…釣れたー!」ニコッ
誠子「いやぁ凄いぞ大星!初心者とは思えないロッド捌きだった!」ニコニコ
淡「はぁ…釣りって結構疲れるんだね…もうヘトヘトだよぉ…」ハア…
誠子「ハハッ…でも大星のお陰でもう二匹も釣れたよ、ありがとう。寒いだろうからもう寮に戻ってて良いぞ?」
淡「うん…そうする。じゃあセーコも頑張って釣って帰ってね?」
誠子「あぁ、期待しててくれ!」ニカッ
・・・・・・・・・・・・・・
誠子(にしても今日の大星は可愛かった…やっぱり卓を離れると大星も普通の女の子なんだな…)クスッ
誠子(私もちょっと冷えてきたな…暖かいコーヒーでも買うか…)パカッ
財布「22円!」
誠子「……貯金しすぎたか」ガックシ…
菫の部屋
淡「スミレー…ただいま~…」ヘトヘト
菫「なんだ随分早かったじゃないか。亦野はどうしたんだ?」
淡「まだ釣ってるってさ~、それより私こーんなおっきい魚釣ったんだよ!?凄いでしょ!」フンス!
菫「本当か?凄いじゃないか、でも初めてなのによく釣れたな。亦野の指導の賜物か?」
淡「まぁそれも有るけど、私の魅力に耐えられなくなったお魚さんがまんまと罠に掛かったって所かな?」フフーン!
菫「そうかそうか、それにしても魅力溢れる大星淡様は随分と生臭い臭気を放ってるんだな?」ニヤニヤ
淡「嘘!?そんなに匂いするかな!?///」スンスン…
菫「磯の匂いで鼻が馬鹿になってるんだろ?早く着替えて風呂に入って来い…」ハア…
淡「わかった!じゃあスミレの部屋の借りるねー!」ドタドタ
菫「おい、部屋の中で走り回る…なんだと…?」ピクッ
淡「じゃあ覗かないでね~?」バタン
菫「・・・・・」カリカリ
菫「・・・・・」カリカリ
菫(課題なんか出来るかぁぁぁぁぁぁぁ!!)バンッ!
菫(なんだこれは…?なんなんだこのサプライズ演出は…?大星はまさか私に気が有るとかっていうそういうアレなのか?)チャリン チャリン
菫(まぁ落ち着け、別に私は大星に私の部屋で入るんだ!と強要した訳でもないし?それどころか大星が勝手に人の部屋の風呂を使ってるんだ…)チャリン チャリン
菫(ここはひとつ、先輩として注意してやらなければな…!)チャリン チャリン チャリン チャリン
菫「」ハアハア…
浴室『~♪』シャワー
菫「」ハアハア… ゴクリ
菫(女弘世、今日で本当の女になります…!)ガッ!
ガチャッ
淡「スミレー、シャンプーどれ~?」ヌッ
菫「あっ…あぅあぅ…」チラッ
淡「わっ!なんでこんな所で突っ立ってるの?」キョトン
菫「ア…アアア…ウウウ…///」ハアハア
淡「スミレー?」ノゾキ
菫「そ、そこのピンクの容器だからーーーーーー!!///」ダダダダッ!
淡「ありがと~♪」バタン
寝室
タッタッタッタ…ボフンッ!
菫「~~~~!!///」バタバタバタバタ!
菫(やってしまった~!///恥ずかしい!大星可愛い!も~!///)バタバタ
菫(湯気で見えなかったりしたのが逆に…なんか逆にいやらしかった///)ゴロゴロ
菫(大星~///可愛いよ大星~///)ゴロゴロ
バタバタ ゴロゴロ バタバタ ゴロゴロ
菫「あ…貯金しなきゃ」スクッ
菫「しかし参った…さっきの萌え係数を100円単位にしてしまって良いのだろうか?」
菫「初詣で賽銭箱に5円チョコを入れるくらい失礼に当たる行為なんじゃないか…?」
菫「まぁ今日は特別な日だからサプライズ諭吉を入れておこう♪」ガサガサ
スミレー!
菫「ムムッ!私の可愛い姫が呼んでるぞ?すぐに行かねば!」シュバッ!
タッタッタ… ザッ!
菫「どうしたんだ?大星」ハアハア
浴室『そういえば着替え無いの忘れてた!ちょっと私の部屋に行って取って来てー!』
菫「なんだって!?」ガタッ!
浴室『窓際のタンスに一段ずつそれぞれ入ってるから、センスでね!』
菫(あぁ神よ…私はもうすぐ死ぬのですね…?こんな幸福な最後を用意していただきありがとうございます…)アーメン
浴室『スミレー?聞いてるー?』
菫「あぁ!今すぐ持ってくるから待ってろ!」ガチャッ バタン!
