【安価やコンマ】ポケダン風味のポケモンストーリー【たまに有り?】 (82)

ポケダン新作発売おめでとう!(遅い

発売と同時にやりたかったけど
いろいろ事件内容を考えてたら無理でした。

てなわけで(どんなわけだよ)
まぁ色々とまだキャストがそろってないのです。
ポケモンって今720種類だっけ?
多くなりましたね。
そりゃ考えるのも一苦労だ。

とまぁ雑談はやめといて
一応、二通りの事件案があるのでそれをコンマ神に
委ねようかと思います。

直後安価の末尾コンマ
偶数か奇数かで事件かわります。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1442890222

偶数の事件が発生しました!
しかもゾロ目!

それではボツ案は削除削除……。

コンマ神が決めた案の序章が出来るまでの間
お待ちください。

ただ待たせるのも心苦しいので

安価↓5まで(それ以上でも可)
登場させたいポケモンの名前を記入してください。

空いている席に座れるかもしれません。
(……そもそも下5まで埋まるかな)

とある広場に一匹のポケモンがいる。

名前はモノズ。

彼はいつも一人で隅っこに座っている。

あの日もそうだった。

モノズ「みんな元気に走れていいなぁ」

広場の公園で他のポケモンたちをみながらそう呟く。

モノズ「僕も友達が欲しい……」

???「友達が欲しいの?」

不意に声が聞こえる。

モノズ「だ、だれっ!?」

辺りを見回すが、その姿は見えない。

???「こっちこっち」

モノズ「誰? どこにいるの?」

声を頼りに歩き出すモノズ。

???「もうすぐだよ、ほら」

近くに声の主がいる。だが、どこにもいない。

???「ほら、この世界なら友達がいるよ?」

その次の日、モノズの捜索願いが出された。

CHARTER1 探偵ハッサム

捜索願いが出されて数日後。

ハッサムという探偵が広場にやってきた。

そして、いつも広場で遊んでいるという三人組に聞き込み調査を始めた。

バオップ「確かに昨日、広場にいたよな」

ヤナップ「間違いないよ。ずっといたんだ」

ハッサム「なら、モノズくんはどこに?」

ヒヤップ「知らな~い。ふと見たらいなかったよ?」

バオップ「家に帰ったんじゃねぇの?」

ハッサム「だったらいいのだが」

しかし、これといって成果はなく、時間だけが過ぎていく。

ハッサム(単なる家出ならまだマシなのだが)

ハッサム(もし誘拐だったら大変だ)

サザンドラ「ハッサムさん!」

ハッサム「これはモノズくんのお母さん」

ハッサム「どうしました?」

サザンドラ「これをみてください! 息子に何が……」

ハッサム「……これは!!」

手渡されたものは一冊の本。

タイトルは『広場に訪れた精霊 著者:モノズ』

驚くことに発行された年月は80年も前だった。

ハッサム「息子さんが書いた物にしては古すぎます」

ハッサム「これは関係ないとみて……」

サザンドラ「ここを読んでください!」

言葉を遮り、あるページを見せる。

『これは本当に起きた夢物語』

『80年前の世界に僕はやってきた』

この二行だけでも、十分すぎる情報だった。

ハッサム(タイムトラベル?)

ハッサム(馬鹿な、ありえない)

サザンドラ「ハッサムさん、息子は……」

ハッサム「安心してください。必ずみつけます」

ハッサム「偶然にもこういう本があっただけでしょう」

深く頭を下げるサザンドラを見ながら思う。

この事件、一人で解決するのは難しい。と。

*********

そんな事が起こっているとも知らずにいるポケモンもいる。

名前は……

安価↓2
ポケダンに出てくるパートナーポケモンから一匹

あれ、ニャースってパートナーなれたっけ!?
と思って調べてみた結果
なんかグレーゾーンでした。
なれたりなれなかったり。
ポケッターリ♪モンスターリ♪(違う

ま、なれるようなのでニャースでも。

と思うけどどうしましょうか?

とりあえず意見ききたい……。

1、ニャースでもいいよ!
2、(ポケモン名)がいいかな!

