妹「じゃああたしが言ってやろうではないかっ」ﾍﾟﾀｰﾝ

兄「説得力ありそうだねw」

妹「うっ、うるさぁいっ」ﾊﾞｼｯ

兄「いててて、いててっ」

妹「いいから黙って素直に聞いてればいーのじゃっ」

兄「は、はい…」(ガキの妹相手に…ﾄﾎﾎ)

妹「胸がちーさいと、まず…」ｳｰﾝ

兄「あるのか？」

妹「いちいちうるさいっ」ﾊﾞｼｲ

兄「いてっ、いて」

妹「まず、胸が垂れないっ」ﾍﾟﾀｰﾝ

兄「そりゃー、胸がまっ平らだからね」

妹「む、…ふたぁつ、ひ…ひんぬー好きだっているんだお！」

兄「世の中の何割が好きなんだろうね」

妹「は、半分は好きに決まっているっ」

兄「あ゛ー…多分2割にも満たn…ｺﾞﾌｯ」

妹「ごめんなさいは？」ﾆｺ

兄「す…すんません」ﾍﾟｺ

妹「ちーがうっ、ごめんなさい、でしょっ」ﾍﾟﾁｯ

兄「はいはい、ごめんなさーい…(棒)」

妹「なんなのだその棒読みはーっ」ﾑｷｰ

妹「まず、ひんぬーのよいところを探すのですっ」

兄「良いところっつってもなぁ…かなりマイナーなジャンルだしな」

妹「む？マイナーとはなんぞやなのです」

兄「あぁ…マイナーってのは、うーん、アブノーマルって事だよ」

妹「あぶの…？……だからーっ、そんなカタカナ言葉まだあたしには分からないのだーーーっ
　　きちんとひらがなでせつめーしなさいっ！」ﾌﾟﾝｽｶ

兄「へーへー、つまり、マイナーってのは、珍しい、あんまりいない、
　　ってことだよ…」

兄(まだ分からない言葉がいっぱいあるのか…だから最近しょっちゅうあれ何これ何って聞いてくるのか)

妹「ほほーう、マイナーとは変わってるという意味なのか」ﾅﾙﾎﾄﾞ

妹「かきかき」

兄「何書いてるんだ？」

妹「ごいりょくあっぷのーとです」ﾍﾟｶｰ

『1ねん3くみ　いもうと』

兄「へえ…えらいじゃん」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

妹「えへへ…なのです」

兄「はい、終わり」ﾊﾟｯ

妹「なっ、もっとなでなでしてください」

兄「だめ」

妹「むーっ、お兄の手が遠くてとどかないですーっ」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

兄「ジャンプしても届かないのかwちっせーなぁ」ﾎﾚﾎﾚ

妹「これでも、いちがっきには4せんちものびたですーっ」ﾊｧﾊｧ

兄「疲れてんじゃん。ほら、もう自分の部屋戻れ」ｸｲ

妹「いやです」

兄「ほら…っ、もどれっ、ってーーーーっ」

兄(何だコイツ、石のように硬ーい!!!!硬すぎて動かん!!)ｶﾞﾋﾞｰﾝ

妹「嫌と言ったら嫌です。絶対にうごくもんですかっ、なのです」ﾄﾞｯｼﾘ

兄「もう勝手にしろよ…」ﾄﾎﾎ

兄(来週から中間なのに…ﾄﾎﾎ。勉強もできんわ)

妹「『勝手』…自分が好きなように行動し、周りの迷惑を考えないこと…」ﾋﾟｺ

妹「お兄の迷惑……」ﾁﾗ

兄「あー、酸素とリチウムの化合だぁ？…全くわからん」ｶﾞｼｶﾞｼ

妹「お兄が何を言っているのかよく分からない…ちりうむ？？」

妹「とりあえず、お兄の迷惑をかんがえると…」

妹「あたしがお兄の部屋にいるのが迷惑だと思っている…
　　でもあたしはいたい、のです…」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

妹「でも、それはあたしの『勝手』……かもしれないです」

兄「そうかっ、酸素はо2だから……」ｽﾗｽﾗ

妹「……そうでもなさそうです？？」

妹(お兄は勉強にむちゅうですね……つまらんです)

妹「おーい」

兄「あぁ…またこの手の問題かよ…頭痛くなるわー」ｶﾞｼｶﾞｼ

妹「ふみゅう……」ｼﾞﾜｧ

妹(何を言っているのか分からないし、あたしの顔も見てくてないです…)

妹「うわぁぁぁぁんッ」ﾜｧｧｧｧｱｱｱｧｧ