クッパ「マリオ!今日こそ勝負なのだ!」マリオ「決着をつけてやる…」ピリリリ (24)

マリオ「何だよ…電話か」チャッ

マリオ「はいもしもしマリオです」

キノピオ『もしもし、マリオさん!時間過ぎてますよ!』

マリオ「は?」

キノピオ『今日配管工の予約を入れたキノピオですけど…』

マリオ「あー!忘れてた!」

マリオ「すみません、直ちに向かうので20分ほどお待ちください…」ピッ

マリオ「済まないがクッパ、勝負はまた今度だ!」

クッパ「ふざけるな!ここで勝負だ!」

マリオ「こっちの生活も考えろ!」

クッパ「ルイージに任せればいいだろう!」

マリオ「あいつは今日キングテレサとティータイムだ!」

クッパ「何で敵とティータイムしてるんだよ!」

マリオ「知らん!とにかく50分後!また会おう!」

クッパ「逃げるのか!マリオォォォォォォォ!」

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道中

マリオ「危ねー…カート持ってきて正解だった」

マリオ(倒してもなぜか復活するからきりがないんだよなー)

マリオ「飛ばすぜ!」ブオオオオオン

キノコ王国

キノピオ「あ、マリオさん!以外に早かったですね」

マリオ「ははーそうですかー(200ccで走ったからなぁ(笑))

キノピオ「ここなんですけど…」

マリオ「こりゃ酷いな~…根元からやられてる」

マリオ「まぁ30分もあれば直せますのでお待ちください」

キノピオ「分かりました」

30分後

マリオ「よっしゃ!修理完了!」

マリオ「終わりましたよー」

キノピオ「ありがとうございます!お金は…」

マリオ(細かいお金は今日は諦めよう)

マリオ「1000コインになります」

キノピオ「安いですね…はい、1000コイン」

マリオ「毎度!ありがとうございます!」ガチャッ

マリオ「やばい…流石に敵でも待たせるのは悪いからな、飛ばすぞ!」ブオオオオン

マリオ「あ!あいつのメルアド聞いてない!教えてもらうか」

警官(勿論キノピオ)「む!速度オーバーの車発見!」

警官「そこの車!止まりなさい!」

マリオ「げーっ!警察!」

*****

警官「マリオさんでも速度オーバーで罰金です!」

マリオ「そこを何とか~頼むよキノちゃ~ん」

警官「ダメです!罰金として1000コイン払ってください!」

マリオ「くそぅ…はい、1000コイン」

警官「はい、気をつけてー」

マリオ「はいよー…」ボオオン

クッパ城

カメック「ふんふふ~ん♪お風呂をピカピカにしt…」

ブシャアアアアアアアアアア

カメック「うわああああ!水が!水が!大王様~!」

*****

クッパ「何!?水道管が…!?」

カメック「そうなんです!壊れてしまって…」

カメック「マリオさんに連絡を」

クッパ「でもワシマリオのメルアド知らないよ」

カメック「えええええええええええええええ!?」

カメック「20数年間何をしてきたんですかあんたはぁ!」

クッパ「テニスにピーチちゃん攫いにスマブラに出てあと映画にゲスト出演…」

カメック(こんな人が大魔王でいいのだろうか、私は考えた)

マリオ「くそ…悪いなクッパ」

マリオ「そうだ!クッパのメルアド知ってる奴を探そう!」

マリオ「えーっと…ノコノコに…と」ペポパプ

ノコノコ『もしもし?』

マリオ「俺だ!マリオだ!(レースの時聞いててよかったぁ~)」

ノコノコ『マリオ!?何の用?』

マリオ「クッパのメルアド知ってるか!?」

ノコノコ『悪いけど下っ端の僕には知らされてないよ』

マリオ「何だと…」

ノコノコ『あ、でもブロス隊長なら知ってるかも』

マリオ「ハンマーブロスだな!サンキュー!」ピッ

マリオ「何で手下のメルアドは知っててクッパのは知らないんだぁぁぁぁ!」

マリオ「ハンマーブロスに…っと」ペポペポ

マリオ「…」プルルル

プルルルルルル

プルルルルル

プルルルル

プルルル

プルル

プル…


マリオ「出ないだと!?」

マリオ「他だ!他の奴に連絡だ!」

マリオ「そうだ!スマブラで個人情報を守っているマスターハンドに連絡しよう!」

マリオ「えーっと…確か……だったよな」パパポパ

プルルルルルル

マリオ(そういえば土管がなぜないのだろう、と思ったが)

マリオ(クッパが消していたんだよな)

