亜美「おとなのはじまり」 (26)

亜美「鏡」

アイマス百合SSです

以下が苦手な人は見てはいけませんよ

百合、同性愛表現

性的描写

短い、拙い、色気ないの三拍子ですが、どうぞ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1437574356


亜美「ねぇねぇ、このウィッグ借りてっていい?」

律子「あら珍しい。でも、こんなウィッグ何に使うの?」

亜美「んっふっふ~!ちょーっとね!」

律子「そのウィッグはもう出番なさそうだし、返すのはいつでもいいわよ」

亜美「やったぁ!」

思いの外簡単に借りれてホッとした

今日は急いで帰らないと

亜美「そいじゃお先にしつれ→」

律子「あら?今日は真美を待たないの?」

亜美「うん。今日は遅くなりそうだから先に帰っててだって」

律子「あらそう。次回のレッスンの日程ちゃんと覚えてるわよね?」

亜美「だーいじょぶだって!バイバーイ」バタン

律子「全くあんなに急いで・・・また新しいゲームでも買ったのかしら」


急げ急げ

信号も、階段も、電車の待ち時間ももどかしい

早く早く

必死に走ってく

ガチャ バタン ガチャリ

勢い良く部屋に上がってく

深く、深く深呼吸

息を整える

ζ*'ヮ')ζ<cool down


落ち着いた

でも逆に鼓動は早くなってくる

私は服を脱いで、裸になった

私の部屋は真美の部屋

真美の部屋は私の部屋

箪笥の真美の段を引き出す

中でも真美が一番気に入っている下着を取り出す

ゆっくりと下着を履く

これだけでも強い背徳感で絶頂しそうになる

次に真美のパジャマを着る

今朝は急いでいて、二人共服を脱ぎ捨てて出掛けたので、ベッドに出しっぱなしだった

まだ残暑も厳しく、微かに真美の汗の匂いがした

そして最後に・・・このウィッグを付ける

ゆっくりと大きな鏡に歩み寄る

鏡に写ったのは・・・


私の片思いの相手だった


いつから意識し始めたのだろうか

家族なのに、姉妹なのに・・・双子なのに

いつから「映し身」ではなくなったのだろうか

彼女が同じ服を着ても、私とは違う魅力が映しだされた

いつから私達の心は・・・離れてしまったのだろうか

私が竜宮小町に入ってから、時間も、心も、すれ違う事が多くなった

あんなに一緒にいたのに

悲しい

苦しい

呼吸が激しくなる

頬は赤くなってだんだんと頭の中が白くなっていく

鏡に手を伸ばす

コツン と指が触れる

サワレナイ

でも、

自分の体を抱きしめる

あぁ、真美だ

私は今、真美を抱きしめているんだ

真美の胸に手を這わす

弄くり回す

ゆっくりと太ももから秘部へ

「・・・あっ」

もうしっとりと湿っているそこを撫でる

初めての自慰を覚えたのは、つい二週間前の事だった

そしてそれは、真美の下着を着て背徳の味を知った時と同じだった

「ふうっ・・・んっ」

もう立てない

パタリと倒れても、真美を慰め続ける

指を加えて、淫らに音を立てて舐める

(真美!真美真美真美!)

心で唱えても、言葉にはしない

きっと彼女なら声を出さないと思うから

「くっ・・・はぁはぁ・・・あっんっ!」

そのまま体がガクガクと痙攣する

心地よい白の中を漂う・・・

そういえば彼女はいつ帰ってくるのだろうか

―外ではぽつりぽつりと雨が降り始めていた

真「お疲れ様、真美」

真美「おっつー!ミキミキもおっつー!」

美希「新語なの?そんなことより眠すぎて寝そうなの・・・」

真「あ、立ったまま寝てる・・・」

プシュー ガタンゴトン

電車が見えなくなるまで手を振る

曇天は今にも泣きそうで、傘を持ってない私は足早に改札へ向かった

改札を出ると、ぽつり、ぽつりと雨が降り始めた

真美「あちゃー」

真美「もう走るほど体力残ってないんだけどなぁ」

なんてぼやいていても始まらないか

ランニング程度のスピードで走って帰ろう

ζ*'ヮ')ζ <Run!

真美「はぁっはぁっ・・・ふぅ」

土砂降りにはならなかったものの、結構濡れてしまった

早くシャワーを浴びてゆっくり休もう

疲れている私はそっとドアを開ける

びしょ濡れじゃないから最初に着替えを取りに行こう

真美「(あれ?ドア開いてる。亜美帰ってるのかな)」

私の手は、というよりも体は、少し開いたドアノブに手をかける寸前で凍りついた

自慰をしたことはなかった

だが初めて聞いてもそれとわかる嬌声が

・・・亜美の声が

鼓膜を揺らした


そっとドアから覗き込む

彼女は何故か私のパジャマを着ていた

自分の分はすでに洗濯してしまったのだろうか?

いや、自慰を行うのにわざわざ服を着るものなのだろうか?

