l5宙域 カブキ町エリア
クリス松村「え…えぇ…月なら出てるけど…?」
マツコdx「そう…だったらアタシが直接行くわ」
マツコdx「アタシの機体…マツコdx(ダブルエックス)を出してちょうだい!」
カバchan「ダメよマツコ!今出撃したらあなたはまた傷付くことになる!」
カバchan「それに…この戦場にはミッツも来てるのよ…」
カバchan「あなたにはミッツの腕(テク)を上回る自信と…彼女を倒す覚悟はあるの!?」
マツコdx「自信とか…覚悟なんてないわよ…。…それでも…」
マツコdx「…それでも…アタシは…行くわ!!」
ゲイバー“フリーデン”
機体格納庫…
真島「マツコ…機体整備は完了してるわ…いつでもイケるわよ!!」
マツコdx「ありがとう、マジー…」
真島「いいのよこれくらい…マツコ…ミッツを頼むわね」
マツコdx「えぇ…ミッツはアタシが止めてみせるわ!」
マツコdx「マツコ…ダブルエックス!…イッちゃうわぁ!!」
…キュイィィィン…
…バシュウゥーー!!…
クリス松村「イッてしまったわね…」
カバchan「…マツコ…あなたって人は…」
l8宙域 ギロッポン
ミッツ「そこぉ!」
…ガキィン!…
ノンケa「アッ―」
…チュドーン!…
ノンケb「バ…バケモノ…」
ミッツ「ちょっとちょっとぉ~このミッツの美しい愛機ハーミッツクラブにバケモノはないでしょ~」
…ビチューン!…
ノンケb「ア…アッ―」
…ドゴーン!…
ミッツ「まったく…どいてもこいつも弱すぎるわ~」
マツコdx「そこまでよ!ミッツ!!」バシュー!…キュリッ!
ミッツ「あら?遅かったじゃない…マツコ」
マツコdx「これ以上ノンケのメンズを虐げるのはやめなさい!!」
ミッツ「なに?自分がモテないからって嫉妬してるの??」
マツコdx「ふん!冗談は顔だけにしときなさいよ!…そもそもアンタ、モテたことなんてないでしょうに」
ミッツ「言ったわねぇ!アタシが一番気にしてることを!!」
ミッツ「マツコといえどもう容赦しないわ!…消し飛びなさいッ!!」ウィーン…ガシャン!
マツコdx(ハーミッツクラブが変形した?…まさかここであれをぶっ放すつもり!?)
マツコdx「ちょっとアンタ!…本気なの!?」
ミッツ「…」キュイィ~ン…
マツコdx「マズいわね、なんとかしないと…けどどうすれば…」
???『落ち着いてぇ~マツコォ~!』
マツコdx「その声は…ikko!」
ikko『最初からこうなることを予想してわざわざ月から遠くないここに来たんでしょ~?』
ikko『だったらやることはひとつよネ~』
マツコdx「そうね…ikko…頼めるかしら?」
ikko『かしこまり~!…じゃあいくわよ~』
ikko『マツコ…あなたに力を…』キュピーン☆
…シュイーン…パシューー!…
マツコdx「ハァハァ…オルガスムウェーブ…くるぅッ!!」アッヘー…
マツコdx「ツインカマライト…」
ミッツ「カマライト…」
マツコdx「キャノン!!」
…バシュウウゥゥゥゥ……!…
ミッツ「ランチャー!!」」
…ゴオオォォォ……!…
……カッ!……
……………
ゲイバー“フリーデン”
カバchan「…!…マツコのツインカマライトキャノンが…」
クリス松村「カマライトランチヤーを押し返してくわ!!」
真島「マツコ…ミッツ…」
ikko「…!…これは!?」キュピーン!
