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【安価】ダンガンロンパーズ part3 柿生「どうして……どうしてこんな……」
【安価】ダンガンロンパーズ part3 柿生「どうして……どうしてこんな……」 - SSまとめ速報
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生徒名簿
主人公(アンテナ族)
渚 薫(なぎさ かおる) 男
推理力:S コミュ力:E 身体能力:B 精神力:A
超高校級の探偵として希望ヶ峰学園に通っていた。現在は立ち上げた探偵事務所で生活している
人並外れた推理力と洞察力を持っており、様々な難関事件を解決へ導く
一方、人の気持ちには疎く、人好き合いも苦手な模様。冗談が通じない。性格はクール、いや暗いと言うべきか
そう簡単に人は信用せず、必要であれば単独行動も辞さない
星を眺めることが好き
断片的に蘇る記憶には、デザートイーグルに触れた時謎の記憶、アナの記憶がある
過去に右町の父親を殺害していた事が判明する
(謎の力を持っている……?)
神谷 新(かみや あらた) 男
推理力:A コミュ力:A 身体能力:(E) 精神力:A
超高校級の医学生として希望ヶ峰学園に通っていた。現在は才能の通り医者になり。様々な人の命を救っている。
すべての科に精通するほか、驚異的な手術成功率を記録する
断固としてコロシアイに参加しないことを心に決めている
人の気持ちをよく考えられ、思いやりがある。だが感情的になりやすく、思わず口走ったりしてしまうことも
断片的に蘇る記憶には、沢山の人を救えなかった記憶がある
その事から多少不安定になっている
柿生 小雪(かきえ こゆき)女
推理力:A コミュ力:A 身体能力:D 精神力:B
超高校級の画家として希望ヶ峰学園に通っていた。現在はフリーの画家。絵の種類は風景画だろうがイラストだろうがなんでもいいらしく幅広いジャンルからの依頼が来る模様
明るい性格でとても人当たりが良く、基本的にみんな仲良くあればいいと思っている
だが、絵を書くこと以外では自分に自信を持てないでいる
また天然でドジな他、極度の寝坊助でサイレン並みに大きい音が鳴らないと朝起きることもままならない
大切な人(右町、藤原)を2人失い、少し不安定になるが、月宮と和解し、明るさを取り戻しつつあった
だが、頭から血を流して美術室に倒れている所を発見される
断片的に蘇る記憶には、デザートイーグルに触れた時の謎の記憶、荒廃したどこかを彷徨う記憶、誰かに選択を迫られる記憶がある
男子
相良 明(さがら あきら) DEAD
推理力:D コミュ力:A 身体能力:S 精神力:A
超高校級の体育委員として希望ヶ峰学園に通っていた。現在は高校の体育教師をしている。その明るい性格から人気教師らしい
明るく前向きな性格で、暗い雰囲気が流れた時はすぐに打開しようと心がけている。また非常に行動力があり、とても頼りになる存在
なぜか天城によくいじられている
ツッコミである
白川により殺害されそうになった天城を守るが、誤って白川を殺害、クロとなる
オシオキではモノクマに血まみれになった生徒の死体の写真を見せられ、その後、銃で心臓を撃ち抜かれ絶命する
舞丈 千人(まいじょう せんと)
推理力:A コミュ力:C 身体能力:C 精神力:?
超高校級のプログラマーとして希望ヶ峰学園に通っていた。学園にスカウトされる前から自ら製作したアプリケーションが次々にヒットしていた
物事を人とは違う視点で捉えることができ、まさにその姿勢は研究者
たまに謎めいた意見で他人を戸惑わせることも
電子手帳に通話機能を実装するなど改造をすることができる
裏で何やらやっているのか、何かと知っていることが多い
宍戸 清磨呂 (ししど きよまろ)
推理力:E コミュ力:B 身体能力:B 精神力:B
超高校級の狂言師として希望ヶ峰学園に通っていた。現在は知り合いに誘われて歌舞伎師となったが、狂言師の才能は存分に生かされている
目立ちたがりで、かっこつけたがりだが、あと先考えず行動するためどうにもうまくいかない
そのせいで、モノクマからの攻撃により重症を負うが、神谷によって命を取り留めた
4日を保険室で過ごし、人当たりはいいので、神谷と愛野と仲良くなっている
基本的にアホである?
円山 幸近(まるやま ゆきちか)
推理力:D コミュ力:A 身体能力:C 精神力:C
超高校級のベルボーイとして希望ヶ峰学園に通っていた。現在は様々なホテルからオファーを受けながらベルボーイをしている
人へのおもてなしの心、敬意を忘れず、人への気配りはピカイチ
誰にとっても良き相談相手で、的確なアドバイスをくれる
少々臆病ではあるが、人のことになると恐怖などは問題じゃない
人に尽くすことが彼にとっての生きがいなのかもしれない
右町の死の影響で、放心状態になったが渚によって一瞬で正気を取り戻す
料理がとても上手
藤原 皆仁(ふじわら みなひと) DEAD
推理力:A コミュ力:C 身体能力:C 精神力:A
超高校生級の皇族として希望ヶ峰学園に通っていた。現在も天皇後継者
他人への振る舞いが常に上から目線で偉そうな奴、だがその気迫溢れる発言力は人を直ちに行動に移させる
皇族とはいえ、自分の身の回りのことまで使用人に頼りきることはなく、だいたい自分でできる。
この現状をみんな揃って脱出することを心に誓っている
両親を誰よりも尊敬している
武器庫から銃が持ち出された時に何かに気づくが、恐怖に飲まれた右町に絞殺される
女子
アナスタシア=ロスチャイルド
推理力:B コミュ力:B 身体能力:B 精神力:B
超高校生級の資産家として希望ヶ峰学園にノヴォセリック王国から留学してきた。現在なにをしてるかは不明
なかなかの美貌を持っている
彼女自身はとても親しみやすいラフな性格だが、資産家であるため、周りからは特別扱いを受けることが多かった。
その扱いへの抵抗なのか、他人にことを肩書きで呼ぶ癖がついた。別に名前を覚えていないわけではない
自分の肩書きを気にしないと言ってくれた渚を気に入っている模様
服にはこだわりがある
愛野 心愛 (あいの ここあ)
推理力:B コミュ力:(D) 身体能力:D 精神力:?
超高校級のパティシエとして希望ヶ峰学園に通っていた。現在はとあるケーキ屋に勤めている。
神谷に一目惚れし、溺愛しているが、
彼女は両親からネグレストを受けていた経緯があり、そのせいか愛されることに極度に執着している。神谷に抱くその気持ちは恋愛感情でもあり恋愛感情とは違ったものなのだ。
純粋な気持ちで神谷と恋仲になった
何かに怯えているようだ…
右町 緑 (みぎまち みどり)DEAD
推理力:? コミュ力:D 身体能力:D 精神力:D
超高校級の図書委員として希望ヶ峰学園に通っていた。現在は本屋を経営している
無口、とても無口、必要最低限のことしか言葉を発しない。活字依存症であり、自由に本が読めないこの状況に悶々としている。何処と無く子供、いや小動物っぽい
本を良く読むせいか、幅広い知識を持っている
言葉をあまり発しないことから、非合理的であると藤原をイラつかせる
最近は微妙に喋るようになってきている
武器庫から銃が持ち出された事が恐怖に飲まれ藤原を殺害してしまう
オシオキでは、モノクマに巨大な本で潰される
月宮 しぐれ(つきみや しぐれ)
推理力:A コミュ力:A 身体能力:C 精神力:A
超高校級の数学者として希望ヶ峰学園に通っていた。現在も数学者
この生活の中のリーダー的存在
クールで冷静、仲間の事を良く考えることができ、とても頼りになる
人を疑う事が嫌い
お人好し、頼まれたら断れない性格で、無茶な頼みでも躊躇なく聞いてしまうことがある
自分が冷静な事を自負している
藤原を黒幕の関係者と疑っての行動が、藤原と右町の死を招くキッカケとなってしまう
美術室にて頭から血を流して倒れている所を発見されたが、辛うじて意識はある模様
白川 鈴芽 (しらかわ すずめ) DEAD
推理力:C コミュ力:C 身体能力:B 精神力:C
超高校級の映画監督として希望ヶ峰学園に通っていた。現在も映画監督、数々のヒット作を生み出している
映画を作るためであれば、どんな行動でも躊躇しない、まさに映画のために生きる人間
この生活から脱出したら、コロシアイを映画にしようと心に決めていたが、
動機提供の映像を観た後から様子がおかしくなり、天城の殺害を企てるが、相良により阻止され、再び不意打ちをしかけるも、誤って包丁が胸に突き立てられ、絶命する
天城 泉 (あまぎ いずみ)
推理力:C コミュ力:A 身体能力:C 精神力:B
超高校級の科学者として希望ヶ峰学園に通っていた。現在も科学者
ひょんな事から、科学者の才能が覚醒してしまったため、科学者としての目的がなく、苦悩している
イタズラ好き、誰に対しても名前で呼ぶほどフレンドリー
とても悪趣味な冗談を連発し、他のみんなを困らせているが、根は真面目で良き人間になりたいと思っている
彼女が料理を作ると、すべて違う料理の味になる。原因は不明
体格は細かくは決めてません
背丈
右町<愛野<相良<舞丈<月宮<柿生<神谷
<円山<白川<宍戸<天城<アナスタシア<<渚<藤原
胸
右町<<<柿生<月宮<<天城<愛野<白川<<<アナスタシア
髪色
渚:黒
神谷:赤
柿生:オレンジ
相良:灰色
舞丈:白
宍戸:黒金混合
丸山:緑がかった黒
藤原:紫
アナ:金
愛野:ピンク
右町:黄緑
月宮:青
白川:黒
天城:銀
渚 薫(ナギサ カオル)
十神の髪型を少し短くした黒髪
天辺に例のアンテナが立っています
灰色のスーツに黒い革靴です
少し特徴に欠けるぐらい特筆する点がありません
神谷 新(カミヤ アラタ)
赤色の髪の毛、髪型はガンダムビルドファイターズトライのカミキセカイの髪型に似ています
もちろん天辺にアンテナ
白衣を纏い、薄くチェックの入ったスラックスを履いています
あとは、聴診器を下げて、携帯医療セットを肌身放さず持ってます
柿生 小雪(カキエ コユキ)
オレンジ色の髪の毛、ポニーテール、天辺にアンテナです
水色スモックを着ていて、青いスカートは膝丈です
恥ずかしいのでミニにはしないようです
スモックには大きなポケットがあって、そこにスケッチブックが入ってます
相良 朗(サガラ アキラ)
灰色、銀髪とも言うんでしょうか?のネープレスカット
赤色のジャージにハーフパンツにランニングシューズ、朝日奈みたいな感じです
舞丈 千人(マイジョウ セント)
完全に白髪です。いたって普通の髪型
メガネをかけています
ワイシャツに青のネクタイ上から灰色のセーターを着ていて、カーキ色のチノパンを履いてます
ちょっとオヤジくさい感じでしょうか
宍戸 清麻呂(シシド キヨマロ)
黒と金でところどころシマシマな髪、葉隠まではいかなくてもボサボサです
基本的に縦ラインの入った、赤めのじんべいを着用し、靴ではなく下駄です
腰にモノクマからもらった十手が差してあります
円山 幸近(マルヤマ ユキチカ)
微妙に緑がかった黒髪、それなりにショートで前髪は全部後ろへ、つまりオールバックです
ベルボーイ用のトレンチコートのようなジャケットに下はスラックス、そして赤色の蝶ネクタイをつけています
ポケットには割といろんなものが入ってます
藤原 皆人(フジワラ ミナヒト)
腐川より少しだけ明るめな紫色の髪の毛、アシンメトリーできっちり決めてます
高級感のある黒いスーツに腕時計、高級感のあるブローチをつけていたりします
色以外は渚に似てるかもしれません
アナスタシア=ロスチャイルド
鮮やかな金髪、ウェーブロングヘア、前髪にヘアピンを1つ付けています、髪はサラサラです
どっかのまな板とは対照的なダイナマイト
服装はカッターシャツに青いジーンズ(スカートはとかなりラフ、靴はスニーカー
なんだか意味ありげなネックレスをつけています
愛野 心愛(アイノ ココア)
ピンク色の髪、ボブカット
あまり縦長じゃないパティシエの帽子を被っています。
現在は苗木のパーカーを着てその上から白いエプロン、少し短いスカートもピンクです
右町 緑(ミギマチ ミドリ)
黄緑色の髪、ワンサイドアップで前髪ぱっつん
上は白いワイシャツの、下は少し長めの黄色スカート、さらに黒タイツ
大体いつも本を手に持っています
背が小さい
月宮 しぐれ(ツキミヤ --)
青い髪の毛、三つ編み、メガネ着用
灰色のベスト、下は黒いニーソックスに短めの白いキュロット
靴はヒールです
腕には、普通の腕時計をつけています
白川 鈴芽(シラカワ スズメ)
渚と同じく黒のストレートロング、頭にはベレー帽
ワイシャツ、上からカーディガン、首にスカーフを巻き、下はミニのプリーツスカート?(曖昧)
ビデオカメラを携帯…
映画のカッチン、メガホンなど映画関係のグッズを渡すと大体携帯するようになります
天城 泉(アマギ イズミ)
銀髪、相良よりも少し鮮やかといった感じでしょうか?のショートカット(そんなに短いわけでもないけど)
上は白衣、ボタンは閉めず中には「化学!!」と書かれたTシャツ
下はデニムのパンツです、靴は長靴
何かあれば質問してください
ではまた後ほど
書きます~
神谷「柿生!」
俺は急いで駆け寄った
柿生の安否を確かめる
神谷「大丈夫、まだ生きてる……おい、聞こえるか!?」
柿生「……」
神谷「意識がない!」
早く処置しないと危ない!
俺は医療セットを手に準備に取り掛かった
……が、その手はすぐに止まった
2人とも、急いで処置をすれば救える
命は助けることができる
「急いで処置をすれば」
俺は気づいてしまったんだ、一人を助けたら、もう一人は助からないことに…
月宮を助けたら、柿生が……
柿生を助けたら、月宮が……
死亡する
どたどたどたと足音が聞こえてきた
「ここか…!」
「だいじょ……って、こんな!?」
「まさか、また殺人が…」
「いや、死体発見アナウンスはなっていない、まだ生存している」
「現に月宮さんには、意識があるみたいだよ」
愛野「新くん!電話でみんなを……、どう…したの……?」
神谷「……どうすれば」
俺はどうすりゃいいんだ!?こうして迷ってる時間も勿体無いってのに、何か…なにかないのか!
また…俺には救えないのか、どうして俺の力は融通が効かないんだ……!
どうすれば…どうすれば……
宍戸「おい、何立ち止まってんだよ!!早くしねえと……
神谷「分かってる!!!」
とにかく、動かなきゃいけない…!
俺は……
↓5
1月宮を救う
2柿生を救う
神谷「とにかく、意識がなくて危険な柿生の方から助ける!」
宍戸「お、おう、わかった。みんな……」
宍戸は準備室から出て行った、多分今のをみんなに伝達するんだろう
…さあ、やろう、余計なことは考えるな、目の前に集中……
愛野「……新くん!」
神谷「な……なんだ?」
愛野「本当に大丈夫なの…それでいいの?」
神谷「迷ってる時間はない、とにかく急ないといけないんだ!」
愛野「でも、今の新くん……凄い顔してるよ…?」
神谷「えっ……」
言われてみて気がついた…いや、自分の表情は見えないけど
血の気が感じられない……
なんだか、寒いような…頭が押し付けられるような
喉はもうカラカラで、声は擦れそうだ
これで、良いわけないだろ…
俺にはわかるんだぜ?俺が一人しか助けられないことを……
また、手が止まる
俺しか、助けられない2人を……俺は助けられない
俺一人しか……
『そもそも、お前は医者である前に、一人の人間でしかないんだ』
『なぜ、2000人の命を一人で抱え込もうとするんだ?』
……一人?
いや、待てよ?一人じゃなけりゃ、俺が二人いれば……
それは、できるのか?
↓2
1月宮を救う
2柿生を救う
3二人とも救う方法……!
やるしかない!
俺は準備室を出た
愛野「新くん……!?」
神谷「みんな!月宮を準備室に運ぶのを手伝ってくれ!」
月宮「………?……」
舞丈「どうするつもりだい?柿生さんの処置からやるって聞いたけど」
神谷「いや、変更だ!説明もする!でも一刻の猶予もないのは変わらない!だから……」
宍戸「ガッテンだ!おい、やるぞ!男の仕事だ」
渚(コク
舞丈(コク
円山(コク
神谷「急いで、でもそうっとだ!」
月宮「…くぅ……!」
幸いにも月宮を柿生の近くに運ぶのに、手間取ることはなかった
アナ「どうするの?まさか、2人とも同時に…」
神谷「いや、そんなことはできない」
神谷「天城!!」
天城「え?私?」
神谷「俺のもう一つの腕になってくれ!!!」
天城「……え?」
神谷「俺の指示に従って、お前にもう一人のオペをして欲しいんだ!」
天城「ええ!?……いやでも、な、なんで私なの!?」
神谷「お前がこの中だと一番可能性があるからだ!」
舞丈「神谷くん!血迷ったのかい!?」
神谷「違う!これが二人をどっちも救える最後の手段なんだ!!最後の可能性なんだ!!」
神谷「俺の、この現状への向き合い方なんだ!」
円山「ですが、いくらなんでも、無茶苦茶です!天城様にそんな困難な……」
天城「やる……!!」
円山「!?」
渚「だが……理解していると思うが、オペの失敗は、被害者を死に追いやってしまうだけでなく…執刀医がクロと判定されてしまう可能性があるぞ」
神谷「ああ、多分な…それでもやってくれるか?」
天城「うん、誰がなんて言おうとやるよ!」
天城「私のこの命は…もともとなかったかもしれないんだから、救われた命くらいかけなきゃ、助けられないよ!」
円山「天城様……」
宍戸「たまげたぜ…」
天城「それに、そのくらいのスリルがなきゃね!」
宍戸「おい!」
神谷「ありがとう!それじゃ始めるぞ、天城、手袋とマスクと……これをつけてくれ!っていうかみんなも付けてくれ!」
神谷「俺と天城を中心に、ここにいるみんなの手を借りるぞ!!」
準備に取り掛かった、ごちゃごちゃするのは少し危険だけど、もう、そうも言ってられない!
愛野「新くん」
神谷「心愛……力を借してくれてありがとな!」
愛野「うん、今の新くん、凄くいい顔してるよ!絶対うまくいくと思うわ!」
神谷「……そっか」
神谷「このオペが無事に成功したら……ケーキ作ってくれよ、とびきり美味いやつ」
愛野「!」
愛野「うん!」
月宮「……神谷くん……悪いわね」
神谷「大丈夫だ、月宮、お前が次に目覚める場所は保険室、みんな付いてるから、絶対戻ってこいよ」
月宮「……ええ、私も信じてる……」
俺は月宮に麻酔を打った
ここからが本当の戦いだ
天城「アラタくん、お願いします!」
神谷「ああ、みんな締まっていくぞ!!」
「おぉおお!!」
生まれてこの方、こんなに騒がしいオペはしたことがなかった
<<<カキエ<<<
~~~~~~~~~~~~~~~~
柿生「痛……」
??「ん?どうしたんだ?」
??「?」
柿生「い、いえさっき足を捻っちゃっただけで…」
??「見せてくれ、うわ、青くなってんじゃねえか……手当てするぞ」
柿生「いえ、大丈夫ですよ!このくらい……」
??「小雪の大丈夫は経験上、そうでないことが多い気がするがな」
柿生「そ、そんなことありませんもん!」
??「よし、できた…これでまあ、大丈夫だろ、でも多分明日になってからのほうが痛むぞ?」
柿生「そうなんです…か?」
??「いや、冗談」
柿生「っもう!」
??「どうでもいいがもうすぐ日が暮れるぞ」
??「お前はもうちょっと心配しろよ……」
??「……荷物ぐらいは持つ」
柿生「…ふふっ、お騒がせしてすみません、行きましょう?」
~~~~~~~~~~~~~~~~
16日目(朝)
柿生「……ぬ…んん!!」
??(ダキ!
柿生「うわ!え?え?」
円山「柿生様、お目覚めになられたようですね!!」
天城「起きてくれてよかったよぉ……」ポロポロ
天城さんが抱きついてきています
ここは……保健室?みんなお揃いです
柿生「え、あの……これはどういう?」
渚「とりあえず、額あたりを調べてみろ」
柿生「へ?」
頭には包帯が巻かれてました…
柿生「包帯……あ、私突然、美術室で殴られて!」
宍戸「それから、そこで寝てるやつのお陰で助かったってわけだ、俺と仲間ってことだな!」
宍戸くんが指を指したほうを見ると
神谷(ZZZzzz……
柿生「神谷くん……私、やっぱり死にそうだったんですか?」
アナ「とりあえず、意識はなかったかな?」
柿生「そうだったんですか……」
実感は正直あまりわきませんが、私は休止に一生を得たようです
月宮「まったく、大したものよ彼は、私の計算じゃあ確実に私は助からなかったのに」
隣のベッドには包帯を巻かれて、点滴を打たれている月宮さんが……
柿生「月宮さん!?どうしたんですか!?それっ……!!」
月宮「あなたとほぼ同じ状況なのだけど……」
ガラガラ
愛野「……とりあえず、軽くドーナツ作って……二人とも目が覚めたのね!!よかった……」
私達は、かなり危険な状態だったようです…
少し実感が湧いてきました
ドーナツ…
お腹…空きました
神谷「よかった、いや本当によかった!!もうかなり焦ったんだぜ!こんな無茶苦茶なオペなんてやったことなかったし!」
柿生「ありがとうございます!」
月宮「同じく、ありがとう」
神谷「俺こそありがと、生きててくれて…」
舞丈「へぇ、泣きそうなほど嬉しいんだね」
神谷「な、泣かねえよ!」
神谷くんは今にも泣きそうです
宍戸「流石は二人の手術が成功した瞬間にぶっ倒れただけあるな」
舞丈「まあ、思考に脳が耐えられなかったんだろうね」
神谷「いや、でも俺だけの力じゃないし、月宮を担当してくれた天城と、いやもうみんなが一丸となってかかったから成功したんだよ」
柿生「天城さんが?」
天城「まぁね!私も医者デビュー?」
愛野「調子に乗らない、新くんと同じ医者を名乗るなんてまだまだ早いんだから!」
月宮「でも天城さん、感謝してるわ」
天城「…うん、どういたしまして」
柿生「それにしても、誰も死ななかったってことは学級裁判開かなくていいんですね!私のせいでそうなってたらと思うと……
神谷「ダメに決まってんだろ」
柿生「え?」
神谷「やるぞ、学級裁判、こんな事したやつを絶対に見つけてやる!」
chapter3「防がれた殺人」
今日はここまで~
次回から捜査です
え、なに?前スレのリザルトの表記がおかしかったって?
間違えちった、テヘペロ
リザルト
ナギサside(メダル8)
好感度
神谷 3.5
柿生 3.0
サガラ1.0
舞丈 3.3
宍戸 3.3
円山 0.3
フジワラ 0.5
アナ ?.?
愛野 1.2
ミギマチ 0.2
月宮 3.5
シラカワ 0.0
天城 2.6
カミヤside(メダル9)
好感度
渚 3.5
柿生 3.8
サガラ0.0
舞丈 3.1
宍戸 1.8
円山 1.2
フジワラ 0.8
アナ 1.3
愛野 LOVE「大好き、新くん」
ミギマチ 1.9
月宮 0.3
シラカワ 0.3
天城 2.3
カキエside(メダル0)
・円山の好感度が上がりました
好感度
渚 3.0
神谷 3.8
サガラ0.8
舞丈 1.3
宍戸 1.5
円山 3.2
フジワラ 3.2
アナ 0.9
愛野 2.5
ミギマチ 3.8
月宮 2.1
シラカワ 0.0
天城 1.8
・ヨイクマ2.8
書きます~
神谷くんは神妙な顔でそう言いました言いました
柿生「え……やるんですか?学級裁判」
神谷「当たり前だろ!!」
渚「犯人が誰であれ、状況がどうだろうと野放しにはできないだろう。事実関係を明らかにしない限りこの事件は解決しない。犯人を見た可能性のある柿生や月宮はまた危険に晒される可能性だってあるんだ」
犯人が口封じのために私と月宮さんを狙ってくるということでしょうか?
月宮「ええそうね。だったら私達も早い所あなた達に知ってる事を話きってしまうべきだわ」
円山「しかし、そうなるとやはり、この中に犯人がいるんでしょうか?」
渚「さあな、調べてみないと分からないが、おそらくこの中にいる人間の犯行だ」
舞丈「なるほど、根拠は?」
渚「後に…」
モノクマ「うーっぷっぷっぷ!!」
天城「うわっ、でた!」
愛野「毎回毎回出てこないでよ、大事な話してるのに!」
舞丈「いや、むしろ好都合じゃないかい?どうだね、裁判場を使わせてはもらえないかな?」
モノクマ「裁判場?別にいいけど、僕はいかないからね、せっかくまたオシオキできると思ったのに……死んでないんだもんなぁ」
月宮「あら失礼ね」
失礼で済ませるのはどうなんでしょうか…?
宍戸「裁判場使えるの分かったから…と、とっとと帰れよ!!」
宍戸くん月宮さんのベッドのさらに奥へと後退しています
モノクマ「ていうか、そうじゃなくて!!動機提供どうするんだよ!?なんでさっさと戻って来ないの!?」
アナ「あ、そういえばあったねそんなの」
天城「そもそもそれどころじゃなかったからね」
愛野「事件起こったって言ってもいいくらいなんだし、動機なんてもういらないわよ!」
モノクマ「いやいらないって…あーもう、じゃあ後回しにしてやるから裁判でもなんでも勝手にやってろよちくしょう。プンプン!」
モノクマはそう言うと不機嫌そうに去って行きました
渚「爆発の件は説明して行かないのか……」
柿生「動機提供って…呼び出されてましたっけ?私達?」
月宮「ええ、放送があったのよ、どうやら柿生さんが気を失ったのはその前のようね」
月宮「さて、どうするの?すぐに捜査開始になるのかしら?」
神谷「そうだな、早いとこ行動しようぜ?」
渚「落ち着け神谷、今回はいつもと違って時間制限がないんだ。焦る必要はない」
アナ「でも、早いとこ調べないと犯人が何か細工とか工作とかしちゃうんじゃ?」
渚「事件発生は昨日だ。すでに現場の確保など成り立たない」
柿生「え?私達そんなに寝てたんですか!?」
月宮「寝てたのはあなただけよ、柿生さん。」
柿生「え……」
月宮「……いえ、あと神谷くんもね」
天城「そうだよ~?だからこのまま目を覚まさないんじゃないかって凄く心配だったんだから!」
柿生「め、面目ないです」
舞丈「でもまあ確かに、あれほどの人数で手術に臨んでた時点でもうごちゃごちゃだったしね」
渚「そして俺は同時並行でもう一つ調べたい事がある、舞丈お前も来てくれ」
舞丈「へぇ、そこで僕が呼ばれるのか。いいよ」
円山「では、私は現場へ赴きましょう」
神谷「俺も現場だな、第一発見者だし」
渚「気持ちはわかるが、落ち着けと言っただろう神谷」
神谷「?」
渚「お前が負傷者2人から離れてどうするんだ?」
神谷「あ……悪い」
私って何もできないんでしょうか?
柿生「あの~、私たちはどうすれば……」
神谷「忘れてた俺が言うのもなんだけど、二人は安静にしといた方がいい」
柿生「でも何もしないのは……」
月宮「違うわ柿生さん、私たちはここで情報を提供する義務がある」
柿生「情報?」
渚「ああそうだ、ここに待機する神谷が聞いてくれ」
神谷「わかった」
アナ「神谷くんの他にもう一人つけたほうがいいんじゃないかな?」
宍戸「いや俺がいるぜ、捜査にゃ、役に立たねえからな」
愛野「自分で言わないでよ……」
柿生(ググゥ~……
「…………」
お腹が鳴っちゃいました…
柿生「あの~、そのドーナツ食べてもいいですか?」//
愛野「人数分作ってきたから、私はいいけど…新くん、どうなの?」
神谷「ん~、まぁ1つくらいなら、いいんじゃないか?点滴だけだとあれだし…」
柿生「ありがとうございます!!」
月宮「そういえば、みんな朝食も取ってないのよね。行動するのは食べてからにしましょう?」
16日目(朝、ドーナツ完食後)
誰を操作しますか?↓1
1渚
2神谷
3柿生
ドーナツを一つ食べ終わり、俺は行動に移ろうとしていた
渚「では、俺は出る、舞丈」
舞丈「ああ、分かってるよ」
アナ「探偵くん、アタシは行ったほうがいい?」
渚「いや、任せるが…」
アナ「ならいいや、私は美術室にいくよ」
渚「そうか」
神谷「なあ渚、他にここでできそうな事はないか?」
渚「……」
確か…隠し部屋で見つけた写真があったな、あれを見てもらうか?↓1
1見てもらう
2自分で持っておく
いや、これは持っておくか。
俺も詳しく確認したわけではない
渚「ひとまずはそっちに専念してくれ」
神谷「わかった、気をつけてな」
渚「ああ」
~爆発跡地~
舞丈「改めて見ても…凄いね」
渚「ここに隠し部屋があった」
舞丈「そうなのかい?」
渚「知っていたのか?」
舞丈「まさか」
……なんだか白々しい感じがするな
舞丈「それで、ここには何があったんだい?」
渚「目ぼしいものはここで行われたであろう過去のコロシアイの記録、俺たちが写った写真、もう一つは謎のUSBだ」
舞丈「そのUSB……気になるね」
渚「あの中に使用できる状態のまま残っていればいいが…絶望的だ」
舞丈「なんだ、持ち出せなかったのか」
渚「数分もしないうちに爆破された」
舞丈「それなら、どうして僕を連れてきたんだい?」
渚「大神さくら」
舞丈「ふむ」
渚「過去のコロシアイの記録にその名前が存在していた。超高校級の格闘家だ、おそらくお前の言った筋肉質な人物の事だろう」
舞丈「そして、そのコロシアイにおいての内通者」
渚「……説明してもらおうか」
舞丈「いや、詳しい事は話せないよ。なぜならそれが僕に浮かんできた記憶ってやつだからさ」
渚「記憶…」
舞丈「どうやら僕はある時、そのコロシアイについて調べていたことがあったらしい。不服ながらふざけたマウスパッドがキッカケで思い出したんだよ」
渚「……筋肉好きというのは?」
舞丈「追求する必要あるの?それ……」
渚「いや」
舞丈「それで?その資料は?」
渚「おそらく燃え尽きた、この後少し探すつもりだが、まずは……モノクマ」
モノクマ「あ?」
呼べばすぐに現れるところは便利だ
舞丈「なんか機嫌悪そうだね」
モノクマ「こっちの計画がめちゃくちゃだからね」
渚「さて、ここを爆破した理由を話してもらおうか?それも元々爆弾を仕掛けておいたんだ、前々から想定していたんだろう?」
モノクマ「うぷぷぷ、理由?ドッキリだよドッキリ」
渚「……」
モノクマ「いやね、学園生活には刺激は必要不可欠なのさ、だから無表情な方にも程よい緊張感とスリルを与えたくてうんぬんかんぬん」
舞丈「どうやら話す気は無いようだけど?」
渚「もういい、帰れ」
モノクマ「あそう?、バイバイビー」
渚「少し調査してみるか、舞丈なら心あたりがあるものを見つけるかもしれない」
舞丈「あまり気は進まないけどねぇ……」
ガサゴソと、残骸をひっくり返し何かがないか探していく
舞丈「でもいいのかい?現場の方は……いくら確保できてないとはいえさ」
渚「いや、実は昨日のうちにあらかた調べておいたんだ」
舞丈「へぇ…それで何があったんだい?うわ…これ重…」
渚「まずは赤い染み……というか血液が大大的付着したシーツ、おそらく返り血を防ぐために犯人が被ったんだろう」
【血がついたシーツ】
舞丈「まあ、誰もが一度目にしたね」
渚「次にハンマー、物理室から一つ消えていた」
【消えたハンマー】
舞丈「凶器である可能性が高いと……でも他にも凶器は考えられそうだけど?」
渚「あとは…そうだな、妙に片付いていた。元々美術室はゴチャゴチャしている所だった。だが、気づけば棚の上まですべての物が整理され、行動に邪魔なものはなく、柿生と月宮の出血以外は掃除もされていたように感じる。まるで…神谷が二人の手術をしやすいように……」
【妙に片付いた部屋】
舞丈「……柿生さんが片付けたんじゃないのかい?」
渚「さぁな、だがあの量を1人でやるのは無理だ。ちなみに娯楽室にみんなが集まる前は散らかっていた。つまり美術室の掃除は娯楽室解散後から事件発覚までの間に完了している。異常だ」
舞丈「なるほどね……」
渚「一つ聞きたいことがある、娯楽室解散後から爆発の音を聞きつけてここに来るまでの間、何人で何をしていた?」
舞丈「一人でパソコンだよ、教室の一室で」
渚「そうか、……だったら、今の所すべての人間のアリバイが成立しない。誰もが一度、個人行動をしている。同期提供で呼び出されてからみんながやってくる時も一人ずつだった。まだ事件時刻も曖昧だがな……」
【全員のアリバイ】
舞丈「……なんだか、気の遠い話だね、ん?これは……」
渚「なんだ?」
舞丈「なにかの資料だよ。……来機関?…4支……霞んでて読めないけど」
渚「……あまり有意義な情報はなさそうだな」
舞丈「だね、流石に無茶だと思うよ?」
舞丈「……あ」
またなにかを見つけたようだ
舞丈「マスターキーだ」
渚「何!?」
マスターキーを手に入れた
今日はここまで~
長らくお待たせしました
再開します~
誰を操作しますか?↓1
1神谷
2柿生
~保健室~
神谷「二人とも、なにか体に異変はないか?そろそろ痛み止め切れるけど」
月宮「ええ、それを聞いたら少しズキズキしてきたわ……」
神谷「あ、悪い」
月宮「冗談よ」
宍戸「…おいおい、趣味悪いぜ、そういうの」
柿生「でも、おでこがボコっとしてるのはきになります……」
神谷「あー、あんまり触んない方がいいと思うぜ?頭蓋骨が損傷してるからな」
柿生「だ、大丈夫なんですか!?それ」
神谷「まあ、直ちに問題はねえよ。ただ本当しばらくはそのままだ」
柿生「そうですか……」
宍戸「んで、事件のことそろそろ話さねえか?」
神谷「……そうだな、話せるか?」
月宮「ええ、そもそもそれが当初の目的でしょう?」
柿生「はい、頑張ります!……頑張るっていうんでしょうか、これ」
うーん、まず何を聞けばいいんだ?↓1
1事件が起こったのはいつ頃だ?
2事件が起こる前に誰かに会った?
3なんで美術室にいたんだ?
4自由安価
神谷「二人とも事件が起こる前に誰かに会ったか?」
宍戸「お、そうだな!それがわかればそいつが犯人かもしれねえ!」
宍戸は勢いよくそう言った
神谷「それは安直すぎるだろ」
月宮「私は娯楽室を抜けてからは特に会ってはいないわ。強いて言うなら、犯人ね」
神谷「?犯人?」
宍戸「?」
柿生「え?」
俺も含めて3人とも目が点になる
まあすぐに意味はわかるんだけど
月宮「ええ、【シーツを被った誰かに】私は真正面から襲われたのだから」
柿生「シーツを被った…って事は、誰だか分からなかったんですか?」
宍戸「なんでぇ、分かんねえのか」
月宮「ええ、残念ながら」
なんだ、そういうことか
神谷「柿生は?」
柿生「私は……誰にも会っていない……?」
神谷「なんで疑問系なんだ?」
柿生「その…よく覚えていなくてっていうか、ボンヤリしてて思い出し切れないっていうか……」
そういや頭を殴られてるんだもんな
神谷「まあ頭を殴られてるから記憶が飛んだのかもな、だったらそのうち思い出すかもしれない」
【シーツを被った誰か】を手に入れました
次は何を聞こうか?↓1
1事件が起こったのはいつ頃だ?
3なんで美術室にいたんだ?
4自由安価
神谷「じゃあなんで美術室にいたんだ?」
すると柿生が待ってましたとばかりに答えてきた
柿生「私は絵を描いてたんです!!」
神谷「お、おう…」
宍戸「ん?お前絵を描けるようになったのか?」
…逆に描けなかったのか?
