「蟹は、蜂、栗、牛のフン、臼、>>1~>>20と猿への仕返しを考えました」 (66)

「ありゃ、もうカキが実ったのか。おいらが代わりに採ってきてやるよ」
「ずるいよ猿さん、わたしにもカキを下さい」
「おらよぉ!!」



ぐちゃあっ 

 




蟹「母さん!母さん!!母さーーーん!!!!!」

蟹「あの猿の野郎が……母さんの命を………だから…復讐を…!!」

蜂「くそっ、外道がっ!!」

栗「ああ。このままじゃ黙っていられねぇ。俺も計画に賛成だ。」

臼「だが蟹君、猿への復讐ならワシ等だけでも事は済むじゃろうが、ワシはそれだけの報いでは納得できんわ…」

蟹「ええ。僕もそれだけじゃあの畜生を裁くことは出来ないと思っています。だから、更に20人程、助っ人を加えようと思います」

栗「に、二十人も!?」

蟹「ええ。とりあえず手当たり次第に集めた人達ですけど、皆協力してくれるらしいですよ。」

臼「おお……彼らなら…やってくれるだろう…!」

>>1>>20


版権キャラだろうが実在人物だろうが何であろうが基本アリで。(全部拾えるかどうかは作者の腕次第)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1441017969


ミス
>>3から>>22

デッドプール

>>4
サルカニの作者です スマソ
安価下

――作戦当日

蟹「早速猿がやってきましたよ!皆さん配置に!」


猿「ああ…寒みぃ…あのメスから奪った柿でも食いながら、温まるとしますかねぇw」

栗「(この野郎…!見てろ、俺が暖炉から)」
猿「グチャアッ」

蟹「……」

猿「………」


斉木(マズイ、つい反射でやり過ぎてしまった)

斉木(幸い、死には至ってない。治癒能力でとりあえず何事も無かったかのように……)



猿「……ハッ!?何だったんだ、今の………」


栗(い、今だ!!)ボンッ!