マリオ(あいつはバカだ…)『もしもし』

マリオ「!マスターハンドか!」

マスターハンド(以下マスター)『マリオか、何の用だ?』

マリオ「実はクッパのメルアドなんだが…」

マスター『クッパのメルアド?済まないがメルアドまでは管理してないんだ悪いな』

マリオ「他に誰がいる!実はだな…カクカクシカジカで行きは200ccを出したんだが…帰りは渋滞にあってな…」

マスター『よく分からないが約束しているのか?じゃあ魔王繋がりでガノンドロフにかけてみたらどうだ?』

マリオ「俺あいつのメルアド知らないよ」

マスター『あいつは亜空軍の事件で大変な事をしてくれたからな、私とクレイジーだけあいつのメルアドを知っているんだ』

マリオ「分かった!教えてくれ!」

*****

マリオ「くそ…近道は使えず土管はなく行きの道は混んでるって最悪の状態だな」

マリオ「ガノンドロフに電話か…異常な感じだな」プペポパ

プルル

ガノンドロフ(以下ガノン)『もしもし?』

マリオ「俺だ、マリオだ」

ガノン『お前が俺に電話かけるとは…何かあったのか』

マリオ「いや…大したことじゃないがクッパのメルアド知ってるか?」

ガノン『あいつの?む…済まないが知らない』

マリオ「そうか…知ってそうな奴知ってる?」

ガノン『そうだな…ワリオとかどうだ?俺はスマブラしかあんたらと共演してないからよく分からん、切るぞ』

マリオ「切りやがった…俺が歩いた方が早いんじゃないのか?」

マリオ「でもまぁワリオに聞いてみるか…」

マリオ「…だったはず…っと」ププププ

プルルルル

ワリオ『俺だよワリオだよ!』

マリオ「俺だよマリオだよ!」

ワリオ『何だマリオか切るぞ』

マリオ「待て待て!聞きたいことが1つある、クッパのメルアド知ってるか」

ワリオ『聞いたけど忘れた~切るぞ!』

マリオ「あのデブ…今度会ったら叩きのめす」

マリオ「やっと進んだ」

*****

クッパ城

クッパ「マリオのメルアドを知ってる奴を片っ端から聞いてみるのだ!」

クッパ「まずはルイージに…」ポパパポ

プルルル

ルイージ『もしもしルイージです』

クッパ「ルイージか!?マリオのメルアドを教えろ!」

ルイージ『クッパ!?何?急に…』

クッパ「いいから教えろ!」

ルイージ『ごめん、今ティータイムだから切るよ、じゃあね』

クッパ「あの緑ぃぃぃぃぃぃ!」

マリオ「誰だ?誰なんだよ…あ!jr!」

マリオ「jrの番号は…っと」ピピパポ

jr『もしもし?』

マリオ「マリオだ」

jr『マリオ!?何の用だ!』

マリオ「クッパのメルアドを教えてくれないか?」

jr『お父さんが「マリオなんかにワシのメルアドを教えるなjr」って言ってたから無理、じゃ』

マリオ「子供にまで俺が悪役みたいな事教えやがって…!」

*****

クッパ「そうだ、パックマンに聞こう」パピプペ

プルルルル

パックマン『もしもし~?パックマンだよ』

クッパ「パックマンか!マリオのメルアドを知ってるか?」

パックマン『マリオの?自宅番号しか知らないよ』

クッパ「くっ…悪かった、じゃ」

クッパ「もうワシが迎えに行くか」

カメック「それじゃあマリオさんと一緒に帰ることになりますよ」

クッパ「それは嫌だ」

マリオ「渋滞の中ライバルのメルアドを聞く主人公は俺が初めてだろうな」

マリオ「カジオーにでもかけるか」ポポピパ

カジオ―『はい、カジオ―』

マリオ「カジオ―?俺俺、マリオ」

カジオ―『』ブツン

マリオ「…お前は我を…怒らせたな…!」

*****

クッパ「マリオカート8&スマブラ繋がりでリンクだ!」ペポプパ

プルルルル

リンク『エアー!リンクです』

クッパ「ワシ、クッパだけどマリオのメルアド知ってる?」

リンク『自宅電話しか電話がない、スマホはない!』

クッパ「…」ブツッ

クッパ「…次…かけよう」

マリオ「こうなったら遠回りルートでクッパ城に行こう!」ブオオオオオン

マリオ「だけど連絡を…あ!ピーチ姫!」

マリオ「姫に電話すれば分かるだろう…」ポポパピ

プルルルルル

ピーチ『もしもし?ピーチです』

マリオ「ピーチ姫ですか?マリオです」

ピーチ『あら、マリオ!どうしたの?』

マリオ「実はクッパのメルアドを知っているかな~って思いまして…」

ピーチ『ごめんねマリオ、私今クッパに捕まってるの』

マリオ「は?」

ピーチ『それでスマホ没収されたのよ』

マリオ(クッパァァァァァァ!)

マリオ「じゃあ何で電話を?」

ピーチ『クッパが「ピーチちゃん用の黒電話を置いとくから電話がかかって来たら出てね」って』

マリオ「そうなんですか、じゃ」

マリオ「…あいつ姫のスマホの存在を忘れているな…馬鹿野郎…」ガクッ

*****

クッパ「ぶあっくしょい!」クシュン

カメック「風邪ですか?」

クッパ「多分誰かが噂してるんだろう」

クッパ「次はキャサリンにでも…」ポペプピ

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