俺「ここが武偵高校・・・よし頑張ろう」 (9)

俺「俺は立派な武・・・え?」

言葉を言い切る直前に流れ弾が頭に飛んできた
この高校では日常的に発砲がある
制服は防弾だし跳び箱など備品ですらそうだ
しかし頭はどうだろうか?何かつけていたわけでもない
無防備だ
常に危機意識を抱いていなかった俺がいけない
そうか・・・俺は死ぬのか
あっけなかったな・・・だがこんなとこで死ぬくらいだ
立派な武偵なんてなれなかっただろう

俺「」

鮮血を撒き散らしながら俺は死んだ






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俺「うわぁここが香港か」

俺は初めての海外旅行(学校の行事)に胸が踊っていた

俺「活気があっていいなぁ・・・でもなんだ?あっちが盛り上がってる」

そこに向かっていくとなんだか透かした顔した男とシッポをはやした幼い女の子が戦っていた


俺「あれって確か遠山?なんか目付きも違うけど」

遠山は銃を取りだし女の子を撃つ
それを交わす俊敏な動きを見せる女の子
それを見て俺は、またたらしが女の子をとしか思わなかった
気を抜いていたんだ
流れ弾が頭に飛んできた
女の子が避けた奴だ
ちくしょう気を抜きすぎた
知ってる奴、慣れない地
浮かれすぎたのだ

俺は鮮血を撒き散らしながら死んだ

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