ニャース「ふわ~あ。よく寝た!」

ニャース「最近騒がしいけど何かあったのかな?」

寝床から身を乗り出し、朝食をとる。

ニャース「美味しい美味しい」

ニャース「あ、そろそろリンゴがなくなる……」

ニャース「買いに行かなきゃ……」

そう言い、リンゴを求めて広場へと向かう。

~~ 広場 ~~

ニャース「リンゴくださいな~」

カクレオン「毎度あり~」

カクレオン「あぁそうそうモノズくんのこと聞いた?」

ニャース「モノズ? 何かあったの?」

カクレオン「どうやら行方不明なんだよ」

ニャース「えぇ~~~~!!」

カクレオン「だからもし、見つけたら」

ニャース「分かった、連絡するよ!」

勢いよく走り出す。

カクレオン「お客さん! 商品忘れてる!!」

こちらも走り出す。

ニャース「あ、ごめんなさい……」

カクレオン「やれやれ、それじゃあ気をつけて」

ニャース「は~い」

気を取り直して、振り返るとエアームドがいた。

エアームド「配達便で~す」

ニャース「ボクに?」

エアームド「そうで~す」

受け取りサインを入れて中身をみる。

エアームド「そいじゃ仕事完了で~す」

中にあったのは一通の手紙。

差出人は、さっきまで話していたカクレオンからだ。

『これを読んでいるということは』

『リンゴを買い終わったあとでしょうね』

ニャース「え、どういうこと?」

いつ書いたかも分からないのに的確に当てている。

それを不審に思いつつ読んでいく。

『あの後、不思議な体験をしまして』

『気がついたら20年前にいるではありませんか』

『商売人って大変なんだなと思いましたよ』

ニャース「カクレオン、悪ふざけがすぎるよ……」

悪戯であってほしいと願い、急いで店へ戻る。

だが、店には誰もいない。

『今、広場にはハッサムさんという探偵がいます』

『彼にこの手紙を届けてください。お願いします』

ニャース「ハッサムさん……」

すぐに広場へと足を向け、走り出していく。

~~ 広場 ~~

ニャース「……というわけなんだ」

ハッサム「なるほど。これまた奇妙な」

ハッサム「紙の傷み具合からしてこれは本物だろう」

ハッサム「だが何故なんだ。なぜ過去へ行った?」

ハッサム「そもそも行けるはずがない」

一人でブツブツ呟くハッサムを前に困るニャース。

ニャース「どうするの?」

とりあえず声をかける。

ハッサム「エアームドからこれを受け取ったのだったな」

ニャース「え? う、うん」

ハッサム「話を聞いてみるか……」


CHAPTER1 探偵ハッサム 終了

とりあえず一時休憩。

再開は夕方あたりかと。

CHAPTER2 出会う二人

配達会社エアームドに訪れたハッサム。

エアームド「この手紙のことで~すか?」

ハッサム「あぁ。教えてくれ」

エアームド「う~ん」

エアームド「そういえば……ニャースさんと」

エアームド「カクレオンさんの会話が終わったら届けるようにと」

エアームド「言われたような……」

ハッサム「誰に言われた?」

エアームド「いや、書かれてた、で~すね」

エアームド「手紙の上に紙が貼られてて、それに……」

ハッサム「会話が終わったら届けるようにと?」

エアームド「その通りで~す」

ハッサム「何も分からずか……」

ハッサム「いや、モノズくんの本」

カバンから預かっていたそれを取り出す。

ハッサム「もしかしたら、これにヒントが?」

エアームド「それは?」

ハッサム「参考図書だ」

じっくりと丁寧に読み進めていく。

ハッサム「声? 何者かの声が聞こえたのか」

ハッサム「その正体さえ分かれば……!」

エアームド(……すっかり本の虫で~すね)

ハッサム「くそ、肝心なことは書かれていない」

ハッサム(一度本部へ戻るか)

その頃、ニャースは、

ニャース「それじゃ、モノズは本当に行方不明?」

ヒヤップ「うん……」

ヤナップ「どこに行ったのかさっぱり」

広場でモノズのことを聞いていた。

ニャース(この辺りで迷いそうなところは)

ニャース(……泉に繋がる森の道……)

ニャース(……隣町へ行くための山道……)

ニャース(これくらいだよね)

ニャース(どうしよう)

