短いです
オチなしです
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モバP「穂乃香が真面目系天然だって?」
穂乃香「はい。フリルドスクエアのメンバーにそう言われたので、どういうものなのかと」
モバP「ちょっと分からないな・・・ああ、そうだ。どういう状況で言われたんだ?」
穂乃香「はい。どんな時にそう思ったのか聞いておいたんです。」
-----回想-------------------------------
(あずきのラジオ番組にて)
あずき「あずきのラジオ大作戦!いきなりだけど今日のゲストを紹介するよ!」
穂乃香「はい。綾瀬穂乃香と言います。今日はよろしくお願いします」
あずき「相変わらず固いね。でも穂乃香ちゃんらしくていいね!」
穂乃香「そうでしょうか?」
あずき「うんうん。私のラジオはそういう人の方が向いてるしね」
穂乃香「そうですなのか?」
あずき「前回ゲスト柚ちゃんで散々だったからね。楽しかったけど」
穂乃香「聞いてましたけど、すごかったですね。とても楽しそうでした」
あずき「うん。じゃあいきなり前回とは違うってところを見せ付けちゃおう大作戦!」
穂乃香「お、おー」
あずき「ちょっと緊張してるけどもう最初の企画、お悩み解消大作戦!いっちゃうね」
穂乃香「はい」
あずき「今回初めて聞く人に簡単に説明するね!はい、穂乃香ちゃんお願い!」
穂乃香「え、ええ?・・えっと、いただいた相談メールを私たちでアドバイスをする企画です」
あずき「流石穂乃香ちゃん。分かりやすい説明ありがとう!と言うことで最初のお便りは・・・はい」
穂乃香「え、これも私ですか?・・・えっと『太っているのに痩せれない。どうすればいいでしょうか?』」
あずき「あー、ダイエット大作戦か。すっごく分かる、うん。難しいよね。穂乃香ちゃんはどうかな?」
穂乃香「あまり意識してやったことはないですが、解消方法は分かりますよ」
あずき「おお!自信満々だね。じゃあ穂乃香ちゃん」
穂乃香「有酸素運動をメインにすればいいんですよ。」
あずき「え?」
穂乃香「勘違いしやすいんですが、無酸素運動より有酸素運動の方がダイエットに適しているので」
あずき「は?」
穂乃香「有酸素運動は本当にシンプルでジョギングをすればいいんです。頑張ってくださいね」
あずき「あの、ドヤ顔してるけど穂乃香ちゃん?」
穂乃香「え?ああ、そうですね。30分から1時間くらい走ると効果的ですよ。時間を言い忘れてました」
あずき「・・・・うん、じゃあ次にいこっか!」
------回想終了------------------------------
モバP「なるほど・・・分からん」
穂乃香「モバPさんもですか」
モバP「痩せたいと思ってるんだったら元々運動してるだろうし、やり方の問題だけだな」
穂乃香「ですよね。後は運動の仕方さえ分かればいいと思ったんですけど」
モバP「ジョギングがいいってアドバイスもしてるしな。何もおかしくないな」
穂乃香「そうですよね。あ、そうです。他にもあったんですけど」
モバP「よし、じゃあそれも教えてくれ」
穂乃香「はい」
-----回想-------------------------------
(さっきの続き)
あずき「『勉強したいのに集中できません。良い勉強方法を教えてください』だって」
穂乃香「分かります。その気持ち、昔から私も悩んでました」
あずき「へー、穂乃香ちゃんは無縁だと思ってたけど、やっぱり遊んじゃ・・」
穂乃香「バレエばかり打ち込んでいた時期はテストで学年二桁順位になってしまったり、どうしました?あずきちゃん?」
あずき「ううん、なんでもない」
穂乃香「バレエでは無いにしろ、何か夢がある方なのですね。目標に向かって頑張ってください!」
あずき「(そんなに自信満々だと、解決してないって言えない)・・・流石穂乃香ちゃんだね」
穂乃香「え?ありがとうございます」
------回想終了------------------------------
モバP「なるほど・・・分からん」
穂乃香「モバPさんもですか」
モバP「勉強したいのに遊ぶわけ無いしな。何か夢があるんだろうな」
穂乃香「ですよね。多少勉強が疎かになっても夢があるなら、気にしなければいいと思うんですよ」
モバP「授業受けてるだけじゃ90点くらいしか取れないかもしれないが。何もおかしくないな」
穂乃香「そうですよね。あ、そうです。他にもあったんですけど」
モバP「よし、じゃあそれも教えてくれ」
穂乃香「はい」
-----回想-------------------------------
(スイーツ食べ放題のお店にて)
柚「わー、たくさんあるね。しかもどれも食べ放題!」
あずき「食べ放題大作戦だね!」
忍「穂乃香ちゃんすごく興味津々だね。」
穂乃香「ええ、こういうお店は初めてで、素晴らしいところですね」
柚「でしょ!じゃあ穂乃香ちゃんもたくさん食べy」
穂乃香「こんなにたくさん食べたら、たくさんレッスンできますね。今日は頑張りましょう!」
柚「ちょ、ちょっと調子悪いかなー・・・」
あずき「や、やっぱりほどほどにしておかないとね」
忍「レッスンの時間も限られてるし、たくさんは出来ないと思うけど」
柚・あずき(ナイスフォロー!)
