陽乃「お願いしていいかな?」
八幡「でも俺がいたからって落ち着くとは限りませんよ?」
陽乃「確かに帰り道にれいp未遂されて今は物凄く傷ついて落ち込んでるもんね」
八幡「なら実家にいた方がいいんじゃないですか?」
陽乃「比企谷くん意地悪だなぁ~分かってる癖に」
八幡「俺だって高校生男子ですよ?間違いがないとは言い切れませんよ?」
陽乃「そんな事しないって私は知ってるよ それに子供が出来たら出来たでいいかもね~」
八幡「よくないですよ」
陽乃「でも安心して外に24時間体制でボディーガードは立たせておくから」
八幡「なら俺なんて尚更必要ないでしょ」
陽乃「雪乃ちゃんのそばにいてあげられるのは君しかいないの お願い」ペコリ
八幡(陽乃さんが頭を下げるなんてよっぽどの事だな)
陽乃「それに小町ちゃんからは承諾貰ってるよ~」
八幡「こえ~アンタこえ~よ」
陽乃「じゃあ早速、荷物を取ってから雪乃ちゃんのマンションに行こうか」
八幡「はぁ…」
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八幡「お邪魔します」
陽乃「お姉さんですよ~」
雪乃「何しに来たのかしら?用はないのだけれど」
八幡「その何ていうか 今日から一週間ぐらい俺、ここに泊まるから」
雪乃「はい?」
陽乃「ということでお邪魔虫は退散しま~す よろしくね」
八幡「はい」
~10分後~
雪乃「余計な気遣いは無用よ、もう何ともないのだから」
八幡「なら何で学校にもこないんだ?」
雪乃「ちょっと体調が優れないだけよ」
八幡「そうか、なら体調が優れるまではここにいさせてもらうぞ」
雪乃「だからそれが無用な気遣いだと・・・」
八幡(人間観察が得意な俺からすればこれは相当病んでるな。一人にさせるのは危険だ)
八幡「お前、飯食ってないだろう?何か作るか?」
雪乃「いらないわ」
八幡「はいはい欲しいって事ね あ、今の八幡的にポイント高い!」
雪乃「気持ちが悪い言動はやめて貰えるかしら」クスッ
八幡(少し笑ったな)
八幡「で、何食いたいんだ?難しいのはやめてくれよ」
雪乃「チャーハンでいいわ」
八幡「そうか、じゃあ冷蔵庫にある材料使わせて貰うぜ」
雪乃「貴方みたいな人間は遠慮ってものを知らないから言っておくわ。使いすぎない様にしてちょうだい」
八幡「遠慮を知ってるから俺はいつも一人でいるんだよ」
雪乃「貴方らしいわね」
八幡「今作るから待ってろよ」
雪乃「台所を汚さないでちょうだいね」
八幡「お前、一体俺を何歳だと思ってるの?」
雪乃「17歳児かしら?」
八幡「ほら出来たぞ」
雪乃「貴方にしては中々美味しそうに出来たわね」
八幡「一言余計だぞ」
雪乃「では食べましょうか 頂きます」
八幡「やっぱり腹減ってたんじゃねぇか おかわりあるからな」
雪乃「美味しいわね」モグモグ
八幡「そんなに急いで食うなよ 子供かよ」
雪乃「うるさいわね」モグモグ
八幡「随分と洗濯もん溜まってるな 洗濯してくるぞ」
雪乃「余計なお世話よ」
八幡「専業主夫志望はこれぐらいして当然だ」
雪乃「そう」クラクラ
八幡「どうした?」
雪乃「ちょっと疲れただけよ 申し訳ないけどちょっと横にならせてもらうわね」
八幡「遠慮せず休め」
(やっぱり精神的に参ってるんだな)
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続きはよ
上に同じく
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