大星淡の部屋
菫「」スーハー スーハー
菫「失礼します…!」ガチャッ
菫「」スーハー スーハー
菫(あぁ…肺が大星に満たされていくぅ…///)スーハー スーハー
菫(おっといかんいかん…本来の目的を忘れるな私…)キリッ
菫「えっと…タンスの一番上は…」スッ
上着
菫「おぉう…まぁ流石にそんなに早くはね…?」ドキドキ
菫「では二段目の方も失礼して…」スッ
スカート、パンツ類
菫「ふー…わかりましたぁ…」ドックドック…
菫「ではいよいよ…メインディッシュの登場です…!」ガラガラッ!
下着類
菫「ふううううううう☆」ガッツポ
照「何やってんの菫…」
菫「ううううぅぅぅぅ…☆」チラッ
照「ここ淡の部屋だよね…?それになんでタンス開けてるの…?」
菫「違うんだ照…これは誤解なんだ…」
照「いや…ふううううう☆って…」
菫「落ち着いて話をしよう…頼むから…」
照「菫も早く下着離しなよ…」
宮永照、起床
照「Zzz」スピー
ジリリリリリリリ!
照「」カチッ
照「」グシグシ
照「」ポケー
照「」ノビー
照「よく寝た…」ンー!
照「そういえば…淡はちゃんと良い子にしてるかな…?」クスッ
照「さ、着替えも済んだし淡の部屋に行ってみよう。もうご飯食べちゃったかな…」
ガチャッ
照「淡、おはよ…」
~照視点~
菫「ゲヒヒヒヒ…大星の居ない隙に衣服を全部舐め回してやるぞ~!」ハアハア…
菫「それ!まずは上着か~?それとも…」ハアハア…
菫「スカートにしようかなぁ~?グッヘグッヘ!」ジュルリ
菫「でもやっぱりメインディッシュはぁ~?」スパーン!
菫「ふうううううううううう☆」←完全に一致
照(完全にいかれてる…もう警察に突き出そう…)スッ
照「何やってるの菫…」
ここまで!
取り敢えず書き溜め分の投下が終わりましたので次回更新で完結まで持って行きます
結局全部投下してしまったので一応今週中には完結出来ると思いますので気長にお待ち下さい
では見ていただいた方ありがとうございました
また次回の更新でお会いしましょう失礼します。
乙
>>11
2000・4000の後に一本場はおかしいぞ
>>78
乙ありです!
あ、ミスです!淡ちゃんの親だったら3,000・6,000でした…
申し訳ありませんが脳内補完お願いします…
乙です
挑戦改め、ガチホモレズの人か
あわいい
(4000オールやで)
申し訳ありません!今週中に完結と言いましたが思ったより難産で、今の所まだあまり書けていません…
エタる事は有りませんが、もう少々お待ち下さい…
早く完結できるように頑張りますのでもうしばしお付き合い下さい!
菫「こ、これは大星が私に下着を持ってきて欲しいと言ったからでな…?別に私が無断で大星の部屋に入って下着を漁ってた訳じゃないんだ!」アワアワ
照「じゃあなんであんなに息を荒げながらタンスを漁ってたの…?」
菫「うぐっ…それは私の部屋から走ってきたから…」ワタワタ
照「なんで菫の部屋で淡が下着を欲しがる状況になるの?」
菫「お、大星が風呂に入ってるんだよ!私の部屋で!」アセアセ
照「なんで?」
菫「え…なんでってそれは…」
照「な ん で ?」
菫「お、大星が臭かったから!風呂に入れって言ったんだよ!」←言葉足らず
照「」ブチッ
菫の部屋 入浴中の淡ちゃん
淡(スミレ遅いなぁ…このままだったら風邪引いちゃうよ…)ムー…
淡「もういいや!どうせ寮の中だし自分で取りに行っちゃおう!」
淡「あ、でも一応タオルは巻いといたほうが良いかな?」マキマキ
淡「もー!ちゃんと場所も教えたのになんでこんなに時間が掛かるのかなぁ…スミレは駄目だな~…」ヤレヤレ
ガチャッ
尭深「あ、弘世先輩ちょうど良かった…明日の事で相談が有るんですけ…ど…」
淡「ん?タカミー?」タオル
尭深「淡ちゃ…それ…裸…え?なんで弘世先輩の部屋から…?」
淡「それがさ~?スミレったら全然帰って来ないからイライラしちゃってね?遅いって言いに行こうと思ってさ~?」プンプン
尭深「え…?ムラムラしちゃって…?襲って良いって…?」アセアセ
淡「じゃあこれから私の部屋に行ってスミレにお説教だから!皆には内緒でね!」タッタッタ
尭深「内緒…?皆にはナイショ…ナイショ…ナンデ…?」カタカタ
尭深「スミレ…ドコ…?…ナイショ…ドウイウコト…?」グリン
尭深「アッ…」スウ…
尭深「アワイチャンノオヘヤダ…」ニヤリ
菫「な、なぁ照!なんでそんなに怖い顔してるんだ!?取り敢えずそのイスを置いてくれ!」ビクビク
照「菫は自分が何を言ってるかわかってるの?淡が臭いってどういうこと?」ギリギリ
菫「違う!淡が結構生臭かったんだって!」←言葉足らず
照「へぇ~そうなんだ…私そういう経験無いから知らないけどさぁ…淡がそんな訳無いでしょ…?」ビキビキ
菫「いや、そりゃ私も経験無かったけど亦野に誘われて!」←言葉足らず
照「ふぅん…初めてが三人でなんて進んでるんだね…じゃあね菫。生まれ変わってもただじゃ済まさないから…」ゴッ!
