モバP(以下P)「おはようございまーすっと。」
ちひろ「おはようございます。」
P「おはようございますちひろさん」
>>2「おはようございます」
モバマスアイドルのみでお願いします
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楓さん
楓「おはようございます」
P「おはようございます楓さん。珍しいですね朝からのお仕事もないのに事務所にいるとは。」
楓「どういうことですか。むー。」
P「あ、いや変な意味じゃないですよ!?」
楓「それはさておきです。実はお話がありまして。」
P「ん?どうしたんですか?」
楓「(安価下2)」
楓「ちひろさんとPさんって結婚してるのですか? 」
P「えっ?」
ちひろ「えっ?」
楓「えっ?」
ちひろ「いやいやそんな事ないですよ!」
楓「だって出社するときもほとんど同じ時間ですし」
P「乗る電車が同じなので必然的に同じ時間になるだけです」
楓「ちひろさんよくPさんのお弁当作ってますし」
ちひろ「そうでもしないとこの人はお昼食べずに仕事しちゃうんですもん!」
楓「Pさんのお財布の実権も握ってますし」
P「それはちひろさんだから」
ちひろ「おいちょっとまて」
楓「完全に夫婦漫才ですね。」
楓「・・・それで、実際の所どうなんです?」
ちひろ「どうって言われましても・・・」
P「(安価下2)ですね。」
P「幼馴染なんですよ。」
楓「えっ?」
ちひろ「子供のころから家が隣でしてね。」
P「なんか気づいたらずーっと一緒に居ましてねー。高校の時とか帰ったらちひろさんがうちで夕飯作ってたり。」
ちひろ「Pさんも私も両親が共働きでしたから。一人でご飯食べててもつまらないですし。」
P「弁当作って貰ってるのも食べ慣れてるというか・・・」
楓「なんですかそれ下手に付き合ってるよりレベル高いじゃないですか。」
ちひろ「いやいや!付き合うとかそんな!」
P「めっそうもない!」
楓「息までぴったりだから付け入る隙が無さすぎるんですが。」
P「いやいや、本当にちーちゃんはそういうのじゃないんですよ!」
楓「ちーちゃん!!??」
P「あ、いけね。仕事中は分別つけなきゃと思ってるんですがつい・・・」
ちひろ「私は構わないんですけどね。」
P「こっちは構うんです。」
ちひろ「もー。いいのにー。」
楓「私はともかく一部のアイドルが血を吐いて倒れそうなのでやめておきましょう。」
ちひろ「でも何人かの前でボロ出ちゃってますけどね。」
楓「え?他にも知ってる人が居るんですか?」
P「(安価下2)とかは知ってるぞ」
P「かな子とかは知ってるぞ」
ちひろ「あーあの時の。」
楓「どの時ですか。」
P「この間かな子が皆にケーキ焼いて来てくれたじゃないですか。」
楓「ああ、私はお仕事だったから後ほどいただきましたけど。」
P「ちょうど事務所に居たのが僕とちーちゃんとかな子の三人でして」
楓「ちょっとは隠そうとしてください」
P「それで休憩も兼ねまして3人でそのケーキを食べたんです。」
楓「まだ平和な風景ですね。まだ。」
ちひろ「そしてかな子ちゃんのケーキを食べたらそれがほんっと絶品でして。私思わず、おいしーい!って言っちゃったんですよ。」
P「そしたらそれを聞いて思わず「ちーちゃんの作ったケーキもおいしいよ」って言っちゃいまして。」
楓「うわー想像以上にひどい。」
P「いや!つい!ついポロっと言っちゃっただけで」
楓「だからよりタチが悪いんですよ」
P「そのあとケーキを食べるかな子の手がピタッととまっちゃいまして。」
楓「そりゃそうですよ」
P「やっぱ作ったケーキが評価されなかったと思っちゃったんですかね。すごくおいしいとはちゃんと言いましたけど」
楓「そこじゃないですよ。クソ鈍感野郎じゃないですか。」
P「ク、クソ鈍感野郎って・・・」
ちひろ「あはは・・・流石に言われても仕方ないよPくん。」
楓「あーさらっと!さらっと口調が幼馴染モード!この人たちは!この人たちは!」
(安価下2)「おはようございまーす。どうしたんですか楓さん?」
加蓮「おはようございまーす。どうしたんですか楓さん?キャラが崩壊しちゃってるけど・・・」
楓「だって!このクソ鈍感野郎が!このクソ鈍感野郎が!」
加蓮「あっ・・・」(察し)
P「えっ、何そんな見え透いてるの?」
加蓮「だってPさんとちひろさん普段からいちゃついてるじゃん。」
ちひろ「い、いちゃついてるだなんて!そんな!」
加蓮「だってこの間も(安価下2)」
加蓮「だってこの間も仮眠室の同じベッドで寝てたし」
楓「えー・・・流石に引きますよそれは・・・」
P「違うんです!違うんです!!」
加蓮「何がどう違うんだか」
ちひろ「いつもの癖でPさんのベッドに入っただけなんです!」
P「僕も寝ぼけていつもの癖で抱き着いちゃっただけなんです!」
楓「完璧すぎる黒ですね。」
加蓮「ここまでやっておいてなぜ隠そうとするのか。」
