ビュティ「おっぱいマッサージ?」 (10)

ビュティは乳房の小ささがコンプレックスである。

14歳の少女の平均的な大きさと比較すると明らかに控えめである。小さな山があるくらいだ。
夜のホテルの銭湯の服置き場で、鏡を眺めながらビュティは溜息をついた。小さい。明らかに、小さい。どうしようもないので、「早く大きくなれ!」と念じながら、指先で捏ねくりまわしてみたりした。

ぷにぷに。ぷにぷに。
大きくは、ならない。溜息がまた一つ増える。その様子を、衣服を脱ぎながら、スズが訝しげに眺めていた。
「どうかしましたか?ビュティさん」
「あ、スズさん!」
すっかり存在を忘れていたようで、ビュティは赤面しながら、服で乳房を隠し、スズに振り返る。
「えへへ、違うんです。ちょっとこれは・・・」
ビュティはスズの乳房を眺めた。デカい。18歳の乳房は、デカい。肌も
もちもちと柔らかく透き通り、乳輪も少し大きめ。鮮やかなピンクだ。
ビュティは思わず羨ましげに、よだれを垂らして凝視してしまった。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1440839941

「? どうしたんです?」
「あ、いや!羨ましいな、と思って・・・。私、おっぱい小さいのが、ちょっと嫌なんです」
自分の乳房を揉みながら、ビュティは正直に打ち明けた。目には憂いが見えている。
「同世代の子と比べると、おっぱい小さいし、なんだかなぁと思って。このまま大きくならなかったら、どうしようかなー」

ビュティは、またも、はーと溜息を吐く。結構深刻に思い悩んでる様子である。それを眺めるスズの、紅潮した肌と、艶めかしい吐息には、気づかなかった。スズはそっちの人であった。良からぬ企みを、思いついた様子である。
「おっぱいのマッサージってあるんですよ。大きくする方法が。私でよければ、ビュティさんに施しましょうか?簡単ですよ」
「え!? 本当ですかっ!?スズさんみたいな美乳になれますか?」
ビュティの目はキラキラと輝きだした。飛び跳ねんばかりに喜ぶ彼女を眺めて、スズはニヤリ、とほくそ笑む。
「ええ。毎日続ければなれますよ。露天風呂に入りましょう。私が教えてあげます」

やったあ、と歓声を上げて、ビュティは少し慌てながら服を脱ぎ捨てる。それでも見事にキチンと畳んでいるところは、彼女の性格が現れている部分であった。で、ビュティとスズは、露天風呂に入った。寒い空気の中、温かい湯船に浸かると、スズは、ビュティに促す。
「私の上に座ってください」
ビュティは、ちょこんとスズの上に座った。湯船の浮翌遊力でぷかぷか、お尻を浮かせながら、スズの組んだ太ももの上に位置を固定する。
「なにかローションみたいな物は、使うんですか?私もそう言うのがあるのは、知ってるんだけど」
「何も使いませんよ。ただ、重点的に触るところがあります」

スズは心なしか、ビュティの耳元に唇を寄せると、呟いた。
「ビュティさんの乳首です」
「乳首ですか?」
「ええ。乳首を触ると、女性は女性ホルモンが身体に分泌されて、女らしい身体つきになれるんですよ」
もっともらしい事を言うスズであるが、適当な聞きかじりである。ビュティは素直に、安易に信じた。
「そっかあー。乳首かあ。スズさん、触ってくれますか?」
「ビュティさんの為なら」
「ありがとうございます! えへへ・・・ちょっと恥ずかしいな」

ビュティはきゅ、と身体を縮こませた。
スズは人差し指と親指で、ビュティの小さな乳首を摘む。そのまま、クリクリと動かす。
「くすぐったいよ」
ビュティはくくく、と笑う。
「大丈夫ですよ。すぐ、良くなりますから」
なにがどう良くなるのかは、読者の推量に任せる。ともかく、乳首を弄りだして、数分ほどで、ビュティの身体は少し変化した。
「・・・」
ビュティは紅潮した頬を、湯で濡らしながら、心なしかボーッとしてきた。
こりこりこり。こりこり。
その時、
「あっ!」
という喘ぎ声と同時に、一瞬腰を宙に浮かせたのである。息も、少し荒くなってきた。

「スズさん、これ何分ぐらい続けるんですか・・・」
「30分ぐらいですかね」
「ささ、30分!?ちょっと待って!」
ビュティは慌てた。ちょっと、危ない。
「何故ですか?ただのマッサージですよ?30分ぐらい、あっという間に過ぎるから、大丈夫ですよ」

スズは何の含みもなさげに、ニッコリ笑った。そう言われると、ただのマッサージで感じている自分が、やたら意識し過ぎていて、恥ずかしい様にも思われる。ビュティ自分を恥じながら、惚けた顔を俯かせて、スズに告げた。

「続けてください」

こりこりこり、こり。
こりこり、こりこり。
こりっ。こり。

それから五分ぐらい経ったであろうか。ビュティの態度は明らかに豹変してきた。声を出すまいと結んだ唇から、
「んっ」だとか「あっ」だとか、空気と一緒に声が漏れ始めたのである。肩や腰も、電力が走ったのかの様に、ビクン、ビクンと震わせだした。肩も竦めて、吐息交じりで、ビュティはスズに問いかける。

