使用人「そんなわけで、今回も司会はかわいい琥珀ちゃんと秋葉様が務めさせていただきます」

当主「どんなわけだよ」

使用人「それでは早速本日のゲストをお呼びしちゃいましょうかね」

当主（あら？今回はライダー呼ばないのかしら？）

使用人「それではゲストの方々。どうぞー」

チャリン娘「はぁ。やっとぐだおが終わると思ったら、今度はなんですか?」

当主「そんな気してたー」

征服王「うららららららッーーー！」

船長「アタシの名前を覚えて逝きな！」

当主「まあ、もうわかってるけど、一応聞いておきましょうか。皆さんはどんな括りの方々ですか？」

征・船・チャ「せーの」

征服王「我らは、ライダー芸人だ！」

船長「アタシ達は、ライダー芸人だ！」

チャリン娘「私達は、ライダー芸人です………って、せーのの意味ないじゃないですか」

当主「その前に、貴方達も芸人でいいんだ」

使用人「はい、それでは今回のゲストはライダーサーヴァント枠の方々ということで、まずは自己紹介お願いします」

チャリン娘「Fate/staynight ubw 一期から来ました。ライダーです」

当主「以外に気にしてる！？」

征服王「Fate/zeroから来た。我が名は征服王イスカンダル。好きなように呼ぶが
よい」

船長「Fate/extraから来てやったよ。テメロッソ・エル・ドラゴだ。ギャラは弾んでもらうからね」

使用人「ご安心ください。今回は我が社のドル箱サーヴァント。いわゆる一つの青セイバーさんを呼んでいないので、お金には余裕があるんです」

船長「そうかい。それじゃ、報酬分はきちんと働かせてもらおうかね」

当主「大丈夫か、これ」

チャリン娘「帰っていいですか？」

当主「それにしても、セイバーばっかり増えてると思ってたけど、他のクラスの英霊も増えてきたわよね」

チャリン娘「まあ、セイバーみたいに同一人物の色違い、果ては男版女版、とかじゃないだけマシですけどね」

使用人「琥珀ちゃん的には、セイバーさんよりも私のライダーさんの色違いをどんどん出していってほしいんですけどね」

チャリン娘「私のってなんですか私のって」

当主「ごめんね。この娘ライダー厨だから」

征服王「男版ライダーが必要と聞いて」

船長「海賊版ライダーが必要と聞いて」

使用人「あ、むさ苦しいライダーさんはNGで」

当主「海賊版って、ほんとにパクリみたいな意味になっちゃうじゃない」

当主「それで、今回はなんでこの三人なわけ？今回の企画を考えたら、GOの新ライダーとか呼べばよかったじゃない」

使用人「いやー、確かにapocryphaと違って既に声優さんも決まってるので、出したいのはやまやまだったんですが………」

当主「ですが？」

使用人「ほらーあのライダーさんを呼んじゃいますと、一気に対象年齢が上がっちゃうといいますか、強制的に深夜枠に移動させられるといいますか」

当主「じゃーシカタナイネ」

チャリン娘「いや、これに深夜枠とかないですから」

征・船（痴女だコレ………）

当主「じゃあプロトのライダーは？ほら、前回のゲストにもプロトのセイバーがいたじゃない」

使用人「駄目ですよ秋葉様。プロトライダーさんを呼んだら、ライダー同士の血で血を洗う戦いが………」

チャリン娘「私、[ﾋﾟｰｰｰ]ときは[ﾋﾟｰｰｰ]女ですから」
当主「それじゃ仕方ないわね」

船長「アタシは見てみたかったけどね。そいつ、出来の良いシンジみたいなもんなんだろ？」

チャリン娘「貴方の方のシンジと私の方の慎二は別人なんですけどね」

使用人「慎二さんと言えばですけど、ライダーのマスターはだいたい癒やし枠だとかなんとか」

征服王「うちのマスターもよく萌ェイバーとか呼ばれてるぞ」

チャリン娘「そういえば、貴方のマスターubwの最終回で少し出てましたよね」

征服王「え、あれ坊主なの！？」

当主「まあ、普通わからないわよね」

使用人「慎二さんと言えば、ubwの最終回の桜さんと慎二さん、素晴らしかったですよね」

チャリン娘「私、その時楽屋で待機してたんで見てないんですよね」

使用人「大丈夫ですよ。そんなライダーさんの為に、今回はその時の映像を準備しました」

当主「今回セイバー呼んでないからって、好き勝手やり過ぎだろ」

使用人「それでは映像スタートです」

シンジ『……でもさ。おまえ、泣いたじゃん。
僕のこと思い出して、泣いてただろ。
聖杯戦争で優勝する、なんて記録は残せなかったけど―――それくらいは、残ったんだなって』