クリス松村「どうしたの?…ikko??」
ikko「あいつが…くるわぁ~!」
l8宙域 ギロッポン…
ミッツ「くっ…!」
マツコdx「このまま押しきるわ!!」
???「ドドスコスコスコ…ドドスコスコスコ…」
マツコdx「何?…この声?」
???「メガシンゴ砲…注入!!」
…バシュウゥゥーッ!!…
…ドオオォォォオオン!…
マツコdx「…!…カマライトキャノンが…相殺された!?」
ゲイバー“フリーデン”
真島「あの赤い機体は…」
カバchan「た…楽しんごの…」
クリス松村「ヴァシンゴ・テクノブレイク!!」
ikko「どんだけ~~☆」
楽しんご「てやんでぃ…」
マツコdx「楽…しんご…!?」
ミッツ「遅いわよぉしんご!」
楽しんご「ごめんねミッツ…ヴァシンゴ・テクノブレイクの調整に手間取っちゃって…」
楽しんご「でもこれで形成逆転だね!」
ミッツ「そうね…覚悟しなさい!…マツコォ!!」
楽しんご「いっくよ~」
…ヒュッ!…キュリ!キュリ!…
マツコdx「…速い!!」
ミッツ「後ろがガラ空きよ!」ヒュッ!
マツコdx「しまっ…!!」
ミッツ「くらいなさい!」
ミッツ「アトミッツシザー!!」
…ゴキイィィン!…
マツコdx「うおぉぉ…!!」
ミッツ「捕まえたわよ~」
…メキメキメキメキ…
マツコdx「あ…あぁ…」ガクガク…
楽しんご「ミッツ…遊んでないでトドメを!」
ミッツ「わかってるわよ!」
ミッツ「ミッツハ~ンドゥ…スマ~ッシュ!!!」
…ドゴオォ!!…
マツコdx「ブルアァ…!!」ゴフ…
ゲイバー“フリーデン”
真島「そんな…マツコが…」
クリス松村「うそ…」
カバchan「…マツコーーッ!」
ikko「お願い!…応答して!」
マツコ『…』
真島「あ…あぁ…」
l8宙域 ギロッポン
楽しんご「dx(ダブルエックス)…沈黙。やったね!ミッツ!!」
ミッツ「あっけなかったわね…このまま握り潰してやろうかしら?」
??「そうはさせないわ!」
???「マツコ・デラックスを放しなさい!!」
楽しんご「…!…あなたたちは…!!」
ミッツ「憲一とケンヂ!!」
美川「久しぶりねぇ」
はるな「ケンヂっつうなゴラァッ!!」クワッ!
楽しんご「やだ…コワ~イ!」
ゲイバー“フリーデン”
『久しぶりねぇ』
『ケンヂっつうなゴラァ!!』
………………
カバchan「ちょっと!…あれって…!!」
真島「あの機体は…はるなちゃんのエア・アヤヤーと美川さんのレオミカワね!!」
クリス松村「あの二人なら…マツコを救えるかも!」
ikko「…」ピッ…ピピ…
…ツー…
ikko『二人とも聞こえてるぅ~?マツコをなんとかして助けてぇ~』
l8宙域 ギロッポン
ikko『二人とも聞こえてるぅ~?マツコをなんとかして助けてぇ~』
美川「言われなくてもわかってるわヨ!」
はるな「私達はそのつもりで来たんだからねっ」
美川「アタシが隙を見てデラックスを奪還するわ!はるなは少しの間でいいから二人を引き付けて!」
美川「それくらいあなたでもできるでしょ?」
はるな「言うよねぇ~!」
はるな「あんまり長くはできないけどなんとかしてみるわ!」
美川「そう…じゃあ早速仕掛けるわよ!!」
はるな「は~い!」
楽しんご「エア・アヤヤーが来るよ!ミッツ!!」
ミッツ「一人で突っ込んでくるなんて無謀ね…はるな」
ミッツ「あなただけで私達に勝てるとでも思ってるの?」
はるな「そんなこと思ってないわ。けど足止めくらいならできるわよ!」
はるな「ト ラ ン ザ ム!!(性転換)」カッ!!
楽しんご「!?」
ミッツ「!?」
ケンヂ「さて…と…。行くぜオラァッ!!」ドン!
ケンヂ「オラオラオラオラァッ!!」キュリキュリ!…パシュー…
…ビチューン!…ビチューン!…ビチューン!…
楽しんご「て…てやんでぃ!」ヒュッ
ミッツ「ちょ…ちょっとぉ!!危ないじゃないの!!」
美川「今ね…そこぉ!!」
…ザシュッ!…
ミッツ「ちっ!!」
美川「はるな!デラックスは救出したわ!…撤退するわヨ!」
ケンヂ「今はケンヂだ!…はるなっつうなゴラァ!」
美川(めんどくさ…)
美川「なんでもいいけどさっさと逃げるわヨ~」
…キュリッ!…バシュウゥー!!…
ミッツ「ま…待ちなさい!!」
ケンヂ「誰が待つか!!」
…バシュウゥゥー!!…
…………………
…………
楽しんご「うまく逃げられちゃったね…」
ミッツ「…」
l6宙域 ザギン
月面ハッテン場 “h.o.m.o.”
