ココ「ヨナ、聞いているかい？」

ヨナ（聞いてなかったや）ｺｸ

ココ「まぁ、結論から言えば、今起こってる問題の解決を手伝って貰う」ｶﾁｬ

？「わぁ！
　　ブローニングのハイパワーだ！
　　mk.3ですね、これノバックサイトが付いてますね」ﾜｰﾜｰ

ヨナ「……」

ヨナ（ちょっと煩い…）

ココ「はい、注目！！」ﾊﾞｧｧｧﾝ!!!

？「ヒョエェェ！？！
　　手練な兵士さんが一杯いますよぉ！！」ｸｲｯｸｲｯ

ヨナ（凄い引っ張ってくる……）

ヨナ「……」

ヨナ（8人。
　　　うち、1人は女か…）

？「うわ、この眼帯の人、チョー怖いですよ！！」ｳﾛﾁｮﾛｳﾛﾁｮﾛ

ココ「はいはい、ビビるな～
　　　えっと、右から、レーム、トージョ、バルメにウゴ。
　　　君は、一応、レームのpmcの社員だよ。
　　　それで、アール、ルツ、ワイリにマオ。
　　　ワイリとマオはさっき、外で会ったね」

ヨナ「…」ｺｸ

？「あ、一応私も自己紹介しておきますね。
　　私、fncと申します。
　　一応、みんなから『ふんこ』と呼ばれてますけど、呼ばないで欲しいなぁ～何て……」

ヨナ（フンコ……）

　ボルボ車内

ふんこ「要するに、このココって人の荷物を取り返せば良いみたいですね！」

ヨナ（なんでふんこは僕だけ見えるんだろうか？）ﾁｬｺﾁｬｺﾁｬｺ

ココ「そりゃぁ、こっちのセリフだ」ﾋﾟｯ

ふんこ「あ、電話終わったみたいですよ」

ココ「ヨナ、新しい仲間はどうだい？」

ふんこ「そんな、ほとんど喋ってないのにわかるわけないじゃないですか」ﾂﾝﾂﾝ

ココ（何かに触られた？）ﾊﾃ?

ヨナ「別に…」

ヨナ（ふんこがさっきからウロチョロして邪魔……）

ふんこ「～♪」ｳﾛｳﾛ

ふんこ「あ、尾行車ですよ！
　　　　　早速私の出番ですね！！」

ヨナ「ねぇ」

ココ「ん？
　　　なになに？」

ヨナ「この部隊での尾行者の扱いは？」

ココ「先手必勝！
　　　一撃必殺！！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

ふんこ「天窓から撃ちましょう！」

ヨナ「……」ﾄﾞｶﾞｶﾞｶﾞ

ふんこ「頑張っちゃうぞー！」ﾄﾞｶﾞｶﾞｶﾞ

ヨナ（狭い）

ココ「ヨナ！
　　　ヨナ！？」ｱｾｱｾ

ふんこ「一台撃破！！」ｶﾞｯﾂﾎﾟｰｽﾞ

ココ「ヨナ！
　　　撃つ時一言ぐらい言って！！」

ヨナ「そんな無茶な…」

ふんこ「それより、今のは斥候ですよ。
　　　　　次は本隊が来ます、準備して下さい」ｸｲｸｲ

ヨナ「分かってるよ。
　　　僕だって戦場には何度も言ってるんだ。
　　　それより、君、何者なのさ？」

ふんこ「いや、だから、fncですよ。
　　　　　君が撃ってる銃」

ヨナ（なんか、あんまり深く追求してはダメそうだ…）

ココ（ヨナはさっきから何をブツブツ言っているんだ？）