オタコン「スネークIS学園を知っているかい?」 (60)

オタコン「やあスネーク気分はどうだい?」

スネーク「思えば短い人生だったが悪くない。あれだけの人間を殺した俺が共に看取られて死ぬことができた。」

オタコン「ふふ、まだ君は死んでいないよ。」

スネーク「ああ。」

サニー「スネーク・・・」

スネーク「サニーっ・・げほっうう」

サニー「スネーク!スネーーーク!!」

オタコン「・・モルヒネを増やそう・・」

スネーク「ありがとう」

サニー「ぐすっ・・・」

スネーク「サニー・・」

サニー「なに?・・えぐっ・・」

スネーク「ありがたついでにタバコをつけてくれるか?」

サニー「うんっ」シボッ

スネーク「すう・・・」



サニー「・・」

オタコン「おやすみスネーク」

サニー「~~」

スネーク「」

へ√へへ√√へーーーーー

オタコン「よし、始めようか。」

サニー「猶予は2分。90秒で済ますわ。おじさん急いで!!」

オタコン「お、おじ?」




???「あ・・・ああ・あ」

オタコン「何が何だかわからないって顔だね。」

???「う・・・」

オタコン「しゃべれないのも無理はないよ。君は生まれてはじめて自発呼吸したんだ。」

???「・・・」

オタコン「このライトを目で追って・・・そうじゃない・・目で追うんだ。」

サニー「動いちゃダメ」

オタコン「目は正常。言葉も理解している。成功だ。」

サニー「それは早計。ちょっと替わって!」

オタコン「むっ」

サニー「スネーク・・私がわかる?」ノッシ

スネーク?「さ・・にー・・げほっ」

サニー「あなたの名前は?」

スネーク?「でい・・すねーく?スネークだとっ」ガタッ

サニー「暴れないでスネーク!!ジアゼパム!!」

オタコン「もう射ったよ。」つ注射器


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1444119858

そうだ  それでいい  まだ逝く必要はない


だがっ・・俺は充分生きた この作り物の体で伝えるべきは伝えた!もう空っぽなんだ!


俺はお前を息子と思ったことはないが


ならもう放っておいてくれ 疲れたんだ


ならばどうして銃を捨てた。自ら決着をつけるのは簡単だろう。ただ引き金を引けば良い。


・・・


やり残したことがあるのだろう


・・・


受け取れ  俺たち いや 我々からの最後の贈り物だ


俺はまだ闘い続けなければいけないのか・・


それはお前次第だ  お前は自由だ


・・・

山田「今日は先日の織斑くんに続いて転入生がいます。」


???「待たせたな」


キャーマタオトコノコーイケメンダー


山田「ええと、プリスキン君自己紹介できるかな。」


???「まかせろ」


シーン


プリスキン「俺はイロコィ プリスキン。こう見えて軍属経験もある元中尉だ。なんだか勘違いしている奴がいるが、俺は先天的に性染色体を欠損している。つまり・・・二人目の男性IS乗りとはならないだろう。」


ザワザワ


モブ「はいはーい!!」キョシュッ


プリスキン「質問は受け付けていないがまあいいだろう。そこの・・」


相川「わたし、相川っていいます!えと、イロコィ君は男装なの?」


ヤッベーダイターン


プリスキン「外性器は確かに女性のものだが、機能はしていない。見ての通りホルモン剤で男性化させているが、これは軍属に都合が良いからというだけでない。俺は自分が男性だと認識している。納得してくれたか?」


相川「は、はい。」


ガラッ


千冬「いつまで自己紹介するつもりだ。とっとと席につけ。お前は織斑の隣だ。」


プリスキン「了解した。」>


ピリリッピリリッピュイーン


プリスキン(こちらプリスキン。IS学園への潜入に成功した)


オタコン(了解。ふふっ)


プリスキン(なにがおかしい)


オタコン(いやあ、君もついに学生になったと思うとね)


プリスキン(俺も似合うとは思っていない)


オタコン(いや、今の君にはお似合いだと思うよ)


プリスキン(この体は華奢すぎる。これだったらオールドスネークの方がまだマシだ。)


オタコン(君はもう”オールド”じゃない。君にふさわしいコードネームを用意した。ヴェイパースネーク。存在しないはずの4人目の兄弟だ。)

プリスキン改めスネーク(蒸気か・・・)


オタコン(気に入らないのかい?)


一夏「おい、イロコィ」ボソッ


スネーク(あからさまにリキッドを意識している気がしてな)


オタコン(えー僕が寝る間も惜しんで考えたのにダメ出しするのかい?じゃあもうジュニア・スネークでいいや)


スネーク(いや、ヴェイパーでいい。)


オタコン(それじゃあ、いつも通りCALLしたときはスネークと呼ぶことにしよう。)


スネーク(そうしてくれ)


千冬「おいっ!!」


ゴンッ


スネーク「ぐああああ!」


オタコン(スネーク?スネーーーーク!!)


千冬「わたしの授業中によそ見するとはいい度胸だな?」


一夏「あちゃー」


千冬「お前も私語は慎め」ゴンッ


一夏「いつっ」


放課後


スネーク「全くなんて暴力教師だ。ここは軍隊じゃないだろう?」


モブ5~6人「ねえねえ、イロコィ君ってどこに住んでたの?好きな食べ物は?土曜日暇?」


一夏「よう」


スネーク「お前は・・」


一夏「俺は織斑一夏、こっちはセシリアだ。」


セシリア「イギリスの代表候補生、セシリアオルコットです。」


スネーク「イロコィプリスキンだ。」


セシリア「アメリカの方ですの?」


スネーク「厳密には米軍にいたことはないが、しばらくアラスカにいた。」


セシリア「軍にいたと仰ってましたけど、ISの方も腕が立つのではなくって?」


スネーク「うーん。駐屯地にISを搬入してる時にうっかり触って起動してしまってな。それ以来まともに動かしたのは入学の時に一回きりだ。」

セシリア「でも模擬戦で教官と審判、警備を含めたIS5台をスクラップにしたとききましたわ。」


スネーク「いや、歩行すらままならなくってISを捨てて白兵戦で倒した。」


セシリア「生身で!?竹槍で戦車どころの話ではありませんわ!妄言を宣うのも大概にしてくださいまし!」


一夏「まあまあ落ち着けって」


千冬「本当だ。絶対防御と雖もアンチマテリアルでシールドエネルギーを十分に削れる。もっとも密着して撃つか7~8発頭部に当てる必要があるがな。」


セシリア「しかし、生身の人間がISの起動に追いつけるはずが・・・」


千冬「なら試してみるか?」


アリーナ


千冬「ルールは簡単だ。この1,21ジゴワット対物ビームライフルでプリスキンがお前を狙撃する。お前のブルーティアーズなら1撃で沈む出力がある。12発撃つ間に落ちればプリスキンの勝ちだ」


