UC0124
フロンティアサイド、旧バビロニア宙域
通信手「サラミス級アマンダから入電、異常なし申し送り終了帰艦するです」
艦長「了解、お疲れさんと伝えておけ」
通信手「了解」
艦長「ふぅ…巡回開始だってのにこう気が重くちゃあな」
通信手「例の所属不明のMSの件ですか?連邦軍ムーア大尉のクラップが攻撃されたって言う…」
艦長「それもあるが…」
ピピピ
艦長「なんだ?」
通信手「ポイント198から何らかの信号が…」
艦長「識別はできるか」
通信手「えーと……出ました。赤救難信号です」
艦長「やれやれ、始まってこれだ…」
艦長「モビルスーツに偵察、救助に行かせろ」
通信手「了解」
艦内放送『ポイント198にて救難信号を確認、警戒態勢乙種に以降、モビルスーツ隊の発進準備』
女中尉「えー?これからだって時に…」
男少尉「これからも何もこれで仕舞ですよ中尉」パサッ
女中尉「ロイアルストレート!?」
男少尉「へっへっへこれで4勝2敗」
女中尉「これよ…イカサマしてんじゃないの?」
整備隊長「貴様ら!とっととMSのコクピットに乗れ!いつまで待たせるんだ!」
男少尉「やべぇ!」
女中尉「ちょっと待ちなさいよ!これが終わったらまた続きやるわよね!?」
男少尉「どうですかね?さぁぼやぼやしてると班長につまみ出されますよ」
MSデッキ
http://i.imgur.com/D78EdBz.jpg
ジムのコクピット付近
女中尉「おーい!」
整備員「あ、中尉!」
女中尉「どう?調子は?」
整備員「えぇ元気ですよ?」
女中尉「アンタじゃないわよ。あたしのジムちゃんよ」
整備員「あぁ…調子も何も骨董品ですので…継ぎはぎですが無理はさせないでください」
女中尉「分かってる」
女中尉「出るわよ」
整備員「了解」
艦内放送『MS発進、ジムⅢ二号機カタパルトへ』
女中尉「ちょっと、なんで私が先じゃないのよ」
男少尉『へへ、日ごろの行いでしょ?』
女中尉「もどったら覚えてなさいよ?」
男少尉『おぉ怖』
男少尉「出るぞ!」
ビービービー パーッ
バオォ!!
艦内放送『続いて一号機、中尉発進してください』
女中尉「了解」
女中尉「出ます!」
ビービービー パーッ
バオォ!!
女中尉「うぅ…!!」
サラミス級パプリカ
cic
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r 、 ヽ | // //
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V´i `ヽ\`丶、`ニ´ ヽ\
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通信手「MSジムⅢ出ました」
艦長「よーし、MS隊に先行させて本艦は目標地点ポイント198へ移動」
通信手「了解」
艦内放送『これよりパプリカは先行するMSの後続に付きポイント198へ移動…くりかえす本艦は――――』
艦長(いやな予感がするんだよな…)
艦長「あぁ…やだやだ考えたくも無いことを…」
女中尉「少尉、前方のデブリから行くわよ?」
男少尉「了解、今のところ戦闘らしき爆発や光源は見当たりませんが?」
女中尉「多分コロニー公社の遭難者じゃないかしら」
男少尉「それにしちゃあコロニーから大分離れてますけど」
女中尉「たまにあるのよ工事中に溶接タンクの爆発でプチモビごと飛ばされる奴」
男少尉「なるほどね…」
二機のMSは前方のデブリ郡に移動する
女中尉「どう?何か見つかった?」
男少尉「いえ、なにも?信号は感知してるんですがね…ミノスキー粒子が濃くて…」
女中尉「おかしいこんなに濃いミノスキー粒子は不自然ね…」
主人公の組織はリガ・ミリシャという民警組織
連邦から古い艦艇やMSを譲り受け連邦の変わりに警備活動している
『ザザーッチュィィィィィン…ザザ…』
女中尉「ちっノイズが多くなってきた…直接回線に切り替えるわよ」
男少尉「お肌のふれあい回線ね…」
パシュ
女中尉「やっぱりおかしい…ミノスキー粒子の数値これじゃあ戦闘レベルじゃない」
女中尉「少尉警戒して!何がくるか分からないわよ」
男少尉「なんてこと無いですよ。さっさと終わらせてポーカーの続きを…」
ドワッ!!
男少尉「うゎああああああ!!」
女中尉「少尉!!」
艦長「どうした!何があった!?」
通信手「前方のデブリ郡に爆発…ミノスキー粒子が濃くてMS隊に連絡ができません」
艦長「予感が的中しやがったか…」
男少尉「畜生!なんだってんだ!」
女中尉「取り乱すな!体制を立て直すのよ!」
バウッ!バゥッ!
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女中尉「粒子砲!?ビーム兵器!」
中尉「それにしちゃあデカイ…戦艦クラスなんて
少尉「中尉!上だ!何かいる!!」
中尉「え!?」
黒い影が中尉のジムⅢに襲い掛かる
グアァ!!
`''+i..,,,
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\ .`''ー ,,_
\, .iニ''!"
\ `'-、
\. `''ー ,,、
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ヽ, .<_,
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ヽ `-..、
ヽ `'|~
ヽ ヽ
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'ぃ. l `'-..,、
ヽ `-、. .| __,二=─
ヽ .`''. 、, │ .〈" ̄´゛
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l,./ \ ヽ
゙l! .ヽ _、 __. ヽ,
ヽ.| .`゙''ー て、 .`゙'''ー .._ .\
ll、 `''-..\
女中尉「あぁ!!」
男少尉「中尉!!!」
女中尉「畜生!!接近戦を許すなんて……ってこいつは…」
男少尉「何でコイツがここにいるんだよ…」
ト、 ト、 ハ /〉
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}/i}三| \ /: E.F.S.F: : :.:/:_:_:_:_:_:_:_:_:_/:/ : :|:_:_:_:_:_RX-93:/ : : :.:| l/ //::/
女中尉「が、ガンダム…」
艦長「奴らは何と戦っている!?情報はつかめないのか?」
通信手「以前通信が安定しなくて…」
艦長「くそ!!」
???『―――…もういいだろうデータは取れた。戻ってくるんだ』
???「えー?もうちょっと遊んでいたかったなぁ」
???『これからもっと面白いことが始まるんだ。そうしたらもっと長く遊べるさ』
???「本当?」
???『本当だよ?私が今まで嘘を付いたことはあるかい?』
???「フフフ…そうだね。それまで私、我慢する」
???『賢い子だ―――は』
女中尉「な、なんだ?攻撃してこない?」
男少尉「今のうちに逃げましょう!」
女中尉「でも救難信号は…」
男少尉「コイツは罠だったんです!」
すると黒いガンダムが動き
女中尉「!?」
???「君たちと遊んでもつまらないなぁ」
???「もっと遊んでいたかったけど大佐が読んでるから、帰るね」
バオォ!!
黒いガンダムは中尉たちに背を向けると何処かへ去っていった
男少尉「に、逃げた?」
女中尉「というより見逃してくれたって感じ…」
飯食ってくるぜ
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