エイラ「惚れ薬ダ」ニパ「は?」 (53)


――in スオムス


スオムス娘A「きゃあああああ!!ウルトラエース様っ!おかえりなさい!!」

エイラ「……ドモ、タダイマ」スタスタ

スオムス娘B「よくぞ御無事に帰還なさいました……!」ポロポロ

エイラ「アッ、ハイ」スタスタ

スオムス娘C「中尉殿!!目線くださいぃいい!!」パシャパシャァ!

エイラ「ン拒否スルゥ」スタスタ

スオムス娘D「新聞社です!今回の受勲について何か一言――!」

エイラ「(無言の帰国)」スタスタスタ

スオムス娘E「――!~~!?」

スタスタスタスタ

スオムス娘G「~~!――!!」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1441658281




スタスタスタスタ

スオムス娘P(金髪メガネ)「あ、あの、ユーティライネン様……さ、サインを……///」モジモジ

ピタッ

エイラ「ん?」

ジロジロ

スオムス娘P「!?///」ビクッ!


エイラ「いいゾ」ヒョイ


サラサラサラ


エイラ「ほらよ」ポイ

スオムス娘P「あっ、ありがとうございまひゅ///」プルプル

エイラ「大事にシロヨー」スタスタ

スオムス娘P「は、はひっ///」…チラッ




『ツンツンメガネ is バカ』




スオムス娘P「」←生サインもらえたことが嬉しくて気絶


――基地



伯爵「おや? これまた美しいエース様のご帰還だ」フフ

エイラ「オマエいつもそんな喋り方してんの?」

伯爵「」



エイラ「で、ニパ子は?」キョロキョロ

伯爵「ニパ子……あぁニパくん……ニパくんまたストライカー壊しちゃってねぇ……」

エイラ「懲罰か」

伯爵「今月5機目でそろそろマズイ」

エイラ「ふゥン 部屋で待ってっかナー」


――ニパの部屋(エイラ:ベッド占領中)




ニパ「――イッルぅ!?」ボロッ

エイラ「おっニパ久しぶり 懲罰キツかったか?」モグモグ

ニパ「あっこの服とかボロボロなのはね、懲罰じゃなくてその、ちょっと墜落とかしたときに……///」モジモジ

エイラ「んなこたァ分かってるゾ」ガサガサ ゴソゴソ

ニパ「それよりイッル、あのさ――」

エイラ「ン?」モグモグ


ニパ「――誰のサルミアッキ食ってんだよぉおおおオッ」ブンッ!

エイラ「ニパの(隠してたやつ)」ヒョイ


ガシャーン!




ニパ「なぁイッル サインくれないか?」

エイラ「え……」ヒキッ

ニパ「ばっ勘違いすんなよ!あたしはイッルのサインなんか欲しくないから!」

エイラ「えぇ……」スススッ

ニパ「金欲しさだよぉおおおおおおおおお!///」

エイラ「ヴェェ……」ドンビキ


ニパ「……その、今月ストライカー壊しすぎて、隊の財政がヤバいらしいんだ」

エイラ「そらそうだろうけどサ……」


ニパ「イッルさ、このまえ孤児院訪問したでしょ」

エイラ「ああ、あのボロい教会みたいなとこ カベとか完全に崩れかけてたよナー」

ニパ「それでチャリティーだとかでブロマイド(キメ顔)に直筆で文字入れてあげたでしょ」

エイラ(断れる雰囲気じゃなかったからなぁ……でも『スオムス 変態ばっか』とか書いたっけ)




ニパ「それがオークションでプレミアついてさ、そのお金で孤児院も倍の大きさに建て直されたんだよね」

エイラ(スオムスやべー)


ニパ「頼むよイッル! あたしのためにブロマイド(レア)に文字入れてくれ!」ビシッ

エイラ「イヤだよバカ! そのブロマイドはその、なんつーか苦手なんダ///」

ニパ「じゃあ(単価下がるけど)色紙100枚でいいから! ほら100枚!」ドサドサッ!