当・チャ「…………………………………」

征・船「……………………………………」

当主「………ってこれcccじゃねーか！！」

使用人「全遠野家使用人が泣いた！！」

征服王「全イスカンダル軍も泣いた！！」

船長「いやー、二回目の退場では泣かせにくるなんて、流石だねシンジ」

チャリン「慎二……私がいない間に……立派になって……」

当主「お前も泣くのかよ！？てか、別人だからねこれ！！」

使用人「こちらの不手際で申し訳ありません。こんどは本物ですよ」

当主「これが仕組まれていたのは確定的明らか」

使用人「それではもう一度ご覧ください」

チャリン娘「……………………って、うちの桜に台詞が無いってどういうことですか！？」

当主「あ、そっちなんだ」

使用人「それではまずはお馴染みのこのコーナーです。ライダーライダーいうけど、結局どのライダーが一番強いんだーよコーナー！！」

当主「二回目でお馴染みもなにもないだろ。まあでも、みんな同じライダーとはいえ乗り物はそれぞれ別だから、ちょっと気になるわね」

チャリン（む！？これは「ubwのライダーってぶっちゃけ弱いのなー、一人だけ二期出てないしなー、やっぱ力の二号ってだせーよなー」とか言ってstaynightのライダーさんをディスる流れ。いや、私別に気にしませんが、もしそれで今度の映画の動員数が減ってしまったら？ええ、ここは桜の為にstaynightのライダーの良い所をアピールしなくては。全然本当に、私は気にしないんですけどね）

チャリン娘「サ、サーヴァント同士の戦いは相性が重要なんで、誰が最強ということはなく、それぞれに良いところがでくね………」

使用人「これはやっぱり、私のライダーさんですかね？」

チャリン娘「えっ？」

当主「そうねー、ubwではマスターがあれだったけど、万全の状態のライダーの魔眼は強力よね」

チャリン娘「あれ？」

征服王「我が軍勢も、片っ端から石にされてはひとたまりもないからなぁ」

チャリン娘「おや！？」

船長「それにアンタ、ペガサスにも乗れるっていうじゃないか。流石のアタシの砲台でも、真上に来られちゃどうしようもないからねえ」

チャリン娘「そうですとも！staynightのライダーだって、マスターさえちゃんとしてれば遅れを取ることなんてなかった！その点hfルートである次の映画では私の真のマスターである間桐桜が大活躍ですからね。絶対に見逃せませんよ！」

当主「という訳で、ライダー界最強は、Fate/staynight hfルートでヒロインを演じるメデューサのサーヴァント。ライダーさんに決まりました！！」

チャリン娘「hfのヒロインは桜ですからあああああ！！」

使用人「まあ、本当に作られるかどうかもわからない映画のことはさて置いて、実際のところはどうなんでしょうかね？」

当主「うーん。考えてみると、見事に得意分野が陸、海、空と別れてるわね。でも、私がこの中で気になるのは………」

征服王「たとえばな、余の『王の軍勢』を貴様の『黄金の鹿号』に乗せれば、世界一周なんて小さいこと言わずに、世界中の海と陸を征服できると思わんか？」

船長「生憎だが、世界征服には興味がないね。ただ、報酬次第では考えてやらないこともないよ。アンタ王様なんだろ？景気よくパアーッといこうじゃないさ」

征服王「ふーむ、景気よく、というのは賛成なんだが、しかし余は宵越しの銭は持たん質でな。報酬は征服先でそのつど調達というのはどうだ？」

船長「ハッ！話にならないね。海賊には報酬は先払いって相場が決まってんのさ」

征服王「交渉決裂、か。勿体ないなぁ。残念だなぁ」

当主「駄目だったみたいね」

チャリン娘「というか、同盟とかしだしたら収集がつかないと思うんですが」

使用人「ご安心ください。こうなるだろうと思って、可愛くて優秀な琥珀ちゃんが、またまた型月に問い合わせておきました。ライダーの中で、一番強いライダーさんは誰なんですかーっと」