セシリア「ま、待ってくださいませ。私の装備は・・・」


千冬「プリスキンはISを使わない。ペイント弾といえどここにはIS用のものしかないからな。お前は丸腰で逃げ回れ。」


セシリア「そんなぁ」


ピリリッピリリッピュイーン


スネーク(こちらスネーク。面倒なことになった。)


オタコン(なあに絶対防御がある。彼女を傷つける心配はないよ)


スネーク(戦場に絶対はない。毎年訓練で何人も死者がでる。)


オタコン(なら、手を抜いて彼女に当てなければいい。)


スネーク(いや、この学園では避けては通れない道だ。絶対防御では隠しきれない戦場の恐怖を新米に叩き込んでやる。)


オタコン(あわよくば、彼女が戦場から身を引くようにかい?)


スネーク(まさかっ・・・俺もそこまでお人好しでも、偉いわけでもない。ただ、先達として助言くらいはしてやるつもりだ。)


オタコン(そうだね。それがいい。)


ブツッ


山田「それでは・・模擬戦を始めます!!」


セシリア(相手はアリーナ中央からうごけない。ならば無闇に飛んでも的になるだけ・・地面すれすれをドムのように滑って左右に斜線を散らしつつ、土煙をたてる!!)


スネーク(煙幕か・・2~3発煙の上方に撃って牽制する!)ビシューンビシューン


セシリア(左右の動きに目を慣らした後、隙を見て、斜め上空に、プリスキンさんの真上の方へイグニッションプーストで移動する!敢えて近づく方向に移動することで、視野角上の角速度を稼ぎつつ、量子変換した土塊をブーストの噴射に混ぜて放出!効果的に煙幕を追加、視覚を奪う!)ジェットストリームアタアアアック

ピリリッピリリッピュイーン


スネーク(煙幕だ。前が見えん。)


オタコン(サーマルゴーグルを使うんだ。)


スネーク(ソリッドアイの暗視モードは試した。)


オタコン(サーマルゴーグルは?)


スネーク(持っていない)


オタコン(はぁ・・・)ピシュン


ピリリッピリリッピュイーン


スネーク(敵機の場所がわからない。)


オタコン(いいかい、スネーク。目だけに頼るんじゃダメだ。音の左右前後、匂い、五感のすべてを使って探すんだ。)


スネーク(だめだ・・分からない)


オタコン(なんにもかい?・・・・・もしかして!5.1サラウンドじゃないのかい?流石にテレビはステレオだろう?)


スネーク(見えないし、聞こえないし、匂わないんだ。)


オタコン(そうか・・しまった!!これはSSだ!)


スネーク(SS?地対地ミサイルのことか?)


オタコン(ショートストーリー:short story、略してSS。ジャパンの掲示板で流行りの創作物だよ。)


スネーク(創作物?これはフィクションじゃない。現実の戦闘だ。アニメの見過ぎじゃないのか?今度サニーに病院に連れて行ってもらった方がいい。)


オタコン(まあ、とにかく。あとはゲーマーの・・いや、SS読者の勘に任せるしかない。)


スネーク(そんなので大丈夫なのか?)


オタコン(おっといけない。ノイタミナのじかんだ)ピシュン


ピリリッピリリッ

ピリリッピリリッ

ピリリッピリリッピュイーン


サニー(どうしたのスネーク?おじさんならテレビ見てるよ。あっセーブならSSだから自動でされるよ)


スネーク(オートセーブか。時代は変わったな。)


サニー(無線をかけたかったら、ハルおじさんなら140.85  私なら140.96をレスに添えてSENDしてね。)


スネーク(オタコンは140.85で、サニーは140.96だな?)


サニー(そうだよ。じゃあねスネーク。バイバーイ)ピシュン

スネーク(こうなったら・・・数打ちゃ当たる!!)ビシューンビシューンビシューンビシューンビシューンビシューンビシューンビシューンビシューンビシューン


セシリア(目の前をビームが・・)ガクブル


千冬「セシリアの勝ちだな」


GAME OVER


キャンベル(スネーク!!スネーーーーーーーク!)

CONTINUE<バキューン


スネーク(こうなったら・・・数打ちゃ当たる!!)ビシューンビシューンビシューンビシューンビシューンビシューンビシューンビシューンビシューンビシューン


セシリアだったもの「」


千冬「やりすぎだ。この馬鹿者を営倉へぶちこめ!!」


GAME OVER


キャンベル(スネーク!!スネーーーーーーーク!)

CONTINUE<バキューン



時は流れ・・4時間後。
テイク78


スネーク(こうなったら・・・数打ちゃ当たる!!)ビシューンビシューンビシューンビシューンビシューンビシューンビシューンビシューンビシューンビシューン


セシリア「きゃあああああ!」チュドーーン


千冬「勝者、イロコィプリスキン!」


一夏「大丈夫か!?セシリア!」タタタタ


セシリア「ええ、どうにか・・大丈夫ですわ」


スネーク「・・」テヲサシノベル


セシリア「完敗ですわ。妄言といったことお詫びします。」


スネーク「なに、まぐれだ。」


セシリア「五発も被弾して、二発目にはシールドエネルギーが切れているにもかかわらず、無事でしたわ。あの視界不良の中の精密な射撃。とても人間技には思えません。完全に負けですわ」