―心臓の音が五月蠅いくらいに脳に響く

その興奮は見てはいけないものを見ている背徳からか、バレてしまったらという緊張からか、自分の経験したことのない快感を目の前にしている羨望か・・・あるいは亜美の姿が・・・

亜美は、生まれた時から一緒にいたはずの自分が今まで見たこともないような表情をしていた

それが少し苦しいような、苦いような、嫉妬に似た感情を沸き立たせた

亜美「あっ・・・あっ!」

亜美が足をピンと伸ばしてピクピクと痙攣した

真美「(あれが・・・イッたってやつなのかな?)」

真美「(なんて考えてる場合じゃない!)」

ハッと我に返った真美は、忍び足で脱衣所へ向かった

真美「(何も見てない何も見てない・・・)」

わざとドタドタと音を立てて風呂場に入る

真美「(・・・軽く洗っちゃお)」

シャワーを浴びるだけの予定だったが、亜美が「片付け」する時間も考えないといけない

それにしても彼女は誰を思って自慰に耽っていたのだろうか

クラスの男子だろうか、流行りの俳優だろうか、それとも・・・プロデューサーだろうか・・・

真美「はぁ・・・」

鏡に写った自分の肢体を見つめる

まだ幼い私の体は、大人の階段を上れば変わるのだろうか

ずっと一緒にいたのに・・・なんて言っても、こんなことまで一緒なんて訳にはいかないのは当然といえば当然だ

亜美の体はどうなっているのだろうか

私より早く大人になっていた亜美の体は・・・

真美「(いけないいけない!双子なのにこんなやらしー事考えちゃ!)」

でも・・・見てみたい

私とは違う魅力を持つ、亜美の体を

ザーッ キュッ

やめだやめだ

複雑に絡まった考えと一緒にシャワーで流して脱衣所に戻る

「・・・あ」

着替えを忘れた

仕方ない。体と頭をバスタオルで拭いて、軽く髪を梳かす

バスタオルをローブにして部屋に向かう

なるべく音を立てて


真美「たっだいま~」

亜美「あ、おかえり~」

彼女は普段着に着替えていた

亜美「てか、なんでいきなり裸!?」

真美「いやー雨に振られちゃって、帰ってすぐにシャワー浴びたんだー」

亜美「そっかぁ・・・」

亜美「すぐに・・・ね?」

彼女はゆっくりと近づいてきた

亜美「ねぇ真美、隠さなくってもいいんだよ?」

真美「な、なんのこと?」

亜美「ついさっきのこと」

真美「へ、変なことを言いますなぁ~亜美隊員!」

亜美「見てたんでしょ?亜美の[田島「チ○コ破裂するっ!」]


彼女はニヤニヤとしていた

正直、薄気味悪かった

普通なら顔を真っ赤にして言うセリフだと思うし、こちらが話題を逸そうとする側に立つのはおかしな話だ

でも彼女はまるで、私に[田島「チ○コ破裂するっ!」]を見られて喜んでいるようにさえ見えた

真美「いやーっはっは・・・で、でも気にすることないっしょ!年頃の女の子ならだれでもすることだしさ!誰にも言わないってば!」

彼女は私の手を掴んだ

亜美「だれでも?なら真美もしたの?」

真美「え・・・?いや・・・それはその・・・」

おかしい

なぜ私が焦っているんだ?

亜美「そう・・・したことないんだ」

亜美「ならさ・・・私が教えてあげるよ


真美「い、いやいやいや!そういうのって教えてもらうものじゃな、んぐっ!」

いきなり唇を塞がれる

あまりの唐突さに頭が全く回らない

「ん・・・ちゅ・・・ぷはっ」

真美「はぁ・・・はぁ・・・真美・・・なんで?」

亜美「なんでって・・・好きだから・・・いや、愛してるからだよ」

真美「へ?」

亜美「おかしい?おかしいよね、わかってる。色んな意味でおかしい。普通じゃない。でもね、そんな当たり前の理屈で片付けられないんだよ」

ベッドにゆっくりと押し倒される

お互いのはじめてのキスをもっとじっくり味わう

亜美「真美、すっごく綺麗」

首筋を強く吸い付ける

少し赤くなった頬と首筋、それは以外は健康的な肌色をしている

白すぎず、でも焼けているわけではない

亜美「私も覚えたばかりだけど、気持よくしてあげるね?」

くちゅ・・・

真美「あっ・・・」

亜美「すっごいとろとろ。期待してるんだ・・・」

真美は何も言えず目をそらす。瞳は少し潤んでいて私の中には甘い嗜虐心が芽生える

亜美「その顔、すっごくいい。ずるいよ、真美。我慢できないじゃん」

陰核をいじりながら乳首をこね、唇と舌を愛撫する

亜美「んふふ、ひゃじめてにゃのに・・・んっ、こんなに贅沢に責められちゃったら忘れられなくなっちゃうね?」

真美「んっ・・・ふぅっふぅっ!・・・っつ!あっ!ああっ!!」

次第に大きくなる嬌声、私とよく似ているのに甘く響く

亜美「ねぇ真美・・・私の事、好き?

耳元で囁く、愛撫もゆっくりと、でも真美の呼吸は早い

真美「はぁっはぁっはぁっはぁ!!」

くっそやっべそういやそうだった
これじゃぶち壊しだぁ!
まぁいいや続けます


亜美「私はね、愛してる。毎日毎日真美にこういうことしたいなぁ・・・」

真美「・・・好き」

亜美「もっと」

真美「好き!」

亜美「もっともっと」

真美「好き!好き!愛してる!明日も、明後日もずっと!亜美とエッチしたんぐぅ!」

口を塞いで愛撫をはやめる

もうお互い脳内はグチャグチャだ

真美「んーー!んっんんー!!」

体が思い切り張り詰めて、緩む

真美「ふーっふー・・・」

真美はクタリとして今にも寝てしまいそうだ

亜美「あらら、交代してもらおうと思ったけど、無理そうだね」




亜美「まぁいっか・・・明日も、明後日もずっと・・・あるもんね?」



以上です

なんかヤンデレっぽくなっちゃったなー

てかやっちまったなー田島ぁ・・・

そういえば女性は早い愛撫が嫌いだそうです

因みに僕は童貞です

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