猿「いでっ!!」

猿「あぢっ!!!な、なんだ!?栗が暖炉に!?あ、あぢぃっ!あぢぃっ!!み、水・・・水桶がここに」

蜂「オラァッ!!」チクッ

猿「いてえっ!水桶に蜂が…」

 「バイオブレードッ!!」

ザシュッ

猿「ぐはぁっ・・・・・・」


RX「残念だったな、猿!その水桶には蜂と液状化した俺が入っていた!母親の命を無惨に奪い、子供に一生消えぬ悲しみを背負わせたその諸行、許さんっ!!」

猿「と、とりあえず外だ!ここから逃げねえと…」



「クス・・・・」


  ブラッディ・レイン 
    『赤い雨』


猿「な………」ザクザクザクザクザクザクザクッ


赤屍「あくまで"殺さない"レベルに留めておいてますからね。急所は外しておきましたよ。」


猿「く、くそっ……なんで俺が……こんな目に……」グッタリ

猿「外も危険だ…家に…家に戻らないと…」バタッ


てけてけ「………」

猿「」バタンッ


猿「家も…家も危険だ……!!!」



猿「ちくしょおっ…っ!!ちくしょおっ………」

???「おい、アンタ」

猿「へ?」

貝木「アンタを蹴り飛ばしに来た」

猿「な、なんで」

貝木「金を払われたもんでな、あの蟹から。蟹はあまり好きではないし、端金だったがな。払われた分は。」

猿「か、蟹って……まさか…あの蟹・・・・・・!」

貝木「後蜂をプレゼントしよう」

蜂「」ブンブンブン

猿「お、おい、やめてくれ」

貝木「嘘だ。お前は既に一度刺されてる。二度目はアナフィラキシーショックで死ぬ。あくまで死なない程度が依頼なのでな。」

猿「ほ、本当に…?」

ゲシッ

猿「ごほぉ」

貝木「今回の件からお前が得るべき教訓は、"二兎を追う者は一兎をも得ず”という事だな。」

猿「はぁっ、はぁっ、はぁっ!あんな所にはもういられん!」スタスタスタ


鬼「おい、アイツだぞ!」

桃太郎の猿「猿の面汚しめ!袋叩きにしてしまえ!」

俺(>>16)「おー!!!」

>>1「こっちは安価SS初挑戦なんだよ!恥をかかせやがって!」


猿「何だアイツら…!追いかけてくるぞ…!!」

ヒュンッ

猿「いだぁぁぁっ!!!あ、足に、足に矢が…!!」


リンク「………」


猿「あ、足が、逃げ切れね」

鬼「やっちまえーーーー!!!!!」

「「「「おーーーーーーー!!!!」」」」


ボコスカボコスカボコスカボコスカボコスカ………

この後も俺は散々な目にあった

パトランプも付いてないのに網でゲッチュされそうになったり、青い狸が幾多もの珍妙な兵器で拷問じみた行為をしてきたり、とにかくここまでの数分の内に色々な事があり過ぎて俺の精神はもう限界まで擦り減っていた。あの時素直に柿を渡していればこんなことにはならなかった。いや、あの時おにぎりに目を付けなかったらこんな事には……


猿「…もう……こんな墓地にまで来てしまった……」

猿「………俺は…いつになったら……こんな思いから……」

猿「食いてえよぉ……カキ、食いてえなぁ………」


「諦めないで!」

猿「……え…?」

「希望がある限り、前に進めるんだ!だから、希望だけは、絶対に!!」


猿「ハハ……その通りだな……そうだよ…あんな事ぐらいで、俺がこんな仕打ちを受けるなんて……俺は絶対家に帰るんだ……帰って、柿を食うんだ……帰って……柿を…」

「And no one's gonna save you from the beast about strike」

猿「……?」

「You know it's thriller, thriller night
You're fighting for your life inside a killer」

「thriller tonight」


マイケル・ジャクソン「スリルナァァァァァァァイト」


猿「アァァァァァァァーーーーーーーーーー!!!!!!!」

猿「……………」とぼとぼ


猿「………」

ベチョッ

猿「………」ネッチョリ

猿「…牛のフンだ…」

猿「………」くるっ


ドランクドラゴン鈴木「く、くそやろー!」

猿「アイツが投げたのか…」


猿「…俺は希望を捨てねぇ……」

ザシュッ!ザシュッ!

猿「がぁぁぁぁぁっ!!!!て、敵か!?」

ザシュッ!!ザシュッ!!!

猿「何処から襲い掛かってきてるんだ!?み、見えねぇ!!」

猿(さっきメスを何発も投げつけられたおかげで感覚は掴めた…これは斬撃の感覚だ!ここに俺以外いない状態で斬撃の攻撃を繰り出せるとしたら…)


猿「…透明化(ステルス)・・・・・・!」


猿「奴の正体を掴むには……」ネッチョリ

猿「……」


ガサッ

猿「…そこだぁーーーーーーーっ!!!!!!!」ヒュンッ


ベチョッ

プレデター「アァァァァァァァ!!!!!」

猿「いたぞぉぉぉぉ!!!!いたぞおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」

プレデター「………」ヒクヒク

猿「クソの臭いで気絶したか…とりあえず一人撃破できた・・・・・傷は……深いがな……」

???「うわっくっせぇ!!くっさ!!!くっさ!!!」

猿「…?」

???「誰か消臭剤持ってきてよ~~臭いんだよ~このウンの臭いもこのSSもぉ~~~!!!」

猿(なんだこの、全身タイツの男…)