柿生「はい、おかげさまで」
月宮「ふふ」
宍戸「そりゃよかったぜ、心配でしょうがなかったからなぁ、めでてぇめでてぇ」
なんだか俺の知らない事情があるらしいな
柿生「ええ、今なら宍戸くんを描いてもいいですよ……って、そういえば【スケッチブック】がないです」
月宮「美術室に置いてきてしまったのかしらね、あとで探してみましょう?」
柿生「はい」
神谷「月宮は?」
月宮「私は簡単よ、美術室にの横をたまたま通りかかったら人がドサッと倒れる音が聞こえて、入ってみたら……」
宍戸「殴られたと」
月宮「ええ、準備室の血だまりが見えたのは倒れた後だったわ」
柿生「……うーん」
【スケッチブック】
【物音】を手に入れました
神谷「正確に事件が起こったのはいつ頃になるんだ?」
月宮「柿生さんが殴られてから私が殴られるまでそう時間はかかってないから、同時刻と見るとして…正確な時間となると…」
神谷「ま、そもそも娯楽室で解散してからそんな時間経ってないしな」
月宮「ええ、でも渚くん達の元で起こったであろう爆発音は私が殴られて犯人が立ち去ってから聞こえたわ」
神谷「それ俺も聞こえた、となると結構時間は絞れたぞ!」
柿生「爆発!?爆発ってなんですか?」
そういや知らない奴もいたな
宍戸「ああ、なんかどっかの男子トイレが爆破されたんだよ、そりゃもうでっけえ音がしたもんさ」
月宮「少なくとも柿生さんは既に意識を失っていたようね」
柿生「あわわわわ…」
【事件発生時刻】を手に入れた
キュッキュ
俺は今までの情報をホワイトボードに簡単に書き込んで言った
神谷「じゃあ以上を踏まえた上で、何があったのかを詳しく話して欲しいんだけど…」
月宮「私は何もわからないうちに倒されてしまったから…柿生さんの証言に頼ることになるけど……」
柿生「……ごめんなさい、でも本当に思いさせなくて」
宍戸「こりゃあ、難儀するなぁ」
神谷「まあ、無理しない方がいいな、とにかく聞ける事は聞いたんだ。あとはみんなで考えて…」
ガラガラ~
愛野「差し入れ持ってきたよ!新くん!」
心愛が…あれはカステラかな?を持ってきた
神谷「さんきゅ、心愛。でも食べるのはちょっと後ででもいいか?」
心愛には悪いけど、やっぱ甘いものは少し苦手なんだよなぁ
愛野「うん、ゆっくり食べてね!」
柿生「いいな~」
宍戸「ったく、貰えるやつは余裕でいいよなぁ、俺なんか何度虚しい思いをしたことか……」
心愛(チラッ
宍戸「ん?」
心愛(チラッチラ
心愛が宍戸の事をチラチラ……いや目線を送っているのか?
宍戸「ま、まさか、俺の分もあるのか!!?」
心愛「つ、ついでよついで。たまたま生地が余ったからちょっとおすそ分けしてあげようかなってちょっと思ったりしただけなんだから」//
柿生「あ、おすそ分けしようと思った事は認めるんですね、いただきます」
月宮「ツンデレかと思いきや、トンガリきれてもいないわね、いただきます」
神谷「ははは、微笑ましいな」
心愛「も、もう!新くんまで!」//
宍戸「お、俺、感無量だぜ、まさかさっきのドーナツといいカステラといい、愛野の菓子をこんなに堪能できる日が来るなんてなぁ!!生きててよかったぜ!!感謝するぜ愛野」
心愛「……私捜査に戻るから!!またね新くん!」
そう言うと心愛は凄い勢いで保健室を出て行った
柿生「そういえば、神谷くんと愛野さん、名前で呼び合ってるんですね」
神谷「あ、ああ。なんか何か変えたいってさ。最初なんか婚姻届けだしてきたんだぜ?」
宍戸「ほー……」
柿生「あー……」
月宮「……」
あれ?なんか反応薄いな
柿生「それはともかく名前で呼び合うのってなんかいいですよね!私も呼んでみましょうか……」
柿生「しぐれさん!」
月宮「ふふ、呼んだ?」
柿生「清麻呂くん!」
宍戸「おうともよ!!」
柿生「シンちゃん!」
神谷「……ん?」
宍戸・月宮「?」
シン?ってだれだ?「新」を読み間違えたのか?
それに「ちゃん」って……
柿生「あれ?なにか変でしたか?」
神谷「いや、変もなにも……俺の名前はアラタなんだけどな……」
柿生「……あれ?なんででしょうか?自然に……」
柿生「えと?アラタくん……?」
神谷「なんか釈然としてないって感じだな」
俺もだけど
柿生「なんか、ごめんなさい……やっぱり呼び慣れてる方で呼びますね」
今日はここまで~
書きます~
ガラガラ
ドアが開く音がした
神谷「今度は誰だ?」
ところが開いたドアの方に人影はなかった
神谷「ん?宍戸、ドア開けたか?」
宍戸「俺はずっとここに座ってたぜ」
柿生「イタズラでしょうか?」
月宮「……いえ、やっぱり何かいるわ」
そう言われて俺は少しだけ身構えた
すると
モノクマ(ヒョコ
神谷「も、モノクマ?なにコソコソしてんだよ?」
モノクマ「……」
モノクマ(ダッ!!
月宮「え?」
気がつくと、そのモノクマはあろうことか突っ込んできていた
神谷「なっ、大丈夫か!?」
とっさに振り向くと
モノクマ「よ、よかったあああああ!!生きてる!!」
こんな事を言っていた
あの月宮も珍しく困惑している
月宮「え?え?」
宍戸「は?待たれい待たれい、どういうことだ!?」
柿生「もしかして……ヨイクマですか?」
ヨイクマ「そだよ、これ!」
そのモノクマは柿生が見分けをつけるために渡した【映画カッチン】を見せてきた
こいつヨイクマだったのか
柿生「大丈夫なんですか!?ここに出てきても」
ヨイクマ「でも、いても立っても入られなくて!!いきなり変な爆発音は聞こえるし、モノクマが動機提供やろうとしてたし!挙句の果てにはさっき天城さんから君たちの話をきいてさ」
月宮「心配してくれるのはありがたいけれど、あまり懸命な行動ではないわね。あなたの存在は出来るだけ秘密にしておきたいのだから」
ヨイクマ「ご、ごめん」
柿生「でも心配かけたのはこっちですし、ごめんなさい、あとありがとうございます」
ヨイクマ「うぷぷ…」//
神谷「そういえばヨイクマは動機提供の内容を知ってるのか?」
ヨイクマ「うん、モノクマが君たちに何言おうとしたのかは把握してるよ。上から送信されてきたから」
神谷「そうなのか、どんな内容なんだ?」
宍戸「おいおい、そんなやすやすと聞いて大丈夫なのか?」
月宮「でも知れるなら知っておいた方がいいかも知れないわね。宍戸君は耳を塞いで……
ヨイクマ「いや、大丈夫だよ。くっだらない内容だったから」
柿生「くっだらない、ですか?」
ヨイクマ「うん、コロシアイを起こしてここから脱出できたら100億円差し上げます!!だって」
宍戸「ひゃ、100億!!!?」
神谷「相変わらず規模がでかいな、でもくだらねえ……」
柿生「そうです、人の命はお金では測れないんですから!」
ヨイクマ「うんうん、お金の問題じゃないもんね」
全くだ、お金が貰えるから殺すなんてただの殺し屋みたいなもんだろ。馬鹿馬鹿しい
月宮「……とにかく、あなたは一度戻った方がいいんじゃないかしら?」
ヨイクマ「うん、そうだね。戻ることにするよ」
月宮「それと、その動機の内容。念のため他の人には伝えないようにしてくれるかしら?」
ヨイクマ「分かったよ!それじゃ、お大事にね」
柿生「はい!」
ヨイクマは戻っていった
<<<ナギサ<<<
舞丈「さて、これからどうするんだい?」
渚「一応現場を確認するか、特に新しく得られそうな情報はない気がするが…」
舞丈「そうかい、なら僕も一緒に行くよ」
なんだ?
なにか……変な気配がするな……
美術室に向かう道を考えた方がいいか?
↓1
1いや最短ルートで向かおう
2警戒して迂回するか
いや、確証はない。
最短ルートで向かおう
舞丈「どうかしたのかい?いつもに増して難しい顔をしているように見える」
渚「いつも難しい顔をしているわけじゃないが…」
舞丈「ははは、鏡を見ることをおすす……」
舞丈の顔が急に険しくなった
舞丈「危ない!!」
気付いている!!
俺は横に飛んだ
すると俺のいた位置にハンマーが振り下ろされている
そこにはシーツを被った何者かがいる
???(!
舞丈「犯人か!ええい!」
舞丈は飛びかかった
渚「まて!迂闊だ!」
???(!!!
舞丈「ぐわっ……」
ガシャーン
舞丈は案の定弾き飛ばされた
その先にあった花瓶が割れた音がする
どうやら犯人は手慣れているようだ
だが今ので隙はできた……!
俺はその人物に蹴りを食らわせた
???「ぐっ……!?」
???(タッタッタ…
そいつは逃げていった
舞丈「痛たたた…あまり運動は得意じゃないからもうちょっとお手柔らかにお願いしたかったね……」
渚「花瓶が割れたが、破片は刺さらなかったか?」
舞丈「うん、問題ないよ。それより追いかけなくてよかったのかい?」
渚「深追いは禁物だ。それに少し犯人に繋がる手がかりを手に入れた気がする」
舞丈「手がかり?」
渚「ああ、物的なものではないが。奴は【俺を狙っていた】これは何かに繋がりそうだ」
舞丈「…よくわからないけど」
16日目(夜)
誰を操作しますか?↓1
1渚
2神谷
3柿生
私達はたわいもない話をしていると
みんなが帰ってきました
月宮「どうやら全員揃ったようだけど」
宍戸「皆の衆よ、首尾はいかに!?」
天城「と言われてもね……」
アナ「まあボチボチだよ、でも捜査時間が増えても得られる手がかりの量ってあんまり変わらないみたいだね」
渚「いや、そうとも言い切れない。実際、時間制限がないから起こったこともある」
アナ「え?なにそれ?」
舞丈「ここで話してもしょうがないし、裁判所に向かわないかい?……逃げられない状況を作らないと」
柿生「なんか舞丈君、怒ってません?」
円山「柿生様と月宮様はいかがしましょうか?」
柿生「あ、私も行きます!」
月宮「まあ被害者が残る理由はないかしらね」
神谷「じゃ、車椅子を用意しないとな」
車椅子?
柿生「え、でも私もう立てますよ?歩けますよ?」
神谷「ダメだ!頭部にダメージを受けてるんだし、歩いてる途中にいきなり目眩で倒れたりぶつけたりして脳震盪なんてザラにあるんだからな!」
柿生「そ、そうですか……?」
歩けるのに……
月宮「いいじゃない、楽で」
円山「では1人は私がご案内致しましょう。もう一人は神谷様がお願いします」
神谷「もちろんだ」
こうして私は神谷くんに車椅子を押されながら裁判所に向かいました
神谷「なあ、怖くないか?」
柿生「はい?」
神谷「これから、自分を殺そうとした犯人を見つける事になるんだ。それがこの中にいる。思うところってないのか?」
柿生「……あまり考えてなかったです」
神谷「なんだろなぁ……呑気っていうか、楽観的っていうか。自覚してるか?死ぬかもしれなかったんだぜ?」
柿生「言われてみればそうなんでしょうけど、でもほら月宮さんも平気そうじゃないですか!」
渚「あれは顔に出してないだけだ、それなりの覚悟をしてる」
柿生「え、そうなんです?」
渚「だがお前は、まるで殺されても平気みたいな印象を受ける」
神谷「流石にそれは極端じゃないか?」
柿生「…………」
神谷「柿生?」
柿生「え?あ、なんでもないです。えへへ……」
神谷「まったく、しっかりしてくれよ?これから学級裁判なんだから」
渚くんの言った言葉に少し納得してしまった
不思議とそんな気がします。しっくりきたって言えばわかりやすいでしょうか……
でも殺されてもいいなんて……
微妙にテンポが悪くなりがちですが、今日はここまでです
次回から学級裁判となります
死人が出なければいいですね
書きますー
~裁判場~
アナ「うわ、なんかセッティングが適当だね今回……」
円山「モノクマ様もいらっしゃいませんね」
愛野「どんだけ興味ないのよアイツ」
到着した裁判場はかなりシンプルでした。
広くもなければ狭くもない至って普通の会議室のような風景の場所に、教室の机と椅子が円状に並べられているだけでした
柿生「……」
それでも、右町さんの遺影は抜かりなく追加されてます
月宮「とりあえず位置につきましょう、円山くんお願い」
円山「かしこまりました」
神谷「お前は俺の隣だったな」
私はさっきと同じく、神谷くんに車椅子を押してもらってます
柿生「なんだかこれ罪悪感湧きますね…」
神谷「今だけさ、辛抱辛抱」
愛野(ゴゴゴゴゴ……
柿生「いや本当に罪悪感と恐怖と……」
みんなが席に着きました
天城「ねえ、これ犯人見つけたらどうするの?」
月宮「そうね、監視をつけたり、拘束したり……いろいろ手は打たないといけないだろうけど」
神谷「それはその時に考えようぜ、こんな事をした理由も聞きたいしな」
宍戸「考えてみりゃ物騒な話だよな、2人も殺ろうとするなんてよ……」
舞丈「そうだね、複数人に危害を加えた。この事柄がすでに一つの問題だけど」
渚「ああ、そうだな……」
柿生「?」
どういうことでしょうか?何か意味深な感じが…
アナ「なんかナーバスになれないね」
愛野「ナーバス?なんでナーバスになる必要があるのよ?ナーバス…?」
アナ「ナーバスって言うのは緊張感って事、よく使い方間違えられてるけど」
円山「す、既に裁判は始まってるんでしょうか?」
なんだかみんな少しあたふたしてます…
月宮「そうね、モノクマがいないから誰かが代わりに号令をかけないとね」
バンッ!!
神谷「みんな、いいか!?」
隣の神谷くんが大きな声をあげました
みんな静まり返ります
神谷「今回はクロがいない、オシオキもない。あくまで探さなきゃいけないのは殺人未遂を犯した【犯人】なんだ!見つけることができれば誰も死なずに済むんだ!」
神谷くんの声はよく響きます
そして続けてこう言いました
神谷「言い方が合ってるかわからないけど、今ここに、学級裁判を開廷する!!!絶対に犯人を見つけ出そう!!」
一同「おお!!!」
柿生「おー!!」
みんなは声は揃いました
気持ちも揃って士気が上がります
こうやって今回の学級裁判が開始されたんです
でも正にその中に犯人がいるんですよね?
コトダマ
ナギサside
【血がついたシーツ】
おそらく正体を隠すためだけでなく
犯人が返り血を防ぐ為に被ったものだろう
【消えたハンマー】
物理準備室から一つなくなっていた、実際に俺に殴りかかってきた人物もハンマーを所持していた事は記憶に新しい
今回の事件の共通した凶器だろう
【妙に片付いた部屋】
片付いていたおかげで神谷や俺たちが手術を行い易かった
とても事件が発生した部屋とは思えない、元から美術室にいた柿生が片付けてから事件が発生したのか、それとも別の人物が……
【全員のアリバイ】
俺を含め全員が事件時刻に個人行動をしている
誰のアリバイも成立しにくい
【犯人?】
俺に殴りかかってきた人物、犯人と同一人物である可能性が極めて高いが……
間違いなく標的は俺だった。この要素が何かに引っかかりそうだ
カミヤside
【シーツを被った誰か】
月宮を襲った犯人のことだな
美術室準備室から出てくるなり、月宮の正面から襲いかかってきたんだ、とっさの行動だったのかな
【スケッチブック】
柿生のスケッチブックがなくなった
現場を見に行った人達も見つけられなかったらしい
どこにあるんだろうな?
【物音】
月宮が美術室の横を通りかかった時に聞いた音
これって……本当に柿生が倒れた時の音だけなのか?
【事件発生時刻】
事件時刻は
娯楽室解散後から男子トイレ爆破までの間に絞れたんだ
<<学級裁判開廷!!>>
舞丈「ひとまず僕から議題を提案させてもらうけどいいね?」
渚「さっき言ってた件だな」
舞丈「そうだね」
<<ノンストップ議論開始>>
舞丈「そもそも犯人は【二人を同時に殺すつもりだった】のかな?」
宍戸「は?元に柿生と月宮が殺されかけてるんだぞ?相当凶悪な奴が二人を狙って……」
円山『僭越ながらその意見には賛成し兼ねます』
宍戸「お、おう?」
円山「ルール状クロが一度に殺害できる人数は1人までと決まっています」
柿生「あ、そういえば!」
舞丈「そう、僕もそれを言いたかったんだよ」
月宮「だとすれば先に被害にあった【柿生さんが本来の標的】だった……と導き出せるわね」
アナ「でも、だったら数学者さんはなんで殴られたの?」
愛野「【とっさの行動だったとか?】」
コトダマを使って【】に賛成かロンパせよ!
ナギサ
【血がついたシーツ】
【全員のアリバイ】
カミヤ
【シーツを被った誰か】
【物音】
あ、↓1で
【とっさの行動だったとか?】←【シーツを被った誰か】で賛成
神谷『そうだ!その通りだぜ!』
success!!
神谷「確か月宮言ってたよな、美術準備室から出てきた犯人に、いきなり正面から襲われたって」
月宮「ええ、そうね」
神谷「それってやっぱり愛野の言う通りとっさの判断だったんじゃないか?冷静な判断ができたかどうかもわからないんだし」
アナ「どうなの探偵くん?」
渚「今のところは否定する材料がないが…」
天城「そうして2人とも死の危険に直面したってことだね、私達が両方助けてなかったら今頃犯人はオシオキされてたかもしれないんだよね……」
舞丈「……まあ、普通に考えてそうなるか、あまり犯人に繋がる有力な情報にはならないかね。いや、すまないね」
アナ「犯人に繋がる情報か……動機、凶器、アリバイ、現場の状況とか?」
1動機
2凶器
3アリバイ
4現場の状況
か、どれから話すべきなんだろうな?俺から提案してみるか?↓1
遅くなりましたー
書きます
ぎゃあああ、またやってもうた……
神谷「そういや俺、現場よく見てないんだけど、何か変わったところはあったのか?」
柿生「そういえば私も…あと…」
月宮「私と宍戸くんもね」
宍戸「ああ、そうだ」
アナ「うーん、それなんだけど…ごちゃごちゃしちゃったから、何が事件に関係するのかわからなかったからなぁ」
そうなると、何を聞いていいかもわからないな……
神谷「ちなみに美術室前に落ちていたあの血液のついたシーツはどこの物だか分かるか?保健室に備えてあるシーツは減ってなかったから」
円山「あれはおそらく、コインランドリーに置いてあるものだと思われます、正確に数えたわけではありませんが、どちら様かが使った痕跡がありました」
天城「それじゃ誰でも使えるね……」
愛野「じゃあ【手がかりなし?】」
渚『その推測は間違っている』
渚「手がかりはあった。状況的なものだが」
舞丈「うん、さっき言っていたね」
渚「ああ、みんな負傷した柿生と月宮を見つけた時の部屋の状況を覚えているか?手術を行う前だ」
俺たちが手術を行う前の、美術室の状況……?
渚「柿生、聞きたい事がある」
柿生「はい?」
渚「柿生は美術室を掃除したか?結構大掛かりにだ」
柿生「掃除?いえ、私はまだ掃除なんてしてませんよ?そのうち少し綺麗にしようかなとは考えてましたけど……」
天城「え!!じゃあなんで?」
神谷「天城、どうかしたのか?」
天城「アラタくん、気づかなかった?あの場所すごく綺麗になってたんだよ?」
と言われても、俺はあんまり美術室には行かなかったからな……
よく思い出せない…
宍戸「そういや、もうちっとごちゃごちゃしてるイメージだったな…」
円山「先ほど調べていた時もかなり道具が整頓されていた気がします」
天城「それもあるけど……よく考えてみたらもっと重要なのがなかったんだよ!」
月宮「…重要な?」
天城「二人とも確か鈍器か何かで殴られたんだよね?」
月宮「ええ」
天城「それで犯人は返り血防ぐためにシーツまで被っていたんでしょ?」
神谷「……」
返り血…また返り血か……1回目の事件も返り血が事件の鍵になってたな
あの時は床もにもおびただしい量の血が跳ねてて……跳ねて?
確か美術室の床は綺麗だったぞ?
柿生と月宮は血を流してたけど……それじゃあなんで、アレが見当たらなかったんだ?
神谷「な、なんでだ……?」
舞丈「気づいたようだね」
神谷「おう」
<<修復オペレーション>>
チ ◯ ブ ◯
◯に文字を入れて単語を完成させろ!↓正解出るまで
神谷『治療完了!』
success!
神谷「血しぶきがどこにも飛んでなかった……」
渚「いや消したんだ」
天城「消したの?」
渚「何かを隠すため……そうだな例えば」
<<謎解きアナグラム>>
シ ト ノ ア ト チ
並び替えて単語を完成させろ!↓正解出るまで
>>132
失礼、間違えました
ノ ア ト ア チ シ
これを並び替えてください↓正解出るまで
<<ナギサ<<
渚『見つけた』
success!
渚「犯人がシーツを上から被っていただけならば、流れた血液を踏んでしまうのは防げない、血液を踏むとどうなるか……」
渚「血の足跡が出来上がる」
月宮「なるほどね…犯人はそこから自分が特定されるのを警戒して準備室を掃除したってことね。意識がはっきりしてなかったから分からなかったけど、物音が長い間続いていた気がするわ」
柿生「あ、あの……」
柿生「私、そ、そんなに血を流してたんですか?」
少し顔が青ざめている
柿生は被害者でありながら事の重大さを認識しきれていなかったようだ
現場の状況についてはこんなものか
まだ確認する必要のある要素がある
違う議題を提案してみるか↓1
1凶器
2動機
3アリバイ
渚「次は凶器についてだが、何か思い当たるものはあるか?」
天城「さっきも言ったけど、重い鈍器か何かで殴ったんだよね?」
宍戸「そういやさっきこっちに来る途中割れてるツボがあったぜ?きっとアレで…
舞丈「え、いやアレは……
神谷『それは違うぜ!!』
神谷「傷跡から見てツボってことはないと思うんだ」
宍戸「そうかぁ?」
月宮「実際に私は金槌のようなもので殴られたのを覚えているわ」
これも、特に他に候補は挙がらなそうだ
凶器は……↓1
渚『これが真実だ』
success!
渚「物理室からハンマーが一つ消えていた、恐らくそれが凶器で間違いないだろう」
円山「やはり誰でも持ち出し可能なものですね」
アナ「ハンマーの一つぐらいかなり前もって取ってってもバレないかもね」
誰でも……か
他には↓1
1動機
2アリバイ
寝落ちしました
アドバイスありがとうございます2度目になりますが酉変更です
書きます~
柿生「じゃ、じゃああれはどうなんです?アリバイからシロを探りだすと言うのは」
宍戸「そうだ!これでアリバイが証明できなかった奴が犯人だ!」
ふ、発言する手間が省けた
だが…
渚「なら、もう一度確認していくが…みんな誰かと何かしらの行動を共にしたか?」
月宮「残念ながら、娯楽室で解散してから誰の姿も見ていないのよね、私」
円山「私も同様に自室に戻るまで誰ともお会いしませんでした」
宍戸「俺はぁ、食堂で倉庫から取ってきたポテチ食ってたな、馬鹿みてえに騒いじまったもんだから疲れてよ。天城もあの爆発の音がするまでは一緒にいたよな」
天城「うん、そうだよ。キヨマロ君ったらあのくらいの音で真っ先に逃げてっちゃったから拍子抜けしたよ。それからは一人になって、例のアナウンスを聞いたから体育館へ」
宍戸「え?結構どでかい音だった気がするんだけど」
舞丈「僕はそのまま娯楽室に残ってパソコンを使ってたけど、やっぱり誰とも会ってないかな」
アナ「アタシも適当にブラブラしてたよ、途中から探偵くんと一緒になったけど」
神谷「俺は保健室で過ごしてたけど、途中で心愛がサンドイッチ作りに行って、ちょうど心愛が戻ってきた時にあの爆発の音がしたから駆けつけたんだ。結局俺も心愛も個人行動をしてたってことになるな」
愛野「でも殆ど新くんと一緒にいたもん!」
渚「そう。確か、全員一回は個人行動をとっていたはずだ。アリバイを証明できるやつがいない」
渚「かく言う俺も、例の隠し部屋を一人で探していた。あとは被害者の証言になるが、月宮は誰も見かけていない。柿生はどうだ?」
柿生「……ダメです、私も美術室に一人でいました」
舞丈「みんなで騒いだ後だったし、みんな揃いも揃って一人の時間を作ろうとしたのかな」
渚「理由はどうあれ、アリバイからシロは特定できない」
神谷『それは違うぜ!!』
渚「……何か気づいたことがあったみたいだな?」
<<<カミヤ<<<
神谷「ああ、今のみんなの話を聞いて、二人シロを見つけたんだ」
月宮「ええ、そうね」
二人のシロを指摘しろ↓正解出るまで
神谷『診断結果!!
success!
神谷「実は月宮の証言から事件時刻をもうちょっと絞ることができてさ」
神谷「月宮が殴られてから、爆発音が聞こえたんだよな?」
月宮「ええ、そうよ」
渚「ほう」
神谷「もう分かっただろ?爆発音がなるまで一緒にいた宍戸と天城のアリバイは成立するんだ」
宍戸「お、マジかよ、よっしゃ!」
天城「まあやってないから当然だよね~」
円山「ですが二人シロが判明したところで…」
舞丈「結局はまだ犯人に繋がる手がかりが一つもないしね」
ああ、今の所、他は全員容疑者ってことになるな
宍戸「じゃあ動機は?どうなんだ?」
渚「それこそ愚問だ…動機提供はまだ行われていなかった。そもそも動機は犯人の目星がついてから出ないと話にならない要素だ、考えて出るようなものじゃない」
愛野「でも、色々確認できたから犯人なんてすぐ見つけられるんじゃないの?」
月宮「犯人は柿生さんを殺害しようと考えた、だけど不運にも私がそこに来てしまい、とっさの行動で私も殴打する。犯人は血の足跡から自信が特定されてしまうのを恐れ、現場を掃除しその場を去る」
月宮「確かに話は通るみたいだから、ここからさらに議論を続ければ、犯人には辿りつけそうね」
柿生「……うーん」
天城「じゃあ私から一つ……
<<<ナギサ<<<
そこからしばらく裁判は続くものの、誰が発言しても、一向に犯人に繋がる手がかりや根拠は出てこなかった
次第にみんなの口数が減っていく、議論する点が無くなってきているからか
結局は状況確認しかできていないと言っても過言ではない
俺は発言しなかった。何か違和感を感じるからだ
宍戸「おい詰んでねえか?」
アナ「そういう事は言わないの!」
宍戸「だってよぉ、結局犯人が誰でも話が通るじゃねえか」
舞丈「参ったね、少し現場でも調べ直してみるかい?」
円山「やむを得ないかも知れませんね…」
渚「いや、これ以上調べても何も出てこない、犯人を特定できるだけの材料は揃っているはずだ」
愛野「そういうあんたも全然喋らなかったじゃない」
渚「これから話す」
月宮「何か考えでもあるの?」
渚「前提を覆す」
柿生「前提を覆す?」
渚「白紙に戻すと言ってもいい、初めからだ」
円山「ここまで来て、ですか?」
渚「ああ」
渚「まず最初だ、犯人が二人に危害を加えた理由……二人殺害してしまったら自分も処刑されるというルールがある以上、やはりとっさの判断で片付けるのは簡単過ぎる」
舞丈「つまり意図的な物だったと?」
渚「ああ、もしもの話だが、犯人が……
↓1
1二人とも殺害するつもりだったら?
2二人とも致命傷を与えるつもりだったら?
渚「初めから、二人に対し致命傷を与えるつもりだったら?」
愛野「さっき、二人殺害したら処刑されるって言ったばかりじゃない」
渚「殺害ではない致命傷だ、二人を死ぬ寸前まで追い込む、これが犯人の狙いだった。実際に俺たちが被害者の二人を発見した時どちらも生存していた」
アナ「……ごめん、違いが分からないんだけど?」
神谷「……」
神谷の表情がが少し強張った
渚「二人を死ぬ寸前に追い込んでしまい何もしなければ、二人は死亡。クロは校則違反で処刑される、絶望的な状況だ」
だがいるんだ、この状況を打開できてしまう奴が
↓1人物を指摘しろ
渚「そして神谷がその状況を打開した、犯人にとって最大の誤算でもある方法と結果でな」
神谷「ま、まさか……」
舞丈「渚くん、君が言いたい事が分かった気がする。君は犯人が神谷くんに二人のうちの一人だけを救ってもらうつもりだったって言いたいんだね?」
渚「その通りだ」
渚「そして二人のうち一人は死亡し、コロシアイは成立する。これが犯人の真の狙いだったんだ」
今日はここまで~
書きます~
神谷「い、いや待ってくれよ……今回はたまたま俺が美術室に行ってたまたま一番最初に被害者を、月宮と柿生を見つけ出せたから助けられたのであって。もしも少しでも遅れてたら、こんな上手くいかなかったかもしれないんだぜ?」
神谷「確実と言えない計画を犯人は立てたのか?」
どうやらかなりショックだったようだな、自分が殺人計画に利用されてたかもしれないと知ったからには当然かもしれないが……
渚「…簡単なことだ。お前が美術室にいつまで経っても来なければ、電話して呼び出せばいい」
俺はそう言いながら電子手帳を見せる
渚「例えば俺が犯人だとして。月宮と柿生を殴打し、その後第一発見者の振りをしてお前に『負傷者が倒れているから大至急来てくれ」』と言ったらお前はどうする?」
神谷「……」
渚「実際に愛野が全員をかき集めるのにそう時間はかからなかった上に、見事あの場に全員集合した。愛野も呼び出すときに特別なことはしなかった」
愛野「う、うん。ただ柿生さんと月宮さんが倒れてるって言っただけよ」
円山「しかし、そこまで回りくどい事をするメリットはあるのですか?難しい計画だと思われますが……」
渚「いくらでもある」
舞丈「なるほど……確かにいくらでもあるね、しかもでかい。まず神谷くんや僕たちがとった行動を思い出してみてよ」
話が早いな
宍戸「思い出すって、助けようとしたんじゃねえか、あんなに必死しっちゃかめっちゃかやったわけだから忘れるわけねえよ」
舞丈「そう、しっちゃかめっちゃか。現場もしっちゃかめっちゃか。現場は撹乱されるよね、何が事件に関係してくるのか、そもそも様々な人が入り組んでしまったから分からなくなってしまった」
天城「あ、そっか!じゃああそこに犯人の証拠があっても気がつかないや」
アナ「もし犯人が犯行の痕跡を残しちゃっても、言い訳ができちゃうね」
渚「そうだ、一つは現場の撹乱」
渚「もう一つ、今回は当然流れなかったが、死体発見アナウンスが意味をなさない」
愛野「意味……?それって手がかりにならないってこと?」
渚「そうだ、例えば今回のように全員が美術室にいた状況で、神谷が犯人の思惑通り片方の被害者に処置を施している最中に、もう片方の被害者が死亡、死体発見アナウンスが流れる。」
柿生「誰がアナウンスを鳴らす条件になったか分からない、ですね」
渚「ああ、シロすら割り出せない」
柿生「なんでこんな事を思いつくんでしょうか…………」
月宮「まあ2回も事件を解決されてるなか、当然犯人側からしたらそれなりに対策をしないと不安ね」
渚「最後にもう一つある」
舞丈「もう一つ?流石にもう思いつかないような気がするんだけど……」
渚「そうだな、これは確証がない。だいぶ検討違いの可能性は否めない、だが大きな点だ」
天城「なんか溜めるね、勿体ぶらずにいっちゃいなよ。それともそんなに爆弾なの?」
愛野「……爆弾?」
神谷「あれは天城的表現じゃね?」
渚「一人しか殺害できないルールがありながら、二人を標的にできることだ」
柿生「え?」
月宮「……言わなかったかしら、私は偶然あの場所に居合わせたのよ、そして殴られた。もともと標的にされていたとは思えないのだけれど?」
渚「さあな、だがこうも考えられる。『月宮が現場に偶然現場に居合わせた』事が偶然だった」
円山『僭越ながら賛同しかねます!』
円山「渚様、少々こじつけが過ぎるのかではありませんか?」
渚「ああ、このままならな」
円山「このまま?」
渚「標的はもう一人いる、正確には標的になり得る人物はもう一人いる」
舞丈「へぇ、遂に言うんだ。いつまで隠してるのかと思ってたけど?」
もう一人の標的とは?↓1
渚「これが答えだ」
success!!
渚「その人物は俺だ」
舞丈(クスッ
円山「……はて?」
一同「…………」
説明はするつもりだったが流石に突拍子もなかったか
舞丈「ああいいよ、僕が説明する。実は捜査時間僕はずっと渚くんと行動を共にしていてね。その最中犯人と思われる人物にハンマーで襲いかかられたのさ」
神谷「はぁ!?」
渚「ああ」
神谷「ああ……じゃねえ!なんで言わなかったんだ?ケガはないか二人とも!?」
アナ「どっかで聞いたねそのセリフ」
舞丈「あ、多分渚くんはケガないよ。僕は少し肘を打撲したかもしれないけど、アザになる程度だね」
神谷「おいおいヒヤヒヤさせないでくれよ、後で見せてくれ。ストレスで死にそうだ…」
愛野「だ、大丈夫?新くん」
神谷「まあ色々あったからな、心配するほどじゃないぜ?」
宍戸「俺もストレスで死にそうだぜ、初日からなぁ!」
天城「リア充爆発しろ的なアレ?」(クスクス
舞丈「でも、一つ僕も疑問に思ってる事がある。襲われたのは確かに君だけど、犯人の標的は君限定なのかい?これも美術室での殺害計画が失敗してしまったから、急遽他の誰かを殺害しようって事で偶然君が選ばれたってことはないのかい?」
渚「その理由なら自分から犯人に組みついた舞丈を殺さず跳ね除ける理由が分からない。俺より身体能力が劣りそうな舞丈が、しかも自分から容易に跳ね除ける事ができるほど、隙だらけの組み付きをしてきた。これで標的にを変えない理由はないだろう?」
舞丈「なんだか悔しい言い方をするね、事実だけど」
渚「奴は舞丈が眼中になかったんだ、つまり標的は俺だった」
月宮「それで、それがどう関係してくるというの?」
渚「あとは動機との兼ね合いだが…」
宍戸『てやんでえ!!』
宍戸「動機って、さっき犯人を見つけてからでないと話にならねえって言ったのはお前じゃねえか!」
正確には犯人の目星をつける…だが
宍戸「つーか結局動機だって、ここから出たい以外にあるのか?」
アナ『その推理はセンスがないよ!!』
宍戸「うおっ、俺がおかしかったか?」
アナ「おかしくはないけどさ、ただ単にここから出たいってだけなら、それだけが理由ならさ」
アナ「そんな人にできると思う?娯楽室でみんなと楽しく騒いで、遊んだ後に。殺人なんて行動を起こせると思う?」
宍戸「……!」
アナ「アタシ凄く楽しかったんだあの時間、探偵くんは無茶させまくったせいかやさぐれてたし、画家さんとベルボーイ君は音痴だし、科学者さんははビリヤードの玉で変なことし始めるし、でも楽しかったんだ。きっと心変わりしちゃうよ。だってそもそもここから出たいのなんてみんな一緒なんだから」
宍戸「そう…だな」
月宮「だとするともっと他の理由がある、それはもはやここからの脱出とは無関係な事項」
神谷「それで標的が限られてるって事は」
天城「恨みとかそういう系の?」
柿生「う、恨みですか?私何か悪いことをしてしまったんでしょうか?」
月宮「私は心当たりがありすぎるわ」
アナが観点はともかく宍戸の意見をロンパしてくれたな
渚「では、柿生・月宮・俺。この三人の共通点はなんだ?それが動機に繋がるかもしれない」
<<<カキエ<<<
私と月宮さんと渚くんの共通点ですか
ずっと何か引っかかる、そんな感じがしますこの事件
この浮かんでくる面影は……
<<メモリースケッチ>>
_____
/ `‐-、_
/:. :.`:‐-、_
/:.:.: の:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`ヽ____
_____ l:.:.: 超 :.:.:.:.:.:.:.:.::.. ヽ `ヽ
_,-‐-'´..:.:.:.:.:.:.:.`‐-、_l:.:.:.:. .:.:.:.:.:... ヽ ヽ図
____,--'´ ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:. .:.:.:.:.:.:.:.:.:... ヽ ヽ
,イ ̄´´ 高..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:. ...:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.. ヽ ヽ
/i:l ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:. :.:.:.:.:.:.:.:.:.; 級ヽ ヽ
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l:i:i:il 委..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:. :.:.:. :.:.:.: ヽ ヽ
li:i:i:il ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.: :.:.:.:.: :.:.:.:.:. ヽ ヽ
.li:i:i:il ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:. :.:.:.:.:.:.:. :.:.:.:.:.. ヽ ヽ
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li:i:i:il ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:. ./;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,__,--'´三三=ゝ
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.li:i:i:il ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.__ヾ´__,--'´三三-'´
li:i:i:il ..:.__,-‐-'´ ̄=_/ ̄ヽ、三三-'´
.li:i:i:il _,-‐'´ ̄三三三三三,-'´___,-'´
li:i:i:il _,-‐'´三三三三三三-‐'´ ̄ "´
.li:i:i:il _,-‐'´三三三三三-‐'´ ̄
li:i:i:il _,-‐'´三三三三-‐'´ ̄
.li:i:i:il _,-‐'´三三三三-‐'´
li:i:l/三三三三-‐'´
.li:/三_,-‐'´ ̄
.`´ ̄
柿生「!!」
ああ、なんでこんな時にスケッチブックがないんでしょう……
柿生「誰か紙とペンを貸してください!!」
神谷「紙とペン!?裏紙ならあるけど……ペンはボールペンでいいのか?」
柿生「それで構いません!!早く!!」
神谷「お、おう」
隣にいた神谷くんから半ば奪う形になってしまいましたが…いまはそんなことよりも!