当主「ハイハイどうせきのこの気分次第なんでしょ？」

使用人「大丈夫ですよ秋葉様。今回はきちんとした回答を貰っていますから」

当主「え、マジで？」

使用人「それでは、ライダー最強は誰かというとですねー」

当・チャ「ゴクリ」

征・船「ゴクリ」

使用人「ペイルライダー」　

征・船「成田の英霊インフレしすぎいいいい！！」

使用人「お二人の死因って、病気ですしねー」

当主「ぶっちゃけどうなの？」

チャリン娘「ぶっちゃけ勝てる気しませんね」

使用人「それでは前半戦はここまで。続きはCMの後で」

当主「だからCMなんてないからこれ」

使用人「さてさて、盛り上がってまいりましたコハトーク。気になる後半戦のコーナーはー」

使用人「コハトーク全力一時間大特集、私のライダーさん百選！！」

当主「それstaynightのライダーしか出ないじゃねーか！！」

使用人「ライダーさんとか好きだからー！！」

チャリン娘「あの、ほんとに止めてもらえますか？」

船長「なあなあ、あれアンタのとこの使用人なんだよな？」

当主「ええ………まあ」

船長「給料貰ってあれってどうなの？」

当主「全て私の不徳の致すところです」

使用人「もー、みなさん文句ばっかり言ってしょうがないですね。それでは、気を取り直して次のコーナー」

使用人「新世紀に問う、ライダーの新展開………と、言いたいところなんですが………」

当主「ん？どうした？」

使用人「ええっと、ぶっちゃけ、staynightのライダーさん以外、再登場の機会がないと言いますか………」

征・船「まだGOがあるから！！」

当主「まあ、エルドラゴさんはcccにも出番なかったしね」

船長「まさかのリストラ！？」

使用人「イスカンダルさんにいたっては、ネタ枠になりつつあると言いますか」

征服王「GOのCMの余はカッコよかったであろう！？」

当主「ライダーが殴り合いってどうなのよ」

チャリン娘「熱い友情出演でしたね」

使用人「ですがご安心を。私がちゃーんと、ライダーさん達の新展開を考えてきましたよ」

当主「嫌な予感しかしない」

使用人「では、使用人界に彗星の如く現れた、期待の新人プロデューサー。コハPがプロデュースするのは、これです」

使用人「『KOHA PIECE　世はまさに大冒険時代』！！」

当主「それほんとにダメなやつだからああああ！！」

チャリン娘「これ、マズイんじゃないですかね？」

征服王「これには流石の余も苦笑い」

船長「てかこのタイトル、ライダー関係ないじゃないか」

使用人「PVも用意しましたのご覧くださーい」

当主「とか言って、どうせ今からここでやるんでしょ？」

使用人「あはは、バレちゃいましたか。それでは、イスカンダルさん、ちょっとこちらに。あ、台本はこれです」

征服王「なんだ、これを読めばいいのか？」

使用人「はい。それではよろしくお願いします」

当主「え、ちょっと待って。イスカンダルさんはわかるけど、なんで貴方が出るのよ」

使用人「何を仰ってるんですか秋葉様。これ『KOHA PIECE』ですよ？私が出るのは当然じゃないですか。はい、秋葉様の台本はこれです」

当主「もはやライダー関係ねえじゃねーか」

使用人「大丈夫、マジカルアンバーは箒で空も飛べちゃいますから。あ、空を飛ぶってライダーさんとお揃いですね」

チャリン娘「一緒にしないでください」

使用人「では、大冒険時代のスタートです！！」

当主「誰かこの使用人なんとかしてー」

船長「いや、それアンタの役目だから」

チャリン娘「もしかしたら、訴訟されればもうこの企画に出なくて済むのでは？」

当主「安心しろ道連れだ」

当主「えーと、なになに『私の財宝？ 欲しけりゃくれてやる。探せ！この世の全てをそこに置いてきた！』世はまさに大冒険時代！」

使用人「決めました、私は貴方達を仲間にします」

征服王「ふははははは。面白いことを言うなお嬢ちゃん。仲間になるのはそっちの方だ」

使用人「私が頭です！」

征服王「それはこちらの台詞だ！」

使用人「くっ、やはり冒険者同士、戦って納得させる他無いようですね」

征服王「異論ない。我が覇道を見せてやるわ」

使用人「それでは勝った方が頭ということで。いざ勝負です！！」

当主「世界中を回って、貴方のお気に入りの冒険者達を仲間にしよう！さらに今回は前作と違って、大陸だけでなく海も冒険できるぞ！………前作ってなによ前作って」