エイラ「ニパ子アホかオマエ、なんでニパ子のためにそこまでェ」

ニパ「あたしのサルミアッキ食ったろ!」イライラ

エイラ「じゃああとで(サルミアッキ)返すからさ……」ススス…



ニパ「お願いしますコラ! なんでもするからオイ! この通りだよバカ!」ゲザァ

エイラ「怒るか土下座するかどっちかにシロヨ……」


エイラ「あ"~しゃあねぇなぁもゥ……」キュポン


サラサラサラ……サラサラサラ


エイラ「これでどうだ?」ドヤァ


『世界平和』
『世界平和』
『世界平和』





ニパ「……駄目」フルフル

エイラ「え? ダメ?」

ニパ「値がつかない」

エイラ「ナンデダヨ!」イラッ



ニパ「暴言シリーズか、ちょっとえっちな感じじゃないと高値にならない」

エイラ(ほんとに変態ばっかなんだナー……)シュン


エイラ「だぁ、もォ……」


カキカキカキカキ……


エイラ「ホラヨ」ドサッ



『ニパは巨乳』
『おっぱい』
『ニパは反抗期』
『反抗期おっぱい』
『すぐ土下座するニッパい』
『ニパ おっぱい土下座』
『ニパのおっぱい 評判』





ニパ「なんだよこれ!!///」カァ

エイラ「値段は?」


ニパ「…………つく、けど///」プルプル



エイラ「じゃあソレ売れよ。スオムス全土に売り飛ばせ」

ニパ「くっ……!」ブルブル





エイラ「手ェ疲れたからもう書かないゾ」ポイー

ニパ「……いただきます」ズザーッ


エイラ「――で、なんでもするって?」

ニパ(げっ……)


ガサゴソ

エイラ「じゃあコイツを飲め」スッ

ニパ「イッルさんや、なんスかこの小瓶……」






エイラ「惚れ薬ダ」

ニパ「は?」


ニパ「え……///」ポッ



ニパ(――え!?!?///)モジッ…



エイラ「うゎァ気持ち悪ィ勘違いすんなオマエ」ペッペッ!

ニパ「」




エイラ「それはその、サ、サーニャに使おうと思って手に入れたんダケド、さ……///」ゴニョニョ

ニパ「……あ、そー。使えば?(投げやり)」


エイラ「バぁカお前ニパこんな怪しげな薬ぶっつけ本番で使ってサーニャの身体になんかあったら困るだろバぁカお前ニパ」

ニパ(あたしの身体になんかあっても困らないのかな?)


エイラ「ニパが死ぬぶんにはいいから(不死身だし)ちょっと毒味してくれよ」

ニパ「……」ムッカー!


ニパ「ふんだ」グイッ!


ゴクゴクゴク……!


エイラ「あっバカ全部飲むなオイやめろバカ」アタフタ

ゴキュゴキュゴキュ……!

エイラ「やめてくださいお願いします貴重な品なんだよオイコラ!」ガシッ!

ニパ「ぷはっ」カラー

エイラ「あ、あぁ……伝説の魔女の秘薬が……」ガクッ…


エイラ「……メチャクチャ高かったのに」メソメソ

ニパ(ざまーみやがれってんだイルの助)フッフーン









エイラ「ソレ1回分2~3滴だぞ」グスグス

ニパ(先に言えよ……)サーッ


エイラ「ニパお前死ぬぞ…グスッ…イヤいっぺん死ネ(暴言)」グズグズ

ニパ「なんともないんだけど 偽物つかまされたんじゃない?」

エイラ「んなワケあるか…ヒッグ…いくらしたと思ってんだお前ェ」グスグス









ニパ(そうか……! 読めたぞ今回のオチが……!)