安価↓2
1、森の道へ
2、山道へ

~~ 山道 ~~

ニャース「この辺りにモノズがいればいいけど……」

端から端まで隅々と観察する。

見えるのは、砂、石、岩など茶色いものばかり。

時々草など見かけるも特に変わったものはない。

ニャース「……いないな、モノズ」

???「モノズがなんだって?」

ニャース「わぁっ!!」

岩が急に動き、喋るのを見て驚いてしまう。

???「驚くなよ。オレはノズパス」

ノズパス「お互いの町の監視役ってとこかな」

ニャース「か、監視役?」

ノズパス「おう。町の子供が一人で勝手に隣町へ行かないようにのな」

ニャース「えっと、つまり?」

ノズパス「お前さん、これでも分からねぇのか?」

ノズパス「要するに、子供、一人、外出、ダメ。ってこと」

ニャース「あぁ、なるほど」

ニャース「あ! それじゃあモノズ知らない!?」

ノズパス「だから誰だよ」

ノズパス「言っとくが、ここずっと誰も注意してねぇよ」

ニャース「え、それじゃあ」

ノズパス「お前さんの探してるのは来てないってこった」

ニャース「なんだぁ……」

ノズパス「それと関係あるかもしれねぇが」

ニャース「関係ないならいいよ」

ノズパス「そういうなよ。最近、磁場が荒れてんだよ」

ニャース「磁場?」

ノズパス「あぁ、そのせいか最近神隠しが起こってるらしくてな」

ニャース「!!」

ノズパス「行方不明者が多発してるみたいなんだ」

ノズパス「モノズって奴もそうなんじゃないのか?」

ニャース「そうかも、しれない」

ノズパス「……噂をすればなんとやら、だな」

ニャース「え?」

ノズパス「空を見てみな。ありゃ自然現象じゃねぇぞ」

言われた通り、空を見る。

そこには赤黒い色をした雲が渦巻いている。

ニャース「あ、あれはなに!?」

ノズパス「分からねぇ。ただ、ヤバイってのは分かる」

渦巻いた雲から何かが降ってきた。

ニャース「あ! 何か落ちたよ!?」

ノズパス「確かめに行くか」

~~ 山道 隣町入口方面 ~~

ニャース「……結構隣町に近いところまで来ちゃった」

ノズパス「この際だ。大目に見てやる」

ニャース「あ、あそこに誰か倒れてる!」

安価↓2
倒れている主人公ポケモン
(パートナー同様、ポケダンシリーズから)
(ただしノーマルタイプ以外)

ニャース「ちょっと、キミ! 大丈夫!?」

ワニノコ「う、ううん?」

ニャース「ノズパス!」

ノズパス「意識はあるから平気だ」

ノズパス「早く治療してやらないと危ないがな!」

ニャース「じゃあ早く!」

~~ 病院 ~~

ワニノコ「ここは……」

ニャース「気がついた! ノズパス!!」

ノズパス「病人の前で騒ぐな、アホ」

ニャース「う……」

ノズパス「お前さん、名前は?」

ワニノコ「名前……? わ、ワニノコ?」

ニャース「ワニノコかぁ、初めて見た」

ニャース「あ、ボクはニャース。こっちはノズパス」

ワニノコ「ニャース……ノズパス……ポケモン?」

ノズパス「おうよ。お前さんもポケモンだろ」

ワニノコ「……自分は……ニンゲン」

ニャース「まっさかー。どっからどう見てもポケモンだよ」

ワニノコ「分からないんだ。自分が」

ノズパス「……お前さん、どうして空から降ってきたか覚えてるか?」

ワニノコ「え? いや、何も分からない。思い出せない」

ノズパス「記憶喪失か」

ノズパス「恐らく転落のショックによるものだろうな」

ニャース「そんな……。治らないの?」

ノズパス「時間が経てば、或いは戻らない可能性も」

ワニノコ「ま、まぁ、そんな大袈裟なことじゃないよ」

ノズパス(十分大袈裟な出来事だったがな)

ノズパス「当事者がそれでいいならこれ以上は言わねえよ」

ワニノコ「うん」

ニャース「でもボク、気になる」

ニャース「ねぇ! 行くとこってある?」

ニャース「ないんだったらボクの家においでよ!」

ノズパス「そう急かすな。まずは退院だ」

それから数日後。

ワニノコは退院し、ニャースの家にお邪魔することになる。

ニャース「カクレオンがいないからどこで食料増やそう」

最近はそればかり考えている。

ワニノコ「自分のことは気にしないで」

ニャース「ダメだよ! ボクが言ったことだから!」

ワニノコ「う、うん」

気迫に圧倒され、これ以上言えないと思ったワニノコ。

食事が終わると特にすることもなくボーっとしてしまう。

ワニノコ(どうしよう)