菫「ま、待ってくれ!うわあああああ!」グッ…
ガチャッ
淡「もースミレー!遅いよー!」プンプン
菫「お、大星ぃ!」ブワッ!
淡「え?どうしたのテルー?なんでイスなんか持ち上げてるの?」キョトン
菫「良かった…これで照も落ち着いて…ってなんて格好してるんだ大星!///」アセアセ
淡「え~?だってスミレが遅くて風邪引いちゃいそうだったんだもん!この格好で放置は酷いよー!」プンプン!
菫「あ、そうか…すまなかったな…それより早く照の誤解を…」チラッ
照「ガッ…ギィ…ッ!!」ブッチブチ
菫「さ、ささささ更にご立腹だーーーーー!?」ビクッ!?
スッ
尭深「スミレ…イタ…」ニヤッ
菫「し、渋谷!助けてくれ!照に殺され…んっ?」チラッ
尭深「カワ…ハイデ…ハクセイ…クフフフ…」チキチキ ←カッターの刃を出す音
菫「渋谷にも殺されるぅぅぅぅぅぅぅ!!」ブワッ!
菫「あわわわわわわ…お父様お母様…先立つ不幸をお許し下さい…」シクシク
淡「なんで2人とも怒ってるの?スミレなんかしたの?」
照「菫が淡と…」ギリッ
尭深「アワイチャント…」ギリリッ
淡「私何もしてないよ?さっきまでセーコと釣りしてたもん」キョトン
照「んっ?」
尭深「エ?」
淡「誰かと勘違いしてるんじゃない?あぁ寒い~…」パタパタ
照「勘…違い…?」チラッ
菫「うぇぇぇぇん…来週のアイカツ楽しみにしてたのにぃぃぃぃぃ…」グスングスン
尭深(あ、アイカツとか見るんだ…)
事情説明
照「じゃあ淡は誠子と釣りに行って帰ってきて…」
尭深「弘世先輩の部屋でお風呂に入って、着替えを取りに来てもらった…だけ?」
菫「」ムッスー
淡「うん、そうだよ?でも全然帰って来なかったから私が自分で取りに来たの!」
照「そ、そうだったんだ…ゴメンね菫?」アハハ…
尭深「早とちりしてすみませんでした…」ペコリ
菫「ん?何か虫でも飛んでいるのかな?耳障りだなぁ…」ムッスー
照(こ、こいつ…)ピキッ
尭深(人が下手に出てれば…)ピキピキ
淡「まぁまぁ~」
菫「大体こんな事で私が責められるのがおかしいんだ、後輩の面倒を見るのも先輩の義務だろ?」ミクダシ
照「」プルプル
菫「そんな事も忘れて私に八つ当たりか?なんだか人間が小さいと言うか…」ハア…
尭深「」ブルブル
淡「スミレもちょっと言いすぎだよぉ…もう仲直りしなって…」
菫「仲直り?私は剥製にされた挙句、来世でも殺されそうになったんだぞ?どう許せって言うんだこんな奴等…」ペッ!
照・尭深「」プッツン
照「菫、淡の下着をすぐに持って行かなかったよね…?」
菫「うぐっ…」ビクッ!