スネーク「いや、いいセンスだ。しかし、脱出後の起動が直線すぎた。イグニッションブーストの加速では狙い撃ちされたら起動修正ができない。」


セシリア「そんな・・・いいセンスだなんて・・私負けましたのに・・」

某日
キャンベル「結婚式以来だな」


スネーク「こうして昔のメンツが雁首揃えるとミッションブリーフィングみたいだな」


キャンベル「あながち間違いでもない」


スネーク「・・・」


オタコン「スネークえキャンベル「いや、私から話そう」


キャンベル「スネークSSEを知っているか?」


スネーク「SSE?」


オタコン「ソリッドスネークエミュレーター」


スネーク「!」


キャンベル「利口な君ならわかるはずだ。」


スネーク「恐るべき子供達計画・・」


キャンベル「その最終フェイズだ。ソリッド、リキッド、ソリダスに次ぐ4人目の息子」


スネーク「だが、あの計画は!」


キャンベル「サニーが解体されたジョン・ドゥの中から発掘したのだ。」


スネーク「!」


スネーク「あの俺の部屋のどでかい機械が・・・」


オタコン「ジョン・ドゥのマザーボードだよ」


スネーク「・・・なぜ黙ってた」


オタコン「てっきり知っていると思ってたよ。」


スネーク「ウィザード級ハッカーはあれくらい使うものと思ってたからな」


オタコン「きみはハッカーをなんだと思ってるんだい?」


キャンベル「すまない。少し黙っていてくれるか、エメリッヒ博士。話がそれる。」


オタコン「・・・」


スネーク「それで・・・そのSSEというのは?」


キャンベル「中国の呪術に蠱毒というものがある。」


スネーク「・・・メイ・リンの出番だな」


キャンベル「壺の中に蛇や虫を入れて、互いに食らわせる。」


キャンベル「そして最後に残った一匹が精霊、尋常ならざるものになる。」


スネーク「俺が・・その蠱毒だと?」


キャンベル「そうだ。愛国者は・・0は、ビッグボスと敵対するなかでもビッグボスを求めた。」


スネーク「俺はビッグボスにはなれない。」


キャンベル「そうだ。だからこそ、愛国者が作ろうとしたものはビッグボスでも、ましてそのコピーでも、代替品でもない。・・・君だ。」


スネーク「・・・」


キャンベル「本題はここからだ。・・・愛国者は秩序を作った。しかし、彼らは自らの敗北を予期し、次世代の秩序を育てようとした。ただのAIと成り果てた彼らも、初心に立ち返ることがあったのだろう。自らの子供を作り、自らの過ちを正すよう、夢を託そうとしたのだ。」


スネーク「それが恐るべき子供達計画か・・・」


キャンベル「スネーク・・君はビッグボスの子供というだけでなく、0の子供でもある。少なくとも彼のビッグボスに対する偏愛がなければ、わざわざ敵のクローンなど作らない。0もまた君に殺されることを望んだのだ。」


スネーク「それで?愛国者は俺に4人目のスネークとやらに殺されろとでも言うのか?」


キャンベル「ちがう。・・・・知っての通り、君の遺伝子は操作され、生殖機能は制限され、テロメアも意図的に短くされている。君に残された時間はもうないだろう。」


スネーク「この間きいた。」


キャンベル「うむ。それは君の行動を制限し管理するための枷ではあるが、そもそも彼らにとって君に長生きさせる必要がなかったのだ。そう愛国者は君に第二の肉体を用意した。」


スネーク「第二の肉体?首でもすげ替えるのか?人は機械とは違う。そんなこと不可能だ。」


オタコン「時代は変わったんだよスネーク。愛国者は度重なる遺伝子操作の実験のなかで到達してしまったんだ。不可逆的転生術、IROだ。」


スネーク「またおぞましいものを・・・それがジョン・ドゥの秘密なのか?」


オタコン「いや。マザーボード内にスタンドアローンの記憶装置が内蔵されていた。・・・ソリトンレーダーが解除キーになっていたよ。もともと、あれは僕たちに見せるためのものだったんだ。おどろいたよ。ナオミがいたら卒倒するだろう。完全に時代錯誤な技術だ。愛国者の技術は世界の100年先を走っていたと言えるね。もっとも科学者はリキッドの決起のどさくさに消されてしまったし、僕らが拾ったマザーボード以外は自動的に削除された。今となってはロストテクノロジーさ・・・」


スネーク「それで?俺をコピーした後、4人目のスネークはどうなる?」


オタコン「ああ、不可逆的、つまりコピーじゃないんだ。移植だよ。君の自我はなくなるし、新しい肉体に本来あった人格は完全に失われる。もっとも、彼にはゴーストがないのだけれどね」


スネーク「ゴースト?」


オタコン「攻殻機動隊は見てないのかい?まあ、いいや。君の光学迷彩もあのアニメがなければ作られくこともなかったんだけどね。」


キャンベル「要するに、君の次の肉体の本来の持ち主は存在しないのだ。君の脳をカットアンドペーストしないと、自発呼吸もできない肉の塊だ。」


スネーク「肉の塊だと!?よくもそんなことが言えたものだ。大佐にも妻がいて娘がいる。クローンと雖も試験管の中で生まれるわけではない。たとえその子供に魂がなくとも、産んだ母親はどうなる!?俺はもう禁忌を犯すつもりはない!」


オタコン「ビッグママに聞いたのかい?言ったろうスネーク・・・時代は変わったんだ。彼は完全に試験管の中で作られた。母のいない子供だ。」


スネーク「尚更だ。これ以上俺に、人としての尊厳を失えというのか」


オタコン「・・・・・」


キャンベル「・・・・・」


オタコン「僕らだって・・・くっ」


キャンベル「私は君に感謝している。それと同時に君の運命に加担した負い目も感じている。みんな君に生きていてもらいたいのだ。他に他意はない。君は愛されているんだ。これは任務ではない。この話もブリーフィングではない。倫理に悖ることも重々承知だ。ただ、君の友人として、君の人並みの人生を、幸せを望んだ結果なのだよ。」


スネーク「・・・」


キャンベル「すまなかった。今日は帰ろう。」カッカッカッ


スネーク「・・・サニーはどうした?」


オタコン「・・・サニーはこのデータを発掘した時。破棄しようとしたらしい。でもこれはスネークのものだから返さないとって・・・。彼女は選択することから逃げたんだ。今日、ここに来なかったのもきっと怖かったからだろう。」


スネーク「十代の娘には酷だろう。」


オタコン「だけど、彼女も君の延命を望んでいる。だからこそこれを僕に託したんだ。・・・それだけは分かってくれ。」


スネーク「・・・・」
ーーーーーーーーーー
ーーーーー
ーーー
千冬「ふっ・・期待以上だな。プリスキン。」


プリスキン「アメリカではこの程度の腕はざらにある。」


千冬「だが、その腕もISの前ではオガクズだ。今回、非IS兵装でISに勝ったのも、相手がたかだか15、6の青二才だからだ。これからお前にはISを手足の代わりに使うことになる。精進しろよ。」


プリスキン「Aye, ma'am.!!」ゝ


千冬「それでは山田先生。片付けは頼んだぞ。」


山田「あ、はい。・・・それにしてもよくこんなにISを壊しましたね。コアは無事ですけど。修理するより新しく取り寄せたほうが早いし安いですね。」


一夏「うわあ」


セシリア「・・・」


プリスキン「すまない。やりすぎた。」


セシリア「よろしいんですのよ。一応、ルールに則って行った模擬戦での損害ですから、本国もなにも言わないと思います。・・・たぶん。」


一夏「でもセシリアのISって第3世代のプロトタイプなんだろ?在庫あるのか?」


山田「しばらくは汎用機での訓練になりますね。」



セシリア「・・・」

その後


一夏「ここが食堂で・・・・ここが更衣室だ。シャワーもある。」


プリスキン「ありがとう。・・・・で?俺は男子用と女子用どちらを使えばいい?」


一夏「・・・あっ」


ピリリッピリリッピュイーン140.85


スネーク(こちらスネーク・・・)


オタコン(・・・受ける気になったかい?整形手術。)


スネーク(・・・おれはどうしたらいい?)