安価↓2
1、とりあえず広場へ向かう
2、自分の記憶について考える

ワニノコ(広場に行こうかな)

~~ 広場 ~~

バオップ「お前、見ない顔だな」

ヒヤップ「確かにそうだね」

ヤナップ「どこから来たんだ?」

ワニノコ「えっと、空から、らしい」

バオップ「は?」

ヒヤップ「冗談だよね?」

ヤナップ「らしいってなんだ?」

この質問は自分でもどう答えればいいか分からない。

なので、混乱する物言いになったのに今実感した。

ワニノコ「じょ、冗談だよ。あはは」

三猿と別れたあと、ブツブツ呟いてるポケモンを見つけた。

ワニノコ「あの、大丈夫ですか?」

反射的に声をかけるワニノコ。

???「へ、あぁ。大丈夫大丈夫」

???「ハッサムが現地調査に行ったのに」

???「成果なしでワタシまで駆り出されるなんて」

???「全く不満じゃありません」

ワニノコ(不満たらたらだよ?)

???「あ、これは失礼。ワタシはカエンジシ」

カエンジシ「とある事件を追ってここまできました」

CHAPTER2 出会う二人 終了

キリがいいので本日終了とさせていただきます。

次回は土曜日更新です。
(もしかしたら毎週土日更新かも)

こんな感じで進めて問題ないでしょうか?
それだけが心配です。

CHAPTER3 神隠し事件

ワニノコ「事件?」

カエンジシ「おや、聞いたことありませんか?」

カエンジシ「神隠しという現象を」

ワニノコ(そういえばニャースが言ってたな)

ワニノコ(自分は空から降ってきたって)

ワニノコ(もしかして自分もどこかから……?)

ワニノコ(そのせいでポケモンに?)

カエンジシ「何か思い当たることでも?」

ワニノコ(自分のことで事件解決になるなら)

ワニノコ(協力するべきだよね?)

ワニノコ「実は……」

カエンジシ「そんなことが!?」

カエンジシ「しかし、それは神隠しの域を超えてるような」

カエンジシ「それとも神隠しとは別に事件が?」

カエンジシ「……少し調べたいのでその場所へ連れて行ってください」

ワニノコ「は、はい!」

ワニノコ(と言ってもニャースやノズパスがいないと)

ワニノコ(自分のいた正確な場所が分からないよね)

~~ 山道 隣町入口方面 ~~

ノズパス「この辺だったはずだ」

ニャース「えっと、ここだ!」

カエンジシ「ここですか」

周りを見渡しても砂地、岩場で変わった所はない。

だが一箇所だけ光っている地面がある。

ワニノコが落下した所に何かが落ちていたのだ。

カエンジシ「そこに落ちてるのは?」

ニャースがそれを拾う。

形状は星。アクセサリーみたいなものだった。

ワニノコ「なんだろう、初めて見る」

ワニノコ「けど、大事なものに感じる」

ノズパス「きっと記憶をなくす前のお前さんのものだろうな」

カエンジシ「それを少しの間、お借りしてもいいでしょうか?」

ニャース「え、でもこれ大事なものなんでしょ?」

ニャース「ならワニノコが持つべきだよ……」

カエンジシ「ちゃんと返しにきますので安心してください」

ワニノコ(どうしよう)

物語変化の安価↓2
1、カエンジシに貸してあげてと促す
2、自分で渡したいからとアクセサリーを持つ
3、しばらく自分のそばに置きたい

誰もこない。
つまらないのかな。
感想ほしい。

とりあえず安価下。

ワニノコ(……何故かこれは渡してはいけない)

ワニノコ(そんな気がする)

ワニノコ「しばらく自分のそばに置かせてください」

カエンジシ「そうですか。残念です」

ノズパス「ま、ワニノコの記憶の手掛かりだ」

ノズパス「そう簡単に渡せねぇよな」

ニャース「ということで、はい」

星のアクセサリーをニャースからもらった。

その瞬間!