――

――――

~~~~~~

30分後

エイラ『なぁ……ホントにナンともないのカ?』

ニパ『ふふ。だから偽物だったんだよ』くすっ

エイラ『オッカシイなぁ……』

ニパ(そう……いまさら惚れ薬なんて効くハズなかったんだ)





ニパ(だってあたしは最初から――――もうこれ以上ないくらいイッルに惚れてるんだから――――!)

――――――

――――

――現実

エイラ「――ニパ子のばかぁ……❤」グスッ ウルウル ※ニパ視点


キュン❤


ニパ(あっれぇええええええぇええ!?!?///)ドキドキドキ❤


エイラ「責任とれよォ……」エグエグ

ニパ(めちゃくちゃ胸がきゅんきゅんするんですけどぉおおお!?///)キュンキュンキュン❤


エイラ「ハァ……もぉヤダ……」ゴロン

ギシッ……



ニパ(なんでこんな超絶きゃわたんなイッルきゅんがあたしが毎日使ってるベッドに寝っ転がってんNO!?)ドキドキ❤

ニパ(シーツの上にイッルの綺麗な髪が惜しげもなく散らばってりゅうううう!!///)フーッ❤ フーッ!❤


エイラ「あぁサーニャ……ごめんよサーニャ……ざーに"ゃぁ……」メソメソ

ハートマーク間違えてたんダナ・・・・・・



                     /.:::::::::::::::::::.\
                   /.:::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ
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      ⌒ ー‐‐-ミ      /.:::::::::::::::::::::::::::::(__,厂::::;
        ⌒>     イ{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
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      ー--==彡    /  / >、::::::::::::/{_  
          〃´/i l/  r=≪._x介‐‐く∧V^ヽ
         {/ 丿'  /|   「  ヽ   {{o |  |{
              ∠.イ  ,|  ヽ =^=  ヾo =ヘ
                 ノ イ !    〉   ヽ  ヾ ヽ∧
                ´  ノ从  l/: .   厂 |「 / /
                 /   |{: : :   / ‐/o-;' ∧
                 ,    トミ: :<_{  i{   ! { '.
              /   /| 〈: : . {  i{o j_j.  '.

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――そのころ 海のむこうがわ(501)

ペリーヌ「……今日は静かですのね」クピクピ 


しーん・・・


ペリーヌ(紅茶が美味しいですわ、心が落ち着きますわ)ノビノビ


ペリーヌ「……誰かさんもいらっしゃいませんし」ボソリ


クピクピ


ペリーヌ「紅茶が美味しいですわっ!」


しーん・・・


ペリーヌ「……」すうぅぅ……っ

ペリーヌ「――空気もおいしいですわ――っ!!!」


 ですわ――――っ!!


  ですわ――・・・っ


   ※エコー

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エイラ「……はぁ」ゴシゴシ ←泣き疲れた

ニパ「(……っ、ふーっ♡ ふーっ♡)」プルプル ←耐えてた



エイラ「それにしても、」ギシッ

ニパ「ひゃい!?///」ビクッ!


エイラ「……」シラー

ニパ「なんだよっ!?///」


エイラ「イヤ、平気かなーって、カラダ」

ニパ「何いきなり心配してるわけ? あたしの固有魔法超回復だし? あたしが死ぬぶんにはイッルも困んないですし!?」


エイラ「ほーん、あっそ」ゴロッ 

ニパ「……」


ニパ(それにしても――)

それにしても。

最近のイッルって何でこんな冷めてるんだろうな
501で何かあったのかとか気になる
向こうであんなサーニャさんに没頭してる時点で何か隊に不満があるんだろう
悪いコトとかに手を出さないか心配

いずれにせよ501がちょっと変わった隊であろうことは想像できる
もっと知りたいなイッルのこと

いや 昔は知らないことなんてなかったのに
イッルのことであたしが知らないことなんてなかったのに なかったのに なのに

あたしはあたしのベッドのうえにあたしの許可無く散りばめられた
イッルのシルクのような髪の面積を ただじっと計算していた

いつしか視界が ふわりと浮き上がる


鳥が鳴いた 陽が差した
光の中で 花が笑った
無邪気に笑った

あたしの想いは 届かない
あなたにきっと 届かない

冬は陽が 短すぎるから
秋は影が 妖しすぎるから
夏は夜が 白すぎるから
春は鳥が うるさすぎるから

だから想いは 届かない
きっとどこにも 届かない

美しき森が 湖が
どれだけあたしを 愛したとしても
あたしの想いは あなたにだけは 届かない

野いちご 赤い実だよ 木陰でみつけたよ
 ひみつのひみつの 小さな実だよ
  だれも知らないはずなのに 
   白百合の花が 見てた
    無邪気に笑った

     笑われた


――ぽたり

ニパ「……うぅ」ポロポロ

エイラ(うぇえ!? 何でコイツ急に泣いてんの!?)ビクッ!

エイラ「ニ、ニパ子よ~い、チョイと情緒不安定すぎやしませんか……?」オドオド

ぽた、ぽた

-------------------------------------------------------
――そのころ(501)

ごうっ!!

ペリーヌ「海のむこうからものすごいポエム破がぁああああぁっ!!!」パリーン!

ペリーヌ「っ!」ハッ!?

ペリーヌ(この力――危険ですわ!)キッ!


――ばっ!


ペリーヌ(――彼女がここにいない今、あの子は私が守るのですッ、ペリーヌ・クロステルマンッ!!)

ペリーヌ(シールド全開ですわっ!)バリバリ


――ぐぐぐっ……


ペリーヌ「まにあえぇえええええええええっ!!!」


――ゴゴゴゴゴゴ・・・!
-------------------------------------------------------


――くらっ

ニパ「」ばたーん!

エイラ「ニパッ!?」ダッ

エイラ(なんだコイツ……ガチ泣きかと思いきや急に倒れて)ペチペチ



ぺたぺたと イッルが遠慮無く あたしの頬に触れる