「ス、スズさん・・・。はあっ、これ、本当にマッサージ、あっ、なんですよね・・・っ」

こりっ。こりっ。
こりっ。こりこり。
「そうですよ。頑張ってくださいね」
スズも紅潮した顔に汗を浮かばせ、ビュティの乳首を執拗に弄り倒す。

コリコリに、乳首は勃起していた。乳輪から乳首の周囲にかけて、熱がこもり始めている。暖かく、勃起したカチカチ乳首を、つねったり、揉んだり、引っ張ったり、その度にビュティは顔を真っ赤にして、
「あっ、あっ!あっ!」
とネコの様な嬌声を挙げる。

10分が経過した。こりこり、こりこり。
こりこり。こりこり。

ビュティは耐えられなくなっていた。腰を何度も宙に浮かし、何十回も喘ぐ。
「んああっ!ああっ!ふああっ!ああん!」
言葉と共に、ふしゅっ、ふしゅ、と息が漏れる。湧き上がる性衝動を抑えきれなくなっている。理性のタガが外れそうだ。

「んあっ!あっ!スズさ、スズさん!」
「なんですかー?」
色めかしい目付きで、スズは涼しげに答える。ビュティは汗を流し、息もはあはあ、喘ぎながら、生唾を飲み込み、ビュティはスズに話しかける。

「もっ、もういいです!やめて、ください!あっ!辛いです!ああんっ!」
こりこり、こりこり。
こりこりこりこりこりこりっ。
こりこり、こりっ。

「気持ちいい癖に」
スズはビュティの耳をべろん、と舐めまわした。ねちゅ、と卑猥な音を立てて、ビュティの耳は唾液塗れになる。強烈な電力が飛んだ。
「ふあああああああああっ!!!」
ビュティの腰がガクン、と砕けた。すぐさま、スズの指先は、ビュティの乳首を執拗に捏ねくりまわす。
「ああああ!やだあああっ!あっ、ああっ!ああああん!ああっ!」

こりこり、こりこり。
こりこりこりこり、こりこり。
20分が経過した頃には、充血したビュティの乳首は、ガッチガチになっていた。ビュティ自身も、獣の様である。

こりこりこり。
「あああうっ!!」
こりこり、こりこり。
「んふぅっ!ああんっ!」
こりこり、こりこり、こりこり、こりっ。ぎゅ。
「ふううっ!ふうっ!あああああっ!あああっ!ああああああああーっ!」

こりこり、こりこりこり、こりこり、こりこりこりこりこり、こりこり。

「あああああぁああああああああ!!!!!!!!!」

ビクンビクンと身体を跳ね狂わすビュティは、汗だくで、軽く唾液を垂らし、全身が性感帯の様に、電力と恍惚の渦に、呑まれていた。
「もうやだああああ!駄目っ!ああんっ!助けてええ、スズさん!やだああああああーっ!」
バキバキに勃起した乳首は、ビクンビクンに跳ね回る、軽く指先で付いただけで、ビュティは、
「ふああああ!!!」
と叫んで、腰を震わせる。

「まだまだ、残り10分もありますよ。頑張らないと、ビュティさん。気持ちよく、イキたいでしょ?」
ビュティは早くイキたかった。スズがイカせてくれる事を示唆すると、なおさら、狂ったように、乳首や腰、太ももをビクン、ビクンと跳ねて狂わせた。

こりこりこりこりこりこりこりこりこりこりこりこりこりこり。
こりこりこりこりこりこりこりこりこりこりこりこりこりこり。

「ああああぁああああああああーーっ!!!!!!!」
ビュッ、ビュッ、とビュティの秘部は、潮を噴いた。乳首を弄るだけで、ビュティの秘部はもうぐちょ濡れになっていた、スズはビュティの耳を舐めまわしながら、耳元で囁く。
「こーんなに敏感になっちゃって、ビュティさん、すっごくエッチな身体してるんですね。どうしたい?触って欲しい?」
「さ、触って!触ってくださいいっ!」
「何処を?」
「お股をっ!おまた、触ってください!」

こりこりこりこりこりこりこりこりこりこりこりこりこりこりこりこりこりこり。
ぬちゅ。ビクンッ、ビクン、ビクン。
「うああああああああああぁああああああーーっ!!!!!!!」
「そうじゃないでしょ。どこですか?ちゃんとはっきり言わないと、触ってあげませんよ?」
「お、おまん・・・っ」
「おまん?」

「ビュティのぐちゅぐちゅに濡れたおまんこに指を突っ込んで、奥を触ってくださいっ!!!!」

スズは乱雑にぐちゅぐちゅの秘部に指を突っ込み、かき乱す。確実にGスポットに触れるそれは、液を飛ばしながら、ビュティの溜まりに溜まった絶頂を味合わせるには、的確なものだった。

「ふああああああああぁああああああああぁああああああーーーーっっっっ!!!!!!!!!」

ビクン、ビクンと腰を跳ね回し、何度も何度も、膣部を収縮させ、スズの指を締め上げて、潮をどろんどろんと吹き出しながら、ビュティは、絶頂した。

「これが、おっぱいマッサージです」
「全然違うよお!」
汗だくで息も絶え絶えなビュティは、なおもスズの涼しげなボケに、突っ込んだ。スズは艶めかしく笑いながら、ビュティの髪の毛を、サラサラと撫でる。

「違いましたか?でも、ビュティさんが望むなら、何度でもマッサージしてあげて、いいんですよ?なんなら、毎日」
「・・・・」
「どうします?ビュティさん」
「よ・・・・」

ビュティは湯船に顔半分浸かり、横目で、ぶくぶくと泡を吹き出しながら、こう答えた。

「よろしくおねがいしまふ」

おーわり

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom