765な日々3 (28)

一日目

P「うーん…小腹が減ったな…」テクテク

P「ん?」

【肉まん100円セール!!】

P「こりゃいいや、コンビニ万歳」

イラッシャイマセー

P「昼時だし混んでるな…」



イラッシャイマセー

春香「うひー、涼しー」

真美「クーラーって偉大な発明だYO…」

雪歩「ま、真美ちゃん?はだけてるよ!?」

P(ん?アイツらも来たのか…)

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春香「あ!肉まん100円だって!」

真美「いいじゃん、折角だし食べよーよ」

P「……」

P(…中華まんボックスの中には肉まんが3つ)

「お次にお待ちの方どうぞー」



P「80円切手を3枚下さい」

「240円になります!」

P「はいはい」

「300円お預かりしまーす」

P(肉まんは、3人で仲良食ってくれい)

春香「あと、肉まん3つください!」

「申し訳ありません…2個はまだ仕込み中ですので、一つしかお出し出来ないんです…」

春香「あ、そうなんですか」

真美「ちぇ~」

春香「う~ん、じゃあいいです」


P(……)

「60円のお返しです」

P(……)

アリアッシター


善意の空回りも、しばしば起きるものです

二日目

事務所のお茶はすべて雪歩のチョイスによって揃えられている

その日の気候、体調、お茶を出す相手の好みなど

その種類は100種類以上に及ぶという(事務員調べ)

雪歩「小鳥さん、少しお茶貰っていっていいですか?」

小鳥「えぇ、いいわよ」

雪歩「ありがとうございます、実はこのお茶を欲しがってる友達がいて…」

小鳥「元々雪歩ちゃんが持ってきてくれた物だから、そんな恐縮しなくても平気よ」

雪歩「じゃあ早速、友達に報告しますね!」

小鳥(あら、Twitterね…最近の子はメールは使わないのかしら)



【緑あります、上質、10g 、一枚から】


小鳥「雪歩ちゃん!?」

三日目

真「ウルトラマン」

響「スーパーマン」

千早「アイアンマン」

真「アンパンマン」

響「スペクトルマン」

P「…なにやってんだ?」

千早「マンの付くキャラの名前を言い合っています」

P「……そうか」

千早「はい」

ベラボーマン

アァ、765ダシネ

P「…う~ん?」

四日目

P「う~ん、眠れないなぁ」

P「羊を数えても駄目だしなぁ…」

P「そうだ、羊の代わりにウチのアイドルを数えてみるか…」

P「…雪歩にしようかな」

P「雪歩が一人…」

柵『』

雪歩『よいしょっ…』ヨジヨジ

雪歩『ひぅぅ…』ヨジヨジ

雪歩『ふぅ…』ストン

雪歩『よし、ここでお願いしまーす!』

ボコォ!!