船長「なに？台本？これアタシもやるのかい、メンドーだねぇ。なになに………」

船長「アンタの船に乗れって？バカ言ってんじゃないよ。アンタがアタシの船に乗るんだよ。もちろん、乗船料はたっぷり頂くからね」

当主「そしてさらに、追加DLCをダウンロードすると、ペガサスに乗って空も冒険者できちゃうぞ！もちろんDLCは有料だ！………ってこれダメなタイプのゲームだ」

チャリン娘「あ、私は仲間にならない系のキャラでお願いします」

当主「はぁ、やっと終わったわね。ん？そういえば琥珀。貴方前、どきどきライダーメモリアルがどうとか言ってなかったっけ？」

使用人「覚えててくださったんですね、秋葉様。そちらの方は既に2のシナリオに取り掛かっていましてですね」

チャリン娘「ほんとにやめてくださいね」

使用人「それでは、残念ながらそろそろ終わりの時間が近づいてまいりました」

当主「やっと終わった」

チャリン娘「やっと帰れる」

使用人「いやー、楽しかったですね秋葉様。途中行われた、ライダー同士による竹馬相撲対決なんて最高でしたねー」

当主「だから、そんなコーナーいつあったんだよ………ってあれ」

征服王「貴様が余の配下となれ！」

船長「いーやアンタがアタシの下で働きな！」

チャリン娘「まだやってたんですね」

当主「あの二人、似た物同士だと思ったんだけど実は相性悪いのかしら？」

船長「アンタみたいなオワコンライダーの下で働けるかってんだ」

征服王「ふん、オワコンは貴様の方ではないか。CCCでリストラされよったくせに」

船長「ハッ！そっちだってzeroが終わってからマスターしか出番ないじゃないのさ。リストラはお互い様じゃないか！」

征服王「余はカプサバに出たがな」

船長「おのれ経験値イイイイ！！」

使用人「そんな中、まさかの二つ枠を獲得するライダーさん。これは最強と言わざるを得ません！」

チャリン娘「貴方は少し自重してください」

当主「そしてちゃっかり無印extraから李書文と呂布をねじ込んでくるところに何か大きな意志を感じざるを得ない」

征服王「だいたい、貴様もGOのCMを見たであろう？あれを見れば、余がGOでもメインになるのは確定的明らか！」

船長「いや、GOのメインはアタシだぞ？」

征服王「え？」

チャリン娘「え？」

使用人「秋葉様、あの方GOの参戦決まってらっしゃいましたっけ？」

当主「うーん、どうだったかしらね？」

チャリン娘「あの、失礼ですが貴方参戦決まっていましたっけ」

船長「アンタ何言ってんだい？これだよこれ」

チャリン娘「？」

『人理定礎値　A
第3の聖杯：“嵐の航海者”AD.1573　封鎖終局四海　オケアノス』

船長「これ、どう考えてもアタシのことだろ？」

征服王「正直」

使用人「本気で忘れてました」

チャリン娘「まあ、これ発表したのって………あれ？何ヶ月前でしたっけ？」

当主「ライダー、それ以上はいけない」

船長「そういうわけで、真のオワコンライダーはアンタの方さ！だいたい世界一周も自力でできない奴が、アタシを配下にするなんて舐めんじゃないよ！」

征服王「なんだと！」

船長「なにさね！」

使用人「まあまあお二人とも、ここはサーヴァント同士なんですから。やっぱり強い方に従うということで」

当主「ちょっと琥珀！？余計なこと言わないでちょーだい！」

征服王「ふむ、悪くないな。よし！負けた方が勝った方に従うということで異論ないか？」

船長「タダ働きは御免なんだけどねえ、まあアンタをタダ働きさせて元はきっちりとらせてもらうさ！」

当主「ちょっと、やめなさい二人共！」

征服王「では征くぞ皆のもの！『王の軍勢』！」

使用人「然り！然り！」

当主「ちょっと琥珀、調子に乗らないで！」

船長「野郎共、時間だよ！　嵐の王、亡霊の群れ、ワイルドハントの始まりだ！」

チャリン娘「どう収集つけるんですか、これ」

征服王「うららららららッーーー！！」

船長「撃てエエエエ！！」

使用人「ふー、危機一髪でしたね」

当主「お前のせいだろうが！」

チャリン娘「あの、流石にペガサス三人乗りは厳しいんですけど」

使用人「ですって、秋葉様」

当主「貴方、ほんとに私の使用人？」

使用人「それではそろそろ時間ですので、次回のアーチャー芸人特集で、またお会いしましょう」

チャリン娘「やっと終わりましたね。これでもう来なくてすみます」

当主「安心しろ、レギュラーだ」

終わりです
あーGO楽しみだなー