千早「と、常々思っていたのよ」
美希「あんみん?」
千早「美希はいつも気持ちよさそうに寝ているわ」
美希「そうかな?」
千早「そうよ、幸せそうな寝顔、口の端から垂れる透明な滴……」
美希「えっと///」
千早「なぜ!! なにゆえあんなに安らかに眠れるの!!?? 教えて美希ぃ!!」ガシッ
美希「ど、どうしてって言われても、眠いからとしか言えないの」
千早「私も眠い時は眠いわ……今、この瞬間も眠い」
美希「じゃあ寝れば良いの」
千早「それが出来れば寝てるっちゅーーのーー!!!! ちゅーのちゅーのちゅーーーーのーーーー!!」
美希「……」
千早「んはっ!! ご、ごめんなさい、最近良く眠れなくて……ストレスが溜まってて……」
美希「んん~~じゃあ、美希が千早さんのために一肌脱ぐの!!」
千早「え!?」
美希「ミキは眠れないって言うのがどういう事か、あんまり解らないけど、千早さんがあんみん? 出来るように精一杯サポートするの!!」
千早「ありがとう美希!!」ダキッ
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sagaを書き込むのはメール欄やで
美希「まず、千早さんに言っておかなければならない事があるの」
千早「何かしら」
美希「寝る、と言う事には3つの要素が必要なの」
千早「ただ寝る事にそんなに要素が?」
美希「シャラップなの!!」ペシンッ
千早「あう!! ソフトタッチ!! 優しい!!」
美希「今日の千早さんは美希の生徒なの」
千早「み、美希……」
美希「呼び方が違うんじゃなくて!? なの!!!!」
千早「ティーチャー!! ティーチャー美希!!!!」
美希「……良い子なの」ナデナデ
千早「ティーチャー……ティーチャーーーー美希っっ!!!!」
美希「よろしい!! 講義を始めるの!!!!」
千早「はいっっ!!!!」
>>2
ありがとうございます、普通に間違いました。
美希「人間の一生のうち、5分の4は睡眠なの」
千早「ティーチャー!! それでは一日19時間ほど寝ている計算になりますが!!??」
美希「逆に聞くの!!!!」
千早「は、はい!!」
美希「千早さんは、一日どれくらい寝ているの?」
千早「そうね……大体2時に寝て、6時には起きるから、4時間ね」
美希「あははは、今は昼寝の話をしているんじゃないの、トータルの話をしているの」
千早「え? いや、だから、トータルで4時間」
美希「そう言うのはいいから」
千早「い、いや、ティーチャー、事実4時間です、はい」
美希「…………」
千早「その睡眠も、何と言うかあまり良く眠れていないと言うか……身体から疲れが抜けきれないと言うか」
美希「はぁ、千早さんって、ある一つの事に関しては天才だけど、ほかは全然なタイプなんだね」
千早「ど、どういう事?」
美希「どんな事であるにせよ、やっぱり一番大切なのは自分のコンディションなの」
千早「……」
美希「それは、歌でも、アイドルの活動全般にせよ変わらないってミキは思ってるの」
千早「確かに……そうね」
美希「自分を磨く以前に意識すべき所、千早さんはそれに気づいていないの!!!!」
千早「くっ……た、確かにそうだわ」
美希「重ねて言うけど【寝る】って言う行為は人間に置いてもっとも大事な要素なの」
千早「確かに……さっき言ってい3つの要素、それについて教えてもらっても良いかしら?」
美希「環境、体調、気分、その3つなの」
千早「環境、体調、気分……」
美希「寝る場所が無いと寝れないし、寝れる体調じゃないと寝れないし、寝る気分にならないと寝れないの」
千早「なるほど……」
美希「逆に言えばその内どれか2つが一致すれば寝る事は実に容易いの」
千早「二つ?」
美希「環境と体調、環境と気分、体調と気分、どれかがそろえば眠れるの」
千早「どういう事?」
美希「例えば、千早さんは授業中に眠くなったことは無い?」
千早「無いわね」
美希「思った通りなの、それは、千早さんの【気分】が整ってないからなの」
千早「気分」
美希「授業中の環境は睡眠の環境では無い、でも、例えば、寝不足とか、の体調が【眠い】それに授業が退屈だとかの【気分】が合わされば実に簡単に眠りの世界にいざなわれるの」
千早「でも、ただでさえ学業がおろそかになりがちな私達アイドルは少ない学業の時間は疎かにするべきではないわ」
美希「ね? 気分が、整って無いの」
千早「……っっ!!!!」
美希「多分千早さんとミキの大きな違いは、その気分なんじゃないかなって思うの」
千早「気分」
美希「千早さんは寝ると言う事をどう考えている?」