イケメンノンケ「アアアッ‐」
楽しんご「ただいま~」
ミッツ「今戻りましたぁ」
???「遅いわッ!」
…バスコンッ!…バスコンッ!…
???「あんまりお前らが遅いから…」
慎之介「思わず慎之介になっちまったじゃねぇかこの野郎!!」スパン!スパン!
細マッチョ「オゥフ‐」ピクピク…
楽しんご「ご…ごめんなさいピーターさん」
ミッツ「…」
慎之介「それより、ポンギにデラックスが現れたそうじゃねぇか…」
…ドッシン!…ドッシン!…
オトメン「もうらめぇ!」プシャア!
慎之介「う…」ビュルル!
ピーター「……ふぅ。」
オトメン「」ビクンビクン…
ピーター「ちゃんと始末してきたんでしょうね?」
ミッツ「そのことなんですが…」
楽しんご「実は…」
ピーター「なんですって!?憲一とケンヂまで出張って来てたの!?」
ミッツ「えぇ…マツコを後一歩まで追い詰めたのですが…」
楽しんご「とんだ珍入者のせいで取逃がしちゃった!」テヘペロ☆
ピーター「マツコとやりあった後にあの二人を相手にするのはさすがのあなた達でも荷が重いわよね…」
ピーター「けど次は必ず仕留めるのよ…」
楽しんご「はい…」
ミッツ「では失礼します…」
…………………
ピーター「ホントにもう!…カテゴリーf(フツツカモノ)の連中は使えないわねぇ…」ボソ…
l5宙域 カブキ町エリア
― 高須ク〇ニック 集中治療室 ―
…ウィーン…
はるな「先生!マツコは…マツコの容態は!?」
美川「ちょとォ~落ち着きなさいヨ~」
ケンヂ「落ち着いてられねぇよ!」
タカス院長「手術は無事性交しました…ハァハァ…しかし、今夜がヤマです」
タカス院長「今夜さぇ乗り越えられれば…」
はるな「そんな…」
美川「さっきからアンタころころ変わりすぎヨ…」
美川「…とりあえずフリーデンのみんなに連絡入れてくわ」
…スタスタスタ…
はるな「マツコ…」
ゲイバー “フリーデン”
プルルル…プルルル…カチャ…
クリス松村「はいもしもし…!…美川さん!」
カバchan「!!」
真島「!!」
ikko「!!」
クリス松村「…そんな!…えぇ…えぇ…わかったわ…みんなにも伝えておきます」
真島「ねぇ…マツコはどうなったの?」
クリス松村「それが…」
………………
…………
……
…
カバchan「今夜がヤマだなんて…!」
真島「今すぐわたし達も高須クリニ○クに向かいましょう!」
クリス松村「でも今は面会遮絶よ…だから明日の朝イチで病院に行きましょう」
ikko「お見舞いぃ~☆」
高須○リニック…
美川「フリーデンのみんなに連絡してきたわヨ~」
はるな「…マツコは…目を覚ましてくれるよね?」
美川「…そればっかりはマツコの生命力次第ねェ…」
はるな「…」
美川「今は祈りましょう…マツコの無事を…それに……ッ!!…」キュピーン!
はるな「…?…美川さん?」
美川「はるな…あたしちょっと用事ができたから一旦帰るワァ」
…スタスタ…
はるな「あ…ちょっと!……行っちゃった…」
美川(後は頼んだわよ…ケンヂ…)
l4宙域 イケブクロエリア
???「もうすぐカブキ町エリアね~」
ピーター『どうしてそんな場所におられるのですか!?フリーデンの連中ごとき…私達に任せて下されば…』
???「だまれッ!小僧ッ!!」
ピーター『ひっ』ビク…
???「私もたまには直接戦いたいもの!…それとも、あなたは私の腕(テク)が信用できないの?」
ピーター『滅相もありませんわ…美和様…!!』
美和「分かればいいのよ…私、美和アキヒロと、このターン♂(セックス)は…最強だからね!」ドーン!
