この報告書は，如月千早 (以下「被験者」という．) の生態を明らかにするために実施された
種々の実験，研究の結果についてまとめたものである．
なお，本実験は実験結果への影響を考慮し，被験者への説明は行わなかった．

実験#1　目視による観察

実施内容
被験者を目視によって観察し，被験者の反応を観察した．

実験結果
実験開始2分後，こちらの視線に気づくも特に変化なし．
その3分後，被験者の顔面が紅潮し挙動がおかしくなった．
さらに1分後，被験者が走って退室．ここで実験を終了した．

実験#2　接触試験(1)

実施内容
被験者の一部に直接触れることによってその反応を観察した．

実験結果
被験者の左肩を人差し指を突き出す形で叩いた．(別紙1参照)
これによって，被験者の左頬に触れることに成功した．
被験者から音声(添付音声1)が発せられたとともに，体温の上昇が確認された．

(添付音声1)
「ひゃっ！　……プロデューサー，覚悟していてくださいね？」

特記事項#1
実験#2実施後，定期的に実験#1と同様の実験を被験者に対して複数回実施した．
実施回数が通算5回を超えると，こちらの視線に気づいた後，顔面を紅潮させながらこちらに微笑み返すようになった．
この際，その表情をカメラによって記録しようとすると被験者にカメラを奪われデータを削除されてしまうが，自動的にPCへと転送する設定となっていたのでそのデータを添付しておいた．(別紙2から別紙5参照)
機械音痴な被験者可愛い．
当該実験は継続して実施していく予定である．

実験#3　対暗所試験

実験内容
暗所において，被験者の反応を観察した．
また，実験場所としては都内某レジャー施設を選定した．

実験結果
暗所において，被験者に見かけ上の変化は見られなかったが，突発的な視覚的，聴覚的なショックをあびせられる度に，実験実施者の右腕を抱え込むように抱きついてきた．
その際，実験実施者の右腕に柔らかな感触を感じた．
また，その際の表情は涙目であったが暗所により記録は不可能であった．

実験#4　実験#3に基づく確認実験

実験内容
実験#3で得られた結果により，本実験開始以前と比較して被験者の身体に何らかの変化がみられた可能性が浮上したため，それを確認した．
また，当該実験は被験者に配慮し実験協力者によって実施された．

実験結果
本実験開始以前と比較して，何ら変化はみられなかった．

特記事項#2
本実験に関して，貴重な協力者を得ることに成功した．
さらに，協力者からサンプルとして被験者が歌った「ふたりのもじぴったん」の音声を提供してもらうことに成功した．(添付音声2)
このサンプルは今後の実験に活かしていくつもりである．