シャーロットSSです。キャラ崩壊注意(大体乙坂）
乙坂が写輪眼で無双していくだけの話。初めてだから大目に見て！
高城「これが例の？」
友利「ええ。非常に強力な能力者でしょう」
友利「彼を手懐けることができれば、我々にとっては大きな力になります」
高城「しかし、惨いですね…妹さんを除く全て除く肉親を滅ぼした程のS級犯罪者…例え味方にできたとしても信用出来るとは思えませんが…」
友利「脅しでやります。それに調べた限り、姿を見せなければ手を出しようがないでしょう」
高城「わかりました。念の為私も同行しましょう」
友利「お願いします」
「見つけたぞ、乙坂有宇！」
乙坂「？」
「肉親を皆殺しにしたっていうからどんなすごいヤツかと思ったら、ただのガキじゃねぇかww」
「でもよ、こいつを警察に突き出せばでっけー賞金が手に入るんだろ？」
乙坂「少なくとも１０人は居るな…」
「素直に着いてくりゃあ、痛い目に会わずにすむぜ？ どうする、お坊っちゃんよ？」
乙坂「………」
「だんまりかよ？ ビビってやがるww」
「構うことはねぇ！ やっちまえ！」
１０人「うおおぉぉーーーっっ！！！」
「うぅ…」
「い、痛えよ…」
「てめぇ、何しやが…」ガタッ
乙坂「………」
友利「お見事です。まさか、能力を使わずに身体能力だけで切り抜けるとは思いもしませんでした」パチパチ
乙坂「…？ 誰だ」
友利「星ノ海学園の生徒会長、友利です。申し訳ありませんが、先ほどのあなたの暴行は全てこのカメラに収めさせて頂きました」
乙坂「僕は正当防衛のつもりだったんだが？」
友利「それは間違いないでしょう。しかし、このカメラを警察に見せればあなたの顔が世間に晒すことになります」
友利「姿を見られた時は記憶を消してきたんでしょう？ その能力で」
乙坂「いろいろと事情を知っているようだな。なら話は早い。カメラを渡して貰おう。立派な隠し撮りだ」
高城「それはできませんね」
乙坂「？」
高城「始めまして。生徒会の高城と申します」
乙坂「生徒会？ 彼女の仲間か」
高城「はい。その通りです（友利さん…）」
友利、能力発動。
乙坂（…！女がいない…？）
高城「どうかしましたか？」
乙坂「彼女をどこに隠した？」
高城「心配しなくてもちゃんとこの場に居ますよ。少しばかり我々に付き合ってもらえませんか」
乙坂「初対面で理不尽な要求をしてくるような連中の言うことなど聞けんな。断る」
高城「ではどうすると？」
乙坂「お前は言っていたな？ 僕を盗撮した女はこの場に居ると。それが本当か確かめてやる」
乙坂（写輪眼！）
友利「！？」どくん！
高城「友利さん！？」
友利「ぐっ…！」
思わず能力が解かれる。
乙坂「嘘ではなかったか」
友利「あんた、私に何をした…！？」
乙坂「少し幻術にかけただけだ。時期に良くなる」
友利（目が今までと違う…これがこいつの能力か？）
乙坂「催眠により相手に精神的なダメージを与えることができる術とでも言おうか…まあ、物理的なダメージはないから安心しろ」
乙坂は落ちているカメラを拾う。
高城「くっ…」
友利「私たちを殺しますか？」
乙坂「僕に何をさせたい？」
友利「は？」
乙坂「何をさせたいと聞いている。わざわざ脅しをかけてまで僕のような人間に接触して来たからにはそれなりの訳があるんだろう？ 言わないならそれもいい。帰るぞ」
高城「友利さん」
友利「負けましたよ。バケモンっすね、本当に…」
………。
高城「というわけです」
乙坂「世の中には思春期限定で超能力を持つ人間がいて、僕がそのうちのひとりだと？」
友利「あなたの能力である写輪眼。それに、先ほど見せた圧倒的な身体能力ですか。これは明らかに異常です」
高城「我々はその能力を、可能性がある人間を、星ノ海学園に集めてます。急なことで申し訳ないですが、あなたにはその学園に転入して頂きたい」
乙坂「僕のような犯罪者を学園に入れるというのか？」
友利「もちろん偽名を使ってもらいますよ？ それに万が一あなたの顔を知る者が居たとしても、その能力でなんとでもなれるでしょう」
乙坂「良かろう」
高城「この状況で我々の提案を受け入れるんですか！？」
乙坂「ただし、見返りは求めさせてもらうぞ。少なくともお前たちには悪い条件ではないはずだがな…」
乙坂の転入初日・生徒会室
乙坂「………」ペラッ
友利「………」
高城（せっかくの転校初日だというのに友利さんは音楽、肝心の乙坂さんも必要以上は喋らずに読書…犯罪者とは言え、彼は優秀な手駒。いざという時の為にも、彼とは少し打ち解けと置かなければ…）
高城「乙坂さん、お昼はどうします？」
乙坂「弁当でいい。来る前に買ってきてある」
高城「あ、そうですか…」
乙坂「………」ペラッ
高城（空気が重い…）
友利「………」じーー…
友利（まさか、編入する条件が宿を提供してほしいの一点だとは思わなかった。監視する意味でも編入させた時に寮生活を進めるつもりでしたが…そもそも何故彼はあの時、私たちを殺さなかった？ その気になれば簡単に…）
友利「！」
高城「どうしました？」
友利「能力者、現れました」
こんな厨二な乙坂でも大丈夫ですかww？
一応キャラのモデルはイタチのつもりです…
友利「まさか弓道部の主将が、こんな破廉恥な写真を売りさばいていたなんて、恥ずかしくないんですか～？」
主将「くっ」
乙坂「順調のようだな」
高城「はい。あとは友利さんが彼を屈服させれば終わりですが…相手もかなり往生際が悪いようです」
乙坂「説得には時間が掛かりそうだな。なら高城、今の内に聞いておきたいことがある」
高城「はい？」
乙坂「彼女は何故この学校に能力者を集めようとする？」
高城「この学校だからですよ？ 元々星ノ海学園は特殊能力者を確保・保護している特殊な学校なんです」
高城「実際に能力が発症している者で構成されている生徒会は、能力を生かして校外の能力者に接触し、彼らが脳科学者の実験材料として拉致される前に能力の濫用を食い止めるという活動を行ってます」
高城「特にあなたのような強力な力を持つ能力者を野放しにしておけば、いずれ友利さんの兄のようになってしまうかもしれませんからね」
乙坂「兄？」
高城「はい。って、まずい。あちらもかなりやるようです。脅しの写真を撮って友利さんを引き放せようとしているようです
乙坂「失敗か…仕方ない。俺が行こう」
高城「乙坂さん？」
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