美和「ねぇ…あなたもそう思うでしょ…蠍座の女…」
美和「でも今は獅子座の女かしら…あなたの機体“レオミカワ”ですものねぇ…美川サン?」キュリ!…パシュー!
美川「…美和…アキヒロ」キッ!
美和「悪いけどあなたに用はないの…そこをどいてもらえるかしら…」
美川「それはできないワ…あたしはあなたを止める為に来たんだものォ」
美和「そう…ならばここで…」
美和「…死になさい」ゴゴゴ…
美川「…!」ゾクリ…!
美川(…この人を相手にどこまでやれるか分からないけどォ…やるしかないわよネェ…)
美川(やると決めたからには先手必勝ヨ!)
美川「この距離でかわせるかしらァ?」ガシャン!…ガコン!
美川「インナーミカワガトリング!!」ギュイィーン!
…ドドドドドドンッ!!
…ドゴーン!!…モクモク…
美川「煙で何も見えないわネ…けどあれの直撃をくらってタダで済むハズは…!?…」
美輪「今、何かしたかしら」ドンッ
美川「嘘!?…この至近距離で大口径のベアリング弾の嵐を受けて無傷ですってェ!??」
美輪「その程度の攻撃でこのターン♂(セックス)のm(ミワ)フィールドが破れるワケないじゃない」ククク…
美川「…!!…ターン♂(セックス)ですってェ!?」
美川(いつもと違う機体だと思ってはいたけど…よりにもよって禁断の黒歴史の遺産を持ち出してくるなんて…)
美川(あれが伝説の悪魔、ターン♂…まさか実在していたなんて!!)
美輪「次はこっちの番よ…」スッ…
美川「…!?…消えた!?…一体どこに…!?」
美輪「ここよ」キュリッ!
美川「真後ろですって!?」ギク!
美輪「耐えられるかしら…。…掌部、破砕プラグ…稼動…!!」ガシャン!…キラキラキラ…
美輪「美輪の掌(シャイニングフィンガー)!!!」ゴオォォ!!
美川「…くッ!ブースター全開よォ!!」キュリッキュリッ!…バシュー!
美川(間に合ってェ…!!)
…ゴオォォ!…チッ…
美川(…!…危なかった!…左腕をほんの少しかすったけど…回避できたワ!)ホッ
美輪「明宏の…情熱(ヒート…エンド)!!」ボソ…
ビー!ビー!ビー!ビー!
…danger!…danger!…
美川「アラーム!?何で!?機体のどこにも異常なんて…」
美川「何…これ…機体の熱量が限界値を突破して…熱暴走ですって!??…軽く触られた程度で…!!」
美川「も…もう機体が持たない!!…」
…カチッ!…カチカチ!…
美川(熱暴走のせいで…脱出装置が…機能しない…)ゾク…
美輪「…さようなら」
― カッ ―
美川(嗚呼…ごめんねウノちゃん…あたし、次のお休み…一緒にお買い物…行けなくなっちゃったワァ…)
…ドゴオォォォオン!!!!…
美輪「ふ…ふふ…あ―っはははは!」
美輪「このターン♂(セックス)凄いわよぉ!!…流石はターン♀(エッチ)のお婿サンッ!!」
…ビー!ビー!ビー!ビー!
美輪「あら…ジェネレーターの出力低下?…試運転で調子に乗りすぎたかしら?」
美輪「はぁ…仕方ないわね…今日は一旦退くとしましょう」
…カチカチ…
美輪「こちら美輪よ…今から帰還するからターン♂の調整の準備をしておいて頂戴。」
ピーター『はッ!!』
美輪「まったくもぅ…最近の若いコ達は機体の調整も満足にできないのかしら…」
…キュリッ!…バシュー…!!…
…………
……
…
ゲイバー“フリーデン”
ikko「あ…あぁ…あ…」キュピーン!
クリス松村「何事~!?」ビク
カバchan「ちょっと!ikko!こんなとこでまた発情期なんて勘弁してよね」
真島「ikko…?」
ikko「今…美川さんが…亡くなったわ」ポロポロ…
クリス松村「ウソ…」
カバchan「え?…えぇ!?」
真島「美川さんが…亡くなった!??」
… 高須クリ○ク マツコdxの病室前…
はるな「はぁ…早く起きなさいよね…マツコ…」
はるな「あなたがいないと何にも始まらないじゃない…」
…………………………………
『あたし達は確かに男でも女でもないけど…だからこそあたし達にしかできないことってあると思うの!』
『今は世間の色んな偏見とかがあるけどいずれはあたし達の存在も理解してもらえる時が来るはずよ!』
『だから…諦めずに頑張りましょう!!』
…………………………………
はるな「数年前のマツコのあの言葉で…みんなフリーデンに戻って来たのよね…」
はるな「なのに…月面ハッテン場“h.o.m.o.”の連中ときたら…身勝手な改革ばかり押し進めて!!」
…プルルルル…プルルルル…
はるな(ケータイが…美川さんかしら?)