尭深「私もゆっくり移動してきましたけど何分も掛かる距離じゃないですよね…?」
菫「う…うぅむ…」アセアセ
照「なにしてたか、今すぐ言いなよ…」ギロッ
菫「い、いやぁ…」メソラシ
尭深「え…?まさか後輩の部屋から下着を盗んでたり…しないですよね…?」ギロッ
菫「そ、そんな訳…」
照「なんだっけ…?下着握り締めながら叫んでたよね…?」
菫「・・・・・」
照「なんで黙るの?やましい事は無いんだよね?」
尭深「先輩?後輩の下着を漁るのも先輩の義務なんですか?ねぇ?ねぇ?」
菫「うぅ…」
淡「もうやめなって!」
照・尭深・菫「」ピタッ…
淡「なんでそんなに喧嘩するの!?私そんなの嫌だよぉ…」ジワッ
照「あ、淡…」
尭深「淡ちゃん…」
菫「…すまなかった」
菫「私も今のは言い過ぎた…少し気が動転してしまっていた…」
照「私もゴメン…菫を疑って勘違いしたのは私だったのに…」
尭深「私もすみません…先輩にあんな酷い事…」
菫「もう良いさ…皆お互い様って事だな。もう仲直りだ…」スッ
照「菫…うん」ギュッ
尭深「はい…」ギュッ
菫「ほら大星、仲直りだ」ニコッ
淡「」グシグシ
淡「うん!」ニコッ!
淡「じゃあ私、今から着替えるからね?」
菫「あぁ」
照「わかった」
尭深「良いよ…」
淡「」ジーッ…
照・菫・尭深「?」
淡「いや出てってよ…」
照「え?いやでも私達同性だし…」
菫「これから仲直りの証にここでおかしパーティーでもしようかと…」
尭深「あ、いいですね…私お茶煎れますね」
淡「う…そう…?」
照・菫・尭深「」ワクワク
淡(なんかこっち見てる気がするんだけど…)パサッ…
照・菫・尭深「」ガタッ!
淡「え…?」クルッ
照「お菓子何にしようか?」ウーム…
菫「お茶なら煎餅とか和物で合わせたほうが良さそうだな…」ウムムム
尭深「あ、私の部屋にお饅頭ありましたよ?」ポンッ
淡(気のせいかな…?)クルッ…
パシャリ
淡「今誰か写真撮ったでしょ!?///」バッ!
菫「馬鹿!照のせいだぞ!」ワタワタ
照「ゴメン…我慢できなくて…」アセアセ
尭深「後で私にも下さい…」ハアハア
淡「消せー!出てけー!///」プンプン!
その頃の亦野…
誠子「うっひゃあ!大漁だー!今日はいい日だなぁ~!」ウキウキ
取り敢えず書けた所までですが上げておきます
次回で今回の分を貯金して、結果発表から始まる予定です
こんな菫さん書いといてなんですが、菫さんって美人ですよね!大好きです!
ありがとうございました
その日の夜…
照「結果発表ー!」
菫「いよっ!」パチパチ
誠子「待ってました!」パチパチ
尭深「」パチパチ
照「えぇ~当初の予定通り一番貯金額の多かった人に淡へプレゼントを贈る権利が渡されます」
誠子「異議なし!」
照「ですがその前に、今日も可愛かった淡の為に最後の貯金をしましょう」
菫「あぁ…確かにあの時は貯金をするタイミングが無かったからな…」パサッ
尭深「あの時の淡ちゃん…可愛かったなぁ…///」パサッ
照「まさにヴィーナスの誕生に立ち会った様だった…」パサッ
誠子「え…なんですかそれ?」チャリン
照・菫・尭深「」ニヤニヤ
誠子「ていうか何平然とお札入れてるんですか!?1回100円ってルールだったでしょ!!」
照「いやぁ…でもあれを見たら札くらいは…ねぇ?」チラッ
尭深「えぇ…お財布ごと入るなら是非とも…」チラッ
菫「私も土地の権利書くらいならな」ニヤッ
誠子「私が釣りに行ってる間に何が有ったんですか!?」ガーン!
カクカクシカジカ
誠子「大星の…裸だと…?」ガクッ…
照「もう何から何まで…」チャリン
菫「生のお着替えをな…一生忘れん」チャリン
尭深「私もです…」パサッ
照・菫「お、行くね~ww」パチパチ
尭深「いやぁ~…///」テレテレ
誠子「ちくしょぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」ダンダン!
照「まぁ悔やんでも仕方ないので結果発表に移りますか」
菫・尭深「賛成~!」パチパチ
誠子「大星の裸…大星の裸…」チャリン チャリン チャリ
照「それじゃあ一斉にこの豚ちゃんの貯金箱を叩き割りましょう」
菫「えぇ~?こんなに可愛い豚ちゃんを壊すの~?」シクシク
尭深「可哀想…今まで頑張ってお仕事してくれたのに…」メソメソ
誠子「私にはとても出来ません~…」グスン…
照「なんて言うと思ったか!」パリーン!
菫「割られたくなければ大星型の貯金箱に生まれ変わるんだな!」パリーン!
尭深「この豚め!」パリーン!
誠子「大星より可愛い物なんか無いんだよ!」パリーン!