オタコン(だから入学前に受けたほうがいいって言ったんだ。)


スネーク(どうしておれを女型に作ったんだ!?)


オタコン(言っただろう?ビッグボスのゲノムでは性染色体に致命的な欠陥があったんだ。)


スネーク(ならお得意の遺伝子操作ですげ替えればいいだろう?)


オタコン(僕にそんな技術はないよ。)


スネーク(・・・)


オタコン(出来合いのボディ以外は用意できなかったんだ。きっと0はボスの遺伝子に他人のものを混ぜたくなかったんだ。それならばいっそ・・)


スネーク(欠損しているほうがいいと?)


オタコン(そういうこと)


スネーク(・・・はぁ・・)


オタコン(ホルモン剤でどうにでもなるし、外性器は本物そっくりのをつけられるって説明したし、その手術を嫌がったのは君だろう?)


スネーク(・・・)


オタコン(まったく生身で月光と戦う君が整形手術が怖いだなんてね・・・)


スネーク(おかげでIS学園に入れた。フィランソロピーの活動に参加できたんだ。)


オタコン(性染色体が欠損していたことでISにちょっとしたバグが起きたんだね。)


スネーク(不幸中の幸いだな。)


オタコン(そうだね。でも手術から逃げたのとは関係ないだろう?まさかISがおxんちんの有無で起動するわけじゃないだろうし。)


スネーク(・・・)


ピシュン

一夏「大丈夫か?」グイ


プリスキン「ああ、ちょっと通信中だった。」



一夏「通信?」


プリスキン「ナノマシンってやつだ。」


一夏「すごいな!さすが元軍人だ。」


プリスキン「軍属は褒められたものではない。ただの人殺しだ。戦争でしか生の実感を得られない哀れな人殺しの群れだからな。」


一夏「そうか・・よくわからないけど、ごめん。」


プリスキン「いや、こちらこそ悪かった。少し感傷的になっただけだ。」


一夏「それにしてもイロコィがどっちを使うべきかって話だけど・・・千冬姉に聞くしかないかな・・・」


プリスキン「いや男のほうを使おう。あの教官と会いたくないしな。次の長期休暇で治してくる。」


一夏「治す?」


プリスキン「いや・・何でもない。シャワーの時間は、ずらそう。」


一夏「たすかるよ。」


プリスキン「よし・・・もう見て回るところはないな?」


一夏「あとはイロコィの部屋の場所だけど・・」


プリスキン「扉に番号が振ってあるんだ、自分で探せる。」


一夏「そうか。じゃあ俺は箒と訓練があるし、夕飯の時また会おうぜ!」


プリスキン「ああ、またな」


ーーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーー


プリスキン「ここか?」ガチャ


???「だれ?・・・・!!」バスタオル


プリスキン「!」


???「ひっ」


ドッシーン


???「いたた・・・」ハラリ


プリスキン「!」


???「///~~~~~~」ムネカクシ

CALL140.96


ピリリッピリリッピュイーン


サニー(スネークの変態!!)


ピシュン


プリスキン「すまない。間違えた。」


???「///待って」


プリスキン「ん?」


???「間違えてない・・・相部屋・・・」


プリスキン「相部屋?・・・・ハニートラップか!織斑教官のところへ行ってくる。」


???「待って・・・満室だから・・・いっても無駄」

プリスキン「そうか・・・」ジー


???「///」


???「き、着替えるからそ、外に出てて!」


プリスキン「りょ、了解した!」バタン


プリスキン「・・・ふぅ」


ピリリッピリリッピュイーン140.85


オタコン「・・・スネーク?」


スネーク「・・・性欲を持て余す」


オタコン「はっ・・ふふ、言うと思ったよ」


スネーク「そんなにネタにされているのか?」


オタコン「フィランソロピーの全員が知っているよ、一時期は君のMAD動画が流行ったりしたくらいさ」


スネーク「・・・」


ピシュン


コンコン


???「あの・・もう入って平気」


プリスキン「あ、ああ。」


???「・・・」


プリスキン「・・・俺はイロコィ・プリスキン。1組の転校生だ。名前は?」


???「!」


プリスキン「名前を聞いている」


簪「更識・・簪」


プリスキン「そうか。簪か・・いい響きだ。」


簪「そう・・かな」


プリスキン「ああ、女の子らしくて、かわいい、いい名前だ。名は体を表す。俺みたいにな。」


簪「///」


プリスキン「悪いが今日はいろいろあってな、夕食まで休みたいんだ。ベッドはどっちを使えばいい?」


簪「奥・・が空いてる」


プリスキン「ありがとう。」

プリスキン「(ようやく、眠れる・・か・・・zz)」zzz


CALLピリリッピリリッピュイーン140.48


忍者?「スネーク」


プリスキン「!・・雷電・・・か?」


雷電「その通りだ。スネーク。」


プリスキン「どうしてまた、そのバイザーをつけているんだ?」


雷電「バイザー?何を言ってるんだスネーク・・・これはラブスコープだ」


プリスキン「ラブスコープ?」


雷電「知らないのか?」


プリスキン「知らないな」


雷電「まあいい。今回の俺は恋愛アドバイザーとして、フィランソロピーとは別に活動している。ま、女の子の事で、知りたい事があったら、俺にSENDしてくれ。力になるぜ。周波数は140.48だ。」