雪歩2『ぷはぁ!トンネル開通ですぅ!』

雪歩3『安全第一萩原~♪』ヒョイッ

雪歩4『メットは大切命綱~♪』ヒョイッ

ゾロゾロゾロ


雪歩's『『モンキー片手に足場組む~♪』』ザッザッザッ


P「掘るなよ!!」ガバッ


チュンチュン

P「……朝か」

五日目

伊織「りんご」

やよい「ごましゃぶ」

伊織「ブーケ・トス」

やよい「ステーキ」

伊織「キス」

グギュルルルルル

やよい「すきやき」

伊織「…キック」

やよい「栗ご飯…あ」

伊織「何か!何か食べに行きましょう!!」ブワッ

六日目

亜美「ベントラーベントラースペースピープル!」グルグル

真美「ベントラーベントラーお友達!」グルグル

春香「ベントラーベントラースペースピープル!」グルグル

律子「…何やってんのよ、アンタ達」

亜美「UFO呼んでるの!」

真美「イボンコこーりゅーだよ!」

律子「それを言うなら異文化交流でしょ…てか異文化過ぎでしょ」

春香「面白そうだから混ざってます!」

律子「ツッコまないわよ」

貴音「宇宙人、本当に居るのでしょうか…?」

律子「あなた週刊誌に月の民とか書かれてるけど」

ミョンミョンミョンミョン

雪歩「そうだよ、いるかどうかも怪しいし、そんな簡単には出てこないと思うよ?」

律子「……雪歩、後ろ見てみなさい」



近いからこそ気づかないこともあるものです

七日目

TV『俺は、スーパーベジータだ!』シュインシュイン

響「超サイヤ人のベジータの略なのかな?」

美希「そしたらスジータの方が良くない?」

響「あははは!スジータは無いだろー!」

貴音「なんだか美味しそうな名前ですね…」

響「貴音は何でも食べものに繋げるなよ…」

美希「金色の王子と銀色の王女じゃどっちが強いのかな?」

響「食い意地だったらいい勝負するかもしれないな~」

貴音「むっ…響はいけずです…」

美希「ベジータが覚醒して金髪なら貴音は覚醒する前は何色なの?」

貴音「そもそも覚醒しているのを前提に話されても困るのですが…」

響「ていうか美希だって金髪じゃないか」

美希「ミキはほら、覚醒したら茶髪だから」

響「…そうなのか?」

貴音「しかし、何故か納得できますね…」

美希「大人のジジョーってやつなの」

律子「アンタ達ー!そろそろ午後のレッスンの時間よー!」

響「はーい!」

美希「もう少しのんびりしていきたいの…」

貴音「さぁ、行きますよ美希」ズルズル


ゾロゾロゾロ

律子「…」カタカタ

律子「…」スッ

律子「私がスーパーリッチャンだ」キリッ

律子「なんてね…」


P「オヒョヒョww」


律子「!?」

P「あっwwいや、グッフwwなにも見てないぞww」

律子「」

エッ?チョットオチツイ ガッゴッゴッゴッ


口は災いの元

八日目

ドォォォォン

『あま!あま!天海!天海春香!!』

『はる!はる!春香!天海春香!!』

『はるるんが東北で…』

『どんがらフィーバァァァァァ!!!』

ズゴォォォォン

『WOW!!』

『全身の毛穴で受け止めろ!!』

チュドォォン

『天海春香単独ライブ!!』

『8月29日公演!!』

社長「」

小鳥「」

P「うん、やっぱいいCMだ」

九日目

真「ボク、少女漫画好きじゃないですか?」

P「うん、そうだな」

真「少女漫画はキャッピピピだったりキャルルルーンじゃないですか?」

P「う…ん?そうなの?」

真「ということはボクはもう乙女ってことですよね!?」

P「うん…?悪い真、もう一度最初から説明してくれるか?」

真「ボク少女漫画好きじゃないですか?」


千早「…何やってるんですか、あの二人」

小鳥「今7巡目ね」

十日目

あずさ「う~ん、コレも可愛いわ~」

P「あずささんは基本何着ても似合いますからね」

あずさ「あら、プロデューサーさんったらお上手ですね」

P「ははは、本当のことですから」

あずさ「でも、本当にいいんですか?お洋服を買ってもらっても…」

P「えぇ、いつもお仕事頑張ってもらってますし、俺からのご褒美というか…なんというか…」

あずさ「…ありがとうございます、プロデューサーさん」

P「い、いや!そうだ!試着してみたらどうですか!?」

あずさ「そうですね、じゃあちょっと行ってきますね~」

P「ふぅ…あの上目遣いは反則だよ…」

P「まぁ、あずささんも喜んでくれてるみたいだしよかったよかった…」

P「……」

P「あずささん、どうですか?」

P「……」

P「…?」

P「あずささん?」

P「……」

シャッ

P「居ねぇ…」

ポンッ

店員「お客様?お話が…」




事務所

小鳥「繋ぐレインボ~♪」カタカタ

ガチャン

あずさ「あらあら~?」

小鳥「ピヨッ!?あずささん!?なんでロッカーから!?」

十一日目

P「う~ん、眠れないなぁ」

P「羊を数えても駄目だしなぁ…」

P「そうだ、羊の代わりにウチのアイドルを数えてみるか…」

P「…響にしようかな」

P「響が一人…」

柵『』

響『よーし、みんないいぞー!』

ハム蔵『ヂュイヂュイ!』ピョン

P「ハム蔵が一匹…」

ブタ太『ブヒブヒ』ピョイン

P「ブタ太が一匹…」

響『次いいぞー!』

イヌ美『ワウ!』ピョン

P「イヌ美が一匹…」

響『あぁ!そっちじゃないぞ!?』

ヘビ香『シュルル』

P「ヘビ香が一匹…」

響『次いいぞー!』

動物's 『『』』ゾロゾロ





P「統一しろよ!」ガバッ


チュンチュン

P「……朝か」

十二日目

律子「この衣装可愛いですねー」

P「だろ?俺もそれ気になってるんだよ」

律子「今までとは違う路線というか…これは流行りますよ!絶対!」

P「俺もそう思うんだが…結構いいお値段するんだよな、ソレ」

律子「いくらですか?」

P「5000ゲイツ」

律子「却下で」



貴音「あの…小鳥嬢、げいつとは?」

小鳥「ロマンよ」

十三日目

『今、探査機を載せたロケットが打ち上げ体制へと移行しています!』

P「無事に打ち上がればいいなぁ」

小鳥「そうですねぇ」

やよい「……」

小鳥「プロデューサーさんは子供の頃、宇宙飛行士とかに憧れは無かったんですか?」

P「俺、子供の頃はドラゴンボールのフリーザが宇宙を支配してるって信じてたんですよ」

小鳥「あはははは!プロデューサーさん可愛いー!」

P「アホな子供でしたね~」

やよい「……」

千早「高槻さん、凄い食いついて見ているけど、ロケットとか好きなの?」

やよい「千早さん…」

千早「?」

やよい「ロケットってもやしに似てますね…」

千早「そうね、高槻さんは可愛いわね」ドバドバドバ

P「血ィ止めろ血」

十四日目

春香「プロデューサーさんが今まで貰ったものの中で一番高価なものって何ですか?」

P「車」

春香「車!?」

P「やよいに買ってもらった」

春香「やよいに!!?」

P「…まぁ、夢の話なんだがな」

春香「ゆ、夢かぁ…ビックリしましたよ…」

P「ハハハハ」

春香「…目が笑ってないですよ?」

P「気のせいだ」

十五日目

真「はぁ…」

P「どうした真、ため息なんてついて」カタカタ

真「ファンレターが来てたんですよ」

P「よかったじゃないか」カタカタ

真「でもみんな女の子からなんですよ…」

P「あぁ…」

真「ボクは可愛いアイドルになりたいのに、どんどん理想のアイドル像から離れていく気がして…」

P「ふむ」カタカタカタ

真「ふん、ボクは可愛いアイドルになるために頑張ってることなんてみんな知らないんだ」

P「俺は知ってるぞ」カタカタカタ

真「えっ?」

P「真が頑張ってることも、可愛いこともな」

真「え、あの…その…」

P「俺だけじゃなくて事務所の皆も知ってるさ、そう焦らずに地道に行こうぜ」カタカタカタ

真「は、はい!」

P「よし、良い返事だ」カタカタカタ

真「…えへへ」

プロデューサー!

オット、ナンダイキナリ?


大事なことって、見落としがちなものです

一日目の話は実話です

ではまた何処かで

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