照「さぁ、尊い命に別れを告げた所で結果発表~!」
菫・尭深・誠子「イェ~イ!」パチパチ
照「では私宮永照の結果は…19200円でした~」
オオー!
尭深「えっと、私の結果は…14800円です…」ガックシ
ドンマイ! アシタガアルサ!
誠子「えっと…私は6400円です…」フウ…
ライネンニキタイ! ナイスファイト!
菫「えぇ~…では私はだな…56000円ちょうどだ」ドヤア!
照・誠子・尭深「え?」
菫「え…?」
照「なんでさっき入れた分じゃないお札が入ってるの?」
尭深「この場で入れた分以外はルール違反では?」
誠子「あ、ちなみに愛の大きさとかいう言い訳は通用しないので」
菫「これは…小銭を入れすぎたから…両替したんだ!」アセアセ
照「豚の貯金箱を割らずに両替?凄いね菫、そっちの方で食べて行けるね?」
尭深「今やってみてくださいよ。両替」
誠子「あ、ちなみにエネルギー切れとか通用しないので」
菫「う、うるさい!何と言われようが私が大星にプレゼントを渡すんだー!」
照「クソダサ水着のくせに…」ボソッ…
菫「何か言ったか?鉄板?」ピキッ
照「お?」ビキッ
菫「あ?」ビキビキ
尭深(今の内に…)コソコソ
尭深「あっ!いっけな~い!」
誠子「どうしたんだ尭…深?」
尭深「割れた破片で気付かなかったけど貯金箱の中に通帳入れてたんだった~!」テヘッ☆
照・菫「!?」
尭深「じゃあ残高的に私が淡ちゃんにプレゼント渡しますね~?」ニコニコ
菫「いや、それは流石に無いだろ…」
照「いや、大きさ的に無理だから…」
尭深「本当にそう言えますか…?」
照「うん、無理だって」
菫「入れてみろよ、ほら早く」
尭深「『入れたら』渡して良いんですよね…?」ニヤッ
照「うn」菫「待て!照!」
尭深「チッ…」
照(なんで止めるの…?入るわけ無いじゃんあんなの…)ヒソヒソ
菫(渋谷の顔を見ろ…アイツは恐らく通帳を切り刻んでもあの中に入れるつもりだったんだろう…)ヒソヒソ
照(え!?でもそんな事をしたら…)
菫(あぁ…あの程度の金、はした金と判断したんだろうな…)ゴクリ…
照(尭深…恐ろしい子…)ゴクリ…
誠子「それで結局誰が渡すんですか…?」
菫「それは私が…」
照「菫は駄目。不正したでしょ」
尭深「じゃあ私が…」
照「尭深もダメ。単純に怖いから」
誠子「じゃあ私が…」
照「誠子は金額が論外」
誠子「えぇ~…」
照「やっぱり私しかいないよね!」ドヤア!
菫「意義ありだ!お前だって何か不正をしてるかもしれないだろう!」ブーブー!
尭深「やってない証拠が無いぞー!」ブーブー!
誠子「そうだそうだー!」ブーブー!
照「そういえばこのお金、全部足したら『96400』円になるね…」
菫・誠子・尭深「!?」ドキッ!
照「インターハイ準決勝は酷かった…何故か私の稼いだ点棒が終了時には無くなってたんだよね…」
照「あれって全部で何点無くなったんだっけ?」
菫・尭深・誠子「どうぞ宮永さんが渡してください…」ドゲザ
照「え?良いの?ありがと~」ニコニコ
菫・誠子・尭深(悪魔め…)ギリッ
照「それじゃあ私がプレゼント係りって事で明日はいよいよプレゼントを買いに行くけど」
菫「wiiUとマリオカートだろ?流石にこれだと資金が多すぎるが…」
誠子「負けた人の罰ゲーム用にメイド服も買って来ますか」
尭深「後はお料理の分とかケーキとか…」
照「パーティーグッズも買うとなんだかんだで調度良いくらいにはなるかもね」
菫「じゃあ明日は各々役割分担をして買い物に出かけよう。私はゲームを」
誠子「私は料理を」
尭深「私はケーキと淡ちゃんへのプレゼントを」
照「…あれ?私がメイド服買ってくるの?」
菫「それくらいしか役割が余ってないんだから仕方ないだろう?」
照「でもそんな恥ずかしい事させられるなんてもうすでに罰ゲームな気がするんだけど…」
菫「プレゼントを渡せるんだからそれくらいは目を瞑ってくれ」
照「そっか、そうだよね!」ドヤア!
菫・誠子・尭深「」チッ!