千早「ええと……特に意識した事は無い……かも」
美希「多分、普通に【時間のロス】って考えているんじゃない?」
千早「う……た、確かにそう考えている所はあるわ……」
美希「なんであってもそうだけど、生き物がそのポテンシャルを発揮するには、メンテナンスが必須なの」
千早「それは、栄養だったり、休養だったり」
美希「睡眠だったり」
千早「でもそれは、数値上であればきちんと取っているとはおもっているわ」
美希「人と言うのはそこに、気分が乗らなければ完璧とは言えないの」
千早「き、気分?」
美希「病は気から、と言う言葉は割と真理に迫っているって、ミキは思うの」
千早「……」
美希「調子が悪いと思えば本当に調子が悪くなるって事、千早さんは経験無い?」
千早「う、ううん…………」
美希「そうだなぁ、例えば、仮病を使おうとして、必死に調子悪い風にしたら本当に体調が悪化したり」
千早「仮病とか……考えた事ないから」
美希「でも、学校を出る頃にはすがすがしい気分で体調はすっかり治っているの」
千早「そう言うものなの?」
美希「後は……オフの日、とか、普段以上に寝ちゃう事って無い?」
千早「……それは、経験あるわ」
美希「寝貯めって言う行為は人間の能力上、実に理にかなってない行為なの」
千早「そ、そうなの?」
美希「だって、数値上では十分に体調は整っているはずなの、でも、休みと言う気分が、それを是としてしまうの」
千早「……」
美希「例えば、十分な睡眠をとったのに、その次の日がオフだと平気で昼過ぎまで寝ちゃったりするでしょ?」
千早「経験が無いことは無いわ」
美希「それは、環境と、気分が整っているからに他ならないの」
千早「っっ!!!!」
美希「逆に言えば、強烈に気分が寝ると言う行為を拒んでいた場合、環境と体調がそろっていてもそれを阻害する事だってあるの」
千早「……」
美希「そう言う時は、二つの要素が無理やり身体を眠りにもっていくの、それだと全然【安眠】にはならないの」
千早「つ、つまり」
美希「根っこから言ってしまうと【千早さんは、寝る気が無い】の」
千早「!!」
美希「寝る事に対して、もっと真摯になった方が良いって美希は思うの」
千早「寝る事に対して……」
美希「……思い出したくもない事かもしれないけど、大事な事だから言うね?」
千早「え?」
美希「お母さんの子守歌、思い出してみて?」
千早「…………お母さん」
美希「暖かい布団、疲れ切った身体、心地よい眠りに誘う歌声……3つがそろった状態の睡眠が、どれだけ心地良かったか」
千早「…………」
美希「母親になったりね? 人を大事にする人って、そう言うのが、自然と理解できている人なんだって、ミキは思うの」
美希「ミキには解っているの」
千早「え?」
美希「千早さんは……ちゃんとそういうのが出来る人だって」
千早「どういう……」
美希「だって、千早さんは優しいから」ニコッ
千早「……っ」
美希「ただ、ちょっとだけ、そのちょっとだけでも良いから、ソレを自分に向けても良いって、ミキは思うの」
千早「それは……甘えじゃないのかしら!?」
美希「甘えの無い人間は他の人の甘えを許せなくなるの」
千早「!!」
美希「そんな人だらけだったら、きっと、あんまり嬉しく世の中になるんじゃないかなって、ミキは思うな」
千早「…………」
美希「ね? 千早さん?」
千早「…………」
美希「一緒に寝よ?」
律子「……珍しいわね」
春香「ふふ、美希と千早ちゃん、一緒に寝てるんですね」
律子「手なんてつないじゃって、こっちまで眠くなっちゃうわよ」
春香「ふわぁ~~~~む……本当ですねぇ」
律子「でも……本当に幸せそう」
春香「千早ちゃんのこんな表情みたの久しぶりだなぁ……」
律子「……そうね…………ねぇ? 春香?」
春香「はい?」
律子「私達も、一眠りしちゃいましょうか?」
春香「そう…………ですね」
P「ただいま~~」
小鳥「シーーーーっ」
P「え? …………とと」
小鳥「ふふ、皆して手繋いでます」
P「当然な事だと、思うんですけど」
小鳥「はい?」
P「こう言う表情を、皆にさせることが出来る子達、なんですよね、この子達は」
小鳥「そう……ですねぇ」
千早「んぅ…………ん…………」
P「……おはよう、千早」
千早「おはようございます、プロデューサー」ニコ
終わりです。
ギャグを書こうと思ったらこうなってました。
たまにはこう言うのも良いかなと思えました。
ここまで観て頂き、ありがとうございます。
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