はるな「もしもし……な~んだぁ…カバchanかぁ…何かあったの?」
はるな「えぇ…えぇ……。…………!??」
ケンヂ「美川さんが殺られただとォ!??」ガバッ!
数日後…
ゲイバー“フリーデン”
真島「あれから何日か経ったけど…マツコは全然目を覚ましそうにないわね…」
はるな「…………」
真島「美川さんもいなくなった今…ここを攻められたらひとたまりもないわ…」
カバchan「…………」
真島「私達はこれからどうしたら…」
ikko「…………」
一同「「「「…はぁ…」」」」
ビー!ビー!ビー!ビー!
一同「「「「…!?」」」」
クリス松村「大変!みんな!…敵襲(ブッ込み)よ!!」
カバchan「敵襲(ブッ込みですって!?…こんな時に!?)」
はるな「私…イッてくるわ」スタスタ…
真島「はるな!…ダメよ!一人でなんて!!」
クリス松村「…私もイクわ…マジー!…私の愛機ntーrアレックソを出して!!」
真島「ちょっと!あんな旧世代の試作型ntーr(ネトラレ)機で何ができるっていうの?」
クリス松村「いいからッ!…このまま黙ってヤられるわけにはいかないもの!!」
真島「…わかったわ…でも…必ず帰ってくるのよ…」
クリス松村「…えぇ」スタスタスタ…
ikko「じゃああたしもイッてきま~す!」
カバchan「え!?…ikko?…いつの間に格納庫に?」
ikko「ikko!…g(ゲイ)ファルコン!…イッキま~す!」
l5宙域 カブキ町エリア
ミッツ「さ~て…おっぱじめるわよ~」
楽しんご「じゃあ手始めにひと暴れしちゃおう!」
ミッツ「ミッツハンドビーム!!」
…ビチューン!…
ゴリマッチョ「ウホッー」
…ドゴーン…
楽しんご「ラヴ注入!」
…ザシュ!…
草食系ノンケ「ひぎぃ…!」
…チュドーン!
はるな「そこまでなしなさい!」
クリス松村「これ以上はやらせないわ!」
ミッツ「出たわねぇ…はるな!…この前の借りを返してやるわ!!」キュリッ!
楽しんご「今日は本気(ガチ)でいくよ!!」キュリッ!
ビチューン!ビチューン!
はるな「…くっ!」
クリス松村「きゃあ!」
ミッツ「あらあら?どうしたの?この前のはマグレだったのかしら~!」ニヤ
楽しんご「憲一がいないと何もできないもんね☆」
はるな「アンタ達!…言わせておけばッ!(ギリ)…やってやろうじゃないの!」
はるな「ト ラ ン ザ…」
ikko「待って!はるな!…あなたに…力を…」
ikko「シンメトリカルドッキング!」
…ウィィン!…ガシャン!…
ミッツ「なッ!?」
クリス松村「gファルコンとエア・アヤヤーが…」
楽しんご「ドッキングした!?」
はるな「これは…」
ikko「これはエア・アヤヤー【バースト】よ!!」
はるな「エア・アヤヤー【バースト】…」
ikko「さぁ…今こそト ラ ン ザ ム よ!はるな!!」
はるな「分かったわ!…ト ラ ン ザ ム (性転換)!!」
クリス「す…凄い!!」
ケンヂ「お前ら…さっき憲一さんを笑ったな…」
ミッツ・楽しんご「「…!」」ビリビリ…!
ケンヂ「覚悟はできてンだろうな…」
楽しんご「どうせ見た目が変わっただけでしょ!」
楽しんご「いけー!メガシンゴ砲!!」
…ドッシュウゥゥウ!
ケンヂ「遅いな!」キュリッ!