プリスキン「女の子の事?それがこの任務と何の関係がある?」


雷電「言っただろうスネーク。フィランソロピーとは別行動していると・・・俺は友人として、スネークの失われた青春を取り戻す手伝いをしたい。」


プリスキン「・・・」


雷電「そんなことよりスネーク、その学園の伝説を知っているか?グラウンドの向こうにでかい杉があるだろう。」


プリスキン「・・・」


雷電「その木の下で女の子に告白されると永遠に幸せな関係になれるらしい。」


プリスキン「・・・」


ピシュン


プリスキン(ローズと何かあったんだろうか・・・考えるのはやめよう。)zzz


ーーーーーーーーーー
ーーーーーー
翌日午前6時


「イロコィ・プリスキン。イロコィ・プリスキン。至急教官室までこられたし。繰り返す~~」



プリスキン「失礼する」


千冬「入れ」


プリスキン「!・・・オタコン!」


オタコン「やあ、プリスキン。ようやく君のISが完成してね。Mk.3を使って郵送しようと思ったんだけど、警備に引っかかったから直接持ってきたよ。これが君の専用機だ。」


プリスキン「注射器?・・・ナノマシンか」


オタコン「教科書に書いてあるように、ISにはホイポイカプセルみたいな量子化携帯機能があって、専用機持ちはプレスレットや腕時計なんかに偽装させて携帯するのだけれど、君のは特別せいさ」


千冬「馬鹿な!ISのナノマシン化だとっ!そのような技術第3世代のISでも実用化されていないぞ。」


プリスキン「射つのなら早くしてくれ。」


オタコン「いつになく素直だね。」


プリスキン「お前のことは信用している。もう二度とあんなことは御免だがな。」


オタコン「FOX DIEか・・・皮肉だね」


プリスキン「何!?」


オタコン「ISは兵器だ。その戒めを忘れないようにって名前をつけたんだけど」


プリスキン「FOX DIEか・・・」


オタコン「そうISのあらゆる世代とも設計思想を異なるあらたなIS・・・FOX DIEだ。」


プリスキン「どうやって展開すればいい?」


千冬「簡単だ。ただ、呼べばいい。早く見えてみろ。」


プリスキン「よし・・・・来い!FOX・・・・ DIE!!!!」シャキィィィィン


千冬「なんだ・・・これは?」


プリスキン「スニーキングスーツか・・・いつもの通りじゃないか」


オタコン「うん。まだ初期設定が終わってないみたいだね。でも、きちんと起動ができてよかったよ。本当は少し不安だったんだ。」


プリスキン「不安?そんなものを俺に射ったのか?」


オタコン「あ・・・いや、気のせいだよ。はは、」


プリスキン「・・・」


オタコン「マニュアルは君のナノマシンと同期されるから20分くらいで基本操作は覚えるはずだ。あとは実践の勘を取り戻せば、すぐに戦える。」


プリスキン「なるほど、また、あの電話帳みたいなマニュアルを覚えなくて済むんだな?」


千冬「そうか。20分で覚えるか・・・ちょうどいい。1限目は飛行訓練だ。専用機持ちが3人になったことだし、お前にも見本となってもらおう。」


ーーーーーーーーーー
ーーーーーー


千冬「本日は一般飛行訓練を行う。専用機持ちには実演してもらおう。織斑、オルコット、プリスキンはISを展開しろ!」

セシリア「はい!」シャキーン


プリスキン「・・・」シャキーン


一夏「あれ?」


プリスキン「どうした?」


一夏「おかしいな・・・」


千冬「どうした織斑。熟練したIS乗りなら展開に1秒もかからないぞ」


一夏「こい!白式!」シャキーン


千冬「よし。それでは垂直に上昇しろ。」


セシリア「はい!」ギュイーーン


一夏「よし、俺も!わっととと」ギュイーン・・・フラフラ


プリスキン「・・・はぁ」


千冬「どうしたプリスキン」


プリスキン「飛行ユニットがない」


千冬「は?」


プリスキン「今、気がついた。あの電話帳を読んだ限り、デフォルトでついているものだと思っていたからな。確認していなかった。」


千冬「よし・・・今日はお前も打鉄で訓練しろ。」


プリスキン「"Aye, ma'am"」


一夏落下後


モブ女「すごいねプリスキン君!織斑君より、ずっと上手い!」


プリスキン「ふっ、REXの操縦よりずっと簡単だからな」


キャーキャー


セシリア「てっきり一夏さんの取り合いになるかと思いましたのに。プリスキンさんに人気を取られてしまいましたわ」


一夏「ああ、量産機なのにえげつない動きをしてるよな。」


箒「い、一夏、ちゃんと見ててくれ!」


一夏「落ち着け箒。大丈夫、絶対防御がある。」


セシリア「それにしても、すごいカリスマですわね・・・」

★テステス

セシリア「よろしかったら、私が訓練してあげてもよろしくってよ」


一夏「訓練?」


セシリア「放課後に二人きりで」


箒「待った!一夏は私と特訓するんだ。」


セシリア「専用機持ちであるわ・た・く・しの方が一夏さんの為になりますわ・・・」


箒「だが」


プリスキン「セシリア!一夏!俺一人ではさばききれん。お前たちも3組に分かれてくれ。」


エーワタシプリスキンクンガイイ


千冬「お前ら!なにをやっている!昨日今日ISに乗り始めた青二才に良しも悪しもあるものか!さっさと散らばれ!」


ハーイ


プリスキン「ふぅ・・・やれやれ」


千冬「お前もいつまで乗っているんだ!打鉄は3台しかないんだ。とっとと降りて他の生徒に回さんか!」


プリスキン「Aye,ma`am!」ゝ


プリスキン「・・・CQCの訓練でもするか」


プリスキン「ふむ、ISを展開したままでも普段通りに、いや全盛期以上の動きができるな。ISはパワードスーツも兼ねているのか。ISが相手でも格闘戦で十分戦えそうだ。量子領域はかなり広めだな。・・・これなら武器はもちろん。佐川からamazonまであらゆる種類のダンボール。レーションやペンゼタミンといった日用品まで持ち運べる。」