ひんやりと冷たくて 気持ちがいい イッルの手のひら


エイラ「あっつ!!」ごしごし


あ、涙を イッルがその指先で やさしく拭きとってくれる

だめだ そういうやさしさは だめなんだ
もうだめなんだ

くらっときて からだがたおれて
もうこれ以上 たおれるものなんてないんだ

白百合の花が みえる


エイラ「このカラダの熱さって、もしかして」

・・・。

エイラ「オマエの使い魔の発情期にさ、暴走した時とおんなじか?」

・・・、・・・。

こくり、と

うなずいてしまった
ああ
わかっているのに


エイラ「あ"ー、もぉ、しゃあねぇなあ」

そういってイッルは ポリポリと頭をかいて
あたしの背中と 膝に 腕を差し込んで やさしく抱え上げてくれる

おひめさまだっこ。

エイラ「今日だけだカンナー」

ぽふり、と
ベッドに降ろされる
昔のように あの日のように


エイラ「わたしが、シてやるよ」

するり、と

こっから先 18歳未満の閲覧は

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    r<_. <: : : : : :./ ヽ  Y  i /   \              │
    l: :\: : : : : : :/  ヽ \〉l´V /     \           ノ



服の内側にイッルの手が差し込まれる
どこか慣れたような手つきで一瞬で下着をずらされる
いつものようにおもいっきりもみしだかれるのかと身構えたら
その細い指先で さきっぽをやさしくつままれた 

ニパ「あっ♡」

イッルの思わぬ攻撃にあたしははしたない声を上げるしかできなかった
下品に揉みしだいたりしなかったのはイッルなりのいたずらのつもりだったのかもしれない

と 気づいたら服も下着もすっかりまくりあげられていて
いつも触れているはずの寒気があたしの火照った肌を鋭く刺す
あたしの全身がどれだけ異常に火照っていたのかを いまさらのようにつきつけられる
そんなあたしの思いを知ってか知らずか 急にイッルはその顔を あたしの胸のなかにうずめた

エイラ「ん」

なんだよ、結局オマエはさ、
さっきだって久しぶりに顔を合わせたというのにさ、顔を見るのと同時にちらりとあたしの胸に視線をやったのとかさ、
話しながらもチラチラとあたしの胸を見ていたこととかさ、
あたしが気にしてなかったとでも思ってるのかよ、
あたしが自分の胸のこと、好きじゃないって知ってるだろ、
そりゃオマエはコレがスキかもしれないけど、それはきっと誰のだって、


ニパ「ひっ///」

そんな抗議をぶちまけてやろうかと思ったのに
胸に顔をうずめたままのイッルがあたしの背中に
やさしく手を 腕を まわしてきやがるものだがら
ただそれだけで そんな気持ちも ぜんぶいっしゅんでふきとんでしまった

エイラ「にひっ」

だめだ、もう ただ抱きしめられただけなのに
あたしはそういうのがダメなんだって イッルはしっててやってるんだ
このばかやろう どうしてあたしはこんなやつのことが
こんなにも こんなにも すきなんだろう


ニパ「ふーっ♡ ふーっ♡」

こんなにもいとしくて いとおしすぎて

あたしの胸に夢中になってるイッルをみおろして
かわいいつむじが プラチナシルクのかみのけが
そのかみのすきまからのぞく しろいうなじが
いとおしすぎて
あたしも ぎゅう とだきしめかえす

エイラ「ぐっ?」


でも それだけじゃたりなくて
じぶんのきもちを おさえきれなくて

ぐい、と イッルのからだをひっぱって
ぐるり、と からだをひっくりかえして
イッルを、いっるを、おしたおしてしまった

エイラ「な、なんだよ……?」

はぁはぁと 止まらない熱い吐息
どくどくと 止められない熱い血流

駄目なのに だめなのに
これだけはしたことなかったのに

きっとあたしはいま ひどい顔をしている
ひどいめつきをしている

数えきれないくらい胸をたくさんもまれた
そのたびにケンカをした

あたしの使い魔が暴走した夜があった
疼くカラダを イッルが指先で慰めてくれた

でもくちびるとくちびるをあわせたことだけは

エイラ「んむっ!?//」

なかったのに


ニパ「ちゅぱ……んちゅ♡」

いとしくて愛しくていとしくて
イッルの舌をすって 唾液を交換しあって
呼吸もわすれて 息がくるしくなるくらい長く、ながく


エイラ「ぷはっ、はぁ、はぁ///」

ニパ「はぁっ♡ はっ/// はぁぁっ♡」

エイラ「はぁ、はぁ……///」



エイラ「……あ」

ニパ「え?」

エイラ「なぁ、オイ」

ニパ「あ」


伝説の魔女の秘薬。
あたしの唾液の中に残ってたであろうそれは、2~3滴どころじゃなかった。

        __           --、
.        /::::::::::::::\   ___/::::::::::::|
       |::::::::::;.  -‐<    >―‐ 、|
       |::::/               \
       ∨/       │     \   \
       | |/     / ∧    /ハ   |
       レ  │ '⌒ | ∧  /  |'⌒ト |    |
      /    人/|斗=ミ V人 ル=ミ     八|
.       ⌒|/|   ∨r'。゚し   \∨r'゚し∨ /
.       ノ八   八乂_ソ   .  乂ソム|人
       rそm(\込 ::::::.        :::::.从rそm
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


エイラ「マジふざけんなオマエ……」プルプル

ニパ「申し訳ございません……」ドゲザァ


ああイッルが怒っている
イッルを 怒らせてしまった

なんかダメだ 何をやってもうまくいかない
扶桑式土下座なんかで許されるはずもなく

イッル、あたしのこと嫌いになったかな
そう思うと少し 泣けてきた


エイラ(ん……?)ドクンッ――


エイラ(ぅ……ぁ……ぇ……!?///)ドクンドクンドクン!


ニパ「本当にごめん……」ぐすぐす


エイラ「~~~~っ!///」キュウウン♡


エイラ(なんだコレェ!? え!?!? マズくないか!?)ドキドキドキドキ♡

エイラ(ややややべー! 想像以上にヤバいゾこれ……っ!///)ハァハァハァ♡


ニパ「猛省しております…ヒック…許して……なんて」えぐえぐ


エイラ(つうかコイツはなんでこんなのを一瓶飲んだクセに平気なの!? ハァァ!?)ドキドキドキ♡


ニパ「許して、なんて……言えないけど、それでも、もうこれいじょう」ぐすっ





ニパ「あ"たし"…イッルに……嫌"わ"れ"た"く"な"い"」ぐずぐず

エイラ「///」キュンキュン♡