楽しんご「…え!?後ろ!?…いつの間に!?」
ミッツ「させないわ!…アトミッツシザー!!」
…ゴオォォッ!…ブン!…
…キュリッ!…スカッ…
ミッツ「…!?…これは…残像!??…はるなはどこに!?」
ケンヂ「ここだ…ウスノロ…!」ヴゥン!
ミッツ「真上!?…きゃあ!!」
…ザシュ…ザシュ…ザシュ!
楽しんご「ミッツ!!」キュリッ!
ケンヂ「おいおい…人の心配してる場合じゃねぇだろォが!!」チャキ!
…ビチューン!ビューン!ビチューン!…
楽しんご「うあぁ!!」
ミッツ「しんご!!」
クリス松村「私がいることも忘れないでよね!」
…ビチューン!…
ミッツ「うおぉッ!」
楽しんご「うぅ…ミッツ…このままじゃ…」
ミッツ「…ちょっとマズイわね…けどまだまだよ!」
ピーター『二人とも…ここは退きなさい!』
ミッツ「…!…ピーターさん!」
楽しんご「…でも!」
ピーター『私の言うことが聞けないの?…あとは私に任せなさい!』
ミッツ(…また手柄を横取りするつもりね…)
楽しんご(最初からわたし達は捨てゴマか…)
二人「「…了解…撤退します」」
…キュリッ!…バシュウゥ!!…
ケンヂ「ちょ!…待てよ!」
クリス松村「ひとまずカブキ町は守りきれたわね…」
ikko「…!…待って二人とも!…新たな熱源がスゴイスピードでこっちに来るわ!!」
ケンヂ・クリス「「!?」」
クリス松村「あの金ピカの機体は…ゴールド・ホモー!」
ケンヂ「ゴールド・ホモー…ってことは…ピーターか!!」
ピーター「久しぶりねぇ…あんた達…」
ピーター「悪いけどここでくたばってもらうわ!」
クリス松村「今のあたし達なら…あなたにだって負けないわ!」
ピーター「ふふ…ナメられたものね…」ククク…
ケンヂ「余裕かましてられるのも今のうちだ!…いくぞ!…クリス!!」
クリス松村「えぇ!!」
…ビチューン!…ビチューン!…
ピーター「ふん…なかなかやるじゃない…」
クリス松村「あなたもさっきの二人みたいにとっとと帰りなさいよ!」
ピーター「私もそろそろ本気(ガチ)でイこうかしら?」ゴゴゴ…
ケンヂ「なに…?」
ピーター「フ ラ ッ シ ュ シ ス テ ム (男性ホルモン)…発動!!」ズァ…
慎之介「うおぉぉ!…来い!…g(ゲイ)ビット共ォ!!」
…キュリッ!…パシュー!…
gビット1~10「…」ジャキ!
クリス松村「これは…!」
…キュリッ!…パシュー!…
gビット11~20「…」ジャキ!
ケンヂ「あんた…まさか…覚醒したのか!?」
慎之介「そォだ!俺は今までの俺とは違うッ!
慎之介「人類の新たなる可能性…ニュータイプを超越した存在…
慎之介「そして…男も女とも違う次元の者…ニューハーフだァ!!」ド~ン!
クリス松村「ニュ…ニューハーフ…」ゴクッ…
ケンヂ「…」
慎之介「やれぇ!…gビット共ォ!…奴らを食らい尽せぇッ!!!」スッ!
gビット1~20「…ッ」ザッ!
…ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!…
クリス松村「きゃあああ!」
…ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!…
ikko「ケンヂぃ~左から…その次は右下から来るわ!」
ケンヂ「ぐっ…かわすので精一杯だ!!」
…ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!…
慎之介「ははははは!…踊れ踊れ!…死のワルツをなァ!!」
…ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!…
クリス松村「嫌ぁ…来ないでぇ」ヒィヒィ…
ケンヂ「チィ…コイツら…撃ち落としても次から次に沸いてきやがるッ!」
慎之介「ははははッ…無駄無駄無駄ァ!…gビット共はh.o.m.o.から無尽蔵に供給されるからなァ!!」
ケンヂ(クソッ…ならばこのままなら遅かれ早かれジリ貧か…)
…ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!…
クリス松村「も…もうダメぇ~」
…ドッシューン!…ドッシューン!…ドッシューン!
ガカッ…!