千冬「なにやら面白いことをやっているじゃないか」


プリスキン「!」


千冬「ナイフと拳銃・・CQCだな?ビッグボスかぶれか」ガシ


プリスキン「うおおおお」


ドデーン


プリスキン「ぐああ(なんだと!CQC?いや、柔道だ!)」


千冬「ほう、うまいじゃないか」


初期設定完了


再起動します


一次移行完了


プリスキン「ISが変形した!?これは・・・オクトカム!」


ワンオフアビリティ解除


千冬「ファーストシフトが完了したか」


プリスキン「ふふふ」キュッ



千冬「バンダナ?」


プリスキン「無限バンダナだ!」


千冬「無限バンダナ?」


プリスキン「これでもう怖いものはない!!うおおおお」ガシッ


千冬「!」


プリスキン「なにぃ!」ドデーン


プリスキン「」ガクッ


ーーーーーーーーー
ーーーーー
保健室


一夏「おい、おきろ」トントン

         ★
プリスキン「」★★ノ

トントン      ★
プリスキン「」★ノ

トントン     ★
プリスキン「」ノ


プリスキン「う・・うう」ノソリ


一夏「食堂行こうぜ。もう昼だ。」


箒「わざわざ起こしに来る必要があるのか?」


一夏「約束だしな。このまま放ってはおけないだろ?」


セシリア「さすが一夏さん。お優しいんですのね。」


プリスキン「昼・・・か・・・なあ一夏?もう一人連れて行っても構わないか?」


一夏「ああ。みんなで食べたほうが楽しいからな!」


箒「一夏!」セシリア「一夏さん!」


ーーーーーーーーーー
ーーーーーー
スネークの部屋


簪「(遅い・・・・・・私のことなんて誘ってくれるなんて『もしかして』って思ったけど、きっとルームメイトだからってだけ。本当はだれも、ヒーローみたいに迎えになんて来てくれないんだから・・・)」


コンコン


プリスキン「待たせたな!」


簪「!・・・イロコィ!」パァァ


プリスキン「どうした?いいことでもあったのか?」


簪「ううん。なんにもないよ。早く行こう。席取れなくなっちゃう。」


プリスキン「ああ大丈夫だ。一夏たちがとっておいてくれる。」


簪「そう・・・(二人きりじゃないんだ・・・ちょっと残念かな)」ショボン
ーーーーーーーーーー
ーーーーーー
食堂


箒「だーかーらー、どうしてお前が一夏の隣に座るんだ!」


セシリア「あとからプリスキンさんたちが来ますし、順に奥から座っただけですわ。なあんにも他意はございませんでしてよ。」


箒「ううう、一夏が真ん中にすわればいい!そうしよう!それがいいな!」


一夏「え、でも俺が角のほうが良くないか?みんなの飲み物とか取ってくるぞ?」


箒「そんなもの私がやる」


一夏「でも、女の子にやらせるのはなぁ・・・おっ」テヲフリフリ


プリスキン「待たせたな!」


簪「・・・」ペコリ


プリスキン「ルームメイトの更識簪だ」


一夏「織斑一夏だ。よろしくな簪」ニッコリ


簪「(織斑!?)・・・よろしく」キッ


セシリア「セシリアです。よろしくおねがいしますわ」


箒「篠ノ之箒だ」


簪「よろしく・・・」


一夏「頼んでる時間ないから、イロコィと簪の分も頼んどいたぞ。麺だと伸びるからチャーハンだ。」


パシャッ


プリスキン「!」

新聞部その他ゾロゾロ


新聞部「新聞部でーす。織斑君、クラス代表おめでとーう。記念に1枚。」パシャ


新聞部「いやぁ、うちのクラスは専用機持ちが3人もいてうち2人が・・・1人が男の子。これは今年のクラス対抗戦はうちの勝ちかな。他クラスの専用機持ちは2組に1人と・・・」


???「その情報古いよ!!」


???「2組のクラス代表は私に変更!専用機持ちは2人になったんだから!」


一夏「鈴?」


プリスキン「鈴音?」


鈴「あ、あんたは!!空港であった面白外国人!!」


箒「知り合いなのか?一夏?」


簪「・・・」キッ


セシリア「一夏さんとの関係は?」


プリスキン「日本に来るときに成田であった・・・それだけだ」


鈴「こいつね~JALの段ボールを盗もうとして連行されそうになってんの!それをわたしが助けたってわけ」


プリスキン「あれは潰して荷台に積んであったんだ。だれでもいらないものだと思うだろう。それに助けなんかいらなかった。話せばわかってくれたはずだからな。」


鈴「普通そんなことしないわよ。それに盗むだけならまだしも、その場で組み立ててかぶってたんだから」


プリスキン「やめろ!!そんな言い方したらまるで俺がおかしいみたいじゃないか!あれには歴とした止むに止まれぬ事情があってな」


鈴「スペツナズの顔見知りが居たんだっけ?だからと言って段ボールなんてねぇ?」


簪「・・・ごちそうさま」スッ


プリスキン「どうした?話していかないのか?」


簪「今日中に整備しなきゃいけないものがあるの」


プリスキン「分かった!!もうこの話はやめよう。」

鈴「えーこれから面白くなるのに」ブーブー


セシリア「イロコィさんてやっぱり面白い方ですのねぇ」


箒「そんなことより、この女は誰だ?一夏とどういう関係なんだ?」


一夏「どうって幼なじみだけど」


鈴「ああ、この人が一夏が言ってたーーー


物陰/簪「すごく楽しそう・・・やっぱり私のことなんて・・・」

ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
スネークの部屋


プリスキン「簪は・・・いないのか。まだ課題が終わってないのか。」


プリスキン「・・・」


プリスキン「よし」


ピリリッピリリッピュイーン140.48


雷電「どうしたスネーク?女の子について聞きたいことがあるのか?」


スネーク「ああ。ちょっとルームメイトの女の子の様子がおかしくてな。」


雷電「更識簪ちゃんか?」


スネーク「どうして名前を!?」


雷電「ラブスコープさ」クイッ


スネーク「それで?アドバイスとやらをしてくれるんだろう?」


雷電「あせるなスネーク・・・女の子のスネークに対する評価は・・・まぁこんなとこだな」


セシリア ( ̄∇ ̄)
篠ノ之箒 ( ̄  ̄)
更識 簪 ●~*
相川清香 ( ̄∇ ̄)
凰 鈴音 ( ̄  ̄)