~~~~~~~~~~


~~~~~~~~~~


ニパ「…………っ」キッ!


ニパ「――あたしはツイてないかもしんなけどさ」キリッ

ニパ「笑われるためのピエロじゃない」グイッ


ニパ「こんなあたしにだって。意志くらいあるんだ」ギシッ…


エイラ「オイ待てヤメロなんでニパ子がイケメンになってんだよ待てよリバとか無しだから待て待てマテ///」







あかい野いちご 
 白百合の花が 煩わしくても

手折ることさえできずに やり場のないその手を――――


――――――

――――――――

――――――――――


――――――――――

――――――

――――


エイラ(なんダッタンだあの国……)グテー…

エイラ(ものっそい疲れた)ボー



ルッキーニ「あーっ! エイラがたそがれてりゅー! いっちょ前に考え事してりゅー!」ニヒヒ

シャーリー「よぉしっ、あたしがアテレコしてやろうっ!」

ルッキーニ「えーっ?」ウジュジュ



エイラ(……)



シャーリー『サーニャ、今日こそサーニャに……いやでもやっぱり今日は……』

ルッキーニ『ムリダナー(・×・)』ウジュ



シャーリー「ぶっほぉ! ルッキーニうまいぞ! そっくりじゃないか!」

ルッキーニ「えへ~もっと褒めて褒めて~///」スリスリ




エイラ(……)ハァ


ペリーヌ「!!」


ペリーヌ「あら? あらあらららあら!?」キラキラ


ペリーヌ「しけた面してなんですのエイラさァん!」

ペリーヌ「いっちょ前に悩み事でもお有りで?」オホホ


エイラ(……)



エイラ(……)キュポン

ペリーヌ「サインペン……?」


サラサラサラ


エイラ「なぁペリーヌ、いいモンやるよ」スッ

ペリーヌ「ペ、ペリ……/// ようやく私の名前を覚えましたのねっ///」テレテレ


ペリーヌ「――で、なんですのこの色紙」チラッ




『ツンツンメガネ is 変態』




ペリーヌ「なんですのこれぇええええ!」ビリビリッ!←破り捨てる


エイラ「そうだ、ソレでいい」



おわり

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年09月11日 (金) 20:35:38   ID: MZm9dbZq

途中途中むかつく書き方してるけどシンプルでいい

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