…ドッシュゥーンッ!
gビット1~50「……」バチバチ…
…チュドドドドーン!!…
慎之介「…!…何だ今のは…gビット共が一掃されただとォ!?」
???「待たせたわね!…アンタ達!!…さぁ!…今から反撃するわよ!!」
ケンヂ・クリス「「…!!」」
ケンヂ「マ…マツコ!!」
慎之介「チッ…戻って来やがったか…」
クリス松村「あなた…その白い機体は…!?」
マツコdx「これはアタシの新しい愛機…」
マツコdx「型番r・sex-0…マツコーンよ!」ドドン!
クリス松村「…r・sex-0」
ケンヂ「マツコーン…」
慎之介「フン!…新型か何かは知らんが…まとめて片付けてやるまでよォ!」
gビット1~50「…ッ」シュバ!
クリス松村「あ…あぁ…またあんなに…!!」ビク…
マツコdx「問題ないわ…アンタ達は下がってなさい!」
ケンヂ「問題ないって…あれだけの数を一人で相手にできんのかよ!?」
マツコdx「まぁ見てなさいよ…」ガカッ!
マツコdx「マツコ・マグナム!」ギュイィィン…
ドッシューン!…ドッシューン!…ドッシューン!
gビット1~50「…」バチバチ…
…チュドドドドドーンッ!!!!…
慎之介「クソったれ!たった三発でまたしてもgビット共が一掃されただとッ!?何なんだ…その武器は!?」
クリス松村「あ…圧倒的ね…」
ケンヂ「強ぇ…ハンパねぇ強さだ…」
マツコdx「これで分かったでしょ?…アタシは一人で平気だからアンタ達は撤退しなさい!」
ケンヂ「…分かった…今の手負いの俺達じゃ足手まといにしかならないからな…」
クリス松村「マツコ…必ず帰って来てね…」
キュリッ!…バシュウ!…バシュウ!…
マツコdx「行ったわね…これでやっと…本気(ガチ)でヤれるわ…」
…┠゙┠゙┠゙┠゙┠゙…
慎之介「なん…だとッ!!」ゾワワ…
慎之介「gビット共ォ!…俺を守れェ!!」
gビット1~100「…ッ」キュリッ!
慎之介「見たかァ!…これだけの守りがあれば、お前もそう簡単には俺に近付けまいッ!!」ククク…
マツコdx「相変わらず愚かねぇ…アンタ…」
マツコdx「nhd(ニューハーフデストロイ)モード…起動…!!」ゴゴゴゴゴ…
…ウイィィン…ガシャン!…ガシャン!
慎之介「…!?…何だ?…マツコの機体が…変形して…ふくよかになっていく…!??」
マツコdx「これが対ニューハーフに特化したマツコーンの真の姿…マツコーンdx(デラックス)」
慎之介「マツコーンdx(デラックス)…」ゴクッ…
慎之介(対ニューハーフに特化したか機体だとォ!?…)
慎之介「くっ…イけぇ!野郎共ォ!!」
マツコdx「無駄よ…」スッ…クイッ!…
gビット1~100「…」シーン…
慎之介「…!?…何故だ!…何故俺の命令に反応しない!?」
マツコdx「ヤりなさい…アンタ達…」
gビット1~100「…ッ」キュリキュリ!
慎之介「な…何だ…貴様ら!…何故俺にビームランチャーの銃口を向るッ!?」
…ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!…
慎之介「うおぉぉッ!」
…ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!ビチューン!…
慎之介「何故だ…何故俺の思う通りに動かんのだァ!」
マツコdx「何でって…そりゃアンタ…ソイツらはアタシがコントロールしてるからよ」
慎之介「そ…そんなことが…」
マツコdx「それよりアンタ…大変そうね…今楽にしてやろうか?」ガカッ!
…キュイィィン…!…
慎之介「…!…ま…待て…待ってくれぇ!!」
マツコdx「アンタもよく知ってると思うけどアタシ短期だから…」
マツコdx「…待てって言われても待たない主義なのよね」
― カッ! ―
…ドッシュウゥゥン!…
慎之介「うおあぁぁぁぁぁッ!!!」
……ビスッ!!……
慎之介「ガ…ア…アッ」ビクビク…
ゴールド・ホモー「」バチバチ…!…
…ドゴオォォォォオン!…
マツコdx「あの世で美川さんに謝って来なさい!!」ドンッ!