スネーク「!・・・この爆弾は?」


雷電「がんばれよ、スネーク」


ピシュン

ーーーーーーーーーー
ーーーーーー
鈴「ねえ一夏、私との約束覚えてる?」ニコニコ


一夏「約束?・・・・ああ、再開したら飯おごってくれるってやつだっけ?いやぁ、一人暮らしって結構大変だから、ありがたいよなぁ。」


鈴「・・・バカ!!」バシン


一夏「!?」


鈴「・・・今度のクラス対抗戦」キッ


一夏「???」


鈴「今度のクラス対抗戦。私が勝ったらなんでも言うこと聞きなさいよ!」


一夏「へ?・・・まぁ、いいけど。あんまり無茶な事頼むなよ」


鈴「ふんっ」ツカツカ


ーーーーーーーーーー
ーーーーーー


プリスキン「まさかクラス対抗戦の初戦がお前とはな。空港での恩はあるが、本気でやらせてもらう。」


鈴「ただの面白外国人じゃないってこと見せてもらうよ!」


プリスキン「白兵戦ならこちらに部がある。悪いが勝たせてもらう」


鈴「悪いけど私はこんなところで負けてらんないの!(一夏に勝って今度こそ・・・)」


プリスキン「どうやら、お互いに負けられない戦いのようだな」


CALLピリリッピリリッピュイーン140.48


雷電「スネーク」


スネーク「どうした?雷電」


雷電「最後にエメリッヒ博士に連絡を取ったのはいつだ?」


スネーク「この学園に来てからほぼ毎日通信があるが、どうかしたか?」


雷電「いや・・・なら、いいんだ・・・くっ」


スネーク「・・・?」


雷電「大丈夫だ。また連絡する」


ピシュン

鈴「(イロコィ・プリスキン。2人目の非女性IS乗り。つい先月、ISを起動したばかりで、一切の資料はなし。・・・珍しいフルスキン(全身装甲)であること以外は未知数。軽く聞き込みをした結果は一切の飛行ユニットを積んでいないらしいということ・・・きっとカスタムウィングの容量を他に回してるのね。)」


イロコィ「(どうする?相手の兵装は飛行バックパックにあの刀、肩当は砲台のようにも見える。今生は兵士になるつもりはなかったからな。少し勉強不足だ。・・・とりあえずオタコンに連絡を取るか)」


ピリリッピリリッピュイーン140.85


オタコン「わかってるよスネーク。ISの情報だね?・・うん。赤い機体に肩の空気砲、間違いない甲龍(シェンロン)だ。中国の第三世代ISだよ。一双の青龍刀は柄を連結してツインブレードとして運用できるようだ。厄介なのは肩についている龍砲だね。空気自体に圧力をかけて指向性の衝撃波を打ち込む。この武器の長所は射角、弾道の一切が視認できないところだ。」


スネーク「厄介だな・・・で、どうやって戦えばいい?」


オタコン「第三世代とはいえ、索敵の一切をハイパーセンサーに依存している。これは360度全方位の情報を操縦者の脳に直接提供する次世代技術だ。非常に多機能で、人間の通常の分解能の数倍、さらには赤外線、暗視、望遠といった機能がある。」


スネーク「まるでソリッドアイだな」


オタコン「全てにおいてそれ以上だよ、スネーク。とはいえ、いくら高性能と言っても、愛国者時代と原理的には同じ技術が使われている。ノイズキャンセラーこそあれど、今でもチャフが有効なはずだよ。まずはセンサーをつぶすんだ。」


ピシュン


鈴「まずは様子見ね」バシュンバシュン


プリスキン「くっ、これが龍砲か。弾道が読めん!」ハリウッドダイブ


鈴「やっぱり、飛べないみたいね!飛ばないISなんてただの的よ!!」バシュンバシュンバシュン



プリスキン「・・・(余波を食らったっ!)」


バシン!バンッ!!


鈴「くっ!!スタングレネード!?でもセンサーがあるわ!」


鈴「センサーが効かない!?・・・・・・だんだん見えてきた」


モクモク


鈴「煙幕!?・・・龍砲で吹き飛ばすだけよ!!」


プリスキン「・・・」カムフラ率95%


鈴「いない!?・・・熱源反応もまったくないわ!?」


プリスキン「・・・」


鈴「はっ!!上か!?・・」


プリスキン「もらった!!」つアンチマテリアルライフル


ドーーーン!!!


鈴プリスキン「!」

警報「ウォーンウォーン!!」


千冬「なんだとっ!?」


ギャラリー「キャーー!!」


鈴「あいつが隔壁を破ったの!?」


プリスキン「敵襲か!?」


鈴「何・・・あの黒いの?」


無人君「・・・」ビーーーム


プリスキン「くっ!」ローリング


鈴「イロコィ!!」


プリスキン「ビーム兵器か・・・しかもブルーティアーズより高出力だ!」


鈴「ここは私が時間を稼ぐ!イロコィは早くピットに逃げて!」


プリスキン「君みたいな新兵を置いて撤退などできない!」


鈴「飛べもしないISでどうするっていうの!?それにこんな非常事態だもの、すぐに上級生や先生が救助に来るわ!」


無人君「・・・」ビーーーム!


プリスキン「避けろ!鈴っ!!!」


鈴「きゃーっ」ヒュー


ドシャッ


鈴「」ガクッ


プリスキン「鈴!!りーーーーんっ!!」


ピリリッピリリッピュイーン140.85


スネーク「オタコン!!」


オタコン「スネーク・・・」


スネーク「あいつの情報は!?」


オタコン「・・・ないよ。どこの市場にも出回っていない機体だ。おそらくどこかのプロトタイプか特注品だろう。」


スネーク「くそっ!!ISは467機しかないんだ。何かないのか!」


オタコン「すまない、スネーク・・・武運を」


ピシュン

プリスキン「うおおおお!!」チャフチャフスモークスタンチャフチャフスモーク


無人君「・・・」ビームビームビームビーム


プリスキン「ここだ!!」つレールガン


ドンッ!


