【安価・コンマ】異能の世界で生きる (32)

異能を持つ人々「能力者」。

そんな彼らが現れた世界で、目的を持つあなたはそれを達成するべく生きる。

命は一つ、[ピーーー]ば終わりのこの世界で生き残ることはできるか。

↓1【コンマ:偶数のとき「無能力者」 奇数のとき「能力者」】

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1436953622

あなたは能力者。異端故、無能力者には恐れられたり嫌われたりする場合がある。

それでも目的があるのならば生きなければならない。

↓1【主人公:テンプレに沿って作ってください】

【名前】漢字の場合読み方も
【性別】
【年齢】
【身長/体重】適当でも構わない
【職業】架空の組織名でも良し。その場合、その組織の内容を書く。
【容姿】
【性格】
【能力】
【その他】生い立ちなど好きなことを書いて良い。
【目的】

例: 
【名前】太郎(たろう)
【性別】 男
【年齢】 28
【身長/体重】低め/太め
【職業】会社員
【容姿】 メガネにスーツ姿
【性格】 楽に生きたい
【能力】 5分以内の空中浮翌遊
【その他】 胃潰瘍を患っている
【目的】 会社を乗っ取りたい

長いが、このような感じで協力よろしくお願いします

始めよう

「能力者」なんてモノが現れてから、世の中は荒れ放題だ。

政府のお偉方が考えた能力者を番号で振り分ける政策もうまく行かず、彼らによる事件は後が立たない。

良かったことと言えば、反社会的組織がはぐれ物になった能力者達の雇用先になることで就職率は下がっていないことぐらいか。

龍馬セガール(たつま -)もその一人である。

8年ほど前、能力に目覚めて社会から見捨てられた彼は指定暴力団『馬頭組(めずぐみ)』の構成員として活動していた。

組にとって能力者が構成員の中にいるのはとても都合がいい。

能力者がいるという事実は周辺組織に対しての抑止力となり、無駄な争いが避けられるのだ。

もちろんヒットマンとしての側面もある。強い能力を持つものがいれば邪魔者を銃を撃つよりも簡単に[ピーーー]こともできるのだから。

現在、法律上能力者のみを裁く法律は存在しない。

無法の世界に生きる彼らにとって『足』を残さず人を殺せる道具として能力者は打って付けの『道具』なのだ。


午前8時、繁華街から少し離れた場所にあるボロアパートの一室。いつもより早めに起きたセガールは行動を開始する。

↓1【行動】

1、移動
 1-1、『馬頭組』事務所
 1-2、繁華街(ありそうな場所を指定してくれると選択肢が増えるかも)
 1-3、その他(ありそうな場所なら指定可)
2、その他(出来そうなことであればひどくない限り指定可)


『馬頭組』事務所に行きたいとき (1-1

風俗店に行きたいとき (1-2 風俗店

ちょっと朝飯をかっくらい時 (2 行きつけの定食屋(架空の店名でも可)

再安価↓1

1-1、『馬頭組』事務所

起きてそのまま『馬頭組』の事務所へ足を運ぶ。

繁華街中央、ビルの一角に事務所はある。

「おっ、セガール。今日ははえーじゃねーか」

「そっすね。最近暑いからか寝付きが悪くて」

重めのドアを開いてすぐ、そこにいたのは同門の金原(かなはら)だった。気さくに声をかける彼は組内でも数少ないセガールの理解者だ。

いくら同じ組の構成員といえど、能力者は避けられる。変に話しかけて恨まれた日には殺される可能性もあると考えているのだろう。

しかし金原にはそんなものはない。頬にある十字傷はいかつい雰囲気を感じさせるが、そんな彼は誰彼別け隔てなく接する。

なんでも、スラムの生まれだとか。「色々な奴がいるから色々おもしれーんだよな。だから差別とかいう考えがねーんだ」というのが本人の弁である。

セガールが組に入りたての頃、世話を焼いてくれたのも彼だ。


そんな二人の軽い会話の途中、金原が思い出したように言った。

「『以東(いとう)』さんがお前に会いたがってたぞ?」

「そうっすかぁ」

「あ、その顔は『あんまり会いたくない』って顔だな」

「へ、へへ」

「分かる。あの人なんかおっかねーからなぁ」

↓1【行動】
1、『以東』の元へ行く
2、金原ともう少し話す
3、その他(あんまりひどくない限り指定可 ※記述)

1、『以東』の元へ行く

呼ばれているのならば行った方がいい。セガールは渋々、以東が待つ事務所内の一室へ行く。

『以東』は組の連絡係、事務所内にいることが少ない組長に代わって組織の意向を構成員に伝える役割となっている。

時には個人に指令を下したりもする。指令の内容といえば、仕方がないが物騒なものばかり。

以東に部下に対する情はない。下されている側は溜まったものではない。時には無表情に『[ピーーー]』とも言いそうな人間だ。

セガールは、というか構成員達は指令を機械的に伝える彼を常に恐れていた。裏では『鬼』とも呼ばれている。


「仕事……ですか?」

冷たい視線が怖く、床ばかり見ていたセガールもやっと顔を上げて尋ねた。以東の方は

「ああ。お前だけでやる仕事だ」

と、淡々と告げる。

「ウチの系列の会社で金を持ち逃げしたバカがいる。そいつを殺せ」

「は、はぁ」

断ることは出来ない。能力者のセガールに恐れることなく話を続けた。

渡された写真には小太りのスーツ姿の男が写っている。その裏には黒いマジックペンで「太郎」と書かれていた。標的の名前だろうか。

「今日中に殺せ。金も回収すればなお良し。何か聞きたいことは?」

↓1~2(聞きたいこと)

age

「そいつがよく居る場所とか、後ろに誰がいるかとかは……」

大の大人の彼も以東を前にすれば語尾がだんだんと小さくなっていく。

「ウチのシマの風俗をよく使う。今日そこに来るかは分からないがな。背後関係は現在調査中だ。ヤクザ絡みだと考えるのが妥当だな」

いかにも「なぜそんなことをお前に教えねばならんのだ」という顔をしてきたので、セガールはそれ以上聞くことはなかった。

「もっと実になることを聞け。他に」

「あ、それとそのターゲットって……能力者じゃあ」

「そうだ」

さも当たり前のように返され面食らってしまう。聞かれなければ教えなかったつもりだ。

「『太郎』の能力は『浮遊』だ。平凡なビジネスマンを装っているが、もうウチの組の奴らは二人もやられてる。これを持っていくといい」

気休め程度の拳銃を渡され、話は終わった。


午後5時、日も傾きつつあるこの時間。セガールは『太郎』が来るであろう場所へ貼りこむ。

殺しの仕事は慣れていた。無能力者のヒットマンと比べて用意するものも少なく、ただ殺すだけでいい。


↓1【張り込み場所】

1、風俗店「ちるちる」

2、駅の側の高架下

3、公園

中断

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