****
??「…れを……と…につ……!」

??「……たいに……け……くから!」
****

ワニノコ「!!」

一瞬の出来事だった。

頭の中に声が響いたのだ。

ニャース「ワニノコ?」

ノズパス「いきなり固まってどうした」

ワニノコ(今のは一体……)

カエンジシ「ではワタシは隣町で調査してきますので」

ニャース「分かったよ。それじゃボクらも戻ろうか」

~~ニャースの家~~

ワニノコ(このアクセサリーを持った途端だったな)

ワニノコ(不思議な声が聞こえたのは……)

ワニノコ(でも、今は何も聞こえないよね)

ニャース「ワニノコ、ずっとそれを眺めてるけど」

ニャース「何か思い出せた?」

首を横に振る。それをみてニャースの顔色が暗くなった。

……その夜……

ニャースはワニノコが寝たのを確認して広場へ向かった。

いつもならいる三猿もこの時間ならいない。

考え事をしたいとき、一人になりたいがために夜まで待ったのだ。

ニャース「ワニノコに何が起こったんだろ」

ニャース「せめて記憶が戻ってくれればなぁ」

ニャース「というか、どうすれば戻るんだろう」

すっと目を閉じ、う~んと頭を捻るが、

ニャース「分からないよ……」

??「何が分からないの?」

ニャース「誰!?」

驚いて目を開け、ぐるりと周囲を見回す。

だが、どこにも姿はない。

??「教えてあげる……こっちにおいで」

ニャースはその場に立ち尽くしている。

??「どうしたの? ほら、早くぅ」

??「きみの分からないこと、全部教えてあげる」

ニャース(これってまさか)

??「早くきてよ……待ってるんだからさ」

ニャース(声はするのに姿が見えない。もしかして)

ニャース(カクレオンが言ってた不思議な体験?)

ニャース(だとしたら、神隠し!!)

??「早く、きて」

ニャース「ね、ねぇ。どこに行けばいいの?」

ニャース「姿が見えないから出てきてくれないかな?」

??「……声を頼りに歩いて」

??「位置くらいは分かるでしょ? 早く」

ニャース(そう簡単に出てきてくれないか)

??「早くおいでってば」

ニャース「ど、どこに連れてくの?」

意味のない質問をして時間を稼ぐ。

??「きみが知りたいと思ってる場所」

??「きみが望んでる場所へ」

??「だからおいで? さぁ」

ニャース(行けばワニノコのことが分かる)

ニャース(でも行ったら……)

??「……あぁもうじれったい!」

ニャース「えっ?」

当然、目の前が歪み始めた。

??「せっかく力を蓄えてたのに余計なことに使っちゃったよ」

ニャース「や、やめて」

腕を何かに掴まれたような感触が走る。

??「きみが悪いんだよ? 早くくればいいものを」

??「さ、バツとしてうんと昔につれてっちゃおう♪」

CHAPTER3 神隠し事件 終了

CHAPTER4 ニャースの行方

~~翌朝~~

ワニノコ(ん~、よく寝た!)

ワニノコ「おはよう、ニャース」

と言って気付く。

ワニノコ「あれ、ニャース? どこにいるの?」

声を上げても返事はない。

ワニノコ(どこに行ったんだろう?)

安価↓2
1、泉に繋がる森の道
2、山道
3、広場

~~山道~~

ワニノコ(どこにいるんだろう……)

ノズパス「お、ワニノコじゃねぇか」

ワニノコ「ノズパス、ニャース知らない?」

ノズパス「ニャース? いや、見てねぇな」

ノズパス「この道通ったんならオレが見るはずだ」

ワニノコ「それじゃ、ニャースはどこに」

ノズパス「ニャースいねぇのか?」

ワニノコ「うん。起きたらいなかったよ」

ワニノコ「戻って別のところ探してみる」

ノズパス「おぅ。気をつけろよ」

安価↓2
1、泉に繋がる森の道
2、広場

一時間経過。
さっきのは何だったのかと聞きたい。

これからは直後安価にしよう。

という訳で安価下

~~森の道~~

ワニノコ(ここは初めて来る場所だな)

ワニノコ(気を付けて進もう)

辺りを慎重に観察し、進んでいく。

そして行き着きた場所は、

~~泉~~

ワニノコ(こんなところに泉があるなんて))

??「誰!?」

ワニノコ「うわっ!」

??「あっ、ごめん。驚かせて」

??「キノガッサって言います。以後よろしく」

キノガッサ「ここにくるなんて泥棒さん?」

ワニノコ「えぇ!? なんで!?」

キノガッサ「……いや、なんとなく」

ワニノコ(なんとなくで泥棒扱いなのか)