楓「っていうか普段から同じベッドで寝てるんですか!?というかやっぱ一緒に住んでるんじゃないですか!」
P「ただのルームシェアですよ!」
ちひろ「お父さんもお母さんもPくんなら安心だからってOKしてくれましたし。」
加蓮「親公認なんじゃん。」
楓「本人たちが認めてない以外はただのバカップルですね。」
加蓮「・・・むしろなんでそこまで付き合おうとしないの?」
楓「そうですよそうですよ。」
P「それは・・・えーと・・・」
ちひろ「(安価下2)」
ちひろ「世間体が怖いんです」
加蓮「えっ?」
ちひろ「正直、昔から意識はしてましたしいつかは・・・なんて考えていたこともあります。」
ちひろ「だけどこのお仕事についてからはそうも言えなくなりました。」
P「・・・・・・この業界は社内恋愛に厳しい。」
楓「あ・・・」
ちひろ「勿論プロデューサーとアイドルはの恋愛はご法度です。」
P「それの延長線上というか同じように扱われてしまうんだよ。僕たちの関係性でも。」
加蓮「何で!?二人とも表に立つ仕事って訳でもないしそれに元から深い仲なんじゃん!」
P「基本的に恋愛が禁止なアイドルはどうしてもそういった方向のフラストレーションが溜まってしまう。そんな時にスタッフ同士での恋愛が発覚したらどうなる」
楓「・・・少なからず嫉妬をする子も出てきちゃうでしょうね。」
P「元からの仲?上の人たちはそんな事を知らない。」
ちひろ「ここに社員として居る以上関係ないんです。」
加蓮「でも私たちはみんな二人の事を認めているよ!?」
P「ああ。嬉しいことにうちの部署はそうだ。」
ちひろ「でも一度例外が出ちゃったらルールというのは崩壊するの。だから・・・ね。」
楓「・・・・・・お二人はそれでいいんですか?」
ちひろ「えっ・・・」
P「良い訳・・・良い訳ないですよ!ちーちゃんを・・・ちーちゃんを幸せにしてあげたいですよ!!」
ちひろ「Pくん・・・」
楓「ふふっ・・・それを聞いて安心しました。」
ちひろ「楓さん・・・まさか貴女全部知ってて・・・」
楓「さあー?どうでしょー?」
加蓮「凄いなあこの人は。」
楓「それで、このままで良い訳がないPさんはいったいどうするんですか?」
P「僕は・・・僕は!」
Pの行動安価下2
P「ちーちゃん。いや、ちひろさん。僕は貴女に従います。」
ちひろ「えっ、従うって・・・」
P「立ててるんでしょ?計画。」
ちひろ「あっ・・・知ってたの?」
P「もちろん。丁度いい機会だ。みんなにも話そう。」
加蓮「計画・・・?」
ちひろ「実はですね・・・私、事務所を独立させる計画を立てているんです。」
ちひろ「勿論私たちの事だけがきっかけじゃないですよ!?自分の会社を持つのが昔からの夢だったんです。」
加蓮「そうだったんだ・・・」
P「ちひろさんは隠しているつもりだったかもしれませんがお見通しでしたよ。夜中まで一人でPCカタカタさせてるんだもの。」
ちひろ「あはは・・・」
P「ちひろさんがその計画を実行に移すとなれば。僕はどんな結果になろうとついていきます。」
ちひろ「ありがとう・・・ありがとうございます。Pさん。」
P「最初は2人だけで厳しいかもしれませんが一緒に頑張りましょう。」
加蓮「ふーん、2人だけで、ねー。」
ちひろ「加蓮ちゃん・・・?」
楓「そうなったら当然、私たちもついていきますよー。」
加蓮「もし嫌でも絶対行くからね。私たちはPさんとちひろさんにアイドルとして育てて貰いたいんだから。」
P「楓さん・・・加蓮・・・」
楓「それに、このお話をみんなにしちゃうと多分殆どの子はついていきますよ。」
加蓮「下手すりゃ全員かもね。」
ちひろ「みんな・・・来てくれるんですか?」
楓「それだけ信頼されてるんですよ。お二人は。」
P「よーし!こうなりゃとことんやりましょう!早速!みんなにこの話をしてきます!もう明日にでも上の人たちに独立宣言しましょう!」
ちひろ「あ!ちょ、ちょっと!Pくーん!!」
楓「ふふっ・・・翌日から独立、ですね。」
加蓮「慌ただしいなぁ。全く・・・」
それからPとちひろは大勢のアイドルを引き連れて独立をした。
その評判は凄まじく、楓や加蓮、かな子を始めとしたアイドル達は瞬く間にトップアイドルへと成長。一大旋風を巻き起こすまでに至った。
~数か月後~
雑誌記者「それではよろしくお願いします!」
楓「はい。よろしくお願いします。」
雑誌記者「では、楓さんを始め皆さんが大活躍されていますが、ズバリ!その秘訣を教えて下さい!」
楓「そうですね。一番は事務所の雰囲気、でしょうか。」
雑誌記者「雰囲気・・・ですか?」
楓「みんなのびのびと楽しくお仕事ができるんです。」
楓「事務所は最近新しく出来たんですが、【社長夫妻】の意向で皆が楽しくお仕事をするというのが目標で・・・」
~おわり~
くぅ疲。勢い任せで書いたんで統合とれてなかったら申し訳ないです…
HTML化依頼してきます。
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