デッドプール「ああ?アンタお猿さん?オレちゃんデッドプール!アンタいたぶれってカニさん言ってたよ!あれ、アンタだっけ?おサルとジョージ君?まぁいいや。」

猿「……」

デッドプール「お、おい!アンタさっきから何見てるの!?恋かッ!?オレちゃんにホレてるのかッ!?愛かッ!?オレちゃんにゾッコンなのかッ!?」

猿「…もう…疲れ……」

コンッ コンッ

???「あの猿か、我が主・・・・・・」

蟹「そうです!あの猿!あの猿が母上を!!」

猿「……お前は……蟹!!」

蟹「やっと会えたな……猿!!!」

猿「蟹ィ……!!!!貴様ァ!!さっきから何なんだこの仕打」

蟹「臼。」

臼「ウス。」

ズドンッ

猿「ガハァッ!!!!」

RX「ボルティックシューター!」

ビチュンッ

猿「追撃っ」

猿「おい…その男は……」

蟹「この男はアーカード。千人の吸血鬼化したナチの武装親衛隊と3000人のヴァチカン第9次十字軍を皆殺しにし、300万人分の血を吸った正真正銘のドラキュラさ。」

デッドプール「うおおおーー旦那ぁー!?オレちゃんヘルシング大好きー!!!」

アーカード「ほぉ…このような猿が女性を殺すとはな。少しは肝が据わってるらしい。」

猿「な、何をする気だ…おい…!」

アーカード「ハァ~~~~……」

猿(だ、だめだ、震えてきた、やめてくれ、こいつ、殺す気だ)

アーカード「終わりだな…」

猿(し、しぬ。俺は。死ぬ。)

アーカード「拘束制御術式 第3号 第2号 第1号」

猿(早く殺してくれぇ~~~~~~~~~!!!!!!)

―――

猿「・・・・・・・」

アーカード「…これで良かったのだな。主よ。」

臼「良いのか?殺さなくて…」

蟹「ええ。ここでこいつを殺したら、俺はこの猿と同罪です。僕の母も、僕の手が血で汚れることを望んでは無いでしょう。こいつは散々罰を受けたし、"これからも"罰を受ける。」

臼「そうだな……」

アーカード「賢明な判断だ。」

デッドプール「既に血で汚れまくってね?」


猿「はっ……!ここは……!!」

蟹「………」

猿「蟹・・・・・・すまなかった……俺が…俺が一時の食欲で君の母さんを殺してしまったせいで…」

蟹「もういい」

猿「蟹・・・・・・・・・」

蟹「お前は今から最大の罰を受ける」

猿「え…………」

蟹「………」


「マダガスカル!!」

猿「…」

「君のハートに、レボリューションッ!!!」


ゴー☆ジャス「ハァッ!!」

猿「……何こいつ?」

蟹「ゴー☆ジャス。これからこいつと一緒に暮らせ」



猿「…え?」


蟹「後こいつも付ける」

ドランクドラゴン鈴木「どうもー。」

猿「…………」

今日はここまで
次回からゴー☆ジャス編。ファービーも出します。

――帰路

猿「・・・・・・・」

ゴー☆ジャス「レボリューション!レボリューション!!」

自分の家に帰ろうとする猿の
1センチ後ろにピタリとゴー☆ジャスがついていく

何度も踵を踏まれながら
止まる事も許されない更新は猿の家に着くまで続く!

「アルゼンチン!アルゼンチン!」

ゴー☆ジャスは当然のように家の中にもついていく!

猿が「掃除してないんで」と言っても「あ、大丈夫なんで!」と言ってあがりこむ!


ドランクドラゴン鈴木「おせーぞ!!」

ファービー「ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛」

いつの間にか家に配置されているメガネの男と不気味な声を出す不気味な鳥人形!


4人の共同生活が始まる!

>>47訂正
更新→行進


猿がまず困るのは朝4時という起床時間!

ゴー☆ジャス「ウォッチュー!キミに出会えて、デスティニー!さぁ行こうぜ!宇宙旅行へ出発だ!」

ゴー☆ジャス「この土地を売るくらいなら、売るくないなら、ウクライナ!!ここ!ウクライナァ!!」

ゴー☆ジャス「笑ってないのは…どこのどいつだソレェ!!!ここ、ドイツ!!!」

起きてすぐゴー☆ジャスはネタの練習を壁に向かって行う
この日課に猿は早朝から心が折られる

ドランクドラゴン鈴木「カァァァ」

後鈴木のいびきが煩い

それが終わると早速朝食を要求する2人!

ゴー☆ジャスは文句も言わず食べてくれる。が、鈴木の方はご飯、焼魚、味噌汁、納豆の4点が揃わないとどうしても納得してくれない。

ドランクドラゴン鈴木「なんだよこれよぉーーー!!納豆ぐらい出してくれよぉーーー!!!」

猿「…すんません。」


朝から疲れ果てた猿を待ち受けるのは朝食後すぐに始まるゴー☆ジャスのネタ見せ!