キノガッサ「まぁさておき、何しにきたの?」

ワニノコはここに来た経緯を話した。

キノガッサ「ニャースか、みんなみた?」

ワニノコ「みんな?」

すると森の影からたくさんのポケモンが姿を現した。

森のポケモン達「見てないよ~」

森のポケモン達「うんうん」

ワニノコ(まだまだ出てくる……)

キノガッサ「……どうやらみんな知らないみたい」

キノガッサ「力になれなくてごめんね」

ワニノコ「ううん。ありがとう」

ワニノコ(家に帰ってるかな)

ワニノコ(帰ってみよう)

~~広場~~

バオップ「ホントだよ、見たんだって!」

ワニノコ(なんか騒がしいな)

ヒヤップ「え~嘘だ~」

ヤナップ「ニャースが目の前から消えたなんて」

ワニノコ(!!)

ワニノコ「ちょ、ちょっとごめん!」

バオップ「なんだよ、お前」

バオップ「あ、変なポケモン」

ワニノコ(そんな風に思われてたのか。じゃなくて)

ワニノコ「今の話、詳しく聞かせて!」

ヒヤップ「信じちゃってるよ、この子」

ヤナップ「ま、お世話になってるニャースの噂だからな」

バオップ「実は見たんだよ。ニャースが夜中、広場にいるとこを」

バオップ「なんか知らないけどぐるぐる回っててさ」

バオップ「止まったと思ったら独り言始めて」

バオップ「んで、しばらくしたら消えちまったんだよ」

バオップ「不思議だよなぁ」

ワニノコ(ま、まさか)

ワニノコ(ニャースが、神隠しに出会った……!?)

ワニノコ(そんな……)

~~ニャースの家~~

ワニノコは星のアクセサリーを見つめ、思う。

ワニノコ(ニャース……)

祈るようにアクセサリーをぎゅっと強く握りしめた。

ヒヤップ「信じちゃってるよ、この子」

ヤナップ「ま、お世話になってるニャースの噂だからな」

バオップ「実は見たんだよ。ニャースが夜中、広場にいるとこを」

バオップ「なんか知らないけどぐるぐる回っててさ」

バオップ「止まったと思ったら独り言始めて」

バオップ「んで、しばらくしたら消えちまったんだよ」

バオップ「不思議だよなぁ」

ワニノコ(ま、まさか)

ワニノコ(ニャースが、神隠しに出会った……!?)

ワニノコ(そんな……)

~~ニャースの家~~

ワニノコは星のアクセサリーを見つめ、思う。

ワニノコ(ニャース……)

祈るようにアクセサリーをぎゅっと強く握りしめた。

~~とある場所~~

ニャース「う、うぅん?」

ニャース「あれ、ボクは一体」

ニャース「そうだ! 急に腕を掴まれて!」

ニャース「……? ってことはここは?」

周りを見渡す。

そこは不思議な空間としか表現できず、

何も無い。壁も地面も空も。

空中にいるかのような感覚だ。

だが、綺麗な空色かと言われると、否だ。

絶え間なく色が変化している。赤、青、黄色、etc……。

ニャース「……どうなっちゃうんだろう」

??「なに、案ずるな」

??「時間稼ぎをしてもらったお陰で貴様は助かる」

ニャース「!?」

??「我が名はディアルガ。時の支配者だ」

ディアルガ「ここ最近、『時間の歪み』が激しい」

ディアルガ「貴様はそれに巻き込まれたのだ」

ディアルガ「我は歪みを正そうとしているのだが」

ディアルガ「パルキアの奴が歪みは我のせいだと決めつけてな」

ニャース「ちょ、ちょっと待ってよ!」

ニャース「いっぺんに言われても分からないよ!」

ディアルガ「む、そうか。我としたことが」

ニャース(待ってもらったのはいいけど)

ニャース(何から聞こうかな)

安価↓1
1、ここはどこ?
2、ディアルガが神隠しの正体?
3、時間の歪みって?