失礼、俺が間違えました
上で正解です
<<<ナギサ<<<
わずか15秒ほどだった、隣の神谷が慌てふためいてからほんの少しだ
15秒で柿生はペンを置いて
柿生「描けました…」
右町の絵を見せてきた
円山「!?」
天城「緑ちゃん?」
柿生「渚くんは、右町さんの父親を殺した」
神谷「…お、おい?」
アナ「そ、それはいま関係ないでしょ?本当かどうかも分からないんだし」
いいや、関係ある。関係ないのは本当かどうかの方だ
柿生「月宮さんは、右町さんが死ぬ原因を作った」
月宮「…ええ」
宍戸「んな、ド直球で言わなくても」
そうだ
柿生「私は!」
柿生「私があの時、倉庫から離れなければ、右町さんは死ななかったかもしれなかった」
円山「それは……」
愛野「えっと?どうしたの一体…?」
舞丈「なるほど、そういうことか」
あいつはもう分かっている
柿生「3人とも右町さんの悪い事柄に関係する人物なんです」
success!!
今日はここまで~
死んでなお、ここで関係してくる人物
ひょっとしたら犯人わかる人もいるのでは?
書きます~
右町さんのお母さんとかはもちろん出てきません
続編に登場させようか少し考えましたが
柿生「そう…言いたいんですよね?渚くん」
渚「ああ、俺たちは目の敵にされたんだ」
宍戸「それじゃあ、右町が死んだから。その仇打ちってことか?」
愛野「それって…凄く怖いことじゃない…私、似たような事を考えた事があるから」
天城「…そんなこと思ってた人がいるの?そんなこと思いながら、あれから5日も過ごしてきた人がいるの?」
舞丈「まあ、犯人の心境の問題は語るときりがないよ。それにこれは推理にすぎないからね、とりあえず犯人を突き止めることに戻ろうか」
柿生「……いえ、もうやめましょう?」
柿生「学級裁判がもう終わりです、犯人は円山くんです」
円山「……犯人が私だと言うのですか?」
柿生「はい」
アナ「え、いきなり断言!?」
舞丈「今までの議論からどうやってその結論に…」
柿生「違います、私は元々知ってたんです。円山くんが犯人であることを…」
神谷「まさか!?」
月宮「思い出したのね?」
柿生「はい、私があの時何をして誰に会って、誰に殴られたのか、思い出したんです」
柿生「だから円山くん、もう終わりにしましょうよ。私は覚えてますから」
円山「……」
円山はからの言葉はない、慌てる様子もなければ、特に驚いた様子すらない
落ち着いている、犯人かどうかは一目瞭然かもしれない
だが……
渚「ダメだ」
円山「?」
柿生「ダメですか…、え!?なぜ渚くんが否定するんです?」
渚「物的証拠がない、それが見つからなければ断定はできない」
<<<カミヤ<<<
アナ「頭が追いつかない…」
宍戸「な、なんだ?どういうことだ?」
天城「ゆ、ユキチカくんが犯人って…やっぱり納得できないよ!」
渚「今更ながらこの場は少し特殊だ。全員が確信を持てなければ、事件が解決したとは言えないんだ」
柿生「そ、そんな…」
物的証拠…何かある気がするぞ?
何だろうな?
うーん?↓物的証拠になり得るものを上げろ!
神谷「そうか!わかったぜ!」
success!!
神谷「ああ!!!」
柿生・アナ(ビクッ!!
あまりに大きい声を出したせいか、隣の2人がビビっていた
アナ「び、びっくりしたなぁ。どうしたのさ?」
神谷「柿生のスケッチブックがなくなってたんだ!」
渚「そういえば、先ほどもわざわざ神谷から紙とペンを借りて書いていたな」
宍戸「そいつがどうしたんだよ?」
神谷「そうだ、アナも現場に行ったよな?どっかに落ちてたりしたか?」
アナ「いや、見てないけど……」
神谷「天城は?」
天城「見つからなかったよ」
神谷「心愛!」
心愛「み、見てない!」
神谷「よし、じゃあなんらかの理由があって犯人が持ってたりするんじゃないか?」
円山「これですか?」
つ【柿生のスケッチブック】
いとも簡単に、追求すらしてないのに
円山は少し血がついたスケッチブックを全員が見れるように
柿生「はい、私のです」
掲げた
一同「……」
柿生「全部話しますね?」
円山「よろしくお願い致します」
<<クライマックス推理>>
柿生「今から、この事件の全貌をお話しします」
act1
犯人はまず標的の一人である、私に会いに美術室にやってきました。
そこで私と口論をなった後
物理室から持ってきたハンマーで私を殴り倒したんです。
私はすぐに気を失ってしまいましたが、朦朧とする意識のなか、この額から結構な血が飛び散ったのを覚えています。おそらく犯人にもかかったでしょう
act2
犯人は正体を隠す為でも、返り血を防ぐためでもなく、自分にかかった返り血を隠すために、近くのキャンバスにかかっていた布を被ったんです
部屋に戻って別の服に着替えて仕舞えばひとまずは隠し通せます
act3
そこに偶然標的の一人である月宮さんが、物音を聞いて美術室に入ってきました
布を被って正体を隠せてた犯人は、迷いなく月宮さんをハンマーで殴打しました。
act4
二人ともそのままにしておけば死んでしまう状況なりました。
校則によって2人を殺すことは禁止されてます、破れば自分が処刑されてしまうかもしれません。
でもそれは犯人の計画の内だったんです。
神谷くんに負傷者のうちの1人だけ救ってもらってコロシアイを成立させる事が狙いだった犯人は散らかっていた美術室を掃除しました。
これは神谷くんが手術をするときにその邪魔になるものを無くすためです
act5
その後の動機提供でしたっけ?とにかくモノクマの放送により集合がかけられ、いつまで経っても来ない私と月宮さんの捜索が始まりました。
一番最初に私たちを見つけたのが神谷くんでした。
ここで神谷くんが来なかったとしても、犯人は第一発見者の振りをして神谷くんを呼んだでしょう
act6
ところがここで犯人にとって思わぬ事態が起こったんです。
神谷くん……いえ、みんなが力を合わせて私と月宮さんの両方を救ってしまった
これによりコロシアイは成立しなくなりました
act7
翌日、目が覚めた私が、犯人に襲われた事を覚えていなかった事を知った犯人は
学級裁判が始まるまでの間に、代わりにもう一人の標的であった、渚くんを襲ったんです。それも失敗に終わったようですが
この事件の犯人は円山幸近くん、あなたです!!
complete!!
円山「はい、おっしゃる通りです」
天城「そ、そんなあっさり…」
愛野「信じられない」
いきなり神谷くんが凄い形相で円山くんに掴みかかりました
円山「ぐっ……!」
神谷「なんで、こんな事したんだよ!!人の生き死すら工作に利用しようとしやがって!!」
宍戸「おい、よせって」
円山「……」
神谷「なんでそんなスッキリした顔してんだよ?聞いてんのか!?おい!!」
宍戸「落ち着け…おい!」
天城「とにかく、一回離れて!!」
愛野「新くん……
舞丈「どう思う?」
渚「藤原ではないが、犯行があまりに非合理的だ。今回はたまたま、全てが噛み合っていたが」
舞丈「と言うか、さらっと言われてたけど、何を口論になったんだい?柿生さん」
柿生「……」
15日目(昼)
柿生「ふんふふ~ん」
どうでしょうか?
さっきの娯楽室の様子ってこんな感じですかね?
柿生(ぐ~
結構時間が経ってたようです
なにか…食べたほうがいいでしょうか?
柿生「よっと…」
私は美術準備室に入り少しだけ片付けようとしたところでした
後ろから足音が聞こえます
???「柿生様」
柿生「はい?」
円山「……」
柿生「円山くん、いつの間に。そうだ、先ほどもみんなで遊んだ様子を描いてたんです見てみま……
そこで円山くんが手に普通よりは大きなハンマー持っている事に気付きます
それと円山くんがいつもと違う雰囲気を醸し出してる事も
少し怖くなりました
柿生「……円山くん、さっき凄く怖い顔をしてませんでしたか?」
円山「そのように見えましたか?」
柿生「はい」
円山「それはお見苦しい所を見せてしまいました、申し訳ありません」
柿生「……」
円山「こちらからも質問させて頂いてもよろしいですか?」
私の返答を待たずに彼は聞いてきました
円山「なぜ月宮様と和解なさっているのですか?」
柿生「え?」
円山「なぜあの様な女と、右町様を死なせたあの様な女と」
柿生「…ま、まさか!今日の朝聞いたでしょう?月宮さんに悪気なんてなかったんです!!」
円山「ああ……申し訳ありません」
円山「柿生様からどのような返答を頂いても、私のやる事は決まっていました」
そう言うと、円山くんはハンマーを振り上げ
そのまま私に振り下ろしました
避ける!…………え?
体は動きませんでした
それは足がすくんでいたとか、恐怖で動けなかったとかそういう事ではなく
こんな攻撃余裕で回避できるという謎の自信が浮かんできた事への戸惑いで、動けなかったんです
額に物凄い重いものがはるか空高くから落ちてたりきたような衝撃が走りました
自分から飛び跳ねる…血ってこんな……風に見えるん………ですね…………
柿生「簡単に話すとこんな感じです」
舞丈「右町さんへの執着心、ねぇ」
渚「理解に苦しむな、あそこまで……」
円山「仕方なかったんですよぉ!!憎くて憎くてたまらない!!ああ憎くいいい」
宍戸「おい!なんでこうなっちまったんだよ!?」
気がつけば、抑えつけられていたのは神谷くんではなく、円山くんの方でした
目は見開き、発狂しています
舞丈「そろそろ止めたほうがいいような気がするね」
渚「仕方ない……」
渚くんはゆっくり近づくと
アナ「どうするの探偵くん?」
円山くんの首に手刀を繰り出しました
円山「うっ……」
漫画のごとく、円山くんは沈黙します
神谷「お前、こんな事できたのか……」
渚「本当はお前にやるつもりだった」
天城「もっと早くやってよ、収拾つかないじゃん!あと後で教えてよそれ」
渚「だめだ」
愛野「どうしてこんなにおかしくなっちゃってたの?円山」
月宮「確かに私への恨みがあったとしても、とても尋常ではなかったわね……」
神谷「渚、この前円山に何をやったんだ?」
渚「……」
神谷「ほら、方針状態だった円山を一瞬で正気に戻したじゃねえか」
渚「すまないそれについては俺もよくわかっていないんだ」
舞丈「それにしたって、何か変だよ。何か別にきっかけになる事でもあったのかな?思考もはっきりしてたかどうか甚だ疑問だよ」
アナ「ひょっとしてモノクマの仕業?」
モノクマ「ブッブー違います!これが絶望キラーの性質なのです!」
宍戸「うわ、いつに間に!?」
天城「ぜ、絶望キラー?」
モノクマ「あれ?口に出ちゃってた?じゃあさっきのは、このつまらんつまらん事件を解決させたご褒美という事で」
神谷「何しに来たんだよ?こんな時に……」
モノクマ「え?ああ、僕は僕の仕事を果たしにきただけだよ?」
モノクマ「オシオキをね」
オシオキ……?今、オシオキって言いました?
渚「何!?」
宍戸「は?オシオキ!?」
柿生「なんでですか!!コロシアイは起こってないんですよ??」
モノクマ「んもう、オシオキの条件はコロシアイだけじゃないよーだ」
愛野「じゃあなんなのよぉ!」
モノクマ「うーっぷっぷっぷ、この中に校則違反者がいます!!」
今日はここまで~
死人が出なければ良かったですね
※事件の内容ですが、やってるうちに致命的な矛盾に行き着いてしまったため、半ば投げる形で終わってしまいました
もともとトリックなどを考えるのは苦手なのですが、今後もお粗末な事件になってしまう可能性があります
誠に申し訳ありません
書きます~
予想はどんどんして頂いて構いませんよ
俺は肯定も否定もしませんが
モノクマ「え?驚いた!?うぷぷ、校則違反なんて珍しいものでもないじゃない」
柿生「ちょっと待って下さい!!私だって居眠りして校則違反に引っかかってました!でもあなたは許したじゃないですか!!」
愛野「そうよ!なんで今はダメなの?」
モノクマ「え、なに?柿生さんオシオキ受けたいの?」
柿生「そうは言ってません!」
モノクマ「いやあの時はただ居眠りなんて理由で1人オシオキするなんて、つまらなかったからやらなかったし、この後もいろんなとこで寝そうだから校則も消したけどさぁ。柿生さんがどこでいつ寝ようが、こっちに害はないし」
モノクマ「でも今回は事件が起こったのに、オシオキなしなんて、その方がつまらないじゃない?しかも今度は学園側に害があるものだったからね」
渚「害があるもの…」
モノクマ「僕は融通は利くけど、その分こっちの自由にやらせてもらうよ。なんたって君たちにとっちゃ悪党なんだしね、うぷぷぷぷ」
舞丈「そんな自分勝手な!」
宍戸「で、一体誰なんだよ!!お前のいう校則違反者とやらは!?」
モノクマ「うぷぷぷぷぷ、誰でしょうかね~?誰だと思う?」
天城「知らないよ!悪いことした人なんて誰もいないんだから!」
誰って…私が覚えている限りではそんな人いないはずです!
誰なんでしょうか?
↓校則違反者とそれを知っている主人公を答えよ!
<<<ナギサ<<<
校則違反
学園側に害がある
そして聞いてきているということは、誰かが知っていることなのか?
誰かがその校則違反を目視している…そう考えていいのなら……その人物は
↓校則違反者を答えよ(外しても構いません)
渚「舞丈!!」
モノクマ「だいせいかーい!」
俺は叫んだが既に遅かった
舞丈「なっ…!首に何かが…」
舞丈の首には、前回の裁判で右町を連れ去ったあの校則具が付いていた
既に柿生が駆け寄って外そうとしているが…
柿生「何とか外さないと!これは、これはいけません!」
天城「外れないよ!チェーンソーとかない!?」
宍戸「あるか、んなもん!くっそ、どうすりゃ」
外れる気配はない
舞丈「待て、僕が何をしたと言うんだい!」
モノクマ「だって君、壊したじゃん」
舞丈「何を!?」
モノクマ「廊下に飾ってあったツボ」
舞丈「……!あれは!僕のせいじゃ!」
モノクマ「知らないよぉ~だ、うぷぷぷぷ。いやぁ渚くん、君凄いね!よく当てた、よしよし褒め褒め」
っく、こいつ!
モノクマ「でももう1人足りないんだな!処刑したい奴はもう一人いるんだよ」
渚「なに!?」
誰だ?他に誰が……
モノクマ「ん?もう1人って言うべきなのかな?」
↓1もう一人指摘せよ!(当てずっぽうで、書いてください)
誰だ?
月宮が黒幕に対する行動を起こしてしくじったか…?
いや、今回の事件の犯人の円山を理由をつけて処刑?
いや我ながらこの推理はおかしい
アナ「歌舞伎くん、そっち持って!」
宍戸「おうよ!外れろおおい!」
柿生「外れない…」
舞丈「そんな、何か手段はないのか!」
モノクマ「まぁ、考えてるようだけど思いつかないよね~」
モノクマ「ポチッとな」
モノクマがボタンを押すと、奥から宙吊りにされたモノクマが一体でてきた
宙吊りモノクマ「ううっ……」
月宮「モノクマ?」
神谷「どういう意味だ?」
モノクマ「あとはこれを投げればわかるかな?」
モノクマは、【映画のカッチン】を投げてきた
柿生「そ、それは……ヨイクマさん!」
ヨイクマ「ごめん、捕まっちゃった……」
モノクマ「いや、まったくバグるモノクマとかいるんだね~」
月宮「やはりバレてたのね…」
モノクマ「うっぷっぷ、いや裏切りものとか許すマジだからね」
渚「まずい、奴は脱出の要になるかもしれない存在だ!」
モノクマ「じゃあ、オシオキ始めようか?」
モノクマ「それでは、元超高校級のプログラマー、舞丈千人くんと裏切り者のクズのためにスペシャルなオシオキを用意しました!!!」
舞丈「や、やめろ!!」
「くそ、外れねえ!!」
「鎖を引きちぎれば」
「無茶いうなよ」
ヨイクマ「ごめん、ごめん……」
神谷「何もできないのか…!?」
モノクマ「張り切っていきましょう!!オシオキター……」
渚「くっ……!」
俺は走った…
走ってどうするつもりだったんだろうか
そうだ、こうした迂闊な行動で俺は……
↓1コンマ判定 50以上で?
モノクマ「おお!?邪魔するの!?電撃電撃!!」
バチバチ……!
渚「何!?」
避けきれない!
「ウア"アア"ア"アアア"アア"アア!!!!」
神谷(バタッ……
愛野「あ ら たくん!!!!!」
俺は跳ね除けられていた
渚「か、神谷……」
モノクマ「まったく邪魔するからいけないんだよ?ってかもう無駄な演出はいいや、オシオキ開始!」
舞丈「え!?」
舞丈は引きずられていく
宍戸「うわっ、やべやらかした!」
柿生「あ、舞丈くん!!!」
舞丈「いやだああああああ」
ヨイクマ「うわああああ」
ヨイクマも一緒に処刑場へ……
<<<マイジョウ<<<
舞丈「いやだ、死にたくない……こんな下らない理由で……」
ヨイクマ「せめて舞丈くんだけでも、守れたら……守れたら」
連れてこられた場所は、表現に困る
何しろ真っ暗で足場しか見えない
ん、足場?
よく見れば足場には文字が書いてあるね
『元超高校級のプログラマー、舞丈千人のオシオキ【デリート】』
そんな文字が書いてある、僕とヨイクマは「元」の場所にいる周りは奈落だ
舞丈「あ、足場が!!?」
気がつくと足場が消え、文字が減っている
『元超高校級のプログラマー、舞丈千人のオシオキ【デリ
こんな風に
なるほど、文字がデリートされていって最終的には僕とヨイクマもろとも奈落落としか
うむ、悪くないセンスだね
舞丈「いやだ、ヨイクマ!!僕はまだ死にたくないんだ!!」
ヨイクマ「…………ごめん、僕にはもう……」
『元超高校級のプログラマー、舞丈
こんな、演技をしてればモノクマも喜ぶだろうか
でも困ったことにそろそろ限界だ
笑いをこらえるのがこんなに難しいとは思わなかった
舞丈「ふふ、なーんてね!」
ヨイクマ「え?」
舞丈「さ、ヨイクマ君はこれを良いと言うまで被ってるんだ!かぶっておくんだ」
僕は懐に隠し持っていたアルミニウム拍を繋げたマントをヨイクマに無理やり被せた
ヨイクマ「え?え?」
舞丈「今は亡き4人の力、無断で借りるよ!!」
僕はそれぞれの部屋のレターボックスに入っていた
白川さん、相良くん、藤原くん、右町さんの手帳を中に投げた
そして、あらかじめあるプログラムを開いておいた僕のパソコンのエンターキーを押す、ただそれだけ
バチバチ……バチイイイン!!
一瞬凄い音がなり、4つの手帳は激しく光った
それを機に、足場は消えなくなった。デリートされなくなったんだ
背景にいたモノクマも、沈黙。へへ、どんなもんだい!!
あ、この映像、中継されてるんだっけ
なら……
舞丈「ジャミング完了!驚くことはないよみんな、黒幕もまだ甘かったってことさ!!あ、ヨイクマ、もういいよ」
ヨイクマ「な、何が起きたの?」
舞丈「オシオキを止めたのさ、それと足場も作った」
ヨイクマ「ええ!?」
僕は壊れた生徒手帳を4つとも拾い上げ
舞丈「あー、こっちはもう使えないね」
ヨイクマ「す、凄い…!」
舞丈「これからがもっと凄いのさ、なんたってここからなら、黒幕に辿りつけるかもしれないからね」
ヨイクマ「ってことは!」
舞丈「そう、直接倒すんだよ。黒幕をギャフンと言わせてやるのが本来の目的だからね、わざと花瓶を割った甲斐があったよ」
舞丈「さ、行こう、ヨイクマ!」
ヨイクマ「うぷぷ、よっしゃあ行こう舞丈くん!」
あ、そうだ、見てるみんなに意思表示をしていかないとね
舞丈「あー、みんな。安心してくれ、僕はこの通り無事だよ。これからは別行動になるけど、そちらの健闘も祈っている!では……」
ピッピっピっピ……
舞丈「……なんの音だい?」
ヨイクマ「ま、舞丈くん!!僕から離れて!!」
舞丈「なんだ、どうした!!!?」
ヨイクマ「爆発する!!」
舞丈「馬鹿な!ジャミングは完璧のはず!!」
ヨイクマ「あ、あ……」
ヨイクマから不穏な光が発せられた……
舞丈「こんな、こんなはずでは……!
ドガアアアアアアアアア
その爆発音はちゃんと聞こえていたのだろうか?
もはや僕の最後の意識は失われていた
<<<ナギサ<<<
結局…
舞丈は消し飛んだ…
モノクマ「なーーーーにが、黒幕もまだ甘かっただよバーカ!ここにいた時点であの裏切り者の起爆スイッチは入れていたっつううの!うぷぷぷぷぷp、ぶひゃひゃヒャふあ……!」
モノクマは、笑いすぎて転げまわっている
「……」
もはや叫ぶ者すらいなかった
30秒前はみんな笑顔だったというのに
俺も舞丈がやってくれたと、一瞬思った
神谷は倒れている
円山も倒れている
愛野は神谷に駆け寄っているが、動作は停止している
他も、特に動こうとするものはいない
モノクマ「アッハッハ……はぁ、笑いすぎた、それじゃお元気で。一応、事件が発生したから、部屋は解放するよ。じゃ」
モノクマは用が済んだというようにあっさり立ち去った
渚「神谷の息はあるか?」
愛野「うん…大丈夫みたい」
アナ「…そうだよ、医者くんとベルボーイ君をは、運ばないと!」
柿生「……う、グス…また目の前から人が」
宍戸「…動こうぜ」
天城「なんでこんな事になったの…?誰も死なないんじゃなかったっけ…………」
俺たちは、静かに保険室に向かった
月宮と柿生はもはや安全のために持ってきた車椅子を放棄している
この事件はこういった形で幕を下ろした…
chapter3 「防がれた殺人」 end
~インフォメーション~
・舞丈千人が死亡しました
・ヨイクマが破壊されました
今日はここまで~
次回から4章ですね
キリバタウン
絶望に落ちた世界の中、多少復興し、少しだけ穏やかに過ごせる町があった
でも、そこでどこから現れたのか絶望達が暴れまわったんだ
過去塔和シティにもいた、戦闘型モノクマが人々を次々に殺戮し、モノクマのお面や袋を被った絶望達は狂った笑い声をあげていた
世界が狂ってから、名もなき医師団に所属した
俺、神谷新はそんな場所で救難活動を行おうと、仲間とともに降り立った
向井「神谷さん、こっちは……」
神谷「ああ、こっちも死体の山だよ」
俺は死体をみた、何人も
向井「……俺たちって命を救う仕事をしてるんすよね、なんでこんなに死体ばっかり目に映ってしまうんだか、しかもそれに慣れちまってる」
神谷「俺たちも大概狂ってるのかもな…今は、生存者を探そう」
死体をみた、何人も…
1000は越してるかもしれない
人は……簡単に死ぬ
ピーーーー!!!
「あっちにモノクマがいるぞぉぉぉ!退避!」
神谷「またかよ!」
向井「まずい、減りに戻りやしょう!」
神谷「だけど、この辺はまだ全然探索できてないんだぜ!?生存者が…」
向井「俺たちが死んだら元も子もないっす!早く」
神谷「くそっ……」
俺は結構、無力だ……
ヘリでモノクマ達を撒いた俺達
あの辺りにまだ生きてたひとがいたなら…
ヘリから町を見渡してみると、うじゃうじゃといるモノクマとかいう兵器、それとあの白黒の袋を被った人。絶望って呼ばれている
だいたい見つかるのはそれくらいだった
向井「生存者なんているんでしょうかね?」
神谷「いて欲しいよ…いれば助けられるんだから」
向井「……はぁ、未来機関からの支援はどうなってるんだ?」
「そのうちに来るって、連絡はあったらしいけど、電波が悪くて詳しい話はできなかったそうだ」
向井「そうかいごくろう…はぁ、いつまでこんなのが続くんかねぇ、会いたい人もいるってのに」
神谷「会いたい人?生きている知り合いがいるのか?」
一緒にこの部隊に入って、他よりも付き合いが長い向井(むかい)なのに、そんな話は聞いたことがなかった
向井「死体は見てないってだけですがね、まあ愛しき恋の人ってのがいたもんなんすよ」
神谷「はは、恋の人…か」
向井「あんたはどうなんですか?」
神谷「会いたい人、たくさんいるよ、恋人もさ」
あの変…った学……活を一…に……した奴ら
無……ばいいけど…
「おい、あれ避難所じゃないか!」
「どこだ?」
「SOSって書いてあるぞ!」
「パイロット!!」
「了解了解」
向井「お、あったっぽいな」
神谷(ゴク…!
救える人がいるなら…今度こそ!
・・・・・
「痛い…痛いよぉ!」
神谷「大丈夫!今助けるから…あ、絶対に目は閉じるなよ!」
いつも思う、戦争でも起きたのだろうか
被害にあった場所では負傷者の痛々しい声が響いてたりする
そして大概、医者は足りなかったりもする
俺が救わないといけないんだ、ここにいる人たち全員を…俺なら
元超高校級と言われる程の技術を惜しむわけにはいかない!他の人が出来なくても、いかに難しくても、俺がやらなきゃ!それが俺の務めなんだ!
・・・・・
「いやぁ、あんた達が来てくれなかったら何人死んでたことか……」
「いやいや…それほどでも」
幸いそこでその時点で死者は出なかった
向井「いやぁ、やりましたねぇ」
神谷「……そうだな」
向井「まったく、いつものことだけど、なんで上手くいった時もそんな顔なんだよあんたは」
神谷「いや、別に……」
目の前には、死者はいない
でもその負傷者の殆どは痛々しく包帯が巻かれてたり、松葉杖を使っていたり、動くのに誰かの補助が必要だったり、寝たきりだったり……
なんで、こんなに、荒れ果てたんだろうなこの世界は
俺はただ治すことしかできない、こうなる前に守ることは俺にはできない、所詮医者なんてそんなもんなのか?
俺には…もっと何かできないのか…もっと根本的な何かを…
「おい!!!モノクマが来たぞおおおお!!!」
ガヤガヤガヤガヤ
神谷「なんだって!?」
向井「ちっ、おいでなすったか!」
モノクマ「うぷぷ~…」
モノクマ「殺せ殺せ」
「いやあああ」
「来るな!!!来るな!」
「うわあああ!!!」
なんで……ここの人は助けられたんだぞ!
「うわああああああ、奴らが来るぞお」
「助けてくれええ」
「モノクマだぁああ!!!」
向井「おい神谷さん、なにやってるんだよ!?殺されるぞ!」
すでに逃げ始めていた向井がこっちを振り返る
神谷「分かってるよ!!でもこのままじゃ、みんなが!」
向井「自分の命をまず考えろ!!あんたはこれから、何人もの人間を救わなくちゃいけないんだぞ!!」
神谷「じゃあ、そのために何人犠牲にすりゃいいんだよ!!」
モノクマ「死ねええ、うぷぷぷぷ」(パァン!!
向井「ぐはぁ……!!」(バタッ
神谷「向井!!!!」
向井が撃たれた、ここからじゃ生きているかすらわからない
モノクマ(じり……
そんな俺にも、モノクマが近寄ってきた
神谷「なんだよ…俺も殺したいか」
モノクマ「うぷぷ~」
ふざけた声を発するモノクマ
周りからは叫び声が止まない
神谷「くそ…こんなの…どうしろって言うんだよ!!もうやめてくれえええええええ!!!!!!」
ダァン…ダァン…ダァン!!
ビーストモノクマ「うぎゃあ」ボカーン
モノクマ「トホホ……」ボカーン
神谷「え?」
モノクマ「ハラホラァ~」ボカーン
神谷「なんだ、モノクマがどんどん爆発していく?」
周りのモノクマはどこからかの狙撃によって殲滅されていった
「モノクマが破壊されていく…」
「た、助かったのか?」
「どちらにせよ、ここじゃ危険だ!みんなで移動しよう。余裕がある奴は負傷者を運ぶのに手を貸してくれ!」
神谷「は!あれって……!?」
俺は一目だけ、見た気がしたんだ。
その狙撃を行っていた人物を…あれは…
神谷「おい!!ナギ!!」
間違い、今見えたのは…
モノクマにあの銃撃を浴びせたのは…
間違いない、あいつは俺の親友、渚 薫だった
神谷「おい、ナギ!!渚ぁ!!俺だ、アラタだ!!」
だめだ、行っちまった
よかった、生きていたのか
神谷「そうだ、向井!」
俺はそこに倒れた向井に駆け寄った
神谷「大丈夫か!?」
向井「うぐっ…へへ、ただの擦り傷っすよ」
「向井、被弾したのか。この傷ならまだ大丈夫だな、ヘリに運ぼう」
神谷「はい!」
「生存者で動ける奴は乗ってくれ!!」
「タンカ早く!」
神谷「えっと、向井は?」
「ああ、大丈夫だ、ヘリの中で休んでる」
バタバタバタバタ……
「おお、あのヘリは未来機関の……!」
未来機関が到着してくれた……だったら俺がいなくても、多少は平気か?
神谷「隊長」
「んん?」
神谷「俺、離脱します!」
「…………はい?」
神谷「失礼します!!!」
俺はそこから走った
ナギを探さねえと!!
「おいばか待て!!お前がいな……な…たら!」
・・・・・
この辺にいねえかな、周りに破壊されたモノクマがあるし
このあたりに……
ダダダダッ!!
銃の音!あっちか!
その角を曲がった先には、モノクマの残骸と…
藤原「…………」
マシンガンを持った藤原皆人がいた
神谷「ふ、藤原!お前も生きてたのか!」
藤原「…………」
神谷「藤原?」
藤原(スタスタ…
神谷「ちょ、藤原!俺だって、覚えてないか?神谷だ!」
神谷「えっ……」
俺はそこであるものに注目してしまった
胸から血を流していた人間、ただしその顔はモノクマで隠れている
絶望の死体だった
神谷「この人……銃で撃たれて……」
神谷「は…!藤原!」
藤原はすでにいなかった
何かがおかしい
そういえばさっきの藤原、目がうつろだった気もする……
・・・・・
俺はその建物の階段をさらに上がった
モノクマに襲われたら一発で終わりだ、慎重に…
チャキ……!
神谷「え……」
気がつくと…俺のこめかみに銃が向けられている
や、やば…
???「アラタ…か?」
ん?この声は
神谷「は、やっぱりナギだ!!ははは」
渚「……」
神谷「よかった、生きてたんだな。あー力が抜ける…」
渚「……」
神谷「さっき助けてくれたのはお前だろ?ありがとう…助かったぜ」
渚「……」
神谷「そうだ、さっき藤原がいたんだ!何も言わずに行っちゃったけど、ひょっとして他にも生きているのか!?」
渚「……」
神谷「ユキは!?無事かどうか知ってるか?」
渚「……」
神谷「……ナギ?」
渚「……どけ」
神谷「は?」
渚は俺に銃を向けた
神谷「…おい、どういう風の吹き回しだ?」
渚「いいから、2歩左にずれろ」
神谷「2歩?」
俺が足を動かすと
パァン!!!
俺の真横を銃弾が飛んでいった
そして
バタ……
いつの間にかそこにいた絶望が死んでいた
神谷「あ…ああ」
渚(チャキ…カチ
渚は、リロードっぽい事をしている
神谷「お、おい、絶望だって、元は普通の人間なんだぜ?」
渚(スタスタ
神谷「絶望だって、元に戻せるかもしれねえじゃねえか!!殺さなくたって!!!」
渚(スタスタ
神谷「どこ行くんだよ、おい」
渚は、そこにあったら割れている窓から銃を外に突き出した
神谷「!」
俺も慌てて外を見てみる
絶望に堕ちた人間が何人も見えた
神谷「まさか!」
パァンパァン……!
神谷「な!?おい!!」
パァン………
渚は次々と絶望を殺していった
神谷「待て!やめろ!あいつらも人間なんだよ!!!洗脳されてるだけなんだ!!」
パァン……
神谷「バカやろう!!!やめろつってんだろおおおお!!!」
俺は渚に飛びかかった、が……
渚「邪魔だ」
ガンッ
神谷「うっ……」
俺は銃で殴り倒されて、気を失ってしまった
・・・・・
神谷「ん……むう…うう!」
どれくらい経ったんだろう
神谷「………あいつ、なんでこんな」
窓の外には、何人もの絶望の死体がある
そういえば、藤原とあった時にも、銃撃された跡がある死体があった
やっぱりあれは藤原が…
神谷「探そう!」
探して、ぶん殴ってやる!
ダァン!ダァン!
神谷「また銃声!!」
タッタッタ……
神谷「ここか!」
そっちに向かうと、今度は一瞬だけだったけど
白川が…見えた…多分あいつも銃を持ってた
おい、まさか…みんなそうなのか?
俺はしばらく階段を上がった
このビルはなかなかの高層ビルだ
一番上まで行くのは危険かもしれない
でも、なんとなく渚がそこにいる気がした
神谷「はぁ……はぁ…、今何階だ?」
義足が痛んでる、途中で壊れちまったら動けなくなるかもしれない
それでも……
ゴゴゴゴゴ……
神谷「おお!?地震か?危ねえ…」
収まった…
神谷「……はぁ…はぁ」
行かねえと
俺の頭の中は不安と何かぐちゃぐちゃになってきていた。
もし俺の知ってる人物が、みんな人殺しになってたら
俺はどうすればいいんだ?
なんて語りかければいい?
俺に何ができるんだ?
渚は…何が理由であんな事を…
ああ、もう一人、こんな時にあいつに会えれば……
あいつに……?
俺は驚愕した、いたんだそのあいつも……
神谷「小雪いいいいいい!!」
今度は本名で読んでいた
最初から気づいて貰えるように
柿生「……え?うそ、シンちゃんなんですか!?」
遠くにいた小雪から反応があった
よかった、ああなんでいるんだ!
……待て、あれなんだ?
柿生は手に銃を持っていた
神谷「う、嘘だろ?」
あの、気弱で内気だった小雪すら…
柿生「え、なんですかぁ、聞こえません!」
神谷「こ、小雪お前その銃なんだよ!?まさか、お前もなのかよ!?どうしてこんなことするんだ!!」
柿生「え?違うんです!シンちゃん!私は!!」
ゴゴゴゴゴ……!
また地震!
神谷「な、なんだ?キリバタウンは一体どうなってるんだよ!?」
柿生「……え…」
ドゴオオン!
大きな音が鳴った瞬間、俺の意識はそこで途絶えたんだ
一体、あいつらに何があったのか……
わからないまま、俺は今の今まで記憶を失うことになる
chapter0「世界の殺人者達」end
それでは書きます~
16日目(深夜)
・柿生が選択可能になりました
誰を操作しますか?↓1
1渚
2神谷
×柿生(選択可能になりましたが寝てます)
~保険室~
裁判が終わってからおよそ8時間といったところか…あと数分もしないうちに17日目に変わる
柿生「zzzZZZ」
机からは突っ伏して寝ている柿生の寝息が聞こえる
隣には心配そうにしている愛野
俺の前のベッドには、俺を庇ってモノクマからの電撃を受けた神谷が横たわっていた
電撃といっても一般てきなスタンガンより少し強いぐらいのものらしい、息はしているし命に別状はなさそうだった
だが、俺があんな迂闊な行動をしたばかりにこうなったのは事実だ
舞丈の件も、俺が円山をすぐに撃退していれば、あいつが花瓶を割ることもなく、処刑もなかったかもしれない
俺は…甘い
その円山はと言うと、神谷の一つ奥のベッドでまだ眠っている
月宮の提案でベッドごと縛り、拘束してある
あの精神状況ではまだ目を覚ましていない事が幸いだと言うべきか
愛野(ウトッ…
愛野「ハッ…!」
渚「眠いなら部屋に戻って休め、今日はいつもより消耗したはずだ」
愛野「い、いやよ!新くんがこんな状況なのに、柿生さんだってここに残ってるじゃない!」
渚「あれは起きないからこうなってるだけだ、眠るならどう考えてもベッドの方がいい」
愛野「…あんたはどうなのよ?」
渚「俺は職業柄、睡眠不足には慣れている。ここは問題ない」
愛野「で、でも…」
渚「神谷が目覚めた時に万全の状況で会えるようにしておくべきだと思うがな」
愛野「……わかった、そうする」
渚「すまない」
愛野「なんであんたが謝るの?」
渚「俺のせいで…
愛野「あんたも許せないけど、全部モノクマが悪いの!多分、新くんはそう言う」
愛野「だから気にしない…ううん、だったら私よりも新くんを気にして?」
そんな会話をして奴は部屋に戻っていった
初めて会った時とは大分印象が変わっている
この部屋には俺と神谷と柿生と円山が存在している
だが再びここを支配した雰囲気は沈黙だ
そう言えば、こんな物があったな
俺は隠し部屋から爆発寸前に持ち出すことができた、何かの写真が入っている封筒を取り出した
この写真は…どう受け取ればいいものやら…
どちらから考察してみるか↓1
1【3枚の集合写真】
2【1枚の特別な写真】
こちらの集合写真から見てみるか
全ておそらくこの希望ヶ峰学園のどこかの教室で撮られているらしい
1枚目には
俺、アナ、舞丈、月宮、白川そして残り20人ほどの知らない顔
2枚目には
神谷、天城、愛野、宍戸、残り20名ほどの知らない顔
3枚目には
柿生、藤原、右町、相良、円山、そして他は同様だ
全員制服姿だった
在学中写真…以外と捉える事は難しいだろう
この写真が作り物でなければ、俺たちはなんらかの関係を持っていたということになる
知らない顔の奴のことも、おそらく元々は知っていたのだろう
記憶を消されている、いや思い出せなくされているから、知人として認識する事が不可能なんだ
では、なぜこの中で俺たち14人がここに集まりコロシアイなどをしているのだろうか?
これもわからない、写真を見る限りここにいるメンバーの立ち位置の規則制は見受けられない
(月宮「私達以外が全滅しているというのはどうかしら?」)
ここから出た先が崩壊していることを視野に入れると、あの月宮の発想も間違いじゃない可能性がある
これ以上考えても無駄か…
確かモノクマが部屋を解放すると言っていた
マスターキーらしき物も、物理準備室で拾った謎の鍵もある
これから判明する情報は少なくないはずだ
……まあ、こっちはいい
問題はもう一枚の方だ
この写真には……
神谷「なぁ、その写真……なんなんだ?」
chapter4 日常編
渚「気が付いたか、何か身体に問題はあるか?」
神谷「まあ、攻撃を受けた部分に火傷の跡を見る限り、スタンガンかな。多分大丈夫だ」
神谷「それより、その写真はなんなんだよ?」
神谷はかなり険しい表情をしている、ただ事ではないと言った顔を
渚「すまなかった、俺があの時行動に出なければ……
神谷「いいから!答えてくれ!!その写真なんなんだよ!!!?どこで撮ったんだ!?」
神谷「なんで俺とお前と柿生が……蔓延の笑みで、一緒に撮った写真があるんだよ……」
なんだ、神谷が問題にしているのは、モノクマから攻撃を受けたことじゃないな
この同様の仕方は…なにか心当たりがあると見れる
渚「なにかあったのか?」
神谷「え?」
渚「俺はこいつを例の爆発した場所から見つけ出しただけだ、他は何も知らない」
神谷「そう…なのか?」
渚「ああ、お前は何か知っているのか?これについて」
神谷「……いや、その写真については知らない」
その「写真については」か……
渚「つまり?」
神谷「変な夢を見たんだ、凄く恐ろしい夢」
渚「夢?」
神谷「……悪い、ウソついた、根拠はないけど確信はしてる、あれは俺の記憶だ」
渚「話してくれ」
神谷「……!」
神谷は少し驚き、考え込んでいる
神谷「今すぐには無理だ、俺も理解仕切れてないし、少し整理しないと」
隠すべきと判断したか
神谷「なぁ、その写真もう一度、よく見せてくれないか?」
渚「ああ」
俺は、俺と神谷と柿生が写っている写真を手渡した
具体的に言うと、中心にいる俺に神谷が肩をくみ、柿生が抱きついている
服装は希望ヶ峰の制服だが、場所はおそらく希望ヶ峰ではない、どこかはわからない
↓コンマ50以上で神谷が何かを思い出します
神谷「……俺、覚えてる」
渚「ん、どうした?」
神谷は涙を流していた
神谷「なぁ…なんなんだよ…俺たち何者なんだ?」ポロポロ
渚「……」
そう言われても
かける言葉が思いつかない
何を知っているのか聞くべきなんだろうか?
神谷「なんで…コロシアイなんか してるんだろうな…」ポロポロ
渚「……」
神谷「悪い…俺にしか分かんねえか……大丈夫、話すから……ちょっと待ってくれ…」ポロポロ
渚「ああ、落ち着いてからでいい」
俺はポケットに入っていたハンカチを手渡した
神谷に切り替えますか?(切り替えると回想シーンになります、切り替えないと渚視点で神谷からの説明を簡潔に聞くことになります)
↓1
1切り替える
2切り替えない
<<<カミヤ<<<
過去(夕)
~謎の教室~
アナ「撮るよ~、ワンツースリーーーーー!」
カシャ
相良「ごめん、スリーが長すぎてタイミングが微妙にわからない」
アナ「え~、そのくらいなんとかしてよ、ていうか普通に撮れてるし、面白く」
相良「面白く?あ!?なんか頭に付いてる!」
天城「ウシシシ……」
相良「あーまーぎーさん!!」
天城「あ、見つかっちゃった、逃げよ」タッタッタ
相良「待てええええ!!」タッタッタ
宍戸「んでまた相良に捕まって帰ってくるんだよな、天城のやつ、締めだっつうのに何やってんだか……」
月宮「あなたもね」
宍戸「んぁ?」
月宮「頭にツノみたいのが見えるけれど?あなたが今まで撮ってきた写真にも仲良く写ってるんじゃないかしら?」
宍戸「天城いいいい!!!」タッタッタ
月宮「まぁ、彼の速度じゃ追いつけないわね」
それにしても、時間が経つのは早いもんだな
もう最後の日か、こうやってみんなで記念撮影してるとこを見てると…なんだか実感が湧いてくる
柿生「あ、シンちゃん、写真撮りましょうよ~」
渚「俺はもういい…」
柿生「また、そんなこと言って…今日は最後なんですよ?」
あー、ナギの奴、捕まってるな
神谷「わかったそっち行くよ」
渚「今まで何枚撮ったと思ってるんだ」
白川「今までの写真と比べてもらっちゃ困るわね、今から撮る写真はこの私が監督するんだから、一番見栄えが良くなること間違いなしよ?」
白川って、映画監督だよな?
白川「取り会えず3人とも並びなさい!」
柿生「はい!」
渚「……」
神谷「ほい!」
アナ「あはは……とりあえず一枚」カシャ
白川「うーん笑顔にするだけじゃ足りないから何か刺激は欲しいわね、よし神谷くんは渚くんと肩組んで!」
神谷「俺だと背が足りなくて多少ぶら下がる感じに見えると思うんだけどなぁ、よっと」
渚「くっ」
白川「ぶら下がるでも大いに結構よ!柿生さんは渚くんに抱きついて!!」
柿生「はい!!」ダキッ
白川「もうちょっとこう……」
柿生「こうですか?」
白川「マッチ!そこよ」
渚「……暑い」
白川「よし後は二人の笑顔次第!あ、渚くんの笑顔は眼中にないから安心するといいわ!」
アナ「じゃあ、もう撮っていいの?」
白川「もちろん!」
アナ「ワンツ…は分かりにくいんだった、はい、チーズ!」カシャ
右町「舞丈くん……写真…どうするの?」
舞丈「ああ、大丈夫だよ、写真は自動選別されて、写っている人の携帯に転送されるようにしといたから。物にしたいやつだけ、僕に言ってくれれば現像するよ」
右町「凄い……幸近くん、後で一緒に…小雪さんも」
円山「私などが、ご一緒してもよろしいのですか?」
右町「…よろしい」
藤原「む、むぅ……」
アナ「どうしたの?」
藤原「な、なんでもない!」
アナ「……ははーん、そういうこと」
藤原「なんだその目は!?」
アナ「画家さんが、探偵くんに抱きついてるのをみて思うところがあるんだなぁって思って」
藤原「ふ、ふざけた事を抜かすな、たわけ!別に嫉妬などしていない」
アナ「そうなんだ、嫉妬なんて言ってないけど」
藤原「貴様…最終日まで我に喧嘩を売ってくるか」
アナ「別にぃ」
藤原「ふん、我で嫉妬だと言うのならあれは一体なんなのだ?」
アナ「あれ?」
白川「それじゃ神谷くんと渚くんの場所を入れ替えてみよう!」
柿生「えっと、じゃあ今度はシンちゃんが隣ですね」
神谷「そうだな」
渚「新、周りを見てみろ」
神谷「ん……あ、あのさ、写真はもういいんじゃないか?」
愛野(ゴゴゴゴゴゴ……!
アナ「し、嫉妬のエキスパートがいる……」
藤原「円山、愛野を鎮める準備をしておけ」
円山「かしこまりました、小麦粉と卵と牛乳と砂糖など、それと調理器具をお持ちします」
ーーーーーーーーーーーーー
17日目(0:30)
神谷「俺たち、きっと凄く仲良くやってたんねえか……?」
渚「……」
渚は静かに聞いていた、本当静かに
神谷「なぁ……舞丈とヨイクマはどうなったんだ?」
聞きたくなかった、でも聞いた
渚「死んだ」
即答だった
神谷「…………寝る、ありがとな渚、お前も部屋に戻って休めよ」
渚「ああ…では」
渚は立ち上がって、机で柿生を持ち上げると
渚「適当に寝かせておく」
神谷「頼む」
そう言って出て行った
俺はもう一度横になり
神谷「誰も死なないはずだったのにな………………ちくしょう、ちくしょう!くそっ……
また気を失うまで、泣いた
今日はここまで
今までの間にみんなにいったい何があったんでしょうか
この先、みんながどんな行動をとるのか…
>>299
どうしようもない間違いを訂正します
机で柿生を持ち上げると
↓
机で寝ていた柿生を持ち上げると
書きます~
17日目(早朝)
↓1誰を操作しますか?
1渚
2神谷
3柿生
たくさんの人が亡くなったの、見た
崩壊した世界を、見た
絶望っていう感情を実際に目で、見た
守られて助けられてばかりだった私1人の力では手も足も出なかったんだ
私は弱かった
だから今度は私が、彼らに…何か出来たらいいなって思って……
それで……
17日目(朝)
ピンポーン!!!
???「おーい、起きろー!」
柿生「zzzZZZ」
???「ダメだこりゃ……」
???「アレを使ってみたラ?」
???「円山のポケットに入ってたやつ?使い方が分かんないんだよな、とりあえずドアの隙間に向けて……」
ウオオオオオオン!!!
柿生「ひゃ!!」
この現実に引き戻される音は!!
ガチャ…
柿生「お、おはようございます、円山く……
神谷「よ、よぉ。これ音でかいな」
柿生「あれ、神谷くん?」
神谷「えっと、とりあえず時計見てみろよ」
私は生徒手帳を見てみました
[9:00]
柿生「…………九時!!!?」
寝坊です!寝坊です!なぜ?
柿生「あ、あぁれ?」
神谷「つーわけで寝坊だ、話もあるから着替えて食堂に降りてきてくれよ」
柿生「は、はい!すいません」
バタッ
私は慌てて着替えます
と…
【デザートイーグル】
机の上に置きっぱなしだった危険物に目が行きました
しまって置かなきゃ、でも……
~食堂~
食堂に着くと神谷くんと愛野さんが待ってました
愛野「遅いじゃないの」
柿生「ごめんなさい!でもいつもだったら」
愛野「いつもだったら?」
柿生「円山くんに起こしてもらって……」
そういえば…寝起きだったせいか頭が働らいてませんでした
柿生「あの、円山くんは?」
神谷「ああ、そのことも話す。とりあえずそこに座ってくれ、朝飯も用意してあるからさ」
柿生「何から何まですいません…」
神谷「まず、お前がどうやって自分の部屋に戻ったか覚えてるか?」
柿生「えーと、確か神谷くんと円山くんを保険室に……」
柿生「神谷くん、大丈夫なんですか!?」
この調子だと次から次に質問が出てきそうです
神谷「あーこれだから何から話せばいいのか、難しいんだよな」
愛野「さっきみんなにまとめて話したのに、あんたが寝坊するから」
柿生「か、返す言葉もありません………」
神谷「俺は実は夜中のうちに一回目が冷めてさ、あの電撃もただのスタンガンみたいなやつらしくて、肘にちょっと火傷の跡がついただけさ」
柿生「それならいいんですが」
神谷「で、その時お前が机で爆睡してたから、渚がお前を担いで部屋に持ってってくれたんだ」
愛野「揺すっても起きなかったから」
柿生「そうだったんですか…いつ寝たか覚えてませんでした。後で渚くんにもお礼を言わないと」
神谷「まあ、礼と言えば俺も、心配してくれてありがとな」
柿生「いえいえ、無事で安心しました」
神谷「それで円山の事なんだけど、はっきり言うと拘束は解いてない」
柿生「そうですか…意識はあるんですか?」
神谷「ああ、意識はあるし、自分のした事も覚えてるみたいだ。今、どんな心境なのかは俺には想像もつかない」
神谷「拘束してる事に対しても文句はなかった」
確かにどんな気分なんでしょうか……?
愛野「どうするの?会ってみるの?」
柿生「私は後で会いに行きますけど、月宮さんは何か言ってました?」
神谷「えらく即答だな、月宮はしばらく考えるって言ってたのに」
柿生「そうですか、被害者ですからね…」
愛野「あんたも被害者なのに、他人事に聞こえるんだけど」
柿生「私は…避けようと思えば……」
愛野「え?」
柿生「な、なんでもありません!」
私今、なんて言おうと…
神谷「あとは……いや、やっぱりこれはみんなが揃ってる時に話そう、大事な事だからな」
柿生「大事な事ですか?」
神谷「気になるか?」
柿生「気になりますけど、待ちます」
柿生「そもそも寝坊してきた私に何かを催促できる権利なんて、ないですし……」
そろそろ本気で情けなくなってきました
神谷「いや、まぁそこまで気にすんなって!な?昨日あんな事があって疲れてるんだよ」
愛野「……」
柿生「神谷くんは、本当に優しい人ですね、なんだか救われる事が多いです」
神谷「そ、そうかぁ?まあそう言ってもらえたら嬉しいけどさ」//
柿生「照れてるんですか?」
ちょっと照れてて、可愛いです
神谷「て、照れてねえよ!」
愛野(ゴゴゴゴゴ……
神谷「あ、やべ。心愛、これ!」
神谷くんはなぜか【ケーキの材料】と【調理器具】を愛野さんに渡しました
すると愛野さんは凄い勢いで
愛野(ゴゴゴゴゴ…!
チャッチャ、シャカシャカ、トロー、タッタッタ
チーン!!
愛野「ふぅ、超高校級ベルリーナー・プファンクーヘン 完成!あれ?なんで私…?」
柿生「あの、どういうことです?」
神谷「やった、成功した…ついに心愛の対処法を編み出したぞ」
どうやら愛野さんはヤキモチをケーキにぶつけると爆発せずに鎮まるようです、でも……
柿生「オーブンの時間、どうやって短縮したんでしょう?」
みんなどうやら4階の探索に出ているようです
ご飯も食べ終わったので、私も行動しましょうか
↓1どこへ行ってみますか?
1音楽室
2科学室
3職員室
4学園長室
5情報処理室
~科学室~
天城「次、棚の一番左上のビンとその2つ隣のビン、印ついてる?」
神谷「ああ、大丈夫だ」
科学室には神谷くんと天城さんがいました
何をしているんでしょうか、後ろにはダンボールも何箱かあります
柿生「こんにちは~」
天城「あ、おはよう小雪ちゃん」
柿生「お、おはようございます」
この時間におはようと言われると、また寝坊したことの実感が……
柿生「何をしてるんですか?」
天城「ふっふん、科学室が解放されたから、私の本気が爆発するのさ、ふへへへへ……」
柿生「ほ、本当に何をしてるんですか!?」
神谷「やめろバカ、科学室だから毒薬になり得る物とかあるんだ、だからそれが誰の手にも届かないようにするんだ。あと出来るものは中和してるんだ」
柿生「中和?」
天城「簡単に言えば毒じゃなくすって意味かな、科学の物が原因で人が死んじゃ困るから」
柿生「なるほど」
天城「あ、もちろん科学の物が原因じゃなくても、もう人は死なない事が前提だからね!!」
柿生「はい!もちろんです」
神谷「危険な実験とかしてやらかさなきゃいいけどな」
天城「危険な実験はするけどやらかさないよ!」
柿生「危険な実験をしないでください」
天城「それにしてもだいぶやったね、大掃除でもしてる気分だよ」
神谷「一息いれるか、柿生もきたし」
柿生「あ、私にはお構いなくでいいですよ」
神谷「そうだ!これ調べてくれよ」
【謎の薬品】
天城「なにこれ?」
神谷「お前が作ったんだろうが」
天城「あれ、そうだっけ?」
柿生「ああ、これ大浴場に混ぜようとしてたやつですね」
天城「じゃあちょっと外出て待っててよ」
柿生・神谷「?」
~廊下~
中から声がします…
天城「グヘへへへ、ギャヒャヒャヒャ、イヤッハアアアアア!!!!!」
神谷「……耳、塞いででいいんだぜ?」
柿生「いえ、なんか逃げちゃいけないような、そんな気がするので受け止めます」
それでも中で何してるんだろうとかは考えちゃいけない気もします
天城「ああっもう、最高!!!」
↓1コンマ判定
1~40【おっそろしい爆薬】
41~70【眠け覚まし・改】
70~00【自由安価】
自由安価ですね
今日はここまでにしますので、次回までアイディアがあれば↓に書き込んでください
独断で選びます
(なければ爆薬になります)
遅くなりました~
書きます
と、思ったんですが
【豊胸薬】と【男の理性が吹っ飛ぶ薬】で悩んでいます
↓5までで多数決を取ります
じゃあ理性を飛ばします
改めて書きます~
バーン!!
柿生「ひっ!」
神谷「うおっ、もっと静かにドア開けろよ!」
冒涜的な声が聞こえなくなってから、ドアが勢いよく開き、ドヤ顔の天城さんがスタンバイしています。
いい絵になりそう…
天城「いやぁ、登場は盛大に爆発的に」
神谷「もう見飽きてるし爆発的さはいらないって」
天城「なに言ってるの爆発は芸術だよ」
天城「そんな事より、あの薬の正体が分かったんだ」
柿生「あ、えっとなんだったんですか?」
天城「それでは発表します!ジャガジャガジャガジャガ……ジャン!」
【男の理性が吹っ飛ぶ薬X】
柿生「お、男の理性ですか……?」
天城「我ながらどうやってこれを作れたのか全くわかんないんだよね、牛乳とかそこら辺しか混ぜてないのにさ。豊胸薬とかができたらまだ納得できたんだけど……」
柿生「豊胸薬作れるんですか!!?」
天城「え?欲しいの?」
柿生「……なんでもないです」//
つい本音が……
柿生「それより理性が吹っ飛ぶって結構危険な薬なんじゃ……ねぇ、神谷くん?」
ところが神谷くんはどこにもいませんでした
柿生「あれ?」
天城「さっきこれを発表した瞬間に逃げてったね?なにか薬関係のトラブルでも経験してるのかな?」
柿生「……あー」
そういえば、ありましたね。惚れ薬事件
天城「これいらないから小雪ちゃんが持ってて、はい」
柿生「え、ちょ困ります!」
天城「じゃーね~」
パタン…
また妙な薬を手に入れてしまいました…
でも天城さんが持ってるよりかは安全でしょうか?
なにかプレゼントをあげますか?
↓1天城
↓2神谷
【スマイル券】
【極上コーヒー】
【新品のパレット】
【腐川の小説】
【一口で君もなれる!超高校級の絶望キャンディ】
【動くこけし】
【完全で瀟洒なメイド服】
持ち物間違えてない?
ガチャ
柿生「あの~天城さん」
天城「なぁに?さっきの薬ならいらないからね」
柿生「いえ、それはいいんですけど。天城さんはこういうの興味あるかなって思いまして……
つ【一口で君もなれる!超高校級の絶望キャンディ】
天城(パシィ!!
天城「こ、これは…小雪ちゃん?」ジー
睨みつけられてます、さすがにチョイスが悪かったでしょうか?
天城「グッジョブ!!」
柿生「あ、いいんですね」
天城の好感度が凄く上がりました!
>>351
すいません間違えました
本来こうでした
【新品パレット】はすでになく
なぐサメと七色ドロップが抜けてました
【なぐサメ係長】
【七色ドロップ】
【スマイル券】
【極上コーヒー】
【腐川の小説】
【一口で君もなれる!超高校級の絶望キャンディ】
【動くこけし】
【完全で瀟洒なメイド服】
申し訳ありませんが今回はこのまま続行します
神谷「ふぅ、ここまでくればいいか。まずいな、また妙な薬が……俺はもうあんなトラブルに巻き込まれるのは御免だぜ」
柿生「あ、いた」
神谷「おおお!?柿生か……えと、例の薬は?」
柿生「私が持ってます」【男の理性が吹っ飛ぶ薬X】
神谷「なんで持って俺んとこにきたの!?」
柿生「大丈夫ですよ、今度は愛野さんだけでなく誰に渡すつもりもありませんし、後でダストシュートに放り込みますから」
神谷「な、ならいいけど」
柿生「そうそう、これあげます」
つ【腐川の小説】
神谷「小説?ん?これどっかで見たな」
柿生「あれ、読みましたか?恋愛小説なんですが」
神谷「あ、そうだ。随分前に俺が……いや、なんでもない、後で読んでみる」
柿生「???」
神谷の好感度が上がりました
17日目(X)
柿生「さて、それじゃこれを処分しに行きましょうか!」
神谷くんも不安がってますし
神谷「そうだな、取り返しのつかない事になる前にな」
ところがそこから歩き出してすぐ
グラッ
あ、あれ?目眩が……(バシャ
柿生「おっと、と……」
神谷「……」
神谷くんの顔が青くなってます
そういえば車椅子で移動しろって言われてましたね
柿生「ああ、大丈夫です、ちょっと目眩がしただけです。もう歩けますから」
あれ?なにか様子が変ですね?
↓2薬の被害者
<<<ナギサ<<<
さすがに想定していなかった
……なんだ?何をかけられた?
液体がかかってきた方を向くと真っ青になった神谷と大口を開けた柿生がいた、柿生の手には小瓶がある、あれか…
柿生「あわわわわわわ……」
神谷「大丈夫か!?何か変化はないか!?」
渚「毒物か?」
神谷「いや、毒物じゃない、むしろもっと厄介な……」
毒物より厄介……
なんだ?さっきから鼓動が高まってくる
酒を飲んだ時のような感覚がしてきた
じゃあ強い酒か?
いや、それで2人がここまで慌てるのは不自然だ
……いや、なにかが…なにかがおかしい
鼓動が……体が熱くなってきた……
渚「すまん…少し離れてくれ……変だ」
神谷「お、おい……?」
柿生「だ、大丈夫ですか?ああ、どうしよう……」
なんだ?柿生が……
まずい!!!
俺は走って、すぐ近くの教室に入った
~プラネタリウム~
プ、プラネタリウムの場所か…ちょうどいい、なんとか気分を……いや理性を保ってられるうちに自分を拘束しておいたほうがいいか……このままだと…
↓はい、そこに誰かが入ってきます(女性)
ガララ……
渚「……」
アナ「た、探偵くん、大丈夫?ただ事じゃない感じで入っていったけど…」
くそ、よりによって、間が悪い
渚「ち、近づくな……逃…げろ…」
アナ「いやいや、なんか息荒いよ?顔も真っ赤だし、どう見ても大丈夫じゃないから医者くんに……」
近づいてきた、もうだめだ……
俺は渚であることをやめた
ガタン!!ドン
アナ「えっ?床ドン!?」
渚「警告はしたぞ」
もう、覚悟は決まった
アナ「……いや、え?え!?た、探偵くん、落ち着いて」
渚「お前が悪いんだからな」
そうだ、お前が悪いんだ、いつも付きまとってくるから
男とはこういう生き物だということを分からせてやる
アナ「た、探偵くん?本当に……?」//
渚「……」
俺は手を……
バキッ、ドカッ!
アナ「はぁ、一体どうしてこんな事に……執事くんに護身術教えてもらっててよかった」
渚(ピヨピヨ
アナ「…どうしよ、き、期待しちゃった」//
少ないですが今日はここまで~
渚くんは目が覚めたらしばらく隅っこで体育座りをするでしょう
書きます~
17日目(昼前)
誰を操作しますか?↓1
1渚
2神谷
3柿生
今日は探索なので回数制限なしでいきます
<<<渚<<<
渚(ドヨーン……
アナ「あ、ねぇ…気にしなくていいよ?探偵くんが自分の意思であんなことする人じゃないって、むしろするわけがないってわかってるから」
渚「ああ……」
アナ「だからそんな隅っこでいじけてないで、そろそろ動こうよ」
渚「分かっている……いじけていない、考えているだけだ…」
アナ「……そりゃ落ち込むよなぁ」
不覚だった、いつどんな目に合うか分からない状況だというのは頭に入ってたはずだ
だというのに……薬ごときに屈してしまう辺り、俺はまだ半人前だ
アナ「探索…しないの?」
そうだ、探索だ
今はやるべき事がある
↓1どこへ行ってみますか?
1音楽室
3職員室
4学園長室
5情報処理室
~学園長室~
アナ「切り替え早くてびっくりだよ」
渚「気になる事はたくさんある」
俺が向かった学園長室の前にある人物が立っていた
月宮「あら、あなた達。いつも一緒ね」
何故だろうな
渚「ここに何か用か?」
月宮「ええ、モノクマは学園長を気取っていたから、きっとここに重大な手がかりがあると踏んだのだけど」
ガチャガチャ
アナ「鍵がかかってるね」
月宮「そういうこと、事は簡単にはいかないみたいね」
確か、妙な鍵とマスターキーがあったな
わざわざ合いそうにない謎の鍵を試す理由はない
俺はポケットからマスターキーを取り出した
渚「少しどいてくれ」
月宮「ええ」
カチッ、ガチャ
月宮「どういうこと?」
渚「これが例の爆発現場で、残骸の中にあったマスターキーだ。舞丈が見つけた」
アナ「へぇ……」
中はホコリだらけだった、明らかに長年使われていない
歴代学園長の肖像画の額縁にはヒビが入っている
アナ「さて黒幕の人は……いるわけないよね」
渚「何か見つかるか……?」
だが棚、机の中には特に目にとまるものがない
月宮「情報になりそうなものは取り除かれているようね」
渚「ああ」
アナ「ああ!そうだ、爆弾!爆弾ない!?」
そうだ、爆弾もそうだが、一番最初に罠を確認するべきだった
月宮「そういえば、あなた達は一度爆破させられそうになったのよね」
アナ「そうだよ!アタシ達は探索しに来たんであって、どこにいるかも分からない黒幕とボンバーマンなんかする気は無いんだから!」
だが特に危険性を感じられる物はない
そこで俺は一つの書類に目がとまる
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
絶望キラーについての報告書
作成者××××
絶望被災地にて、絶望側にいる人間及び兵器に対して攻撃を行う謎の集団が確認されている
情報によれば、その集団の規模は11人に過ぎないが、その集団に殲滅させられたと思われる絶望側の集団も確認されている事から、それ相応の戦闘能力を持っていることが伺える
彼らの行動理念は掴めていないが、その標的は絶望である事から以後彼らを「絶望キラー」と明記することにする
詳しい話は私が帰還してから直接伺うが
この集団に対して接触するべきなのか、それとも関与せずにいるべきかを検討する必要がある
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
渚「これは……」
アナ「えっと、意味が分からないんだけど。ん?絶望キラーってどこかで聞いたような」
月宮「私たちの関係について大きな意味を持つかもしれない言葉ね」
渚「だが、報告書となると……例えば警察か?」
月宮「そもそも外の世界で警察が機能しているかどうかも、もう疑わしいけれどね」
よく見たらその用紙の角に何か書いてある
渚「いや……『未来機関』と書いてあるな」
絶望キラーは絶望側の人間に対して攻撃を行う
つまり恐らくは俺たちをこんな目に陥れている黒幕のようなやつらにに対しての事だろう
11人……か
そして、その集団に未来機関という機関が目をつけていた
そういう事か……だがこれが俺たちにどう関係してくるのか、可能性は無数にあるが絞れはしないな
何かプレゼントをあげますか?
↓1アナ
↓2月宮
【ミネラルウォーター】
【大正浪漫砲】
【完全で瀟洒なメイド服】
【歌舞伎の面】
【新品のパレット】
【自転車のサドル】
あれ?少々お待ちをどうもスレをまたぐとどこか間違ってしまうようで
新品パレットはすでにありませんでした
改めてプレゼントをあげますか?
↓1アナ(好感度は変動しません)
↓2月宮
【ミネラルウォーター】
【大正浪漫砲】
【完全で瀟洒なメイド服】
【歌舞伎の面】
【自転車のサドル】
前スレ>>923
【ミネラルウォーター】は天城に、【完全で瀟洒なメイド服】はアナにあげてるよ
渚「アナこれを」
つ【歌舞伎の面】
アナ「……えっと?」
渚「月宮にはこれを」
つ【自転車のサドル】
月宮「…………趣旨が分からないわ」
渚「ほかにも自転車のパーツがあるらしい、揃えれば完成する」
月宮「そ、そう、じゃあ食堂に置いておくわ、ひょっとしたら他の人がパーツを揃えてくれるかも」
渚(スタスタ
絶望キラー……とは一体?
アナ「貰っておいてなんだけどさ、雑だね今回」
月宮「荷物になるのが嫌ならモノモノマシーンに使わない事をを勧めたいのだけど」
・月宮の好感度が上がりました
>>383
はい…大変失礼しました……
訂正します
えー、つまり現在残っているのは
【大正浪漫砲】のみですね
今日はここまでにします
うろ覚えで不安になったので、原作のダンガンロンパの設定を見直しながら書いています
なので凄まじく執筆速度が落ちています
でもできるだけ早く探索パートを終わらせたいです
あと、毎度過失が絶えなくて申し訳ないです
ちょっと進行
17日目(昼頃)
誰を操作しますか?↓1
1渚
2神谷
3柿生
柿生「はぁ……」
ナギサくんにどんな顔をして会えばいいんでしょうか…
あの薬、渚くんですら効果が出てたみたいですし
あのあと何事も起こらなければいいんですが……
もう一時間は過ぎてるので、効果は切れてるはずですが
柿生「はぁ……」
宍戸「おうおう、そう浮かない顔すんなよ、確かに昨日は色々あったから気持ちはわかるけどよ… しゃっきりして行かなきゃな」
柿生「違うんです」
宍戸「んじゃどうしたんだよ?寝坊の事なら誰も気にしてないぜ?」
柿生「渚くんに毒より厄介な危ない薬を使ってしまったんです……」
宍戸「…………は!?」
もちろん誤解は解きました
↓1どこへ行ってみましょうか?
1音楽室
3職員室
5情報処理室
~音楽室~
音楽室ですね、希望ヶ峰学園の音楽室は結構豪華なんだろうなぁなんて
ドン!ドン!ドーン!
柿生(ビクゥ!!!
え?なに?なんの音です?
また爆発でもあったんですか?
私は急いで音楽室に入りました
宍戸「いよぉ!!」ドンドン!
宍戸くんが太鼓を叩いていただけでした……
月宮「流石に変わった楽器もあるわね…これはデュエットオカリナ、こんなものまで」
月宮さんもいます
柿生「なんだ…爆発じゃありませんでしたね」
どちらに話しかけてみましょうか?↓1
1宍戸
2月宮
宍戸「どどんがどんってな!」
柿生「宍戸くんって太鼓も叩けるんですね」
宍戸「俺の才能はもともと狂言の才能だからな、楽器は割と得意だぜ?」
柿生「へえ、凄いですね。私不器用だから楽器とか何もできなくて」
宍戸「まぁ、こればっかりは得意不得意があるだろうよ。そうだ!」
宍戸くんはどこからかハチマキを取り出すと、それを頭につけました
これから本腰を入れるんでしょうか?
宍戸「もう絵を描けるんだったな、じゃ今太鼓を叩いてる所を描いてみてくれよ!!」
そういうことですか
柿生「ええ、わかりました!!かっこよく描いてみま……
あれ?スモックのポケットにスケッチブックがない……
そういえば円山くんに取られてたんでした
私とした事がなんたることでしょう、スケッチブックがない事に気付かないなんて
柿生「…すいません、またの機会になるそうです」
宍戸「おおおい!?なんだ、俺の何が悪いってんだ?」
柿生「残念なスケッチブックがなくて」
宍戸「……ちぇ、そりゃしゃーねえな」
訂正「残念なスケッチブックがなくて」
「残念ながらスケッチブックがなくて」
書きます~
プレゼントをあげますか?
↓1宍戸
【なぐサメ係長】
【七色ドロップ】
【スマイル券】
【極上コーヒー】
【動くこけし】
【完全で瀟洒なメイド服】
柿生「あ、そうだ。宍戸くんはこういうのも詳しいんじゃないですか?」
つ【動くこけし】
宍戸「こけしかぁ、こけしは人並みにしかわからねぇぞ、むしろ美術的なお前の方が…………!?」
動くこけし(ブルブル
柿生「そうですか?いつも十手とか持ってるし、好きなのかなと思ったんですが」
宍戸「」
柿生「…どうかしました?」
宍戸「いや、こいつ、動くんだけど……」
柿生「そうですよ!私動くこけしがあるなんてすいません知らなかったです」
宍戸「いやそういうことじゃなくて…」
柿生「え?」
宍戸「……い、いいいいやなんでもねぇ、俺の考え過ぎだ!凄えな動くこけし!!おおっ!」
柿生「は、はぁ」
どうしたんでしょうか?顔真っ赤にして…
ひょっとしてとても珍しい物なんでしょうか?
月宮「……頭を抱えたくなる光景ね」
・宍戸の好感度が少し上がりました
17日目(昼過ぎ)
スケッチブックを取りに行かなくてはいけません
そういえば、なんで円山くんはスケッチブックを持っていたのでしょうか?
そのわけも聞ければいいんですが…
そもそもまともに話せる状態なんでしょうか?
あの時私が殴り倒される前も、学級裁判の時の円山くんも…ちょっと手には負えなそうでした
……いや、手に負えない?本当にそうでしょうか
円山くんは身体能力的にはそこまで高いとは言えない、やりようはいくらでも……
柿生「…………!?」
まただ、また私、変な自信が……
なんなんでしょうかこれは、確かめる事が出来れば……
↓1
1ちょっと危険な行動に出る
2保留する
私は、行動に出ました
~物理準備室~
と言ってもやることは簡単で、物理準備室からハンマーを取ってくるだけです。
事件で使われた凶器とは違う種類ですが、この際なんでもいいでしょう。
~保険室~
あとは円山くんと話を……
ところが私が保健室に入ろうとした時、誰かに呼び止められたんです
↓1誰か(円山は選択不能です)
天城「待って、小雪ちゃん!!」
走ってきたのは天城さんでした、息を切らしています
柿生「天城さん、どうしたんですか?」
天城「はぁ、どう…したの…って、あ、ちょっと…待って、はぁはぁ…」
柿生「大丈夫ですか?待ちます、落ち着いてから話してください」
・・・
天城「ふう、だいぶ落ちついたよ」
柿生「それで大急ぎで一体何を?」
天城「こっちのセリフだよ!!今から保健室に入るの!?」
柿生「え、はい」
天城「ユキチカくんいるよ?」
柿生「ええ、円山くんに会いに来ました」
天城「…なんでそんなに平気そうなの?」
柿生「え?」
天城「小雪ちゃん殺されかけてるんだよ?ユキチカくんに…」
柿生「そ、そうですけど…」
天城「何か用があっての事なの?」
柿生「…強いて言うならスケッチブックを返してもらおうかと」
天城「それなら待っててくれれば、私が取ってきてあげるよ」
柿生「いやでも、他にも用事が……」
天城「……」
天城さんは困った顔をしています
そんなに変でしょうか?
天城「直接会わなきゃダメなの?」
柿生「……はい、直接話をしたいんです。そうでなければ意味がありませんから」
天城「じゃあ私も行くよ」
柿生「ありがとうございます、天城さん」
天城「……うん」
それでも何か煮え切らないようです
~保険室~
中に入ると円山くんが毛布ごとベッドに縛りつけられています
身動きは取れそうにありません
円山「柿生様でしたか」
円山くんは嘘みたいに穏やかな顔で首だけこちらに向けました
柿生「こんにちわ、円山くん」
天城「ゆ、ユキチカくん…」
スケッチブックは近くの机に置いてありました
柿生「あ!」
……スケッチブックは血まみれでした
まだ使える部分はページはあるでしょうか
柿生「円山くん、なんでスケッチブックを取って行ったんですか?」
円山「……そうですね、あなたを殴打してから見つけたんですが、私ごときには眩しすぎて。
どうしようもなく、処分したくなったとでもいいましょうか」
天城「ねえ、もう用は済んだよね?行こうよ!小雪ちゃん!」
柿生「まだ、待ってください」
天城「こんなところにいたら私が、柿生さんをそのスケッチブックみたいにしちゃうぞー?」
柿生「待ってください」
天城「……小雪ちゃん、やっぱり何か変だよ」
確かに、なんだか変な気分です
柿生「円山くん、まだ私が憎いですか?」
円山「ええ、とても憎いです、殺したいほどに。こう縛りつけられてでもいないと、なぜかこの感情が抑えられないんです」
天城「え、ちょ、ちょっと!!」
私は円山くんの拘束を解きました
円山「か、柿生様……?」
柿生「立ってください」
天城「何やってるの小雪ちゃん!?危ないよ……」
柿生「離れてください」(キッ
天城「え……どうしたの……なんなの?」
私は物理室から持ってきたハンマーを取り出すと
円山「柿生様、何を……?これでは私は本当にあなたを」
私はハンマーを円山くんに手渡しました
柿生「またあの時のように、殴ってみてください」
円山「そ、そんな……」
柿生「ほら、憎いんですよね?」
円山「くっ、ううっ!あなたは……」
何をやってるんでしょうか私は、でも不思議と不安や恐怖はありません
いえ、どちらかと言えば私はこんな事をしている私自身に恐怖感を覚えます
円山「うわああああああああ!!」
円山くんの振り下ろすハンマーが私に当たることはありませんでした
チャキッ
円山「…ハッ!」
天城「」
私は、円山くんの攻撃を素早く避けると、懐にあった弾の入ってないデザートイーグルを円山くんの首元に押し付けました
柿生「……ホールドアップです」
ここまでする気はありませんでした。単にあの攻撃が本当に避けられるかどうかを試したかっただけなのに
どこでこんな事を覚えたんでしょうか……
円山(ドサッ
円山くんは膝から崩れ落ちます
円山「はぁ……はぁ……」
神谷「おい!!何やってるん……だ……?」
私が私じゃないみたい、そんな感覚をいろんなところで感じました
それが確信に変わります、今ここにいる私は私じゃない……
天城さんと神谷くんが、青い顔をした円山くんをベッドに戻すと、ベルトみたいなもので再び拘束しました
動けなくなったのは私もで…
神谷「天城、何があったか教えてくれよ」
天城「……わ、わかんないよ。何がなんだかさっぱり」
神谷「隠さないでくれ!最後一瞬だけ見えたんだ、柿生が銃を円山に突きつけてた。あれじゃまるで円山を……」
違う
柿生「違います!殺そうとなんてしてません!私はただ……」
神谷「……」
目を逸らされてしまいました
この銃、朝しまおうか迷って、結局持ってきてしまいさえしなければ……
神谷「なあ、その銃ってお前も扱えるのか?」
も?扱うって……つまり使えるかってことでしょうか
あるいは聞き間違え?
柿生「弾丸はないんです、使えません」
神谷「え?……ああ、そうか」
天城「どうしよう、アラタくん。このままじゃ……」
神谷「いや、流そう!」
天城「ええ!?」
神谷「どっちみち今日の夜、大事な話があるんだ、その時になったらみんなにこの事を報告する」
神谷「それまでは普通に過ごすんだ、休んでてもいい。いいか?」
柿生「それで、いいんですか?」
神谷「ああ、でもその銃は……」
神谷くんは少し考えこむと
神谷「いや、柿生が肌身放さず持っててくれよ」
柿生「え…ええ……」
天城「アラタくん、ひょっとしてなにか知ってるの?」
神谷「……知らなくはない、かな」
今日はここまで~
次は好感度イベントも挟みます
リザルト
ナギサside(メダル8)
・月宮の好感度が上がりました
好感度
神谷 3.5
柿生 3.0
サガラ1.0
舞丈 3.3
宍戸 3.3
円山 0.3
フジワラ 0.5
アナ ?.?
愛野 1.2
ミギマチ 0.2
月宮 4.0
シラカワ 0.0
天城 2.6
カミヤside(メダル9)
・柿生の好感度が上がりました
好感度
渚 3.5
柿生 4.3
サガラ0.0
舞丈 3.1
宍戸 1.8
円山 1.2
フジワラ 0.8
アナ 1.3
愛野 LOVE
ミギマチ 1.9
月宮 0.3
シラカワ 0.3
天城 2.3
???
カキエside(メダル0)
・神谷の好感度が上がりました
・天城の好感度が凄く上がりました
・宍戸の好感度が少し上がりました
好感度
渚 3.0
神谷 4.3
サガラ0.8
舞丈 1.3
宍戸 2.3
円山 3.2
フジワラ 3.2
アナ 0.9
愛野 2.5
ミギマチ 3.8
月宮 2.1
シラカワ 0.0
天城 2.5
書きます~
柿生×円山 好感度イベント4.0
柿生「円山くん」
円山「なんでしょうか?」
柿生「……元に戻れますか?」
円山「元に……とは何についてですか?」
柿生「円山くん自身も、円山くんと私たちの関係も」
円山「さぁ、どうでしょうか?私には分かりかねます。私はもう…失ってしまったから」
柿生「失うって……」
円山くんが失ったと言ったものとは……
何か心あたりがあるような
>>1好感度イベント3.0じゃない?
ーーーーーーーーーーーーーー
柿生「仲がいいんですね、右町さんと、見てて微笑ましいです」
円山「いえいえ、柿生様には今のお言葉をそっくりそのままお返しできます。右町様はあなたに出会ってから笑うようになられた」
柿生「円山くんが右町さんに出会ったのも同じ日じゃないですか、それとももしかして同じ学校出身ですか?」
円山「いいえ、そういうわけでは……」
柿生「?」
話が途切れてしまいました
円山「私は、彼女に笑っていてくれれば、こんなに嬉しいことはないと思っています。過去を知ってる者として…」
柿生「過去って、過去ですか!?」
円山「はい、あなたもご存知のはずです」
柿生「……」
円山「別にあなたのご友人を責めているわけでも悪意があるわけでもありません。ただ私が右町様をどう思っているのかを知っていて欲しかったのです」
柿生「はい……えっと大事に思ってあげてるんですね」
円山「はい、お慕いしております」
ーーーーーーーーーーーーーーー
>>420
失礼、書き間違いです
柿生「……は…あ……」
円山「……柿生様?」
柿生「……」
最近、いろんな事が頭によぎります
これもひょっとして……
柿生「こ、今回はこれで失礼します」
私は、少し足早に逃げるように去ろうとしました
でも、やはり足を止めて言いました
柿生「…また来ます、絶対に話しに来ますから!」
円山「……」
私はまだ、どこかで円山くんを信じている部分があります
いえ、完全に疑いきれない限り私は……私は…
17日目(夕方前)
誰を操作しますか?↓1
1渚
2神谷
3柿生
神谷「はぁ……なんか色々、やる事が多いっていうか、気にかける事が極端に増えたっていうか」
???「大丈夫カイ?」
神谷「ん、えっと?」
あれ、誰だ?
???「僕ダヨ、僕!」
神谷「あ、そっかお前か、慣れないな」
俺に喋りかけてきたのは生徒手帳だった
今日の朝のこと……
17日目(早朝)
神谷「円山、自分のした事分かってるか?」
円山「はい、存じております」
神谷「そうか……ちょっと出てくるよ、何かあったら手元に置いておいたボタンを押してくれ、届くだろ?」
円山「はい」
俺は……色々思い出した、それはまだ断片的で、でも現実味があった
どうすればいいだろう、ただ廊下を歩いていても始まらないけど
ピピピピ……
神谷「ん?なんだ、手帳か?」
俺は手帳を手に取った
そこには……
インストール中…インストール中……
インストール?
インストール完了……起動します
???「エット…コンニチハ神谷クン」
神谷「はぁ!?舞丈?」
モニターには舞丈が映っていた
???「……ウウン、チガウヨ」
神谷「違う?」
よく見ると、舞丈っぽい何だった、アホ毛生えてるし
音声が微妙棒読みだ
???「ボクモ驚イテルンダ、コンナ仕掛けサレテタナンテ」
神谷「仕掛け…何のことだ?」
???「ボク、『ヨイクマ』ナンダ!」
神谷「よ、ヨイクマ?でも死んだって……ん?モノクマが死んだってどういう状態なんだ?」
???「爆破サレタンダヨ」
神谷「ば、爆破か……」
ヨイクマ「ソコハ割ト、ドウデモイインダヨ!」
ヨイクマ「舞丈クンハ、僕という人口知能、『アルターエゴ』ヲ無理ヤリコッチに転送シタンダ!」
神谷「いやでも、なんで俺のところに……」
あ……
ーーーーーーーーーーーーー
神谷「なんかナビみたいの作ってくれよ」
舞丈「ナビか……」
ーーーーーーーーーーーーー
まさか、舞丈はあれを果たそうとして…
神谷「舞丈、ところで教えて欲しい事が……」
ヨイクマ「ボク舞丈クンジャナイッテ!」
神谷「え、ああ…ややこしいな」
宍戸「お、神谷じゃねえか!!よかった目が覚めたのかよ!!」
俺はとっさに手帳を隠してしまった
神谷「お前のことも、どう説明したらいいのかなぁ……今度は黒幕にバレるわけにはいかねえし、
下手したら俺が変に思わちまうかもしれないからな」
ヨイクマ「ソウカナァ?」
いや、せっかくだし、ナビとして使ってみるのもアリかな
神谷「じゃあヨイクマ、みんなが簡単にしか探索してないとこってどこだかわかるか?」
ヨイクマ「えっと……
どこに行きますか?↓1
3職員室
5情報処理室
~職員室~
神谷「ここか?」
ヨイクマ「うん」
職員室か
中には渚と月宮がいるな
簡単にしか探索してないとこっていうか、今やってる所だな
神谷「何か見つかったか?」
渚「いや、特に何もない」
月宮「……なんだか、見覚えが全く感じられない所ね」
神谷「見覚えって、初めて来たんだから当たり前じゃないか」
月宮「そういうことではなくて、記憶になさそうって言うべきね、職員室にはしょっちゅう来ていたはずなのに……」
そうか、みんな記憶が戻りつつある前提で考えるべきだった
でもそれなら見覚えがあるんじゃないのか?
渚「なんだ、この封筒は?」
月宮「おそらくこれがここで見つかる数少ない手がかりね」
神谷「中身は?」
渚「カムクライズルプロジェクトについてだ」
カムクラ……なんだって?
渚「……内容は相当狂ってるな、これ」
月宮「これを…希望ヶ峰学園が行っていたというの」
神谷「なんか、きな臭いな。俺にも見せてくれよ」
あらゆる才能を備えた万能の天才”を人工的に……
って、は?
神谷「それって、人体実験とか人体改造じゃないか、何やってんだよここ……」
月宮「カムクライズルというのは……?」
渚「おそらく、ここの創始者から取ったんだろう」
ずいぶん遅くなって誠に申し訳ありませんでした
今から書きます
渚「このカムクライズルについての資料も……未来機関の調査書か」
神谷「未来機関!?」
渚「……知ってるのか?」
神谷「え、いや…」
記憶に出てきた単語だった気がするな
なんだか味方っぽかったけど
渚「……」
渚相手に誤魔化してもしょうがない気がするな、やましいことでもないし
神谷「知らなくはない…かな」
月宮「随分曖昧な表現ね」
神谷「実際曖昧だからな、あとで詳しく話すよ」
それより、こんな怪しいってか非人道的な実験をやってたなんて…
希望ヶ峰学園…何にでも裏があるもんだな
何かプレゼントを渡しますか?
↓2渚
↓4月宮
【世界の裏事情大全】
【解除薬】
【兄貴の肉体温度計】
【ゲームボイー】
【バランスボール】×2
【壊れかけのradio】
【組み立て式本棚】
【カコ・コーラ】
渚「喉が渇いたな」
神谷「ん?じゃあちょうどいいしこれやるよ」
つ【カコ・コーラ】
渚「コーラか…医者からもらう事があるとはな」
神谷「まああんまり良いものとは思えないけどな。でも知ってるか?コーラって元々は薬みたいなもんだったんだぜ?」
渚「ほう」
・渚の好感度が上がりました
月宮「この職員室少し暑いものね、喉も渇くわ」
神谷「温度計あるぞ」
つ【兄貴の肉体温度計】
月宮「…温度計が暑苦しいわね、神谷くん、あまり趣味の良いものとは……」
神谷「いや俺の趣味じゃないぞ!?」
・月宮の好感度が少し上がりました
誰を操作しますか?↓2
1渚
2神谷
3柿生
>>>ナギサ>>>
~情報処理室~
あとは……ここか
愛野「渚じゃないの、どうしたの?」
渚「探索だ」
宍戸「なんつうか、いかにも怪しいって感じだな」
ドアに鍵はかかってなかった
渚「だれかここに入ったか?」
宍戸「おいおい、誰も入ってねえから調べるんじゃないのか?」
愛野「私も知らないけど」
少なくともこの二人は知らないようだ
とにかく中に入ってみるか
渚「く……」
宍戸「ゲホッゲホ……なんじゃこりゃ」
愛野「やだぁ、埃っぽい」
中には随分と埃っぽかった
ここは特に使われてないらしい
渚「これは…」
おかしい、このモニター明らかに俺たちを監視するためのものだ
なぜ使われていない?
宍戸「なんかいろいろボタンがあるぜ、マイクも」
愛野「あ、コラ…やみくもにに触らない方が」
モノクマ(ひょこ)
宍戸「ううぉおお、モノクマ!!!」
モノクマ「ううぉおお、モノクマ!!!」
渚「ん?」
愛野「え?」
宍戸「はい?」
モノクマ「はい?」
宍戸「何もしねえと動かねえな」
渚「つまりここは黒幕が直接モノクマを操作する部屋なのか」
愛野「じゃあなんでこんな埃っぽいのよ?」
宍戸「俺たちが4階まで辿りついたから逃げたんじゃねえの?」
渚「いや、おそらくこの部屋は今回のコロシアイには全く関係なさそうだ」
愛野「どうして?」
渚「モノクマは思考を持って自立して動いているからだ、バグか何か知らないがヨイクマが寝返ったようにな。恐らく黒幕が操作する必要はないんだろう」
宍戸「じゃあここはなんの部屋なんだよ?」
渚「ここが使われたのは…ここで起こった前回のコロシアイと言ったところか」
【大正浪漫砲】はどちらにあげますか?↓1
1宍戸
2愛野
3あげない
渚「宍戸、これを……」
【大正浪漫砲】
宍戸「うおっ!随分物騒なもんをぶっ込んでくるな」
渚「安心しろ超高威力だが使用不可だ」
宍戸「それは超高威力ってみなしていいのか?でかなんで俺に渡して来るんだよ?」
渚「……雰囲気だろうか?」
宍戸「おいおい、みんな何でもかんでも古風なもんを俺に渡しゃあいいと思ってんじゃねえだろうな?」
渚「違うのか?」
宍戸「てやんでえ!!まあかっこいいから貰うけどよ!」
愛野「私にはそんなものの、何がいいのかわからないわ…」
・宍戸の好感度が上がりました
17日目(夜)
誰を操作しますか?↓1
1渚
2神谷
3柿生
<<<カミヤ<<<
~食堂~
神谷「はぁ…」
そろそろみんなが集まってくる頃か
そしたら話すんだ、俺の記憶を
多分だけど俺たちの関係を、そしたらもしかしたら……
これ以上犠牲者は出ないかもしれない
ヨイクマ『ダイジョウブ?』
神谷「ああ、なんとかやってみるよ」
ヨイクマ『エ?何ヲ?』
あ、そうかこいつも知らなかったな
でもどうせ話すし、いやリハーサルとしてヨイクマに話してみるべきかな
ヨイクマ『ヘヘ、キニナルナ~』
そういえばモノクマじゃ無くなったせいか「うぷぷ」って笑わなくなったな
でも、外見が舞丈なのもあって話し方に違和感が……
神谷「なぁヨイクマ、その話し方なんとかならないのか?」
ヨイクマ『話シ方?』
神谷「なんか棒読みっていうか……」
渚「神谷」
神谷「うおっ!?」
渚「何をしているんだ?一人でボソボソと」
神谷「い、いやこの後みんなに大事な事を話すからそれの予行練習をなんて、ははは……」
び、びっくりした
なんで気配がないんだこいつは…
渚「話すのか?」
神谷「え……ああ、話すよ。絶対突破口になるはずなんだ」
渚「そうか、だが不確定な要素だ。何があってもフォローはしにくい」
神谷「分かってる、助けてくれなんて情けない事は言わないさ」
渚「ならいい」
神谷「……お前は信じてるか?」
渚「ああ、なんとなく根拠もある。そうでなくても俺たちが全く無関係という事はほぼないだろう」
神谷「そっか」
よかった、少なくとも全く信じられないって話しじゃないみたいだ
渚「……忠告だが、隠してる事があるなら分からないようにするべきだ。ここには鋭い奴が多い」
神谷「え!?いやいや隠してる事なんて……なんのことかなぁ……」
そりゃまあ、電子手帳と話してたら挙動不審だよな……
渚「そろそろみんなが来る」
神谷「お、おう」
月宮「さて、みんな揃ったようね。あとはどうぞ神谷くん」
神谷「ああ悪いな、集まってもらって」
さて、俺の記憶を……
ん、待てよ?先にヨイクマの事を話すべきか?↓1
1yes
2no
長らくサボって申し訳ありません……
今から更新します
神谷「えーと、まずはこれを見てくれ」
俺は自分の手帳の画面をみんなに向けた
一同「え?」
ヨイクマ『エ?』
渚「ほう」
天城「あれって……?」
愛野「……舞丈?」
ヨイクマ『え、いいの?神谷くん?』
神谷「ああ、渚の忠告に従うことにした。隠し事はなしだ」
柿生「ま、舞丈くん生きてたんですか!!?」
宍戸「ちょ、ちょっと待て!なんかいきなりえらいもんぶち込んできたな」
アナ「でも頭にアンテナが立ってる…」
月宮「みんな静粛に、進まないわ、それで…説明はできるのかしら?」
神谷「ああ、もちろんだぜ。これは舞丈に置き土産なんだ……
俺は、これが勝手にインストールされたこと、これの中身がヨイクマであること。
そしてこれは死んだ舞丈の手によるものであることを話した。
ヘビ「シャー」
柿生「ヨイクマさんだったんですね」
ヨイクマ『もうクマじゃないけどね。えへへ、よ、よろしく!!』
アナ「そういえば笑い方がモノクマじゃないね」
宍戸「あんの笑い方頭にくるからなぁ」
ヨイクマ『ああ…やっぱり?』
愛野「でも、なんで新くんの手帳に?」
神谷「多分俺が、こんなナビみたいなのが欲しいって言ったのがキッカケだと思うんだけど、結局舞丈にしかわからねえや」
渚「それで、本題の方は」
宍戸「他にも何かあんのかよ!」
神谷「ああ、むしろヨイクマはついでで……」
ヨイクマ『ついで!?』
そうだ、ヨイクマの事を話すために集まってもらったわけじゃない
俺たちの関係を信じてもらえれば、この先の団結力は計り知れないものになるはず
神谷「実は大事なことを思いだし……」
モノクマ「待ちたまえええ!!!」
だぁああ!!もう!!いっつもいっつ
愛野「なんでいつもいつも私の新くんの邪魔しに来るの!!?」
毎回思うけどなんで俺って所有物みたいな扱いされてるんだろうな……
いや、今となっちゃ満更でもないか
モノクマ「べ、別に君の神谷くんだから邪魔しに来てるわけじゃ……」
天城「でも邪魔しに来てるんでしょ!?」
アナ「邪魔」
月宮「邪魔」
宍戸「邪魔」
柿生「邪魔です!」
渚「……」
モノクマ「……そんなに……ボクを苛めなくても……ショボーンショボーン」
神谷「まあもうなんでもいいけど、用があるならさっさと済ませてくれよ、こっちは大事な話を……」
モノクマ「そ、ボクも大事なだぁいじな話をしに来たのさ」
大事な話?
モノクマ「んで、大事な話だから仲間はずれはしたくないわけで」
神谷「んな!?」
月宮「これは…何かありそうね……」
ヨイクマは申し訳なさそうにしてるある人物を連れてきていた
円山「み、みなさま……」
柿生「ま、円山くん」
モノクマ「さぁ、いざ問おう!!いい話と悪い話があります!どっちから聞きますか?SAY!」
映画によくありそうなセリフだな
ふざけてるんだろうけど、話は重大かもしれないな
どっちから聞くか……
1.いい話
2.悪い話
↓1でお願いします
神谷「悪い話からだ!」
宍戸「マジかよ!」
モノクマ「いいの?悪い話からで」
神谷「どうせいい話だって、ろくな事じゃないんだろ?だったらいっそ」
モノクマ「へぇ、それじゃ悪い話からで」
モノクマ「えー我がコロシアイ委員会より参加者のみなさまに謝罪しなくてはいけない事があります」
渚「謝罪?」
月宮「委員会は何をしでかしてくれたのかしら?」
モノクマ「いや念のため言うけど、委員会なんてないからね?ふざけてるだけだからね?」
アナ「これから謝るのにふざけないでよ……」
モノクマ「で、何をしたかっていうとね……」
モノクマ「うぷぷ、この場に全く関係ない人物を連れてきてしまいました……申し訳ありません!」
ん?関係ない人物?
円山「か、無関係の人物ですか?」
モノクマ「そう」
天城「このコロシアイに参加しなくてよかった人って事?」
おかしい、そんなやついる筈がない、俺の記憶には全員一緒に出てきたはずだ
宍戸「ちょ、ちょっと待てよ。やばくないか?悪い話でこれってことは……」
渚「察しがいいな宍戸、問題なのは存命なのか、それとももう既に死亡した人物の事を言っているのかだ」
も、もしかして俺の思い込み、幻覚の類だったのか?
モノクマ「ああ、大丈夫!生きてるよ!この中にいるから安心してね」
この中に……
神谷「だ、誰の事を言ってるんだ!!?」
するとモノクマは言葉ではなく、その小さな腕で答えを示した
う、ウソだ……
モノクマ「うぷぷ」
そんなわけが……
モノクマ「君のことだよ」
じゃあ俺が思い出した記憶はどう説明されるんだよ!
モノクマ「神谷くん」
神谷「俺……?」
渚「な、何?」
愛野「え……」
宍戸「神谷がそうだったてのか……」
神谷「え、いや……」
月宮「それでどうするのかしら?まさか無関係の人物を処刑するって言い出すわけじゃないでしょうね?」
モノクマ「いやいやいや、そこでいい話ってわけですよ月宮さんうぷぷ」
神谷「ちょ……」
モノクマ「神谷くんには、無条件でここから脱出する権利を差し上げます!!!」
だ、脱出……?
宍戸「な!?」
アナ「脱出できるんだ……」
天城「……よかったんだよね?うん、晴れて一人目の生還者だよ!」
円山「……」
なんだ、これ……違う俺は……
神谷「ま、待てよモノクマ!!」
モノクマ「んん?」
神谷「デタラメ言ってんじゃねえよ!俺が関係ないはずないだろ!だって俺たちは……」
モノクマ「何?どうしたの?」
神谷「だから俺とみんなは……!」
モノクマ「待ってまって、先に聞くけどさ?まさか脱出する気ないの?」
神谷「話をはぐらかすなよ!!!俺は……」
モノクマ「するの!?しないの!?権利使わないの!?」
こいつわざとやってるのか?
神谷「そんなもん使うわけねえだろ!!!」
神谷「あ……」
いや、後悔する必要はない
そんなことよりもやらないといけないことが
モノクマ「へぇ、しないんだ。脱出……せっかく無条件なのに」
モノクマ「ねえ、みんなどう思う?」
みんな?
宍戸「神谷……」
神谷「大丈夫だ、俺は1人で逃げたりしない。これからも……
宍戸「な、なんで脱出しないんだ……?」
神谷「ん?」
なんか様子が……
宍戸「なんで脱出しないんだよ!!俺たちへの当てつけか!?それともおせっかいな同情かよ?」
神谷「い、いや。何言ってるんだよ」
宍戸「いいから出てけよ!部外者なんだろ!こんなとこにいる必要なんかねぇんだから!!」
愛野「宍戸!!そんな言い方!」
月宮「でもそうね、正直出て行かない理由なんてないと思うけれど」
天城「そうだよ!とりあえず脱出して、それこそ私たちを助けてくれたらなんて……図々しいかもしれないけど!アキラくんがやろうとしてたことだって」
神谷「いや、違うんだ!そうじゃなくて、俺は関係のある人物なんだ。モノクマがデタラメ言ってるだけなんだよ!」
柿生「神谷くん……あの……」
神谷「柿生……」
柿生「いいんですよ?私たちのことは気にしなくても……神谷くんは優しい人だから、気にしちゃうんだと思いますけど……生きて出られるに越した事はありませんよ!」
神谷「か、柿生まで……」
ダメだ……俺の発言力が、こんな形で弱められるなんて……
アナ「ねえ、一旦解散しない?どちらにしても医者くんにも考える時間が必要だと思う。周りがわぁわぁ喚き散らしてもしょうがないし、1人になる時間って意外と大切だよ」
宍戸「……じゃあ俺、戻るわ」
宍戸はうつむきながら足早に去っていった
他のみんなも次々と席を立つ
円山「わ、私は……」
モノクマ「ああ、円山くんも保健室じゃなくて自分の部屋に帰ってね。仲間はずれは良くない!だから新しい校則を作ったので」
渚「すまない神谷、俺が何か言っても」
神谷「……分かってる、仕方ねえよ」
渚「そうか」
渚も戻っていく
最終的には心愛と俺だけになった
モノクマ「それじゃ、脱出したい時はいつでも言ってね、あとその手帳に入ってるやつはもう把握してるから隠しても無駄だよ、うぷぷぷぷぷ。まあその状態じゃ何もできないだろうけど」
ヨイクマ『…ばれてたみたい』
モノクマ「じゃバイバイビー」
神谷「はぁ……参ったな」
俺はがくりと座り込んだ
心愛は心配そうに見てくる、かける言葉は思いつかないらしい
無理もないか
神谷「心愛も行ってくれ、アナが言ったように1人で考えたい」
愛野「う、うん……ねえ!」
神谷「ん?」
愛野「えっと……ううん、なんでもない」
愛野「じゃあ戻るね……おやすみ新くん」
神谷「……おやすみ」
どんな顔してるかな俺……できるだけ愛想は良くしたつもりだけど
愛野はゆっくり戻っていった
ヨイクマ『……あ、あのさ、さっき言われたから喋りかたを変えてみたんだけど』
神谷「……ああ、自然な感じになってるな」
ヨイクマ『えっと、ごめん僕が喋ったらゆっくり考えられないね……黙っとくよ』
神谷「悪いなヨイクマ」
これでやっと沈黙が訪れた
神谷「はぁ……」
俺も部屋に戻るか……
今日はここまで~
なんだか途切れ途切れですいません
正直モチベーションが保てないのは事実です
サボり気味になってしまったのも、甘えてるせいなのですが
それでも完結までは持っていくつもりです
それでは書きます~
17日目(深夜)
誰を操作しますか?↓1
1渚
2神谷
3柿生
~神谷の部屋~
神谷「結局何も話せなかったなぁ……」
ヨイクマ『僕の存在は知ってもらったけどね!』
神谷「黒幕にもばれたけどな」
ヨイクマ『うっ……』
でもこれ以上こいつをどうこうしようとはしないだろうな、俺の生徒手帳だし
ヨイクマ『それで……どうするの?』
神谷「もちろん諦めたわけじゃないさ、できるなら今からでも誰かと……いやいっそ電話なら1対1で話せるな」
ヨイクマ『電話するの?誰に繋ぐ?』
神谷「お、おうお前が繋いでくれるのか……あんなことがあった後、まともに俺の話を聞いてくれそうなのは誰だろうな?」
↓1誰にかけますか?
ヨイクマ『渚くんは?話通してあるんでしょ?』
神谷「あいつはまあ大丈夫だろ、流されるような奴には思えないし」
ヨイクマ『柿生さんとか愛野さんは?』
神谷「柿生も多分大丈夫、根拠はないけど。愛野は多分明日直接話したほうが早い気がする」
今はとりあえず……
神谷「天城に繋いでくれ」
ヨイクマ『了解、プルルルル……」
神谷「……いや、効果音喋んなくていいぞ?」
天城「えっと…もしもし?」
さすがに少し戸惑ってるか
神谷「天城、今いいか?」
天城「むしろこっちのセリフだけど、今は一人で考えなくていいの?……この状況で電話かけてくるとか頭おかしいと思うんだけど?」
神谷「マッドサイエンティストもどきのお前にだけは言われたくない」
天城「マッドサイエンティストね……ちなみにマッドサイエンティストが本当はどういうものかご存知なんですか~?」
神谷「はぁ?」
天城「人を氷水に閉じ込めてどれだけ生きていられるかを調べたり、すごく楽に死ねる自殺装置を開発したり…あとは人間2人をつなげて1体にしたのとかもあったかな」
おっそろしいな……
神谷「…そ、それ実話か?」
天城「そう、本当にあった話」
神谷「……」
天城「この学校で行われてた実験もマッドって言っていいかも」
神谷「この学校…」
カムクライズルプロジェクトとやらか
天城「私さ、その実験携わったかもしれないんだ……」
神谷「…なにか思いだしたのか?」
天城「ううん、まだそんな気がするだけだけど…多分」
……いや、そんな話をするために電話したわけじゃなかった
神谷「天城、あのな……」
天城「多分は関係ないよ、アラタ君は」
神谷「え?」
天城「だって、アラタくんいい人だもん、私は本当にマッドサイエンティストかもしれないのにさ」
神谷「いやちょっと待ってくれよ、頼むから俺の話を聞いてくれ」
天城「きっと私が何かしたんだよ、コロシアイさせられてもおかしくないような何かを……それならこのモヤモヤした感じも納得できるもん」
神谷「……それは違うぜ!」
天城「え?」
神谷「モヤモヤだって!?そんなもん俺もそうだよ、中途半端に記憶のようなものが頭に写り込むとな、これは本当に正しい記憶なのか?幻覚や思い込みの類なんかじゃないのか?って思うもんなんだよ。脳が起こす拒絶反応みたいなもんだ」
天城「やっぱり記憶なの?これ」
神谷「モノクマもフラッシュバックって言ってたしな、そのモヤモヤした感じ、嘔吐感みたいなのは途切れた記憶がはっきりするまで続くと思うぜ」
天城「…なんか気づかないうちに診察されてる」
神谷「俺は医者だからな、これは俺の務めだ」
神谷「もう一つ!お前が何かやってたかどうかはいいとしてな。それがコロシアイなんかをさせられてる理由なら、お前以外の奴もみんな悪事に手を染めてたって話になるぜ?」
天城「……あ」
神谷「他のみんながそんなことしてたようには思えないだろ」
天城「そうだね…でも私は!」
神谷「記憶を思い出してるなら、それ以外も何か思い浮かぶんじゃないか?俺たちが一緒にいたこととか」
天城「!」
神谷「はっきりじゃないかもしれない、俺だってまだ全部がわかったわけじゃないさ。でも俺たちは確実にみんな近くのいた、そう思ってる」
天城「……」
天城はしばらく黙っていた、混乱してるんだろうか
でも電話は切らないでいてくれたんだ
天城「アラタくん、脱出しないの?」
神谷「俺は脱出はしない、ここから出るときはみんなでだ」
天城「わかった…もう口は出さないよ。」
神谷「ありがとな」
天城「こっちのセリフだよ、ありがと」
・天城の好感度が少し上がりました
・何かのフラグが立ちました
18日目(朝)
誰を操作しますか?↓1
私はなんでここにいるんでしょう……?
生き残ったから?
保護されたから?
ではここでのうのうと生きていていいんでしょうか?
戦っている人たちがいる
毎日のようにけが人もでている
このままで……いいんでしょうか……
思えば何もしてあげられませんでした
家族にも、友達にも
二人にも……
どこにいるんでしょうか……ここで無事を祈っているだけでいいんでしょうか?
また会えるんでしょうか……
???「柿生さん?どうしたんっすか?」
「私の手元には今これしか残っていないんです」
???「???」
「私にこの銃の使い方、戦い方を教えてください!」
<<<カキエ<<<
18日目(早朝)
柿生「……」
もう少しで何か分かる気がする
でも不思議とこれ以上寝ても夢の続きは見れないような気がします
柿生「とりあえず着替えましょうか」
~柿生の部屋の外~
柿生「あ、おはようございます」
部屋を出ると渚くんがいました
たまたまというよりかは待っていたという感じです
渚「自分で起きたのか」
柿生「はい、自分で起きました」
柿生「自分で起きました!」
今更重大なことに気づきます、寝坊助卒業でしょうか?
渚「……」
ここで突っ込んでくれないのが渚くんなんですが……
渚「柿生、昨日のことどう思った?」
柿生「どうって?」
渚「神谷が全く無関係な人物……
柿生「そんなわけありません!!」
渚「……!」
渚くんの目はほんの少し見開きました
渚「そうか」
柿生「今の間……どうしたんですか?」
渚「いや、少し安心しただけだ」
渚くんはそう言いながら歩き出します
柿生「あの……なぜ朝一で私にその話を?」
渚「さぁな」
それしか言いませんでした
~食堂~
柿生「誰もいませんね」
せっかく寝坊しなかったのに
渚「早すぎるという時間でもない、多分こない奴もいるだろうな」
柿生「朝食会は……」
渚「その習慣も崩れるだろうな、朝食は昼食や夕食と同じで個々で済ませる事になるだろう」
柿生「そんな」
渚「長続きするルールでもないと思っていたが、黒幕の撹乱による終わり方だとは思わなかった」
柿生「……」
アナ「あ、やっときた。おはよう二人さん」
厨房からアナさんがやってきます
柿生「よかった、誰もいないかと思いましたよ」
アナ「アタシ達以外は本当にいないけどね」
渚「いや、誰か来たようだ」
愛野「ねえ、新くん来てない?」
アナ「最初の一言がそれなんて、だいぶゾッコンだね」
愛野「うるさいわね、そうよ新くんは……大丈夫かな、新くん」
渚「そんなヤワな奴ではないと思うが」
神谷「よう、おはよう……ね、眠れなかった」
ガバッ!
愛野「新くん!!よかった、いてくれた!!」
神谷「わかった…わかったから頭を揺らさないでくれ……」
た、体調悪そう……
アナ「やっぱり脱出しないみたいだね」
今日はここまで~
リザルト
ナギサside(メダル8)
・月宮の好感度が上がりました
好感度
神谷 3.5
柿生 3.0
サガラ1.0
マイジョウ 3.3
宍戸 4.0
円山 0.3
フジワラ 0.5
アナ ?.?
愛野 1.2
ミギマチ 0.2
月宮 4.0
シラカワ 0.0
天城 2.6
カミヤside(メダル9)
好感度
渚 3.5
柿生 4.3
サガラ0.0
マイジョウ 3.1
宍戸 1.8
円山 1.2
フジワラ 0.8
アナ 1.3
愛野 LOVE
ミギマチ 1.9
月宮 0.8
シラカワ 0.3
天城 2.8
カキエside(メダル0)
好感度
渚 3.0
神谷 4.3
サガラ0.8
マイジョウ 1.3
宍戸 2.3
円山 3.2
フジワラ 3.2
アナ 0.9
愛野 2.5
ミギマチ 3.8
月宮 2.1
シラカワ 0.0
天城 2.5
書きます~
18日目(朝)
誰を操作しますか?↓1
1渚
2柿生
3神谷
<<<カキエ<<<
メダル判定やってませんでした↓1
メダル4枚獲得!!
何をしましょうか?↓1
1誰かに会う
2モノモノマシーン(メダル4枚
先に質問、誰か乱入させますか?↓1(メダル4
みんなで簡単に朝食を済ませたあと…
柿生「渚くん」
渚「なんだ?」
柿生「どこか行かないんですか?」
渚「ここにいれば、とりあえず全員に会えるだろう、倉庫の非常食も厨房の食料も特に減ってはいなかった。ならば一度も食堂に来ないやつがいるはずながない」
柿生「なるほど」
渚くんは渚くんなりに人のことを気にかけているようです。
柿生「じゃあ、少しお話しませんか?」
私たちは食堂から動かず、そこに留まることにしました
柿生「渚くん、何か思い出しましたか?」
渚「俺は……さほど記憶は戻ってきていない、俺じゃない奴の映像は浮かんでくるが」
柿生「俺じゃない奴の?」
渚「いや、そう感じるだけかもしれない」
柿生「??」
渚「それを聞いてくるということは、柿生はだいぶ思い出しているということか?」
柿生「いえ、私もよくわからないんですけど、変な夢はよく見ます」
私は一つの絵を渚くんに見せました。
夢の中の状況を私なりに書いてみたものです
柿生「ここ、見覚えありませんか?」
渚「………いや、ないな。どこかの施設か?」
柿生「私がここで保護?されていた?らしい?んでしょうか……?」
渚「何もかも曖昧だな」
柿生「えへへ……」
渚「銃、今も持っているのか?」
柿生「……はい、なんだか手放せなくて」
渚「そうか」
アナ「ずいぶんしんみりしてない?二人とも?」
柿生「わ!?」
渚「戻ってきたのか」
アナ「うん、探偵くんがただでさえ暗いのに、なんか画家さんも元気ないし、まあ気持ちはわかるけど……」
渚「放っておけ」
柿生「考えることがいっぱいありすぎて……はぁ」
アナ「なら一回リフレッシュしなくちゃ!ほら娯楽室からトランプ持ってきたからやろうよ」
柿生「トランプですか?何する気なんです?」
アナ「ふっふん、大富豪!」
実の大富豪が大富豪をやりたがっています……
アナさんはトランプを勝手に配り始めました
でもまぁ、少し気分転換も必要ですかね
アナ「私本当に大富豪だし負けないよこのゲーム!」
渚「……」スッ
渚くんは無言でダイヤの3を出してきます
あれ?案外乗り気?
アナ「あ、3回大貧民になったら罰ゲームね」
柿生「ええ!?そういうのは先に言ってください!!」
実の大富豪に頭の回転が速い探偵相手だなんて
勝てる気がしないんですけど……
何かプレゼントをあげますか?
【なぐサメ係長】
【七色ドロップ】
【スマイル券】
【極上コーヒー】
【完全で瀟洒なメイド服】
↓1渚
↓2アナ
柿生「あ、あの?本当に今日1日この格好なんですか?」
アナ「罰ゲームだからね!似合ってる似合ってる」
案の定コテンパンにされた私は今日1日アナさんの持ってたメイド服で出歩くことになりました……
柿生「前にアナさんが選んでくれたあの服じゃダメですか……?」///
アナ「あれじゃ罰ゲームにならないじゃん」
柿生「もう!」
アナ「でも本当に似合ってるって、ねえ探偵くん?」
渚「知らん」
メイド服姿を真顔で「知らん」で片付けられるとなんだかイラっときます。こんな恥ずかしい思いをしてるのに……そうだ!
柿生「渚くん、笑ってください!!」
渚「??」
柿生「前のパーティのときみたいに微笑んでください!あの顔をもう一度見たいんです!」
アナ「なにその顔見たことない」
渚「なんのことだ?」
柿生「知らんぷりされても無駄ですよ?絵は燃えちゃいましたけど、私にはこれがあるんですから!」
つ【スマイル券】
渚「!?」
柿生「はい笑って笑って!!」
半ばヤケクソです
アナ「笑って笑って……ははは!」
柿生「……なんでアナさんが笑い始めるんです?」
アナ「だって画家さん、すごく必死なんだもん!」
柿生「うう……」
ちょっとおかしかったでしょうか
渚「……一つ、質問がある」
柿生「はい?」
渚「ここから出られたら、最初に何をする?」
最初?最初にやること……
↓1
1約束を果たす
2亡くなった人達をともらう
3絵を描く
柿生「絵を描きたいです、とびきり良い絵を」
渚「そうか、それもいいだろう」
そう言うと
渚くんはスマイル券を受け取って少し微笑みました
・渚の好感度が上がりました
……それもいいだろうってことは、渚くんは他の答えを想像していたんでしょうか?
アナ「……あんな顔するんだ」
柿生「パーティの時より少し控えめでしたけど」
アナ「渚の笑顔の絵、あったんだね」
柿生「ええ……いつかチャンスがあればまた描いてみます」
柿生「罰ゲームはアレですけど、なんだかすっきりしました、きっかけを作ってくれてありがとうございます、アナさん」
つ【七色ドロップ)
アナ「私はただ、遊びたかっただけだよ。これはありがたくもらっておくけど、飴は嫌いじゃないし」
・アナの好感度が上がりました
」
18日目(昼)
誰を操作しますか?↓1
1渚
2神谷
615はメダル判定を兼ねます
2枚獲得!
<<<ナギサ<<<
誰も来ない……
さすがに拉致があかないな
俺は立ち上がった
アナ「お、いよいよ行動開始?」
渚「朝のうちに話せるやつとは直接話したかったが、もう昼だからな。急用があれば電話すればいい」
さて、どうするか?↓1
1誰かに会う
2モノモノマシーン(メダル10枚
購買部
渚「……モノクマがいないな」
アナ「ね、そういえば今日は一体も見てないような」
何枚入れますか?↓1(残り10枚
↓8までコンマどうぞ
62【バランスボール】
57【↓1募集】
35【自転車のフレーム】
21【携帯ゲーム機(名前忘却……】
46【映画のカッチン】
68【壊れかけのradio】
31【男のロマン】
82【世界絶望大全】
57番募集どうぞ↓1
62【バランスボール】
57【黄金のマカンゴ】
35【自転車のフレーム】
21【携帯ゲーム機(名前忘却……】
46【映画のカッチン】
68【壊れかけのradio】
31【男のロマン】
82【世界絶望大全】
を手に入れた
渚「また自転車のパーツが……」
アナ「確か食堂にサドルが置いてあったね、ん?」
【黄金のマカンゴ】
なんだこの物体は……
アナ「こ、これってマカンゴ!?しかも黄金種……」
渚「なんだそれは?」
アナ「ノヴォセリックの生き物で、しとめたり捕らえたりすると……えっと、勇者として崇められる……」
渚「……」
・渚は勇者になった
【男のロマン】
渚「……」
アナ「……ここ一応高等学校だよね、なんでエロ本が……」
渚「捨てるのは禁止だ、俺が持っておくしかないのか……」
誰かに会いますか?↓1
アナ「あ、あそこ歌舞伎くんだよ!」
渚「!」
倉庫に宍戸がいた
渚「宍戸、何をしてる?」
宍戸「……なんだっていいだろ、俺に何か用か……って、ずいぶん変な荷物が多いな」
アナ「ガチャで外ればっかり引いてね」
渚「……」
↓2
1何か企んでいるのか?
2神谷が本当に俺たちとは関係ない奴だと
3自由安価(内容は後で決めます
渚「単刀直入に聞くが、神谷が本当に俺たちと関係ない人物だと思っているのか?」
宍戸(ジッ……
宍戸は睨んできた、ここで目を逸らしてはいけない
アナ「ちょ……そんな、ストレートに…」
宍戸「バカ言っちゃいけねえよ、俺たちはまだ出会って18日しか経ってないんだぜ?」
アナ「……じゃあ、キミはやっぱり」
俺はアナの言葉を手で制す、まだ続きがありそうだ
宍戸「たった、18日だ。なんでたった18日しか一緒にいねえのに俺たちはこんなに信頼し合えてるんだよ?」
アナ「え?」
渚「……?」
宍戸「18日しか一緒にいないってのに、俺はあいつを信じられる。そりゃ神谷は誰から見ても信じられるような奴かもしれねえ。でもそうじゃねえ。ましてや命を救ってもらったからでもねえ。
俺は心のそこからあいつの事を友達だと思ってる。」
宍戸「神谷が俺たちと関係ない奴だって?ふざけんな!!この中にな、1人だって赤の他人はいねえよ!死んだ奴も含めてな、俺は確信してる」
渚「そうか」
アナ「ちょ、ちょっと待ってよ、でも昨日はあんなに医者くんに敵意みたいのを向けてたじゃん!今日の朝も降りてこなかったし」
宍戸「……だってよ、あいつが無傷でここから出られるかもしれないんだぜ?」
アナ「そういうこと……?」
宍戸「俺さ、この先とんでもねえおっそろしいことが起きそうな気がするんだ」
渚「恐ろしい事?」
宍戸「わかんねえよな?俺だってわかんねえよ!?でもそんな気がするんだよ」
宍戸「あいつは俺の心の友で、だけどやっぱり命の恩人でもあるんだよ。その恩人がここから出られるなら、医者であるあいつが殺し合いなんかに参加しなくて済むなら、この先あいつを巻き込まなくて済むなら…」
アナ「歌舞伎くん……」
渚「だが当の本人に脱出の意思はない」
宍戸「うるせえ!!俺はどんな手を使ったってあいつをここから出してみせる!絶対にだ!!」
アナ「……そこまで言われたら、止める理由が思いつかないよ」
渚「ああ、だが手は貸せない。それがお前の判断であるように、神谷がここに残るというなら、あいつの邪魔もできない」
宍戸「重々承知だ、あいつの脱出を望まねえ奴は巻き込まねえよ」
何かプレゼントをあげますか?
【バランスボール】
【黄金のマカンゴ】
【自転車のフレーム】
【携帯ゲーム機(名前忘却……】
【映画のカッチン】
【壊れかけのradio】
【男のロマン】
【世界絶望大全】
アナ↓1
宍戸↓2
宍戸「……話は終わりだ!悪かったななんかかったるい雰囲気にさせちまって」
雰囲気か……
渚「宍戸、これをやる」
つ【携帯ゲーム機】
宍戸「ゲーム?俺はこういうのはあんまり得意じゃねえんだけどな」
アナ「面白いよ?」
宍戸「そ、そうかぁ?じゃあ貰っとけどよ……」
宍戸「個人的にはそっちの雑誌の方が欲し……」
アナ「だめ」
宍戸「おめえのじゃねえだろ!」
アナ「なんかダメ!」
個人的には処分したいんだが……
・宍戸の好感度が少し上がりました
アナ「ふう……なんか真面目な話をしたら疲れちゃった」
渚「アナ、こいつはお前がなんとかしてくれ」
つ【黄金のマカンゴ】
アナ「いやいやいやいや、いいの!?せっかく勇者になれたのに!?」
渚「そんなものになる気はない、俺は探偵だ」
アナ「うーん、そうだなぁここから脱出してノヴォセリックに持って帰れば、またうちの資産が増えるね……」
・アナの好感度はこれ以上上がりません
今日はここまで~
前回のリザルト
ナギサside(メダル2)
好感度
神谷 3.5
柿生 3.7
サガラ1.0
マイジョウ 3.3
宍戸 4.7
円山 0.3
フジワラ 0.5
アナ ?.?
愛野 1.2
ミギマチ 0.2
月宮 4.0
シラカワ 0.0
天城 2.6
カミヤside(メダル9)
好感度
渚 3.5
柿生 4.3
サガラ0.0
マイジョウ 3.1
宍戸 1.8
円山 1.2
フジワラ 0.8
アナ 1.3
愛野 LOVE
ミギマチ 1.9
月宮 0.8
シラカワ 0.3
天城 2.8
カキエside(メダル3)
好感度
渚 3.7
神谷 4.3
サガラ0.8
マイジョウ 1.3
宍戸 2.3
円山 3.2
フジワラ 3.2
アナ 1.6
愛野 2.5
ミギマチ 3.8
月宮 2.1
シラカワ 0.0
天城 2.5
↓1カミヤのメダル判定
メダル2枚獲得
<<<カミヤ<<<
ヘビ「シャー」
愛野「きゃ、くすぐったいよ」
神谷「それにしてもすっかり懐いたな」
ヨイクマ『懐いてなかったの?」
神谷「ああ、心愛の方がな」
ヨイクマ『さて、何をするの?』↓1
1誰かに会う
2モノモノマシーン
~化学室~
神谷「多分ここ……だよな?」
ヨイクマ『入らないの?」
神谷「ああ……なんか、勇気がいるっていうか……」
外からでもわかる……
なんかやってるぞ、これ
ガララ
神谷「天城……?」
天城(ゴゴゴゴゴ……
神谷「!?」
↓1誰か乱入させますか?(残りメダル11枚)
天城「ブツブツブツブツ……」
なんか…動けない
どうすりゃいいのかわからない……
ガララ…
誰か来た?
円山「……!?」
神谷「ま、円山…」
円山(天城様は、何をなされているのですか……?)
神谷(こっちが知りたいぜ、でもあれ話しかけて大丈夫なのか?)
円山(…私にお任せを)
神谷(お、おい?円山……)
円山はためらいなく、あの危険なオーラを出した天城に近づいていった
円山「天城様、ただいまお時間よろしいでしょうか?」
天城「…え?ユキチカ君?」
・・・
神谷「それで、いったい何を調合してたんだ?」
天城「それはちょっと秘密かな、何を混ぜて作ってるのかは教えられないよ」
聞き方が悪かった
円山「では一体何を作っていたのですか?」
天城「…危険物」
神谷「それ以上聞きたくなくなったけど、もっと正確に」
天城「……爆弾!ここの壁だってふっとばせるような高火力なやつを作ってたの!」
聞かなきゃよかった
神谷「おいおい、そんなの作って大丈夫なのか?黒幕なやつらが放っておかないと思うんだけど」
円山「え?神谷様、気づいてないのですか?」
神谷「ん?」
ヨイクマ『モノクマ…どこにもいないんだよ』
なんだって?
天城「……出てこい!モノクマァ!」
いつもはどこからでも湧いてくる白黒の物体は出てこなかった
天城「私が今日の朝、食堂に向かう前に男子の工具箱を私にもよこせって言おうとして。モノクマを呼んでみたんだけど、出てこなかったんだよ」
何に使おうとしてたんだろう…?
天城「あとは気がついたら、ここで爆弾を作ってた」
円山「本能ですか……」
天城「それで、何しに来たの?
神谷「いや…昨日電話でも話したけどさ……
天城「ユキチカ君」
円山「……」
円山はうつむくだけだった
そういや、結局円山に何があったのかをよく知らないんだよな
なんで柿生や月宮に危害を……↓1
1踏み込んで聞いてみる
2別の話題に変える
3自由安価(内容は後)
神谷「なあ、聞いていいか円山?」
円山「……?」
神谷「いいや、いやと言っても聞かせてもらうぞ」
神谷「一体何があったんだよ?三回目の事件の前に!!?結局それがわからないと何の理解もできないんだよ!」
円山「……私は……いえ、これは……」
話すのをためらってるな…
天城「……私、ユキチカ君と微妙に同じ境遇だと思うよ?ほら…その大事な人をさ……親近感って言うとあれなんだろうけど」
天城「知りたいよ」
円山「……」(ゴソッ
円山はポケットから何かを出してきた
何かのディスク?
円山「私はモノモノマシーンで当たりと書かれた券を引いたんです、その商品がこのDVD」
天城「モノクマがくれたの?」
円山「ええ、購入部にモノクマに頂きました」
神谷「ヨイクマ」
ヨイクマ『いや、知らないよ。そういうものが用意されてたなんて』
円山「いえ、モノクマは時間がかかると仰っていました。このディスクをもらったのは2つ目の事件の後です」
神谷「わざわざ円山のために作ったっていうのか?中身は?」
円山「最初は至って普通のベルボーイのドキュメンタリー風の映像でした…しかしその終盤……」
天城「その終盤?」
円山「…………」
話せないのか……のか?
円山「私達は外で生きていてはいけない人間なのかもしれません!!」
天城「え!?」
円山「そういう内容のものです……その映像を見て私には鮮明な記憶が……人を殺めた記憶が……蘇って……に、憎しみが抑えられなく……ああ……ああ……」
天城「ちょ、ちょっと?ユキチカ君!!ユキチカ君!!」
神谷「過呼吸だ!ビニール袋ないか!!」
円山「………」
天城「どういうこと?私達って……」
神谷「……」
天城「……話してくれないなら、自白剤でも使っちゃおうかなぁとか思ってたけど意外とシビアだね!」
神谷「天城」
天城「冗談だって」
俺が前にみた夢……あの夢では渚、藤原、白川、柿生が銃を持っていた
渚は絶望を殺していて
ひょっとしたら円山もそれに含まれている?
そういうことか……
いや考えすぎだ、あれはわけのわからない夢なんだ
天城「アラタくん、大丈夫?すごく顔色悪いけど」
神谷「うん?ああ……大丈夫だ、ちょっと不安になっただけで、そのDVD見れないかな?」
ヨイクマ『え?見るの!?危なくない?』
神谷「だけど、確認してみたいじゃないか。円山用に渡されたものなんだし、俺なら平気かもしれないぜ?」
天城「確かに色んな意味で映像は気になるけど……」
円山「見れません」
神谷「え?」
円山「もう一度再生しようと試みましたが、二度と見ることはできませんでした……」
一度きりの映像か……
ヨイクマ『パソコンがあれば、僕が解析できるかもしれないけど』
天城「パソコン……でもセント君が最後まで持ってたよね……もう」
神谷「なんとか探して見るしかないな、円山、それ預かるぜ」
円山「はい」
【円山のDVD】を手に入れた
何かプレゼントを渡しますか?
【世界の裏事情大全】
【解除薬】
【ゲームボイー】
【バランスボール】×2
【壊れかけのradio】
【組み立て式本棚】
↓1天城
↓2円山
神谷「天城、これをやるよ」
つ【解除薬】
天城「お、これは噂の【解除薬】じゃねえですか旦那」
誰の真似だよ
天城「助かるよ、これ欲しさにマシーン回しまくったんだから、一個もでないけど」
神谷「何に使おうとしてたんだよ?何と調合しても効果かき消しそうなんだけど」
天城「調合しようとしてたんじゃないって」
神谷「?」
天城「というわけで、今から試してみたかった絶望キャンディ舐めるから、私が発狂したらそれ飲ませてね」
神谷「は!?ちょ!やめろおおおおおおおおお!!」
・天城の好感度が凄く上がりました
円山「……」
神谷「……円山、これ」
円山「何でしょうか?」
つ【バランスボール】
円山「これを…私にですか?」
神谷「縛りつけといて言うのもあれなんだけど、体動かすといいと思うぜ?少し気晴らしにもなると思う。ほらここの更衣室なんかトレーニングルームにもなってるからそこなんかでさ……どうかな?」
円山「……ありがとうございます、神谷様。こんな私の体の心配をしてくださるなんて」
神谷「俺の務めだからな」
円山がバランスボールを使う様子はあまり想像できないけど…
・円山の好感度が上がりました
~学園長室~
???「これは…パソコンね、利用できないものかしら」
カタカタ
???「これは……」
<<<ナギサ<<<
渚「はぁ……」
アナ「疲れた?」
渚「そうだな」
アナ「張り詰め過ぎもよくないよ?もっと気楽に行かなきゃ」
渚「気楽……か」
アナ「ねえ探偵君?君は脱出したいと思ってる?」
俺にはその質問をする意味がわからなかった
思っていないという答えが返ってくると思っているんだろうか?
↓1
1yes
2no?
渚「ああ、脱出したいと思っている。こんなところに興味はない」
アナ「そっか」
俺は聞き返さずに黙っていた
アナ「アタシは正直どっちでもいいかな?諦めてるっていうか、もちろん出れるならそれに越したこともないけどさ」
渚「……」
アナ「ここにいたっていいじゃん、食料はあるし、なにも不自由してないし、快適だし、娯楽室とかさ、みんなで楽しく遊べたりもするじゃん」
渚「外でできることの方が多いと思うが」
アナ「うん、その通りだよ。でも、できることが多くてもやりたい事がないんだよ、出たい理由がないんだよ」
渚「理由?」
アナ「才能がないのに、お金ばっかりあって、お金を使えば色んな事が出来るけどそういう境遇にいるのが性に合わなくて、家出するように日本に来て」
アナ「でもなにもないんだよアタシにしかできないことって。画家さんみたいに絵が上手いわけでもない、数学者さんほど数学に興味あるわけでもなく、科学者さんのやることはチンプンカンプン、ベルボーイくんみたいにおもてなしはこなせないし、パティシエさんみたいにケーキはうまく作れない、医者くんみたいに人の命を救えるわけでもなく、歌舞伎くんみたいな…あの文化は良さがよくわからないけど、演技力もない」
アナ「探偵君ほど推理力もない、全部できなくはないけど、アタシという人間自体は平凡そのもの、アタシこの学校卒業してから何してたんだろ?」
アナ「結局アタシのやることなんて、食べて寝てみんなとにかくと遊んで……それくらいだよ、それならここにいても変わらなくない?」
渚「……なんと答えればいいのか」
アナ「ねえ、なんで探偵君は探偵をやってるの?」
渚「俺は昔、連続殺人犯を殺害したことは話したな」
アナ「う、うん」
渚「俺は事件現場で殺人犯の娘が泣いていたのを見た、黒幕のせいで記憶がはっきりしないが、あれが右町なんだろう」
渚「その連続殺人犯は誰かにけしかけられてその行動を起こしていた。つまりそこには裏の人間、組織の存在があったんだ、それを俺は知った。その人物を探し出してやろうと思った、その娘への罪滅ぼしのような気持ちだった」
渚「そこで俺はとある人物に出会った、その人物は事件をよく調べていた人で俺のことを知っていた、探偵だったんだ。その人物俺に『真実を暴きたいか』と尋ねてきた。俺の先生となる人物だ」
アナ「先生…師匠がいたんだね」
渚「俺はそれから、先生と裏の組織を突き止め、事件を解決させた。俺の才能はこの時に目覚めたと言えるんだろう」
渚「俺はそれ以来、様々な事件の真実を求め続けた。探偵のサガと言えばそれで終わるんだろうが」
渚「俺が探偵をやる理由、その根底にあるのはおそらく罪滅ぼしなんだろう。そういう意味では望んでこの仕事をしてるわけではない、俺には探偵をやり続けなくてはいけない。そんな使命感みたいなものがある」
渚「だから…俺はここから出なくてはならない。そして外で起こる事件の真実を探さなくてはならない」
渚「?」
アナは足を止めていた
渚「どうした?」
アナ「ちょっと待ってよ、それじゃあ何?この仕事を楽しんでるわけでも…いや、楽しむって仕事じゃないかもしれないけど……充実感とかさ、この仕事に、探偵っていう才能に誇りとかないの?」
渚「誇り……いや誇れるものではない、これは俺の呪いだ」
アナ「ダメだよ、そんなの!!!」
渚「なっ……!?」
アナはすごい勢いで間を詰めて言った
アナ「自分の才能に誇りがないとか、ましてや呪いだとか!絶対よくないよ、希望がない!」
渚「いや…」
アナ「いい?アタシは探偵くんのことすごいと思ってる!私が分からないことポンポン推理するんだもん、羨ましいよ。」
渚「……?…?」
凄いのか?
アナ「それに仕事をするなら絶対楽しんでやった方いいよ、なんか聞いてるとアタシの人生なんかより暗いじゃん!」
渚「……楽しんではいいものか!」
アナ「罪滅ぼしなんか最初の悪の組織ぶっ潰しただけで達成できてるよ!!探偵くんの先生は罪滅ぼしなんかのために探偵教えたの!?そんな希望のない理由で希望ヶ峰学園に入ったの!?」
渚「……」
アナ「……アタシやりたい事見つかった!」
アナ「脱出したら、アタシを探偵くんの助手にしてよ!」
渚「は?」
アナ「アタシが助手になったからには探偵くんを楽しませてあげるよ、仕事に充実感を、誇りを持たせてあげるよ。」
渚「……お前がか?」
アナ「うん、呪いなんかアタシが解いてあげる。これはアタシにしかできない」
渚「……!」
この感じは……
~~~~~~~~~~~~
アナ「探偵くん、卒業したら事務所作って独立するんでしょ?」
渚「ああ」
アナ「じゃあアタシを助手にしてよ!」
渚「…なぜだ?」
アナ「なぜ!?理由聞くの?」
渚「ああ、分からない」
アナ「もう、ほら、何度かたまたま探偵くんの事件について行ったけどさ、真実を解き明かしても、事件が最高の形で解決しても、防げても。キミって暗い顔しかしてないんだよ?」
渚「理由が理由だからな、とても楽しんでなどいられない」
アナ「楽しめるよ、アタシがいれば。キミの才能はすごい才能だって誇りを持てるようにしてみせる」
渚「誇り」
アナ「うん、キミは一人ぼっちじゃいけない、二人でやろうよ」
渚「…………二人で」
アナ「ていうか、卒業までにやりたいこと見つからないとお父様に母国に連れ戻されるかもしれないんだよ、助けてよ!ねえ……
~~~~~~~~~~~~~~
渚「……」
アナ「え?泣いてるの?探偵くん」
渚「え……?」
頰を涙が伝っていた
渚「そうか、お前が……」
アナ(!!!!?)
俺はアナを抱きしめていた
アナ「探…偵くん?」
渚「すまない」
アナ「そういう時はありがとう、前は言えたじゃん」
渚「……ありがとう」
・アナの好感度がMAXになりました
18日目(夜)
誰を操作しますか?↓1
1渚
2神谷
3柿生
あ、今日はここまで~
天城か……
ピッ
渚「なんだ?」
天城「あ、カオル君、今いい?」
渚「ああ」
天城「なんでユキチカ君があんな行動をとったのか、少しわかったんだよ」
渚「……モノクマの差し金か?」
天城「え?知ってるの?」
渚「いや、詳細は知らないが、円山が自分から殺人未遂を犯すような前兆がなかった。あいつの性格を考えても、もう少し冷静な判断はできるやつだったはずだ。学級裁判の時の様子が尋常じゃなかった事を考えても、何かしらの強い影響があったと考えるべきだ。俺の主観だが」
天城「うん、ユキチカ君モノモノマシーンから当たり券をゲットしてたみたいで、その景品のDVDを見たら……ってことみたい」
渚「やはりか…内容は?」
天城「……人殺し」
渚「?」
天城「ユキチカ君が人を殺してた映像だったんだって、それで憎しみが鮮明に蘇ってきて、それで私……は外で生きていちゃいけないかもしれないって言い出して」
渚「つまり、過去に人を殺していた可能性があると……なるほどな」
天城「なんか、反応薄いね……もっと猟奇的に言えば良かったかな?」
渚「今さら驚くことではないだろう、美術室に貼られた表のこともある。薄々みんな感じているはずだ」
天城「そんなもんかな……」
渚「それに円山は『私達』と言ったんだろう?」
天城「!?」
渚「あいつ1人の問題なら、確かな情報でない限り隠しておく方が賢明だ、必要のない争いを生む内容だからな。だがお前は俺にそれを話した。他の全員が知ってるか……そうでない場合は自分も関係してるという危機感を感じているか……」
天城「…否定して欲しかったんだよ、信じたくないじゃん」
渚「俺が否定したところで結果は変わらない、それにまだ確実でもないんだ」
天城「……」
渚「今日はもう休め、明日だ」
天城「うん、おやすみ」
プチッ
……まあ、おそらくは…
・天城の好感度が少し上がりました
前回のリザルト
ナギサside(メダル2)
・アナの好感度がMAXになりました
・天城の好感度が少し上がりました
好感度
神谷 3.5
柿生 3.7
サガラ1.0
マイジョウ 3.3
宍戸 4.7
円山 0.3
フジワラ 0.5
アナ MAX
愛野 1.2
ミギマチ 0.2
月宮 4.0
シラカワ 0.0
天城 3.1
カミヤside(メダル9)
・天城の好感度が凄く上がりました
・円山の好感度が上がりました
好感度
渚 3.5
柿生 4.3
サガラ0.0
マイジョウ 3.1
宍戸 1.8
円山 1.9
フジワラ 0.8
アナ 1.3
愛野 LOVE
ミギマチ 1.9
月宮 0.8
シラカワ 0.3
天城 3.8
カキエside(メダル3)
好感度
渚 3.7
神谷 4.3
サガラ0.8
マイジョウ 1.3
宍戸 2.3
円山 3.2
フジワラ 3.2
アナ 1.6
愛野 2.5
ミギマチ 3.8
月宮 2.1
シラカワ 0.0
天城 2.5
19日目 早朝
誰を操作しますか?↓1
1渚
2神谷
3柿生
柿生「私たち、いつまで一緒にいられるんでしょうか?」
神谷「どうしたんだよ?突然・・・…」
柿生「いえ、なんとなく」
渚「無理だろうな」
柿生「!」
神谷「おいおい、ナギ」
渚「少し考えればわかるだろう、俺たちは別々の道を行くんだ」
柿生「……」
神谷「いやそりゃそうだけどよ、ユキだってそのくらいは分かって言ってるんだ。なんていうかこう…」
渚「だが、別に会えなくなるわけじゃないだろう」
柿生「え」
渚「連絡さえ簡単につくようにしておけば、会う機会を作るのは難しくない。呼んでくれれば、惜しまない」
柿生「ナギくん・・・」
神谷「はは、ナギは、逆に呼ばなきゃ絶対来ないだろうけどな」
渚「そうだな」
神谷「否定してくれよ」
渚「だから、新か小雪が呼んでくれ」
柿生「分かりました、離れ離れになっても、いつか必ず…」
……………
19日目(朝)
~カキエ~
柿生「…」
たぶん、再会はできてるんですけどね…
行きましょうか
~食堂~
人はそろわなくなってしまった食堂には、二人ほどいました
神谷「お!よう、ユ…か、柿生」
柿生「おはようございます…シンちゃん」
神谷「え!?」
月宮「あなたたち、やっぱり親しかったようね」
柿生「はい、たぶん」
神谷「え?思い出したのか?」
柿生「まだ全部じゃないですけど、神谷くん」
神谷「そうなのか…」
月宮「それで、神谷くん、パソコンの事だけど」
パソコン?
・・・・・・・・・
19日目(朝)
誰を操作しますか↓1
1渚
2神谷
3柿生
2
>>702からメダル2枚獲得、現在10枚
<<<カミヤ<<<
神谷「学園長室にパソコンがあるなんてな、タイミングいいもんだな」
ヨイクマ『…』
神谷「ヨイクマ?」
ヨイクマ『へ?』
神谷「解析できるんだよな、【円山のDVD】」
ヨイクマ『うん、たぶん。舞丈くんのデータも残ってるからね、それよりなんだか胸騒ぎがするんだ…』
神谷「胸騒ぎ?」
こいつ、もともとはロボットで、いまは人工知能なんだよな?難しい…
さて…↓1
1誰かに会う(学園長室)
2モノモノマシーン
~購買部~
ヨイクマ『行かないの?学園長室』
神谷「せっかく、メダルが溜まったからな、とりあえずさ」
ヨイクマ『好きだよね、モノモノマシーン』
何枚入れる?↓1(現在10)
↓10までコンマ
【解除薬】
【ビーカー、フラスコ、ガラスビン】
【イン・ビトロ・ローズ】
【携帯ゲーム機】
【ミラクルカップ麺】
【虹色の乾パン】
【↓1募集】
【ビームサーベル】
【携帯ゲーム機】
【惚れちゃうかもしれない薬】
募集どうぞ↓1
【惚れちゃうかもしれない薬】
神谷「」
ヨイクマ『ぷぷぷ、因縁の薬だね。まあ今回【解除薬】一緒に出てきたから少しは安全なんじゃない?」
神谷「はぁぁぁぁ…他には?」
【ミラクルカップ麺】
【虹色の乾パン】
神谷「体に悪そうな食べ物と…」
【純米大吟醸酒】
ヨイクマ「ほどほどにすれば体にいいものと…」
神谷「てか、すごい酒だな」
神谷「あとは大体見たことあるものだけど」
【ビームサーベル】ビィイイイイイン!!
神谷「これものすごく危険なやつなんじゃ…」
※モノモノマシーンの物は狂気に使えません
【解除薬】
【ビーカー、フラスコ、ガラスビン】
【イン・ビトロ・ローズ】
【携帯ゲーム機】
【ミラクルカップ麺】
【虹色の乾パン】
【純米大吟醸酒】
【ビームサーベル】
【携帯ゲーム機】
【惚れちゃうかもしれない薬】
を手に入れた
もともとの所持品
【世界の裏事情大全】
【ゲームボイー】
【バランスボール】
【壊れかけのradio】
【組み立て式本棚】
誰に会いますか?↓1
>>723
すいません、ありがとうございます
というわけで残り2枚です
じゃあ誰か乱入させますか?↓1
神谷「あ…」
学園長室に向かう道中
前に宍戸の姿が見えた
神谷「宍戸!」
多少ギクシャクしてる感じだったから、声はかけにくかったけど
それでも声をかけてみた
宍戸「神谷…」
神谷「あのさ、これから…」
宍戸「出ていく気にはなったのかよ?」
神谷「!」
宍戸「…」
神谷「俺は脱出はしないぜ、みんなを置いて一人のうのうと出ていけるか!」
宍戸「そうかよ」
宍戸は呆れたように立ち去ろうとする
神谷「おい、宍…」
月宮「神谷くん」
神谷「月宮…」
月宮は無言で首を横にふる
神谷「だけど!」
月宮「あなたは簡単に割り切れても、彼にはまだ無理なのよ。一旦距離を置くということは、大切なことだと思うわ」
神谷「…」
月宮「まあ私の一意見に過ぎないから、納得ができないなら行けばいいわ」
神谷「せっかく、あいつの欲しがってた酒が手に入ったのにな…」
月宮「友達の復縁率は高いと聞いているわ、気を落とさないでただの喧嘩みたいなものよ」
神谷「…ありがとう」
・宍戸の好感度は変わりません
~学園長室~
月宮「これよ」
神谷「なんか、妙にきれいじゃないか?このパソコン」
月宮「あなたもそう思う?意図的に用意された、そんな印象をうけるわね」
神谷「でも、最近モノクマいないよな?監視だけはつづいてるのか?」
ヨイクマ『とにかく僕の出番だね!例のDVDをパソコンに入れて、電子手帳をパソコンにつないでくれる?』
神谷「わかった」
俺は言われたとおりにしようとした
パソコンには特にパスワードみたいなものは設定されてなく、問題なく立ち上がった
だけど、DVDドライブに【円山のDVD】を入れようとすると…
神谷「なんだこれ?」
月宮「そう、それがもともと入っていたの」
【第78期緊急面談】
神谷「緊急面談?内容は?」
月宮「まだ見ていないわ、もしもの時のために誰かが一緒にいる状況のほうがいいと思ったから」
至極もっともな考えだ、黒幕が用意した映像なんてロクなものじゃない
神谷「いや、一旦こっちは後回しだ!最悪見なくたっていい。ヨイクマ頼む!」
ヨイクマ『おまかせあれ!』
今は円山の行動の理由を知るのが先だ
内容の最初はベルボーイのドキュメンタリーだった
俺の知らないことも多く、ドキュメンタリーとしては面白いんだろうな
そんな愉快な映像は途中で途切れた
あとは…さんざんだった
普段温厚なはずの円山が人を銃で撃って撃って撃ちまくる
前回の学級裁判の最後に円山が発狂したあの様子が常らしい
そんな映像だった
そしてこの現場は俺にとっても見覚えがあった、夢にでてきた場所、いや俺の記憶
あの場には渚、藤原、白川、柿生がいた、たぶん円山もそういうことなんだろう
絶望に落ちた人間を殺していたんだ
月宮「これが彼を陥れるために作りものなら、どうにも悪ふざけが過ぎているようだけれど」
神谷「」
やばい、月宮がいるのを忘れてた
離しておくべきだったか
月宮「神谷くん、これを見た円山くんは、あなたと天城さんになんと言ったのだっけ?」
神谷「いや、あいつは…」
月宮「私たちは外で生きていちゃいけない…だったかしら」
神谷「ああ、そうだ」
月宮「私たち…」
神谷「…」
円山はとっくに思い出したんだろうか?俺や他のみんながまだ思い出せていないことを…
月宮「考えすぎね、少し頭を冷やしてくるわ」
神谷「そ、そうか」
月宮が考えるのをやめたことに、なぜだかほっとした
これが渚とか舞丈とか藤原だったりしたら大変だったかもしれない
月宮にプレゼントをわたしますか?↓1
【世界の裏事情大全】
【ゲームボイー】
【バランスボール】
【壊れかけのradio】
【組み立て式本棚】
【解除薬】
【ビーカー、フラスコ、ガラスビン】
【イン・ビトロ・ローズ】
【携帯ゲーム機】
【ミラクルカップ麺】
【虹色の乾パン】
【純米大吟醸酒】
【ビームサーベル】
【携帯ゲーム機】
【惚れちゃうかもしれない薬】
神谷「あ、月宮これを…」
月宮「?
」
つ【惚れちゃうかもしれない薬】
月宮「…何が望みかしら?」
神谷「いや、俺の手元に置いておきたくないというか」
月宮「むしろ、あなたが持っていたほうが安全じゃないかしら?」
神谷「なにかの間違いで人にぶっかけても困るからな」
月宮「…この薬、固形なのだけど」
月宮「まあいいわ、有効な使い道を考えておく」
神谷「悪いな、頼む」
……有効な使い道?使うのか?
月宮の好感度が少し上がりました。
19日目(昼)
誰を操作しますか?↓1
1渚
2柿生
2
>>733よりメダルを4枚獲得(合計7)
<<<柿生<<<
私はやっと気づきました
モノクマが全然いないことに
だからみんないろいろやろうとしてるんですね
私にも何か手伝えることでもあればいいですが…
何をしますか?↓1
1誰かに合う
2モノモノマシーン
~購買~
柿生(!)
宍戸「…出ろ!」
宍戸くんが一心不乱にモノモノマシーンを回しています。
柿生「…宍戸くん?」
宍戸「うわぁああ!!!?」
柿生「きゃ!」
宍戸「柿生かよ、ビビったじゃねえか!」
柿生「私のセリフです、今回は優しく声をかけたじゃないですか!」
なにかやましいことでも?
宍戸「あはは、そうか、そりゃ悪かった。じゃあな」タッタッタ・・・
柿生「あ、宍戸k……えぇ…」
行ってしまいました
↓1何枚入れますか(現在7)
↓2までコンマどうぞ
【マムシドリンク】
これは…本当に飲んでも大丈夫なものなんでしょうか?
【組み立て式本棚】
喜んでくれそうな人、いたのに…
【マムシドリンク】
【組み立て式本棚】
を手に入れた
もともと持ってたもの
【なぐサメ係長】
【極上コーヒー】
【完全で瀟洒なメイド服】
↓1
誰に会いますか?
月宮「さて、どうしたものかしらね…」
柿生「あ、月宮さ…」
月宮「…どうかしたの?」
柿生「いえ、その、非常に良くないものを持ってる気がして」
何故か冷や汗が…あの小瓶は
月宮「ああ、この惚れ薬ね、神谷君が青い顔で渡してきたわ」
柿生「やっぱりですか、その注意してくださいね、それ」
月宮「ええ」
柿生「それより、私にも何か手伝えることありませんか?」
月宮「何かとは?」
柿生「いや、あの、モノクマがいないから何か脱出に向けての行動をしているんでしょう?