ゴー☆ジャス「そこにいる牛を引いている人うちのパパじゃない?そんな!パパが牛乳屋なんて!
パパが牛乳屋・・・?
パパガギュウニュウヤ・・・・・!?」
 
「そんなバハマ!」
「それぇ!!」
「ここ、バハマ!!!」
「パプアニューギニアだと思っただろぉ!!こんな展開、ファンタスティック!!」

猿「……」

ファービー「アァァ…ァァァ」

ドランクドラゴン鈴木「んだよそれーー!!ワケ分かんねえよぉーーー!!!」

毎日のように行われる鈴木のダメ出しも地味に辛い

家にいても辛いので散歩に出かける猿
ついてくるゴー☆ジャスのネタ出しは続く

「アルゼンチン!カンボジアー!!マダガスカル!!」

結局散歩も彼のネタを聞かされ続けて精神を限界まで擦り減らすこととなる
だが、一番辛いのは夕食時だ

ゴー☆ジャスや鈴木は同期や交友関係にある芸人たちを呼ぶ

ガハハハハハハハハハ
ネゴシックス「うわ~家せまぁっ!」
きんにくん「ほら今日もボディビルしてきたんですよー!」
クロちゃん「あー猿だー!!可愛い~~~♡♡」
HIRO「ガツガツガツガツガツガツ」
スギちゃん「猿がいるなんてワイルドだぜぇ~?」
矢作「おいおい鈴木さぁ~~wこんな家にいて息詰まらない?w」
ドランクドラゴン鈴木「そうなんすよ~!毎日納豆も出してくれないでさぁ~~!!」
ドランクドラゴン塚地「それ大体君のせいでしょ!w」


ガハハハハハハハハハ

猿「……」

HIRO「オカワリ」

猿「はい。」


この時一番猿を困らせるのが他でもないゴー☆ジャス本人である

ゴー☆ジャス「………(ポチッポチッ)」

彼は毎回のようにこの時に飯を食いながらスマホゲーばかりやっている。他でもない読んだ本人なのにだ。
とにかくそれを見るのが辛い。死ぬほど辛い。彼のTwitterで募集かけてるのが更に辛さを感じさせる。

HIRO「ウメェ~~~~!!」

HIROさんは毎回5杯ぐらいおかわりする。

ゴー☆ジャス「マダガスカル!マダガスカル!キミのハートにレボリューション!!」

当然夕食後もゴー☆ジャスのネタ出しは続く。


ゴー☆ジャス「おやすみなさいー」

ドランクドラゴン鈴木「おやすみー」

ファービー「アァ」


「カァァァァァァァ」


猿「…………」ひっぐひっぐ

堪え難い毎日に猿の枕はそろそろ電池が切れそうなファービーの声と共に濡れることが日課となる


ストレスが限界に達した猿は…


ついに家を出てあてのない旅に出る!

「マダガスカル!!」

ぴったりと背後につけるゴー☆ジャス!!絶望感が猿を襲う

「皆~!カンボジア~!!カンボジアッ!ここ、カンボジアッ!!」

ゴー☆ジャスの公演がある日には毎度の事付き合わされる猿
彼本人も最近はスマホゲー等の仕事が多いようだ

猿がゴー☆ジャスの付き人として仕事するようになってきたある日、蟹から手紙が届く


「償い」


この2文字だけである。この2文字だけでとんでもない後悔に苛まれるのだ。

猿は誓った。もう2度と人を騙す行為はしないと。
猿は誓った。もう2度と人の約束を破らないと。
猿は誓った。もう2度とカキなんて食わねぇと。
そう誓った日にはもう遅かったのだ。

ところで鈴木は大丈夫かな。家に置いてきちゃったけど、ちゃんとファービーの電池交換してやってるかな。
あの家に戻れるのかな、俺は。


「キミのハートに、レボリューション!!」

――数年後 

チーン
蟹「母さん…今日も俺は元気だよ……」



蟹「お……ゴージャスさんから手紙だ。」

蟹「へぇ。二人とも上手くやってるみたいだ。良かった良かった。」



蟹「・・・・・・・・・・・・」



蟹「敵討ち、ゴー☆ジャスだけで良かったな。」


みみっちいSSでしたがこれで終わりです。キャラ出しをしてくれた皆さんありがとうございました。大体キャラは拾えたと思います。

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