ニャース「ディアルガが神隠しの正体?」

ディアルガ「神隠し? あぁ、時間の歪みのことか」

ディアルガ「あれは我ではない」

ニャース「え、違うの?」

ディアルガ「無論だ。言っただろう。正そうとしている。と」

ディアルガ「何者かが時間を捻じ曲げている」

ディアルガ「そう解釈してくれなかったか?」

ニャース「ご、ごめん」

ニャース(難しすぎて分かんないよ)

ディアルガ「まぁいい。貴様は助かったのだ」

ディアルガ「ただ少し、貴様から貰うものがある」

ニャース「え!? い、命だけは……」

ディアルガ「そんなもの取らん。歪みのエネルギーだ」

ニャース「歪みのエネルギー?」

ディアルガ「貴様の腕には我が追っている者」

ディアルガ「すなわち、歪みを生み出している犯人だ」

ディアルガ「そやつのエネルギーがべったりと付着している」

ニャース(引っ張られた時のかな?)

ディアルガ「それを我に」

ニャース「わ、分かったけど、どうやって?」

ディアルガ「簡単なこと」

ディアルガ「同じ『時間エネルギー』だ」

ディアルガ「我にとって造作もない」

ディアルガ「終わり次第、家へ返してやる」

ニャース「お、お願いします」

~~ニャースの家~~

ワニノコ「ニャース……」

あれから三日が経った。

完全に神隠しの対象者として捜索が中断されたのだ。

ワニノコ(自分に親切にしてくれたニャースが……)

ニャース「ただいまー!」

ワニノコ(って元気よく帰って、これたら?)

ニャース「あれ、そんなに目を赤くしてどうしたの?」

ワニノコ「……幻覚でも見えてるのかな」

ニャース「ちょっと! 本物だから!」

ワニノコ「本当に? 神隠しは?」

ニャース「ええとね、助けてもらえたみたい」

ワニノコ「三日も、いなかったから、心配で」

ニャース「え!? 三日も経ったの!?」

話を聞いてみて分かったことがある。

一つ、神隠しの声に近づかなければある程度安全

二つ、神隠しは時間の歪みというという現象

三つ、時間の支配者『ディアルガ』もこの真相を追っている

ワニノコ(このくらいかな)

ニャース「とりあえず情報をハッサムさんたちに届けたい」

ニャース「と思ってるんだけど、どうかな?」

安価↓1
1、被害を抑えるために行こう
2、これ以上関わるのは危ない

ワニノコ「……これ以上関わるのは危ないよ」

ニャース「え」

ワニノコ「自分だって何で空から落ちたのかまだ思い出せない」

ワニノコ「気持ちの整理がまだついてない時に」

ワニノコ「ニャースが行方不明になって……」

ニャース「ワニノコ……」

ニャース「ごめん、それじゃあボクだけでいく」

ニャース「ボクは真相を知りたい」

ワニノコ「……」

ニャース「ここで立ち止まっちゃ始まらない」

ニャース「そんな気がする」

そう言ってニャースは、三日ぶりの再開から僅か数分でまたいなくなった。

~~それから数日~~

ワニノコ(自分に残されたのはこのアクセサリーだけ)

ワニノコ(最初だけだったな、声が聞こえたのは)

~~山道~~

ノズパス「一人で行っていいのかって止めたんだけどな」

ワニノコ「何度も聞いたよ」

ノズパス「そうだったな。オレはニャースの意思を」

ワニノコ「尊重した。でしょ」

ワニノコ「それでいいんだよ」

ノズパス「……お前さん、行かなくてよかったのか?」

ワニノコ「うん」

ノズパス「そうかい。なら何も言わねぇ」

ノズパス「さ、帰った帰った」

~~さらに数日~~

~~泉~~

キノガッサ「きっと神隠しに会われて考えが変わったのでしょう」

キノガッサ「事件を知らずに過ごしたいと思う貴方と」

キノガッサ「真相を突き止めたいと思うニャースさん」

キノガッサ「衝突しても不思議じゃありませんよ」

ワニノコ「……」

キノガッサ「実は私、探偵団の一人でして」

ワニノコ「え?」

キノガッサ「ニャースさんは無事、探偵団員になりました」

キノガッサ「その知らせが昨日届いたんです」

ワニノコ「そうなんだ」

CHAPTER4 ニャースの行方 終了

ではこの辺で。

次回は日曜にでも……人来るか不安。

下1に変えて正解だったかな?
様子を見ながらまた変えていこう。
そろそろコンマを使ったイベントもしたい。
などなど思っております。

続きをお楽しみに(してたらいいな)。

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