天城さんは爆弾作ってますし、ほらさっきパソコンとか言ってたじゃないですか」
月宮「ああ、あれは…そういえば……まあいいわ」
なにか、浮かない顔をしました
月宮「じゃあ、絵の描き方でも教えてもらおうかしら?」
柿生「え?それでいいんですか?」
月宮「あら、嫌?」
柿生「教えます!!」
誰か乱入させますか?↓1(現在5枚)
~美術室~
月宮「こうかしら、角度はこのくらいだと思うんだけど」
柿生「ええ上手です」
私は美術室で、月宮さんに絵の描き方を教えていました
柿生「月宮さん、実際は形や線の角度の正確さはあまり必要ないんですよ?」
月宮「え?」
柿生「はい、なんだか計算して描いてるみたいですけど…結局大事なのは表現なんです」
月宮「表現…」
柿生「もちろんそれなりにバランスは大切ですけどね」
天城「へぇ」
柿生「あ、天城さん、一緒にどうですか?」
天城「いいこと聞いちゃったからね」
柿生「いいこと?」
天城「そう、大切なのは表現なんでしょ?」
柿生「え、ええ、もちろん私個人の考え方ですけど・・・」
天城「私さ、絵って全然形とか似てなくて、
上手に描けないから嫌いだったんだけどさ、表現とかそっちのセンスはあると思うんだよね」
そういうと天城さんは月宮さんと同じように絵を描き始めました
数分後・・・
天城「どうだ!!」
柿生「えと…なんといえばいいやら」
月宮「何を描いていたのかしら?」
たしか私が用意したのは定番のフルーツの入ったカゴと調理用赤ワインですけど…
天城さんが描いたのはサンドイッチの入ったタッパーとオレンジジュースでした
天城「食べ物だからか、上手くかけたよ、形が似なかったのは私なりの表現だったんだね!」
柿生「絵でも変わるんですか」
月宮「たぶん、中身の味も変わっているんでしょうね」
月宮「しかし、改めて見ても見事なものね、この絵」
柿生「パーティの時の絵ですね」
天城「みんないい表情してるよ、でも私こんな悪そうなニヤケ顔してたかな?」
月宮「完全再現だから安心しなさい」
月宮「こういうのはどうやって描いているの?さっきも言ってたけど、こうやって表現するコツみたいなのはあるのかしら」
柿生「えっと、下書きは見たままを写したんですけど、その上から色をつけていった時は、その時のことを思い出しながら描いたんです」
天城「思い出すねぇ」
柿生「ええ、その時のことをあんなことがあったなぁ、あの時あの人はこんな顔してたなぁって、そうしてると勝手に手が動いて」
月宮「……」
柿生「でもこの学園じゃもうこのレベルの絵は、描けないと思います」
天城「え?なんで?」
柿生「つらいことが多すぎました、この絵を描いた時もそれはもう辛くて、月宮さんが来るまではうまくいかなかったんです」
天城「そうだね…思い出すって結構つらいもんね…」
柿生「だからここから出たいんです」
月宮「柿生さん」
柿生「はい?」
月宮「さっきの話、私は別にここからの脱出のための行動をしてたわけじゃないわ」
柿生「え…」
天城「しぐれちゃん?」
月宮「もちろん脱出したくないわけじゃないけれど、柿生さん、あなたは本当にここからの脱出を成し遂げられると思う?」
柿生「・・・思いますよ」
月宮「モノクマたちが消えたからといって監視の目が消えてるわけじゃないかもしれない、玄関の機関銃は依然として稼働しているし
そもそも黒幕は最初から余裕で構えていた。今のこの状況も想定されていた、出来レースみたいなものだとしても?」
柿生「…」
月宮「私、よくわからなくなってきているのよ、ここから出られるのか、そもそもここから出ることが正しいのか」
柿生「いいじゃないですか、正しくなくても」
月宮「え?」
柿生「わたしなんて間違い失敗だらけですよ、でもいいじゃないですか誰から正しくないと言われようが、
あなたたちをこんなところ監禁して殺し合いをさせる理由になんてならないはずです」
柿生「私はみんなとここから出ます、そう、誓った人がいるんです。誰にも文句を言われる筋合いはありません!」
月宮「柿生さん、あなた…」
天城「小雪ちゃん、なんだかたくましくなったよね」
柿生「…そうですか?」
天城「うん、実は強かったみたいだし…」
月宮「?」
柿生「そんな、私は弱いから…弱いから?」
天城「?」
月宮「…ほんと、みんな何か引っかかることはあるみたいね」
柿生「そう…ですね…」
弱いから…なんて言おうとしたんでしょうか?
何かプレゼン?をあげますか?
↓1月宮
↓2天城
【マムシドリンク】
【組み立て式本棚】
【なぐサメ係長】
【極上コーヒー】
【完全で瀟洒なメイド服】
えっと、進みが遅いのを恐れて直下にしましたが、じゃあ再安価してみます
↓2月宮
↓4天城
柿生「あ、天城さんこれいります?」
天城「おお、これはこれは、おぬしも悪よのう」
柿生「そんな重大な代物ではないと思うんですが…」
天城「大好物です」
柿生「大好物なんですか…、そもそもこれの効果って何です?栄養剤?」
天城「そう、疲れた時に飲むとそりゃもう快調になるんだよ、そして男に飲ませると…」
柿生「男限定の効果?」
天城「精力剤になるんですぜ」
柿生「せ、精力剤!?」///
月宮「実際効くのかどうか曖昧じゃなかったかしら」
天城「まあ人によるからね、その辺りはアラタくんのほうが知ってるんじゃない?」
柿生「せ、精力剤…」///
天城の好感度がすごく上がりました
ナギサのメダル判定↓1
2枚ゲット!(合計4枚)
19日目(夜)
<<<ナギサ<<<
学園長室のパソコンには神谷がかじりついていた
美術室のあの表を見直そうとしたが、そちらも使用中
なぜだ?行動ができていない…
何をするか↓2
1誰かに合う
2モノモノマシーン
↓2誰か乱入させますか?(残り4まい)
渚「ん?天城か」
天城「カオルくん…」
渚「爆弾づくりは上手く行っているのか?」
天城「広まるの早いね!あはは..」
そういって笑った天城はすぐに神妙な顔になる
天城「ねぇ、どう思う?私たちが外で生きていちゃいけないほどの罪を持ってたらさ」
渚「さぁな、俺にもわからない…だが、ここにることがその償いになるのだろうかは疑問だ」
天城「つ、償いって…そこまで考えてなかった」
天城「さっき小雪ちゃんが言ってたんだ、間違っててもいいって、それでも出るべきだって」
渚「間違っていてもいい…か」
柿生がそう言ったのか、ここにきてからというも、誰かの言葉に考えさせられることが多いな
宍戸「ああ、そうだ、ほかの奴らの考えなんて知ったこっちゃねえ!」
天城「あ、キヨマロくん」
宍戸「ここに閉じ込められてるのは俺たちなんだ、俺たちの、俺のやりたいようにやって何が悪い、
俺たちがここから出たいって意思を否定される筋合いはねえよ」
渚「その猪突猛進さは、いいのか悪いのか」
宍戸「ああ、そうだな、現にそれで俺はこの腹を貫かれてる」
宍戸「でもこうして生きてるんだ、別に後悔はしてねえよ、終わりよければすべてよしとも言うじゃねえか」
天城「満足できればそれでいい?」
宍戸「あたぼうよ!」
天城「それなら私も同じだね、なんだかつっかえが取れた気がする」
渚「宍戸、目的は変わっていないのか?」
宍戸「…おう」
渚「そうか」
天城「?」
天城「ま、じゃあさっさと爆弾を形にして壁を吹き飛ばすとしよう!モノクマがまた出てこないうちに」
宍戸「あ?爆弾!?」
渚「いや、それは見送りだ」
天城「え?」
モノクマ『はいはーいオマエラ、体育館へお集まり~!さっさとね」
渚「天城、これを…と」
つ【自転車のフレーム】
天城「反応に困るよねこういうの、食堂にいくつかおいてなかったっけこれ」
渚「ああ」
天城「…」
渚「…」
天城「えっ、おわり!?」
天城の好感度が少し上がりました
渚「宍戸、いるか?」
つ【男のロマン】
バッ!!
宍戸「おお、これはこれは…」
天城「こんな時に、ここで読まないでよ、てかカオルくんもこういうの興味あ…るわけないか、ははは」
渚「なんだその呆れた顔は」
天城「別に~」
宍戸「うっひょ
※エンターの暴走
渚「宍戸、いるか?」
つ【男のロマン】
バッ!!
宍戸「おお、これはこれは…」
天城「こんな時に、ここで読まないでよ、てかカオルくんもこういうの興味あ…るわけないか、ははは」
渚「なんだその呆れた顔は」
天城「別に~」
宍戸「うっひょおおお」
天城「普通の男子ならこうなるはずだもんね」
これが…普通の男子の反応だというのか?
・宍戸の好感度がすごく上がりました
~体育館~
モノクマ「遅いよまったく、待ちくたびれたよボクは、プンプン」
今まで静まり返っていたモノクマは、教壇でふんぞり返っていた
宍戸「ほんとにいやがる」
天城「ねぇ、カオルくんなんでわかったの?」
渚「なにがだ?」
天城「さっき、私が爆弾づくりの続きをやろうとしたら、それは見送りだって…モノクマがいたのわかってたんでしょ?」
渚「今、何日目だか覚えているか?」
天城「何日?」
月宮「19日目、私たちがここに来てから19日目ね」
渚「月宮」
月宮「続けて」
後ろから現れた月宮に促されたので、俺は続けた
渚「そう19日目だ、そして今まで奴が動機提供を行ったのが4日目、9日目、14日目。正確には14日目は行われていないが」
円山「等間隔ですね…」
宍戸「動機の日を決めているってのかよ」
愛野「ど、動機提供・・・渚、あんた今そう言ったの?」
渚「ああ…人が集まってきたようだな」
柿生「はぁ…はぁ、お待たせしました」
その後、柿生が走ってきて
アナ「ほら、医者くん、シャキッとしてよ!」
神谷「…」
最後の二人もやってきた
なにかあったのか?
モノクマ「ウププ、それじゃ始めようか、何をって?なんだと思う?」
天城「世紀の大発見!!大発明!!の発表…とか?」
モノクマ「ブッブー!!動機提供でした~」
アナ「あっさりと答え言うんだ…」
愛野「ど、動機…」
モノクマ「天城さんの返しがつまらなすぎて…まあいいや」
月宮「それで、動機というのは何かしら?人質?脅し?お金?それとも…私たちの過去に関すること?」
モノクマ「過去?なにそれ?単に裏切り者を発表しようかと」
アナ「裏切り者?またアタシ達とは無関係とかそういう、わけのわからないやつ?」
モノクマ「いいや、君たちと関係をある人物で内通者をしてた人がいるからね」
内通者…?
円山「内通者…ってつまり黒幕側の人物がこの中にいらっしゃると?」
モノクマ「うん、しかも最初から」
神谷「…それは、生きてるやつなのか?」
モノクマ「うん、存命」
つまり俺を含むこの中に黒幕側が…?
柿生「嘘ですよ!私たちはみんなあなたに協力する理由なんてないはずです!だって…内通って、
今までの事件のきっかけにもなりそうなそんなこと…」
モノクマ「そうだね、みんな仲良くやってるもんねぇ」
柿生「そうですよ、せっかく友達になれたのに、ここまで関係を築けていてそれを裏切りつづけるなんて、できるわけがありませんもん!」
モノクマ「ウプププ…
モノクマ「よかったね、こんなに他のみんなのことを馬鹿みたいに信頼してくれてる人達と仲良くなれて」
モノクマ「ねぇ、愛野さん?」
神谷「……な、なんだって?」
愛野「う、違う、私は内通なんか…」
反応を見る限り図星だが、どうみるか?
モノクマ「そう、いままでありがとね愛野さん、様々な情報をくれて」
神谷「落ち着け心愛!違うんだよな!な?」
愛野「違うよ新くん、私、そんなつもりじゃ…」
神谷「やってないって言ってくれればそれでいい!」
モノクマ「神谷くん、これは事実だよ?ウププ、愛しの愛野さんはこっちの人間でした~」
愛野「違う違う違う違う!!!」
宍戸「本人違うって言ってんじゃねえか!!」
柿生「モノクマ!こんなの信じませんよ」
天城「え、なに?どういうことなの?」
当然これで終わりじゃないはずだ、なにか決定的な証拠を提示してくるはず
モノクマ「ではこちらの映像をご覧に入れましょう!!そもそもそのためにプロジェクターが使えるここに集めたわけだし」
やはりな
__________________________________________________
モノクマ『じゃあ、愛野さん明日は頼むよ?』
愛野『誰かを起こせばいいの?』
モノクマ『そうそう多分それで、面白いことになるから』
愛野『…』
_________________________________________________
愛野(コソコソ…
ピンポーン
愛野(タッタッタ・・・・
ガチャ
相良『うーん、あれ?おかしいな確かにインターフォンなった気がしたんだけど…』
相良『寝ぼけたかな、ふぁぁあ…もうちょっと寝るか…』
相良『…あれって天城さんだよね、こんな夜中にどこへ?』
相良(タッタッタ…
愛野『…』
________________________
モノクマ『警報がなったら、倉庫の近くにこれを置いといてよ』
愛野『分厚い本…これを?』
モノクマ『うん、ウププ・・・』
________________________
『武器が持ち出されました、武器が持ち出されました』
右町『うう…ひっぐ、なにが起こって…小雪さん…円山君…』
【分厚い赤い本】
右町『?』
藤原『む?右町!?なぜ貴様が…ええい、奥に隠れていろ!まもなく危険人物がやってくる!』
愛野『…』
________________________
宍戸「お、おいなんで!?」
愛野「違う!私何も知らなかったもん!あんなことになるなんて思わなかったもん!!」
月宮「重要なのはそこじゃないわね、あなたは確実に黒幕に従って行動をしていた」
愛野「そんな、違うよ…私は」
天城「え、待ってよ、アキラ君が私の事を助けてくれたのって…こういうこと?」
愛野「別に相良を選んだわけじゃ…」
柿生「」
愛野「違う!あの本だって意図は分からなくて…」
円山「う…ううう!!」
月宮「ま、円山君?」
円山「う、うわあああああああ!!!!!!」
愛野「え・・・」
渚「くっ!」
俺は突然、愛野に襲い掛かった円山を抑えつけた
円山「離してくださあああいい、あの人が、あの人のせいでええええ!!!」
やはりまだ円山はおかしいな
アナ「探偵くん!!え、えと、手刀?」
渚「いや、必要ない」
俺は少しだけ安堵している
まずはこの状態の円山でも抑えることが可能だということが分かったこと
そしてもう一つは…
愛野「ふ…ううう…うぇぇぇん!!!」
神谷「……ちくしょう、モノクマの野郎デタラメをいけしゃあしゃあと」
神谷が愛野をかばっていたこと
今日はここまで~
<<<カミヤ<<<
俺は迷わず愛野の前に立った
幸い愛野に襲い掛かってきた円山は渚に取り押さえられたから俺や愛野に危害はなかった
神谷「……ちくしょう、モノクマの野郎、デタラメをいけしゃあしゃあと…」
結構大きな声でみんなに聞こえるように言った
口には出してみたものの、実際デタラメばかりとも思ってはいなかった
愛野がモノクマに言われた通り、事件に加担はしてたんだとは思う。
もちろん事情があるはずだから、それは後で聞くとして…
じゃあ俺がこんなことを口にしたのはなぜか?
一つは俺の立ち位置をはっきりさせるため、みんなにとっても、俺にとっても
渚はそんな俺をみて何かを察してくれたようだった。
もう一つはあのシロクロのロボットがむかついたからだ
モノクマ「いやいや、デタラメなんかじゃないよ。ほんとみんな現実逃避が得意なんだから…」
神谷「うるせえ!逃げたのはそっちのほうだろ!!」
モノクマ「………は?」
あ……
まずい、月宮が出てったあとにみた映像のせいかつい口が滑った…
神谷「え?いや、ど、どこに行ってたんだよ今まで!俺たち恐れをなして逃げ出したんじゃないのか?」
宍戸「そうだそうだ!しばらく呼んでも出てこなかったじゃねぇか!なにしてたんだよ?」
宍戸ナイス!
モノクマ「こっちも暇じゃないんだよ、やることはいろいろあるの!君たちを僕やコロシアイ以外の脅威から守ったりね」
天城「なに言ってんの?」
アナ「その二つ以外にどんな脅威があるっていうのさ…」
モノクマ「ごちゃごちゃうるさーい!もう今日は解散解…
『…応・・・願…っす…だ…』
渚「なにか聞こえないか?」
アナ「今度は何?」
モノクマ「え?なにこれ?」
宍戸「いや、お前知らねえのかよ」
『柿生さん!聞こえるっすか!?柿生さん!』
柿生「……私?」
愛野「前!プロジェクターが!」
教壇の後ろの壁には誰かが映っていた
俺たちと同じくらいの男だ
???『柿生さん!俺っす!・・・・・・の赤羽っす!生きてますか!?」
柿生「え?えぇ!?」
モノクマ「ちょ!?もう来やがったの?うっとおしいな!!」
宍戸「来やがった?」
天城「まさか、助けが来たのかな?」
神谷「モノクマが言ってた、もう一つの脅威ってやつか?でもなんで柿生の事を知ってるんだ?」
柿生「いえ、私は知りませんよ!」
???『おい、なにか返事は帰ってきたか?」
???『帰ってくるわけがないでしょう!!無理やりハッキングして一方的に通信してるんっすから!』
???『だが中の状況がわからないと動きようがないぞ?絶望キラーもいるはずだ』
???『おいおい、そん中に俺の知り合いもいるって話じゃねえか、どうなるんだよ?』
???『勝手に乗ってきてつべこべ言うな』
???『あーもう、少し黙っててもらえます!?こっちも集中したいんっすよ!』
渚「どうやら揉めているみたいだが…また出てきたな『絶望キラー』」
月宮「ただ助けにきたってわけじゃないようね」
神谷「あ、あいつって!」
アナ「知ってる人でもいるの?」
神谷「医者仲間だったはず…」
アナ「はずって…」
モノクマ「うっぷっぷっぷ、お待ちかね!オシオキターイム!」
宍戸「え?」
オシオキ!?
???『ほ、報告こちらにビーストモノクマの大群が押し寄せてきています!!』
???『おいおい、キリバと塔和シティのあいつらかよ?』
???『うわあああ!!!』
???『もう、目前まで来てるぞ!!』
???『た、退避……
ブツッ!
モノクマ「うぷぷぷ、見ろ!希望がごみのようだ!!」
宍戸「ああ…俺らの助けが…」
モノクマ「ああもう、本当にやること増えちゃったからこんどこそ解散!バイビー」
モノクマは去っていった
19日目 深夜
↓2誰を操作しますか?
1渚
2神谷
3柿生
19日目(深夜)
<<<ナギサ<<<
あの後の流れはこうだ
解散だ
みんなパラパラといなくなる、大きな事が一度に起こりすぎてみんな混乱していた感じだ
裏切り者と称された愛野はともかく
他に宍戸と柿生は動揺を隠せていなかった印象を受ける
円山はいつの間にか気を失っていた
拘束ができない決まりがあるのでとりあえず自室に帰し、特に何もしなかった
他に特筆するべき点があるとすれば
解散直後、月宮に意味深な質問をされた
月宮『あなた、さっきの外の人達に何かが…いえおそらく黒幕によって駆逐された、あの時』
月宮『何を感じていたの?』
意味が分からなかった、月宮は俺に答える間を与えずに去っていったため、それに対し俺が取れた行動はなかったが
とにかく、そういった経緯を経て、俺も自分の部屋に戻っている
誰かに電話をかけますか?↓2
プルルル
天城「は~い、悪の天才科学者天城泉様になにか御用?」
渚「…」
天城「毎回毎回ノリ悪いね、そっちからかけてきたと思ったら」
渚「お前は特に問題なさそうだな」
天城「全体的にわけが分からなかったから、考えないようにしてるだけだよ」
思い詰めなければそれでもいいのかもしれない
天城「それで、どうしたのさ?」
要件安価↓2
1愛野の事をどう思った?
2外の奴らの事をどう思った?
3自由安価(内容は後に決めます)
渚「率直に聞きたい、愛野の事をどう思ったんだ?」
天城「どうって…うーん」
しばらくの沈黙、俺は何も言わずに答えを待った
天城「偽りの開放」
渚「…なんだ?」
天城「昔、ドイツだったかな?殺人を犯した死刑囚が突然釈放されたんだよ、厳重な監視の下ね。
それだけじゃなくて、顔も変えて正体を隠して、できるだけ人間関係を持てるように取り計らったの。
簡単な仕事もさせてね。その甲斐あってその死刑囚は数人の友達を作り、恋人までできたんだって。
カオルくん、ここまで聞いてどう思う?」
渚「一見すると、新手の更生プログラムか?聞いたことがないが…」
天城「本当にそれだけ?」
渚「いや、『偽り』だろう?」
俺の問いに答えず天城は続けた
天城「…実際にその死刑囚は心を入れ替えた、一番充実したその時、とある人がその死刑囚の正体をみんなにばらしたんだよ。
『こいつは実は人殺しの最低野郎なんだ!!』って、友達や恋人は逃げるように離れていった、一瞬だってさ。
精神崩壊を起こした死刑囚はさっさと拘置所に戻されて、その三日後に死刑執行だって」
渚「なんでそんなことをしたんだ?」
天城「『偽りの開放』っていうのはこの実験の名前。ぜんぶとある臨床心理学者が考えた実験だったんだよ。まさにマッドサイエンティスト
あまり明るみにでてないみたいだけどね」
いやなんでそんなことをお前が知っているんだ?
疑問には浮かんだものの、さして重要なことでもない、そこを追及したりはしなかった。
渚「同じだと言いたいのか?」
天城「うん、マッドサイエンティストが黒幕で、心愛ちゃんは実験対象、ううん私たちもだね。
そりゃ最初は思ったよ、心愛ちゃんが余計なことをしなかったらアキラくんは死ななかったかもしれないもん
でも、この実験を思い出したらさ…」
天城「なんか冷めちゃってさ」
渚「…そうか」
天城「私たちこれからどうなるのかな?こうやって話してることまで全部黒幕の思い通りなのかな?」
渚「さあ、それは否定も肯定もできないが…」
天城「そりゃそうだよね」
だが…
渚「だが、先ほどの話、俺には同じとは思えないな」
天城「え?」
渚「少なくとも、愛野には味方がいた。身を挺してかばった奴がいる」
天城「…あ」
渚「それだけでもかなり変わってくるんじゃないか?」
天城「言われてみれば確かに」
渚「だれにもこの先どうなるかなんてわからない、言い換えれば何もかもが黒幕の思い通りにはならない」
天城「ものは考えようなのかな、カオルくんってなんかもっとネガティブな人かとおもってたけど」
渚「放っておけ」
少なくとも天城にコロシアイを起こそうとするほどのトランスは感じなかった
天城の好感度が少し上がりました
天城「ねえ、さっきの心愛ちゃんの味方ってアラタくんのことを言ってるんだよね?」
渚「ああ」
天城「でもさ、カオルくんも守ろうとしてたじゃん」
渚「…いや、おれは取り乱した円山を取り押さえただけだ」
天城「結果的には守ってるじゃん」
渚「守る…」
天城「見習わなきゃね、私もユキチカ君なんとかできないか考えてみるよ。ここは精神に影響を及ぼす劇薬を…」
そこで電話は切った
『守る』この響きはなぜだか…
気分がよくない
ナギサside(メダル3)
・天城の好感度が少し上がりました×2
・宍戸の好感度がすごく上がりました
好感度
神谷 3.5
柿生 3.7
サガラ1.0
マイジョウ 3.3
宍戸 ?.?
円山 0.3
フジワラ 0.5
アナ MAX
愛野 1.2
ミギマチ 0.2
月宮 4.0
シラカワ 0.0
天城 4.1
カミヤside(メダル1)
・月宮の好感度が上がりました
好感度
渚 3.5
柿生 4.3
サガラ0.0
マイジョウ 3.1
宍戸 1.8
円山 1.9
フジワラ 0.8
アナ 1.3
愛野 LOVE
ミギマチ 1.9
月宮 1.5
シラカワ 0.3
天城 3.8
カキエside(メダル4)
天城の好感度がすごく上がりました
好感度
渚 3.7
神谷 4.3
サガラ0.8
マイジョウ 1.3
宍戸 2.3
円山 3.2
フジワラ 3.2
アナ 1.6
愛野 2.5
ミギマチ 3.8
月宮 2.1
シラカワ 0.0
天城 3.5
20日早朝
誰を操作しますか?↓2
1渚
2神谷
3柿生
<<<カキエ<<<
あなたはなんだか立派なんですね、私も一応、希望ヶ峰学園生の端くれなのに・・・
「ええ?そんなことありませんよ、僕なんかよりもすごい人達がたまたま近くにいてくれただけで…」
すごい人達…私の近くにも沢山居たんですよ…今はみんな生きているのかもわからないんですけど…
「でも、諦めてはいないんですよね?」
もちろんです!そのために私は…
「だったらきっと会うことができますよ!えっと、根拠はないんですけど…」
ふふ、それなら頑張ってみます
やっぱりあなたも凄い人だと思いますよ
「え?」
あなたのその前向きさは人に自信を与えてくれる、私に一番足りないものをくれた人は多くないので
あの人と違って合理的じゃないかもしれませんけど…
20日(早朝)
なにかが引っかかる
あと一歩で私がいったい何なのかが思い出せそうな、そんな気がするのに…
柿生「ううううう…!!!」
頭を抱えて唸ってみても空しいだけでした
いっそもう一度寝てしまえば続きが見れるんじゃ…
そう思ったことがいままで何度あり、そして続きを見れたことはないことを
寝坊助な私が知らないわけがありませんでした
起きましょう…
~食堂~
相変わらず食堂は閑散としていて、静かでした
後から遅れてきた私が茶化されることはもうないのかなと思いながら軽い食事を取ります
実はというと少しほっとしてました
昨日のことを考えると人と顔を合わせづらいからです
愛野さんの事を責める気なんてもちろんありませんでしたが
逆になんて声をかけたらいいのかわからなくて…
最近なんだか宍戸くんは少し雰囲気が違うし
円山くんも精神状態が良くないみたいですし
昨日の神谷くんは何かを思い詰めてて…
それで昨日モノクマのせいでまた雰囲気がこわされて…
柿生「はぁ…」
ため息が自然にでます
月宮「随分思い詰めてるようね」
柿生「きゃ!?」
月宮(ビクッ
柿生「なんだ、月宮さんでしたか…」
月宮「なんだとはご挨拶ね、人が心配して話しかけてあげたのに」
柿生「す、すみません」
月宮「それで、どうしたの?」
柿生「昨日あんなことがあったりで、人とどういう風に接すればいいのかわからなくて」
月宮「どういうことかしら?いつもみたいに誰とでも平等でいいんじゃないかしら?」
柿生「いつもそう見えます?」
月宮「ええ、素直にあなたの長所だと思ってるけれど」
柿生「…でも私、誰にもいつも通り接することができるかどうか自身なくて…」
月宮「まあ気持ちはわかるけれど、いくら考えても実際そうなってみないとわからないものよ?」
柿生「…」
月宮「じゃあ、もし私がモノクマの言う『裏切り者』だったとして、私が助けを求めたら、あなたはどういう行動をとるの?」
↓2
1 そんなの助けるに決まってるじゃないですか!!
2 逃げてしまうかもしれません
3 分かりません…
柿生「そんなの助けるに決まってるじゃないですか!!」
月宮「その気持ちがあれば、間違いはないはずよ?」
柿生「え…そうですか?」
月宮「ええ、とはいえ、やはりその状況になってみないとどうなるかはわからないわ。
実際、わたしがすべてを計算しつくしたと思って起こした行動はただの独りよがりに
過ぎなかったわけだからね」
柿生「それは…」
月宮「だからと言って、悩んでいるだけでは何もできない。難しいものね…」
柿生「はい…」
私はどうすればいいんでしょうか?
何のために何をやればいいんでしょうか?
それがわかったとして、私にできるんでしょうか?
・月宮の好感度がすごく上がりました
すいません、後から気づいたんですが早朝の人物を間違えましたので神谷のほうもやります
>>>カミヤ>>>
20日目(早朝)
神谷「うーん・・・」
ヨイクマ『神谷くん、もう朝だよ?』
神谷「ああくそ!」
眠れなかった…
仕方なくガバっと身を起こす
ヨイクマ『大丈夫?寝不足だと…』
神谷「主に、判断能力の低下、頭痛、あとうつ病になりやすくもなるらしい。
まあ俺は元々医者だから徹夜ぐらいなれてる、大丈夫だ。」
昨日の愛野の怯えようはそれは酷かった
俺から離れようとしなくて
俺よりも小柄なからだがさらに小さく感じて
こっちまで不安になった
それだけじゃない、昨日俺が一人で見た映像が頭から離れなかった
俺たちじゃない、別の集団がやってたコロシアイの様子だった
要所要所しかみてないけど結果はほぼ全滅だった
どうなるんだよ、この先…
~食堂~
神谷「…」
ヨイクマ『ほら、寝不足なんだからたくさん食べないと!』
神谷「いや、寝不足だとむしろ食欲は増す傾向にあるんだ。
まあ俺はまだ一晩寝れなかっただけだけど」
そんなこと言いつつも、食事はのどを通らない
この後何をすればいい?
やっぱり、人と話すべきなんだろうな
昨日モノクマが動機提供をした後だ
また何かが起こるかもしれない
今度こそ止める
そうだ、先の事を暗く考えるよりは今できることをしたほうが
いいに決まってる!
神谷(ガツ…ガツ・・・
ヨイクマ『あの、神谷くん?さっき言った通り食べ過ぎないでね?」
20日目(朝)
誰を操作しますか?↓2
1渚
2神谷
3柿生
<<<ナギサ<<<
天城は電話で話した限りは大丈夫だったが、警戒するべきは
愛野、円山、宍戸と言ったところか…
誰かと話したほうがいいな
↓2
誰の様子を見に行きますか?
~購買部~
宍戸「ちくしょう、なぐサメ何体出たら気が済むんだ…」
宍戸がひたすらモノモノマシーンを回している
渚「宍戸」
宍戸「うおっ、渚か」
渚「何が目的で、それを回してるんだ?もしかしたら俺が持ってるかもしれないが」
宍戸「いやいいよ、自分で手に入れてやるからよ」
渚「そうか」
宍戸「しっかし、なんだ?物欲センサーっつうのか?欲しいもんがあるときはマジで出ねえなこれ」
渚「そういうものなのか?」
宍戸「おうよ、自転車のパーツとか揃いそうだぜ」
宍戸も一見あまり問題なさそうに見えるが…
渚「邪魔はしないとは言ったが、一ついいか?」
宍戸「なんだよ?」
渚「少なくとも神谷はお前の事を心配している」
宍戸「まあわざと突き放してるからな」
渚「それでいいのか?」
宍戸「…おう、いいんだよそれで」
渚「そうか」
宍戸「俺も行動ってのを起こしてみようと思ってる、こいつの結果次第だけどな」
渚「早まるなよ?」
宍戸「心配すんな、俺は平和主義なんだよ、安全なやつだ」
渚「お前自身もか?」
宍戸「…多分」
↓2
1信用しているからな
2何かが起こったら、まずはお前を疑う
3無言で立ち去る
渚「宍戸」
宍戸「なんだ?」
渚「信用しているからな?」
宍戸「はっ、お前って割と柔らかい奴だよな。俺は嫌いじゃないぜ?」
渚「柔らかい?意味が分からないんだが…」
宍戸「じゃあ考えてみな、自分がどういうやつだかをよ」
渚「・・・」
おれはその意味を考えながらそこから去ろうとした
宍戸「ああ、そうだ。これ持ってけよ」
宍戸は何かを投げてきた
渚「なんだ?」
宍戸「お守りみてえなもんだ、もっときな」
宍戸「さて、あと3枚…鬼がでるか仏がでるか・・・」
・宍戸の好感度がMAXになりました
【小槌のキーホルダー】を手に入れました
20日目(昼)
誰を操作しますか?↓2
1神谷
2柿生
<<<カキエ<<<
柿生(ぼー
考え事をしてたらもうお昼になってしまいました
少し動きましょう
↓2誰に会いますか(宍戸は選択不能)
~廊下~
神谷「ふぅ…」
柿生「あ、神谷くん!」
神谷「…柿生か、よう」
ヨイクマ『こんちわ!』
顔色が悪い神谷くんと、二人目の声もしました
一瞬どこから声がするのか戸惑いましたが、すぐにヨイクマに気づくことができました
柿生「ヨイクマさん、こんにちわ…えと、どこに声をかければいいのか分かりませんねこれ」
神谷「ははは、まあすぐになれるよ」
柿生「大丈夫ですか?なんだか顔色が良くないですけど…」
神谷「ああ、昨日一睡もできなくて、寝不足なだけだ」
柿生「なぜ一睡もしなかったのに起きてられるんですか!?」
その経験がない私はつい質問してしまいます
神谷「え…いや、慣れてるから?」
柿生「慣れてるんですか!?」
神谷「まあ、医者だし夜中起きてることも珍しくないっていうか…」
柿生「無理しないでくださいね?」
神谷「分かってる」
柿生「そういえば、愛野さんの様子はどうですか?」
神谷「ああ、様子は見に行ったけど部屋から出ようとはしてくれなくてさ…」
柿生「そうですか…」
神谷「なぁ、みんなどう思ってると思う?あいつの事」
柿生「分かりません、私も深く考えることはしたくなかったので」
神谷「そうだよな」
柿生「でも愛野さんだけが悪いとも思えないんです」
神谷「ああ、そうだ。原因は黒幕なんだし、他にも…」
柿生「他にも?」
神谷「脅しに使われたのが、『俺』だったんだよ」
柿生「あ、ああ…」
なぜだか納得してしまいました
神谷「昔に色々あって愛野は誰か依存心が強い性格だったんだ。いや精神病の類って言ってもいいかもしれない」
柿生「はい」
神谷「あいつは俺に依存していた、何がきっかけかなんてわからないけどな、黒幕はそこをついたんだ。
ましてやこんな極限状態が続いて、宍戸が実際に殺されかけた件もある。そん中、大切な人をを殺すと言われたら
誰だって行動しないとは限らないだろ?」
柿生「私も同じことするかもしれません」
神谷「今考えてみると、モノモノマシーンに効果の高い惚れ薬を仕込んだのだって、そういう狙いがあったのかもしれない」
い、いや~それは深い意味はないような・・・
ヨイクマ『あははは、いやいや、あれはただの遊び心でしょ、自分がかかったのをごまかそうとしたって…』
神谷「そ、そうかもしれないだろ?」
ああ…言っちゃいました
神谷「とにかく、今のあいつは変わったんだよ!俺以外のみんなとも必死に関係を持とうとして、それなのに…」
柿生「…」
神谷「どうかあいつを責めないでやってくれっていうのは無理かもしれないけど…あいつの身にもなってみてくれないかって、みんなに言いたいんだけどなぁ」
柿生「みんなに?言えばいいじゃないですか?」
神谷「そりゃもちろん、だけど今日お前と愛野にしか会ってないんだよ、みんなどこにいるんだ?」
柿生「そういえば閑散としてますもんね、どこも」
神谷「いっそ電話でもするか?でもこういう話はやっぱり直接…」
↓2
1あの、さっきからなぜ『心愛』って呼ばないんですか?
2その気持ちがあればきっと大丈夫ですよ
3まだ時間はあります、諦めないでください!
柿生「あの、神谷くん?」
神谷「ん?なんだ?」
柿生「なんで『心愛』って呼ばないんですか?」
少し聞きにくかったですが、最初から気が付いていました。
なぜか呼び方を戻している、神谷くんは他の人と話すときも「心愛」と呼んでいたのを覚えています
神谷「…!」
明らかに表情が変わりました
柿生「無意識だったんですか?」
神谷「いや、違うよ、気が付かなかったわけじゃない。愛野と話すときは『心愛』呼んでるんだ」
柿生「なにかあったんですか?」
神谷「・・・この前お前が俺の事『シンちゃん』って呼んだの覚えてるか?」
柿生「ええ、多分理由もなんとなくわかってます」
神谷「俺もだ、まだ確信はないけどな、他人事な気がするっていうか」
柿生「それで?」
神谷「呼び方って結構その人にとって重要なんだよな…俺、呼ばれ慣れてるんだよ『シンちゃん』って」
柿生「はい、私も呼びやすいです」
神谷「同じように、違う気がするんだ『心愛』って呼び方がさ、何かちがう呼び方があったはず」
柿生「やっぱり神谷くんと愛野さんも前に会っていたっていうことですか?」
神谷「いやわからねえよ?それも引っかかるってレベルだから」
神谷「それと、愛野のも俺のことを『神谷くん』呼びに戻したんだ。多分あっちは無意識なんだと思う」
柿生「…そういうことでしたか、なんだか納得できました」
神谷「しかし、よく気がついたもんだな」
柿生「私そういうの敏感みたいで」
神谷「呼び方についてはひと段落つくまで後回しにしようと思ってる、もっと気楽に考えたいしさ」
柿生「じゃあそれまでは私も『神谷くん』呼びにしますね」
神谷「そうだな、互いにちゃんと思い出したらにしようぜ?」
柿生「はい!」
・神谷の好感度がすごく上がりました
20日(夜)
<<<カミヤ<<<
~愛野の部屋~
ずっとここにいるわけにもいかないよな
神谷「心愛、ちょっと出てくるよ」
愛野「うん、私はここにいるね…『神谷くん』」
神谷「おう」
ヘビ「シャー」
神谷「しっかり守ってやってくれよヘビ吉」
ヘビ「シャー!」
バタン
ヨイクマ『僕なんでしゃべっちゃいけないの?』
神谷「やっぱり他の人の声がすると不安かもしれないだろ?」
ヨイクマ『そうなのかな?』
神谷「デリケートな問題なんだよ、殺し合いなんてもんがなけりゃやりようはいくらでもあるんだけどな…」
↓2
誰に会いますか?