穂乃香「確かにそうですね。それならトレーナーさんに激しいレッスンお願いしないといけませんね」
柚・あずき(あ・・・・)
------回想終了------------------------------
モバP「なるほど・・・分からん」
穂乃香「モバPさんもですか」
モバP「たくさん食べて、たくさんレッスン。基本だよな」
穂乃香「ええ。柚ちゃんとあずきちゃんは調子が悪かったみたいでレッスンもいつも通りでしたけど」
モバP「穂乃香は勿論食べた分だけ頑張ったんだろ。何もおかしくないな」
穂乃香「そうですよね。あ、そうです。他にもあったんですけど」
モバP「よし、じゃあそれも教えてくれ」
穂乃香「はい」
-----回想-------------------------------
(ゲームセンターにて)
忍「穂乃香ちゃん!?ダンスゲームの前でそんな汗だくでどうしたの!」
穂乃香「コツは掴めました。そろそろ出来そうな気がするんです」
忍「まさかこのゲームやってるの?」
穂乃香「はい。私たちの曲が踊れると聞いたので、体験してみるべきだと思いまして」
忍「え?穂乃香ちゃんがクリア出来なかったの?」
穂乃香「はい。☆のマークが20個の奴で挑戦してるのですが」
忍「これ多分すごく難しいやつだよ」
穂乃香「はい。全ステップをパーフェクトでクリアできないんです」
忍「ゲームだから慣れもあると思うし・・・え?普通にはクリアできるの?」
穂乃香「それは簡単でした。途中激しい部分があって、そこだけ少しバランスを崩してしまって」
忍「ん?この台の後ろのバーに捕まってないの?」
穂乃香「ああ、この安全棒ですか?流石にそこまでバランスを崩してはいません」
忍(高難易度のは捕まってやるのが基本だって聞いてるけど、気のせいだったかな)
穂乃香「30回目にしてようやく慣れてきたので、そろそろ出来るはずです」
忍「30回目!?って気づいたらギャラリーだらけだった!?」
穂乃香「ええ、皆さん順番待ちだと思ってたのですが、観戦してるだけとのことで」
忍「いやいや!汗だくで30回もずっとやってたら、しかもアイドルなんだから目立つよ!!」
穂乃香「そうですか?みなさん観戦とのことですから応援してくれてるのかと」
忍「違う、絶対に違う!もう、早く帰るよ!」
穂乃香「あの、もう少しで」
忍「ダメ!」
------回想終了------------------------------
モバP「なるほど・・・分からん」
穂乃香「モバPさんもですか」
モバP「でもアイドルがそういうところで一人で遊ぶのは危険だ。今度からは誰かと一緒に行くようにな」
穂乃香「あ・・・そうですね。でも皆さんお仕事が忙しくて予定が合わないかもしれないですし」
モバP「その時は僕が付き合おう。一緒にゲームセンターに行くだけだ。何もおかしくないな」
穂乃香「そ、そうですよね。今度一緒に行きましょうね。あ、そうです。他にもあったんですけど」
モバP「よし、じゃあそれも教えてくれ」
穂乃香「はい」
-----回想-------------------------------
(バラエティ番組で)
司会者「穂乃香さんは以前バレエをやっていたとか?」
穂乃香「はい。アイドル暦よりもずっと長くやっていたので、自信があります」
忍「うん、やっぱり穂乃香ちゃん体すっごく柔らかいよね」
司会者「凄いですね。ちょっと見せてくれませんか?」
穂乃香「任せてください。ちょっとステージの方にあがりますね。では行きます」
司会者「お願いします」