l5宙域 カブキ町エリア
ゲイバー“フリーデン”
マツコdx「ただいま~」
カバchan「マツコ!!あなたが帰ってきたということは…ピーターは…」
マツコdx「えぇ…ヤったわ…」
クリス松村「…そう…。」
ikko「どんだけぇ~☆」
真島「そ、それより体はもう大丈夫なの!?」ヤイノヤイノ…
はるな「あなたのあの新しい機体は何なのよ~?」ガヤガヤ…
ikko「生理はちゃんときてるの~!?」
マツコdx「あ~もぅ!…いっぺんに聞かないでよっ!…ちゃんと一つ一つ答えるから急かさないで!!」
マツコdx「ってかどさくさに紛れて生理ってなんだオイ!」
マツコdx「まぁいいわ…実は…」
… 数時間前 …
― 高須クリニ○ク 廊下 ―
…カツーン…コツーン…カツーン…
???「…」
…ガチャ…バタン…
― マツコdxの病室 ―
ピッ―ピッ―ピッ―ピッ―
マツコdx「…」コーハー…コーハー…
???「ねぇマツコ…」ジー
マツコdx「…」コーハー…コーハー…
???「あなた…いつまでそうやって寝てるつもりなの?」
マツコdx「…」コーハー…コーハー…
???「起きて…」ガシッ!
???「起きてよ!!」ユッサユッサ…
マツコdx「…」コーハー…コー…
マツコdx「…う…うぅ…ここ……は……?…」
???「…!!」
マツコdx「…!…あなたは…ウノちゃん…」
ウノ「お久しぶり。やっと起きたわね…マツコ。ここは高須ク○ニック…病院よ。」
マツコdx「病院?…!…そうよ!…あたし、ミッツにやられて。…!…そういえばフリーデンのみんなは!?」
ウノ「フリーデンのみんななら無事よ…」
マツコdx「そう…よかっ…」ホッ…
ウノ「けど…憲ちゃん……死んじゃった…」ウルウル…
マツコdx「…………えっ??」サーッ…
ウノ「憲ちゃん…入院してるあなたやみんなを美輪から守るためにたった一人でヤツに立ち向かって…」グスッ…
ウノ「でも美輪のヤツ…ピーターが発掘した伝説の悪魔、ターン♂(セックス)を起動させてて…勝ち目なんてハナからなかったのに…」ウルウル…
マツコdx「…!…ターン♂…」ゴクリ…
ウノ「それでも…それでも憲ちゃん…最後の最期まで…必死で…頑張って……」ポロポロ…
マツコdx「…………」
ウノ「ねぇ、マツコ…憲ちゃんの仇とってよ…」ガバッ…
マツコdx「それは…できないわ…」
ウノ「どうして!?……」ボロボロ…
マツコdx「どうしても何も…ダブルエックスは大破しちゃったし…」
マツコdx「ましてや仇討ちなんて…新たな憎しみを呼ぶだけだわ…」
ウノ「そんなのマツコらしくない!…ちょっと負けたくらいでこんなに腑抜けちゃって!」
マツコdx「そこまで言うならアンタが自分でやりゃあいいじゃない!!…あたしだって色々考えがあって…!!」
ウノ「あたしに力があればあなたに頼んだりしないわよッ!!…力さえ…力さえあればッ!…あたしがこの手で憲ちゃんの仇を…!!!!」クワッ!
マツコdx「……」ギリッ…
ウノ「フーッ…フーッ…」ポロポロ…
……………………
……コンコンコン……
???「お取り込み中みたいだけど…ちょっといいかしら?」
マツコ・ウノ「…!!」
マツコdx「あ…あなたは…!!」
ウノ「アナルハイム・スカトロニクス社ceoの…!」
カゲキ「あら?私の事ご存知なのね…。そう、私はアナルハイム社、社長のsimoda☆カゲキよ。」
マツコdx「あなたのような大物が何故こんなところに…?」
カゲキ「ただのお見舞いよ…それに大物だなんて買い被りすぎだわ。」フフフ…
ウノ「そういえばカゲキさんって二丁目一年戦争の英雄で…“二丁目の白い悪魔”の二つ名を持つ伝説のニューハーフなんですよね!」
カゲキ「そうね…そう呼ばれたこともあったかしら…でも随分昔の話よ。」
ウノ「でも…そんなにすごい力を持っていらっしゃるなら…美輪をなんとかできませんか?」
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