~食堂~
神谷「よう」
天城「よう!」
元気だなこいつ…
天城「なに、その顔」
神谷「いや、想像してたのと違う反応が返ってきたっていうか」
天城「あはは、まあね、私は嫌なことはすぐに忘れる主義だから」
神谷「お前すげえよ、じゃあ愛野の事は…」
天城「なんとも思ってないよ」
神谷「そうなの…
天城「っていえば嘘になる」
神谷「嘘なのかよ!」
天城「でも今更だよ、心愛ちゃんだけが悪いわけじゃないんだしね、そんなことで悩む暇があるなら
打倒黒幕を考えたほうがいいって思ってる」
神谷「…ありがとな」
天城「君がお礼をいうことでもないでしょ」
神谷「そうかもしれないけどさ」
天城「なんだか照れるね」
↓2
1俺にできることがあるならなんでも言えよ?
2今日、他の奴と会ったか?
3さて、晩飯作るかな
神谷「じゃあな、俺にできることがあればなんでも言ってくれよ?」
深い意味はなかった
天城「え?本当?」
神谷「ん!?ま、まぁ…」
天城「じゃあ何してもらおうかな~」
神谷「お、おい?」
天城「人にやらせたいことは腐るほどあるんだよな~」
神谷「腐るほど!?」
天城「あれがいいかな?いや、これがいいかな?」
神谷「俺にできることだからな?わかってるか?」
天城「いや、アラタくんならあれくらいやっても耐えられるかも?」
神谷「いや多分耐えないぜ!?」
天城「ふふふふふ・・・」
神谷「あはは・・・」
天城「デュフフフフ・・・」
神谷(汗
天城「グハハハハハハハハ、決めたぞアラタくん、君には人類の革新のためにあれを!」
天城「あれ?アラタくん?どこ?おーい」
その辺で逃げ帰ったけど、俺は多分悪くないと思う
・天城の好感度が少し上がりました
~愛野の部屋~
神谷「あ、飯作ってくるの忘れた…」
ヨイクマ『やっちゃったね』
神谷「さっさと逃げてきちゃったからな、まあせっかくここまで来たんだし一度様子を…」
ヨイクマ『…どうしたの?』
ドアが不自然に開いていた
俺が閉め忘れた?いやそんなはずは…
神谷「心愛!!」
部屋の中には誰もいなかった
ヘビ「シャー!」
一匹いるけど…
ヨイクマ「愛野さん、いないの?」
神谷「ああ、どこに行ったんだ…?」
そこで机の上に置いてある紙に目がついた
神谷「書置きか?」
その紙にはこう書かれていた
---------------------------------------------------
愛野は預かった、危害は加えていない
返してほしければ、体育館に来い
この手紙を読んだのが神谷でなければ
神谷に伝えろ
--------------------------------------------------
神谷「なんだこれ…」
ヨイクマ『どうしたの?何て書かれていたの?』
神谷「愛野が連れ去られた!!」
ヨイクマ『誘拐?』
しかも明らかに標的は俺だった
なにが目的なんだ?
神谷「とにかく体育館に行ってみよう」
ヨイクマ『危険じゃない!?』
神谷「そうこう言ってる場合じゃない」
俺は走りだした
くそっ、もっと早く走れれば…
~体育館~
神谷「お望み通り来てやったぜ!!出てこ…そんな、なんでお前が」
どこかに隠れていると思いながら叫んだけど、そいつは教壇の上でふんぞり返っていた
???「よお待ってたぜ、神谷」
愛野「神谷くん…」
背後から愛野に刃物を突きつけていたそいつは…
神谷「なんなんだよ宍戸!!!」
宍戸「それ以上よるな!!」
宍戸だった…
神谷「くそっ」
宍戸「俺はただお前の答えが聞きたいだけだよ」
神谷「答え?」
宍戸「愛野を助けたければここから出ていけ!」
神谷「…そういうことかよ」
当然体育館から出てけとかそういうわけじゃないんだろう
脱出権をつかって希望ヶ峰学園から出て行けと、そう言いたいだろうな
神谷「体育館から出ればいいのか?」
知ってて惚ける
宍戸「馬鹿言え!わかってんだろ?」
神谷「それでイヤだと言ったらどうなるんだよ?」
宍戸「愛野を殺して、俺も死ぬ」
神谷「お前にそんなことができるのかよ」
宍戸「ハナッから覚悟は決まってんだよ!お前に救われたから、俺はどんな手を使ってでもお前を助けてやると決めてたんだ!」
神谷「だれがそんなことを頼んだんだよ!?」
宍戸「うるせえ!お前にはできないはずだぜ?愛野と俺の命をみすみす犠牲にするなんてな」
神谷「うっ…」
ど、どうすりゃいい?
タッタッタッ・・・・
天城「うわっ、どういうこと?」
円山「・・!」
柿生「なんですかこれ…宍戸くん!?」
月宮「なるほどね、たしかに穏やかではない状況ね」
アナ「こ、こんな…」
続々と人がやって来る
神谷「み、みんな、なんでここが?」
宍戸「ちょ、お前呼んだのかよ!?」
神谷「いや俺じゃないけど…」
ヨイクマ『僕が電話して呼んだんだよ、別に問題ないと思ったから』
ヨイクマ『それに手紙には一人で来いとか書かれてなかったし』
宍戸「あ、ああ!問題ねえ、状況かわんねえしな!」
アナ「ちょっと!歌舞伎くんがやりたかったのってこういうことだったの?これじゃあまるで…」
渚「アナ、構わない」
アナ「探偵くん…」
渚「いいんだな?これで…」(ギロ
宍戸「…おうよ」
宍戸「どうするんだよ神谷、こうなった以上後には引けねえぜ?」
神谷「…」
↓2
1条件を飲む(神谷離脱
2条件を飲まない
神谷「ここから出る?やだね!」
宍戸「…ちっ」
神谷「何が心配なのか知らねえけど、俺はもう先に出ようと何て思わねえよ」
宍戸「分かってくれよ、神谷。なんの危険もなく出られるんだったらそれに越したことはねえじゃねえか」
神谷「そういうわけにはいかねえよ、ここには槍で貫かれたお前や頭に重傷を負った柿生と月宮もいるんだ。
それをほっぽり出すなんて、医者としての危機だ」
宍戸「何言ってるんだよ、こんなもんとっくに治ってるじゃねえか、二人だってピンピンしてる」
月宮「…アイタタタ、急二頭ガ痛クナッテキタワ」
柿生「え?大丈夫ですか!?…あ、違う。私もやったほうがいいんでしょうか?」
宍戸・神谷「おいおい」
神谷「たった20日だぜ?まだ判明してない後遺症だってあるかもしれない、精密検査なんてできないからな」
宍戸「そんなの、理屈じゃねえか・・・」
神谷「じゃあ理屈じゃねえ理由も言おうか」
宍戸「え?」
神谷「俺はまだみんなと居たい!まだ思い出せてねえこともある。果たさなきゃいけない約束だってある。」
神谷「俺がついて居たい奴がいる」
愛野「…」
神谷「大体なんだよ、俺が死ぬとでも言いたいのか?」
宍戸「そうなるかもしれないだろ、この先またコロシアイが起こって」
神谷「俺はお前の前で生きてるだろ!」
宍戸「・・・!」
神谷「コロシアイだってもう起こさせない、誰も死なせず俺も死なない!出るときはみんな一緒だ!」
神谷「それが俺の願いであり、そうさせるのが俺の務めだ!!!」
神谷「ここから出る?やだね!」
宍戸「…ちっ」
神谷「何が心配なのか知らねえけど、俺はもう先に出ようと何て思わねえよ」
宍戸「分かってくれよ、神谷。なんの危険もなく出られるんだったらそれに越したことはねえじゃねえか」
神谷「そういうわけにはいかねえよ、ここには槍で貫かれたお前や頭に重傷を負った柿生と月宮もいるんだ。
それをほっぽり出すなんて、医者としての危機だ」
宍戸「何言ってるんだよ、こんなもんとっくに治ってるじゃねえか、二人だってピンピンしてる」
月宮「…アイタタタ、急二頭ガ痛クナッテキタワ」
柿生「え?大丈夫ですか!?…あ、違う。私もやったほうがいいんでしょうか?」
宍戸・神谷「おいおい」
神谷「たった20日だぜ?まだ判明してない後遺症だってあるかもしれない、精密検査なんてできないからな」
宍戸「そんなの、理屈じゃねえか・・・」
神谷「じゃあ理屈じゃねえ理由も言おうか」
宍戸「え?」
神谷「俺はまだみんなと居たい!まだ思い出せてねえこともある。果たさなきゃいけない約束だってある。」
神谷「俺がついて居たい奴がいる」
愛野「…」
神谷「大体なんだよ、俺が死ぬとでも言いたいのか?」
宍戸「そうなるかもしれないだろ、この先またコロシアイが起こって」
神谷「俺はお前の前で生きてるだろ!」
宍戸「・・・!」
神谷「コロシアイだってもう起こさせない、誰も死なせず俺も死なない!出るときはみんな一緒だ!」
神谷「それが俺の願いであり、そうさせるのが俺の務めだ!!!」
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神谷「ここから出る?やだね!」
宍戸「…ちっ」
神谷「何が心配なのか知らねえけど、俺はもう先に出ようと何て思わねえよ」
宍戸「分かってくれよ、神谷。なんの危険もなく出られるんだったらそれに越したことはねえじゃねえか」
神谷「そういうわけにはいかねえよ、ここには槍で貫かれたお前や頭に重傷を負った柿生と月宮もいるんだ。
それをほっぽり出すなんて、医者としての危機だ」
宍戸「何言ってるんだよ、こんなもんとっくに治ってるじゃねえか、二人だってピンピンしてる」
月宮「…アイタタタ、急二頭ガ痛クナッテキタワ」
柿生「え?大丈夫ですか!?…あ、違う。私もやったほうがいいんでしょうか?」
宍戸・神谷「おいおい」
神谷「たった20日だぜ?まだ判明してない後遺症だってあるかもしれない、精密検査なんてできないからな」
宍戸「そんなの、理屈じゃねえか・・・」
神谷「じゃあ理屈じゃねえ理由も言おうか」
宍戸「え?」
神谷「俺はまだみんなと居たい!まだ思い出せてねえこともある。果たさなきゃいけない約束だってある。」
神谷「俺がついて居たい奴がいる」
愛野「…」
神谷「大体なんだよ、俺が死ぬとでも言いたいのか?」
宍戸「そうなるかもしれないだろ、この先またコロシアイが起こって」
神谷「俺はお前の前で生きてるだろ!」
宍戸「・・・!」
神谷「コロシアイだってもう起こさせない、誰も死なせず俺も死なない!出るときはみんな一緒だ!」
神谷「それが俺の願いであり、そうさせるのが俺の務めだ!!!」
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宍戸「なんだよちくしょう…」
渚「宍戸、お前の負けなんじゃないか?」
宍戸「なんだって?」
渚「お前に愛野を殺す気はなければ愛野も殺される気なんてない」
宍戸「ああ?」
愛野「え…?」
渚「ここに来る前に愛野の部屋に寄って来たドアは開きっぱなしだったからな」
閉めてくるの忘れた…
渚「部屋はいたって普通だ、さらわれたというにはあまりに愛野が抵抗した痕跡が無さすぎる」
渚「そもそも愛野がドアを開けなければ、宍戸は入ることもできない」
渚「この状態で愛野が不用心にドアを開けるとは思えないし、さっきから愛野にはまるで焦った様子も見られない」
渚「愛野はおそらく自らついていったんだろう、宍戸から神谷を脱出させる作戦を持ち掛けられてな」
宍戸「うっ…」
愛野「…」
神谷「心愛、そうなのか?」
愛野「だって…もう何が起こるかわからないし、神谷くんには助かってほしくて」
宍戸「渚!お前邪魔しないって言ったじゃねえか!」
渚「ああ、だからお前を信用し邪魔はしなかった、作戦が失敗するまでな」
アナ「ああ、そういうこと~」
神谷「ちょ、お前知ってたのかよ!!」
渚「詳細は知らなかった」
宍戸「…この天下の清麿様がそう簡単にあきらめると思ったか!!」
グイッ!
愛野「きゃ!」
宍戸「状況は変わらねえ!お前らはうかつに手が出せないんだ」
神谷「まだやるのか!?」
宍戸「さぁ、脱出すると言え!」
???(角度は…なら、この計算で投げれば一つや二つ…)
宍戸「ほら!どうするんだy・・・」
その時何かの粒がいくつか宍戸のほうに飛んできた
宍戸「ムグ…」(ゴクリ…)
神谷「な、なんだ?」
宍戸「な、なんかクラクラするんだけ…ど?」バタッ
天城「倒れた!」
柿生「あの…何を投げたんです?月宮さん」
月宮「これよ」
【惚れちゃうかもしれない薬】
神谷「有効な使い道…」
一旦ここまで
神谷「ここから出る?やだね!」
宍戸「…ちっ」
神谷「何が心配なのか知らねえけど、俺はもう先に出ようと何て思わねえよ」
宍戸「分かってくれよ、神谷。なんの危険もなく出られるんだったらそれに越したことはねえじゃねえか」
神谷「そういうわけにはいかねえよ、ここには槍で貫かれたお前や頭に重傷を負った柿生と月宮もいるんだ。
それをほっぽり出すなんて、医者としての危機だ」
宍戸「何言ってるんだよ、こんなもんとっくに治ってるじゃねえか、二人だってピンピンしてる」
月宮「…アイタタタ、急二頭ガ痛クナッテキタワ」
柿生「え?大丈夫ですか!?…あ、違う。私もやったほうがいいんでしょうか?」
宍戸・神谷「おいおい」
神谷「たった20日だぜ?まだ判明してない後遺症だってあるかもしれない、精密検査なんてできないからな」
宍戸「そんなの、理屈じゃねえか・・・」
神谷「じゃあ理屈じゃねえ理由も言おうか」
宍戸「え?」
神谷「俺はまだみんなと居たい!まだ思い出せてねえこともある。果たさなきゃいけない約束だってある。」
神谷「俺がついて居たい奴がいる」
愛野「…」
神谷「大体なんだよ、俺が死ぬとでも言いたいのか?」
宍戸「そうなるかもしれないだろ、この先またコロシアイが起こって」
神谷「俺はお前の前で生きてるだろ!」
宍戸「・・・!」
神谷「コロシアイだってもう起こさせない、誰も死なせず俺も死なない!出るときはみんな一緒だ!」
神谷「それが俺の願いであり、そうさせるのが俺の務めだ!!!」
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20日目(夜)
誰を操作しますか?↓2
1渚
2神谷
3柿生
神谷「ここから出る?やだね!」
宍戸「…ちっ」
神谷「何が心配なのか知らねえけど、俺はもう先に出ようと何て思わねえよ」
宍戸「分かってくれよ、神谷。なんの危険もなく出られるんだったらそれに越したことはねえじゃねえか」
神谷「そういうわけにはいかねえよ、ここには槍で貫かれたお前や頭に重傷を負った柿生と月宮もいるんだ。
それをほっぽり出すなんて、医者としての危機だ」
宍戸「何言ってるんだよ、こんなもんとっくに治ってるじゃねえか、二人だってピンピンしてる」
月宮「…アイタタタ、急二頭ガ痛クナッテキタワ」
柿生「え?大丈夫ですか!?…あ、違う。私もやったほうがいいんでしょうか?」
宍戸・神谷「おいおい」
神谷「たった20日だぜ?まだ判明してない後遺症だってあるかもしれない、精密検査なんてできないからな」
宍戸「そんなの、理屈じゃねえか・・・」
神谷「じゃあ理屈じゃねえ理由も言おうか」
宍戸「え?」
神谷「俺はまだみんなと居たい!まだ思い出せてねえこともある。果たさなきゃいけない約束だってある。」
神谷「俺がついて居たい奴がいる」
愛野「…」
神谷「大体なんだよ、俺が死ぬとでも言いたいのか?」
宍戸「そうなるかもしれないだろ、この先またコロシアイが起こって」
神谷「俺はお前の前で生きてるだろ!」
宍戸「・・・!」
神谷「コロシアイだってもう起こさせない、誰も死なせず俺も死なない!出るときはみんな一緒だ!」
神谷「それが俺の願いであり、そうさせるのが俺の務めだ!!!」
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<<<ナギサ<<<
宍戸が妙な薬のせいで意識を失ったことにより
この事態はあっさり収束した
俺の想像通り、宍戸は愛野をさらったわけではなく
宍戸が愛野の部屋の前で
こういう手段で神谷を脱出させようと持ち掛けた所
愛野が自らその案に乗ってついていったという
そもそも宍戸が持っていた刃物はモノモノマシーンから出てくる
【フェイクナイフ】(刃の部分が引っ込む物だ)で、こんなものでは
愛野を脅してさらうことは難しい
宍戸には最初から殺意がなかった
故に武器の変わりになるものを求めて
モノモノマシーンを回し続けていたというところか
愛野「ごめんなさい…」
神谷「まったくだぜ、俺は出ないって言ってるのに」
アナ「でもこれはこれでよかったんじゃない?」
円山「…なにが良かったのですか?」
アナ「パティシエちゃんに敵意はない、分かってはいたと思うけど納得できない人もいたんじゃない?」
天城「確かにこれだけ誰かを助けるために体を張ったんだから、はっきりしたよね」
柿生「やり方は極端ですけど」
神谷「まあ、そう考えると感謝しなきゃいけねえのかな?」
神谷「愛野、ありがとな、でも俺一人で脱出する気ないから」
愛野「…うん」
天城「さ~て、愛しの恋人も体を張ったんだから君も体はらないとねえ?アラタくん?」
神谷「あ、ああ、そうだな」
天城「じゃあさっきの続きをしようか、君には私の実験台に…!」
神谷「まだその話を蒸し返すのか!!?つか、もう実験台って言ってるじゃねえか!!」
天城「問答無用!!」
なぜ、みんなここまで切り替えが早いんだ・・・
渚「ところで宍戸はどうするんだ?」
ヨイクマ『僕が最初に見たときは、確か意識がはっきりしてから、一番最初に目に入った人に惚れ…ちゃうかもしれないだったかな?あの時は神谷くんが柿生さんに惚れてたけど』
渚「そんなことがあったのか?」
柿生「知らなかったんですか!?」
アナ「でもだいぶ厄介なことになるよね、男は近づけないし…相手が宍戸君だと女としても…」
月宮「まあ、投げた私が責任を取るわ」
渚「いいのか?」
月宮「別に効果が確定してるわけじゃないんでしょう?それに、嫌いじゃないわよ、宍戸君、それなりに誠実な人だと思わない?」
宍戸「う、う~ん…」
ヨイクマ『あ、起きたよ!』
月宮「宍戸君、平気?」
↓1 コンマ50以上で効果あり
宍戸「…あ?えっとどうしたんだっけか?俺」
月宮「問題ないみたいよ?」
・効きませんでした
神谷「なんかちょっと残念だな」
宍戸「んだよ人が起きるなり残念って…言われ慣れてるから一番嫌いな言葉なんだぜ?」
天城「言われ慣れてるの…?」
宍戸「ん?神谷…おま、まだここにいるのか!?なんてこった」
渚「もう終わりだ宍戸」
宍戸「神谷、いいのかよここから出られるって結構…」
神谷「しつけえよ、心に決めてるんだ」
宍戸「ちぇ、そういわれちゃ男として邪魔できねえな」
神谷「そういうことだ、諦めろ。てか俺本気でお前に嫌われたのかと思ったんだぜ?あんな突き放すような演技するなんて」
宍戸「ったりめえだろ、演じることこそ俺の本業だ」
神谷「いやいや、だったらさっき俺を脅してた時に『お前に救われたから、俺はどんな手を使ってでもお前を助けてやると決めてたんだ!』なんて叫ぶなよ
正直あの瞬間まで俺相当焦ってたのに、あの言葉があったから、あ、別に嫌われてなかったんだってなって」
宍戸「…あぁぁぁぁぁ!!」
アナ「一言で台無しにしたんだ…」
天城「まさに残念」
アナ「それにしても探偵くんに止められるなんて思わなかったよ」
渚「何をだ?」
アナ「ほら、アタシが歌舞伎くんを止めようとしたのを止めたじゃん」
渚「危険性はないと思ったからな、邪魔をしないと約束もしていた」
アナ「…探偵くんやっぱり割と優しいよね」
渚「さぁな」
少し疲れた、後は任せて例の場所でも行くか…
アナ「どこ行くの?」
アナを連れていくか?↓1
1連れていく
2連れて行かない
渚「気になるならついてこい」
アナ「え?」
~教室(プラネタリウム)~
アナ「ワオッ、こんなところがあったの?」
渚「モノクマに頼んだら用意された」
アナ「妙なところで粋なことするよねここの黒幕」
俺がその辺の座席に腰を掛けると
アナも隣の席に座った
静かにはなりそうもないな
アナ「そういえば言ってたね、星を見るのが好きって、どうして?」
渚「子供のころから、親友とよく星空を見に行ってたんだ」
アナ「そういうこと・・・」
アナ「その人のこと、覚えてる?」
渚「さぁな」
アナ「そこ、その返しをする場所?」
渚「本当に定かじゃないんだ」
アナ「なら覚えてないって答えればいいのに」
渚「かすかには浮かんでくる」
アナ「ややこしいね」
アナ「でもまぁ、ややこしい事ばかりか」
確かにここに来てからややこしい事ばかりか…
しばらくすると、アナがあるものを差し出してきた
つ【携帯ゲーム機】
渚「なんだ?」
アナ「ほら、今度一緒にやろって言った」
渚「あまり得意じゃないぞ?」
アナ「もちろんレースゲームだとか、格ゲーをやれって言ってるわけじゃないよ」
アナ「この推理ゲーム、どう考えても誰が犯人かわからないんだ」
しぶしぶそのゲームを受け取る
渚「どうやるんだ?」
アナ「証拠とかアリバイは揃えてあるんだけど…」
渚「なら説くだけじゃないのか?」
アナ「それができりゃあ苦労しないんだよ、助手の仕事はここまで、あとは探偵くんの出番」
助手…か
渚「読んでみたところ、さほど難しい事件じゃない、単純だ。まず犯人は…」
アナ「え、簡単なの?ちょっと待って!もうちょっと考えるから…」
今度は無理やり取り上げられる
渚「……」
俺はこいつのペースにはまってばかりだな…
結局アナはその事件を解き明かすことはできなかった
だが俺が真相を語ると
アナ「なんだぁ、そんな簡単だったのか」
と拍子抜けする
これが助手でいいんだろうか?
渚「…」
アナ「ねえ、探偵くん、これあげるよ」
渚「今度はなんだ?」
つ【資産家のネックレス】
アナ「アタシが元々つけてたネックレス、【十字架のネックレス】のお返しというか」
渚「いいのか、そんなもの」
アナ「母は来るべき時が来たら、その人に渡せって言ってたから」
渚「それが今なのか?」
アナ「……さぁ」
それでいいのか…
アナ「さてっと、そろそろ部屋に戻って寝るかな~」
渚「俺はもう少しここにいる」
アナ「そ…あ、探偵くん」
渚「なんだ?」
アナ「*********」
渚「?」
アナ「ノヴォセリックの言葉だよ、意味はここから出たら教えてあげる。じゃ、おやすみ」
渚「ああ」
アナは足早に去っていった
しかし困ったものだ、俺にはなぜか今の言葉が理解できた
渚「愛している……か」
・アナの好感度がLOVEになりました
リザルトは後程
21日目(早朝)
誰を操作しますか?↓2
1渚
2神谷
3柿生
<<<ERROR<<<
神谷を操作できません
別の人を指名してください
↓2
1渚
2柿生
<<<ナギサ<<<
渚「…」
特に何事もなく起きる
夢を見なかったのは久しぶりだ…
時間は起きるにはまだ早かった
だが不思議と寝直す気分にはならない
渚「ぶらつくか・・・」
~廊下~
渚「ん?なんだ?」
廊下に出るとすぐに妙な雰囲気に気が付いた
胸騒ぎがする
ひとまず、食堂に向かってみるか…
先を急いでいると倉庫に続く血痕が見つかった
渚「くっ…何があったんだ…」
足を止めずにその方へ向かうと…
渚「か、柿生…
渚「…何があったんだ?」
俺は血だらけの柿生に問いかける
柿生「渚くん…今…神谷くんが…
柿生がその様子で話しかけてきた時点で確信するしかなかった
--------------------------------------------------
--そこには、どこか深い関係があった気がする人物のうちの一人
「俺は死なない」などと言っていたのはたった昨日の事だった--
--元超高校級の医学生--
--神谷新が柿生の腕に抱かれたまま息絶えていた--
柿生「神谷くんが…さっき、死にました」
柿生は、涙を流しながら、だが強いまなざしで俺を見つめながらそう言った
今日はここまで~
リザルト
・神谷新が死亡しました
・カミヤsideがデッドエンドになりました
ナギサside(メダル3)
好感度
カミヤ MAX
柿生 ?.?
サガラ1.0
マイジョウ 3.3
宍戸 ?.?
円山 0.3
フジワラ 0.5
アナ MAX
愛野 1.2
ミギマチ 0.2
月宮 4.0
シラカワ 0.0
天城 4.1
カキエside(メダル4)
・月宮の好感度がすごく上がりました
好感度
渚 3.7
カミヤ MAX
サガラ0.8
マイジョウ 1.3
宍戸 2.3
円山 3.2
フジワラ 3.2
アナ 1.6
愛野 2.5
ミギマチ 3.8
月宮 2.8
シラカワ 0.0
天城 3.5
因みに4章以降で主人公が死んだ場合はやり直しがありません(つい最近まで5章以降にしようか迷ってましたが)
3章以前の死亡はプロローグでの神谷死亡と3章の柿生死亡以外は全部BADエンドでやり直しでした
設定の矛盾や展開的に厳しかったのでかなりスルーしましたが、おまけで書こうかと思ってます
神谷は死んだ
それはもうどうしようもない現実だ
渚「人を呼ぶぞ」
柿生「…お願いします」
俺は手帳でアナに電話をかけた
アナ「もしもし?何?朝っぱらから」
少し機嫌が悪そうな声が聞こえてくる
渚「大至急倉庫前に来てくれ」
アナ「……どうしたの?」
渚「神谷が死んだ」
アナ「・・・!」
渚「……」
アナ「分かったすぐ行くよ、他の人も起こす?」
渚「いや、一人で来い」
アナ「りょうかい」
まもなくして、例のアナウンスが響き渡った
これで、俺と柿生とアナの無実は証明された…
アナ「…なんなんだろうね」
柿生「……」
渚「間もなく人が集まってくるだろう、少しこの場を任せる」
アナ「どこ行くの?」
渚「倉庫だ」
神谷は上に白衣を着ていなかった
血痕は倉庫まで続いている、もしかするとそこにも何かあるかもしれない
神谷自身から所持品を調べてもよかったが、気分がよくなかった
~倉庫~
渚「…!?」
倉庫には血まみれの白衣、おそらく神谷の着ていたものだろう、それをかけられた愛野が壁にもたれかかっていた
俺はすぐに駆け寄った
愛野(スー…スー…)
寝むっているだけか?
特に外傷はないようだった
渚「おい、起きろ」
愛野(スー…スー…)
渚「愛野?起きてくれ」
愛野(スー…スー…)
肩を揺すってみるがまるで起きる気配が感じられなかった
まるで永遠に目を覚まさないようなそんな
渚「そうだ、ヨイクマ」
神谷の白衣のポケットから手帳を取り出す
これも反応がない、壊れているようだ…
反対側のポケットも調べようとしたその時
宍戸「うわああああああああ、神谷あああああ!!!!!」
そんな声が聞こえてきた
無念だろう…
絶望…そんな感情がこみ上げてくる
(ゼツボウ二クッシテハナラナイ…)
渚「…!なんだ!?」
返事はない…幻聴なのか?
いや、今は少しでもこの事件の情報が欲しいところだ
気を取り直して反対側のポケットに入っているものを取り出した
これは…薬か?薄暗い倉庫では何の錠剤かは分からなかった
まあ、確認は後でもいい一度戻ろう
【眠っている愛野】
【血まみれの白衣】
【神谷の電子手帳】
【錠剤】
を手に入れた
~倉庫前~
円山「こ、これは…!!」
天城「な、なんで…」
宍戸「おかしいだろ!!こんなの、死なないって言ってたじゃねえか!!あれは何だったんだよぉ!!!」
宍戸が激しく取り乱していた
先ほどまで神谷を抱いていた柿生はその場を離れている
月宮「…モノクマはどこにいるのかしら?」
円山「あ、愛野様もいらっしゃいませんが」
渚「愛野は倉庫で眠っている、意識を取り戻す気配はない」
月宮「どういうこと?」
渚「詳しく話すつもりだが…」
宍戸「誰だ!!!まだ殺す奴がいるのかよ!!許さねえぞ!!」
宍戸は十手を振り回している
天城「ちょっと待って!危ないって…」
宍戸「うるせぇ!くそぉ!く、くそぉ!もう無理だ…俺はもうむりだって…」
今度はその場にへたり込んでしまった…
月宮「激しく錯乱しているようだけれど…
そこで突然俺の意識が途切れた
宍戸「え?お、おう?」
渚「ん?」
柿生「……!」
アナ「またあの時の!」
宍戸「な、なんだ急にシャキッとなったっていうか…なんか気持ちわりい」
気が付くと宍戸の目の前に立っていた
渚「どうしたんだ?」
円山「渚様が私が受けたものを、宍戸様にも行ったのです」
一瞬にして正気に戻す、あれか
月宮「渚君、その超能力みたいなもの、一体…」
渚「ダメだ、俺にもわからない」
月宮「…そうねあなた自身うつろな目をするし、ただあの状態の宍戸君は手が付けられなかったから、むしろ今はありがたいのかも
ただ円山君の事を考えるとやはり多少は警戒したほうがいいわね」
渚「…ああ」
モノクマ「やぁやぁ、みんなお元気ぃ?」
柿生「モノクマ…!」
モノクマ「うぷぷ…いや僕は嬉しいよ!やっとコロシアイによる死人がでたからねぇ」
宍戸「お前…お前なぁ!!」
モノクマ「ああ、待って待って今回ばかりは円滑に進めたいからね、まずモノクマ達!!」
モノクマ「うぷぷ!!」
モノクマ「うっぷっぷ!!」
担架を運んできたモノクマの集団が倉庫に入ると、愛野を乗せて出てきた
柿生「愛野さんをどこに連れていく気です!!?」
大声で指摘したのは柿生だった
少しきつくなった眼差しは緩まない
モノクマ「勘違いされちゃ困るなぁ、愛野さんはまだ生きてるんだから保健室で安静にさせるんだよ。まぁ最も、診てくれる医者はもういないけどね!」
宍戸「てめぇ…!」
愛野は運ばれていった
モノクマ「いちいち噛みつかないでよ、医者がいないって結構重要な要素なんだよ?」
そういうとモノクマは黒いファイルを取り出した
モノクマ「これ、【モノクマファイル】!死体の状況とかここに記されてるんだよ、検死とか解剖とかしなくても済むようにね」
天城「いらないよ!!」
モノクマ「…いらない?」
天城「検死くらい私だってできる!その気になれば解剖だってできる、モノクマの手は借りない!」
モノクマ「あっそ、せっかく用意してあげたのに…まあ見たい人がいたら声かけてよ、人数分用意したから」
月宮「要件はそれだけかしら?だったらさっさと消えてくれるとありがたいのだけど」
モノクマ「な、なんかみんながいつもより一層きついよ?ショボーン…」
アナ「こっちも後の流れは分かってるから、ほんとに引っ込んでよ」
モノクマ「分かったよ、じゃね~」
モノクマはどこかへ去っていった
モノクマ『あ!そうだ!』
今度は放送だ
円山「…今度はなんでしょうか?」
モノクマ『人数が少なくなったんで、死体発見アナウンスの条件だけど、あれ『無関係のふりをした犯人』も含むことにしたから』
渚「何!?」
モノクマ『じゃね~』
つまり、俺と柿生とアナの無実は証明できなくなった…
全員が容疑者だ
宍戸「…神谷、死んじまったんだな」
天城「うん、あの子に支えられたこと、結構多かったのに…なにもできなかったっていうか」
柿生「過ぎたことを悔やんでも仕方ありません」
月宮「え、ええ、そうだけれど…」
柿生「私たちは立ち止まってはいけないんです、こうしてる間にも学級裁判は刻一刻と迫ってきます」
アナ「…画家さん?」
柿生「捜査を始めましょう、皆さん」
宍戸「な、なぁ柿生?」
柿生「はい」
宍戸「なんていうか…ないのかよ?お前も神谷と仲よかったじゃねえか」
柿生「…」
宍戸「ぜんぜん感じないんだよ…さっきまであった、悲しみとか寂しさとか不安とか、その目からは感じねえんだよ…」
柿生「…」
宍戸「お前本当に柿生なのか?その眼はあいつの目じゃない、あいつはもっと暖かい目をしてた…」
柿生「私は紛れもなく柿生小雪本人です。それにもう散々悔やみました、親友の死を…」
親友…
柿生「でも宍戸君が疑問に思う通り、皆さんに今の私について話さなきゃいけないこともあります。」
柿生「でも、そもそも学級裁判で生き延びられなければ意味がありません」
柿生「だから…力を貸してください」
月宮「いろいろ思うところはあるけれど、たしかに生き延びられなければ意味はないわね」
天城「検死は私がするよ」
月宮「ではもう一人見張りとして宍戸君はついていて」
宍戸「俺?」
月宮「あなただからよ」
宍戸「分かったぜ…」
月宮「それ以外は各々行動しなさい、操作開始よ!」
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【安価】 ダンガンロンパーズ part5 渚「それでも、人間は簡単に死んでいく」
【安価】 ダンガンロンパーズ part5 渚「それでも、人間は簡単に死んでいく」 - SSまとめ速報
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生徒名簿
主人公(アンテナ族)
渚 薫(なぎさ かおる) 男
推理力:S コミュ力:E 身体能力:B 精神力:A
超高校級の探偵として希望ヶ峰学園に通っていた。現在は立ち上げた探偵事務所で生活している
人並外れた推理力と洞察力を持っており、様々な難関事件を解決へ導く
一方、人の気持ちには疎く、人好き合いも苦手な模様。冗談が通じない。性格はクール、いや暗いと言うべきか
そう簡単に人は信用せず、必要であれば単独行動も辞さない
星を眺めることが好き
時間が経つにつれ他の人の事を理解し、信用できる人物も増えたようだ
断片的に蘇る記憶には、デザートイーグルに触れた時謎の記憶、アナの記憶がある
過去に右町の父親を殺害していた事が判明する
(謎の力を持っている……?)
神谷 新(かみや あらた) 男 DEAD
推理力:A コミュ力:A 身体能力:(E) 精神力:A
超高校級の医学生として希望ヶ峰学園に通っていた。現在は才能の通り医者になり。様々な人の命を救っている。
すべての科に精通するほか、驚異的な手術成功率を記録する
断固としてコロシアイに参加しないことを心に決めている
人の気持ちをよく考えられ、思いやりがある。だが感情的になりやすく、思わず口走ったりしてしまうことも
断片的に蘇る記憶には、沢山の人を救えなかった記憶がある
モノクマに無関係の人物とされ脱出する権利を与えられたが、それを良しとせず留まる決意を決めたが
何者かに殺されてしまう
柿生 小雪(かきえ こゆき)女
推理力:A コミュ力:A 身体能力:D 精神力:B
超高校級の画家として希望ヶ峰学園に通っていた。現在はフリーの画家。絵の種類は風景画だろうがイラストだろうがなんでもいいらしく幅広いジャンルからの依頼が来る模様
明るい性格でとても人当たりが良く、基本的にみんな仲良くあればいいと思っている
だが、絵を書くこと以外では自分に自信を持てないでいる
また天然でドジな他、極度の寝坊助でサイレン並みに大きい音が鳴らないと朝起きることもままならない
大切な人(右町、藤原)を2人失い、少し不安定になるが、月宮と和解し、明るさを取り戻しつつあった
だが、頭から血を流して美術室に倒れている所を発見される
断片的に蘇る記憶には、デザートイーグルに触れた時の謎の記憶、荒廃したどこかを彷徨う記憶、誰かに選択を迫られる記憶がある
神谷が死亡してから、まるで人が変わったようだ
宍戸いわく目つきが違うとのこと
すいません、
渚 薫(ナギサ カオル)
十神の髪型を少し短くした黒髪
天辺に例のアンテナが立っています
灰色のスーツに黒い革靴です
少し特徴に欠けるぐらい特筆する点がありません
神谷 新(カミヤ アラタ)
赤色の髪の毛、髪型はガンダムビルドファイターズトライのカミキセカイの髪型に似ています
もちろん天辺にアンテナ
白衣を纏い、薄くチェックの入ったスラックスを履いています
あとは、聴診器を下げて、携帯医療セットを肌身放さず持ってます
柿生 小雪(カキエ コユキ)
オレンジ色の髪の毛、ポニーテール、天辺にアンテナです
水色スモックを着ていて、青いスカートは膝丈です
恥ずかしいのでミニにはしないようです
スモックには大きなポケットがあって、そこにスケッチブックが入ってます
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