無人君「・・・」ヒュン


プリスキン「避けた!?・・・人間の反射速度じゃないぞ!くそっ!!鈴は意識がない、俺が引きつけるしかない!」


無人君「・・・」ビームビームビーム


プリスキン「ぐあああ!」ゴロンゴロンゴロン


無人君「・・・」ビーム


プリスキン「!っ危なかった・・いくらシールドエネルギーをごっそり持って行かれた!あと2発は持たないぞ!管制、管制!・・・くそっ繋がらない!」


ーーーーー


千冬「早くセキュリティをハックするんだ!!」


山田「間に合いません!!」


一夏「イロコィ!!」


セシリア「イロコィさん!・・・織斑先生!わたくしが行きますわ!!」


千冬「止むを得ん。織斑、オルコット!!雪片弐型で防御隔壁を突破し、プリスキンに加勢しろ!!私は3年と教官の部隊を編成する!それまでの5分間持ち堪えろ!」


一夏セシリア「「はいっ!!」」ゝ


ーーーーー


無人君「・・・」つビーム砲


プリスキン「くそっ!・・・もう終わりなのか・・・」


リキッド『まだだ!まだ終わってない!!』


プリスキン「!?・・ISがっ!」



プリスキン「これは・・・!」


千冬一夏セシリア山田その他多数「!」


千冬「あれが・・・あんな者がISだと!?」


一夏「恐・・・竜?」


セシリア「なんて・・・大きさですの」

千冬「セカンドシフトか・・・束め」


プリスキン「これは・・・メタルギアREX!」


ピリリッピリリッピュイーン140.85


プリスキン「聞いていないぞ、オタコン!!」


オタコン「あれは・・・僕の最高傑作だからね」メガネクイッ


プリスキン「・・・」キッ


オタコン「そんな顔しないでくれスネーク・・・ともかくそれがあればこの場を乗り切れる。その女の子だって助けられる。」


プリスキン「こんな鈍重な機体でどうやって太刀打ちする?相手はISだぞ」


オタコン「スネーク、察しが悪いね」


プリスキン「!?」


オタコン「そのFOX DIE第二形態、メタルギアREXのワンオフアビリティを確認するんだ」


プリスキン「!」


プリスキン「・・・これは!・・・核!?」


オタコン「ご名答」ニヤニヤ


プリスキン「・・・」キッ


オタコン「怖い怖い」ニヤニヤ


プリスキン「・・・オタコンじゃないな?」


オタコン「ふふふ・・・あははは」

スネーク「よく見ればオタコンの回線じゃない、大佐をどうした!オタコンを出せ!」


ベリリ


スネーク「フェイスカム!」


???「初めましてスネーク」


スネーク「あの時のオタコンは・・・」


???「伝説の英雄とも言われる人間が、なんだかわからない注射を打たせちゃうなんて、束さんがっかりだよ」


スネーク「束?・・・IS開発者か!!」


束「ピンポーン、だーいせーいかーい」


スネーク「やられたっ!」


束「安心してよスネーク、それは束さんが発明した代替核。空気中の水素をつかった綺麗な核だから」


スネーク「綺麗な核など存在しない、核反応では必ず放射性廃棄物が生まれる。学園は汚染される」


束「うーん、確かにアリーナは使えなくなっちゃうけど、だいじょぶでしょ」


スネーク「お前のような奴がいるから!!・・・」


束「スネークのISは特別製なの、もう!それにかかりっきりで箒ちゃんのISが手につかなかったんだから感謝してよねっ!」


スネーク「感謝?・・・感謝だと!?俺に核のスイッチを押させようとしているのにか!?」


束「でも、その女の子は助かる。そのISのシールドバリアは放射線も爆風も熱線も通さない。核に最適化されているからね。その娘に覆い被さればいい」


スネーク「ギャラリーはどうなる?」


束「大丈夫、防御隔壁があるから。だって箒ちゃんやいっくんやちーたんがいるんだよ。殺すわけなーいじゃん」


スネーク「俺には押せない」


束「スネークは押すよ、押すしかないんだから」


ピシュン


REX「ガショーンガショーン」ガバッ


鈴「」


プリスキン「大丈夫だ、鈴。死なせはしない」カチッ


ゴッ


無・・・.....

千冬「・・・」


一夏「終わったのか?」


セシリア「地面が赤熱していますわ」


箒「」(ピットの近くまで来ていたので衝撃波で気絶)


REX「・・・」


RE・・・


鈴「すぅ・・・・すぅ」


プリスキン「・・・」ニッ


山田「セキュリティのロック解除されました!」


千冬「よし、救護班、突入しろ!」


プリスキン「・・・ISはナノマシンで俺と一体化している、これは残してはいけない。ミームを抹消しなければならない。今度こそ決着をつける」つsocom


千冬「何をしている!やめろ!!」


プリスキン「あぐ」つsocom


プリスキン「(引き金を引けない!)」


CALL[140.85]ピリリッピリリッピュイーン


束「言ったはずだよ、スネーク。スネークのナノマシンは新しいナノマシンに同期されたって」


スネーク「マインドコントロールか」


束「マインドコントロール?ちょっと違うかな。わたしはね、スネークが気に入ってるんだぁ。だからマインドコントロールなんてしないんだよ、それじゃあつまらないもん。ただ、まだ死なれちゃこまるから制限をかけてるだけだよ」


スネーク「っ!」


束「いまどんな気分かな?スネーク」


スネーク「・・・」キッ


束「冷戦時代、大国が保有した強大な抑止力。それをたった一人の人間、あの英雄、ソリッドスネークが握る・・・新たな抑止、これが新世代の秩序だよスネーク!」


スネーク「お前はいったいなにをする気だ!俺に何をさせたい!?」


束「スネークは今の世界は楽しい?」


スネーク「・・・」


束「わたしはつまんなーい、だからスネークに遊んでもらうのっ」

スネーク「・・・どうやら、次の任務が決まったようだな」


束「スネークにわたしを殺せるかなぁ?」


スネーク「待っていろ、俺は、俺たちが必ずお前にたどり着く!!必ずお前を止めてみせる!」


束「あっそ、じゃあねスネーク、なんか急に暑苦しくなってお姉さん疲れちゃったよ、バイバーイ」


ピシュン


一夏「イロコィ!!」タタタ


プリスキン「一夏!鈴を頼む」


一夏「いきなり銃を咥えるからびっくりしたぜ」


プリスキン「心配させたな、もう大丈夫だ。それに、早くアリーナから出たほうがいい」


モブ教官「織斑先生!軽度の放射能があります!!」


千冬「鳳を回収したら即時撤退だ!!被曝するぞ、急げ!」


モブ「はっ!!」ゝ


ーーーーーーーーーー
ーーーーーー
CALL[140.48]ピリリッピリリッピュイーン


雷電「スネーク」


スネーク「雷電!」


雷電「エメリッヒ博士と連絡がついた」


スネーク「無事だったのか?」


雷電「ああ、エメリッヒ博士はスネークの偽物と連絡を取り合っていた。ついさっきまでスネークと通信しているものと思い込んでいたんだ」


スネーク「あのフェイスカムか」


雷電「そうだ、スネークはなりすまされていた。あのフェイスカムだが、リキッド・オセロットの蜂起でスネークが使っていたものよりずっと高性能なようだ。もはや直接相対しても見分けることはできない」


スネーク「技術もここまでくると考えものだな」


サニー「スネーク!」


サニー「ごめんなさいスネーク。わたし、わたし・・」


オタコン「サニー、いいんだ。君は悪くない。・・・スネーク、君に正しい周波数を教えるよ。僕たちの周波数は141.12だ。」


スネーク「オタコン!サニー!・・・その前に、以前の周波数は?大佐はどうなった?」


オタコン「・・・」サニー「・・・」


雷電「気の毒だが、スネーク・・・彼は行方不明だ」

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