穂乃香「まずは、足を180度あげて」
全員「えっ!?」
司会者「ちょ・・穂乃香さん!?見えてますよ!!あなたスカートですよ!!」
穂乃香「はい。大丈夫です。この通りスパッツ履いてますから問題ありません」
忍「違うの!そういう問題じゃないの!もう柔らかいの分かったから!!」
穂乃香「いえ、ここから」
司会者「さぁ!時間もおしてるので、次の企画行きましょうか!」
穂乃香「あ、そうでしたか。すみません」
------回想終了------------------------------
モバP「なるほど・・・分からん」
穂乃香「モバPさんもですか」
モバP「うーん、あ、バレエの技術をそんな軽々しく見せるなってことじゃないか?」
穂乃香「なるほど。基本的な演技しか見せる予定は無かったのですが。説明不足でしたね」
モバP「ちゃんと事前に言っておくべきではあったが。何もおかしくないな」
穂乃香「そうですよね」
モバP「どれも普通だな」
穂乃香「結局、真面目系天然と言うのが何か分からなかったですね」
モバP「別に悪口と言うわけでもないんだろ?」
穂乃香「はい。みなさん特にそういう感じでは言っていなかったです」
モバP「それなら気にする必要は無いだろう」
穂乃香「いえ、でも自分がどう見られているのか知ることによって更に表現の幅が広がると思うんですよ」
モバP「確かに・・・って、あれ?天然ってどういう意味なんだ」
穂乃香「そういえば天然の意味を調べていないですね」
モバP「調べてみるか・・・」
<天然とは>(goo辞書より)
1 人為が加わっていないこと。自然のままであること。また、そのさま。「―の良港」⇔人工。
「栄養不足で―に立枯になった朴の木の様なもので」〈啄木・雲は天才である〉
2 うまれつき。天性。「―の美声」
モバP「なるほど。分かったよ」
穂乃香「どういう意味ですか?」
モバP「真面目系天然って、うまれつき真面目ってことだ。多分『非常に真面目』だということだろう」
穂乃香「あまり気にしたことはなかったですが、昔から真面目だと言われることが時々ありました」
モバP「それなら気にすることもないだろう。今までどおり頑張っていこう」
穂乃香「はい!ところでこれから打ち合わせなのに皆さん遅いですね」
モバP「そろそろ時間だけど・・・電車でも遅れているのかな?」
(事務所入り口)
柚「流石と言うか、何か斜め上の方向に決着したみたいだね」
あずき「聞き耳大作戦は成功だったかな?」
忍「あの二人の会話に巻き込まれると異世界に入り込んだ気分になるし、成功かな」
柚「会話は面白いんだけどねぇ」
あずき「二人に自分達が天然だってちゃんと教えてあげたほうがいいかな?」
忍「無理無理。二人の言葉を借りるなら、あれは天然(生まれつき)の天然だから」
柚「ぷくく・・・天然の天然って・・・」
忍「はいはい。じゃあそろそろ心配かけちゃう前に入ろっか」
あずき「さんせーい」
三人(天然は治らないだろうし、それが穂乃香ちゃんの可愛いところなんだよなぁ)
終わり
穂乃香ちゃん真面目系天然可愛い。再登場おめでとう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
「天然」自体が「天然ボケ」つまり人為的なウケ狙いじゃないボケの略なんだが
「天然の天然」ってつまり「天然の天然のボケ」ってこれもうわかんねぇな
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