六日目終了
最終日 大星淡生誕祭当日
菫「よし、それじゃあ早速行くか」
弘世菫はお嬢様である。昔から教育の一環として様々な習い事をこなす日々
そしてそのうちに辿り着いたのが麻雀であった。
日本舞踊に華道、琴に弓道。大和撫子としての習い事
その中にテレビゲームが入る隙など無かったのだ…
菫「えっと…wiiU?どれも同じものにしか見えないが…」フムフム
菫「少し照に電話してみるか…」ピッピッ
菫「あぁもしもし?私だ。wiiUの特徴を教えて欲しいんだが…」
照『一番新しい白い色の薄いゲーム機だよ。それとマリオカートとコントローラーも忘れないでね?』
菫「あぁ、車のゲームだったな。一緒に買っていくよ、ありがとう」ピッ
菫「よし、店員に聞いてみるか…」
菫「すみません、一番新しい薄型の白いのとレースゲームはどこですか?」
店員(薄型の白いの…?ウチはもう潰れかけの中古屋だから最新機器はPS3なんだけど…)
店員(調度いい、何も知らなそうだし在庫処分にコレを売りつけてしまおう…)クックック…
店員「あぁ、それでしたらこちらの方でよろしいですか?」
薄型PS2ホワイト グランツーリスモ
菫「…これが最新のものですか?えらい簡素な造りですけど…」
店員「無駄なものを削っていったらこうなったんです。日本人って小型化好きじゃないですか!」ハハハ
菫「あぁなるほど、じゃあこれ下さい」
店員「まいど!」ヘッヘッヘ!
渋谷尭深のバースデーケーキ
尭深「うーん…ケーキ屋さんに来たは良いものの…」
渋谷尭深はお茶が大好きである。故に茶菓子も大好きである
小さい頃から利きお茶という綾鷹のCMみたいな事をして過ごしていた
そしてなんか卓の色が緑でお茶っぽい、という理由で麻雀を始めたのである
なので洋菓子にはてんで弱いのであった!
尭深「無難に抹茶シフォンケーキかなぁ…それとも意表をついて栗羊羹で良いんじゃないかな…もうケーキじゃないけど…」
尭深「はぁ…迷っちゃうなぁ…店員さんに聞いてみよう」
尭深「すみません、バースデーケーキで人気の物ってなんですか…?」
店員(へっへっへ…先日食中毒事件を起こして、もう店を畳もうかと思っていた矢先に良い鴨が来たぜぇ…)ジュルリ
店員(ここはもう俺が二日酔いで意識が朦朧としてるときに勢いで作っちゃった『餡子と抹茶の栗羊羹~マカロンを添えて~』を売りつけてやるぜ!)ケッケッケ!
店員「今現在はこちらの商品がおススメでございます」
尭深「餡子と抹茶の栗羊羹~マカロンを添えて~?」
店員(くそっ!流石に無理か…!?)
尭深「美味しそうですね!これにします!」キラキラ
店員(この女正気か!?)ビクッ
店員「あ…はい、じゃあ少々お待ち下さい…」
尭深(淡ちゃん喜んでくれるかなぁ~♪次はゲームを買いに行こう!)ルンルン
宮永照のメイド服
照「メイド服ってどこに売ってるんだろう…聞いたこと無いや…」
宮永照はポンコツである。麻雀以外はてんでダメ
天は二物を与えずを体現したような人だった
もう何も言うまい…彼女はポンコツだったのだ…
照「まぁメイド喫茶に行って少し借りればいいか」スタスタ
カランコロン
メイドA「イラッハイマヘ、ゴフジンハマ☆」
照(どうしたんだろう…凄い聞き取りづらいけど、風邪かな?)
メイドA「レハホチハノホセキヘホウソー?☆」
照(なんかあの喋り方凄い腹立つなぁ…糖分でも摂取して落ち着こう…)
照「あの、この『メイドの愛たっぷりときめきマジックパフェ』1つ」
メイドA「ターイ!『ヘイロノハイハップリホキレキハジックハヘ』レフネー?☆」
照「いや、だから『メイドの愛たっぷりときめきマジックパフェ』を…」
メイドA「ホチラノオ『ヘイロノハイハップリホキレキハジックハヘ』レフネー?☆」
照「えぇ…もうそれで…」
~五分後~
メイドB「お待たせいたしましたご主人様☆」
照(ちゃんと喋れる人居るじゃん!なんだったのさっきの人!)
