娘「あの」男「ん?」 (18)
娘「今日は暑いですね」
男「そうだな。蝉も泣いてるし」
娘「ちょっと体が熱いですよね」
男「汗もかくな」
娘「冷ましたくありませんか?」
男「なんかいい方法でもあるのか?」
娘「ちょーいいのがありますよ」
男「じゃあ、そのちょーいい方法教えてください」
娘「それはですね......」
男「はい」
娘「アイスを食べるんですよ」
男「......」
娘「......」
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男「つまり、お前はアイスが食べたいと」
娘「別にそんなことは言ってないです」
男「じゃあ、買いに行かなくていいか」
娘「あ、いや......その」袖ギュ
男「なんだい?」
娘「......」
娘「買ってくれるなら食べてもいいかなー......なんて」
男「......」
娘「......」
男「......全く」なでなで
娘「んっ、なんですか......?」
男「買いに行くぞ」
娘「へ?」
男「アイス」
娘「......!」
娘「はい!」
【まうすとぅーまうす】
娘「お父さん」
男「ん?」もぐもぐ←朝食中
娘「キスって、美味しいんですか?」
男「ぶはっ......! ゲホッゲホッ!」
娘「ちょ、何してるんですか」
男「......お前が急の変なこと聞くから」
娘「別に普通のこと聞いたつもりですが」
男「いや............まあいいか」
男「で、キスがなんだって?」
娘「キスって美味しいんですか? と聞いたんです」
男「......」
男「誰情報だ」
娘「友ちゃんです」
男「そうか」
男「(後でとっちめておこう)」
娘「で、どうなんですか?」
男「どうって......」
娘「じゃあ、その目玉焼きより美味しいですか?」
男「んー......(一体どう答えればいいんだ......)」
娘「あ」
娘「じゃあ、手っ取り早くキスしましょうか」
男「......は?」
娘「よいしょ」膝乗っかり
男「ちょ、娘さん?」
娘「目つむっててください。恥ずかしいので」
男「いや、待て待て。絶対、将来後悔するから」
娘「ファーストキスだからですか?」
男「いや......まあ、そうだけど」
娘「大丈夫です。私、お父さんのこと好きなので」
男「そういう問題じゃないだろ。それに、俺が全然大丈夫じゃないから」
娘「いいじゃないですか。どうせそこらじゅうの女の人とやっているのでしょうし」
男「俺を遊び人みたいに言うなよ」
娘「とにかく」
娘「しましょう。ね?」
男「いや、まずいって。実の娘と父親がキスだなんて」
娘「ほら......」んー
男「いや、ちょ......」
ぴんぽーん
『宅配便でーす』
男「あ。はーい」ぐい
娘「あ、ちょ。まだしてな------」
男「また今度ということでー」たったった
娘「ちょ、ちょっとー!」
【作ってみた】
娘「牛乳が飲みたいのです」
男「飲めば? 冷蔵庫にあったと思うけど」
娘「違うんですよ」
男「なにが?」
娘「自家製のが飲みたいのです」
男「自家製......?」
娘「はい」
男「君は牛でも飼おうというのかね」
娘「飼いましょう」
男「無理だろ」
娘「お金の心配はしなくていいですから」
男「それお前のセリフじゃねえだろ」
娘「まあまあ」
男「とにかく無理なものは無理です」
娘「むー......」
娘「お父さん!」
男「今度はなんじゃ」
娘「出来ました! 牛乳!」
男「は......?」
ドンッ
娘「自家製牛乳でございます」
男「......」
男「材料は?」
娘「企業秘密でございます」
男「......(恐ろしすぎる)」
娘「どうぞ、ぐいっといってください」
男「お前から飲んでいいよ」
娘「私は結構です」
男「なぜですか?」
娘「ほら、お腹壊すとあれですし」
男「だから何入れたんだよ」
娘「細かいことはいいじゃないですか。ちゃんと白いんだから大丈夫ですって」ぐいぐい
男「それが逆に怖いんだよ」ぐいぐい
娘「ほらほら」ぐいぐい
男「けっこーです」ぐいぐい
ツルッ バシャー!
男・娘「「あ」」
娘「ちょ! 何してるんですかー! 私の服が......」
男「あ、えっと......すまん」
娘「絵具まみれに......」
男「おい」
妹、姉、幼馴染と色々SSを書いてきましたが、娘SSは初めてです。
書いてて、なんか新鮮です。
【焼肉】
ジュー
娘「焼肉はいいですねー」
男「そうだなー。やっぱ肉はいいよなあ」
ガランゴロン
山田「ういっす!」
男「......」
娘「......」
山田「え。なにこの空気」
娘「お父さん、お水取ってください」
男「あいよ」
山田「えー......。呼ばれてきたのにこの仕打ちとは......」
男「あれ? お前いつの間に来てたんだ」
山田「ついさっきめっちゃ元気よく挨拶したけど!」
娘「あ、田中さん。こんばんは」
山田「山田だよ! いい加減覚えて!」
男「とりあえず座れよ」
山田「失礼しまーす」
男「適当に食ってくれ」
山田「いやー、肉なんて久しぶりっすねー。テンションアゲアゲですよ」
男「お前っていつも何食ってんの? カブトムシ?」
山田「あー、カブトムシって子供の頃は好きだったんですけど、大人になってからは気持ち悪くて仕方ないですね」
娘「山田さんよりは気持ち悪くないと思いますよ」
山田「男さん。俺って娘ちゃんに嫌われてるんですか?」
男「心配するな。俺もお前のこと嫌いだから」
山田「ええー......」
ちなみに、山田さんは男の高校からの友達です。
歳は、男さんの一つ下。
【ふりーすたでぃー】
娘「自由研究というものがあるのですよ」
男「懐かしいなー。俺もやったわ」カタカタ←仕事中
娘「で、何を研究すればいいのでしょう?」
男「それは各自、自由に決めればいいのでは」
娘「私思うのです。自由というのは、自由ではない、と」
男「まあ、何やればいいのか悩むよな」
娘「本当に悩みます......」
娘「研究することが決まりました」
男「ほお?」
娘「お父さんの生態について研究しようと思います」
男「それ。多分すごいつまらないと思うよ」
娘「やってみなければわかりません」
男「まあ、ご勝手に」
ーーお父さんの1日ーー
作:娘
8:00 起床
8:30 朝食
10:00 仕事
11:00 仕事
12:00 昼
13:00 仕事
ーーーーーーーーー
娘「.......つまらない」
男「だろうな」
娘「なんか行動してくださいよ! 仕事以外で!」
男「えー。今、仕事溜まってんだよなあ」
娘「ほら、二時から三時はおじさん体操をするとか!」
男「おじさん体操ってなんだよ」
娘「とにかく何か行動してください!」
男「んな無茶な」
娘「むー......」
男「トイレ行ってこよ」
男「ふー......」←トイレ中
娘『じゃあトイレで何かしてください』
男「うんこしてる」
娘『あ! じゃあ、しながら踊ってください!』
男「出るもんも出なくなるだろ」
娘『別に出なくなっても大丈夫です。踊ってさえくれれば』
男「何しにトイレ行ったんだよそれ」
娘『とにかく何かしてください! でないとお父さんが存在する意味が......』
男「俺の存在意義悲しすぎるだろ」
娘『はぁ......。もういいです......』
男「そんなしょんぼりされてもなあ......」
男「......」
男「あ。そうだ」
娘『......?』
男「今日祭りあるから行ってみるか」
娘『!』
娘『いいですねそれ!』
17:00 祭りに行った。
近頃、何が面白くて面白くないのか迷走中です。
うーん......(´・ω・`)
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