メイドB「ではご一緒に魔法を掛けて下さいね~?☆」
照「ま、魔法…?」
メイドB「私の言葉に続いて下さいね~?行きますよぉ~?」
メイドB「キュ~ルリンキュルルン♪萌えっ萌え♪おいしくな~れ☆」ハート
照「え…これを私も…?」
メイドB「はい♪とっても美味しくなるんですぅ~☆」
照(お、美味しくなるんだ…じゃあ仕方ないけど…)
照「きゅ、きゅるりんきゅるるん///も…もえっもえ///おいしくなぁれ…///」ハート
照(これ…凄い恥ずかしいよ!!///)カオマッカ
ハリハホウゴライマヒハー☆
照(心なしかいつもより美味しかった気がする…あの店員もなんだか可愛く見えてきた気がするし…)トオイメ
照「さてと…もう帰ろう…」スタスタ
照(でも何か忘れてるような…?)スタスタ
虎姫集合!
誠子「皆遅いなぁ…もう準備しないと間に合わないよ…」
ガチャッ
菫「いやぁ、すまんな亦野!少し遅くなってしまった!」フウ…
誠子「弘世先輩が一番かと思ってたんでビックリしました…私はもうお鍋の準備始めてますよ」
菫「仕事が早くて助かるよ。プレゼントはこれでよかったかな?」
薄型PS2ホワイト グランツーリスモ
誠子「え…?これ誰へのプレゼントですか?」
菫「いや、大星にwiiUとマリオカートを…」
誠子「これPS2とグランツーリスモじゃないですか…」
菫「…あ!本当だ!これwiiUとマリオカートじゃない!」ハッ!?
誠子「とにかく宮永先輩と尭深に買って来てもらうしか…」ピッピ
ガチャッ
照「ただいま~」
尭深「今帰りました…」
誠子「えーーーーー!?」
誠子「ちょっと2人とも聞いて!弘世先輩がwiiUとマリオカートを…宮永先輩なんで手ぶらなんですか?」
照「え?wiiU…?あっ!メイド服忘れた!!」ハッ!?
誠子「もう何やってるんですか二人して!尭深!今から2人で役割を…尭深ケーキの箱小さくない…?」
尭深「『餡子と抹茶の栗羊羹~マカロンを添えて~』っていうケーキで…」
誠子「ケーキじゃないじゃんそれ!もう羊羹とマカロンじゃん!」
尭深「…あ!本当だ!これケーキじゃない…!」ハッ!?
誠子「もー!バカチンどもが!お鍋見てて下さい!私が買ってきますから!」
照「え…でも今から行っても…皆で手分けして…」アセアセ
誠子「あんた達に任せたら来年まで掛かるわ!いや来年も危ういよ!」ウガー!
菫「すまない…」
尭深「ごめんなさい…」
照「すいませんでした…」
白糸台高校亦野誠子は優秀な成績を残してきた事はそれ程無い
だがしかし、要所でその力を遺憾なく発揮する事でチーム虎姫の五番手を任されている
しかしそれは麻雀での話である
日常生活の亦野誠子は至って普通。一般人である
だが変人だらけの虎姫の中で、それは一番の長所であった
誠子「このホールケーキを1つ!チョコに『お誕生日おめでとう!淡ちゃん!』で!後で取りに来ますから!」
誠子「wiiUを1つ!あとマリオカートとコントローラーも!」
誠子「このメイド服下さい!サイズはMとLを1つずつ!」
こうして一般人、亦野誠子の活躍により
誠子「た、ただいま…」ゼエゼエ
菫「ほ、本当に全部買ってきたのか…?」
照「おぉ…亦野すごい…」パチパチ
大星淡生誕祭 無事開幕
一応ここまで書けましたので次回で流石に完結です。
次回は淡ちゃんの誕生日とあまり書けてない淡ちゃんのオマケを少々…の予定です
レスも沢山いただき嬉しいです。ありがとうございます!また次回の更新でお会いしましょう
失礼します。
主役登場
淡「どうしたの~?テルーから呼ぶなんて珍しい…って暗いんだけど…」
淡「うぅ~電気電気~…」ゴソゴソ
パチッ
照「淡誕生日おめでとー!」パーン!
菫・誠子・尭深「おめでとー!」パーン!
淡「え…?これ…」キョロキョロ
大星淡ちゃん誕生日おめでとう!
照「皆で今まで準備してたんだよ。ビックリした?」
菫「結構大変だったが、終わってみれば中々楽しかったよ」ハハッ
誠子「今日は私が一番頑張ったんだぞ?」
尭深「淡ちゃん、喜んでくれた…?」
淡「皆…ありがとう…」ジワッ
淡「え…あれ?なんでかな?ゴメンね…凄い嬉しいのに…」グスッ
淡「私、こういうのされた事無いから…エヘヘッ…凄く嬉しい…」グスッ
照「淡、今日は淡がこの世に産まれて初めて泣いた日なんだよ」
淡「え?うん…まぁ産まれてすぐは皆そうだろうけど…」グスッ
照「でも今日は淡にも笑ってて欲しい。淡がここに居てくれるおかげで、私達は今笑えてるから」ニコッ
淡「テルー…皆本当にありがとう」ニコッ
菫「まったくキザな奴だ…」フウ…
尭深「いや多分あれコピペで見たヤツですよ…」
菫「え、そうなのか?」
誠子「あぁ…通りで聞いた事あると思った…」
菫「うわぁ…ダッセェ…」
照「///」コホン
照「それと淡に皆からプレゼントを用意している」
淡「うそー!何から何までありがとう!」ワクワク
照「じゃあまずはこのwiiUとマリオカートを…」スッ
淡「うわーー!マリオカートだーー!私凄いやりたかったの!ありがとーー!!」キャッキャ!
淡「後で皆でやろうね!ね!」
菫「あぁ、そうだな」ニコッ
尭深「それと私からもこれを…」スッ
wiiスポーツ
淡「おぉ…これがあの噂の…」ゴクリ
尭深「ゲームをしながら体も動かせるから良いかなって…」チラッ
淡「た、タカミー…」ジーン…
淡「ありがとうタカミー!一緒に頑張ろうね!」ダキッ
尭深(この感触…淡ちゃんの体重増加ってもしかして…あぁ幸せ///)ムニムニ
誠子「ほらほら、早くご飯食べちゃおう。今日は私が腕によりをかけたんだから」
淡「えぇー!これ全部セーコが作ったの!?」
誠子「あぁ!鍋とパスタに、昨日大星に釣って貰った魚も有るぞ?」
淡「すごいすごい!なんか誕生日って感じ!」ウキウキ
誠子「それじゃあ皆で仲良く食べましょうか?」
菫「あぁ、いただきます」
照「いただきまふ」モグモグ
尭深「あ、このお魚美味しい!」モグモグ
淡「あ!それ私が釣ったやつ!」ワー!
誠子(やっぱり皆で食べるご飯は美味しいな…)クスッ
食後
淡「はぁ~…もう食べられないよぉ…」ポンポン
菫「本当に美味しかった。ご馳走様」
照「ケーキ!ケーキ!」ウキウキ
尭深「栗羊羹!栗羊羹!」ワクワク
誠子「2人とも落ち着いて…あと尭深のは一人分だし…」
誠子「それじゃあ電気消しますよー」パチッ
菫「せーの…」
淡たんイェ~イ!
淡「わーい!」フー!
菫「おめでとう大星」パチパチ
照「おめでとう」パチパチ
尭深「おめでとう…淡ちゃん」パチパチ
誠子「おめでとう!」パチパチ
淡「ありがとう…」
麻雀にありがとう
孤独だった自分にさよなら
そして全ての淡好きに…
ありがとう
終劇
おまけのマリオカート
淡「わっ!誰こんな所にバナナ置いたの!?」グイーン
菫「おい照!それ私のスターだぞ!」グイーン
照「テレサは私の優秀な参謀」グイーン
尭深「御無礼…」カチカチカチカチ
淡「わっ!?タカミーが凄い勢いでゴールした!!」
菫「金のキノコは強いんだなぁ…」
照「悔しい…もう一回」
誠子「あの…私はいつまでこの格好を…///」メイド
淡「いいじゃん!セーコ意外と似合ってるからずっと着てなよ!」
誠子「当初のルールと全然違うんですけど!?」
カンッ!
おまけのwiiスポーツ
淡「えいっ!」プルン
尭深「わっ…」タユン
淡「待って待って!わー!」プルン
尭深「淡ちゃん早いよ!ちょっと…」タユン
尭深「あ!負けたぁ…」ハアハア
淡「わーい!また私の勝ちー!」ハアハア
菫「けしからん」
照「実にけしからん眺めだ」
誠子「なるほど、たまらん」
もいっこカン!
おまけの淡ちゃん
淡「は~!楽しかったぁ…皆にあんなに祝って貰えるなんて…」
淡「ビックリしたけど私って本当に…」
淡「もてるな~…」タメイキ…
淡「皆が私の事好きなのはわかるけど、反応に困っちゃうんだよねぇ…」アハハ…
淡「まぁ逆に皆の反応見てるのも可愛くていいんだけどさ?」ニシシ
淡「それじゃあ明日からも皆のアイドル頑張りますか!」フンス!
淡「女は小悪魔でなくっちゃ…ってね☆」クスッ
カン!ツモ、嶺上開花!
以上で完結です!
最後の方をやりたくて書き始めたのでもう満足です
やっぱり淡ちゃんは小悪魔キャラが好きですねぇ…
次回は恐らく咲さんの誕生日のSSになると思います。
では見ていただいた方、レスいただいた方ありがとうございました
また次回のSSでお会いしましょう。失礼します
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